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有価証券報告書 - 保土谷化学工業株式会社

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有価証券報告書 - 保土谷化学工業株式会社
 有価証券報告書
(金融商品取引法第24条第1項に基づく報告書)
事業年度
(第156期)
自
至
平成25年4月1日
平成26年3月31日
保土谷化学工業株式会社
東京都中央区八重洲二丁目4番1号
(E00809)
目次
表紙
第一部
第1
企業情報 ……………………………………………………………………………………………………………
企業の概況 …………………………………………………………………………………………………………
1.主要な経営指標等の推移 ………………………………………………………………………………………
2.沿革 ………………………………………………………………………………………………………………
3.事業の内容 ………………………………………………………………………………………………………
4.関係会社の状況 …………………………………………………………………………………………………
5.従業員の状況 ……………………………………………………………………………………………………
第2 事業の状況 …………………………………………………………………………………………………………
1.業績等の概要 ……………………………………………………………………………………………………
2.生産、受注及び販売の状況 ……………………………………………………………………………………
3.対処すべき課題 …………………………………………………………………………………………………
4.事業等のリスク …………………………………………………………………………………………………
5.経営上の重要な契約等 …………………………………………………………………………………………
6.研究開発活動 ……………………………………………………………………………………………………
7.財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 ………………………………………………
第3 設備の状況 …………………………………………………………………………………………………………
1.設備投資等の概要 ………………………………………………………………………………………………
2.主要な設備の状況 ………………………………………………………………………………………………
3.設備の新設、除却等の計画 ……………………………………………………………………………………
第4 提出会社の状況 ……………………………………………………………………………………………………
1.株式等の状況 ……………………………………………………………………………………………………
(1)株式の総数等 …………………………………………………………………………………………………
(2)新株予約権等の状況 …………………………………………………………………………………………
(3)行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等 ………………………………………………
(4)ライツプランの内容 …………………………………………………………………………………………
(5)発行済株式総数、資本金等の推移 …………………………………………………………………………
(6)所有者別状況 …………………………………………………………………………………………………
(7)大株主の状況 …………………………………………………………………………………………………
(8)議決権の状況 …………………………………………………………………………………………………
(9)ストックオプション制度の内容 ……………………………………………………………………………
2.自己株式の取得等の状況 ………………………………………………………………………………………
3.配当政策 …………………………………………………………………………………………………………
4.株価の推移 ………………………………………………………………………………………………………
5.役員の状況 ………………………………………………………………………………………………………
6.コーポレート・ガバナンスの状況等 …………………………………………………………………………
第5 経理の状況 …………………………………………………………………………………………………………
1.連結財務諸表等 …………………………………………………………………………………………………
(1)連結財務諸表 …………………………………………………………………………………………………
(2)その他 …………………………………………………………………………………………………………
2.財務諸表等 ………………………………………………………………………………………………………
(1)財務諸表 ………………………………………………………………………………………………………
(2)主な資産及び負債の内容 ……………………………………………………………………………………
(3)その他 …………………………………………………………………………………………………………
第6 提出会社の株式事務の概要 ………………………………………………………………………………………
第7 提出会社の参考情報 ………………………………………………………………………………………………
1.提出会社の親会社等の情報 ……………………………………………………………………………………
2.その他の参考情報 ………………………………………………………………………………………………
第二部 提出会社の保証会社等の情報 ……………………………………………………………………………………
[監査報告書]
[内部統制報告書]
[確認書]
頁
1
1
1
3
5
7
8
9
9
11
12
16
18
19
20
21
21
21
21
22
22
22
23
25
25
25
25
25
26
26
27
28
28
29
37
45
46
46
85
86
86
100
100
101
102
102
102
103
【表紙】
【提出書類】
有価証券報告書
【根拠条文】
金融商品取引法第24条第1項
【提出先】
関東財務局長
【提出日】
平成26年6月25日
【事業年度】
第156期(自平成25年4月1日
【会社名】
保土谷化学工業株式会社
【英訳名】
Hodogaya Chemical Co., Ltd.
【代表者の役職氏名】
代表取締役社長
【本店の所在の場所】
東京都中央区八重洲二丁目4番1号
【電話番号】
(03)5299-8000
【事務連絡者氏名】
経営企画部長
【最寄りの連絡場所】
東京都中央区八重洲二丁目4番1号
【電話番号】
(03)5299-8019
【事務連絡者氏名】
経営企画部長
【縦覧に供する場所】
保土谷化学工業株式会社大阪支店
喜多野
村上
村上
至
平成26年3月31日)
利和
康雄
康雄
(大阪市中央区高麗橋四丁目1番1号)
株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
第一部【企業情報】
第1【企業の概況】
1【主要な経営指標等の推移】
(1)連結経営指標等
回次
第152期
第153期
第154期
第155期
第156期
決算年月
平成22年3月
平成23年3月
平成24年3月
平成25年3月
平成26年3月
売上高
(百万円)
31,463
33,440
35,188
35,191
35,687
経常利益又は経常損失
(△)
(百万円)
734
1,796
1,228
611
△310
(百万円)
△429
563
1,623
△90
△1,271
包括利益
(百万円)
-
695
1,277
1,834
275
純資産額
(百万円)
26,803
26,971
28,184
29,236
29,151
総資産額
(百万円)
50,585
48,225
52,116
51,765
50,926
1株当たり純資産額
(円)
334.83
335.00
341.35
347.10
340.85
1株当たり当期純利益又
は当期純損失(△)
(円)
△5.42
7.12
20.53
△1.15
△16.08
潜在株式調整後1株当た
り当期純利益
(円)
-
7.12
20.47
-
-
自己資本比率
(%)
52.4
54.9
51.8
53.0
52.9
自己資本利益率
(%)
-
2.1
6.0
-
-
株価収益率
(倍)
-
40.9
13.3
-
-
当期純利益又は当期純
損失(△)
営業活動によるキャッ
シュ・フロー
(百万円)
3,419
3,648
2,945
2,616
2,861
投資活動によるキャッ
シュ・フロー
(百万円)
△819
△2,224
△3,307
△4,020
△3,800
(百万円)
△932
△3,495
507
△160
△423
(百万円)
8,642
6,476
6,557
5,321
4,190
676
628
733
760
758
財務活動によるキャッ
シュ・フロー
現金及び現金同等物の
期末残高
従業員数
(名)
(注1) 第152期、第155期及び第156期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、
1株当たり当期純損失であるため記載しておりません。
(注2) 売上高には、消費税等は含まれておりません。
(注3) 第152期、第155期及び第156期の自己資本利益率及び株価収益率については、
当期純損失であるため記載しておりません。
- 1 -
(2)提出会社の経営指標等
回次
第152期
第153期
第154期
第155期
第156期
決算年月
平成22年3月
平成23年3月
平成24年3月
平成25年3月
平成26年3月
売上高
(百万円)
15,841
17,336
16,005
15,151
19,965
経常利益又は経常損失
(△)
(百万円)
△252
950
433
△391
△840
当期純利益又は当期純
損失(△)
(百万円)
△1,036
198
752
△338
3,036
資本金
(百万円)
11,196
11,196
11,196
11,196
11,196
(千株)
(84,137)
(84,137)
(84,137)
(84,137)
(84,137)
純資産額
(百万円)
25,018
24,763
24,707
24,214
27,280
総資産額
(百万円)
41,421
40,032
42,938
41,261
45,307
1株当たり純資産額
(円)
315.68
312.53
311.81
305.60
344.96
1株当たり配当額
(1株当たり中間配当
(円)
8.00
8.00
8.00
4.00
4.00
(円)
(4.00)
(4.00)
(4.00)
(2.00)
(2.00)
(発行済株式総数)
額)
1株当たり当期純利益又
は当期純損失(△)
(円)
△13.09
2.51
9.50
△4.28
38.39
潜在株式調整後1株当た
り当期純利益
(円)
-
2.51
9.50
-
-
自己資本比率
(%)
60.3
61.8
57.4
58.6
60.2
自己資本利益率
(%)
-
0.8
3.0
-
11.1
株価収益率
(倍)
-
115.9
28.8
-
5.4
配当性向
(%)
-
318.7
84.1
-
10.4
従業員数
(名)
373
384
379
377
505
(注1) 第152期及び第155期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、1株当たり当期純損失であるため
記載しておりません。また、第156期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、希薄化効果を
有している潜在株式が存在しないため記載しておりません。
(注2) 売上高には、消費税等は含まれておりません。
(注3) 第152期及び第155期の自己資本利益率、株価収益率及び配当性向については、
当期純損失であるため記載しておりません。
- 2 -
2【沿革】
大正4年3月
大正5年12月
大正7年8月
大正14年1月
大正15年9月
昭和2年1月
昭和7年12月
昭和9年8月
昭和14年11月
昭和17年9月
昭和24年5月
昭和24年8月
昭和26年4月
昭和28年9月
昭和29年1月
昭和35年3月
昭和38年1月
昭和38年2月
昭和38年7月
昭和41年10月
昭和42年2月
昭和42年4月
昭和42年12月
昭和43年10月
昭和45年4月
昭和45年9月
昭和46年2月
昭和48年3月
昭和51年4月
昭和53年
昭和53年7月
昭和56年11月
昭和59年
昭和59年8月
昭和60年9月
昭和61年9月
昭和62年7月
平成2年12月
平成3年4月
平成5年12月
平成6年1月
平成6年12月
平成8年1月
平成8年3月
平成8年8月
平成9年2月
平成9年10月
平成9年11月
平成10年6月
平成10年8月
平成11年3月
平成11年12月
平成12年3月
平成12年7月
横浜市保土ヶ谷区に個人企業として「程谷曹達工場」を設立、電解法苛性ソーダの製造開始。
「株式会社程谷曹達工場」として発足。塩素酸ソーダの製造開始。
液体塩素、塩化ベンジルの製造開始。
「保土谷曹達株式会社」と社名変更。
ホスゲンの製造開始。
塩基性染料オーラミンの製造開始。
王子染色㈱を合併(旧東京工場)。
旧東洋曹達㈱を合併(現郡山工場)。
社名を「保土谷化学工業株式会社」と改称。
東硫化学工業㈱を合併し硫酸の製造を開始(現横浜工場)。研究所を開設。
郡山工場で電解法苛性ソーダの製造開始。
東京、大阪、名古屋各証券取引所に上場。
大阪営業所(現大阪支店)を開設。
亜塩素酸ソーダの製造開始。
名古屋営業所を開設。
ポリウレタン原料MDIの製造開始。
日東化学工業㈱(現三菱レイヨン㈱に吸収合併)と共同出資し、日本ポリウレタン工業㈱を設立。
桂産業㈱を子会社化(現連結子会社)。
東洋曹達工業㈱(現東ソー㈱)は、
日東化学工業㈱が保有する日本ポリウレタン工業㈱の全株式を取得。
東京都北区に中央研究所を開設。
英国ラポート社(現オランダ ソルベー・インターロックス・ホールディング社)、日本化薬㈱、
三徳化学工業㈱と共同出資し、日本パーオキサイド㈱を設立。
ポリウレタン弾性繊維の原料PTGの製造開始。
日本パーオキサイド㈱、過酸化水素の製造開始。
日本ポリウレタン工業㈱への出資比率引上げ。
ニューヨーク事務所を開設(現連結子会社 HODOGAYA CHEMICAL(U.S.A.),INC.)。
札幌出張所、福岡出張所を開設。
ダイワ化成㈱と共同出資し、㈱アイゼンを設立。
MDI、ポリウレタン誘導品関連事業を日本ポリウレタン工業㈱に譲渡。
英国ICI社が日本ポリウレタン工業㈱に資本参加、相互技術援助契約を締結。
南陽工場を開設。
鋳物砂型造型剤の製造開始。
保土谷工場を閉鎖。
工務部門を独立し、保土谷エンジニアリング㈱を設立。
トナー用電荷制御剤の製造開始。
建材事業を独立し、保土谷建材工業㈱を設立(現連結子会社 保土谷バンデックス建材㈱)。
感熱紙用カラーフォーマーの製造開始。
有機光導電体材料の製造開始。
苛性ソーダの製法転換(IM法)。
米国アシュランド社と共同出資し、保土谷アシュランド㈱を設立。
保土谷ビジネスサービス㈱を設立。
西独デュッセルドルフ駐在事務所を開設。
㈱王子染料製造所を合併。
中央研究所を閉鎖、筑波研究所を開設。
保土谷コントラクトラボ㈱を設立(現連結子会社)。
住友化学工業㈱(現住友化学㈱)と共同出資し、保土谷アグロス㈱を設立。
西独デュッセルドルフ駐在事務所を閉鎖。本社を川崎市へ移転。
米国エカ・ノーベル社(現エカ・ケミカルズAB社)と塩素酸ソーダの製造に関する業務提携。
東京工場を閉鎖。
呉羽化学工業㈱(現㈱クレハ)と苛性電解及び塩素化誘導体製品の生産に関する業務提携。
保土谷ロジスティックス㈱を設立(現連結子会社)。
福岡出張所を閉鎖。
上海事務所を開設。
南陽分工場を開設。
呉羽化学工業㈱と共同出資し、ケー・エイチ・ケミカル㈱を設立。
台湾大連化學工業股份有限公司とPTG及び1,4-ブタンジオール事業に関する包括的業務提携。
保土谷ダイカラー㈱を設立。
東北保土谷㈱を設立。
保土谷ダイカラー㈱と㈱アイゼンが合併し、社名をアイゼン保土谷㈱に変更。
- 3 -
平成13年
平成13年1月
有機EL材料の製造開始。
桂産業㈱は商事部門と不動産部門に分離し、商事部門を桂産業㈱(旧保土谷商事㈱)に営業譲渡、
不動産部門は当社と合併。
平成13年3月
英国ICI社から、日本ポリウレタン工業㈱の株式を購入。
平成13年4月
名古屋営業所を閉鎖。
平成13年5月
ソルベー・インターロックス・ホールディング社から、日本パーオキサイド㈱の株式を購入し、
子会社化。
平成13年6月
日本化薬㈱から、日本パーオキサイド㈱の株式を購入。
平成14年3月
クロルアルカリ事業並びに塩化物事業からの撤退に伴い呉羽化学工業㈱と業務提携を解消し、
ケー・エイチ・ケミカル㈱の株式を同社に売却。
札幌出張所を閉鎖。
平成15年4月
保土谷アグロス㈱は㈱日本グリーンアンドガーデンと合併し、
社名を㈱日本グリーンアンドガーデンに変更。
平成17年4月
保土谷ビジネスサービス㈱を吸収合併。
平成17年7月
アイゼン保土谷㈱を吸収合併。
平成18年4月
三井物産㈱と共同出資し、ナノカーボンテクノロジーズ㈱を設立。
日本ポリウレタン工業㈱株式を東ソー㈱へ譲渡。
東ソー㈱に対する第三者割当による新株式発行。
平成18年6月
三菱製紙㈱から、有機光導電体材料事業の譲受け。
日本ポリウレタン工業㈱の株主割当増資の引受け。
平成18年9月
保土谷アシュランド㈱の全株式を米国アシュランド社に譲渡。
平成18年10月
保土谷エンジニアリング㈱のエンジニアリング部門を会社分割により承継。
同社のポンプ部門は、㈱谷島を吸収合併し、㈱ホドカに商号を変更。
平成19年2月
保土谷ロジスティックス㈱を完全子会社化。
平成19年3月
東北保土谷㈱を吸収合併。
平成19年4月
㈱エーピーアイコーポレーションから、オクタデシルイソシアネート事業の譲受け。
平成19年7月
本社を東京都港区へ移転。
平成20年3月
United Phosphorus Limitedと共同出資し、保土谷UPL㈱を設立(現連結子会社)。
平成20年5月
日本ポリウレタン工業㈱株式を東ソー㈱へ譲渡。
(日本ポリウレタン工業㈱及び同社が所有する子会社は、関連会社から非関連会社へ移行)
平成20年10月
韓国事務所を開設。
平成20年11月
三共アグロ㈱(現三井化学アグロ㈱)から、イソキサチオン剤(殺虫剤)事業の譲受け。
平成20年12月
保土谷建材工業㈱は同社100%子会社である日本バンデックス㈱を吸収合併し、
保土谷バンデックス建材㈱へ商号変更。
平成21年4月
ナノカーボンテクノロジーズ㈱は三井物産㈱との合弁を解消・解散し、
同社が担うカーボンナノチューブ事業を当社が継承。
平成21年7月
保土谷ロジスティックス㈱に対する、減資・増資を実施。
平成22年1月
㈱ホドカのポンプ事業を、㈱増田鉄工場に売却。
平成22年4月
台湾・台北事務所を開設。
平成22年9月
SFC CO.,LTD.の株式の33.8%を取得。
平成22年9月
ドイツ・デュッセルドルフ事務所を開設。
平成23年4月
㈱日本グリーンアンドガーデンを事業再編し、保土谷アグロテック㈱を設立。
平成23年5月
HODOGAYA CHEMICAL KOREA CO., LTD. を設立。
韓国事務所を閉鎖。
平成23年5月
SFC CO.,LTD.の株式追加取得により、子会社化(持株比率:65.5%)。
平成23年8月
Samsung Mobile Display Co.,Ltd.との間で、
SFC CO.,LTD.に対して株主間契約を締結(持株比率:51.1%)。
平成24年3月
SFC CO.,LTD.において、新本社および研究所を新設。
HODOGAYA CHEMICAL KOREA CO., LTD.において、研究所を開設。
平成24年5月
本社を東京都中央区へ移転。
平成24年7月
日本ポリウレタン工業㈱の全株式を、東ソー㈱へ譲渡。
平成25年2月
三徳化学工業㈱から、日本パーオキサイド㈱の株式を購入し、完全子会社化。
平成25年7月
日本パーオキサイド㈱を吸収合併。
(注)平成26年4月 保土谷(上海)貿易有限公司を設立。
平成26年4月
連結子会社の保土谷コントラクトラボ㈱は、Jai Research Foundationと業務提携し、
保土谷JRFコントラクトラボ㈱に商号変更。
- 4 -
3【事業の内容】
当社の企業グループは、当社、連結子会社9社、非連結子会社2社、及び関連会社2社
(平成26年3月31日現在)によって構成されており、「有機工業薬品の製造・販売を主な事業とし、
さらに関連する物流、研究・開発受託等の事業」を展開しております。
又、東ソー㈱がその他の関係会社であります。
当社グループにおけるセグメントの内容は次のとおりであります。
機能性色素
:当社が製造・販売するほか、連結子会社である、SFC CO.,LTD.
及び HODOGAYA CHEMICAL KOREA CO.,LTD. が、製造・販売しております。
又、当社グループの製品の一部は、連結子会社である、桂産業㈱、
HODOGAYA CHEMICAL(U.S.A.),INC.及びHODOGAYA CHEMICAL KOREA CO.,LTD.
を通じて販売しております。
機能性樹脂
:当社が製造・販売するほか、連結子会社である、保土谷バンデックス建材㈱が、
製造・販売及び工事を行っております。
又、当社グループの製品の一部は、連結子会社である、桂産業㈱、
HODOGAYA CHEMICAL(U.S.A.),INC.及びHODOGAYA CHEMICAL KOREA CO.,LTD.
基礎化学品
を通じて販売しております。
:当社が製造・販売しております。
又、当社グループの製品の一部は、連結子会社である、桂産業㈱
を通じて販売しております。
アグロサイエンス
:当社が製造・販売するほか、連結子会社である、
保土谷UPL㈱及び保土谷アグロテック㈱等が、製造・販売しております。
また、当社グループの製品の一部は、連結子会社である、
HODOGAYA CHEMICAL(U.S.A.),INC.を通じて販売しております。
その他
:当社グループの製品及び原料の輸送・保管は、
連結子会社である、保土谷ロジスティックス㈱が、行っております。
研究開発業務の受託等は、連結子会社である、保土谷コントラクトラボ㈱が、
行っております。
- 5 -
事業系統図
当社の企業グループを事業系統図によって示すと、次のとおりであります。
- 6 -
4【関係会社の状況】
名称
住所
資本金又は
出資金
(百万円)
(連結子会社)
大韓民国・
SFC CO.,LTD.
(百万ウォン)
忠淸北道
HODOGAYA CHEMICAL KOREA
大韓民国・
CO.,LTD.
京畿道
保土谷バンデックス建材㈱
主要な事業
の内容
2,317
290
保土谷アグロテック㈱
東京都中央区
60
東京都中央区
HODOGAYA CHEMICAL
(U.S.A.),INC.
