...

自動車用部品/医療機器向け 生産設備の設計プロセス 効率化への

by user

on
Category: Documents
17

views

Report

Comments

Transcript

自動車用部品/医療機器向け 生産設備の設計プロセス 効率化への
2009/6/3
自動車用部品/医療機器向け
自動車用部品/
生産設備の設計プロセス
効率化への取組み
効率化への
取組み
設計工数の8
設計工数の
8割を
割を自動化
自動化
講演者 設計技術グループ
サポート
若月克善 / 大坪真奈美 / 岩下武史
アジェンダ
1. 弊社の紹介
2. はじめに
•3Dシステム導入の背景
•CATIA V5を、選択した理由
•CATIA導入実績
3. 設計プロセス効率化への取組
CATIAを導入して、1年2ヶ月
導入後の活動・活用報告・・・・
4. 今後のビジョンと課題
2
1
2009/6/3
弊社の紹介
オグマ工業株式会社
創立
拠点
1975年(S50)
本社・第一工場 静岡市清水区
第二工場
静岡市清水区
島田工場
島田市
資本金 1000万円
社員数 78名
事業内容
•自動車部品 組立・検査装置,治具の設計製作
•医療機器生産設備の設計製作
•電子部品生産設備の設計製作
•国内・海外の設備据付工事及び運転調整
紹介ビデオ
3
弊社の紹介 商品開発プロセス
御客様より 「こんな装置を作りたい・・・・」
弊社では、このような御依頼に対し
御客様に満足して頂ける商品を、
御届けする為、設計開発部門に
力を、いれています。
全社員の33%が、設計技術
グループを、占めております。
多種多様な商品を、開発からサポートします。
4
2
2009/6/3
はじめに -3Dシステム導入の背景客先のニーズに適応できるようにしたい
設計不具合がなかなか減少しない
設計の精度を向上させたい
設計にかかる負担を少しでも減らしたい
社内、社外コミュニケーションの向上
同じやり方ではこれからは他社に勝てない
2Dの限界
5
はじめに
-CATIA V5を、選択した理由シェアの低い機種は今後、淘汰されてしまわないか?
エンドユーザーの多くが、CATIAを使用。
大規模アッセンブリでも、快適に操作できる。
ミッドレンジCADと変わらない、操作性。
効率化に不可欠な、ナレッジ・テンプレート機能が
優れている。
CATIA PLM Expressで、中小企業でも手が届く。
CATIAを選択することにより、競合他社との差別化
CATIA PLM Express
6
3
2009/6/3
はじめに -CATIA V5導入実績導入年月
導入パッケージ
台数
IMO2+PKE
2008年3月
IMO2+PRX
3台
IMO2
2008年6月
2008年12月
IMO2
IMO2+ASD
IMO2
2009年5月
1台
2台
IMO2
IMO2+PKE
2台
導入して 1年2ヶ月
IMO2:モデリング・アセンブリ・図面作成
PKE:アセンブリテンプレート作成・ルール作成
PRX:機構解析・ツール作業性確認
ASD:アッセンブリ・デザイン (プロダクト作業性向上)
7
設計プロセス効率化への取組
CATIAを導入して、1年2ヶ月
導入後の活動・活用報告
CATIA導入後の活動内容
3D 設計移行における、問題点
インストラクターの育成と活用
3D運用プロセスの確立
客先へのプレゼンでの活用
効率化への取組(テンプレート設計)
テンプレート設計の効果測定
8
4
2009/6/3
CATIA導入後の活動内容
08年12月
08年3月
STEP 1
09年5月
STEP 2
基礎教育 (インストラクター育成)
小規模アッセンブリ設計
大規模アッセンブリ設計
3D設計運用ルール 構築
効率化への取組 (テンプレート設計)
9
3D 導入直後に発生した、問題点
10
5
2009/6/3
インストラクターの育成と活用
設計内、他メンバーへの3D横展開
3D専属設計者が、横展開していたのでは、
効率が悪い。
外部教育を受けていては、不合理。
横展開を考え、導入当初よりインストラクターを育成
インストラクターを活用し、7割の設計者が
基礎教育を修了。
誰もが使用できるCATIAを用意。
11
3D運用プロセスの確立
運用ルールの作成
•ファイル格納場所
•ネーミングルール
アッセンブリ作成ルール
•マスタースケッチの適用
•プロダクト作成ルール
•外部参照使用ルール
インストラクターを介しての横展開
•マニュアル作成
•運用プロセスの定着
12
6
2009/6/3
客先へのプレゼンでの活用
3Dモデルを使用した、コミュニケーションの向上
2次元で、見えなかった所まで、見えてくる。
複雑な、動作説明も、一目瞭然。
動作説明avi
13
14
7
2009/6/3
効率化への取組(テンプレート設計)
導入当初より、CATIAでの効率化を狙い
テンプレートを用いた手法を検討しチャレンジ。
テンプレートを使用することによりCATIAの
機能を有効活用。
機能が同じで、対象ワークが変更となる様な
標準的な装置設計をターゲットに実施。
15
効率化への取組(テンプレート設計)
テンプレート設計のメリット
設計要件
手順
ルール
ノウハウ
チェック
テンプレート
アウトプット
•簡単にインスタンス化
•最適値を算出
•ルールを厳守しながら
フレキシブルに操作
•設計のバラツキを解消
•設計ミスの削減
•工数の削減
16
8
2009/6/3
効率化への取組(テンプレート設計)
テンプレート設計
インデックスタイプ組立機
圧入プレス
検査
ワークB供給
ワークA供給
刻印
取出し
17
18
9
2009/6/3
効率化への取組(テンプレート設計)
テンプレート設計手順
ベーステンプレート
インデックステーブル
ワークセット台
テーブルサイズ
割出速度
移載ロボット
ロボット稼働域チェック
ロボットハンドアタッチ
圧入プレス
圧入推力
圧入ヘッド形状
ワーク寸法
検査ユニット
テンプレート
挿
入
刻印ユニット
テンプレート
カバー
テンプレート
デモ設計avi
19
20
10
2009/6/3
テンプレート設計の効果測定
テンプレート機能により最適値を決定できる。
仕様変更時、フレキシブルに対応が可能。
設計ミスの削減。
設計者による、設計のバラツキを解消。
自動化により、設計工数削減。
標準機の8
標準機の
8割をテンプレート化
21
テンプレート設計の効果測定
2D 設計プロセス
組立図
部品図
不具合対応
全体工数大幅削減
3D 新設計プロセス
次期受注への早期対応が可能
22
11
2009/6/3
テンプレート設計の効果測定
2D 設計プロセス
設計工数 大幅削減可能
組立図
部品図
不具合対応
より早い受注対応
対応がより早く より正確に
全体工数大幅削減
3D 新設計プロセス
設計品質の向上
次期受注への早期対応が可能
3Dによる定義の 視える化 により
誰でもばらつきの少ない設計が可能に
23
今後のビジョンと課題
更なる、効率化の推進
•標準機のテンプレートバリエーションの拡大
•標準機械要素、挿入テンプレートの作成
•標準機以外への、テンプレート活用
•テンプレート作成スキルUPと、時間短縮
•マクロを使用した、自動部品リスト作成
•マニュアル作成 3DVIA Composer導入検討
3D設計運用プロセスの定着
•設計内、他メンバーへの横展開
•3D専属設計者の育成
3次元加工へのチャレンジ
•CAM導入、3次元加工ノウハウの習得
24
12
Fly UP