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乳牛のタンパク栄養 - 北海道畜産草地学会
乳牛のタンパク栄養,英国の新飼養標準から 朝日田康司 北大農学部 本稿では,英国の新飼養標準に記載されているタ いわゆる牛乳の計画生産時代を迎え,高能力乳牛 シバク要求量について概説する。 およびその飼養技術に対する関心が世界的に高まっ てきている。 ヨーロッパ諸国でも, 1乳 期 7, 000kg台の詑手L 能 1 飼料タンパク (CP) は RDPと U D Pに分け L 力の乳牛が今後の酪農を担うものとみている以 られる このような高生産を行うためには,従来の粗飼料を 飼料中の N化合物(粗タンパク質)は,摂取され た後,ルーメン内で、発酵分解されたもののうち微生 主体とする給与体系では到底達成し得ないことが強 物の体タンパクに合成される部分と,ルーメン内で .されてし、る o 一方,反拐家畜におけるタンパク質代謝の研究が 分解されない部分とに分かれる。両タンパク部分と 進展しており, 1979年,飼料タンパク質の評価法と も,小腸に流下して消化・吸収され,最終的に家畜 して, DCPに代る方式が提案され論議された 3 L 1980年に公表された英国の新しし、飼料標準~4)もこの方 に利用される O この両タンパクの量でもって飼料タ ンパクの栄養価を査定しようというのが,新しく提 案された分式である。 式を採用するところとなっている O わが国でも今後,飼料の配合設計に際し,タンパ ノレーメン内で生成したアンモニアは,ルーメン内 ク補給飼料の内容について論議を呼ぶものと思われ 微生物の活動を高く保つために必要で、ある。しかし るO 過剰のアンモニアはそのまま吸収,排世され無駄と なる o D C P方式では,この無駄と B r it i s hF r i es i a n ,体重 600kg, 乳脂率 3.68%牛乳生産〉 表 1 搾乳牛 ( のタンパク要求量 (ARC,- 1980) 体重変化 阻 ;/GE タンノミク 1 の区分 0 . 5 0 . 6 0 . 7 0 . 5 一0.5 0 . 6 k g /日 0 . 7 0 . 5 十0 . 5 kg/日 乳 量 ることはいうまでもなし、。 ( k 銃/日) ‘} (q) 0 . 6 0 . 7 RDP UDP RDP UDP RDP UDP RDP UDP RDP UDP RDP UDP RDP UDP RDP UDP RDP UDP 5 650 620 590 505 480 455 10 15 20 30 なった粗タンパク部分も,家畜に消 化・吸収・利用されたとみなしてい 40 表 1は,英国の新飼養標準の搾乳 , 065 1 , 275 855 1 25 145 265 815 1 , 010 1 , 210 1 , 615 65 190 320 565 770 960 1 , 145 1 , 535 1 , 930 95 235 370 630 885 牛のタンパク要求量を示したもので , 125 915 1 160 280 , 065 1, 465 1 , 880 865 1 200 330 575 820 , 785 010 1, 390 1 825 1, 235 370 640 895 ーメン内で分解を免れるタンパグ) 710 40 670 70 640 95 , 470 840 1 , 045 1 , 260 1 20 135 250 795 990 1 , 805 , 395 1 , 190 1 65 190 315 555 一 755 940 1 , 130 1 , 320 1 , 715 105 240 370 630 求量は, RDP CRumend e g r a d a b l e p r o t e i n,ルーメン内分解タンパク) とUD P CUndegradedp r o t e i n,ル の合計 C cp) で与えられている。 C Pに対する R D Pの比を degradab i l i t yC d gと略される)と呼んでいる o dg価が低く,ルーメン内微生物に必 要な N源が不十分な場合には,繊維 質飼料,粗飼料に対し濃厚飼料が高 比率な飼料,粒度の細かい飼料のル ーメン内消化がいちぢるしく減退す る。さらに,これらの飼料の摂食量 RDP:Rumen-degradable p r o t e i n UDP:Undegradedp r o t i n 日本畜産学会北海道支部会報第 23巻第 2号 (1981) ある o 表にみるように,タンパク要 も減ることとなる o -15- 単味の濃厚飼料をdg価で、分類すると,表 2のよう 以下,これらの式を順を追って詳細にみることに になる。この表は i nv ivo で得られた既往の成績を する。 参考にしてまとめたものである (RDPを i nv i t r o ( 1 )式について, で推測する方法については, OWENS5) の綜説があ ノレーメン内徴生物が自らを維持しかっ増殖(微生 物タンパクを合成)するには,エネルギーの供給が る ) 。 