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TFANZドル債08/05発行 目論見書

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TFANZドル債08/05発行 目論見書
2008年5月
発行登録目論見書
トヨタ ファイナンス オーストラリア リミテッド
2010年6月満期ユーロニュージーランドドル建社債
注)上記写真の車両は海外仕様であり、日本で販売するものとは異なります。
— 売 出 人—
大和証券エスエムビーシー株式会社
みずほ証券株式会社
トヨタファイナンシャルサービス証券株式会社
— 売出取扱人—
大 和 証 券 株 式 会 社
みずほインベスターズ証券株式会社
SMBCフレンド証券株式会社
岡 三 証 券 株 式 会 社
東海東京証券株式会社
マネックス証券株式会社
1. この発行登録目論見書が対象とする社債4,000億円の発行登録に
ついては、発行会社は金融商品取引法第23条の3第1項の規定によ
り、発行登録書を平成20年1月23日に関東財務局長に提出し、平成
20年1月31日にその効力が生じています。
2. この発行登録目論見書に記載された内容については、今後訂正さ
れることがあります。また、参照すべき旨記載された参照情報が新
たに差し替わることがあります。
3. この発行登録目論見書に基づきトヨタ ファイナンス オーストラ
リア リミテッド2010年6月満期ユーロニュージーランドドル建社債
(以下「本社債」という。
)を売り付ける場合には、発行登録追補目
論見書を交付いたします。
4. 本社債の元利金は、ニュージーランドドルで支払われますので、
外国為替相場の変動により影響を受けることがあります。
本社債は、1933年合衆国証券法(その後の改正を含み、以下「合衆国
証券法」という。
)に基づき登録されておらず、今後登録される予定も
ありません。合衆国証券法の登録義務を免除された一定の取引による場
合を除き、合衆国内において、又は米国人に対し、米国人の計算で、若
しくは米国人のために、本社債の募集、売出し又は販売を行ってはなり
ません。本段落において使用された用語は、合衆国証券法に基づくレギ
ュレーションSにより定義された意味を有しております。
本社債は、合衆国税法の適用を受けます。合衆国の税務規則により認
められた一定の取引による場合を除き、合衆国若しくはその属領内にお
いて、又は合衆国人に対して本社債の募集、売出し又は交付を行っては
なりません。本段落において使用された用語は、合衆国内国歳入法及び
それに基づくレギュレーションにおいて定義された意味を有しておりま
す。
The Notes have not been and will not be registered under the United
States Securities Act of 1933, as amended (the “Securities Act”), and may
not be offered or sold within the United States or to, or for the account or
benefit of, U.S. persons except in certain transactions exempt from the
registration requirements of the Securities Act. Terms used in this
paragraph have the meanings given to them by Regulation S under the
Securities Act.
The Notes are subject to U.S. tax law requirements and may not be
offered, sold or delivered within the United States or its possessions or to a
United States person, except in certain transactions permitted by U.S.
taxation regulations. Terms used in this paragraph have the meanings given
to them by the U.S. Internal Revenue Code and regulations thereunder.
【表紙】
【提出書類】
発行登録書(訂正を含む。)
【提出先】
関東財務局長
【提出日】
平成20年1月23日発行登録書提出
平成20年1月25日訂正発行登録書提出
平成20年5月15日訂正発行登録書提出
【会社名】
トヨタ ファイナンス オーストラリア リミテッド
(Toyota Finance Australia Limited)
【代表者の役職氏名】
業務執行取締役
(Managing Director)
ロス・ペイジ・スプリンガー
(Ross Page Springer)
【本店の所在の場所】
オーストラリア 2065 ニュー・サウス・ウェールズ州
セント・レオナルド パシフィック・ハイウェイ207 レベル9
(Level 9, 207 Pacific Highway, St Leonards, New South
Wales 2065 Australia)
【代理人の氏名又は名称】
弁護士
【代理人の住所又は所在地】
東京都港区六本木一丁目6番1号 泉ガーデンタワー
アンダーソン・毛利・友常法律事務所
【電話番号】
03-6888-1000
【事務連絡者氏名】
弁護士
【連絡場所】
東京都港区六本木一丁目6番1号 泉ガーデンタワー
アンダーソン・毛利・友常法律事務所
【電話番号】
03-6888-5821
【発行登録の対象とした売出有価証券の種類】
社債
広
竹
瀬
岡
卓 生
真太郎
【発行登録書の内容】
提出日
平成20年1月23日
効力発生日
平成20年1月31日
有効期限
平成22年1月30日
発行登録番号
20-外1
発行予定額
4,000億円
残額
4,000億円
【縦覧に供する場所】
該当事項なし。
更新日時:2008/05/12 23:03
ファイル名:0000000_m4_9550906792005.doc
目
印刷日時:08/05/13 7:59
次
頁
第一部 【証券情報】…………………………………………………………………………………………1
<トヨタ ファイナンス オーストラリア リミテッド2010年6月満期ユーロニュージーランドドル建社債に関する情報>………… 1
第1 【募集要項】…………………………………………………………………………………………1
第2 【売出要項】…………………………………………………………………………………………2
1 【売出有価証券】…………………………………………………………………………………2
2 【売出しの条件】…………………………………………………………………………………3
<上記の社債以外の社債に関する情報> …………………………………………………………………26
第1 【募集要項】…………………………………………………………………………………………26
第2 【売出要項】…………………………………………………………………………………………26
1 【売出有価証券】…………………………………………………………………………………26
2 【売出しの条件】…………………………………………………………………………………26
第二部 【参照情報】…………………………………………………………………………………………27
第1 【参照書類】…………………………………………………………………………………………27
第2 【参照書類の補完情報】……………………………………………………………………………27
第3 【参照書類を縦覧に供している場所】……………………………………………………………27
第三部 【保証会社等の情報】………………………………………………………………………………28
<トヨタ ファイナンス オーストラリア リミテッド2010年6月満期ユーロニュージーランドドル建社債に関する情報>………… 28
第1 【保証会社情報】……………………………………………………………………………………28
第2 【保証会社以外の会社の情報】……………………………………………………………………28
1 【当該会社の情報の開示を必要とする理由】…………………………………………………28
2 【継続開示会社たる当該会社に関する事項】…………………………………………………38
3 【継続開示会社に該当しない当該会社に関する事項】………………………………………43
<上記の社債以外の社債に関する情報> ……………………………………………………………… 169
「参照方式」の利用適格要件を満たしていることを示す書面 ……………………………………… 170
事業内容の概要及び主要な経営指標等の推移 ………………………………………………………… 171
第一部
【証券情報】
<トヨタ ファイナンス オーストラリア リミテッド2010年6月満期ユーロニュージーランドドル建社債
に関する情報>
(注1) 本書中の「TFA」とは、トヨタ ファイナンス オーストラリア リミテッドを、「グループ会社」とはTFA
及びTFAが支配する会社からなる経済的主体を指す。
(注2) 本書中に別段の表示がある場合を除き、
・「ニュージーランドドル」又は「NZ$」はすべてニュージーランドの法定通貨を指し、
・「米ドル」、「U.S.$」又は「US$」はすべてアメリカ合衆国の法定通貨を指し、
・「円」又は「¥」はすべて日本国の法定通貨を指す。
第1
【募集要項】
該当事項なし。
― 1 ―
第2
【売出要項】
以下に記載するもの以外については、有価証券を売出しにより取得させるに当たり、その都度「訂正
発行登録書」又は「発行登録追補書類」に記載します。
1
【売出有価証券】
【売出社債(短期社債を除く。)】
銘
柄
売出券面額の
総額又は
売出振替社債
の総額
売出価額の
総 額
トヨタ ファイナンス
オーストラリア リミテ
ッ ド2010 年 6月満 期ユ
ーロニュージーランド
ドル建社債(別段の記載 (未定)ニュージ (未定)ニュージ
ーランドドル
がある場合 を除き、以 ーランドドル
(注1)
(注1)
下「本社債」という。)
売出しに係る社債の所有者の
住所及び氏名又は名称
東京都千代田区丸の内一丁目9番1号
大和証券エスエムビーシー株式会社
東京都千代田区大手町一丁目5番1号
みずほ証券株式会社
名古屋市中区錦二丁目17番21号
トヨタファイナンシャルサービス証券
株式会社
(以下「売出人」と総称する。)
記名・無記名の別
各社債の金額
無 記 名 式
1,000ニュージ
ーランドドル
利
率
年率(未定)%
( 年 率 6.20 % か
ら 7.20 % ま で
を仮条件とす
る。)
(注1)
利
払
日
6月10日
及び
12月10日
満
期
日
2010年6月10日
摘要
(1)本社債には、TFAの関係会社その他の者による保証は付されない。本社債及び本社債に付され
た利札(以下「利札」という。)の所持人は、トヨタ自動車株式会社(以下「トヨタ自動車」とい
う。)とトヨタファイナンシャルサービス株式会社(以下「TFS」という。)との間の2000年7
月14日付のクレジット・サポート・アグリーメント(その後の追補を含む。)及びTFSとTFA
との間の2000年8月7日付のクレジット・サポート・アグリーメント(両契約とも日本法を準拠法
とする。)による利益を享受する。
(2)本社債は、TFAの2007年9月28日付ユーロ・ミディアム・ターム・ノート・プログラム(以下
「本プログラム」という。)に基づき発行される。本訂正発行登録書の提出日(2008年5月15日)
現在、本プログラムについては、ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インクによりAaa
の格付が、またスタンダード・アンド・プアーズ・レーティングズ・サービシズによりAAAの格
付がそれぞれ付与されている。
(注1)本社債に関する未定の発行条件は、需要状況を勘案した上で、2008年5月下旬に調印される予定の最終条件
書(Final Terms)により決定される予定である。本社債の利率は、上記の仮条件により需要状況を勘案した
上で決定される予定である。ただし、利率は当該仮条件の範囲外の値となる可能性がある。
― 2 ―
2
【売出しの条件】
売 出 価 格
申 込 期 間
申 込 単 位
額面1,000ニュージ
ーランドドルにつき
1,000ニュージーラ
ンドドル
2008年6月2日
から
額面金額
1,000ニュー
ジーランドド
ル
同年6月12日
まで
申 込
証拠金
申込受付場所
な し
各売出人及び各売出取扱人
(以下に定義する。)の日本
国内の本店及び各支店並び
に下記摘要(4)記載の金融
機関及び金融商品仲介業者
の営業所又は事務所
売出しの委託を受けた者の住所及び氏名又は名称
東京都千代田区丸の内一丁目9番1号
大和証券株式会社
売出しの委託契約の内容
大和証券エスエムビーシー株式会社
は、大和証券株式会社に本社債の売出
しの取扱いを委託している。
東京都中央区日本橋茅場町一丁目13番16号
みずほインベスターズ証券株式会社
みずほ証券株式会社は、みずほインベ
スターズ証券株式会社に本社債の売出
しの取扱いを委託している。
東京都中央区日本橋兜町7番12号
SMBCフレンド証券株式会社
トヨタファイナンシャルサービス証券
株式会社は、SMBCフレンド証券株
式会社、岡三証券株式会社、東海東京
証券株式会社及びマネックス証券株式
会社に本社債の売出しの取扱いを委託
している。
東京都中央区日本橋一丁目17番6号
岡三証券株式会社
東京都中央区京橋一丁目7番1号
東海東京証券株式会社
東京都千代田区丸の内一丁目11番1号
マネックス証券株式会社
(以下「売出取扱人」と総称する。)
摘要
(1)本社債の受渡期日は、2008年6月13日(日本時間)である。
(2)ユーロ市場で発行される本社債の券面総額は(未定)ニュージーランドドルである。売出券面額
の総額及び売出価額の総額は、需要状況を勘案した上で決定される。
(3)本社債の各申込人は、売出人又は売出取扱人の本支店において各申込人の名義で外国証券取引口
座を開設しなければならない。本書に別途規定する場合を除き、各申込人が売出人又は売出取扱人
との間で行う本社債の取引に関しては、当該売出人又は売出取扱人から交付される外国証券取引口
座約款に基づき、当該外国証券取引口座を通じて処理される。
(4)売出人及び売出取扱人は、金融商品取引法第33条の2に基づく登録を受けた銀行等の金融機関及
び金融商品仲介業者に、本社債の売出しの取扱業務の一部を行うことを委託している。
(5)本社債は、ユーロ市場において大和証券SMBCヨーロッパリミテッド及びみずほインターナシ
ョナル・ピーエルシーにより募集され、2008年6月12日に発行される。本社債の募集は、ユーロ市
場において大和証券SMBCヨーロッパリミテッド及びみずほインターナショナル・ピーエルシー
により引受けられる。本社債が証券取引所に上場される予定はない。
― 3 ―
(6)本社債は、1933年合衆国証券法(その後の改正を含み、以下「合衆国証券法」という。)に基づ
き登録されておらず、今後登録される予定もない。合衆国証券法の登録義務を免除された一定の取
引による場合を除き、合衆国内において、又は米国人(U.S. Person)に対し、米国人の計算で、
若しくは米国人のために、本社債の募集、売出し又は販売を行ってはならない。この「摘要(6)」
において使用された用語は、合衆国証券法に基づくレギュレーションSにより定義された意味を有
する。
(7)本社債は、合衆国税法の適用を受ける。合衆国の税務規則により認められた一定の取引による場
合を除き、合衆国若しくはその属領内において、又は合衆国人(United States Person)に対し
て本社債の募集、売出し又は交付を行ってはならない。この「摘要(7)」において使用された用語
は、合衆国内国歳入法及びそれに基づくレギュレーションにおいて定義された意味を有する。
社債の概要
1
利息
(a) 各本社債の利息は、上記利率で、2008年6月12日(当日を含む。)から2010年6月10日(当日を含
まない。)までこれを付し、毎年6月10日及び12月10日(以下、それぞれを「利払日」という。)
