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太陽光発電分野の今後(PDF形式:2062KB)

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太陽光発電分野の今後(PDF形式:2062KB)
対日直接投資の事例として
-太陽光発電関連の施策の紹介平成22年11月
グリーン・ニューディール・アドバイザー
増山壽一
1.太陽光発電の今
太陽光発電の
太陽光発電
導入量
太陽光発電の
の導入量の
導入量の
の海外比較
海外比較
太陽光発電の
導入量の
我が国の導入量は世界第3位。2009年は過去最大の導入量を記録。
導入量(
導入量( 万kW)
注1 出典:Trends in Photovoltaic Applications/I EA/PVPS
注2 IEA PVPS参加国:オーストラリア、オーストリア、 カナダ、スイス、 デンマーク、ドイツ、スペイン、 フランス、英国、 イスラエ ル、 イタリア、日本、
韓国、メキシ コ、オランダ、ノルウェー、スウェーデン、米国、 ポルトガル、マレーシア、トルコ
2
太陽光発電の
太陽光発電
導入
太陽光発電の
の導入シナリオ
導入シナリオ
シナリオ
太陽光発電の
導入シナリオ
【目標】2020年までに2800万kWの導入
2005年
2005
2005年
年の
の
2005年
約
20
約20倍
20倍
倍
20倍
2800万kW(700万kl)
1400万kW(350万kl)
住宅用:約32万戸
系統対策の
系統対策
系統対策の
の
系統対策の
技術開発が
技術開発
技術開発が
技術開発が
が
必要
必要
2005年
2005
2005年
年の
の
2005年
約
10
約10倍
10倍
倍
10倍
買取制度の
買取制度の開始
140万kW(35万kl)
住宅用太陽光発電
補助金開始
住宅約8割
住宅約8割
非住宅約2割
非住宅約2割
2005
2020
3
太陽光発電の
太陽光発電
太陽光発電の
の技術開発
技術開発
太陽光発電の
【目標】現在、48円程度となっている発電コストを2030年までに7分の1まで低下
2005
2017 2020
2025
2030
2050
~ 50 円
/kWh
発電コスト
量産化適用期間を
量産化適用期間を
想定した
想定した技術開発
した技術開発
の前倒し
前倒し
23 円/kWh
結晶シリコン
薄膜シリコン
CIS系
技術の世代交代による
高性能化、低コスト化
の実現
超薄型
多接合化
新しい原理、
構造による
超高性能
(40%)
太陽電池の
投入
14 円/kWh
7 円 /kWh
新材料
投入
出典:NEDO「太陽光発電ロードマッ プ PV2030+」2009年6月より引用
4
住宅用太陽光発電の
住宅用太陽光発電
住宅用太陽光発電の
の補助金
補助金
住宅用太陽光発電の
国の補助金では、平成20年1月からの約2年10ヶ月間で約26万件の補助を実施
○住宅用太陽光発電システムを設置する者に対して定額の補助を実
施することにより、住宅用太陽光発電の導入を加速する。
(今年度、想定される導入件数:約15万戸以上)
○市場拡大によって住宅用太陽光発電システムの価格低下を実現し、
住宅分野での更なる大量導入を目指す。
一般社団法人 太陽光発電協会
(太陽光発電普及拡大センター J-PEC)
国
補助
設置者
補助
(定額)
対象者(
対象者(現行制度)
現行制度)
以下の要件を満たす太陽光発電システムの設置を行う者。
①変換効率が一定以上のもの
②一定の品質・性能が一定期間確保されているもの
③kWあたりのシステム価格が65万円以下のもの
補助金の
補助金の額
<国>kWあたり7万円
<宮古島市>kWあたり5万円
<住宅用太陽光発電設備を導入した住宅の例>
5
((参考)
参考
太陽光発電
導入拡大
のための
参考)
太陽光発電の
の導入拡大のための
導入拡大のための
のためのアクションプラン
アクションプラン
参考))太陽光発電の
太陽光発電の
導入拡大のためのアクションプラン
