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説明書(PDF:826KB)

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説明書(PDF:826KB)
平成 28 年度次世代無人航空機開発・実証業務委託説明書
静岡県発注の平成 28 年度次世代無人航空機開発・実証業務委託における企画提案方式の手続開
始の公告に基づく、契約予定者を特定するための企画提案書等の提出については、関係法令に定
めるもののほか、この説明書によるものとする。
1
業務内容等
(1) 業務目的
本県の独自性を活かした航空関連産業の振興を図ることを目的として、次世代無人航空機
(4発ティルト翼型)を活用した新たなビジネスモデル構築のための機体開発・飛行試験を行
う。
(2) 業務内容(詳細は別表1「業務委託内容」による。
)
JAXA(国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構)が持つ、垂直離着陸及び高速・長距離飛行
が可能な次世代無人航空機の技術を活用した機体の開発・実証試験を以下により行う。
ア ・4発ティルト翼型無人実証機の設計・製造・評価
・飛行試験
イ 次世代無人航空機実用化のための技術調査・研究
(3) 履行期限
平成 29 年2月 28 日
(4) 契約限度額
本業務の契約限度額は、51,000,000 円(消費税込み)とする。
(5) 業務実施上の条件
(2)アおよびイの進捗、確認等のために、必要に応じて、業務の打合せをするものとする。
(6) 成果品
成果品は次のとおりとする。
2
ア
報告書(A4版)
3部
イ
報告書電子データ(アの電子データ)
1式(CD-R等)
参加表明書及び企画提案書を提出するために必要な要件
本業務の参加者募集公告2「参加表明書及び企画提案書を提出するために必要な条件」のと
おりとする。
3
参加表明書、企画提案書等の提出
本業務の参加者募集公告4「企画提案書等の提出」のとおりとする。
4
参加表明書及び企画提案書の作成及び記載上の留意事項
(1) 参加表明書
本業務の参加者募集公告 様式1号により作成すること。
-1-
(2) 企画提案書(本業務の参加者募集公告 様式1-2号~4号)
ア
作成上の基本事項
提案書は、具体的な取り組み方法について提案を求めるものであり、成果の一部の提出
を求めるものではない。
イ
作成方法及び内容に関する留意事項
別表3により作成すること。書類の作成に用いる言語は日本語、通貨は日本円、単位は
日本の標準時及び計量法によるものとし、文字サイズは 10 ポイント以上とする。
ウ
企画提案書の無効
提出書類について、この書面及び別添の書式に示された条件に適合しない場合、又は記
載漏れ・不整合等の記載の誤りがある場合は、企画提案書を無効とし、非選定又は非特定
とすることがある。
5
本説明書に対する質問
(1)本説明書に対する質問がある場合は、次に従い書面(様式自由)により提出することとし、
電子メールにて送信の上、その旨を電話で連絡すること。
ア
受付期間
平成 28 年9月1日(木)から平成 28 年9月7日(水)午前9時から午後5時までの間
イ
提出先
静岡県経済産業部商工業局 新産業集積課技術振興班
電話番号:054-221-3622
FAX番号:054-221-3216
E-mail:[email protected]
ウ
その他
文書には、担当窓口の部署、担当者名、電話及び FAX 番号、電子メールアドレス等を併
記すること。
(2) (1)の質問に対する回答は、随時、下記ホームページに掲載する。ただし、質問又は回答の内
容が、質問者の具体的な提案事項に密接に関わるものについては、質問者に対してのみ回答す
る。
静岡県経済産業部ホームページ
<URL https://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-580/index.html>
6
ヒアリング審査対象者の選定(書面審査)
本業務の参加者募集公告5「ヒアリング審査対象者の選定(書面審査)
」のとおりとする。
7
非選定に関する事項
本業務の参加者募集公告6「非選定者に関する事項」のとおりとする。
8
ヒアリング審査
企画提案書の提案内容等について、次のとおりヒアリングを実施する。
-2-
(1) 実施日時
平成 28 年9月 21 日(水)
(1者に対し 30 分程度、詳細な時間については別途通知する。)
(2) 実施場所
静岡県庁東館7階 経済産業部第2会議室(同階の新産業集積課で受付)
(3) ヒアリング事項
ア
ヒアリング審査対象者から企画提案書の内容について説明
