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IBM i から始める災害対策

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IBM i から始める災害対策
ビジネス・ユニットの名前
Deal Hub Japan
IBM i 最新情報セミナー
IBM iから始める災害対策
July 24, 2008
日本アイ・ビー・エム 株式会社
ITS事業 SPG, BCRS SPL
内山 豊和
この文書のデータの利用または公開には、
最終ページに記載されている制限事項が適用されます。
© 2006 IBM Corporation
BCRS SPL Japan
本日のご紹介内容
ƒ BCPとITインフラ対応の必要性
ƒ System i 向けの事業継続ソリューションのご紹介
– 施設系ソリューション
– バックアップシステム関連
– リモート・データ保護
2
IBM Corporation
© 2008 IBM Corporation
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地震列島「日本」と過去の大きな災害
日本は「地震列島」とも呼ばれるように、非常に自然災害の多い国です。これまで日本全国各地で地震をはじめ台風、水害、津波な
どによる被害を受けてきました。また、テロやSARSウィルス,H5N1インフルエンザなど新しい脅威が増えてきており、こうした災害が
いつ発生してもおかしくない状況にあります。特に、太平洋岸にかけて今後30年以内に震度6以上の揺れが高い確率で発生すると
予想されています。
(南関東地震:70%、東海地震:86%、東南海地震:60%、南海地震:50%、宮城県沖地震:99%)
(2005年3月23日:地震調査研究推進本部発表資料より)
1984年 東京世田谷区のケーブル火災による通信回線被害
1991年 台風9号がもたらした塩害による広域停電
1995年 兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)M7.2 最大震度 7
1999年 自衛隊機墜落による広域停電
2000年 東海豪雨による大規模な水害
2001年 米国同時多発テロ(9.11)
2002年 SARS東南アジア、カナダで発生
2003年 北海道地震で製油所火災発生
2004年 新潟中越地震 M6.8 最大震度 7
2005年 三陸沖地震 M7.2
2007年 能登半島地震 M6.9 最大震度 6強
2007年 新潟県中越沖地震 M6.8 最大震度 6強
2008年 岩手・宮城内陸地震 M7.2 最大深度 6強
3
C3
IBM Corporation
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大きく3つの局面に応じたサービスを提供します
データ局面
年間
発生頻度
ウィルス
データ破壊
ワーム
ビジネス局面
ディスク障害
頻発
1,000
業務中断
100
システム可用性障害
統制不足
ネットワーク障害
10
1
業界標準への
未適応
法規制の
不遵守
1/10
イベント局面
テロ行為 / 国情不安
発生頻度少
職場への出勤不可
自然災害
1/100
地域停電
1/1,000
ビル火災
1/10,000
1/100,000
US$1
US$10
低
US$100
US$1,000
US$10,000
US$100,000
US$1,000,000
US$10,000,000
重要性 (1回の損害) 1回あたりのドル換算
広域流行病
US$100,000,000
高
Source: IBM
4
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リスクを理解することが、戦略策定の第一歩
リスクを転換する
回避・低減処置の費用
対効果が低いため、リ
スクを別の形に転換
(保険、リースバック
、外注など)した方が
費用対効果が高くなる
場合
許容
転換
リスク
リスクを許容して
何もしない
効果的な回避・低減処
置が見つからない場合
、資産価値に比べて費
用がかかりすぎる場合
、またはリスクが許容
可能であると考えられ
る場合
回避/
軽減
リスクを回避または軽減する
リスクにさらされた資産に見合う投資コストで適切な回避・低減処置を
導入・適用して、リスクを許容レベルまで低減する。
5
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ITサービス中断による企業活動の停止が及ぼす影響
取引先
グループ企業
地域雇用機会の損失
公共ライフラインの停止
支払い遅延
税収の減少
部材・在庫等の不足
連鎖倒産
地域社会
問題発生
事業中断
企業・従業員
株主
災害等による人命の損失・負傷
企業価値の喪失
従業員の休業補償
株価の下落
雇用確保
配当の減少
機会損失
キャッシュフローの悪化
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中小企業BCP作成運用指針
~中小企業庁にて公開~
http://www.chusho.meti.go.jp/bcp/index.html
人的資源
入門診断
物的資源
(金)
事業継続
物的資源
(モノ)
物的資源
(情報)
中堅企業がBCPを策定することは必須の時代です
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中小企業BCP作成運用指針
人的資源
物的資源
(モノ)
物的資源
(金)
物的資源
(情報)
~中小企業庁にて公開~
設 問
緊急事態発生時に、支援が到着するまでの従業員の安全や健康を確保する
ための適切な災害対応計画を作成していますか?
