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まちづくり推進局

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まちづくり推進局
予 算 審 査 特 別 委 員 会 記 録
開催日時
開催場所
出席委員
< 土木部、
土木部 、 まちづくり推進局
まちづくり 推進局、
推進局 、 水道局>
水道局 >
平成 22 年 3 月 17 日 ( 水 )
第 1 委員会室
12 名
井岡
正徳
委員長
藤本
昭広
副委員長
宮本
次郎
委員
真夕美
委員
賀文
委員
神田加津代
委員
荻田
義雄
委員
岩城
明
委員
国中
憲治
委員
中村
昭
委員
小泉
米造
委員
川口
正志
委員
窪田
副知事
稲山
総務部長
川﨑
土木部長
仲谷
まちづくり 推進局長
三宅
水道局長
畭
森山
欠席委員
出席理事者
10 : 03 ~ 16 : 36
なし
ほか 、 関係職員
傍 聴 者 1名
議 事 2 月定例県議会提出議案 について
会議の
会議 の 経過
○ 井岡委員長 ただいまから 、 本日 の 会議 を 開 きます 。
神田 、 国中 、 小泉委員 は 、 おくれるとの 連絡 を 受 けております 。
なお 、 理事者 において 、 木村水道局業務課長 が 欠席 されており 、 かわりに 浅田業務課課
長補佐 が 出席 されていますので 、 ご 了解願 います 。
- 1 -
本日 の 傍聴者 は 、 1 人 でございます 。
なお 、 先日 、 川口委員 から 請求 のありました 資料 を 各委員 に 配付 しておりますので 、 ご
確認願 います 。
それでは 、 日程 に 従 い 、 土木部 、 まちづくり 推進局 、 水道局 の 審査 を 行 います 。
議案 について 、 土木部長 、 まちづくり 推進局長 、 水道局長 の 順 に 説明 を 願 います 。
○ 川﨑土木部長
それでは 、 土木部所管 の 平成 22 年度当初予算案 につきまして 、 新規事
業 を 中心 にご 説明 をさせていただきます 。
お 手元 にお 配 りしております 「 平成 22 年度一般会計特別会計予算案 の 概要 」 をご 用意
願 いたいと 思 います 。
103 ページ 、 土木関係公共事業等 の 推進 でございます 。
国 におけます 公共事業予算 の 削減 を 受 けまして 、 土木関係公共事業 の 予算 は 前年度比 1
2 . 8 % 減 という 厳 しいものとなっておりますが 、 真 に 必要 な 基盤整備 を 効率的 、 効果的
に 進 めるため 、 昨年度 から 取 り 組 んでおります 効果 の 高 い 事業 や 緊急性 のある 事業 への 選
択 と 集中 を 土木部事業全体 に 展開 し 、 計上 いたしました 。
まず 全体 でございますけれども 、 補助公共事業 につきましては 、 できるだけ 少 ない 県費
の 負担 でより 多 くの 事業 を 確保 するため 、 財源的 に 優位 であります 補助事業 の 予算 を 確保
交通省 の 公共事業関係予算 、 これが 前年度 で 約
18 % 減 となっておりますが 、 11 . 9 % 減 という 額 で 踏 み とどまっております 。
次 に 、 単独 公共事業 につきましてでございますが 、 こちらにつきましては 27 . 8 % 減
となっておりますが 、 これは 平城 遷都 1300 年 祭 を 契機 に 、 観光立 県 を 目指 します 当県
におきまして 、 来 県者 に 気持 ちよく 観光 していただくことを 目 的 といたしまして 、 インフ
ラ 管理 の 充実 を 図 るため 、 単独 事業 の 予算 を 維持修繕 費 に 振 りか え たことによるものでご
することといたしました 。 その 結果 、 国土
ざいます 。
ちな
み に 、 この 単独 公共事業 と 維持修繕 費 を 合 計 しますと 、 16 . 2 % 減 という 数字 で
ございます 。
直轄 事業負担 金 についてでございますが 、 修繕 を 除 く 維持 管理費 及 び 事務取 扱 費 に 係 る
負担 金 が 廃止 されたことによりまして 、 20 . 3 % 減 となっております 。
その 他 の 普通建設 事業 につきましては 、 4 8 . 6 % と 大幅 に 増額 となっておりますが 、
これは 平城 遷都 1300 年 祭 を 契機 に 、 関連 交通対策 や 奈良 中心 市街地 の 交通対策検討 か
らの 予算 、 また 第 27 回 全国 都市緑化 なら フェア の 開 催 のための 予算 を 計上 したことによ
- 2 -
るものでございます 。
個 別 の 中 身 に 入 らせていただきます 。
まず 、 1 の 道 路 整備 の 推進 でございます 。
( 1 ) 道 路 公共事業 についてでございます 。 補助事業 、 県 単独 事業 を 合 わせまして 1 9
5 億 3 , 781 万 5 , 000 円 を 計上 させていただいております 。
計上 の 方針 といたしましては 、 この 103 ページ から 次 の 10 4 ページ にかけて 、 適 用
に 記載 してありますように 、 奈良 の 今後5
今後 5 年 間 の 道 づくり 重点戦略 の 推進 を 図 るために 、
重点戦略 のうちで 取 り 組 む 施策 とされております 各 施策 の 方針 に 基 づき 、 選択 と 集中 で 予
それでは 、
算計上 いたしております 。
具 体的 な 施策 といたしまして 、 まず 施策 の 1 といたしまして 、 奈良 県 の 活力 を 牽引 する
幹線 道 路 ネットワ ー ク の 形 成 を 目指 しまして 、 例 えば 国道 16 9 号 、 高取 バイパス などの
京奈和自動車 道 の アクセス 道 路 の 整備 や 、 国道 308 号 、 大 宮道 路 などの 重 要 な 幹線 道 路
ネットワ ー ク の 整備 を 推進 することといたしております 。
なお 、 大和 中 央 道 を 南側 に 延 ば します 大和郡 山川 西 三宅 線 につきましては 、 都市 計 画決
定 を 行 い 、 事業 を 進 めることとしております 。
施策 の 2 でございます 。 地域 の 活 性 化 を 促 進 する 道 路 整備 の 推進 につきましてで
ございますが 、 これは 例 えば 明日 香 村整備計 画 に 基 づく 道 路 整備 を 推進 することなどを 考
え ております 。
施策 の 3 、 便利 で 快適 な 生活 を 支 え る 道 路 サ ー ビス の 提 供 といたしましては 、 奈良 県 み
んなでつくる 渋滞 解 消 プラン に 基 づく 事業 の 推進 を 図 っていくものでございます 。
それから 、 施策 の 4 、 安 全 で 安 心 な 暮 らしを 提 供 する 道 路 サ ー ビス の 提 供 といたしまし
ては 、 これは 奈良 県 み んなでつくる 交通安 全 対策プラン
対策 プラン 、 あるいは 道 路防災対策 を 内容 と
いたしますなら 安 心 み ち ネットプラン 、 奈良 県 橋梁 長 寿命化修繕 計 画 などに 基 づく 事業 の
推進 を 図 っていくものでございます 。
なお 、 生活幹線 道 路 の ミッシングリンク の 解 消 を 目指 しまして 、 昨日 、 都市 計 画決 定 を
されました 天 理 王寺線 の 事業 に 着 手 することとしております 。
次 に 施策 の 5 、 快適 にならを 楽 しめる 質 の 高 い 道 路 サ ー ビス の 提 供 といたしましては 、
無電柱化 の 推進 や 自転車 の 利 用 促 進 、 あるいは ドライバ ー 向 け 観光情報 の 発信 などに 積極
次に、
的 に 取 り 組 んでいく 予定 でございます 。
次 に 、 10
5 ページ 、 京奈和自動車 道等 直轄 道 路 事業負担 金 でございます 。
-
3-
京奈和自動車 道 につきましては 、 平成 23 年度 供 用 を 目指 しております ( 仮称 ) 橿原大
和 高田 インタ ー チェン ジ から ( 仮称 ) 橿原南・
橿原南 ・ 御 所 インタ ー チェン ジ 間 の 重点 的 な 整備 に
対 する 県負担 金 を 計上 しております 。
また 、 中山 間地域 の 安 全 安 心 を 守 るために 、 国 に 権限 代行 で 整備 をお 願 いしております
国道 168 号 、 十 津川道 路 や 、 国道 16 9 号 、 上 北 山道 路 などの 整備 に 対 する 県負担 金 を
計上 したものでございます 。
5 ) 道 路維持 管理 でございます 。
維持 管理 につきましては 、 記載 の 事業 を 実施 してまいりますが 、 新規事業 、 花 いっ ぱ い
推進事業 につきましては 、 平城 遷都 1300 年 祭及び
祭及 び 全国 都市緑化 なら フェア の 開 催 を 契
機 といたしまして 、 来 県者 の 多 い 観光地 の アクセス 道 路 を 中心 に フラワ ー ポット や 花壇 な
どを 設置 して 、 花 と 緑 で 観光客 をもてなす 空間 を 提 供 するための 費用 でございます 。
なお 、 維持 管理費 の 予算 につきましては 、 来 県者 をもてなすために 地域 の 草刈 りなどに
重点 を 実施 することとしており 、 予算 額 として 22 . 7 % 増額 を 計上 しているものでござ
(
います 。
交通環境 の 整備 でございます 。
( 1 ) 公共 交通・
交通 ・ 生活交通 の 充実 でございます 。
107 ページ の 摘 要 欄 に 記載 しておりますように 、 奈良 の 今後5
今後 5 カ 年 の 道 づくり 重点戦
略 の 施策 の 3 、 便利 で 快適 な 生活 を 支 え る 道 路 サ ー ビス の 提 供 といたしまして 、 公共 交通
機 関 の 利便 性 向 上 のための 取 り 組 み の 推進 を 図 るものでございまして 、 この 106 ページ
から 107 ページ にかけて 記載 の 事業 に 取 り 組 む ものでございます 。
この 106 ページ 、 新規事業 といたしまして 、 交通 基本 戦略策 定事業 につきましては 、
県 外 の 公共 交通 の 利便 性 向 上 を 図 るために 、 自転車 や 歩 行者 も 含 めた 各 交通 手 段 がおのお
のの 役割・
役割 ・ 機能 を 生 かして 密接 に 連 携 し 、 快適 で 安 心 安 全 な ネットワ ー ク の 構築 のための
基本 戦略 の 策 定 を 行 っていくものでございます 。
また 、 新規事業 といたしまして 、 連 携協 定 に 基 づく バス交通支援
バス 交通支援 事業 につきましては 、
今 年度 末 に 県 と 奈良交通株式 会 社 が 協働 しまして 、 地域 の 移動 手 段 の 確保 を 目 的 に 連 携協
定 を 締 結 することとしており 、 採 算 が 悪化 した バス路線
バス 路線 に 対 して 、 運 行費 に 対 する 国 庫 補
助 の 採 択 を 満 たすためのかさ 上 げ 補助 などの 支援策 を 奈良交通 に 対 して 講 じ ていくもので
次 に 、 106 ページ 、 2 の
ございます 。
過疎地域 の 移動 手 段 確保事業 につきましては 、 過疎地域 における 持続可能 な 生活コ
生活 コ ー ス
-
4-
住民 の ニ ー ズ に 合 った 取 り 組 み を 検討 しており 、 来 年度 は 国道 168 号 、
沿線市町 村 、 五條市 、 野迫 川村 、 十 津川村 を 対象地域 といたしまして 、 国 の 地域 公共 交通
活 性 化再生 総 合 事業 というものを 活 用 いたしまして 、 市 、 町 村 にまたがる コミュニティバ
ス の 運 行 などの 実証実験 を 行 うものでございます 。
107 ページ 、( 2 ) 交通渋滞対策 の 推進 でございます 。
奈良市 中心 市街地 の 交通対策 事業 といたしましては 、 奈良 公 園 の 魅 力向 上 と 平城宮 跡 ・
西 の 京 を 含 む 中心 市街地 への 渋滞対策 と 周辺観光対策
周辺 観光対策 を 記載 の 事業 で 実施 し 、 奈良 の 観光
施設 の 魅 力 の 向 上 を 図 るものでございます 。
を 確保 するため 、
次 、 108 ページ 、 3 、 治水事業 の 推進 でございます 。
河 川 ・ 砂 防 公共事業 につきましては 、 補助事業 、 県 単独 事業 を 合 わせまして 6 9
億 266 万 6 , 000 円 となっております 。
計上 方針 といたしましては 、 摘 要 欄 に 記載 しておりますが 、 まず 浸 水 対策 といたしまし
ては 、 浸 水 常襲地域
常襲 地域 における 減 災対策 緊急 プ ロ グラム
グラ ム の 推進 を 図 ることとしており 、 特 に 、
過 去 に 床 上 浸 水 被害 が 多 い 箇 所 、 あるいは 都市下
都市 下 水 など 、 他 の 事業 と 連 携 でより 効果 を 発
揮 する 箇 所 に 重点 整備 することとしており 、 記載 の 河 川 などで 事業 の 実施 を 予定 している
(1)
ものでございます 。
砂 災 害 対策 でございます 。 これは 、 仮称 ではありますが 、 奈良 県土 砂 災 害 対
策 基本 方針 を 策 定 いたしまして 、 土 砂 災 害警戒区域
害警戒区 域 の 指 定 及 び 周 知 や 防災情報 の 伝達 など 、
住民 の 迅速 な 避難 を 促 す ソ フト対策
フト 対策 を 最 優先 で 実施 するものでございます 。
また 、 ハ ー ド の 整備 といたしましては 、 崩落 の 発生 や 兆候 のある 箇 所 の 対策 を 緊急的 に
実施 いたします 。 さらに 、 避難 所 や 要 援 護 者 施設 などの 防災 上 重 要 な 施設 の 保全 対策 を 重
点 的 に 取 り 組 む こととしており 、 記載 の 箇 所 などで 事業 の 実施 を 行 ってまいります 。
次 に 、 10 9 ページ 、( 2 ) ダム建設
ダム 建設 事業 につきましてでありますが 、 総 額 といたしま
して 1 4 億 3 , 1 5 0 万円 によりまして 、 大 門 ダム の 建設 、 初 瀬 ダム 、 天 理 、 白 川 ダム の
堰堤改良
堰堤改 良 などを 実施 するものでございます 。
次 の ( 3 ) 直轄河
直轄 河 川事業負担 金 でございます 。 平成 2 5 年度 に 供 用 を 目指 します ( 仮
称 ) 大和郡 山 ジ ャ ンクショ
ンクシ ョ ン の 整備 と 一体的 に 実施 が 必要 な 佐保川 の 河 道 拡 幅 、 それから
大 滝 ダム の 大 滝 、 迫地区
迫地区 地 す べ り 対策 などの 国 の 直轄 事業 に 対 する 県負担 金 でございます 。
次 、( 4 ) 河 川 空間 の 活 用 でございます 。 水 辺 の 遊 歩 道整備事業 につきましては 、 観光
施設 や 親 水公 園 を 周遊 する コ ー ス を 対象 といたしまして 、 堤 防天端
防天 端 の 遊 歩 道整備 や 、 川 を
その 次 、 土
-
5-
生 かした 観光ル
観光 ル ー ト の 検討 を 行 っていくものでございまして 、 佐保川 、 秋篠 川 、 竜 田川 、
飛鳥 川 で 遊 歩 道整備 を 、 また 川 を 生 かした 観光ル
観光 ル ー ト の 検討 といたしまして 、 秋篠 川 で 舟
運 の 復 活検討 を 行 っていくものでございます 。
110 ページ 、( 5 ) 河 川 ・ 砂 防維持 管理 でございます 。
新規事業 として 、 川 の 彩 り 花 づつ み 事業 につきましては 、 地 元 自 治会 と 連 携 しまして 、
河 川 護岸 部 分 に 花 を 植 え 、 来 県者 をもてなし 、 潤 いと 憩 いのある 河 川 空間 を 創 出 していく
ものでございまして 、 平成 22 年度 は パイロ
パイ ロ ット 事業 といたしまして 記載 の 2 つの モデル
地 区 で 先行 実施 を 行 っていくものでございます 。
次 に 、( 6 ) 大和 川 の 水 質 改善 でございます 。
大和 川水 質 改善 事業 につきましては 、 まず 菰 川 につきましては 、 水 質 、 水 量 の 両面 で 最
悪 な 水 環境下
環境 下 にあり 、 そのため 、 平成 21 年度 におきましては 導 水 社 会 実験 を 実施 し 、 菰
川 導 水事業 の 水 質 、 水 量 の 継 続 調 査 及 び 効果 検証 を 実施 しまして 、 導 水 施設 を 恒久施設
恒久 施設 と
して 有 効 活 用 するための 課 題 の 把握 と 最終 計 画 の 策 定 を 行 っていくものでございます 。
次 に 、 4 、 平城 遷都 1300 年 記 念 事業 の 推進 でございますが 、 新規事業 、 関 空 ・ JR
奈良駅
奈良 駅 直通列
直通 列 車運 行 検討 事業 につきましては 、 関 西 国 際 空 港 と 奈良間 に 団 体 臨時列車
臨時列 車 を チ
ャ ー タ ー いたしまして 、 現 行 の リ ム ジ ンバス に 加 え て 、 定 時制 と 輸送力
輸送 力 にす ぐ れた 直通列
直通 列
車 の 定 期 運 行 を 実 現 するための 需 要予 測 、 課 題 整理 などを 実施 していくものでございます 。
111 ページ 、 5 、 効率的 な 公共事業 執 行体 制 の 整備 ・ 行 政 情報 の 電 子 化 の 推進 でござ
います 。
システム
システ ム 再構築 事業 につきましては 、 土木部行
政 の 事務 執 行管理 システム
システ ム であります 土木事務管理 システム
システ ム の 再構築 を 行 うものでござい
新規事業 といたしまして 、 土木事務管理
ます 。
五條 土木事務所 工 務第 二 課 庁舎移転
庁舎 移転 につきましては 、 十 津川村 にあり
ます 五條 土木事務所 工 務第 二 課 の 庁舎 が 、 国道 168 号 改 良 事業 に 伴 い 、 移転 の 必要 があ
りますので 、 移転 に 備 え まして 、 庁舎 の 設 計 あるいは 調 査委 託 などを 行 うものでございま
次 の 、 新規事業 、
す。
市町 村 の 支援 でございますが 、 新規事業 といたしまして 、 公共土木事務 市町 村 支援
事業 といたしましては 、 市町 村 に 対 する 支援 といたしまして 、 市町 村管理 橋梁 の 予 防 保全
を 図 るための 点検 業務 や 、 橋梁 長 寿命化修繕 計 画 の 策 定 に 対 する 支援 を 受 託 事業 として 行
6、
うものでございます 。
-
6-
以 上 で 、 土木部所管 の 当初予算案 の 説明 を 終 わらせていただきます 。
続 きまして 、「 平成 21 年度 2 月補正予算 ( 当初提案 分 ) の 概要 」 でご 説明 をさせてい
ただきます 。
それの 1 ページ 、 土木部所管 の 2 月補正予算 、 当初提案
分 でございます 。
1 、 一般会計補正予算案 。
歳 入 歳 出補正予算 のとこ ろ でございますが 、 土木部所管 分 といたしましては 、 地
域活 性 化 ・ きめ 細 かな 臨時交
臨時 交 付 金活 用事業 で 、 補正 額 といたしましては 31 億 5 , 121
万 5 , 000 円 のうち 、 土木部所管 は 12 億 4 , 820 万円 でございます 。
土木部 におきましては 、 国 の 二 次補正予算案 に 計上 されましたこの 交 付 金 によりまして 、
緊急 経済対策
経済対策 の 趣旨 に 沿 ったきめ 細 かな インフラ 整備 などを 2 月補正予算 に 計上 させてい
(1)
ただいております 。
繰越 明 許 費 の 補正 でございます 。
地域活 性 化 ・ きめ 細 かな 臨時交
臨時 交 付 金活 用事業 につきまして 、 今回 計上 させていただいた
土木部所管 分 全 額 の 繰 り 越 しの 補正 をお 願 いするものでございます 。
次 に 、 今回 計上 させていただいております 各事業 について 、 4 ページ の 別 紙 、 地域活 性
化 ・ きめ 細 かな 臨時交
臨時 交 付 金活 用事業一 覧 を 使 ってご 説明 させていただきます 。
土木部所管 分 の 中 で 、 2 の 住 み よいまちづくり 、 快適空間 の 創 出 でございます 。
まず 、 高 齢 者 外 出 サポ ー ト 事業 につきましては 、 歩 道 のたまり 空間 において ベ ンチ を 設
置 し 、 高 齢 者 の 休憩 できる 空間 を 確保 することや 、 歩 道 の 整備 、 段 差 解 消 を 行 うことで 歩
行 空間 の 機能向 上 を 図 りまして 、 高 齢 者 の 外 出 を 促 進 サポ ー ト するものでございます 。
次 の バス停
バス 停 情報 案 内 板 設置 につきましては 、 交通拠
交通 拠 点 や 観光拠
観光 拠 点 の バス停
バス 停 におきまして 、
バス の 運 行 や 観光 などの 情報 を 大 型 デ ィスプレ
ィスプ レ ー を 用 いて 提 供 することによりまして 、 バ
ス の 利 用 促 進 及 び 利 用者 の 利便 性 向 上 を 図 りまして 、 観光振興
観光振 興 につな げ ていくものでござ
次 に 、 2 ページ 、( 2 )
います 。
公共
交通アクセス
交通 アクセス環境
アクセス 環境 整備 につきましては 、 近鉄奈良
近鉄 奈良駅
奈良 駅 の 既 設 の バス停
バス 停 の 上 屋 の 整備 を
行 っていくものでございます 。
奈良 中心 市街地交通安 全 対策 につきましてでありますが 、 これは 奈良 公 園 の 魅 力向 上 と
平城宮 跡 ・ 西 の 京 を 含 む 中心 市街地 での 渋滞対策 等 、 周遊観光交通対策
周遊観光交通対策 を 実施 しまして 奈
良 の 観光地 としての 魅 力向 上 を 目指 すもので 、 郊 外 駐 車 場 への 駐 車 場 案 内 板 設置及び
設置及び シス
テ ム 改 修 を 行 っていくものでございます 。
-
7-
自転車 道整備 につきましてでありますが 、 奈良自転車 道 や 大和 中 央自転車 道 におき
まして 、 舗装 の 置 きか え 、 防 護 策 の 設置 を 行 っていくものでございます 。
事 故危険箇 所 の 交通安 全 対策 事業 につきましては 、 県 民 への アンケ
アン ケ ー ト により 中 止 され
ました ヒヤリ
ヒヤ リ ハ ット箇
ット 箇 所 11 カ 所 において 、 路 面標示 や 標識 の 設置 など 、 道 路 区 域内 で 実
施 できる 応 急 対策 を 行 っていくものでございます 。
道 路 照 明 LED化
LED 化 につきましてでありますが 、 これは 劣 化 しております 道 路 照 明 を 試 験
施 工 として LED化
LED 化 し 、 通 行者 の 安 全 の 確保 をすると 同時 に 、 CO 2排 出削減 によりまし
て 、 環境 にやさしい 、 エ コ な 環境 づくりの 実 現 に 向 けて 検証 を 行 うものでございます 。
その 次 、 観光修景
観光修 景 対策 についてでありますが 、 これは 奈良 県 内 の 観光地周辺
観光地 周辺 の 道 路 景 観
の 向 上 を 図 るために 、 その アクセス 道 路 、 国道 168 号 あるいは 国道 16 9 号 におきまし
て 、 腐食 しております 防 護柵 を ブ ラ ウ ン 色 のものに 取 りか え るものでございます 。
水 辺 の 遊 歩 道整備 につきましては 、 河 川 堤 防 を 有 効 活 用 して 遊 歩 道整備 を 行 うものでご
ざいまして 、 宇陀 川 におきましては 、 宇陀市
宇陀 市 が 取 り 組 む 電動アシスト
電動 アシスト つき レ ンタサイクル
ンタサイク ル
と 連 携 し 、 また 竜 田川 におきましては 、 平 群 町 のまほ ろ ば 遊 歩 道整備 構 想 と 連 携 しまして 、
河 川 空間 の 有 効 活 用 と 地域活 性 化 を 図 っていくものでございます 。
次 の 奈良 公 園 の 活 性 化 につきましてでありますが 、 これは 補正予算 1 億 5 , 5 00 万円
のうち 、 土木部所管 分 といたしまして 6 , 000 万円 でございます 。 主 な 内容欄 にありま
すように 、 観光 案 内 板 の 取 りか え 、 それから 観光 案 内 サイン の 整備 、 ガ イドライン に 基 づ
きまして 、 奈良 公 園 内 での 歩 行者 系 案 内 サイン の 整備 を 行 っていくものでございます 。
道 路 ・ 街路 整備 でございます 。 主 な 内容欄 の 道 路 改 良 につきましてでございますが 、 こ
れは 国道 308 号 ほか 8 路線 で 、 通 学 路 の 安 全確保 を 目 的 に 、 小規 模 な 道 路 改 良 を 実施 す
次、
るものでございます 。
舗装 道補 修 につきましてでありますが 、 これは 平城 遷都 1300 年 記 念 奈良マ
奈良 マ ラ ソ ン 2
010 の コ ー ス であります 奈良 加 茂 線 、 国道 16 9 号線 、 それから 大 台 ヶ 原 公 園 川上 線 に
おきまして 舗装 補 修 を 行 っていくものでございます 。
橋 り ょ う 補 修 につきましてでありますが 、 これは 奈良 県 橋梁 長 寿命化修繕 計 画 に 基 づき
まして 、 信 貴 山 線 ほか 4 路線 におきまして 、 劣 化 、 損傷 の 著 しい 橋梁 の 補 修 を 行 っていく
ものでございます 。
交通安 全 施設 整備 につきましてでありますが 、 これは 国道 16 9 号 ほかで 、 道 路 の 標識 、
防 護柵 、 照 明等 の 交通安 全 施設 の 整備 を 行 っていくものでございます 。
-
8-
5 ページ 、
河 川 ・ 砂 防 ・ ダム 整備 でございます 。
主 な 内容欄 の 河 川 改 良 につきましてでありますが 、 佐保川 ほか 7 河 川 で 取水 安 全度 の 向
上 を 図 るために 、 護岸 の 復旧 などを 実施 するものでございます 。
砂 防 につきましてであります 。 これは 、 横輪 川 で 砂 防 事業 を 、 また 坂 本 地 区 、 これは 五
條市 でございますけれども 、 地 す べ り 対策 事業 、 それから 竜 口 地 区 ほか 2 地 区 におきまし
て 急 傾斜地対策
傾斜 地対策 事業 を 実施 いたしまして 、 土 砂 災 害 の 未然防止
未然 防止 を 図 っていくものでござい
次に、
ます 。
砂 防維持修繕 につきましてでありますが 、 これは 老朽化
老朽 化 しました 土 砂 災 害 情報システ
情報 システム
システ ム
の 修繕 によりまして 、 機能 の 回 復 を 図 っていくものでございます 。
土 砂 災 害 情報相互
情報 相互通報
相互 通報システ
通報 システム
システ ム の 整備 といたしまして 、 これは 雨量情報
雨量 情報 配 信 システム
システ ム の
更 新 を 実施 しまして 、 住民 が 早期 に 避難 できる システム
システ ム 整備 を 行 っていくものでございま
す。
ダム維持修繕
ダム 維持修繕 事業 につきましてでありますが 、 これは 白 川 ダム の 操作 室 空 調 設 備 、 その
他 の 補 修 を 行 っていくものでございます 。
以 上 で 、 土木部所管 の 2 月補正予算当初提案 分 の 説明 を 終 了 させていただきます 。
次 に 、 2 月補正予算 の 追 加提案 についてご 説明 をさせていただきます 。
今 度 は 、「 平成 21 年 2 月補正予算 ( 追 加提案 分 ) の 概要 」 の 資料 をご 用意願 いたいと
思 います 。
まず 、 1 ページ 、 土木部所管 の
追 加提案 分 でありますが 、 まず 1 の 一般会計補正予算 。
歳 入 歳 出補正予算 の ② 歳 出予算 の 概要 でございます 。
バス路線維持対策
バス 路線維持対策 事業 につきましては 、 これは 採 算 が 悪化 して 、 国 庫 補助 の 採 択要 件 、
これは 経常収支
経常収 支 率 が 55 % 以 上 の 路線 でありますが 、 これを 満 たさなくなった バス路線
バス 路線 に
対 しまして 、 経常収支
経常収 支 率 が 45 % から 55 % までの 間 の 収 入 不足分 を 補助 することにより
まして 、 引 き 続 き 国 庫 補助 協 調 路線 として 維持 を 行 っていくものでございます 。
次 に 、 2 ページ 、 国 庫 返還金
返還 金 につきましてであります 。 補正 額 といたしましては 8 , 7
9 0 万 6 , 000 円 のうち 、 土木部所管 分 といたしましては 6 , 1 4 7 万 1 , 000 円 で
ございまして 、 これは 国 庫 補助事業 に 係 る 事務費 について 、 会計 検 査 院 の 実地検 査 、 及 び 、
それを 受 けて 実施 された 庁 内実地調
内実地調 査 の 結果 によりまして 、 国 庫 に 返還 す べ きとされたも
のにつきまして 、 今回 、 国 に 返還 するための 予算 をお 願 いするものでございます 。
(1)
-
9-
なお 、
返還 につきましては 、 現在 、 国土 交通省 と 協 議 が 進 んでおりまして 、 今 年度中 に
完 了 する 予定 でございます 。
次 に 、 単独 道 路 整備事業 でございます 。 これは 、 国 庫支 出 金 、 地域活 性 化 ・ 公共 投 資 臨
時 交 付 金 を 単独 事業 に 充 当 するための 財源 更 正 でございます 。
次 の 減 額 補正 の 内 訳 に 入 らせていただきます 。
バス生活交通対策
バス 生活交通対策 事業 につきましてであります 。 これは 、 経常収支
経常収 支 率 が 45 % 未 満 で 、
国 庫 補助 の 採 択要 件 から 外 れる バス路線
バス 路線 の 補助 金 、 不 用 額 の 減 額 をお 願 いするものでござ
います 。
庫 補助 対象外 となった バス路線
バス 路線 につきましては 、 奈良交通 の 企 業 努 力 に
より 、 維持 するという 申 し 出 が 出 ております 。
次 に 、 直轄 道 路 事業費負担 金 につきましてであります 。 国 の 直轄 道 路 事業 の 執 行 額 との
差 を 減 額 したこと 、 及 び 、 国 における 平成 21 年度 直轄 負担 金 の 見 直 しによりまして 、 営
繕 宿舎 費 及 び 退 職手当 に 係 ります 負担 金 の 請求 がなくなったことにより 、 減 額 をお 願 いす
なお 、 これら 国
るものでございます 。
直轄河
直轄 河 川事業費負担 金 でございます 。 これも 、 直轄 道 路 事業負担 金 と 同 じ く 、 国
の 直轄 事業 の 執 行 額 との 差 を 減 額 すること 、 及 び 、 国 における 平成 21 年度 の 直轄 負担 金
の 見 直 しによりまして 、 営 繕 宿舎 費 及 び 退 職手当 に 係 ります 負担 金 の 請求 がなくなったこ
とによる 減 額 でございます 。
次 の 受 託 事業 についてでございます 。 これは 、 道 路 掘 削 復旧 と 受 託河 川 改 良 におきまし
て 、 受 託 事業 の 減 によりまして 減 額 をお 願 いするものでございます 。
次 、 3 ページ 、( 2 ) 繰越 明 許 費補正 でございます 。
新規事業 といたしまして 、 県 有 建築物耐震
建築 物耐震対策
物耐震 対策 事業 と 、 次 の 4 ページ の 道 路 関係事業 調
査 から 地 震 災 害 建築物被害軽
建築 物被害軽 減 対策 事業 までで 、 次 の 5 ページ の 土木 施設災害復旧
施設災 害復旧 事業 が
対象 でございます 。
次 に 、 5 ページ 、 変更 につきましては 、 公共 交通アクセス
交通 アクセス環境
アクセス 環境 整備事業 から 公 園 事業 ま
次に、
ででございます 。
路 特定財源 の 一般財源 化 によりまして 地方 道 路 整備 臨時交
臨時 交 付 金 がなくなり 、
かわりに 新 たに 地域活力 基盤 創 造 交 付 金 が 創 設 されました 。 その 一次配 分 に 続 く 二 次配 分
が 4 月中 旬 にまでずれ 込 んだことによりまして 、 工 事 の 発 注 がそれを 受 けてずれ 込 んだこ
と 。 また 、 それ 以 外 にも 地 元 調 整 に 不測 の 日 時 を 要 したこと 、 あるいは 工法検討
工法 検討 に 不測 の
本年度 、 道
- 1
0-
時 を 要 したこと 、 あるいは 用 地交渉難航
地交 渉難航 等 によりまして 進 捗 のおくれが 原 因 となったも
のでありまして 、 や む を 得 ず 記載 の 金額 の 繰 り 越 しをお 願 いするとこ ろ でございます 。
今後 の 執 行 につきましては 、 より 計 画 的 、 かつ 着実 な 執 行管理体 制 に 努 め 、 少 しでも 多
くの 年度 内 完 成 を 、 また 新年度 の 早期完 成 に 向 け 、 全 力 を 挙 げ 取 り 組 んでまいりますので 、
ご 理解 のほど 、 よ ろ しくお 願 いしたいと 思 っております 。
以 上 で 、 土木部所管 、 平成 21 年度 2 月補正予算 追 加提案 分 の 説明 を 終 了 させていただ
日
きます 。
次 に 、 平成 21 年度 2 月補正 の
追 加提案 分 の 契約 案 件 についてご 説明 させていただきま
す。
今 度 は 、「 平成 21 年度一般会計特別会計補正予算案 その 他 ( 追 加提案 分 )」 をご 用意願
いたいと 思 います 。
5 号 、 道 路 整備事業 に 係 る 請負 契約 の 締 結 についてでございます 。
これは 、 議会 の 議 決 に 付 す べ き 契約及び
契約及 び 財 産 の 取 得又 は 処分 に 関 する 条 例第 2 条 の 規定
によりまして 議 決 を 求 めるものでございます 。
工 事名 といたしましては 、 一般国道 168 号地域 連 携 推進事業国道 改 築 工 事 でございま
30 ページ 、 議第 11
す。
契約金額 といたしましては 、 16 億 9 , 5 7 4 万 7 , 9 00 円 でございまして 、 契約 の
相 手 方 といたしましては 、 奥 村組 ・ 中 尾 組特定 建設工
建設 工 事共 同企 業体 でございます 。
この 事業 は 、 国道 168 号 辻 堂 バイパス の ( 仮称 ) 2 号 トンネル
トンネ ル の 工 事 でございまして 、
この トンネル
トンネ ル に 対 応 します 現 道 は 、 車 両 のすれ 違 いが 困 難 である 上 、 道 路防災点検 での 要
対策箇
対策 箇 所 が 9 カ 所 もあり 、 安 全 ・ 安 心 な アクセス機能
アクセス 機能 を 図 る 上 で 課 題 のある 幹線 道 路 でご
ざいます 。
発生 しました 崩 土 によりましては 、 1 カ 月 の 通 行 どめとなり 、 学 童
は スク ー ル バス での 通 行 ができず 、 余儀 なく ボ ー ト を 利 用 しての 通 学 となりました 。
また 、 これの 代 替 路 は 林 道 となりますが 、 大 変 幅 員 が 狭 く 、 通 行規 制 によりまして 、 通
常 1 5 分 で 移動 できるとこ ろ が 最 大 3 時 間 かかるというようなとこ ろ でございまして 、 地
元 も 早期完 成 を 熱望 しているとこ ろ でございます 。
この トンネル
トンネル 整備 によりまして 、 安 全 ・ 安 心 な 交通機能 の 確保 を 図 ってまいりたいと 考
え ております 。
以 上 で 、 土木部所管 分 の 2 月定例県議会 追 加提案議案 の 説明 を 終 了 させていただきます 。
平成 20 年 10 月 に
- 11 -
ろ しくお 願 いいたします 。
○ 仲谷まちづくり
仲谷 まちづくり推進局長
まちづくり 推進局長 続 きまして 、 まちづくり 推進局所管 の 平成 22 年度当初予算
ご 審議 のほど 、 よ
案 につきまして 、 新規事業 を 中心 に 説明 させていただきます 。
