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子ども参観日
平成 28 年度 子ども参観日 in ウィズ [日時]平成 28 年 8 月 18 日(木) 11:00 ~ 16:00 [場所]生活介護事業所 ウィズ 平成 28 年度社会福祉法人福角会「子ども参観日」を開催しました! 「子ども参観日」は、社会福祉法人福角会「中長期計画」におけるワークライフバランスへの取り組みとして、 今年度より実施することとなりました。 子どもに自分の仕事をする姿やどんなところでどんなことをしているのかを知ってもらうことや、親の仕事への 理解を深めること、家庭内のコミュニケーションの向上を目的としております。また、家族と職場のコミュニケー ションを促進することで働きやすい職場づくりを目指します。 第 1 回目は「ウィズ」で開催しました。当日の様子を紹介します! オリエンテーション 「子ども参観日」は、オリエンテーションからスタート! 「芳野理事長よりご挨拶」 「法人の紹介」 「ウィズの紹介」 緊張した状態での「自己紹介」 普段職場では見ることの出来ない職員(お母さん)の家庭での様子をお子さんより聞くことも出来ました! 事業所見学 A 班・B 班に分かれて事業所見学へ出発! 各ポイントでは、職員(お母さん)が「どんなことをしているのか」 「何のためにしているのか」等の説明をしました。 【A 班】 【B 班】 職員(お母さん)も普段とは違い、緊張している様子でした。丁寧に説明している姿がとても印象的でした。 お子さんはみんな真剣に職員(お母さん)の説明を聞き、しっかりと学んでいました。 自分のお母さんがいるところに行くと、少し照れくさそうな表情も見せていました。 また、利用者も一緒に説明をしてくれたり、コミュニケーションを取ろうと子どもたちの傍へ来てくれたり、話しか けてくれたり、お子さんにとっては、利用者とふれあえる時間にもなりました。 昼食・昼食参観 昼食は、利用者と同じメニューで「カレー」を食べました♪ 昼食後は、職員(お母さん)のところへ! 仕事をしている姿を見学したり、他の職員や利用者とふれあうことが出来ました。 体験活動 午後からは体験活動として、車いすとリフト車の体験をしました! 【リフト車体験】 車いすに乗ったまま、車に乗るという貴重 な体験となりました。 リフトで上がる前は緊張している様子でし たが、上がっていくと驚いた表情を見せた り、笑顔が出たりと楽しんでいました! 【車いす体験】 学校の車いす体験では体験できないことが体験できました。 「坂道を降りるときは後ろ向きで!」 交流イベントでは、ミュージックケアを実施しました! 利用者も職員もお子さんも みんな楽しんでいました! はじめに、ウィズ職員の早川さんよりお子さんたちへ内容の説明。 さあ、大きな輪になってスタートです! 最初は緊張した様子ですが、だんだんと利用者とも打ち解けることが出来ました! 後半はトーンチャイムを使って演奏♪ 利用者とお子さんが協力してビートルズの「Let It Be」を演奏します! 演奏者以外の利用者や職員、お子さんも鈴や手拍子で参加し、みんな一緒に楽しむことが出来ました! 会場全体の一体感がとても印象的でした! 最後は、シャボン玉を使ってクールダウン。みんなとても良い笑顔でした! 意見交換会準備 「子ども参観日」も残すは意見交換会のみ。 お母さんの仕事をする姿を見て、思ったことや 日頃の感謝の気持ちを手紙にしてもらいます。 みなさん一生懸命書かれていました! 休憩時間も兼ねて、お菓子やジュースで 1 日の疲れを癒しました。暑い中お疲れ様でした! 意見交換会 さて、「子ども参観日」もいよいよ最後のプログラムとなりました。 お子さんは、お母さんへ手紙を読むということで緊張した様子でしたが、お母 さんが隣に座ると、「ホッ」とした表情を見せ、笑顔になっていました。 1 家族ずつ前に出て、お子さんからお母さんへ手紙を読んで頂き、読んだ後に 手紙をお母さんへ渡します。お母さんは手紙のお礼を伝えてもらいます。 事前に青野施設長から伝えられたトップバッター。 緊張していましたが、思いはお母さんにしっかり伝わりました! お子さんの手紙を聞いて涙されるお母さんも・・・ お母さんが働いている姿を見て、お子さんも多くのことを感じ、お母さんへの感謝の 気持ちを伝えることが出来ました。 一生懸命書いた手紙はお母さんにしっかりと伝わったと思います。 涙あり、笑いありの意見交換会となりました! 「ウィズ管理者 青野施設長よりご挨拶」 記念撮影 最後は、写真を撮影して終了です! 記念撮影では、みなさん今日一番の笑顔を見せてくれま した! 5 時間という長い時間ではありましたが、あっという間 に終わってしまいました。 参加されたお子さん・ウィズの職員のみなさん 本当にお疲れ様でした! [集合写真] 今回、 「子ども参観日」を通して、お子さんたちは自分の親が仕事をする姿を見て、どんなことをしているのかを知り、 様々なことを感じたと思います。親の仕事への理解を深めることができ、また利用者とふれあうことで、障がい者の ことを知る良いきっかけとなったのではないかと思います。 「子ども参観日」を開催したことで、各家庭のコミュニケーション向上に少しでも貢献できたなら幸いです。 また、事業所の職員に自分の子どものことを知ってもらう良い機会になったと思います。自分の子どものことを職員 に紹介したり、挨拶したりする場面を多く見かけました。職員同士のつながりではなく、家族も含めてのつながりを 深めることができ、働きやすい職場づくりの第一歩を踏み出せたのではないかと思います。 この「子ども参観日」をきっかけにこれからもより働きやすい職場を目指して取り組んでいきます! 「子ども参観日」を開催して事業所管理者より この度、「子ども参観日inウィズ」を開催しましたところ、12名の子どもさんにご参加いただき、大いに盛 り上がった一日となりました。笑いあり、涙あり、私自身もここまで盛り上がる企画になるとは思ってもみません でした。ご参加いただきました子どもさんならびに職員ご家族の皆様、本当にありがとうございました。 子どもたちにとって、この度の参観日はどのように映ったのでしょうか。初めての体験ということも含めて、そ れぞれが何かしら得るものがあったのではないかと感じています。この体験を機に、さっそくご家庭で話題が広が った方もいらっしゃったと思いますが、今回の体験が1年後、5年後、10年後と人生の歩みを進めていく中で、 貴重な経験であったという思いに深みが増し、思い出される一コマになることと信じています。大人(親)になっ た時、より一層貴重な財産となることでしょう。 一方、親(職員)に対しましては、改めてご家庭と仕事の両立に向け、日々奮闘されている様子やその背景を垣 間見ることができました。しかし、今回私が最も感じたことは、「大変」という印象よりもそれを超えた両立の素 晴らしさや意義にありました。そう思わせていただける職員皆様方の日々の雰囲気、意欲が日常的に家庭や職場で 発揮されていることに頭が下がる思いを抱くと共に感謝の気持ちでいっぱいになりました。大切なご家族があるか ら頑張れる、社会で必要とされる場があるから家庭も大切にできるという関係性を改めて認識させていただきまし た。今回の参観日を機に、今後ますますご活躍されることを期待しております。 事業所にとっても大変有意義な機会となったことは言うまでもありません。職場内でのコミュニケーションがさ らに活性化すると共に仲間やチームを大切に想うことができる土壌形成にきっと繋がっていくことと思います。今 後とも生きがいを感じつつ、働きやすい職場作りに努めていきたいと思います。共に前進していきましょう。 生活介護事業所 管理者 ウィズ 青野 一