に半年分を後払いする。各利払日に支払われる利息は、額面金額1,000ニュージーランドドルの
各本社債につき(未定)ニュージーランドドルである。ただし、最初の利息の支払は、2008年12月
10日に、2008年6月12日(当日を含む。)から2008年12月10日(当日を含まない。)までの期間につ
いて行われるものとし、その金額は額面1,000ニュージーランドドルの各本社債につき(未定)ニ
ュージーランドドルとする。
本社債に関する支払については、「修正翌営業日基準」(Modified Following Business Day
Convention)が適用される。この基準の下で、利払日又は満期日(下記「2 償還及び買入れ (a)
満期償還」に定義する。)が営業日(以下に定義する。)以外の日にあたる場合には、当該元金又
は利息の支払は翌営業日に(当該利払日又は(場合により)満期日に行われたと同様に)行われるが、
その結果、支払が翌月に行われることとなる場合には、その全額が直前の営業日に(その日に支払
期日が到来したのと同様に)支払われるものとする。上記営業日基準の適用の結果、利払日又は満
期日以外の日に支払が行われた場合、支払われるべき利息額は変更されない。
「社債の概要」において、「営業日」とは、ロンドン、シドニー、オークランド及びウェリン
トンにおいて商業銀行及び外国為替市場が支払決済並びに一般業務(外国為替及び外貨預金を含
む。)を行っている日をいう。
(b) 利息の発生
各本社債(各本社債の一部償還の場合には、償還される部分のみ)の利息(もしあれば)は、償還
日以降はこれを付さない。ただし、正当な呈示がなされたにもかかわらず、元金の支払が不当に
留保又は拒絶された場合は、この限りでない。この場合、(ⅰ)当該本社債に関して当該受領の日
までに支払われるべき金額の全額が当該本社債の所持人により、若しくは当該所持人のために受
領された日又は(ⅱ)代理人(下記「12 その他
(3) 代理契約」に定義する。)が当該本社債に関
して当該受領の日までに支払われるべき金額の全額を受領した旨を当該本社債の所持人に対して
(下記「9 通知」に従い若しくは個別に)通知した日のうちいずれか早く到来する日まで(判決の
前後を問わず)利息が付されるものとする。
― 4 ―
2
償還及び買入れ
(a) 満期償還
下記の規定に従い期限前に償還又は買入消却されない限り、各本社債は、TFAにより、2010
年6月10日(以下「満期日」という。)にニュージーランドドルにより額面金額(以下「満期償還
価格」という。)で償還されるものとする。
(b) 税制変更による繰上償還
TFAが、オーストラリア連邦(若しくは同国の若しくは同国内の徴税権を有する下部行政主
体若しくはいかなる当局)の法律(若しくはかかる法律に基づき制定された規則若しくは通達)の
改正若しくは変更、又はかかる法律、規則若しくは通達の適用若しくは公権的解釈の変更(ただし、
いずれの場合も、本社債の発行日以後に施行された改正又は変更に限る。)の結果、本社債に関す
る次回の支払に際して、下記「8 課税上の取扱い
(1) オーストラリアの租税」に定める追加
額を支払う必要があるとTFAが判断した場合には、TFAはいつでも本社債の全部(一部は不
可)をその額面金額(以下「期限前償還価格」という。)に、(必要があれば)本号に基づく償還の
ための期日(当日を含まない。)までの経過利息を付して償還することができる。
本社債は、また、下記「8 課税上の取扱い
(1) オーストラリアの租税」に記載のその他の
事情の下で、その全部(一部は不可)が償還されることがある。
本社債を償還する場合には、本号に基づく償還のための期日に先立つ30日ないし60日の期間中
に、下記「9 通知」に従って、少なくとも1回償還通知を行うものとする。ただし、かかる変更
又は改正の施行期日の90日前の日より前に当該償還通知を行わないこと、及びかかる償還通知の
時に当該追加額の支払義務が有効に存続していることを条件とする。当該償還期日に償還資金が
提供された場合には、当該本社債には当該償還期日以降利息は付されず、当該本社債及び利札の
所持人は、期限前償還価格及び当該償還期日(当日を含まない。)までに発生した未払利息の全額
を受領する権利のみを有する。
本号及び下記「6 債務不履行事由」に別段の定めがある場合を除き、本社債を満期日より前
に償還することはできない。
(c) 買入れ
TFA又はその子会社は、市場その他において、いかなる価格ででも、随時本社債を(ただし、
本社債の最終券面の場合は、当該本社債に付されていた支払期日未到来の利札とともに)買入れる
ことができる。買入れが入札によってなされる場合には、本社債のすべての所持人に対し平等に
買入れの申込みを行わなければならない。当該本社債は、TFAの選択により、(ⅰ)転売され、
再発行され、若しくは(その後の転売若しくは再発行のために)TFAにより保持されるか、又は
(ⅱ)消却のために支払代理人(下記「12 その他
(3) 代理契約」に定義する。)に引渡されるも
のとする。支払代理人に引渡された本社債又は利札を転売又は再発行してはならない。
(d) 消却
償還されたすべての本社債は、償還時に当該本社債に付されていた又は当該本社債とともに引
渡された支払期日未到来の利札とともに、直ちに消却されるものとする。消却されたすべての本
社債及び上記(c)に基づき買入れ及び消却された本社債は、(本社債の最終券面の場合は、当該本
社債とともに消却された支払期日未到来の利札とともに)代理人に引渡されるものとし、再発行又
― 5 ―
は転売することはできない。本社債が、当該本社債に付されていたすべての支払期日未到来の利
札を伴わずに買入れ及び消却された場合、TFAは、下記「3 支払」に従い、当該本社債が当該
利札に関連する期間未償還であったと同様に、かかる欠缺利札に関して支払を行うものとする。
3
支払
(a) 支払方法
本社債に関する支払は(下記の制限の下で)支払受領者がオークランドに所在する銀行に有する
ニュージーランドドル建て口座への入金若しくは送金、又は支払受領者の選択により、オークラ
ンドに所在する銀行を支払場所とするニュージーランドドル小切手により行われるものとする。
本号上記の規定にかかわらず、下記(c)に定める場合を除き、小切手はTFAの職員若しくは
代理の者、代理人又は支払代理人によってアメリカ合衆国若しくはその属領内の住所において引
渡されてはならず、また金員はこれらの者によってアメリカ合衆国又はその属領内の銀行にある
口座に振込まれてはならない。一切の支払は、支払地において適用のある財政その他の法令に服
するが、下記「8 課税上の取扱い
(1) オーストラリアの租税」の規定の適用を妨げない。
(b) 本社債及び利札の呈示
本社債の最終券面に関する元金の支払は(下記の制限の下で)最終券面の呈示及び引渡し(一部
支払の場合は裏書き)と引換えに、上記(a)に定める方法でニュージーランドドルによって行われ、
最終券面に関する利息の支払は、(下記の制限の下で)利札の呈示及び引渡し(一部支払の場合は
裏書き)と引換えに、上記(a)に定める方法でニュージーランドドルによって行われるものとし、
いずれの場合も、支払代理人の合衆国(本号において、アメリカ合衆国(州及びコロンビア特別区、
その領域、その属領並びにその管轄に服するその他の地域を含む。)を意味する。)外の所定の事
務所において行われるものとする。
最終券面の様式の本社債の場合、当該本社債は、償還期日に、それに付された支払期日未到来
のすべての利札とともに支払のために呈示されなければならず、かかる呈示がなされない場合に
は、欠缺した支払期日未到来の利札について支払われるべき金額(一部支払の場合には、支払期日
未到来の欠缺利札の総額に、一部支払がなされた金額が支払われるべき総額に占める割合を乗じ
た額)が支払額から控除される。そのように控除された元金額は、(下記「10 消滅時効」に基づ
き当該利札が無効になっていると否とを問わず)当該元金額に係る関連日(下記「8 課税上の取
扱い
(1) オーストラリアの租税」に定義する。)の後5年が経過するまでの間いつでも、又は
(それより遅い場合は)、当該利札の支払期日が到来した日から5年が経過するまでの間いつでも、
当該欠缺利札と引換えに上記の方法で支払われる。
本社債の最終券面の償還期日が利払日でない場合には、直前の利払日(当日を含む。)又は(場
合により)本社債の発行日以降当該本社債について発生した利息(もしあれば)は、当該最終券面
と引換えによってのみ支払われるものとする。
大券により表章される本社債に関する元金及び利息(もしあれば)の支払は、以下に定める場合
を除き、(下記の制限の下で)本社債の最終券面につき上記に定める方法(その他の点については
大券に定める方法)により、当該大券の呈示又は(場合により)引渡しと引換えに合衆国外の支払
代理人の所定の事務所において行われる。かかる大券の呈示又は引渡しと引換えになされた各支
― 6 ―
払は、代理人により、元金の支払と利息の支払とに分けて、当該大券の券面上に記録され、かか
る記録は、反証がなされない限り当該支払が行われたことの十分な証拠となる。
(c) 大券
大券の所持人は、当該大券により表章された本社債に関する支払を受けることのできる唯一の
者であり、TFAは、当該大券の所持人に対し又は当該所持人の指図に従い支払をなすことによ
り、そのように支払われた各金額について免責される。ユーロクリア・バンク・エス・エー/エ
ヌ・ヴィ(以下「ユーロクリア」という。)又はクリアストリーム・バンキング・ソシエテ・アノ
ニム(以下「クリアストリーム・ルクセンブルク」という。)の名簿に当該大券により表章された
本社債の一定の額面金額の所持人として記載されている者は、当該大券の所持人に対し又は当該
所持人の指図に従いTFAが支払った各金額に関するかかる所持人の持分について、(場合によ
り)ユーロクリア及び/又はクリアストリーム・ルクセンブルクに対してのみ支払を請求しなけれ
ばならない。当該大券の所持人以外の者は、当該大券に関する支払についてTFAに対する請求
権を有しない。
本社債の利息は、アメリカ合衆国及びその属領外(合衆国財務省規則第1.163-5(c)(1)(ⅱ)(A)
に定義される。)においてのみ支払われるものとする。支払受領者が合衆国財務省規則第1.1635(c)(2)(v)(B)(1)又は(2)に記載されている場合を除き、本社債の利息は、支払受領者がアメリ
カ合衆国内に有する口座には送金されないものとし、アメリカ合衆国内の住所には送付されない
ものとする。
上記規定にかかわらず、下記の場合に限り、本社債に関する利息の支払は、合衆国(本号にお
いて、アメリカ合衆国(州及びコロンビア特別区、その領域、その属領及びその管轄に服するその
他の地域を含む。)を意味する。)内の支払代理人の所定の事務所において行われる。
(ⅰ)TFAが、合衆国外に所定の事務所を有する支払代理人を、当該支払代理人が本社債に関し
て支払われるべき金額の全額を合衆国外の所定の事務所において上記の方法により支払期日に
支払うことができるであろうという合理的な予想の下に指名しており、
(ⅱ)本社債に関して支払われるべき金額の全額をかかる合衆国外の所定の事務所で支払うことが、
違法であるか、又は外国為替規制若しくは利息の全額の支払若しくは受領に関するその他の類
似の規制の適用により実質的に不可能であり、かつ、
(ⅲ)かかる支払が、合衆国法上、その時点において許容されており、かつ、(TFAの意見によ
れば)TFAにとって不利益な税務効果をもたらさないとき。
(d) 支払日
本社債又は利札に関する金員の支払期日が、当該支払呈示の場所における支払日(以下に定義
する。)以外の日にあたる場合には、当該本社債又は利札の所持人は当該場所における翌支払日ま
で支払を受けることができず、かつ、かかる支払の繰延べに関して、追加利息その他の金員の支
払を受けることができない。本号において、「支払日」とは、商業銀行及び外国為替市場が、
(A)当該呈示の場所、(B)ロンドン、(C)シドニー、(D)オークランド及び(E)ウェリントンにおい
て、支払決済並びに一般業務(外国為替及び外貨預金の取扱いを含む。)を行っている日を意味す
る。
― 7 ―
(e) 元金及び利息の解釈
「社債の概要」において、本社債に関する元金には、場合により、以下のものを含むものとみ
なす。
(ⅰ)下記「8 課税上の取扱い
(1) オーストラリアの租税」に基づき、又は「12 その他
(4)
交替」に従い元金への追加若しくはその代替として付与される約定に基づき、元金に関し支払
われることのある追加額。
(ⅱ)本社債の満期償還価格。
(ⅲ)本社債の期限前償還価格。
「社債の概要」において、本社債に関する利息には、場合により(ただし、上記(ⅰ)に定める
ものを除く。)、下記「8 課税上の取扱い
その他
(1) オーストラリアの租税」に基づき、又は「12
(4) 交替」に従い元金への追加若しくはその代替として付与される約定に基づき、利息
に関し支払われることのある追加額を含むものとみなす。
4
本社債の地位及びクレジット・サポート・アグリーメント
本社債及び利札は、TFAの直接、無条件、非劣後かつ(下記「5
担保又は保証に関する事項」
に従い)無担保の債務であり、本社債相互の間において同順位であり、(法律上優先権が認められる
一定の債務を除き)TFAが随時負担する他の一切の無担保債務(劣後債務(もしあれば)を除く。)と
同順位である。本社債及び利札は、トヨタ自動車とTFSとの間の2000年7月14日付のクレジッ
ト・サポート・アグリーメント(その後の追補を含む。)(以下「ベーシック・アグリーメント」とい
う。)及びTFSとTFAとの間の2000年8月7日付のクレジット・サポート・アグリーメント(以
下「個別クレジット・サポート・アグリーメント」といい、ベーシック・アグリーメントと併せて
「クレジット・サポート・アグリーメント」と総称する。)(両契約とも日本法を準拠法とする。)に
よる利益を享受する。しかし、これらのクレジット・サポート・アグリーメントは、本社債につい
てのトヨタ自動車又はTFSによる直接又は間接の保証とみなされるものではない。
5
担保又は保証に関する事項
TFAは、本社債が未償還(以下に定義する。)である限り、関連債権(以下に定義する。)の保有
者の利益のために、TFAが負担若しくは明示的に保証し、又は補償を行っている関連債権を担保
する目的で、その現在又は将来の財産又は資産の全部又は一部について、抵当権、質権、先取特権、
担保権その他の権利(以下、それぞれを「担保権」という。)(認可担保権(以下に定義する。)を除
く。)を設定せず、かかる権利が発生することを容認しない。ただし、それと同時に本社債について、
当該関連債権に関して付与され若しくは発生しているものと同じ担保を付す場合、又は本社債の未
償還額面総額の過半を保有する本社債の所持人の書面による同意により承認され、若しくは代理契
約(下記「12 その他
(3) 代理契約」に定義する。)に定めるところに従って定足数が満たされた当
該本社債の所持人の集会に自ら若しくは代理人により出席した本社債の所持人が保有する本社債の
未償還額面総額の過半をもって採択された決議により承認された保証、補償その他の担保が付され
る場合を除く。なお、この約束は、TFA及びその連結子会社の連結有形純資産(以下に定義す
る。)の20%を超えない合計額の未払関連債務を担保する担保権には適用されない。
― 8 ―
本項、下記「6 債務不履行事由」及び下記「7 社債権者集会、変更及び権利放棄」において、
本社債に関して「未償還」とは、下記のものを除く発行済みのすべての本社債をいう。
(a)代理契約又は本社債に適用される要項(以下「社債の要項」という。)に従って全額が償還され
た本社債。
(b)社債の要項に規定する償還期日が到来し、その償還資金(当該本社債に関して当該償還期日ま
でに発生したすべての利息及び社債の要項に従って当該償還期日後に支払われるべき一切の利
息を含む。)が代理契約の規定に従って代理人に対し適正に支払われ(必要な場合には、本社債
の所持人に対し下記「9
通知」に従って通知がなされる。)、当該社債の呈示により支払を受
けることができる本社債。
(c)下記「10
消滅時効」に基づき無効となった本社債。
(d)上記「2
償還及び買入れ」に従って買入れその他の方法により取得され、消却された本社債、
及び上記「2
償還及び買入れ」に従い買入れその他の方法により取得され、その後の転売又
は再発行のためにTFAによって現に所持されている本社債。
(e)下記「12
その他 (1) 代わり社債券及び代わり利札」に従って代わり券と引換えに提出さ
