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第104号

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第104号
(1)
第104号
平成23年 7月 1日発行
可児市教育委員会
可児市教育研究所
可児市下恵土 5166-1
TEL(0574)63-4841
e-mail :[email protected]
可児市教育委員長
日本社会の将来像をめぐってさまざまな議論が
展開されていますが、かなり確かなこともありま
す。1 つは少子高齢化が急速に進展することです。
米国戦略国際問題研究所の将来推計人口によると、
2050 年(40 年後)の日本の総人口は 9900 万人、
老年人口比率(65 歳以上)は 38.9%となり、少子
高齢化は未曾有のスピードで進むと予想されてい
ます。このことは財サービスに対する需要の減少、
労働人口の減少、財政負担の増大などの課題を提
起することになります。
第2は、自由化とグローバル化の進展です。自
由化・規制緩和という市場原理主義的政策を背景
に、情報・通信技術や海運・航空インフラなどの
飛躍的な発展によって世界はボーダーレスになり、
各国は他国の動向に大きく影響を受ける時代とな
りました。日本も、米国発のサブプライム・ロー
ン問題に端を発する世界同時不況に巻き込まれ、
未だに出口を探しています。
第3は、BRICS といわれる新興国の台頭です。
特に中国の経済成長は著しく、2010 年には日中の
GDP(国内総生産)は逆転し、中国は米国に続く
第2位の経済大国になりました。いまや中国は日
本の最大の貿易相手国です。中国以外にもインド
やブラジルなどの新興国市場は高い成長が期待さ
れており、日本企業も新興国への投資や工場移転
を増加させており、その分国内での空洞化が進ん
でいます。
このように日本の将来を取り巻く環境は厳しく、
すでに若者の就職難などの問題が顕在化していま
す。数十社以上の試験を受けても就職先が決まら
ないという高校生や大学生に希望を持てと云っ
千 田
純 一
ても、無理でしょう。発想を変えて日本の将来を
構想する必要があると思われます。
1つには、GDP の成長率にこだわる政策を見
直し、国民が享受できる健康、知識、教育、美術・
芸術、遊び、自然環境、医療・介護などの分野の
充実に注力し、国民の幸福度を高める政策が望ま
れます。そうすれば仮に GDP は成長しなくとも
国民福祉は増加することになり、国民も自信を持
てます。業種としては医療、介護、教育、環境、
省エネ、観光などに関わる分野が成長するでしょ
う。
さらに、地域社会は政府に依存することなく、
地域産品の開発、企業誘致、スポーツ施設や美術
館・図書館・公民館の充実、観光資源発掘、地場
産業や中小企業の振興などの地域おこしを通じ
て、若者が地域人として活躍できる環境を創出す
ることが大切です。それには、地方自治体への権
限や財源の譲渡が必須です。特に従業者の平均年
齢が 65.8 歳(2010 年)に達し、食料自給率が
40%に低下している農業分野に若者が参入して
くれる環境を作ることが望まれます。
勿論、日本の先端的科学技術、伝統的モノ作り
の技術、従業員重視の企業経営などの長所を生か
して可能な限り GDP 成長率を高めることは重要
ですが、それに加えて新しい発想を大胆に取り組
んでいくことがこれからの日本にとって必要に
なっていると思われます。これからの若者には、
「グローバルに考え、ローカルに行動する」とい
うグローカリズムの精神を身につけてほ
しいと思います。われわれ大人は、そ
うしたタフな若者を育てたいものです。
(2)
可児市教育研究所だより
1
はじめに
西可児中学校区は平成22・23年度の
Educe9研究指定を受け、本校は昨年度から春
里小、南帷子小とともに、学校部会を中心とし
て研究を進めてきている。特に学校部会の中の
研究推進委員会が核となり、3校の研究主題を
設定し、共通の取り組み課題を探りながら研究
の構想を立ててきた。その中で共通実践の3本
の柱を決めた。
【西可児中校区の研究構想の3本柱】
○基礎・基本の力をいかにつけるか
○伝え合う力をどのようにつけるか
○土台となる学級集団をどうつくるか
これを受けながら、昨年度から実践を進め、
さらに本年度の本校の研究主題も昨年から継続
