Comments
Description
Transcript
09-114_留学生会報.indd
22 当協会後援事業 社員寮入居留学生 33名も参加しました。 世界留学生交流・いしかわ2009 未来に向かって世界の共存を目指す 石川で触れた「ふるさと愛」を世界に発信 写真協力/北國新聞社 8 月 2 0日( 木 )、第 2 2 回 J A P A N T E N Tが開 幕 。今 年も世 界 7 3 の 国と地 域から留 学 生 3 0 0 名が 石川に集い、県民と触れ合い、交流の輪を広げました。人が言葉や国境を超えて集い、語り合い、互い 「ふるさと愛」を心に刻んだ の文化や生活の違いを知り、未来に向かって世界の共存を目指すために。 7日間、留学生は石川の魅力を世界に向けて発信することを誓いました。 8/20 先駆けであり、不毛の大地を穀倉地帯に変えた石 川の偉人を描いたアニメ映画を鑑賞した。 JAPAN TENT 夏期大学● 『留学生国際シンポジウム』 調査」 を実施。 これを踏まえ、第1部では国連大学高等 挨拶により、 「 世界留学生交流・いしかわ2009」が開幕。 「基調 研究所いしかわ・かなざわオペレーティング・ユニット所長 スピーチ」 では開催委員会会長で㈳金沢経済同友会 代表幹事 のあん・まくどなるど氏が「石川の里山里海の知恵」 と題 の飛田秀一氏が、 『 ふるさと愛』 をテーマに講演。 「国際交流は、 して基調講演。第2部では、 「 舳倉島からの報告∼人と 自らの足元の歴史や伝統を知り、相手との違いを確かめること 自然の共生」 をテーマに、調査団メンバーがパネルディ から始まる」 と語りかけた。その後、 「 石川の芸能アトラクション」 スカッションを行い、議論を深めた。 シンポジウムの最後 には、 「ふるさと愛」 を世界平和へと発展させていく決意 をうたった 「ジャパンテント・アピール2009」 を採択した。 JAPAN TENT in 金沢● ホストファミリーと対面した留学生は18市町へ。歓迎セレモニー ●各市町の交流プログラム 8/21 ・22 FRI・SAT 8/23 小松プログラムでは、九谷絵付けや酒蔵見学等の生活文化体 SUN TENT最後の夜、参加者の感動は最高潮に達した。 さよならセレモニー● 楽しんだ。各市町でも歴史・名所めぐり、地場産業見学、伝統工 別れを惜しむ留学生とホストファミリー、学生スタッフ。 芸創作体験など、地域の暮らしに根ざした素朴であたたかいも メッセージ・セッションでは、 留学生から 「ふるさと愛」 を教 てなしの心に触れ、充実した交流を繰り広げた。 えてくれた石川の人々へ感謝の言葉が贈られた。 に参加。5つの流派による茶の湯をとおした 「もてなしの心」 に触れ、 一期一会のひとときを体験した。 ●JAPAN TENT 夏期大学『金沢職人大学校』 MON 学生による民俗舞踊等が繰り広げられた。JAPAN 験や交流イベントに参加。輪島プログラムでは、門前そば打ち NPO法人ジャパンテント・ネッ トワーク主催の 「ウエルカム石川茶会」 8/24 金沢城公園三の丸広場には世界の料理屋台が並 び、 ステージでは「YOSAKOIソーラン」の演舞や留 や輪島塗創作を体験し、勇壮な「キリコ」が練り歩く輪島大祭を ●各市町から金沢へ ●ウエルカム石川茶会 加賀野菜料理、金箔、和菓子づくりなど18コースを開講。加賀 百万石の歴史と伝統を礎に、連綿と練り上げられてきた石川の 文化、伝統工芸の体験をとおして、留学生は石川の「ふるさと 愛」 を学んだ。 TUE した金沢市出身の土木技師・八田與一。国際人の JAPAN TENT開催委員会総裁 石川県知事 谷本正憲氏の ●金沢から小松、輪島をはじめ18市町へ 8/25 苦しむ嘉南平原に烏山頭ダムと灌漑用水網を建設 留学生代表が、特別プログラム 「留学生による舳倉島 に参加し、 「ふるさと愛」の一端に触れた。 10 約90年前の日本統治下の台湾で、干ばつと水害に ●留学生300名が金沢入り ●歓迎式典 が披露され、会場は歓迎ムードに包まれた。 THU JAPAN TENT 夏期大学● 『パッテンライ!! ∼南の島の水ものがたり∼』鑑賞 参加者 の感想 8/26 WED 愛のワーク 鞠 暁静 さん [ 中国・神戸大学・ 住友金属工業㈱ 甲東寮] 1週間の里帰り 文 炅鍾 さん [ 韓国・宇都宮大学・ ㈱足利銀行 宇都宮一の沢独身寮] J A P A N T E N Tは 多くの交流事業に参加しまし 来日6年、 終わりましたが、皆さま たが、心を開くには時間が短すぎました。 からいただいた愛は私 ホストファ でも、JAPAN TENTの1週間、 たち留 学 生の心の中 ミリーと過ごした日々はまるで家族の一員 に生きています。この愛のワークを世界中に広げ、つなげていけば、地 のような安心感に包まれました。宇都宮 球には愛があふれていくはず。将来、結婚して子どもが生まれたら、私 に帰ってきた今、母国から戻ってきたとき の家族と一緒に石川の父母を訪ねます。これは私と父母の約束です。 のようなホームシックになっています。 11