イ
質疑応答
(ア) 企業の業務実績
(イ) 企画提案の内容
(4) その他
ア
ヒアリング時における、資料の追加は認めない。
イ 説明に機材等が必要な場合は、企画提案書にその旨を記載し、ヒアリング時には必要と
なる機材等を持参すること。
9
見積りの提出
企画提案書に記載する内容を踏まえて、本業務に係る見積りを提出すること。見積書は契約
限度額を超えていないことを確認するために提出を求めるが、評価が最も高い者が2者以上存
在した場合は、契約予定者を特定するための資料としても用いる。積算の参考とするため、特
定者には再度見積書を依頼することがある。
10
契約予定者の特定
本業務の参加者募集公告7「契約予定者の特定(ヒアリング審査)
」のとおりとする。
11
非特定に関する事項
本業務の参加者募集公告8「非特定者に関する事項」のとおりとする。
12
契約条件等
(1) 契約書の作成
契約の締結にあたっては、契約書を作成しなければならない。
(2) 契約保証金
免除する。
13
その他の留意事項
(1) 手続きに用いる言語は日本語、通貨は日本円、単位は日本の標準時及び計量法によるものと
する。
(2) 参加表明書及び企画提出書の作成、提出及びヒアリング等に掛かるすべての費用は、提出者
の負担とする。
(3) 参加表明書及び企画提案書に虚偽の記載をした場合には、企画提案書を無効とするとともに、
-3-
虚偽の記載をした者に対して静岡県工事請負契約等に係る入札参加停止等措置要綱に基づく入
札参加停止を行うことがある。
(4) 提出された書類は返却しない。また、提出された参加表明書及び企画提案書は、ヒアリング
対象者の選定又は契約予定者の特定以外に提出者に無断で使用しない。なお、特定された企画
提案書を公開する場合には、事前に提出者の同意を得るものとする。
(5) 提出期限後において、提出書類は受理しないとともに提出書類に記載された内容の変更を認
めない。
(6) 照会窓口は、別表2のとおりとする。
(7) 契約予定者として特定された者は速やかに提案内容を適切に反映した仕様書を提出し、契約
後、その仕様書に即した業務計画書を作成し提出すること。
-4-
別表1 業務委託内容
JAXA(国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構)が持つ、垂直離着陸及び高速・長距離飛行が
可能な次世代無人航空機の技術を活用した機体の開発・飛行試験を以下により行う。
項
1
目
(1)4発ティルト翼型無
内
1
人航空機システムの設
計・製造
容
小型試験機
飛行概念の実証、開発機能の部分的な確認
や、センサー等によるデータ取得を簡易な方法で
試験が可能な以下の基本性能を満たす小型試験機
について、(1)から(3)の内容を実施する(企画提
案検討用に参考機体の諸元を別図1に示す)。
(基本性能)
・離陸重量:5kg 程度以下
・飛行時間:5分以上
・飛行機能:主翼ティルト角偏向による垂直離着陸、遷移
および巡航
・その他:飛行に必要なセンサー類、制御用計算機および
データ記録装置を装備すること
(1) 機体、操縦器、通信機器、地上局、制御ソフト等、飛行に
必要な機器等の設計
(2) (1)に示す機体・機器等の製造(必要なスペア・パーツを
含む)
(3) (1)に示す機体・機器等又はそれらの組み合わせによる動
作の確認及び飛行適性の評価
2
実用実証機体 応用分野への適用試験へ供試が可能な以下
の条件を満たす実用実証機体として、(1)から(3)
の内容を実施する。実用実証機として満足すべき
目標性能は以下とする(企画提案検討用に参考機
体の緒元を別図2に示す)
。
(目標性能)
・機体重量:25kg 以下
・可搬重量(ミッション用ペイロード)
:2kg 以上
・飛行距離:50km 相当以上
・巡航速度(飛行機モード)
:100km/hr 以上
・操縦:プログラム飛行機能(自動)を有すること
(1) 機体、操縦器、通信機器、地上局、制御ソフト等、飛行に
必要な機器類の設計
(2) (1)に示す機体・機器等の製造(必要なスペア・パーツを
含む)
(3) (1)に示す機体・機器等又はそれらの組み合わせによる動作
の確認及び飛行適性の確認
(2)飛行試験
項目 1(1)に掲げる設計及び製造について、
1
小型試験機
4発ティルト翼型無人航空機の飛行運用概
念(垂直離陸、遷移、巡航飛行および垂直着陸
を含む)を示すこと。
2
実用実証機体 技術実証および適用性評価の用に供するこ
とが可能なことを垂直離着陸飛行などにより示
すこと。
-5-
2
次世代無人航空機実用化
上記に示された実用実証機の目標性能をさらに向上させ、次世
のための技術調査・研究
代無人航空機(4発ティルト翼型)によるビジネスを実現させ