災害が勤務時間中に起こった場合、勤務時間外に起こった場合、あなたは従
業員と連絡を取り合うことができますか?
定期的に避難訓練を実施していますか?
初期救急や心肺蘇生法の訓練を受けた従業員がいますか?
あなたのビルは自然災害の衝撃に耐えることができますか? そして、ビル内
にある機器類はその衝撃から保護されますか?
あなたのビルへの部外者の侵入を阻止するために、外部塀やフェンスおよび
入口ドアや窓の保全を定期的にチェックしていますか?
あなたの会社周辺の地震や洪水の被害に関する危険性を把握しています
あなたの会社の設備の流動を管理し、目録を更新していますか?
1週間または1カ月間程度、事業を中断した際の損失を把握していますか?
あなたは、災害後に事業を再開させる上で現在の保険の損害補償範囲が適
切であるかどうかを決定するために保険専門家と相談しましたか?
事前の災害対策や被災時復旧を目的とした融資制度を把握していますか?
1か月分程度の事業運転資金に相当する額のキャッシュフローを確保してい
ますか?
情報のコピーまたはバックアップをとっていますか?
自社オフィス以外の場所に情報のコピーまたはバックアップを保管しています
操業に不可欠なIT機器システムが故障等で使用できない場合の代替方法が
ありますか?
主要顧客や各種公共機関への連絡先リストを作成していますか?
あなたの会社が自然災害や人的災害に遭遇した場合、会社の事業活動がど
うなりそうかを考えたことがありますか?
こうした緊急事態に遭遇した場合、どの事業を優先的に継続・復旧すべきで
あり、そのためには何をすべきか考え、実際に何らかの対策を打っています
長期間の停電や電話の輻輳する、コンピュータシステムがダウンする、取引
業者からの原材料の納品がストップするなどのケースについて、代替手段を
用意できていますか?
社長であるあなたが出張中だったり、負傷したりした場合、代わりの者が指
揮をとる体制が整っていますか?
免震/施設対策
物理セキュリティ
情報保護
システムの
二重化
BCPの策定ばかりでなく
事業継続
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ITや設備で対応を求められるエリアは
存在する
実際に10個以上の項目を満足してい
るのは20%未満のお客様
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BCP
コンサル
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System i にフォーカスした災害対策ソリューション
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System iにフォーカスしたソリューション
回復力を高め競争に勝つ
施設被災のリスクを回避
ステップ!
ジャンプ!
常時データをコピーすることで
迅速な回復を目指す
ラピッド・リカバリー・
ホップ!
自社の環境や施設、システム
を強化して対策を実施
System i DR Express
UPSと発電機の設置
施設の免震/耐震化
バックアップ環境を共有する
または
バックアップ環境を専有する
リカバリー・エクスプレス
(REX)
IBMが決めうちの機器をIBMのセ
ンターに準備するので、複数のお
客様で災害対策用に共有して運用
コストを下げましょう
サービス
IBMのセンターに準備した機器と
以下のソリューションを利用して
System i を二重化して運用します
提供可能ソリューション:
•MIMIX
:サンワコムテック
•Orion HA :イグアス
•Bitis HA :ビーティス
サイトリカバリーサービス
専用型
自動停止ソリューション
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IBMがお客様と同等の機器を準備
するので被災時はバックアップメ
ディアを持参してください
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設備系/施設系ソリューション
UPS
・商用電源のサージ/サグ/ラインノイズを
除去し安定した電源を供給します。
・停電時にアプリケーションやOSの遮断
を行いデータを正しく保管します。
・万が一の停電時にはシステムを安全に
停止します。
免震台
自動操作
混合環境向けはAOEMFでの典型的な事例
お客様の課題
ƒIBMサーバ専用に設計された
コンパクトサイズの免震台
ƒ最もよく使用される条件の400キロ
載荷前後では最強免震性能
ƒクリーンなオイルレスダンパ
ƒフロアに置くだけで工事不要
ƒ増設連結が簡単
瞬停はUPSで対応できるが、長期停電が発生した場合、
UPS許容時間(20分)内に複雑なシステムを安全に・確
実に遮断できない(システム間依存、複雑なIO機器電源
制御順序)
課題の解決
停電時:1分間停電が継続した場合、AOEMFの緊急遮
断手順にて全システムの停止を自動的に行う。
ITベンダーならではのきめの細かな対応を実施します!