して次のように設定した。
「学ぶ喜び」を実感できる授業
~考えを伝え合い、共に学ぼうとする姿を
めざして~
2
昨年度の具体的な実践
昨年度から前述の研究主題を設定し、
「考えを
伝え合う」ことに中心を置いて研究を進めてき
た。また、学習指導部はそれを支えるために、
「~さんにつけたしで…」とか「~くんに似て
いて…」といった「話形」の指導と、3校共通
で使用することにした「ハンドサイン」を挙手
時に使う指導を提案し、全職員で実践してきた。
その結果、生徒はハンドサインを使えるよう
になるとともに、このような話形を活用した発
言ができるようになってきた。教師側もハンド
サインを頼りに、意見交流を組織化することを
意識して、授業の内容を深めることを心がけた。
ただ、挙手をして意見を発表しようとする生
徒は限られている傾向にあり、多くの生徒の意
見から深めるという点に弱さが残った。
3
今年度の具体的な実践
校区の研究構想の3本柱と昨年度の本校の課
題をふまえ、意欲的に考えを伝え合うことで、
考えを広げさせたり深めさせたりすることに重
点を置いて取り組みを進めて
いる。また、職員の学習指導部や生徒会の学習
委員会がそれを支えている。
(1)学習集団の育成
休み時間と授業とのけじめをつけようと、学
習委員会が5月の取り組みとして「改造、あい
さつ大作戦」と銘打って「授業あいさつ」の取
り組みを行った。席ベル、あいさつの声量、礼
をそろえる、といった点に重点を置いて行った。
(2)聞き方の指導
学習指導部からは
「聞き手は発言者の
方へ体を向けて聞く」
、
「発表者は聞き手を
意識して話す」指導が提案され、全教科で指導
を進めている。
(3)基礎基本を身につけさせる指導の工夫
反復練習・小テスト・授業開始時の復習問題・
宿題の工夫、家庭での自主学習のすすめなど、
全教科で定着をめざした指導を進めている。
(4)伝え合いのレベルアップ
「考えを発表しようとする生徒が尐ない」と
いう課題を受け、挙手をすることへの抵抗感を
減らすために、年度当初としてはまず、教科担
任が易しい問いなど
の場面で全員挙手を
求め、できた場合に
は高く評価をするこ
とから始めた。6月には学習委員会が「挙手を
活発にする取り組み」を行った。
教師側の指導としては、話形を活用した発言
をした生徒をほめるとともに、発言をつなげる
ことによって内容の広がりや深まりをめざした
授業づくりを進めている。
4
おわりに
10月の公表会が3ヶ月後に近づいてきてい
るが、本校の取り組みはまだまだ発展途上であ
る。しかし、生徒の姿は徐々に高まりつつある。
「可茂地区で一番意見交流の活発な学校」にな
るにはまだ時間はかかるが、全職員が生徒を鍛
える意識と熱意をもち、根気強く取り組んでい
きたい。
可児市教育研究所だより
(3)
今渡北小学校児童会
はじめに
生、4年生と2年生のペア学級で、青空タイム
平成23年度、今渡北小学校、約800名の
に縦割り遊び(友遊交流)を行っています。上
児童のリーダーとなる委員会委員長の認証式で、
の学年が遊びの計画を立て、手つなぎ鬼やドッ
代表委員会委
ジボール、ハンカチ落としなどの遊びを行い、
員長が、今年
異学年の交流を深めています。
度のキーワー
今日は1年生のペアの子が楽しんでくれたので嬉しか
ドである『3
ったです。次はもっと仲良くなれるように自分から話し
つの「あ」
』を
かけたいです。
発表しました。
【6年生リーダーの感想より】
1.「あ」いさつ あふれる今北
今年度、6年生は最高学年としての姿を全校
に示すため、1日のうちに1つは全校のために
なる活動を行うことを目標に「1日1ボラ」に
取り組んでいます。登校後、児童玄関を掃除す
る児童、他学年のトイレのスリッパを揃える児
3.「あ」んぜんな 今北
6月の児童朝会では、保健安全委員会が発表
を行いました。廊下の歩き方や学年ワークでの
過ごし方の約束を全校に投げかけました。
童、図書室の本の整頓を行う児童など、自分で
考えた活動を展開中です。
その中のある児童は、
「1日1ボラ」として「あいさつ」を選び、始
業式の次の日から1日も欠かさず児童玄関前に
立ち、登校してくる児童にあいさつをし続けて
います。そんな姿が認められ、今年度初めての
「今北いちばん賞」が学校長から贈られ、お昼
の放送で全校に紹介されました。
5月には、生活委員会を中心として「あいさ
つ運動」を行いました。たすきをかけて各学年
