...

CY27410, 4-PLL Spread-Spectrum Clock Generator

by user

on
Category: Documents
25

views

Report

Comments

Transcript

CY27410, 4-PLL Spread-Spectrum Clock Generator
CY27410
Four-PLL スペ ク ト ラ ム拡散ク ロ ッ
ク ジ ェ ネ レー タ ー
Four- PLL スペ ク ト ラ ム拡散 ク ロ ッ ク ジ ェ ネ レー タ ー
特長
■
■
入力周波数
水晶発振子入力 : 8MHz ~ 48MHz
❐ リ フ ァ レ ン ス ク ロ ッ ク : 8MHz ~ 250MHz LVCMOS
❐ リ フ ァ レ ン ス ク ロ ッ ク : 8MHz ~ 700MHz 差動
❐
❐
■
RMS 位相ジ ッ タ : 1ps 最大、 12kHz ~ 20MHz オ フ セ ッ ト
■
PCIe 1.0/2.0/3.0 対応
■
SATA 2.0、 USB 2.0/3.0、 1/10GbE 対応
■
❐
出力周波数
❐ 25MHz ~ 700MHz LVDS、 LVPECL、 HCSL、 CML
❐ 3MHz ~ 250MHz LVCMOS
❐ 1kHz ~ 8MHz の LVCMOS、 1 本
■
以下のも のを備えた 4 個のフ ラ ク シ ョ ナル N 型位相同期回路
(PLL)
VCXO (±120ppm、 0.23ppm のス テ ッ プ )
スペ ク ト ラ ム拡散機能 ( 論理 SS と Lexmark プ ロ フ ァ イル、
0.1% ~ 5%、 0.1% のス テ ッ プ、 下方または中央 拡散 )
■
電源電圧 : 1.8V、 2.5V、 3.3V
■
ゼロ遅延バ ッ フ ァ (ZDB) と 非ゼロ遅延バ ッ フ ァ (NZDB) コ ン
フ ィ ギ ュ レーシ ョ ン
■
I2C経由で再 コ ン フ ィ ギ ュ レーシ ョ ン(基板上でのプ ログ ラ ム)
が可能
■
産業グ レー ド のデバイ ス、48 ピ ン QFN (7×7×1.0mm) パ ッ ケー
ジ で提供
最大 12 出力をサポー ト 、 6 出力ずつ 2 バン ク
最大 8 差動出力ペア(HCSL、LVPECL、CML、または LVDS)
❐ 最大 12 LVCMOS 出力
❐
■
バン ク 内の差動出力スキ ュ ーは最大 100ps
OUT16
OUT15
VDDIO_S1
VDDIO_D1
OUT14P
OUT14N
OUT13P
OUT13N
OUT12P
OUT12N
OUT11P
OUT11N
論理ブ ロ ッ ク図
O2[1..4]
O1[1..4]
O2[1..4]
FS
PLL1
PLL2
I2C
INC
IN1S
IN2S
XIN
INC
IN1S
IN2S
ADC
OUTC
O1[1..4]
Output Drivers 1
VIN
FS2
FS1
FS0
SCLK
SDAT
RCAL
XOUT
INI
IN1S
IN2S
INC
RCCAL
Register
Memory
BG
INC
IN1S
IN2S
IN2N
INC
IN1S
IN2S
IN2P
Reference
System
OUTC
IN1P
IN1N
PLL3
OSC
PLL4
O3[1..4]
O4[1..4]
O3[1..4]
O4[1..4]
NV
Memory
POR
QP
PRG
Block
LDOs
VDD
Cypress Semiconductor Corporation
文書番号 : 001-96106 Rev. *C
•
198 Champion Court
OUT26
OUT25
VDDIO_S2
VDDIO_D2
OUT24P
OUT24N
OUT23P
OUT23N
OUT22P
OUT22N
OUT21P
OUT21N
Output Drivers 2
•
San Jose, CA 95134-1709
•
408-943-2600
改訂日 2017 年 3 月 14 日
CY27410
目次
機能の詳細 .......................................................................... 3
入力シ ス テム ............................................................... 3
VCXO 入力ブ ロ ッ ク .................................................... 3
周波数選択入力 ........................................................... 3
I2C ブ ロ ッ ク (SCLK、 SDAT) ..................................... 4
ク ロ ッ ク生成セ ク シ ョ ン ............................................. 4
出力セ ク シ ョ ン ........................................................... 4
基板上のプ ログ ラ ミ ング ............................................. 5
機能的な特長 と ア プ リ ケーシ ョ ンの考慮事項 ............ 5
ピ ン配置 ........................................................................... 10
電気的仕様 ........................................................................ 13
絶対最大定格 ............................................................. 13
動作温度 .................................................................... 13
動作電源 .................................................................... 13
チ ッ プ レ ベルの DC 仕様 .......................................... 14
出力の DC 仕様 ......................................................... 15
入力 ク ロ ッ クの AC 仕様 ........................................... 16
出力の AC 仕様 .......................................................... 17
文書番号 : 001-96106 Rev. *C
テ ス ト と 測定回路 ...................................................... 23
電圧 と タ イ ミ ングの定義 ........................................... 24
パ ッ ケージ情報 ................................................................ 26
はんだ リ フ ローの仕様 .............................................. 26
注文情報 ........................................................................... 27
注文コ ー ド の定義 ...................................................... 27
略語 .................................................................................. 28
本書の表記法 .................................................................... 28
測定単位 .................................................................... 28
改訂履歴 ........................................................................... 29
セールス、 ソ リ ュ ーシ ョ ンおよび法律情報 ..................... 30
ワール ド ワ イ ド 販売 と 設計サポー ト ......................... 30
製品 ........................................................................... 30
PSoC® ソ リ ュ ーシ ョ ン ............................................ 30
サイ プ レ ス開発者コ ミ ュ ニ テ ィ ................................ 30
テ ク ニ カル サポー ト ................................................. 30
ページ 2/30
CY27410
機能の詳細
CY27410 は、4 個の独立 し た フ ラ ク シ ョ ナル PLL を備えた標準
性能の プ ロ グ ラ マ ブ ル な ク ロ ッ ク ジ ェ ネ レ ー タ ー で あ り 、
0ppm の合成誤差でいかな る周波数 も生成で き ます。 それぞれ
の PLL の後に、1 つの PLL か ら 4 つの異な る周波数を生成する
独立 し た 4 個の分周器 の一式が続き ます。 4 個の分周器は、 最
小限のスキ ュ ーで位相の揃 っ た ク ロ ッ ク出力を生成する ために
同期 さ れます。 PLL は、 EMI を減少 さ せる ためのスペ ク ト ラ ム
拡散機能に も対応 し ています。 PLL1 は、 VCXO 機能を備えて
お り 、 出力周波数を ppm 単位で変更する こ と がで き ます。
CY27410 の入力には、水晶振動子またはシ ングルエ ン ド /差動
リ フ ァ レ ン ス ク ロ ッ ク を使用で き ます。 デバイ スは最大 12 出
力をサポー ト し 、 それぞれ 6 出力ずつの 2 バン ク に分け ら れて
います。 PLL1 と PLL2 の 4 出力はバン ク 1 の出力に多重化 さ
れ、 PLL3 と PLL4 の 4 ク ロ ッ ク出力 はバン ク 2 の出力に多重
化 さ れています。 これら 2 バン ク の 12 出力は、 8 差動出力、 12
シ ングルエ ン ド 出力、または差動出力 と シ ングルエ ン ド 出 力の
組み合わせに設定する こ と がで き ます。
CY27410 は、デバイ スの コ ン フ ィ ギ ュ レーシ ョ ン設定を格納す
る揮発性 メ モ リ と 8 レ ジ ス タ か ら な る不揮発性 メ モ リ を内蔵 し
ています。 これ らのレ ジ ス タ は基板上で I2C イ ン タ ー フ ェ ース
経由でア ク セス し 、 プ ログ ラ ムする こ と がで き ます。 また、 ア
プ リ ケーシ ョ ン基板上でデバイ ス を完全に再プ ログ ラ ムする こ
と も で き ます。 I2C イ ン タ ー フ ェ ース以外の外部信号は以下の
よ う な異な る機能を持つ多機能ピ ンに設定 で き ます。
図 2. 水晶の接続
XIN
水晶
出力周波数を動的に変更
■
出力イ ネーブル/デ ィ ス エーブル
■
電源切断
■
拡散の有効化/無効化
XO
XOUT
IN1 と IN2 は、 シ ングルエ ン ド または差動 リ フ ァ レ ン ス入力を