のためのアクションプラン
○ 太陽光発電に関する累次の政府決定等を踏まえ、広く関係者の取組みを促すべく、当面の具体的措置を明
確化するものとして、平成20年11月に「
「 太陽光発電の
太陽光発電 の導入拡大のための
導入拡大のためのアクションプラン
のための アクションプラン」
アクションプラン」 を策定・公表。
○ 小・中学校、高校、大学等の教育施設の分野については文部科学省と、公的施設の分野については国土交
通省と、それぞれ連携して取り組むことを打ち出した。
○ 平成20年11月以降の展開を踏まえ、これまでの取組みを確実なものとし、新たな取組みの掘起しを行うべ
く、平成21年3月、進捗状況のフォローアップと今後の取組みを整理。連携省庁は、経済産業省・文部科学
省・国土交通省・環境省から警察庁・総務省・厚生労働省・農林水産省・内閣官房が新たに加わり、9省庁へ。
【具体的内容】
(1)供給サイド
供給サイド及
サイド及び需要サイド
需要サイドの
サイドの取組み
取組み
①供給サイド
供給サイドの
サイドの取組み
取組み
【参考:既に導入・計画されている例】
道路:高速道路の法面
臨海部:コンビナート地(計画)
鉄道:駅舎
-技術開発、太陽電池メーカーと住宅メーカーの連携など
②需要サイド
需要サイドの
サイドの取組み
取組み
-「次世代エネルギー・パーク」の活用などをはじめ、地域関連企業
との連携のもとでの特色あるプロジェクトの展開
-余剰電力の買取制度の検討など政策支援措置の展開
-公的分野をはじめとする地域の「拠点」となるさまざまな「場」への
導入拡大の多様化・加速化 など
<家庭分野>
-住宅用導入補助金、省エネ改修時の導入に対する投資型減税措置
<企業分野>
-中小企業による導入拡大、「メガソーラー」 計画の具体化
<公的施設分野>
-公的施設での導入事例を基にした情報提供、施設所有者等と
太陽光発電事業者の連携、公的支援の拡充
<教育機関>
教育機関>
-小中学校、
小中学校、高校、
高校、大学等における
大学等における太陽光発電
における太陽光発電の
太陽光発電の導入拡大、
導入拡大、
環境教育等での
環境教育等での活用
での活用の
活用の促進(「
促進(「モデル 校」 の認定) など
(2)制度環境等の
制度環境等の整備
(3)太陽光発電産業の
太陽光発電産業の基盤強化、
基盤強化、国際競争力強化、
国際競争力強化、国際展開
の支援
(大阪府・吹田市の千里万博公園)
200KW
教育施設:校舎のひさし
(東京都・武蔵野市 大野田小学校)
21KW
ガソリンスタンド
(愛知県・コスモ石油株式会社
幸田SS) 25KW
(神奈川県・川崎市の元住吉駅)
140KW
(大阪府シャープ「21世紀型コンビナート」 )
18000KW ※完成イメージ
空港:貨物ターミナル(計画)
(羽田空港・国際貨物ターミナル)
2000KW ※完成イメージ
農業施設
(群馬県・平出椎茸生産組合)
200KW
コンビニエンスストア
(長野県・セブン-イレブン
駒ヶ根上穂栄町店)5.2KW
病院施設
(岡山県・倉敷神経科病院)
40KW
6
((参考)
参考
太陽
みで
くぼくらの
未来
参考)
スクールニューディール 「「太陽の
太陽の
の恵
恵みで築
みで築
築くぼくらの未来
くぼくらの未来
未来」
参考))スクールニューディール
太陽の
みで築
くぼくらの未来」
未来」」
耐震化
耐震性のない校舎・体育館等を耐震化
安全・安心な
学校施設の確保
特別支援学校の教室不足解消
地域の防災拠点
としての機能強化
「21世紀の学校」にふさわしい
教育環境の抜本的充実
CO2削減による
環境負荷の低減
子どもの学力・
IT活用能力の向上
雇用創出・経済波及効果
地域活性化・国際競争力の向上
エコ化
ICT化
太陽光発電等の自然エネルギーの利用を
はじめとしたエコ改修(省エネ改修等)の抜本拡大
最先端のICT機器(デジタルテレビ・電子黒板・
パソコン等)・校内LAN等を駆使して
わかりやすい授業を実現
校務の効率化
環境教育の教材
としての活用
7
((参考)
参考
太陽光発電