また、ケガがなく、安全な学校生活を全校児
童が送れるように、各学年ワークに「あるきま
すせんげん」ポスターを掲示しています。
でワークや児童玄関に立ち、全校にあいさつの
声を響かせました。
おわりに
職員も交代で校門
毎月行っている児童朝会では、重点活動を受
に立ち、あいさつ
け持つ委員会が発表を行っています。今後も各
のよかった通学班
委員会の協力のもと、
や児童をお昼の放
送で紹介しました。
2.「あ」たたかい 今北
年間計5回、6年生と1年生、5年生と3年
「あ」いさつ
あふれる今北
「あ」たたかい
今北
「あ」んぜんな
今北
を目指していきたいと思っています。
可児市教育研究所だより
(4)
通級指導教室の担当になって
土田小で新たなスタート
可児市立土田小学校
小林
千鶴
可児市立南帷子小学校
河原
春隆
瑞浪市の小学校から
6年ぶりの可児市です。毎朝、児童玄関で立って
土田小学校に着任し、
いると、「おはようございます。」の元気なあいさ
早くも2カ月が経とう
つが聞こえてきます。 こちらも負けずに笑顔を添え
としています。担任して
て「おはようございます。」と返します。
いる2年生のベランダで
南帷子小学校では、3方向から児童が登校してく
はツバメの巣作りが始まって
るので、なかなか全員の顔を見て挨拶するのが難し
います。私たちを怖がる素振りも一切見せず、いつも
いのですが、反対を向いていても背中側から「おは
窓のすぐ傍からじっとクラスを見守っているようです。 ようございます。」の声が聞こえてくる挨拶があふ
他の先生の話では毎年のことだとか。それは、ツバメ
を温かく見守ってきた子どもたちと教師とが生み出し
た光景なのだと思っています。
れる学校です。
さて、4月から可児市で初めての LD・ADHD・高
機能自閉症等の通級指導教室が、ここ南帷子小学校
この2カ月、外遊びが大好きで、感動すると「すご
で立ち上がりました。5月13日(金)には、教育
い!」と呟く、元気で素直な子どもたちに、元気と笑顔
委員会の大野課長様をはじめ、市内の10校の校長
をもらっています。放課後になると、職員室で同じ学
先生や可児養護訓練センターの佐橋所長様をお迎え
年の先生方と、その日に行った授業の交流をします。
して開級式を無事行うことができました。
ワークシートを見ながら、同じ教材でも、構成ひとつ、
また、可児市の新たな教室の開設、ということで
発問ひとつでこんなにも子どもの出口が違うのかと、
可児市として、備品や教材なども予算化していただ
発見の連続。素敵な子どもたちや先生方に恵まれ、充
き、ずいぶん教室らしくなってきました。ありがと
実した毎日を過ごしています。
うございました。
最近手にした本に、忘れられない言葉があります。
通級指導教室には、現在、小学校1年生から中学
「どんな仕事にもおもしろさのツボがある。」(イチロ
2年生まで22名の児童、生徒が通級しています。
ー89の言葉より)教師になって感じる充実感とこの
それぞれ異なる発達課題を抱えながら、尐しでも苦
言葉とが重なり、印象強く残っています。私は、授業・
手なところが克服できればと親子でがんばって通級
学級経営について、そして、自分自身について、悩ん
してきてくれています。
だり試行錯誤したりしていく中で学んでいけること、
指導が始まって3週間が過ぎました。その子その
つまり私自身が成長していけることが、この仕事のツ
子の発達の最近接領域を探りながら、45分の指導
ボだと思っています。
時間が有意義なものになるように、課題の設定、教
この2カ月、改めてこの異動が自分自身の大きな節
目になっていると感じます。新鮮な環境の中で、初任
材の工夫、意欲的に取り組める工夫など、試行錯誤
の毎日を送っています。
者になった気持ちで多くのことを学び、成長していき
南帷子小の職員でありながらも可児市の小中学校
たいと思います。そして、教師のおもしろさのツボを
の児童、生徒が対象の教室担当ということで、その
しっかりとおさえていきたいです。
責任の重さを感じながら、まず、現在の22名の通
級児童、生徒の指導がより満足のいくものになるよ
うがんばりたいと思います。
H23.630現在
申し込み先:講座No1~22は、各会場校(担当:教頭先生)へ直接連絡する。 講座No23~31は、可児市教育研究所(0574-63-4841 担当:亀山)までお願いします。 申込締切 :研修日の2週間前
No.