受け入れる よ う に設計 さ れていま す。IN2 は、デバイ スに ZDB
機能を実装する時にに フ ィ ー ド バ ッ ク 信号を受信する ために使
用 し ま す。
差動入力では、 LVPECL、 LVDS、 CML、 HCSL な ど複数の信号
規格で入力で き ます。 図 3 に示すよ う に、 差動信号は AC カ ッ
プ リ ング し なければな り ません。
図 3. 差動信号 と シ ングルエ ン ド 信号の入力
100pF
差動信号
■
INxP
終端
INxN
100pF
INxP
また 32.768kHz な ど、幅広 く 使用 さ れている リ フ ァ レ ン ス周波
数を得る ための低周波数 ク ロ ッ ク出力 (kHz のレ ン ジ ) を 1 つ
備え て い ま す。 CY27410 のジ ッ タ 仕様は、 PCIe 1.0/2.0/3.0、
USB 2.0/3.0、 SATA 1.0/2.0、 および 1/10GbE 通信プ ロ ト コ ル
に適合 し ています。
入力シ ス テム
入力シ ス テムは以下の ものに対応 し ています ( 図 1 を参照 ):
■
XIN/XOUT は水晶振動子入力に対応 し ます。
■
IN1 は差動 と シ ングルエ ン ド ク ロ ッ ク入力に対応 し ます。
■
IN2 は差動 と シ ングルエ ン ド ク ロ ッ ク入力に対応 し ます。
図 1. 振動子/ ク ロ ッ ク入力のブ ロ ッ ク図
INC
XO
MUX
IN1P
IN1N
DIV-R1
IN2P
IN2N
DIV-R2
文書番号 : 001-96106 Rev. *C
INI
IN1S
IN2S
合成セ ク シ ョ ンへ
XIN
XOUT
水晶振動子を使用する場合、図 2 に示すよ う に XIN と XOUT を
水晶 振動子に接続する こ と で必要な内部周波数を生成 し ます。
サポー ト さ れる差動チ ュ ーニ ング コ ンデンサの範囲は 8pF ~
12pF です。
RS
INxN
LVCMOS 信号
VCXO 入力ブ ロ ッ ク
VIN 入力は、 デバイ スの VCXO 機能用に使用 し ます。 オーデ ィ
オ ビ ジ ュ アル ア プ リ ケーシ ョ ン等で必要 と さ れる こ の機能で
は、 入力電圧に応 じ て出力周波数を変更で き ます。 出力周波数
は、 最大 ±120ppm ま で可変で き ます。 この入力電圧は、 VCXO
機能を提供する ために PLL1 分数分周器を直接制御 し ます。
周波数選択入力
CY27410 は周波数選択機能に対応 し てお り 、動作中に出力周波
数を変更す る こ と がで き ます。 デバ イ スには 8 つの コ ン フ ィ
ギ ュ レーシ ョ ン レ ジ ス タ があ り 、 事前にプ ログ ラ ムするか、 ま
たは I2C を介 し て書き込む こ と がで き ます。FS ピ ンの信号レ ベ
ル (HIGH か LOW) を変更する こ と で、適切な コ ン フ ィ ギ ュ レー
シ ョ ン レ ジ ス タ を選択 し 、それに応 じ て出力周波数を変更 し ま
す。
ページ 3/30
CY27410
I2C ブ ロ ッ ク (SCLK、 SDAT)
■
CY27410 は、 I2C 経由で内部レ ジ ス タ のプ ログ ラ ミ ングに対応
し てお り 、 デバイ ス を設定する こ と が可能です。 CY27410 は
また、 フ ラ ッ シ ュ メ モ リ ( 不揮発 メ モ リ ) へのユーザー プ ロ
フ ァ イ ル プ ロ グ ラ ミ ン グお よ び部分的な更新をサポー ト し て
います。 メ モ リ 内容のプ ロ テ ク シ ョ ンは、 読み出 し 、 書き込み、
読み出 し /書 き 込みお よ び プ ロ テ ク シ ョ ン な し を 設定で き ま
す。 デバイ スは、 I2C バス仕様 Ver. 2.1 以降に準拠 し ています。
主な仕様は以下の通 り です。
■
400kb/s ( フ ァ ース ト モー ド )
■
7 ビ ッ ト ア ド レ ッ シ ン グに対応
選択可能なデバイ ス ア ド レ ス ( プ ログ ラ ム可能 )、デ フ ォル ト
= 69 (16 進数 ) (7 ビ ッ ト )
ク ロ ッ ク生成セ ク シ ョ ン
CY27410 は、 コ ア ブ ロ ッ ク である 4 個の PLL から 構成 さ れて
います。 それぞれの PLL はフ ラ ク シ ョ ナル N 機能を備えてお
り 、 入力 リ フ ァ レ ン ス周波数から 100ppb ま での精度で出力周
波数を生成する こ と がで き ます。 PLL の出力は 4 個の分周器に
供給 さ れた後、 シ ン ク ロナ イザーで同期 さ れます。 グ リ ッ チな
し のク ロ ッ ク遷移機能を実現する、または可変遅延生成回路を
使っ て プ ログ ラ マ ブル遅延機能な ど も 実現で き ます。 出力分周
器 と マルチ プ レ ク サも 、 こ のサブ シ ス テムの一部 と し て含まれ
ています。 図 4 に示す構成は、 全 4 個の PLL で同 じ 構造を持っ
ています。
図 4. PLL の構造
DLY=0‐4 cycles
INC
IN1S
REF
IN2S
PDET
+
CP
5
P‐Path
LF
DIV O1
DIV 2
SYNC
DELAY
Ox1
DIV O2
DIV 2
SYNC
Ox2
DIV O3
DIV 2
SYNC
Ox3
DIV O4
DIV 2
SYNC
Ox4
VCO
I‐Path
LF
FBK
SYNC
FRAC
DIV N
SYNC
DIV 2
DIV 2
OUTC
SYNC
DIV C
図 6. バン ク 2 の出力
出力セ ク シ ョ ン
DIV I
1/2/4/8
O34
O33
O32
O31
DIV I
1/2/4/8
O44
O43
O42
O41
MUX
MUX
MUX
MUX
OUT23
DIFF/SE
OUT24
DIFF/SE
DIV L
OUT22
DIFF/SE
PLL から分周器を経由 し て供給 さ れた ク ロ ッ ク ソ ースは図 5 と
図 6 に示すよ う に、 マルチ プ レ クサで どの ソ ース を出力するか
を決定 し ます。
INI
OUT21
DIFF/SE
CY27410 には、デバイ スの上部 と 下部 2 つの出力バン ク があ り
ます。それぞれのバン クは 6 出力から な り ます。その内、OUT11
~ OUT14 および OUT21 ~ OUT24 は差動 と シ ングルエ ン ド 出
力に対応 し てお り 、OUT15 ~ OUT16 および OUT25 ~OUT26
はシ ングルエ ン ド 出力のみに対応 し ています。
MUX
MUX
OUT14
DIFF/SE
OUT15
SE
MUX
MUX
MUX
O11
O12
O13
O14
DIV L
DIV I
1/2/4/8
OUT26
SE
OUT13
DIFF/SE
MUX
OUT25
SE
OUT12
DIFF/SE
MUX
OUT16
SE
OUT11
DIFF/SE
図 5. バン ク 1 の出力
MUX
O21
O22
O23
O24
DIV I
1/2/4/8
INI
文書番号 : 001-96106 Rev. *C
ページ 4/30
CY27410
図 8. PLL ブ ロ ッ ク 図、 ク ロ ッ ク 生成
基板上のプ ロ グ ラ ミ ン グ
ユーザー基板上で フ ラ ッ シ ュ メ モ リ ( 不揮発 メ モ リ ) に書き込
む こ と が可能なため、 あ らか じ めプ ログ ラ ム さ れていない空の
デバイ ス を使用する こ と も で き ます。 これによ り 、 同 じ デバイ
ス を 複数の プ ロ ジ ェ ク ト に使用す る こ と も で き、 各々の プ ロ
ジ ェ ク ト に基づ いてデバイ ス を プ ログ ラ ムする こ と も で き ま
す。 基板上のプ ログ ラ ミ ングの概念図を図 7 に示 さ れます。
Reference
Outputs
I1
Synthesis Block
O1
R1
PLL
R2
DLY
O2
O3
図 7. 基板上のプ ログ ラ ミ ング
FracN
O4
I2
C1
POR, Initialize
L1
Non Volatile
Volatile
Control Store Control Registers
from Adjacent PLL
Device
Configuration
PCIE (HCSL) のク ロ ッ ク 生成
On Board
Programming
I2C
PCIe ア プ リ ケーシ ョ ン用に、 CY27410 は差動出力を 8 ペア提
供 し ます。 こ れらの差動出力は、 どんな時 に も同 じ 拡散を持っ
ています。
VCXO およびそれに対応する周波数
機能的な特長 と ア プ リ ケーシ ョ ンの考慮事項
CY27410 は コ マ ー シ ャ ル、 産業用お よ び ロ ー エ ン ド ネ ッ ト
ワーキング ア プ リ ケーシ ョ ン向けの 4 PLL スペ ク ト ラ ム拡散ク
ロ ッ ク ジ ェ ネ レー タ ーです。 こ のデバイ スの主な仕様は、 最大
700MHzま での周波数に対応する差動入力 (2) と 出力 (12) です。
デバイ スは最大 1ps の低い RMS 位相ジ ッ タ 、 お よび VCXO、
周波数選択、PLL バイパス モー ド な どの各種機能を備えていま
す。 デバイ スは PCIe 1.0/2.0/3.0、 USB 2.0/3.0、 10GbE な どの
主な規格に準拠する よ う 設計 さ れています。
本製品は LVDS、 LVPECL、 CML、 HCSL、 および LVCMOS の
論理レ ベルに対応 し て います。
CY27410 は VCXO 機能および PLL カ スケー ド 接続オプ シ ョ ン
を備えてお り 、 固定 リ フ ァ レ ン スから 可変周波数および高精度
の周波数を生成 し ます。 デジ タ ル テ レ ビ では、 オーデ ィ オ と ビ
デオ ク ロ ッ ク は 27MHz VCXO 信号に同期 し て生成 さ れなけれ
ばな り ません。 図 9 のよ う に、 チ ッ プのアーキテ ク チ ャ はカ ス
ケー ド 接続によ り こ れを保証 し ています。
図 9. PLL のカ スケー ド 接続
REF
SS_PLL
XBUF
100MHz HCSL
66.66MHz LVCMOS
VIN
VCFS
(PLL1)
27MHz VCXO
FS
PLL
VIDEO 74.25MHz
FS
PLL
AUDIO 36.864MHz
ク ロ ッ ク ジ ェ ネ レー タ ー
CY27410 の主な機能は、 外部 ク ロ ッ ク (IN1) または水晶 リ フ ァ
レ ン スか らの周波数生成です。出力周波数を決定する ためには、
4 つの変数があ り ます。 こ れ らは REF 入力、DIV-R (R1)、FracN
(DIV-N) 分周器、 ポス ト 分周器 (DIV-O) です。 出力周波数を決
定する基本式は :
■
ク ロ ッ ク ジ ェ ネ レー タ ー モー ド
= ((REF x DIV-N) / DIV-R) / DIV-O
❐ fOUT
PLL バイパス モー ド
❐ fOUT = REF / DIV-I または REF / DIV-I / DIV-L
基本的な PLL のブ ロ ッ ク図を図 8 に示 し ます。PLL の各出力は
遅延回路を介 し て出力マルチ プ レ クサに供給 さ れます。 こ の遅
延回路は必要に応 じ て各々の ク ロ ッ ク を一定の時間遅延 さ せる
こ と がで き ます。
■
文書番号 : 001-96106 Rev. *C
オーデ ィ オ と ビデオ ク ロ ッ クは、 27MHz VCXO 入力 と 同時に
生成 さ れる要件以外に、 出力周波数を生成する ために複雑な分
周比も 必要 と し ます。オーデ ィ オ と ビデオ信号用の一般に使用
さ れている分周比は、 表 1 に示 さ れます。
表 1. オーデ ィ オ と ビデオ周波数
出力周波数
74.17582418
比率
91:250
33.8688
625:784
22.5792
1875:1568
