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案内チラシ(PDF:297KB)

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案内チラシ(PDF:297KB)
平成 28 年(2016 年)4月
四種混合ワクチンの定期接種について
☆四種混合ワクチン(不活化ポリオ、破傷風、ジフテリア、百日咳)の予防接種です。
☆平成24年(2012年)11月1日(木)から定期接種として開始されました。
●≪ワクチンの種類≫ : 四種混合ワクチン 皮下注射
●≪対 象 年 齢≫: 生後3か月から90か月未満
●≪接
種
方 法≫: 個別接種方式
裏面の取扱医療機関で予約して接種してください。予診票のない人は、取扱医療機関および
各保健センターに設置しています。ご希望の方は市担当までご連絡ください。
●≪接 種 料 金≫: 対象年齢内であれば無料
●≪接 種 回 数≫: 初回接種3回 + 追加接種1回 =合計4回接種
三種混合ワクチンと不活化ポリオワクチン(単独)を、途中から四種混合に変更する場合は、
いずれも累計で不活化ポリオ 4 回、三種混合 4 回を超えての接種を行うことはできません。
☆四種混合ワクチンの接種回数と標準的なスケジュール
第1期
接種回数
初回
1 回目
4回
2 回目
20 日~56 日までの間隔
追加
3 回目
20 日~56 日までの間隔
4 回目(追加)
6 か月以上の間隔をあけて
(12~18 か月の間隔をおくことが望ましい)
ポリオ(急性灰白髄炎)による感染症について
ポリオは「小児まひ」とも呼ばれ、ポリオウイルスによって主に手足に麻痺(まひ)を起こすことがある病気
です。便中に排泄されたポリオウイルスは、口から生体に侵入します。口から入ったポリオウイルスは、のどや
小腸の細胞で増殖します。小腸の細胞ではウイルスは 4~35 日間(平均 7~14 日間)増殖すると言われてい
ます。増殖したウイルスは便中に排泄され、再びヒトの口に入り抵抗力(免疫)を持っていないヒトの腸内で増
殖し、ヒトからヒトへ感染します。ポリオウイルスに感染すると、100 人中 5~10 人はかぜ様症状があり、
発熱を認め、続いて頭痛、嘔吐があらわれます。また、1000~2000 人に 1 人の割合で、手足の麻痺(まひ)
を起します。
破傷風による感染症について
破傷風菌は、ヒトからヒトに感染するのではなく、土の中にいる菌が傷口から人の体内に入ることによって感
染します。菌の出す毒素のために口が開かなくなったり、けいれんを起こしたり、治療が遅れると死に至ること
もある病気です。患者の半数は本人や周りの人では気がつかない程度の軽い刺し傷が原因です。土中に菌がいる
ため、感染する機会は常にあります。
ジフテリアによる感染症について
ジフテリア菌の飛沫感染で起ります。現在患者発生数は年間0~1名程度です。しかし、ジフテリアは感染し
ても10%程度の人に症状が出るだけで、残りの人は症状が出ない保菌者となり、その人を通じて感染すること
もあります。症状としては高熱・のどの痛み、犬吠様のせき・嘔吐などで、扁桃に偽膜を形成して窒息死するこ
とがある病気です。発病2~3週間後には、菌の出す毒素によって心筋障害や、神経麻痺(まひ)を起すことが
あります。
百日咳による感染症について
百日せき菌の飛沫感染で起こります。百日せきは、普通のかぜのような症状で始まります。続いてせきがひど
くなり、顔をまっ赤にして連続的にせき込むようになります。せきのあと急に息を吸い込むので、笛を吹くよう
な音が出ます。熱は通常出ません。乳幼児はせきで呼吸ができず、くちびるが青くなったり(チアノーゼ)けい
れんを起こすことがあります。また、肺炎や脳症などの重い合併症を起こすことがあります。このひどいせきの
回数は次第に減少してきますが、多くは 2 か月ほど残ります。
副反応等について
四種混合ワクチン接種後に、他のワクチン接種でもみられるものと同様の副反応が見られることがありますが、
通常は一時的なもので数日で消失します。接種部位反応として、最も多くみられるのは、紅斑(赤み)
、硬結、
腫脹(腫れ)などです。全身反応としては、発熱、発疹、下痢、食欲減退、咳嗽などがみられます。また、重大
な副反応としてはまれですが、ショック、アナフィラキシー様症状(じんましん、呼吸困難、顔面浮腫、血管浮
腫等)
、けいれん等がみられることがあるとされています。
接種不適当者(予防接種を受けることができない人)
○明らかに発熱している人。
(通常は 37.5℃を超える場合)
○重い急性疾患にかかっている人。
○四種混合ワクチンの成分によってアナフィラキシー(接種後30分以内に出現する呼吸困難や全身性のじんま
しんなどを伴う重いアレルギー反応)をおこしたことがある人。
○医師が接種不適当な状態と判断した場合。
接種後の注意
○接種後30分は、ショックやアナフィラキシーがおこることがありますので、医師とすぐ連絡が取れるように
しておきましょう。
○接種後に高熱やけいれんなどの異常が出現した場合は、速やかに医師の診察を受けてください。
○接種後1週間は体調に注意しましょう。また、接種後、腫れが目立つときや機嫌が悪くなったときなどは医師
にご相談ください。
○このワクチンの接種後、異なった種類のワクチンを接種する場合には、接種した日の翌日から起算して6日間
以上の間隔をあける必要があります。他のワクチンと同時接種を希望する場合は医師にご相談ください。
○接種部位は清潔に保ちましょう。入浴は可能ですが、接種部位をこすることはやめましょう。
○接種当日は、激しい運動はさけてください。
予防接種による健康被害救済制度について
この予防接種により、健康被害(入院が必要な程度の疾病や障害など)が生じた場合、その健康被害が予防接
種によって引き起こされたものと認定されると、予防接種法に基づく補償を受けることができます。予防接種後
身体に調子の悪いところがあれば医療機関で受診し、市担当までご連絡ください。
▼ 問合せ先
豊中市保健所 保健予防課 事業推進係
〒561-0881 豊中市中桜塚1-4-11
☎ 6152-7329
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