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IBM Corporation
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設備系/施設系ソリューション
UPS
・商用電源のサージ/サグ/ラインノイズを
除去し安定した電源を供給します。
・停電時にアプリケーションやOSの遮断
を行いデータを正しく保管します。
・万が一の停電時にはシステムを安全に
停止します。
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IBM Corporation
免震台
自動操作
混合環境向けはAOEMFでの典型的な事例
お客様の課題
ƒIBMサーバ専用に設計された
コンパクトサイズの免震台
ƒ最もよく使用される条件の400キロ
載荷前後では最強免震性能
ƒクリーンなオイルレスダンパ
ƒフロアに置くだけで工事不要
ƒ増設連結が簡単
瞬停はUPSで対応できるが、長期停電が発生した場合、
UPS許容時間(20分)内に複雑なシステムを安全に・確
実に遮断できない(システム間依存、複雑なIO機器電源
制御順序)
課題の解決
停電時:1分間停電が継続した場合、AOEMFの緊急遮
断手順にて全システムの停止を自動的に行う。
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IBMならば万全の停電対策が可能です。
„ 瞬停対策:
„ 停電対策:
IBシリーズUPS
„ 長時間停電対策:
IBシリーズUPS
IBシリーズUPS
(30分拡張バッテリー)
+
+
遮断ソリューション
自動化ソリューション
•災害(雷/風雨/雪/人災)による電
源の瞬停・瞬断からシステムを守り
ます。
•商用電源、発電機のサージ/サグ/
ラインノイズを除去し安定した電源を
供給します。
•IBM System z/i/p/x 全てに対応し、
カスタマイズされたUPSです。
•万が一の障害時にもIBM Call
Centerにて一括窓口で問い合わせ
を行えます。
13
IBM Corporation
•停電発生後UPSで電源を供給し、
指定時間経過しても停電が復旧しな
い場合には定められた手順に従い、
システムを自動的に遮断いたします。
•停電復旧後は定められた手順に従
いシステムを自動起動いたします。
発電機
•停電発生後はUPSにて数分間バッ
テリー運転を行い、この間に発電機
を起動させます。発電機の安定稼動
までに数十分かかる場合もあります
ので、UPSのバッテリー保持時間は
MAX30分くらいまで検討する必要が
あります。
•発電機が安定稼動した時点で発電
機からの電源供給に切り替えます。
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停電・瞬停対策にはIBシリーズUPSをご採用ください!
SOHOからメインフレーム、データセンタ、公共機関システムまでIT社会を支える究極のラインアップです。
IBシリーズUPSは、UPS に求められる可用性、拡張性、信頼性を大幅に向上し、IBM System製品(System z/i/p/x)全てに対
応しカスタマイズされたUPSです。遮断・自動化ソリューションとの組み合わせによりシステムを安全に停止可能。万が一の障
害時にも保守体制は万全です。(IBM Call Centerにて一括窓口問い合わせ可能)
IBシリーズUPSをお勧めするには「ワケ」があります。
&
品質が高い!
電源効率93%以上
停電切り替えは無瞬断
(IBMの指定は8msec以下)
入力高調波保障あり
バッテリー寿命が5年(他社では3年程度)
&
IBM製品に最適化!
出力コンセントは全てIBM形状
付属アプリケーションもIBMに最適化
複合・統合環境への対応も可能
&
導入実績多数!!