れた汚損又は毀損社債券。
(f)盗失又は破損した旨の申立てがなされ、下記「12
その他 (1)代わり社債券及び代わり利
札」に基づき代わり券が発行されている本社債(ただし、残存する本社債の金額を確定する意味
においてのみであり、当該本社債のその他の地位には影響を及ぼさない。)。
(g)仮大券の要項に従い全額が恒久大券又は最終券面と適正に引換えられた仮大券、及び恒久大券
の要項に従い全額が最終券面と適正に引換えられた恒久大券。
「社債の概要」において、
「連結有形純資産」とは、(適用ある準備金その他の適正な控除項目を控除後の)TFA及びその
連結子会社の総資産額から一切の営業権、商標、トレードマーク、特許、社債発行差金その他類似
の無形資産を差引いた額をいう。かかるすべての項目は、オーストラリア連邦で一般に認められた
会計原則に従って作成されたTFA及びその連結子会社の直近の貸借対照表に記載されたものをい
う。
「関連債権」とは、ボンド、ノート、ディベンチャーその他の有価証券の形態をとり、又はこれ
らにより表章された債権のうち、最終償還期限が発行日から1年を超えるものであって、かつ1又
は複数の証券取引所に上場されているものをいう。
「認可担保権」とは、(ⅰ)法令の適用又は相殺権に基づいて生じる担保権、(ⅱ)トヨタ自動車に
よりトヨタ自動車の子会社(以下に定義する。)のために付与された担保権(かかる受益者がトヨタ自
動車の子会社である間に限る。)、又はトヨタ自動車の子会社により、別のトヨタ自動車の子会社の
ために付与された担保権(かかる受益者がトヨタ自動車の子会社である間に限る。)、及び(ⅲ)リミ
テッド・リコース・ファイナンス、証券化、又はこれらに類する取引(関連する担保権により担保さ
れている債務に関する支払義務が、当該担保権が付された資産(債権を含むが、これに限定されな
い。)から生じる収益により満足されるもの)に関連して、又はこれらに基づいて発生した担保権を
いう。
「トヨタ自動車の子会社」とは、合衆国で一般に認められた会計原則に従って連結されているト
ヨタ自動車の子会社をいう。
― 9 ―
6
債務不履行事由
(a) 以下に掲げる事由(以下、下記(ⅰ)から(ⅳ)までのそれぞれを「債務不履行事由」という。)の
いずれかが発生した場合、本社債の所持人は、その選択により、TFA及び代理人宛てに書面で
通知することにより、当該本社債の元金及びその経過利息(もしあれば)が期限の利益を喪失し直
ちに支払われるべき旨を宣言することができ、当該本社債の元金及びその経過利息(もしあれば)
は、かかる書面による通知の受領日までにかかる不履行の全部がTFA(又はクレジット・サポー
ト・アグリーメントに基づき、トヨタ自動車又はTFS)により治癒されない限り、期限の利益を
喪失し直ちに支払われるべきものとなる。
(ⅰ)TFAにより、いずれかの本社債の元金又は利息がその支払期日に支払われず、かかる不履
行が支払期日後14日間継続した場合。
(ⅱ)TFAが履行又は遵守すべきである社債の要項に基づく約束、条件若しくは条項、又は代理
契約に基づく本社債の所持人の利益のための約束、条件若しくは条項(本社債の元金及び利息
の支払に関する条項を除く。)に関する履行又は遵守を怠り、かつ、適用ある猶予期間が満了
した時点で、当該約束、条件又は条項が、本社債の未償還額面総額の25%以上を保有する本社
債の所持人からTFA及び代理人に宛てて当該約束、条件又は条項の履行又は遵守を要求する
書面による通知が最初になされた後、60日間履行又は遵守されなかった場合。
(ⅲ)管轄権を有する裁判所が、(a)適用ある破産法、支払不能法その他類似の法律に基づく強制
手続において、TFAに関する救済命令若しくは決定を下し、かつ、かかる命令若しくは決定
が停止されることなく60日間継続した場合、(b)TFAが支払不能にあると判断し、若しくは
TFAの会社更生、整理、調整若しくは和解の申立てを認める命令若しくは決定を下し、かつ、
かかる命令若しくは決定が停止されることなく60日間継続した場合、又は(c)TFA若しくは
その財産の重要な部分について管理人、管財人、清算人、譲受人、受託者その他類似の公職者
を選任する、最終的かつ抗告不能の命令を下し、若しくはTFAの解散若しくは清算を命じた
場合。ただし、(a)、(b)又は(c)のいずれの場合も、新設合併、吸収合併、再建若しくは組織
再編の目的によるもの、又はこれらに伴うものであって、存続会社が本社債に基づくTFAの
すべての債務を有効に引受ける場合、又は本社債の未償還額面総額の過半を保有する本社債の
所持人の書面による同意により、又は代理契約の定めるところに従って定足数が満たされた社
債権者集会に自ら若しくは代理人により出席した本社債の所持人が保有する本社債の未償還額
面総額の過半をもって採択された決議により、事前にその条件が承認されている場合を除く。
(ⅳ)TFAが適用ある破産法、支払不能法その他類似の法律に基づく任意手続を開始した場合、
TFAがこれらの法律に基づく強制手続における救済の決定若しくは命令に同意した場合、T
FAがTFAの管理人、管財人、清算人、譲受人、受託者その他類似の公職者の選任若しくは
これらの者によるTFAの財産の重要な部分の占有に同意した場合、若しくはTFAが債権者
のために譲渡を行った場合、TFAが包括的にその支払債務を支払期日に履行できなくなった
場合、又は上記いずれかの行為を遂行するためにTFAが社内手続をとった場合(いずれの場
合も、上記(ⅲ)に記載の新設合併、吸収合併、再建又は組織再編の目的によるものを除く。)。
本社債に関して上記期限の利益喪失宣言がなされた後、いずれかの本社債に関する金銭の支払
を命じる判決又は決定が本社債の所持人により取得される前には、本社債の未償還額面総額の過
― 10 ―
半を保有する本社債の所持人の書面による同意により、又は代理契約に定めるところに従って定
足数が満たされた社債権者集会に自ら若しくは代理人により出席した本社債の所持人が保有する
本社債の未償還額面総額の過半をもって採択された決議により、かかる宣言及びその効果を撤回
し、これを取消すことができる。ただし、以下の事項を条件とする。
(1) TFAが、(A)支払の遅滞している本社債の利息の全額及び(B)上記の期限の利益喪失以外の
理由により支払われるべき本社債の元金の支払に足りる金額を支払ったか、又は代理人に預託
し、かつ
(2) 上記の期限の利益喪失宣言のみによって支払われるべきものとなった本社債の元金の不払以
外の本社債に関するすべての債務不履行事由が(ⅰ)治癒されたか又は(ⅱ)下記(b)に定めると
ころに従い権利放棄されたこと。
かかる撤回は、その後の不履行又はそれにより生じる権利に影響を及ぼさない。
(b) 上記(a)(ⅰ)記載の事由以外のTFAによる債務不履行事由又は未償還の本社債全部の所持人の
書面による同意がなければ改定若しくは変更できない上記(a)(ⅱ)記載の約束、条件又は条項の
履行又は遵守をTFAが怠った場合以外のTFAによる債務不履行事由に関する権利は、本社債
の未償還額面総額の過半を保有する本社債の所持人の書面による同意により、又は代理契約に定
めるところに従って定足数が満たされた社債権者集会に自ら若しくは代理人により出席した本社
債の所持人が保有する本社債の未償還額面総額の過半をもって採択された決議により、これを放
棄することができる。ただし、かかる決議は、本社債の未償還額面総額の25%以上を保有する本
社債の所持人により承認されなければならない。
7
社債権者集会、変更及び権利放棄
代理契約には、TFA、本社債の所持人及び利札の所持人の利益に影響を及ぼす事項(社債の要項
の変更又は権利放棄を含む。)を審議するための本社債及び利札の所持人の集会に関する規定が含ま
れている。かかる規定はTFA、本社債の所持人及び利札の所持人に対し拘束力を有する。
TFA及び(代理契約の場合は)代理人は、(ⅰ)代理契約、本社債若しくは利札の規定の意味の不
明確性を正すため、かかる規定の不備を是正、訂正若しくは補完するため、下記「12 その他 (2)
新設合併又は吸収合併」に定められた他の法人によるTFAの承継を証明するため、若しくは下記
「12 その他
(4) 交替」に基づいてTFAの交替を定めるため、(ⅱ)本社債の追加発行のために必
要又は妥当であり、かつ、未償還の本社債の所持人に重大な不利益を及ぼさない代理契約の条項の
変更を行うため、又は(ⅲ)TFA及び(代理契約の場合は)代理人が必要若しくは妥当と判断し、本
社債及び利札の所持人の利益に重大な悪影響を及ぼさない方法により、代理契約、本社債及び利札
を本社債又は利札の所持人の同意を得ずに変更することができるものとする。また、TFA及び代
理人は、本社債の未償還額面総額の過半を保有する本社債の所持人の書面による同意により、又は
代理契約の定めるところに従って定足数が満たされた当該本社債の所持人の集会に自ら若しくは代
理人により出席した本社債の所持人が保有する本社債の未償還額面総額の過半をもって採択された
決議(ただし、かかる決議は、本社債の未償還額面総額の25%以上を保有する本社債の所持人により
承認されなければならない。)により、代理契約に新たな規定を追加するため、代理契約の規定を方
法のいかんを問わず変更し若しくは削除するため、又は本社債及び利札の所持人の権利を方法のい
― 11 ―
かんを問わず変更するため、代理契約又は本社債及び利札の要項を修正又は改定する契約を随時締
結することができる。ただし、各本社債の所持人の同意又は賛成の議決権の行使を受けずに、かか
る契約により、(ⅰ)本社債の元金若しくは利息の支払期日の変更、(ⅱ)本社債の元金若しくは利息
の減額、(ⅲ)下記「8 課税上の取扱い (1) オーストラリアの租税」に定めるTFAの追加額の支
払義務の変更、(ⅳ)代理契約若しくは社債の要項を変更若しくは改定するため、若しくは将来の遵
守若しくは過去の債務不履行に関する権利を放棄するための所持人の同意に必要な未償還の本社債
の額面総額に対する割合の減少、又は(ⅴ)決議が採択される本社債の所持人の集会において未償還
の本社債の所持人の同意に必要な未償還の本社債の額面総額に対する割合の減少を行ってはならな
い。決議を採択するために招集された社債権者集会における定足数は、本社債の未償還額面総額の
過半を保有又は代表する2名以上の者とし、延会においては、本社債の未償還額面総額の25%を保
有又は代表する1名以上の者とする。上記の修正、改定又は権利放棄に対する同意に関して本社債
の所持人又はこれを代理する者により交付された証書は、撤回することができず、最終的なものと
して当該本社債の将来の所持人全員に対し拘束力を有する。代理契約、社債の要項又は利札に関す
る修正、改定又は権利放棄は、これに同意したか否か、集会に出席したか否か、また、当該修正、
改定又は権利放棄に関する注記が本社債及び利札になされているか否かを問わず、最終的なものと
して本社債及び利札の将来の所持人全員に対し拘束力を有する。本項における本社債の所持人の同
意は、提案された変更に関する特定の文言に対する承認である必要はなく、その内容に対する承認
をもって足りる。
代理契約、本社債又は利札の改定契約の締結後に認証され交付される本社債券には、代理契約の
改定契約において定められた事項に関して代理人が承認する様式による注記を付すことができる。
TFAは、かかる改定契約に含まれた修正に合致させるために必要であると代理人及びTFAが
判断した修正を加えた本社債の新たな社債券を作成することができ、かかる本社債券は、代理人が
これを認証した上で本社債の旧社債券と交換することができる。
8
課税上の取扱い
(1) オーストラリアの租税
(a) 本社債に関する租税
TFAにより発行された本社債に関する一切の元金及び利息は、オーストラリア連邦若しくは
その州、準州その他の下部行政主体又はその域内の課税権を有する当局によって課され、又は徴
収される、あらゆる性質の現在又は将来の公租公課のために源泉徴収又は控除がなされることな
く支払われる。ただし、かかる源泉徴収又は控除が法律上必要な場合は、この限りでない。かか
る場合、TFAは、本社債又は利札の所持人に対し、本社債の所持人又は利札の所持人がかかる
源泉徴収又は控除後に受領する本社債の元金及び利息の受取額の純額を、かかる源泉徴収又は控
除がなされなければ本社債又は利札について受領することができた金額と等しくするために必要
となる追加的な額(以下「追加額」という。)を支払う。ただし、以下のいずれかに該当する場
合、TFAは、支払呈示がなされた本社債又は利札に関するかかる追加額を支払う義務を負わな
い。
(ⅰ) 以下のいずれかの理由により本社債若しくは利札に関する公租公課の支払義務を負っている
― 12 ―
本社債の所持人若しくは利札の所持人又はこれらを代理する者により支払呈示が行われた場
合。
(A) 本社債若しくは利札の所有又は元利金の受領以外にオーストラリア連邦と何らかの関係
を有していること。
(B) 法律上の要件を遵守し、若しくは第三者に法律上の要件を遵守させること、若しくは本
社債若しくは利札の支払呈示がなされた場所の税務当局に対して非居住者である旨の宣
言若しくはその他の類似する免除の出願をなすこと若しくは第三者にかかる宣言若しく
は出願をさせることにより、合法的にかかる源泉徴収若しくは控除し得たにもかかわら
ずそれを行わなかったこと。
(C) TFAの国外の関係者であり、決済機関、支払代理人、カストディアン、ファンド・マ
ネージャー又はオーストラリア2001年会社法上の登録されたスキームの責任者以外の立
場で行為している者であること。「国外の関係者」とは、以下のいずれかに該当するT
FAの関係者(オーストラリア1936年所得税査定法第128条F(9)に定義される。)をい
う。
a) オーストラリア国内の恒久的施設において若しくはこれを通じて事業を行う過程で
本社債を取得していないオーストラリアの非居住者
b) オーストラリア国外の恒久的施設において若しくはこれを通じて事業を行う過程で
本社債を取得しているオーストラリアの居住者
(ⅱ) 関連日の後30日を過ぎてなされた支払呈示の場合。ただし、かかる30日の期間の最終日が支
払日(上記「3 支払 (d)支払日」に定義する。)であるとした場合に、かかる日に支払呈
示がなされていれば、当該本社債の所持人又は利札の所持人が当該追加額を受領する権利を
有していた場合を除く。
(ⅲ) かかる源泉徴収又は控除が、個人に対する支払に対して課され、かつ、貯蓄所得に対する課
税に関する欧州連合理事会指令2003/48/EC、又はかかる指令を実施する法律、かかる指令
に準拠している法律若しくはかかる指令に適合させるために制定された法律に従って要求さ
れる場合。
(ⅳ) 本社債又は利札を欧州連合の加盟国内の他の支払代理人に対して提示すればかかる源泉徴収
又は控除が免除される所持人又はその代理人により支払呈示された場合。
本号において「関連日」とは、当該支払に関する最初の支払期日を指すが、支払われるべき金
員の全額を代理人が当該支払期日までに適正に受領していない場合には、当該金員を受領し、ま
たかかる旨の通知が下記「9 通知」に従い適正に本社債の所持人に対してなされた日を指す。
(b) 利息源泉徴収税
オーストラリア
下記は、1936年及び1997年オーストラリア所得税査定法(以下「オーストラリア租税法」と総
称する。)に基づく、本プログラムに基づき発行される本社債に係る利息(オーストラリア租税
法に定義される。)の支払に関する課税上の取扱いその他の一定の事項を概説したものである。
この概説は、すべての事項を網羅したものではなく、殊に、一定の種類の本社債の所持人の地位
― 13 ―
(証券のディーラー、カストディアン、又は他の本社債の所持人を代理して本社債を保有するそ
の他の第三者を含む。)について記述したものではない。
下記は、一般的な情報を提供するものであり、相当の注意をもって取り扱われなければならな
い。本社債を所持しようとする者は、その者特有の状況を前提とした本社債への投資に係る課税
上の取扱いに関して、専門知識を有する自身の顧問に相談し、その助言を参考にすべきである。
利息源泉徴収税
下記の条件が充足される場合、TFAにより発行される本社債に関して、オーストラリア租税
法第128条Fに基づき、オーストラリア租税法第3章第11節Aに基づいて課されるオーストラリ
アの利息源泉徴収税(interest withholding tax)(以下「IWT」という。)が免除される。
(a)TFAが本社債を発行する時点及び利息(オーストラリア租税法第128条A(1AB)に