30
米国
(注2)
保土谷ロジスティックス㈱
保土谷コントラクトラボ㈱
(注5)
100
ニューヨーク州
(千US$)
東京都中央区
350
土木・建築材料の
当社製品の製造委託
51.9
―
当社製品の販売、原材料の購入
85.0
―
農薬の製造・販売
60.0
―
農薬の製造・販売
80.0
―
100.0
―
100.0
―
100.0
―
87.6
―
販売
化学品の仕入・
販売
倉庫業、貨物運送
取扱業
化学品の分析及び
茨城県つくば市
70
研究・開発業務
東ソー㈱
東京都港区
40,633
合成樹脂等の
製造・販売
資金の貸付、役員の兼任2名
当社製品の販売、設備の賃貸、
役員の兼任2名
当社製品の販売、設備の賃貸、
資金の貸付、役員の兼任2名
当社製品の販売、原材料の購入、
資金の貸付、役員の兼任2名
当社製品の販売、原材料の購入
当社物流部門の委託、
設備の賃貸、役員の兼任2名
設備の賃貸
役員の兼任1名
有機工業薬品、
(注3)
当社製品の販売、設備の賃貸、
当社研究部門の委託、
受託
(その他の関係会社)
および研究受託、資金の貸付、
役員の兼任2名
―
化学品の仕入・
および研究受託、
役員の兼務1名
100.0
製造・販売
関係内容
被所有
割合
(%)
の製造・販売
販売および開発
東京都中央区
(注1)
および精密化学品
500
保土谷UPL㈱
桂産業㈱
化学品の仕入・
250
所有割合
(%)
有機EL材料
(百万ウォン)
東京都中央区
(注1)
議決権の
所有(被所有)割合
0.4
21.5
当社は電力を購入
東ソー㈱からの役員の兼任1名
(注1) 保土谷バンデックス建材㈱及び桂産業㈱については、
売上高(連結会社相互間の内部売上を除く)の連結売上高に占める割合が、10%を超えております。
保土谷バンデックス建材㈱
主要な損益情報等
①売上高
3,923百万円 ②経常利益
24百万円 (注2)
(注3)
(注4)
(注5)
(注6)
(注7)
③当期純利益
④純資産額
12百万円 457百万円 桂産業㈱
主要な損益情報等
⑤総資産額
2,401百万円 ①売上高
5,322百万円 ②経常利益
③当期純利益
42百万円 24百万円 ④純資産額
556百万円 ⑤総資産額
2,457百万円 特定子会社であります。
有価証券報告書を提出しております。
平成25年7月1日付で、当社の連結子会社である日本パーオキサイド㈱を吸収合併しております。
平成26年4月1日付で、連結子会社の保土谷コントラクトラボ㈱は、
Jai Research Foundationと業務提携し、保土谷JRFコントラクトラボ㈱に商号を変更しております。
なお、当社は、87.6%の議決権を所有しております。
平成26年4月10日付で、保土谷(上海)貿易有限公司を中華人民共和国上海市に設立しております。
議決権の所有(被所有)割合については、小数第2位を四捨五入して表示しております。
- 7 -
5【従業員の状況】
(1)連結会社の状況
(平成26年3月31日現在)
セグメントの名称
従業員数(名)
機能性色素
244
機能性樹脂
107
基礎化学品
94
アグロサイエンス
33
報告セグメント計
478
その他
83
全社(共通)
197
合計
758
(注1)従業員数は就業人員数であります。
(注2)従業員数は前連結会計年度末と比べて2名減少しております。
(2)提出会社の状況
(平成26年3月31日現在)
従業員数(名)
平均年齢(歳)
505
平均勤続年数(年)
43.4
平均年間給与(千円)
15.8
5,752
セグメントの名称
従業員数(名)
機能性色素
132
機能性樹脂
52
基礎化学品
89
アグロサイエンス
7
報告セグメント計
280
その他
28
全社(共通)
197
合計
505
(注1)
(注2)
従業員数は就業人員数であります。
連結子会社である日本パーオキサイド㈱を吸収合併したため、従業員が128名増加しております。
(注3)
(注4)
平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
全社(共通)として記載されている従業員は、管理部門に所属しているものであります。
(3)労働組合の状況
当社の労働組合は本社、横浜工場、郡山工場、南陽工場、筑波研究所の各支部組合と、
それらを統括する本部から構成され、日本化学エネルギー産業労働組合連合会に加盟しております。
平成26年3月31日現在の組合員数は出向者も含め317名であります。
なお、労使関係について特に記載すべき事項はありません。
- 8 -
第2【事業の状況】
1【業績等の概要】
(1) 業績
わが国経済は、株価の上昇や円安が進行し、企業収益や個人消費の一部に改善がみられ、
緩やかに回復しました。
しかしながら、円安による原材料・燃料の高騰など、先行き不透明な状況が続きました。
このような情勢下、保土谷化学グループ(以下、当社グループ)は、
中期経営計画“ HONKI 2013 ”
(Hodogaya as Only one, Number one with our Key technology and Imagination)
の達成に向けて、諸施策を実施してまいりました。
基盤事業では、過酸化水素及びその周辺製品の強化を図るために、
日本パーオキサイド㈱を合併いたしました。
その合併により、郡山工場のコスト削減を進めてまいりました。
成長事業では、有機EL材料事業の更なる展開を図るために、
SFC CO.,LTD.(大韓民国)の生産体制の増強を行いました。
以上の状況を背景に、当期の連結売上高は、
有機EL材料事業が、価格競争の激化等で減少したものの、
樹脂材料事業、特殊化学品事業が好調に推移したことにより、
前期比4億96百万円増(1.4%増)の356億87百万円となりました。
損益面では、コストダウンの寄与がありましたが、原材料・燃料価格の高騰等により、
営業利益は、34百万円(前期比96.2%減)、
経常損失は、3億10百万円(前期は経常利益6億11百万円)、
当期純損失は、カーボンナノチューブ開発推進に関わる特別損失もあり、
12億71百万円(前期は当期純損失90百万円)となりました。
当期の各セグメント別売上高等の概況は次の通りであります。
〔機能性色素セグメント〕
イメージング材料事業は、プリンター向け材料の需要の低迷が継続するものの、円安効果もあり、
前期並みとなりました。
色素材料事業は、新たに上市したカラートリートメント用染料の寄与があったことに加え、
アルミ着色用染料では、在庫調整に進展が見られ、スマートフォン向けは好調だったものの、
小型デジタル家電向けの低調が継続し、前期並みとなりました。
有機EL材料事業は、競争の激化が継続しており、
加えて、前期に子会社の決算期変更に伴う一時的な増加があったため、減収となりました。
以上の結果、当セグメントの売上高は、89億93百万円となり、前期比8億71百万円(8.8%)の減収
となりました。
- 9 -
〔機能性樹脂セグメント〕
樹脂材料事業は、PTG(ウレタン原料)が、堅調に推移し、
又、接着剤も海外での需要が大きく伸びたため、増収となりました。
建築材料事業は、消費増税前の一部駆け込み需要があり、
ウレタン系防水材の材料販売と防水工事が好調で、増収となりました。
特殊化学品事業は、樹脂関連・医薬品・受託分野のいずれも需要が好調で、増収となりました。
以上の結果、当セグメントの売上高は、126億61百万円となり、前期比8億51百万円(7.2%)の
増収となりました。
〔基礎化学品セグメント〕
過酸化水素は、主力の紙パルプ分野で、円安により一部需要が回復し、
又、工業薬品向けも好調に推移しましたが、動物用医薬品の需要が減少したことにより、
前期並みとなりました。
その他、過酸化水素誘導品は、競争の激化により、減収となりました。
以上の結果、当セグメントの売上高は、69億29百万円となり、前期比1億15百万円(1.6%)の
減収となりました。
〔アグロサイエンスセグメント〕
アグロサイエンス事業は、家庭園芸用並びに芝用除草剤が好調に推移したことにより、
増収となりました。
以上の結果、当セグメントの売上高は、52億59百万円となり、前期比3億61百万円(7.4%)の
増収となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、41億90百万円となり、
前期末比11億31百万円減少いたしました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、減価償却費16億61百万円、棚卸資産の減少12億40百万円等により、
28億61百万円の収入となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形及び無形固定資産の取得27億37百万円、
投資有価証券の取得9億24百万円等により、38億円の支出となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入れによる収入24億30百万円、
長期借入金の返済による支出22億37百万円、配当金の支払額3億4百万円等により、
4億23百万円の支出となりました。
- 10 -
2【生産、受注及び販売の状況】
(1)生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称
生産高(百万円)
前年同期比(%)
機能性色素
5,584
△22.5
機能性樹脂
6,937
7.1
基礎化学品
4,155
△3.4
アグロサイエンス
5,439
7.0
22,116
△4.1
-
-
22,116
△4.1
報告セグメント計
その他
合計
(注1) 金額は販売価格によっており、セグメント間の取引については相殺消去しておりません。
(注2) 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)仕入実績
当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称
仕入高(百万円)
前年同期比(%)
機能性色素
1,125
△9.0
機能性樹脂
3,232
△0.3
基礎化学品
1,986
2.1
アグロサイエンス
1,700
△3.9
8,044
△1.8
-
-
8,044
△1.8
報告セグメント計
その他
合計
(注1) セグメント間の取引については相殺消去しております。
(注2) 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
(3)受注実績
当社グループ(当社及び連結子会社)は、主として見込み生産をしており、
受注生産高の売上高に占める割合の重要性が乏しいため、記載を省略しております。
(4)販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称
販売高(百万円)
前年同期比(%)
機能性色素
8,993
△8.8
機能性樹脂
12,661
7.2
基礎化学品
6,929
△1.6
アグロサイエンス
5,259
7.4
33,842
0.7
1,845
17.2
35,687
1.4
報告セグメント計
その他
合計
(注1) セグメント間の取引については相殺消去しております。
(注2) 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
(注3) 海外売上高は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(セグメント情報)」に記載しております。
- 11 -
3【対処すべき課題】
(1) 中長期的な会社の経営戦略
① 事業の強化
当社グループは、各事業を次の4種類に分類し、基盤事業の強化を図りながら、
将来の事業を育成・強化してまいります。
基盤事業
: 現在もすでに収益を上げている事業
成長事業
育成事業
:
:
2014~2016年度に、成果が摘み取れる事業
2017~2019年度に、成果が摘み取れる事業
新規テーマ
:
2020年度以降に、成果が摘み取れる事業
以下に掲げる諸施策を着実かつ迅速に実行することにより、
安定的に収益を確保できる基盤の構築を、鋭意進めてまいります。
イ
会社を支える基盤事業の強化
[基本方針] ・コストダウン・生産能力増強・新規用途の開発などにより、収益力を強化
[主要事業] ・イメージング材料(既存製品)
・アルミ着色用染料、文具用染料
・ポリオール材料(バイオポリオール、特殊ポリオール)
・建築材料
・過酸化水素及び誘導品
・アグロサイエンス(除草剤、殺虫殺菌剤)
・物流倉庫業
ロ 将来の成長に向けた事業拡大/新製品創出を推進
(成長事業)
[基本方針]
・ナンバーワンポジションの確立
[主要事業] ・有機EL材料
-ディスプレイ用材料・照明用材料
・イメージング材料
-環境対応型CCA(トナー用電荷制御剤)
・カラートリートメント用染料
(育成事業)
[基本方針] [主要事業] ・オンリーワン/ナンバーワン材料の開発推進
・イメージング材料
-カラー用CCA(トナー用電荷制御剤)
・カラーフィルター用材料
・新規ポリオール材料
(新規テーマ)
・当社の強みである「有機合成技術」「高分子合成技術」を活用し、
「環境」及び「エネルギー」を中心とした分野に展開
- 12 -
② 企業体制・体質の拡充・強化
当社グループは、以下のような企業体制・体質の拡充・強化も図っております。
イ
グローバル運営体制の一層の強化
[生産・購買] ・海外での生産拠点/生産委託先の拡大・充実
・安価原料の探索とその使用比率を一層拡大
[販売] ・現地顧客に密着し、「真のニーズ」を把握した事業活動の推進
・中国(上海)に現地法人を設立
-既存の海外拠点(アメリカ、韓国、台湾、ドイツ)の積極的活用
ロ CSR(Corporate Social Responsibility ; 企業の社会的責任)の取組みの強化
[コーポレートガバナンス]
・コンプライアンス、内部統制の強化
[社会・環境に関する取組み]
・温室効果ガス排出量の削減
-省エネルギーを推進し、2011年度を基準に、
2014~2018年度の5ヵ年で5%以上の改善
・PRTR物質(環境汚染物質)の削減
・産業廃棄物の削減
[無事故・無災害に関する取組み]
・安全技術の維持向上
・安全教育の実施
[消費者・顧客に関する取組み]
・顧客満足度の向上
-品質管理・品質保証レベルの維持・向上
[人材育成] グループ会社全体での、ISO 9001/ISO 14001 認証を維持
・グローバルマインドやスキルに長けた要員を育成/増強
[企業風土変革]・活き活きとした職場雰囲気の創造
-ワークライフバランスの推進
以上の施策を実施することにより、株主・顧客・地域社会・従業員等、
全てのステークホルダーのご期待に沿うよう、全社一丸となって取り組んでまいります。
- 13 -
(2) 当社の株券等の大規模買付行為に関する対応策(買収防衛策)について
当社は、平成26年4月21日開催の取締役会において、
当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針(以下、本基本方針)を
決議するとともに、本基本方針における非適格者によって、
当社の財務及び事業の方針の決定が支配されることを防止するための取組みの一つとして、
平成26年6月26日開催予定の当社第156期定時株主総会における株主の皆様のご承認を得られることを条件に、
当社の株券等の大規模買付行為に関する対応策(買収防衛策)(以下、本対応策)を
導入することといたしました。
なお、平成26年3月31日現在の当社株式の状況は、
本有価証券報告書「第4 提出会社の状況 (7) 大株主の状況」のとおりですが、
本日現在、当社取締役会が特定の第三者により当社の株券等の大規模な買付行為等に関する具体的な提案を
受けている事実はありません。
① 当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針
保土谷化学グループの特長は、機能性色素・機能性樹脂・基礎化学品・アグロサイエンス・物流などの
各分野で、それぞれのグループ企業が、高いスペシャリティーを持っていることです。
その中で、当社のグループ企業は、それぞれの研究開発・生産・販売部門が三位一体となり、
お客様の多種多様なご要望に対応して、独自の技術力やネットワークを活かしながら、
常に、高品質の製品やサービスを提供しております。そしてその事が、保土谷化学グループ全体としての
高い評価につながり、お客様との強い信頼関係を、築いております。
こうしたグループパワーを、さらに高めるために、今後も、コスト競争力・収益力・リスク抵抗力に対し
優位性を持った、保土谷化学グループを構築してまいります。
イメージング材料事業や有機EL事業などの成長事業・育成事業では、経営資源を傾斜配分し、
事業の一層の強化・拡大を図ってまいります。又、有機合成と高分子化学を核とする得意技術とノウハウを、
一層、応用展開していく事で、グループ全体の高機能・高付加価値化を進め、
お客様に、よりご満足いただける製品・サービスの提供を、実現してまいります。
このように、各事業分野の専門技術に特化したグループ企業での、シナジー効果の発揮に加え、
得意技術・ノウハウの応用展開により、高機能・高付加価値創出型の企業グループを目指すことが、
当社並びに株主の皆様との共同の利益、及び当社の企業価値の向上に資するものと、考えております。
したがって、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者は、かかる当社の企業理念及び企業価値の源泉を
充分に理解したうえで、当社の企業価値ひいては株主の皆様の共同の利益を確保・向上させることを
目指す者でなければならないと考えております。
② 基本方針の実現に資する取組み
「(1) 中長期的な会社の経営戦略」に掲げた諸施策を実施することにより、
株主・顧客・地域社会・従業員等、全てのステークホルダーのご期待に沿うよう、
全社一丸となって取り組んでまいります。
- 14 -
③ 基本方針に照らして不適切な者によって当社の財務及び事業の方針の決定が支配されることを
防止するための取組み
本対応策では、当社の株券等の大規模買付を行おうとするものは、
(1)事前に当社取締役会に対して必要かつ十分な情報を提供し、
(2)当社取締役会が当該情報を検討するために必要な一定の評価期間が経過した後にのみ
大規模買付行為を開始する、
という大規模買付のルールを提示しております。
大規模買付者が大規模買付ルールを遵守する場合には、
原則として、当該大規模買付行為に対する対抗措置を発動することはありません。
ただし、大規模買付者が大規模買付ルールを遵守する場合であっても、当該大規模買付行為が、当社の
企業価値ひいては株主の皆様の共同の利益を著しく損なうと認められる場合には、独立委員会に対して
諮問し、その勧告を最大限尊重した上で、当社取締役会は、当社の企業価値ひいては株主の皆様の共同の
利益を確保することを目的として、対抗措置の発動を決定することがあります。
本対応策に基づき発動する対抗措置は、原則として、新株予約権の無償割当てとしますが、
当該対抗措置の仕組み上、大規模買付者以外の株主の皆様が、法的権利又は経済的側面において格別の損失又は
不測の損害を被るような事態が生じることは想定しておりません。なお、本対応策については、
当社ウェブサイト(http://www.hodogaya.co.jp/)に掲載の
「当社の株券等の大規模買付行為に関する対応策(買収防衛策)の導入について」をご参照ください。
④ 上記③の取組みに対する取締役会の判断及びその理由
本対応策は、株主の皆様の共同の利益を確保し又は向上させることを目的として導入するものであり、
当社の株券等に対する大規模買付行為がなされた際に、株主の皆様が、必要かつ十分な情報及び
一定の検討期間を確保することによって、当該大規模買付行為の提案に応じるか否かを
ご判断できる仕組みとなっております。
本対応策の有効期間は、平成29年6月に開催予定の当社第159期定時株主総会の終結時までとしており、
その後も継続する場合は、定時株主総会において株主の皆様に
その可否を判断していただくことになっております。
さらに、有効期間の満了前であっても、株主総会又は株主総会において選任された取締役により構成される
当社取締役会において、本対応策を変更又は廃止する旨の決議が行われた場合には、当該決議に従い、
本対応策は変更又は廃止されることから、株主の皆様の意思が反映される内容となっております。
対抗措置の発動等に際しては、当社取締役会は、独立委員会に諮問します。独立委員会は、必要に応じて、
専門家等の助言を得た上で当社取締役会に対して勧告を行い、
当社取締役会は、かかる独立委員会の勧告について最大限尊重します。
これにより当社取締役会の判断の客観性及び合理性が担保されることになります。
又、大規模買付ルールを遵守して行われる大規模買付行為に対して対抗措置を発動する場合は、
合理的かつ客観的な発動要件が充足されなければ発動できないように
設定されており、当社取締役会による恣意的な発動を防止するための仕組みを確保しています。
以上のことから、上記③の取組みは、①の基本方針に沿うものであり、当社の企業価値ひいては株主共同の
利益を損なうものではなく、又当社役員の地位の維持を目的とするものではないと考えております。
- 15 -
4【事業等のリスク】
当社グループの経営成績・株価及び財務状況等に影響を与える可能性のあるリスクには、
以下のようなものがあります。
なお、文中におけるリスクに関する事項は、当期末現在において、当社グループが判断したものであり、
本記載は将来発生し得るすべてを、必ずしも網羅したものではありません。
(景気動向)
当社グループは、機能性色素、機能性樹脂、基礎化学品、農薬等の製造・販売を主な事業内容としており、
これらの製品の需要は、主要市場である日本・欧米・アジアの景気動向の影響を受け、
当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。
(為替レートの変動)
当社グループは、欧米・アジアを含む海外市場で事業活動を行っており、その比率も高まりつつあります。
そのため、為替レートの変動により、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。
(金利変動)
当社グループは、借入金に係る金利変動リスクについて、金利スワップによるヘッジや、固定金利・変動金利を
適宜組み合わせて資金調達を行っておりますが、将来金利が上昇した場合には支払利息が増加し、
当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。
(原材料調達)
当社グループは、製造する製品の原材料・燃料を、国内外より調達しております。
コストの低減を図るため、近年、調達先はますます多様化しており、調達先の情勢、
経済状況及び需給変動等によって、調達コストが上昇するリスク及び入手自体が困難となるリスクがあり、
これにより当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。
(製品価格等)
当社グループが関連する事業分野において、競合会社との価格競争の激化、市場・顧客ニーズの変化、
新規参入等による熾烈な環境下に晒されるリスクが考えられます。
その結果、シェアの低下や利益の減少等を招き、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性が
あります。
(品質)
当社グループは、品質マネジメントシステムの認証取得や工程管理の徹底等により、
品質保証体制の充実に努め、お客様が期待し満足する高水準の品質を追求しております。
しかしながら、予期しない品質の欠陥が生じる可能性は皆無ではなく、そうした事態が発生した場合、
当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。
(研究開発)
当社グループは、有機合成等の基盤技術と、これまで積重ねてきたノウ・ハウを活かして、
最先端の研究開発に取り組むと共に、顧客との共同開発などの積極的な連携により、
真のニーズの発掘を目指しております。
しかしながら、市場や顧客ニーズの急変など、予期し得ない事象が発生する可能性が常に存在し、
結果として、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。
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(知的財産権等)
当社グループは、これまでの研究開発・生産活動等で得た、多くの知的財産権を強みとした事業活動を
行っております。しかしながら、他社が当社グループの知的財産権や製品を調査・解析し、
類似の技術や製品を開発する可能性は皆無ではありません。
一方、当社グループは、他社の知的財産権等を十分に調査・解析した上で、研究開発・生産活動等を
行っておりますが、将来的に、他社から知的財産権への抵触を訴えられる可能性もあります。
こうしたリスクが顕在化することにより、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性が
あります。
(災害)
当社グループは、東北地方(福島県)、関東地方(神奈川県、茨城県)及び中国地方(山口県)、
大韓民国(忠清北道)に、重要な生産・研究開発拠点を有しており、大規模な地震や台風等により、
生産設備や製品・材料等を破損する可能性があります。
そうした事態が発生した場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。
(地政学的リスク)
当社グループが事業活動を展開する国や地域において、紛争やテロ、デモ、ストライキ、政情不安、
通貨危機等が発生した場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。
(事故)
当社グループは、製造設備の定期点検等を確実に実行するなど、設備事故等の発生防止に努めています。
しかしながら、製造設備等で発生する事故による影響を完全に防止することはできません。
事故により、物的・人的被害や、環境汚染等が発生する可能性があります。
そうした事態が発生した場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。
(環境規制)
当社グループは、各種の化学物質を取り扱っており、国内外の環境規制等を遵守して、
事業活動を行っております。しかしながら、これらの規制強化等により、多額の対応コストの発生や
事業活動が制限される等の事態が生じる可能性があります。
そうした事態が発生した場合、当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。
(その他)
上記に掲げる項目の他に、法的規制等が、
当社グループの業績及び財務状況に影響を与える可能性があります。
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5【経営上の重要な契約等】
(1) 事業提携
契約会社名
契約の相手方
国名
契約期間
契約内容
保土谷化学工業㈱
(当社)
大連化學工業股份有限公司
中華民国
平成21年3月30日から
平成31年3月29日まで
PTG及び1,4-ブタンジオール
事業に関する提携
(2) 連結子会社の吸収合併
当社は、平成25年5月13日開催の取締役会において、当社を吸収合併存続会社、日本パーオキサイド株式会社を
吸収合併消滅会社とする吸収合併を行うことを決議し、同日付で日本パーオキサイド株式会社との合併契約を
締結しました。また、同契約に基づき、平成25年7月1日に合併を完了しました。
① 合併の目的
当社グループは、「高機能・高付加価値事業の拡充・強化」、「コスト競争力のさらなる強化」、
「効率的・合理的な運営体制を前提とした、グローバルな販売・生産体制の一層の推進」が、
喫緊の課題となっております。
その中、当社が、子会社である日本パーオキサイド株式会社を合併することで、
当社グループの経営資源を活用しつつ、本社機能および郡山工場(福島県)での効率的・合理的な
運営体制を構築してまいります。
そして、過酸化水素およびその周辺事業での「研究開発の強化」、「M&A」、「海外展開」等を含め、
事業基盤の補完・強化を図りつつ、より競争力のある事業構造への転換を進めてまいります。
② 合併した相手会社の名称
日本パーオキサイド株式会社
③ 合併の方法、合併後の会社の名称
イ 合併の方法
当社を吸収合併存続会社、日本パーオキサイド株式会社を吸収合併消滅会社とする、吸収合併
合併後の会社の名称
ロ
保土谷化学工業株式会社
④ 合併に係る株式の割当比率等
日本パーオキサイド株式会社は、完全子会社であるため、合併による株式その他の対価の交付は
行っておりません。
⑤ 相手会社の主な事業の内容
過酸化水素、過酸化水素誘導体等の無機工業薬品の製造・販売
⑥ 合併の時期
合併の効力発生日
平成25年7月1日
⑦ 引継資産・負債の状況
当社は、吸収合併の効力発生日をもって、吸収合併消滅会社である日本パーオキサイド株式会社から、
その資産、負債、その他の権利義務を承継しました。
⑧ 吸収合併存続会社となる会社の概要
事業内容 無機および有機工業薬品、染料、顔料、医薬、農薬、肥料、中間物、
その他一般化学製品の製造、販売
資本金 11,196百万円
⑨ 会計処理の概要
「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成20年12月26日)及び「企業結合会計基準
及び事業分離等会計基準に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第10号 平成20年12月26日)
に基づき、共通支配下の取引として処理しております。
- 18 -
6【研究開発活動】
研究開発活動は、当社グループが長年に渡り培ってきた技術を基に、
「グローバル・ニッチ分野で、オンリーワン・ナンバーワン素材を提供し続ける企業」の実現に向けた、
研究開発を行っております。
研究開発は、国内では、筑波研究所と各事業所開発部で、国外では、大韓民国において、SFC CO.,LTD.
および HODOGAYA CHEMICAL KOREA CO.,LTD. で取り組んでおります。
全社的な研究開発活動としては、「新規テーマ探索プロジェクト」を立ち上げ、
次世代の新事業の創出に向けて、「環境」と「エネルギー」をキーワードに、
長期的視野に立った研究開発戦略の構築を行っております。
また、産官学との共同の枠組みも積極的に推進し、次世代の基盤技術の構築・新事業の創出を図っております。
当期における当社グループ全体の研究開発費は、32億9百万円であります。
(機能性色素セグメント)
機能性色素セグメントでは、有機EL材料の開発、イメージング材料事業であるCCA(トナー用電荷制御剤)、
OPC材料(有機光導電体材料)、およびインクジェットプリンター用染料等の開発、
色素材料事業であるアルミ着色用染料、文具用染料、およびカラートリートメント用染料、食品添加物用染料等
の開発を推進しております。
有機EL材料の開発では、当社の正孔輸送材、電子輸送材に加え、SFC CO.,LTD. の発光材と、
各材料の技術を融合して、新規の材料を開発しております。
また、お客様に密着した開発活動を行うため、
筑波研究所のみならず、SFC CO.,LTD.およびHODOGAYA CHEMICAL KOREA CO.,LTD. の研究所を最大限に活用して、
取り組んでおります。
イメージング材料については、環境対応と性能向上を合わせ持つ、カラートナー用CCAや、
トナー周辺材料の開発を積極的に推進しております。
(機能性樹脂セグメント)
機能性樹脂セグメントでは、PTG(ウレタン原料)や植物由来(非可食)原料を100%用いたバイオPTGを
中心とした特殊ポリオールの開発、ウレタン系防水材の開発、医薬・農薬・電子材料等の中間材料の開発を
進めております。
(基礎化学品セグメント)
基礎化学品セグメントでは、過酸化水素およびその誘導品について、動物用医薬品(水産用)、
医療用器具の消毒等、新規分野への用途展開を積極的に図っております。
(アグロサイエンスセグメント)
アグロサイエンスセグメントでは、新規農薬製剤の開発を引き続き推進し、逐次上市しております。
- 19 -
7【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1) 経営成績の分析
① 収益状況の概要
当連結会計年度における売上高は、前期比4億96百万円(1.4%)増の356億87百万円となりました。
損益面では、営業利益は、前期比8億64百万円(96.2%)減の34百万円、
経常利益は、前期比9億22百万円(-%)減の3億10百万円の経常損失となり、
当期純利益は、前期比11億80百万円(-%)減の12億71百万円の当期純損失となりました。
なお、セグメント別の売上高分析は、業績等の概要をご参照ください。
② 売上原価、販売費及び一般管理費
売上原価は、前期比10億10百万円増の250億94百万円となりました。
原材料・燃料費の増加等により、売上高に対する売上原価の比率は1.9ポイント増加し、
70.3%となっております。
販売費及び一般管理費は、前期比3億51百万円増の105億59百万円となりました。
③ 営業外収益、営業外費用
営業外収益は、為替差益の減少39百万円等により、前期比1億8百万円減の3億38百万円となり、
営業外費用は、支払利息の減少22百万円等により、前期比50百万円減の6億83百万円となりました。
④ 特別利益、特別損失
特別利益は、補助金収入の減少2億56百万円等により、前期比1億14百万円減の3億21百万円となりました。
特別損失は、減損損失の計上5億6百万円等により、前期比5億71百万円増の6億79百万円となりました。
(2) 財政状態の分析
当連結会計年度末における資産合計は、509億26百万円となり、前期末比8億38百万円の減少となりました。
その主な要因は、現金及び預金の減少10億81百万円、たな卸資産の減少11億65百万円、
投資有価証券の増加16億4百万円等であります。
負債合計は、217億74百万円となり、前期末比7億54百万円の減少となりました。
その主な要因は、その他の流動負債の減少9億12百万円、繰延税金負債の増加2億43百万円
短期・長期借入金の減少1億円等であります。
純資産合計は、291億51百万円となり、前期末比84百万円の減少となりました。
その主な要因は、利益剰余金の減少15億88百万円、その他有価証券評価差額金の増加4億7百万円、
為替換算調整勘定の増加6億73百万円、少数株主持分の増加4億36百万円等であります。
以上の結果、自己資本比率は52.9%となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況に関する分析
キャッシュ・フローの状況に関しては、
「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (2)キャッシュ・フローの状況」に記載したとおりであります。
- 20 -
第3【設備の状況】
1【設備投資等の概要】
当社グループは、長期的に成長が期待できる事業分野及び環境整備関連に重点投資を行い、合わせて収益改善
のための省力化、合理化のために投資を行っております。
当期は、約20億円の設備投資を行っております。
その主なものは、SFC CO.,LTD. 製造設備の増設等であります。
2【主要な設備の状況】
(1)提出会社
帳簿価額(百万円)
事業所名
(所在地)
セグメントの名称
設備の内容
横浜工場
(神奈川県横浜市)
機能性色素
郡山工場
機能性色素
(福島県郡山市)
基礎化学品
無機工業薬品
製造設備
南陽工場
機能性色素
機能性樹脂
中間体製造設備
(山口県周南市)
染料製造設備
建物 機械装置
及び
及び
構築物 運搬具
1,312
214
1,354
1,048
874
941
226
0
電子材料製造設備
アグロサイエンス
PTG製造設備
本社他
(東京都中央区)
―
総括業務施設等
筑波研究所
(茨城県つくば市)
―
研究施設
1,392
1
5,159
2,206
合計
土地
(面積
千㎡)
その他
1,350
(51)
39
8,977
(270)
2,032
合計
従業
員数
(名)
2,917
40
61 11,441
187
33
3,881
86
66
(2)
158
451
157
1,458
(40)
166
3,018
35
459 21,710
505
(319)
13,885
(683)
(2)在外子会社
帳簿価額(百万円)
会社名
事業所名
(所在地)
セグメント
の名称
(大韓民国
忠清北道)
機能性色素
SFC CO.,LTD.