講座名
内容
講師(敬称略)
日時
主催・会場
1
発達障がい
発達障害のある児童に対する指導のあり方 (事例から学ぶ)
可茂支援学校の先生
7月22(金) 13:30 ~15:30
2
陶芸教室
作陶・美濃焼の歴史と陶芸作品作り
月村 貴彦 先生
7月25日(月)、26日(火) 13:30~16:00 今渡南小学校 久々利 7月25日(月) 12:45 ~16:45
土田小学校
今渡南小学校 今渡南小 3
普通救命講習Ⅱ
救急救命法とAEDについての理解を深め、資格を取得する。
可茂南消防署の職員
(西可児分署)
4
ちょっと気になる子の理解と対応
発達障害についての理解を深め、指導力の向上を図る。
西山史子先生
7月 26日(火) 13:30 ~15:00
土田小学校
5
発達障害児の指導法
自閉症、ADHD、アスペルガー症候群等多様化する発達障害に応じた指導
佐々木あつ子 先生
8月 25日(木) 9:00~11:00
帷子小学校 視聴覚室
8月 23日(火) 13:30 ~15:30
春里小学校 春里公民館
7月 28日(木) 9:00 ~11:00
東明小学校図工室・粘土室
8月 24日(水) 8:30 ~12:00
旭小学校 図工室
7月 21日(木) 13:30 ~15: 30
広見小学校・広見公民館ゆとりピア
7月 22日(金) 13:30 ~16: 30
広見小学校・広見公民館ゆとりピア
8月 25日(木) 9:00 ~11:00
南帷子小学校
8月 19日(金) 9:00 ~11:30
桜ケ丘小学校
7月 26日(火) 14:30 ~16:00
今渡北小学校・川合公民館
6
教育相談
7
陶芸講座
8
可児市の文化・伝統を学ぼう
岐阜大学 准教授
発達障がいやその傾向の見られる児童や保護者に対してどんな支援がよいかを学ぶ。
橋本 治 先生
磯谷千穂子先生他可児市陶芸苑の指導
児童・生徒の陶芸体験学習の指導に役立つ陶芸技法について実践的に学ぶ
者の皆様
陶芸家青山先生を迎え、ろくろを使った作品づくりに取り組む。
青山 度 先生
発達障がい(自閉症・AD/HD・LD)傾向を持つ児童の特性を理解した上で、上手に支 可茂特別支援学校教諭
9 気になる児童と上手につきあうために
援していく方法を学ぶ。
山田 慎二 先生
美濃加茂市立下米田小学校長
ピアサポートで実践力を身につけよう
10
望ましい仲間関係づくりのためにピアサポートを実践し、学校生活に役立てる。
山田 日吉先生
~QU入門から応用へ~
蘇南中学校
11 学級経営研修会
学級経営力の向上のための研修会
渡辺 英哉 教頭先生
12 大人も楽しいブックトーク
読書指導の充実のため、大人も楽しめるブックトークから学ぶ。
今井美都子 先生
組織マネジメントのねらいや概要について理解を深め、その手法を用いて、学校のビ
13 学校ビジョンや課題を共有するために
平井 学 課長補佐
ジョンや課題を共有し、学校がどう変わるのか、どう生かせるのかについて研修します。
兼山歴史民俗資料館
14 蘭丸・長可の史跡をめぐる
兼山に縁(ゆかり)のある森蘭丸・長可(ながよし)らの史跡を説明を聞きながら巡ります。
専門員 渡辺千明 先生
8月 11日(木) 9:30 ~11:30
兼山小学校集合場所:兼山公民館
南消防署員
8月 8日(月) 9:00 ~ 13:00
蘇南中学校体育館または会議室
QUの分析結果の見方についての講習と
16 子どもたちの心と心をつなぐ学級づくり
教室で実際に行う活動についての演習を行う。
教育研究所 指導主事
木村正男 先生
8月16日(火) 13:30 ~ 16:30
蘇南中学校・会議室
17 救急救命講習会
南消防署 署員
