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【テクニカルコーナー(無線編)】

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【テクニカルコーナー(無線編)】
【テクニカルコーナー(無線編)】
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無線商品をご使用前にぜひ確認!!
無線機器は施工の仕方一つで性能が大きく変わってしまいます。
設置位置、設置環境、天候さまざまな要因から影響を受けます。
その時の条件下における注意点や改善点をご紹介します。
あわせて、よくあるお問い合わせもご紹介します。
内容:全体の概要説明
4)天候による影響
1)無線機器について
・雨、雪、雷による影響
・KR10,WR10 :特定小電力無線のメリット/デメリット
・KR20,WR20, KW1M-R :2.4GHz帯のメリット/デメリット ・屋外での設置方法
2)設置位置による影響
・設置高さによる影響
3)設置環境による影響
・障害物による影響(コンクリート・金属体)
・金属体による影響を受けにくくする設置方法
5)建物内での階層間の影響
・階層間通信を行う場合の注意点
・階層別に通信を行う場合の注意点
6)よくあるお問い合わせ
3
1)無線機器について
・ KR10,WR10 :特定小電力無線のメリット/デメリット
・メリット
・免許不能で使用可能。
・消費電力が少ない。
・2.4GHz帯にくらべ壁,障害物の影響が少ない。
・通信が届かない場合、中継機をはさむことで通信距離を延長できる。(商品の特徴)
・デメリット
・2.4GHz帯にくらべ伝送速度が遅い。
・ KR20,WR20, KW1M-R :2.4GHz帯のメリット/デメリット
・メリット
・特定省電力無線にくらべ伝送速度が速い。
・容易に使用できる。
・通信が届かない場合、中継機をはさむことで通信距離を延長できる。(商品の特徴)
・デメリット
・直進性が強いので壁や障害物の影響が大きい。
・消費電力が大きい。
4
2)施工位置による影響
・施工高さによる影響
設置高さが低すぎると通信距離が仕様以下になる場合があり、
満足な通信距離を確保できない場合があります。
(カタログ値は人間の身長170cmを基準とし記載しています。)
施工する際は十分な高さに設置してください。
施工した高さ
170cm
通信成功
MAX
85cm
1/2
1/4
×
×
通信失敗
通信失敗
通信距離
5
3)設置環境による影響
・障害物による影響(コンクリート・金属体)
アンテナ周辺に障害物があると満足な通信が出来ません。
障害物の材質の種類によっては電波を反射させるものや
減衰させるものがあります。(金属、モルタル、コンクリート、天井材など)
アンテナ付近に障害物
障害物があるときは
それの高さを考慮したうえで
設置すると効果的です。
After
実際の通信距離
×
アンテナ付近に
障害物があると回折、減衰
してしまい通信距離が短くなります。
金属体
・金属は電波を反射します。
金
属
体
After
ter
Af
・アンテナを障害物より
高い位置にすることで
電波が通りやすくなります。
6
・金属体による影響を受けにくくする設置方法
例1)盤面取付時
例2)鉄骨取付時
アンテナ先端に
角度をつける。
盤
盤
アンテナを盤より
上部にだす。
壁
×
また、ケーブル付アンテナを
盤上部に置くことも効果的です。
鉄骨 木材、プラスチックなどの非
金属を挿み、
直接鉄骨に設置しない。
鉄骨
7
4)天候による影響
・雨、雪、雷の影響
雨、雪による影響はほとんどありませんが雷は影響あります。
また音は聞こえない状態でも雲中では放電が起こっており 電磁波ノイズの影響を受けます。
天候による影響
雨
雪
×
雷
※ただし、豪雨、豪雪は除く。
・屋外での設置方法
屋外設置
本体及びアンテナは屋内の仕様となりますので
屋外で使用する際はプラスチック製の防水ケースとセットで使用してください。
プラスチック製
防水ケース
外壁
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5)建物内での階層間の影響
・階層間通信を行う場合の注意点
階層間での通信を行いたい場合ではガラス窓を経由する方法が有効です。
天井、床にて使用される材質で電波を阻害するもの(コンクリート、モルタル)が
使用されている場合があります。
階層間通信の設置
4階
ガラス窓
×
中継機
3階
中継機
親機
ガラス窓近くに中継機を設置し外部より、他の中継機と通信
そこから目標としている機器まで通信するといったようにすると効果的です。
×
中継機
材質によっては 電波が
反射、減衰し目標まで