16.9344
1250:784
11.2896
1875:784
5.6448
1875:392
36.864
375:512
ページ 5/30
CY27410
図 12. ZDB コ ン フ ィ ギ ュ レーシ ョ ン での早い/遅い位相
ゼロ遅延バ ッ フ ァ 機能
CY27410 は、 ゼロ遅延バ ッ フ ァ (ZDB) と し て機能 し ます。 こ
の機能を実装する ためには、同一 PLL 出力のいずれかを フ ィ ー
ド バ ッ ク リ フ ァ レ ン ス と し て使います。 フ ィ ー ド バ ッ ク ルー
プ内に分周器を使用する こ と で、周波数逓倍 ZDB と し て も 機能
で き ます ( 図 10 を参照 く だ さ い )。 こ の機能は、 PLL が整数 N
モー ド にある時にのみサポー ト さ れます。
Reference
Synthesis Block
R2
O1
R1
PLL
R2
PLL
DLY
O2
O3
FracN
O4
I2
C1
Outputs
L1
I1
Synthesis Block
REF
O1
R1
図 10. ZDB コ ン フ ィ ギ ュ レーシ ョ ン
Reference
Outputs
I1
DLY
from Adjacent PLL
O2
O3
FracN
O4
C1
I2
非ゼロ遅延バ ッ フ ァ
L1
CY27410 は、 PLL バイパス モー ド に対応 し ています。 こ れは、
図 13 に示 さ れる よ う に、PLL ブ ロ ッ ク 全体をバイパス し て、設
定可能な非ゼロ遅延バ ッ フ ァ (NZDB) と し て動作 し ます。 入出
力のレ ベル 変換 と 選択入力に も対応 し ています。
from Adjacent PLL
CY27410 は、 R1 と R2 を整数比で変更する こ と で、 周波数逓
倍 ZDB を 実 装 し ま す。 二 つ の 値 が 一 致 し て い る 場合は、
CY27410 は単純な ZDB と し て動作 し ます。
早い/遅い出力位相
図 13. NZDB コ ン フ ィ ギ ュ レーシ ョ ン
Reference
Outputs
Synthesis Block
O1
R1
CY27410 は、 0 ~ 4×VCO/2 サイ クルを提供する ために、 分周
器で遅延回路をサポー ト し ます。従 っ て、 こ の機能を使用する
と 、 ある出力は他の出力に比べて一定の遅れ位相または進み位
相を持たせる こ と がで き ます。 こ の機能は、 ZDB モー ド に も 使
用で き、 リ フ ァ レ ン ス入力に対 し て 「早い」 位相や 「遅い」 位
相を 提供 し ます。 図 11 と 図 12 を参照 く だ さ い。
PLL
R2
DLY
O2
O3
FracN
O4
I2
C1
L1
図 11. 早い/遅い位相の出力
from Adjacent PLL
Reference
Outputs
Synthesis Block
O1
R1
R2
I1
PLL
I1
O2
O3
FracN
O4
C1
ク ロ ッ ク ジ ェ ネ レー タ ー と バ ッ フ ァ の組み合わせ
CY27410 は、 単一のデバイ ス内で ク ロ ッ ク ジ ェ ネ レー タ ー と
バ ッ フ ァ の組み合わせを提供 し ています。 こ れは入出力のコ ン
フ ィ ギ ュ レーシ ョ ン を組み合わせる こ と で実現 し ます。 こ のよ
う なア プ リ ケーシ ョ ンの例を図 14 に示 し ます。
DLY
I2
L1
図 14. ク ロ ッ ク ジ ェ ネ レー タ と NZDB
Reference
Outputs
Synthesis Block
from Adjacent PLL
O1
R1
R2
PLL
I1
DLY
O2
O3
FracN
C1
O4
I2
L1
from Adjacent PLL
文書番号 : 001-96106 Rev. *C
ページ 6/30
CY27410
図 16. スペ ク ト ラ ム拡散のプ ロ フ ァ イル
低周波数出力
Nonlinear Profile
MAX
IN
Time
図 15. 低周波数出力オプ シ ョ ン
Outputs
O1
R1
R2
PLL
DLY
O2
O3
FracN
SS Clock
MIN
Time
Typical Clock
Amplitude (dB)
Synthesis Block
I1
MAX
Typical Clock
SS Clock
Amplitude (dB)
Reference
Frequency
Linear Profile
frequency
CY27410 は図 15 に示 さ れる よ う に、LVCMOS 出力ので き る低
周波数ジ ェ ネ レー タ ー カ ウ ン タ ーを内蔵 し ています。 こ れは、
ウ ォ ッ チ ド ッ グ タ イ マや kHz レ ン ジの ク ロ ッ ク 生成に使用する
こ と がで き ます。
EMI
Reduction
EMI
Reduction
Frequency
Frequency
O4
C1
I2
L1
from Adjacent PLL
スペ ク ト ラ ム拡散
電磁妨害 (EMI) を減少 さ せる ために、CY27410 はスペ ク ト ラ ム
拡散変調を提供 し ています。 出力 ク ロ ッ ク は、 よ り 幅広い周波
数範囲にわた っ てエネルギーを拡散 し 、 シ ス テム EMI を低減 さ
せる よ う 変調する こ と がで き ます。 CY27410 は、 変調用に線形
と 非線形の 2 種類の拡散プ ロ フ ァ イル を 実 装 し ています。
スペ ク ト ラ ム拡散は、 いかな る出力 ク ロ ッ ク、 いかな る周波数、
0.1% ~ 5% (0.1% のス テ ッ プ ) のいかな る拡散量に も 適用で き
ます。 中央または下方拡散 も プ ログ ラ ム可能です。
拡散変調レー ト は、 30kHz ~ 60kHz に制限 さ れます。
スペ ク ト ラ ム拡散は、 FracN の変調でデジ タ ル処理で生成 さ れ
ます。 つま り 、 全てのパラ メ ー タ ーはプ ロ セスや電圧、 温度変
化 と は無関係で安定 し ています。同一 PLL から 生成 さ れる全て
のク ロ ッ クは、 同 じ 変調量を持 っ ています。
図 16 に示すよ う に、 変調 さ れた ク ロ ッ ク の高調波は、 変調 さ
れない信号の高調波に比べて ピー クが低 く な り ます。 こ の減少
量は、 周波数 (F) お よび拡散量 (P) に依存 し ます。 非線形プ ロ
フ ァ イルの場合、 減少量は次の式で計算で き ます :
dB = 6.5 + 9 * log10(P) + 9 * log10(F)
こ こ で、 P は拡散量 (%)、 F は MHz での周波数です。
VCXO (VCFS) 機能
CY27410 は、 水晶振動子周波数を変更する こ と な し に VCXO
機能を実現 し ます。 こ の機能は、 図 17 のよ う に、 FracN カ ウ
ン タ ーを VIN レ ベルに応 じ て変調する こ と で実装 し ています。
従 っ て、 こ れは電圧制御周波数 シ フ ト
(VCFS, voltagecontrolled frequency shift) と 呼ばれています。
VCFS 機能は、 FracN 分周器を変調する こ と で実装 さ れます。
つま り 、全てのパラ メ ー タ ーは プ ロ セスや電圧、温度変化に影
響 さ れる こ と な く 安定 し た特性を示 し ます。
VCFS 動作を スペ ク ト ラ ム拡散 と 組み合わせる こ と はで き ませ
ん ( 図 18 を参照 く だ さ い )。
図 17. VCFS プ ロ フ ァ イル
Frequency
ppm
0
1/2 * VDD
VIN
図 18. VCFS と スペ ク ト ラ ム拡散
Reference
Outputs
I1
Synthesis Block
O1
R1
R2
PLL
DLY
O2
O3
FracN
O4
I2
C1
L1
SSC
文書番号 : 001-96106 Rev. *C
VCFS
VIN
from Adjacent PLL
ページ 7/30
CY27410
水晶発振回路
基本的なシ リ アル フ ォ ーマ ッ ト を図 19 に示 し ています。
図 19. シ リ アル バス上のデー タ 転送シーケ ン ス
SCLK
SDAT
START
Condition
Address or
Data may
Acknowledge be changed
Valid
適切な動作を可能にする ために、 水晶の仕様は 3 つのレ ン ジに
分け られています。
対応する水晶発振子および回路のパ ラ メ ー タ ーを表 2 に示 し ま
す。
表 2. 水晶の仕様
レンジ
最小周波数
(MHz)
最大周波数
(MHz)
最大 R1
(Ω)
最大 DL
(uW)
低
8
12
150
100
中
12
20
70
100
高
20
48
50
100
Device Address
対応する最大 C0 (pF)
9
2
10
2
12
3
Memory Address
Memory Data
連続書き込み
Device Address
Write
Ack
2
Start
すべてのレ ン ジに適用
さ れる CL (pF)
8
図 20. デー タ フ レーム アーキテ ク チ ャ ( 書き込み )
ラ ン ダム書き込み
Memory Address
Memory Data
Memory Data
Ack
Stop
高レ ン ジ = 20 ~ 48MHz
書き込み動作は、 マ ス タ ーから のデバイ ス ア ド レ ス ワー ド の
後に完全な 8 ビ ッ ト メ モ リ ア ド レ スが続き、 次にス レーブか
ら のア ク ノ リ ッ ジ ビ ッ ト (SDAT=0/LOW) が続いた ら 、 有効 と
な り ます。 次の 8 ビ ッ ト は、 書き込み用のデー タ ワー ド を含ま
なければな り ません。 デー タ ワー ド が受信 さ れた後、 ス レーブ
はも う 1 つのア ク ノ リ ッ ジ ビ ッ ト (SDAT=0/LOW) で応答 し 、
マ ス タ ーは書き 込みシーケ ン ス を STOP 条件で終了 し ま す (
図 20 を参照 く だ さ い )。 網掛け部分は CY27410 が ド ラ イ ブす
る信号です。
Ack
Stop
■
STOP
Condition
Ack
中レ ン ジ = 12 ~ 20MHz
Ack
■
Write
Ack
低レ ン ジ (FNOM) = 8 ~ 12MHz
Start
■
Ack
CY27410 の IN1 (XIN/XOUT) にある リ フ ァ レ ン ス発振回路は
様々な低 コ ス ト 水晶振動子に対応 し て い ま す。 CY27410 は、
8pF ~ 12pF の定格負荷容量の水晶振動子に対応 し ています。3
ページの図 2 に示すよ う に、CY27410 は フ ィ ー ド バ ッ ク 抵抗や
チ ュ ーニ ン グ コ ン デ ンサな ど全ての コ ン ポーネ ン ト を内蔵 し
てお り 、 発振回路は以下の仕様で水晶振動子によ る ク ロ ッ ク 発
振を行います。
シ リ アル プ ログ ラ ミ ン グ イ ン タ ー フ ェ ース プ ロ ト コル
CY27410 は、 読み出 し と 書き込みモー ド で最大 400Kb/s で動
作する 2 線式シ リ アル イ ン タ ー フ ェ ース用に SDAT と SCLK ピ
ン を使用 し ます。 こ れは、 I2C バスの規格に準拠 し ています。 基
本的な書き込みプ ロ ト コルは以下の通 り です。
ス タ ー ト ビ ッ ト ; 7 ビ ッ ト デバイ ス ア ド レ ス ; R/W ビ ッ ト ;
ス レーブ ア ク ノ リ ッ ジ (ACK);8 ビ ッ ト メ モ リ ア ド レ ス (MA);
ACK ; 8 ビ ッ ト デー タ ; ACK ; ( 必要な場合 ) MA+1 ア ド レ ス
の 8 ビ ッ ト デー タ ; ACK ; MA+2 ア ド レ スの 8 ビ ッ ト デー タ ;