参考)
太陽光発電の
の買取制度
買取制度
参考))太陽光発電の
太陽光発電の
○ 太陽光発電システムで作られた電力のうち、余剰電力が買取対象。
○ 買取期間は買取を開始した時点から10年間で、買取価格は固定。
(※設置された年度によって買取価格は異なる。導入当初は住宅用(10kW未満)であれば48円/kWh。)
○ 負担額については、電力需要家全員で負担をする全員参加型の制度。
余剰となる電気
買取収入
(住宅用48
住宅用48円
48円/kWh等
kWh等)
余剰となる電気
太陽光発電の導入者
電
力
会
社
電気
太陽光
サーチャージ
需
要
家
(全電力需要家
によって負担)
買取収入
(住宅用以外24
住宅用以外24円
24円/kWh等
kWh等)
※導入当初は住宅用(10kW未満)は48円/kWh、それ以外は24円/kWh。
自家発電設備を併設している場合は、それぞれ39円/kWh、20円/kWh。
(買取制度 HP) http://www.enecho.meti.go.jp/kaitori/index.html
8
((参考)
参考
再生可能
エネルギー
参考)
再生可能エネルギー
エネルギーの
の全量買取制度
全量買取制度
参考))再生可能エネルギー
再生可能エネルギーの
エネルギーの
◆「再生可能エネルギー
再生可能エネルギーの
エネルギーの全量買取制度」
全量買取制度」については、
については、平成21
平成21年
21年11月
11月にプロジェクトチームを
プロジェクトチームを立ち上げ検討を
検討を行ってきた。(
ってきた。(成長戦略
。(成長戦略において
成長戦略において
も、「「固定価格買取制度
、「「固定価格買取制度」
固定価格買取制度」の導入等による
導入等による再生可能
による再生可能エネルギー
再生可能エネルギー・
エネルギー・急拡大」
急拡大」と盛り込まれているところ。)
まれているところ 。)
◆全量買取制度の
全量買取制度の導入により
導入により、
、
再生可能エネルギー
再生可能
エネルギーの
の
需要の
需要
の
創出を
創出
を
図
り
、
これを我
これを
我が国の経済成長につなげていく
経済成長につなげていく。
により
エネルギー
につなげていく。
◆制度の
制度の設計に
設計に当たっては、「
たっては、「再生可能
、「再生可能エネルギー
再生可能エネルギーの
エネルギーの導入拡大」、「
導入拡大」、「国民負担
」、「国民負担」、「
国民負担」、「系統安定化対策
」、「系統安定化対策」
系統安定化対策」の3つのバランス
つのバランスが
バランスが重要。
重要。国民負担をで
国民負担をできる
をできる
限り抑えつつ、
えつつ、最大限に
最大限に導入効果を
導入効果を高めることが基本方針
めることが基本方針。
基本方針。
◆詳細な
詳細な制度設計について
制度設計 について、
、
地球温暖化対策のための
地球温暖化対策
のための税
国内排出量取引制度の議論の
議論の動向を
動向を見極めつつ
見極めつつ、
早急に検討を
検討を進める。
める。
について
のための税や国内排出量取引制度の
めつつ、早急に
導入量等の
導入量等の見通しと
見通しと経済効果
しと経済効果(
経済効果(試算)
試算)
◆本制度により
程度増加 。更に規制緩和や
本制度により、
により、再生可能エネルギー
再生可能エネルギーの
エネルギーの導入量は
導入量は約3,200万
200万~3,500万
500万 kW程度増加
規制緩和や技術革新、
技術革新、再生可能エネルギー
再生可能エネルギーの
エネルギーの熱利用の
熱利用の拡大を
拡大を
進め、一次エネルギー
一次エネルギー供給
エネルギー供給に
供給に占める再生可能
める再生可能エネルギー
再生可能エネルギーの
エネルギーの割合について
割合について10
について 10%
10%を達することを目指
することを目指す
目指す( 2020年
2020年)。
◆CO2
CO2は約2,400万
400万~2,900万
900万t程度削減(
程度削減( 日本国内の
日本国内の総CO2
CO2排出量の
