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株主通信 - 丹青社
第50期 株主通信 2007.4.1—2008.1.31 左上:たばこと塩の博物館特別展「昭和 30 年代物語∼街のたばこ屋さんを探して∼」 左下:SMAP SHOP「HAPPY HAPPY SMAP」 右上:FRANCESCO BIASIA 銀座店 右下:ドコモ・タテマチ・クレモ To Our Shareholders 株主の皆様へ 株主の皆様におかれましては、ますますご清栄のこととお 慶び申しあげます。 当連結会計年度(2007 年 4 月 1 日から 2008 年 1 月 31 日まで) におけるわが国経済は、原油価格の高騰に加え、サブプライ ムローン問題に端を発する世界規模での信用収縮など、先行 きに不透明感が増してきたものの、堅調な企業業績を背景と する企業設備投資が下支えとなり、概ね拡大基調にて推移し ました。 当ディスプレイ業界の事業環境につきましては、企業による 代表取締役社長 渡辺 亮 販促関連投資の増加に伴い、企業ショールームや企業イベン トなど、一部の市場に活発な動きが見られたものの、改正建築 基準法の影響により建築着工数が弱含みで推移するなど、依 然として不安要素は多く、予断を許さない状況が続きました。 このような状況のもと当グループは、お客様からご信頼い ただけるサービスの提供を目指し、子会社の再編などを通じ デザイン・制作機能の強化に努めてまいりました。 また、これまで培ってきた商業施設に関するノウハウを活 かし、商業施設に特化した不動産アセットマネジメント事業 に本格参入する目的から、当社全額出資にて株式会社丹青ア セットマネジメントを設立するなど、新たな事業分野にも積 極的に進出してまいりました。 しかしながら、競合他社との受注競争が一段と激しさを増 したことにより、コスト改善に向けた取り組みが追いつかず、 収益面で伸び悩む結果となりました。 01 連結決算ハイライト 3 月から 1 月に決算期を変更致しました。 (第50期は2007年4月1日から2008年1月31日までの10ヵ月決算となっております) ■ 売上高 この結果、 当連結会計年度の売上高は455億63百万円となり、 ■ 営業利益/売上高営業利益率 (単位:百万円) 2.4 72,449 69,727 営業損失は14億円、経常損失は13億29百万円、当期純損失は 2.0 62,547 58,137 9億28百万円となりました。 (単位:百万円/%) 1.7 45,563 なお、当連結会計年度は、決算期の変更により2007年4月1 1,707 1,386 984 0.9 591 日から2008年1月31日までの10ヵ月決算となり、事業の特性 △1,400 上、1年を通じて完成する工事の割合が大きい2月、3月を含ん でおりません。 2004/3 2005/3 2006/3 2007/3 2008/1 また、当期の期末配当金につきましては、1株につき8円50 銭とさせていただきました。 ■ 当期純利益/売上高当期純利益率 ■ 経常利益/売上高経常利益率 (単位:百万円/%) (単位:百万円/%) 1,777 今後の見通しにつきましては、引き続き企業業績は堅調に 推移することが期待されるものの、原油などの資源価格の 高騰や収束の兆しが見えないサブプライムローン問題など、 △3.1 2004/3 2005/3 2006/3 2007/3 2008/1 1.7 1,011 1,744 2.0 2.5 0.8 1,387 1.0 610 未だ不安要素は払拭されず、先行きに不透明感が強まって 706 すことが予想され、依然として厳しい状況が続くものと考え △1,329 2004/3 2005/3 2006/3 2007/3 2008/1 ■ 総資産/純資産/自己資本比率 総資産 ■ 1 株当たり当期純利益 (単位:円) 純資産 当グループと致しましては、 「チームTANSEI」をスローガ 43.4 42,227 ンに掲げ、営業・制作・デザインの協業体制のさらなる強化を はかり、高品質かつ安心・安全な空間の創造に努めることで、 △928 ※ 2004/3 2005/3 2006/3 2007/3 2008/1 ※特別利益に厚生年金基金代行返上益18億58百万円 を計上しています。 (単位:百万円/%) られます。 △2.0 178 △2.9 に底堅さが見込まれるものの、受注競争は一段と激しさを増 0.3 468 おります。 当グループを取り巻く環境につきましては、企業販促投資 2.4 1.0 31.1 34,998 27.2 32.8 36,597 71.94 36.6 39,316 29,332 29.35 お客様から継続的に高い信頼をお寄せいただける企業を目指 してまいります。 