この 「 平成 22 年度一般会計特別会計予算案 の 概要 」 の 10
4 ページ をお 願 いします 。
街路 公共事業 でございます 。
補助事業 、 県 単独 事業 を 合 わせまして 54億
54 億 5 , 870 万円 でございます 。
計上 方針 といたしましては 、 奈良 の 今後5
今後 5 カ 年 の 道 づくり 重点戦略 を 推進 するために 、
重点戦略 において 取 り 組 む 施策 とされております 各 施策方針 に 基 づき 、 選択 と 集中 で 予算
(2)
計上 いたしております 。
施策 1 の 奈良 県 の 活力 を 牽引 する 幹線 道 路 ネットワ ー ク の 形 成 を 目指 し 、 京奈和自動車
道 の アクセス 道 路 でございます 中 和幹線 の 整備 を 、 重 要 な 幹線 道 路 ネットワ ー ク の 整備 と
いたしまして 、 JR 関 西線 、 桜 井 線 等 、 記載 の 路線 の 整備 を 推進 していくこととしており
ます 。
施策 3 の 便利 で 快適 な 生活 を 支 え る 道 路 サ ー ビス の 提 供 といたしましては 、 事業
認 可 を 得 て 、 奈良橿原線 、 これは JR奈良
JR 奈良駅
奈良 駅 前 の 東 側 の 道 路 の 拡 幅 でございます 。 を 進 め
ていきたいと 考 え ております 。
110 ページ 、 4 、 平城 遷都 1300 年 記 念 事業 の 推進 でございます 。
事業 といたしましては 、 111 ページ 、 全国 都市緑化フェア
都市緑化 フェア 開 催 事業 につきましては 、
本年 9 月 18 日 から 11 月 1 4 日 の 間 、 馬 見 丘陵 公 園 を メ イン 会 場 といたしまして 開 催 し
ます 第 27 回 全国 都市緑化 なら フェア の 準 備開 催 経 費 及 び フェア 開 催 中 でございますけれ
ども 、 その 中心行事 といたしまして 、 皇 室 のご 臨 席 を 仰 ぎ 、 開 催 いたします 全国 都市緑化
祭 の 開 催 経 費 でございます 。
112 ページ 、 8 、 都市 基盤整備 の 推進 でございます 。
( 1 ) 国 営 公 園 連 携 事業等 の 推進 でございます 。
平城宮 跡周辺魅力向
跡周辺魅 力向 上事業 でございますが 、 朱雀大路西側地
朱雀 大路西側地区
大路西側地 区 におきまして 、 既 存 工場
の 敷 地 を 取 得 し 、 観光情報 の 発信施設 や 交通タ
交通 タ ー ミ ナ ル 等 の 設 備 を 整備 していくものでご
また 、
ざいます 。
飛鳥・
飛鳥・ 藤 原地域魅
原地域魅 力向 上事業 ですが 、 飛鳥京
飛鳥京 跡 苑池 につきましては 、 文 化 財部局 による
土 地 の 買 収 、 文 化 財 発 掘調 査 と 連 携 いたしまして 、 公 園 の 基本 構 想 を 策 定 していくもので
ございます 。
- 12 -
藤
原京跡
原京 跡 につきましては 、 将 来 の 国 営 公 園 化 に 向 けまして 、 備 え て 自 然 環境調
環境 調 査 を 実施
していくものでございます 。
奈良 公 園 の 整備 でございますが 、 奈良 公 園 施設魅
施設 魅 力向 上事業 でございます 。
奈良 公 園 の 貴 重 な 価値 を 国 内外 に 発信 するとともに 、 来 訪 者 の 多 様 な ニ ー ズ に 対 しまして 、
快適 に 楽 しんでいただくための 拠 点 整備 を 行 い 、 奈良 公 園 の 魅 力向 上 を 図 っていくもので 、
記載 の 5 項 目 について 検討 していくものでございます 。
奈良 公 園 活 性 化 事業 につきましては 、 奈良 公 園 を 訪 れる 観光客 が ゆ ったりとくつ ろ げ る
環境 を 、 記載 の 内容 にて 整備 していくものでございます 。
次 の ( 3 ) 都市 公 園 の 整備 でございますが 、 馬 見 丘陵 公 園 の 整備 につきまして 、 中 央 ・
南 エ リア の 園 地 整備 及 び 第 27 回 全国 都市緑化 なら フェア 開 催 のための 整備 を 行 ってまい
次の(2)
ります 。
営 プ ー ル 整備 運 営 方策検討 事業 につきましては 、 浄 化 センタ ー 公 園 に
おきまして 、 PFI 手 法 による 新県 営 プ ー ル の 整備 運 営 方策 について 詳 細 を 検討 するため
の 債 務負担行 為 をお 願 いするものでございます 。
次 に 、( 4 ) 都市 基盤 の 整備 でございます 。
中 南和振興
南和振 興 のための 京奈和 道 周辺 まちづくり 調 査事業 につきましては 、 京奈和自動車 道
と ( 仮称 ) 橿原南・
橿原南 ・ 御 所 インタ ー チェン ジ 周辺 におきまして 、 中 南和地域 の 通 勤圏内
勤圏 内 での
雇 用 機 会 の 創 出 を 実 現 するための 産 業用 地 の 確保 について 、 調 査 を 実施 するものでござい
113 ページ 、 県
ます 。
9 、 景 観 づくり ・ まちづくりの 推進 でございます 。
新規事業 、 一 市 一 まちづくり 構 想 推進事業 につきましては 、 地域 の 活 性 化 を 推進 するた
め 、 道 路 、 河 川 、 公 園 等 の 公共 施設 や 県 有 地 の 整備 利活 用 と 地域 資源 を 生 かした 取 り 組 み
とが 一体 となったまちづくりについて 、 県 庁 力 を 活 用 して 検討 するものでございます 。
次 の 、 新規事業 、 高 齢 者 がいきいきと 暮 らせるまちづくり モデル 事業 につきましては 、
高 齢 者 の 暮 らしやすいまちづくりの 方策 について 、 既 存 施設 の 連 携 や 河 川 空間 を 利 用 いた
しまして 、 佐保川 沿 いを モデル に 調 査 ・ 検討 を 行 っていくものでございます 。
次 の 、 新規事業 、 生活 体 験施設 を 活 用 した 定 住促 進 モデル 事業 につきましては 、 生活 体
験施設 を 活 用 して 、 町 家 への 居 住 者 の 増 加 を 図 る 事業 、 橿原市今 井 町 を モデル といたしま
して 、 歴史 的 町 並 み 地 区 における 定 住促 進 を 図 っていくものでございます 。
11 4 ページ 、 10 、 下 水道事業 の 推進 でございます 。
- 1
3-
大和 川上 流流域
流流 域 下 水道 から ( 4 ) 流 域 下 水道 の 管理 でございます 。
大和 川上 流 、 宇陀 川 、 吉 野 川 の 各 流 域 におきまして 、 記載 のとおり 、 処 理 場 施設 、 幹線
環境 等 の 整備 、 周辺環境
周辺 環境 整備等 、 及 び 流 域 下 水道 の 管理 を 行 うものでございます 。
( 5 ) 奈良 県 汚 水 処 理総 合 基本 構 想 の 見 直 しにつきましては 、 新規事業 、 奈良 県 汚 水 処
理総 合 基本 構 想見直
想見 直 しにつきまして 、 社 会 情 勢 の 変 化及び
化及 び 都市 計 画 マ スタ ー プラン 等 の 見
直 しに 伴 いまして 、 汚 水 処 理 施設 の 効率的 かつ 適 正 な 整備手 法 の 見 直 しを 実施 していくも
(1)
のでございます 。
5 ページ 、 11 、 住 宅整備 の 推進 でございます 。
( 1 ) 豊 かな 住生活 の 推進 でございます 。
11
新規事業 、 人 がくらしやすいまちづくり 事業 につきましては 、 人 がくらしやすいまちづ
目指 して 、 住生活 基本計 画 の 改 定 、 まちなかと 郊 外 の 住 み か え を 円 滑 に 推進 するた
めに 、 セミナ
セミ ナ ー 等 を 通 じ て 制 度 の 普及 を 図 り 、 また マ ンショ
ンシ ョ ン 管理 の 適 正 化 を 図 るため 、
マ ンショ
ンシ ョ ン 管理 の 実 態 調 査 を 行 うものでございます 。
次 の 新規事業 、 奈良 の 住 まい リニュ ー ア ル 事業 につきましては 、 国 の 二 次補正予算 で 計
上 されました 住 宅 版 エ コポイント制
コポイント 制 度 の 対象 となります 住 宅 リフォ
リフ ォ ー ム に 当 たりまして 、
景 観 に 配 慮 した 屋 根 、 外 壁 の 改 修 に 対 しまして 、 平城 遷都 1300 年 記 念 プ レ ミアム
ミア ム 商品
券 を 交 付 するものでございます 。
( 2 ) 県 営 住 宅 建 替 ・ 改善 の 推進 でございます 。
県 営 住 宅 建 替 事業 につきましては 、 県 営 小泉 団 地 の Ⅱ 期 建 替 建設工
建設 工 事 と 、 次 の Ⅲ 期工 事
に 係 ります 除 却 工 事 、 建 替 建設工
建設 工 事等 の 設 計 を 行 っていくものでございます 。
新規事業 、 奈良 県 営 住 宅 ストック改善
ストック 改善 計 画策 定事業 につきましては 、 県 営 住 宅 の 管理 に
係 る ライフサイクル
ライフサイク ル コスト の 縮 減 を 図 るため 、 住 宅 ストック の 適 正 な 維持 管理 や 耐久 性 向
上 に 資 する 計 画 を 策 定 するものでございます 。
次 に 、( 3 ) 県 営 住 宅 の 管理 でございます 。 事業 につきましては 、 116 ページ 、 住 宅
管理 につきましては 、 指 定管理者 への 県 営 住 宅 の 管理委 託 を 、 現 行 の 売 間 団 地 、 稗 田 団 地
のほか 、 平成 22 年度 より 、 天 理 団 地 、 橿原団
橿原 団 地 、 坊 城 団 地及び
地及 び 纏 向 団 地 につきましても
指 定管理者 制 度 の 拡 大 を 図 ってまいるものでございます 。
12 、 建築物
建築物 の 耐震化
耐震化 ・ 安 全 でございます 。
新規事業 、 住 宅 エ コリフォ
コリフォ ー ム 耐震改修促
耐震改修促 進事業 につきましては 、 先 ほどの 7 の 住 まい
リニュ ー ア ル 事業 と 同 じ く 、 国 の 二 次補正予算 の 住 宅 版 エ コポイント制
コポイント 制 度 の 対象 者 のうち 、
くりを
- 1
4-
耐震改修
耐震改 修 工 事 を 行 ったものに 対 して 県 内 商品券 を 交 付 するものでございます 。
以 上 で 、 まちづくり 推進局 の 当初予算案 の 事業 施策 についての 説明 を 終 わらせていただ
一定 の
きます 。
続 きまして 、 平成 21 年度 2 月補正予算当初提案 分 について 説明 させていただきます 。
「 平成 21 年度 2 月補正予算 ( 当初提案 分 ) の 概要 」 をお 願 いしたいと 思 います 。
1 ページ 、 1 、 一般会計補正予算 ( 第 4 号 )。
( 1 ) 歳 入 歳 出補正予算 の ② 歳 出予算 の 概要 につきましては 、 まちづくり 推進局所管 分
は 地域活 性 化 ・ きめ 細 かな 臨時交
臨時 交 付 金活 用事業 で 、 補正 額 31 億 5 , 121 万 5 , 000
円 のうち 、 まちづくり 推進局所管 分 は 4 億 1 , 45 6 万 2 , 000 円 でございます 。
次 に 、 2 ページ 、( 2 ) 繰越 明 許 費補正 でございます 。
地域活 性 化 ・ きめ 細 かな 臨時交
臨時 交 付 金活 用事業 につきまして 、 今回 計上 させていただきま
したまちづくり 推進局所管 分 、 全 額 の 4 億 1 , 45 6 万 2 , 000 円 の 繰 り 越 しの 補正 を
お 願 いするものでございます 。
今回 計上 させていただきました 各事業 についてご 説明 させていただきます 。
4 ページ 、 別 紙 をお 願 いします 。
まちづくり 推進局所管 分 は 、 2 、 住 み よいまちづくり 、 快適空間 の 創 出 でございます 。
奈良 公 園 の 活 性 化 につきましては 、 補正予算 額 1 億 5 , 5 00 万円 のうち 、 まちづくり
推進局所管 分 は 9 , 5 00 万円 でございます 。 鷺池蓬莱橋
鷺池蓬莱 橋 改 築 、 地 獄 谷 トイレ
トイ レ 改 築 、 春 日
野 園 地防護柵
地防 護柵 整備 を 実施 し 、 奈良 公 園 を 訪 れた 観光客 が 安 全 に ゆ ったりとくつ ろ げ る 環境
を 実施 してまいります 。
次 の 公 園 事業 につきましては 、 補正予算 6 , 010 万円 のうち 、 まちづくり 推進局所管
分 は 5 , 5 00 万円 でございまして 、 馬 見 丘陵 公 園 、 大和民族
大和民 族 公 園 、 竜 田公 園 、 及 び 大 渕
池 公 園 で 園 地 の 再 整備 を 実施 し 、 県 民 に 憩 いとやすら ぎ 、 レ クリエ
クリ エ ー シ ョ ン 活動 の 場 を 提
供 する 公 園 整備 を 実施 してまいります 。
道 路 ・ 街路 整備 で 、 主 な 内容 の 街路改
街路 改 良 につきましては 、 中 和幹線 、 JR 関 西線 、 桜 井
線 、 大 森高 畑 線 ほか 1 線 で 、 街路沿 道 環境 の 整備 を 実施 してまいります 。
5 ページ 、 3 、 県 有 施設 の 整備 ・ 改 修 でございます 。 合 計補正予算 額 12 億 2 , 3 5 7
万 8 , 000 円 のうち 、 まちづくり 推進局所管 分 は 2 億 4 , 45 6 万 2 , 000 円 でござ
次に、
います 。
奈良 土木事務所本 館 及 び 新 築 受 電設 備 改 修 工 事 ほか 26 カ 所 で 、 県 有 施設 の 維持 補 修 、
- 1
5-
小規
模 修繕 を 実施 するものでございます 。
以 上 で 、 まちづくり 推進局 の 2 月補正予算当初提案 分 の 説明 を 終 了 させていただきます 。
次 に 、「 平成 21 年度 2 月補正予算 ( 追 加提案 分 ) の 概要 」 をお 願 いします 。
6 ページ 、 4 、 奈良 県 流 域 下 水道事業費特別会計補正予算 ( 第 2 号 ) でございます 。
( 1 ) 繰越 明 許 費補正 でございまして 、 流 域 下 水道 建設 事業 で 、 工法 等 検討 に 不測 の 日
時 を 要 したことによりまして 、 12 億 8 , 200 万円 の 繰 り 越 しをお 願 いするものでござ
います 。
今 度 の 執 行 につきましては 、 計 画 的 かつ 着実 な 執 行 、 慎 重 管理 に 努 め 、 少 しでも 多 くの
年 内 完 成 を 、 また 新年度 での 早期完 成 に 向 け 、 全 力 を 挙 げ て 取 り 組 んでまいりたいと 思 っ
ております 。 よ ろ しくお 願 いします 。
以 上 で 、 まちづくり 推進局 2 月補正予算 、 追 加提案 分 の 説明 を 終 わらせていただきます 。
次 に 、 2 月補正 、 追 加提案 分 の 契約 案 件 等 について 説明 させていただきます 。
「 平成 21 年度一般会計特別会計補正予算案 その 他 ( 追 加提案 分 )」 31 ページ をお 願
いします 。
号 、 住 宅 建設 事業 に 係 る 請負 契約 の 締 結 についてでございます 。
議会 の 議 決 に 付 す べ き 契約及び
契約及 び 財 産 の 取 得又 は 処分 に 関 する 条 例第 2 条 の 規定 によりま
して 、 議 決 を 求 めるものでございます 。
2 件 ございます 。
1 件 目 は 、 工 事名 、 県 営 住 宅小泉 団 地 第 2 期 建設工
建設 工 事 1 工区 。 契約金額4
契約金額 4 億 9 , 777
万 2 , 45 0 円 。 契約 の 相 手 方 といたしまして 、 中村 建設・
建設 ・ 大 倭殖産
倭殖 産 特定 建設工
建設 工 事共 同企
議第 116
業体 でございます 。
件 目 は 、 工 事名 、 県 営 住 宅小泉 団 地 第 2 期 建設工
建設 工 事 2 工区 。 請負 金額4
金額 4 億 6 , 3 95
万 4 , 0 5 0 円 。 契約 の 相 手 といたしましては 、 中村 建設・
建設 ・ 大 倭殖産
倭殖 産 特定 建設工
建設 工 事共 同企
2
業体 でございます 。
33 ページ 、
報 第 28 号 、 地方自 治 法 第 180 条 第 1 項 の 規定 による 専 決 処分 の 報 告 に
ついてでございます 。
県
営 住 宅 家賃 の 滞 納 者等 に 対 する 住 宅明 渡 等請求 申 立 てに 関 する 訴訟 事 件 についてでご
ざいます 。
詳 細 につきましては 、 3 4 ページ をお 開 き 願 いたいと 思 います 。
これは 、 家賃滞
家賃 滞 納 月 数 は 6 カ 月 以 上 、 または 滞 納 額 が 20 万円以
万円 以 上 のうち 、 特 に 悪質 と
- 1
6-
認 められる 6
件 につきまして 住 宅 の 明 け 渡 し 等 の 請求 申 し 立 てをいたしましたので 、 報 告
するものでございます 。
内 訳 につきましては 、 記載 のとおりでございます 。
以 上 で 、 まちづくり 推進局 、 2 月 の 定例県議会 追 加提案議案 の 説明 を 終 わらせていただ
きます 。
ろ しくお 願 い 申 し 上 げ ます 。
○ 三毛水道局長 それでは 、 平成 22 年度 奈良 県水道用水 供 給 事業費特別会計予算案 につ
ご 審議 のほど 、 よ
きまして 、 その 概要 についてご 説明 をしたいと 思 います 。
「 平成 22 年度一般会計特別会計予算案 の 概要 」 をお 願 いします 。
営 水道 施設 の 整備推進 と 安 定 給 水 ということでございます 。
( 1 ) 給 水事業 につきましては 、 配水 収 益 、 その 他 で 117 億 1 , 700 万円余
万円 余 を 見込
132 ページ 、 1 、 県
んでおります 。
事業
内容欄 に 記載 しておりますけれども 、 料 金 につきまして 、 5 円 を 引 き 下 げ 、 1 4 0
円 といたします 。
また 、 年 間 給 水予定 量 を 7 , 9 00 万立方メ
万立方 メ ー ト ル と 見込 んでおります 。
収 支 の 差 額 でございますけれども 、 9 億 5 , 000 万円余
万円 余 の 黒 字 を 計上 しております 。
このうち 、 7 億 7 , 000 万円余
万円 余 は 、 低 金利 資 金 への 借 りか え 効果 でございます 。 したが
いまして 、 実質 的 な 黒 字 は 1 億 7 , 000 万円 となる 見 通 しでございます 。
次 に 、( 2 ) 県 営 水道 施設 の 拡 張 、 更 新 改 良 等 につきましては 、 拡 張 事業 、 既 存 施設更
施設 更
新 改 良 事業 、 県 営 水道水源 環境調
環境 調 査等 につきましては 、 いずれも 継 続 をして 実施 をいたす
ものでございます 。
営 水道 給 水開 始 4 0 周 年 記 念 事業 でございますけれども 、 本年 7 月 は 県 営
水道 が 給 水 を 始 めましてから 4 0 年 になります 。 これを 契機 に 、 奈良 の 水 の 恵 み に 感謝 し 、
今 まで 築 いてまいりました 水全体 の 環境 や 仕 組 み への 理解 を 深 め 、 これからも 県 民 の 皆様
に 水 を 大 切 にしてもらおうとするとともに 、 水源 地域 のことなども 学 習 いただき 、 水 環境
のあり 方 を 考 え ていただくきっかけづくりに 資 したいと 考 え ております 。
次 に 、 2 、 水道 施設 における 震 災対策 でございます 。
県 営 水道 施設耐震
施設耐震化
耐震 化 事業 につきましては 、 桜 井 、 御 所 、 各 浄 水 場 施設 につきまして 継 続
をして 実施 をいたします 。
なお 、 コンクリ ー ト 構 造 物 の 耐震 管理 につきましては 、 平成 2 4 年度中 にはす べ てを 完
新規事業 の 県
- 1
7-
見込み
見込 み でございます 。
応 急 給 水 栓 等整備事業 でございますけれども 、 本年度 も 継 続 して 整備 をいたしたいと 思
了 できる
います 。
完 了 箇 所 の 23 カ 所 につきまして 、 給 水 器 具 等 を 市町 村 に 無 償譲渡 をして 、 市町
村 におきまして 活 用 いただきたいと 考 え ております 。
予算案 につきましては 、 以 上 でございます 。
続 きまして 、 平成 22 年度 2 月県議会提出予定 条 例 につきましてご 説明 させていただき
また 、
ます 。
「 平成 22 年度 2 月県議会提出予定
条 例 」 の 38 ページ 、 奈良 県水道用水 供 給 条 例 の 一
改 正 する 条 例 につきまして 、 ご 説明 をいたしたいと 思 います 。
今回 の 改 正 は 、 平成 22 年度 から 平成 2 4 年度 までの 給 水料 金 を 、 現 行 の 1 立方メ
立方 メ ー ト
ル 当 たり 1 45円
45 円 を 1 4 0 円 にしようとするものでございます 。
これは 、 企 業 債 の 繰 上 償 還制 度 によりまして 、 低 利 資 金 への 借 りか え 効果 が 平成 1 9 年
度 から 平成 21 年度 までに 約 10 億円生じ
億円生 じ ております 。 このことから 、 市町 村 の 負担 を 軽
部を
減 しようとするものでございます 。
5 年度 からは 、 新 たに 基本料 金 と 従 量 料 金 で 構 成 いたします 二 部料 金 制 度
を 導 入 することを 現在検討
現在 検討 しておりまして 、 今回 の 改 正 は 暫 定的 に 給 水料 金 を 特例 として 、
附則 を 追 加 することといたしました 。
2 月定例議会提出 条 例議案等 につきましては 、 以 上 でございます 。 何 と ぞ よ ろ しくご 審
議 いただきますよう 、 お 願 い 申 し 上 げ ます 。
○ 井岡委員長 それでは 、 ただいまの 説明 、 またはその 他 事 項 も 含 めて 質 疑 等 があれ ば 、
ご 発 言 願 います 。
なお 、 理事者 の 皆様方
皆様 方 には 、 委員 の 質 疑 等 に 対 して 、 明確 かつ 簡潔 に 答弁 をお 願 いし
なお 、 平成 2
ます 。
それでは 、 ご
発 言 願 います 。
○ 川口委員 たくさんあるわけやけれども 、 余 りたくさんやり 過 ぎ ると 、 また 皆 さんに 迷
惑 をおかけしますので 、 内容 を 少 なくしてお 尋 ね をしたいと 思 います 。
一 つは 、 きのうも 発 言 をいたしましたけれども 、 森山委員 が 春 の 小川 をお 話 しなさった
し 、 少年 のこ ろ の 唱歌 だったのです 。 そういうことで 、 環境問
環境問 題 とのかかわり 合 いという
ことで 提案 があったわけでありますが 、 私 は 思 い 出 したわけです 。 というのは 、 かつて 我
- 1
8-
畑 さん 、 建設省 の 砂 防 部長 ですかな 、 就任 をなさっ
たと 思 いますが 、 その 折 に 奈良 へお 帰 りいただいて 、 この 部 屋 で 、 ウ ッドブロ
ッド ブロック
ブロ ック を 普及
して 、 奈良 県 の 木 材 をお 使 いになったらどうかというようなことの 提 起 を 受 けたことがよ
み が え ってきたわけで 、 そういうことで 、 これは 治山治水 、 特 に 河 川事業等 の 関係 で 、 今
までお 使 いになったこともあるのだ ろ うと 思 いますが 、 この ウ ッドブロ
ッド ブロック
ブロ ック を 使 うことに
よって 、 奈良 県木 材 をさらに 活 用 していただけれ ば いいのではないかと 。
インタ ー ネット で 出 てきますけれども 、 東吉野
東吉 野 村 は 、 それをつくって 販売 をしていると
いう 宣 伝 、 啓 発 も 出 されておりました 。 このことについて 、 ひ とつお 尋 ね をしておきたい 。
少 し 話 を 聞 かせてもらったら 、 実 は 高 くつくのやと 、 コンクリ ー ト よりも 高 くつくのや
というような 話 ですけれど 、 な ぜ 高 くつくのか 。 つまり 、 手 間 暇 がかかって 、 人手 がたく
さんかかるという 意 味 だ ろ うと 思 います 。 それで 人手 がたくさんかかったら 、 む し ろ 雇 用
促 進 に 、 就労対策
就労 対策 、 雇 用 促 進 につながるのではないかと 、 こういうように 思 いを 持 つわけ
ですが 、 ひ とつ 所 見 を 伺 っておきたいと 思 うわけです 。
それから 、 各 セクショ
セクシ ョ ン でお 願 いをしておきました 耐震 にかかわっての 診断 、 設 計等 の
予算 が 随 分 今 年度 もあるわけですが 、 まとめていただきましたので 。 このまとめていただ
いた 内容 は 、 き ょ うの 説明 のまちづくり 推進局 の 住 宅関係 には 入 っていない 。 これは 入 っ
が 県 の 土木部長 を 務 めていただいた 田
ていない 。
申 し 上 げ ておるわけやから 、 少 なくともまちづくり 推進局 の 所管 の 部
分 も 入 れて 資料提 供 する ぐ らいの 気持 ちが 欲 しいと 思 う 。 いずれにし ろ 、 この 予算 書 を 見
どうして 、 前日 、
たらわかりますがな 。 というようなものやけれど 、 求 めているのは 、 こんなにもたくさん 、
市町 村 の 公共事業 はかなりあると 思 う 。
急 いでやってもらっているから 、 大 分 ほお ば っている 向 きがあると 思 いますが 、 いずれ
にしたって 、 耐震 にかかわっての 対策 、 国 が 求 めているのは 平成 22 年度 末 までにと 期 限
が 切 られているということでありますから 、 それこそ 一 瀉千里 で 展開 をしてもらわないと
県 だけでもこれだけある 。
いけないのです 。
ろ い ろ 総 量 を 見 た 場 合 、 これがまた 来 年 の 今 ご ろ には 繰
越 明 許 というようなはめになるのと 違 うかと 。 そういう 意 味 で 、 今 から 体 制 をどう 整 え 、
推進 をしていくかということも 大 事 であると 思 いますから 、 そういう 意 味 での 担当部局 と
して 対 応 策 というのは 十 分 にお 持 ちなのかどうなのか 、 いま 一度確 かめておきたいと 思 う
けれども 、 果 たしてこれが 、 い
わけです 。
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建設 委員会 に 所 属 しておりますので 、 何 度 も 何 度 もこの 耐震 の 関係 で 申 し 上
げ ておりますのが 、 耐震 補 強 等 にかかわって 手 数 料 が 、 耐震 の 診断 や 設 計 にかかわっての
手 数 料 が 高 いと 申 し 上 げ た 。 そうすると 、 い え 、 うちの 関係 のなら 建築住 宅 センタ ー は 安
いのや 、 とこうおっし ゃ った 。 資料 をいただいたわけです 。
これは 、 2 種類 あるから 配 ってち ょ うだい 。
県 からいただいた 資料 と 、 私 が インタ ー ネット で 引 いた 資料 と 、 2 種類 あるから 、 これ
を 見 比 べ ながら 、 何 で 県会議員 が 求 めた 資料 に 改 ざんをして 出 すのや 。 これを ひ とつきっ
ちりしておきたいと 。 だれがつくったのやと 。 恐 らくまちづくり 推進局長 がつくったので
も 、 建築 課長 がつくったのでもないと 思 います 。 どうしてそんなことをするのや 。
だから 、 これ 一 遍 真 相 を 明確 にしないといけない 。 まちづくり 推進局長 や 建築 課長 を 陥
れるためにこういうような 資料 を 出 したのかと 言 わざるを 得 ない 。 これは 、 やっ ぱ り 真 相
を 明確 に 、 委員長 、 だれがこれをつくったのかということを ぴ しっとしてもらいと 思 う 。
内 々 で 求 めた 資料 でも 何 でもないわけ 。 公開 の 席上 で 、 公 の 会議 で 求 めてきた 資料 です 。
まず 、 耐震 補 強 計 画 判 定料 、 それから 耐震診断
耐震 診断 等 判 定料 、 これが 耐震 にかかわっている 。
3 枚 目 は 、 もう 一度 、 これは ( 財 ) なら 建築住 宅 センタ ー の 財 産 にかかわって 何 度 も 申 し 上
げ てきたけれど 、 初 めてお 聞 きになる 方 もいらっし ゃ ると 思 いますから 、 この 内容 です 。
それから 、 耐震診断
耐震 診断 等 判 定料 は 、 公 表 された 内容 。 これ 見 ていただいたらわかる 。 公 表
と 書 いた 下 の 2 枚 目 が 、 近 府 県 や 関係 機 関 の 料 金 をまとめて 、 整理 をした 内容 なのです 。
申 し 上 げ たいのは 、 耐震 補 強 計 画 判 定料 は 、 県 からいただいたのを 見 てください 。 この
学 校 施設 の 校 舎 等 という 欄 の 200 ㎡ 以 内 はないのです 。 つくられたと 思 う 。 それから 、
学 校 施設 の 屋 内運動場
内運動 場 の 200 ㎡ 以 内 、 これもないのです 。 2 枚 目 の 耐震診断判
耐震 診断判 定料 の 学
校 施設 の 屋 内運動場
内運動 場 、 これもないのです 。 わざわざこれをつけて 、 あたかも 安 いのですと
いうような 、 そういう 仕様 になっているわけです 。
何 でこんなことをするのかと 。 何 でこんなことをするのかということを 知 りたい 。
ありますか 。 建築 課長 、 まちづくり 推進局長 、 改 めて 見 てください 。 私 の 持 ってきた 資
料 と 見 比 べ てください 。 公 表 と 書 いてあるのは ( 財 ) なら 建築住 宅 センタ ー が インタ ー ネッ
ト に 出 している 資料 です 。 違 いますか 。 公 表 と 書 いてあるのはほんまもの 。 それから 、 耐
震 診断 等 判 定料 は 、 県 からいただいた 、 改 ざんしたもの 。 しかも 、 これは 、 い ろ い ろ 細 か
く 区分 けして 、 あたかも 素 人 だったらなかなか 見 づらい 。
先 生 、 これあんた 、 ごまかされてますがな 。 と スタッフ に 勉強 させた 。 ごまかされてい
それから 、
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ますがな 。 これは
ような 代
単 なるごまかしで 済 み ませんよ 。 間 違 が え て 出 しました 。 と 、 そういう
物 と 違 います 。
そのことについて 、 まず 、
私 が 説明 するより 、 見 たらわかるでし ょ う 。 まちづくり 推進
余 り 責 めたくないのだ 。 かわいそうやと 思 っているわけ 。
○ 仲谷まちづくり
仲谷 まちづくり推進局長
まちづくり 推進局長 今 の 耐震診断
耐震 診断 の 料 金 ですけれども 、 これは 今 資料 をいただき
ましたので 、 どういう 行 き 違 いがあったのか 、 その 辺 は 、 今 の 時 点 でわかりませんので 、
局長 、 あなたを
すいません 。
○ 前田建築課長 耐震
耐震診断
診断 と 耐震 補 強 の 計 画 の 判 定料 の 関係 でございます 。
これは 、 委員 から 、 各 機 関 との 比 較 でどういう 水 準 にあるのかということをご 指摘 され
たために 、 我 々 の ホ ー ム ページ から 拾 ってきて 、 各 機 関 のそれ ぞ れの 面 積 分 類 に 応 じ て 拾
ってきた 数字 でございます 。
それで 、 今 委員 お 配 りの 公 表 と 書 いてある 耐震診断
耐震 診断 等 判 定料 でございますが 、 これは
(財 )なら 建築住 宅 センタ ー で 出 ているものでございまして 、 これは 、 判 定料 ( 消 費 税 を 含
む ) という 形 になっています 。 まず 一 つはその 消 費 税 込 み かどうかというとこ ろ でござい
ます 。 そこは 消 費 税 込 み で 、 こちらの 近 畿府 県等 判 定 機 関比 較表 は 、 他 の 機 関 との 比 較 の
ために 税抜 きという 形 にさせていただいております 。
それから 、 ご 指摘 のありました 200 ㎡ 以 内 という 分 類 がないのではないかというお 話
でございますが 、 確 かに ( 財 ) なら 建築住 宅 センタ ー では 200 ㎡ 以 内 の 分 類 はございませ
ん 。 それは 、 ( 財 ) なら 建築住 宅 センタ ー の 200 ㎡ 以 内 と 200 ㎡ 超 ~ 5 00 ㎡ 以 内 とい
うのは 全 く 同 じ 手 数 料 になっております 。
一 方 で 、 例 えば今回
えば 今回 比 較 しました 大 阪府建築
阪府 建築士
建築 士 事務所 協 会 と 、 財 団法 人 大 阪 建築防災セ
建築防災 セ
ンタ ー については 200 ㎡ 以 内 と 200 ㎡ 超 ~ 5 00 ㎡ 以 内 と 分 けているとこ ろ がありま
したので 、 他 の 機 関 との 比 較 という 意 味 で 、 この 資料上 では 分 けさせていただいたという
ことでございます 。
み に 、 実 は 、 今 配 っていただいた 耐震 補 強 計 画 判 定料 ですが 、 実 際 にはもっと 上 の
規 模 まで 手 数 料 はあるのですが 、 これは 一 応 、 例 えば学
えば 学 校 施設 の 校 舎 等 では 4 , 000 ㎡
以 内 までのとこ ろ までで 切 っております 。 これは 平 均 面 積 、 大 体 建築物
建築 物 の 耐震判
耐震 判 定 とか 診
断 をするときには 平 均 面 積 が 大 体 1 , 300 平 方 メ ー ト ル から 1 , 4 00 平 方 メ ー ト ル ぐ
らいということで 、 そこら 辺 を カバ ー できるような 形 で 抽 出 したものでございます 。
ちな
ということでございますので 、 ご 理解 いただきたいと 思 います 。
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○ 川口委員
あくまでも 、 あなた 、 これは 、
建築 課 がくれたのは 間 違 いがない 、 理解 が 足
言 い 方 をするわけ 。
しかも 、 他 の 機 関 が 示 している 数字 は 消 費 税 込 み で 書 いてあるわけや 。 奈良 県 は 消 費 税
抜 きで 書 いておるわけや 。 何 で 合 わせて 書 かないのか 。 安 いという イ メ ージ を 見 せるため
に 、 これを 改 ざんと 言 っておるわけや 。 何 で 面 を 合 わさないのか 。 資料 を 何 で 合 わさない
のか 。 ごまかすために 、 この 資料 を 出 してきたのではないかと 、 そう 言 わざるを 得 ない 。
それで 、 しかも 、 その 料 金 は 安 いですか 。 ( 財 ) なら 建築住 宅 センタ ー は 安 いですか 。 こ
れは 、 県 の 事業 で 予算 を 組 まれておるわけや 。 ( 財 ) なら 建築住 宅 センタ ー に 、 また 依頼 を
しないとならない 部 分 があるわけや 。 高 い 予算 で ( 財 ) なら 建築住 宅 センタ ー にもうけても
らうということになるわけやから 。 奈良 県 の 予算 にも 影響 するから 、 あ え て 言 うとるわけ
やで 。 単 になら 建築住 宅 センタ ー の 業務 の 一 端 の 方 を 見 ているのでも 何 でもないわけや 。
奈良 県 の 予算 から 、 手 数 料 を 支 払 うわけやから 。 わざわざ 消 費 税 の 入 ったものと 抜 きのや
つと 並 べ て 、 奈良 県 は 安 いですよと 。 何 か 作 為 があるとしか 思 え ないでし ょ うが 。 これは 、
作 為 がないの 。 それでも 理解 せいと 言 うのか 。
○ 前田建築課長 一 応 、 私 のとこ ろ に 上 がってきたのは 、 税抜 きという 形 です べ て 整理 さ
れているという ぐ あいに 理解 しておったのですが 、 そこは 確認 させていただきたい 。 もう
一度確認 させていただきたいと 。 作 為 的 なものでは 決 してございません 。