設備の内容
建物
及び
構築物
機械装置
及び
運搬具
1,483
545
有機EL材料・
精密化学品
製造設備
土地
(面積
千㎡)
その他
69
1,450
(0.4)
合計
3,549
(注1) 帳簿価額のうち「その他」は、工具器具備品及びリース資産及び建設仮勘定の合計であります。
なお、金額には消費税等を含んでおりません。
(注2) 貸与中の主な資産は、郡山工場の土地1億19百万円(9千㎡)であり、上記の各事業所に含んで
記載しております。
(注3) 連結子会社である日本パーオキサイド(株)を吸収合併したため、郡山工場の帳簿価額及び土地面積が
増加しております。
3【設備の新設、除却等の計画】
(1)重要な設備の新設等
該当事項はありません。
(2)重要な設備の除却等
該当事項はありません。
- 21 -
従業
員数
(名)
92
第4【提出会社の状況】
1【株式等の状況】
(1)【株式の総数等】
①【株式の総数】
種類
発行可能株式総数(株)
普通株式
200,000,000
計
200,000,000
②【発行済株式】
事業年度末現在発行数(株)
(平成26年3月31日)
提出日現在発行数(株)
(平成26年6月25日)
普通株式
84,137,261
84,137,261
計
84,137,261
84,137,261
種類
- 22 -
上場金融商品取引所名又
は登録認可金融商品取引
業協会名
東京証券取引所
市場第一部
―
内容
単元株式数
1,000株
―
(2)【新株予約権等の状況】
新株予約権
平成13年改正旧商法第280条ノ20及び第280条ノ21の規定に基づき発行した新株予約権は、
次のとおりであります。
株主総会の特別決議日(平成16年6月29日)
事業年度末現在
(平成26年3月31日)
提出日の前月末現在
(平成26年5月31日)
1,064 (注1)
同左
―
―
普通株式
同左
1,064,000
同左
1株当たり418 (注2)
同左
平成17年4月1日~平成27年3月31日
同左
新株予約権の数(個)
新株予約権のうち自己新株予約権の数
新株予約権の目的となる株式の種類
新株予約権の目的となる株式の数
(株)
新株予約権の行使時の払込金額(円)
新株予約権の行使期間
新株予約権の行使により株式を発行す
る場合の株式の発行価格及び資本組入
額(円)
発行価格
418
資本組入額
209
同左
1. 新株予約権者に相続が発生した場
合には、当社所定の手続きによる
ものとする。
2. 新株予約権の質入れその他一切の
処分は認めないものとする。
3. 当社の就業規則その他の定めによ
り懲戒解雇もしくは諭旨解雇また
はそれに準じた制裁を受けた場
合、新株予約権を行使できないも
のとする。
4. 競合会社の役職員に就任した場合
もしくは競業を営んだ場合(当社
新株予約権の行使の条件
の書面による承諾を事前に得た場
合を除く)、新株予約権を行使で
同左
きないものとする。
5. 新株予約権者が当社所定の書面に
より新株予約権の全部または一部
を放棄する旨を申し出た場合、新
株予約権を行使できないものとす
る。
6. その他権利行使の条件は、本総会
決議及び取締役会決議に基づき、
当社と新株予約権者との間で締結
する新株予約権割当契約書に定め
るところによるものとする。
新株予約権を譲渡するときは、取締役
会の承認を要するものとする。ただ
新株予約権の譲渡に関する事項
し、租税特別措置法による優遇税制を
受ける場合は譲渡することができな
同左
い。
代用払込みに関する事項
組織再編成行為に伴う新株予約権の交
付に関する事項
―
―
―
―
- 23 -
(注1) 新株予約権1個につき目的となる株式数は、1,000株であります。
(注2) 新株予約権の目的となる株式の数及び払込価額の調整
新株予約権の目的となる株式の数及び払込価額は、以下の場合に調整されるものとします。
①
株式数の調整
新株予約権発行後、当社が株式分割または株式併合を行う場合、次の算式により目的となる株式数を調整
するものとする。ただし、かかる調整は、新株予約権のうち、当該時点で行使されていない新株予約権の
目的となる株式数についてのみ行われ、調整による1株未満の株式数については、これを切り捨てるもの
とする。
調整後株式数=調整前株式数×分割または併合の比率
また、当社が他社と吸収合併もしくは新設合併を行い新株予約権が承継される場合または当社が新設分割
もしくは吸収分割を行う場合、当社は必要と認める株式数の調整を行うことができるものとする。
②
払込価額の調整
新株予約権発生後、当社が株式分割または株式併合を行う場合、それぞれの効力発生日をもって次の算式
により払込金額を調整し、調整により生じる1円未満の端数は切り上げる。
1
調整後1株当たり払込金額=調整前1株当たり払込金額×
分割または併合の比率
(注3) 新株予約権の消却事由及び条件
当社が消滅会社となる合併が株主総会で承認された場合または当社が完全子会社となる株式交換契約書承認の
議案もしくは株式移転の議案につき、株主総会で承認された場合、当社は新株予約権を無償で消却することが
できるものとする。
新株予約権者が新株予約権の行使の条件に該当しなくなった場合、当社は新株予約権を無償で消却することが
できるものとする。
その他の条件については、新株予約権割当契約書に定めるところによるものとする。
- 24 -
(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】
該当事項はありません。
(4)【ライツプランの内容】
該当事項はありません。
(5)【発行済株式総数、資本金等の推移】
平成26年3月31日現在
発行済株式
総数増減数
(千株)
年月日
平成18年4月19日
発行済株式
総数残高
(千株)
10,050
資本金増減額
(百万円)
84,137
資本準備金
増減額
(百万円)
資本金残高
(百万円)
3,115
11,196
資本準備金
残高
(百万円)
3,115
7,093
(注) 東ソー㈱に対し第三者割当による新株式発行を行ったことにより、発行済株式総数が10,050千株、
資本金及び資本準備金が各々3,115百万円増加しております。
(6)【所有者別状況】
平成26年3月31日現在
株式の状況(1単元の株式数1,000株)
区分
政府及び
地方公共 金融機関
団体
金融商品 その他の
取引業者
法人
外国法人等
個人以外
個人
個人
その他
単元未満
株式の状況
(株)
計
株主数(人)
-
40
46
69
54
-
6,190
6,399
-
所有株式数
(単元)
-
25,109
2,100
25,942
3,032
-
27,187
83,370
767,261
所有株式数
の割合(%)
-
30.12
2.52
31.12
3.64
-
32.61
100.00
-
(注) 自己株式5,054,476株は、「個人その他」欄に5,054単元、及び「単元未満株式の状況」欄に
476株含めて記載しております。
(7)【大株主の状況】
氏名又は名称
住所
平成26年3月31日現在
所有株式数
(千株)
発行済株式総数に
対する所有株式数
の割合(%)
16,828
20.00
東ソー㈱
東京都港区芝3-8-2
保土谷化学工業㈱(自己株式)
東京都中央区八重洲2-4-1
5,054
6.01
㈱みずほ銀行
東京都千代田区丸の内1-3-3
2,987
3.55
農林中央金庫
東京都千代田区有楽町1-13-2
2,274
2.70
明治安田生命保険(相)
東京都千代田区丸の内2-1-1
1,645
1.96
日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口)
東京都港区浜松町2-11-3
1,571
1.87
㈱東邦銀行
福島県福島市大町3-25
1,483
1.76
三井住友海上火災保険㈱
東京都千代田区神田駿河台3-9
1,414
1.68
㈱山口銀行
山口県下関市竹崎町4-2-36
1,300
1.55
㈱三菱東京UFJ銀行
東京都千代田区丸の内2-7-1
1,201
1.43
35,759
42.50
計
―
- 25 -
(8)【議決権の状況】
①【発行済株式】
平成26年3月31日現在
区分
株式数(株)
議決権の数(個)
内容
無議決権株式
―
―
―
議決権制限株式(自己株式等)
―
―
―
議決権制限株式(その他)
―
―
―
―
―
完全議決権株式(自己株式等)
(自己保有株式)
普通株式 5,054,000
完全議決権株式(その他)
普通株式 78,316,000
78,316
―
単元未満株式
普通株式 767,261
―
―
84,137,261
―
―
78,316
―
発行済株式総数
総株主の議決権
―
②【自己株式等】
平成26年3月31日現在
所有者の氏名又は
名称
(自己保有株式)
保土谷化学工業㈱
所有者の住所
東京都中央区八重洲
二丁目4番1号
計
―
自己名義所有株
式数(株)
発行済株式総数に
他人名義所有株 所有株式数の合計
対する所有株式数
式数(株)
(株)
の割合(%)
5,054,000
-
5,054,000
6.01
5,054,000
-
5,054,000
6.01
(9)【ストックオプション制度の内容】
当社は新株予約権方式によるストックオプション制度を採用しております。
当該制度は、平成13年改正旧商法第280条ノ20及び第280条ノ21の規定に基づき、
当社の取締役、監査役、執行役員及び理事、並びに平成16年3月31日現在において、
当社の取締役、監査役または執行役員の地位にあったものに対して、
新株予約権を無償で発行することを平成16年6月29日の定時株主総会において、
特別決議されたものであります。
当該制度の内容は、次のとおりであります。
決議年月日
平成16年6月29日
付与対象者の区分及び人数(名)
当社の取締役、監査役、執行役員及び理事並びに
平成16年3月31日現在において当社の取締役、監査役、
または執行役員の地位にあったもの。
26名
新株予約権の目的となる株式の種類
「(2)新株予約権等の状況」に記載しております。
株式の数(株)
同上
新株予約権の行使時の払込金額(円)
同上
新株予約権の行使期間
同上
新株予約権の行使の条件
同上
新株予約権の譲渡に関する事項
同上
代用払込みに関する事項
―
組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項
―
- 26 -
2【自己株式の取得等の状況】
【株式の種類等】
会社法155条第7号による普通株式の取得
(1)【株主総会決議による取得の状況】
該当事項はありません。
(2)【取締役会決議による取得の状況】
該当事項はありません。
(3)【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】
区分
株式数(株)
当事業年度における取得自己株式
当期間における取得自己株式
(注)
価額の総額(千円)
21,665
4,306
1,277
253
当期間における取得自己株式には、平成26年6月1日から有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取り
による株式数は含めておりません。
(4)【取得自己株式の処理状況及び保有状況】
当事業年度
区分
株式数(株)
当期間
処分価額の総額
(千円)
株式数(株)
処分価額の総額
(千円)
引き受ける者の募集を行った取得自己株式
-
-
-
-
消却の処分を行った取得自己株式
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
2,436
818
-
-
5,054,476
-
5,055,753
-
合併、株式交換、会社分割に係る移転を行っ
た取得自己株式
新株予約権行使に伴う自己株式の処分
その他(単元未満株式の買増し請求による譲
り渡し)
保有自己株式数
(注)
当期間における保有自己株式数には、平成26年6月1日から有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取
り及び譲り渡しによる株式数は含めておりません。
- 27 -
3【配当政策】
当社グループは、健全かつ安定した経営基盤の構築と企業価値の持続的向上に努め、
株主の皆様へ利益を還元することを基本方針としております。
まず、内部留保資金につきましては、中長期的な競争力の強化を図るべく、中核事業の拡大等の戦略投資、
新規事業・製品の創出に繋がる研究開発投資に加え、コストダウン・省エネルギー・環境対応が見込まれる
案件等への原資として有効に活用してまいります。
利益配分につきましては、業績動向、将来の事業展開、不測のリスク等を総合的に勘案し、
株主の皆様への適正な利益配分を決定してまいります。
当社は、中間配当と期末配当の年2回の剰余金の配当を行うことを基本方針としております。
また、会社法第459条第1項の規定に基づき、取締役会の決議をもって剰余金の配当等を行なう旨を、
定款で定めております。
上記方針に基づき、当期の期末配当金につきましては、1株当たり2円(支払開始予定日平成26年6月27日)と
させていただきました。なお、当期は、中間配当金として1株当たり2円を実施しておりますので、
1株当たりの年間配当額は、4円となります。
(注) 基準日が当期に属する剰余金の配当は、以下のとおりであります。
決議年月日
配当金の総額(百万円)
1株当たり配当額(円)
平成25年10月31日
取締役会決議
平成26年5月12日
取締役会決議
158
2
158
2
4【株価の推移】
(1)【最近5年間の事業年度別最高・最低株価】
回次
第152期
第153期
第154期
第155期
第156期
決算年月
平成22年3月
平成23年3月
平成24年3月
平成25年3月
平成26年3月
最高(円)
376
396
388
285
248
最低(円)
155
195
201
134
161
(注) 最高・最低株価は、東京証券取引所市場第一部におけるものであります。
(2)【最近6月間の月別最高・最低株価】
月別
平成25年
10月
11月
平成26年
1月
12月
2月
3月
最高(円)
230
248
244
230
197
212
最低(円)
190
187
202
198
168
184
(注) 最高・最低株価は、東京証券取引所市場第一部におけるものであります。
- 28 -
5【役員の状況】
(1) 平成26年6月25日(有価証券報告書提出日)現在の当社の役員の状況は、以下のとおりであります。
役名
職名
氏名
生年月日
略歴
任期
所有
株式数
(千株)
昭和48年4月 ㈱日本興業銀行入行
平成13年6月 同社執行役員秘書役兼人事部長
平成14年4月 ㈱みずほ銀行常務執行役員
取締役社長
代表取締役
喜多野
利和
平成15年3月 ㈱みずほコーポレート銀行
常務取締役
昭和24年10月28日生 平成18年3月 ㈱みずほ銀行取締役副頭取
平成19年5月 当社顧問
(注3)
71
(注3)
69
(注3)
39
(注3)
21
徳
昭和53年4月 ㈱日本興業銀行入行
平成16年10月 ㈱みずほコーポレート銀行
シンジケーション部長
平成19年4月 ㈱みずほフィナンシャルグループ
執行役員コーポレートコミュニケー
ション部長
平成21年4月 興和不動産㈱
昭和30年12月25日生
常務執行役員
ソリューション事業本部
副事業本部長
平成24年10月 新日鉄興和不動産㈱
常務取締役・常務執行役員
平成25年4月 当社常務執行役員
平成25年6月 当社取締役兼常務執行役員(現在)
(注3)
10
彦
昭和53年4月 東洋曹達工業㈱
(現 東ソー㈱)入社
平成13年11月 日本ポリウレタン工業㈱出向
平成19年6月 東ソー㈱理事
日本ポリウレタン工業㈱執行役員
昭和29年6月7日生 平成20年6月 東ソー㈱
取締役海外事業企画部
富山事務所担当
平成21年6月 同社取締役経営企画・連結経営部長
平成22年6月 同社取締役中国総代表
平成25年6月 当社取締役兼常務執行役員(現在)
(注3)
11
平成19年6月 当社取締役副社長
平成20年6月 当社代表取締役社長
平成22年6月 当社代表取締役社長兼社長執行役員
(現在)
昭和48年4月 当社入社
平成12年6月 当社取締役事業本部副本部長
平成14年6月 当社常務取締役事業本部長
取締役
蛭子井
敏
昭和24年9月25日生
平成17年4月 当社常務取締役樹脂材料・
化学品事業部長
平成18年7月 当社常務取締役
平成20年6月 当社専務取締役
平成22年6月 当社取締役兼専務執行役員(現在)
昭和49年4月 当社入社
平成14年6月 当社取締役管理部長
平成15年6月 当社取締役兼執行役員管理部長
取締役
河
野
彰
一
平成15年12月 当社取締役兼執行役員受託合成部長
平成16年4月 当社執行役員受託合成事業部長兼
樹脂材料・化学品事業部長
昭和27年2月5日生
平成17年4月 当社執行役員南陽工場長兼分工場長
平成20年6月 当社執行役員生産・技術管理部長
平成22年4月 当社常務執行役員
生産・技術管理部長
平成23年4月 当社常務執行役員
平成23年6月 当社取締役兼常務執行役員(現在)
昭和50年4月 当社入社
平成19年9月 当社横浜工場長
取締役
湯
沢
和
好
昭和27年9月25日生
平成21年4月 当社執行役員内部監査部長
平成22年4月 当社執行役員郡山工場長
平成24年4月 当社常務執行役員
平成24年6月 当社取締役兼常務執行役員(現在)
取締役
村
上
政
取締役
阿
部
嘉
- 29 -
役名
取締役
職名
氏名
江
守
生年月日
新八郎
略歴
昭和50年4月 東洋曹達工業㈱
(現 東ソー㈱)入社
平成12年6月 同社秘書室長
平成15年6月 同社化学品事業部ソーダ営業部長
平成19年6月 同社理事/
プラス・テク㈱常務取締役
平成21年6月 同社理事/
プラス・テク㈱取締役社長
昭和28年2月2日生 平成22年6月 東ソー㈱
取締役経営企画・連結経営部長
平成23年6月 同社常務取締役経営企画・
連結経営部長
平成24年6月 同社代表取締役常務取締役
経営企画・連結経営部長
兼エンジニアリングセンター長
(現在)
当社取締役(現在)
取締役
任期
所有株
式数
(千株)
(注3)
3
(注3)
1
昭和50年4月 通商産業省(現 経済産業省)入省
平成7年6月 国土庁長官官房参事官
平成9年5月 通商産業省大臣官房付
加
藤
周
二
平成9年12月 社団法人国際経済政策調査会
主任エコノミスト
平成11年5月 社団法人国際経済政策調査会理事
財団法人日本立地センター
特別客員研究員
昭和28年1月10日生
平成13年12月 ㈱ビックカメラ入社
㈱フューチャー・エコロジー
代表取締役社長
平成15年11月 ㈱ビックカメラ取締役
平成22年2月 ㈱ビックカメラ
取締役CSRO兼内部統制室長
平成25年6月 ㈱小林洋行社外監査役(現在)
当社取締役(現在)
昭和50年4月 当社入社
平成17年6月 当社執行役員経営企画部部長
平成18年7月 当社執行役員経営企画部長
常勤監査役
常勤監査役
廣
奥
田
平
秀
卓
世
司
昭和28年3月30日生
平成21年4月 当社執行役員経理部長
平成21年6月
平成22年4月
平成22年6月
平成24年6月
当社常務取締役経理部長
当社常務取締役
当社取締役兼常務執行役員
当社常勤監査役(現在)
昭和56年4月
平成15年7月
平成16年7月
平成18年7月
農林中央金庫入庫
同 系統システム基盤対策部副部長
同 資金為替部副部長
同 農林部副部長兼事業再生部
副部長
同 農林部副部長
同 農林水産金融部副部長
同 投資契約部長
当社常勤監査役(現在)
昭和33年2月4日生
平成18年10月
平成20年8月
平成21年6月
平成24年6月
- 30 -
(注4)
39
(注4)
1
役名
職名
氏名
生年月日
略歴
所有株
式数
(千株)
任期
昭和43年4月 東洋曹達工業㈱
(現 東ソー㈱)入社
平成6年6月 同社労政部長
平成8年6月 同社財務部長
平成10年6月 同社理事秘書室長
監査役
櫻
井
琢
平
昭和19年4月9日生
平成12年6月 同社取締役人事部長
平成13年6月 同社取締役オレフィン事業部長
平成15年6月 東邦アセチレン㈱
代表取締役社長
平成22年6月 同社代表取締役会長
平成23年6月 同社取締役相談役
平成23年6月 当社監査役(現在)
(注4)
-
(注4)
13
―
278
昭和50年4月 当社入社
平成14年6月 当社品質保証部長
平成15年11月 当社環境保安部長
監査役
計
―
杉
浦
裕
之
平成16年4月
昭和27年8月20日生 平成17年3月
平成20年6月
平成22年4月
平成23年4月
平成23年6月
―
当社環境保安・品質保証部長
当社横浜工場長
当社業務改革推進部長
当社内部監査部長
当社内部監査部長付
当社監査役(現在)
―
―
(注1) 取締役加藤周二氏は、社外取締役であります。
また、同氏は、東京証券取引所に対し、独立役員として届け出ております。
(注2) 常勤監査役奥平卓司氏、監査役櫻井琢平氏は、社外監査役であります。
また、奥平卓司氏は、東京証券取引所に対し、独立役員として届け出ております。
(注3) 取締役の任期は、平成25年3月期に係る定時株主総会終結の時から、
平成26年3月期に係る定時株主総会終結の時までであります。
(注4) 監査役の任期は、平成23年3月期に係る定時株主総会終結の時から、
平成27年3月期に係る定時株主総会終結の時までであります。
ただし、常勤監査役廣田秀世氏の任期は、平成24年3月期に係る定時株主総会終結の時から、
平成27年3月期に係る定時株主総会終結の時までであります。
また、常勤監査役奥平卓司氏の任期は、平成24年3月期に係る定時株主総会終結の時から、
平成28年3月期に係る定時株主総会終結の時までであります。
(注5) 当社は、法令に定める監査役の員数を欠くことになる場合に供え、
会社法第329条第2項に定める補欠監査役2名を選任しております。
補欠監査役の略歴は次のとおりであります。
氏名
須
藤
秀
生年月日
人
昭和25年11月1日生
略歴
昭和49年4月
平成12年4月
平成15年7月
平成17年6月
平成20年6月
平成23年6月
昭和54年4月
平成18年6月
平成19年6月
平成21年6月
山
本
寿
宣
昭和30年6月21日生
平成22年6月
平成23年6月
平成24年6月
平成25年6月
所有株式数
(千株)
農林中央金庫入庫
同 国際審査部長
同 審査第二部長
協同リース㈱(現JA三井リース㈱)常務取締役
協同オートリース㈱(現JA三井リースオート㈱)
代表取締役社長
綜合警備保障㈱監査役(現在)
―
東洋曹達工業㈱
(現 東ソー㈱)入社
同社化学品事業部副事業部長兼企画管理室長
同社化学品事業部長兼企画管理室長
同社取締役塩ビ事業統括副担当
化学品事業部長兼企画管理室長
同社取締役クロル・アルカリセクター副セクター長
兼化学品事業部長兼企画管理室長
同社常務取締役クロル・アルカリセクター長
兼石油化学セクター長兼化学品事業部長
同社常務取締役クロル・アルカリセクター長
同社常務取締役クロル・アルカリセクター長
兼中国総代表兼購買・物流部長(現在)
―
(注) 補欠監査役の選任の効力は、平成25年3月期に係る定時株主総会終結の時から、
平成26年3月期に係る定時株主総会終結の時までであります。
- 31 -
当社は執行役員制を導入しております。
平成26年6月25日(有価証券報告書提出日)現在の執行役員の構成は以下のとおりであります。
役名
社長執行役員
専務執行役員
氏名
喜多野
利
蛭子井
担当・役職
和
全般
敏
経営企画部、研究開発部、新規テーマ探索プロジェクト、
百周年記念行事準備プロジェクト、
関係会社の管理(他部門の分掌業務を除く)
常務執行役員
河
野
彰
一
購買部、生産・技術管理部、環境・安全・品質保証部、
郡山工場、横浜工場、南陽工場
総轄
秘書室、人事・総務部、経理部、内部監査部
常務執行役員
湯
沢
和
好
総轄
総轄
経営企画部(広報・IR)、
購買部、生産・技術管理部、環境・安全・品質保証部、
郡山工場、横浜工場、南陽工場
副総轄
事業推進部、パーオキサイド事業部、イメージング材料事業部、
色素材料事業部、機能化学品事業部、有機EL事業部、
常務執行役員
村
上
政
徳
常務執行役員
阿
部
嘉
彦
内部統制部、法務部、IT統括部
常務執行役員
砂
田
栄
一
内部統制部長、法務部長代理
執行役員
笠
原
執行役員
三
柴
英
嗣
法務部長、内部統制部長代理
執行役員
松
野
眞
一
郡山工場長
執行役員
西
川
範
夫
保土谷バンデックス建材㈱
浩
経理部長
経営企画部、百周年記念行事準備プロジェクト、
執行役員
堀
切
郁
良
アグロ事業推進部、カーボンナノチューブ開発推進部、
大阪支店、関係会社の営業 総轄
総轄
研究開発部長
新規テーマ探索プロジェクト
副総轄
取締役社長
関係会社の管理(他部門の分掌業務を除く)
執行役員
富
山
裕
光
保土谷UPL㈱
執行役員
米
山
忠
明
パーオキサイド事業部長
執行役員
佐々木
利
徳
南陽工場長
執行役員
増
子
俊
満
人事・総務部長
執行役員
松
本
祐
人
事業推進部長
- 32 -
取締役社長
副総轄
(2) 平成26年6月26日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として、
「取締役8名選任の件」「監査役1名選任の件」および「補欠監査役2名選任の件」を提案しており、
当該議案が承認可決されますと、当社の役員の状況は、以下のとおりとなる予定であります。
なお、当該定時株主総会の直後に開催が予定される取締役会の決議事項の内容(役職等)も含めて
記載しております。
役名
職名
氏名
生年月日
略歴
任期
所有
株式数
(千株)
昭和48年4月 ㈱日本興業銀行入行
平成13年6月 同社執行役員秘書役兼人事部長
平成14年4月 ㈱みずほ銀行常務執行役員
取締役社長
代表取締役
喜多野
利和
平成15年3月 ㈱みずほコーポレート銀行
常務取締役
昭和24年10月28日生 平成18年3月 ㈱みずほ銀行取締役副頭取
平成19年5月 当社顧問
(注3)
71
(注3)
69
(注3)
21
徳
昭和53年4月 ㈱日本興業銀行入行
平成16年10月 ㈱みずほコーポレート銀行
シンジケーション部長
平成19年4月 ㈱みずほフィナンシャルグループ
執行役員コーポレートコミュニケー
ション部長
平成21年4月 興和不動産㈱
昭和30年12月25日生
平成22年4月 常務執行役員
ソリューション事業本部
副事業本部長
平成24年10月 新日鉄興和不動産㈱
常務取締役・常務執行役員
平成25年4月 当社常務執行役員
平成25年6月 当社取締役兼常務執行役員(現在)
(注3)
10
彦
昭和53年4月 東洋曹達工業㈱
(現 東ソー㈱)入社
平成13年11月 日本ポリウレタン工業㈱出向
平成19年6月 東ソー㈱理事
日本ポリウレタン工業㈱執行役員
昭和29年6月7日生 平成20年6月 東ソー㈱
取締役海外事業企画部
富山事務所担当
平成21年6月 同社取締役経営企画・連結経営部長
平成22年6月 同社取締役中国総代表
平成25年6月 当社取締役兼常務執行役員(現在)
(注3)
11
浩
昭和56年4月 ㈱日本興業銀行入行
平成19年4月 みずほ証券㈱
金融・公共法人営業グループ
統括部長
昭和34年3月1日生
平成20年8月 市光工業㈱執行役員経理本部長
平成23年4月 当社経理部長
平成24年4月 当社執行役員経理部長(現在)
平成26年6月 当社取締役兼常務執行役員(予定)
(注3)
13
平成19年6月 当社取締役副社長
平成20年6月 当社代表取締役社長
平成22年6月 当社代表取締役社長兼社長執行役員
(現在)
昭和48年4月 当社入社
平成12年6月 当社取締役事業本部副本部長
平成14年6月 当社常務取締役事業本部長
取締役
蛭子井
敏
昭和24年9月25日生
平成17年4月 当社常務取締役樹脂材料・
化学品事業部長
平成18年7月 当社常務取締役
平成20年6月 当社専務取締役
平成22年6月 当社取締役兼専務執行役員(現在)
昭和50年4月 当社入社
平成19年9月 当社横浜工場長
取締役
湯
沢
和
好
昭和27年9月25日生
平成21年4月 当社執行役員内部監査部長
平成22年4月 当社執行役員郡山工場長
平成24年4月 当社常務執行役員
平成24年6月 当社取締役兼常務執行役員(現在)
取締役
村
上
政
取締役
阿
部
嘉
取締役
堀
切
良
- 33 -
役名
取締役
職名
氏名
江
守
生年月日
新八郎
略歴
昭和50年4月 東洋曹達工業㈱
(現 東ソー㈱)入社
平成12年6月 同社秘書室長
平成15年6月 同社化学品事業部ソーダ営業部長
平成19年6月 同社理事/
プラス・テク㈱常務取締役
平成21年6月 同社㈱理事/
プラス・テク㈱取締役社長
昭和28年2月2日生 平成22年6月 東ソー㈱
取締役経営企画・連結経営部長
平成23年6月 同社常務取締役経営企画・