全てのIBMサーバーへ対応が可能
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„ お見積り : 案件ごとの個別見積もり
„ ご参考価格: 3(KVA)相当UPSの導入 50万円~
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設備系/施設系ソリューション
UPS
・商用電源のサージ/サグ/ラインノイズを
除去し安定した電源を供給します。
・停電時にアプリケーションやOSの遮断
を行いデータを正しく保管します。
・万が一の停電時にはシステムを安全に
停止します。
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IBM Corporation
免震台
自動操作
混合環境向けはAOEMFでの典型的な事例
お客様の課題
ƒIBMサーバ専用に設計された
コンパクトサイズの免震台
ƒ最もよく使用される条件の400キロ
載荷前後では最強免震性能
ƒクリーンなオイルレスダンパ
ƒフロアに置くだけで工事不要
ƒ増設連結が簡単
瞬停はUPSで対応できるが、長期停電が発生した場合、
UPS許容時間(20分)内に複雑なシステムを安全に・確
実に遮断できない(システム間依存、複雑なIO機器電源
制御順序)
課題の解決
停電時:1分間停電が継続した場合、AOEMFの緊急遮
断手順にて全システムの停止を自動的に行う。
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固定方式と免震構造の違い
サ-バ-ラックおいて
イメージ図
耐震
(固定)
FA床やコンク
リートスラブに
直に固定
FA床に免震
装置を設置し、
その上にラッ
ク搭載する
免震
地震の衝撃
機器への影響
目的
倒れない
(転倒防止)
ゆれない
業務への影響
(被害状況)
衝撃波の増幅
障害発生・業務停止
中味(機器)が壊れる
ラックが変形する
被害が大きい
衝撃波の大幅減少
中味(機器)が安全・安定
通常業務可能
被害が小さい
(ほぼ無し)
ラックを倒れないことだけを考慮すると耐震でもOK。但し、ラック内の搭載機器への衝撃は緩和されない。
ラック内の搭載機器への衝撃を考慮すると免震の方がよい。
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IB-PLATE-N 免震装置
転がり支承で地震の衝撃を緩和しダンパー機能で揺れを吸収
・転がり支承を採用したサーバーをしっかり
保持するコンパクトサイズの免震装置
・オルダムバー方式(PAT申請中)で
ねじれ、浮上がり防止
・クリーンなオイルレスダンパー
・フロアに置くだけで大がかりな工事不要
・増設連結が簡単
・IBM製品に適応した設計
各IBM機器に対応した機種を用意
オルダムバー
オルダム継
ぎ手
単球式転がり支
承
コネクタ
gal
入力加速度、
応答加速度
(サーバラック内部)
gal
応答加速度
入力加速度
800
600
400
200
0
-200 0
-400
-600
-800
-1000
IBE4200Lサーバに積載200㎏載荷時の神戸波Y軸方向の免震性能
神戸波加振での免震性能
(載荷合計400㎏)
サーバラック自重194㎏ 積載サーバ191㎏ 合計385㎏
入力加速度
5
10
15
応答加速度
20
25
30
35
40
経過時間sec
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IBM Corporation
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設備系/施設系ソリューション
UPS
・商用電源のサージ/サグ/ラインノイズを
除去し安定した電源を供給します。
・停電時にアプリケーションやOSの遮断
を行いデータを正しく保管します。
・万が一の停電時にはシステムを安全に
停止します。
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IBM Corporation
免震台
自動操作
混合環境向けはAOEMFでの典型的な事例
お客様の課題
ƒIBMサーバ専用に設計された
コンパクトサイズの免震台
ƒ最もよく使用される条件の400キロ
載荷前後では最強免震性能
ƒクリーンなオイルレスダンパ
ƒフロアに置くだけで工事不要
ƒ増設連結が簡単
瞬停はUPSで対応できるが、長期停電が発生した場合、
UPS許容時間(20分)内に複雑なシステムを安全に・確
実に遮断できない(システム間依存、複雑なIO機器電源
制御順序)
課題の解決
停電時:1分間停電が継続した場合、AOEMFの緊急遮
断手順にて全システムの停止を自動的に行う。
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地震!!
停電!!
どのシステムを最初に停止するか?
複数のシステムを確実・迅速に
停止できるか?
停止の順番は?
夜間の運用が心配だ....
常にシステムを監視していますか?
停止の手順は確認できているか?