19.80 10,896 11,467 11,989 14,380 12,724 7.41 △37.51 株主の皆様におかれましては、今後とも一層のご支援ご鞭 2004/3 2005/3 2006/3 2007/3 2008/1 撻を賜りますよう、お願い申しあげます。 2008年4月 ※ 2004/3 2005/3 2006/3 2007/3 2008/1 ※特別利益に厚生年金基金代行返上益18億58百万円 を計上しています。 Financial Report 02 Segment Review セグメント別概況 商業施設分野 連 結 売 上 高 264 億 78 百万円 連結営業利益 12 億 7 百万円 商業施設分野では、 「東急ハンズ銀座店」や「GUCCI金沢」などの新 装工事を手がけ、専門店市場の売上は概ね前年同期並みに推移しまし た。しかしながら、受注競争の激化に加え、改正建築基準法に伴う建築 着工数の減少などの影響を受け、大型店市場や食料品・飲食店市場の売 ■ 売上高 (単位:百万円) 上は前年同期に比べ低調に推 大丸東京 マックスマーラ ショップ 移しました。この結果、商業 施設分野の売上高は 264 億 78 40,942 27,389 30,293 31,559 26,478 百万円、営業利益は 12 億 7 百 商業施設分野 連結売上 万円となりました。 58.1% 455 億 2004/3 2005/3 2006/3 2007/3 2008/1 グロッサリーコート Cerfeuil 表参道店 恒久展示施設分野 ヒナタキッズ 連 結 売 上 高 28 億 88 百万円 連結営業利益 △ 2 億 25 百万円 ■ 売上高 (単位:百万円) 11,782 10,551 恒久展示施設分野では、 「国立科学博物館 日本館」の展示工事などを 手がけ、博物館市場の売上は前年同期に比べ堅調に推移しました。一 8,451 7,397 方、ショールーム市場では、 「INAX 堺ショールーム」などの企業ショ ールームを多数担当したものの、受注競争の激化により、利益は前年 2,888 同期に比べ低調に推移しました。この結果、恒久展示施設分野の売上 高は28億88百万円、営業損失は2億25百万円となりました。 レンタルのニッケン 足利研修センター 03 2004/3 2005/3 2006/3 2007/3 2008/1 短期展示施設分野 連 結 売 上 高 52 億 83 百万円 連結営業利益 1 億 54 百万円 短期展示施設分野では、 「第40回東京モーターショー2007」において、 トヨタブースやホンダブースなどの大型展示を多数担当したことによ 短期展示施設分野 11.6% 炎の大感謝祭 ∼東京ガス 1,000 万件謝恩フェア∼ り、展示会市場の売上は前年同期に比べ堅調に推移しました。また、 「富士通フォーラム 2007」など ■ 売上高 (単位:百万円) の企業イベントを手がけ、イベ 10,670 ント市場の売上も前年同期に 比べ堅調に推移しました。この 結果、短期展示施設分野の売上 高は 52 億 83 百万円、営業利益 APDW2007 オリンパスブース 5,283 3,682 3,481 は1億54百万円となりました。 2004/3 2005/3 2006/3 2007/3 2008/1 その他の分野 高 5,459 24.0% その他の分野 63百万円 連 結 売 上 高 109 億 12 百万円 連結営業利益 9 億 57 百万円 その他の分野では、 「成田空港ナリタ五番街直営店」などの空港施設 や、 「JR新神戸駅」の構内施設リニューアルを手がけ、一般公共施設市 ホテル グランパシフィック メリディアン Verre et Cour 内 LA VIEILLE FRANCE 場の売上は前年同期に比べ堅 ■ 売上高 21,365 ズメント施設市場の一部で店 恒久展示施設分野 舗投資に弱さが見られ、売上は 6.3% (単位:百万円) 調に推移したものの、アミュー 15,483 17,076 17,272 前年同期に比べ低調に推移し ました。この結果、その他の分 10,912 野の売上高は 109 億 12 百万円、 営業利益は9億57百万円となり 名古屋 KOREA PLAZA ました。 2004/3 2005/3 2006/3 2007/3 2008/1 決算期の変更について 当社は、事業の繁忙期と決算期の重複を避け、効率的な業務運営と適切な決算開示を推進する目的から、2007年6月28日開催の第49回定時株 主総会決議により、毎年3月から毎年1月へと決算期を変更致しました。 