8月5日(金) 13:00~17:00
中部中学校・会議室
スクールカウンセラー
纐纈千晶先生
可茂地区教科等指導員
木下 静樹 先生
熊本大学教育学部 教授
河野 順子 先生
8月26日(金) 13:30 ~15:00
中部中学校・会議室
8月 24日(水) 10:00 ~11:30
西可児中学校・会議室
8月 26日(金) 時間は未定
春里公民館・大ホール
東濃信用金庫 派遣講師
8月 23日(火) 9:30 ~ 11:30
東可児中学校・本校体育館
落合 夕子 先生
8月24日(水) 13:30 ~15:30
広陵中学校 会場:帷子公民館
大阪大学 教授 平田オリザ 先生
8月3日(水) 10:00~16:00
KDDI株式会社 派遣講師
7月27日(水)午前の部10:00~11:30
午後の部13:30~15:00
15 普通救命講習
AEDも使った演習を行いながら救命について学ぶ。
救命に関する実技講習会
18 不登校対策講座
多様化する不登校生徒への対応についての研修
19 学級経営
よりよい人間関係づくりをめざした学級経営のあり方
20 西可児中校区3校合同研修
「伝え合う力」の育成にかかわる講演
21 マナー講座
いろんな場面で役立つ、マナー・礼儀について学ぶ。
22
23
24
25
26
接遇及び苦情を信頼にかえる応対マ
・苦情を未然に防ぐ応対マナー ・学校への不安や苦情を信頼に変える対応
ナー
教育現場でコミュニケーション力をどのように育んでいくか演劇ワークショップを通して
平田オリザ先生 演劇ワークショップ
学びます。 可児市内各学校 初任者+1名程度+希望者(人数制限あり)
具体的事例から学ぶ情報モラルに関する指導について
情報モラル講座
可児市全教職員の1/3が受講+希望者
小学校理科の簡単な実験を知り理科学習に生かす。
小学校理科授業力UP講座
可児市小学校教職員+希望者(人数制限あり)
図工の表現技法(水彩画)
小学校図画工作授業力UP講座
可児市小学校職員+希望者(人数制限あり)
広見小学校 教頭 高井信行 先生
春里小学校 教務 井戸勇治 先生
中津川市立南小学校
教頭 山田 真吾 先生
8月1日(月) 9:00~11:00
7月21日(木) 14:00~17:00
7月28日(木)午前の部9:30~11:30
午後の部13:30~15:30
27 外国語活動講座
可児市小学校教職員の1/3が受講+希望者
28 幼小中高連携講座 Aコース
可児工業高校 ①~④よりコース選択 ①真鍮によるキーホルダー製作 ②スイングライト製作
可児工業高校の先生と生徒
③七宝焼きキーホルダー④My箸製作(各コース 実費1,000円、人数制限あり)
8月4日(木) 9:00~12:00
29 幼小中高連携講座 Bコース
アルティアセントラル スーパーバイザー
今渡ダム見学(人数制限あり)
今渡電力システムセンター職員
8月4日(木) 10:00~12:00
30 幼小中高連携講座 Cコース
瀬田幼稚園(人数制限あり)
瀬田幼稚園の先生と園児
8月4日(木) 9:00~12:00
31 幼小中高連携講座 午後の部
児童虐待の現状、家庭学校にもとめられること
上郷小学校長(前東濃子ども相談センター
8月4日(木) 14:00~16:00
家庭支援課長) 福井 俊道 先生
可児市教育研究所
会場:文化創造センター(演劇ロフト)
可児市教育研究所
会場:総合会館分室2階 大会議室
可児市教育研究所
会場:春里小学校 理科室
可児市教育研究所
会場:帷子小学校 図工室
可児市教育研究所
会場:総合会館分室2階 大会議室
可児市教育研究所
会場:可児工業高等学校 各実習室
可児市教育研究所
会場:今渡ダム