ACK ; ... な ど ; ス ト ッ プ ビ ッ ト 。
文書番号 : 001-96106 Rev. *C
ページ 8/30
CY27410
読み出 し 動作は、 ス レーブ ア ド レ スの R/W ビ ッ ト が 「1」 (HIGH) にセ ッ ト さ れる こ と を除き、 書き込み動作 と 同 じ 方法で開始 さ れ
ます。 ラ ン ダム読み出 し と シーケ ン シ ャル読み出 し と い う 2 つの基本的な読み出 し 動作があ り ます。 図 21 には、 こ れら の動作を
示 し ます。
図 21. デー タ フ レーム アーキテ ク チ ャ ( 読み出 し )
Memory Data
NAck
Stop
Memory Data
Ack
Device Address
Read
Ack
Device Address
Read
Ack
Memory Address
Ack
Start
Memory Address
Ack
Start
Write
Ack
Device Address
Write
Ack
Start
ラ ン ダム読み出 し
Memory Data
マス タ ーは、 ラ ン ダム読み出 し 動作を通 し て メ モ リ のいかな る
位置に も ア ク セスで き ます。 この読み出 し 動作 タ イ プ を実行す
る ためには、 まず読み出 し たい メ モ リ ア ド レ ス を セ ッ ト し ま
す。 このア ド レ ス を書き込み動作 と 同様に CY27410 に送信 し
ます。 メ モ リ ア ド レ スが送信 さ れた後、 マス タ ーはア ク ノ リ ッ
ジの後に続いて START 条件を生成 し ます。こ う する こ と で、内
部ア ド レ ス ポ イ ン タ ーがセ ッ ト さ れ、デー タ がそのア ド レ スに
格納 さ れる こ と な し に、 書き込み動作を終了 し ます。 次に、 マ
ス タ ーは R/W ビ ッ ト を 「1」 にセ ッ ト し てデバイ スア ド レ ス を
再発行 し ます。
NAck
Stop
Device Address
Ack
Start
連続読み出 し
(NACK)、 STOP 条件を生成する こ と で、 CY27410 に送信を停
止 さ せます。
シーケ ン シ ャ ル読み出 し 動作は、 最初の 8 ビ ッ ト メ モ リ デー
タ を受信 し た後にマス タ ーが STOP 条件ではな く ア ク ノ リ ッ ジ
を発行する こ と を除き、ラ ン ダム読み出 し と 同 じ プ ロ セスに従
います。 ア ク ノ リ ッ ジ を発行する こ と によ り 、 内部ア ド レ ス ポ
イ ン タ がイ ン ク リ メ ン ト さ れて、 その後、 次の 8 ビ ッ ト メ モ リ
デー タ が出力 さ れます。 マス タ ーは STOP 条件ではな く ア ク ノ
リ ッ ジ を引き続き発行する こ と で、 ス レ ーブ デバイ ス メ モ リ
の内容全体を順次読み出す こ と がで き ます。
する と 、 CY27410 はア ク ノ リ ッ ジ を発行 し て 8 ビ ッ ト デー タ
を送信 し ます。 マ ス タ ー デバ イ スは転送を ア ク ノ リ ッ ジせず
文書番号 : 001-96106 Rev. *C
ページ 9/30
CY27410
ピ ン配置
CY27410 は 48 ピ ン QFN パ ッ ケージ で提供 さ れています。
表 3. CY27410 のピ ン機能
ピ ン名
I/O
タ イプ
ピ ン数
ピ ン番号
機能
XIN
I
水晶
1
8
XOUT
O
水晶
1
9
水晶振動子接続 入力 XIN
水晶振動子接続 出力 XOUT
IN1P
I
LVCMOS /
差動
1
6
IN1 差動ペアの正相入力。 LVCMOS 入力用の IN1
差動入力では外付け直列 コ ンデンサが必要
IN1N
I
差動
1
5
IN1 差動ペアの逆相入力。 LVCMOS 時は不使用
差動入力では外付け直列 コ ンデンサが必要
IN2P
I
LVCMOS /
差動
1
4
ZDB モー ド のフ ィ ー ド バ ッ ク入力。
IN2 差動ペアの正相入力。 LVCMOS 入力用の IN2
差動入力では外付け直列 コ ンデンサが必要
IN2N
I
差動
1
3
ZDB モー ド の フ ィ ー ド バ ッ ク入力
IN2 差動ペアの逆相入力。 LVCMOS 時は不使用
差動入力では外付け直列 コ ンデンサが必要
OUT15
O
LVCMOS
1
39
LVCMOS ク ロ ッ ク出力 15
OUT16
O
LVCMOS
1
37
LVCMOS ク ロ ッ ク出力 16
OUT11P
O
LVCMOS /
差動
1
48
正相出力 11 ( 差動 ) または LVCMOS 出力 11
OUT11N
O
差動
1
47
逆相出力 11 ( 差動 )、 LVCMOS の場合は OUT11P に接続
OUT12P
O
LVCMOS /
差動
1
46
正相出力 12 ( 差動 ) または LVCMOS ク ロ ッ ク出力 12
OUT12N
O
差動
1
45
逆相出力 12 ( 差動 )、 LVCMOS の場合は OUT12P に接続
OUT13P
O
LVCMOS /
差動
1
43
正相出力 13 ( 差動 ) または LVCMOS 出力 13
OUT13N
O
差動
1
42
逆相出力 13 ( 差動 )、 LVCMOS の場合は OUT13P に接続
OUT14P
O
LVCMOS /
差動
1
41
正相出力 14 ( 差動 ) または LVCMOS 出力 14
OUT14N
O
差動
1
40
逆相出力 14 ( 差動 )、 LVCMOS の場合は OUT14P に接続
OUT21P
O
LVCMOS /
差動
1
13
正相出力 21 ( 差動 ) または LVCMOS 出力 21
OUT21N
O
差動
1
14
逆相出力 21 ( 差動 )、 LVCMOS の場合は OUT21P に接続
OUT22P
O
LVCMOS /
差動
1
15
正相出力 22 ( 差動 ) または LVCMOS 出力 22
OUT22N
O
差動
1
16
逆相出力 22 ( 差動 )、 LVCMOS の場合は OUT22P に接続
OUT23P
O
LVCMOS /
差動
1
18
正相出力 23 ( 差動 ) または LVCMOS 出力 23
OUT23N
O
差動
1
19
逆相出力 23 ( 差動 )、 LVCMOS の場合は OUT23P に接続
OUT24P
O
LVCMOS /
差動
1
20
正相出力 24 ( 差動 ) または
LVCMOS 出力 24
OUT24N
O
21
逆相出力 24 ( 差動 )、 LVCMOS の場合は OUT24P に接続
O
差動
LVCMOS
1
OUT25
1
22
LVCMOS ク ロ ッ ク出力 25
OUT26
O
LVCMOS
1
24
1
10
LVCMOS ク ロ ッ ク出力 26
Do Not Use
DNU
文書番号 : 001-96106 Rev. *C
ページ 10/30
CY27410
表 3. CY27410 のピ ン機能 ( 続き )
ピ ン名
I/O
タ イプ
ピ ン数
ピ ン番号
SDAT
I/O
33
I C シ リ アル デー タ ピ ン
SCLK
I
LVCMOS /
オープ ン ド
レイン
LVCMOS
1
1
34
I2C ク ロ ッ ク ピ ン
FS0
I
LVCMOS
1
30
周波数選択入力端子
FS1
I
LVCMOS
1
31
周波数選択入力端子
FS2
I
LVCMOS
1
32
周波数選択入力端子
VIN
I
26
ADC の電圧入力
VDDIO_D1
PWR
アナログ
PWR
1
1
44
バン ク 1 の差動出力 (OUT11~14) の出力電源
機能
2
VDDIO_S1
PWR
PWR
1
38
バン ク 1 の LVCMOS 出力 (OUT15-16) の出力電源
VDDIO_D2
PWR
PWR
1
17
バン ク 2 の差動出力 (OUT21~24) の出力電源
VDDIO_S2
PWR
PWR
1
23
バン ク 2 の LVCMOS 出力 (OUT25-26) の出力電源
VDD
PWR
PWR
9
XRES
I
LVCMOS
1
GND
GND
GND
E-PAD
VCCD
アナログ
アナログ
1
文書番号 : 001-96106 Rev. *C
1、 2、 7、 コ ア電源
11、 12、 25、
29、 35、 36
27
リ セ ッ ト 信号 (ア ク テ ィ ブ LOW)
電源グ ラ ン ド
28
1.8V 動作の場合、 VDD に接続。
2.5V と 3.3V 動作の場合、 VDD に接続 し ない。 こ のピ ン と
GND 間を 100nF のコ ンデン サで接続
ページ 11/30
文書番号 : 001-96106 Rev. *C
17
VDDIO_D2
22
23
24
OUT25
VDDIO_S2
OUT26
20
21
OUT24P
OUT24N
19
16
OUT22N
18
15
OUT22P
OUT23P
14
OUT21N
OUT23N
13
OUT21P
OUT13N
OUT14P
OUT14N
OUT15
VDDIO_S1
OUT16
43
42
41
40
39
38
37
OUT12N
45
VDDIO_D1
OUT12P
46
OUT13P
OUT11N
47
44
OUT11P
48
CY27410
図 22. 48 ピ ン QFN のピ ン配置
VDD
1
36
VDD
VDD
2
35
VDD
IN2N
3
34
SCLK
IN2P
4
33
SDAT
IN1N
5
32
FS2
IN1P
6
31
FS1
VDD
7
30
FS0
XIN
8
29
VDD
XOUT
9
28
VCCD
DNU
10
27
XRES
VDD
11
26
VIN
VDD
12
25
VDD
ページ 12/30
CY27410
電気的仕様
最大定格を超え る と 、 デバイ スの寿命が短 く な る可能性があ り ます。
絶対最大定格
表 4. 絶対最大定格
記号
VDD
コ ア電源電圧
説明
VDDIOX
出力バン ク電源電圧
VIN
入力電圧
2
条件
Min
Typ
Max
–0.5
–
4.6
単位
V
–0.5
–
4.6
V
VSS を基準 と する
–0.5
–
VDD+0.4
V
VINI2C
I C バス入力電圧
SCLK、 SDAT ピ ン
–0.5
–
6
V
TS
保管温度
–55
–
+150
°C
ESDHBM
ESD ( 人体モデル )
非動作中
JEDEC JS-001-2012
2000
–
–
V
ESDCDM
ESD ( デバイ ス帯電モデル )
JEDEC JESD22-C101E
500
–
–
V
ESDMM
ESD ( マ シ ン モデル )
JEDEC JESD22-A115B
200
–
–
V
LU
ラ ッ チア ッ プ
JEDEC JESD78D
–
–
140
mA
UL-94
可燃性定格
V-0、 1/8 イ ン チ
–
–
10
ppm
MSL
耐湿性レ ベル
–
3
–
JA
パ ッ ケージの熱抵抗
プ リ ン ト 基板の寸法 : 76x114x1.6mm、
4 層、 0 エ ア フ ロー
13
°C/W
動作温度
表 5. 動作温度
記号
説明
条件
Min
Typ
Max
TA
周囲温度
–40
–
+85
単位
°C
TJ
接合部温度
–40
–
+100
°C
動作電源
表 6. 動作電源
記号
VDD
VDDIO
IDDO
Min
Typ
Max
1.8V レ ン ジ : ±5%
1.71
1.80
1.89
単位
V
2.5V レ ン ジ : ±10%
2.25
2.50
2.75
V
3.3V レ ン ジ : 5%
3.13
3.3
3.46
V
1.8V レ ン ジ : ±5%
1.71
1.80
1.89
V
2.5V レ ン ジ : ±10%
2.25
2.50
2.75
V
3.3V レ ン ジ : 5%
説明
コ ア電源電圧
出力電源電圧
ペア毎の供給電流
条件
3.13
3.30
3.46
V
LVPECL、 出力ペアは 50 で VTT (VDD - 2V)
に終端
–
–
38.0
mA
LVPECL、 出力ペアは 50 で VTT (VDD 1.7V) に終端