これにより、決算期変更の経過期間となった第50期は、2007年4月1日から2008年1月31日までの10ヵ月決算となっております。 Financial Report 04 Our Business 事業紹介 より良い「社会交流空間 当社は、さまざまな情報とネットワークを高度に活用しな 空間のあり方の多様化にも幅広く応えていきます。人々の生活の背景に ■ 商業施設分野 活気に満ち、心地よい高揚感に包まれた快適な商空間づくりで、商品 やサービスと消費者のより良い関係づくりを支えています。単なる施 設づくりを超えて、事業の組み立てから開業後の運営サポートまであ らゆる面をお手伝いしております。 伊勢丹メンズ館 8 階 GUCCI 金沢 ■ 恒久展示施設分野 円滑なコミュニケーションと豊かな創造性を支える、快適な空間づ くりをバックアップします。 販促・広告など統合したマーケティング・コミュニケーション活動 の一環ととらえ、空間をはじめあらゆるメディアと技法を活用して情 報発信をお手伝いします。 05 株式会社 豊田自動織機 トヨタ L&F カンパニー TMHG ショールーム ソニー歴史資料館 INAX 堺ショールーム JEUGIA 四条店 づくり」にむけて ―― がら、高い専門性と創造性で空間づくりをフルサポート。 ある、時代を映す高感度な空間づくりを支えているのが丹青社です。 ■ 短期展示施設分野 主催者・出展者が発信する情報やメッセージを最大の効果で伝える ために−、魅力ある会場づくりから効果的な演出、宣伝告知、運営サ ポートまで、ソフト面・ハード面にかかわらずあらゆるニーズに専門 サービスでお応えしております。 エコプロダクツ 2007 王子製紙グループブース 銀座ソニーショールーム “ハンディカム”フットボールアカデミー システムコントロールフェア 2007 三菱電機ブース ■ その他の分野 非日常の空間から心地よい安らぎの空間まで、いつの時代にも求 められる時間と空間をプロデュースします。多彩で独創的な演出技 術と感性豊かなアイデアが、イマジネーションを形にします。 エリスリーナ西原ヒルズガーデン 越谷市リサイクルプラザ ポピンズナーサリー京橋 Financial Report 06 未来に、ニュースです。」 Speciality「世界に、 ―― 40 2007 スペシャリティ 第 回東京モーターショー TOYOTA ブース ダイハツブース ハイレベルな表現ステージで企業力をアピール 「第40回東京モーターショー2007」が、2007年10月26日∼11 社として参加することになりました。 モーターショーは、自動車メーカーや部品メーカーの広告宣 伝活動にとって最高のステージであり、けっして失敗が許され 月11日の17日間にわたり千葉県の幕張メッセで開催されました。 ないイベントだと言えます。そうした常にデザイン・展示技術 東京モーターショーは、世界 5 大モーターショーのひとつで、今 において最高水準が求められるモーターショーで、当社のシェ 回は「世界に、未来に、ニュースです。 」をテーマに、国内外メー アが着実に拡大してきたことは、当社の施工技術はもとより、 カーが多くの来場者に「クルマの夢、楽しさ、素晴らしさ」を提 デザインや素材の活かし方から安全管理に関するマネジメント 案することになりました。 領域にいたるまで、トータルな企業力が評価されたためだと自 当社は東京モーターショーに関わって以来、ジョイントベン 07 負しております。 チャーとしての参加も含めて継続して携わってきました。ここ数 実際、開催日当日を迎えるまで、メーカーをはじめ関係者は 年はシェアを拡大し、今回はトヨタ自動車(株)様、本田技研工業 常に最高水準を目指してギリギリまで検討・変更を加えます。 (株)様、ダイハツ工業(株)様等の国内大手車体メーカーおよび 当社もクライアントごとに営業、制作、設計の三位一体体制を 部品メーカーを含めて多くのお客様からオーダーを受け、展示会 構築して対応していますが、クライアントの要求は常に限界点 をテーマに掲げた“新・総合ショー” HONDA 二輪ブース HONDA 四輪ブース TOYOTA ブース ギリギリで、難易度の高い要求を表現するために、これまでの 技術、知識、経験を総動員し、まさに限界を超えた戦いに挑ん でいくことになります。 今回のプロジェクトには、技術や知識、経験が異なる50人以 上の社員および多くの協力会社の方々と共に参加しましたが、 互いに切磋琢磨しながらより高品質のものをつくろうと懸命に 努力を重ねてきました。メンバーの一人は仕事の厳しさの裏に ある達成感を、また別のメンバーは人間関係の大切さ、安全管 理の大切さを学びながら、着実に成長できたと言えます。 