○ 川口委員 だから 、 まちづくり 推進局長 も 建築 課長 も 気 の 毒 やと 。 その 向 こうを 読 んで
いるから 、 あ え て 言 うとるわけや 。 それでも 、 なおかつ 擁 護 するような 発 言 をするから 、
あ え て 言 うとるわけや 。 この 資料 をつくったのはだれやと 。 出所 はどこやと 。 お 互 い 、 上
司 は 部 下 を 信 じ て 資料 を 扱 うものや 。 吟味 して 見 ないといけない 責任 はあるにしても 、 お
りないだけやという
およそそういうものやな 。
奈良 県 の 建築技師
建築 技師 の 関係 にあっては 、 (財 )なら 建築住 宅 センタ ー の 運 営 に 疑 義 を 抱 く 者 、
それを 擁 護 する 者 、 両 方生 かしてやるということを 、 奈良 県 も 、 そういうことも 認 識 をし
ながら 業務 に 取 り 組 んでもらわないといけないわけ 。
私 は 理解 できへんから 、 これは 一 遍 追 及 を 本議会 できちっとしてもらいたいと 。
それから 、 3 枚 目 を 見 てください 。
これもまた 不親切
不親切 や 。 (財 )なら 建築住 宅 センタ ー の 基本財 産 とある 資料 。 設立 が 昭 和 5
0 年 です 。 それから 、 平成 11 年度 、 平成 12 年度 、 そして 平成 1 4 年度 、 そして 平成 1
5 年度 、 平成 16 年度 、 3 年 続 いて 。 それから 以 降 はないわけです 。 今 時 点 の 資料 を 求 め
これは 、
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今時点のね。
それから 、 ( 財 ) なら 建築住 宅 センタ ー が 一 生 懸 命 お 働 きいただいたので 余剰金
余剰 金 が 出 てま
いりました 。 それを 、 運 用財 産 からの 繰 り 出 しということで 、 どんどんこの 基本財 産 に 組
み 込 まれてきた 。 出資率 、 最 初 は 県 が 5 0 % であった 。 だんだん 薄 くなってくるわけです 。
だから 、 県 の 監 理 監督 の 権限 というのは 薄 くなるわけ 。
だから 、 このこととの 関係 で 、 お 聞 きいただいた 人 もおると 思 いますけれども 、 奈良 国
際 ゴ ル フ 場 、 これが 県 と 奈良市 と 、 それから 近鉄 ですか 、 3 分 の 1 ずつ 出資 でつくられた 。
当 時 の 駐 留軍 の 注 文 でつくられた 。 それもまた 資本 が 組 み 込 まれて 、 いつの 間 にやら 県 の
出資率 が 4 分 の 1 以下 になった 。 最 初 は 3 分 の 1 だったけれど 。 今 、 監 査 権 も 何 もないわ
たわけや 、
け。
歴史 を 私 は 、 私 も 県会議員 、 若 かりしこ ろ に 耳 に 入 っておりますから 、 それを
思 い 出 してずっと 言 い 続 けたわけや 。 出 捐 金 といったら 株 主 ですがな 。 言 い 方 は 違 うけれ
そういう
ども 。
経 緯 があって 、 い ろ い ろ 変 化 するわけです 。 その 変 化 の 仕
方 を 、 県 が 最 初 につくらせたわけだし 、 つくったわけだから 、 県 がいつまでも 監 理 監督 、
責任 が 持 てるように 、 そういう 権限 が 残 るような 対 応 にせないかんわけです 。
だから 、 平成 16 年度 からどうなっているの 。 もう 私 は 、 いつ ぞ や 建設 委員会 で 申 し 上
げ た 。 2 億円以
億円 以 上 の 金 が 余 っているはずです 。 そこで 、 どないするのやと 。 そないにもう
かるのやったら 、 手 数 料 です ね 、 判 定料 、 もっと 下 げ てもらいたいのや 。 どうして 下 げ さ
ものには 、 いきさつがあり 、
さないのや 。 そういうことになるわけですよ 。 この 資料 もきちっとしてもらいたい 。
捐 金 、 私 の 勘違 いかもわかりませんけれども 、 その 後 、 近 畿 ブロック
ブロ ック
昇降機
昇降 機 等 検 査 協 議会 、 今 度 は エレベ ー タ ー の 会 ですな 。 それから 日本 建築家
建築 家 協 会 、 こうい
うのもある 。 ここも 出資 をなさったようですけれども 、 金 が 余 ってきたから 返 すと 。 返 す
かわりに 、 今 までこの 構 成員 だった メ ンバ ー から 外 されたと 。 つまり 、 この 機構 の 構 成 メ
ンバ ー からもう 邪魔 者 は 外 すと 、 こういうような 形 になっているわけ 。 邪魔物
邪魔 物 は 外 す 。 そ
こら 辺 も 一 遍 どないなっているか 、 きちっとす べ しや 。 このままでは 迷惑 な 話 やと 思 う 。
まちづくり 推進局長 の 前 任 者 もこの 理事 に 入 っておられたわけだけれども 、 局長 が 外 れ
たものやから 、 今 度 は 顧問 ということで 名前 が 出 とるわけ 、 顧問 という 形 で ね 。 奈良 県 の
人事 権 というのは 、 一体 どうなっているのかというような 話 や 。
話 に 聞 くとこ ろ によると 、 景色 、 環境 、 景 観 のかかわり 合 いがあるからということで 、
あわせて 、 この 出
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創 造部長 が 顧問 になっておられるわけやいうこと 。 そういった 景 観 のかかわり
合 いが 、 ということは 次長 なのだ ろ うけれども 、 別人 が 県 から 指 名 をなさったということ
ではないか 。 景色 の 関係 が 必要 であるとするなら ば ですよ 。 それはそういうことで 、 もう
言 及 す べ きことではなか ろ うと 思 いますが 。
かつて 、 この メ ンバ ー の 中 では 消防 関係 も 入 っている 。 消防ね
消防 ね 。 景 観 がいるのやったら 、
景色 の 問 題 、 産 業 の 問 題 を 言 うのやったら 、 消防 も 大 事 なことです 。 消防 も メ ンバ ー に 入
っておるから 。 それが 外 れているわけ 。 一体 どうなっているのやと 。
そして 、 いわく 、 その 中心 メ ンバ ー は 皆 、 おれたちは 県 から 雇 われているのではない ぞ
と 。 まさに 財 団 だと 思 いますよ 。 だけれど 、 いきさつは 県 やで 。
そして 、 メ ンバ ー の 多 くは 、 県 から O B になった 方 々 がそこに 従事 をなさっている 。 そ
れは 結 構 なことなのです 。 それで 、 まちづくり 推進局長 も 建築 課長 もそこの 副理事長 です
か 、 あるいはまた 理事 に 参 加 されておるけれども 、 こういった 、 人 が 疑 念 を 抱 くような 事
柄 にかかわって 発 言 ができるものなのかどうなのか 、 そういう 雰囲気
雰囲 気 なのかどうなのか 。
そういう 雰囲気
雰囲 気 でもないだ ろ うと 見 ておるわけ 。 さわやかな 機構 にす べ きだと 。
尋 ね たいのは 、 (財 )なら 建築住 宅 センタ ー が 県 の 上部 機構 なのか 下 部 機構 なのかと 、 こ
ういうことですよ 。 今 だったら 上部 機構 になっている 。 上部 機構 に 、 実 態 は 。 いや 、 そう
ではございません 。 とおっし ゃ るなら 言 ってください 。 そういう 方向 で 運 営 をしていただ
宮谷 くらし
いたらいいわけだから 。
私 の 発 言 に 対 する 所 見 を 伺 っておきたい 。
○ 前田建築課長 幾 つかご 指摘 をいただいておりますけれども 、 まず 権限 の 関係 でござい
ます 。 ご 指摘 のとおり 、 基本財 産 で 、 当初 は 昭 和 5 0 年 に 奈良 県 が 5 00 万円 出 捐 したと
いう 形 になっておりまして 、 その 中 での 出 捐 割合 は 5 0 % という 形 になっております 。
平成 16 年 については 、 その 後 、 他 団 体 からの 出 捐 の 増 資 、 それからあと 運 用財 産繰 出
金 という 形 になっておりまして 、 結果 として 奈良 県 の 出 捐 比率 というのは 1 5 % という 形
になっておるとこ ろ でございます 。
ただ 、 この 機 関 はあくまで 公 益 法 人 でございます 。 公 益 法 人 の 業務 につきましては 、 ご
承 知 と 思 いますけれども 、 寄附 行 為 という 形 で 縛 られておりまして 、 寄 付行 為 につきまし
ても 変更 するときには 知事 の 承 認 が 必要 という 形 で 、 かなり 業務 を 限 定 された 形 になって
いるという 点 。
それから 、 指 導 、 監督 の 権限 というのも 県 に 当 然 ございますので 、 そういった 中 で 十 分
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指 導 、 監督 をしていくという 形 になっておるわけでございまして 、 現在 もそういう 形 で 運
営 させていただいているとこ ろ でございます 。
それから 、 あと 、 ここに 書 いてあります 、 平成 1 9 年 に 出 捐 金 は 返済 ということについ
ては 、 今 手元 の 資料 では 確認 できませんので 、 一 応 確認 させていただきたいと 思 います 。
委員 ご 指摘 の 役 員 について 、 以 前 はここに 入 っていた 日本 建築家
建築 家 協 会 とか 、 さっきご 指
摘 のあった 消防 の 関係 も 入 っていたということですが 、 これにつきましては 、 平成 1 9 年
の 建築 基 準 法改 正 に 伴 いまして 、 これは 構 造計算 書偽装
書偽 装 が 問 題 になったときに 、 指 定確認
検 査 機 関 の 透 明性 を 確保 するという 意 味 で 、 いわ ゆ る 制 限 業 種 、 設 計 や 工 事 監 理 に 従事 す
る 人 とか 建設 業 に 従事 する 人 、 そういった 人 が 役 員 の 構 成 の 中 で 占 める 割合 が 3 分 の 1 以
下 にしなさいという ぐ あいに 規定 が 新 たに 定 められたという 中 で 、 そういった 役 員 の 構 成
の 見 直 しが 行 われたという 、 その 一 環 の 中 で 変更 されたという ぐ あいに 伺 っているとこ ろ
でございます 。
発 言 ができる 雰囲気
雰囲 気 かというご 指摘 もありましたけれども 、
これは 我 々 発 言 は 十 分 しておりますので 、 別 にそういった 発 言 ができない 雰囲気
雰囲 気 という 感
じ では 受 けとめておりません 。
最 後 に 、 県 の 上部 機構 か 、 下 部 機構 かというお 話 でございますが 、 これはあくまで 県 と
財 団法 人 というそれ ぞ れの 役割 の 中 で 、 それ ぞ れが 適 切 に 役割分
役割 分 担 しながら 業務 をしてい
くということでございまして 、 そういった 中 で 、 特 にどちらが 上 とか 、 どちらが 下 かとい
うことではございませんけれども 、 当 然 県 としては 最 初 に 出 捐 をしているということ 、 そ
れから 、 あと 公 益 法 人 の 監督権限
監督 権限 も 有 しているという 意 味 では 、 県 としては 運 営 にも 関 与
しているという 形 になっているということでございます 。
以 上 でございます 。
○ 川口委員 建築 課長 、 それ ぞ れ 役割 があるから 、 それ ぞ れ 機構機能 というか 、 つくられ
るわけだけれども 、 だったらどうして 県 から 機構 に メ ンバ ー が 送 られているのだと 。 だっ
たら 、 何 のために 入 っているのや 。 上部 機構 の 中 に 参 加 をしているのかどうなのか 。 対 等
なのですということなら 、 どういう 意 味 での 対 等 なのだと 。 これをきちっとしてもらいた
それから 、 あと 、 理事会 で
い。
言 い 逃 れ ば っかりするのだったら 困 るよ 。 理事 に 入 っているから 私 も 発 言 している 。 と
いう 意 味 のことをおっし ゃ ったけれど ね 、 では 私 が 今 申 し 上 げ ていることは む ち ゃ な 声 で
すか 。 む ち ゃ な 声 ですか 。 これは 県 民 の 声 ですよ 。 その 県 民 の 声 は 理解 してもらわな 、 あ
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困 りますのや 。 ということなのですか 。 それを 聞 かないといけない 。
き ょ うは 予算審査特別委員会 で 、 判 定料 、 手 数 料 、 高 い 。 まけてもらわないといけない
わけや 。 県 の 立 場 でし ょ う 。 高 いではないか 、 どうして 安 くしないのだということを 言 う
てもらわな 困 る 、 それやったら 。 とことんなら ( 財 ) 建築住 宅 センタ ー の 側 に 立 ってあなた
が 発 言 なさるのやったら 、 とことん 議 論 いたしまし ょ う 。 あなたは 建築 課長 だと 思 ってい
るから 。 県 の 立 場 の ポ ジ シ ョ ン にある 人 やから 、 との 思 いで 申 し 上 げ ておるわけや 。 あな
たは 、 この 予算審査特別委員会 で 、 ( 財 ) なら 建築住 宅 センタ ー の 理事 として 答弁 をずっと
し 続 けますか 、 それとも 建築 課長 という 立 場 で 発 言 をしますか 、 どうしますか 。
○ 前田建築課長 当 然 、 建築 課長 として 発 言 しております 。
それで 、 さっきお 話 のあった ( 財 ) なら 建築住 宅 センタ ー の 手 数 料 が 高 いのではないかと
いうことで 、 まけられないかというお 話 がございましたけれども 、 まず 一 つは 、 さっき 委
員 が 示 していただいたとおり 、 近 府 県 の 判 定 機 関 との 比 較 におきましては 、 手 数 料 につい
てはおお む ね 高 い 水 準 であるということは 認 識 しております 。 ただ 、 その 手 数 料 の 水 準 を
どうするかということにつきましては 、 業務 の 質 をどういう ぐ あいに 確保 していくのか 。
例 えば 委員会 の 構 成 とか 運 営 をどうしていくかということを 踏 ま え ながら 、 その 機 関 が 判
断 していくことだと 考 え ております 。
一 方 で 、 耐震 の 判 定 の 機 関 というのは 、 別 に ( 財 ) なら 建築住 宅 センタ ー だけに 限 ってい
るわけではございませんで 、 例 えば市町
えば 市町 村 で 言 いますと 、 その 市町 村 がどの 判 定 機 関 を 選
ぶ かというのは 、 それは 市町 村 の 判断 になるという 形 になると 認 識 しておりまして 、 そこ
については 特 段 県 の 方 でどうこうしようという 形 には 考 え ていないと 。
なお 、 県 としては 、 その 手 数 料 の 水 準 も 含 めまして 、 公 益 法 人 の 監督 の 観点 から 、 指 導
す べ きことがあれ ば 指 導 してまいりたいと 思 っています 。
以 上 です 。
○ 川口委員 建築 課長 な 、 詭弁 でこの 予算審査特別委員会 を 収 めようなんて 思 ったら 大間
違 い 。 素 直 に 物 事 を 整理 しようよ 、 素 直 に 。 その 気 はないの 。 素 直 にやれよ 、 素 直 に 。 弁
明 ば かりではないか 。
高 いと 言 うたら 、 いや 、 そんなことはございません 。 役 員 やと 。 今 、 あなたから 初 めて
高 いという 言葉 が 出 たけれど 。 安 うおまん ね んと 、 資料 を 出 せと 、 出 しても ろ た 。 それ 、
改 ざんや 。 細 かくありまん ね んと 。 そんなに 細 かく 細分化
細分化 されてへん 。 5 00 ㎡ 以 内 と 。
そんないわ ば 申 請 あらへん 。 ないものまで 、 こんな 改 ざん 出 してや ね 、 試 算 をいっ ぱ い
なたのような 理解 では
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細 々 入 れて 、 ごまかしの 資料 を 、 改 ざん 、 ごまかしの 資料 が 出 てきた 経 緯 を 明確 にしても
らいたいと 言 っておるわけ 。
どこかで 間 違 いましたのや 。 と 、 どこかで 間 違 ったとの 違 うの 。 これは 、 意 図 的 なもの
やで 。 これをきちっと 言 うてください 。
それから 、 高 い 。 高 いことにかかわってどうするかということも 、 これは 整理 してもら
( )
建築住 宅 センタ ー に 名前 を 連 ね ている 皆 さんの 立 場
というのはどういうことなのか 。 どういう 形 で 推 薦 されて 、 どういう 形 でその ポスト に 従
事 なさっているのか 、 これも 明確 にしてもらいたい 。 人事 機構 。 人事 の 機能 ですわ 、 人事
機能 。 これも 明確 にしてもらいたい 。
これは 整理 するまで 、 答 え が 出 るまで 私 は 、 あとい ろ い ろ 質 問 、 皆 さんあ ろ うかと 思 い
ますけれども 、 私 はほかにもあるわけ 。 これは 整理 してください 。 休憩 してでも 構 わへん 。
整理 、 理事者 の 方 で 。
○ 井岡委員長 それでは 、 今 言 われております 、 県 からの メ ンバ ー が 参 加 していて 、 どう
いう 形 で ポ ジ シ ョ ン を 配 置 しているのか 、 どういう 経 緯 があるのかというのと 、 金額 が 高
いではないかというのと 、 それともう 一 つは 、 基本財 産 の 平成 16 年度 までですけれども 、
それ 以 降 、 剰余金
剰余 金 が 余 っているのではないかと 。 余 っているのに 、 な ぜ 金額 が 高 くなった
という 、 川口委員 から 言 われた 整理 をしていただきたいと 思 います 。
そして 、 もう 一 つは 、 配付 された 資料 の 、 まあ 言 うたら 5 00 ㎡ とか 、 どれだけあるの
か 、 ち ゃ んとした 明確 な 資料 の 訂 正 を 求 めたいと 思 いますけれども 、 いかがでし ょ うか 。
よ ろ しいですか 。
そしたら 、 午 後 1 時 まで 休憩 します 。
11 : 33 分 休憩
13 : 02 分 再 開
○ 井岡委員長 休憩 前 に 引 き 続 き 、 会議 を 開 きます 。
それではご 発 言 願 います 。
○ 窪田副知事 先 ほどご 指摘 をいただいた 件 でございますが 、 私 どもの 見 解 を 取 りまとめ
わないかん 。 それから 、 この 財 なら
てまいりました 。
団法 人 なら 建築住 宅 センタ ー は 、 県 が 出 捐 し 、 設立 した 法 人 であり 、 また 建築物
建築物 等 の
安 全性 の 確保 という 、 公共性 の 高 い 業務 を 実施 しているものであります 。
理事 となっている 県職員 は 、 ( 財 ) なら 建築住 宅 センタ ー がその 有 する 公共的 な 使 命 にか
財
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運 営 がなされることを 確保 するために 理事 となっております 。 したがいまして 、 法
人 の 運 営 上 、 県 民 の 視 点 から 見 まして 問 題 が 生 じ た 場 合 には 、 適 切 な 対 応 を 行 ってまいり
たいと 考 え ております 。
資料 につきましては 、 他 の 機 関 との 比 較 の 観点 から 加 工 したものであり 、 改 ざんをして
なった
いるわけではございませんが 、 わかりにくいものでございました 。
指摘 のように 、 (財 )なら 建築住 宅 センタ ー の 耐震診断
耐震 診断 、 耐震設
耐震 設 計 の 判 定手 数 料
につきましては 、 近 府 県 の 判 定 機 関等 と 比 較 して 、 総 じ て 高 い 水 準 にございます 。 手 数 料
を 下 げ られるかどうか 、 現 段 階 で 確 たることを 申 し 上 げ ることはできませんが 、 今後 、 建
築 物 等 の 安 全性 が 確保 できるかどうかを 確認 しながら 、 理事会 において 問 題 提 起 するとと
もに 、 公 益 法 人 の 監督機
監督機 関 の 立 場 から 、 必要 に 応 じ て 指 導 を 行 ってまいりたいと 考 え てお
また 、 ご
ります 。
○ 井岡委員長 先 ほどの 答弁漏 れで 、 ウ ッドブロ
ッド ブロック
ブロ ック の 普及 については 。
○ 大熨河川課長 ウ ッドブロ
ッド ブロック
ブロ ック の 利 用 状況 ということでご 答弁 させていただきます 。
ウ ッドブロ
ッド ブロック
ブロ ック につきましては 、 コンクリ ー ト ブロック
ブロ ック にかわる 木 製 の 土木用 の ブロッ
ブロ ッ
ク ということで 開 発 されまして 、 山 の 斜面 を 保 護 する 材 料 であるとか 、 河 川 の 護岸 の 材 料
ということで 用 いられてきたとこ ろ でございます 。
その 特 徴 といたしまして 、 従 来 の コンクリ ー ト 製品 に 比 べ まして 軽量 、 またのり 面 の 空
間 に 草 や 花 などによる 緑化 が 可能 ということであり 、 素材 が 木 材 であることから 、 自 然 環
境 に 適合 するとの 利点 が 見 られたとこでございます 。
その 反 面 、 材 質 が 木 製 であり 、 従 来 の コンクリ ー ト に 比 べ まして 強 度 や 耐久 性 というと
こ ろ で 少 々 問 題 があったということでございます 。
これらを 踏 ま え まして 、 河 川 や 砂 防 事業 で 平成 9 年度 から 平成 17 年度 にかけまして 毎
年 1 5 0 立方メ
立方 メ ー ト ル 、 主 に 河 川 や 砂 防 、 公 園 などの 環境 整備事業 などで 、 強 度 や 耐久 性
に 問 題 のないとこ ろ で 利 用 されてきたということでございます 。
最近 の 利 用 状況 といいますと 、 当初 に 比 べ まして 適 用 の 箇 所 が 減 ったこともあり 、 製品
の 利 用 も 減 っているとこ ろ でございます 。
しかしながら 、 今 般 、 県 の 施策 におきまして 、 健 全 な 水 循 環 の 構築 というようなことも
ございまして 、 その 重 要性 が 認 識 されておるとこ ろ でございます 。 その 基本 であります 里
川 の 再生 ということもございまして 、 その 実 現 にまた 向 けまして 、 ウ ッドブロ
ッドブロック
ブロ ック 等 の 間
伐 材 を 再 評 価 いたしまして 、 これからのまた 利 用 方針 につきまして 種 々 検討 してまいりた
- 2
8-
いと 思 っておるとこ
ろ でございます 。
以 上 でございます 。
○ 川口委員 朝 から 、 種 々 発 言 をしたことにかかわって 、 随 分 と 時 間 が 要 したわけであり
ますが 、 理事者 の 皆 さんにそれこそ 理解 をしてもらいたいわけですけれども 、 議員 の 私 ど
もが 発 言 をしている 発 言 の 節 々 の 問 題 ではなしに 、 その 内容 、 中 身 が 何 であるか 、 意 図 し
ているものが 何 であるかということを 理解 をしていただきながら 、 今後 とも 答弁 をお 願 い
したいと 。 あら 探 しをする 意 味 で 申 し 上 げ ているのでも 何 でもないと 。 物 事 がうまく 積 み
上 げ られていくように 、 組 み 立 てられていくようにという 意 味 で 問 題 を 出 すわけでありま
すので 、 誤 解 をしないようにそれこそお 願 いをしておきたいと 、 このように 思 います 。
い ろ い ろ 発 言 たくさんありますけれども 、 き ょ うは 聞 くとこ ろ によりますと 、 ノ ー 残 業
日 のようですわ 。 だから 、 これ 以 上 時 間 を 取 ったら 、 委員 の 皆 さん 方 から 私 がまた 、 は み
のけになったら ぐ あい 悪 いかと 思 いますので 、 この 辺 で 終 わりたいと 。 皆 さんも 、 ひ とつ
時 間 を 節 約 してそれ ぞ れしてください 。
○ 森山委員 2 項 目 にわたって 質 問 させていただきたいと 思 います 。
朝 から 川口委員 が 少 し 歌 っておられた 春 の 小川 に 関係 する 里 川 再生 のことについてが 1
点 でございます 。
奈良市 の 菰 川 を 現在社
現在 社 会 実験 中 だということで 、 今回 の 一般 質 問 でも 取 り 上 げ させてい
ただきましたけれども 、 今 、 水 量 の 少 ない 菰 川 に 対 して 、 どうやってその 水 量 を 確保 する
と 小川 が 再生 できるのかということをい ろ い ろ 考 え ているのですけれども 、 今 、 菰 川 のよ
うに 川 と 下 水 がま じ って 、 そのまま 浄 化 センタ ー に 流 れていっているという 箇 所 は 県 下 で
どれ ぐ らいあるのかをまず 教 え ていただきたいと 思 います 。
以 前 に 取 り 上 げ させていただいた 一 つの 例 で 、 橿原市 に 中 の 橋 川 という 川 がありまして 、
その 中 の 橋 川 という 川 は 1 級 河 川 ではありますけれども 、 飛鳥 川 と 交 差 している 部 分 から
水 量 が 絶 対 的 に 少 なくなっているとこ ろ がございます 。 これについて 、 この 飛鳥 川 を 越 え
ていくその 先 について 、 どうすれ ば 水 量 を 確保 できるのかということを 現在 ご 検討 いただ
いていると 聞 き 及 んでおりますけれども 、 これは 現在 のとこ ろ どのあたりまで 進 んでいる
のかということをお 尋 ね したいことと 、 あわせて 、 その 中 の 橋 川 とまたもう 一 つ 交 差 する
屋 就 川 という 川 も 、 橿原市 から 田 原 本 町 に 向 けて 流 れておりますけれども 、 これも 絶 対 水
量 が 足 りないと 聞 いておりますけれども 、 こういう 川 に 対 する 水 量 確保 のためにはどのよ
うな 対策 を 考 え ているのかということをお 聞 かせいただきたいと 思 います 。 それが 1 点 で
- 2
9-
す。
発 関係 のことです 。
5 年前 に 施 行 されました 市街化調
市街化 調 整 区 域 における 新 たな 開 発 許 可 基 準 の 策 定 についてと
いうのがありますけれど 、 この 中 で 、 都市 計 画 法 に 基 づく 開 発 許 可 の 基 準 に 関 する 条 例 と
いうのがありますけれども 、 これによって 、 新 たに 市街化調
市街化 調 整 区 域 でも 条件 を 満 たせ ば 住
宅 が 建 てられますよということになったわけですけれども 、 これによって 住 宅 の 戸 数 とい
うのは 現在5
現在 5 年 間 でどれ ぐ らい ふ え たのか 、 市街化調
市街化 調 整 区 域 でどれ ぐ らい ふ え たのかとい
うことを 教 え ていただきたいと 思 います 。
水 質 保全 も 例 に 挙 がりましたけれども 、 今 、 企 業 誘致 では 県 は 力 を 入 れています 。 4 年
間 の 間 で 100 社 ふ やすというようなことで 、 今 その 実 現 に 向 けて 進 めているとこ ろ です
けれども 、 企 業 は 企 業 で 誘致 に 力 を 入 れているという 中 で 、 一 方 、 企 業 でも 、 もともとそ
の 地域 で 古 くから 工場 として 経営 されていたその 工場 の 周辺 に 、 やがて 住 宅 が 建 って 、 そ
の 用 途 区 域 も 住 居 区 域 に 変 わると 、 そこでもともと 営 んでいるその 工場 が 、 建 物 が 古 くな
って 、 そこで 建 て 替 え ようと 思 うと 、 それは 決 して 公 害 の 原 因 になっているわけでもない
し 、 騒音 を 立 てているわけでもないですけれども 、 もともとあったにもかかわらず 、 もう
その 地域 では 建 替 え ができないというようなことがあって 、 一 方 では 新 しく 企 業 を 呼 び 込
む ことに 力 を 入 れながら 、 一 方 、 古 くからいる 工場 に 対 しての サポ ー ト というのは 弱 いの
ではないかなと 感 じ るとこ ろ があるのですけれども 、 住 宅 制 度 も 同 じ ではないかなと 思 う
とこ ろ があります 。
住 宅 も 、 ことしに 入 って 奈良 県 の 人口 が 1 45万
45 万 人 を 目指 そうというとこ ろ から 、 とう
とう 1 4 0 万 人 を 切 ったというようになっている 中 で 、 居 住 人口 をどうやって 維持 させて
いこうかということが 、 県 にとっても 大 切 な テ ー マ の 一 つになると 思 います 。
一 方 で 、 例 えば旧
えば 旧 村 の 市街化調
市街化 調 整 区 域 で 住 んでいる 方 が 、 そこの 市街化調
市街化 調 整 区 域 で 生 ま
れ 育 った 人 がやがて 結 婚 して 、 その ふ るさとの 近 くで 住 み たいと 考 え たとき 、 市街化調
市街化 調 整
区 域 でありますから 、 条件 がないと 新 しく 住 宅 が 建 てられないのです 。 旧 村 というのは 、
総体的 に 農 家 、 兼 業 農 家 の 方 も 多 いですから 、 農 家 用 住 宅 という 制 度 に 乗 っかると 新 しく
市街化調
市街化 調 整 区 域 でも 住 宅 が 建 てられますけれども 、 最近 は 会 社 員 の サラリ ー マ ン 家 庭 が ふ
え ていっておりますので 、 農 家 の 資 格 を 持 っていない 家 庭 も 随 分 ふ え ていってます 。
そういう 方 のとこ ろ で 、 長 男 さんや 次 男夫婦 が 、 その 生 まれ 育 った 町 の 近 くで 住 宅 を 建
てようとすると 、 いや 、 これは 市街化調
市街化 調 整 区 域 だから 建 てられないのです 。 というような
もう 一 つは 、 開
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ことになっております 。
言 いましたけれども 、 一 方 、 規 制 緩 和 でこういう 形 で 、 新 しい 人 たちが 市街化
調 整 区 域 に 住 む ということが 制 度 としてなっているけれども 、 もともと 生 まれ 育 った 町 で 、
住 み なれた 町 で 住 み 続 けたいと 思 う 人 がいてても 、 一定 の 要 件 を 満 たさないとその 地域 で
住 めないという 政 策 というのはどうかと 思 うとこ ろ がございます 。
市街化調
市街化 調 整 区 域 という 縛 られた 区 域 がありますけれども 、 これは 一体 何 を 調 整 するため
の 区 域 なのかということも 、 それもお 尋 ね したいと 思 います 。
以上。
○ 大熨河川課長 2 点 ご 質 問 がございまして 、 1 点目 につきましては 、 菰 川 のように 農 業
用水 を 下 水道 に 流 している 川 は 県 内 にどれ ぐ らいあるのかというご 質 問 でございます 。
それと 2 点目 が 、 中 の 橋 川 の 水 質 が 悪 いということで 、 水 量 を ふ やす 方策 の 検討状況
検討 状況 、
今後 の 見 通 しはどうかと 。 あわせて 、 屋 就 川 についても 水 量 が 減少 しておるということに
ついての 見 解 はどうかというようなご 質 問 かと 思 います 。
まず 1 点目 の 、 菰 川 のように 農 業用水 を 下 水道 へ 流 しておる 川 というのは 県 内 にどの ぐ
らいにあるかということなのですけれども 、 今 調 べ たとこ ろ 、 県 内 で 汚 水 とともに 雨 水 も
一 つの 下 水道管 でまとめて 流 す 、 いわ ゆ る 合 流 式 下 水道 というので 整備 されているのは 、
奈良市 の 菰 川 、 同 じ く 菩 提川 の 流 域 と 、 大和郡 山 市 の 蟹 川 という 流 域 がございまして 、 ふ
だんの 水 量 が 減少 して 水 質 が 悪化 しておるというのは 、 奈良市 の 菰 川 と 菩 提川 ということ
になっているとこ ろ でございます 。
ではどういう 形 になっておるかといいますと 、 奈良市 の 菰 川 と 菩 提川 の 流 域 の 合 流 式 の
下 水道 は 、 戦後 す ぐ に 既 成 の 住 宅 地 という 形 で 整備 されたために 、 もともと 雨 水 であると
か 農 業用水 であるとかが 流 れていた 水 路 に ふ たをいたしまして 、 そこへ 下 水道 として 利 用
しておるということで 、 川 に 流 れ 込 む 以 前 に 堰 を 設 けて 、 浄 化 センタ ー につながる 下 水道
管 に 接続 しておると 。
このため 、 従 来 は 河 川 に 流 れていた 雨 水 や 農 業用水 が 地 下 の 下 水道管 に 流 れておるとい
うことで 、 降 雨時 に 処 理 できなくなった 雨 水 、 いわ ゆ る 処 理 できなくなった 水 が 堰 を 越 え
て 汚 水 とともに 川 に 放 流 されるというようなことで 、 河 川 の 環境 が 悪化 しておるという ぐ
あいになっておるとこ ろ でございます 。
また 、 大和郡 山 市 の 合 流 式 の 下 水道 は 、 密 集 市街地 という 緊急的 な 浸 水 対策 として 、 雨
水 が 流 れる 水 路 とは 別 に 、 ふ だんは 雨 水 を 流 す 、 降 雨時 に 水 路 から 流 れ 出 た 水 を 受 け 入 れ
先 ほども
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下 水道管 というのを 新 たに 敷 設 しておるというようなとこ ろ でございます 。
このため 、 ふ だんは 合 流 式 の 下 水管 には 雨 水 や 農 業用水 は 流 れ 込 まずに 、 河 川水 路 は 減
少 はしないというような 構 造 になっております 。
菰 川 では 、 環境 用水 の 導 水 の 社 会 実験 といたしまして 実施 しておるとこ ろ でございます 。
また 、 菩 提川 においても 、 現 状 の 水 の 流 れの 調 査 や 導 水管 の ル ー ト の 検討 など 、 導 水 の 可
能 性 について 奈良市 とともに 現在調 査 しておるとこ ろ でございます 。
次 に 、 2 点目 に 中 の 橋 川 の 用 途 でございますが 、 委員 御 存 じ のように 、 中 の 橋 川 は 橿原
市 の 中 学 校 の 付 近 で 飛鳥 川 と 交 差 しておると 。 いわ ゆ る 飛鳥 川 の 下 を アンダ
アン ダ ー パスサイフ
ォ ン で 越 え て 下 流 に 流 れておるということで 、 洪 水 時 は 飛鳥 川 に 流 れ 込 む というような 構
造 になっておるとこ ろ でございます 。
現在 、 両河 川 の 交 差 部 には 樋 門 が 設置 されておりまして 、 平 常時 は サイフォ
サイフ ォ ン で 下 流 に
水 を 流 すと 、 洪 水 時 には 飛鳥 川 へ 放 流 するということで 、 飛鳥 川 から 中 の 橋 川 への 逆 流 を
防止 するための 機能 を 備 え て 、 この 樋 門 は 備 え ておるとこ ろ でございます 。
また 、 樋 門 の 操作 につきましては 、 地 元 に 委 託 しているとこ ろ でございます 。
灌漑期
灌漑 期 につきましては 、 中 の 橋 川 下 流 に 農 業用水 を 送 るという 必要 があるために 、 地 元
の 方 々 が 樋 門 の 操作 を 行 っておるのですけれども 、 問 題 の 非灌漑期
非灌漑 期 中 につきましては 農 業
用水 を 送 る 必要 がないことから 、 近 年 増 加 しておる 集中的 豪 雨 による 急 激 な 増 水 に 対 応 す