連結経営部長
平成24年6月 同社代表取締役常務取締役
経営企画・連結経営部長
兼エンジニアリングセンター長
(現在)
当社取締役(現在)
取締役
任期
所有株
式数
(千株)
(注3)
3
(注3)
1
昭和50年4月 通商産業省(現 経済産業省)入省
平成7年6月 国土庁長官官房参事官
平成9年5月 通商産業省大臣官房付
加
藤
周
二
平成9年12月 社団法人国際経済政策調査会
主任エコノミスト
平成11年5月 社団法人国際経済政策調査会理事
財団法人日本立地センター
特別客員研究員
昭和28年1月10日生
平成13年12月 ㈱ビックカメラ入社
㈱フューチャー・エコロジー
代表取締役社長
平成15年11月 ㈱ビックカメラ取締役
平成22年2月 ㈱ビックカメラ
取締役CSRO兼内部統制室長
平成25年6月 ㈱小林洋行社外監査役(現在)
当社取締役(現在)
昭和50年4月 当社入社
平成17年6月 当社執行役員経営企画部部長
平成18年7月 当社執行役員経営企画部長
常勤監査役
常勤監査役
廣
奥
田
平
秀
卓
世
司
昭和28年3月30日生
平成21年4月 当社執行役員経理部長
平成21年6月
平成22年4月
平成22年6月
平成24年6月
当社常務取締役経理部長
当社常務取締役
当社取締役兼常務執行役員
当社常勤監査役(現在)
昭和56年4月
平成15年7月
平成16年7月
平成18年7月
農林中央金庫入庫
同 系統システム基盤対策部副部長
同 資金為替部副部長
同 農林部副部長兼事業再生部
副部長
同 農林部副部長
同 農林水産金融部副部長
同 投資契約部長
当社常勤監査役(現在)
昭和33年2月4日生
平成18年10月
平成20年8月
平成21年6月
平成24年6月
- 34 -
(注4)
39
(注4)
1
役名
職名
氏名
生年月日
略歴
所有株
式数
(千株)
任期
昭和43年4月 東洋曹達工業㈱
(現 東ソー㈱)入社
平成6年6月 同社労政部長
平成8年6月 同社財務部長
平成10年6月 同社理事秘書室長
監査役
監査役
計
―
櫻
三
井
琢
柴
英
平
嗣
昭和19年4月9日生
昭和28年9月5日生
―
平成12年6月 同社取締役人事部長
平成13年6月 同社取締役オレフィン事業部長
平成15年6月 東邦アセチレン㈱
代表取締役社長
平成22年6月 同社代表取締役会長
平成23年6月 同社取締役相談役
平成23年6月 当社監査役(現在)
昭和51年4月 ㈱日本興業銀行入行
平成15年9月 興銀リース㈱管理部法務室長
平成18年6月 当社コンプライアンス統括部長
平成20年6月 当社法務部長
平成23年4月 当社執行役員法務部長(現在)
平成26年6月 当社監査役(予定)
―
―
(注4)
-
(注4)
16
―
255
(注1) 取締役加藤周二氏は、社外取締役であります。
なお、当社は、加藤周二氏を東京証券取引所の定めに基づく独立役員として届け出ており、
同氏が取締役に再任された場合、引き続き独立役員とする予定であります。
(注2) 常勤監査役奥平卓司氏、監査役櫻井琢平氏は、社外監査役であります。
また、奥平卓司氏は、東京証券取引所に対し、独立役員として届け出ております。
(注3) 取締役の任期は、平成26年3月期に係る定時株主総会終結の時から、
平成27年3月期に係る定時株主総会終結の時までであります。
(注4) 監査役の任期は、平成23年3月期に係る定時株主総会終結の時から、
平成27年3月期に係る定時株主総会終結の時までであります。
ただし、常勤監査役廣田秀世氏の任期は、平成24年3月期に係る定時株主総会終結の時から、
平成27年3月期に係る定時株主総会終結の時までであります。
また、常勤監査役奥平卓司氏の任期は、平成24年3月期に係る定時株主総会終結の時から、
平成28年3月期に係る定時株主総会終結の時までであります。
また、監査役三柴英嗣氏の任期は、平成25年3月期に係る定時株主総会終結の時から、
平成27年3月期に係る定時株主総会終結の時までであります
(注5) 当社は、法令に定める監査役の員数を欠くことになる場合に供え、
会社法第329条第2項に定める補欠監査役2名を選任しております。
補欠監査役の略歴は次のとおりであります。
氏名
須
藤
秀
生年月日
人
昭和25年11月1日生
略歴
昭和49年4月
平成12年4月
平成15年7月
平成17年6月
平成20年6月
平成23年6月
昭和54年4月
平成18年6月
平成19年6月
平成21年6月
山
本
寿
宣
昭和30年6月21日生
平成22年6月
平成23年6月
平成24年6月
平成25年6月
所有株式数
(千株)
農林中央金庫入庫
同 国際審査部長
同 審査第二部長
協同リース㈱(現JA三井リース㈱)常務取締役
協同オートリース㈱(現JA三井リースオート㈱)
代表取締役社長
綜合警備保障㈱監査役(現在)
―
東洋曹達工業㈱
(現 東ソー㈱)入社
同社化学品事業部副事業部長兼企画管理室長
同社化学品事業部長兼企画管理室長
同社取締役塩ビ事業統括副担当
化学品事業部長兼企画管理室長
同社取締役クロル・アルカリセクター副セクター長
兼化学品事業部長兼企画管理室長
同社常務取締役クロル・アルカリセクター長
兼石油化学セクター長兼化学品事業部長
同社常務取締役クロル・アルカリセクター長
同社常務取締役クロル・アルカリセクター長
兼中国総代表兼購買・物流部長(現在)
―
(注) 補欠監査役の選任の効力は、平成26年3月期に係る定時株主総会終結の時から、
平成27年3月期に係る定時株主総会終結の時までであります。
- 35 -
当社は執行役員制を導入しており、平成26年6月26日での執行役員の構成は、以下のとおりになる予定です。
役名
氏名
社長執行役員
喜多野
専務執行役員
蛭子井
常務執行役員
湯
利
担当・役職
和
全般
敏
研究開発部、新規テーマ探索プロジェクト
総轄
内部監査部、秘書室、人事・総務部、購買部、
沢
和
好
生産・技術管理部、環境・安全・品質保証部、
郡山工場、横浜工場、南陽工場 総轄
事業推進部、パーオキサイド事業部、イメージング材料事業部、
色素材料事業部、機能化学品事業部、有機EL事業部、
常務執行役員
村
上
政
徳
常務執行役員
阿
部
嘉
彦
内部統制部、法務部、IT統括部
常務執行役員
堀
切
良
浩
経営企画部、経理部、百周年記念行事準備プロジェクト、
関係会社の管理(他部門の分掌業務を除く) 総轄
常務執行役員
砂
田
栄
一
法務部長、内部統制部長代理
執行役員
笠
原
執行役員
松
野
眞
一
郡山工場長
執行役員
西
川
範
夫
保土谷バンデックス建材㈱
執行役員
富
山
裕
光
保土谷UPL㈱
執行役員
米
山
忠
明
パーオキサイド事業部長
執行役員
佐々木
利
徳
南陽工場長
執行役員
増
子
俊
満
人事・総務部長
執行役員
松
本
祐
人
事業推進部長
郁
アグロ事業推進部、カーボンナノチューブ開発推進部、
大阪支店、関係会社の営業 総轄
総轄
研究開発部長
新規テーマ探索プロジェクト
- 36 -
副総轄
取締役社長
取締役社長
6【コーポレート・ガバナンスの状況等】
(1)【コーポレート・ガバナンスの状況】
①
コーポレート・ガバナンスに関する基本的考え方
株主をはじめとするステークホルダーからの信頼を将来に亘って維持・向上させるため、
経営の健全性・適法性を確保し、且つ効率性を高めることが経営の最重要課題の一つであると位置づけ、
コーポレート・ガバナンスの充実・強化に取り組んでまいります。
②
コーポレート・ガバナンス体制の概要
当社のコーポレート・ガバナンス体制は、以下のとおりであります。
イ
当社のコーポレート・ガバナンス体制および当該体制を採用する理由
当社は、経営効率の維持・向上と経営の健全性・透明性を高めるため、
当社事業に精通した取締役と社外取締役で取締役会を構成しております。
加えて、執行役員制度を導入しており、機能の特化、意思決定の迅速化、監督・監視機能の強化を
図っております。
また、当社は、監査役設置会社であります。
社外取締役及び社外監査役は、幅広い見識や豊富な経験を活かし、重要な経営事項に関して、
独立的・中立的視点から意見・助言を行っております。
さらに各監査役は、会計監査人や内部監査部と連携をとり、
監査業務に関して必要に応じた対応を行っております。
なお、当社のコーポレート・ガバナンス体制の概要は、次のとおりであります。
- 37 -
(取締役・監査役・取締役会・監査役会・経営会議)
・取締役会は、社外取締役1名を含む8名の取締役によって構成されています。
当連結会計年度は取締役会を13回開催し、当社グループの重要な経営案件の決定及び監督を
行っております。また、経営の意思決定プロセスを簡素化し効率化を図るため、
経営会議を原則として毎週1回開催しております。
・当社は監査役設置会社であり、社外監査役2名を含む4名の監査役によって構成され、
当連結会計年度は、監査役会を12回開催しております。
各監査役は、監査役会が定めた監査の方針、業務の分担等に従い、
取締役会その他重要な会議に出席するほか、取締役等から事業の報告を聴取し、
重要な決裁書類等を閲覧し、本社及び主要な事業所において業務及び財産の状況を調査し、
必要に応じて子会社から事業の報告を求めております。また、会計監査人から報告及び説明を受け、
計算書類、連結計算書類及び附属明細書につき検討を加えております。
・取締役は15名以内とすることを定款で定めています。
・当社は、取締役の選任決議について、
議決権を行使できる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、
その議決権の過半数をもって行なう旨を定款で定めています。
また、取締役の選任決議は累積投票によらない旨も定款に定めています。
・当社は、取締役会において候補者を決議し、株主総会の決議をもって選任されます。
なお、取締役の任期は1年としております。
(執行役員)
当社の執行役員制度は、
ⅰ)経営の効率化
ⅱ)その効果としての意思決定の迅速化
ⅲ)機能の特化
ⅳ)監督・監視機能の強化
ⅴ)経営の強化
を狙いとして導入したものであります。
取締役会では、その狙いに合致した執行役員を選任し、主たる部門の執行にあたらせております。
(会計監査人)
当社は太陽ASG有限責任監査法人を会計監査人として選任し、
同監査法人より法的な会計監査だけでなく、内部統制監査等を通じて、
正確・公正な実務処理に関する助言・指示も得ております。
当社の会計監査業務を執行した会計監査人の状況
指定有限責任社員 業務執行社員 公認会計士 大村 茂
指定有限責任社員 業務執行社員 公認会計士 竹原 玄
また、当社の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士7名、その他が10名であります。
ロ 内部統制システムの整備の状況
当社が、業務の適正を確保するための体制(以下「内部統制」という)に関して、
会社法及び金融商品取引法に基づき、取締役会で決議した事項は、次のとおりであります。
(取締役・監査役・執行役員・従業員の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制)
「HCC企業行動指針」「コンプライアンス行動方針」をはじめとするコンプライアンス体制に関わる
規程を取締役・監査役・執行役員・従業員が法令・定款及び社会規範を遵守した行動をとるための
行動規範とします。
取締役会が取締役の職務の執行を監督するため、取締役は、職務の執行状況を取締役会に
報告するとともに、他の取締役の職務の執行状況を相互に監視、監督します。
コーポレート・ガバナンスの実効性を確保し、企業価値を高めるため、社外取締役を選任します。
内部統制部は、「会社法」上及び「金融商品取引法」上の内部統制構築を推進するとともに
コンプライアンスの取組みを横断的に統括することとし、同部を中心に当社グループの
役員及び従業員教育などを行う。又、同部は、法令上疑義のある行為等について従業員が
直接情報提供を行う手段として「内部通報規程」に基づき「内部通報制度」を設置・運営します。
内部監査部は、コンプライアンスの状況を監査し、その活動は定期的に取締役会及び監査役会に
報告されるものとします。
- 38 -
(取締役の職務の執行に関する情報の保存及び管理に関する体制)
「情報管理規程」などに従い、取締役の職務執行に関する情報を文書又は電磁的媒体
(以下、「情報等」という。)に記録し、保存します。
取締役及び監査役は、「情報管理規程」などにより、常時、これらの情報等を
閲覧できるものとしています。
(損失の危険の管理に関する規程その他の体制)
当社に損害を与える違法行為、品質、天災その他のリスクについては、当社及び
当社グループ全体に関する「リスクマネジメント委員会運営規程」及び「危機管理規程」に
基づき、リスク管理及びコンプライアンスを行うこととします。
(取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制)
当社は執行役員制度を導入し、取締役の職務の執行が効率的に行われるようにした上で、
取締役会は中期経営計画を策定し、執行役員はその目標達成のために各部門の具体的目標及び
会社の権限分配・意思決定ルールに基づく権限分配を含めた効率的な達成の方法を定め、
月次損益会議などにおいて定期的に進捗状況をレビューし、必要に応じ、改善を促しております。
(当社及び子会社から成る企業集団における業務の適正を確保するための体制)
当社は、グループ一体運営の確保によりグループ全体での企業価値向上を図ることを
目的とする「関係会社管理規程」を制定するとともに、定期的にグループ会議を開催し、
グループ経営を円滑に遂行し、合わせてコンプライアンスについては、
内部統制部において管理運営する体制を採ります。
(監査役がその補助すべき従業員を置くことを求めた場合における当該従業員に関する事項、
及び当該従業員の取締役からの独立性に関する事項)
監査役は、内部監査部所属の従業員に監査業務に必要な事項を命令することができるものとし、
監査役より監査業務に必要な命令を受けた従業員は、その命令に関して、
取締役、内部監査部長等の指揮命令を受けないものとします。
(取締役・執行役員・従業員が監査役に報告するための体制その他の監査役への
報告に関する体制及びその他監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制)
取締役・執行役員・従業員が、監査役会に対して、法定の事項に加え、当社及び
当社グループに重大な影響を及ぼす事項、内部監査の実施状況、内部通報制度による
通報状況及びその内容を速やかに報告する体制を整備します。
報告の方法(報告者、報告受領者、報告時期等)については、取締役と監査役会との協議により
決定する方法とします。
(ITの活用)
ERPシステム導入により、ITに関するセキュリティの確保、
ファイル管理の明確化(証跡管理)などを行うことによって、内部統制に資するものとします。
ハ 反社会的勢力排除に向けた基本的な考え方及びその整備状況
(反社会的勢力排除に向けた基本的考え方)
当社は、「HCC企業行動指針」において、法令、社内規程、及び社会規範を遵守し、
公正で健全な企業活動を行い、ステークホルダー(利害関係者)と公正・公明な関係を維持し、
公正な取引を行うことを掲げている。その上で、社会規範に適合した行動をとることが、
当社の健全な発展のために不可欠との認識で「コンプライアンス行動方針」を策定し、
反社会的勢力・団体に対して断固たる行動をとることとし、一切の関係を遮断することを
掲げております。
(反社会的勢力排除に向けた整備状況)
当社は反社会的勢力との関係を遮断する目的で「反社会的勢力対応要領」を策定し、
担当統括部署を人事・総務担当部署に一元化しています。
又、平素から警察、弁護士等の外部専門機関との連携を密にして情報交換を行い、
各事業所及び関係会社へ情報を周知することにより、体制の整備を図っています。
- 39 -
③ 内部監査および監査役監査の状況
イ 内部監査の状況
内部監査部は、業務の適正を確保するため、「業務の有効性および効率性」「財務報告の信頼性」
「事業活動に関わる法令等の遵守」「資産の保全」これらを目的とした内部監査を実施しております。
ロ 監査役と会計監査人との連携状況
監査役は、会計監査人と会計監査上必要な情報交換を行い、効率的な監査を実施するよう
努めております。
また、会計監査人と定期的な会合を持つとともに、必要に応じ随時所要の連絡を行っております。
ハ 監査役と内部監査部門との連携状況
監査役は、内部監査部所属の従業員に監査業務に必要な事項を命令することができるものとし、
監査役より監査業務に必要な命令を受けた従業員は、その命令に関して、取締役、内部監査部長などの
指揮命令を受けないものとします(内部統制基本方針に記載)。
ニ 監査役と内部統制部門との関係
監査役会と内部統制部門総轄執行役員との定例会議等により、監査部門と内部統制部門の情報の共有化に
努めております。
④ 社外取締役及び社外監査役
イ 社外取締役及び社外監査役の員数
当社は、社外取締役を1名、社外監査役を2名選任しております。
ロ 社外取締役及び社外監査役の当社からの独立性について
社外取締役又は社外監査役を選任するための独立性について、特段の定めはありませんが、
当社においては、専門的な知見に基づく客観的かつ適切な監督又は監査といった機能及び役割が
期待され、一般株主と利益相反が生じるおそれがないことを基本的な考え方として、
選任しております。
社外取締役及び社外監査役2名は、幅広い見識や豊富な経験を活かし、重要な経営事項に関して、
独立的・中立的立場から意見・助言を行っております
(社外取締役)
社外取締役の加藤周二氏は、㈱小林洋行の社外監査役でありますが、
同社と当社との間には、取引関係はありません。
(社外監査役)
社外監査役のうち、常勤監査役奥平卓司氏は、当社の取引先である金融機関出身者でありますが、
既に退職しており、当該金融機関の影響を受ける立場にありません。また、監査役櫻井琢平氏は、
当社の大株主の出身者でありますが、退任後10年以上経過しており、
当該大株主の影響を受ける立場にありません。
ハ 社外取締役及び社外監査役との責任限定契約の内容の概要
社外取締役と当社定款第27条により、又、社外監査役と当社定款第35条により、
責任限定契約を締結しております。
当該契約に基づく損害賠償責任の限度額は、法令に定める最低責任限度額としております。
⑤ 株主総会決議事項を取締役会で決議することができることとしている事項
イ 自己株式の取得
当社は、自己の株式の取得について、
経済情勢の変化に対応して資本政策等の経営諸施策を機動的に遂行することを可能とするため、
会社法第165条第2項の規定に基づき、
取締役会の決議によって市場取引等により自己の株式を取得することができる旨を定款で
定めております。
ロ 剰余金の配当等
当社は、株主への安定的な利益還元を行うため、
剰余金の配当等会社法第459条第1項に定める事項については、法令に特段の定めがある場合を除き、
取締役会決議により定めることとする旨を定款で定めております。
⑥ 株主総会特別決議の要件
当社は、会社法第309条第2項に定める特別決議要件について、
議決権を行使できる株主の議決権の3分の1以上をもつ株主が出席し、
その議決権の3分の2以上をもって行う旨を定款で定めています。
これは、株主総会における特別決議の定足数を緩和することで、
特別決議事項の審議をより確実に行うことを目的とするものであります。
- 40 -
⑦
役員報酬等
当社の役員報酬は、株主総会で承認いただいた報酬限度額の範囲内で決定しています。
イ 役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数
報酬等の総額
(百万円)
役員区分
報酬等の種類別の総額(百万円)
ストック
基本報酬
オプション
賞与
対象となる
役員の人数
退職慰労金
(人)
取締役
(社外取締役を除 188
く)
188
-
- -
11
18
-
- -
2
監査役
(社外監査役を除 18
く)
社外役員
22
22
-
- -
3
合計
229
229
-
- -
16
(注1) 記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。
(注2) 取締役の報酬限度額は、平成18年6月29日開催の第148期定時株主総会において、
年額300百万円以内と決議いただいております。
(注3) 監査役の報酬限度額は、平成18年6月29日開催の第148期定時株主総会において、
年額70百万円以内と決議いただいております。
(注4) 取締役の員数は、平成26年3月31日現在の8名に加え、
平成25年6月27日開催の第155期定時株主総会において退任した取締役4名を加えております。
ロ 役員報酬等の決定方針
役員の報酬額は、当社の業績および役員報酬の世間水準、執行役員・従業員給与との整合性等を
考慮し、株主総会で承認された報酬限度額の範囲内で決定しています。
報酬額は、役位別に定められた「基本報酬」と、前年度業績に対する評価を基準とする
「業績報酬」で構成され、年度毎に変動するものとなっております。
⑧ 株式の保有状況
イ 投資株式のうち保有目的が純投資目的以外の目的であるものの銘柄数及び貸借対照表計上額の合計額
45銘柄 3,372,642千円
ロ 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式の保有区分、銘柄、株式数、
貸借対照表計上額及び保有目的
前事業年度
特定投資株式
銘柄
株式数(株)
貸借対照表計上額
(千円)
保有目的
当社グループの製品等に係る、
業務のより円滑な推進のため
アイカ工業㈱
201,000
349,338
日本曹達㈱
500,000
219,500
㈱山口フィナンシャルグループ
200,000
190,400
㈱東邦銀行
568,740
171,759
財務・経理等に係る、
業務のより円滑な推進のため
セントラル硝子㈱
447,000
143,040
当社グループの製品等に係る、
業務のより円滑な推進のため
三菱瓦斯化学㈱
164,000
101,844
当社グループの製品等に係る、
業務のより円滑な推進のため
㈱横浜銀行
139,126
75,823
イハラケミカル工業㈱
132,271
75,659
- 41 -
当社グループの製品等に係る、
業務のより円滑な推進のため
財務・経理等に係る、
業務のより円滑な推進のため
財務・経理等に係る、
業務のより円滑な推進のため
当社グループの製品等に係る、
業務のより円滑な推進のため
銘柄
株式数(株)
貸借対照表計上額
(千円)
保有目的
当社グループの製品等に係る、
業務のより円滑な推進のため
三菱鉛筆㈱
44,000
74,976
㈱常陽銀行
130,000
68,510
31,500
65,079
㈱池田泉州ホールディングス
70,300
37,259
財務・経理等に係る、
業務のより円滑な推進のため
㈱南都銀行
76,557
34,144
財務・経理等に係る、
業務のより円滑な推進のため
長瀬産業㈱
24,684
28,312
100,000
17,800
㈱三菱UFJフィナンシャルグループ
29,900
16,684
財務・経理等に係る、
業務のより円滑な推進のため
㈱みずほフィナンシャルグループ
47,587
9,469
財務・経理等に係る、
業務のより円滑な推進のため
中越パルプ工業㈱
61,100
8,798
㈱日本製紙グループ本社
5,928
8,690
大王製紙㈱
1,180
680
東リ㈱
3,000
648
当社グループの製品等に係る、
業務のより円滑な推進のため
イワキ㈱
1,000
212
当社グループの製品等に係る、
業務のより円滑な推進のため
MS&ADインシュアランスグループ
ホールディングス㈱
㈱巴川製紙所
財務・経理等に係る、
業務のより円滑な推進のため
総務等に係る、
業務のより円滑な推進のため
当社グループの製品等に係る、
業務のより円滑な推進のため
当社グループの製品等に係る、
業務のより円滑な推進のため
当社グループの製品等に係る、
業務のより円滑な推進のため
当社グループの製品等に係る、
業務のより円滑な推進のため
当社グループの製品等に係る、
業務のより円滑な推進のため
当事業年度
特定投資株式
銘柄
株式数(株)
貸借対照表計上額
(千円)
保有目的
当社グループの製品等に係る、
業務のより円滑な推進のため
アイカ工業㈱
201,000
462,099
日本曹達㈱
500,000
280,500
日産化学工業㈱
134,900
208,960
㈱東邦銀行
568,740
191,096
財務・経理等に係る、
業務のより円滑な推進のため
㈱山口フィナンシャルグループ
200,000
186,000
財務・経理等に係る、
業務のより円滑な推進のため
日本化薬㈱
148,975
173,257
当社グループの製品等に係る、
業務のより円滑な推進のため
セントラル硝子㈱
447,000
149,745
㈱クレハ
302,000
147,376
44,000
130,196
三菱鉛筆㈱
- 42 -
当社グループの製品等に係る、
業務のより円滑な推進のため
当社グループの製品等に係る、
業務のより円滑な推進のため
当社グループの製品等に係る、
業務のより円滑な推進のため
当社グループの製品等に係る、
業務のより円滑な推進のため
当社グループの製品等に係る、
業務のより円滑な推進のため
銘柄
株式数(株)
貸借対照表計上額
(千円)
保有目的
当社グループの製品等に係る、
業務のより円滑な推進のため
イハラケミカル工業㈱
132,271
110,181
三菱瓦斯化学㈱
164,000
95,448
大王製紙㈱
72,219
89,479
MS&ADインシュアランスグループ
ホールディングス㈱
31,500
74,466
総務等に係る、
業務のより円滑な推進のため
㈱横浜銀行
139,126
71,649
財務・経理等に係る、
業務のより円滑な推進のため
㈱常陽銀行
130,000
66,950
日本製紙㈱
33,728
65,600
202,000
49,692
当社グループの製品等に係る、
業務のより円滑な推進のため
100
47,300
当社グループの製品等に係る、
業務のより円滑な推進のため
㈱池田泉州ホールディングス
70,300
33,111
長瀬産業㈱
24,684
31,472
146,224
31,145
76,557
29,780
財務・経理等に係る、
業務のより円滑な推進のため
100,000
19,800
当社グループの製品等に係る、
業務のより円滑な推進のため
㈱三菱UFJフィナンシャルグループ
29,900
16,953
㈱みずほフィナンシャルグループ
47,587
9,707
三井化学㈱
16,500
4,174
当社グループの製品等に係る、
業務のより円滑な推進のため
レンゴー㈱
6,063
3,358
当社グループの製品等に係る、
業務のより円滑な推進のため
日東紡㈱
3,406
1,641
13,409
1,568
日本ピグメント㈱
カーリットホールディングス㈱
中越パルプ工業㈱
㈱南都銀行
㈱巴川製紙所
東海染工㈱
- 43 -
当社グループの製品等に係る、
業務のより円滑な推進のため
当社グループの製品等に係る、
業務のより円滑な推進のため
財務・経理等に係る、
業務のより円滑な推進のため
当社グループの製品等に係る、
業務のより円滑な推進のため
財務・経理等に係る、
業務のより円滑な推進のため
当社グループの製品等に係る、
業務のより円滑な推進のため
当社グループの製品等に係る、
業務のより円滑な推進のため
財務・経理等に係る、
業務のより円滑な推進のため
財務・経理等に係る、
業務のより円滑な推進のため
当社グループの製品等に係る、
業務のより円滑な推進のため
当社グループの製品等に係る、
業務のより円滑な推進のため
(2)【監査報酬の内容等】
①【監査公認会計士等に対する報酬の内容】
前連結会計年度
区分
当連結会計年度
監査証明業務に基づ
く報酬(百万円)
非監査業務に基づく
報酬(百万円)
監査証明業務に基づ
く報酬(百万円)
非監査業務に基づく
報酬(百万円)
提出会社
36
0
38
-
連結子会社
4
-
-
-
計
40
0
38
-
②【その他重要な報酬の内容】
該当事項はありません。
③【監査公認会計士等の提出会社に対する非監査業務の内容】
(前連結会計年度)
当社が監査公認会計士等に対して報酬を支払っている非監査業務の内容としては、
国際業務に関しての支援業務等を依頼しております。
(当連結会計年度)
該当事項はありません。
④【監査報酬の決定方針】
当社の公認会計士等に対する監査報酬の決定方針としましては、
監査の日数や工数等を勘案して決定しております。
- 44 -
第5【経理の状況】
1
連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について