届かない場合があります。
2階
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・階層別に通信を行う場合の注意点
4)建物内での階層間の影響にて中継機をはさんで通信を行う方法を示しましたが、
逆に階層別に通信を行いたい時、他の階層からの電波が届いている場合があります。
複数のシステムを使用の際にはチャンネルを変えて使用してください。
それぞれの通信範囲が互いに干渉しあっています。
こんな場合は通信エラーが出やすいのでチャンネルを変えて使用してください。
階層別通信の設置
例1) KR10使用時
干渉が起きにくいチャンネルは以下の2種類の組合せです。
同一通信エリア内(同じ建物内)では最大4チャンネルまで使用可能ですので
以下の6チャンネルから4チャンネルを選択してください。
4階
親機C
組合せ1)Ch.0、1、3、8、C、Fの6チャンネル
組合せ2)Ch.0、3、B、D、E、Fの6チャンネル
例2) KR20使用時
親機B
3階
親機A
2階
※KR20はチャンネル間隔を3以上空けて設定してください
同じ建物の中で3チャンネル以上使用する場合は
等間隔にチャンネルを空けるのではなく、間隔幅を変えて設定してください。
階数
1階
チャンネル
CH00
3チャンネル空ける
2階
CH04
4チャンネル空ける
3階
CH09
4階
CH0F
5チャンネル空ける
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6)よくあるお問い合わせ
よくあるお問い合わせ
Q1:機械や避難警報のON/OFFに使用できますか?
A1:財産、人命に影響を与えるようなアプリケーションとしては使用しないでください。
Q2:通信エラーが起こりやすい原因としてなにがありますか?
A2:設置条件で電界強度に余裕がないとちょっとした環境変化で通信エラーが発生します。
電子レンジやモータなどノイズ源となる物からは1m程度距離を空ける必要があります。
違法トラック無線や雷などからも影響を受けます。
その他には、電源ノイズ、信号線に重畳したノイズ等が原因と考えられます。
また上位側の動作シーケンスで無線通信中に
有線側から信号入力があるようになっていると「無線BUSY」というエラーが起きます。
Q3:パソコンと機器間の間に無線ユニットを入れたのにうまく通信できません。
A3:このほとんどは結線間違いによるものです。
RS232CのRD、SD信号はストレートに接続してください。
通常パソコンと機器との間はクロスケーブルで接続されています。
そのケーブルで直接機器と無線ユニットに接続することはできませんので注意してください。
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Q4:混信するとデータは化けますか?
A4:通信チャンネルが重なったりノイズが入るなどして通信エラーを起こした場合でも、
誤り検出を行っていますので、誤ったデータを出力することはありません。
Q5:電波障害が起きた場合、データはどうなりますか?
A5:受信側でデータの誤りを検出した場合、受信完了データを返さないので送信側はリトライを試みます。
リトライしても正しく受信できなかった場合はそのデータは消滅します。
そのため、データ消滅した場合を想定したシステムが必要です。(上位からのリトライ処理等)
Q6:医療機器に影響は与えませんか?
A6:出力が低い為、他の機器に影響を与えることはほとんどありません。
医療機器への影響に関して、
以下のホームページに調査結果が掲載されていますのでご参照ください。
電波環境協議会
http://www.emcc-info.net/index.html
電波環境協議会 HP HOME → その他の資料
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Q7:ケーブル付アンテナの延長は可能ですか?
A7:可能ですが、延長するごとに、通信距離が30%減少します。
Q8:アンテナを地面に向けて設置してもいいですか?
A8:可能なかぎり、地面と垂直に設置してください。
できない場合は電界強度を調べたうえで設置してください。
電界強度につきましては、各対応した機器の推奨する電界強度以上の環境下で使用してください。
Q9:無線で最大何バイトのデータ送信ができますか?
A9:最大で2048バイトまで可能です。
A10:電波状況を確認したいのですがどうすれば良いですか?
Q10:本体や設定ツールの電界強度モニタを使用してご確認ください。正確に計測したい場合は、
市販のスペクトラムアナライザでご確認ください。
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