るため 、 安 全 への 確保 のために 、 地 元 の 意 向 によりまして 樋 門 は 開 放 したままということ
になっておりまして 、 下 流 には 水 が 流 れておらないというような 状況 でございます 。
このため 、 県 におきましては 、 非灌漑期
非灌漑 期 におきましても 安 心 して 下 流 に 水 が 流 せるよう
に 、 下 流 の 良 好 な 河 川 の 環境 ということで 維持 するためにも 、 樋 門 の 自動化 を 検討 してい
るとこ ろ でございます 。
その 検討 の 内容 なのですけれども 、 現在 の 樋 門 の 位 置 、 設置 の ス ペー ス 内 で 、 堰 と 逆 流
の 防止樋
防止 樋 門 の 両 機能 の 自動化 ということで 、 そういう 方向 で 検討 できないかを 進 めておる
ということで 、 それの 詳 細 設 計 に 向 けた 水 質 の 選定 であるとか 、 事例 の 収 集 、 また 専 門 業
者 からの 聞 き 取 り 等 を 行 って 、 なおかつ 経済 性 や 維持 管理 面 を 踏 ま え た 検討 という 形 をと
っておるとこ ろ でございます 。
今後 は 、 早 急 に 樋 門 形式 を 決 定 いたしまして 、 工 事 に 向 けた 詳 細 設 計 を 行 っていきたい
と 考 え ているとこ ろ でございます 。
○ 前田建築課長 森山委員 ご 指摘 の 2 点 についてお 答 え させていただきます 。
る
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最 初 の 区 域指 定 で 、 どれ ぐ らい 住 宅 が ふ え たかというご 質 問 ですが 、 これは 平成 1
7 年 1 月 から 施 行 しまして 、 本日 現在 で 11 市町 において 59地
59 地 区 、 1 , 16 5 ヘ クタ ー
ル 指 定 しているとこ ろ です 。
この 区 域 の 中 で 、 実 際 に 開 発建築許
発建築 許 可 が 行 われた 件 数 ですが 、 173 件 で 、 面 積 では 1
9 . 4 ヘ クタ ー ル 。 1 件 に 何 戸 も 開 発 部 分 がありますので 、 その 住 戸 数 に 換 算 しますと 6
80 戸 分 という 形 になります 。 これは 、 まだ 建築 される 途 中 のものもありますので 、 す べ
て 建築 されると 680 戸 という 形 になります 。
これは 、 仮 に 人口 で 推計 いたしますと 、 奈良 県 の 平成 17 年 の 国 勢 調 査 の 1 世帯 当 たり
の 人員 が 2 . 78 人 ですので 、 大 体 それを 掛 けますと 1 , 8 9 0 人 というような 推計 にな
まず
ります 。
市街化調
市街化 調 整 区 域 の 関係 でございますが 、 これは 一 応 都市 計 画 法 の 中 で 都市
計 画 区 域 というのをまず 定 めまして 、 その 中 で 、 無 秩序 な 市街化 を 防止 し 、 計 画 的 な 市街
化 を 図 るため 必要 があるときは 、 市街化区
市街化 区 域 と 市街化調
市街化 調 整 区 域 の 区分 を 定 めることができ
るという ぐ あいにありまして 、 そのうち 市街化区
市街化 区 域 の 方 は 、 既 に 市街地 を 形 成 している 区
域 か 、 おお む ね 10 年 以 内 に 優先的 かつ 計 画 的 に 市街化 を 図 る べ き 区 域 という ぐ あいにな
っております 。 ご 質 問 の 市街化調
市街化 調 整 区 域 が 、 それに 対 して 市街化 を 抑 制 す べ き 区 域 という
形 で 規定 されていると 思 います 。
○ 大熨河川課長 先 ほどの 中 の 橋 川 に 関連 いたしまして 、 屋 就 川 の 答弁 が 漏 れておりまし
たので 補 足 させていただきます 。
菰 川 におきまして 社 会 実験 をやっておるということを 先 ほど 説明 させていただいたので
すけれども 、 この 社 会 実験 は 環境 用水 の 水源 といたしまして 、 佐保川 から 導 入 された 農 業
用水 の 一部 を 、 水 利 組 合 の 協力 を 得 まして 有 効 活 用 させていただいておると 。 また 、 関係
の 自 治会 も 支援 をしていただいてという 状況 でございます 。
屋 就 川 におきましても 、 まず 水 利 組 合 の 方 々 とか 関係 自 治会 の 協力 を 得 て 、 まず 農 業用
の 水 路 網 の 利 用 状況 であったり 、 その 活 用 の 可能 性 という 形 でまず 検討 していきたいと 考
え ておるとこ ろ でございます 。
○ 森山委員 ありがとうございました 。
社 会 実験 で 出 る 答 え を 非 常 に 楽 し み にもし 、 期 待 もして 待 っておりますけれども 、 もう
一 つの 菩 提川 と 言 うのですか 、 その 菩 提川 は 今 でも 井 戸 水 をく み 上 げ て 、 もう 放 流 してい
るというような 話 を 、 ついこの 間 、 話 の 中 で 聞 かせていただいたのですけれど 、 それは 非
それと 、 あと
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常 に 大 きな 先進事例 だと 思 うのです 。
水 量 のないとこ ろ の 水 質 を 改善 しようと 思 ったら 、 もち ろ ん 出 てくる 生活排
生活 排 水 をきれい
にして 流 すとかいうのもありますけれども 、 まずやっ ぱ り 絶 対 水 量 が 足 りないというのが
多 いわけですから 、 それを 井 戸 でく み 上 げ て 流 して 水 量 を 確保 するというのは 、 その 菩 提
川 という 川 は 大和 平 野 では 先 を 行 っている 川 の 一 つではないかなと 思 っています 。
今回 の 菰 川 の 社 会 実験 でも 出 た 答 え を 、 これから 大和 平 野 のそれ ぞ れの 川 に 生 かしてい
こうということですので 、 ぜひ 中 の 橋 川 と 、 もう 一 つの 屋 就 川 も 含 めてこれから 進 めてい
く 中 で 、 モデルケ ー ス としてこういう 川 を 生 かせないかどうかということも 含 めて 、 進 め
ていただけたらありがたいと 思 いますので 、 よ ろ しくお 願 いいたします 。
それと 、 もう 一 つ 、 開 発 の 話 ですけれども 、 お 話 を 聞 かせていただいて 、 大 体 それはそ
のようなものかと 思 うのですけれども 、 今 では 無 秩序 な 開 発 から 守 っていこうということ
で 市街化調
市街化 調 整 区 域 がありますけれども 、 実 際 は 旧 村 に 住 んでいる 方 が 、 農 家 でなくても 、
サラリ ー マ ン 家 庭 であった 場 合 に 、 近 くで 住 もうと 思 ったら 住 める 手 段 というのはあるの
です 。
住 める 手 段 というのはどういう 手 段 なのかというと 、 実 際 は 農 家 を 営 んでなくても 、
み なし 農 家 と 言 いますか 、 急 に 農 家 と 認 められるような 条件 の 田 畑 を 確保 して 一定 の 期 間
待 ったら 農 家 として 認 めようということで 、 そういう 条件 を 持 て ば 農 家 用 住 宅 でも 建 てら
れるので 、 時 間 さ え かけれ ば 、 住 宅 は 建 てられないことはないので 、 そういう 形 で 建 てて
いる 人 がいるという 話 も 聞 いたことはあるのです 。 そういう 手 段 を 生 かして 建 てていくと
いうのも 一 つかわかりませんけれども 、 これからの 時 代 というのは 、 なかなか 農 業 に 従事
する 家 庭 というのは 減 っていく 傾 向 にはあると 思 うのです 。 サラリ ー マ ン 家 庭 で 、 農 家 の
資 格 を 持 っていないという 世帯 が 旧 村 で ふ え ていく 中 で 、 こういうような 、 過 去 と 同 じ よ
うなやり 方 で 進 めていくというのがこれから 先 も 望 ましいのかなということを 考 え ると 、
そういうこともち ゃ んと 整理 をして 、 もともと 住 んでいた 、 生 まれ 育 っている 地域 のその
近 くにその 家 の 所 有 する 方 の 土 地 があるのであれ ば 、 もう 少 しち ゃ んと 、 そのように 細工
をしなくても 住 めるような 制 度 を 考 え ていくというのも 、 居 住 人口 を 維持 していくことに
も 生 かせることかと 思 います 。
それで 、 奈良 県 の 居 住 人口 というのは 、 こういう 機 会 に 他 県 へ 流 出 してしまっても 、 そ
れはそれで 仕 方 がないのかどうかという 話 につながっていくのですけれども 、 このあたり
はまた 総 括 で 知事 にお 尋 ね したいと 思 いますので 、 質 問 はこれで 終 わります 。
その
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○ 井岡委員長 川 の 件 、 私 の 方 からもよ ろ しくお 願 いします 。
○ 中村委員 数点簡
数点 簡 単 に 。 昨 今 、 観光 行 政 ということでい ろ い ろ あるわけでございますが 、
政 権交 代 も 含 めて 、 公共事業 が 非 常 に 激 減 をしておるということでございます 。 特 にき ょ
う 質 問 したいのは 、 道 路 予算 と 河 川予算 の 推 移 でございます 。
実 は 、 選択 と 集中 という 重点戦略 を 策 定 されておるわけでございますが 、 平成 20 年度
を 見 ますと 、 どんどん 予算 が 減 ってきて 、 実 は 道 路 については 4 00 億円ぐ
億円 ぐ らいになって
おるわけでございますけれども 、 道 路 につきましては 、 奈良 の 今後5
今後 5 年 間 の 道 づくり 重点
戦略 ということで 、 平成 21 年度 を 初年度 とする 5 年 の 投 資計 画 をされておるわけで 、 平
成 20 年度 は 4 00 億円 の 工 事予算 があったわけでございますが 、 それが 平成 2 5 年度 に
は 約 300 億円 にまたこれも 減 るような 道 づくり 5 カ 年計 画 をしておるわけです 。 だから 、
平成 2 5 年度 には 、 平成 20 年度 に 対 して 80 億円 、 平成 11 年度 の 予算 に 対 しては 実 に
4 1 9 億円 の 減 になるわけです 。 そういうことで 、 この 5 カ 年計 画 が 着実 に 、 例 えば 平成
21 年度 、 ことしが 道 路 予算 4 30 億円 あったわけですから 、 平成 22 年度 では 320 億
円 と 、 110 億円 の 激 減 が 予 想 されるわけです 。
そこで 、 どういう 部 分 が 減 らされておるのかということをまずお 聞 きしたいわけです 。
補助事業 とか 直轄 事業 とか 県 単独 事業 とかあるわけです ね 、 どこが 割 を 食 うて 、 これどん
どん 減 らされていくのか 、 このことをまず 第 1 点 。
当 然 、 河 川 についても 、 河 川 も 非 常 な 減 りようをしておるわけで 、 維持修繕 費 とか 、 河
川 の 改 修 事業 、 あるいは 単独河
単独 河 川 改 良 事業等 々 を 見 ても 非 常 な 減 り 方 をしておるわけでご
ざいますが 、 政 権交 代 してますます 公共事業 に 対 する 目 が 厳 しくなってくると 。 しかしな
がら 、 叫 ば れておる 観光振興
観光振 興 も 含 めて 、 やはり インフラ 整備 というのは 大 事 でございます 。
そしてまた 、 地域 の 生活 道 路 、 あるいは 観光地 と 観光地 を 結 ぶ 道 路 、 これはもうなくて
は 、 観光地 、 観光振興
観光振 興 を 誘 発 するにはなかなか 遠 いということで 、 あくまでも 永遠 の 理 想
は 、 道 路 もやはり 着実 に 整備 をしていかなけれ ば いけない 。 特 に 奈良 県 の 道 路 は 、 全国 に
比 べ ても 非 常 な 低 位 にあるということです 。
そういうことを 考 え ますと 、 公 がやる べ き 施策 、 民間 がやる べ き 施策 、 大 きく 2 つに 分
けましても 、 特 に 道 路 とか 河 川 の 改 修 とか 、 こういうことは 公 が 負担 をせ ね ば ならない 部
分 だと 思 うのです 。 民 は 、 これはできないと 思 うのです 。 ということは 、 やはり 着実 に 道
路 整備 も 限 られた 予算 の 中 でやっていかなけれ ば ならない 。
そういうことを 考 え ますと 、 この 道 づくり 5 カ 年計 画 、 あるいは 河 川 の 改 修 の 減 り ぐ あ
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いをどこでとめて 必要 な 道
路 をつくっていくのか 、 その 内 訳 について ひ とつご 説明 があれ
ば 、 第 1 点 、 説明 をしていただきたいと 思 うわけです 。
そこで 、 そういたしますと 何 が 大 事 かといいますと 、 観光戦略 なり 企 業 誘致 等 々 考 え ま
すと 、 やはり 幹線 道 路 が 大 事 だと 思 います 。 幹線 道 路 も 、 やはり 奈良 県 が 力 を 入 れてきて
おったのは 京奈和自動車 道 です 。 一 時 は 、 年 間 いつも 300 億円 ほどの 資 金 を 投下 してお
ったのが 、 もう 最近 では 1 5 0 億円 を 超 え ない 程度 の 投 資 額 になっておるわけです 。 この
観光面
観光 面 からも 、 企 業 誘致 の 面 からも 、 南北背骨
南北 背骨 になる 京奈和自動車 道 の 今後 の 推 移 はどう
なるのか 、 非 常 に 心配 なのです 。
つい 先日 、 鳩 山 内 閣 総理 大 臣 が 奈良 を 視 察 され 、 い ろ んなとこ ろ に 行 かれたわけですけ
れども 、 京奈和自動車 道 の 視 察 をされたと 聞 いております 。 このときに 、 知事 はどのよう
な ア ピ ー ル を 鳩 山 内 閣 総理 大 臣 にされ 、 鳩 山 内 閣 総理 大 臣 はどのようにこのことに 対 して
答 え られたのか 。 そういうことも 含 めて 、 ひ とつ 京奈和自動車 道 の 今後 の 事業予算 の 推 移
をどのように 把握 をされておるのか 、 これを 第 1 点 、 お 聞 きをいたしたいと 思 います 。
それと 、 次 に 観光戦略 です 。 観光 を 振 興 するということで 、 地 区 と 地 区 を 結 ぶ 道 路 とい
うのは 非 常 に 大 事 だと 思 うのです 。 そういうことを 考 え ますと 、 まず 、 私 の 地 元 でもある
わけでございますが 、 飛鳥 と 桜 井 を 結 ぶ 多 武峯見瀬
武峯 見瀬線
見瀬 線 というのが 昨年 の 12 月 18 日 に 開
通 したわけです 。 非 常 におくれて 開 通 したわけでございますが 、 ここは 景 観 のいい 、 も み
じ の 名所 として 非 常 に 県 民 に 親 しまれてきたわけでありますが 、 この 山 腹 が 迫 っておって 、
左 岸 が 河 川 ということで 、 も みじ を 全部 伐 採 しなけれ ば 道 路 の 拡 幅 ができないという 、 非
常 に 事 情 の 悪 い 地 区 です 。
しかしながら 、 大 宇陀 へ 行 く 農 林 水 産 省 の 大 峠 トンネル
トンネ ル です ね 。 そして 、 吉 野 に 通 ずる
鹿 路 トンネル
トンネ ル 、 そして 今回 、 飛鳥 の 石舞台
石舞 台 に 行 く 多 武峯見瀬
武峯 見瀬線
見瀬 線 が 完 成 した 。 この 3 つの 路
線 が 、 この 百 市 工区 、 下 居 と 百 市 を 通 ってしか 、 奈良 へにも 橿原 へにも 行 けないという 交
通 の 要所 があるわけです 。
この 対 応 について 、 県 はどういう 見 通 しでこの 百 市 工区 の 建設 を 今後 、 今 申 し 上 げ まし
た 景 観 とい ろ んなことも 含 めて 、 どのように 対 処 されようとしておるのかということです
ね。
第 2 点目 は 、 今 言 いましたように 、 今 年度予算 、 い ろ んな 飛鳥 の 予算 がついておるわけ
ですけれども 、 この 飛鳥 の 石舞台
石舞台 と 桜 井 を 結 ぶ 、 観光拠
観光拠 点 を 結 ぶ 重 要 な 路線 が 多 武峯見瀬
武峯見瀬
線 なのです 。 しかしながら 、 石舞台
石舞 台 のとこ ろ 、 明日 香 村 地内 は 、 今 も オ ー プン してからも
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交 互 通 行 ということで 、 大 型 バス すら 入 れないというような 状態 なのです 。
この 明日 香 村 内 石舞台
石舞 台 付 近 の 多 武峯見瀬
武峯 見瀬線
見瀬 線 から 下 りてきたこの 周遊 道 路 、 これが 2 車線
にならない 限 り 、 飛鳥 の 観光客 の 飛 躍 的 な 増大 も 望 めないわけなのです 。 そういうことを
考 え まして 、 この 飛鳥石舞
飛鳥 石舞台
石舞 台 付 近 の 交 互 通 行 を 早期 に 解 消 して 、 両面通
両面 通 行 になることにつ
いての 時期 なり 、 今 現在 どういう 作 業 をやっておるのか 、 このことについてお 答 え をいた
だきたいと 思 います 。
寺 、 温 泉 の 西 国 札 所 8 番 長谷 寺 が 、 この 4 月 16 日 に 中 和幹線 が 4 車線 で
開 通 するわけです 。 そうしますと 、 朝倉 小 学 校 の 前 で 4 車線 から 今 度 2 車線 になるわけで
す 。 その 国道 16 5 号 の 両面 に 、 中 学 校 が 1 つ 、 小 学 校 が 2 つ 立地 をしておるわけです 。
その 歩 道 が 全 然 ないわけです 。 交通 がこれは 、 中 和幹線 の 開 通 に 伴 って 車 両 がどんどん 来
たときに 、 通 学 路 の 通 学 者 の 問 題 、 そしてまたこの 4 車線 から 2 車線 になって 、 長谷 寺 温
泉 郷 とつな ぐ 交通 の 便 。 当 然 考 え ますと 、 もう 何 はともあれ 、 歩 道 の 整備 が 非 常 に 重 要 だ
それと 、 長谷
と 思 うのです 。
歩 道 の 整備 について 、 どのように 今後考え
今後考 え ていかれようとしておるのか 、 このこと
についてお 尋 ね をいたします 。
それと 河 川 の 問 題 です 。 河 川 の 全体的 なことをお 話 しいただきたいのですけれども 、 昨
今 、 市街化区
市街化 区 域地内 の 住 宅 密 集 地内 においても 、 少 し 水 が 出 れ ば 堆 積 土 砂 が 非 常 にたまっ
ておって 、 市街 の 住 宅 を 直 撃 しないような 地域 も 実 はあるわけなのです 。 しかしながら 、
河 川予算 、 修繕 予算等 々 の 激 減 によってなかなか 手 がつけられないわけでありますけれど
も 、 桜 井 市内 において 粟 原 川 の 赤 尾 、 忍 阪 地 区 の 改 修 、 ことし 草刈 りとか 設 計 調 査 をやっ
てもらったわけですけれども 、 これの 堆 積 土 砂 の 除 去 を 含 む 抜 本的 な 河 川 の 改 修 について
どのように 考 え ておられるのか 。
今 年度 は 、 巻 向 川 の 箸 中 地内 はきれいにやっていただきました 。 これはもうお 礼 を 申 し
上 げ るわけでございますが 、 この 市街化区
市街化 区 域 のここの 改 修 についてどのように 考 え られて
いるのか 、 ひ とつお 願 いします 。
○ 川﨑土木部長 まず 、 河 川道 路 などで 予算 が 減 っていくなか 、 どこにしわ 寄 せがいって
いるのかという 点 についてお 答 え したいと 思 っております 。
委員 ご 指摘 のように 、 道 路 特定財源 の 一般財源 化 ということを 受 けまして 、 大 変 公共事
業 が 厳 しくなってきております 。 その 中 で 、 土木部 といたしましては 、 まず 基本 方針 とい
たしましては 、 昨年 来 から 効果 の 高 い 事業 あるいは 緊急性 のある 事業 への 選択 と 集中 とい
この
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大 きな ポイント だと 思 っております 。
その 中 で 、 選択 と 集中 の 考 え 方 の 中 で 、 まず 今回 の 予算 の 中 でも 、 これまでつくってき
た 施設 をどう 管理 するのかというような 予算 、 あるいは 県 民生活 の 安 全 ・ 安 心 に 係 る 予算
というものは 、 これはまずきちっと 確保 しなくてはいけないだ ろ うということで 、 考 え 方
うのが 公共事業 を 進 める 上 での
としては 先取 りをしていく 。
以 外 の 部 分 につきましては 、 今 、 委員 からもご 指摘 のあった 奈良 の 今後5
今後 5 年 間 の 道
づくり 重点戦略 を 一 つの 大 きな 方針 にしまして 、 予算 を 今回 組 んでおります 。
今 、 例 えば 、 道 路 で 申 しますと 、 先取 り 項 目 といたしましては 、 道 路橋 の 管理費 み たい
な 、 これは 我 々 奈良 県 橋梁 長 寿命化修繕 計 画 というものを 今回 ご 提案 させていただいてお
それ
ります 。
間地域 の 通 行 対策 といたしまして 、 なら 安 心 み ち ネットプラン という 計 画 を
立 てて 、 どういうとこ ろ を 重点 的 にやっていくのかということをご 提 示 させていただきま
また 、 中山
した 。
路 の 関係 でいきますと 、 当 然 交通安 全 対策 というのが 重 要 になりますので 、 交
通安 全 対策 につきましては 奈良 県 み んなでつくる 交通安 全 対策プラン
対策 プラン ということを 、 これ
もそういう 計 画 を 取 りまとめまして 、 どこが 大 切 なのかということを 出 させていただきま
また 、 道
した 。
ろ をまず 先 に 重点 的 に 予算 を 使 わせていただいて 、 その 次 といたしまして 、
奈良 の 今後5
今後 5 年 間 の 道 づくり 重点戦略 の 中 で 、 今 、 京奈和自動車 道 とその アクセス 道 路 と
いうような 事業 とか 、 あるいは 国道 168 号 のように 既 にもう 、 国道 168 号 といいます
か 、 大和 平 野 の 中 の 国道 168 号 ですけれども 、 常 に 沿線 の 開 発 が 進 んで 、 渋滞 が 日 常 茶
飯 事 になっているような 箇 所 というのが 、 そういう 重 要 な 箇 所 を 先取 りするような 形 で 整
そういうとこ
備 をしていくと 。
テクニカル
テクニカ ル な 問 題 になるのですけれども 、 やはり 少 ない 県費 でどれだけ 事
業費 を 確保 するのかということも 、 これは 大 きな 重 要 な テ ー マ になりますので 、 できるだ
け 国 の 交 付 金 が 入 るような 補助事業 あるいは 交 付 金 事業 をなる べ く 活 用 していこうという
ことになっておりまして 、 そうしますと 、 どちらかといいますと 県費 で 対 応 するような 事
業 のとこ ろ が 一 番 最 後 になるのかなと 。 例 えば渋滞対策
えば渋滞対策 であったり 、 それ 以 外 の 小 さな 事
業 が 最 後 にしわ 寄 せになってくるのかなと 思 っております 。
ただ 、 さらに 厳 しくなってくると 、 当 然 奈良 の 今後5
今後 5 年 間 の 道 づくり 重点戦略 で 供 用 時
また 、 これは
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期 を 宣言 しているもの 、 あるいは 重 要 な 路線 となっているものも 、 部 分 的 にはおくれてい
くようなことが 起 こる 可能 性 がございます 。
我 々 としましては 、 そのような 中 でもどこが 重 要 なのか 、 あるいはどこに 課 題 が 大 きい
のかということをできるだけ 県 民 にご 説明 しまして 、 この 公共事業 の 確保 にご 理解 を 賜 れ
ば ということで 、 土木部 として 取 り 組 んでいきたいと 思 っているとこ ろ であります 。
以 上 であります 。
○ 池田道路建設課長 それでは 道 路 について 。
まず 、 京奈和自動車 道 の 今後 の 推 移及び
移及 び 鳩 山 内 閣 総理 大 臣 が 視 察 されたときの 状況 につ
いて 、 まず 説明 します 。
京奈和自動車 道 については 、 現在 、 大和北 道 路 については 、 仮称 ですが 、 奈良インタ
奈良インタ ー
チェン ジ から 大和郡 山 ジ ャ ンクショ
ンクシ ョ ン 間 、 ここについては 測量及
測量 及 び 調 査 設 計 が 今 進 められ
ていると 。
大和御 所道 路 の 大和区
大和 区 間 については 、 この 大和郡 山 ジ ャ ンクショ
ンクシ ョ ン のとこ ろ については
平成 2 5 年度 の 供 用 を 目指 して 事業 が 進 められているとともに 、 仮称 ですが 、 三宅 インタ
ー チェン ジ との 整備 と 、 主 要 地方 道 天 理 王寺線 から 主 要 地方 道 桜 井田 原 本 王寺線間 の 一般
部 の 整備 が 進 められております 。
御 所 区 間 につきましては 、 大和 高田 バイパス から 南 、( 仮称 ) 橿原南・
橿原南 ・ 御 所 イン
タ ー チェン ジ 間 、 ここは 平成 23 年度 の 供 用 を 目指 し 、 整備 が 進 められておると 。
また 、 そこから 南 、( 仮称 ) 御 所 南 インタ ー チェン ジ までを 、 県 としての 想 定 ですが 、
平成 26 年度 。 五條北インタ
五條北 インタ ー チェン ジ までを 平成 28 年度 供 用 を 想 定 し 、 県 はこれを 国
に 要 望 し 、 そこへの アクセス 道 路 の 整備 を 重点 的 に 進 めているとこ ろ でございます 。
先日 、 3 月 13 日 に 鳩 山 内 閣 総理 大 臣 が 来 県 されて 、 京奈和自動車 道 の 橿原南・
橿原南 ・ 御 所 イ
ンタ ー チェン ジ のとこ ろ の 工 事 現場 を 視 察 されたわけですが 、 この 際 、 知事 から 鳩 山 内 閣
総理 大 臣 に 対 して 、 京奈和自動車 道 の 必要性 について 、 京奈和自動車 道 は 名 古 屋 ・ 大 阪 間
の 大 きな 軸 は 整備 されたけれども 、 ここから 肋骨 になる 京奈和自動車 道 のような 道 路 、 奈
良 県 にとっては 大幹線 なわけですが 、 こういったとこ ろ が 不足 していると 。 高 速 道 路 がで
きると 、 それに 伴 って 工 業 立地 等 が 進 み ますが 、 それが 奈良 県 はおくれておると 。 ここに
力 を 入 れたい 。 あるいは 、 京奈和自動車 道 につな ぐ 中 南和 と 、 京奈和自動車 道 をつな ぐ 道
を 、 京奈和自動車 道 を 軸 として 県 は 力 を 入 れているといったような 説明 で 、 京奈和自動車
道 の 必要性 を ア ピ ー ル されております 。
また 、
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鳩 山 内 閣 総理 大 臣 からは 、 その 後 の 意 見 交 換 会 におきまして 、 京奈和自動車
道 の 早期 整備 の 要 望 に 対 して 、 鳩 山 内 閣 総理 大 臣 の コ メ ント として 、 京奈和自動車 道 は 必
要 な 事業 であると 発 言 されたと 聞 いております 。
予算的 には 、 国 の 道 路 整備予算 は 厳 しく 、( 仮称 ) 橿原南・
橿原南 ・ 御 所 インタ ー チェン ジ まで
は 平成 23 年度 供 用 を 目指 しているというのは 聞 いておりますが 、 それ 以 降 については 国
から 特 に コ メ ント されておらず 、 心配 しておるとこ ろ ではありますが 、 京奈和自動車 道 の
整備 がこれ 以 上 おくれることがないように 、 県 としては 今後 も 引 き 続 き 、 必要性 や 道 路 の
整備 の 効果 、 これを 強 く 訴 え まして 、 早期 整備 について 国 へ 要 望 してまいりたいと 考 え て
そのとき 、
おります 。
桜 井 吉 野線 、 百 市 工区 の 改 良 の 見 通 しについてでございます 。
この 桜 井 吉 野線 は 、 桜 井 市 と 吉 野町 を 結 ぶ と 。 途 中 に 紅 葉 の 名所 であります 談 山神 社 が
ある 、 こういった 観光地 を 結 ぶ 道 路 として 非 常 に 重 要 であると 考 え ております 。
土木部 としましても 、 これはそこだけではなく 、 明日 香 村 とその 周辺 の 地域 、 これを 一
体的 に 連 携 する 、 あるいは 交 流 を 図 っていくと 。 そのために 重 要 な 道 路 であると 考 え てお
りまして 、 その 旨 、 次 期 明日 香 村整備計 画 にその 旨 の 考 え 方 が 記載 されるよう 、 関係 する
部局 と 調 整 を 図 っているとこ ろ でございます 。
ご 指摘 の 百 市 の 区 間 、 約 1 . 4 キ ロ メ ー ト ル の 区 間 、 幅 員 の 狭 いとこ ろ がありますが 、
ここは 特 に 紅 葉 シ ー ズン 、 桜 シ ー ズン 等 観光シ
観光 シ ー ズン に 、 すれ 違 いが 困 難 なことによる 渋
滞 がし ば し ば 発生 しているということで 、 平成 17 年度 より 事業 を 進 めているとこ ろ であ
次に、
ります 。
指摘 のとおり 、 自 然 環境 保全 法 に 基 づきます 景 観 保全 地 区 に 含 まれると
いうことで 、 これまでも 景 観 、 環境 に 配 慮 した 構 造 物 の 計 画 、 も みじ の 移 植 対策 、 こうい
ったことに 関 して 景 観検討 委員会等 で 検討 を 進 めてきたとこ ろ であります 。
今 年度 、 平成 21 年度 においては 、 計 画 区 間 に 転 石 のある 山 が 多 いということで 、 これ
について 広 範 囲 な 調 査 を 実施 しまして 、 対策 の 検討 を 進 めているとこ ろ であります 。
また 、 北側 の 部 分 、 ここは 用 地 測量 を 行 いまして 用 地交渉
地交 渉 を 進 めているとこ ろ でありま
ここは 、 委員 ご
す。
以 降 、 引 き 続 きまして 、 その 北側 部 分 の 用 地 買 収 を 進 めますとともに 、 南
側 については 、 景 観 に 配 慮 しました 設 計 を 行 うということとしております 。
用 地 買 収 がまだ 完 了 していないということで 、 供 用 時期 については 現時点
現時 点 では 明 言 でき
平成 22 年度
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限 り 早期 の 事業進 捗 の 完 成 を 図 ってまいりたいと 思 っております 。
もう 1 点 、 石舞台
石舞 台 の 多 武峯見瀬
武峯 見瀬線
見瀬 線 、 ここの 見 通 し 、 交 互 通 行 の 解 消 に 向 けた 見 通 しにつ
いてのご 質 問 でございます 。
この 地 区 、 石舞台
石舞 台 古墳 の 周辺 の 地 区 は 、 国 の 特別 史 跡 にも 指 定 されておりますし 、 また
第一 種歴史 的 風 土保 存 地 区 にも 指 定 されておると 。 さらに 、 石舞台
石舞 台 のす ぐ わきということ
で 、 明日 香 村 の 中 でも 特 に 埋蔵 文 化 財 が 多 く 存 在 するという 、 道 路 計 画 が 与 え る 影響 が 非
常 に 大 きい 地 区 であると 思 っております 。
これにつきましては 、 古 都 法 あるいは 飛鳥法 に 基 づきまして 、 区 域内 の 行 為 の 規 制 に 関
する 重 要事 項 がありまして 、 こういったことの 調 査 、 審議 を 行 うための 古 都 風致 審議会 、
これに 審議 をかけるということになっておりまして 、 ここの 計 画 についてその 審議会 に 諮
っておるとこ ろ でおります 。
今 般 、 これまでこういった 周辺 の 景 観 や 文 化 財 、 公 園 の 影響 、 こういったことについて
検討 しまして 、 ル ー ト の 選定 、 道 路構 造 、 景 観 の 修 景 のあり 方 、 こういったことについて
調 整 、 協 議 をしてきたとこ ろ でありますが 、 今 般 、 これらの 協 議 、 調 整 が 大 体整 ってきた
ということで 、 2 月 26 日 に 、 先 ほど 説明 しました 古 都 風致 審議会 を 開 催 しまして 、 この
箇 所 の 道 路 計 画 整備 に 当 たっての 景 観 への 配 慮 等説明 しまして 、 ご 意 見 をいただいたとこ
ろ でございます 。
景 観 に 関 するご 意 見 や 、 地 下 の 遺 構 文 化 財 の 保 存 に 関 するご 意 見 、 こういったことを 意
見 としていただいております 。
現在 、 このいただいた 意 見 を 道 路 計 画 に 反 映 しまして 、 委員 の 方 々 にご 理解 いただいて 、
審議会 としてご 承 認 いただけるよう 検討 しておりまして 、 次 回 の 審議会 に 向 けて 準 備 を 進
めているとこ ろ であります 。
さらに 、 古 都 風致 審議会 以 外 にも 、 国 営 公 園 の 都市 計 画 変更 など 、 必要 な 手 続 がありま
すので 、 こちらを 進 めるとともに 、 続 きまして 、 早期 にこの 狭 隘 箇 所 の 解 消 を 図 りまして 、
地域住民 の 利便 性 あるいは 観光客 の 方 々 にとっての 観光周遊
観光 周遊 の 利便 性 を 高 め 、 観光主
観光 主 道 路
の 機能 が 発 揮 されるよう 、 取 り 組 んでまいりたいと 思 っております 。
○ 林道路・
林道路 ・ 交通環境課長 中 和幹線 の 桜 井 市内 の 合 流 部 から 長谷 寺 の 歩 道 の 件 でございま
ませんが 、 できる
す。
限 りませず 、 県 内 の 歩 道整備 は 非 常 におくれているということがありまして 、 先
ほど 土木部長 のお 話 の 中 にさせていただきましたけれども 、 交通安 全 対策 については 一定
ここに
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プラン とか 立 てました 。 それから 、 もう 一 つ 、 バリアフリ ー についても 基本 構 想 を 立 てて
いただいている 地 区 とかが 出 てきました 。 こういう 形 で 、 パ ー ツ につきましては 、 歩 道整
備 についてはでき 上 がってきているのですけれども 、 通 学 路 についての 考 え 方 はまだきち
んと 整理 されておりません 。 それで 、 現在 、 仮称 でございますけれども 、 奈良 県 歩 道等整
備 ガ イドライン というのをつくりつつありまして 、 この 中 で 、 先 ほどご 質 問 の 中 にもあり
ました 中 学 校 あるいは 小 学 校 とかの 学 校 道 とか 、 日 々 利 用 されている 歩 行者 の 数 とかを 勘
案 した 形 で 、 先 ほど 申 しました 交通安 全 対策プラン
対策 プラン のような 選択 と 集中 のための ガ イドラ
イン をつくりまして 、 優先順位 をきちんと 明 らかにした 上 で 選択 と 集中 ということで 、 こ
ういうとこ ろ は 多 分 交通量
交通 量 も 、 歩 道 を 利 用 される 方 も 多 いと 予 測 されるので 上 がってくる
かと 思 いますけれども 、 とりあ え ずその ガ イドライン の 中 できちんとその 辺 を 検証 しまし