(1)当社の連結財務諸表は「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号。
以下「連結財務諸表規則」という。)に基づいて作成しております。
なお、当連結会計年度(平成25年4月1日から平成26年3月31日まで)の連結財務諸表に含まれる比較情報に
ついては、「財務諸表等の用語、様式および作成方法に関する規則等の一部を改正する内閣府令」(平成24年
9月21日内閣府令第61号)附則第3条第2項により、改正前の連結財務諸表規則に基づいて作成しております。
(2)当社の財務諸表は「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号。以下
「財務諸表等規則」という。)に基づいて作成しております。
なお、当事業年度(平成25年4月1日から平成26年3月31日まで)の財務諸表に含まれる比較情報については、
「財務諸表等の用語、様式および作成方法に関する規則等の一部を改正する内閣府令」(平成24年9月21日
内閣府令第61号)附則第2条第2項により、改正前の財務諸表等規則に基づいて作成しております。
また、当社は、特例財務諸表提出会社に該当し、財務諸表等規則第127条の規定により財務諸表を作成して
おります。
2
監査証明について
当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、
連結会計年度(平成25年4月1日から平成26年3月31日まで)および
事業年度(平成25年4月1日から平成26年3月31日まで)の連結財務諸表及び財務諸表について、
太陽ASG有限責任監査法人により監査を受けております。
3
連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みについて
当社は、連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組みを行っております。
具体的には、会計基準等の内容を適切に把握できる体制を整備し、会計基準の変更等についての正確な情報を
入手するために、公益財団法人財務会計基準機構へ加入し、同機構や他の外部団体が主催する研修会等に
参加しております。
- 45 -
1【連結財務諸表等】
(1)【連結財務諸表】
①【連結貸借対照表】
前連結会計年度
(平成25年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金
受取手形及び売掛金
商品及び製品
仕掛品
原材料及び貯蔵品
繰延税金資産
その他
貸倒引当金
流動資産合計
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物
減価償却累計額
建物及び構築物(純額)
機械装置及び運搬具
減価償却累計額
機械装置及び運搬具(純額)
工具、器具及び備品
減価償却累計額
工具、器具及び備品(純額)
土地
リース資産
減価償却累計額
リース資産(純額)
建設仮勘定
有形固定資産合計
無形固定資産
のれん
その他
無形固定資産合計
投資その他の資産
投資有価証券
長期貸付金
繰延税金資産
その他
貸倒引当金
投資その他の資産合計
固定資産合計
資産合計
- 46 -
(単位:百万円)
当連結会計年度
(平成26年3月31日)
5,408
※6 11,420
3,859
181
1,384
129
703
△29
23,057
17,717
△10,935
6,781
24,865
△21,772
3,093
3,197
△2,513
684
※5 11,238
198
△65
132
1,078
※2 23,009
4,326
11,625
2,882
281
1,095
89
543
△29
20,815
18,357
△11,464
6,893
25,167
△22,390
2,776
3,216
△2,422
793
※5 11,245
200
△84
115
1,454
※2 23,279
1,404
483
1,888
※1,※2 3,287
32
2
662
△174
3,810
28,707
51,765
1,006
521
1,528
※1,※2 4,892
52
14
562
△218
5,303
30,110
50,926
前連結会計年度
(平成25年3月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金
短期借入金
1年内返済予定の長期借入金
リース債務
未払法人税等
未払消費税等
繰延税金負債
賞与引当金
修繕引当金
完成工事補償引当金
災害損失引当金
その他の引当金
その他
流動負債合計
固定負債
長期借入金
リース債務
繰延税金負債
再評価に係る繰延税金負債
退職給付引当金
退職給付に係る負債
環境対策引当金
資産除去債務
その他
固定負債合計
負債合計
純資産の部
株主資本
資本金
資本剰余金
利益剰余金
自己株式
株主資本合計
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金
繰延ヘッジ損益
土地再評価差額金
為替換算調整勘定
退職給付に係る調整累計額
その他の包括利益累計額合計
新株予約権
少数株主持分
純資産合計
負債純資産合計
※2,※6 4,539
5,029
※2 2,236
28
283
75
-
401
39
2
0
2
1,840
14,480
※2 4,768
110
1,090
※5 1,428
76
-
141
51
380
8,048
22,528
11,196
9,590
5,358
△1,691
24,453
113
△10
※5 2,583
315
-
3,002
72
1,707
29,236
51,765
- 47 -
(単位:百万円)
当連結会計年度
(平成26年3月31日)
※2 4,626
4,735
1,471
30
121
133
17
356
-
0
-
3
928
12,423
5,727
90
1,316
※5 1,428
-
233
112
54
386
9,351
21,774
11,196
9,589
3,770
△1,695
22,861
520
-
※5 2,583
989
△0
4,093
51
2,144
29,151
50,926
②【連結損益計算書及び連結包括利益計算書】
【連結損益計算書】
前連結会計年度
(自 平成24年4月1日
至 平成25年3月31日)
売上高
売上原価
売上総利益
販売費及び一般管理費
発送費
役員報酬
人件費
賞与引当金繰入額
退職給付費用
旅費及び交通費
賃借料
減価償却費
研究開発費
のれん償却額
その他
販売費及び一般管理費合計
営業利益
営業外収益
受取利息
受取配当金
固定資産賃貸料
為替差益
雑収入
営業外収益合計
営業外費用
支払利息
退職給付費用
たな卸資産廃棄評価損
雑損失
営業外費用合計
経常利益又は経常損失(△)
※1
35,191
24,084
11,106
1,501
454
2,222
182
182
224
401
485
※2 2,404
624
1,524
10,208
898
40
66
79
103
157
446
188
307
42
194
733
611
- 48 -
(単位:百万円)
(自
至
当連結会計年度
平成25年4月1日
平成26年3月31日)
※1
35,687
25,094
10,593
1,564
424
2,133
156
155
219
414
211
※2 3,209
574
1,496
10,559
34
32
98
67
64
75
338
166
306
-
210
683
△310
前連結会計年度
(自 平成24年4月1日
至 平成25年3月31日)
特別利益
固定資産売却益
投資有価証券売却益
負ののれん発生益
事業譲渡益
災害損失引当金戻入額
新株予約権戻入益
補助金収入
受取補償金
その他
特別利益合計
特別損失
固定資産除却損
減損損失
投資有価証券評価損
ゴルフ会員権評価損
火災事故による損失
災害による損失
事故関連損失
本社移転費用
損害賠償金
たな卸資産評価損
その他
特別損失合計
税金等調整前当期純利益又は税金等調整前当期純損
失(△)
法人税、住民税及び事業税
法人税等還付税額
法人税等調整額
法人税等合計
少数株主損益調整前当期純利益又は少数株主損益調
整前当期純損失(△)
少数株主利益
当期純損失(△)
37
-
78
14
4
-
277
-
23
436
※4 10
- 49 -
(自
至
当連結会計年度
平成25年4月1日
平成26年3月31日)
-
27
0
※7 0
※6 0
37
21
10
-
-
108
16
12
-
39
-
40
21
181
8
321
※4 48
※5 506
-
-
-
-
-
-
-
108
15
679
939
△668
452
△52
112
512
299
△13
△8
277
426
△945
517
△90
325
△1,271
※3
(単位:百万円)
※3
【連結包括利益計算書】
前連結会計年度
(自 平成24年4月1日
至 平成25年3月31日)
少数株主損益調整前当期純利益又は少数株主損益調
整前当期純損失(△)
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金
繰延ヘッジ損益
為替換算調整勘定
その他の包括利益合計
包括利益
(内訳)
親会社株主に係る包括利益
少数株主に係る包括利益
※1,※2
- 50 -
(自
至
当連結会計年度
平成25年4月1日
平成26年3月31日)
426
△945
336
0
1,070
1,407
407
10
804
1,221
1,834
927
906
(単位:百万円)
※1,※2
275
△180
456
③【連結株主資本等変動計算書】
前連結会計年度(自
平成24年4月1日
至
平成25年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金
資本剰余金
利益剰余金
自己株式
株主資本合計
当期首残高
11,196
9,590
5,924
△1,690
25,020
当期変動額
剰余金の配当
△474
△474
当期純損失(△)
△90
△90
自己株式の取得
△1
△1
自己株式の処分
△0
0
0
株主資本以外の項目の当期
変動額(純額)
-
△0
△565
△1
△566
11,196
9,590
5,358
△1,691
24,453
当期変動額合計
当期末残高
その他の包括利益累計額
その他有
価証券評
価差額金
繰延ヘッ
ジ損益
土地再評
価差額金
為替換算
調整勘定
退職給付
に係る調
整累計額
その他の
包括利益
累計額合
計
新株予約権
少数株主
持分
純資産合計
当期首残高
△222
△10
2,583
△365
-
1,983
52
1,128
28,184
当期変動額
剰余金の配当
△474
当期純損失(△)
△90
自己株式の取得
△1
自己株式の処分
0
336
0
-
681
-
1,018
20
579
1,617
当期変動額合計
336
0
-
681
-
1,018
20
579
1,051
当期末残高
113
△10
2,583
315
-
3,002
72
1,707
29,236
株主資本以外の項目の当期
変動額(純額)
- 51 -
当連結会計年度(自
平成25年4月1日
至
平成26年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本金
資本剰余金
利益剰余金
自己株式
株主資本合計
当期首残高
11,196
9,590
5,358
△1,691
24,453
当期変動額
剰余金の配当
△316
△316
当期純損失(△)
△1,271
△1,271
自己株式の取得
△4
△4
自己株式の処分
△0
0
0
株主資本以外の項目の当期
変動額(純額)
-
△0
△1,588
△3
△1,591
11,196
9,589
3,770
△1,695
22,861
当期変動額合計
当期末残高
その他の包括利益累計額
その他有
価証券評
価差額金
繰延ヘッ
ジ損益
土地再評
価差額金
為替換算
調整勘定
その他の
退職給付に
包括利益
係る調整累
累計額合
計額
計
新株予約権
少数株主
持分
純資産合計
当期首残高
113
△10
2,583
315
-
3,002
72
1,707
29,236
当期変動額
剰余金の配当
△316
当期純損失(△)
△1,271
自己株式の取得
△4
自己株式の処分
0
407
10
-
673
△0
1,091
△20
436
1,507
当期変動額合計
407
10
-
673
△0
1,091
△20
436
△84
当期末残高
520
-
2,583
989
△0
4,093
51
2,144
29,151
株主資本以外の項目の当期
変動額(純額)
- 52 -
④【連結キャッシュ・フロー計算書】
前連結会計年度
(自 平成24年4月1日
至 平成25年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益又は税金等調整前当期純
損失(△)
減価償却費
減損損失
のれん償却額
引当金の増減額(△は減少)
退職給付に係る負債の増減額(△は減少)
受取利息及び受取配当金
支払利息
為替差損益(△は益)
有形固定資産売却損益(△は益)
有形固定資産除却損
投資有価証券評価損益(△は益)
投資有価証券売却損益(△は益)
負ののれん発生益
受取補償金
売上債権の増減額(△は増加)
たな卸資産の増減額(△は増加)
仕入債務の増減額(△は減少)
その他の資産・負債の増減額
未払消費税等の増減額(△は減少)
その他
小計
利息及び配当金の受取額
利息の支払額
補償金の受取額
損害賠償金の支払額
法人税等の支払額
法人税等の還付額
営業活動によるキャッシュ・フロー
- 53 -
(単位:百万円)
(自
至
当連結会計年度
平成25年4月1日
平成26年3月31日)
939
△668
1,800
-
624
288
-
△106
188
△8
△37
6
27
-
△78
-
219
222
△878
△304
166
△12
3,057
104
△188
-
△45
△311
-
2,616
1,661
506
574
31
233
△131
166
△24
△15
18
-
△12
-
△181
△146
1,240
29
△82
59
△32
3,225
131
△170
181
△10
△563
65
2,861
前連結会計年度
(自 平成24年4月1日
至 平成25年3月31日)
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出
定期預金の払戻による収入
有形及び無形固定資産の取得による支出
有形及び無形固定資産の売却による収入
資産除去債務の履行による支出
投資有価証券の取得による支出
投資有価証券の売却による収入
子会社株式の取得による支出
貸付けによる支出
貸付金の回収による収入
差入保証金の差入による支出
差入保証金の回収による収入
事業譲渡による収入
その他
投資活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少)
長期借入れによる収入
長期借入金の返済による支出
社債の償還による支出
配当金の支払額
少数株主からの払込みによる収入
少数株主への配当金の支払額
自己株式の売却による収入
自己株式の取得による支出
リース債務の返済による支出
財務活動によるキャッシュ・フロー
現金及び現金同等物に係る換算差額
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)
現金及び現金同等物の期首残高
現金及び現金同等物の期末残高
△77
143
△3,757
37
△24
△350
4
△160
△17
8
△98
254
20
△2
△4,020
372
1,889
△1,759
△74
△472
-
△88
0
△1
△27
△160
329
△1,235
6,557
※1 5,321
- 54 -
(単位:百万円)
(自
至
当連結会計年度
平成25年4月1日
平成26年3月31日)
△105
66
△2,737
42
-
△924
22
△71
△34
33
△64
68
39
△135
△3,800
△295
2,430
△2,237
-
△304
20
△5
0
△4
△29
△423
231
△1,131
5,321
※1 4,190
【注記事項】
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)
連結の範囲に関する事項
(1)連結子会社の数は9社であります。
連結子会社名は「第1 企業の概況 4 関係会社の状況」に記載しているため省略いたしました。
なお、前連結会計年度において連結子会社でありました日本パーオキサイド㈱は、平成25年7月1日付で当社と
合併したため、連結の範囲から除いております。
(2)主要な非連結子会社名
㈱ジャスパー
連結の範囲から除いた理由
非連結子会社は、いずれも小規模会社であり、合計の総資産、売上高、当期純損益及び利益剰余金(持分に見合
う額)等は、いずれも連結財務諸表に重要な影響を及ぼしていないためであります。
2 持分法の適用に関する事項
(1)持分法適用の非連結子会社はありません。
(2)持分法適用の関連会社はありません。
(3)持分法を適用しない非連結子会社及び関連会社のうち主要な会社等
㈱ジャスパー
持分法を適用しない理由
持分法非適用会社は、いずれも小規模会社であり、合計の当期純損益及び利益剰余金(持分に見合う額)等に及
ぼす影響が軽微であることと、さらに全体としても重要性がないため、持分法の適用から除外しております。
3 連結子会社の事業年度に関する事項
海外連結子会社であるSFC CO.,LTD.は、従来、決算日が12月31日であり、同社決算日の財務諸表を使用し、連結
決算日との間に生じた重要な取引については、必要な調整を行っておりましたが、前連結会計年度中に、同社が
決算日を3月31日に変更いたしました。
この変更に伴い、前連結会計年度は平成24年1月1日から平成25年3月31日までの15ヶ月を連結しております。
4 会計処理基準に関する事項
(1)重要な資産の評価基準及び評価方法
イ 有価証券
その他有価証券
時価のあるもの
決算期末日の市場価格等に基づく時価法
(評価差額は、全部純資産直入法により処理し、売却原価は、移動平均法により算定)
時価のないもの
移動平均法による原価法
ロ デリバティブ
時価法
ハ たな卸資産
総平均法(一部の連結子会社は移動平均法又は個別法)による原価法
(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)
(2)重要な減価償却資産の減価償却の方法
イ 有形固定資産(リース資産を除く)
当社及び一部の連結子会社は定額法、他の連結子会社は定率法(ただし、平成10年4月1日以降に取得した
建物(建物附属設備は除く)については定額法)
ロ 無形固定資産(リース資産を除く)
定額法
なお、耐用年数については、法人税法に規定する方法と同一の基準によっております。
ただし、自社利用のソフトウエアについては、社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法によって
おります。
ハ リース資産
所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しております。
なお、所有権移転外ファイナンス・リース取引のうち、リース取引開始日が平成20年3月31日以前の
リース取引については、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっております。
1
- 55 -
(3)重要な引当金の計上基準
イ 貸倒引当金
債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率法により、貸倒懸念債権等特定の債権
については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。
ロ 賞与引当金
従業員の賞与に充てるため、支給見込額基準による当期負担額を計上しております。
ハ 完成工事補償引当金
一部の連結子会社は、完成工事に係る瑕疵担保費用の支出に備えるため、将来の補償見込額を計上しておりま
す。
ニ 環境対策引当金
PCB(ポリ塩化ビフェニル)廃棄物の処理費用の支出に備えるため、処理費用及び収集運搬費用等の見込額を
計上しております。
(4)退職給付に係る会計処理の方法
イ 退職給付見込額の期間帰属方法
退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法については、
期間定額基準によっております。
ロ 数理計算上の差異、過去勤務費用及び会計基準変更時差異の費用処理方法
会計基準変更時差異(62億15百万円)は、15年による按分額を費用処理しております。
過去勤務費用は、その発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数(8年)による定額法により、
費用処理しております。
数理計算上の差異は、その発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(8~12年)による
定額法により按分した額をそれぞれ発生の翌連結会計年度から費用処理することとしております。
(5)完成工事高及び完成工事原価の計上基準
イ 当連結会計年度末までの進捗部分について成果の確実性が認められる工事
工事進行基準(工事の進捗率の見積りは原価比例法)
ロ その他の工事
工事完成基準
(6)連結財務諸表の作成の基礎となった連結会社の財務諸表の作成に当たって採用した重要な外貨建の
資産及び負債の本邦通貨への換算の基準
外貨建金銭債権債務は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しており
ます。なお、在外子会社の資産及び負債は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、収益及び費用は
期中平均相場により円貨に換算し、換算差額は純資産の部における為替換算調整勘定及び少数株主持分に含め
ております。
(7)重要なヘッジ会計の方法
イ ヘッジ会計の方法
繰延ヘッジ処理によっております。
なお、為替予約については、振当処理の要件を満たしている場合は振当処理を、金利スワップについては、
特例処理の要件を満たしている場合は特例処理を採用しております。
ロ ヘッジ手段とヘッジ対象
(ヘッジ手段)
(ヘッジ対象)
為替予約
外貨建売掛金、外貨建買掛金
金利スワップ
借入金の利息
ハ ヘッジ方針
為替予約取引については、基本的に外貨建取引の成約高の範囲内で行い、金利スワップ取引については、基本
的に金利変動リスクをヘッジする目的として行い、投機的な取引は行わない方針であります。
ニ ヘッジの有効性の評価方法
ヘッジの有効性の判定については、ヘッジ手段とヘッジ対象の経過期間に係るキャッシュ・フロー総額の変動
額を比較する方法を採用しております。
なお、ヘッジ手段とヘッジ対象に関する重要な条件が同一であり、かつヘッジ開始時及びその後も継続してキ
ャッシュ・フロー変動を完全に相殺するものと想定することができるものについては、ヘッジの有効性の判定
は、省略しております。
(8)のれんの償却方法及び償却期間
のれんは、5年間で均等償却しております。ただし、重要性の乏しいものについては、一時償却しております。
- 56 -
(9) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
連結キャッシュ・フロー計算書における資金(現金及び現金同等物)は、手許現金、随時引き出し可能な預金
及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ケ月以内に
償還期限の到来する短期投資からなっております。
(10)消費税等の会計処理
税抜方式によっております。
(会計方針の変更)
(退職給付に関する会計基準等の適用)
「退職給付に関する会計基準」(企業会計基準第26号
平成24年5月17日。以下「退職給付会計基準」という)及び
「退職給付に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第25号 平成24年5月17日。以下「退職給付適用
指針」という。)を、当連結会計年度末より適用し(ただし、退職給付会計基準第35項本文及び退職給付適用指針第
67項本文に掲げられた定めを除く。)、退職給付債務から年金資産の額を控除した額を退職給付に係る負債として計
上する方法に変更し、未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤務費用を退職給付に係る負債に計上しております。
退職給付会計基準等の適用については、退職給付会計基準第37項に定める経過的な取扱いに従っており、当連結会計
年度末において、当該変更に伴う影響額をその他の包括利益累計額の退職給付に係る調整累計額に加減しておりま
す。
この結果、当連結会計年度末において、その他の包括利益累計額が0百万円減少しております。
なお、1株当たり純資産額に与える影響は軽微であります。
(たな卸資産の評価方法の変更)
一部の連結子会社は、仕掛品、商品及び製品の評価方法について、従来、移動平均法を採用しておりましたが、当連
結会計年度より、総平均法に変更いたしました。
この変更は、当該子会社における基幹システムの再構築を契機に、当社と同様の評価方法を採用し、在庫評価と原価
計算を、より効率的に行うことを目的としたものであります。
なお、この変更による影響額は軽微であるため、遡及適用は行っておりません。
(会計上の見積りの変更と区別することが困難な会計方針の変更)
(減価償却方法の変更)
一部の連結子会社は、有形固定資産の減価償却方法について、従来、主として定率法を採用しておりましたが、当連
結会計年度より、定額法に変更しております。
この変更は、連結子会社である日本パーオキサイド株式会社が、平成25年7月1日に当社と合併することを契機に、
有形固定資産の使用状況を検討した結果、安定した稼働状況が見込まれるため、定額法を採用することがより合理的
であると判断したものであります。
なお、これにより当連結会計年度の営業利益は1億91百万円増加し、経常損失及び税金等調整前当期純損失は1億91百
万円減少しております。
(未適用の会計基準等)
・「退職給付に関する会計基準」(企業会計基準第26号 平成24年5月17日)
・「退職給付に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第25号 平成24年5月17日)
(1)概要
未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤務費用の処理方法、退職給付債務及び勤務費用の計算方法並びに開示
の拡充について改正されました。
(2)適用予定日
退職給付債務及び勤務費用の計算方法の改正については、平成27年3月期の期首から適用します。
なお、当該会計基準等には経過的な取り扱いが定められているため、過去の期間の連結財務諸表に対しては遡及
適用しません。
(3)当該会計基準等の適用による影響
退職給付債務及び勤務費用の計算方法の改正による連結財務諸表に与える影響額については、現時点で評価中で
あります。
- 57 -
(表示方法の変更)
(連結損益計算書)
前連結会計年度において、「特別利益」の「その他」に含めていた「事業譲渡益」は、特別利益の総額の100の10を
超えたため、当連結会計年度より独立掲記することとしました。
この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っております。
この結果、前連結会計年度の連結損益計算書において、「特別利益」の「その他」に表示していた37百万円は、「事
業譲渡益」14百万円、「その他」23百万円として組み替えております。
(追加情報)
当社は、平成26年3月10日の取締役会で、中国上海市長寧区に、現地法人を設立することを決議いたしました。
1 設立の目的
当社は、平成9年11月に上海事務所を開設し、中国における顧客関係の構築や、情報収集活動を
推進してまいりました。
この度、従来から展開している各種事業について、現地に密着した迅速な営業活動を
展開するため、「連絡事務所」体制から、中国現地での「営業活動拠点」体制へ、
機能の強化・拡充を図ることといたしました。
2
現地法人の概要
(1)名称 保土谷(上海)貿易有限公司
HODOGAYA (SHANGHAI) TRADING CO., LTD.