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自動化ソリューションの全体構成
System p
System i
System p
HMC
HMC
自動化装置
AOEMF
モデル1000
シリアル
RSコントローラー
ネットワーク
通報コントローラー
xxxxx
・・・・・
DIDOコントローラー
接点信号で制御・監視します
IO機器
電話・FAX通報
mail
eメール通報
System x
BladeCenter
UPS・空調機
モデル1000ラック内搭載
パトランプ通報
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各種センサー
サーバーラック内搭載
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System i(LPAR構成)の制御仕様
„
AOEMFからHMC/LPAR管理
ネットワーク経由で制御する。
System i5
IBM
„ HMCに対してsshにてアクセス
を行い、HMC/CEC/LPARの制
御・監視を行います。
„
i5/OSのみだけでなく
AIX/Linux/Windowsサーバ
(IXA/IXS)にも対応します。
自動化装置
AOEMF
モデル1000
HMC
HMC/LPAR管理LAN
HMC起動・遮断要求・状況確認
CECのオン・オフ要求・稼動確認
LPARのActivate要求・稼動確認
21
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LPARの遮断要求
[条件]
‹
I5/os側でrexec serverの自動起動を”YES”、
コード化文字セット”942”に設定、QSECOFRの
ユーザーIDにて遮断を実施
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i5 自動化ソリューソン 遮断モデル概要
特徴:HMCのshutdown、LPAR構成とLPARのOS種類にも柔軟に対応(FC#1827未使用)
全区画OSの正常遮断を実行
HMC管理Network
Network接続
IXS
HMCの正常遮断
(ネットワーク経由)
i5/OS
遮断
モデル
i5 Shutdown unit
i5/OS
i5/OS
AIX
LINUX
停電信号
HMC
FSP
CEC/Hypervisor
IBシリーズUPS
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i5 自動化ソリューション 自動化モデル概要
特徴:HMCのshutdown、LPAR構成とLPARのOS種類にも柔軟に対応、
また自動化立ち上げ、および監視機能の提供(FC#1827未使用)
全区画OSの正常遮断と起動(シーケンス制御が可能)
HMC管理Network
複数CECに対応
電話・音声など
豊富な通報機能
OSやアプリの
スケジュール運転
IXS
HMCの正常遮断
(ネットワーク経由)
i5/OS
自動化
モデル
Ap-500AO
i5/OS
i5/OS
AIX
LINUX
各OSに応じた稼動監視や
リソース監視
停電信号
HMC
CEC/Hypervisor
CEC/Hypervisor
複数HMCに対応
IBシリーズUPS
23
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お客様事例:自動化ソリューション
お客様の課題
–
複雑化するシステムの起動や停止におけるプロセスの
自動化
–
緊急事態における迅速かつ正常な停止作業の実現
–
属人化してしまう運用業務から担当者を開放
提供ソリューション
–
AOEMFの導入によるシステムの自動起動/自動停止
–
異常検知の際にブザーとランプで警告する監視機能
–
緊急時にリモートからアクセスできる運用機能
効果
24
–
ネットワークやアプリケーションの24時間自動監視の実
現
–
緊急時の手動操作によるミスの撲滅
–
免震プレートとの兼用による地震対応の実施
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災害対策レベルとサービスの位置づけ
災害対策レベル
実施項目
Data搬送
災対Ctr
Data Backup Sys切り替え
Level 7 Diskミラーリング+自動化
NW
BR Ctr
Disk
Level 6 Diskミラーリング
NW
BR Ctr
Disk
Level 5 ソフトウェアによるData二重化
NW
BR Ctr
SW
自動化
ラピッド・リカバリー
Level 4 定期全量コピー
NW
BR Ctr
Level 3 BR Ctr+重要データのNW電送
NW
BR Ctr
Level 2 Data+システム+場所
輸送
BR Ctr
Level 1 データの遠隔地保管
輸送
定期
リカバリー・エクスプレス
with テープ・バックアップ
iDR Express
Level 0 データを同じ建物内に保管
25
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with テープ・バックアップ
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IBM System i DR Expressサービス
4つのサービスで、被災されたお客様のSystem i 復旧を支援します。
Service 1: 機器復旧サービス
ƒ 被災時はIBM技術員が現地でIBM所定の良好な状態への
復旧を試みます。
①
Service 2: 応急代替機提供サービス
ƒ 機器を良好な状態に復旧できない場合は、応急代替機を
48時間以内に搬出し、お客様指定サイトに設置します。
IBM技術員
Service 3: 復旧支援サービス
修復不能
ƒ 代替サイトに設置された応急代替機に、お客様の手順書に基づき
バックアップテープからリストアを支援します。
IBM BRSセンター
Service 4: ネットワーク復元支援サービス
③
④
ƒ お客様のリカバリー手順書に基づき、TA及びルーターの
ネットワーク構成情報の復元を支援します。
②
リストア
(プレミアム・サービス)
お客様代替サイト
‹ ワークショップでシステム復旧計画の策定支援を行います。
‹ 大規模地震等の広域災害の際には、優先的に代替機を提供致します。
26
A2
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System i DR Express ご契約地域分布
県
東京都
愛知県
大阪府
静岡県
埼玉県
兵庫県
三重県
福岡県
神奈川県
千葉県
岐阜県
群馬県
和歌山県
富山県
広島県
奈良県
山口県
大分県
滋賀県
長崎県
茨城県
長野県
Total
27
As of Jun 25
Cont.#
Over 15 契約
6-15 契約
2-5 契約
1 契約
119 契約
IBM Corporation
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BCRS SPL Japan
System iDR Expressサービスがお届けする価値
1.災害に起因する障害でも保守サービスをご提供します
2.保守での修復が難しい場合は、応急処置として代替機を貸し出します
3.低額料金設定で災害対策を簡単に開始
28
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コンサル・
設計
BCRS SPL Japan
SPL5
BCRS
導入・構築 運用・保守
リカバリー・エクスプレス(REX)
System i をご使用のお客様が災害発生時にIBM BRSセンターの機械で回復作業が出来るサービスです
災害や障害対策のバックアップ・センターはお持ちですか?