可児市教育研究所
会場:瀬田幼稚園
可児市教育研究所
会場:福祉センター2階視聴覚室
(6)
《登校チャレンジ日》月に一度、自分が決めた
1「スマイリングルーム」について
方法で登校に挑戦します。
「スマイリングルーム」は、不登校児童・生
《フレンドリー》大学生の相談員が子どもたち
徒のための学びの場として、一人ひとりの意欲
と一緒に遊んだり、話をしたり、活動したり
に応じた活動や学習指導をしています。また、
してくれます。
社会性をつけるため、さまざまな体験活動をし
ています。学校と連携しながら、学校復帰にむ
けて安心して活動できるよう援助します。
2「ワクワクチャレンジ隊」について
【開所時間】
近隣の4つの適応指導教室がネットワーク
月曜日~金曜日
午前の部
を組み情報交流をするとともに、体験学習(潮
9:00~12:00
午後の部 13:00~15:00
干狩り、登山、合宿、スキーなど)を中心とし
いずれかの部
た活動により学校復帰へのエネルギーを蓄え
ます。
【タイムスケジュール】
9:00~ 9:10…一日の活動計画を立てる。
9:10~10:00…スタディタイム
自分の進度に応じ、ワークやドリル、
プリント等の学習をする。
3 IT 等を活用した学校復帰支援事業
IT 等の活用による学習活動、体験活動、スマ
イリングルーム相談員等との交流(家庭訪問・
メール・FAX等)により支援します。
10:00~11:00…マイタイム
手芸や工作、調べ学習など自分の得意分
野を伸ばす活動を行う。学校の図工や技術
家庭の課題にも取り組む。
11:00~11:50…フリータイム
4 ポプリの会
不登校等子育てに悩む保護者(活動によって
は子どもも含む)が話し合いや活動を通して情
報交流をし解決への糸口を見つけていきます。
プレイルームで卓球・バドミントン・バ
レーなど体を動かしたり、ジグソーパズ
ル、カードゲーム、将棋、囲碁、パソコン
等自分で選んで活動する。
11:50~12:00…一日の振り返りを書く。
5 相談活動について
不登校、いじめ、学校生活や学習、生活習慣、
親子関係等に関する相談ができます
〓心の電話相談〓
℡
【スマイリングルームの主な活動】
《絵手紙講座》毎月第一水曜日
《スマイル畑》野菜の世話や収穫を行います。
《調理実習》月に一度行います。畑で収穫し
た野菜を使い季節を感じられるメニュー
を考え、皆で作業を分担して調理します。
63-2444
月曜から金曜日
9:00~16:00
〓臨床心理士による相談〓
毎週月曜日
13:30~16:30
来所相談も行います。 一人 50 分程度(要予約)
お申込みは教育研究所
℡
63-4841
可児市研究所だより
(7)
本年度、4名のALTが小学校の外国語活動や中学校の英語で、各学校を訪問させていた
だきます。よろしくお願いします。
Hello, Kani People. My name is Kenneth James Lucente, but
please call me Ken. This is my 4th year in Kani Elementary
schools. I am from Vancouver, Canada and came to Japan in
1998. I enjoy cooking and playing golf. Most important is
spending time with my 3 kids (Kaiya 8, Kiana 5 and Kouda
3). Let’s have another great year together! Yoroshiku
Onegaishimasu.