(2)所在地 上海市長寧区延安西路2201号
上海国際貿易中心2608室
(3)資本金
2,100,000元(約35百万円)
(4)出資比率 当社 100%
(5)事業内容 化学品およびその原料の仕入・販売
(6)設立年月 平成26年4月10日
(7)営業開始年月 平成26年10月(予定)
- 58 -
(連結貸借対照表関係)
※1
非連結子会社および関連会社に対するものは、次のとおりであります。
前連結会計年度
(平成25年3月31日)
投資有価証券(株式)
当連結会計年度
(平成26年3月31日)
147百万円
147百万円
※2
担保資産及び担保付債務
担保に供している資産は、次のとおりであります。
前連結会計年度
(平成25年3月31日)
当連結会計年度
(平成26年3月31日)
土地
建物及び構築物
1,909百万円
1,131
機械装置及び運搬具
投資有価証券
1,514
142
-
155
4,697
155
前連結会計年度
(平成25年3月31日)
当連結会計年度
(平成26年3月31日)
計
-百万円
-
担保付債務は、次のとおりであります。
長期借入金
426百万円
-百万円
支払手形および買掛金
205
211
計
631
211
3
保証債務
次の関係会社等について、金融機関等からの借入に対し、債務保証を行っております。
債務保証
取引先
保証内容
共同過酸化水素㈱
銀行借入
従業員
銀行借入
計
前連結会計年度
(平成25年3月31日)
200百万円
当連結会計年度
(平成26年3月31日)
200百万円
6
5
206
205
4
受取手形裏書譲渡高
前連結会計年度
(平成25年3月31日)
受取手形裏書譲渡高
3百万円
- 59 -
当連結会計年度
(平成26年3月31日)
1百万円
※5
再評価差額
土地の再評価に関する法律(平成10年3月31日公布法律第34号および平成11年3月31日公布法律第24号)に
基づき、事業用の土地の再評価を行い、土地再評価差額金を純資産の部に、再評価に係る繰延税金負債を
固定負債の部にそれぞれ計上しております。
・再評価の方法…土地の再評価に関する法律施行令(平成11年3月31日公布政令第125号)第2条第3号に
定める固定資産税評価額に合理的な調整を行って算定する方法によっております。
・再評価を行った年月日…平成12年3月31日および平成13年12月31日
前連結会計年度
(平成25年3月31日)
当連結会計年度
(平成26年3月31日)
土地再評価差額金
2,583百万円
2,583百万円
繰延税金負債
平成12年3月31日に再評価を行った
1,428
1,428
土地の期末における時価と再評価後の
帳簿価額との差額
△2,448
△2,448
平成13年12月31日に再評価を行った
土地の期末における時価と再評価後の
△101
△109
帳簿価額との差額
※6
連結会計年度末日満期手形
期末日満期手形の会計処理については、手形交換日をもって決済処理しております。
なお、前連結会計年度末日が金融機関の休日であったため、次の期末日満期手形が、期末残高に含まれて
おります。
前連結会計年度
(平成25年3月31日)
受取手形
支払手形
114百万円
203
- 60 -
当連結会計年度
(平成26年3月31日)
-百万円
-
(連結損益計算書関係)
※1
期末たな卸高は収益性の低下に伴う簿価切下後の金額であり、次のたな卸資産評価損が売上原価に含まれて
おります。
前連結会計年度
(自 平成24年4月1日
至 平成25年3月31日)
たな卸資産評価損
※2
当連結会計年度
平成25年4月1日
平成26年3月31日)
(自
至
9百万円
187百万円
一般管理費および当期製造費用に含まれる研究開発費は、次のとおりであります。
前連結会計年度
(自 平成24年4月1日
至 平成25年3月31日)
一般管理費
※3
当連結会計年度
平成25年4月1日
平成26年3月31日)
(自
至
2,404百万円
3,209百万円
固定資産売却益の内容は、次のとおりであります。
(自
至
前連結会計年度
平成24年4月1日
平成25年3月31日)
土地他
建物他
(自
至
当連結会計年度
平成25年4月1日
平成26年3月31日)
37百万円
-
機械装置他
計
-百万円
6
-
9
37
16
※4
固定資産除却損の内容は、次のとおりであります。
(自
至
前連結会計年度
平成24年4月1日
平成25年3月31日)
(自
至
当連結会計年度
平成25年4月1日
平成26年3月31日)
建物および構築物
機械装置および運搬具
2百万円
1
1百万円
7
工具器具備品
1
10
上記解体撤去費用
5
29
計
10
48
※5 減損損失
当連結会計年度において計上した減損損失の内訳は、次のとおりであります。
場所
用途
福島県郡山市
種類
カーボンナノチューブ
製造設備等
減損金額(百万円)
建物等
506
当社グループにおけるグルーピングの方法は、社内の管理会計上の事業区分に基づく方法により行っております。
ただし、事業の廃止に関する意思決定を行った資産については、他の資産グルーピングから独立して
グルーピングを行っております。
上記の設備については、事業の縮小により、帳簿価額の回収が見込めないため、回収可能価額まで減額し、
当該帳簿価額を減損損失(5億6百万円)として特別損失に計上しており、
その内訳は建物および構築物2億23百万円、機械装置および運搬具2億72百万円、工具、器具および備品2百万円、
無形固定資産その他8百万円であります。
なお、回収可能価額は、正味売却価額により測定しており、備忘価額により評価しております。
※6
東日本大震災等による損失の計上をしております。災害損失の主なものは、次のとおりであります。
(自
至
前連結会計年度
平成24年4月1日
平成25年3月31日)
その他費用
0百万円
- 61 -
(自
至
当連結会計年度
平成25年4月1日
平成26年3月31日)
-百万円
※7
工場の火災による損失の計上をしております。損失の主なものは、次のとおりであります。
(自
至
前連結会計年度
平成24年4月1日
平成25年3月31日)
その他費用
(自
至
当連結会計年度
平成25年4月1日
平成26年3月31日)
0百万円
-百万円
(連結包括利益計算書関係)
※1 その他の包括利益に係る組替調整額
(自
至
前連結会計年度
平成24年4月1日
平成25年3月31日)
その他有価証券評価差額金:
(自
至
当連結会計年度
平成25年4月1日
平成26年3月31日)
当期発生額
組替調整額
355百万円
-
701百万円
△12
計
355
689
当期発生額
組替調整額
7
-
10
-
計
7
10
1,070
804
繰延ヘッジ損益:
為替換算調整勘定:
当期発生額
組替調整額
-
-
計
1,070
804
税効果調整前合計
1,433
1,503
26
282
1,407
1,221
税効果額
その他の包括利益合計
※2 その他の包括利益に係る税効果額
(自
至
前連結会計年度
平成24年4月1日
平成25年3月31日)
その他有価証券評価差額金:
(自
至
当連結会計年度
平成25年4月1日
平成26年3月31日)
税効果調整前
税効果額
355百万円
19
689百万円
282
税効果調整後
336
407
税効果調整前
7
10
税効果額
6
-
税効果調整後
0
10
1,070
804
-
-
1,070
804
税効果調整前
税効果額
1,433
26
1,503
282
税効果調整後
1,407
1,221
繰延ヘッジ損益:
為替換算調整勘定:
税効果調整前
税効果額
税効果調整後
その他の包括利益合計
- 62 -
(連結株主資本等変動計算書関係)
前連結会計年度(自 平成24年4月1日
1 発行済株式に関する事項
至
株式の種類
当連結会計年度期首
普通株式(千株)
84,137
平成25年3月31日)
増加
減少
当連結会計年度末
-
-
84,137
2
自己株式に関する事項
株式の種類
当連結会計年度期首
増加
普通株式(千株)
5,028
減少
当連結会計年度末
8
2
5,035
(変動事由の概要)
増加数の主な内訳は、次の通りであります。
単元未満株式の買取りによる増加
8千株 減少数の主な内訳は、次の通りであります。
単元未満株式の買増請求に応じた事による減少
2千株 3
新株予約権等に関する事項
目的となる株式の数(株)
会社名
目的となる
株式の種類
内訳
当連結会計
年度期首
増加
当連結
会計年度末
減少
当連結会計
年度末残高
(百万円)
提出会社
平成20年
新株予約権
普通株式
-
-
-
-
40
連結子会社
平成23年
新株予約権
普通株式
-
-
-
-
10
普通株式
-
-
-
-
21
-
-
-
-
72
連結子会社
平成24年
新株予約権
合計
4
配当に関する事項
(1)配当金支払額
決議
平成24年5月14日
取締役会
平成24年11月7日
取締役会
配当金の総額
(百万円)
株式の種類
1株当たり配当額
(円)
基準日
効力発生日
普通株式
316
4
平成24年3月31日
平成24年6月29日
普通株式
158
2
平成24年9月30日
平成24年12月11日
(2)基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
決議
平成25年5月13日
取締役会
株式の種類
配当の原資
配当金の総額
(百万円)
普通株式
利益剰余金
158
- 63 -
1株当たり
配当額(円)
基準日
2 平成25年3月31日
効力発生日
平成25年6月28日
当連結会計年度(自
1
平成25年4月1日
至
平成26年3月31日)
発行済株式に関する事項
株式の種類
当連結会計年度期首
増加
普通株式(千株)
84,137
減少
当連結会計年度末
-
-
84,137
2
自己株式に関する事項
株式の種類
当連結会計年度期首
増加
普通株式(千株)
5,035
減少
当連結会計年度末
21
2
5,054
(変動事由の概要)
増加数の主な内訳は、次の通りであります。
単元未満株式の買取りによる増加
減少数の主な内訳は、次の通りであります。
21千株 単元未満株式の買増請求に応じた事による減少
2千株 3
新株予約権等に関する事項
目的となる株式の数(株)
会社名
連結子会社
連結子会社
連結子会社
内訳
目的となる
株式の種類
平成23年
新株予約権
平成24年
新株予約権
平成25年
新株予約権
当連結会計
年度期首
増加
当連結
会計年度末
減少
当連結会計
年度末残高
(百万円)
普通株式
-
-
-
-
10
普通株式
-
-
-
-
21
普通株式
-
-
-
-
20
-
-
-
-
51
合計
4
配当に関する事項
(1)配当金支払額
決議
平成25年5月13日
取締役会
平成25年10月31日
取締役会
配当金の総額
(百万円)
株式の種類
1株当たり配当額
(円)
基準日
効力発生日
普通株式
158
2
平成25年3月31日
平成25年6月28日
普通株式
158
2
平成25年9月30日
平成25年12月9日
(2)基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
決議
平成26年5月12日
取締役会
株式の種類
配当の原資
配当金の総額
(百万円)
普通株式
利益剰余金
158
- 64 -
1株当たり
配当額(円)
基準日
2 平成26年3月31日
効力発生日
平成26年6月27日
(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
※1 現金および現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係
前連結会計年度
(自 平成24年4月1日
至 平成25年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成25年4月1日
至 平成26年3月31日)
現金及び預金勘定
預入期間が3ヶ月を超える定期預金
5,408百万円
△86 4,326百万円
△136 現金および現金同等物
5,321 4,190 1
(リース取引関係)
ファイナンス・リース取引(借主側)
所有権移転外ファイナンス・リース取引
① リース資産の内容
有形固定資産
主として、研究開発機器等であります。
② リース資産の減価償却の方法
連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項「4.会計処理基準に関する事項(2)重要な減価償却資産の
減価償却の方法」に記載のとおりであります。
なお、所有権移転外ファイナンス・リース取引のうち、リース取引開始日が、平成20年3月31日以前の
リース取引については、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっており、
その内容は重要性が乏しいため省略致します。
- 65 -
(金融商品関係)
1
金融商品の状況に関する事項
(1) 金融商品に対する取組方針
当社グループは、資金運用については短期的な預金等に限定し、また、資金調達については、主として
金融機関借入による方針であります。デリバティブについては、借入金の金利変動リスクを回避すること
及び、外貨での資金決済に伴う為替変動リスクを軽減するために利用しており、投機的な取引は
行っておりません。
(2) 金融商品の内容及びそのリスク並びにリスク管理体制
受取手形及び売掛金に係る顧客の信用リスクは、定期的に顧客の状況を調査し、与信管理を行って
おります。また、外貨建ての売掛金及び買掛金に係る為替の変動リスクは、先物為替予約を利用して
ヘッジしております。
投資有価証券は、主として株式で、これに係る市場価格の変動リスクは、上場株式について四半期ごとに
時価の把握を行っております。
支払手形及び買掛金は、1年以内の支払期日であります。
借入金の使途は、運転資金及び設備投資資金であります。借入金に係る金利変動リスクは、
その一部について金利スワップ取引を利用して、支払利息の固定化を実施し、リスクをヘッジして
おります。
なお、デリバティブ取引の執行・管理については、社内規定に従い、投機的な取引は行わないことと
しております。
(3) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
「2金融商品の時価等に関する事項」におけるデリバティブ取引に関する契約額等については、
その金額自体がデリバティブ取引に係る市場リスクを示すものではありません。
2
金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価およびこれらの差額については、次の通りであります。
なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは、次表には含まれておりません((注2)参照)。
前連結会計年度(平成25年3月31日)
連結貸借対照表計上額
(百万円)
時価(百万円)
差額(百万円)
5,408
5,408
-
11,390
11,390
-
-
-
-
2,646
2,646
-
19,445
19,445
-
(1) 支払手形及び買掛金
4,539
4,539
-
(2) 短期借入金
7,265
7,265
-
(3) 長期借入金
4,768
4,686
81
16,573
16,492
81
(10)
(10)
-
(1) 現金及び預金
(2) 受取手形及び売掛金
(3) 有価証券
その他有価証券
(4) 投資有価証券
証券
その他有価
資産計
負債計
デリバティブ取引(*)
(*)デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しており、合計で正味の債務となる
項目については( )で示しております。
- 66 -
当連結会計年度(平成26年3月31日)
連結貸借対照表計上額
(百万円)
時価(百万円)
差額(百万円)
4,326
4,326
-
11,595
11,595
-
3,910
3,910
-
19,833
19,833
-
(1) 支払手形及び買掛金
4,626
4,626
-
(2) 短期借入金
6,206
6,206
-
(3) 長期借入金
5,727
5,714
13
16,560
16,546
13
(-)
(-)
-
(1) 現金及び預金
(2) 受取手形及び売掛金
(3) 投資有価証券
その他有価
証券
資産計
負債計
デリバティブ取引(*)
(*)デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しており、合計で正味の債務となる
項目については( )で示しております。
(注1)金融商品の時価の算定方法並びに有価証券及びデリバティブ取引に関する事項
資 産
(1) 現金及び預金、(2 )受取手形及び売掛金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によって
おります。
(3) 投資有価証券
その他有価証券
これらの時価について、株式は東京証券取引所の取引価格によっております。また、保有目的ごとの
有価証券に関する事項については、注記事項「有価証券関係」をご参照下さい。
負 債
(1) 支払手形及び買掛金、並びに(2) 短期借入金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額に等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(3) 長期借入金
固定金利による長期借入金の時価については、元利金の合計額を、同様の新規借入を行った場合に
想定される利率で割り引いて算定する方法によっております。
変動金利による長期借入金の時価については、金利スワップの特例処理の対象とされており、
当該金利スワップと一体として処理された元利金の合計額を、同様の新規借入を行った場合に想定される
利率で割り引いて算定する方法によっております。
金利スワップの特例処理によるものは、ヘッジ対象とされている長期借入金と一体として処理されている
ため、その時価は、当該長期借入金の時価に含めて記載しております。
デリバティブ取引
注記事項「デリバティブ取引関係」をご参照下さい。
(注2)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品
(単位:百万円)
区
分
前連結会計年度
(平成25年3月31日)
非上場株式
金銭信託
当連結会計年度
(平成26年3月31日)
416
726
50
80
これらについては、市場価格が無く、時価を把握することが極めて困難と認められるため、
「(3) 投資有価証券
その他有価証券」には含めておりません。
- 67 -
(注3)金銭債権及び満期のある有価証券の連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度(平成25年3月31日)
1年超
5年以内
(百万円)
1年以内
(百万円)
現金及び預金
受取手形及び売掛金
10年超
(百万円)
64
25
-
-
11,390
-
-
-
-
7
-
-
11,455
32
-
-
有価証券及び投資有価証券
その他有価証券のうち満期
があるもの
合計
5年超
10年以内
(百万円)
当連結会計年度(平成26年3月31日)
1年超
5年以内
(百万円)
1年以内
(百万円)
現金及び預金
受取手形及び売掛金
10年超
(百万円)
136
-
-
-
11,595
-
-
-
-
-
-
-
11,732
-
-
-
有価証券及び投資有価証券
その他有価証券のうち満期
があるもの
合計
5年超
10年以内
(百万円)
(注4)社債、長期借入金、リース債務及びその他有利子負債の連結決算日後の返済予定額
前連結会計年度(平成25年3月31日)
1年以内
(百万円)
1年超
2年以内
(百万円)
2年超
3年以内
(百万円)
3年超
4年以内
(百万円)
4年超
5年以内
(百万円)
5年超
(百万円)
短期借入金
5,029
-
-
-
-
-
長期借入金
2,236
1,471
1,103
966
718
509
リース債務
28
28
27
26
19
8
7,294
1,500
1,131
993
738
517
合計
当連結会計年度(平成26年3月31日)
1年以内
(百万円)
1年超
2年以内
(百万円)
2年超
3年以内
(百万円)
3年超
4年以内
(百万円)
4年超
5年以内
(百万円)
5年超
(百万円)
短期借入金
4,735
-
-
-
-
-
長期借入金
1,471
1,465
1,470
1,185
901
704
リース債務
30
30
28
21
9
0
6,237
1,495
1,499
1,207
911
705
合計
- 68 -
(有価証券関係)
前連結会計年度(平成25年3月31日)
1 その他有価証券
連結貸借対照表計上額
(百万円)
種類
(1)株式
連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えるもの
取得原価(百万円)
差額(百万円)
1,618
1,243
375
(2)その他
7
6
0
小計
1,625
1,250
375
1,020
1,255
△234
1,020
1,255
△234
2,646
2,505
140
連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えないもの
(1)株式
小計
合計
(注)非上場株式,その他時価のない有価証券(連結貸借対照表計上額 493百万円)については、市場時価がなく、
時価を把握することが極めて困難と認められることから、上表の「その他有価証券」には含めておりません。
2
連結会計年度中に売却したその他有価証券
売却額
(百万円)
種類
売却益の合計額
(百万円)
売却損の合計額
(百万円)
株式
4
-
-
合計
4
-
-
当連結会計年度(平成26年3月31日)
1 その他有価証券
連結貸借対照表計上額
(百万円)
種類
(1)株式
取得原価(百万円)
差額(百万円)
3,125
2,164
961
(2)その他
-
-
-
小計
3,125
2,164
961
784
930
△145
784
930
△145
3,910
3,094
815
連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えるもの
連結貸借対照表計上額が
(1)株式
取得原価を超えないもの
小計
合計
(注)非上場株式,その他時価のない有価証券(連結貸借対照表計上額 834百万円)については、市場時価がなく、
時価を把握することが極めて困難と認められることから、上表の「その他有価証券」には含めておりません。
2
連結会計年度中に売却したその他有価証券
種類
売却額
(百万円)
売却益の合計額
(百万円)
売却損の合計額
(百万円)
株式
22
12
△0
合計
22
12
△0
- 69 -
(デリバティブ取引関係)
前連結会計年度(平成25年3月31日)
1 ヘッジ会計が適用されていないもの:該当するものはありません。
2
ヘッジ会計が適用されているもの
:ヘッジ会計の方法ごとの連結決算日における契約額又は
契約において定められた元本相当額等は、次のとおりです。
(単位:百万円)
当連結会計年度(平成25年3月31日)
ヘッジ会計の方法
取引の種類
金利スワップ取引
原則的処理
為替予約等の振当
処理
支払固定・
受取変動
金利スワップ取引
金利スワップの特
例処理
主なヘッジ対象
契約額等
(百万円)
短期借入金
585
支払固定・
受取変動
長期借入金
為替予約
売掛金
契約額等の
うち1年超
(百万円)
時価
(百万円)
585
当該時価の
算定方法
取引先金融機関
から提示された
△10 価格等によって
いる。
3,494
2,422
(注)
112
-
(注)
―――――
―――――
(注)金利スワップの特例処理によるもの及び為替予約等の振当処理によるものは、ヘッジ対象とされている
長期借入金及び売掛金と一体として処理されているため、その時価は、当期長期借入金及び売掛金の時価に
含めて記載しています。
当連結会計年度(平成26年3月31日)
1
2
ヘッジ会計が適用されていないもの:該当するものはありません。
ヘッジ会計が適用されているもの :ヘッジ会計の方法ごとの連結決算日における契約額又は
契約において定められた元本相当額等は、次のとおりです。
(単位:百万円)
当連結会計年度(平成26年3月31日)
ヘッジ会計の方法
取引の種類
金利スワップ取引
金利スワップの特
例処理
支払固定・
受取変動
主なヘッジ対象
契約額等
(百万円)
長期借入金
契約額等の
うち1年超
(百万円)
2,842
時価
(百万円)
当該時価の
算定方法
2,145
(注)
―――――
(注)金利スワップの特例処理によるものは、ヘッジ対象とされている長期借入金と一体として処理されているため、
その時価は、当期長期借入金の時価に含めて記載しています。
- 70 -
(退職給付関係)
前連結会計年度(自 平成24年4月1日
1 採用している退職給付制度の概要
至
平成25年3月31日)
当社および一部の連結子会社は、確定拠出年金制度と確定給付型の企業年金規約制度及び退職一時金制度を
採用しております。
他の連結子会社は退職一時金制度を採用しております。
2
退職給付債務に関する事項
(1)退職給付債務(百万円)
△4,416
(2)年金資産(百万円)
3,865
(3)未積立退職給付債務(1)+(2)(百万円)
△550
(4)会計基準変更時差異の未処理額(百万円)
651
(5)未認識数理計算上の差異(百万円)
86
(6)未認識過去勤務債務(債務の増額)(百万円)
△55
(7)連結貸借対照表計上額純額(3)+(4)+(5)+(6)(百万円)
131
207
(8)投資その他の資産(前払年金費用)(百万円)
(9)退職給付引当金(7)-(8)(百万円)
△76
(注)一部の子会社は、退職給付債務の算定にあたり、簡便法を採用しております。
3
退職給付費用に関する事項
(1)勤務費用(百万円)
(2)利息費用(百万円)
188
73
(3)期待運用収益(百万円)
(4)数理計算上の差異の費用処理額(百万円)
―
111
(5)会計基準変更時差異の処理額(百万円)
(6)過去勤務債務の費用処理額(百万円)
307
△12
48
(7)確定拠出年金額(百万円)
(8)退職給付費用(1)+(2)+(3)+(4)+(5)+(6)+(7)(百万円)
(注)簡便法を採用している連結子会社の退職給付費用は、勤務費用に含めております。
4
退職給付債務等の計算の基礎に関する事項
(1)退職給付見込額の期間配分方法
期間定額基準
(2)割引率
1.0~1.5%
(3)期待運用収益率
0.0%
(4)過去勤務債務の額の処理年数
8年
(5)会計基準変更時差異の処理年数
15年
(6)数理計算上の差異の処理年数
8~12年
- 71 -
716
当連結会計年度(自
1
平成25年4月1日
至
平成26年3月31日)
採用している退職給付制度の概要
当社は、確定拠出年金制度と確定給付企業年金制度(積立型)を採用しております。
一部の連結子会社は、確定拠出年金制度と退職一時金制度(非積立型)を採用しております。
その他の連結子会社は退職一時金制度(非積立型)、又は確定拠出型の退職給付制度を採用しております。
当社を除いて、退職給付に係る負債および退職給付費用は簡便法で計算されております。
確定給付企業年金制度では、ポイント制に基づいた年金を支給しております。
退職一時金制度では給与と勤務期間等に基づいた一時金を支給しております。
2
確定給付制度
(1)退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表
退職給付債務の期首残高
勤務費用
4,416百万円
207 利息費用
数理計算上の差異の発生額
51 △13 退職給付の支払額
過去勤務費用の発生額
△551 △87 その他
- 退職給付債務の期末残高
4,022 (2)年金資産の期首残高と期末残高の調整表
年金資産の期首残高
3,865百万円
期待運用収益
数理計算上の差異の発生額
- 241 事業主からの拠出額
退職給付の支払額
232 △549 その他
- 年金資産の期末残高
3,788 (3)退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び
退職給付に係る資産の調整表
積立型制度の退職給付債務
年金資産
3,938百万円
3,788 非積立型制度の退職給付債務
150 84 連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額
233 退職給付に係る負債
233 連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額
233 (4)退職給付費用及びその内訳項目の金額
勤務費用
利息費用
207百万円
51 期待運用収益
数理計算上の差異の費用処理額
― 66 会計基準変更時差異の処理額
307 過去勤務費用の費用処理額
△33 確定給付制度に係る退職給付費用
599 - 72 -
(5)退職給付に係る調整累計額
退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
未認識過去勤務費用
△121百万円
未認識数理計算上の差異
会計基準変更時差異
合
△222 344 計
0 (6)年金資産に関する事項
① 年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。
債券
株式
34%
38 現金及び預金
その他
- 28 100 合
計
② 長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、
年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。
(7)数理計算上の計算基礎に関する事項
当連結会計年度末における主要な数理計算上の計算基礎
割引率 1.0%~1.5%
長期期待運用収益率
3
0.0%
確定拠出制度
当社及び連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、1億3百万円であります。
- 73 -
(税効果会計関係)
1
繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
前連結会計年度
当連結会計年度
(平成25年3月31日) (平成26年3月31日)
(1) 繰延税金資産
繰越欠損金
投資有価証券評価損
賞与引当金
災害損失引当金
合併による土地売却益修正損
未実現利益
環境対策引当金
貸倒引当金
長期前払費用償却
ゴルフ会員権評価損
減損損失
たな卸資産評価損
退職給付に係る負債
その他
繰延税金資産小計
評価性引当額
繰延税金資産合計
(2) 繰延税金負債
前払年金費用
全面時価法による評価差額
その他有価証券評価差額
その他
繰延税金負債小計
(3) 再評価に係る繰延税金負債
土地再評価差額金
繰延税金負債合計
差引:繰延税金負債の純額
1,908百万円 889
167
0
134
169
50
69
54
25
24
13
-
199
3,706
△3,551
154
△78
△989
△27
△18
△1,113
△1,428
△2,541
△2,386
2,025百万円
890
147
-
463
43
40
81
55
33
189
91
83
199
4,346
△4,210
135
-
-
△309
△1,056
△1,365
△1,428
△2,793
△2,658
(注)前連結会計年度および当連結会計年度における繰延税金負債の純額は、連結貸借対照表の以下の項目に
含まれております。
前連結会計年度
当連結会計年度
(平成25年3月31日) (平成26年3月31日)
流動資産―繰延税金資産
固定資産―繰延税金資産
流動負債―繰延税金負債
固定負債―繰延税金負債
固定負債―再評価に係る繰延税金負債
129百万円 2
-
△1,090
△1,428
- 74 -
89百万円
14
△17
△1,316
△1,428
2
法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、
当該差異の原因となった主要な項目別の内訳
前連結会計年度
(平成25年3月31日) 法定実効税率
(調整)
交際費等永久に損金に算入されない項目
受取配当金等永久に益金に算入されない項目
住民税均等割等
評価性引当額の増減
過年度法人税等
外国税金
試験研究費の総額に係る税額控除
過年度事業税等
連結子会社の適用税率差異
税率変更による期末繰延税金資産の減額修正
税率変更による期末繰延税金負債の減額修正
のれん償却額
法人税等還付税額
法人税額の特別控除
負ののれん発生益
その他
税効果会計適用後の法人税等の負担率
3
38.0%
2.0
△1.1
2.3
39.0
△1.6
△5.4
△1.6
0.0
△24.9
0.1
△0.1
18.0
△5.6
△1.9
△3.2
0.4
54.6
当連結会計年度
(平成26年3月31日)
税金等調整前当期純損失
のため、注記を省略して
おります。
法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正
「所得税法等の一部を改正する法律」(平成26年法律第10号)が平成26年3月31日に公布され、平成26年4月1
日以後に開始する連結会計年度から復興特別法人税が課されないことになりました。これに伴い、繰延税金資産
および繰延税金負債の計算に使用する法定実効税率は、平成26年4月1日に開始する連結会計年度に解消が見込
まれる一時差異については従来の38.0%から35.6%になります。
この税率変更による影響は、軽微であります。
- 75 -
(ストック・オプション等関係)
1
権利不行使による失効により利益として計上した金額及び科目
(単位:百万円)
(自
至
前連結会計年度
平成24年4月1日
平成25年3月31日)
(自
至
新株予約権戻入益
当連結会計年度
平成25年4月1日
平成26年3月31日)
-
40
ストック・オプションの内容、規模及びその変動状況
2
(1)ストック・オプションの内容
会社名
決議年月日
提出会社
提出会社
平成16年6月29日
平成20年6月27日
当社取締役、監査役、執行役員及び理事
付与対象者の区分及び人数(名)
並びに平成16年3月31日現在において当
社の取締役、監査役、執行役員の地位に
役員13名,執行役員9名,従業員163名
あった者
26名
株式の種類及び付与数(株)
普通株式
1,064,000
付与日
平成16年7月15日
権利確定条件
権利確定条件は付されておりません
同左
対象勤務期間
対象期間の定めはありません
同左
権利行使期間
普通株式
1,035,000
平成20年7月17日
平成17年4月1日
平成22年6月28日
~平成27年3月31日
~平成25年6月27日
(2)ストック・オプションの規模及びその変動状況
①ストック・オプションの数
会社名
決議年月日
権利確定後
提出会社
提出会社
平成16年6月29日
平成20年6月27日
期首(株)
1,064,000
1,015,000
権利確定(株)
-
-
権利行使(株)
-
-
失効(株)
-
1,015,000
1,064,000
-
未行使残(株)
②単価情報
会社名
決議年月日
提出会社
提出会社
平成16年6月29日
平成20年6月27日
権利行使価格(円)
418
299
行使時平均株価(円)
-
-
付与日における公正な評価単価
(円)
-
-
3
ストック・オプションの権利確定数の見積方法
権利確定条件が付されていないため、付与数がそのまま権利確定数となります。
- 76 -
(企業結合等関係)
共通支配下の取引等
1 取引の概要
(1)対象となった事業の名称及びその事業の内容
事業の名称 基礎化学品事業
事業の内容
(2)企業結合日
過酸化水素、過酸化水素誘導体等の無機工業薬品の製造・販売
平成25年7月1日
(3)企業結合の法的形式
当社を吸収合併存続会社、日本パーオキサイド株式会社を吸収合併消滅会社とする、吸収合併
(4)企業結合後の名称
保土谷化学工業株式会社
(5)その他取引の概要に関する事項
過酸化水素及びその周辺事業での「研究開発の強化」、「M&A」、「海外展開」等を含め、
事業基盤の補完・強化を図りつつ、より競争力のある事業構造への転換を進めるべく、