定義される。)が支払われる時点で、TFAがオーストラリアの居住者であること。上記で
定義される利息には、利息の性質を有し、又はこれに代わる金額その他の一定の金額が含ま
れる。
(b)本社債が、公募基準を満たす方法により発行されていること。公募基準を充足するものと
して主に5種類の方法があり、それらは、資本市場における貸し手がTFAが本社債を募集
しているという事実を認識できるようにすることを意図している。要約すると、5種類の方
法とは以下のとおりである。
(ⅰ)関係を有しない10名以上の融資業者又は証券ディーラーに対して募集を行うこと。
(ⅱ)100名以上の投資家に対して募集を行うこと。
(ⅲ)上場された本社債の募集を行うこと。
(ⅳ)公衆がアクセス可能な情報源を通じて募集を行うこと。
(ⅴ)30日以内に上記のいずれかの方法により本社債の売付けの申込みをするディーラー、
マネージャー又は引受人に対して募集を行うこと。
さらに、上記の方法のいずれかによる本社債の発行(大券の様式によるものであると否と
を問わない。)及び本社債の持分の募集は、以下の公募基準を満たさなければならない。
(c)発行の時点で、オーストラリア租税法第128条F(5)により許される場合を除き、本社債
又は本社債の持分が、直接又は間接にTFAの「関係者(associate)」によって取得され、
又はその後取得される予定であることをTFAが認識しておらず、又はかかる疑いを持つべ
き合理的な根拠がなく、かつ
(d)利息の支払の時点で、オーストラリア租税法第128条F(6)により許される場合を除き、
支払受領者がTFAの「関係者」であることをTFAが認識しておらず、又はかかる疑いを
持つべき合理的な根拠がないこと。
関係者
オーストラリア租税法第128条FにおいてTFAの「関係者」には、以下の者が含まれる。
(ⅰ)TFAの議決権を有する株式の50%超を保有し、又はその他の方法によりTFAを支配
する自然人又は法人
― 14 ―
(ⅱ)TFAが議決権を有する株式の50%超を保有し、又はその他の方法によりTFAが支配
する法人
(ⅲ)TFAが信託に基づき受益権を有する場合(直接、間接を問わない。)の当該信託の受
託者
(ⅳ)上記のいずれかによりTFAの「関係者」となる他の者又は会社の「関係者」である自
然人又は法人
しかし、「関係者」には以下の者は含まれない。
(A)国内の関係者(すなわち、オーストラリア国外の恒久的施設において、又はかかる恒久
的施設を通じて事業を行う過程で本社債を保有していないオーストラリアの居住者である
関係者、及びオーストラリア国内の恒久的施設において、又はかかる恒久的施設を通じて
事業を行う過程で本社債を保有している非居住者である関係者)
(B)次の地位を有する国外の関係者(すなわち、オーストラリア国外の恒久的施設において、
又はかかる恒久的施設を通じて事業を行う過程で本社債を保有しているオーストラリアの
居住者である関係者、及びオーストラリア国内の恒久的施設を通じて事業を行う過程で本
社債を保有していない非居住者である関係者)
(ⅰ)第128条F(5)の場合、本社債の発行に関するディーラー、マネージャー若しくは引
受人又は決済機関、カストディアン、ファンド・マネージャー若しくは(オーストラリ
ア会社法上の)登録された管理投資スキームの責任者
(ⅱ)第128条F(6)の場合、決済機関、支払代理人、カストディアン、ファンド・マネー
ジャー又は(オーストラリア会社法上の)登録された管理投資スキームの責任者
オーストラリア租税法第128条Fの遵守
適用ある最終条件書において別途定める場合を除き、TFAは公募基準を満たす方法で本社
債を発行することを意図しており、かかる基準を満たせない場合には、オーストラリア租税法
第128条Fの要件を満たす方法で発行する。
最近の租税条約に基づく免除
オーストラリア政府は、米国、英国、ノルウェー及びフィンランド(以下、それぞれを「特
定国」という。)と新規又は改定二重課税条約(以下「本新規条約」という。)を締結してい
る。本新規条約は、特定国の居住者が取得する利息に適用される。
要約すると、本新規条約は、以下により付される利息へのIWTの適用を阻止する効力を有
する。
・
関連する特定国の政府並びに特定の政府当局及び政府機関
・
「特定国」の居住者であり、TFAとは関係がなく完全に独立して取引を行っている「金
融機関」。「金融機関」とは、主に資金調達及び資金提供事業を行うことにより利益を得
ている銀行又はその他の形態の企業をいう。
また、新二重課税条約がオーストラリアとフランス、日本及び南アフリカの各国との間で合
意された。これらの新二重課税条約には、本新規条約に含まれるものと同様のIWT控除規定
― 15 ―
が含まれる。しかし、これらの新二重課税条約はまだ発効しておらず(ただし、フランスとの
新条約に関しては、オーストラリア国内法が可決されている。)、その効力発生日もまだ発表
されていない。
オーストラリア租税法第126条
オーストラリア租税法第126条は、TFAがオーストラリア税務庁に対して所持人の氏名及
び住所を開示しない場合、無記名式の本社債の利息の支払について、45%の税率で一種の源泉
徴収税を課す。第126条は、無記名式の本社債の発行が第128条Fの要件を満たす場合、又はI
WTの支払義務が生じる場合、オーストラリア国内の恒久的施設において、又はかかる恒久的
施設を通じて事業を行っていない非居住者が所有するこれらの無記名式の本社債に係る利息の
支払については適用されない。また、オーストラリア税務庁は、オーストラリア租税法第126
条においてディベンチャー(無記名式の本社債を含む。)の所持人がディベンチャーを所有し
ている者を意味することを確認している。そのため、第126条の適用範囲は、オーストラリア
の居住者又はオーストラリア国内の恒久的施設において、若しくはかかる恒久的施設を通じて
オーストラリア国内において事業を行っている非居住者である無記名式の本社債を所有する者
に限定される。本社債の持分がユーロクリア又はクリアストリーム・ルクセンブルクを通じて
保有されている場合、TFAは、これらの決済機構をオーストラリア租税法第126条における
当該本社債の所持人として取り扱うことを予定している。
追加額の支払
本社債の要項に詳細に記載されるところに従い、また適用される最終条件書に別途規定が明
示されない限り、TFAは、法律に基づき、本社債に関してオーストラリア連邦又はニュー・
サウス・ウェールズ州によって課され、又は徴収されるオーストラリアの源泉徴収税に関して
一定の金額を控除又は源泉徴収することが義務付けられる場合、(一定の例外を除き)かかる
源泉徴収又は控除の後のこれらの本社債の所持人による受取額の純額が、かかる源泉徴収又は
控除が義務付けられていなければ受領されたであろう金額と等しくなるように必要な追加額を
支払わなければならない。TFAが本社債に関して、法律に基づき源泉徴収税に関して控除又
は源泉徴収を行うことが義務付けられる場合、TFAは本社債の要項に基づき、これらの本社
債を償還することができる。
その他の租税に関する事項
下記(k)及び(l)並びに「最近の動向」に記載の事項のほか、現行のオーストラリア法に基づ
く課税上の取扱いは以下のとおりである。
(a)所得税-海外の本社債の所持人-:本社債に関して、オーストラリア租税法第128条Fの
要件が充足されている場合、オーストラリアの非居住者であり、課税年度において、オース
トラリア国内における恒久的施設において、又はかかる恒久的施設を通じて事業を行う過程
で本社債を所有していない本社債の所持人に対する元金及び利息(オーストラリア租税法第
128条A(1AB)において定義される。)の支払については、オーストラリアの所得税は
― 16 ―
課されない。
(b)所得税−オーストラリア国内の本社債の所持人−:オーストラリア国内における恒久的施
設において、又はかかる恒久的施設を通じて事業を行う過程で本社債を所有するオーストラ
リアの居住者又は非居住者(以下「オーストラリア国内の本社債の所持人」という。)は、
本社債に関して受け取った又は発生した利益に対し、オーストラリアの税金が課される。利
益が現金受取により計上されるか発生主義により計上されるかは、個別の本社債の所持人の
税務状態及び本社債の要項により異なる。オーストラリア国外における恒久的施設において、
又はかかる恒久的施設を通じて事業を行う過程で本社債を所有するオーストラリアの居住者
への課税については、かかる恒久的施設が所在する国により異なった特別規則が適用される。
(c)本社債の売却益−海外の本社債の所持人−:オーストラリアの非居住者であり、課税年度
において、オーストラリア国内の恒久的施設において、又はかかる恒久的施設を通じて事業
を行う過程において本社債を所持していない本社債の所持人は、当該年度において実現した
本社債の売却又は償還に係る利益についてオーストラリアの所得税の課税を受けない。ただ
し、かかる利益がオーストラリアに源泉を有する場合を除く。オーストラリアの非居住者で
ある所持人からの他の非居住者に対する本社債の売却により生じた利益は、その本社債がオ
ーストラリア国外で売却され、すべての交渉及び文書の締結がオーストラリア国外でなされ
た場合には、オーストラリアに源泉を有しないとみなされると考えられる。
(d)本社債の売却益−オーストラリア国内の本社債の所持人−:オーストラリア国内の本社債
の所持人は、本社債の処分において発生した損益を課税所得に含めなければならない。オー
ストラリア国外における恒久的施設において、又はかかる恒久的施設を通じて事業を行う過
程で本社債を所有するオーストラリアの居住者への課税については、かかる恒久的施設が所
在する国により異なった特別規則が適用される。
(e)みなし利息:割引により発行され、満期償還差益があり、又は年1回以上の頻度で利息の
支払が行われない、本社債のうちの一定のものが、オーストラリアの居住者(オーストラリ
ア国外の恒久的施設において、若しくはかかる恒久的施設を通じて取引又は事業を行う過程
でかかるノートを取得しない者)、又はオーストラリア国内の恒久的施設において、若しく
はかかる恒久的施設を通じて事業を行う過程でかかるノートを取得する非居住者に売却され
た場合、かかる本社債の購入価格の一部を源泉徴収税との関係で利息として取り扱う旨の特
殊な規定が存在する。本社債が非居住者によって満期まで保有されていれば、オーストラリ
ア租税法第128条Fに基づき、このみなし利息の取扱いが免除されたであろう場合には、か
かる規定は適用されない。
(f)相続税:本社債は、死亡時に保有されていた場合には、オーストラリア又は課税権を有す
るその下部行政組織若しくは当局により課される相続税、遺産税又は承継税の対象とならな
い。
(g)印紙税その他の租税:オーストラリアにおいて、本社債の発行又は譲渡に関しては、従価
印紙税、発行税、登録税又はそれに類似した租税は課されない。
(h)供給源泉徴収税:本社債に関する支払には、1953年オーストラリア課税管理法別表1の第
12-190条に基づく「供給源泉徴収税」は課されない。
― 17 ―
(ⅰ)物品サービス税(GST):本社債に関する供給が受領課税金融供給又は(海外の購入者
の場合には)GST非課税供給であることを理由として、本社債の発行又は取得によってオ
ーストラリアのGSTの納税義務が発生することはない。また、TFAによる元利金の支払
又は本社債の処分はいずれも、オーストラリアにおけるGSTに係る責任を発生させない。
(j)負債/資本ルール:オーストラリア租税法第974節は、配当源泉徴収税及びIWT等のオ
ーストラリアの租税との関係で、(すべての主体についての)負債及び(会社についての)
資本を分類する基準について規定している。TFAは、本社債が第974節に規定される基準
における「負債利息」に分類され、本社債に関する支払がオーストラリア租税法第128条F
における「利息」に分類される本社債を発行する予定である。したがって、第974節は本社
債の所持人のオーストラリアにおける課税上の取扱いに悪影響を与えないと考えられる。
(k)非居住者に対する特定の支払に係る追加源泉徴収税:租税管理法別表1の第12-315条は、
総督に対して、非居住者に対する一定の支払について源泉徴収を義務付ける規則を制定する
権限を付与している。ただし、第12-315条は、すでに現行のIWTに関する規定の適用対象
となっている利息その他の支払、又は明示的にIWTに関する規定の適用の免除を受けてい
る利息その他の支払については、この規則が適用されない旨を明示的に規定している。さら
に、この規則は、指定された支払が在留外国人の課税対象となる所得と合理的に関連付け得
る種類のものであることを担当の大臣が認めた場合にのみ制定され得る。オファリング・サ
ーキュラーの日付以前に公布された規則は、本社債に関する支払と関係を有しない。本社債
については発行時における割引がなされておらず、本社債に基づき償還される元金は、一般
的に課税対象となる所得と合理的に関連付けられないことから、今後制定される規則はかか
る償還にも適用されないと考えられる。本社債の売却による収益に対する将来の規則の適用
の可能性については、動向を注視する必要がある。
(l)外国為替差損益に対する課税:オーストラリア租税法第775節及び第960節には、外国為替
取引の課税関係について定める規定が置かれている。
当該規定は複雑なものであり、オーストラリア国内において事業を行う過程で、豪ドル建
てでない本社債を所有するオーストラリアの居住者又は非居住者である本社債の所持人に対
して適用されることがある。かかる本社債の所持人は、これらの本社債を所有することで生
じる外国為替損益の税計上について、専門家に助言を求めるべきである。
最近の動向
金融取引に対する課税
2007年9月20日、2007年税法改正(金融取引に対する課税)法案(以下「TOFA法案」
という。)が議会で発表された。連邦議会選挙が召集された結果、議会は閉会となり、2007年
10月15日に解散した。当時議会で審議されていたすべての法案(TOFA法案を含む。)は、
廃案となった。TOFA法案に関しては、その復活が予想されることから、その進捗状況を注
視する必要がある。したがって、以下の意見は、TOFA法案が議会で再発表され、以前の形
式で通過した場合のみに関連のある、一般的な所見である。
TOFA法案は、以前の形式で成立していれば、金融取引に係る受領金及び支払金への課税
― 18 ―
に関する代表的な新規定を含むはずであった。かかる新規定は、「金融取引」に係る損益の計
上に際して多数の異なった方法(公正価値、発生主義、再換算、実現主義、ヘッジ及び財務記
録を含む。)を用いるものであった。
TOFA法案によれば、新規定は、2009年7月1日又はそれ以降に開始する最初の課税年度
から適用されることになっていた(ただし、納税者は、希望する場合には2008年7月1日又は
それ以降に開始する課税年度からの新規定の適用を選択することができた。)。さらに、新規
定は、適用開始日において進行中の「金融取引」には適用されない。納税者は、希望する場合
には適用開始日において進行中の「金融取引」への新規定の適用を選択できることになってい
たが、かかる選択がなされた場合は税務上一定の調整が必要となる。
TOFA法案では、規定案が利息源泉徴収税の賦課とどのように(もしあれば)関係するか
示されていなかった。しかし、新規定がオーストラリア租税法第128条Fにおける免除に優先
して適用されることになっていたことを示唆する資料はない。
(2) 日本国の租税
日本国の居住者又は内国法人が支払を受ける本社債の利息及び本社債の償還により支払を受け
る金額が本社債の取得価額を超える場合の超過額は、日本国の租税に関する現行法令の定めると
ころにより課税対象となる。本社債の譲渡によって生ずる所得については、その譲渡人が法人で
ある場合には益金となるが、個人である場合には日本国の租税は課されない。
9
通知
本社債に関するすべての通知は、ロンドンにおいて刊行されている主要な英文の日刊新聞(フィナ
ンシャル・タイムズが予定されている。)又は(それが不可能である場合は)TFAが代理人と協議の
うえ決定する(英国において刊行されている)その他の英文の日刊新聞に公告されるものとする。そ
のように公告された通知は公告が掲載された日になされたものとみなされるが、2回以上掲載され
た場合には、最初の掲載日になされたものとみなされる。利札の所持人は、本項に従って本社債の
所持人に対してなされた内容の通知を受けたものとみなされる。