–
–
27.0
mA
IDDO
ペア毎の供給電流
LVDS、 出力ペアは 100 で終端
–
–
13.25
mA
IDDO
ペア毎の供給電流
HCSL、 出力ペアは 33 + 49.9 でグ ラ ン ド
に終端
–
–
26.5
mA
IDDO
ペア毎の供給電流
CML、 出力ペアは 50 で VDD に終端
–
–
18.0
mA
IDDO
ペア毎の供給電流
CMOS、 10pF 負荷、 33MHz
–
–
6.0
mA
IDDPLL1
PLL 毎の消費電流
DIVC を含む
–
–
26.5
mA
文書番号 : 001-96106 Rev. *C
ページ 13/30
CY27410
表 6. 動作電源 ( 続き )
記号
条件
Min
Typ
Max
XO または IN1 入力バ ッ フ ァ が有効、IN2 入力
バ ッ フ ァ が無効
–
–
3.5
単位
mA
–
–
2.5
mA
説明
IDDXO
XO /入力ブ ロ ッ クの消費電流
IDDPM
電源管理ブ ロ ッ クの消費電流
tPLLLOCK
PLL ロ ッ ク時間
PLL 有効から PLL 安定 (PLL の精度が ±1ppm)
ま での時間
–
–
250
s
tLOCK
デバイ ス電源投入時間
XO ベース ク ロ ッ ク生成モー ド で指定の最小
VDD から出力安定ま での時間。 外部ク ロ ッ ク
入力の場合、 tLOCK は水晶発振器の起動時間
(tOSCSTART) の分減少。本仕様は リ フ ァ レ ン ス
が起動時に使用可能で安定 し た場合に有効。
電源投入時にユーザーが XRES を使用 し 、 電
源立ち上が り が tPU_SR 仕様よ り 遅い場合、 本
仕様は、 XRES が開放 さ れてから出力が安定
する ま でで計算 さ れる。
–
–
10.0
ms
tOSCSTART
水晶発振器起動時間
水晶発振器が電源投入 さ れてか ら 安定する ま
での時間。 水晶 FNOM = 25MHz、 C1>1fF
–
–
4
ms
tPU_SR
電源投入時の電源スルーレー ト
VDD が指定の最小電圧に到達する ための電源
立ち上が り レー ト ( 電源立ち上が り は単調で
なければな ら ない )。1V/ms よ り 遅い電源の場
合は、 電源投入時に XRES を使っ て外部から
デバイ ス を リ セ ッ ト のま まに し 、 VDD が仕様
の最小値に達 し た後 XRES を解放する こ と
1
–
67
V/ms
Min
Typ
Max
単位
チ ッ プ レ ベルの DC 仕様
表 7. 入力の DC 電気的仕様
記号
説明
条件
VIH33
入力 HIGH 電圧
LVCMOS および論理入力、 VDD = 3.3V
2.0
–
–
V
VIH25
入力 HIGH 電圧
LVCMOS および論理入力、 VDD = 2.5V
1.7
–
–
V
VIH18
入力 HIGH 電圧
LVCMOS および論理入力、 VDD = 1.8V
1.1
–
–
V
VIL33
入力 LOW 電圧
LVCMOS および論理入力、 VDD = 3.3V
–
–
0.8
V
VIL25
入力 LOW 電圧
LVCMOS および論理入力、 VDD = 2.5V
–
–
0.7
V
VIL18
入力 LOW 電圧
LVCMOS および論理入力、 VDD = 1.8V
–
–
0.5
V
VDIFF
差動入力
LVDS、 CML、 PECL、 HCSL。 差動振幅、
ピー ク。
0.30
–
1.45
V
DCDIFF
デ ュ ーテ ィ 比、 差動入力
交差する点で測定
40
50
60
%
1/2VDD で測定
40
50
60
%
DCLVCMOS デ ュ ーテ ィ 比、 LVCMOS 入力
–
–
150
A
–150
–
–
A
–
–
3.0
pF
Clipped Sine 波、 通常 1000pF コ ンデンサを
介 し て AC 結合
0.8
1.0
1.2
V
LVCMOS 入力
75
115
170
k
IIH
入力 HIGH 電流
入力 =VDD
IIL
入力 LOW 電流
入力 = GND
CIN
入力静電容量、 IN1、 IN2
10MHz で測定、 差動
VPPSINE
AC 入力ス イ ング ピー ク
RP
入力プルダウン抵抗
文書番号 : 001-96106 Rev. *C
ページ 14/30
CY27410
出力の DC 仕様
表 8. LVCMOS 出力の DC 仕様
記号
Min
Typ
Max
4mA 負荷
VDDIO–0.3
–
–
単位
V
4mA 負荷
–
–
0.3
V
Min
Typ
Max
説明
VOH
出力 HIGH 電圧
VOL
出力 LOW 電圧
条件
表 9. LVDS 出力の DC 仕様 (VDDIO = 2.5V または 3.3V)
記号
説明
条件
VPP
LVDS 出力、 AC シ ングルエ ン 8MHz ~ 325MHz
ド 、 ピー ク ツー ピー ク 、
250
–
510
単位
mV
VPP
LVDS 出力、 AC シ ングルエ ン 325MHz ~ 700MHz
ド 、 ピー ク ツー ピー ク 、
200
–
510
mV
△ VPP
逆相出力状態間での VPP の変
化
–
–
50
mV
VOCM
コ モ ン モー ド 出力電圧
1.125
1.200
1.375
V
VOCM
逆相出力状態間での VOCM
の変化
–
–
50
mV
IOZ
出力 リ ー ク電流
–20
–
20
A
Min
Typ
Max
単位
V
2.5V と 3.3V。 1.8V 動作では AC 結合が必要
出力が無効、 VOUT = 0.75V ~ 1.75V
表 10. LVPECL 出力の DC 仕様 (VDDIO = 2.5V または 3.3V)
記号
説明
条件
VOH
出力 HIGH 電圧
R-term = 50 で VTT (VDDIO–2.0V) に接続
VDDIO –
1.165
–
VDDIO
–0.800
VOL
出力 LOW 電圧
R-term = 50 で VTT (VDDIO–2.0V) に接続
VDDIO –
2.0
–
VDDIO
– 1.620
V
VPP
LVPECL 出力、 AC シ ン グル
エ ン ド 、 ピー ク ツー ピー ク
fOUT = 8MHz ~ 150MHz
450
–
–
mV
fOUT = 150MHz ~ 700MHz
320
–
–
mV
Min
Typ
Max
単位
表 11. CML 出力の DC 仕様 (VDDIO = 2.5V または 3.3V)
記号
説明
条件
VOH
出力 HIGH 電圧
R-term = 50 で VDDIO に接続
VDDIO –
0.1
–
–
V
VOL
出力 LOW 電圧
R-term = 50 で VDDIO に接続
VDDIO –
0.7
–
VDDIO –
0.3
V
VPP
CML 出力時の AC ピー ク ツー fOUT = 8MHz ~ 150MHz
ピー ク電圧、 シ ングルエ ン ド
250
–
700
mV
VPP
CML 出力時の AC ピー ク ツー 150 < fOUT < 700MHz
ピー ク電圧、 シ ングルエ ン ド
200
–
600
mV
文書番号 : 001-96106 Rev. *C
ページ 15/30
CY27410
表 12. HCSL 出力の DC 仕様 (VDDIO = 2.5V または 3.3V)
記号
VOCM
コ モ ン モー ド 出力電圧
VOHDIFF
差動出力 HIGH 電圧
VOLDIFF
差動出力 LOW 電圧
Min
Typ
Max
コ モ ン モー ド
350
–
400
差動波形で測定
150
–
–
mV
差動波形で測定
–
–
–150
mV
250
–
550
mV
–
–
140
mV
Min
Typ
Max
説明
条件
シ ングルエ ン ド 波形で測定
VCROSSDELTA ク ロ ッ ク のすべての立ち上が り シ ングルエ ン ド 波形で測定
エ ッ ジにわた る VCROSS の変化
VCROSS
交差点絶対電圧
単位
mV
表 13. 入力周波数範囲
記号
説明
条件
FCRYSTAL
水晶発振器周波数
基本 AT カ ッ ト 水晶
8
–
48
単位
MHz
FREFERENCE
リ フ ァ レ ン ス周波数
PLL の内部 リ フ ァ レ ン ス周波数
8
–
40
MHz
FINCMOS
LVCMOS 入力周波数
バ ッ フ ァ モー ド 、 全ての PLL が無効
8
–
250
MHz
FINCMOS
LVCMOS 入力周波数
バ ッ フ ァ モー ド 、 1 個以上の PLL が有効
8
–
125
MHz
FINCMOS
LVCMOS 入力周波数
CLKGEN モー ド
8
–
250
MHz
FINCMOS
LVCMOS 入力周波数
ZDB モー ド 、 PLL は整数 N 型コ ン フ ィ ギ ュ
レーシ ョ ン
8
–
250
MHz
FINDIFF
差動 ク ロ ッ ク入力周波数
バ ッ フ ァ モー ド 、 全ての PLL が無効
8
–
700
MHz
FINDIFF
差動 ク ロ ッ ク入力周波数
バ ッ フ ァ モー ド 、 1 個以上の PLL が有効
8
–
125
MHz
FINDIFF
差動 ク ロ ッ ク入力周波数
CLKGEN モー ド
8
–
300
MHz
FINDIFF
差動 ク ロ ッ ク入力周波数
ZDB モー ド 、 PLL は整数 N 型コ ン フ ィ ギ ュ
レーシ ョ ン
8
–
300
MHz
FINCAS
カ スケー ド 接続 ク ロ ッ ク 周波数
バ ッ フ ァ モー ド の内部カ スケー ド 周波数
8
–
125
MHz
単位
%
入力 ク ロ ッ クの AC 仕様
表 14. 入力 ク ロ ッ クの AC 電気的仕様
記号
tCMOSDC
条件
Min
Typ
Max
LVCMOS 入力のデ ュ ーテ ィ 比
1/2 VDD の 20 ~ 80% で測定、動作保証範囲
40
50
60
tDIFFDC
差動入力のデ ュ ーテ ィ 比
VOCM の 20 ~ 80% で測定、 動作保証範囲
40
50
60
%
tRFCMOS
LVCMOS 入力の立ち上が り /
立ち下が り 時間
VDD の 20 ~ 80% で測定
–
–
4
ns
説明
文書番号 : 001-96106 Rev. *C
ページ 16/30
CY27410
出力の AC 仕様
表 15. LVCMOS 出力の AC 電気的仕様。 負荷 : 15pF < 100MHz、 7.5pF < 200MHz、 5pF > 200MHz
記号
コ モ ン AC 電気的仕様
tRFCMOS 立ち上が り /立ち下が り 時間
tRFCMOS 立ち上が り /立ち下が り 時間
tRFCMOS 立ち上が り /立ち下が り 時間
tSKEW
Min
Typ
Max
単位
fOUT < 100MHz、 20% ~ 80%
–
–
2.0
ns
fOUT < 200MHz、 20% ~ 80%
–
–
1.5
ns
fOUT < 250MHz、 20% ~ 80%
–
–
1.3
ns
等価負荷、1/2 VIOX で測定、同一バン ク 内、同一 PLL
から 出力
–
–
150
ps
説明
出力間スキ ュ ー
バ ッ フ ァ モー ド
fOUT
出力周波数
fOUT
出力周波数
条件
全ての PLL が無効
8
250
MHz
1 個以上の PLL が動作中
8
125
MHz
tDC
出力デ ュ ーテ ィ 比
VIOX の 1/2 で測定
入力 DC=50%
40
50
60
%
tJIT_ADD
追加の RMS 位相ジ ッ タ
fOUT = 156.25MHz、 12k ~ 20MHz オ フ セ ッ ト 、
DIVI=1。VDD の 20% ~ 80% で入力スルー レー ト が
1.8V/ns
–
0.7
1.0
ps
tDELAY
伝播遅延
入力 と 出力間の遅延
–
–
7.0
ns
ZDB モー ド (IN1 = REF、 IN2 に差動または LVCMOS フ ィ ー ド バ ッ ク入力を接続 )
fOUT
出力周波数
tDC
出力デ ュ ーテ ィ 比
1/2 VIOX で測定
fOUT > 200MHz、 VDDIO = 2.5V または 3.3V。
fOUT > 100MHz、 VDDIO = 1.8V