当社グループの経営資源を活用し、本社機能及び郡山工場(福島県)での効率的・合理的な
運営体制の構築を目指すこととするものであります。
2
実施した会計処理の概要
「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成20年12月26日公表分)及び「企業結合会計基準及び
事業分離等会計基準に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第10号 平成20年12月26日公表分)に基づき、
共通支配下の取引として処理し、連結財務諸表上、内部取引として消去しております。
- 77 -
(資産除去債務関係)
1
資産除去債務のうち連結貸借対照表に計上しているもの
当該資産除去債務の概要
イ
本社および一部子会社事務所について、不動産賃貸借契約に伴う原状回復義務に基づく、
当該賃借不動産に係る既存建物原状回復費用等であります。
海外研究用施設建設のために賃借した土地について、不動産賃貸借契約に伴う原状回復義務に基づく、
当該土地に係る原状回復費用等であります。
海外工場建設のために賃借した土地について、不動産賃貸借契約に伴う原状回復義務に基づく、
当該土地に係る原状回復費用等であります。
ロ
当該資産除去債務の金額の算定方法
本社および一部子会社事務所移転に係る資産除去債務の見積りに当たっては、使用見込期間は5年、
割引率は0.22%を採用しております。
海外研究用施設建設に係る資産除去債務の見積りに当たっては、使用見込期間は50年、割引率は3.10%を
採用しております。
海外工場建設に係る資産除去債務の見積りに当たっては、使用見込期間は50年、割引率は3.53%を
採用しております。
ハ
当該資産除去債務の総額の増減
(自
至
期首残高
前連結会計年度
平成24年4月1日
平成25年3月31日)
(自
至
当連結会計年度
平成25年4月1日
平成26年3月31日)
40百万円
本社移転に伴う増加額
海外研究施設建設に伴う増加額
海外工場建設に伴う増加額
時の経過による調整額
資産除去債務の履行による減少額
期末残高
51百万円
43
5
-
1
0
2
0
△39
-
51
54
(注)海外工場設建設に伴う資産除去債務については、工場完成時の割引率等に変更しております。
当該影響額については海外工場建設に伴う増加額に含めて記載しております。
2
資産除去債務のうち連結貸借対照表に計上していないもの
当社および子会社(一部を除く)の一部賃貸借事務所等については、不動産賃貸借契約により、
退去時における原状回復費に係る債務を有しておりますが、当該債務に関連する賃借資産について
移転等が予定されていないことから資産除去債務を合理的に見積ることができません。
そのため、当該債務に見合う資産除去債務を計上しておりません。
- 78 -
(賃貸等不動産関係)
前連結会計年度(自 平成24年4月1日 至 平成25年3月31日)
当社及び一部の連結子会社では、山口県その他の地域において、土地及び建物を賃貸しております。
平成25年3月期における当該賃貸等不動産に関する賃貸損益は58百万円(営業外損益に計上)であります。
また、当該賃貸等不動産の連結貸借対照表計上額、当連結会計年度増減額及び時価は、次のとおりであります。
連結貸借対照表計上額(百万円)
当連結会計年度末の時価
当連結会計年度期首残高
当連結会計年度増減額
595
当連結会計年度末残高
△240
(百万円)
355
1,614
(注1) 連結貸借対照表計上額は、取得原価から減価償却累計額を控除した金額であります。
(注2) 当連結会計年度増減額は、減価償却費による減少と筑波研究所での土地及び建物の賃貸契約が
一部終了したことによる減少、賃貸物件に対する資本的支出等による増加であります。
(注3) 当連結会計年度末の時価は、一定の評価額や適切に市場価格を反映していると考えられる指標に基づく
価額を用いて算定しております。
当連結会計年度(自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日)
当社及び一部の連結子会社では、山口県その他の地域において、土地及び建物を賃貸しております。
平成26年3月期における当該賃貸等不動産に関する賃貸損益は45百万円(営業外損益に計上)であります。
また、当該賃貸等不動産の連結貸借対照表計上額、当連結会計年度増減額及び時価は、次のとおりであります。
連結貸借対照表計上額(百万円)
当連結会計年度末の時価
当連結会計年度期首残高
当連結会計年度増減額
355
当連結会計年度末残高
△53
302
(百万円)
1,564
(注1) 連結貸借対照表計上額は、取得原価から減価償却累計額を控除した金額であります。
(注2) 当連結会計年度増減額は、減価償却費による減少と賃貸資産の売却による減少であります。
(注3) 当連結会計年度末の時価は、一定の評価額や適切に市場価格を反映していると考えられる指標に基づく
価額を用いて算定しております。
- 79 -
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1 報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、
経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社は、製品・サービスの類似性を基準とした区分毎に戦略を立案し、事業活動を展開しております。
この区分にしたがって、「機能性色素」、「機能性樹脂」、「基礎化学品」、「アグロサイエンス」を
報告セグメントとしております。
2
報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、棚卸資産の評価基準を除き、
「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。
棚卸資産の評価については、収益性の低下に基づく簿価切下げ後の価額で評価しております。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。
セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。
(有形固定資産の減価償却方法の変更)
有形固定資産の減価償却の方法について、従来、一部の連結子会社は、
主として定率法を採用しておりましたが、当連結会計年度より、定額法に変更しております。
この変更は、連結子会社である日本パーオキサイド株式会社が、
平成25年7月1日に当社と合併することを契機に、有形固定資産の使用状況を検討した結果、
安定した稼働状況が見込まれるため、定額法を採用することが、
より合理的であると判断したものであります。
この変更に伴い、従来の方法によった場合に比べ、当連結会計年度のセグメント利益が、
「基礎化学品」で1億88百万円、「その他」で2百万円、それぞれ増加しております。
3
報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自
平成24年4月1日
至
平成25年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
その他
機能性色素 機能性樹脂 基礎化学品
売上高
アグロ
サイエンス
合計
調整額
連結
財務諸表
計上額
計
9,864
11,809
7,045
4,897
33,616
1,574
35,191
-
35,191
358
115
173
-
646
736
1,383 △1,383
-
10,223
11,924
7,218
4,897
34,263
2,310
36,574 △1,383
35,191
セグメント利益
179
143
217
45
585
294
879
18
898
セグメント資産
18,929
9,409
9,170
4,174
41,685
5,235
46,920
4,844
51,765
その他の項目
減価償却費
875
394
267
22
1,560
186
1,746
53
1,800
のれんの償却額
406
-
-
218
624
-
624
-
624
-
-
-
-
-
-
-
-
-
2,006
288
183
29
2,508
578
3,087
60
3,147
(1)外部顧客への
売上高
(2)セグメント間
の内部売上高
又は振替高
計
減損損失
有形固定資産及
び無形固定資産
の増加額
(注1)各セグメントの主な製品
(1)機能性色素・・・・・トナー用電荷制御剤、有機光導電体材料、有機EL材料、各種染料等
- 80 -
(2)機能性樹脂・・・・・ウレタン系及びセメント系各種建築・土木用材料、
PTG(ウレタン原料)、一般化学工業用基礎原料等
(3)基礎化学品・・・・・過酸化水素等
(4)アグロサイエンス・・農薬原体・製剤等
(注2)「その他」は、報告セグメントに含まれない区分であり、倉庫業及び貨物運送取扱業、
研究受託業務等を含んでおります。
(注3)セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益であります。
当連結会計年度(自
平成25年4月1日
至
平成26年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
その他
機能性色素 機能性樹脂 基礎化学品
売上高
アグロ
サイエンス
合計
調整額
連結
財務諸表
計上額
計
8,993
12,661
6,929
5,259
33,842
1,845
35,687
-
35,687
162
142
376
-
680
1,292
1,973 △1,973
-
9,156
12,803
7,305
5,259
34,523
3,137
37,661 △1,973
35,687
△1,204
356
56
386
△404
425
20
13
34
19,338
9,093
7,602
3,928
39,961
4,491
44,453
6,472
50,926
その他の項目
減価償却費
851
338
184
19
1,393
218
1,612
49
1,661
のれんの償却額
412
-
-
161
574
-
574
-
574
-
-
-
-
-
506
506
-
506
295
8
1,864
15
1,880
21
1,901
(1)外部顧客への
売上高
(2)セグメント間
の内部売上高
又は振替高
計
セグメント利益又
はセグメント損失
(△)
セグメント資産
減損損失
有形固定資産及
び無形固定資産
1,473
87
の増加額
(注1)各セグメントの主な製品
(1)機能性色素・・・・・トナー用電荷制御剤、有機光導電体材料、有機EL材料、各種染料等
(2)機能性樹脂・・・・・ウレタン系及びセメント系各種建築・土木用材料、
PTG(ウレタン原料)、一般化学工業用基礎原料等
(3)基礎化学品・・・・・過酸化水素等
(4)アグロサイエンス・・農薬原体・製剤等
(注2)「その他」は、報告セグメントに含まれない区分であり、倉庫業及び貨物運送取扱業、
研究受託業務等を含んでおります。
(注3)セグメント利益又はセグメント損失(△)は、連結損益計算書の営業利益であります。
4
報告セグメント合計額と連結財務諸表計上額との差額及び当該差額の主な内容
(差異調整に関する事項)
前連結会計年度のセグメント利益の調整額18百万円、及び当連結会計年度のセグメント利益又は
セグメント損失(△)の調整額13百万円は、いずれもセグメント間取引消去であります。
前連結会計年度のセグメント資産の調整額48億44百万円の内訳は、全社資産61億81百万円、
消去△13億37百万円であります。
また、当連結会計年度のセグメント資産の調整額64億72百万円の内訳は
全社資産66億29百万円、消去△1億56百万円であり、
全社資産の内訳は現金及び預金、投資有価証券等であります。
- 81 -
【関連情報】
1
前連結会計年度(自 平成24年4月1日 至 平成25年3月31日)
製品及びサービスごとの情報
(単位:百万円)
外部顧客への売上高
機能性色素
機能性樹脂
基礎化学品
9,864
11,809
7,045
アグロ
その他
サイエンス
4,897
合計
1,574
35,191
2
地域ごとの情報
(1)売上高
(単位:百万円)
日本
26,402
アジア
5,742
北アメリカ
ヨーロッパ
その他の地域
1,218
1,738
89
合計
35,191
(注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
(2)有形固定資産
(単位:百万円)
日本
20,413
アジア
北アメリカ
2,594
合計
0
23,009
1
当連結会計年度(自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日)
製品及びサービスごとの情報
(単位:百万円)
機能性色素
外部顧客への売上高
8,993
機能性樹脂
基礎化学品
12,661
アグロ
サイエンス
6,929
その他
5,259
合計
1,845
35,687
2
地域ごとの情報
(1)売上高
(単位:百万円)
日本
28,224
アジア
4,092
北アメリカ
1,090
ヨーロッパ
2,145
その他の地域
134
(注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
(2)有形固定資産
(単位:百万円)
日本
19,265
アジア
4,013
北アメリカ
0
- 82 -
合計
23,279
合計
35,687
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自 平成24年4月1日 至 平成25年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日)
減損損失
(単位:百万円)
機能性色素
機能性樹脂
基礎化学品
アグロ
サイエンス
-
-
-
-
その他
合計
506
506
(注)「その他」の金額は、カーボンナノチューブ製造設備に係る減損損失であります。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自 平成24年4月1日 至 平成25年3月31日)
(単位:百万円)
機能性色素
機能性樹脂
基礎化学品
アグロ
サイエンス
当期償却額
406
-
-
218
-
-
624
当期末残高
1,152
-
-
252
-
-
1,404
その他
調整額
合計
当連結会計年度(自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日)
(単位:百万円)
機能性色素
機能性樹脂
基礎化学品
アグロ
サイエンス
当期償却額
412
-
-
161
-
-
574
当期末残高
916
-
-
90
-
-
1,006
その他
調整額
合計
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
前連結会計年度(自 平成24年4月1日 至 平成25年3月31日)
前連結会計年度において、基礎化学品セグメントにて78百万円の負ののれん発生益を計上しております。
これは、連結子会社である日本パーオキサイド株式会社の株式を追加取得したことに伴い、発生したもの
であります。
当連結会計年度(自 平成25年4月1日 至 平成26年3月31日)
該当事項はありません。
【関連当事者情報】
前連結会計年度(自
平成24年4月1日
至
平成25年3月31日)
至
平成26年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 平成25年4月1日
該当事項はありません。
- 83 -
(1株当たり情報)
(自
至
前連結会計年度
平成24年4月1日
平成25年3月31日)
(自
至
1株当たり純資産額
347.10円
1株当たり当期純損失(△)
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
△1.15円
-円
当連結会計年度
平成25年4月1日
平成26年3月31日)
1株当たり純資産額
340.85円
1株当たり当期純損失(△)
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
(注1)当連結会計年度及び前連結会計年度の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、
1株当たり当期純損失であるため、記載しておりません。
△16.08円
-円
(注2)算定上の基礎は以下の通りであります。
1 1株当たり純資産額
項目
前連結会計年度
(平成25年3月31日)
当連結会計年度
(平成26年3月31日)
連結貸借対照表上の純資産の部の合計額(百万円)
29,236
29,151
普通株式に係る純資産額(百万円)
27,456
26,955
72
51
1,707
2,144
84,137
84,137
5,035
5,054
79,102
79,082
差額の主な内訳(百万円)
新株予約権
少数株主持分
普通株式の発行済株式数(千株)
普通株式の自己株式数(千株)
1株当たり純資産額の算定に用いられた普通株式の
数(千株)
2 1株当たり当期純損失及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益
項目
(自
至
前連結会計年度
平成24年4月1日
平成25年3月31日)
連結損益計算書上の当期純損失(△)(百万円)
普通株主に帰属しない金額(百万円)
普通株式に係る当期純損失(△)(百万円)
普通株式の期中平均株式数(千株)
当期純利益調整額(百万円)
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
- 84 -
(自
至
当連結会計年度
平成25年4月1日
平成26年3月31日)
△90
△1,271
-
-
△90
△1,271
79,104
79,093
-
-
⑤【連結附属明細表】
【借入金等明細表】
当期首残高
(百万円)
区分
当期末残高
(百万円)
平均利率
(%)
返済期限
短期借入金
5,029
4,735
0.8
―
1年以内に返済予定の長期借入金
2,236
1,471
1.6
―
1年以内に返済予定のリース債務
28
30
―
―
長期借入金(1年以内に返済予定のものを除
く)
4,768
5,727
1.3
リース債務(1年以内に返済予定のものを除
く)
110
90
―
―
12,174
12,055
―
―
合計
(注1)
(注2)
(注3)
平成27.4
平成33.1
~
「平均利率」については、借入金等の期末残高に対する加重平均利率を記載しております。
リース債務の平均利率については、リース料総額に含まれる利息相当額を控除する前の金額で
リース債務を連結貸借対照表に計上しているため、記載しておりません。
長期借入金及びリース債務(1年以内に返済予定のものを除く)の連結決算日後5年内における
1年ごとの返済予定額の総額
1年超2年以内
(百万円)
2年超3年以内
(百万円)
3年超4年以内
(百万円)
4年超5年以内
(百万円)
長期借入金
1,465
1,470
1,185
901
リース債務
30
28
21
9
【資産除去債務明細表】
当連結会計年度期首及び当連結会計年度末における資産除去債務の金額が、当連結会計年度期首及び
当連結会計年度末における負債及び純資産の合計額の100分の1以下であるため、
連結財務諸表規則第92条の2の規定により記載を省略しております。
(2)【その他】
当連結会計年度における四半期情報等
(累計期間)
売上高(百万円)
第1四半期
第2四半期
第3四半期
当連結会計年度
8,610
17,135
25,344
35,687
256
51
△243
△668
53
△311
△564
△1,271
0.68
△3.94
△7.14
△16.08
税金等調整前四半期純利益金額又は
税金等調整前四半期(当期)純損失金額(△)
(百万円)
四半期純利益又は
四半期(当期)純損失金額(△)(百万円)
1株当たり四半期純利益金額又は
1株当たり四半期(当期)純損失金額(△)
(円)
(会計期間)
1株当たり四半期純利益金額又は
1株当たり四半期純損失金額(△)(円)
第1四半期
0.68
- 85 -
第2四半期
△4.62
第3四半期
△3.19
第4四半期
△8.95
2【財務諸表等】
(1)【財務諸表】
①【貸借対照表】
前事業年度
(平成25年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金
受取手形
売掛金
商品及び製品
仕掛品
原材料及び貯蔵品
前払費用
短期貸付金
未収入金
その他
貸倒引当金
流動資産合計
固定資産
有形固定資産
建物
構築物
機械及び装置
車両運搬具
工具、器具及び備品
土地
リース資産
建設仮勘定
有形固定資産合計
無形固定資産
ソフトウエア
ソフトウエア仮勘定
その他
無形固定資産合計
投資その他の資産
投資有価証券
関係会社株式
長期貸付金
長期前払費用
前払年金費用
その他
貸倒引当金
投資その他の資産合計
固定資産合計
資産合計
1,693
80
※2 5,109
2,225
54
866
90
※2 550
398
32
△4
11,098
3,232
1,644
2,008
2
397
11,008
92
593
※1 18,979
189
249
23
461
2,251
7,927
299
39
198
179
△174
10,721
30,163
41,261
- 86 -
(単位:百万円)
当事業年度
(平成26年3月31日)
1,291
75
※2 7,456
1,911
94
703
108
※2 1,421
168
19
△6
13,243
3,491
1,667
2,200
5
350
13,885
82
26
21,710
433
18
58
510
3,627
5,850
213
131
-
239
△218
9,843
32,063
45,307
前事業年度
(平成25年3月31日)
負債の部
流動負債
買掛金
短期借入金
1年内返済予定の長期借入金
リース債務
未払金
未払費用
未払法人税等
賞与引当金
設備関係未払金
災害損失引当金
その他
流動負債合計
固定負債
長期借入金
リース債務
繰延税金負債
再評価に係る繰延税金負債
退職給付引当金
環境対策引当金
資産除去債務
その他
固定負債合計
負債合計
純資産の部
株主資本
資本金
資本剰余金
資本準備金
その他資本剰余金
資本剰余金合計
利益剰余金
その他利益剰余金
別途積立金
繰越利益剰余金
利益剰余金合計
自己株式
株主資本合計
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金
繰延ヘッジ損益
土地再評価差額金
評価・換算差額等合計
新株予約権
純資産合計
負債純資産合計
※2 1,847
※2 4,665
※1 2,236
18
※2 511
131
38
211
752
0
47
10,460
※1 4,769
79
98
1,428
-
124
43
43
6,586
17,047
11,196
7,093
2,496
9,590
1,900
519
2,420
△1,691
21,515
84
△10
2,583
2,657
40
24,214
41,261
- 87 -
(単位:百万円)
当事業年度
(平成26年3月31日)
※2
※2
1,963
4,455
1,471
19
※2 502
155
29
269
144
-
126
9,136
5,727
66
1,298
1,428
149
112
43
62
8,890
18,027
11,196
7,093
2,496
9,589
1,900
3,239
5,140
△1,695
24,231
464
-
2,583
3,048
-
27,280
45,307
②【損益計算書】
前事業年度
(自 平成24年4月1日
至 平成25年3月31日)
売上高
売上原価
売上総利益
販売費及び一般管理費
発送費
役員報酬
人件費
賞与引当金繰入額
退職給付費用
減価償却費
研究開発費
その他
販売費及び一般管理費合計
営業損失(△)
営業外収益
受取利息
受取配当金
固定資産賃貸料
為替差益
雑収入
営業外収益合計
営業外費用
支払利息
退職給付費用
雑損失
営業外費用合計
経常損失(△)
特別利益
固定資産売却益
抱合せ株式消滅差益
補助金収入
その他
特別利益合計
特別損失
固定資産除却損
土地売却益修正損
投資有価証券評価損
減損損失
たな卸資産評価損
本社移転費用
損害賠償金
その他
特別損失合計
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△)
法人税、住民税及び事業税
法人税等還付税額
法人税等調整額
法人税等合計
当期純利益又は当期純損失(△)
※1
※1
15,151
11,056
4,095
325
246
1,215
86
125
201
1,303
1,071
4,576
△481
20
※1 426
※1 154
74
68
745
179
267
208
655
△391
37
-
165
39
243
8
-
23
-
-
21
10
0
63
△211
84
△49
92
127
△338
- 88 -
(単位:百万円)
(自
至
当事業年度
平成25年4月1日
平成26年3月31日)
※1
※1
19,965
15,048
4,916
931
229
1,321
95
111
143
1,701
1,391
5,925
△1,008
21
※1 453
※1 249
28
71
823
160
296
198
655
△840
9
5,408
6
140
5,566
37
923
-
506
108
-
-
19
1,596
3,129
91
-
0
92
3,036
③【株主資本等変動計算書】
前事業年度(自
平成24年4月1日
至 平成25年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本剰余金
利益剰余金
その他利益剰余金
資本金
資本準備
金
その他資
本剰余金
資本剰余
金
別途積立
金
繰越利益
剰余金
利益剰余
金
自己株式
株主資本
合計
当期首残高
11,196
7,093
2,496
9,590
2,900
333
3,234
△1,690
22,330
当期変動額
剰余金の配当
△474
△474
△474
当期純利益又は当期純損失(△)
△338
△338
△338
別途積立金の取崩
△1,000
1,000
-
-
自己株式の取得
△1
△1
自己株式の処分
△0
△0
0
0
株主資本以外の項目の当期変動額
(純額)
-
-
△0
△0
△1,000
186
△813
△1
△814
11,196
7,093
2,496
9,590
1,900
519
2,420
△1,691
21,515
当期変動額合計
当期末残高
評価・換算差額等
その他有価
証券評価差
額金
繰延ヘッジ
損益
土地再評価
差額金
評価・換算
差額等合計
当期首残高
△236
△10
2,583
当期変動額
剰余金の配当
当期純利益又は当期純損失(△)
新株予約権
純資産合計
2,336
40
24,707
△474
△338
別途積立金の取崩
-
自己株式の取得
△1
自己株式の処分
0
320
0
-
321
-
321
320
0
-
321
-
△493
84
△10
2,583
2,657
40
24,214
株主資本以外の項目の当期変動額
(純額)
当期変動額合計
当期末残高
- 89 -
当事業年度(自
平成25年4月1日
至 平成26年3月31日)
(単位:百万円)
株主資本
資本剰余金
利益剰余金
その他利益剰余金
資本金
資本準備
金
その他資
本剰余金
資本剰余
金
別途積立
金
繰越利益
剰余金
利益剰余
金
自己株式
株主資本
合計
当期首残高
11,196
7,093
2,496
9,590
1,900
519
2,420
△1,691
21,515
当期変動額
剰余金の配当
△316
△316
△316
当期純利益又は当期純損失(△)
3,036
3,036
3,036
別途積立金の取崩
-
自己株式の取得
△4
△4
自己株式の処分
△0
△0
0
0
株主資本以外の項目の当期変動額
(純額)
-
-
△0
△0
-
2,720
2,720
△3
2,716
11,196
7,093
2,496
9,589
1,900
3,239
5,140
△1,695
24,231
当期変動額合計
当期末残高
評価・換算差額等
その他有価
証券評価差
額金
繰延ヘッジ
損益
土地再評価
差額金
評価・換算
差額等合計
当期首残高
84
△10
2,583
当期変動額
剰余金の配当
当期純利益又は当期純損失(△)
新株予約権
純資産合計
2,657
40
24,214
△316
3,036
別途積立金の取崩
-
自己株式の取得
△4
自己株式の処分
0
380
10
-
390
△40
349
当期変動額合計
380
10
-
390
△40
3,066
当期末残高
464
-
2,583
3,048
-
27,280
株主資本以外の項目の当期変動額
(純額)
- 90 -
【注記事項】
(重要な会計方針)
資産の評価基準および評価方法
(1)有価証券の評価基準および評価方法
子会社株式および関連会社株式
移動平均法による原価法
その他有価証券
時価のあるもの 決算期末日の市場価格等に基づく時価法
(評価差額は、全部純資産直入法により処理し、売却原価は、移動平均法により算定)
時価のないもの 移動平均法による原価法
(2)デリバティブの評価基準および評価方法
時価法
(3)たな卸資産の評価基準および評価方法
総平均法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)
2 固定資産の減価償却の方法
(1)有形固定資産(リース資産を除く)
定額法
なお、耐用年数および残存年数については、法人税法に規定する方法と同一の基準によっております。
(2)無形固定資産(リース資産を除く)
定額法
なお、耐用年数については、法人税法に規定する方法と同一の基準によっております。
ただし、自社利用のソフトウエアについては、社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法によって
おります。
また、のれんは、5年間で均等償却しております。ただし、重要性の乏しいものについては、一時償却して
おります。
(3)リース資産
所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しております。
なお、所有権移転外ファイナンス・リース取引のうち、リース取引開始日が平成20年3月31日以前の
リース取引については、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっております。
3 引当金の計上基準
(1)貸倒引当金
債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率法により、貸倒懸念債権等特定の債権に
ついては個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。
(2)賞与引当金
従業員の賞与に充てるため、支給見込額基準による当期負担額を計上しております。
(3)退職給付引当金
従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務および年金資産の見込額に基づき、計上
しております。
イ 退職給付見込額の期間帰属方法
退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当事業年度末までの期間に帰属させる方法については、
期間定額基準によっております。
ロ 数理計算上の差異、過去勤務費用及び会計基準変更時差異の費用処理方法
会計基準変更時差異(62億15百万円)については、15年による定額法により費用処理しております。
また、過去勤務費用については、その発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(8年)
による定額法により、費用処理しております。
数理計算上の差異は、各事業年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(8~12
年)による定額法により按分した額を、それぞれ発生の翌事業年度から費用処理しております。
(4)環境対策引当金
PCB(ポリ塩化ビフェニル)廃棄物の処理費用の支出に備えるため、処理費用および収集運搬費用等の見積額を
計上しております。
1
- 91 -
4
その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項
(1)外貨建の資産および負債の本邦通貨への換算の基準
外貨建金銭債権債務は、期末日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しております。
(2)ヘッジ会計の方法
繰延ヘッジ処理によっております。
なお、為替予約については、振当処理の要件を満たしている場合は振当処理を、金利スワップについては特例処
理の要件を満たしている場合は特例処理を採用しております。
為替予約取引については、基本的に外貨建取引の成約高の範囲内で行い、金利スワップ取引については、基本的
に金利変動リスクをヘッジする目的として行い、投機的な取引は行わない方針であります。
また、ヘッジの有効性の判定については、ヘッジ手段とヘッジ対象の経過期間に係るキャッシュ・フロー総額の
変動額を比較する方法を採用しております。
(3)退職給付に係る会計処理
退職給付に係る未認識数理計算上の差異、未認識過去勤務費用および会計基準変更時差異の未処理額の会計処理
の方法は、連結財務諸表におけるこれらの会計処理の方法と異なっております。
(4)消費税等の会計処理
税抜方式によっております。
(表示方法の変更)
貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、有形固定資産等明細表、引当金明細表については、財務諸表等規
則第127条第1項に定める様式に基づいて作成しております。
なお、財務諸表等規則第127条第2項に掲げる各号の注記については、各号の会社計算規則に掲げる事項の注記に変
更しております。
また、以下の事項について、記載を省略しております。
・財務諸表等規則第107条に定める自己株式に関する注記については、同条第2項により、記載を省略しており
ます。
・財務諸表等規則第8条の6に定めるリース取引に関する注記については、同条第4項により、記載を省略して
おります。
・財務諸表等規則第8条の28に定める資産除去債務に関する注記については、同条第2項により、記載を省略して
おります。
・財務諸表等規則第75条に定める製造原価明細書については、同条第2項ただし書きにより、記載を省略して
おります。
・財務諸表等規則第68条の4に定める1株当たり純資産額の注記については、同条第3項により、記載を省略
しております
・財務諸表等規則第95条の5の2に定める1株当たり当期純損益金額に関する注記については、同条第3項により、
記載を省略しております。
・財務諸表等規則第95条の5の3に定める潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額に関する注記については、
同条第4項により、記載を省略しております。
・財務諸表等規則第121条第1項第1号に定める有価証券明細表については、同条第3項により、記載を省略して
おります。
- 92 -
(追加情報)
当社は、平成26年3月10日の取締役会で、中国上海市長寧区に、現地法人を設立することを決議いたしました。
1 設立の目的
当社は、平成9年11月に上海事務所を開設し、中国における顧客関係の構築や、情報活動収集を
推進してまいりました。
この度、従来から展開している各種事業について、現地に密着した迅速な営業活動を
展開するため、「連絡事務所」体制から、中国現地での「営業活動拠点」体制へ、
機能の強化・拡充を図ることといたしました。
2 現地法人の概要
(1)名称 保土谷(上海)貿易有限公司
(2)所在地 (3)資本金
HODOGAYA (SHANGHAI) TRADING CO., LTD.