落雷
地震
火事
事故
テロ
IBM BRSセンター
風水害
お客様の課題
期待される効果
ƒ 自社でバックアップ用のシステムはないので、災害発生の時に業務
が止まってしまうので不安
ƒ バックアップ対策はしたいが大きな費用がかかるのは困る
ƒ 災害対策はしているつもりだが、被災時にうまくシステムの回復が出
来るかがわからない
ƒ 定期的に回復手順の確認のための予行演習を行いたい
ƒ 安価にバックアップ用のシステムが利用できます。
ƒ 標準的なシステムにパッケージ化されているのでバックアップ・システム構築が
簡単です。
ƒ 復旧作業が長く期間がかかる時にも、BRSセンターの利用ができます。
ƒ IBMの専門家の支援で最適なパッケージの選定ができます。
ƒ 定期的に回復手順の確認を行う事ができ、もしもの時にも安心できます。
ご提供するサービス
29
(ビジネス・リカバリー・
サポート・センター)
リカバリー・サービス
ƒ お客様のご要望にあったSystem i バックアップ・パッケージをIBM BRSセンターに準備します。
ƒ 被災時にお客様の連絡(宣言)を受けてIBM BRSセンターにお客様用のシステム構成を設定します。
ƒ BRSセンターでお客様がビジネス継続のための回復作業を実施できます。
ƒ IBMの担当者がBRSセンターで入館手続きやシステム使用について支援します。
リカバリー・テスト
ƒ 標準で1年に24時間の回復テストのためのシステム使用ができます。
IBMをお勧めする理由
ƒ いくつもの災害対策を実施してきているIBMの経験
ƒ 中小規模のビジネス規模のお客様向けに全世界で標準化をしたパッケージを提供
ご参考価格
ƒ Recovery Package i10(1000CPW相当)の場合月額 98,000円から。 1年契約自動継続
コンタクト先
IBM 営業担
当者へお問
合せ下さい。
© 2008 IBM Corporation
BCRS SPL Japan
Recovery Expressサービスがお届けする価値
1.共有サービスのため低価格の料金体系でご提供します
2.復旧手順の確認も実際のシステムを使用して実施いただけます
3.IBMのセンターに代替機を準備、お客様は機器の購入は不要です
30
IBM Corporation
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コンサル・
設計
BCRS SPL Japan
導入・構築 運用・保守
ラピッド・リカバリー
SPL5
BCRS
System i をご使用のお客様が災害発生時にIBM BRSセンターの機械で迅速に業務回復が出来るサービスです
災害や障害対策のバックアップ・センターはお持ちですか?