て 、 できる 限 り 速 やかに 取 り 組 んでいきたいと 考 え ております 。
以 上 です 。
○ 大熨河川課長 河 川整備 、 とりわけ 粟 原 川 の 堆 積 土 砂 の 今後 の 見 通 しはどうかというご
質 問 かと 思 います 。
河 川 の 適 切 な 維持 管理 ということをより 一 層 推進 するために 、 平成 20 年 4 月 に 河 川 維
持 管理 指針 というのを 作 成 したとこ ろ でございます 。 堆 積 土 砂 のし ゅ んせつにつきまして
は 、 この 河 川 維持 管理 指針 において 、 水 防 上 重 要 な 河 川 については 堆 積 土 砂 が 河 道 断 面 の
おお む ね 1 割 以 上 を 阻 害 していると 。 その 他 の 河 川 については 、 阻 害 率 や 地域 の 状況 を 考
慮 して 、 緊急性 の 高 いとこ ろ から 優先的 にしていくということとしておるとこ ろ でござい
ます 。
指摘 の 粟 原 川 につきましては 、 桜 井 市 の 赤 尾 地 区 から 忍 阪 地 区 ということで 、 山
地 から 平 地 部 にかけての 河 川 の 縦 断 勾 配 が 急 変 するというような 地形 になっております 。
このため 、 国道 16 5 号 の 城山 橋 から 上 流 の 9 00 メ ー ト ル 間 につきましては 土 砂 の 堆 積
が 著 しいということで 、 今 年度 はその 堆 積 状況 を 把握 するために 調 査 、 測量 を 実施 したと
こ ろ でございます 。
当 地 区 の 堆 積 土 砂 につきましては 、 堆 積 の 状況 や 家 屋 の 密 集 の 状況 から 、 早 急 に 除 去 す
る 必要 があるという ぐ あいに 考 え ているとこ ろ でございます 。
来 年度 からは 、 計 画 的 に 土 砂 のし ゅ んせつを 行 うということで 考 え ておるとこ ろ でござ
委員 お
います 。
○ 井岡委員長
すいません 。
答弁 は 、 明確 かつ 短 くお 願 いします 。
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○ 中村委員 道 路 なのですけれども 、 最 盛 期 の 平成 11 年度 の 700 億円ぐ
億円 ぐ らいから 、 平
成 2 4 年 になると 3 5 0 億円 ほどになると 。 こういう 激 変 をしておるわけです 。 そういう
中 で 、 今 のお 話 を 聞 くと 、 県 単独 事業 にしわ 寄 せが 来 ておるということなのです 。 県 単独
事業 の 小 回 りのきく 小 さな 1 , 000 万円 とか 5 , 000 万円 とか 、 最 初公共事業 に 採 用
されない 部 分 を 県 単独 事業 で 行 って 、 それで 2 ~ 3 年 してから 公共事業 に 振 り 分 けるとか 、
こういう 手 法 が 今 まで 道 路 整備 にとられてきたわけでありますが 、 その 県 単独 事業 が 非 常
に 窮屈 になってくるということで 、 きめの 細 かい 各 市町 村 の 道 路 整備 がどんどんおくれる
のではないかなと 、 こういう 心配 をしておるわけです 。
えば京奈和自動車
えば 京奈和自動車 道 も 、 今 の 事業 ペー ス の 金額 がこれからも 維持 できるのかど
うか 、 来 年 も 再来 年 も 維持 できるのかどうか 。 そういうことについて 、 中 央 政 権 、 政 権交
代 の 中 央 政 権 に 、 土木部長 らに 、 知事 は 具 体的 に 、 向 こうから 仕 分 けとか 言 うて 、 向 こう
から 来 たやつをそのまま 受 け 取 るのではなくて 、 今 までの 陳 情 というのがあったです ね 。
それとはまたかわる 、 現政権
現政 権 に 対 して 県 の 大 事 な 道 路 予算 、 河 川予算 を 守 るための 県 とし
ての 具 体的 な 、 鳩 山 内 閣 総理 大 臣 を 含 めた 民 主 党 政 権 に 対 する アプロ
アプ ロ ー チ はどのようにし
ているのかということも 、 これがやはり 大 事 だと 思 うのです 。
ただ 、 国 から 与 え られてきたものをすると 、 どんどん 道 路 も 河 川 も 減 ってくると 。 住民
の 要 望 にこた え られないということが 出 るので 、 私 の 心配 は 、 京奈和自動車 道 はこれから
維持 できるのかどうか 。 それと 、 今 言 うた 県 単独 事業 がどんどん 減 ってきたら 、 そういう
きめの 細 かい 道 路 づくりにはなかなか 及 ば ん 。 5 年 で 完 成 できるやつが 、 7 年 、 8 年 にな
ると 。 こういう 事 態 になると 、 奈良 県 の 観光戦略 もやはり 足 元 から 狂 ってくるのではない
かということで 、 ご 意 見 があれ ば お 話 を 願 いたいと 思 います 。
それと 、 もう 1 点 だけは 、 明日 香 村 の 交 互 通 行 の 問 題 なのですけれども 、 古 都 風致 審議
会 を 開 いて 、 埋蔵 文 化 財 なり 、 そういうい ろ んなことを 。 こんなの ね 、 古 都 風致 審議会 の
会長 はだれですか 。 まず 第 1 点 ね 、 会長 さんが 。
それで 、 古 都 風致 審議会 、 この 多 武峯見瀬
武峯 見瀬線
見瀬 線 でももう 1 5 年 以 上 かかっておるわけです 。
どんどん 延 び て 延 び て 、 やっとこないだ 開 通 したわけですけれども 、 今 、 古 都 風致 審議会
を 開 いただけなのです 。 これは 、 5 年前 も 10 年前 も 古 都 風致 審議会 は 開 けるのと 違 うか
と 思 うのです 。 これは 、 その 5 年前 にも 開 いて 、 文 化 庁 なり 関係各 庁 と 相 談 をして 、 この
オ ー プン のときには 事業 決 定 まで 行 かないといけないのではないか 。
これから 、 今 、 古 都 風致 審議会 で 相 談 すると 言 うとるけれども 、 これから 後 、 何 年 かか
また 、 例
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決 定 になって 、 工 事 着 手 に 行 ったあと 、 5 年 かかるのか 、 10 年 かかるのか 。 だ
から 、 古 都 風致 審議会 というものが 、 私 の 記 憶 では 知事 が 会長 だと 思 うのです 。 そうする
と 、 文 化 財保 存 課 も 道 路建設 課 も 、 み んな 県 庁 の 部局 です 。 そしたら 、 こんなん 、 5 年前
よりずっと 前 に 古 都 風致 審議会 を 開 いて 、 それで 文 化 財 の 調 整 なりをやる 。 事 さように 打
つ 手 が 後 手 後 手 に 回 って 、 奈良 県全般 の 道 路 事業 が 停 滞 しておる 。
それが 、 明 許繰越 にしても 、 この 間 も 話 がありましたけれど 、 明 許繰越 でどんどん 用 地
交 渉 のことをおっし ゃ るけれども 、 そういう ふ うに 制 度 を 利 用 して 先 々 に 進 んでいかない
といけないということで 、 結 論 的 には 、 明日 香 村 が 一体 、 いつご ろ に 事業認 可 が 下 りて 工
事 着 手 できるのか 、 わかる 範 囲 で 。 京奈和自動車 道 が 、 いつ 一体 完 成 して 、 我 々 が 通 れる
のか 。 それ 、 今 の 予 測 で ひ とつご 意 見 をお 聞 きしたいと 思 います 。 これで 終 わりますから 、
って 事業
はい 。
○ 川﨑土木部長
先 ほど 、 委員 も 道
路 のことで 例 示 をされまして 、 今後 どう 予算 を 、 国 の
予算 を 確保 するかということでございます 。
分 、 真 に 必要 な 道 路 はどこに 多 いのかという 議 論 になるのだ ろ うと 思 います 。 そのよ
うに 、 奈良 県 は 大 変 道 路 整備 がおくれているということ 。 それから 、 もう 一 つ 重 要 なのは 、
我 々 はこういう 選択 と 集中 できちっとどういう 道 路 が 重 要 かということを 明確 に 示 して 取
り 組 んでいるとこ ろ も 、 ぜひ 国 に ア ピ ー ル をしていくものだと 。 多 分 、 競争相
競争 相 手 はほかの
都 道 府 県 になるのだ ろ うと 思 うのですが 、 ほかの 都 道 府 県 に 、 我 々 の 道 路 整備 の 進 め 方 、
あるいは 事業 への 姿 勢 が 先 に 進 んでいるとこ ろ をもう 一 つ 訴 え ていきたいと 思 っておりま
多
す。
ろ ん 、 京奈和自動車 道 を 含 め 、 その 骨格 ができていないということも 、 これまでと
同 じ ように 、 あるいはそれ 以 上 に 奈良 県 の 発 展 のために 重 要 であるということを 伝 え るこ
とは 当 然 でございますけれども 、 そういうことを 伝 え ながら 、 真 に 必要 な 道 路 整備 をどう
うまくやっているのかというとこ ろ を 主 張 して 、 そこに 国 からの 支援 をいただくという 姿
勢 で 取 り 組 んでいきたいなと 思 っております 。
以 上 であります 。
○ 池田道路建設課長 古 都 風致 審議会 について 補 足 説明 させていただきますと 、 この 古 都
風致 審議会 が 古 都 法 に 基 づきまして 、 奈良 県 附属機
附属機 関 に 関 する 条 例 の 規定 により 設置 され
ております 知事 の 附属機
附属機 関 と 。 知事 に 対 して 、 古 都 風致 審議会 が 附属 する 機 関 であります 。
その 会長 は 、 奈良大学
奈良大 学 の 名 誉教授 であります 水 野 教授 に 会長 になっていただいておりま
もち
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野 会長 は 、 考 古 学 の 専 門 の 方 であります 。
その 他 、 合 計 で 1 5 名 の 先 生 、 景 観 であるとか 、 建築 だとか 、 考 古 学 、 そういった 専 門
分 野 の 先 生方 に 委員 になっていただいております 。
今後 の 見 通 しですが 、 まずこの 古 都 風致 審議会 にまだ 1 回目 を 諮 ったとこ ろ でありまし
て 、 なる べ く 早 く 私 の 方 としたら 、 もう 2 回目 に 古 都 風致 審議会 に 了解 いただくようにご
説明 して 、 できるだけ 早 く 古 都 風致 審議会 の オ ー ケ ー を 取 りたいと 思 っております 。
また 次 に 、 そうしますと 、 これは 国 営 公 園 の 区 域 に 入 りますので 、 この 公 園 の 都市 計 画
をあわせて 変更 しなけれ ば ならない 。 その 手 続 を 並 行 して 進 めまして 、 その 2 つの ハ ー ド
ル を 越 え まして 、 できる 限 り 早 く 事業 化 したいと 思 っております 。
用 地 とか 文 化 財等 ありますので 、 何 年 でできるのかというのは 、 すいません 、 ここで 明
言 できません 。 ご 了 承 いただきたいと 思 います 。
○ 宮本委員 何 点 かお 聞 かせいただきたいと 思 います 。
まず 一 つは 、 土木部 の 関係 で 、 き ょ うは 4 点 お 聞 きしたいのですが 、 一 つは 京奈和自動
車 道 、 大和北 道 路 についてですが 、 この 道 路 は 、 昨 今 の 厳 しい 経済情
経済 情 勢 と 、 また 将 来 的 に
は 交通量
交通 量 が 減 るということ 、 そして 環境 の 面 でも CO 2排 出 を 迫 られているわけですから 、
いよいよ 自動車 に 頼 らない 交通 のあり 方 というものを 考 え たときに 、 そんなに 急 いでやる
必要 があるのかという 主 張 をやっているわけですが 、 そのことを 議 論 しても 前 に 進 まない
のもわかっておりますので 、 き ょ うは 関連 して 、 この 奈良インタ
奈良 インタ ー チェン ジ の 建設 予定 の
箇 所 と 、 奈良市街 を 結 ぶ アクセス 道 路 について 聞 きたいのですが 、 現在 、 高 架 の 4 車線 で
計 画 をされているということで 、 住民 の 方 の 反 対 の 声 も 非 常 に 強 いということです 。
そして 、 この 間 、 大和 田 紀 寺線 については 見 直 すということもありますので 、 そういう
点 で 地 元 住民 の 反 対 の 声 も 強 い 中 、 どういう 調 整 を 図 っていくのかということをお 聞 かせ
いただきたいというのが 1 点 。
2 点目 は 、 県 営 プ ー ル の 建設 についてですが 、 PFI方式
PFI 方式 で 進 めるということでお 聞 き
していますが 、 安 全 面 での 心配 をしています 。
PFI方式
PFI 方式 で 思 い 出 すのが 、 200 5 年 8 月 の 宮城県 沖 の 地 震 のときに 、 7 月 に オ ー プ
ン した ば かりの スポパ ー ク 松 森 の 天 井 落下 事 故 があって 、 31 名 が 負 傷 した 事案 がありま
したが 、 その 点 、 今回 の 県 営 プ ー ル 建設 に 当 たっての 安 全確保 をどう 保 証 しているのかを
お 聞 きしたい 。
3 点目 は 、 これも 安 全 の 関係 で 言 いますと 、 地 震 が 昨 今 頻 発 をしております 。 その 点 で 、
す 。 その 水
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45 -
路 の 下 を 走 っています ガ ス 管 などの ライフライン の 安 全 はどうなっているのかという 思
いを 持 っていますが 、 この 2007 年 1 月 に 北 海 道 北 見 市 で 、 大 型 車 の 振動 で ガ ス 管 が 破
裂 をして 3 名 死亡 するという 事 故 がありました 。 このとき 使 われておったのが ね ず み 鋳 鉄
管 ということなのですが 、 そうなると 全国 どこでも 同 じ ような 事 故 が 起 こるおそれがある
と 、 総務 省 の 事 故調 査委員会 も 指摘 をしています 。
本県 で 、 主 な 道 路 の 下 にある ガ ス 管 の 安 全管理 状況 はどうなっているかということをお
聞 かせいただきたい 。
4 点目 は 、 公共事業 にかかわって 、 もち ろ んい ろ い ろ な 事業 が 厳 しい 財 政 の 中 でもやら
れるわけですから 、 これをきちんと 地 元業者 に 仕 事 が 回 って 、 そして 、 そこで 働 く 労 働 者
が 一定 限 の 賃 金 で 働 けると 。 そして 、 経済 効果 にも 期 するということが 大 事 だと 思 うので
すね。
この 間 、 説明 をされています 地域活 性 化 ・ きめ 細 かな 臨時交
臨時 交 付 金 というのがありますが 、
これによって 、 もち ろ ん 地 元業者 に 仕 事 が 回 っていくことが 大 事 だと 思 うのですけれども 、
そういう 点 はどういう 地 元業者 に 仕 事 の 発 注 ですとか 、 経済 効果 が 期 待 されているのかと
いう 点 と 、 もう 一 つは 、 実 際 にそこで 働 く 人 の 賃 金 が 一定 の 水 準 を 確保 されているのかど
道
うかということです 。
今 、 公 契約条
契約 条 例 というものを 千葉 県 野 田 市 でもつくったりして 、 県
が 発 注 する 公共事業 を 請 け 負 った 場 合 に 、 そこで 働 く 労 働 者 の 賃 金 は 、 もち ろ ん 最 低賃金
低賃 金
を 上 回 らなけれ ば ならないし 、 一定 の 基 準 を 保 証 しようということは 言 われています 。
昨年 9 月議会 で 、 我 が 党 、 今 井 光 子 議員 の 一般 質 問 に 対 して 、 知事 は 、 確 かに 、 現場 の
労 働 者 の 賃 金 削減 や 下 請業者 への ダ ン ピ ング がないように 、 一定 の 賃 金 水 準 を 確保 する 仕
組 み が 存 在 する 。 としながらも 、 現 実 に 最 低賃金
低賃 金 が 守 られているかどうかは 不 明 なことも
事 実 だ 。 としまして 、 賃 金支払
金支 払 の 実 態 について 、 抜 き 打 ちも 含 む 調 査 を 実施 することを 検
討 する 。 とご 答弁 されているのです 。
その 後 、 こういう 公共事業 発 注 における 現場 の 労 働 者 の 賃 金実態
金実 態 についての 検討状況
検討 状況 で
す ね 、 これもあわせてお 聞 かせいただきたい 。
土木部 は 以 上 です 。
まちづくり 推進局 は 、 2 点 聞 きたいのですが 、 1 つは 、 ホ テ ル を 核 としたまちづくりが
昨 今 も 議 論 になっていますが 、 この ホ テ ル を 核 としたまちづくりを 進 める 上 での 、 我 々 は 、
あそこに 総 合 商 業 施設 をつくるとなると 、 全体 の 奈良 のまちづくりの バランス というもの
これについては 、 昨
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を 心配 するわけです 。
現在 の 近鉄奈良
近鉄 奈良駅
奈良 駅 や JR奈良
JR 奈良駅周辺
奈良 駅周辺 の 商 店 街 との バランス や 相 談 というのはど
うなっているのかということをお 聞 きしたい 。
もう 1 点 は 、 児 童 公 園 の 確保 についてですが 、 一定 の 大 きな 宅 地 開 発 がなされる 場 合 に
は 、 その 開 発 業者 の 責任 において 、 一定 の 割合 で 児 童 公 園 が 設置 されるということになっ
ているのですが 、 最近 よく 見 受 けられるのは 、 ミニ 開 発 が ポコポコ とできるという 中 で 、
ミニ 開 発 が 集 まって 一定 の 町 を 形 成 するといった 場 合 に 、 当 然経済 的 に 厳 しい 若 い 世 代 は 、
そういう ミニ 開 発 のとこ ろ で 家 を 購 入 するという ケ ー ス が 多 いと 思 うのですが 、 児 童 公 園
が 全 くないという 事 態 が 起 こるのです 。
そういう 場 合 に 、 こういう ミニ 開 発 が 集中 するような 地域 において 、 どのように 児 童 公
園 を 確保 していくのか 、 そういう 方策 があるのかどうかお 聞 かせいただけれ ば 。
最 後 、 水道局 について 2 点 お 聞 きしたいんですが 、 今回 の 値 下 げ によって 実 際 には 市町
村 の 水道料 金 にどのように 反 映 されるのかということと 、 実 際 に 県 民自身 が 料 金 値 下 げ に 、
恩 恵 にあずからないといけないわけですが 、 市町 村 が 負担 は 減 っても 値 下 げ はしないとい
うことになったら 、 県 民 にとっては 何 もならなかったら 、 そういう 点 で 確 実 に 値 下 げ がで
きるような 保 証 というものがあるのかどうか 。 この 2 点 、 お 聞 かせいただきたい 。
以上。
○ 福永地域デザイン
福永地域 デザイン推進課長
デザイン 推進課長 大和北 道 路 の アクセス 道 路 の 関係 の 話 と 、 ホ テ ル を 核 とす
るまちづくりの 関係 についてお 答 え いたします 。
まず 、 大和北 道 路 の ( 仮称 ) 奈良インタ
奈良 インタ ー チェン ジ から 奈良市 中心部 への アクセス 道 路
といたしまして 、 都市 計 画 道 路西九
路西 九 条 佐保 線 という 路線 がございます 。 こちらの 方 は 、 大
和北 道 路 の 都市 計 画決 定 とあわせて 、 平成 20 年 に 都市 計 画 変更 を 行 ったとこ ろ でござい
そこで 、
ます 。
路 につきましては 、 大和北 道 路 の 大和郡 山 ジ ャ ンクショ
ンクシ ョ ン から 奈良インタ
奈良 インタ ー チェ
ン ジ の 間 が 国 によって 事業 化 されたということがございますので 、 これを 受 けて 、 これか
ら 優先 して 整備 を 進 める 必要 がある 道 路 と 考 え ております 。
事業 の 実施 に 当 たりましては 、 測量調 査 あるいは 用 地 補 償 、 工 事 と 、 そうした 各事業 の
段 階 におきまして 、 地域住民 の 方 々 にご 説明 いたしました 上 で 情報 提 供 を 行 い 、 そうした
中 でご 意 見 を 伺 いながら 、 ご 理解 とご 協力 を 得 て 事業 を 進 めていくということにな ろ うと
この 道
思 っております 。
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続 きまして 、 ホ テ ル を 核 とするまちづくりについてでございます 。 こちらの 方 は 、 先日 、
本会議 でも 知事 から 答弁 いたしましたが 、 県 営 プ ー ル の 跡 地 と 、 奈良警
奈良 警 察署 の 用 地 という
ものを 核 として 、 新 しい 奈良 のに ぎ わいと 交 流 の 拠 点 を 整備 していくというものでござい
ます 。
市街地 の 商 業 というものが 、 これがどちらを 食 うというものではなくて 、 新
しい 県 営 プ ー ル 跡 地 、 奈良警
奈良 警 察署 の 用 地 というとこ ろ へつくられるに ぎ わいと 交 流 の 拠 点
というとこ ろ を 中心 に 、 奈良 の 平城宮 跡 、 奈良 公 園 、 ならまち 、 あるいは 奈良 の 中心 市街
地 、 あるいは 西 の 京 といったとこ ろ の 観光拠
観光 拠 点 をめ ぐ るような 新 しい 観光ル
観光 ル ー ト を 形 成 す
るということによって 、 奈良 の 観光地 としての 魅 力 を 向 上 し 、 それによって 地域 全体 とし
ての 観光地 の 魅 力 が 上 がり 、 それによって 地域 の 消 費 というものも 上 がっていくというよ
うなまちづくりを 進 めていくということが 肝 心 かと 思 っております 。
以 上 でございます 。
○ 水本公園緑地課長 新 しい 県 営 プ ー ル の 安 全性 の 確保 に 関 するご 質 問 でございますけれ
ども 、 委員 お 述 べ の 、 宮城県 沖 地 震 におきまして 仙 台 市 の 屋 内 プ ー ル の 天 井 が 崩落 した 事
故 の 原 因 につきましては 、 国土 交通省 が 大 規 模 なつり 天 井 に 設置 を 求 めております 振 れど
めと 呼 ば れる 耐震 用 の 支 え が 設置 していなかったことが 原 因 であると 報 告 されております 。
また 、 振 れどめが 設置 されていなかった 原 因 でございますけれども 、 設 計者 は 振 れどめ
の 必要性 があるということは 認 識 しておりましたけれども 、 施 工 計 画 書 において 振 れどめ
が 要求 されていたにもかかわらず 、 仕様書 どおりの 施 工 が 行 われていなかった 。 また 、 工
事 監 理 におきましても 、 振 れどめが 設置 されているか チェック がされておらず 、 工 事 監 理
が 適 切 に 行 われていなかったことが 原 因 であると 報 告 されております 。
このようなことから 、 仙 台 市 の 事 故 は 、 PFI方式
PFI 方式 の 制 度 そのものに 起 因 する 事 故 では
ないと 思 っておりますけれども 、 いずれにしましても 、 新 しい プ ー ル を PFI方式
PFI 方式 で 建設
する 場 合 は 、 県 が 民間 事業者 の 業務 履 行 状況 を 確認 する モ ニタリング の 中 で 、 要求水 準 や
提案 内容 どおりに 業務 が 履 行 されていることや 、 工 事 監 理業務 が 民間 事業者 によって 適 切
かつ 確 実 に 履 行 されていることを 確認 することによりまして 、 安 全性 の 確保 が 図 れるよう
に 努 めてまいりたいと 考 え ております 。
以 上 でございます 。
○ 藤川道路管理課長 本県 の ガ ス 管 の 安 全管理 状況 はどうなっているかというお 尋 ね でご
ざいますが 、 地 下 に 埋 設 されております ガ ス 管 につきましては 、 安 全管理 は ガ ス 事業 法 に
ここと 中心
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基 づきまして 、
経済産 業 省 の 指 導 のもとに 、 ガ ス 管 の 管理者 である ガ ス 事業者 が 行 ってい
状況 でございます 。
委員 がお 話 がございました 平成 1 9 年 1 月 の 北 見 市 におきます ね ず み 鋳 鉄 管 の 折 損 によ
る 死 傷 事 故 、 これを 受 けまして 、 経 年 劣 化 した 同 じ タイプ の 管 について 、 平成 27 年度 ま
でに 取 りか え 、 補 修 を 完 了 するということで 、 ガ ス 事業者 で 取 り 組 んでおられると 聞 いて
るという
ございます 。
路 2018 キ ロ メ ー ト ル ございますけれども 、 現在約
現在 約 27 5 キ ロ メ ー ト
ル の ガ ス 管 の 専 用管 がございます 。 そのうち 、 ね ず み 鋳 鉄 管 であ ろ うと 思 われる 管 という
のは 約 1 . 1 キ ロ メ ー ト ル 存 在 するという 状況 でございます 。 これらの 管 につきましても 、
順次取 りか え 、 それから 補 修 の 措 置 が 講 じ られると 聞 いているとこ ろ でございます 。
なお 、 昨年 4 月 に 、 国 民生活 の 安 全確保 の 観点 から 、 道 路 管理者 としてこれらの 円 滑 な
実施 に 協力 するための 道 路 占 用 の 取 り 扱 いについて 配 慮 するようにという 国土 交通省 から
の 通 知 もあったとこ ろ でございます 。
以 上 でございます 。
○ 西村公共工事契約課長 公共 工 事 における 下 請業者 の 賃 金 調 査 のことでございますが 、
9 月 以 降 、 公共 工 事 契約 課 と 技 術 管理課 、 あるいは 建設 業 指 導 室 におきまして 立入調
立入 調 査 を
また 、 県管理道
行 っております 。
賃 金 調 査 につきましては 、 2 月 23 日 から 3 月 12 日 の 間 の 6 日 間 でございますが 、 4
工 事 の 箇 所 で 抜 き 打 ちの 検 査 をさせていただきました 。 土木 工 事 につきましては 3 カ 所 、
建築工
建築 工 事 について 1 カ 所 。
調 査 の 下 請業者 数 でございますが 、 2 5 の 業者 におきまして 調 査 をさせていただきまし
た 。 そのうち 、 一次 下 請業者 につきましては 18 業者 、 二 次 下 請業者 につきましては 7 業
者 。 工 事 の 工 種 につきましては 、 1 9 の 工 種 につきまして 。
実 際 問 題 、 調 査 作 業員 につきましては 、 126 名 の 方 々 について 抜 き 打 ちの 調 査 をさせ
ていただきました 。 うち 、 常時雇
常時 雇 用者 数 が 106 名 、 また 臨時雇
臨時 雇 用者 数 は 20 名 というこ
とでございます 。
奈良 県 の 最 低賃金
低賃 金 、 時 間 給 にいたしまして 67 9 円 、 これは
日 額 にいたしましたら 5 , 4 32 円 、 これ 8 時 間 ということで 計算 しておりますが 、 また
月 額 につきましても 12 万 4 , 9 36 円 、 1 カ 月 23 日 勤 務 するという 形 で 。 こういう 形
で 調 査 させていただいた 結果 、 いずれにおきましてもす べ て 最 低賃金
低賃 金 は 守 られていたと 、
いずれにいたしましても 、
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状況 でございます 。
○ 上田土木部次長 一般 の 公共 工 事 の 発 注 ですけれども 、 基本的 にはす べ て 地 元業者 に 発
注 するを 基本 としておりまして 、 それ ぞ れ 金額 によりまして 、 入 札 の 発 注 基 準 に 基 づいて
発 注 はさせていただいています 。
特 に 特 殊 工 事 とか 、 7 億円以
億円 以 上 の 大 型工 事 につきましては 、 その 内容 によりまして 、 大
手 ゼ ネコン の 入 札 の 参 加 ということも 認 めておりますけれども 、 基本的 にはす べ て 県 内 本
店 のある 地 元業者 で 入 札 は 行 っております 。
以 上 です 。
○ 水本公園緑地課長 児 童 公 園 に 関 するご 質 問 ですけれども 、 本県 の 都市 計 画 区 域内 の 1
人当 たりの 公 園面積
園面積 につきましては 全国平 均 を 上 回 っているものの 、 とはい え 、 都市住民
が 身 近 に 利 用 できるような 公 園 、 あるいは 委員 お 述 べ のように 、 児 童 公 園 の 整備 というの
はまだまだ 不 十 分 であると 考 え ております 。
また 、 防災 公 園 や 広 域 的 な レ クリエ
クリ エ ー シ ョ ン 事 情 に 、 多 様 な ニ ー ズ に 対 応 した 都市 公 園
の 整備 についても 一 層 推進 しておりまして 、 今後 とも 計 画 的 に 整備 する 必要 があると 考 え
こういう
ております 。
以 上 でございます 。
○ 岡田水道局総務課長 今回 の 値 下 げ の 市町 村 への 影響 についてでございますが 、 今回 の
値 下 げ によりまして 、 市町 村受水 が 減 りまして 、 原 水 原 価 も 低 下 することから 、 水道料 金
の 軽 減 につながるものと 考 え ております 。
2 つ 目 の 市町 村 での 料 金 の 値 下 げ ということについてでございます 。 まず 、 県 営 水道 の
水源 への 依存 度 が 市町 村 によって 異 なるため 、 県水料 金 の 値 下 げ の 影響 度 合 いも 市町 村 に
よって 異 なること 。 また 、 市町 村 の 水道事業 の 経営状況
経営 状況 もさまざまであるということなど
から 、 一概 に 料 金 が 下 がるとは 言 い 切 れず 、 各 市町 村 でそれ ぞ れ 独自 に 決 定 いただくこと
になると 思 います 。
軽 減 されることになりますので 、 市町 村水道 の 経営 を 支援
することになりまして 、 市町 村水道 における 今後 の 利 用者 サ ー ビス の 向 上 につながるもの
と 考 え ております 。
以 上 のことから 、 市町 村 での 値 下 げ を 確 実 にするということは 難 しいと 思 います 。
以 上 です 。
○ 宮本委員 まず 道 路 については 、 これ 以 上議 論 をしても 平行 線 だというのはわかってお
しかしながら 、 県水受水費 が
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主 張 だけさせていただきますと 、 先 ほども 申 し 上 げ ましたように 、 これだけ
環境 の 問 題 とか 財 政 の 問 題 を 言 われているときに 、 京奈和自動車 道 だけは 必要 だという 理
屈 で 、 果 たしてどこまで 行 けるのかという 思 いを 持 っております 。 ましてや 、 大和北 道 路
の 北 半 分 の トンネル
トンネ ル 計 画 ということについては 、 これはいち 早 く 撤 回 をするということが
求 められていると 考 え ておりますので 、 意 見 を 申 し 上 げ ておきたいと 思 います 。
それから 、 公 契約 についてですが 、 立入抜
立入 抜 き 打 ち 調 査 をされて 、 126 名 す べ てが 最 低
賃 金 を 上 回 っていたということは 、 これはもち ろ んそうだと 思 います 。 な ぜ かというと 、
最 低賃金
低賃 金 が 低 す ぎ ますから 、 最 低賃金
低賃 金 をその 調 査 では 上 回 る 。
ただ 、 時 々 耳 にするのは 、 建設現場
建設 現場 でもそうですし 、 何 かの 事業 のとこ ろ でも 、 全 く 下
請 、 孫 請 、 またその 孫 請 み たいなことになっていて 、 顔 も 名前 もわからないような 状況 で
仕 事 をしていたりとか 、 違 法 な 建設現場
建設 現場 への 派遣労
派遣 労 働 の 場 合 ですと 、 こういうのも 非 常 に
まかり 通 っているわけですが 、 ひ どい 場 合 は 、 もう 名前 ですら 呼 んでもら え ないと 。 もう
そこの 緑 の シ ャ ツ 。 というようなことを 言 われて 、 ち ょ っと 働 きが 悪 けれ ば 、 いただける
はずの 給 料 から 幾 らか ピ ン は ね をされて 返 されるというようなことで 、 額 面 で 言 ったら 最
低賃金
低賃 金 は 保 証 されているのですけれども 、 実 際 に 受 け 取 って 帰 るお 金 というのは 、 本当 に
最 低賃金
低賃 金 を 下 回 っているというような 相 談 は 、 本当 にこの 議員 の 活動 をしてますと 、 あら
ゆ る 通路 から 入 ってくるような 実 態 もあるわけです 。
ですから 、 ぜひ とも 公 契約条
契約 条 例 という 形 で 、 発 注 する 時 点 で 、 一 番 末 端 で 働 く 労 働 者 の
とこ ろ で 、 せめて 時 給 1 , 000 円 は 保 証 されるというようなことを 、 い ろ い ろ な 智 恵 を
合 わせて 検討 していただきたいと 思 いましたので 、 これは 引 き 続 きこの 抜 き 打 ち 調 査 も 随
時 やっていただきたいということを 申 し 上 げ ておきたいと 思 います 。
それから 、 児 童 公 園 の 話 ですが 、 1 人当 たりの 公 園面積
園面 積 は 全国平 均 を 上 回 っているのだ
ということですが 、 問 題 にしていますのは 、 公 園 の 偏 在 です 。 20 年前 、 30 年前 の 経済
状況 もよかったこ ろ の 大 規 模 な 住 宅開 発 ですと 、 一定 の 地域 に 公 園 があるわけです 。 ただ 、
この 公 園 が 実 際 に 子 どもが 遊 べ るような 状態 になっているかどうかは 別 問 題 ですよ 。 今 、
本当 に 管理 がなされてなくて 、 草 ぼ う ぼ うで 遊 具 も 壊 れているというようなことは 散 見 さ
れるわけですが 、 今 問 題 にしていますのは 、 その ミニ 開 発 が 集 まったようなとこ ろ で 全 く
児 童 公 園 がないという 状況 から 、 子 育 て 世 代 を 中心 に 遊 べ る 場 所 が 欲 しいということなの
りますので 、
です 。
奈良 県 が 子 どもの 体 力 を 問 題 にするのだったら 、 こういうとこ ろ にもやっ ぱ り 知 恵 を 絞
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ミニ 開 発 が 集 まっているとこ ろ にも 何 らかの 形 で 公 園 を 確保 していく 方策
が 必要 だと 思 うのですが 、 何 か 手 段 、 方 法 はないのかどうか 、 そこをお 聞 かせいただきた
かったのですが 、 それをもう 一度 、 何 か 考 え られることはないのかどうか 、 お 聞 かせいた
って 、 そういう
だきたいと 思 います 。
ホ テ ル を 核 としたまちづくりですが 、 両 立 できるのだということと 、 地域 の
消 費 が 上 向 くという 、 非 常 に 自信満々
自信満 々 の 答弁 だったと 思 ったのですが 、 本当 にそれで 大 丈
夫 なのかなという 思 いがあるのです 。
それで 、 実 際 に 考 え ておられる 商 業 施設 というのはどういうものを 考 え ておられるのか 、
イ メ ージ です ね 。 いわ ゆ る 全国 どこにでもあるような ア ウ ト レ ットモ
ット モ ー ル のようなものを