上海市長寧区延安西路2201号
上海国際貿易中心2608室
2,100,000元(約35百万円)
(4)出資比率 当社 100%
(5)事業内容 化学品およびその原料の仕入・販売
(6)設立年月 平成26年4月10日
(7)営業開始年月 平成26年10月(予定)
- 93 -
(貸借対照表関係)
※1
担保資産
担保に供している資産は、次のとおりであります。
前事業年度
(平成25年3月31日)
当事業年度
(平成26年3月31日)
土地
建物
2,638百万円
565
-百万円
-
構築物
機械装置
565
1,514
-
-
5,285
-
計
長期借入金
(うち、1年以内返済予定の長期借入金)
426
426
-
-
※2
関係会社項目
関係会社に対する主な資産及び負債は、次のとおりであります(区分掲記されているものを除く)。
前事業年度
(平成25年3月31日)
流動資産
当事業年度
(平成26年3月31日)
売掛金
短期貸付金
2,262百万円
550
流動負債
買掛金
未払金
短期借入金
2,403百万円
1,419
256
229
96
280
141
-
3
保証債務
次の会社等について、金融機関からの借入に対し、債務保証を行っております。
債務保証
前事業年度
(平成25年3月31日)
当事業年度
(平成26年3月31日)
取引先
保証内容
共同過酸化水素㈱
銀行借入
従業員
銀行借入
1
5
計
1
205
-百万円
200百万円
(損益計算書関係)
※1
関係会社との取引に係るものは、次のとおりであります。
(自
至
前事業年度
平成24年4月1日
平成25年3月31日)
営業取引による取引高
売上高
5,901百万円
仕入高
営業取引以外の取引による取引高
- 94 -
(自
至
当事業年度
平成25年4月1日
平成26年3月31日)
5,776百万円
891
1,374
489
614
(有価証券関係)
前事業年度(平成25年3月31日)
子会社株式及び関連会社株式(貸借対照表計上額
子会社株式73億6百万円、関連会社株式5百万円)は、
市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、記載しておりません。
当事業年度(平成26年3月31日)
子会社株式及び関連会社株式(貸借対照表計上額
子会社株式47億90百万円、関連会社株式1億25百万円)は、
市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、記載しておりません。
- 95 -
(税効果会計関係)
繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
1
(1) 繰延税金資産
繰越欠損金
投資有価証券評価損
合併による土地売却益修正損
災害損失引当金
賞与引当金
環境対策引当金
貸倒引当金
退職給付引当金
ゴルフ会員権評価損
資産除去債務
減損損失
未払費用(賞与法定福利費)
たな卸資産評価損
その他
繰延税金資産小計
評価性引当額
繰延税金資産合計
(2) 繰延税金負債
前払年金費用
その他有価証券評価差額
その他
(3) 再評価に係る繰延税金負債
土地再評価差額金
繰延税金負債合計
差引:繰延税金負債の純額
前事業年度
当事業年度
(平成25年3月31日) (平成26年3月31日)
1,148百万円 889
134
0
80
44
68
-
25
15
9
12
13
86
2,529
△2,529
-
△75
△10
△12
△1,428
△1,526
△1,526
1,317百万円
890
463
-
95
40
80
53
33
15
189
15
90
191
3,477
△3,477
-
-
△276
△1,022
△1,428
△2,726
△2,726
2
法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、
当該差異の原因となった主要な項目別の内訳
前事業年度
当事業年度
(平成25年3月31日) (平成26年3月31日)
法定実効税率
税引前当期純損失の 38.0%
(調整)
ため、注記を省略して 交際費等永久に損金に算入されない項目
おります。
0.4
受取配当金等永久に益金に算入されない項目
△4.7
住民税均等割等
0.5
評価性引当額の増減
31.1
外国税金
2.4
税率変更による期末繰延税金負債の減額修正
△2.2
合併による影響
△62.8
その他
0.2
税効果会計適用後の法人税等の負担率
3.0
3
法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正
「所得税法等の一部を改正する法律」(平成26年法律第10号)が平成26年3月31日に公布され、平成26年4月
1日以後に開始する事業年度から復興特別法人税が課されないことになりました。これに伴い、繰延税金資産お
よび繰延税金負債の計算に使用する法定実効税率は、平成26年4月1日に開始する事業年度に解消が見込まれる
一時差異については従来の38.0%から35.6%になります。
この税率変更による影響は、軽微であります。
- 96 -
(企業結合等関係)
共通支配下の取引等
連結財務諸表の「注記事項(企業結合等関係)」に同一の内容を記載しております。
なお、当社の個別財務諸表において、抱合せ株式消滅差益54億8百万円が特別利益に計上されており、
税引前当期純利益は同額増加しております。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
- 97 -
④【附属明細表】
【有形固定資産等明細表】
当期首残高
(百万円)
当期増加額
(百万円)
当期減少額
(百万円)
当期末残高
(百万円)
当期末減価
償却累計額
又は償却累
計額
(百万円)
建物
8,252
1,486
218
9,520
6,029
236
3,491
構築物
5,157
1,083
(205)
21
6,219
4,551
148
1,667
9,622
(17)
490
23,549
21,348
489
2,200
85
27
(272)
5
106
101
1
5
2,516
400
248
2,668
2,318
115
350
11,008
2,880
13,885
-
-
13,885
リース資産
143
7
4
146
64
17
82
建設仮勘定
593
447
1,013
26
-
-
26
42,174
15,955
56,123
34,413
1,008
21,710
829
-
-
829
829
-
0
1,131
471
9
1,594
1,160
125
433
4
0
-
5
-
-
5
資産の種類
有形固定資産
機械及び装置
車両運搬具
工具、器具及び備品
土地
14,417
(2)
3
差引当期末
当期償却額
残高
(百万円)
(百万円)
有形固定資産計
無形固定資産
のれん
ソフトウエア
電話加入権
ソフトウエア仮勘定
2,006
(498)
249
185
416
18
-
-
18
特許権
20
-
7
12
12
2
0
使用権
19
53
(7)
0
71
20
9
50
商標権
-
1
(0)
-
1
0
0
1
2,254
713
2,532
2,022
137
510
無形固定資産計
434
(8)
- 98 -
(注1)
当期増加額の主要な内容
建物
(注2)
郡山工場
構築物
横浜工場
郡山工場
機械及び装置
横浜工場
郡山工場
車両運搬具
横浜工場
郡山工場
工具、器具及び備品
郡山工場
ソフトウエア
本社
当期減少額の主要な内容
建物
構築物
機械及び装置
日本パーオキサイド合併による増加額
1,022百万円
(減価償却累計額
782百万円)
危険物倉庫建設工事
424百万円
日本パーオキサイド合併による増加額
980百万円
(減価償却累計額
893百万円)
危険物倉庫建設工事
85百万円
日本パーオキサイド合併による増加額
9,299百万円
(減価償却累計額
8,649百万円)
カラートリートメント製造設備工事
40百万円
日本パーオキサイド合併による増加額
26百万円
(減価償却累計額
22百万円)
日本パーオキサイド合併による増加額
334百万円
(減価償却累計額
318百万円)
保土谷バンデックス建材・桂産業へのSAP導入 240百万円
SAP基盤更改
72百万円
カーボンナノチューブ設備減損損失
カーボンナノチューブ設備減損損失
カーボンナノチューブ設備減損損失
老朽化及び使用不能による除却
(減価償却累計額
南陽工場
老朽化及び使用不能による除却
(減価償却累計額
筑波研究所 老朽化及び使用不能による除却
(減価償却累計額
工具、器具及び備品
郡山工場
カーボンナノチューブ設備減損損失
郡山工場
老朽化及び使用不能による除却
(減価償却累計額
本社
老朽化及び使用不能による除却
(減価償却累計額
特許権
郡山工場
カーボンナノチューブ減損損失
なお、当期減少額のうち( )内は内書きで減損損失の計上額であります。
【引当金明細表】
区分
郡山工場
郡山工場
郡山工場
郡山工場
当期首残高
(百万円)
当期増加額
(百万円)
当期減少額
(百万円)
205百万円
17百万円
272百万円
187百万円
184百万円)
28百万円
26百万円)
11百万円
11百万円)
2百万円
19百万円
19百万円)
177百万円
170百万円)
7百万円
当期末残高
(百万円)
貸倒引当金
179
224
179
224
賞与引当金
211
269
211
269
災害損失引当金
0
-
0
-
環境対策引当金
124
16
28
112
- 99 -
(2)【主な資産及び負債の内容】
連結財務諸表を作成しているため、記載を省略しております。
(3)【その他】
該当事項はありません。
- 100 -
第6【提出会社の株式事務の概要】
事業年度
4月1日から3月31日まで
定時株主総会
6月中
基準日
3月31日
剰余金の配当の基準日
3月31日、9月30日
1単元の株式数
1,000株
単元未満株式の買取り
取扱場所
(特別口座)
東京都杉並区和泉二丁目8番4号
株主名簿管理人
(特別口座)
東京都中央区八重洲一丁目2番1号
取次所
―
買取手数料
―
公告掲載方法
電子公告
株主に対する特典
なし
みずほ信託銀行株式会社
証券代行部
みずほ信託銀行株式会社
http://www.hodogaya.co.jp/
(注1) 公告掲載について、事故その他やむを得ない事由によって電子公告による公告をすることができない場合は、
東京都内で発行される日本経済新聞に掲載いたします。
(注2) 当会社の株主は、その有する単元未満株式について、次に掲げる権利以外の権利を行使することができない。
会社法第189条第2項各号に掲げる権利
会社法第166条第1項の規定による請求をする権利
株主の有する株式数に応じて募集株式の割当て及び募集新株予約権の割当てを受ける権利
株主の有する単元未満株式の数と併せて単元株式数となる数の株式を売り渡すことを請求する権利
- 101 -
第7【提出会社の参考情報】
1【提出会社の親会社等の情報】
当社には、親会社等はありません。
2【その他の参考情報】
当事業年度の開始日から有価証券報告書提出日までの間に次の書類を提出しております。
(1)有価証券報告書
及びその添付書類
並びに確認書
事業年度
(第155期)
自
至
平成24年4月1日
平成25年3月31日
平成25年6月26日に
関東財務局長に提出。
事業年度
(第155期)
自
至
平成24年4月1日
平成25年3月31日
平成25年6月26日に
関東財務局長に提出。
(2)内部統制報告書
及びその添付書類
(3)臨時報告書
企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項
第9号の2(株主総会における議決権行使の結果) 関東財務局長に提出。
に基づく臨時報告書であります。
(4)四半期報告書及び
確認書
(第156期第1四半期)
自
平成25年4月1日
至
平成25年6月30日
自
至
平成25年7月1日
平成25年9月30日
自
平成25年10月1日
至
平成25年12月31日
平成25年7月2日に
平成25年8月9日に
関東財務局長に提出。
(第156期第2四半期)
(第156期第3四半期)
平成25年11月11日に
関東財務局長に提出。
- 102 -
平成26年2月12日に
関東財務局長に提出。
第二部【提出会社の保証会社等の情報】
該当事項はありません。
- 103 -
独立監査人の監査報告書及び内部統制監査報告書 平成26年6月25日
保土谷化学工業株式会社
取締役会
御中
太陽ASG有限責任監査法人
指定有限責任社員
公認会計士
業務執行社員
大
村
茂
㊞
指定有限責任社員
公認会計士
業務執行社員
竹
原
玄
㊞
<財務諸表監査>
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状
況」に掲げられている保土谷化学工業株式会社の平成25年4月1日から平成26年3月31日までの連結会
計年度の連結財務諸表、すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結包括利益計算書、連結株主
資本等変動計算書、連結キャッシュ・フロー計算書、連結財務諸表作成のための基本となる重要な事
項、その他の注記及び連結附属明細表について監査を行った。
連結財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して連結財務諸
表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない連結財務
諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれ
る。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から連結財務諸表に対する
意見を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に
準拠して監査を行った。監査の基準は、当監査法人に連結財務諸表に重要な虚偽表示がないかどうかに
ついて合理的な保証を得るために、監査計画を策定し、これに基づき監査を実施することを求めてい
る。
監査においては、連結財務諸表の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続が実施され
る。監査手続は、当監査法人の判断により、不正又は誤謬による連結財務諸表の重要な虚偽表示のリス
クの評価に基づいて選択及び適用される。財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明
するためのものではないが、当監査法人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続
を立案するために、連結財務諸表の作成と適正な表示に関連する内部統制を検討する。また、監査に
は、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も含め全
体としての連結財務諸表の表示を検討することが含まれる。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査意見
当監査法人は、上記の連結財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準
に準拠して、保土谷化学工業株式会社及び連結子会社の平成26年3月31日現在の財政状態並びに同日を
もって終了する連結会計年度の経営成績及びキャッシュ・フローの状況をすべての重要な点において適
正に表示しているものと認める。
強調事項
「会計上の見積りの変更と区別することが困難な会計方針の変更」に記載されているとおり、一部の
連結子会社は、有形固定資産の償却方法について、従来、主として定率法を採用していたが、当連結会
計年度より、定額法に変更している。
当該事項は、当監査法人の意見に影響を及ぼすものではない。
<内部統制監査>
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第2項の規定に基づく監査証明を行うため、保土谷化学
工業株式会社の平成26年3月31日現在の内部統制報告書について監査を行った。
内部統制報告書に対する経営者の責任
経営者の責任は、財務報告に係る内部統制を整備及び運用し、我が国において一般に公正妥当と認め
られる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠して内部統制報告書を作成し適正に表示することに
ある。
なお、財務報告に係る内部統制により財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することができ
ない可能性がある。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した内部統制監査に基づいて、独立の立場から内部統制報告
書に対する意見を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる財
務報告に係る内部統制の監査の基準に準拠して内部統制監査を行った。財務報告に係る内部統制の監査
の基準は、当監査法人に内部統制報告書に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得る
ために、監査計画を策定し、これに基づき内部統制監査を実施することを求めている。
内部統制監査においては、内部統制報告書における財務報告に係る内部統制の評価結果について監査
証拠を入手するための手続が実施される。内部統制監査の監査手続は、当監査法人の判断により、財務
報告の信頼性に及ぼす影響の重要性に基づいて選択及び適用される。また、内部統制監査には、財務報
告に係る内部統制の評価範囲、評価手続及び評価結果について経営者が行った記載を含め、全体として
の内部統制報告書の表示を検討することが含まれる。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査意見
当監査法人は、保土谷化学工業株式会社が平成26年3月31日現在の財務報告に係る内部統制は有効で
あると表示した上記の内部統制報告書が、我が国において一般に公正妥当と認められる財務報告に係る
内部統制の評価の基準に準拠して、財務報告に係る内部統制の評価結果について、すべての重要な点に
おいて適正に表示しているものと認める。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はな
い。
以
※1
2
上
上記は監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(有価証券報告書提出会社)
が別途保管しております。
XBRLデータは監査の対象には含まれていません。
独立監査人の監査報告書 平成26年6月25日
保土谷化学工業株式会社
取締役会
御中
太陽ASG有限責任監査法人
指定有限責任社員
公認会計士
業務執行社員
大
村
茂
㊞
指定有限責任社員
公認会計士
業務執行社員
竹
原
玄
㊞
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「経理の状
況」に掲げられている保土谷化学工業株式会社の平成25年4月1日から平成26年3月31日までの第156
期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会計方
針、その他の注記及び附属明細表について監査を行った。
財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を
作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作
成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から財務諸表に対する意見
を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠
して監査を行った。監査の基準は、当監査法人に財務諸表に重要な虚偽表示がないかどうかについて合
理的な保証を得るために、監査計画を策定し、これに基づき監査を実施することを求めている。
監査においては、財務諸表の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続が実施される。監
査手続は、当監査法人の判断により、不正又は誤謬による財務諸表の重要な虚偽表示のリスクの評価に
基づいて選択及び適用される。財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するための
ものではないが、当監査法人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案する
ために、財務諸表の作成と適正な表示に関連する内部統制を検討する。また、監査には、経営者が採用
した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も含め全体としての財務諸
表の表示を検討することが含まれる。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査意見
当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準
拠して、保土谷化学工業株式会社の平成26年3月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年
度の経営成績をすべての重要な点において適正に表示しているものと認める。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はな
い。
以 上
※1
2
上記は監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社(有価証券報告書提出会社)
が別途保管しております。
XBRLデータは監査の対象には含まれていません。
【表紙】
【提出書類】
内部統制報告書
【根拠条文】
金融商品取引法第24条の4の4第1項
【提出先】
関東財務局長
【提出日】
平成26年6月25日
【会社名】
保土谷化学工業株式会社
【英訳名】
Hodogaya Chemical Co., Ltd.
【代表者の役職氏名】
代表取締役社長
【最高財務責任者の役職氏名】
取締役兼常務執行役員
【本店の所在の場所】
東京都中央区八重洲二丁目4番1号
【縦覧に供する場所】
喜多野
利和
湯沢
和好
保土谷化学工業株式会社大阪支店
(大阪市中央区高麗橋四丁目1番1号)
株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
1【財務報告に係る内部統制の基本的枠組みに関する事項】
代表取締役社長 喜多野利和 及び取締役兼常務執行役員 湯沢和好は、
当社の財務報告に係る内部統制の整備及び運用に責任を有しており、企業会計審議会の公表した
「財務報告に係る内部統制の評価及び監査の基準並びに財務報告に係る内部統制の評価及び監査に関する
実施基準の設定について(意見書)」に示されている内部統制の基本的枠組みに準拠して、
財務報告に係る内部統制を整備及び運用している。
なお、内部統制は、内部統制の各基本的要素が有機的に結びつき、一体となって機能することで、
その目的を合理的な範囲で達成しようとするものである。このため、財務報告に係る内部統制により、
財務報告の虚偽の記載を完全には防止又は発見することができない可能性がある。
2【評価の範囲、基準日及び評価手続に関する事項】
財務報告に係る内部統制の評価は、当事業年度の末日である平成26年3月31日を基準日として行われており、
評価に当たっては、一般に公正妥当と認められる財務報告に係る内部統制の評価の基準に準拠した。
本評価においては、連結ベースでの財務報告全体に重要な影響を及ぼす内部統制(全社的な内部統制)の評価
を行った上で、その結果を踏まえて、評価対象とする業務プロセスを選定している。
当該業務プロセスの評価においては、選定された業務プロセスを分析した上で、
財務報告の信頼性に重要な影響を及ぼす統制上の要点を識別し、当該統制上の要点について、
整備及び運用状況を評価することによって、内部統制の有効性に関する評価を行った。
財務報告に係る内部統制の評価の範囲は、当社及び連結子会社について、
財務報告の信頼性に及ぼす影響の重要性の観点から必要な範囲を決定した。
財務報告の信頼性に及ぼす影響の重要性は、金額的及び質的影響の重要性を考慮して決定しており、
当社、連結子会社9社を対象として行った全社的な内部統制の評価結果を踏まえ、
業務プロセスに係る内部統制の評価範囲を合理的に決定した。
業務プロセスに係る内部統制の評価範囲については、
各事業拠点の予算の売上高(連結会社間取引消去前)の金額が高い拠点から合算していき、
内部取引の連結消去前の売上高の概ね2/3に達している3事業拠点を「重要な事業拠点」とした。
選定した重要な事業拠点においては、企業の事業目的に大きく関わる勘定科目として売上高、売掛金、
たな卸資産に至る業務プロセスを評価の対象とした。さらに、選定した重要な事業拠点にかかわらず、
それ以外の事業拠点も含めた範囲について、重要な虚偽記載の発生可能性が高く、
見積りや予測を伴う重要な勘定科目に係る業務プロセスや、
リスクが大きい取引を行っている事業又は業務に係る業務プロセスを、
財務報告への影響を勘案して重要性の大きい業務プロセスとして、評価対象に追加している。
3【評価結果に関する事項】
上記の評価の結果、当事業年度末日時点において、当社の財務報告に係る内部統制は有効であると判断した。
4【付記事項】
付記すべき事項はありません。
5【特記事項】
特記すべき事項はありません。
【表紙】
【提出書類】
確認書
【根拠条文】
金融商品取引法第24条の4の2第1項
【提出先】
関東財務局長
【提出日】
平成26年6月25日
【会社名】
保土谷化学工業株式会社
【英訳名】
Hodogaya Chemical Co., Ltd.
【代表者の役職氏名】
代表取締役社長
【最高財務責任者の役職氏名】
取締役兼常務執行役員
【本店の所在の場所】
東京都中央区八重洲二丁目4番1号
【縦覧に供する場所】
喜多野
利和
湯沢
和好
保土谷化学工業株式会社大阪支店
(大阪市中央区高麗橋四丁目1番1号)
株式会社東京証券取引所
(東京都中央区日本橋兜町2番1号)
1【有価証券報告書の記載内容の適正性に関する事項】
当社代表取締役社長 喜多野利和 及び当社最高財務責任者である取締役兼常務執行役員 湯沢和好は、
当社の第156期(自 平成 25年4月1日 至 平成26年3月31日)の有価証券報告書の記載内容が、
金融商品取引法令に基づき適正に記載されていることを確認しました。
2【特記事項】
特記すべき事項はありません。
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