なければならなし、。 このエネルギー源は, 表 2 各種飼料タンパクのルーメン内における分解割合 (dg)(ARC ,1 9 8 0 ) 微生物がルーメン内 d g 粗 料 飼 乾草(イネ科, マメ科〉 0 . 7 1 0 . 9 0 草サイレージ(イネ科) 穀 F〉 人工乾草(マメ科,粉砕,ベレット〉 トウモロコシ して揮発性脂肪酸, メタン,二酸化炭素 を生ずるときに得ら れる自由エネルギ. 大豆カス(加熱〉 ノレーピンカス ヤシカス 魚粉(白〉 (綿実カスゾ (ヒマワリ種実ゾ である。従って,そ の自由エネルギー量 は,ルーメン内での 有機物の見かけの可 ツェイン カゼイン(ホルマリン処理〉 魚粉〈ニシンiベルー産イワシ) (肉粉ゾ マイロ 0 . 3 1 0 . 5 0 く0 . 3 1 で有機物を発酵分解 カゼイン,小麦グルテン, 落花生カス,ヒマワリカス 丈豆カス(非加熱) ナタネカス 酵母 大麦, (小麦〉 人工乾草(イネ科,細 (スウェーデンカプ〉 生 人 工 草 乾 (イネ科, マメ科) 草(イネ科,粉砕ベレット〉 0 . 5 1 0 . 7 0 H (マメ科,細切) (トウモロコシサイレージゾ (草サイレージ,クローパゾ タンパク質飼料 類 (魚粉, ベノレー産)* 、 草サイレージ(ホルマリン処理〉 人工乾草(イガマメ,細切) 消化物を尺度とする ことができる O 既往 の成績から,各種飼 料の見かけの消化率 は,反錦家畜では平 均 65%と見積られる。 *カッコ内はナイロンバッグ法で測定 また,見かけの可消 化 有 機 物 (Do} 1k g 2 は 19.0MJDEであり, タンパク要求量と給与量の決定 表 1に示されているタンパク要求量は,① yレーメ このうち 18%はメタンや尿 中に失なわれることもわかっている O さらに, Do ン内で合成された徴生物タンパクの量で十分であれ 1k gから生産される徴生物N の量は,既往の成績か ば , RDPのみ,②徴生物タンパク量だけでは,家 ら平均 309と推定されている O 今のところ, 畜のタンパク要求量に不足を生じる場合は,不足分 の微生物 Nへの見かけの転換効率は 100%とみらオ「 を UDPで供給することになる o ている(尿素などの NPNの効率は 80%)。 したが 以上は,次の式で求められる(根拠は後述)。た って, RDN必要量を給与M Eから求めると, だし,ここではタンパク(P)の代りに Nで行う。 RDN要 求 量(9/ 日)=ME× R D Nの必要量 ( 9/ 日)ニ 125ME. …・….~ . ・. ・ .' ( 1 ) H ( 2 )式について, ( 1 )式で求めた RDN量が供給する TMN量は, i c r o b i a ls y n t h e s i sfromRD t ot h et i s s u e s bym H 全N必要量(totalt i s s u eN,TN)>TMNの場 1 ×0 . 6 5×3 0 9 . 0 0 . 8 2X 1 . 252ME.=1 .25ME =1 日) M Eは代謝エネルギー (MJ/ RDN から動物の組織に供給される N量 (Ns u p p l i e d ,9/ 日 ) 1=053ME...…・・………...・ ・ " ( 2 ) N,TMN R D温・ の要素できまる。すなわち, 次 RDN中のアミノ酸り 割合,徴生物タンパクのアミノ酸が小腸で吸収され る割合(見かけの) ,吸収されたアミノ酸の利用効 合には UDNが必要となり, UDN 必要量(9/ 日)= 1 . 9 1TN-1 .00ME…… ( 3 ) 率である o これらの平均値は,既往の成績から,そ れぞれ 0 . 8, 0 . 7 ,0 . 7 5と推定される。 -16ー したがって, TMN(9/1 日)=RDN(9/ 日)x0 . 8x0 . 7x0 . 7 5 二 TMNで賄えない TN=156-109 RDNx4.2 UDN要求量 ニ(1.2 5ME)x0 . 4 2 二 見かけの吸収アミノ酸N要求量(9/ 旬)=47/0.75 63 0 . 5 2 6 . = 0 . 5 3M E 要求量(砂旬)=63/0.70 UDN ( 3 )式について, 酸の見かけの吸収率)x(吸収アミノ酸の利用効率) 259+90 349 飼料タユパパク含量(砂' k gDM)=(349X6.25)/18.82 116 ι (句) UDN(9/ 日)二 (TN-0.526ME)/(0.7x0 . 7 5 ) ( 4 )式から, RDP要求量 二1.9 1TN-1 .0 0M E 以上から,全 N要求量は, ニ 以上をタンパク質に換算すると, であるから,分母に ( 2 )式で用いた値を用いると, 1 , 615 ( 6 )式から, UDP要求量(易句) UDN要求量がゼロで 569 ( 7 )式から, C P要求量(易/日) 2, 184 ( 8 )式から,この飼料の dg価 ーたいとすれば、 , . ‘ 0 . 