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住み良さジャンプアップ協働研究事業 中間報告書

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住み良さジャンプアップ協働研究事業 中間報告書
住み良さジャンプアップ協働研究事業
グ
ル
ー
プ
中間報告書
名 もったいない研究会
調 査 ・ 研 究 名 称 環境および資源問題に関しての家庭ごみ分別処理方法の調査・研究
調 査 ・ 研 究 の 概 要 ① 県内22市町の実態の調査
② 先進事例の調査・研究
③ 調査・研究の結果をふまえ、最善の方法を検討、提言する
検
討
状
況
第1回研究会を7月11日に開催、調査の趣旨、スケジュールと調査・研究の具体的内容の説明・
検討をして、メンバーが共通の認識をもってスタートした。
調査・研究の内容としては、家庭から出るごみの処理に関する現状を把握するために、県内の各
市町にアンケートをとることとなり、その内容の検討に入った。
アンケートの項目を検討するに当たり、各市町のゴミカレンダーやごみの出し方のリーフレットを
取り寄せる一方で、先進事例の調査・研究は各メンバーがインターネット等で夫々行い、会議の席
で発表する方法をとった。
8月、9月とアンケート内容の検討や先進事例の実態調査のための先進視察候補地の選定を進
めて、9月25日に各市町へのアンケート送付、10月17日、18日先進地視察を実施した。
1
家庭ごみに関するアンケート調査
県内各市町のごみカレンダーやごみの出し方の冊子などで、概要を調査したが、十分ではなく
分別などにおいても各自治体によって異なるため、地域特性や抱えている問題などをアンケート項
目に含めて実態調査を行い、現状の問題点や課題などの情報を収集して、問題点の認識と解決方
法を検討するために実施した。
調査期間
調査範囲
内
容
回収状況
進捗状況
平成19年 9月25日(火)∼10月12日(金)
県内22市町の担当部署
添付のとおり
10月末までに18市町から回答を頂いた。
18市町のアンケートのまとめの段階で、今後データの分析を行う。
2
先進地の視察
先進地視察の候補地を、各メンバーがインターネットやイベントニュース、新聞記事などから情報
を持ち寄り、あらゆる角度から検討した結果、研究会の目的である「環境・資源を守るための最善の
方策を提案する」ため、エコ・テクノ 2007 において、最先端の環境技術・取組等について学ぶととも
に、福岡、佐賀の両県における、行政と民間の協働による優れた取組の現状を視察した。
期 日 :平成19年10月17日(水)、18日(木)
視察地 1)北九州市(エコ・テクノ 2007(地球環境・新エネルギー技術展&セミナー)
)
2)福岡県糟屋郡志免町役場
生活環境課が取り組んでいる「ダンボールコンポストの指導者養成」他
3)佐賀県伊万里市(NPO法人はちがめプラン)
生ごみ堆肥から有機野菜の循環型社会システムの構築について
【視察内容】
1)エコ・テクノ2007
環境問題、資源問題に取り組む、産・学・官・民の最新技術と今後の展開についての情報の
収集にあたった。
特に、当研究会のテーマ「家庭ごみの分別処理方法の調査・研究」関係を主に、生ごみの処
理(資源化)に取り組んでいる企業やNPO法人、行政の会場を回って、情報を収集した。
エコ・テクノ2007の会場
多くの企業・NPO 法人が出展。
リサイクルやリユースの最新技術や先進
的な取組、新製品の展示など盛りだくさ
んの内容でした。
2) 福岡県糟屋郡志免町
志免町は、福岡市に隣接した町で福岡市のベッドタウンとして住宅の開発が進み、人口は着
実に増加している。
その結果、可燃ごみ排出量が増加傾向にあり、燃えるごみの 4 割を生ごみが占めている。
このようなことから町では、ごみ減量化・リサイクルを推進するため、ダンボール内で生ごみを
堆肥化する「ダンボールコンポスト」の指導者養成を今年の6月から開始した。
安価で容易にはじめられることから多くの住民の参加があり、生ごみ減量や地球温暖化防止
などの環境活動に役立てていきたいとのことであった。
そのシステムの実態を調査するとともに、我々も、「ダンボールコンポスト」を購入(1式2000
円)し、早速実験を行うこととした。
ダンボールコンポストの使用状況
志免町生活環境課の課長さんが6ヶ月間
生ゴミを入れ続け、3ヶ月の熟成期間を経た
ダンボールコンポストの状況。
生ゴミを入れ続けて、同時に分解されるの
で、ダンボールからあふれ出ることはないそ
うです。臭いもなし。早速実験しています。