排出量の約1.8~2.2%に
に相当)。
相当)。
◆導入拡大を
導入拡大を通じた市場拡大効果
じた市場拡大効果により
市場拡大効果により、「
により、「2020
、「 2020年
2020年までに再生可能
までに再生可能エネルギー
再生可能エネルギー関連市場
エネルギー関連市場10
関連市場10兆円
10兆円を
兆円を目指す
目指す」(成長戦略
」( 成長戦略)
成長戦略) ことに貢献
ことに貢献。(
貢献。(再
。(再生可能エネルギー
生可能エネルギー産業
エネルギー産業
は、産業の
産業の裾野が
裾野が広く、地域経済の
地域経済の発展・
発展・雇用の
雇用の確保に
確保に大きく寄与
きく寄与。)
寄与。)
◆標準家庭の
標準家庭の負担額は
負担額は約150~
150~200円
200円 /月程度
月程度。
月程度。
◆系統安定化対策に
系統安定化対策に要する追加投資額
する追加投資額は
追加投資額は、今後の
今後の技術開発動向や
技術開発動向や出力抑制・
出力抑制・ 蓄電池設置の
蓄電池設置のバランスにより
バランス により、
により、
約2千億~
千億~1兆数千億円/年程度
兆数千億円 年程度の
年程度の幅が見込まれる
見込まれる。
まれる。
( いずれも制度導入後
いずれも制度導入後10
制度導入後10年目
10年目 の試算)
試算)
2009年
2009年
再生可能エネルギー
再生可能エネルギー関連市場
エネルギー関連市場
政策の
政策の総動員
全量買取制度による
全量買取制度による
国内販売額の拡大 + 海外市場獲得
約1兆円 国内販売額の
技術革新
2020年
2020年 約1.3兆円
規制緩和 等
2020年
2020年
10兆円
10兆円
導入量
(万 kW
kW)
)
CO2
削減量
(万t)
買取費用
(億円/
億円/
年)
CO2削減
コスト
(円/ t CO2)
CO2
)
標準家庭の
標準家庭の
負担額(
負担額 (※ )
(円 /月)
約3,200
~3,500
約2,400
~2,900
約4,600
~6,300
約19,000
~22,000
約150
~200
( ※) 月当たりに
kWh使用
月当たりに300kWh
たりに
kWh使用する
使用する家庭
する家庭の
家庭の場合
9
((参考)
参考
再生可能
エネルギー
参考)
再生可能エネルギー
エネルギーの
の全量買取制度
全量買取制度
参考))再生可能エネルギー
再生可能エネルギーの
エネルギーの
買取制度の概要、最新の検討状況は、以下のHPをご覧ください。
URL: http://www.enecho.meti.go.jp/kaitori/
買取制度
検索
電話:03-3501-1511
(内線4455~4458)
再生可能エネルギー推進室
12月2日には、那覇にて「再生可能エネルギーシンポジウム」を開催
※沖縄総合事務局の窓口からお申込ください。
10
2.スマートグリッド
日本の
日本
技術力
日本の
の技術力は
技術力は
は高
高い
い
日本の
技術力は
Ⅱ.日本の
日本の強み・弱み
特に部品・素材が強い(「ジャパン・インサイド」)
今後市場の拡大が見込まれる環境関連技術も日本のシェア高
1
“技術
技術”を
技術
システム
“技術
技術”を
をシステムで
システムで
で売
売る
る
技術 を
システムで
Ⅱ.日本の
日本の強み・弱み
個別の技術をもっている企業よりも、それらを組み合わせた企業が
イノベーションの利益を得ている。
• 出口(
出口(市場)
市場) を念頭に
念頭に 置いて外部
いて 外部の
外部 の部品等を
部品等 を組合せる
組合せる(
せる(オープンイノベーション)
オープンイノベーション)の 典型例の
典型例の 1つと
して、
が 挙 げられる。
して、 iPodが
げられる。
• 多 くの日本製
くの日本製の
日本製 の部品が
部品が 利用されているが
利用 されているが、
されているが、 部品の
部品 の利益率よりも
利益率 よりも、
よりも、 アーキテクチャー設計者
アーキテクチャー設計者の
設計者 の利益
率 の方 が高 い。
オープン・