Hi, My name is Alritz Lucero. But please call me “Ice”. I'm
from Davao City, Philippines. My city is also known as the
Durian Capital of the Philippines or Durain City. I spend my
free time reading books, watching films, kendo and playing
sports. I'm very excited to work once again with the teachers,
school staff and most of all help the students with their
English ability. Hope to have a great year with everyone, see
you around :) !
Hello everyone!
I’m Hazelynn Caceres.
I’m
from
Philippines. My country is famous for its wonderful beaches,
various fruits and hospitable people. My hobbies are playing
musical instruments, singing and surfing the internet. I love
going to church and talking with my friends. I enjoyed being
an ALT in Kani City last year. The students were very
friendly and fun to be with. This school year I’m teaching in
Sonan ,Nishi Kani JHS, Kaneyama ES and Seta
Kindergarten. I’m looking forward for a marvelous school
year!
Hello. My name is Tom England and I’m from the U.K. I’ve
been in Japan since 2006 and this is my 4th year in Kani. For
me, Kani has just the right combination of countryside and
convenience. It’s a great place and I really enjoy living here.
I’m working in Chubu JHS, Higashi Kani JHS and Kouryou
JHS. Last year was full of great memories and I look forward
to more of the same throughout the new academic year.
(8)
可児市教育研究所だより
平成23年度 教育実践論文募集
1 平成23年度実践論文募集
今年度も教育実践論文を募集します。
昭和58年度から始まった教育実践論文
の募集も今年度で28回目となります。
日頃、可児市教職員の皆様が子どもの成
長を願って、日々共に歩んでいる姿、教育
活動の創意工夫を論文にしてみませんか。
多くの積極的な応募をお待ちしており
ます。参考に、昨年度の領域別応募数・入
賞者を掲載します。
(1) 平成22年度実践論文応募状況
領域別
数
領域別
数
生徒指導
0
教科
31
道徳
1
特活等
5
総合
2
その他
2
合
計
41
(2) 平成22年度実践論文審査結果
☆ 優秀賞
渡邉
茜 教諭 東明 小学校
青山 園子 教諭 今渡北小学校
社本 教恵 教諭 今渡北小学校
今尾 朋香 教諭 広見 小学校
小倉 佳祐 教諭 西可児中学校
☆ 優良賞
浅野 光俊 教諭 春里 小学校
酒向 昌子 教諭 広見 小学校
矢島 徳宗 教諭 東明 小学校
坂井 茂樹 教諭 今渡南小学校
山田 智代 教諭 西可児中学校
小粥 寛子 教諭 広見 小学校
平田 秀司 教諭 今渡北小学校
2 募集要項
(1) 目的
可児市学校教育課題の克服をめざした幼稚
園、小学校、中学校の教職員の創意ある実践研
究を広く募集し、もって実践意欲の喚起と指導
力の向上を図る。
(2) 内容
① 幼稚園、小学校、中学校の園児、児童、生徒
の指導および管理運営に関する実践研究で
あるもの
② 問題意識が明白で、仮説・実践・検証の過
程が具体的かつ累積的で、
一貫性のある実
践研究であるもの
③ 他の公的機関に発表していないもの
(3) 執筆要領
要項は、次の通りです
① 論文は、現代仮名遣いで書かれた日本語
とする。
② 論文の冒頭に「表題、所属学校名、職名
氏名」を46字×5行を1段でセットし、
概要を46字×10行で述べ、その中にキー
ワード(4から6語)を入れる。
③ 論文は、
A4版用紙縦書きのワープロによ
る横書きで、1ページ2段組(2行×2段)
計1,
892字とし、
10ページまでとする。
④ 図表等は、表1、図1のように一連番号
を付すとともに、必ず題をつける。
⑤ 参考文献は論文の最後に、年代順で一括
掲載する。
⑥ 参考資料は、論文とともに提出する。
⑦ 写真、ノート等は、版権や肖像権等の問題
をクリアしておく。
(4) 提出先 可児市教育研究所
(5) 提出期限 平成24年1月10日(火)
詳しくは、予備応募案内をご覧ください。
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