落雷
地震
火事
事故
テロ
IBM BRSセンター
風水害
(ビジネス・リカバリー・
サポート・センター)
お客様の課題
期待される効果
ƒ 自社でバックアップ用のシステムはないので、災害発生の時に業務が
止まってしまうので不安
ƒ バックアップ対策はしているが回復に時間がかかるので改善をしたい
ƒ 被災時のデータロスをできるだけ最小限にしたい
ƒ テープ搬送によるバックアップ運用は回復時間とセキュリティが心配
ƒ 定期的に回復手順の確認のための予行演習を行いたい
ƒ 回復時間を短縮します
ƒ ネットワーク経由でデータの転送をおこなうのでセキュリティも安心です
ƒ 安全なIBMのデータセンターで機器を準備しますので初期の投資を抑えること
も可能です
ƒ IBMの専門家の支援で最適なパッケージの選定ができます。
ƒ 定期的に回復手順の確認を行う事ができ、もしもの時にも安心できます。
ご提供するサービス
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ラピッド・リカバリー
ƒ お客様のシステムとセンターのシステムを二重化し常のデータのコピーを実施します。
ƒ 被災時にお客様の連絡(宣言)を受けてIBM BRSセンターでお客様用システムに切り替えを実施します。
ƒ BRSセンターでお客様がビジネス継続のための回復作業を実施できます。
ƒ IBMの担当者がBRSセンターで入館手続きやシステム使用について支援します。
IBMをお勧めする理由
ƒ いくつもの災害対策を実施してきているIBMの経験
ƒ 他社ベンダーとの協業含めシステムの二重化を実施しているIBMの経験
ご参考価格
ƒ システムの規模に応じた個別見積もりとなります
コンタクト先
IBM 営業担
当者へお問
合せ下さい。
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参考事例:ラピッド・リカバリー
回線費用はお客様準備・負担です
記載されている構築期間・初期費用・運用費用は、ご参考としての情報であ
り、お客様の構成やご要望によって別途お見積もりとなります。
お客様センター
バックアップ
本番システム
回線スピードと
種類
9406-520
インターネット
VPN
9406-520
6ヶ月
9406-550
インターネット
VPN(100Mbps)
9406-520
6ヶ月
9406-830
IP-VPN(2Mbps)
9406-820
3ヵ月
IP-VPN(2Mbps)
9406-520(2LPAR)
6ヶ月
IP-VPN(20Mpbs)
9406-550
IP-VPN(20Mbps)
(9LPAR)
広域LANIPVPN(10MBps)
9406-520
9406-550
(2LPAR)
9406-550
(9LPAR)
9406-550
32
IBM南港センター
IBM Corporation
システム
テクノロジ
構築期間
6ヶ月
9ヶ月
初期費用
運用費用(月額)
1500万
50万/月
5500万
150万/月
2000万
100万/月
1500万
150万/月
3500万
200万/月
2500万
100万/月
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ラピッド・リカバリー・サービスがお届けする価値
1.迅速なシステムの復旧を実現できます
2.バックアップ機の準備に初期の投資は必要ありません
3.復旧手順の確認も実際のシステムを使用して実施いただけます
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お客様事例:長時間トラブルからの回避
事象
– 本番機にて原因不明の障害が発生
– 障害が修復できない場合は翌日の業務に大きな影響が発生
対応
– ラピッドリカバリーによる被災宣言を実施
– 南港センターのSystem iにて本番業務に切り替え
– 業務を開始
– 本番機の修復後、1日動作を確認しその後きり戻しを実施
効果
– 障害発生にもかかわらず業務を継続して提供
– 修復後も再使用も余裕を持って対応をすることが可能
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参考:IBM System i 向け災害対策サービス比較
比較項目
System i DR Express
リカバリー・
エクスプレス (REX)
System i サイトリカバリーサー
ビス専用型
ラピッドリカバリー・
サービス
お勧めするお客様
費用をかけず簡単に災害対策
を実現したいお客様
2日間程度での災害対策を
実現したいお客様
2日間程度での災害対策を
実現したいお客様
迅速な復旧とデータ損失
を最小化したいお客様
対象機械
9406および、2007年以降発表
のSystem iと外付テープ装置
9406および2007年以降発表
のSystem iとI/O装置
9406および2007年以降発表
のSystem i とI/O装置
9406および2007年以降
発表のSystem iと全ての
I/O装置
対象OS
OS/400 V4R5以上
OS/400 V4R5以上
制限無し
制限無し
サービス料金
月額/年額
月額とリカバリー時料金
月額とリカバリー時料金
月額とリカバリー時料金
梅
数千円~数十万/月
竹
数万~数十万/月
竹
数十万~数百万/月
松
数百万/月~
全体的な費用
対象災害
局所災害
(広域災害対応:プレミアム)
リカバリー時間(RTO)
目安
局所災害
72時間~1週間
局所災害と広域災害
※専用サイトリカバリーあり
12~48時間
局所災害と広域災害
※バックアップ機は専用
12~48時間
2~12時間
代替機搬出時期
48時間以内に搬出
24時間以内に提供
24時間以内に提供
常時稼働
前提条件(MA)
あり
なし
なし
なし
リカバリー場所
お客様指定サイト
IBM BRSセンター
IBM BRSセンター
IBM BRSセンター
またはお客様センター
被災時使用期間
最長6週間
最長6週間
個別設定
リカバリーワークショップ
あり (プレミアムサービス)
別途サービス
別途サービス
別途サービス
データリストア
あり(B/Uテープはお客様用意)
N/A (お客様が実施)
N/A (お客様が実施)
N/A
バックアップネットワーク
お客様用意
公衆回線モデム
公衆回線モデム
個別
オンサイト
IBM BRSセンター
IBM BRSセンター
IBM BRSセンター
復旧支援場所
C8
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iDRとその他のサー
ビスは補完関係で
最長6週間
あり競合しません
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System iにフォーカスしたソリューション
回復力を高め競争に勝つ
施設被災のリスクを回避
ステップ!
