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タブ、表組み - editorium
タブ、表組み タブ 複数の行で、文字列の桁を特定の位置に揃えるときに使う機能。次の順に設定する。 ① 揃える文字列の前に「 t a b 」キー (Tabulator key) で「タブ文字」を挿入する ② 揃えたい文字列のある段落を選択する ③ ルーラー、または「タブとリーダー」ダイアログでタブ位置を設定する。 スペース(空白文字)の種類 1 バイトスペース: フォントによって幅は異なる(いわゆる「半角スペース」) [・] 2 バイト全角スペース: 高さと等しい幅を持つ [□] タブ: [→] 幅が不定。設定した次のタブ位置までが幅。 上記の説明文でのタブ使用 の部分に タブ文字が入っている。 がタブ設定位置。 「編集記号の表示」時の表示 ↑ 1 バイトスペース: フォントによって幅は異なる(いわゆる「半角スペース」 ) [・] 2 バイト全角スペース: 高さと等しい幅を持つ [□] タブ: [→] 幅が不定。設定した次のタブ位置までが幅。 表形式で表現できるデータは、各項目がタブと改行で区切られたテキストの形式になっているのが基本。 Excel とデータをやりとりしたり、Word で最終的に表組みにする場合も、あらかじめデータをタブ区切りの形にし ておくとよい。このようなテキストの形式を TSV(Tab Separated Values)形式と呼ぶ。 TSV 形式のテキスト Excel に TSV テキストを貼り付ける TSV 形式のテキストをタブ機能で桁揃え TSV 形式のテキストを表機能で表に MEMO※ TSV と似た形式として、タブ文字ではなくコンマ「, 」で項目を区切る CSV(Comma Separated Values)形式がある。CSV の場合、データそのも のにコンマが含まれると項目をコーテーションマーク「"」で囲う必要がある。さらにコーテーションマークもデータに含まれる場合も考えられるので、 処理や表現が複雑になる。一般には、TSV でやりとりをするのがよい。 CSV で表したデータ例: 1, アイスランド , ヨーロッパ ・ 中央アジア , 0.864 22, アメリカ , 北米 , 0.7373 © KAWAZOE, Ayumu タブ MS Word Ⓐタブ関連機能 ルーラー このどちらかでルーラーの表示をオン/オフ 選択中の(またはカーソルのある)段落に設定されているタブ ここに表示されている種類のタブがルーラーに設定される。ここをクリックするたびに以下のように種類が変わる。 クリック 左揃えタブ 中央揃えタブ 右揃えタブ 小数点揃えタブ 縦棒タブ ぶら下げインデント 1 行目のインデント Ⓑタブの位置の設定 配置と移動 ルーラーをクリックするとタブ位置が設定される。クリックするのは数字の 書いてあるエリアの下半分か、その下のグレーの部分(上図で点線で示した エリア)。数字エリアの上半分をクリックしても ( なぜか ) 反応しないので注意。 Ⓒタブの消去 方法 1:ルーラーからタブを外にドラッグして放す 方法 2:「 タブとリーダー」ダイアログ(下記参照)で、設定したタブを一覧 上で選択肢 「 クリア」ボタンを押す。すべてのタブを消すには、 「タブとリー 配置済みのルーラー上のタブをドラッグすれば位置を変更できる。 「Alt」キーを押しながらタブをドラッグすると、 自由な位置にドラッグできる。 寸法も表示される。 Ⓓタブがグレーで表示される場合 タブは段落に対して設定する。複数の段落に、異なるタブ設定がされている 場合、その複数段落を選択すると、上図のようにタブがグレーで表示される。 ダー」ダイアログで「すべてクリア」ボタンを押す。 Ⓔ 「 タブとリーダー」ダイアログでの設定 ❶ ❷ タブの設定はルーラーのほか、「 タブとリーダー」ダ イアログ(右図)でもできる。 「 タブとリーダー」ダイアログは、ルーラー上に配置 したタブマーカーをダブルクリックするか、 「ホーム」 →「段落」(エリアの右下のボタン)→ 「 タブ設定」 ❸ で表示される。 「 タブとリーダー」ダイアログの 「 タブ位置」には、 現在カーソルのある行に設定されたタブが順に一覧される。ここで位置を数値入力できるが、複 数のタブの位置を設定する場合は、ひとつ設定したら 「 設定」ボタンを押すのを忘れないこと。 「 タブ位置」の一覧から選択せずに数字を入力して 「 設定」を押すと新たなタブが作られる。 © KAWAZOE, Ayumu 配置等を変更する場合は、タブの一覧から設 定しているタブを選択した後、配置のオプショ ンを選択し、設定ボタンを押す。 タブによる文字 え MS Word (1) 最終イメージ 準備 ②タブを設定する段落の選択 オプションの設定 チェックを外しておく 「ファイル」→「オプション」→「文章校正」→「オートコレクトのオプション ...」 →「入力オートフォーマット」の下の方にあるこのオプションのチェックを必 ず外し「オフ」にしておく。これがオンだと、Tab キーを押すことで自動的に インデントやタブが設定されてしまい、かえって面倒になる。 タブ位置を設定したい段落を選択する。段落の選択は、必ずしも行頭 から行末でなくても、必要な段落に選択範囲がありさえすればよい。 タブ位置の設定前に、ウインドウ左上にあるこのアイコンを確認。 左図と同じアイコンになっていなければ、同じアイコンになるま でここをクリックする(前ページⒶ参照) ルーラーを表示/編集記号を表示 ③タブ位置の設定 チェックする オンにする ルーラーをクリックしてタブ位置を設定する。(前ページⒷ参照) 初期状態 ふたつめのタブ位置をクリックして設定。 ① 揃えたい部分をタブで区切る マウスボタンを押しっぱなしにすると、タブの下に線が表示されるの で、項目がどこに揃えられるのかを確認しやすい。そのままドラッグ テキストの不要な部分を選択し、Tab キーを押してタブを入力する 揃えたい項目間にすべてタブが入った状態 © KAWAZOE, Ayumu して適切な位置でボタンを放す。 みっつめのタブ位置も設定。 タブによる文字 え MS Word (2) ④ 項目の見だしを加える 各項目が何のデータなのかが分かるように、上に項目名を入れる。 すでに設定されているタブ位置の間に新たにタブを入れてみる。 入れたタブが項目の文字列にかかっていない行は、その後ろの項目が 新たに設定したタブ位置に揃うが、その位置に文字列がある行は変化 しない。タブ位置は文字列にかからないように配置する必要がある。 「順位」(Tab)「国」(Tab)「地域」(Tab)「指数」と入力。 いま設定したタブは削除する。(Ⓒ参照) 項目名は中央あわせにしたいので、タブアイコンをクリックして中央合わ せタブアイコンにする ③ 行の先頭にある順位の数字を右揃えにする 各行の先頭にタブ文字を挿入する。タブ文字が入ることで、それ以降 の項目の位置が後ろにずれるが、今は気にしない。 全行の先頭ににタブ文字が入ったところ。 新たに入れたタブのためのタブ位置を設定する。 右揃えにしたいので、タブアイコンをクリックして右揃えタブア イコンにしておく。 右揃えしたい位置でルーラーをクリックして右揃えタブを設定する タブ位置の設定がひとつ増えたので、先ほど後ろにずれた部分はまた元に 戻る。 © KAWAZOE, Ayumu 国名、地域名、指数の中央にタブ位置を設定する