本社債の最終券面が発行されるまでの間は、大券がすべてユーロクリア及びクリアストリーム・
ルクセンブルクのために保有されている限り、上記の新聞への掲載をユーロクリア及びクリアスト
リーム・ルクセンブルクに対する当該通知の交付(ユーロクリア及びクリアストリーム・ルクセンブ
ルクはこれを本社債の所持人に通達する。)に代えることができる。ユーロクリア及びクリアストリ
ーム・ルクセンブルクに対して交付された通知は、ユーロクリア及びクリアストリーム・ルクセン
ブルクに対して当該通知がなされた日の3日後に本社債の所持人に対してなされたものとみなされ
る。
本社債の所持人により行われる通知は、書面により、これに本社債券を添えて代理人に預託する
ことにより行われるものとする。本社債が大券により表章されている間は、本社債の所持人は、か
かる通知を、代理人と(場合により)ユーロクリア及び/又はクリアストリーム・ルクセンブルクが
このために承認した方法により、(場合により)ユーロクリア及び/又はクリアストリーム・ルクセ
ンブルクを通して代理人に対し行うことができる。
― 19 ―
10
消滅時効
本社債及び利札は、それらに係る関連日(上記「8 課税上の取扱い (1)オーストラリアの租税」
に定義する。)から5年以内に支払のための呈示がなされない場合には無効となる。
TFAが本社債の元利金支払のために代理人に支払ったにもかかわらず、5年間請求されなかっ
た金員は直ちにTFAに返還される。本社債及び利札が無効となった時に、それらに関するTFA
及び代理人のすべての債務は消滅する。
11
準拠法、裁判管轄及び適用除外
本社債及び利札は、英国法に準拠し、かつ、これに従って解釈される。
TFAは、本社債の所持人及び利札の所持人の独占的な利益のために、本社債及び利札に関する
一切の目的のために英国の裁判所の管轄に服することを取消不能の形で受諾しており、かつ、これ
に関し、トヨタ ファイナンシャル サービス(UK)ピーエルシーを、TFAのための訴状送達代理人
として選任する。TFAは、トヨタ ファイナンシャル サービス(UK)ピーエルシーが、訴状送達代
理人として行為することができなくなり、又は英国内での登録を有しなくなった場合には、その他
の者を訴状送達代理人として選任することに合意する。上記にかかわらず、TFAは、本社債及び
利札に起因して又はこれらに関連して生じる訴訟、法的措置又は法的手続が、管轄権を有するその
他の裁判所において提起されうることを、取消不能の形で受諾している。
本社債は、本社債の条項を実施するための1999年契約(第三者の権利)法に基づくいかなる権利も
付与するものではないが、同法とは無関係に存在し又は行使可能な第三者の権利又は救済手段に影
響を及ぼすものではない。
12
その他
(1) 代わり社債券及び代わり利札
本社債券又は利札が紛失、盗失、汚損、毀損又は滅失した場合には、適用ある一切の法令に従
い、ロンドンにおける代理人の所定の事務所(又は本社債の所持人に通知される合衆国外のその他
の場所)において、代わり券を発行することができる。かかる代わり券の発行は、これに関してT
FA及び代理人が負担する経費及び費用を代わり券の請求者が支払ったときに、TFA及び代理
人が要求する証拠、補償、担保その他を条件として行われる。汚損又は毀損した本社債券又は利
札は、代わり社債券又は代わり利札が発行される前に提出されるものとする。
(2) 新設合併又は吸収合併
TFAは、他の法人と新設合併し、TFAの資産の全部若しくは実質上全部を一体として他の
法人に売却、賃貸若しくは譲渡し、又は他の法人と吸収合併することができる。ただし、いずれ
の場合も、(ⅰ)TFAが存続法人であるか、又は承継法人がオーストラリア連邦若しくはその地
方、領域、州若しくは下部行政主体の法律に基づき設立され存続する法人であり、かつ、当該承
継法人が、当該承継法人、TFA及び代理人により締結された代理契約の改定契約によって、す
べての本社債及び利札の元金及び利息(上記「8 課税上の取扱い (1) オーストラリアの租税」
に定める追加額を含む。)の適正かつ適時の支払並びにTFAが履行すべき本社債上の一切の約束
及び条件の適正かつ適時の履行及び遵守を明文をもって引受けるものとし、さらに(ⅱ)かかる取
引の効力発生直後に上記「6 債務不履行事由」に定める債務不履行事由、及び通知若しくは時間
― 20 ―
の経過又はその双方によりかかる債務不履行事由となる事態が発生し継続していてはならない。
かかる新設合併、吸収合併、売却、賃貸又は譲渡の場合には、承継法人が上記の債務を引受けた
ときに、承継法人は、当該法人が社債の要項においてTFAとして指名されているのと同様の効
果をもって、TFAを承継してその地位につき、(賃貸の方法による譲渡の場合を除き)被承継法
人は本社債及び代理契約に基づく債務を免れる。
(3) 代理契約
本社債は、発行会社としてのトヨタ モーター ファイナンス(ネザーランズ)ビーブイ(以下
「TMF」という。)、トヨタ クレジット カナダ インク(以下「TCCI」という。)、トヨタ
モーター クレジット コーポレーション(以下「TMCC」という。)及びTFA、発行代理人兼
主支払代理人兼計算代理人(その承継人たる代理人を含み、以下「代理人」という。)としての
ザ・バンク・オブ・ニューヨーク並びに下記(6)記載のその他の支払代理人(追加され又は承継す
る支払代理人を含み、代理人とともに以下「支払代理人」という。)の間の2007年9月28日付の
現行の代理契約(以下「代理契約」という。)に従い、その利益を享受して発行される。
(4) 交替
TFA(本項において前任の交替発行会社(以下に定義する。)を含む。)は、本社債の所持人及
び利札の所持人の同意なしに、本社債、関連する利札及び代理契約の主たる債務者としてのTF
Aに代わり、トヨタ自動車又はトヨタ自動車の子会社(TFSを含む。)(以下「交替発行会社」
という。)と交替することができる。ただし、以下の事項を条件とする。
(a) TFAに代わりトヨタ自動車の子会社(TFS、TMF、TCCI又はTMCCを除く。)
が交替する場合のうち、TFSの子会社と交替する場合は、かかる子会社とTFSの間で個
別クレジット・サポート・アグリーメントの条件に準じたクレジット・サポート・アグリー
メントが締結され、かつベーシック・アグリーメントが同様の条件で適用されていること、
また、トヨタ自動車の子会社(TFSの子会社を除く。)と交替する場合は、かかる子会社と
トヨタ自動車の間でベーシック・アグリーメントの条件に準じたクレジット・サポート・ア
グリーメントが締結されていること。
(b) 交替発行会社及びTFAは、交替が完全な効力を有するために必要な代理契約に定める捺
印証書(及びその他の書類(もしあれば))(以下「交替書類」という。)を作成するものとし、
当該書類のもとで、(上記の一般性を制限することなく)、(ⅰ)交替発行会社は、TFAに代
わり、本社債及び利札並びに代理契約の主たる債務者として、本社債及び利札並びに代理契
約にTFAに代わりその名称が記載されていたかのように、本社債の所持人及び利札の所持
人のために本社債及び利札の条件並びに代理契約の規定に従うことを約束し、(ⅱ)TFAは、
本社債及び利札並びに代理契約について主たる債務者としての義務を免除されること。
(c) 上記(b)の一般性を害することなく、交替発行会社が、TFAが服する課税管轄と異なる
か又は追加的な課税管轄に服することとなる場合、交替発行会社は、交替書類において、上
記「8 課税上の取扱い
(1) オーストラリアの租税」に相当する表現で、TFAの課税管
轄に関する内容について、これを交替発行会社が服することとなる課税管轄又は追加的に服
することとなる課税管轄に関する内容に置換え又はこれに追加することを約束又は誓約し、
その場合、交替が効力を生じる時に上記「8 課税上の取扱い
税」はこれに従って修正されたものとみなされること。
― 21 ―
(1) オーストラリアの租
(d) 交替書類には、(ⅰ)交替発行会社及びTFAが、かかる交替に必要な一切の政府及び規制
当局による許可及び同意を取得しており、交替発行会社が、交替書類に基づく義務の履行に
必要な一切の政府及び規制当局による許可及び同意を取得しており、かかる許可及び同意が
すべて完全に有効であること、(ⅱ)本社債及び利札並びに代理契約について交替発行会社が
負う義務は、いずれもそれぞれの条件に従って有効かつ拘束力を有し、本社債の所持人によ
り強制執行可能であること、並びに(ⅲ)交替発行会社が支払能力を有することの保証及び表
明が記載されること。
(e) TFAが全国的に認知された調査格付機関より取得し、本社債に適用された格付は、かか
る交替により引下げられることはないこと。
(f) 交替発行会社が英国で設立された会社ではない場合、交替発行会社は、本社債及び利札並
びに代理契約により又はこれらに関連して生じる訴訟又は法的手続に関して、交替発行会社
に代わり訴状を受領する英国の代理人をその送達受領代理人として任命していること。
(g) TFAに代わりTCCI又はトヨタ自動車のカナダ子会社が交替する場合、当該交替発行
会社により源泉徴収税又は他の税金は支払われないこと。
(h) 交替発行会社が選任した定評ある法律顧問により、代理人に対して、(ⅰ)(必要に応じて)
交替発行会社及びTFAが設立された各法域及び英国において、交替が効力を生じた場合、
交替書類が、交替発行会社の法的に有効かつ拘束力ある義務を構成し、本社債及び利札並び
に代理契約が交替発行会社の法的に有効かつ拘束力ある義務を構成し、その条件に従って強
制執行可能であることを確認する旨の法律意見書、及び(ⅱ)日本及び交替発行会社が設立さ
れた法域において、上記(a)に基づきクレジット・サポート・アグリーメントが締結される
場合には、当該クレジット・サポート・アグリーメントがトヨタ自動車、TFS及び交替発
行会社の法的に有効かつ拘束力ある義務を構成し、その条件に従って強制執行可能であるこ
とを確認する旨の法律意見書が提出されていること(かかる法律意見書は、代理人からその
写しを入手することが可能なものであり、かつ、いずれの場合も、交替予定日前3日以内の
日付のものとする。)。
(i) 交替に関連して、交替発行会社及びTFAは、それらが特定の領域に所在若しくは居住し、
特定の領域と関係を有し又は特定の領域の法域に服していることによる、各本社債の所持人
に対するかかる交替の影響については考慮しないこと、また、いかなる者も、かかる交替に
よるその者への税務効果について、社債の要項に規定されるもの及び/又は上記(c)に従っ
て追加的に若しくは置換えて交替書類において約束されたものを除き、交替発行会社、TF
A、代理人又はその他の者に対して、いかなる補償又は支払も要求してはならないこと。
上記(b)に定める交替書類が作成された場合、(ⅰ)交替発行会社は、TFAに代わり、主たる
債務者として本社債及び利札並びに代理契約にその名称が記載される発行会社となり、これによ
り、本社債及び利札並びに代理契約は、主たる債務者としての交替発行会社による交替が効力を
有するよう修正されたものとみなされ、(ⅱ)TFAは、上記のとおり、本社債及び利札並びに代
理契約について主たる債務者としての一切の義務を免除される。交替発行会社がTFAと交替し
た時以降、(A)TFAは、本社債及び利札について、本社債の所持人及び利札の所持人に対して
一切の義務を負わず、(B)交替発行会社は、(上記(c)に従って)本社債及び利札についてTFAが
有していた権利を有し、(C)交替発行会社は、本社債及び利札についてTFAが本社債の所持人
― 22 ―
及び利札の所持人に対して負っていた義務を引き継ぐこととなる。
本社債が未償還である限り、かつ本社債、利札、代理契約又は交替書類に関して本社債の所持
人又は利札の所持人により交替発行会社又はTFAに対してなされた請求について最終判決、決
済又は免責がなされていない限り、交替書類は、代理人に預託され、代理人により保管される。
交替発行会社及びTFAは、交替書類において、各本社債の所持人が、本社債、利札、代理契約
又は交替書類を執行するために交替書類を作成する権利を認めるものとする。
本項に基づく交替が効力を生じた後14日以内に、TFAは、かかる交替について、上記「9
通知」に従って、本社債の所持人に対して通知するものとする。
(5) 様式、額面及び所有権
本社債は無記名式であり、(最終券面の場合は)社債券番号が付され、ニュージーランドドル建
てで、各社債券の額面金額は1,000ニュージーランドドルである。
以下に記載される条件に従って、本社債及び利札の所有権は交付により移転する。各利札の所
持人は、当該利札が社債券に添付されているか否かを問わず、利札の所持人という資格に基づき、
本社債に含まれている当該利札に関係する一切の規定の適用を受け、これに拘束される。以下に
記載される条件に従って、TFA及び支払代理人は、(満期が到来しているか否かを問わず、また、
本社債若しくは利札の所有に係る注記、券面上の記載又は本社債若しくは利札の以前の紛失若し
くは盗失の注記を含む、それに反する内容の通知にかかわらず)本社債又は利札の持参人をその完
全な権利者としてみなして取扱うことができる。ただし、仮大券の場合には、次の段落に定める
規定の適用を妨げない。
当該時点においてユーロクリア又はクリアストリーム・ルクセンブルクの名簿に特定の額面金
額の当該本社債の所持人として登録されている者(クリアストリーム・ルクセンブルク又はユーロ
クリアに口座を保有している決済機関(クリアストリーム・ルクセンブルク及びユーロクリアを含
む。)を除く。この場合、いずれかの者の口座に貸記されている本社債の額面金額に関してユーロ
クリア又はクリアストリーム・ルクセンブルクが発行した証明書その他の書類は、明白な誤り又
は立証された誤りがある場合を除き、すべての点において最終的で拘束力を有する。)は、TFA、
代理人及びその他の支払代理人によりすべての点(本社債の元利金の支払に関する事項を除く。か
かる事項については、仮大券の条項に従い、仮大券の所持人が、TFA、代理人及びその他の支
払代理人により当該本社債の所持人として取扱われるものとし、「本社債の所持人」及びこれに
関連する用語はこれに従って解釈される。)において当該額面金額の本社債の所持人として取扱わ
れる。仮大券により表章される本社債は、その時点におけるユーロクリア又は(場合により)クリ
アストリーム・ルクセンブルクの規則及び手続に従ってのみ、これを譲渡することができる。
本社債は、当初仮大券の形態で発行され、当該仮大券は当初発行日までにユーロクリア及びク
リアストリーム・ルクセンブルクの共通預託機関に利札を付さずに引渡される。本社債が仮大券
によって表章されている間は、交換日(以下に定義する。)より前に支払期日の到来する元金及び
利息(もしあれば)の支払は、ユーロクリア又はクリアストリーム・ルクセンブルクに対して合
衆国財務省規則により定められた(仮大券に定める様式の)非合衆国実質所有が証明された場合
に限り、仮大券の呈示と引換えに行われる。本社債の売出し完了後40日目の日(以下「交換日」
という。)以後、仮大券の持分は、仮大券の条項に従って合衆国財務省規則により定められた非
合衆国実質所有の証明書と引換えに(手数料なしで)利札を付さない恒久大券の持分と交換され
― 23 ―
る。仮大券の所持人は、正当な証明を行ったにもかかわらず、仮大券の恒久大券の持分との交換
が不当に留保又は拒絶された場合を除き、交換日以降、支払期日を迎えた利息又は元金の支払を
受ける権利を有しない。恒久大券は、次のいずれかの場合に、その全部(一部は不可)をセキュ
リティー印刷された利札付の最終券面と交換される。
(ⅰ)TFAが要求したとき。
(ⅱ)(手数料なしで)交換事由(以下に定義する。)が発生したとき。
「交換事由」とは、(ⅰ)債務不履行事由が発生し、継続しているとき、(ⅱ)ユーロクリア及び
クリアストリーム・ルクセンブルクの双方又は恒久大券を保有しているその他の合意された決済
機関が、連続する14日間業務を停止し(法律等に基づく休日を理由とする場合を除く。)、恒久
的に業務を停止する意向を表明し、若しくは実際に恒久的に業務を停止した旨の通知をTFAが
受け、その結果ユーロクリア及びクリアストリーム・ルクセンブルクの双方又は恒久大券を保有
しているその他の合意された当該決済機関が本社債に関するそれらの職務を適切に遂行する意思
を有しなくなったか又はその能力を失い、かつ、代理人及びTFAが適格な後継者をみつけるこ
とができないとき、又は(ⅲ)恒久大券により表章されている本社債が最終券面様式であったなら