tDC
出力デ ュ ーテ ィ 比
1/2 VIOX で測定、
fOUT  200MHz、 VDDIO = 2.5V または 3.3V。
fOUT  100MHz、 VDDIO = 1.8V
tOCCJ
サイ ク ル ツー サイ クル ジ ッ タ ピー ク、 1 万サイ クル、 1/2 VIOX、
fOUT = 100MHz で測定。 VDD の 20% ~ 80% で入力
スルー レー ト が 1.8V/ns。 コ ン フ ィ ギ ュ レーシ ョ ン
依存
tPJ
周期ジ ッ タ
ピー ク ツー ピー ク 、 1 万サイ クル、 1/2 VIOX、 fOUT
= 100MHz で測定。VDD の 20% ~ 80% で入力スルー
レー ト が 1.8V/ns。 コ ン フ ィ ギ ュ レーシ ョ ン
依存
tPDELAY 伝播遅延
VIOX の 1/2 で測定
±250ps ( 基板上の遅延 ( 出力から入力ま で ) を含ま
ない )。
最大の基板遅延 (tDELAY_BOARD) は 2ns を超えてはな
ら ない。
ZDB モー ド 中の合計遅延は tDELAY_BOARD + tPDELAY
CLKGEN モー ド
fOUT
出力周波数
fOUTL
低周波数出力
tDC
出力デ ュ ーテ ィ 比
tDC
出力デ ュ ーテ ィ 比
文書番号 : 001-96106 Rev. *C
8
–
250
MHz
40
50
60
%
45
50
55
%
–
–
50
ps
–
–
100
ps
–350
–
350
ps
3
1kHz ま で対応 (DIVL への最大入力周波数は 48MHz) 0.001
40
1/2 VIOX で測定、
fOUT > 200MHz、 VDDIO = 2.5V または 3.3V。
fOUT > 100MHz、 VDDIO = 1.8V
45
1/2 VIOX で測定、
fOUT  200MHz、 VDDIO = 2.5V または 3.3V。
fOUT  100MHz、 VDDIO = 1.8V
–
250
MHz
–
50
MHz
50
60
%
–
55
%
ページ 17/30
CY27410
表 15. LVCMOS 出力の AC 電気的仕様。 負荷 : 15pF < 100MHz、 7.5pF < 200MHz、 5pF > 200MHz( 続き )
記号
説明
Min
Typ
Max
tCCJ
サイ ク ル ツー サイ クル ジ ッ タ ピー ク、 1 万サイ クル、 1/2 VIOX、 fOUT= 100MHz で
測定。 コ ン フ ィ ギ ュ レーシ ョ ン依存
–
–
50
単位
ps
tPJ
周期ジ ッ タ
ピー ク ツー ピー ク 、 1 万サイ クル、 1/2 VIOX、 fOUT=
100MHz で測定。 25MHz 水晶の入力 リ フ ァ レ ン ス。
コ ン フ ィ ギ ュ レーシ ョ ン依存
–
–
100
ps
3
–
250
MHz
1/2 VIOX で測定、
fOUT > 200MHz、 VDDIO = 2.5V または 3.3V
fOUT > 100MHz、 VDDIO = 1.8V
40
50
60
%
1/2 VIOX で測定、
fOUT  200MHz、 VDDIO = 2.5V または 3.3V
fOUT  100MHz、 VDDIO = 1.8V
45
50
55
%
–
–
100
ps
SSC モー ド
fOUT
出力周波数
tDC
出力デ ュ ーテ ィ 比
条件
tDC
出力デ ュ ーテ ィ 比
tCCJ
サイ ク ル ツー サイ クル ジ ッ タ ピー ク、 1 万サイ クル、 1/2 VIOX、
fOUT= 100MHz、 ス ペ ク ト ラ ム 拡散 0.5% で 測定
25MHz 水晶の入力 リ フ ァ レ ン ス。コ ン フ ィ ギ ュ レー
シ ョ ン依存
文書番号 : 001-96106 Rev. *C
ページ 18/30
CY27410
表 16. 差動出力の AC 電気的仕様 (LVPECL、 CML、 LVDS) [1]
記号
説明
条件
コ モ ン AC 電気的仕様
tRF
PECL 出力立ち上が り /立ち下が り 時間 AC レ ベルの 20% ~ 80%、622.08MHz で測定
tRF
CML 出力立ち上が り /立ち下が り 時間 AC レ ベルの 20% ~ 80%、622.08MHz で測定
tRF
LVDS 出力立ち上が り /立ち下が り 時間 AC レ ベルの 20% ~ 80%、622.08MHz で測定
tSK1
出力スキ ュ ー
同一バン ク内、 同一 PLL から 出力 し た 4 つの
差動出力ペア ( 同一出力ス タ ン ダー ド お よび
負荷条件 )
バ ッ フ ァ モー ド
tODC
出力デ ュ ーテ ィ 比
Min
Typ
Max
単位
–
–
450
ps
–
–
450
ps
–
–
450
ps
–
–
100
ps
50% デ ュ ーテ ィ 比の差動入力信号、差動信号、
622.08MHz
45
50
55
%
tODC
出力デ ュ ーテ ィ 比
50% デ ュ ーテ ィ 比の LVCMOS 入力信号、差動
信号、 250MHz
40
50
60
%
tPD
伝播遅延
差動信号、 156.25MHz で測定
–
–
4
ns
tJIT_ADD
追加の RMS 位相ジ ッ タ
fOUT= 156.25MHz、12k ~ 20MHz オ フ セ ッ ト 、
DIV1 = 1。 入力差動電圧振幅 400mV でスルー
レー ト が 4V/ns
–
–
400
fs
50
55
%
–
50
ps
–
50
ps
–
300
ps
1.0
ps
ZDB モー ド (REF = IN1、 1 出力ペア を IN2 に フ ィ ー ド バ ッ ク )
tODC
45
出力デ ュ ーテ ィ 比
差動信号、 100MHz で測定
tCCJ
–
サイ クル ツー サイ ク ル ジ ッ タ
ピ ー ク、 差動信号、 1 万サ イ ク ル、 fOUT =
156.25MHz で測定。入力差動電圧振幅 400mV
でスルーレー ト が 4V/ns ( 全ての差動出力を出
力)
tPJ
周期ジ ッ タ
ピー ク ツー ピー ク 、 差動信号、 1 万サイ クル、 –
fOUT = 156.25MHz で測定。 入力差動電圧振幅
400mV でスルーレー ト が 4V/ns ( 全ての差動
出力を出力 )
–300
tPD
伝播遅延
差動信号、 fOUT = 156.25MHz で測定。
±250ps ( 基板上の遅延 ( 出力から入力ま で ) を
含ま ない )。
最大の基板遅延 (tDELAY_BOARD) は 2ns を超え
てはな ら ない。
ZDB モ ー ド 中の合計遅延は tDELAY_BOARD +
tPDELAY
tJRMS
RMS 位相ジ ッ タ
fIN = fOUT = 156.25MHz、 12k ~ 20MHz オ フ
セ ッ ト 。 入力差動電圧振幅 400mV で スルー
レー ト が 4V/ns
–
0.7
PNg10k
位相 ノ イ ズ、 オ フ セ ッ ト = 10kHz
fIN = fOUT = 156.25MHz。 入力差動電圧振幅
400mV でスルーレー ト が 4V/ns
–
–
–110 dBc/Hz
fIN = fOUT = 156.25MHz。 入力差動電圧振幅
400mV でスルーレー ト が 4V/ns
–
–
–119 dBc/Hz
PNg100k 位相 ノ イ ズ、 オ フ セ ッ ト = 100kHz
PNg1M
位相 ノ イ ズ、 オ フ セ ッ ト = 1MHz
fIN = fOUT = 156.25MHz。 入力差動電圧振幅
400mV でスルーレー ト が 4V/ns
–
–
–131 dBc/Hz
PNg10M
位相 ノ イ ズ、 オ フ セ ッ ト = 10MHz
fIN = fOUT = 156.25MHz。 入力差動電圧振幅
400mV でスルーレー ト が 4V/ns
–
–
–147 dBc/Hz
注:
1. 差動出力用の AC パラ メ ー タ ーは差動出力のみに対 し て保証 さ れます。 LVCMOS 無 し の設定。
文書番号 : 001-96106 Rev. *C
ページ 19/30
CY27410
表 16. 差動出力の AC 電気的仕様 (LVPECL、 CML、 LVDS) [1]( 続き )
記号
PN-SPUR Spur
条件
Min
Typ
Max
PLL の更新速度以上の周波数オ フ セ ッ ト で測
定。 入力差動電圧振幅 400mV でスルーレー ト
が 4V/ns
–
–
–65
差動信号、 622.08MHz で測定
45
50
55
%
–
50
ps
説明
CLKGEN モー ド
tODC
出力デ ュ ーテ ィ 比
単位
dBc/
Hz
tCCJ
サイ クル ツー サイ ク ル ジ ッ タ
ピー ク 、 差動信号、 1 万サイ クル、 156.25MHz
で測定。 入力周波数 (24MHz ~ 40MHz) 水晶 (
全ての差動出力を出力 )
–
tPJ
周期ジ ッ タ
ピー ク ツーピー ク、 差動信号、 1 万サイ クル、
156.25MHz で 測定。 入力周波数 (24MHz ~
40MHz) 水晶 ( 全ての差動出力を出力 )
–
–
50
ps
tJRMS
RMS 位相ジ ッ タ
fOUT = 156.25MHz、 12k ~ 20MHz オ フ セ ッ ト
–
0.7
1.0
ps
PNg10k
位相 ノ イ ズ、 オ フ セ ッ ト = 10kHz
fOUT = 156.25MHz。 25MHz 水晶の入力 リ フ ァ
レンス
–
–
–110 dBc/Hz
fOUT = 156.25MHz。 25MHz 水晶の入力 リ フ ァ
レンス
–
–
–119 dBc/Hz
PNg100k 位相 ノ イ ズ、 オ フ セ ッ ト = 100kHz
PNg1M
位相 ノ イ ズ、 オ フ セ ッ ト = 1MHz
fOUT = 156.25MHz。 25MHz 水晶の入力 リ フ ァ
レンス
–
–
–131 dBc/Hz
PNg10M
位相 ノ イ ズ、 オ フ セ ッ ト = 10MHz
fOUT = 156.25MHz。 25MHz 水晶の入力 リ フ ァ
レンス
–
–
–147 dBc/Hz
PLL の更新速度以上の周波数オ フ セ ッ ト にて
–
–
–65
dBc/Hz
ピー ク 、 差動信号、 1 万サイ クル、 156.25MHz
で測定。 入力周波数 (24MHz ~ 40MHz) 水晶、
スペ ク ト ラ ム拡散 0.5% ( 全ての差動出力を出
力)
–
–
70
ps
PN-SPUR Spur
SSC モー ド
tCCJ
サイ クル ツー サイ ク ル ジ ッ タ
表 17. HSCL 出力の AC 電気的仕様 [2、 3]
記号
Min
Typ
Max
単位
HCSL
96
–
400
MHz
説明
コ モ ン AC 電気的仕様
fOC
出力周波数
条件
ER
立ち上が り エ ッ ジ速度
–150mV ~ +150mV の差動波形で測定
0.6
–
4
V/ns
EF
立ち下が り エ ッ ジ速度
–150mV ~ +150mV の差動波形で測定
0.6
–
4
V/ns
TSTABLE
VRB が安定する ま での時間
–150mV ~ +150mV の差動波形で測定
500
–
–
ps
TPERIOD_AVG
平均 ク ロ ッ ク周期の精度、
100MHz
差動波形、 スペ ク ト ラ ム拡散が有効、
下方拡散 0.5% で測定
–300
–
2800
ppm
TPERIOD_ABS
絶対周期、 100MHz
差動波形、 スペ ク ト ラ ム拡散が有効、
下方拡散 0.5% で測定
9.874
–
10.203
ns
注:
2. 差動出力用の AC パラ メ ー タ ーは差動出力のみに対 し て保証 さ れます。 LVCMOS 出力無 し の設定。
3. すべての出力は 100MHz の ク ロ ッ ク (HCSL フ ォ ーマ ッ ト ) 。 ジ ッ タ は PCIE ジ ッ タ フ ィ ル タ ーの中で最 も 大き いジ ッ タ に よ る も の。
文書番号 : 001-96106 Rev. *C
ページ 20/30
CY27410
表 17. HSCL 出力の AC 電気的仕様 [2、 3]( 続き )