7 4 となり,表 1の数値とほぼ合致する。 1 .25ME+1 .9 1TN-l.00ME 0 . 2 5M E+ 1 .9 1TN 次に,手持ちの飼料が,乾草,サイレージ,圧べ となる o ん大麦, ( 1 ),( 2 ),( 3 )式は N で計算したが,これをタンパク 質に換算すると, トウモロコシ,大豆カスであるとして,要 求量を満たすための飼料の給与量を求めてみよう。 手持ち飼料の組成は次の通りである o RDP要求量 (9/ 日)=7.8ME ( 4 ) 日) TMP (9/ ( 5 ) =3.3ME DM ME (砂公の (M J : パ C 9 Dl ¥ の 町 =1.91(6.25TN)ー 6.25ME ( 6 ) UDP要求量(9/1 乾草 日) =RDP+UDP CP要求量 (9/ ( 7 ) dg二 RDP/CP ( 8 ) 草サイレージ 大麦 トウモロコシ 大豆カス ここで,体重 600協 乳 脂 率 3.68%牛乳を 1日当り 30kg生産する乳牛のタンパク要求量を求めてみよう。 k . gDM) (前提)給与飼料のIME含量 (MJ/ 1 1 . 0 ME要求量 (MJ/: 日) 乾草 し ず こ カlって, 乾物摂取量 (k g/ 日 I )二加/11 1 8 . 8 2 E/( 1 9 . 0X0 . 8 2 ) Do摂 取 量=M 1 3 . 2 9 RDN要求量 微生物 N 産生産 (9/ , 日 RDN)=8.64X30 8 . 4 1 0 . 2 1 3 . 7 1 5 . 0 1 2 . 3 6 8 1 3 6 8 6 6 6 302 UDP ( 9 / f < g D¥ l の 1 7 34 2 2 44 2 0 1 D M( k g ) ME(MJ) RDP( g ) UDP( 劫 207 ノレーメンにおける Do (k g/日)ニ 1 3 . 2 9X0 . 6 5 850 2 0 0 8 6 0 9 0 0 9 0 0 。 パ RD E gP Dm 8 . 6 5 J-ロ ー 0 . 8 0 0 . 8 0 0 . 8 0 0 . 6 0 0 . 6 0 したがって,次のように配合給与すればよし、。 (この飼料は 9=ME/GE=O.6に相当) . 90 全 N要求量(9/ 臼)=RDN 要求量+UDN 要求量 UDN(9/ 日)ニ (TN-TMN)/C小腸でのアミノ 二 47 草サイレージ 大麦 トウモロコシ 大豆カス 7 . 5 3 . 2 3 . 2 4 . 1 0 . 4 1 6 3 33 44 6 2 5 5 1 0 435 275 2 7 1 124 128 109 7 0 180 8 2 1 8 . 4 1 207 , 615 1 5 6 9 dg 0 . 7 4 259 TMN 配合に際しては,一般にまず,大豆カスのような 菌体のアミノ酌~C9/伺, T1 ¥ I I N )=259x0 . 8 0 207 タンパク質補給飼料を除いた基礎飼料の給与量をき 小腸での吸収アミノ酸N(砂旬)=207X0 . 7 0 145 める O ついで, U D P要求量を満たすためのタンパ 蓄 積 N(9/1 , 日 TNIN)二 145X0 ; 7 5 1 0 9 ク質補給飼料の量をきめるようにする。配合を決定 144 能量を超える場合には,基礎飼料の配合割合を変え, T N要求量(ARC標準で,別に示されている) 牛乳中 N(9/ 日)ニ 4 . 89x3 0 内因性尿中 N(9/ 日) 被毛とフケの N した飼料が M E要求量に合致しなかったり,採食可 1 0 タンパク質補給飼料を再調整する。 2 乳量が 30kgの乳牛では,極端に低い dg 価の単味飼 計 156 料を配合しない限り, R D Pが過剰になることはな -17- いから,尿素を使用することは考えられなし、。すな 低溶解性タンパク含量のものの方が乳生産効率が高 g 価を 0 . 7 4にするた わち,例にみたような全飼料の d いようであるとしている O めには, g 価の低 トウモロコシや大立カスのような d い飼料を用いることが肝要である。図 1にみるよう 3 全飼料中 C P含 量 g 価が に , dg価の高い単味飼料を用いて,全飼料の d 図 1は,乳牛の場合であるが,発育中の牛に対す 0 . 8となるような場合には, 3 0 k gの乳を生産する牛の g 価によって異ってくる。こ る飼料中 C P含量も, d UDP要求量を満たすには, CP1509 /k gDM のよ の関係をみたのが図 2である O うに CP含量を高めた飼料を給与しなければならな g 価の高いほど, . CP含 いことになる O すなわち, d 量を高くしなければならないのである。 0.90 0. 85o . e o 0.75 D e g r a d a b i l i t y D e g r a d a b i l i t y 1 0 2 0 3 0 4 0 M i l ky i e l d( k g / d a y ) 0.65 。 