ば課されなかったであろう不利益な税務効果にTFAが服することとなり、又は服することが見
込まれるときをいう。
TFAは、交換事由が発生した場合、本社債の所持人に対し、上記「9 通知」に従い直ちに
通知を行う。交換事由が発生した場合、(かかる恒久大券の持分の所持人の指示に従い行為す
る)ユーロクリア、クリアストリーム・ルクセンブルグ及び/又は恒久大券を保有しているその
他の合意された決済機関は、代理人に対し交換請求の通知を行うことができ、上記(ⅱ)に規定
される交換事由が発生した場合には、TFAも代理人に対し交換請求の通知を行うことができる。
かかる交換は、代理人が最初の通知を受領した日から45日以内に行われる。
次の文言が、すべての大券、最終券面及び利札に記載される。
「本証券を保有する米国人(合衆国内国歳入法に定義される。)は、内国歳入法第165(j)条及び
第1287(a)条に定める制限を含む合衆国所得税法上の制限に服する。」
上記文言に言及された条文は、米国の本社債の所持人が、一定の例外を除き、本社債又は利札
に関する損失を税務上控除することができず、また、本社債又は利札に係る売却、処分又は元金
の支払による利益について譲渡益課税の適用を受けることができない旨を定めている。
(6) 支払代理人
発行代理人兼主支払代理人及び支払代理人並びにそれぞれの当初の所定の事務所は、以下のと
おりである。
発行代理人兼主支払代理人
ザ・バンク・オブ・ニューヨーク
(The Bank of New York)
ロンドン
E14
5AL
ワン・カナダ・スクエア
(One Canada Square, London E14 5AL)
支払代理人
ザ・バンク・オブ・ニューヨーク(ルクセンブルク)エス・エー
(The Bank of New York (Luxembourg) S.A.)
― 24 ―
ルクセンブルク
ホーヘンホフ
ゼニンガーベルグ
1A
L-1736
アエロゴルフ・センター
(Aerogolf Center, 1A, Hoehenhof, L-1736 Senningerberg, Luxembourg)
代理人及び支払代理人は、代理契約に基づき職務を行う際に、TFAの代理人としてのみ職務
を行い、本社債の所持人又は利札の所持人に対して義務を負わず、また、本社債の所持人又は利
札の所持人と代理又は信託の関係を有しない。ただし、(本社債の所持人及び利札の所持人に対し
本社債の償還及び利息の支払をするTFAの義務に影響を及ぼすことなく)本社債の元金又は利息
の支払のために代理人が受領した資金は、上記「10 消滅時効」に定められた消滅時効期間が満
了するまで、代理人が本社債の所持人及び/又は利札の所持人のために信託保管する。TFAは、
代理契約に基づきTFAに課された義務を履行し遵守すること、並びに代理契約に基づき代理人
及び支払代理人に課された義務をそれぞれ履行し遵守させるために合理的な努力を尽くすことに
合意する。代理契約は、一定の事情の下での代理人及びその他の支払代理人に対する補償及びそ
れらの責任免除のための規定を含んでおり、また、代理人及びその他の支払代理人がTFAとの
間で営業上の取引を行うことができ、かかる取引から生じた利益を本社債の所持人又は利札の所
持人に帰属させる義務を負わない旨の規定を含んでいる。
TFAは、以下のすべての条件を満足する場合には、支払代理人若しくは代理契約の条項に基
づき指名した他の支払代理人の指名を変更若しくは終了させる権利及び/又は追加の若しくはそ
の他の支払代理人を指名する権利及び/又は支払代理人の所定の事務所の変更を承認する権利を
有する。
(ⅰ)代理人が承認するヨーロッパ大陸内の都市に所定の事務所を有する支払代理人を常置するこ
と。
(ⅱ)代理人を常置すること。
(ⅲ)貯蓄所得に対する課税に関する欧州連合理事会指令2003/48/EC、又はかかる指令を実施す
る法律、かかる指令に準拠している法律若しくはかかる指令に適合させるために制定された法
律に基づく公租公課の源泉徴収又は控除を行う義務を負うことのない欧州連合の加盟国内に支
払代理人を常置すること。
TFAは、また、上記「3 支払 (c)大券」の最終段落に記載された事情が生じた場合に限り、
合衆国に所定の事務所を有する支払代理人を直ちに指名する。かかる指名の変更若しくは終了、
新たな指名又は所定の事務所の変更は、上記「9 通知」に従って、本社債の所持人に対する30
日以上45日以内の事前の通知がなされた後にのみ(支払不能の場合には直ちに)効力を生じるもの
とする。
代理契約には、支払代理人が合併若しくは転換される法人又はその資産の全部若しくは実質上
全部を譲渡する法人が、支払代理人の承継者となることを認める条項が含まれている。
(7) 追加発行
TFAは、本社債又は利札の所持人の同意を得ることなく、すべての点(又は発行日、初回の
利払日及び利息額、及び/又は発行価格を除くすべての点)において本社債と同順位の社債を随時
成立させ発行し、かかる社債を未償還の本社債と統合して単一のシリーズとすることができ、社
債の要項中の「本社債」はこれに従って解釈される。
― 25 ―
<上記の社債以外の社債に関する情報>
第1 【募集要項】
該当事項なし。
第2 【売出要項】
以下に記載するもの以外については、有価証券を売出しにより取得させるに当たり、その都度「訂
正発行登録書」又は「発行登録追補書類」に記載します。
1 【売出有価証券】
【売出社債(短期社債を除く。)】
未定。
2 【売出しの条件】
未定。
― 26 ―
第二部
【参照情報】
第1 【参照書類】
会社の概況及び事業の概況等法第5条第1項第2号に掲げる事項については、以下に掲げる書類を
参照すること。
1 【有価証券報告書及びその添付書類】
事業年度(平成 19 年3月期)
自
平成 18 年4月1日
至
平成 19 年3月 31 日
平成 19 年6月 27 日、関東財務局長に提出。
2 【四半期報告書又は半期報告書】
半期報告書
平成 19 年9月中間期
自
平成 19 年4月1日
至
平成 19 年9月 30 日
平成 19 年 12 月 26 日、関東財務局長に提出。
3 【臨時報告書】
該当事項なし。
4 【訂正報告書】
有価証券報告書の訂正報告書(上記1に係る訂正報告書)
平成 19 年7月 19 日、関東財務局長に提出。
有価証券報告書の訂正報告書(上記1に係る訂正報告書)
平成 20 年1月 25 日、関東財務局長に提出。
第2 【参照書類の補完情報】
上記に掲げた参照書類としての有価証券報告書の「事業等のリスク」に記載された事項について、
当該有価証券報告書の提出日以後、本訂正発行登録書提出日(平成20年5月15日)までの間において
重大な変更は生じておらず、また、追加で記載すべき事項も生じていない。
また、当該有価証券報告書には将来に関する事項が記載されているが、本訂正発行登録書提出日
現在、当該事項に係るトヨタ ファイナンス オーストラリア リミテッドの判断に変更はない。
第3 【参照書類を縦覧に供している場所】
該当事項なし。
― 27 ―
第三部
【保証会社等の情報】
<トヨタ ファイナンス オーストラリア リミテッド2010年6月満期ユーロニュージーランドドル建社債
に関する情報>
第1
【保証会社情報】
該当事項なし。
第2
1
【保証会社以外の会社の情報】
【当該会社の情報の開示を必要とする理由】
本社債に関して保証は付されない。しかし、本社債及び利札の所持人は、トヨタ自動車とTF
Sとの間の2000年7月14日付のクレジット・サポート・アグリーメント(その後の追補を含
む。)及び2000年8月7日付のTFSとTFAとの間のクレジット・サポート・アグリーメント
(両契約とも日本法に準拠する。)(以下、「クレジット・サポート・アグリーメント」と総称
する。)による利益を享受することができる。本社債の所持人は、当該所持人が、請求書にクレ
ジット・サポート・アグリーメントに基づき付与された権利を行使することを明示した書面を添
えて提出することにより、TFS及びトヨタ自動車に対してクレジット・サポート・アグリーメ
ントに基づくそれぞれの債務の履行を直接請求する権利を有する。TFS及び/又はトヨタ自動
車がそのような請求を本社債のいずれかの所持人から受領した場合には、TFS及び/又はトヨ
タ自動車は、当該所持人に対し、TFS及び/又はトヨタ自動車がクレジット・サポート・アグ
リーメントに基づく自己の債務の履行を怠ったために生じた損失又は損害を(当該所持人がいか
なる行為又は手続をとることも要さず)直ちに補償する。請求を行った本社債の所持人は、その
上で、直接TFS及び/又はトヨタ自動車に対して補償債務の強制執行を行うこともできる。
各クレジット・サポート・アグリーメント及び(TFSとTFAとの間のクレジット・サポー
ト・アグリーメントの場合は)その和訳文は、以下に記載のとおりである。
― 28 ―
[トヨタ自動車とTFSとの間のクレジット・サポート・アグリーメント]
クレジット・サポート・アグリーメント
本クレジット・サポート・アグリーメント(以下、「本契約」という。)は、2000年7月14日に、
(1)
日本国愛知県豊田市トヨタ町1番地を本店所在地とする、トヨタ自動車株式会社(以下、「T
MC」という。)、および、
(2)
日本国愛知県名古屋市東区泉一丁目23番22号を本店所在地とする、トヨタファイナンシャルサ
ービス株式会社(以下、「TFS」という。)
との間で締結された。
ここに、以下のとおり合意する。
1.TMCは、TFSの発行済株式のすべてを直接または間接に所有するものとし、TFSのボンド、
ディベンチャー、ノートおよびその他の投資有価証券ならびにコマーシャルペーパー(以下「本
証券」といい、3条で使用される場合を除き、TFSが保証またはクレジット・サポート債務を
負っているTFSの子会社または関連会社によって発行される有価証券を含むものとする。)が
残存する限り、かかる株式に直接もしくは間接に質権を設定し、またはいかなる担保の設定その
他の処分をしないものとする。ただし、TMCの法律顧問の見解により有効に争うことができな
いと見込まれる裁判所の判決または当局の命令に従って、かかる株式の一部または全部の処分が
要求される場合はこの限りではない。
2.TMCは、本証券が残存している限り、TFSおよびTFSの子会社(もしあれば)をして、日
本で一般に認められた会計原則に従って計算されたTFSの直近の監査済年次連結貸借対照表に
おける連結tangible net worthを、1,000万円以上に維持せしめるものとする。tangible net
worthとは、資本金、資本剰余金および利益剰余金の総額から無形資産の額を控除した額をいう。
3.TFSは、期限が現在到来しまたはやがて到来する本証券についての支払債務または保証および
クレジット・サポート契約に基づく債務を履行するに足りる現金またはその他の流動資産を有さ
ず、かつ、TMC以外の貸主からの信用供与に基づく未使用のコミットメントを有しないと判断
した場合はいつでも、遅滞なくTMCにかかる不足を通知するものとし、TMCはTFSに対し、
当該債務についての期限の到来する前に、その期限の到来したときにTFSがかかる支払債務を
完済することを可能とするに足りる資金を提供するものとする。TFSは、TMCより提供され
たかかる資金を、期限が到来した場合の当該支払債務の支払にのみ使用するものとする。
― 29 ―
4.本契約、ならびに本契約のいかなる内容およびTMCが本契約に従ってなしたいかなる行為も、
TMCによる本証券に対する直接または間接の保証とみなされることはないものとする。
5.本契約は、TMCおよびTFS間の書面による合意によってのみ変更または修正されるものとす
るが、本証券の保有者が7条に基づきTMCに対して請求をした場合においては、すべての変更
または修正はかかる保有者の同意を得なければならない。かかる変更または修正のいかなるもの
も、当該変更または修正当時に残存した本証券のいかなる保有者に対しても何らの悪影響も及ぼ
さないものとする。TMCまたはTFSは、かかる提案された変更または修正の30日前に、相手
方に対し書面による通知をなすものとし、TFSまたはTMCの請求によりTFSまたは本証券
に対する格付をした各調査格付機関(以下、「格付機関」という。)にその写しを送付するもの
とする。
6.TMCまたはTFSは、相手方に対する30日の書面による通知(各格付機関に写しを送付するも
のとする。)により、本契約を解除することができる。ただし、解除の効果は、(ⅰ)かかる解除
の通知のなされた日以前から存するすべての本証券が弁済され、または(ⅱ)各格付機関がTF
Sに対し、当該解除によってもかかる全ての本証券の格付が影響を受けないことを確認するまで、
その効力を生じないものとする。
7.本契約は、本証券の保有者の利益のために締結されるものであり、かかる保有者はTMCによる
本契約の条項の遵守に依拠することができるものとする。TMCおよびTFSは、ここに、本証
券の保有者は、TMCに対し、直接本契約に基づく義務の履行を請求する権利を有する旨合意す
る。かかる請求は、当該保有者が、本契約に基づく権利を行使することを明示した書面によりな
されるものとする。TMCが、本証券の保有者のいずれかからかかる請求を受領した場合は、T
MCは、いかなる行為または様式も踏襲することなしに、当該保有者がTMCの本契約に基づく
義務の不履行によりまたはその結果として被った全ての損失または損害について、当該保有者に
対し補償するものとする。かかる請求をした本証券の保有者は、直接TMCに対しかかる損害補
償請求権の執行をすることができるものとする。その保有者の利益のためにtrusteeが選任されて
いる本証券については、trusteeは、本証券の保有者の利益のために、直接TMCに対し上記請求
をすることができ、場合により、かかる保有者のためにTMCに対し損害補償請求権を執行する
ことができるものとする。ただし、trusteeがTMCに対し直接権利行使すべき場合において、か
かる本証券の保有者の権利を保護するための合理的期間内にtrusteeが権利行使を行わず、かかる
不行使が継続するときは、かかる本証券の保有者は本条に基づき認められる行為をなすことがで
きる。
8.本契約は、日本法に準拠し、日本法に従って解釈される。TMCおよびTFSは、ここに、本契
約より生ずるいかなる訴えまたは手続きに関しても、東京地方裁判所の管轄に取消不能の形式に
より服する。
― 30 ―
上記の証として、本契約の当事者は、頭書記載の年月日に、適正に授権された役員に本契約に署名お
よび交付せしめた。
トヨタ自動車株式会社
代表取締役
張
富士夫
㊞
トヨタファイナンシャルサービス株式会社
代表取締役
尾﨑
英外
― 31 ―
㊞
[TFSとTFAとの間のクレジット・サポート・アグリーメント]
(訳
文)
クレジット・サポート・アグリーメント
本クレジット・サポート・アグリーメント(以下、「本契約」という。)は、2000年8月7日に、
(1)
日本国愛知県名古屋市東区泉一丁目23番22号を本店所在地とする、トヨタファイナンシャルサ
ービス株式会社(以下、「TFS」という。)と
(2)
オーストラリア2061ニュー・サウス・ウェールズ州ミルソンズ・ポイント
リート55
ラベンダー・スト
レベル19を本店所在地とする、ニュー・サウス・ウェールズ州に設立された会社で
ある、トヨタ
ファイナンス
オーストラリア
リミテッド(ACN002 435 181)(ABN48
002 435 181)(以下、「TFA」という。)
との間で締結された。
ここに、以下のとおり合意する。
1.TFSは、TFAの発行済株式のすべてを直接又は間接に所有するものとし、TFAのボンド、
ディベンチャー、ノート及びその他の投資有価証券並びにコマーシャルペーパー(以下「本証
券」という。)が残存する限り、かかる株式に直接若しくは間接に質権を設定せず、また、いか
なる担保の設定その他の処分もしないものとする。ただし、TFSの法律顧問の見解により有効
に争うことができないと見込まれる裁判所の判決又は当局の命令に従って、かかる株式の一部又
は全部の処分が要求される場合はこの限りではない。
2.TFSは、本証券が残存している限り、TFA及びTFAの子会社(もしあれば)をして、オー
ストラリアで一般に認められた会計原則に従って計算されたTFAの直近の監査済年次連結貸借
対照表における連結tangible net worthを、150,000豪ドル以上に維持せしめるものとする。
tangible net worthとは、資本金、資本剰余金及び利益剰余金の総額から無形資産の額を控除し