現在は、そうした人材が次代のフィールドを切り開きながら 後に続く人材を育成しつつ、点であったものを線、面へと発展 させることで、お客様の信頼・安心を獲得できる充実した事業 基盤の構築を進めております。 (前列左から) IMC 事業部 制作推進統括部 制作推進 3 部 IMC 事業部 営業統括部 D プロ室 IMC 事業部 制作推進統括部 制作推進 3 部 (後列左から) IMC 事業部 デザイン統括部 デザイン 1 部 IMC 事業部 制作推進統括部 制作推進 2 部 IMC 事業部 制作推進統括部 制作推進 1 部 IMC 事業部 制作推進統括部 制作推進 3 部 IMC 事業部 デザイン統括部 デザイン 1 部 IMC 事業部 デザイン統括部 イベント開発部 堀内 秀治 小林 信之 大橋 二郎 小岩井 淳雄 多久 仁清 清水 海人 三澤 紗代 柳川 理恵子 渡辺 守 Financial Report 08 Topics トピックス 新コーポレートマークの採用 当社は、空間づくりの総合品質保証を通じて信頼市場でNo.1を 目指しております。 その実現に向けて、機能別の組織体制を見直し、事業部制を導 入致しました。これは個々の市場・顧客へ向けてベストなチーム で活動するためです。 お客様の視点で、お客様のために、営業・デザイン・制作が一 体となって、最適提案・最大価値・最高品質・最適スタイルで 「BEST」を生み出すチーム体制が新しい丹青スタイルです。 これらの思いを形として表すため、私達は新たなスピリット マークを採用致しました。 09 TEAM TANSEI スピリットマーク デザインコンセプト 常に最高品質の「モノ」や「コト」を提案していこうとする丹青 社の企業姿勢やスピリットを形にしたもの。3本のラインは、三 位一体のチーム力で迅速に対応するスピード感や先進性を表 し、さまざまな分野で新しい光や価値を創造していく無限の可 能性や未来への挑戦を象徴しています。 2007/8/8 株式会社丹青アセットマネジメント設立 事業環境変化への対応 「丹青コマーシャル・プロパティ・グループ」 運 用 運営管理 丹青 アセットマネジメント 丹青 モールマネジメント 商業施設等の アセットマネジメント 商業施設等の プロパティマネジメント 2007 年 8 月 8 日、商業施設に特化した不動産アセッ トマネジメント事業を行う専門子会社、株式会社丹青 アセットマネジメントを設立致しました。 当グループは商業施設の企画プロデュース・空間ディスプレイ事業 で培った経営資源を活用し、新たな収益機会の創出、事業ポートフォリ オ構築による収益構造の多様化・分散化を目指して、商業施設に特化し た不動産アセットマネジメント事業を展開致します。 当社本体に設置している、商業施設の開発に係る不動産ソリューショ 丹青コマーシャル・プロパティ・グループ ン、企画コンサルティング、リーシングを行う「リテールクリエイショ ンセンター」 、2002年8月に設立した商業施設に特化したプロパティマ 開 発 ネジメントを行う事業子会社「丹青モールマネジメント」、新たに設立 丹青社 した「丹青アセットマネジメント」を有機的に連結し、協業させること (リテール クリエイションセンター) により、投資家に対して、質の高い利便性に優れたサービスとリスク許 商業施設等の 企画・デザイン・開発 容度に応じた最適な投資収益の提供を目指しております。 設計・施工 「リテールクリエイションセンター」 、 「丹青アセットマネジメント」 、 「丹青モールマネジメント」を総称した「丹青コマーシャル・プロパティ・ 丹青社商空間事業部門 豊富な実績を誇るコアビジネス 商業施設等の設計・施工 グループ」という事業プラットフォームを確立し、グループ一丸となっ て商業施設の市場環境の変化に対応してまいります。 2007/11/20 「TXグランドアベニューおおたかの森」グランドオープン 2007 年 11 月 20 日、当グループが企画段階から運営 までトータルで受託した「TX グランドアベニューおお たかの森」がオープン致しました。 本施設は、つくばエクスプレス駅高架下を活用した商業施設「TXアベ ニュー」の第 4 弾として開業した「グランド」の名称を冠する TX アベ ニュー最大規模の施設です。 施設の企画・デザイン・施工はもとより、商業スペースを一括で借り 上げて転貸するマスターリースやテナント誘致、さらには開業後の運営 管理業務を担当するなど、丹青コマーシャルプロパティグループのノウ ハウを活かした新たな取り組みとなりました。 多様なニーズに対応出来るフードコートやライブイベントの開催など、 新しい街にふさわしいコミュニケーションの核として期待されています。 お近くにお越しの際は是非お立ち寄りください。 