考 え ておられるのか 、 それとも 、 何 か 奈良 らしい 、 本当 に 東 向 きやら 、 JR奈良
JR奈良駅周辺
奈良 駅周辺 の
に ぎ わいと 劣 らず 、 観光客 を 魅 了 するような 、 さっきの 自信満々
自信満 々 の 答弁 だって 何 かあるの
でし ょ う 。 そこはどうなのですか 。 そこをお 聞 かせいただきたい 。
それから 、 水道料 金 で 市町 村 の 値 下 げ に 結 び つける 保 証 はないという 答弁 だったので 、
これは 心 もとないなと 思 うのです 。 県 が 値 下 げ をするからには 、 きちんと 水道 利 用者 にそ
の 恩 恵 が 反 映 するような 仕 組 み を 何 か 考 え る 必要 があると 思 うのです 。 それは 検討 できな
いのかどうか 、 これだけお 聞 かせいただきたい 。
以 上 、 お 願 いします 。
○ 水本公園緑地課長 ミニ 開 発 が 集 まったとこ ろ の 児 童 公 園 の 必要性 に 関 するご 質 問 でご
ざいますけれども 、 それに 対 して 具 体的 な 手 段 、 方 法 を 持 ち 合 わせているのかということ
でございますけれども 、 今 現在 、 具 体的 にこういった 手 法 があるとか 、 今 申 し 上 げ られる
ようなそういうのは 持 ち 合 わせておりませんけれども 、 今具 体的 に 想 定 される 個 別 の 箇 所
がわからないので 、 この 場 では 何 とも 申 し 上 げ られませんけれども 、 また 個 別 の 具 体的 な
箇 所 がわかりましたら 、 その 場 におきまして 検討 させていただきたいと 思 っております 。
以 上 でございます 。
○ 福永地域デザイン
福永地域 デザイン推進課長
デザイン 推進課長 先日 発 表 いたしました 、 ホ テ ル を 核 とするに ぎ わいと 交 流
の 拠 点 整備 の 構 想 においては 、 物 品販売 としては 奈良市飲
奈良市 飲 食物販売
食物 販売店
販売 店 の 集 積 ということで 、
例 えば奈良
えば 奈良 の 食 材 を 生 かした レ ストラン であるとか 、 あるいは 伝 統 工 芸 品 、 さらには 新 た
な 奈良 の 魅 力 を 生 み 出 すような チ ャレン
ャレン ジ シ ョ ップ 、 そうしたものを 、 滞 在拠点
在拠点 の ホ テ ル 、
あるいは 交通タ
交通タ ー ミ ナ ル と 一体 として 整備 することによって 、 新 しいに ぎ わいと 交 流 の 拠
点 を 整備 していこうということで 、 まちづくりの 方向 として 構 想 を 発 表 しております 。
それから 、
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以 上 でございます 。
○ 岡田水道局総務課長 値 下 げ の 保 証 ということですけれども 、 先 ほどもお 答 え させてい
ただきましたように 、 市町 村 の 水道 経営 は 、 それ ぞ れであります 。 赤 字 のとこもあります
し 、 黒 字 のとこもありますし 、 い ろ い ろ あります 。
そういうこともありますし 、 また 経営 の 独自 性 ということもございますので 、 県 から 値
下 げ の 強 制 というのはできないと 思 います 。
もし 値 下 げ で 経営状態
経営 状態 がよくなれ ば 、 当 然 、 値 下 げ 以 外 でも 、 施設 の 充実 なり 、 それな
りに 利 用者 サ ー ビス の 向 上 のために 使 用 されるものと 思 っております 。
○ 宮本委員 公 園 については 、 こんな 事例 があるのです 。 ミニ 開 発 で 公 園 が 全 くないわけ
ですけれども 、 そのす ぐ そ ば に バイパス建設
バイパス建設 予定 地 があって 、 これはなかなか 完 成 しない
と 。 できても 20 年 後 ぐ らいだ ろ うと 言 われているのですが 、 空地 が ザ ー ッ とあるという
場 合 に 、 そこに 何 かつくれないのかという 、 地 元 の 若 い 世 代 の 声 が 当 然 起 こってきます 。
これはでも 国道 なのだから 、 国 に 言 ってくださいという 対 応 になるわけです 。
逆 に 、 平 群 町 で 言 いますと 、 道 路 を 拡 幅 する 予定 地 だけれども 、 し ば らくはないわけだ
から 、 ではそこに 砂場 と 簡 単 な ベ ンチ をつくって 憩 いの 場 にするという 工 夫 を 本当 にち ょ
っとした 予算 でやって 喜 ば れるということがあるのです 。
ですから 、 体 力 が 低 いということを 子 どもや 教育 や 保 護 者 の 責任 にして 、 競争 だという
ことになるのは 、 これは 見 過 ごしできないと 他 部局 で 言 っているわけですけれども 、 こう
いうまちづくり 全体 の 中 でも 、 今 の 子 どもたちが 外 に 出 て 、 そして 子 育 て 世 代 も ふ れあ え
るような 環境 をつくって 、 奈良 の 住 み よいまちづくりに 貢献 することはこの 部局 でも 当 然
できることやと 思 いますので 、 ぜひ積極
ぜひ 積極 的 に 知 恵 を 絞 って 、 公 園 のない 地域 に 公 園 をどう
つくっていくのかということを 時 限 を 区 切 って 、 そこに 住 んでいる 人 が 大 きくなってしま
えば 公 園 は 要 らなくなっていったりするわけですから 、 ぜひ考
ぜひ 考 え ていただきたいと 思 いま
す。
ホ テ ル を 核 としたまちづくりも 、 自信満々
自信満 々 の 答弁 でお 聞 き 受 けをしました 。
しかし 、 私 どもは 、 に ぎ わいというものは 何 かものをつくってできるとはなかなか 考 え ら
れないと 思 っていまして 、 やはり 全体 として 宿 泊 をしたいと 思 え るような 環境 をつくって 、
その 中 で ホ テ ル も 立地 をしてくると 思 いますし 、 また 奈良 を 訪 れたいと 心 底 思 う 人 が ふ え
てこそ 、 そういう 商 業 施設 の ニ ー ズ も 出 てくると 思 いましたので 、 これについては 意 見 と
して 申 し 上 げ ておきたいと 思 います 。
それから 、
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以 上 で 終 わります 。
○ 畭委員 3 点 ほど 質 問 したいと 思 います 。
1 点目 は 奈良 公 園 の 整備 ということで 、 代 表 質 問 でもさせていただきました 。 世界 一 の
奈良 公 園 にという 知事 の 、 また 県 の 思 いの 中 でい ろ んな 整備 をされるわけですが 、 特 にこ
の 高 畑 町 裁 判 所 跡 地 整備 検討 ということについてお 伺 いをしたいと 思 います 。 宿 泊 所 を 含
む 交 流 施設 ということを 聞 いておりますけれども 、 詳 しく 教 え ていただきたいと 思 います 。
2 点目 には 、 中村委員 も 質 問 されました 歩 道整備 についてでございます 。 中村委員 の 質
問 に 対 して 、 奈良 県 としても 、 歩 道整備 の ガ イドライン をつくるということでございます
が 、 本当 に 大 きな 幹線 道 路 についてはこれまで 県 として 進 めてこられたことについてはも
ち ろ ん 必要 なことでございますし 、 評 価 をするとこ ろ ではございますが 、 やはり 現 実 の 生
活 の 中 でほとんどの 人 がこれは 感 じ ていることだとは 思 うのです 。
歩 道 が 、 もち ろ ん 整備 されているとこ ろ もあるのですが 、 特 に 整備 されていないとこ ろ
は 、 この 何 十 年 間 そのような 状態 でほったらかしにされているとこ ろ が 、 奈良市内 ですが 、
特 にたくさんございます 。 日 ご ろ からその 都 度要 望 はしてきたのですが 、 なかなか 進 まな
いとこ ろ でございます 。
例 えば 、 法 華 寺 周辺 の 県道 です 。 平城宮 跡 の 東 側 になりますが 、 あそこは 法 華 寺 とか 、
もち ろ ん 平城宮 跡 、 観光 名所 もございます 。 観光客 がし ょ っち ゅ うその 辺 で 観光地 を 訪 ね
歩 いておられますけれど 、 本当 に 道 は 狭 いですし 、 バス停
バス 停 もございますし 、 どこをどう 歩
け ば いいのか 、 本当 に 見 ていても 気 の 毒 な ぐ らいにいつも 感 じ ております 。 観光地周辺
観光地 周辺 と
いうとこ ろ の 歩 道整備 、 何 とか 優先的 にやっていただけないものか 。
それと 、 大 仏 前 から 教育大
教育 大 学 の 道 です 。 本当 に 、 破石 のとこ ろ までは 今回奈良 公 園 内 周
遊 バス が 走 るとこ ろ ですが 、 破石 から 南側 、 教育大
教育 大 学 のとこ ろ までの 道 ですが 、 周辺 の 住
民 の 方 からご 相 談 いただきました 。 お ば あち ゃ んが 車 いすでその 道 を 通 って 病 院 に 行 くの
だけれども 、 高 低 差 がございますし 、 本当 に 歩 道 という 歩 道 ではございませんし 、 そこに
バス が 通 りますし 、 観光客 も 一部 通 っていらっし ゃ いますし 、 何 とかこの 道 の 歩 道整備 が
できないか 。 このようなご 相 談 をいただきまして 、 奈良 土木事務所 にも 行 きまして 、 奈良
土木事務所 に 現場 を 見 ていただいたのですが 、 結局 、 そこに 側 溝 があったりとか 、 家 が 道
路 の 前 まで 出 てきておりますので 、 なかなか 歩 道 を 確保 するというのは 難 しいということ
で 、 いつやってくれるのかわからない 状態 で 、 今 のとこ ろ 、 ストップ の 状態 でございます 。
それとあと 、 一 条 通 、 もう ふ だんから 言 っておりますが 、 一 条 通 ですが 、 バイパス との
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交 差 点 については 、 交 差 点 改 良 ということで 左 折 道 路 を 1 車線 つくっていただきましたの
で 、 その 辺 は ス ム ー ズ に 行 っていると 思 いますが 、 それまでの 、 JR がそれまでございま
すし 、 あの 一 条 通 は 西向 いても 東 向 いても 常 に 渋滞 をしているという 状況 の 中 で 、 歩 道 に
ついては 本当 にあの 道 路 についても 、 本当 にもう 気 の 毒 な ぐ らい 歩 く 人 が 遠 慮 して 歩 いて
いるというような 状態 です 。
あそこは 、 既 にご 承 知 のように 学 校 が 5 つございます 。 佐保小 学 校 、 育英 高 校 、 それと
奈良 高 校 、 教育大
教育 大 学 附属 中 学 校 、 そして バイパス の 右 側 には 一 条 高 校 がございます 。
ある 方 がおっし ゃ っておりました 。 こんな 奈良 県 、 学 校 5 つもあって 、 こんな 歩 道 、 恥
ずかしいと 思 わないのか 。 とおっし ゃ ってましたが 、 本当 にそのとおりだと 思 います 。
ですから 、 県 は 、 それはい ろ い ろ 優先順位 があったかと 思 いますので 、 幹線 道 路 につい
て 計 画 的 に 進 めてこられたのですが 、 そ ろ そ ろ 人口減少 、 高 齢 化社 会 という 時 代 に 突 入 し
ておりますので 、 人 にやさしい 道 づくり 、 ぜひ とも 最 優先 で 進 めていただきたいというこ
とを 思 っております 。
ガ イドライン をつくって 今後歩 道整備 を 進 めていくという
ことですが 、 これについても 優先順位 もあるでし ょ うし 、 先 ほども 通 学 路 とか 、 い ろ い ろ
観光周辺
観光 周辺 とか 、 い ろ い ろ おっし ゃ っておりましたし 、 また 、 先 ほどの 大 仏 前 から 教育大
教育 大 学
の 道 もそうですし 、 法 華 寺 周辺 もそうですし 、 一 条 通 もそうですが 、 要 するに 歩 道 を 確保
できない 、 そういったとこ ろ についてはかなり 時 間 がかかるのではないかな 。 周辺 の 住民 、
特 に 地 元 、 その 道 路沿 いの 方 々 にはご 理解 をいただか ね ば なりませんし 、 こういったこと
を 早 く ス ピ ー デ ィ ー に 進 めるために 、 土木部 としてはこういった 工 夫 や 周 知 、 指 導面 、 し
っかりと 行 っていただきながら 、 それが ネック でそこの 理解 が 得 られないからできないと
いうような 言 いわけをしないように 、 今 から 想 定 できるそういった 課 題 、 問 題 、 ネック に
ついては 、 しっかりと 今 から 対 応 していただけるよう 考 え ていただきたいと 思 うのですが 、
いかがでし ょ うか 。
それと 、 最 後 に 、 まちづくりの 推進 というとこ ろ にも 関連 してくるかと 思 いますが 、 特
に 県 営 住 宅 です 、 いつか 言 われたことがあるのです 。 高 齢 者 ば っかりやないか 。 年 寄 り ば
っかりやないか 。 と 言 われたことがあるのですが 、 これは 全国 どこにおいても 、 地域 から
孤 立 する 限 界 団 地 と 言 ってもいい ぐ らい 、 その 県 営 住 宅 の 中 で 要 するに 高 齢 化 していると
いうのは 、 これ 事 実 だと 思 います 。
そういった 中 で 、 この 団 地再生 を 中心 としたまちづくりということで 、 県 はどのように
先 ほど 土木部長 は 、 そういう
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考 え ていらっし ゃ るのかなということをお 聞 きしたいと 思 います 。
再生 、 まちづくりといった 中 には 、 住環境 の 再生 ということで 、 ハ ー ド 面 での バリアフ
リ ー だとか 、 エレベ ー タ ー をつけるとか 、 そういったこともございます 。
今回質問
今回質 問 するのは 、 そういった 意 味 ではなくて 、 コミュニティ の 再生 という 観点 から 、
限 界 団 地 をどのようにまちづくりの 中 で 位 置 づけられるのか 、 そのようなことをお 聞 きし
たいと 思 うのです 。
考 え られることは 、 居 住 者 の 構 成 です 。 お 年 寄 り ば っかりではなくて 、 若 い 人 たちも バ
ランス よくその 団 地 に 住 んでもらう 。 そういうことも 一 つあるかと 思 います 。 あとは 、 福
祉 政 策 と 絡 めると 。 こういった 観点 も 必要 かと 思 います 。
団 地 と 、 知事 が 言 われるように 団 地 を 中心 としたまちづくり 、 周辺 に 買 い 物 をするとこ
ろ があるとか 、 病 院 があるとか 、 交通 に 便利 だとか 、 そういったことを 含 めた 、 団 地 を 中
心 としたまちづくり 、 こういった 観点 もあるかと 思 いますが 、 高 齢 者 が ふ え ている 団 地 を
どのように 再生 しようと 県 は 考 え ておられるのか 、 お 伺 いをしたいと 思 います 。
○ 水本公園緑地課長 奈良 公 園 の 整備 につきましては 、 畭委員 の 本会議 の 質 問 で 知事 が 答
弁 させていただきましたように 、 奈良 公 園 を 有 する 歴史 文 化 的 な 自 然 的資 産 の 特 質 を 維持
しつつ 、 魅 力 ある 公 園 づくりに 向 けて 、 公 園 利 用者 の 利便 性 や 快適 性 に 配 慮 した 整備 の 推
進 を 図 るとしておりますけれども 、 その 中 の 一 つとしまして 、 高 畑 町 裁 判 所 跡 地 の 県 有 地
の 有 効 活 用 を 図 ることや 、 あるいは 鷺池 、 浮 見 堂 を 、 眺 望 的 立地条件
立地 条件 を 生 かしまして 交 流
や 宿 泊 等 の 機能 を 要 する 拠 点 整備 を 行 い 、 国 内外 の 人 々 の 交 流 を 支援 する 空間 づくりを 目
指 したいと 思 っておりますけれども 、 そのため 、 来 年度 、 基本計 画 を 策 定 しまして 、 都市
計 画 手 続 に 入 っていきたいと 思 っております 。
どういった 拠 点施設 をするかということにつきましては 、 今後検討 を 深 めていく 中 で 明
らかになっていくものでございますけれども 、 現時点
現時 点 で 具 体的 にまだ 絵 が 描 けている 状況
ではございません 。
場 所 が 歴史 的 風 土特別保 存 地 区 でありますとか 、 名所公 園 の 中 にありますの
で 、 そういった 周辺区域
周辺区 域 に マ ッチ した 、 歴史 的 風 土 に マ ッチ したような 施設 にしたいと 考
え ております 。
以 上 でございます 。
○ 林道路・
林道路・ 交通環境課長 歩 道整備 に 対 するお 尋 ね でございますけれど 、 まず 、 先 ほど 中
村委員 の 方 にご 答弁 させていただきましたけれども 、 ガ イドライン をつくっているのです
ただ 、 あの
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プライオ
プライ オ リティ 、 優先順位 に 加 え まして 、 もうち ょ っと 整備 に 対 する 柔軟 性 と
いいますか 、 その 辺 のとこ ろ を 一 緒 に 考 え ようと 予定 しております 。
補助 金 から 交 付 金 になりまして 、 結 構 い ろ い ろ な 使 い 方 ができるとなっておりますので 、
歩 道 の 拡 幅 を 用 地 買 収 をせずとも 、 例 えば今
えば 今 ご 質 問 ありました 奈良 名 張 線 だと 思 うのです
けれども 、 高 畑 の 交 差 点 から 教育大
教育 大 学 に 向 けて 、 ここは 水 路 があります 。 そこにつきまし
て 、 水 路 の 改 修 とともに 、 そこに ふ たをかけるというような 整備手 法 もとれないかという
ことも 同時 に 考 え ていこうとしています 。
それからもう 一 つ 、 谷田 奈良線 ですが 、 これは 先 ほどおっし ゃ っていました 法 華 寺 の 横
のとこ ろ ですけれども 、 ここにつきましても 大 きな 水 路 が 、 用水 路 があります 。 この 上 に
コンクリ ー ト の ふ たがかかっているのですけれども 、 とても 歩 道 と 呼 べ るような 代 物 では
ございませんけれども 、 先 ほどのようなとこ ろ がありますので 、 ここについてはその 手 法
を 使 って 検討 していこうと 思 います 。
ただし 、 最 後 ご 質 問 ありました 一 条 通 ですけれども 、 非 常 に 今 のような 状態 の 水 路 も 、
い ろ んな ス ペー ス もございまして 、 ずっとうちが 立 て 込 んでおりまして 、 ここにつきまし
ては 、 実 際 先 ほどの ガ イドライン 、 ご 説明 申 し 上 げ ましたけれども 、 これの 適 用 でどれ ぐ
らい 優先順位 を 上 げ れるのかというとこ ろ を 見 極 めながら 、 整備 については 判断 していき
たいと 考 え ます 。
以 上 です 。
○ 奈良住宅課長 私 の 方 のご 質 問 でございますけれども 、 県 営 住 宅 の 高 齢 化 についてとい
うことで 、 委員 ご 指摘 のように 、 高 齢 化 によりまして 県 営 住 宅 の コミュニティ の 低 下 とか 、
自 治会 活動 の 低 下 とか 、 そういうようなことにつながるということでございますけれども 、
現時点
現時 点 で 、 6 5 歳以 上 の 方 の 県 営 住 宅 入 居 戸 数 の 割合 が 確 かに 約 4 0 % を 超 え ております 。
そういうことで 、 今後 そういう コミュニティ の 低 下 等 、 非 常 に 大 きな 問 題 になりつつある
ということで 、 県 でも 認 識 しているとこ ろ でございます 。
その 今 特効 薬 といたしまして 、 若 い 人 を 入 れたらどうかとかいうようなこともございま
すけれども 、 若 者 の 特 段 の 優 遇措置
遇措 置 ということでは 、 今 、 入 居 要 件 には 入 っておりません
ので 、 今後 そういうことも 含 めまして 検討 していきたいと 考 え ております 。
また 、 委員 ご 指摘 のように 、 福祉 の 方 の 関係 ともよく 連 携 をいたしまして 、 検討 の 中 で
含 めて 考 え ていきたいと 思 っております 。
それから 、 一 方 、 県 営 住 宅 だけではなしに 、 民間 の 住 宅 地 におきましても 同 じ く 高 齢 化
けれども 、
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空 き 屋 が 非 常 に 増 加 しておるとこ ろ でございます 。 そういう 一
部 の 団 地 で 空 洞 化 になっていることも 懸 念 しているとこ ろ でございまして 、 そういう 団 地
についての 、 高 齢 者 がお 住 み になっているとこ ろ の 住 宅 について 、 高 齢 者 は 近 い 中心 市街
地 の 方 へ 住 み か え ていただく 、 また 若 い 方 がそういうとこ ろ へお 住 み かわっていただくと
いうような 住 み か え 促 進 について 、 考 え ていかなけれ ば ならないと 思 っておりまして 、 新
年度 におきまして 、 県 、 市町 村 、 それから 関係 団 体等 によります 協 議会 を 組 織 いたしまし
て 、 住 み か え 円 滑 化 の 検討 や 、 セミナ
セミ ナ ー 等 を 開 催 いたしまして 、 住 み か え の 推進等 をお 手
伝 いしていきたいと 考 え ております 。
以 上 でございます 。
○ 畭委員 今 の 県 営 住 宅 については 、 大 きくまちづくりという 中 で 住 み 替 え して 高 齢 者 が
安 心 して 生活 できるような 、 住 を 中心 とした 生活 ができるようなことを 考 え ていただきた
が 進 んでおりまして 、 また
いということでお 願 いをしておきたいと 思 います 。
歩 道整備 ですが 、 そうやって 進 めていっていただくのですが 、 だから 、 水 路 を
ふ たしてというのはもう 、 そんな 簡 単 にできるのだったら 早 くからしてほしかったという
思 いと 、 例 えばセットバック
えば セットバック できない 、 そういうことに 時 間 がかかるようであれ ば 、 周辺
の 道 路 を 含 めての 交通 体 系 を 変 え るとか 、 だから 、 一 方通 行 になるかもしれないけれども 、
何 か 本当 に 人 が 、 人 間 が 安 心 して 歩 けるようなそういったまちづくり 、 これを 進 めていた
だきたいなとお 願 いするとこ ろ です 。
今後 、 高 齢 者 がますます ふ え てまいりました 。 202 5 年 には ピ ー ク と 言 われておりま
す 。 一日 も 早 く 、 一年 でも 早 く 本当 に 、 歩 くことが 健 康 にもつながるということになれ ば 、
安 心 して 歩 ける 歩 道 というものをしっかりと 整備 をしていただきたいということでお 願 い
先 ほどの
をしておきます 。
奈良 公 園 の 交 流 施設 を 含 めた 宿 泊 施設 、 本当 にす ば らしい 場 所 ですので 、 一般 の 方 もそ
ういったとこ ろ で 宿 泊 できるような 施設 を 目指 していただいて 整備 をしていただくように
お 願 いをしたいと 思 っておりますので 、 よ ろ しくお 願 いいたします 。
以 上 です 。
○ 井岡委員長 審査 の 途 中 でありますけれども 、 し ば らく 休憩 します 。
午 後 3 時 10 分 に 再 開 します 。
1 4 : 54分
54分 休憩
1 5 : 12 分 再 開
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○ 井岡委員長 休憩 前 に 引 き 続 き 、 会議 を 開 きます 。
それではご 発 言 願 います 。
○ 神田委員 まず 、 景 観 づくりの 中 で 今 井 町 の 件 がありますよ ね 。 生活 体 験施設 をという
とこ ろ 。 説明 のときいなかったので 重 複 するかもしれませんけれども 、 これをもう 少 し 詳
しく 、 どういうようにされるのかということ 。
今 井 町 の 環境 整備 ということで 、 飛鳥 川 に 沿 ったとこ ろ の 公 園 の 整備 、 以 前 か
らやっていただいていますが 、 これもなかなか 時 間 のかかっている 事業 で 、 ただ 、 この 間
の ぞ いて み ると 、 護岸 が 大 分 やっていただいているようで 、 あと 公 園 をどれ ぐ らいの ス ピ
ー ド でやられるのか 、 やっていただけるのかなというとこ ろ 、 その 辺 教 え ていただきたい
それと 、
と 思 います 。
住 宅整備 の 件 ですが 、 ここに 特定優 良 賃 貸 住 宅 、 いわ ゆ る 特優 賃 というのがご
ざいますけれども 、 以 前 、 高 専賃 というのが 、 高 齢 者 専 用 賃 貸 住 宅 というのが 住 宅課 でさ
れていたと 思 うのですけれど 、 これはもうやめになったのかということと 、 この 特優 賃 が 、
介 護 保 険 との 関係 はどうあるのかということを 聞 かせていただきたいと 思 います 。
それと 、 まちづくりの 観点 から 見 られて 、 実 は 耳 成高 校 跡 、 よく 今 まで 森山委員 も 聞 い
ておられるし 、 以 前 から 、 全国高等 学 校 総 合 体 育 大 会 が 終 わる 前 から 質 問 しておりました
けれども 、 教育 委員会 で 質 問 すると 、 学 校 の 跡 地 やから 教育 関係 に 使 いたいという 答弁 が
続 いていたのですけれども 、 これは 、 まちづくりから 見 られてどういうように 利 用 したい
のか 。 まちづくり 推進局 から 、 ぜひ す ば らしい アイデ
アイ デ ア を 知事 に 提案 してもらったらどう
それと 、
かと 思 うのです 。
和幹線 も 、 さきほど 中村委員 もおっし ゃ っておりましたけれども 、 桜 井 市 ももう 随 分
できていますし 、 道 づくりはまちづくり 、 そういうことでい ろ んな 景 観 的 にも 絶好 の 場 所
だと 思 うのです 。 そういう アイデ
アイ デ ア はい ろ い ろ とあると 思 いますので 、 ぜひ このまちづく
りから 見 て 、 あの 土 地 をどう 利 用 したいのかというものがもしあれ ば 聞 かせてください 。
その 3 点 です 。
○ 福永地域デザイン
福永地域 デザイン推進課長
デザイン 推進課長 まず 、 今 井 町 の 生活 体 験施設 を 活 用 した 定 住促 進 モデル 事
中
業 についてご 説明 いたします 。
方 は 、 ふ るさと 雇 用 の 提案 型 の 事業 ということで 、 今 井 町 の N P O から 提案 が
あったものでございます 。 今 井 町 で 、 生活 体 験施設 ということで 、 町 家 を 改 修 して 一般 の
方 々 が 利 用 できる 施設 をつくっております 。 こちらの 施設 を 活 用 して 、 生活 体 験 というこ
こちらの
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泊 まっていただいて 、 それが 町 家 への 定 住 、 今 井 町 への 居 住 者 の 増 加 につな げ たいと
いう モデル 事業 をするということで 、 それに 対 して 補助 を 行 うものでございます 。
以 上 でございます 。
○ 大熨河川課長 飛鳥 川 の 環境 整備 工 事 のことでございます 。
飛鳥 川 は 、 今 井 町 の 玄 関口 ということで 、 平成 16 年 より 、 環境 整備 の 計 画 の 内容 とか 、
維持 管理 の 役割 の 分 担 について 、 地 元 自 治会 とか 橿原市 と 協 議 を 進 めまして 、 橿原市 との
管理 協 定 締 結 に 向 けての 調 整 が 平成 21 年 3 月 に 完 了 したとこ ろ でございます 。
河 川 の 整備 に 関 しましては 、 今 年度 より 護岸 に 着 手 したとこ ろ でありまして 、 早期 の 完
成 を 目指 しまして 、 護岸 の 修 景 であるとかを 今 現在 やっております 。
その 中 で 、 委員 ご 指摘 の 公 園 整備 につきましても 調 整 が 整 いつつありまして 、 その 推進
に 向 かってやっていきたいと 考 え ております 。
今後 とも 、 地 元 の 自 治会 並 び に 橿原市 と 十 分 な 調 整 を 図 りつつ 、 特 に 橿原市 とは 当 該 施
設 のより 一 層 の 有 効 活 用 を 図 るために 、 水 質 改善 を 含 めた 連 携 により 、 今 井 地 区 の 玄 関口
に ふ さわしい 、 人 が 集 まってに ぎ わいのある 河 川整備計 画 というものを 目指 してまいりた
いと 考 え ております 。
以 上 でございます 。
○ 奈良住宅課長 委員 ご 指摘 の 特優 賃 でございますけれども 、 これにつきましてはいわ ゆ
る フ ァ ミリ ー 向 けの 、 中 堅 所 得 者 層 のための 住 宅 でございまして 、 もう 一 つ 委員 で 高 専賃
の 方 をおっし ゃ られたと 思 うのですけれど 、 高 齢 者 向 けの 優 良 賃 貸 住 宅 というのがござい
ます 。 多 分 そちらの 方 かと 思 うのですけれども 、 高 齢 者 向 け 優 良 賃 貸 住 宅 につきましては
一定 の 、 5 戸 以 上 で 、 原 則 2 5 平 方 メ ー ト ル 以 上 の 準 耐 火 構 造 もしくは 耐 火 構 造 とした 、
高 齢 者 向 けの 身 体 機能 に 対 応 した 設 計 、 設 備 がされました 住 宅 を 言 っております 。
委員 のご 指摘 の 介 護 保 険 でございますけれども 、 そこに 入 居 されている 高 齢 者 の 介 護 保
険 を 受 けられるのは 、 特 段 問 題 なく 受 けられると 思 います 。 ですので 、 建 物 と 直接 関係 な
く 受 けていただけるということで 結 構 かと 思 います 。
以 上 でございます 。
○ 仲谷まちづくり
仲谷 まちづくり推進局長
まちづくり 推進局長 耳 成高 校 は 、 中 和幹線 の 沿線 にあるという 、 交通 の 便 では 非
常 にいいのですけれども 、 この 間 も 知事 も 答弁 させていただきましたように 、 一 市 一 まち
づくりという 、 県 の 関係部局 が み んな 力 を 合 わせて 、 県 庁 力 を 総 合 して 計 画 を 立 てて 、 こ
れも 市町 村 、 あるいは 業 界 、 そういう 非 常 に 厳 しい 時期 ですので 、 事業費 をどう 確保 する
とで
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含 めてい ろ い ろ 検討 する 必要 があると 思 いますので 、 今 の 時 点 です ぐ この
夢 を 語 れと 言 われましたけれども 、 そこまでできませんので 申 しわけないですけれど 、 そ
かということも
ういうことでご 理解願 いたいと 思 います 。
○ 神田委員
今 井 町 の 聞 きづらかったのですけれど 、 今 井 町 の N P O から
の 提案 ということでもう 一 回 、 何 にしたいかというとこ ろ をもう 一 回 教 え てください 。 聞
まず 、 ごめん 、
きづらかったんです 。
飛鳥 川 の 整備 の 件 ですが 、 公 園 は 、 結 構 長 くかかったし 、 一日 も 早 い 整備 をしてほしい
と 思 うのです 。 おっし ゃ ったように 玄 関口 ですし 、 随 分伝統
分伝 統 的 建 造 物群 保 存 地 区 というこ
とで 、 伝 建地区
建地 区 とよく 略 して 言 うていますけれども 、 橿原市 の 観光 というのはあそこが 非
常 に 今 のとこ ろ 一 番 多 い 橿原 神宮 に 続 いての 場 所 ですので 、 多 いとこ ろ から 、 これは 早 く
してほしいと 思 うのです 。
頑 張 りますだけで 、 いつからこの 公 園 をやっていくのか 、 その 辺 、 日 にちがわか
っていたら 言 うてほしいと 思 います 。 もう 日 にちを 切 っていかないと 、 なかなか 前 へ 進 ん
整備 に
でいかないと 思 います 。
賃 、 いや 高優 賃 のことかな 。 高 齢 者 向 け 優 良 賃 貸 住 宅 。 前 、 高 専賃 があったのです
けれども 、 この 高 専賃 も 介 護 保 険 との 関係 で 、 福祉 部 との 横 の 連絡 がもう 本当 にとれてい
なくて 、 住 宅課 の 人 はその 高 専賃 のよさか 悪 さかわからないけれど 、 そういうとこ ろ 、 こ
の 高優 賃 、 高 齢 者 に 優 良 というのを 、 そういうのを 使 え るのやったら 、 住 宅課 の 人 も 、 す
ごい 失礼 な 言 い 方 やけれども 、 もう 少 し 介 護 保 険制 度 というものもしっかりと 頭 に 入 れな
がら 、 利 用者 にうまく 使 ってもらうように 、 福祉 部 と 連 携 してやっていってほしいと 思 う
特優
のです 。 せっかくいいのがありながら 。
だから 、
奈良 県 に 限 らずでしたけれど 、 高 齢 者 専 用 賃 貸 住 宅 というのは 本当 にうまくい
っていなかったというのはあります 。 だから 、 それをしようと 思 いながらやめていった 事
業者 も 結
構 あるということで 、 ぜひ介
ぜひ 介 護 保 険制 度 も 理解 して 、 これを 進 めていっていただ
きたいと 思 います 。
耳 成高 校 跡 ですけれど 、 夢 を 語 っても ろ たら 、 それにしてほしいとか 、 そん
なことは 思 わないので 、 ある 日 突 然 こうやと 言 われるよりは 、 そういう 、 ああ 、 いい アイ
デ ア を 持 っているな 。 というような 、 我 々 から 見 てそういう 精鋭 がそ ろ っているから 、 さ
すがやなというとこ ろ 、 それが 実 現 できなくても 、 そういうまちづくりとしてはこういう
構 想 もあるし 、 本当 はこの 町 を 、 この 辺 をこういう 町 にできたら 、 若 い 人 も 高 齢 者 もうま
それから 、
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融 合 して 住 めるなというような 、 そういう 絵 は 描 いていると 思 うので 、 ほんまはそうい
うことを 気 軽 にすっと 言 ってもら え たら 大 変 うれしいなと 思 うのですけれども 。
それで 、 これは 知事 にも 、 もうそ ろ そ ろ 知事 、 何 かありませんか 。 と 聞 いて み ようかな
く
と 思 ってます 。
ぱ り 橿原市 にいると 、 常 に 耳 成高 校 跡 の 利 用 というのが 市民 の 皆 さんから 聞 かれま
すし 、 森山委員 もそうやと 思 うのです 。 だから 、 そういう アイデ
アイ デ ア を 出 していってほしい
なと 思 いますので 、 その 点 だけ 要 望 しておきます 。
今 井 町 のそれをお 願 いするのと 、 もう 一 つ 、 以 前 からお 世 話 になっています 橿原市曲
橿原市 曲 川
の 小 金 打 川 の 整備 、 こういうのは 今 ここの 予算 書 には 載 っていますか 。 ようく 見 ないので 、
予算 化 してもらって 、 多 分 あると 思 うのです 。 今 、 高田川 を 整備 してもらっていると 思 う
のですが 、 それ 、 どこでどうして 見 たらいいのか 、 どれ ぐ らいの 予算 なのか 、 わかるとこ
ろ で 結 構 です 。
○ 福永地域デザイン
福永地域 デザイン推進課長