世代の
オープン・イノベーション製品
イノベーション製品(Apple
製品(Apple第
(Apple第 5世代
世代の場合)
場合)
iPod1
1台販売時 に Apple
の 利益は
利益は 46.5%
東芝(26.5%)、
、 東芝松下テ
東芝
東芝松下デ ィス
を 遙か
フ ゚レイテクノロジ
レイテクノロジー (28.7%)を
に上回 る。
出所:
年 9月
月、科学技術振興機構)
出所:産業技術俯瞰ワークショップ
産業技術俯瞰ワークショップ報告書
ワークショップ報告書-
報告書-国際競争力の
国際競争力の更なる強化
なる強化のための
強化のためのアンブレラ
のためのアンブレラ産業
アンブレラ産業(
産業( 2008年
科学技術振興機構)
2
“技術
技術”の
技術
システム
エネルギー
マネジメント
システム
“技術
技術”の
のシステム化
システム化
化 「「エネルギー・
エネルギー・
マネジメント・
システム」
技術 の
システム化
エネルギー・・マネジメント・
マネジメント・・システム」
システム」」
○系統全体と地域のエネルギーシステム(エネルギーマネジメントシステム)が必要。
○そのためには、電気自動車や、住民のエネルギー使用状況(デマンドレスポンス)や蓄電池の
充放電など、これまでになかったデータを収集し、効率的に管理する技術が必要。
上位系統
太陽光発電
電力系統 と地域 のエネルギ ーシス
テムの
の相互補完 関係が
テム
関係が 成り立 つ電
力供給システム
力供給システムの
システムの 構築
プレーヤーを
プレーヤー を纏 めるプロジ
める プロジ ェクトリーダーの
ェクトリーダー の存在
風力発電
ZEB
NaS電池
コジェネ
GE
エネルギーマネジメントシステム
電気と
電気と熱 を総合的に
総合的に マネジ
メントする
メントする技術
技術の
する技術の確立
バイオガス
GE
蓄電池設置の
蓄電池設置の場所(
場所( 配電所
or家庭単位
家庭単位)
家庭単位) の検証
蓄電池
蓄電池
地域での
地域でのエ
でのエ ネルギ ー
マネジメントシ ステム
の 構築
太陽光発電/風力発電
コジェネ
スマートメーターによる
スマートメーター による消費
による消費
電力の
の見える化
電力
える化、 デマンドコ
ントロールなど
ントロールなど
太陽光発電
廃熱
次世代自動車
次世代SS
充電 インフラの
インフラの整備
ITの
の活用で
活用でピーク
カット(
カット( 火力発電)
火力発電)
スマートハウス
実証データ
実証データにより
データによりリチウム
によりリチウム蓄電
リチウム蓄電
池 の設置基準 を策定
3
世界最先端の
世界最先端
技術
めた
エコアイランド
世界最先端の
の技術を
技術を
を集
集めた“エコアイランド
めた“エコアイランド
エコアイランド”
世界最先端の
技術を
めた エコアイランド”
エコアイランド
エコアイランド宮古島
エコアイランド宮古島
島嶼型環境未来都市イメージ
島嶼型環境未来都市イメージ
4
Ⅴ.スマートグリッド・
スマートグリッド・コミュニティ
宮古島メガソーラー
宮古島
メガソーラー
宮古島メガソーラー
メガソーラー実証事業
実証事業
宮古島メガソーラー実証事業
メガソーラー実証事業
10月には4MWの太陽光発電設備(日本最大級)が完成
今秋にも実証実験を開始
概要
・事業名 : 「平成21
平成21年度離島独立型系統新
21年度離島独立型系統新エネルキ
年度離島独立型系統新エネルギ
エネルギー導入実証事業」
導入実証事業」
実施場所:: 沖縄県宮古島
・実施場所
・開始時期:
開始時期: 2010年秋
2010年秋
・既設電力系統に
既設電力系統に太陽光発電や
太陽光発電や蓄電池を
蓄電池を設
置し、蓄電池の
蓄電池の充放電により
充放電により、
により、太陽光発電の
太陽光発電の
不安定成分を
不安定成分を吸収することで
吸収することで電力系統
することで電力系統への
電力系統への
影響を
影響を軽減する
軽減する運用方法
する運用方法を
運用方法を検証
・導入設備
- 太陽光発電:
太陽光発電: 4MW
- 太陽電池ハ
太陽電池パネルの
ネルの設置面積:
設置面積: 約4.5ha
- 蓄電池:
蓄電池: 4MW
・既設発電所
- 風力発電:
風力発電: 900kW×
900kW×4基、600kW×
600kW×1基
- 火力発電:
火力発電: 21,500kW、
21,500kW、40,000kW
- ガスタービ
スタービン: 15,000kW
システム概要
システム概要
「「次世代エネルギー
次世代
エネルギー
社会
システム
技術
国際展開
次世代エネルギー
エネルギー・
社会システム
システム」
技術の
の国際展開プロジェクト
国際展開プロジェクト
プロジェクト
次世代エネルギー・
エネルギー・・社会システム
社会システム」
システム」」技術の
技術の
国際展開プロジェクト
○海外のスマートエネルギープロジェクトの動きは国内以上に急速に進展。一方、供給信頼性の
高い日本の電力技術に対する期待も高く、電力供給システムをはじめとした日本のエネルギー
関連技術に対するマーケットポテンシャルは高い。
○世界のCO2削減に貢献しつつ、日本の新産業創出が可能に。
日本-
日本-北アフリカ
日射量の
日射量の豊富な
豊富な北アフ
リカ地域
リカ地域において
地域において、
において、太
陽光・
陽光・太陽熱発電の
太陽熱発電の大
規模実証
日本-
日本-インド
2009年
年12月鳩山首相
月鳩山首相の
月鳩山首相の訪印時に
訪印時に合意された
合意されたデリーム
されたデリーム
ンバイ構想
ンバイ構想における
構想におけるスマートコミュニティ
におけるスマートコミュニティの
スマートコミュニティの具体化。
具体化。
2010年以降
年以降、
年以降、関係企業の
関係企業のコンソーシアム形成
コンソーシアム形成、
形成、デリー・
デリー・
ムンバイ公社
でプロジェクト推進
ムンバイ公社と
公社とNEDOで
プロジェクト推進。
推進。
2010年
年4月
月には、
には、日本企業コンソーシアム
日本企業コンソーシアムと
コンソーシアムと、デリーム
ンバイ開発公社等
ンバイ開発公社等との
開発公社等との間
との間で、FS調査実施
、FS調査実施に
調査実施に関する協力
する協力
MOUを
MOUを直嶋大臣・
直嶋大臣・シャルマ商工大臣立
シャルマ商工大臣立ち
商工大臣立ち会いのもと締
いのもと締
結。
日本-
日本-米(ニューメキシコ州
ニューメキシコ州)
米国国立研究所と
によるハイ
米国国立研究所とNEDOによる
によるハイ
レベル技術実証
レベル技術実証を
技術実証を州内5
州内5箇所で
箇所で実施
中
(日本は
日本は2箇所の
箇所のサイトに
サイトに参加)。
参加)。東芝
)。東芝、
東芝、
京セラなど
セラなど関連企業約
など関連企業約31社
関連企業約 社が実証事
業に参加(
参加(事業総額は
事業総額は約70億
70億)。
日本(
日本(沖縄)-
沖縄)-米
)-米(ハワイ州
ハワイ州)
2009年
年11月
月の日米首脳会談における
日米首脳会談における
日米クリーン
日米クリーン・
クリーン・エネルギー技術協力
エネルギー技術協力にお
技術協力にお
いて、
いて、タクスフォース設置
タクスフォース設置を
設置を合意。
合意。離島
におけるモデルケース
におけるモデルケースとして
モデルケースとして世界
として世界に
世界に発
信。2010年
年11月
月APEC日米首脳会談
日米首脳会談で
日米首脳会談で、
APEC模範
模範プロジェクト
模範プロジェクトとして
プロジェクトとして世界
として世界に
世界に展
開。
2010年度
2010年度の
年度の取り組み
沖縄-ハワイエネルギー
沖縄
ハワイエネルギー
協力
沖縄-ハワイエネルギー
ハワイエネルギー協力
協力①
①
沖縄 ハワイエネルギー協力
ハワイエネルギー協力①
協力①
協力の
協力の背景
沖縄における
沖縄における取組事例
における取組事例
2009年11月の日米首脳会談時に合意した日米クリーン・エネル
ギー技術協力において、沖縄、ハワイが知見共有を含めた協力