施設名 所在地 床面積数 店舗数 事業主 運営管理 TX グランドアベニューおおたかの森 千葉県流山市初石 6-182-3( TX 流山おおたかの森駅高架下) 2,921.75 ㎡(883.82 坪) 11 店舗 首都圏新都市鉄道株式会社 株式会社ティーアンドティー (株式会社丹青社 100% 出資子会社) Financial Report 10 Consolidated Financial Statements 連結財務諸表 決算期変更の経過期間となった当連結会計年度は、2007年4月1日から2008年1月31日までの10ヵ月決算となっております。 連結貸借対照表 科 目 (資産の部) 流動資産 現金預金 (単位:百万円) 前連結会計年度 当連結会計年度 2007 年 3 月 31 日 (39,316) 30,704 4,718 2008 年 1 月 31 日 (29,332) 20,713 4,846 科 目 増減額 (△ 9,983) △ 9,990 127 21,649 9,526 △ 12,122 3,343 5,256 1,912 繰延税金資産 745 794 49 その他 295 316 20 未成工事支出金等 貸倒引当金 固定資産 有形固定資産 建物・構築物 機械・運搬具・工具器具備品 土地 建設仮勘定 減価償却累計額 無形固定資産 (24,935) (16,608) (△ 8,326) 23,712 15,577 △ 8,134 ② 支払手形・工事未払金等 15,225 8,102 △ 7,122 4,000 3,700 △ 300 未払法人税等 917 42 △ 874 未成工事受入金 801 1,817 1,016 1,140 655 △ 484 △ 74 賞与引当金 役員賞与引当金 80 6 完成工事補償引当金 57 82 25 工事損失引当金 16 158 141 21 8,611 8,619 7 1,474 1,012 △ 462 3,386 3,455 69 固定負債 1,222 1,030 △ 192 87 社債 ― 300 300 36 34 △2 役員退職慰労引当金 426 147 △ 278 繰延税金負債 517 15 △ 501 その他 242 533 1,611 516 1,698 585 69 2,749 2,749 ― 21 ― △ 21 △ 1,513 △ 1,579 △ 65 153 177 24 4,986 △ 85 投資有価証券 3,156 2,378 △ 778 繰延税金資産 61 404 342 719 827 107 1,356 1,671 315 △ 222 △ 295 △ 73 39,316 29,332 △ 9,983 その他 退職給付引当金 (純資産の部) 資産合計 (12,724) (△ 1,656) 13,495 12,409 △ 1,086 4,017 4,026 9 資本剰余金 4,015 4,025 9 利益剰余金 5,495 4,394 △ 1,101 自己株式 △ 33 △ 37 △3 評価・換算差額等 875 306 △ 568 864 292 △ 572 10 14 3 9 8 △1 39,316 29,332 △ 9,983 為替換算調整勘定 少数株主持分 負債純資産合計 Point-① Point-② 売上の集中する2月、3月を含んでいないため、売上債権であ る受取手形・完成工事未収入金等は、前連結会計年度末に比 べ121億22百万円減少しました。 決算期を1月としたことにより、事業の繁忙期と重ならなくな ったため仕入債務である支払手形・工事未払金等は前連結会 計年度末に比べ71億22百万円減少しました。 11 290 (14,380) 資本金 株主資本 その他有価証券評価差額金 貸倒引当金 増減額 △ 27 5,071 その他 2008 年 1 月 31 日 △ 48 投資その他の資産 敷金保証金 2007 年 3 月 31 日 流動負債 (負債の部) 短期借入金 ① 受取手形・完成工事未収入金等 前連結会計年度 当連結会計年度 連結損益計算書 科 目 (単位:百万円) 前連結会計年度 当連結会計年度 自 2006 年 4 月 1 日 至 2007 年 3 月 31 日 ③ 売上高 自 2007 年 4 月 1 日 至 2008 年 1 月 31 日 45,563 72,449 △ 488 1,010 1,499 △ 175 △ 727 △ 552 財務活動によるキャッシュ・フロー △ 625 △ 158 467 現金及び現金同等物に係る換算差額 4 3 △0 現金及び現金同等物の増加・減少(△)額 △ 1,285 127 1,413 現金及び現金同等物の期首残高 6,004 4,718 △ 1,285 現金及び現金同等物の期末残高 4,718 