た額をいう。
3.TFAは、期限が現在到来し又はやがて到来する本証券についての支払債務を履行するに足りる
現金又はその他の流動資産を有さず、かつ、TFS以外の貸主からの信用供与に基づく未使用の
コミットメントを有しないと判断した場合はいつでも、遅滞なくTFSにかかる不足を通知する
ものとし、TFSはTFAに対し、当該債務についての期限の到来する前に、その期限の到来し
たときにTFAがかかる支払債務を完済することを可能とするに足りる資金を提供するものとす
る。TFAは、TFSより提供されたかかる資金を、期限が到来した場合の当該支払債務の支払
にのみ使用するものとする。
― 32 ―
4.本契約、並びに本契約のいかなる内容及びTFSが本契約に従ってなしたいかなる行為も、TF
Sによる本証券に対する直接又は間接の保証とみなされることはないものとする。
5.本契約は、TFS及びTFAの間の書面による合意によってのみ変更又は修正されるものとする
が、本証券の保有者が7条に基づきTFSに対して請求をした場合においては、すべての変更又
は修正はかかる保有者の同意を得なければならない。かかる変更又は修正のいかなるものも、当
該変更又は修正当時に残存した本証券のいかなる保有者に対しても何らの悪影響も及ぼさないも
のとする。TFS又はTFAは、かかる提案された変更又は修正の30日前に、相手方に対し書面
による通知をなすものとし、TFA又はTFSの請求によりTFA又は本証券に対する格付をし
た各調査格付機関(以下、「格付機関」という。)にその写しを送付するものとする。
6.TFS又はTFAは、相手方に対する30日の書面による通知(各格付機関に写しを送付するもの
とする。)により、本契約を解除することができる。ただし、解除の効果は、(ⅰ)かかる解除の
通知のなされた日以前から存するすべての本証券が弁済され、又は(ⅱ)各格付機関がTFAに
対し、当該解除によってもかかる全ての本証券の格付が影響を受けないことを確認するまで、そ
の効力を生じないものとする。
7.本契約は、本証券の保有者の利益のために締結されるものであり、かかる保有者はTFSによる
本契約の条項の遵守に依拠することができるものとする。TFS及びTFAは、ここに、本証券
の保有者は、TFSに対し、直接本契約に基づく義務の履行を請求する権利を有する旨合意する。
かかる請求は、当該保有者が、本契約に基づく権利を行使することを明示した書面によりなされ
るものとする。TFSが、本証券の保有者のいずれかからかかる請求を受領した場合は、TFS
は、いかなる行為又は様式も踏襲することなしに、当該保有者がTFSの本契約に基づく義務の
不履行により又はその結果として被った全ての損失又は損害について、当該保有者に対し補償す
るものとする。かかる請求をした本証券の保有者は、直接TFSに対しかかる損害補償請求権の
執行をすることができるものとする。その保有者の利益のためにtrusteeが選任されている本証券
については、trusteeは、本証券の保有者の利益のために、直接TFSに対し上記請求をすること
ができ、場合により、かかる保有者のためにTFSに対し損害補償請求権を執行することができ
るものとする。ただし、trusteeがTFSに対し直接権利行使すべき場合において、かかる本証券
の保有者の権利を保護するための合理的期間内にtrusteeが権利行使を行わず、かかる不行使が継
続するときは、かかる本証券の保有者は本条に基づき認められる行為をなすことができる。
8.本契約は、日本法に準拠し、日本法に従って解釈される。TFS及びTFAは、ここに、本契約
より生ずるいかなる訴え又は手続きに関しても、東京地方裁判所の管轄に取消不能の形式により
服する。
― 33 ―
上記の証として、本契約の当事者は、頭書記載の年月日に、適正に授権された役員に本契約に署名及
び交付せしめた。
トヨタファイナンシャルサービス株式会社
(署
尾﨑
名)
英外
代表取締役
トヨタ
ファイナンス
(署
オーストラリア
名)
ロス・ペイジ・スプリンガー
業務執行取締役
(署
矢島
名)
一朗
次席業務執行取締役
― 34 ―
リミテッド
(原
文)
CREDIT SUPPORT AGREEMENT
This Credit Support Agreement (the "Agreement") is made as of August 7, 2000 by and between
(1)
TOYOTA FlNANCIAL SERVICES CORPORATION, a Japanese corporation having its
principal office at 23-22, Izumi 1-chome, Higashi-ku, Nagoya City, Aichi Prefecture, Japan
("TFS"); and
(2)
TOYOTA FINANCE AUSTRALIA LIMITED (ACN 002 435 181) (ABN 48 002 435
181), a company incorporated in New South Wales having its principal office at Level 19,
55 Lavender Street, Milsons Point, New South Wales 2061, Australia ("TFA").
WHEREBY it is agreed as follows:
1.
TFS will, directly or indirectly, own all of the outstanding shares of the capital stock of TFA
and will not directly or indirectly pledge or in any way encumber or otherwise dispose of
any such shares of stock so long as TFA has any outstanding bonds, debentures, notes and
other investment securities and commercial paper (hereafter "Securities"), unless required to
dispose of any or all such shares of stock pursuant to a court decree or order of any
governmental authority which, in the opinion of counsel to TFS, may not be successfully
challenged.
2.
TFS will cause TFA and TFA's subsidiaries, if any, to have a consolidated tangible net worth,
as determined in accordance with generally accepted accounting principles in Australia and
as shown on TFA's most recent audited annual consolidated balance sheet, of at least
A$150,000 so long as Securities are outstanding. Tangible net worth means the aggregate
amount of issued capital, capital surplus and retained earnings less any intangible assets.
3.
If TFA at any time determines that it will run short of cash or other liquid assets to meet its
payment obligations on any Securities then or subsequently to mature and that it shall have
no unused commitments available under its credit facilities with lenders other than TFS,
then TFA will promptly notify TFS of the shortfall and TFS will make available to TFA,
before the due date of such Securities, funds sufficient to enable it to pay such payment
obligations in full as they fall due. TFA will use such funds made available to it by TFS
solely for the payment of such payment obligations when they fall due.
― 35 ―
4.
This Agreement is not, and nothing herein contained and nothing done by TFS pursuant
hereto shall be deemed to constitute a guarantee, direct or indirect, by TFS of any Securities.
5.
This Agreement may be modified or amended only by the written agreement of TFS and
TFA unless any holder of Securities has made a claim against TFS pursuant to clause 7, in
which case any modification or amendment shall be subject to the consent of such a holder.
No such modification or amendment shall have any adverse effect upon any holder of any
Securities outstanding at the time of such modification or amendment. Either TFS or TFA
will provide written notice to the other, with a copy to each statistical rating agency that,
upon the request of TFA or TFS, has issued a rating in respect of TFA or any Securities
(hereafter a "Rating Agency"), 30 days prior to such proposed modification or amendment.
6.
Either TFS or TFA may terminate this Agreement upon 30 days written notice to the other,
with a copy to each Rating Agency, subject to the limitation that termination will not take
effect until or unless (i) all Securities issued on or prior to the date of such termination
notice have been repaid or (ii) each Rating Agency has confirmed to TFA that the debt
ratings of all such Securities will be unaffected by such termination.
7.
This Agreement is executed for the benefit of the holders of Securities and such holders may
rely on TFS's observance of the provisions of this Agreement. TFS and TFA hereby agree
that the holders of Securities shall have the right to claim directly against TFS to perform
any of its obligations under this Agreement. Such claim shall be made in writing with a
declaration to the effect that such a holder will have recourse to the rights given under this
Agreement.
If TFS receives such a claim from any holder of Securities, TFS shall
indemnify, without any further action or formality, such a holder against any loss or damage
arising out of or as a result of the failure to perform any of its obligations under this
Agreement. The holder of Securities who made the claim may enforce such indemnity
directly against TFS. In relation to any Securities in respect of which a trustee has been
appointed to act for the holders of such Securities, such trustee may make the above
mentioned claim in favor of the holders of Securities directly against TFS and, where
appropriate, it may enforce the indemnity against TFS in favor of such holders. Provided
that, if the trustee, having become bound to proceed directly against TFS, fails to do so
within a reasonable period thereafter to protect the interests of the holders of such Securities,
and such failure shall be continuing, the holders of such Securities may take actions
available under this clause.
― 36 ―
8.
This Agreement shall be governed by, and construed in accordance with, the laws of Japan.
TFS and TFA hereby irrevocably submit to the jurisdiction of the Tokyo District Court over
any action or proceeding arising out of this Agreement.
IN WITNESS WHEREOF, the parties hereto have caused this Agreement to be executed
and delivered by their respective officers thereunto duly authorised as of the day and year first
above written.