3)佐賀県伊万里市(NPO法人はちがめプラン)
生ごみを堆肥化する実験プラントで、平成4年に生ごみや廃食油を捨てる側にあった飲食
店組合・旅館組合が主体となり「生ごみ資源化研究会」が発足し、平成12年に学・国・県・市・
商工会議所の支援と市民の協力で生ごみ堆肥化の実験プラントが完成。
その後、あらゆる団体に協力を求め、委員会、協議会、プロジェクト、事業などが立ち上がっ
ている。
生ごみ堆肥化、廃食油の燃料化、菜の花プロジェクトなどの食資源循環の実践活動を通じ
て、子供から大人までの環境教育・環境と資源を守る活動を推進している。
その実験プラントの視察とDVDによる説明を受けた。
NPO 法人はちがめプラン
家庭や事業所から収集した生ゴミ置き場。
水分調整剤を投入後、何度も切り返しを行
い、発酵を促します。その後、熟成期間を経
て、堆肥が完成。
プラント内はものすごい臭いですが、この
堆肥を使った野菜は大変おいしく、地元でも
大人気だとか。
3
今後の調査・研究について
・各市町から回答を頂いたアンケートのまとめとその分析を行う。
・志免町で購入した「ダンボールコンポスト」をメンバーで試験的に実践し、生ごみの投入量や状
況を見て、狭いスペースでの堆肥化の可能性を探る。
・アンケートの分析データや視察などで収集した資料・情報をもとに、家庭ごみの出し方に、つ
いて、最善の方法についての提言に向けた検討をおこなう。
家庭ごみに関するアンケート
1
燃やせるごみについて(粗大ごみは除く)
1)指定のごみ袋はありますか。(あり なし)
2)指定ごみ袋の種類と価格はどのようになっていますか。
価格
種類
備考
3)ごみの回収は、週
回、又は 月
回
4)平成19年度年間ごみ処分計画数量と対前年度ごみ処分計画数量比率について
19年度計画数量
トン 対前年度比率
%
5)資源化の方法と資源化率について(例:固形燃料化
20%)
固形燃料化
焼却灰の
セメント混入
肥料化
家畜の飼料
建築資材化
その他
6)主たる処理方法が「焼却後残滓を埋める」以外の場合は下記に記入してください。
2
資源ごみについて(リサイクルできるごみ)
1)指定のごみ袋はありますか。(あり
なし)
2)指定ごみ袋の種類と価格はどのようになっていますか。
種類
価格
備考
3)ごみの回収は、週
回、又は 月
回
4)平成19年度年間ごみ処分計画数量と対前年度ごみ処分計画数量比率について
19年度計画数量
トン 対前年度比率
%
【内訳】
・ビン類
計画数量
トン 対前年度比率
%
主たる処理方法
・缶類
計画数量
トン 対前年度比率
%
主たる処理方法
・ペットボトル 計画数量
トン 対前年度比率
%
主たる処理方法
・プラスチック製容器包装
計画数量
トン 対前年度比率
%
主たる処理方法
・古紙
計画数量
トン 対前年度比率
%
主たる処理方法
・小型家電
1) 資源として利用する
2) 再利用する
3) 不燃ごみとして処理
3
燃やせないごみ(不燃ごみ)について
1)指定のごみ袋はありますか(あり
なし)
2)指定ごみ袋の種類と価格はどのようになっていますか
種類
価格
備考
回、又は 月
回
3)ごみの回収は、週
4)平成19年度年間ごみ処分計画数量と対前年度ごみ処分計画数量比率について
19年度計画数量
トン 対前年度比率
%
5)資源化の方法と資源化率について(例:建築資材
20%)
6)主たる処理方法(例:破砕分離後埋め立て)
4
粗大ごみについて
1)ごみの回収は(年
回、又は事前予約、随時、自己搬入(あり
2)回収手数料等はいくらですか。
3)平成19年度年間計画数量と対前年度計画数量比率について
計画数量
トン 対前年度比率
%
4)資源化の方法と資源化率について(例:建築資材 10%)
5)主たる処理方法(例:破砕分離後、焼却・埋め立て
5
有害ごみについて(規定があれば記入してください)
1) 回収方法
2) 処理方法
)
なし))
6
費用について(19年度予算を記入してください)
ゴミ処理費用
支出(千円)
収入(千円)
収集運搬
施設管理
その他費用
合計
7
分別ルールはどの程度守られていると思われますか(
%)
100%守られたら、どれ位の効果があると思われますか(
千円)
8 ゴミの回収等に係る住民からの苦情や、問題点を箇条書きでお願いします。
9
10
回収改善策などの計画があれば、記入をお願いします。
その他
お気づきがあればなんでも結構ですので、記入をお願いします。
ご協力をいただき誠にありがとうございました。
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