ジャンプ!
常時データをコピーすることで
迅速な回復を目指す
ラピッド・リカバリー・
ホップ!
自社の環境や施設、システム
を強化して対策を実施
System i DR Express
UPSと発電機の設置
施設の免震/耐震化
バックアップ環境を共有する
または
バックアップ環境を専有する
リカバリー・エクスプレス
(REX)
IBMが決めうちの機器をIBMのセ
ンターに準備するので、複数のお
客様で災害対策用に共有して運用
コストを下げましょう
サービス
IBMのセンターに準備した機器と
以下のソリューションを利用して
System i を二重化して運用します
提供可能ソリューション:
•MIMIX
:サンワコムテック
•Orion HA :イグアス
•Bitis HA :ビーティス
サイトリカバリーサービス
専用型
自動停止ソリューション
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IBMがお客様と同等の機器を準備
するので被災時はバックアップメ
ディアを持参してください
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Open系のシステムもお持ちのお客様
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コンサル・
設計
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導入・構築 運用・保守
IBM インフォメーション・プロテクション・サービス
- リモート・データ保護
SPL5
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お客様サーバーおよびPCの大切なデータを、IBMのバックアップセンターにて保管するサービスです
IBM ボールト
お客様のオフィス
広域ネットワーク
(WAN) VPN
サーバーおよび PC データ
お客様の課題
期待される効果
ƒ 定期的にサーバーのバックアップをテープに取るのが手間
ƒ 被災を考えるとデータを遠隔地に保管したい
ƒ バックアップ対策はしたいが大きな費用がかかるのは困る
ƒ 長期間ファイルを保持し、管理が困難
ƒ 事業継続を考えると、PCの重要データも定期的に保管したい
ƒ バックアップのための初期投資と運用要員の確保が難しい
ƒ エージェントSWによりIBMサイトに自動的にバックアップを取得
ƒ IBMのセンターに保管されるので、お客様サイトに災害があっても安心
ƒ 設定した期間分のデータ保持が可能
ƒ データ取得のための容量の管理などの作業はIBMが実施
ƒ 復旧作業もネットワーク経由対応
ƒ 複数のOS環境に対応
ご提供するサービス
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サービス・プラットフォーム
リモート・データ保護
ƒ お客様サーバー、PCの指定されたデータ、フォルダーを定期的にIBMセンターに保管します
ƒ データ保管は、エージェントにより指定された時間に自動的に行われ、暗号化されて送信されます
ƒ データ復旧が必要になった場合には、ネットワーク経由で取得する事ができます
ƒ バックアップの世代管理を実施することができます
ƒ 保管の状況は、専用のWebポータルにて確認できます。
IBMをお勧めする理由
ƒ 長年、バックアップサービスを提供し、多くのお客様を持つIBMの実績と経験
ƒ マネージドサービスによる使用量に基づいた課金体系
ƒ 全世界で標準化をしたパッケージを提供
ご参考料金
ƒ 個別見積りにて提示:バックアップ対象容量に対する月額サービス料金 950円 / GB ~
IBM Corporation
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ありがとうございました
ITS
ITSブランド担当者
ブランド担当者
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BCRSSPL
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内山 豊和
豊和[email protected]
[email protected]
~事業継続サービスおよびリモート・データ保護~
~事業継続サービスおよびリモート・データ保護~
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