4,846 127 39,848 △ 22,110 5,714 △ 4,775 △ 1,667 1,707 △ 1,400 △ 3,108 営業外収益 222 221 △1 営業外費用 153 150 △2 経常利益又は経常損失(△) 1,777 △ 1,329 △ 3,107 特別利益 1,897 71 △ 1,826 特別損失 449 89 △ 360 3,225 △ 1,347 △ 4,572 法人税、住民税及び事業税 927 59 △ 867 法人税等調整額 553 △ 477 △ 1,031 0 ― △0 税金等調整前当期純利益又は 税金等調整前当期純損失(△) 少数株主利益 少数株主損失 当期純利益又当期純損失 (△) 連結株主資本等変動計算書 ― 0 0 1,744 △ 928 △ 2,672 Point-③ 当連結会計年度は10ヵ月決算となっていること、および受注競争が一段と激 しさを増したことなどにより、売上高は前連結会計年度末に比べ268億86百 万円減少しました。 Point-④ 売上債権である、受取手形・完成工事未収入金等の回収が進み、営業活動に よるキャッシュ・フローは10億10百万円の収入となりました。 当連結会計年度(自 2007 年 4 月 1 日 至 2008 年 1 月 31 日) 株主資本 資本 剰余金 資本金 2007 年 3 月 31 日残高 利益 剰余金 4,017 4,015 9 8 増減額 投資活動によるキャッシュ・フロー 10,490 営業利益又は営業損失(△) 自 2007 年 4 月 1 日 至 2008 年 1 月 31 日 ④ 営業活動によるキャッシュ・フロー 61,959 7,114 自 2006 年 4 月 1 日 至 2007 年 3 月 31 日 △ 26,886 売上総利益 8,782 (単位:百万円) 前連結会計年度 当連結会計年度 科 目 増減額 売上原価 販売費及び一般管理費 連結キャッシュ・フロー計算書 5,495 (単位:百万円) 評価・換算差額等 自己株式 △ 33 株主 資本合計 13,495 その他有価証券 評価差額金 為替換算 調整勘定 評価・換算 差額等合計 864 10 875 少数株主 持分 9 純資産 合計 14,380 連結会計年度中の変動額 新株の発行 剰余金の配当 △ 173 当期純損失 △ 928 自己株式の取得 自己株式の処分 0 18 18 △ 173 △ 173 △ 928 △ 928 △4 △4 △4 0 0 0 株主資本以外の項目の連結 会計年度中の変動額(純額) 連結会計年度中の変動額合計 2008 年 1 月 31 日残高 △ 572 3 △ 568 △1 △ 569 9 9 △ 1,101 △3 △ 1,086 △ 572 3 △ 568 △1 △ 1,656 4,026 4,025 4,394 △ 37 12,409 292 14 306 8 12,724 Financial Report 12 Stock Information/ Corporate Data 株式の状況/会社概要 (2008 年 1 月 31 日現在) 株式の状況 会社概要 株式の総数 発行可能株式総数 発行済株式総数 商号 株式会社丹青社 72,000,000 株 設立 1959 年 12 月 25 日 24,832,857 株 資本金 4,026,750,657 円 上場 東京証券取引所市場第一部 従業員数 883 名 (連結 1,401 名) 主要事業内容 国内外見本市、博覧会、展覧会、百貨店、ショッピング 株主数 2,763 名 大株主 当社への出資状況 持株数 持株比率 センター、専門店、一般小売店、ホテル、レストラン、 丹青社取引先持株会 1,281 千株 5.2 % 設計、施工、監理、運営管理 丹青社従業員持株会 1,255 5.1 日興シティ信託銀行株式会社(投信口) 1,250 5.0 株式会社三菱東京 UFJ 銀行 1,086 4.4 役員(2008 年 4 月 24 日現在) 株式会社みずほ銀行 1,078 4.3 代表取締役社長 渡辺 亮 日本マスタートラスト信託銀行株式会社 (信託口) 1,065 4.3 株式会社三井住友銀行 1,028 4.1 取締役副社長 萩原 亞海 第一生命保険相互会社 978 4.0 日本生命保険相互会社 926 3.7 取締役常務執行役員 鈴木 義 (経営管理担当) 有限会社渡辺興産 558 2.2 取締役常務執行役員 北原 聰 (制作担当) 株主名 ショールーム、オフィス、博物館、科学館等の調査、企画、 取締役専務執行役員 青田 嘉光(株式会社丹青研究所代表取締役社長) 取締役常務執行役員 伊藤 芳晃(営業担当、北京丹青嘉輝建築装飾有限公 