図 1 q=0 . 6 = =11MJM EパψDMの飼料を与えられて 0 0 k g )の飼料タンパク含墨 牛乳生産, いる牛(体重 6 d g価の関係 (ARC ,1 9 8 0 ) nunu O B 0 . 7 5 =C223g広 刀﹄。 1 5 0 bE22℃﹂O恥さωEE3gz (冨口 mvq2520﹂且ω℃コ a85EE 0 . 8 0 q441 ロ笠通 520﹄ {E 0 . 8 5 山 . 0 . 5 1 L iveweightg a i n( k g / d a y ) • 図 2 q=0.7三 13MJME パψDMの飼料を与えられて 0 0k g )の飼料タンパク含量,増体 いる雄子牛(体重 1 g 価の関係 (ARC,1 9 8 0 ) 量 , d RDPのみが不足する場合にのみ,尿素のような N D Nを用いるようにする。尿素の徴生物体 Nへの 転換効率は約80%であり,尿素 19中の Nは 0 .469 であるから,用いる尿素の量(9/ 日Hi , RDPの不 例えば,日増体 0 . 7 5 k gを達成するには, dg 0 . 6 1の 飼料では CP1 6.5%で十分である。しかし, dg0 . 7 0 . 4 6X 6 . 2 5X0 . 8 ) とする O 足量/(0 MAJDOUBらは,低溶解性(低d g に相当)の濃厚 飼料給与の乳牛は高溶解性給与乳牛より産乳量が高 の飼料では, UDP要求量を供給するためには 2 1 .5 %の C Pが必要となってくる。 く,溶解性タンバク摂取量と乳タンパク生産との聞 表 3に,飼料中 C P含量の例を挙げておく。ちな に有意な負の相関を認めている O 同氏らは,飼料タ 00kg みに,表にみるように発育中の牛では,体重 3 ンパクの溶解性を考慮することにより,飼料タンパ 以上になると, クの所要給与量を削減でき,生産費の引下げが可能 のみで十分な発育成績を納めることができる o といっている。また,天然単味飼料を配合する際は, -18- UDP要求量がゼロとなり, RDP 表 3 q= 0 . 6 0三 11MJME/ 匂の飼料給与時のタンパグ要求量 (ARC,1980) 。 乾物摂取量 体重 維持 増体 (lkV官) ・ 牛乳生産 q旨肪率 3.68%) l RDP g ) ( k g ) ( f j ) 100 200 300 400 1 .5 2 . 4 3 . 1 3 . 8 125 201 264 324 100 200 300 400 3 . 2 4 . 7 6 . 1 7 . 3 271 401 519 628 5 . 6 9 . 5 1 8 . 8 428 813 , 616 1 600 維持 維持+牛乳 10kg 維持+牛乳 30kg UDP 。 。 :~~ 。 。 332 405 141 40 412 。 。 。, ~ 107 125 649 } 107 785 63 1016 565 2, 181 おわりに 家畜のタンパグ栄養は,エネルギー栄養と無縁で はない。表 1, 3. 図 1, 2ともに飼料のエネルギ ー含量が規定されている。エネルギー栄養に関する 研究の進展もいちぢるしいものがあり,新標準の中 にもくわしく綜説されている O 本稿は,飼料タンパクの新しい評価法を中心に概 説したが,これに関連した多くの原著論文にはほと んど触れなかった。また,引用した表や図も,いわ ば抜すいである O 詳細な表や図が新標準に多数示さ れていることをつけ加えておく。 文 献 ・・ 1 ) BROSTER.,W .H.&ALDERMAN, G .(1977)Li 四 t . a P r o d .S c i .,4 :26丘一275. ー2 ) BROSTER, W.H.(1979)In:FeedingStrategy e d .W.H. f o r也 eHighYieldingDairyCow( BROSTER& H. SWAN),pp 411~425. GranadaPub l . (EAAP P u b l . no・ 25) 3 ) Proc. 2ndI n t . Symp. onProt e i n Metabolism andNutrition,heldatFlevohof,the 9 7 7 . Netherlands,1 r i c u l t u r a lResearch Council(1980) The 4 ) Ag NutrientRequirements o f RuminantLivestock. C .A .B . 5 ) QWENS,F.N.(1978) Feedstuffs. 50(28):2 3 . .,LANE,G.T.&AITCHISON, 6 ) MAJDOUB,A T.E . (1978) J .Dairy ScI . , CP ω ω (9パマDM) 6 1:59-65. -19- J107 116