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交流 - 鎌倉静養館

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交流 - 鎌倉静養館
静養館だより
2012年1月15日
(第58号)
発行・編集
社会福祉法人
鎌倉静養館
〒248-0014
鎌倉市由比ガ浜4-4-30
TEL 0467-22-8021
FAX 0467-22-8053
理事長
西﨑猛之
新年のご挨拶
心身とも装い(よそおい)を新たにして、神ともにいまして皆様ととも
に、新しい年2012年を歩みたいと思います。新しい年が来るのではな
く、すでに備えられている新しい年にお招きにあずかると考えるとまた新
しい人生が与えられるのではないでしょうか。
今年の軽費老人ホームの入口の年賀は、近所の書家からいただきました
書「動春」
(どうしゅん、即ち<春を動かす>)を掲げました。
「光風動春」
からとられた「動春」です。その意味は、春の日がうららかに照っている
時、さわやかに吹く風が春を呼ぶということのようです。人の心に転じて、
寛大な心をもつと幸せを呼ぶという吉語です。
この新しい年は、春を呼ぶ、幸せを呼ぶ1年間でありたいと願います。
新しい年になったからといって忘れてはならないのは、昨年の3月11日の、未曽有の東日本大
震災、大津波、フクシマ原発事故のことです。命を落とされた多くの方々の鎮魂への祈りを続ける
こと、そして、被災された方々の心身も含めた本格的な復興を一日も早くと願います。
その時、鎌倉は震度4、軽費老人ホームの玄関で体験した大揺れと続く余震、停電し情報が途絶
え、入居者の安心と安全を確保する中で、何かに「迫られる」思いがしました。今も、鎌倉静養館
のすべての施設事業所にご入居の方々、ご利用の方々、ボランティアの方々、職員の心身の安心と
安全の緊急課題をどう受け止め、どう動くのか問われ、
「迫られる」思いが続いています。
そのような思いの中で、昨秋に介護保険事業の組織体制の変更を行いました。今年は、地域密着
型介護サービスにチャレンジします。3月に小規模多機能型居宅介護事業所≪材木座あじさいの家
≫を開始し、4月にデイサービス≪りんどう≫の事業転換を行い、6月には、現在の在宅介護支援
センターを発展させて、認知症ケアの体制を強化し、地域福祉の推進に尽くす≪新たなる鎌倉静養
館の形成≫をめざしたいと思います。介護保険法の改正がある年、役員、職員一同とともに、福祉
の原点に立ちつつ、一歩一歩進みたいと思います。
交流
JR
●
歌
.
‐1‐
会社名
社会福祉法人鎌倉静養館の経営組織体制は2011年10月に改選があり次の方々が選任されました。
理 事
7名(*新任)
代表理事(理事長):西﨑猛之
花田政夫、森研四郎、西﨑猛之、*伊藤紘一、*小見山浩美、*背山静子、*長野邦子
監 事
2名(*新任)
瀬名浩一、*棟居美智子
評議員
15名(*新任)
藤井義人、花田政夫、森研四郎、堀井利修、佐々木仁、入山静夫、大川英雄、西﨑猛之
加藤のぶ江、岩澤勝昭、田中英雄、*伊藤紘一、*小見山浩美、*背山静子、*長野邦子
公開講演会 『老後、どうしたら…!?
~成年後見と遺言書~』
鎌倉静養館後援会の集い
11月2日(水) 於:鎌倉市福祉センター
今年度の講座は今までと趣向をかえて、単独
の講座を2回開講することになりました。
≪安心して地域に暮らすために≫として、企画
いたしましたので、ぜひご参加ください。
第1回
2月13日(月)
PM2:00~3:30
『認知症の方とのかかわり方』
公開講演会として、増本敏子弁護士(鎌倉市民
相談ご担当)をお迎えし、ユーモアを交えて、成
年後見制度のケースによる様々な利用の仕方、遺
言書の書き方など事例を用いたお話しを市民の
皆様と共に聞く機会となりました。大勢の参加者
が熱心に受講されました。
その後、鎌倉静養館
後援会の集いを開催し、
来春開始する新規事業
(於:材木座)の支援
に加えて、さらに会員
数を増やすことが確認
されました。
後援会だより
講師:特養鎌倉静養館
生活相談員 駒崎悠
報告
第2回
3月12日(月)
PM2:00~3:30
『介護保険サービスと
地域包括ケアシステム』
(2012年1月10日現在)
今年もよろしくお願いいたします。
講師:鎌倉静養館居宅介護支援センター
*所得税法上、寄付金控除の対象になります
ので、会費納入時に発行された領収証をご利
用ください。
センター長 大竹一史
◇お問合せ先
特養鎌倉静養館ボランティア講座担当
℡
編集後記
2011年度寄付金合計金額
1,332,300円
0467-22-8021
私たちは、毎年正月を祝うことによって、心機一転、自分を新しい人間に生まれかわらせ
ていきます。ことしもどうぞよろしくお願いいたします。 編集委員会スタッフ一同
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