司董事長、丹青創藝設計咨詢(上海)有限 所有者別状況 外国法人等 (27名)4.6% 個人・その他 (2,531名)38.2% 公司董事長) その他の国内法人 (147名)17.1% 取締役執行役員 新規事業および営業担当、株式会社丹 金融機関 (36名)39.7% 青モールマネジメント代表取締役社長) 取締役執行役員 高橋 康夫(デザインおよび営業担当) 常勤監査役 重政 俊夫 監査役 余田 幹男 監査役 荒川 洋 監査役 山田 博重 執行役員 鈴木 清明(経営管理センター長) 執行役員 高橋 貴志(商空間事業部副事業部長) 執行役員 森 俊憲(文化空間事業部長) 執行役員 橋本 俊朗(ストアエンジニアリング事業部長) 執行役員 伊藤 文雄(ストアエンジニアリング事業部副事業部長) 執行役員 家入 幸弘(エリア事業部長) 執行役員 朝田 賢治(商空間事業部長) 600,000 執行役員 小林 統 (IMC 事業部長) 400,000 執行役員 洪 恒夫(クリエイティブ・コア IDS センター長) 証券会社 (22名)0.4% 株価 (円) 800 700 600 500 400 300 200 100 0 (株) 1,000,000 800,000 200,000 2006 2007 2008 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月11月12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月11月12月 1月 13 澤田 月来男(リテールクリエイションセンター長、 0 Network ネットワーク (2008 年 4 月 24 日現在) 事業所 本社 〒 110-8549 東京都台東区上野 5 丁目 2 番 2 号 Tel. 03(3836)7221(代表)Fax. 03(3836)1380(代表) 札幌支店 〒 060-0001 北海道札幌市中央区北 1 条西 3 丁目 3 番地 札幌MNビル 6F 連結子会社 Tel. 011(271)0725 Fax. 011(231)1583 東北支店 名古屋支店 関西支店 九州支店 沖縄支店 〒 980-0014 株式会社丹青 TDC 宮城県仙台市青葉区本町 2 丁目 1 番 7 号 本町奥田ビル 9F 〒 110-0005 東京都台東区上野 5 丁目 2 番 6 号 Tel. 022(264)0764 Fax. 022(261)7012 Tel. 03(3836)7461 Fax. 03(3836)0615 〒 460-0003 株式会社丹青ビジネス 愛知県名古屋市中区錦 3 丁目 24 番 17 号 日本生命栄町ビル 9F 〒 110-0005 東京都台東区上野 5 丁目 3 番 4 号 植木ビル 6F Tel. 052(957)7531 Fax. 052(957)7530 Tel. 03(3836)7463 Fax. 03(3832)3225 〒 530-0027 株式会社丹青研究所 大阪府大阪市北区堂山町 3 番 3 号 日本生命梅田ビル 9F 〒 110-0005 東京都台東区上野 5 丁目 3 番 4 号 植木ビル 7F Tel. 06(6313)5200 Fax. 06(6313)5099 Tel. 03(3836)7600 Fax. 03(3836)7620 〒 812-0011 株式会社丹青ディスプレイ 福岡県福岡市博多区博多駅前 3 丁目 25 番 24 号 八百治ビル 5F 〒 150-0031 東京都渋谷区桜丘町 31 番 14 号 岡三桜丘ビル 5F Tel. 092(472)1901 Fax. 092(471)7870 Tel. 03(3770)6851 Fax. 03(3770)6845 〒 900-0033 株式会社ゲーム 沖縄県那覇市久米 2 丁目 4 番 14 号 JB ・ NAHA ビル 3F 〒 105-0021 東京都港区東新橋 1 丁目 2 番 17 号 下島ビル 8F Tel. 098(951)1115 Fax. 098(951)1116 Tel. 03(5537)7760 Fax. 03(5537)7761 株式会社丹青モールマネジメント 〒 110-0005 東京都台東区上野 5 丁目 2 番 2 号 Tel. 03(3836)8100 Fax. 03(3836)7699 株式会社丹青ヒューマネット 〒 110-0005 東京都台東区上野 5 丁目 6 番 11 号 リベラ秋葉原 9F Tel. 03(3836)8200 Fax. 03(3836)8280 株式会社ティーアンドティー 〒 110-0005 東京都台東区上野 5 丁目 8 番 5 号 CP10 ビル 6F Tel. 03(3836)8600 