デザイン 推進課長 今 井 町 の N P O の 方 で 、 先日 完 成 しているのですけれども 、
生活 体 験施設 ということで 、 これは 空 いている 町 家 を 改 修 して 泊 まれるような 形 にされて
おると 。 それを 今後活 用 して 、 外 の 方 々 に 1 泊 あるいはもう 少 し 泊 まっていただいて 、 今
井 町 の 暮 らしを 生活 していただいて 、 その 上 で 、 できれ ば 今 井 町 の 町 家 に 住 もうという 形
で 、 今 井 町 の 空 き 町 家 の 解 消 、 定 住 人口 の 回 復 を 図 っていきたいという 事業 を 今 井 町 の N
P O がされるということで 、 今回 、 ふ るさと 雇 用 ということで 、 こちらの 事業 に 対 して 、
人 件 費 ですとか 、 その 他 必要 な 事業費 について 委 託 を 行 っていくという 形 になっておりま
やっ
す。
○ 大熨河川課長 まず 1 点目 の 飛鳥 川 の 改 修 でございます 。
ことしから 修 景護岸 に 入 ったということで 、 かなり 頑 張 ってやっていくという 答弁 をさ
せていただいたのですけれども 、 修 景護岸 がおお む ね 平成 2 4 年程度 まで 、 あくまで 予定
なのですけれども 、 かかるかなということでやっておるとこ ろ でございます 。
そういった 中 で 、 ハ ー ド な ス ケ ジ ュ ー ル ですけれども 、 公 園 整備 につきましても 平成 2
4 年 着 手 という 目 標 で 今 のとこ ろ 進 めてまいりたいと 考 え ておるとこ ろ でございます 。
それと 、 小 金 打 川 の 河 川 改 修 ということで 、 平成 21 年度 、 今 年度 は 井 堰 の 工 事 という
ことで 、 そういうのに 着 手 いたしました 。 それと 、 上 流 の 河 道 の 拡 幅 工 事 に 向 ける 用 地 買
収 、 また 近鉄 の 委 託 に 係 る 資料 を 作 成 しておるというとこでございます 。
委員 ご 指摘 の 今 年度 の 予算 の 関係 でございますが 、 河 川 改 良 に 係 る 事業 ということで 、
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この 「 平成 22 年度一般会計特別会計予算案 の 概要 」 の 108 ページ の 治水事業 の 推進 と
ろ の 河 川 改 良 事業 というとこ ろ で 、 108 ページ から 10 9 ページ にかけて 飛鳥
川 、 高田川 ほか 28 河 川 ということでまとめさせていただいているのですけれども 、 その
中 で 集 約 させていただいておるということでございます 。
以 上 でございます 。
○ 神田委員 それは 別 として 、 この 中 に 入 っていると 。 金額 はいいにしようか 。 今 井 町 は
いうとこ
わかりました 。
護岸 整備 と 一 緒 に 公 園 の 整備 も 並 行 してやっていくということは
できないのですか 。 おくれているのか 、 順 調 よく 行 っているのかわからないのですけれど 、
なかなか 協 定 書 というのがご 苦 労 いただいたと 思 うのです 、 橿原市 と 地 元 と 県 との 協 定 書
が 。 ひ ょ っとしたら 、 まだそれでもめているということはないのかなと 、 老 婆 心 ながら 思
ったのですけれども 、 公 園 とかは 、 並 行 して 整備 はできないのか 。 平成 2 4 年 まで 待 って 、
それからでき 上 がるというたら 、 あんなん 何 年 かかるのか 知 らんけれど 。
○ 大熨河川課長 ある 程度 、 修 景護岸 ができた 河岸 といいますか 、 上 に 公 園 整備 します
ので 、 できたとこ ろ へするのですけれども 、 ある 程度 並 行 して 、 できる 限 り 並 行 してやっ
ていく 努 力 をしていきたいと 考 え ておりますので 、 よ ろ しくお 願 いいたします 。
○ 神田委員 そしたら 、 い ろ い ろ お 願 い 事 もありましたけれど 、 頑 張 ってよ ろ しくお 願 い
それと 、 こういうのは
します 。
以 上 です 。
○ 小泉委員 それでは 、 3 点 ほど 簡 単 に 質 問 したいと 思 います 。 よ ろ しくお 願 いします 。
一 つは 、 河 川 の 空間 の 活 用 というような 問 題 とか 、 河 川 の 維持 補 修 というようなとこ ろ
が 上 がっておりますけれども 、 実 は 佐保川 と 、 それから 秋篠 川 がたくさんい ろ い ろ な 事業
をやっていただいているわけでございます 。 予算 に 上 がっているわけでございます 。 いわ
ゆ る 遊 歩 道 の 整備 でございますとか 、 あるいはまた 秋篠 川 の 舟 運検討 とか 、 あるいはまた
川 の 彩 り 花 づつ み 事業 とか 、 そういったことが 秋篠 川 でやられるわけでございます 。 大 変
ありがたいと 思 うわけでございますけれども 、 この 問 題 で 、 一 つは 、 秋篠 川 は 非 常 に 風 光
明 媚 なとこでございまして 、 薬 師 寺 もございますし 、 唐招 提 寺 もございますし 、 あの 歩 道 、
体 が 空 いているときはよく 歩 くのですけれども 、 たくさんの 人 があの 道 を 歩 いておられる
のですけれども 、 問 題 は 何 かといいますと 、 川 に 水 が 少 ないのです 。 夏 になったりします
と 、 井 堰 と 井 堰 の 間 が 閉 まったりして 、 そこがだんだん 歩 くた び に 水 がなくなってきて 、
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魚 で 言 いいますと コイ がいるのですけれども 、 コイ が 生 きているのかどうかと 思
ってよく 見 たりするのですけれども 、 水 量 が 非 常 に 少 ないと 。
本当 に 川 辺 を 散 策 しながら 、 非 常 にい ろ い ろ しようと 思 ったら 、 やっ ぱ り 水 がなけれ ば
その 魅 力 はほとんど 半 減 していくわけでございますので 、 水 を 必 ず 確保 するようなことを
上 流 で 何 か 考 え てもらわなけれ ば いけないのではないかと 。 それは 、 今 、 ダム ではないわ
けでございますけれども 、 遊 水 地 のようなため 池 があったり 、 い ろ んなとこ ろ から 定 期 的
に 渇 水 期 には 水 を 上 流 から 流 していくというようなものを 上 につくっていただきながら 、
いい 水 が 秋篠 川 、 そして 佐保川 へ 流 れていくことが 、 いわ ゆ る 浄 化 をし 、 そして 周辺 のも
のが 潤 っていくのではないかなと 、 こう 思 いますので 、 そういったことを 検討 していただ
けないかということが 1 点 でございます 。
もう 一 つは 、 舟 運検討 ということで 、 この 本 、 この 間 、 議会中 にもちらっと 読 んでいる
のですけれど 、 奈良 の 昔 話 というとこ ろ に 、 実 はある 個 人 の 人 が 、 ここに 写 真 が 載 って 、
絵 があるのですけれども 、 平城 京 の 西市 の 船 着 き 場跡 という 看 板 が 秋篠 川 に 大 きいのが 立
っております 。 これは 個 人 で 立 てられました 。 ここに 絵 があるので 、 これも 保 存 会 の 会長
さんがこういう ふ うに 、 多 分 、 平城 京 のときには 船 が 着 いて 荷 物 を 運 んでいたであ ろ うと 。
大 体 20 万 人 ぐ らいの 平城 京 の 人 たちの 船 着 き 場 として 、 そこの 食 糧 を 運 んでいたのであ
ろ うということがこういうことに 載 っているわけです 。
そうなりますと 、 今 、 い ろ んな 井 堰 があったり 、 い ろ い ろ と 難 しいですけれども 、 水 量
があれ ば 十 分 船 を 動 かして 、 そういう 船 着 き 場 がここにあったということの 中 で 、 観光 の
部 門 にもなっていくような 感 じ がします 。 ただ 、 今 もっと 水 量 が ふ え れ ば 、 いわ ゆ る 佐保
川 のとこ ろ は 、 羅 城 門 から 上 へ 上 がることができるわけでございますから 、 そういうよう
な 観光ル
観光 ル ー ト もできるわけでございますので 、 船 着 き 場 というのは 検討 していただくわけ
でございますけれども 、 できたら 、 西市・
西市 ・ 東 市 のとこへ 流 れ 着 いたわけでございますから 、
西市 の 周辺 につくっていただくのが 本 来 の 筋 ではないかと 思 ったりいたしますので 、 そう
いう 点 での 考 え 方 はどうかということをお 尋 ね しておきたいと 思 うわけです 。 これが 1 点
目 です 。
2 つ 目 は 、 代 表 質 問 で 服 部議員 が 電線 の 地 中 化 の 話 をされて 、 それから 非 常 に 、 奈良 県
4 7 位 でございますから 最下 位 でございますので 、 積極 的 にやっていこうという 取 り 組 み
をそれ 以 後 していただいているように 思 うわけでございますけれど 、 ことしもい ろ んなと
こ ろ に 予算 が 組 まれておりますし 、 主 な 政 策 種 の 中 にも 何 か 目 標 もち ゃ んと 決 めてやって
あそこに
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感 じ でございますけれども 、 ことしどの 地域 でどの 程度 やっていっていた
だけるかと 。 それによって 何 % になるのかと 。 ことし 、 予算 を 執 行 して 、 そして 工 事 が 完
成 しますと 何 % になるのかなということをお 尋 ね しておきたいと 思 います 。
それから 、 3 点目 でございますけれども 、 これは 先日 の 商 工 労 働 部 のとこ ろ で 奥 田副知
事 が 、 企 業 立地 の 問 題 に 絡 んで 、 線引 きも 大 体 ことしの 夏 ご ろ にはうまくいくであ ろ うと
いうような 話 をされましたものですから 、 うまくいくのかという 話 を 質 問 いたします 。 そ
れはここの 委員会 で 聞 いてくれと 、 こういう 話 が 奥 田副知事 からございましたので 聞 いて
おきたいと 思 うわけでございますけれども 、 企 業 立地 を 積極 的 に 奈良 県 としては 推進 され
ようといたしているわけでございますので 、 今 、 線引 き 等 について 、 そういった 取 り 組 み
状況 、 あるいはまた 企 業 立地 に 関係 した 市街地 の 拡 大 について 、 どういう 状況 になってい
るのか 等 お 尋 ね しておきたいと 思 います 。
以 上 です 。
○ 大熨河川課長 秋篠 川 、 佐保川 につきまして 、 例 えば秋篠
えば 秋篠 川 にいたしましても 、 非 常 に
水 量 が 少 ないというお 話 がございました 。
今 、 そういうことを 考 え まして 、 県 で 取 り 組 んでいる 中 で 、 水 環境ビ
環境 ビ ジ ョ ン ということ
で 、 いかに 水 を 有 効 に 使 って 健 全 な 水 循 環 を 構築 していくというような 取 り 組 み をやって
おるとこ ろ でございます 。
そういった 中 で 、 例 えば 水 を 蓄 え 、 は ぐ く み 、 ゆ っくり 流 す 保水 力 の 向 上 であるとか 、
水 を 効果的 、 効率的 に 利 用 する 水 利 用 の 適 正 化 であるとか 、 水 をきれいに 保 つ 水 質 の 保 持
と 排 水 の 浄 化 であるとか 、 また 水 に 愛 着 を 持 って 守 りながら 使 うという 地域力 による 水 循
環 の 再生 と 、 大 きくそういう 4 つの 取 り 組 み で 、 いかにそういう 水 に 対 して 構築 していく
かというのを 部局 横 断 的 に 取 り 組 んでいるとこ ろ でございます 。
そういった 中 で 、 河 川 におきましても 、 その 構 成 の 中 で 、 いかに 水 量 を ふ やして 、 また
水 質 をよくしていくかということも 取 り 組 み の 中 の 一 つの 提案 としてやってまいりたいと
考 え ておるとこ ろ でございます 。
それと 、 2 点目 に 舟 運 ということで 、 今回 、 新規事業 で 上 げ させていただいているので
すけれども 、 現在 、 おっし ゃ られましたように 、 秋篠 川 にかつて 船 が 市 まで 着 いたという
ようなことが 、 看 板 が 上 げ られております 。 確認 しております 。
今 般 、 平城宮 跡 から 西 の 京 まで 、 井 堰 があるのですけれども 、 井 堰 を 利 用 して 船 の 行 き
来 ができるような 実験 といいますか 、 それをしていきたいと 思 っております 。
いただくような
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世界遺産
世界遺 産 である 西 の 京 周辺 であるとか 平城宮 跡 について 、 船 で 行 き 来 できるよう
なことが 可能 かどうかも 含 めて 、 今 般 そういうことをやっていきたいと 考 え ておるとこ ろ
特に、
でございます 。
以 上 です 。
○ 林道路・
林道路 ・ 交通環境課長 無電柱化 のお 尋 ね でございますが 、 平成 20 年度 末 まで 45 .
4 キ ロ メ ー ト ル ぐ らいできておりまして 、 今 年度 末 には 平城宮 跡 の 前 とかは 、 北側 とかは
できるのですが 、 路線 としては 平成 22 年 、 もう 3 年 ぐ らいまでかかってしまいます 。 で
すので 、 今 年度 から 来 年度 にかけての 延 長 というのはきちんと 出 すということはできませ
んけれども 、 ここの 県 庁 の 前 の 国道 36 9 号 と 、 近鉄八
近鉄 八 木 駅 前 、 それから 今 申 し 上 げ まし
た 平城宮 跡 のとこ ろ 、 平成 23 年度 ぐ らいには 全部 できると 考 え ております 。
ですので 、 来 年度 末 のす べ ての 完 成 の 値 というのは 出 せないという 、 すいませんがあり
ません 。
○ 細川都市計画室長 都市 計 画 の 線引 き 見 直 しに 関 しまして 、 その 取 り 組 み 状況 と 、 企 業
立地促 進 に 向 けて 市街化区
市街化 区 域 編 入 の 見 通 しについてのお 尋 ね でございました 。
まず 、 都市 計 画 の 線引 き 見 直 しの 進 捗 状況 でございますけれども 、 昨年 夏 に 県 素 案 を 作
成 しまして 、 その 後 、 農 林 水 産 省 などの 国関係 機 関 と 協 議 を 行 っているという 状況 でござ
います 。
今後 ですけれども 、 国関係 機 関 や 関係 市町 村 との 詰 めの 協 議 、 調 整 を 進 めまして 、 県 の
原 案 を 作 成 し 、 本年 夏 開 催 予定 の 県 都市 計 画 審議会 に 報 告 した 後 、 県 民 の 皆様方
皆様 方 の 意 見 を
聞 くための 広聴会 の 開 催 などの 手 続 を 経 まして 、 来 年度中 に 都市 計 画決 定 をできるように
進 めていきたいと 考 え ております 。
次 に 、 市街化区
市街化 区 域 の 編 入 につきましては 、 これは 住民 であるとか 地権 者 の 合 意 形 成 、 あ
るいは 国 の 農 業 施策 との 調 整 などの 課 題 がございます 。 その 課 題 の 整理 が 比 較 的 ス ム ー ズ
に 進 んでいる 地 区 がある 一 方 で 、 厳 しい 経済状況
経済 状況 が 影響 しまして 、 開 発 計 画 が 定 まらない
というような 地 区 もございます 。
課 題 解 決 の 見 通 しが 困 難 な 地 区 につきましては 、 市街化区
市街化 区 域 の 編 入 は 困 難 かというよう
な 状況 でございまして 、 ス ム ー ズ に 進 んでおるとこ ろ と 、 必 ずしもそうでない 地 区 がある
というような 状況 でございます 。
以 上 です 。
○ 小泉委員 最 初 に 秋篠 川 の 水 量 の 問 題 ですけれども 、 環境浄
環境 浄 化 で 4 点 ほど 力点 を 置 いて
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取 り 組 んでいると 。
具 体的 な 姿 が 見 え てこないので 、 具 体的 に 何 か 手 だてとしては 、 今 のとこ ろ 考 え られる
ことが 秋篠 川 に 対 して 何 かあるのですか 。 あるいはまた 、 これは 検討 課 題 として 今後検討
していただくということにもなるのか 、 ならないのか 。 いわ ゆ る 水 路 を ふ やす 方 法 を 検討
していただきたいわけですけれど 、 何 かありましたら 出 していただきたい 。 なけれ ば 、 さ
らに 検討 していただくということで 、 そういうご 答弁 をいただくとありがたいと 思 ってい
ます 。
電柱 の 地 中 化 の 問 題 は 、 これは 環境問
環境 問 題 とか 、 奈良 らしさをあらわすという
点 については 、 もう 生活 というよりも 、 奈良 の 風 景 をよくしていくためには 地 中 化 という
のは 絶 対 必要 なわけですから 、 これは 要 望 でございますけれども 、 できるだけ 予算 化 して 、
早 く 促 進 をしていっていただくように ひ とつお 願 いしておきたいと 、 こう 思 います 。
それから 、 3 つ 目 の 線引 きの 問 題 ですけれども 、 非 常 に 大 まかな 話 をしていただきまし
た 。 具 体的 に 、 企 業 立地 で 一 番 の 適地 はどこかと 言 えば 、 やはり 大和郡 山 市 の 横 田 周辺 で
ございますとか 、 その 他 のとこ ろ だと 思 うわけでございますけれども 、 一体 そこの 横 田 周
辺 等 がうまく 市街化区
市街化 区 域 に 編 入 することができるのかなというとこら 辺 の 危 惧 を 持 ってお
りますので 、 一体 どうなっているのか 、 さらにお 聞 かせ 願 いたい 。
○ 大熨河川課長 水 量 を ふ やすということは 、 難 しい 課 題 もございますので 、 今後 い ろ ん
な 方 面 から 検討 してまいりたいと 考 え ております 。
○ 細川都市計画室長 郡 山 インタ ー チェン ジ 周辺 につきましては 、 企 業 立地適地 であると
いうようには 認 識 しておりますけれども 、 個 別 具 体 地 区 の 市街化区
市街化 区 域 の 編 入 の 見 通 しにつ
きましては 、 当 該 地 区 の 土 地 取 引 への 影響 であるとか 、 これから 県 が 原 案 作 成 に 向 けまし
て 詰 めの 協 議 、 調 整 を 行 っていくという 必要 がございますので 、 個 別 地 区 についての 見 通
しは 申 し 上 げ ることはできませんけれども 、 仮 に 現時点
現時 点 で 開 発 計 画 が 確定 していなくて 、
市街化区
市街化 区 域 に 編 入 できないという 場 合 であっても 、 線引 き 見 直 し 後 に 開 発 計 画 が 具 体 化 し
た 段 階 で 随 時 に 市街化区
市街化 区 域 に 編 入 できる 補 充 制 度 というのがございますので 、 その 制 度 を
活 用 しまして 、 できるだけ 工 業 系 の 市街化区
市街化 区 域 の 確保 に 努 めてまいりたいと 考 え ておりま
それから 、
す。
以 上 です 。
○ 小泉委員 別 に 再質問
再質問 ではございませんけれども 、 秋篠 川 の 水 量 については 、 ぜひ とも
検討 していただくようにお 願 いをしたいなと 、 こう 思 いますので 、 またいずれかの 機 会 に
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どうなっているのかなということを
質 問 するかもわかりませんが 、 ひ とつよ ろ しくお 願 い
したいと 思 います 。
線引 きの 問 題 については 明確 な 答弁 がなかなか 出 てこなかったので 、 これは
非 常 に 難 しいのかなというような 感 覚 を 受 けたわけでございますけれども 、 これは 商 工 労
働 部 の 関係 でございますので 、 そこでどう 考 え ていくのかという 点 は 、 さらにまた 違 う 機
会 で 質 問 していきたいと 思 っておりますので 、 線引 きはこれで 終 わります 。
以 上 です 。
○ 荻田委員 質 問 をさせていただきます 。
まず 最 初 に 、 道 路 改 良 や 、 あるいは 河 川 改 良 や 、 い ろ んなことを 随 分 盛 りだくさんござ
いますけれども 、 女 性 で 言 えば お 化 粧 の 部 分 、 道 路維持修繕 、 こういった 維持 補 修 費 とし
て 、 前年度 に 対 して 22 . 7 %、 13 億円余
億円 余 り 計上 されておられます 。 これは 、 今 年度 に
限 ってそういった 措 置 をとられているのか 。 いやいや 、 これからはそういう 維持 管理 に 力
を 入 れて 、 そして 山 間 、 あるいはまたい ろ んな 県道 、 あるいはまた 国道 もございますけれ
ども 、 路 肩 の 草刈 りなども 一 生 懸 命 にして 、 交通安 全 対策 の 一 環 としても 寄与 していこう
という 思 いがあるのか 。 その 辺 1 点 、 お 聞 かせをいただきたいと 思 います 。
それから 、 次 に 、 この 前 も 警 察 本部 などにも 申 し 上 げ たのですが 、 奈良 の 中心 市街地 の
交通対策 事業 として 、 昨年度 、 奈良 公 園 、 特 に 県 庁 東 から 循 環 道 路 を 回 る 道 路 ですけれど
も 、 これは 右 回 り 、 左 回 り 、 2 回社 会 実験 されました 。 1 つは 、 雨 で 効果 がなかったので
はないかなと 思 っているのですが 、 この 一 方通 行規 制 も 、 どのようにやっていくのが 一 番
いいのか 、 私 自身 もわかりませんが 、 特 段 この 4 月 、 それから 春 、 秋 、 こういったときの
交通渋滞 の 緩 和 のためにも 、 よく 知事 さん 、 奈良 公 園 内 への 車 の 流 入 はできるだけ 避 けて
というお 話 をされる 等 、 ゆ っくり 歩 いて 、 奈良 公 園 、 さらには 春 日 大社 、 若 草 山一 帯 の 遠
望 を 楽 しんでいただけるような 、 コ ー ス にしていただけたらと 思 っているわけですけれど
それから 、
も。
堂 、 あるいはまた 旧 シ ル ク ロ ー ド 館 、 こういったとこにも 有 名 な シェ
フ をお 迎 え して 、 食 の 祭 典 に 寄与 できるような 名所 もできるようですし 、 その 辺 のとこ ろ 、
地域 と 、 お 住 み になっている 商 業者 、 そういう 関係 機 関 との 調 整 ができますなら ば 、 春 、
秋 、 あるいはまた 期 限 を 切 って 、 県 庁 東 交 差 点 からはもう 車 の 流 入 はご 遠 慮 していただく
ということになるのか 。 もうそれが 春 日山 の 、 あるいはまた 奈良 公 園 一 帯 の 木 々 や 環境 に
もいいことだ ろ うという 思 いはあります 。 その 辺 のとこ ろ 、 そこまで 踏 み 込 んでやってい
ことしは 、 新公会
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決 意 があるのか 、 ないのか 、 その 辺 お 聞 かせください 。
それから 、 今回 112 ページ に 、 奈良 公 園 の 整備 に 随 分 盛 りだくさんの 予算 措 置 を 講 じ
ていただいています 。 これは 、 本当 に 奈良市内 に 住 んでいる 者 としても 、 あるいはまた 奈
良 県 の 県 民 としても 、 それから 国 内外 からお 越 しをいただく 方 々 にとっても 、 言葉 はもて
なしの 心 で 接 していくということが 大 事 ですけれども 、 やっ ぱ り 施設 整備 がこういった 形
でい ろ んな 整備 をされるということは 、 本当 に 意義 のあることではないかと 。 これは 本当
に 高 く 評 価 をさせていただきたいと 思 います 。
そういった 中 で 、 今回 の 奈良 公 園 の 整備 によってどれだけ 整 っていくのか 、 その 辺 のと
こ ろ も ひ とつお 教 え をいただきたいと 思 います 。
それから 、 近鉄線
近鉄線 の 移設 について 、 調 査費 で 2 , 5 20 万円 をお 組 み いただいています 。
もともと 今 の 現 代人 ですと 、 平城宮 跡 のど 真 ん 中 でよくも 軌 道 が 走 っているなということ
ですけれども 、 もともとは 大 正 時 代 に 軌 道 が 敷 かれたものですから 、 い ろ んな 変 遷 を 経 て 、
今 、 近鉄線
近鉄 線 が 奈良線 として 、 大 阪 への 流 入 、 寄与面
寄与 面 でも 大 きな 動 脈 としての 役割 を 果 たし
ているのですが 、 この 形 状 について 今 年度 どう 生 かしていくのか 、 お 聞 かせをいただきた
く
いと 思 います 。
齢 者 がいきいきと 暮 らせるまちづくり モデル 事業 、 調 査
費 として 検討 していこうということで 予算 措 置 をされています 。
佐保川 ば かり 話 が 出 ていくわけですけれども 、 岩井川 も 、 ち ょ うど 中心部 から 南 になり
ますが 、 京 終 から 辰 市地区
市地 区 へ 流 れていく 川 ですけれども 、 あの 付 近 には 県 営 住 宅 などい ろ
い ろ 混 在 しておりまして 、 お 年 寄 りや 、 そういった 方 々 も 済 美 ・ 南地区
南地 区 も 多 いわけでござ
いますので 、 そういった 中 で 何 を 高 齢 者 のためにいきいき 事業 をやられるのか 、 お 聞 かせ
それから 、 113 ページ に 、 高
をいただきたいと 思 います 。
大和 中 央 道 に 関 してですけれども 、 県 立奈良病
立奈良 病 院 が 現在 のままで 建 て 替 え る
か 、 あるいは 六 条 山 地 区 に 移転 をするかという 中 で 、 先般 、 市 会議員 さんからご 相 談 を 受
けました 。 その 折 に 、 大和 中 央 道 はまだやってもら え るものだという 感 触 を 得 ていました 。
しかし 、 県 では 、 新 聞 で 発 表 したから 、 それはもう 公 然 の 事 実 だというようなことを 土木
部 の 幹 部 からお 聞 きをいたしましたけれども 、 実 際 に 県 から 市 には 伝達 をされているよう
ですけれども 、 市 議会議員 さん 、 その 人 が 知 らなかったのかもわかりませんが 、 その 辺 の
とこ ろ の 周 知 徹 底 を 、 大和 中 央 道 、 特 に 国道 308 号 から 以 南 、 県 立奈良病
立奈良病 院 から 大和郡
山 市域 までの 間 は 廃止 としますと 、 生活 用道 路 として 明確 に 変更 するという 手 続 をきちっ
それから 、
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今 年度 されるのか 、 来 年度 されるのかわかりませんが 、 その 辺 のとこ ろ をはっきりさ
れたらいいと 思 います 。 そのことについてお 聞 かせください 。
それから 、 幹線・
幹線 ・ 交通対策 特別委員会 でも 申 し 上 げ ましたけれども 、 大和 中 央 道 の 国道
308 号 から 南 は 県 でや ろ うという 事業 でございましたけれども 、 県 立奈良病
立奈良 病 院 までは 終
わりました 。 しかし 、 向 こうはやらないということでございますので 、 あ え て 要 望 したい
と、
のです 。
号 から 北側 、 ち ょ うど 押熊町
押熊 町 からあやめ 池 の 区 間 までは 事業 は 随 分
終 わっています 。 今 、 敷 島 工区 というとこ ろ に 奈良市 が 事業 主 体 となってやっているので
すが 、 用 地 をするのが 今 本当 に 何 年 もかかって 、 まだまだ 先行 きがわからない 。 そして 、
いざ 工 事 に 入 っていくまでにまだ 少 しの 時 間 がかかる 。
それと 同 様 に 、 それに 続 きます 若葉台工区
若葉 台工区 、 これがどうしても 奈良市 ではなかなか 手 が
回 っていかないというのが 実 態 であります 。 そういった 中 で 、 私 は 埋 め 合 わせということ
はもう 言 いたくないのですが 、 できたらこれは 早期 に 県 の 事業 としてお 手 伝 いをしてあ げ
ていただきたい 。 それは 、 若葉台
若葉 台 地 区 の 人 たちも 、 今 お 年 寄 りが 非 常 に ふ え て 、 高 齢 者 が
多 い 地 区 になっています 。 昔 とは 随 分変 わりました 。 そういった 中 で 、 国道 308 号 から
押熊町
押熊 町 まで 一 気 に 抜 ける 道 路 整備 がどうしても 不 可 欠 だと 思 います 。
そんな 中 で 、 若葉台工区
若葉 台工区 を 土木部 で 事業 主 体 になって 対 応 でき 得 ないのか 、 これを 強 く
それは 、 国道 308
要請 をしたいと 思 います 。
括 で 知事 にもお 聞 きしたいのですが 、 何 としても 事業 決 定 をいち 早 くしてい
ただいて 、 事業 主 体 を 奈良 県 でお 願 いできないかということについて 、 このことはあす 再
度 聞 かせていただきますので 、 土木部 として ひ とつご 検討 を 強 く 要 望 をしておきたいと 思
あした 、 総
います 。
最 後 になりますけれども 、 県 営 水道 、 水道局 は 非 常 に 、 1 45円
45 円 を 1 4 0 円
にして 、 県 下 の 受水 をしています 市町 村 にとってありがたいことだという 反 面 、 宮本委員
もおっし ゃ っていましたけれども 、 これが 果 たして 一般 家 庭 にどれだけ 値 下 げ をしていた
だけるのか 、 これはもう 不 可 欠 やと 思 いますが 、 公 営企 業 でありますから 、 より 一 層 、 安
定的 な 供 給 をすることと 、 堅 実 な 経営 をしていくということを 念 頭 に 置 いていただいて 、
毎 年 毎 年 奈良市 水道局 から 、 県 営 水道 の 原 水 が 高 いのですと 、 何 とか ひ とつ 、 いつもいた
だいているその 枠 があるようでございます 。 これを 何 とかち ょ っとずつち ょ っとずつ 減 ら
してくださいということで 随 分 頑 張 ってきたのですけれども 、 なかなか 、 県 は 県 の 水道局
それから 、
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今 までの 投 資 がありますから 一 遍 にはいかない 。
片 や 、 奈良市 は 、 ち ょ うど 市 議会 におったときに 基本計 画 を 策 定 したときには 、 給 水
人口 は 4 0 万 人 を 想 定 してやっているのです 。 だから 、 奈良市 の 原 水 、 布 目 ダム と 木津川
取水 だけで 大 体 賄 え るというようなとこだそうでございます 。 しかし 、 そんな 中 でも 、 そ
れ ぞ れの 思 いもありますし 、 しっかりと 頑 張 っていただけたらな 。
そういうできるだけ 経営 が 許 す 範 囲 でしたら 、 今 年度 に 対 応 していただいたように 、 1
45円
45 円 を 1 4 0 円 、 1 4 0 円 を 13 5 円 という ふ うに 切 り 詰 めてやっていただきたい 。
それから 、 もう 1 点 は 、 公 営企 業 金 融 公 庫 から 随 分 融 資 をされていると 思 います 。 その
折 の 償 還 であります 当 時 のそれ ぞ れの 年次 があると 思 いますけれども 、 高 利 率 の 利 息 、
5 % 以 上 、 これが 借 りか え 返済 、 借 りか え をすることができるというようなこともあるわ
けでございますから 、 できるだけ ひ とつ 資 金運 用 をしていただいて 、 そういったとこ ろ に
も 目 配 りをしながら 、 そして 県 民 の 皆 さんのそれ ぞ れの 水道水 に 原 価 として 波 及 するもの
ですから 、 より 一 層 ひ とつ 堅 実 な 経営努力
経営努 力 に 期 待 をさせていただき 、 このことについては
要 望 とさせていただきます 。
以 上 です 。
○ 藤川道路管理課長 道 路 の 維持 補 修 費 が 大幅 に ふ え ているけれども 、 今 年度 限 りかとい
うご 質 問 でございます 。
道 路 の 維持 補 修 費 につきましては 、 これまで 、 昨年度 に 作 成 をいたしました 奈良 の 今後
5 年 間 の 道 づくり 重点戦略 に 基 づきますなら 安 心 み ち ネットプラン 、 あるいは 奈良 県 橋梁
長 寿命化修繕 計 画 というようなものを 策 定 いたしまして 、 選択 と 集中 で 計 画 的 な 維持 補 修
に 取 り 組 む ということで 、 今 年度全体 では 12 . 8 % 減 のとこ ろ 、 2 割 強 の 大幅 な 増額 を
お 願 いしているとこ ろ でございます 。
来 年度 も 同 じ だけ 計上 、 あるいは 同 じ だけの 伸 び 率 でというご 質 問 かと 思 いますが 、 来
年度 も 同 じ だけ 計上 しますというようなことを 言 え る 立 場 ではございませんが 、 なら 安 心
み ち ネットプラン 、 あるいは 奈良 県 橋梁 長 寿命化修繕 計 画 の 計 画 的 な 執 行 に 努 めてまいり
として
ます 。 ということでご 理解 を 願 いたいと 思 います 。
以 上 でございます 。
○ 林道路・
林道路・ 交通環境課長 奈良 公 園 の 渋滞対策 でございますけれども 、 委員 のご 提案 あり
ました 春 、 秋 の 観光シ
観光シ ー ズン の 完 全 シ ャ ットアウ
ットアウ ト というのを 考 え たらどうだということ
でございますけれども 、 現在 、 一 方通 行 で 検討 はやっておりまして 、 委員 がお 述 べ のよう
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社 会 実験 もさせていただきました 。 一 方通 行 ぐ らいができる 範 囲 かと 。 完 全 シ
ャ ットアウ
ットア ウ ト は 、 なかなか 難 しいと 考 え ております 。
今 、 その 実験 結果 を 受 けまして 、 住民 の 方 、 あるいはお 商売 されている 方 に 再 度 お 話 に
行 くとこ ろ で 必要 となります 渋滞対策 について 検討 を 始 めておりまして 、 今回 、 パ ー ク ・
アンド・
アンド ・ バスライド を 北側 と 西側 に 設 けたのですけれども 、 南側 に 設 けておりませんでし
た 。 これについての 適地 を 探 しておるというのと 、 それから 渋滞 の ポイント となります 各
交 差 点 の 交 差 点 改 良 も 検討 しております 。
それから 、 奈良 公 園 内 でございますけれども 、 観光バス
観光 バス が 非 常 に 集中 して 、 それが 大 き
な 渋滞 の 要 因 の 一 つになったということで 、 大 仏 前 観光自動車駐
観光自動車 駐 車 場 の 予 約 制導入
制導 入 とか 、
この 登 大路 の 観光自動車駐
観光自動車駐 車 場 への バスタ ー ミ ナ ル の 一部 導 入 などを 考 え ておりまして 、
こういうことを 検討 を 進 めた 上 で 、 地 元 の 説明 にさらに 再 度 入 っていきたいということで 、
ご 理解 を 得 ることができましたら 、 来 年度 内 で 何 とか 実施 にこ ぎ つけたいと 考 え ておりま
に 、 それで
す。
以 上 でございます 。