るために必要となる、軽量化、飛行性能向上などの技術につい
て、調査・研究を実施すること。
3
報告書の作成
上記の各項目について、報告書を作成する。
-6-
別図 1. 小型試験機の諸元例(企画提案参考用)
別図 2. 実用実証機の諸元例(企画提案参考用)
-7-
別表2 窓口 〒420-8601
部
局 名
静岡県経済産業部商工業局
新産業集積課技術振興班
静岡市葵区追手町9番6号
電話及び FAX 番号
電 話:054-221-3622
FAX:054-221-3216
E-mail
[email protected]
別表3 企画提案書・見積書の作成及び記載上の留意事項
様式1-2号を企画提案書の表紙として、以下の様式を記載の上、提出すること。
記載事項
同業務実績
(様式2号)
内 容 に 関 す る 留 意 事 項
・日本国内での平成 17 年度以降に完了した企業の同種業務実績を記載するこ
と。なお、同種業務とは無人航空機開発関係業務をいう。
・業務実績が上記に該当していることが確認できる資料を添付すること。
予定担当者の
経歴等
(様式3号)
・配置予定の担当者について、資格、日本国内での平成 17 年度以降の同種業
務の実績及び経歴等を記載する。
・配置予定の担当者の手持ち業務とは、企画提案書の提出時点において、県
以外の発注者(国内外を問わず)のものを含め、管理者及び担当者となっ
ている他の業務を記載する。
・それぞれA4版1枚以内で記載すること。
・文字サイズは 10 ポイント以上を基本とし、文字間隔は標準とする。
業務実施方針・
企画提案
(様式4号)
・他の業者等に再委託する場合又は学識経験者等の技術協力を受けて業務を
実施する場合は、再委託先又は協力先、その理由及び業務範囲を記載する
ものとする。
・記載枚数は1テーマにつきA4版合計2ページまでとし、概念図、出典の
明示できる図表、既往成果、写真等を用いることができる。
・記載する本文中には、提案者名が特定又は推測できるような記載(会社名、
配置技術者名等)やロゴマーク等の使用は避けること。
見積書及び
見積内訳表
(様式5号)
・見積は、業務内容及び企画提案書に記載した内容を踏まえて必要な経費を
算出し作成する。
・本業務の契約限度額は、51,000,000 円(消費税込み)である。
・積算の参考とするため、特定者には再度見積を依頼することがある。
-8-
別表4 評価項目・基準
1
実施体制
実施体制(30 点)
区
分
組織としての
経歴・実績
評価項目
評価基準
企業及び予定担当者に業務を遂行できる経歴
が確認できる場合に優位に評価する。
企画提案の内容を遂行できる十分な体制であ
る場合に優位に評価する。
体制
配点【注1】
10 点
10 点
関係機関との協議・調整や不測の後発事象等に
10 点
対応できる場合に優位に評価する。
注1 配点は各項目 10 点満点とし、評価基準に照らし「たいへん優れている(10 点)
」
、
「優れ
ている(8点)
」
、
「普通(6点)
」
、「やや劣る(4点)」、「劣っている(2点)
」とする。
対応力
2
実施方針等(20 点)
区
分
実施方針
評価項目
配点【注1】
評価基準
目的や内容、現状および業務の制約となる条件
やポイントの理解度が高い場合に優位に評価
業務理解度
10 点
する。
業務実施手順を示す実施フロー、業務量の把握
状況を示す工程計画の妥当性が高い場合に優
実施手順
10 点
位に評価する。
注1 配点は各項目 10 点満点とし、評価基準に照らし「たいへん優れている(10 点)
」
、
「優れ
ている(8点)」
、「普通(6点)
」、「やや劣る(4点)」、「劣っている(2点)
」とする。
3
企画提案(50 点)
的確性
実現性
特定テーマに関する企画提案
評価項目
評価基準
配点【注1】
4発ティルト翼型無人航空機の特徴を的確に理解し、安
定飛行を確保する上で、十分な動力、素材、制御機構、
通信方法等について優位性を評価する。
25 点
提案内容に説得力があり、提案内容を裏付ける類似実績
などが明示され、優れている場合に優位に評価する。
25 点
注1 配点は各項目 25 点満点とし、評価基準に照らし「たいへん優れている(25 点)
」
、
「優れ
ている(20 点)
」
、
「普通(15 点)
」、「やや劣る(10 点)
」、
「劣っている(5点)
」を基準
に、企画提案内容に加点できる細目がある場合には、1点から4点の範囲で加点するこ
とができるものとする。ただし上限は 25 点とする。
4
採択基準点
各委員 60 点以上を採択基準点とする。
-9-
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