を協議するタスクフォース
タスクフォース設置
タスクフォース設置することに
設置することに合意
することに合意。
合意。
バイオエタノール燃料等
バイオエタノール燃料等
協力の
協力の意義
沖縄、ハワイは、地理的条件(離島)、気候条件(亜熱帯~熱帯)、
エネルギー構造(高い化石燃料依存)、再生可能エネルギーへ
の積極的な取組等、多
多 くの類似性
くの 類似性を
類似性 を有する。
する。
水力発電等
マイクログリッド実証
マイクログリッド実証
水力発電等
廃棄物発電
水力発電等
環境の類似した両地域でベストプラクティス共有を始めとした
協力を行うことで、最大限
最大限の
最大限 の シナジー効果
シナジー効果を
効果 を発揮
離島における再生可能エネ導入・省エネ促進モデルとしての
世界へ
世界 へ向 けたショーケース
けたショーケース化
ショーケース化
日米間
日米間の
日米間 の協力の
協力の 象徴としての
象徴 としての沖縄
としての 沖縄-
沖縄 -ハワイ協力
ハワイ協力
協力の
協力の方向性
経済産業省
経済産業省、
経済産業省 、米国エネルギー
米国エネルギー省
エネルギー省 、沖縄県、
沖縄県、 ハワイ州
ハワイ州 が中心と
中心
なり、協力を具現化するタスクフォース
タスクフォースを
タスクフォース を設置
日本外務省
日本外務省や
日本外務省 や NEDOも
NEDOも 積極的に
積極的に 貢献
宮古島とハワイ州で行われているマイクログリッド
マイクログリッドについての
マイクログリッドについての
情報交換を
情報交換 をキックオフとし
キックオフとし、再生可能エネ・省エネ分野におい
とし
て幅広い協力を行い、離島
離島における
離島 におけるモデルケース
における モデルケースとして
モデルケースとして世界
として 世界
に 向けて発信
けて発信
消化ガス
消化ガス発電
ガス発電
ハワイにおける
ハワイ における取組事例
における取組事例
海洋温度差
発電開発事業
30MWの風力
発電導入
680kWの
太陽光発電導入
400MWの
風力発電導入
マウイ島スマートグリッド
プロジェクト
今後の
今後のスケジュール(
スケジュール(案)
2010年7月 スマートグリッド・再生可能エネルギーシンポジウム、第2回タスクフォース(於:ホノルル)
2010年11月 APEC2010首脳会合(於:横浜):日米両首脳間で本プロジェクトの進捗を歓迎
2011年11月 APEC2011首脳会合(於:ハワイ):日米両首脳間で本プロジェクトの進捗を歓迎
30MWの
地熱発電導入
3
Ⅴ.スマートグリッド・
スマートグリッド・コミュニティ
沖縄-ハワイエネルギー
沖縄
ハワイエネルギー
協力
沖縄-ハワイエネルギー
ハワイエネルギー協力
協力②
②
沖縄 ハワイエネルギー協力
ハワイエネルギー協力②
協力②
日本・アメリカ両政府、沖縄県、ハワイ州による
「クリーンエネルギー協力」締結
平成21年6月17日
右 からエ
次官補、
からエ ルキンド米
ルキンド米 DOE次官補
次官補、ルース在京米国大使
ルース在京米国大使、
在京米国大使、リングル・
リングル・ ハワイ州知事
ハワイ州知事、
州知事、直嶋経済産業大臣、
直嶋経済産業大臣、 仲井眞沖縄県知事
4
Ⅴ.スマートグリッド・
スマートグリッド・コミュニティ
沖縄-ハワイエネルギー
沖縄
ハワイエネルギー
協力
沖縄-ハワイエネルギー
ハワイエネルギー協力
協力③
③
沖縄 ハワイエネルギー協力
ハワイエネルギー協力③
協力③
ZEB(ネット
ZEB(ネット・
ネット・ゼロ・
ゼロ・エネルギー・
エネルギー・ビル)
ビル)にも太陽光発電
にも太陽光発電は
太陽光発電は重要な
重要な役割
亜熱帯地域における
に関する沖縄
亜熱帯地域におけるZEBに
における
する沖縄-ハワイ
沖縄 ハワイ協力
ハワイ協力の
協力の背景
日米両国は
日米両国は、「日米
、「日米クリーンエネルギー
日米 クリーンエネルギー技術協力
クリーンエネルギー技術協力」
技術協力」の具体的な
具体的な協力プロジェクト
協力プロジェクトの
プロジェクトの推進を