○ 水本公園緑地課長 奈良 公 園 の 整備 状況 と 方針 に 関 するご 質 問 でございますけれども 、
これまで 来 園 者 が ゆ ったりとくつ ろ げ るような 環境 を 整 え るために 、 若 草 山 の 山 ろ く 園 地
整備 でありますとか 、 あるいは 春 日 野 園 地 、 若 草 山 ろ く トイレ
トイ レ の バリアフリ ー 化 、 あるい
はまた 猿沢池
猿沢 池 の 五十二
五十 二 段 の 改 修 等 、 歩 きやすい 園 路 づくりに 努 めてきたとこ ろ でございま
すけれども 、 今後 、 これらに 加 え まして 、 大 きく 4 つの 拠 点 整備 を 行 っていきたいと 思 っ
ております 。
目 は 、 吉 城 園周辺 を 奈良 公 園 の エ ントランス として 整備 しまして 、 インフォメ
インフ ォメ ー シ
ョ ン 機能 でありますとか 、 あるいは 休憩施設
休憩 施設 、 あるいは 歴史 文 化 体 験機能 を 有 するような
施設 を 整備 していきたいと 考 え ております 。
2 つ 目 は 、 新公会 堂 と シ ル ク ロ ー ド 交 流館 を 一体的 に 活 用 するために 、 具 体的 には 2 つ
の 施設 を 園 路 で 結 んで 一体 活 用 を 図 りたいと 考 え ております 。
3 つ 目 は 、 先 ほど 畭委員 の 質 問 がありましたように 、 高 畑 町 裁 判 所 跡 地 を 、 鷺池 や 浮 見
堂 を 眺 望 できる 立地条件
立地 条件 を 生 かして 、 交 流 や 宿 泊 等 の 機能 を 有 する 施設 を 整備 していきた
いと 考 え ております 。
最 後 に 4 つ 目 ですけれども 、 鹿 苑 の 老朽化
老朽化 に 伴 って 、 鹿 苑 の 再 整備 と 、 それと 周辺 の 環
境悪化 に 対 応 するための 施設 を 整備 していきたいと 考 え ております 。
1つ
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以 上 でございます 。
○ 細川都市計画室長 近鉄奈良線
近鉄 奈良線 の 移設 についてのお 尋 ね でございます 。
平城宮 跡周辺 におきまして 、 近鉄奈良線
近鉄 奈良線 の 踏 切 による 渋滞発生 や 、 平城宮 跡 の 国 営 公 園
化 に 際 しまして 、 景 観 の 観点 等 から 問 題 があるとして 、 近鉄線
近鉄 線 の 移設 について 検討 してい
るとこ ろ でございます 。
近鉄線
近鉄 線 の 移設 につきましては 、 地 下 水 の 変 動 や 、 複 雑 な 運 用 となっております 近鉄西大
近鉄 西大
寺 駅 の 立 体 化 について 、 内 部的 に 検討 を 進 めてきておりますが 、 多 くの 課 題 があり 、 これ
が ベ スト という 案 をまだ 現在 お 示 しできないという 状況 でございます 。
現在 、 近鉄 に アドバイス をいただく 形 で 議 論 を 進 めており 、 来 年度 さらに 近鉄 から 鉄 道
技 術 についての 専 門 的 な アドバイス をいただきながら 、 案 を 絞 り 、 来 年度中 に 複 数 の 選択
肢 を 県 民 にお 示 しできるよう 、 検討 を 進 めていきたいというように 考 え ております 。
以 上 です 。
○ 福永地域デザイン
福永地域 デザイン推進課長
デザイン 推進課長 高 齢 者 がいきいきと 暮 らせるまちづくり モデル 事業 につい
て 答弁 いたします 。
高 齢 者 がいきいきと 暮 らせるまちづくり モデル 事業 というのは 、 今回 、 既 存 施設 の 連 携 、
あるいは 河 川 空間 を 活 用 して 河 川 のいやしの 機能 であるとか 、 河 川 空間 の 空間機能 という
ことと 、 その 周辺 に 立地 する 既 存 施設 を 連 携 して 、 高 齢 者 の 暮 らしやすいまちづくりがで
きないかということを 検討 しようとするものであります 。
モデル地域
モデル 地域 の 場 所 としては 、 佐保川 の 周辺 を 選 んでおりますが 、 これは 佐保川 がある 程
度 河 川 の 親 水 空間 としての 整備 が 進 んでいることを 、 また 佐保川 沿 いに 県 立図書
立図 書 情報館
情報 館 で
ありますとか 、 あるいは 病 院 、 さらにはその 周辺 に 民間 の スポ ー ツ 施設 とかというものも
あるということで 、 ある 程度 の 既 存 の 施設 の 集 積 があるという 地域 ということで 選定 して
おります 。
河 川 空間 を 利 用 する 、 あるいは 施設間 の 連 携 をするような 施策 という
ものを 検討 していきまして 、 高 齢 者 の 暮 らしやすいまちづくりというものを ひ とつ モデル
的 に 取 り 組 んで み たいと 。 そこで 得 られた 知 識 というものを 、 県 内 各 地 の 河 川 空間沿 いで 、
また 新 しいまちづくりに 生 かせないかということで 進 めていきたいと 考 え ております 。
以 上 でございます 。
○ 池田道路建設課長 大和 中 央 道 の 大 宮 通 り 、 国道 308 号 より 南 の 未 事業 化 区 間 の 4 車
線化 の 計 画 の 見 直 し 、 これの 周 知 についてですが 、 この 見 直 しにつきましては 、 昨年 の 8
ここで 、 これから
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報 告 させていただきまして 、 8 月 5 日付 で 記 者 発 表 、 その 後 、 一部 の 新
聞 に 報 道 されているとこ ろ でございます 。
その 後 、 地 元 市 であります 奈良市 と 大和郡 山 市 に 対 して 、 この 大和 中 央 道 の 見 直 しの 内
容 、 今後 のあり 方 等 について 説明 を 行 ったとこ ろ であります 。
ただ 、 両 市 の 市 議会 に 対 しては 、 県 として 説明 するという 立 場 ではないと 思 っておりま
すので 、 特 に 説明 は 行 ってきておりませんが 、 この 委員会 で 委員 に 周 知 の 徹 底 を 図 る べ き
とご 指摘 いただいたことについては 、 両 市 に 伝 え ていきたいと 思 っております 。
以 上 でございます 。
○ 荻田委員 今 の 道 路建設 課長 のご 答弁 、 そのとおりだと 思 います 。 市 当局 にしっかりと
説明 をしてあ げ てください 。
それから 、 近鉄線
近鉄 線 の 移設 については 、 近鉄 さんとよく 話 をさせていただく 機 会 があるの
ですが 、 これからでございますし 、 近鉄 さんの 思 いもあるだ ろ うと 思 いますから 、 い ろ い
ろ と 課 題 をご 教授 されて 、 ともに 立 場 立 場 をわきま え ながら ひ とつ 取 り 組 んでいただきま
すよう 、 お 願 いを 申 し 上 げ ておきます 。
それから 、 道 路維持 管理 、 これは 何 ぜ いうかというと 、 地域地域 によっては 、 もう 交 互
通 行 になっているのに 、 もう 草 が 伸 び て 通 れない 状況 で 、 やかましく 言 って 、 土木事務所
管 内 にそういったお 話 をさせていただく 機 会 がありますので 、 その 辺 のとこ ろ もあわせて 、
この 奈良市内 の 中 でも 道 路 の 凹凸 なども 随 分 ありますし 、 そういった 中 で ひ とつ 対 応 方 、
お 願 いを 申 し 上 げ たいと 思 います 。
それから 、 奈良 公 園 の 一 方通 行規 制 、 しっかりやっていただきたいと 思 いますし 、 いつ
も 申 し 上 げ ておりますように 、 観光バス
観光 バス によって 交通渋滞 が 、 確 かに 一 つの 要 因 でありま
すので 、 観光バス
観光 バス の 入 りやすいような 地域 、 それを ひ とつ 確保 してあ げ ていただいて 、 こ
の 奈良 公 園 内 へ 進 入 しやすいような 、 あるいは 観光客 が 誘 発 していただけるような 、 そん
な 施策 をしっかり 受 けとめていただきたいと 思 います 。
それから 、 今 、 高 齢 者 がいきいきと 暮 らせるまちづくり モデル 事業 という 中 に 、 奈良図
書 情報館
情報 館 とか 、 い ろ い ろ ありました 。 あそこらは 、 もう 整備 ができているのではないの 。
本当 にしなくてはならないとこ ろ 、 例 えば 岩井川 の 京 終 のとこ ろ から 、 旧 国道 2 4 号 か
ら 西 には 売 間 団 地 だの 、 北和団
北和団 地 だの 、 姫 寺 団 地 だの 、 い ろ い ろ あります 。 あの 地域 では 、
あの 河 川 の 敷 地内 を 利 用 して 公 園 もあります 。 そういったとこ ろ で 、 毎 年 夏 祭 りをやった
り 、 い ろ んなに ぎ わうとこ ろ でございますし 、 本当 にしなくてはならないとこ ろ へ 力 を 注
月 の 初度委員会 で
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げ てください 。
佐保川 ももち ろ ん 大 事 ですけれど 、 岩井川 などもしっかり 頭 の 中 に 置 いて 、 それはしっ
かりやってくださいよ 。 もう 図 書 情報館
情報 館 だって 、 もうあの 地域 へ 行 け ば 、 お 年 寄 りがあの
中 へ 入 れ ば 、 幾 らでも 楽 しめるのではないですか 。
そんなことで 、 その 辺 も ひ とつ 、 今後 の 課 題 としてやっていただきたいと 思 います 。
それから 、 終 わりに 、 先 ほどから 菩 提川 の 話 が 随 分 出 ていました 。 今 、 奈良市大 森 町 の
西地域 、 あそこは 夏 になったら 毎 年 毎 年 においが 臭 いものですから 、 その 対策 として 、 奈
良 土木事務所 はあの 川 の 整備 をするときに 、 地 下 水 を 掘 って 、 そして 毎 秒 何 トン かを 流 し
ていただいています 。 これは 、 そういうとこ ろ もできるわけでございますけれども 、 まだ
まだその 流 量 が 足 らないとこ ろ でもございます 。
その 原 因 は 、 先 ほどから 話 が 出 ておりますように 、 奈良市内 、 特 に 一 番菩 提川 の 上 流 と
いうのは 春 日山 の 原 始林 です 。 それから 、 ずっと 下 へ 下 りていって 、 鷺池 を 通 って 、 そし
て 旧 餅 飯 殿 通 や 、 あるいは 椿 井 地 区 、 商 店 多 いです 。 それがもともと 合 流 式 下 水道 になっ
ていますから 、 その 中 には 油 、 食 べ たものをそのまま 流 したり 、 い ろ い ろ あったかもしれ
ません 。 それがなかなかうまく 対 応 し 切 れなかったこともございまして 、 今 、 奈良市 でも
そのことをしっかりやるようにと 言 って 、 私 の 方 も 言 ってはおりますけれども 、 県 として
も 奈良市 に 対 してそういったこともしっかりと 共 有 をしながら 対 応 方 に 努 めていただきま
すよう 要 望 して 、 質 問 を 終 わりたいと 思 います 。
以 上 です 。
○ 藤本副委員長 それでは 、 JR奈良
JR 奈良駅
奈良 駅 付 近 の 連 続立 体 交 差 事業 に 関 して 質 問 します 。
この 事業 は 、 総 額 で 約 5 00 億円 の 総事業 です 。 つまり 、 県 の 1 年 間 のことしの 予算 を
見 ても 4 , 600 億円 の 、 比 べ たら 約 11 % の 膨 大 な 事業 であるわけですけれども 、 県 は
111 億円 の 負担 で 、 国 からも 半 分 の 補助 金 をもらっているわけですけれども 、 奈良 県 の
目 玉 事業 で 、 平城 遷都 1300 年 祭 の 際 に セット した 工 事 なのです 。 JR の 奈良駅
奈良 駅 を 高 架
にして 、 そして 観光客 に 来 てもらうと 、 そういう 意 味 で 工 事 をしているわけですけれども 、
この 奥 村組 、 ち ょ っと 頭 にきているわけやけれども 、 知 っているだけでも 、 この 工 事 をや
っている 奥 村組 は 、 最近5
最近 5 回 の 指 名 停 止 を 受 けている 。 その 停 止 期 間 中 にもかかわらず 、
奈良 県 が JR西
JR西 日本 を 通 じ て 協 定 書 を 結 んでいることをいいことに 、 約 10 億円 、 10 億
1 , 000 万円 という 多 額 の 工 事 契約書
契約書 を 結 んでいることです 。 こんな ば かなことが 許 せ
いであ
ますか 。
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JR西
JR 西 日本 は 、 わずか 31 億円 しか 出 していないのです 。 JR西
JR 西 日本 に 対 する 協 定 書 を
結 んで 、 仕 事 を 任 し 切 りというやり 方 で 、 この 工 事 を 発 注 したり 、 工 事 契約 を 奥 村組 とや
っているわけです 。
JR西
JR 西 日本 に 、 協 定 書 で 指 名 停 止 をしている 業者 やからこの 業者 は 選定 から 外 せと
な ぜ 入 札 のときにこう 言 わへんの 。 まちづくり 推進局長 。 過 去 にもこれは 、 黒 いうわさが
流 れたことがあるでし ょ う 。
今 年度 も 、 土木部長 、 ことしの 予算 で 16 億円 の 工 事 、 今回 の 契約 して 協 定 している 。
これはほんまに 許 せませんよ 。 答 え てください 。
2 つ 目 は 、 JR奈良
JR 奈良駅
奈良 駅 付 近 連 続立 体 交 差 事業 について 、 工 事 周辺住民
周辺 住民 から 11 件 の 苦 情
や 被害状況
被害状況 を 聞 いている 。 見 に 行 きました 。 住 宅 地 の 壁 に クラック 、 ひ び の 発生 の 苦 情 が
8 件 、 屋 根 かわら 等 のずれの 発生 による 被害 の 苦 情 は 1 件 、 そして 、 近 所 の S 社 ビ ル に 大
きな 被害 が 生 じ たのにほったらかしにしていたということですけれども 、 とうとうこの S
社 の ビ ル の 代 表 者 は 、 去 年 の 6 月 に 、 奈良 県 、 JR西
JR 西 日本 、 奥 村組 を 奈良地方裁
奈良地方 裁 判 所 に 提
訴 しているわけです 。 これ 自 体 、 奈良 県 の 大 きな 恥 です 。 わかってもら え ますか 。
また 、 被害 が 拡 大 しているという 訴 え があって 、 この 3 月 4 日 に 県 の 方 と 、 JR 連 続立
体 ・ 幹線 道 路建設 事務所 と 、 S 社 ビ ル の 所 有 者 と 、 それから 工 事 の 隣 の タクシ ー 会 社 の 社
長 、 専 務 らが 来 てくれということで 、 被害状況
被害 状況 の 写 真 をこれ 県 と JR 連 続立 体 ・ 幹線 道 路
建設 事務所 と 3 人 で 撮 りにいったでし ょ う 。 その 後 、 これをどうするのだ 。 この タクシ ー
の 社 長 らは 、 駐 車 場 の 擁壁 が 著 しく 西側 に 傾 いているわけです 。 私 に 訴 え てこられました 。
県 は 、 こうした 11 件 の 裁 判 中 の 、 提 訴 中 の 苦 情 被害状況
被害 状況 をどう 処 理 するのですか 。 ご
県が
まかしてはいかんよ 、 これ 本当 に 。
JR 連 続立 体 ・ 幹線 道 路建設 事務所 は 、 27 人 の 職員 がいるわけです 。 この 交 差 事
業 では 11 人 が 担当 している 。 これは 、 どういう ふ うに 仕 事 をやって 、 任 務 を 教 え てくだ
さい 。 こんな 被害 が 出 て 何 をしているのかと 、 これを 問 いたいのです 。
もう 一 つは 、 び っくりしたのですけれども 、 この JR奈良
JR 奈良駅
奈良 駅 付 近 連 続立 体 交 差 事業 の 推
進 に 当 たって 、 1 5 年前 から 、 民間 の JR西
JR 西 日本 から 職員 を 県職員 として 任 用 して 、 給 料
を 全部 払 っている 。 身 分 保 証 している 。 何 でこんなんことするの 。 来 ている 職員 はようや
ってくれているのやで 。 職員 を 主 体 に 文 句 を 言 うているわけやない 。 このやり 方 がいいの
県の
かどうか 。
次に、
裁 判 中 ということで 答弁 を 逃 げ てはあきません 。 調 査 によると 、 私 も 同 志 社 へ 行
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大 学院 で 土木 工 事 の プ ロ や 、 土 質 調 査 の 大 学 の 先 生 の 意 見 を 聞 いたら 、 この タ
クシ ー の 会 社 の 建築 の 壁 や 、 奈良交通 の ビ ル 、 S 社 ビ ル 付 近 は 、 おたくらが 調 査 したので
すよ 。 地 盤 の 最 もかたい 地域 で 、 ボ ー リング調
リング 調 査 ではもうとことんかたいと 。 普通 のとこ
ろ と 違 うと 。 これは 、 オ ー ルケ ー シング工法
シング 工法 で 、 かたい 基盤 で 掘 り 進 めるためには 、 デ ィ
ー ゼ ルハン
ルハ ン マ ー という 、 そういう 機 械 で ガ ン ガ ン と 落 として 掘 り 下 げ て 、 工 事 施 工 計 画 書
を 指 定 したわけです 。 このかたい 鉄板 のような 地 盤 を ハ ン マ ー でたたくようなことをした
ら 、 周辺 の 建 物 が 振動 すると 。 被害 が 出 るのはわかっているわけでし ょ う 。 この デ ィ ー ゼ
ルハン
ルハ ン マ ー を 使 用 することは 、 地 震 の 震 度 4 ぐ らいの 振動 が 起 きることは 専 門 家 によって
明 らかになっていたわけです 。 な ぜ 、 振動 が 起 こらないような 工法 を 採 用 して 工 事 をさせ
っていて 、
ないのですか 。
油圧式
油圧 式 ハ ン マ ー を 使 ったとしても 、 この 油圧式
油圧 式 の ハ ン マ ー もかたい 地 盤 を 掘 り 進 められ
ていないです 。 油圧ハ
油圧 ハ ン マ ー を 上 から 落 としたら 、 振動 が 起 こるのは 一 緒 です 。 つまり 、
振動問
振動 問 題 の 発生 の 可能 性 があったのに 、 奈良 県 はこれを 見落 とし 、 また 振動問
振動 問 題 の 苦 情 が
あったのに 、 その 原 因 を 調 査 せずに 工 事 を 続 行 し 、 不 意 打 ちの 強 行 なやり 方 が 今回 の 住民
の 11 軒 の 大 きな 被害 となったわけです 。
奈良 県 は 、 土木 の 技 術 者 が 大 変 多 うございますけれど 、 な ぜ 指摘 できなかったのか 、 は
っきり 答 え てください 。
以上。
○ 仲谷まちづくり
仲谷 まちづくり推進局長
まちづくり 推進局長 3 点 お 答 え させていただきます 。
まず 、 JR 委 託工 事 について 、 県 が 指 名 停 止 している 業者 と 契約 できない 仕 組 み は 必要
と 考 え るが 、 どうかということでございますけれども 、 本年 2 月 に 、 JR への 委 託工 事 に
ついては 、 原 則 として 入 札 参 加 停 止 中 の 業者 とは 契約 できない 仕 組 み について 、 JR と 合
意 が 成 立 したとこ ろ でございます 。 それを 受 けまして 、 3 月 に 、 その 合 意 に 基 づいた 具 体
的 な 事務取 扱 を 全 庁 に 配 布 したとこ ろ でございます 。
2 点目 の 、 JR西
JR 西 日本 の 職員 の 県 の 受 け 入 れについてでございますけれども 、 この 事業
は 平城 遷都 1300 年 祭 の 平成 22 年 、 本年度 までに 完 成 させるという 非 常 に ハ ー ド な ス
ケ ジ ュ ー ル の 中 で 、 列 車 の 運 行 、 あるいは 高 架 下 空間 の 活 用 、 保 守 、 施設 基 準 等 の 鉄 道事
業 固 有 の 条件 を 踏 ま え た 上 で 、 JR西
JR西 日本 と 協 議 、 調 整 を 行 っていくには 、 鉄 道事業 に 関
する 知 識 を 有 し 、 JR西
JR西 日本 との 日 常 的 な パイプ役
パイプ役 となる 職員 が 必要 だという 判断 をいた
しまして 、 平成 7 年度 から 、 JR西
JR 西 日本 から 奈良 県 に 職員 1 名 が 出 向 してもらっていると
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ろ でございます 。
しかしながら 、 JR 高 架 切 りか え がもう 完 了 しますので 、 連 続立 体 交 差 事業 の 峠 を 越 え た
ことから 、 今 年 3 月 末 で 終 了 する 予定 でございます 。
それと 、 3 点目 の 工法 の 是 非 についてでございますけれども 、 これにつきましては 現在
裁 判 中 でございますので 、 工法 の 是 非 につきましては 答弁 を 控 え させていただくことをご
了 承 いただきたいと 思 います 。
以 上 でございます 。
○ 川﨑土木部長 今回 議 題 として 出 させていただいています 一般国道 168 号 の 契約 につ
いて 、 奥 村組 は 適 切 ではないのではないのかというようなご 指摘 をいただきましたので 、
その 件 についてのご 答弁 をさせていただきます 。
今回契約 しております 事業 につきましては 、 五條市大搭
五條市大 搭 町 という 、 国道 168 号 の バイ
パストンネル
パストンネ ル の 工 事 でございます 。 約 8 5 0 メ ー ト ル の 延 長 の トンネル
トンネ ル 工 事 でございます
けれども 、 これは 山 岳 トンネル
トンネ ル の 標 準 的 な 工 事 である ナ ト ム 工法 を 使 ってやるという 工 事 。
それから 、 既 に 今 、 今回 は 掘 る トンネル
トンネ ル の 13 メ ー ト ル 上 に 猿 谷 隧 道 という 、 既 に トンネ
ル があるとこ ろ の 下 を 掘 るという 工 事 でございます 。 そういうことで 、 高 い 技 術 力 が 要求
されるということもありまして 、 今回 は 総 合 評 価 落 札 方式 の 一般 競争入
競争 入 札 という 方 法 をと
こ
らせていただいております 。
今 申 しましたような 近 接 する トンネル
トンネ ル のとこ ろ の 工法 をどういう ふ うに 進 め
るのかとか 、 あるいはこの トンネル
トンネ ル と 一 緒 に 出 たとこ ろ に 、 橋 の 下 部 工 と 言 うのですけれ
ども 、 そういう 一体 型 発 注 をする 場 合 の コンクリ ー ト ひ び 割 れ 防止 はどういう ふ うに 進 め
るのか 。 それから 、 トンネル
トンネ ル の 照 明等 の 維持 管理費 を 減 らすために 、 どういう ふ うな 維持
管理 コスト を 削減 するような 提案 を 考 え ているのかというような 、 幾 つかの 技 術 課 題 を 問
題 点 として 提 起 させていただきました 。
それを 受 けて 出 てきた 提案 の 中 で 、 審査 した 中 で 最 も 点数 の 高 かったものが 、 この 奥 村
組 、 中 尾 組 の J V でありました 。 そういうことから 、 今回 、 ここと 仮契約 を 結 ば せていた
だきまして 、 本 契約 に 向 けてご 審議 をさせていただいているとこ ろ でございます 。
なお 、 現在 の 入 札 参 加 停 止 措 置 要 領 の 該 当 で 見 ますと 、 これには 該 当 いたしませんので 、
競争 性 、 公平性 の 観点 から 、 この 企 業 と 契約 を 結 ぶ ことが 妥 当 であると 考 え まして 、 今回
議会 に 議 決 をお 願 いするものでございます 。
以 上 であります 。
その 中 で 、
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○ 的場JR
的場 JR連続立体
JR 連続立体・
連続立体 ・ 幹線道路建設事務所長 2 点 答弁 させていただきます 。
1 点目 につきましては 、 11 件 の 被害申 し 出 に 対 する 対 応 についてどうするのかという
ことについてお 答 え させていただきます 。
11 件 のうち 1 件 につきましては 、 申 し 出 内容 を 確認 しましたとこ ろ 、 工 事 着 手前 に 実
施 いたしました 事前 調 査 から 変 化 がない 状況 でございまして 、 その 旨 を 説明 し 、 既 に 了解
をいただいております 。
また 、 関
西線 の 工 事 区完 了 箇 所 の 申 し 出 箇 所 1 件 につきましては 、 事 後 調 査 を 実施 し 、
償 を 終 え ております 。
残 る 9 件 のうち 7 件 の 状況 といたしましては 、 壁 の クラック などが 生 じ ておりますが 、
いずれも 工 事 の 完 了 後 に 事 後 調 査 を 行 った 上 で 、 当 該 工 事 に 起 因 するものと 認 められる 損
害 につきましては 補 償 を 行 う 旨 を 説明 し 、 その 対 応 でご 了解 を 得 ております 。
残 る 2 件 のうち 1 件 につきましては 、 現在 係 争 中 でありまして 、 もう 1 件 につきまして
は 、 今後 その 対 応 につきましてご 説明 したいと 考 え ております 。
もう 1 点 につきましては 、 JR 連 続立 体 ・ 幹線 道 路建設 事務所 は 、 どのような 仕 事 を 行
補
っているのかということでございます 。
立 事務所職員 は 、 今 現在 27 名 おります 。 その 中 で 、 JR の 連 立 事業 を 担当 しており
ますのは 、 技 術 、 事務職 合 わせて 12 名 おります 。
連 立 事業 に 対 する 業務 といたしましては 、 JR西
JR 西 日本 が 施 工 しております 関 西線 、 桜 井
線 の 鉄 道高 架 事業 が 円 滑 に 進 む ように 、 用 地 の 確保 、 管理 並 び に 関係 機 関 との 協 議 、 それ
から 地 元 調 整等 を 行 っております 。
また 、 連 立 事業 で 県 が 施 工 する 分 といたしまして 、 連 立 高 架 と 交 差 いたします 大 宮 通線
と 鉄 道 との 交 差箇 所 の 道 路 整備 、 並 び に 電線強
電線 強 度 工 の 整備 を 行 っております 。 それに 伴 い
まして 、 用 地 関係 、 関係 機 関 協 議 、 設 計 並 び に 工 事 発 注 から 現場 管理 、 竣 工 を 業務 として
実施 いたしております 。
以 上 でございます 。
○ 藤本副委員長 今 こんな 答弁 で 、 これからきっちりと JR が 指 名 停 止 を 受 けたときは 入
札 に 入 れない 。 6 年前 にやっとかなあかんやつや 。 6 年前 にやっていたら 、 こんな 奥 村組 、
こんな 状況 にならへんかったかもわからへんわけです 。
もともとこの 平成 16 年 と 平成 1 9 年 に 指 名 停 止 受 けているわけです 。 当 時 、 防 衛 庁 の
事 件 で テ レ ビ 、 新 聞 に 載 っていたのや 、 奥 村組 はたしか 。 それでも 県 は 、 JR西
JR 西 日本 が 契
連
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約 しているのを 黙 ってたのやないか 。 そんなことしてどうするんや 、 これ 。 それは 、 平成
16 年 やって 、 3 年 間 じ っと 見 てて 、 平成 1 9 年 に 、 またやっているのや 、 これ 。 あとは
知事 にも 聞 くけれど 、 本当 にこんなやり 方 をしていたら 、 5 00 億円 というお 金 やで 。 た
と え これ 10 何 億円 にし ろ 、 こんなやり 方 させていたらあかん 。 そういうことできっちり
やり 直 すということやから 、 了解 ですけれど 。
それから 、 的 場 JR 連 続立 体 ・ 幹線 道 路建設 事務所長 、 何 という 答弁 をしているの 。 あ
なた 、 11 件 、 現場 へ 行 ったことがあるの 。 住民 と 話 ししたことあるのか 。 僕 は 、 実 際 に
行 ってきて 話 しして 、 現場 で 聞 いてきているのや 。 県 はほったらかしや 言 うている 。 11
件 のとこ ろ に 行 ったのか 。 この 前 、 あなたと 行 ったやないか 。 あなた 、 私 が 電 話 して 初 め
て 来 たのや 。
S 社 ビ ル にし ろ 、 この タクシ ー 会 社 にし ろ 、 これから 後 に 行 ったのか 。 土木 の 技 術 屋 さ
んと 一 緒 に タクシ ー 会 社 へ 行 ったのか 。 それ 答 え てください 。 あなた 、 そんなでたらめを
言 うたらあかんよ 。
それから 、 この 地 区 はこの タクシ ー 会 社 の 周辺 を 直 径 1 . 1 メ ー ト ル やな 、 この ぐ らい
の 太 い コンクリ ー ト ぐ いを 700 メ ー ト ル 、 800 メ ー ト ル 打 っているわけや 。 それに 対
して 苦 情 が 出 て 、 S 社 ビ ル とか 苦 情 が 来 て 、 コンピ
コン ピ ュ ー タ の パ ソ コン が 響 くと 、 地 震 のよ
うになっていると 言 うて 、 呼 び 出 されたわけやんか 。 そうしたことを 事務所 が 、 どないし
たのや 。 わかりました 。 気 いつけますわと 言 うて 工 事 やめたんやと 。 どないしたのですか 、
くい 打 ち 。 土日 にやっているのや 、 土日 。 土日 やったら 、 み んなおらへんやん 。 その 間 、
響 かしているのや 。 その 後 に 聞 いて 怒 っているのや 。 そういう 解 釈 もできるわけや 。
一 番 聞 きたいのは 、 この 11 件 、 1 件 ずつ 回 ったのか 、 答弁 してください 。
それから 、 あなた 、 一 緒 に 行 ったや ろ 。 行 った 後 、 土木 の 技 術 屋 さんを 連 れて 、 この タ
クシ ー 会 社 の 社 長 、 専 務 と 会 うたのか 。 それを 聞 いてください 。 これは 、 実 際 、 社 長 と 専
務 がおれのとこ ろ に 来 ているわけや 、 これ 。 先 生 、 頼 んます 。 と 、 取 り 上 げ て 。 と 言 うて
はるわけや 。
番 言 いたいのは 、 土木部長 、 何 が 言 いたいかという
たら 、 奥 村組 とはそういう 業者 やから 、 一 回 ぐ らい 戒 めに 入 札 から 外 したらどうやという
ことを 言 ってあ げ たいわけや 。
それともう 一 つは 、 土木部長 、 もう 一 つ 聞 きたいけれど 、 奈良 県 で 土木 工 事 ずっとやっ
ている 。 トンネル
トンネ ル をやったり 道 路 をやったりしている 。 横 で 住民 の 家 が 問 題 になったり 、
それから 、 まちづくり 推進局長 、 一
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被害 あったら 、 工 事 が 終 わるまでほっとくの 。 すんません 。 あと 2 年 かかりますのや 。 あ
とおたくの 家 傾 いたり 、 ひ び 入 ったり 。 雨 漏 ったかってほっとくの 、 これは 、 奈良 県 の 方
針 、 そんなん 。 そこらち ょ っと 答 え て 。
○ 的場JR
的場 JR連続立体
JR 連続立体・
連続立体 ・ 幹線道路建設事務所長 副委員長 お 述 べ のように 、 10 件 苦 情 をい
ただきまして 、 S 社 さんと H 社 さん 以 外 のとこ ろ については 、 現場 等 は 行 っておりません 。
しかしながら 、 副委員長 お 述 べ のように 、 現場 を 預 かる 者 として 、 やはり 現場 の 確認 並
び に 直接 お 話 しさせていただくということは 重 要 であると 反 省 しておりまして 、 今後適切
今後適 切
に 対 応 してまいりたいと 考 え ております 。
以 上 です 。
○ 川﨑土木部長 一般的 な 回 答 とさせていただきたいのでございますけれども 、 一般 に 工
事 を 行 う 前 には 周辺 の 調 査 を 行 うような 場 合 があります 。 特 にその 中 で 、 周辺 の 方 から 苦
情 が 来 た 場 合 には 、 まず 一 たん 工 事 を 中 止 して 状況 を 確認 すると 。 相 手 方 に 、 工 事 終 了 後 、
調 査 の 補 償 を 、 理解 を 得 て 工 事 を 再 開 する 場 合 もありますし 、 例 えば危険
えば 危険 を 伴 うなど 、 緊
急 に 対 応 しなくち ゃ いけないような 場 合 には 、 もち ろ んそれを 応 急 対策 として 対 応 すると
いうような ケ ー ス になります 。 いずれにしましても 、 その ケ ー ス ・ バイ・
バイ ・ ケ ー ス で 少 し 異
なるのですが 、 大 体 そういう 対 応 にな ろ うかと 思 っております 。
以 上 であります 。
○ 藤本副委員長 これで 終 わりますけれど 、 土木部長 、 おたくの 言 うていることと 現場 し
ていることとち ゃ う 。 現 実 に 1 年 半待 ってくれと 言 うとる 。 また 後 で 、 本会議 なり 、 知事
にも 聞 きますけれども 。
まちづくり 推進局長 、 それから 、 これは 12 月 に 補正予算 を 組 んで 、 この 事業 5 0 億円
ふ え ている 。 思 うけれど 、 県 から JR西
JR 西 日本 に 入 り 込 んで 工 事 を 点検 したらいいのや 。 何
でうちへ 来 てもらうの 。 うちが 、 5 00 億円 の 金 を 出 している 。 JR西
JR 西 日本 は 、 わずか 3
0 億円 出 している 。 うちがやる 仕 事 やで 、 うちが チェック するために 入 り 込 んだらいい 。
JR西
JR 西 日本 の 中 へ 入 り 込 んで 、 給 料 も ろ てやったらいいのや 。 これは 、 検討 し 直 して 。 ま
たあした 、 知事 に 聞 きます 。
まちづくり 推進局長 、 これは 裁 判 中 やけれど 、 これ 今 言 うたことをち ゃ んと 一 遍 、 裁 判
裁 判 で 、 勝 ち 負 けどうでもいい 。 裁 判 有 利 に 話 を 進 めるのとち ゃ うわけや 。 この 訴 え てい
ることを 、 一 遍 血 と 肉 として 協 議 して 検討 だけしてや 。 どうですか 。
○ 仲谷まちづくり
仲谷 まちづくり推進局長
まちづくり 推進局長 工法 につきましては 、 局 内 でい ろ い ろ 検討 もさせて 、 妥 当 で
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検討 してまいりたいと 考 え ています 。
○ 藤本副委員長 的 場 JR 連 続立 体 ・ 幹線 道 路建設 事務所長 、 おたくのとこ ろ は 、 所長 、
次長 、 建設 課 の 職員 、 全部 で 11 名 おるのや ろ 、 11 名 おるということは 、 技 術 者 も 含 め
ておるやんか 。 JR西
JR 西 日本 に 任 し 切 っていたらあかんやん 。 おたくのとこ ろ がしっかりし
ていたら 、 ああいう 振動 が 起 こって 、 こんな 11 件 も 苦 情 が 起 こらない 。 わかっているか 。
忠 告 しときます 。
終 わります 。
○ 井岡委員長 それでは 、 これをもって 、 土木部 、 まちづくり 推進局 、 水道局 の 審査 を 終
あったかどうか 、 また
わります 。
午 後 1 時 より 総 括 審査 を 行 います 。
これで 、 本日 の 会議 を 終 わります 。
明 3 月 18 日 は 、
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