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写真家・麦島勝の世界
平成 28 年度 秋季特別展覧会 八代の歴史と文化 26 写真家・麦島勝の世界 -ただ、ひたすら、撮り続けた- [FRI] あの頃が、 いま蘇る でもありません。山村や漁村、 街に暮らす人々のあたり前の 姿ばかりです。しかし、「日常」 という視点でシャッターを切 年間に及ぶ世相や地域 り 続 け る 麦 島 氏 の 写 真 に は、 戦後 の特色が見事に刻み込まれて 本 展 覧 会 は、 麦 島 氏 か ら 寄 贈いただいた4000点を超 1 6 4 点 を 選 び、 麦 島 氏 自 身 です。 ■特別講演会 いずれも午後2時~3時30分 (開場:午後1時30分) 会場:八代市立博物館講義室 ※聴講無料・定員80人(事前申込不要) 10月29日㈯ 「麦島勝ワールドと団塊の世代」 講師:前山 光則(作家) 「麦島写真はナゼ人の心を魅了するのか」 11月 5日㈯ 講師:石原 浩(博物館学芸員) お昼どき(昭和 23 年 坂本町) 麦 島 勝 氏 は、 昭 和 2 年 (1927年)本市に生まれま し た。 県 立 工 業 学 校( 現 熊 本 県立熊本工業高等学校)機械 え る 写 真 の 中 か ら、 八 代 地 方 いるのです。 て 工 場 に 勤 務 す る 傍 ら、 余 暇 を中心に、熊本や阿蘇、天草、 年(1945 を利用して趣味の写真を撮り 科を卒業、 昭和 続 け ま し た。 全 日 本 写 真 連 年代 人 吉・ 球 磨 な ど で 昭 和 年、 県 よ り 第 熊本地震に見舞われた我々 は、 日 々 の 何 気 な い 暮 ら し 活 躍。 平 成 回 く ま も と 県 民 文 化 賞、 八 代 の 大 切 さ を 痛 感 し ま し た。 麦 け て い た 大 切 な も の を、 き っ 島 氏 の 写 真 は、 我 々 が 失 い か 周年特別表 市より新市誕生 ※( )内は20人以上の団体料金 ※11月3日㈭(文化の日)は無料開館 ■開 館 時 間 午前9時~午後5時 (入館は午後4時30分まで) ■休 館 日 毎週月曜日 麦 島 氏 が 捉 え た 被 写 体 は、 と 思 い 出 さ せ て く れ る こ と で 美 し い 風 景 で も 決 定 的 な 瞬 間 しょう。 功労者表彰を受けました。 彰、 文 部 科 学 省 よ り 地 域 文 化 25 地域を代表する写真家として 写 真 連 盟 代 表 を 務 め る な ど、 の 言 葉 を 添 え て 紹 介 す る も の 現在もフォトざぼん会長や市 サ ー ク ル 運 営 委 員 を 歴 任 し、 か ら 平 成 に か け て 撮 影 さ れ た 20 年 ) の 復 員 後 は、 技 術 者 と し 70 盟 県 本 部 委 員、 熊 日 フ ォ ト・ 20 10 27 ■観 覧 料 一 般 600円(480円) 高大生 400円(320円) 中学生以下無料 [SUN] 八代市立博物館未来の森ミュージアム 10/21 ▶ 12/4 市立博物館未来の森ミュージアム☎34-5555 http://www.city.yatsushiro.kumamoto.jp/museum/ 10 Yatsushiro 2016.10