Fax. 03(3836)8601 株式会社丹青アセットマネジメント 〒 110-0005 東京都台東区上野 5 丁目 8 番 5 号 CP10 ビル 6F Tel. 03(3836)7333 Fax. 03(3836)7363 丹青創藝設計咨詢(上海)有限公司 〒 200030 上海市零陵路 899 号飛洲国際広場 18 階A座 Tel. +86-21-6486-1817 Fax. +86-21-6335-0867 北京丹青嘉輝建築装飾有限公司 〒 100027 北京市朝陽区東三環北路 3 号 幸福大厦 A 座 1508 室 Tel. +86-10-6463-5631 Fax. +86-10-6463-9531 Financial Report 14 株主メモ 事 業 年 定 時 株 主 総 単 元 株 式 基 準 HP のご案内 度 会 数 日 株主名簿管理人 同事務取扱場所 同連絡先 (郵送先) 同 取 次 所 公告掲載 URL http://www.tanseisha.co.jp 2 月 1 日から翌年 1 月 31 日まで 毎年 4 月 1,000 株 定時株主総会 1 月 31 日 期末配当金 1 月 31 日 中間配当金 7 月 31 日 東京都千代田区丸の内一丁目 4 番 5 号 三菱 UFJ 信託銀行株式会社 東京都千代田区丸の内一丁目 4 番 5 号 三菱 UFJ 信託銀行株式会社 証券代行部 〒 137-8081 東京都江東区東砂七丁目 10 番 11 号 三菱 UFJ 信託銀行株式会社 証券代行部 Tel. 0120-232-711(通話料無料) 三菱 UFJ 信託銀行株式会社 全国各支店 野村證券株式会社 全国本支店 http://www.tanseisha.co.jp/ IR 画面 当社のHPでは最新のIRニュースや株式情報をご覧いただけます。 また、広報誌のHP「tansei.net」では、空間・建築に関する様々な情報 を発信しています。ぜひアクセスしてみてください。 下記URLにアクセスいただき、アクセスコード入力後に表示される アンケートサイトにてご回答ください。所要時間は5分程度です。 株主の皆様の声をお聞かせください http://www. e-kabunushi. com 当社では、株主の皆様の声 を お 聞 か せ い た だ く た め 、 アクセスコード 9743 アンケートを実施致します 。 いいかぶ 検索 Yahoo!、MSN、exciteのサイト内にある検索窓に、 い い か ぶ と 4文字入れて検索してください。 お 手数ではございます が、 アンケートへのご協力を お 願い致します。 空メールにより URL自動返信 [email protected]へ空メールを送信してください。 (タイトル、本文は無記入) アンケート回答用のURLが直ちに自動返信されます。 携帯電話からも アクセスできます QRコード読み取り機能のついた携帯電話をお使いの方は、 右のQRコードからもアクセスできます。 ●アンケート実施期間は、本書がお手元に到着してから約2ヶ月間です。 ご回答いただいた方の中から抽選で薄謝(図書カード500円) を進呈させていただきます ※本アンケートは、株式会社エーツーメディアの提供する「e - 株主リサーチ」サービスにより実施いたします( 。株式会社エーツーメディアについての詳細 http://www.a2media.co.jp) ※ご回答内容は統計資料としてのみ使用させていただき、事前の承諾なしにこれ以外の目的に使用することはありません。 ●アンケートのお問い合わせ「e - 株主リサーチ事務局」TEL:03-5777- 3900(平日 10:00∼17:30)MAIL:[email protected] 社名の由来 ――「丹青」とは、中国から伝わった言葉であり、古くは画家のことを指した。唐の詩人、杜甫の七言古詩にも使われている。 お ま さ い た ふ う き わ お い ふ う ん ご と 丹青知らず、老いの将に至らんとするを。富貴は我れに於て浮雲の如し。 (杜甫 「丹青引、曹将軍覇に贈る」 ) 絵を描くことに熱中して歳をとることも忘れ、世の中の富貴、栄華などは、浮雲のように頼りないものと思っている。 株式会社 丹青社 〒110-8549 東京都台東区上野 5 丁目 2 番 2 号 Tel . 03(3836) 7221(代表) Fax . 03(3836) 1380(代表) 撮影者: 池田 敢、ヴィスタジャパン 廣崎 節雄、奥村 浩司、木谷 基一、工藤 明敏、 クドウオリジナルフォト、栗原 剛、車田 保、近藤 真、下村 康典、ナカサ& パートナーズ、馬場 祥光、林 巧、ピップス、藤戸 充、三富 純、柳内 正義、 山口 正勝、山田 誠良