記号
R-FMATCHING
条件
Min
Typ
Max
シ ン グルエ ン ド の波形で測定。 100MHz
で立ち上が り エ ッ ジ と 立ち下が り エ ッ ジ
の一致レー ト
–20
–
+20
単位
%
差動波形で測定
45
50
55
%
入力差動電圧振幅 400mV でスルーレー
ト が 4V/ns
–
–
0.4
ps
(RMS)
45
50
55
%
–
–
50
ps
–
0.7
1.0
ps
(RMS)
–300
–
300
ps
差動波形で測定
45
50
55
%
ピー ク、差動信号、1 万サイ ク ル、100MHz
で測定。 入力周波数 (24MHz ~ 40MHz)
水晶 ( 全ての差動出力を出力 )
–
–
50
ps
–
0.7
1.0
ps
Min
Typ
Max
0
–
400
単位
kHz
説明
立ち上が り エ ッ ジ と 立ち下が り
エ ッ ジの一致
バ ッ フ ァ モー ド
TDC
デ ュ ーテ ィ 比
tRMS_ADD
追加 さ れる位相 ノ イ ズ
ZDB モー ド (REF = IN1、 1 出力ペア を IN2 に フ ィ ー ド バ ッ ク )
TDC
デ ュ ーテ ィ 比
差動波形で測定
TCCJITTER
サイ クル ツー サイ クル ジ ッ タ
ピー ク、差動信号、1 万サイ ク ル、100MHz
で測定。 差動電圧振幅 400mV で入力ス
ルーレー ト が 4V/ns ( 全ての差動出力を
出力 )
JRMS
PCIe 3.0 コ モ ン ク ロ ッ ク モー ド 。 PCIe Gen3 フ ィ ル タ 。 差動電圧振幅
400mV で入力スルーレー ト が 4V/ns
ラ ン ダム ジ ッ タ
tPD
伝播遅延
早い/遅いオプ シ ョ ンが無効
CLKGEN モー ド
TDC
デ ュ ーテ ィ 比
TCCJITTER
サイ クル ツー サイ クル ジ ッ タ
JRMS
PCIe 3.0 コ モ ン ク ロ ッ ク モー ド 。 REF = 25MHz 水晶、
fOUT = 100MHz、 PCIe Gen3 フ ィ ル タ
ラ ン ダム ジ ッ タ
表 18. AC I2C 仕様
記号
説明
条件
fSCK
SCK ク ロ ッ ク周波数
tHD:STA
START 条件のホール ド 時間
0.6
–
–
s
tLOW
SCK ク ロ ッ ク LOW 期間
1.3
–
–
s
tHIGH
SCK ク ロ ッ ク HIGH 期間
0.6
–
–
s
tSU:STA
反復 START 条件のセ ッ ト ア ッ プ
時間
0.6
–
–
s
0
–
–
s
100
–
–
ns
立ち上が り 時間
–
–
300
ns
tF
立ち下が り 時間
–
–
300
ns
tSU:STO
STOP 条件のセ ッ ト ア ッ プ時間
0.6
–
–
s
tBUF
STOP 条件 と START 条件間のバス
空き時間
1.3
–
–
s
tHD:DAT
デー タ ホール ド 時間
tSU:DAT
デー タ セ ッ ト ア ッ プ時間
tR
文書番号 : 001-96106 Rev. *C
ページ 21/30
CY27410
表 19. スペ ク ト ラ ム拡散仕様
記号
FMOD
変調速度
説明
SSper
スペ ク ト ラ ム拡散量
SSStep
スペ ク ト ラ ム拡散ス テ ッ プ パーセ
ント
条件
合計パーセ ン ト
Min
30
Typ
–
Max
60
単位
kHz
0.1
–
5.0
%
–
0.1
–
%
表 20. 出力選択仕様
記号
tFS
説明
周波数切 り 替え時間
tFS
周波数切 り 替え時間
tFS
周波数切 り 替え時間
tFS
出力オン時間
tFS
出力オン時間
tOFF
出力オ フ 時間
条件
OUT13、 14、 23、 24 の周波数切 り 替
え時間。両方の PLL 変更な し (MUX 選
択ビ ッ ト を変更 )
出力周波数切 り 替え時間 (DIVO 値を
変更 )
全ての出力用の周波数切 り 替え時間
PLL 値の変更
FS から出力が有効にな る時間。PLL 変
更な し (OE か MUX を変更 )
FS か ら 出力が有効にな る時間。 電源
遮断から PLL を再開
FS から出力が無効にな る時間。PLL 変
更な し (OE か MUX を変更 )
Min
–
Typ
–
Max
500
単位
µs
–
–
500
µs
–
–
1000
µs
–
–
500
µs
–
–
1000
µs
–
–
500
µs
条件
Min
Typ
Max
単位
10
–
–
年
不揮発性 メ モ リ の プ ロ グ ラ ム サ イ ク
ル
100K
–
–
サイ クル
条件
Min
Typ
Max
10
–
–
単位
µs
表 21. 不揮発性 メ モ リ の仕様
記号
説明
DRET
不揮発性 メ モ リ のデー タ 保持期間
PROGCYCLE
プ ログ ラ ム サイ ク ル
表 22. その他の仕様
記号
tXRES
説明
XRES LOW 時間
TPROG
フ ラ ッ シ ュ プ ログ ラ ミ ング温度
5
–
55
°C
CINADC
VIN ピ ンの入力静電容量
–
–
10
pF
文書番号 : 001-96106 Rev. *C
ページ 22/30
CY27410
テ ス ト と 測定回路
図 23. LVPECL 出力の負荷 と テ ス ト 回路
図 24. LVDS 出力の負荷 と テス ト 回路
VDDIO – 2V
VDDIO
VDDIO
50
50
BUF
TP
50
50
BUF
50
50
TP
図 25. CML 出力の負荷 と テ ス ト 回路
50
TP
図 26. HCSL 出力負荷 と テ ス ト 回路
VDDIO
VDDIO
TP
100
VDDIO
5”
50
33
BUF
50
TP
TP
50
TP
BUF
50
33
49.9
2pF
50
49.9
TP
2pF
図 27. LVCMOS 出力負荷 と テ ス ト 回路
VDDIO
BUF
TP
CLOAD
文書番号 : 001-96106 Rev. *C
ページ 23/30
CY27410
電圧 と タ イ ミ ン グの定義
図 28. LVCMOS 入力の定義
図 29. LVCMOS 出力の定義
tDC=t1/(t1+t2)
tODC=t1/(t1+t2)
t1
t2
VDD の 50%
クロック
VDD の 20%
tR
t1
VIH
VDD の 80%
VIOX の 50%
OUT
VIL
tF
図 30. 差動入力の定義
VIOX の 20%
VOL
tF
図 31. 差動出力の定義
VOCM=(VA+VB) / 2
tDC=tPW/tPERIOD
VOCM=(VA+VB) / 2
tPERIOD
tPERIOD
tPW
VA
Clock-P
VPP
ID
VOH
tR
tDC = tPW/tPERIOD
Clock-N
t2
VIOX の 80%
VB
tPW
OUT-P
VPP
OUT-N
80%
20%
20%
tR
図 32. スキ ュ ーの定義
VIOX の 50%
OUTx
VIOX の 50%
OUTy
tPD
INx
VOCM
OUTy
VOCM
OUTy
VOCM
図 34. 出力イ ネーブル/デ ィ ス エーブル/
周波数選択の タ イ ミ ング
Original Clock
New Clock
CLOCK
VOCM
図 35. HCSL シ ン グルエ ン ド の測定点 - 2
立ち上が り 時間 と 立ち下が り 時間が一致
TFALL
OUT‐P
tOFF
tFS
図 36. HCSL 差動の測定点
TRISE
OUT‐N
VCROSS MEDIAN +75 mV
VCROSS MEDIAN VCROSS MEDIAN ‐75 mV
OUT‐N
VCROSS MEDIAN FS
OUT‐P
図 37. リ ングバ ッ ク用の HCSL 差動測定
デ ュ ーテ ィ 比お よび周期
TSTABLE
VRB
Clock Period (Differential)
0.0 V
tF
VIOX の 50%
tSK1
OUTx
VB
図 33. 伝播遅延の定義
INx
VIOX の 50%
OUTy
VA
80%
Positive Duty
Cycle (Differential)
OUT‐P +
OUT‐N
Negative Duty
Cycle (Differential)
VIH = +150 mV
VRB = +100 mV
VRB = ‐100 mV
VIL = ‐150 mV
OUT‐P +
OUT‐N
VRB
TSTABLE
文書番号 : 001-96106 Rev. *C
ページ 24/30
CY27410
図 38. HCSL の立ち上が り と 立ち下が り 時間
図 39. 電源立ち上げ と PLL ロ ッ ク時間
立ち上が り と 立ち下が り 時間
Rising Edge Rate
VDD(min)
tPU
Falling Edge Rate
電源
電圧
0.5V
tLOCK
VIH = +150 mV
0.0 V
VIL = ‐150 mV
安定 し た出力
出力
OUT‐P +
OUT‐N
図 40. フ ァ ース ト /標準モー ド の I2C バス タ イ ミ ングの定義
SDAT
tf
tLOW
tr
tSU;DAT
tf
tHD;STA
tr
tBUF
SCLK
tHD;STA
S
文書番号 : 001-96106 Rev. *C
tHD;DAT
tHIGH
tSU;STA
tSU;STO
Sr
P
S
ページ 25/30
CY27410
パ ッ ケージ情報
本節では、 CY27410 デバイ スのパ ッ ケージ仕様 と 、 各パ ッ ケージの熱イ ン ピーダ ン ス を示 し ます。
注 : EPAD は、 熱抵抗の低減および電源グ ラ ン ド のためにグ ラ ン ド に接続する必要があ り ます。
図 41. 48 ピ ン QFN (7 × 7 × 1.00mm) LT48D 5.5 x 5.5 EPAD (Sawn) パ ッ ケージ図
001-45616 *F
QFN パ ッ ケージ を取 り 付ける際の推奨寸法については、 サイ プ レ スの ア プ リ ケーシ ョ ン ノ ー ト 「AN72845 - Design Guidelines
for Cypress Quad Flat No Extended Lead (QFN) Packaged Devices」 を ご参照 く だ さ い。
はんだ リ フ ローの仕様
表 23 には、 超えてはな ら ないはんだ リ フ ロー温度限界値を示 し ます。
表 23. はんだ リ フ ローの仕様
パ ッ ケージ
48 ピ ン QFN
文書番号 : 001-96106 Rev. *C
最高ピー ク 温度 (TC)
260°C
TC–5°C 以上の最大時間
30 秒
ページ 26/30
CY27410
注文情報
以下の表に、 CY27410 デバイ スの主なパ ッ ケージの機能 と 注文 コ ー ド を示 し ます。
表 24. 注文情報
製品番号
設定
パ ッ ケージ
タ イプ
CY27410FLTXI
フ ィ ール ド プ ログ ラ マ ブル
48 ピ ン QFN
産業用 , –40°C to +85°C
CY27410FLTXIT
フ ィ ール ド プ ログ ラ マ ブル
48 ピ ン QFN テープ & リ ール
産業用 , –40°C to +85°C
CY27410LTXI-xxx
工場書き込み
48 ピ ン QFN
産業用 , –40°C to +85°C
CY27410LTXI-xxxT
工場書き込み
48 ピ ン QFN テープ & リ ール
産業用 , –40°C to +85°C
注文 コ ー ド の定義
CY 27410
F
LT
X I- xxx T
テープ & リ ール
カ ス タ マ固有の ID コ ー ド
温度範囲 : I = 産業用
鉛フ リ ー
パ ッ ケージ タ イ プ : LT: 48 ピ ン QFN
設定 : F= フ ィ ール ド プ ログ ラ マ ブル、 Blank= 工場書き込み品
マーケテ ィ ング コ ー ド : 274XX= デバイ ス番号
会社 ID: CY = サイ プ レ ス
文書番号 : 001-96106 Rev. *C
ページ 27/30
CY27410
略語
表 25. 本書で使用する略語