推進を目
指 しており、
つが、
しており、その候補
その候補の
候補の 1つが
つが、両国政府が
両国政府が エネルギー政策
エネルギー政策において
政策において重要施策
において重要施策としている
重要施策 としている
ZEB(ネット
ネット・
ネット・ゼロ・
ゼロ・エネルギー・
エネルギー・ビル)
ビル
【ZEBの
ZEBの定義】
定義】
建築物における
建築物における一次
における一次エネルギー
一次 エネルギー消費量
エネルギー消費量を
消費量を、建築物・
建築物・設備の
設備の省エネ性能
エネ性能の
性能の向上、
向上、エネルギーの
エネルギーの面的利用、
面的利用、オンサイトでの
オンサイトでの再生可能
での再生可能エネルギー
再生可能 エネルギー
の活用等により
活用等により削減
により削減し
削減し、年間の
年間の一次エネルギー
一次エネルギー消費量
エネルギー消費量が
消費量が正味(
正味(ネット)
ネット)でゼロ又
ゼロ又は概ねゼロとなる
ゼロとなる建築物
となる建築物。
建築物。
光ダクトシステム
(自然採光)
自然採光)
太陽光発電システム
太陽光発電システム
変流量・
変流量・変風量制御システム
変風量制御システム
CO2濃度に
濃度に応じた
自動換気制御システム
自動換気制御システム
LED照明
LED照明
人感センサー
人感センサー制御
センサー制御
初期照度補正
昼光連動制御
ブラインド制御
ブラインド制御
自然換気、
自然換気、ナイトパージ(
ナイトパージ(夜間の
夜間の外気取り
外気取り入れ)
ハイブリッド空調制御技術
ハイブリッド空調制御技術
高効率空調熱源機
統合制御システム
統合制御システム
都市の
都市の未利用エネルギー
未利用エネルギー(
エネルギー(河川熱、
河川熱、地中熱など
地中熱
など)の活用
5 など)
5
Ⅴ.スマートグリッド・
スマートグリッド・コミュニティ
沖縄-ハワイエネルギー
沖縄
ハワイエネルギー
協力
沖縄-ハワイエネルギー
ハワイエネルギー協力
協力④
④
沖縄 ハワイエネルギー協力
ハワイエネルギー協力④
協力④
ZEB(ネット
ZEB(ネット・
ネット・ゼロ・
ゼロ・エネルギー・
エネルギー・ビル)
ビル)も技術を
技術を集積した
集積したシステム
したシステム
沖縄・
沖縄・ ハワイで
ハワイでモデル化
モデル化し、世界展開へ
世界展開へ
沖縄の
沖縄の代表省エネ
代表省エネ建築物
エネ建築物
■沖縄県立南部医療センター
年竣工)
沖縄県立南部医療センター・
センター・こども医療
こども医療センター
医療センター(
センター(2006年竣工
年竣工)
デシカント空調機
デシカント空調機
乾燥剤(
:デシカント)
乾燥剤(desiccant:
デシカント)を用いて
湿度と
湿度と温度を
温度を個別に
個別に制御する
制御する空調機
する空調機
•日射
日射を
日射を遮ると同時
ると同時に
同時に台風時の
台風時の防風効果がある
防風効果がある縦
がある縦ルーバーを
ルーバーを設置。
設置。
•夏季
夏季の
夏季の 高い湿度に
湿度に対応するため
対応するため、
するため、デシカント空調
デシカント空調を
空調を採用し
採用し、大幅な
大幅な省エネを
エネを実現。
実現。
•冷房時
冷房時の
冷房時 の凝縮水を
凝縮水を中水として
中水 として活用
として活用。
活用。
•第
第 3回サステナブル建築賞
サステナブル建築賞(
建築賞(平成21年度
平成 年度)
年度) 国土交通大臣賞 受賞建築物
亜熱帯地域に
モデルの
亜熱帯地域に適したZEBモデル
した
モデルの開発
→同様の
削減に
同様の気候条件にある
気候条件にある多
にある多くの新興国
くの新興国における
新興国におけるCO2削減
における
削減に大いに貢献
いに貢献
→両地域の
両地域の地場産業にとっても
地場産業にとっても世界規模
にとっても世界規模の
世界規模のビジネスチャンス
6
ご清聴ありがとうございました。
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