略語
AC
ADC
API
CML
CMOS
DC
ESD
FS
GUI
HCSL
I2C
I/O
ISSP
JEDEC
LDO
LSB
LVCMOS
LVDS
LVPECL
MSB
NV
NZDB
OE
PCIe
POR
PSoC®
QFN
RMS
SCLK
SDAT
TSSOP
USB
XTAL
ZDB
説明
alternating current ( 交流電流 )
analog-to-digital converter
( アナロ グ~デジ タ ル変換器 )
application programming interface ( ア プ リ ケー
シ ョ ン プ ログ ラ ミ ング イ ン タ ー フ ェ ース )
current-mode logic ( 電流モー ド ロ ジ ッ ク )
complementary metal oxide semiconductor
( 相補型金属酸化膜半導体 )
direct current ( 直流 )
electrostatic discharge ( 静電気放電 )
frequency select ( 周波数選択 )
graphical user interface
( グ ラ フ ィ カル ユーザー イ ン タ ー フ ェ ース )
high-speed current steering logic
( 高速電流ス テ ア リ ン グ ロ ジ ッ ク )
inter-integrated circuit
( イ ン タ ー イ ン テグ レーテ ッ ド サーキ ッ ト )
input/output ( 入力/出力 )
in-system serial programming
( イ ン シス テム シ リ アル プ ログ ラ ミ ング )
Joint Electron Devices Engineering Council
( 半導体技術協会 )
low dropout (regulator)
( 低 ド ロ ッ プ アウ ト ( レギ ュ レー タ ー ))
least-significant bit ( 最下位ビ ッ ト )
low voltage complementary metal oxide semiconductor ( 低電圧 CMOS)
low-voltage differential signals ( 低電圧差動信号 )
low-voltage positive emitter-coupled logic
( 低電圧正エ ミ ッ タ 結合論理 )
most-significant bit ( 最上位ビ ッ ト )
non-volatile ( 不揮発性 )
non-zero delay buffer ( 非ゼロ遅延バ ッ フ ァ )
output enable ( 出力イ ネーブル )
PCI express ( ピーシーア イ エ ク ス プ レ ス )
power on reset ( パワーオ ン リ セ ッ ト )
Programmable System-on-Chip
( プ ロ グ ラ マ ブル シ ス テムオ ン チ ッ プ )
quad flat no-lead
( ク ア ッ ド フ ラ ッ ト リ ー ド な し パ ッ ケージ )
root mean square ( 二乗平均平方根 )
serial I2C clock ( シ リ アル I2C ク ロ ッ ク )
serial I2C data ( シ リ アル I2C デー タ )
thin shrunk small outline package
( 薄型シ ュ リ ン ク小型パ ッ ケージ )
universal serial bus
( ユニバーサル シ リ アル バス )
crystal ( 水晶 )
zero delay buffer ( ゼロ遅延バ ッ フ ァ )
文書番号 : 001-96106 Rev. *C
本書の表記法
測定単位
表 26. 測定単位
記号
°C
dBc
fF
fs
g
GHz
Hz
KHz
Ksps
k
MHz
M
A
F
H
s
W
mA
ms
mV
nA
nF
ns
nV

pA
pF
pp
ppm
ppb
ps
sps

V
W
測定単位
摂氏温度
キ ャ リ ア レ ベルを基準 と し たデシベル
フ ェムト フ ァ ラ ッ ド
フ ェムト秒
グラム
ギガヘルツ
ヘルツ
キロヘルツ
キロサン プル毎秒
キロ オーム
メ ガヘルツ
メ ガオーム
マ イ ク ロ ア ンペア
マイ クロフ ァ ラ ッ ド
マ イ ク ロヘン リ ー
マ イ ク ロ秒
マ イ ク ロワ ッ ト
ミ リ ア ンペア
ミ リ秒
ミ リ ボル ト
ナ ノ ア ンペア
ナノ ファラッ ド
ナノ秒
ナ ノ ボル ト
オーム
ピ コ ア ンペア
ピコファラ ッ ド
ピー ク ツー ピー ク
100 万分の 1
10 億分の 1
ピ コ秒
1 秒あた り のサン プル数
シグマ : 標準偏差値を 1 単位 と し た表記
ボル ト
ワッ ト
ページ 28/30
CY27410
改訂履歴
文書名 : CY27410、 Four-PLL スペ ク ト ラ ム拡散 ク ロ ッ ク ジ ェ ネ レー タ ー
文書番号 : 001-96106
ECN
版
変更者
発行日
変更内容
**
4669732
HZEN
03/05/2015
こ れは英語版 001-89074 Rev. *C を翻訳 し た日本語版 001-96106 Rev. ** です。
*A
4928474
HZEN
09/28/2015
こ れは英語版 001-89074 Rev. *G を翻訳 し た日本語版 001-96106 Rev. *A です。
*B
5141074
XHT
02/17/2016
こ れは英語版 001-89074 Rev. *J を翻訳 し た日本語版 001-96106 Rev. *B です。
*C
5658410
XHT
03/14/2017
こ れは英語版 001-89074 Rev. *K を翻訳 し た日本語版 001-96106 Rev. *C です。
文書番号 : 001-96106 Rev. *C
ページ 29/30
CY27410
セールス、 ソ リ ュ ーシ ョ ンおよび法律情報
ワール ド ワ イ ド 販売 と 設計サポー ト
サイ プ レ スは、 事業所、 ソ リ ュ ーシ ョ ン セ ン タ ー、 メ ー カ ー代理店および販売代理店の世界的なネ ッ ト ワー ク を持っ ています。 お
客様の最寄 り のオ フ ィ スについては、 サイ プ レ スのロ ケーシ ョ ン ページ を ご覧 く だ さ い。
PSoC® ソ リ ュ ーシ ョ ン
製品
車載用
ク ロ ッ ク&バ ッ フ ァ
イ ン タ ー フ ェ ース
照明 & 電力制御
メモリ
PSoC
タ ッ チ セ ン シ ング
USB コ ン ト ロー ラ ー
ワ イヤレ ス/ RF
psoc.cypress.com/solutions
cypress.com/go/automotive
PSoC 1 | PSoC 3 | PSoC 4 | PSoC 5LP
cypress.com/go/clocks
cypress.com/go/interface
サイ プ レ ス開発者 コ ミ ュ ニ テ ィ
cypress.com/go/powerpsoc
コ ミ ュ ニ テ ィ | フ ォ ー ラ ム | ブ ログ | ビデオ | ト レーニ ン グ
cypress.com/go/memory
cypress.com/go/psoc
テ ク ニ カル サポー ト
cypress.com/go/support
cypress.com/go/touch
cypress.com/go/USB
cypress.com/go/wireless
© Cypress Semiconductor Corporation, 2013-2017. 本文書に記載 さ れる情報は、 予告な く 変更 さ れる場合があ り ます。 Cypress Semiconductor Corporation ( サイ プ レ ス セ ミ コ ン ダ ク タ 社 ) は、 サ
イ プ レ ス製品に組み込まれた回路以外のいかな る回路を使用する こ と に対 し て一切の責任を負 いません。 サイ プ レ ス セ ミ コ ン ダ ク タ 社は、 特許またはその他の権利に基づ く ラ イ セ ン ス を譲渡す
る こ と も、 または含意する こ と も あ り ません。 サイ プ レ ス製品は、 サイ プ レ ス と の書面によ る合意に基づ く ものでない限 り 、 医療、 生命維持、 救命、 重要な管理、 または安全の用途のために使用
する こ と を保証する ものではな く 、 また使用する こ と を意図 し た もので も あ り ません。 さ ら にサイ プ レ スは、 誤作動や故障によ っ て使用者に重大な傷害を も た ら す こ と が合理的に予想 さ れる生命
維持シス テムの重要な コ ンポーネ ン ト と し てサイ プ レ ス製品を使用する こ と を許可 し ていません。 生命維持シ ス テムの用途にサイ プ レ ス製品を供する こ と は、 製造者がそのよ う な使用におけるあ
ら ゆる リ ス ク を負 う こ と を意味 し 、 その結果サイ プ レ スはあ ら ゆる責任を免除 さ れる こ と を意味 し ます。
すべてのソ ース コ ー ド ( ソ フ ト ウ ェ アおよび/またはフ ァ ームウ ェ ア ) はサイ プ レ ス セ ミ コ ン ダ ク タ 社 ( 以下 「サイ プ レ ス」 ) が所有 し 、 全世界の特許権保護 ( 米国およびその他の国 )、 米国の著
作権法な ら びに国際協定の条項に よ り 保護 さ れ、 かつそれら に従います。 サイ プ レ スが本書面に よ り ラ イ セ ン シーに付与する ラ イ セ ン スは、 個人的、 非独占的かつ譲渡不能の ラ イ セ ン ス であ り 、
適用 さ れる契約で指定 さ れたサイ プ レ スの集積回路 と 併用 さ れる ラ イ セ ン シーの製品のみをサポー ト する カ ス タ ム ソ フ ト ウ ェ アおよび/またはカ ス タ ム フ ァ ームウ ェ ア を作成する目的に限 っ て、
サイ プ レ スの ソ ース コ ー ド の派生著作物を コ ピー、 使用、 変更そ し て作成する ためのラ イ セ ン ス、 な ら びにサイ プ レ スの ソ ース コ ー ド および派生著作物を コ ンパイルする ための ラ イ セ ン スです。
上記で指定 さ れた場合を除き、 サイ プ レ スの書面によ る明示的な許可な く し て本 ソ ース コ ー ド を複製、 変更、 変換、 コ ンパイル、 または表示する こ と はすべて禁止 し ます。
免責条項 : サイ プ レ スは、 明示的または黙示的を問わず、 本資料に関するいかな る種類の保証 も行いません。 こ れには、 商品性または特定目的への適合性の黙示的な保証が含まれますが、 こ れに
限定 さ れません。 サイ プ レ スは、 本文書に記載 さ れる資料に対 し て今後予告な く 変更を加え る権利を留保 し ます。 サイ プ レ スは、 本文書に記載 さ れるいかな る製品または回路を適用または使用 し
た こ と によ っ て生ずるいかな る責任も負いません。 サイ プ レ スは、 誤動作や故障によ っ て使用者に重大な傷害を も た ら す こ と が合理的に予想 さ れる生命維持シ ス テムの重要な コ ンポーネ ン ト と し
てサイ プ レ ス製品を使用する こ と を許可 し ていません。 生命維持シ ス テムの用途にサイ プ レ ス製品を供する こ と は、 製造者がそのよ う な使用におけるあ ら ゆる リ ス ク を負 う こ と を意味 し 、 その結
果サイ プ レ スはあ ら ゆる責任を免除 さ れる こ と を意味 し ます。
ソ フ ト ウ ェ アの使用は、 適用 さ れるサイ プ レ ス ソ フ ト ウ ェ ア ラ イ セ ン ス契約によ っ て制限 さ れ、 かつ制約 さ れる場合があ り ます。
文書番号 : 001-96106 Rev. *C
改訂日 2017 年 3 月 14 日
本書で言及するすべての製品名および会社名は、 それぞれの所有者の商標である場合があ り ます。
ページ 30/30
Fly UP