TOYOTA FINANCIAL SERVICES
CORPORATION
By:
Hideto Ozaki
Representative Director
TOYOTA FINANCE AUSTRALIA LIMITED
By:
Ross Page Springer
Managing Director
By:
Ichiro Yajima
Deputy Managing Director
― 37 ―
2
【継続開示会社たる当該会社に関する事項】
トヨタ自動車は、継続開示会社である。
(1)当該会社が提出した書類
イ.有価証券報告書及びその添付書類
事業年度(平成19年3月期)
自
平成18年4月1日
至
平成19年3月31日
平成19年6月25日、関東財務局長に提出。
ロ.四半期報告書又は半期報告書
半期報告書
平成19年9月中間期
自
平成19年4月1日
至
平成19年9月30日
平成19年12月21日、関東財務局長に提出。
ハ.臨時報告書
該当事項なし。
ニ.訂正報告書
該当事項なし。
(2)上記書類を縦覧に供している場所
名
所
称
ト ヨ タ 自 動 車 株 式 会 社
本 社
在
地
愛知県豊田市トヨタ町1番地
株 式 会 社 東 京 証 券 取 引 所
東京都中央区日本橋兜町2番1号
株 式 会 社 名 古 屋 証 券 取 引 所
名古屋市中区栄三丁目8番20号
株 式 会 社 大 阪 証 券 取 引 所
大阪市中央区北浜一丁目8番16号
証 券 会 員 制 法 人 福 岡 証 券 取 引 所
福岡市中央区天神二丁目14番2号
証 券 会 員 制 法 人 札 幌 証 券 取 引 所
札幌市中央区南一条西五丁目14番地の1
― 38 ―
(3)事業の概況及び主要な経営指標等の推移
イ.事業の概況
トヨタ自動車およびその関係会社(子会社522社および関連会社222社 (平成19年3月31日現在)により構
成)においては、自動車事業を中心に、金融事業およびその他の事業を行っている。
なお、次の3つに区分された事業はトヨタ自動車が平成19年6月25日に提出した有価証券報告書「第5
経理の状況
1
連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記24」に掲げる事業の種類別セグメント情報の区分
と同様である。
自動車
当事業においては、セダン、ミニバン、2BOX、スポーツユーティリティビークル、トラッ
ク等の自動車とその関連部品・用品の設計、製造および販売を行っている。自動車は、トヨタ
自動車、日野自動車㈱およびダイハツ工業㈱が主に製造しているが、一部については、トヨタ
車体㈱等に生産委託しており、海外においては、トヨタ
モーター
マニュファクチャリング
ケンタッキー㈱等が製造している。自動車部品は、トヨタ自動車および㈱デンソー等が製造し
ている。これらの製品は、国内では、東京トヨペット㈱等の全国の販売店を通じて顧客に販売
するとともに、一部大口顧客に対してはトヨタ自動車が直接販売を行っている。一方、海外に
おいては、米国トヨタ自動車販売㈱等の販売会社を通じて販売している。そのほか、フォルク
スワーゲン車の国内市場における販売を行っている。
自動車事業における主な製品は次のとおりである。
主な製品の種類
LS、クラウン、カムリ、プリウス、カローラ、ラクティス、ヴィッツ、パッソ、エスティマ、
ウィッシュ、ヴォクシー、RAV4、ムーヴ、プロフィア ほか
金融
当事業においては、主としてトヨタ自動車およびその関係会社が製造する自動車および他の製
品の販売を補完するための金融ならびに車両および機器のリース事業を行っている。国内では、
トヨタファイナンス㈱等が、海外では、トヨタ
モーター
クレジット㈱等が、これらの販売
金融サービスを提供している。
その他
その他の事業では、住宅の設計、製造および販売、情報通信事業等を行っている。住宅は、主
にトヨタ自動車が製造し、トヨタホーム㈱および国内販売店を通じて販売している。
― 39 ―
ロ.主要な経営指標等の推移
(1) 連結経営指標等
①
日本会計基準
決算期
平成15年3月期 平成16年3月期 平成17年3月期 平成18年3月期 平成19年3月期
売上高
(百万円)
16,054,290
―
―
―
―
経常利益
(百万円)
1,414,003
―
―
―
―
当期純利益
(百万円)
944,671
―
―
―
―
純資産額
(百万円)
7,460,267
―
―
―
―
総資産額
(百万円)
20,742,386
―
―
―
―
1株当たり純資産額
(円)
2,226.34
―
―
―
―
1株当たり当期純利益
(円)
272.75
―
―
―
―
潜在株式調整後
1株当たり当期純利益
(円)
272.73
―
―
―
―
自己資本比率
(%)
36.0
―
―
―
―
自己資本利益率
(%)
12.8
―
―
―
―
株価収益率
(倍)
9.7
―
―
―
―
(百万円)
1,329,472
―
―
―
―
(百万円)
△1,385,814
―
―
―
―
(百万円)
33,555
―
―
―
―
(百万円)
1,623,241
―
―
―
―
―
―
―
―
営業活動による
キャッシュ・フロー
投資活動による
キャッシュ・フロー
財務活動による
キャッシュ・フロー
現金及び現金同等物の
期末残高
従業員数
[外、平均臨時雇用人員]
(人)
264,096
[30,816]
(注) 1 平成14年3月に「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」が改正されたことに伴い、平成
16年3月期より連結財務諸表について米国会計基準に基づいて作成している。よって、当該期間以降の数
値は記載していない。
2 売上高は消費税等を含まない。
3 平成15年3月期については、退職給付会計に関する実務指針 (中間報告) 第47-2項に定める経過措置を
適用し、持分法による投資利益32,341百万円を「営業外収益」に、厚生年金基金代行部分返上益235,314
百万円を「特別利益」として計上している。これにより、平成15年3月期は、「当期純利益」が170,517
百万円増加している。
― 40 ―
② 米国会計基準
決算期
売上高
平成16年3月期 平成17年3月期 平成18年3月期 平成19年3月期
(百万円)
17,294,760
18,551,526
21,036,909
23,948,091
税金等調整前当期純利益 (百万円)
1,765,793
1,754,637
2,087,360
2,382,516
当期純利益
(百万円)
1,162,098
1,171,260
1,372,180
1,644,032
純資産額
(百万円)
8,178,567
9,044,950
10,560,449
11,836,092
総資産額
(百万円)
22,040,228
24,335,011
28,731,595
32,574,779
(円)
2,456.08
2,767.67
3,257.63
3,701.17
(円)
342.90
355.35
421.76
512.09
(円)
342.86
355.28
421.62
511.80
自己資本比率
(%)
37.1
37.2
36.8
36.3
自己資本利益率
(%)
15.2
13.6
14.0
14.7
株価収益率
(倍)
11.3
11.2
15.2
14.7
(百万円)
2,186,734
2,370,940
2,515,480
3,238,173
(百万円)
△2,216,495
△3,061,196
△3,375,500
△3,814,378
(百万円)
242,223
419,384
876,911
881,768
(百万円)
1,729,776
1,483,753
1,569,387
1,900,379
1株当たり純資産額
基本1株当たり
当期純利益
希薄化後1株当たり
当期純利益
営業活動による
キャッシュ・フロー
投資活動による
キャッシュ・フロー
財務活動による
キャッシュ・フロー
現金及び現金同等物
期末残高
従業員数
[外、平均臨時雇用人員]
(人)
264,410
[40,973]
265,753
[59,481]
285,977
[73,701]
299,394
[81,906]
(注) 1 売上高は消費税等を含まない。
2 平成17年3月期の連結キャッシュ・フロー計算書より、たな卸資産の販売に関連する金融債権の発生と回
収に係るキャッシュ・フローを、投資活動から営業活動の区分に組替えて表示しており、平成16年3月期
についても、平成17年3月期以降の表示方法に合わせて組替再表示している。これにより、平成16年3月
期は、従来の方法に比べて「営業活動によるキャッシュ・フロー」が96,289百万円減少し、「投資活動に
よるキャッシュ・フロー」が同額増加している。
― 41 ―
(2) トヨタ自動車の経営指標等
回次
第99期
決算期
第100期
第101期
第102期
第103期
平成15年3月期 平成16年3月期 平成17年3月期 平成18年3月期 平成19年3月期
売上高
(百万円)
8,739,310
8,963,712
9,218,386
10,191,838
11,571,834
経常利益
(百万円)
892,676
915,728
856,231
1,104,781
1,555,193
当期純利益
(百万円)
634,059
581,470
529,329
765,961
1,060,109
資本金
(百万円)
397,049
397,049
397,049
397,049
397,049
(千株)
3,609,997
3,609,997
3,609,997
3,609,997
3,609,997
純資産額
(百万円)
5,703,321
5,984,675
6,057,810
6,686,895
7,150,603
総資産額
(百万円)
8,592,823
8,817,164
9,070,991
9,909,010
10,661,169
1株当たり純資産額
(円)
1,652.15
1,796.75
1,853.42
2,062.51
2,235.64
1株当たり配当額
(うち1株当たり
中間配当額)
36
45
65
90
120
(円)
(16)
(20)
(25)
(35)
(50)
1株当たり当期純利益
(円)
178.12
171.08
160.38
235.20
330.20
潜在株式調整後
1株当たり当期純利益
(円)
178.12
171.06
160.35
235.13
330.01
自己資本比率
(%)
66.4
67.9
66.8
67.5
67.1
自己資本利益率
(%)
11.2
9.9
8.8
12.0
15.3
株価収益率
(倍)
14.79
22.7
24.9
27.3
22.9
配当性向
(%)
19.8
26.0
40.5
38.3
36.3
(人)
65,551
[ ― ]
65,346
[8,147]
発行済株式総数
従業員数
[外、平均臨時雇用人員]
64,237
[16,913]
65,798
[19,164]
67,650
[18,154]
(注) 1 売上高は消費税等を含まない。
2 第99期については、退職給付会計に関する実務指針(中間報告)第47-2項に定める経過措置を適用し、厚
生年金基金代行部分返上益162,457百万円を「特別利益」として計上している。これにより、第99期は、
「当期純利益」が95,395百万円増加している。
3 第100期については、厚生年金基金代行返上資産将来分認可後発生運用損23,231百万円を「特別損失」と
して計上している。これにより、「当期純利益」が13,957百万円減少している。
4 第101期より、固定資産の減損に係る会計基準を適用している。これにより、第101期は、減損損失24,996
百万円を「特別損失」として計上し、「当期純利益」が同額減少している。
5 平均臨時雇用人員が従業員数の100分の10未満である事業年度については、平均臨時雇用人員を記載して
いない。
― 42 ―
3
【継続開示会社に該当しない当該会社に関する事項】
TFSは、継続開示会社に該当しない会社である。
会社名・代表者の役職名及び本店所在の場所
会社名
トヨタファイナンシャルサービス株式会社
代表者の役職氏名
取締役社長
本店の所在の場所
愛知県名古屋市西区牛島町6番1号名古屋ルーセントタワー
尾
﨑
英
― 43 ―
外
第1 企業の概況
1
主要な経営指標等の推移
(1) 最近5連結会計年度に係る主要な経営指標等の推移
決算期
平成15年3月期 平成16年3月期 平成17年3月期 平成18年3月期 平成19年3月期
売上高
(百万円)
716,498
723,806
760,852
975,654
1,275,928
経常利益
(百万円)
25,945
135,892
174,111
161,225
143,356
当期純利益
(百万円)
15,319
77,929
112,870
101,157
97,484
純資産額
(百万円)
465,924
516,729
652,231
815,496
946,648
総資産額
(百万円)
7,296,489
7,944,813
9,174,924
11,163,413
13,217,628
1株当たり純資産額
(円)
344,969.94
344,346.65
415,277.22
519,214.80
596,196.14
1株当たり当期純利益
(円)
11,311.97
54,563.54
72,777.90
64,366.76
62,072.31
潜在株式調整後1株
当たり当期純利益
(円)
―
―
―
―
―
自己資本比率
(%)
6.4
6.5
7.1
7.3
7.1
自己資本利益率
(%)
3.2
15.9
19.3
13.8
11.1
株価収益率
(倍)
―
―
―
―
―
営業活動による
(百万円)
―
―
―
―
―
キャッシュ・フロー
投資活動による
(百万円)
―
―
―
―
―
キャッシュ・フロー
財務活動による
(百万円)
―
―
―
―
―
キャッシュ・フロー
現金及び現金同等物
(百万円)
―
―
―
―
―
の期末残高
5,677
6,365
6,817
6,958 7,362(1,493.0
従業員数
(人)
(1,566.5)
(1,640.2)
(1,290.0)
(1,519.0)
)
(外、平均臨時雇用者数)
(注) 1 売上高は消費税等を含まない。
2 トヨタファイナンシャルサービス株式会社は潜在株式が存在しない為、潜在株式調整後1株当たり当期
純利益金額を記載していない。
3 トヨタファイナンシャルサービス株式会社は非上場である為、株価収益率を記載していない。
4 トヨタファイナンシャルサービス株式会社は連結キャッシュ・フロー計算書を作成していない為、「営
業活動によるキャッシュ・フロー」、「投資活動によるキャッシュ・フロー」「財務活動によるキャッ
シュ・フロー」及び「現金及び現金同等物の期末残高」を記載していない。
5 純資産額の算定にあたり、平成19年3月期より「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準」
(企業会計基準第5号 平成17年12月9日)及び「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準等
の適用指針」(企業会計基準適用指針第8号 平成17年12月9日)を適用している。
― 44 ―
(2) トヨタファイナンシャルサービス株式会社の最近5事業年度に係る主要な経営指標等の推移
決算期
平成15年3月期 平成16年3月期 平成17年3月期 平成18年3月期 平成19年3月期
売上高
(百万円)
3,662
3,943
4,447
7,022
6,811
経常利益
(百万円)
1,221
1,178
1,105
3,655
2,759
当期純利益又は当期純
(百万円)
損失(△)
573
698
678
2,457
△6,468
67,525
75,025
78,525
78,525
78,525
1,350,500
1,500,500
1,570,500
1,570,500
1,570,500
資本金
発行済株式総数
(百万円)
(株)
純資産額
(百万円)
135,166
150,903
158,578
161,009
154,515
総資産額
(百万円)
289,133
384,407
365,761
281,263
270,028
1株当たり純資産額
(円)
100,086.55
100,568.61
100,973.19
102,521.16
98,386.26
1株当たり配当額
(円)
―
―
―
―
―
(円)
424.33
490.02
437.37
1,564.68
△4,118.80
(円)
―
―
―
―
―
自己資本比率
(%)
46.7
39.3
43.4
57.2
57.2
自己資本利益率
(%)
0.4
0.5
0.4
1.5
△4.1
株価収益率
(倍)
―
―
―
―
―
配当性向
(%)
―
―
―
―
―
1株当たり当期純利益
又は当期純損失(△)
潜在株式調整後1株当
たり当期純利益又は当
期純損失(△)
従業員数
55
57
56
65
78
(人)
(外、平均臨時雇用者数)
(10.8)
(13.3)
(14.0)
(8.2)
(4.1)
(注) 1 売上高は消費税等を含まない。
2 トヨタファイナンシャルサービス株式会社は潜在株式が存在しない為、潜在株式調整後1株当たり当期
純利益又は当期純損失金額を記載していない。
3 トヨタファイナンシャルサービス株式会社は非上場である為、株価収益率を記載していない。
4 純資産額の算定にあたり、平成19年3月期より「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準」
(企業会計基準第5号 平成17年12月9日)及び「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準等
の適用指針」(企業会計基準適用指針第8号 平成17年12月9日)を適用している。
― 45 ―
2
沿革
・トヨタファイナンシャルサービス株式会社は、トヨタの金融事業の競争力強化と意思決定の迅速化
を図ることを目的に国内外の金融子会社を傘下に置く統括会社として平成12年7月にトヨタ自動車
株式会社の100%出資で設立された。
年月
概要
昭和57年6月
トヨタ ファイナンス オーストラリア株式会社(豪州)設立
トヨタの販売金融サービスの世界展開開始
トヨタ モーター クレジット株式会社(米国)設立
トヨタ モーター ファイナンス(ネザーランズ)株式会社(オランダ)設立
トヨタ クレジットバンク有限会社(独)設立
トヨタファイナンス株式会社(日本)設立
トヨタ モーター ファイナンス(UK)株式会社〔現トヨタ ファイナンシャル サービス(UK)株式会
社〕(英国)設立
トヨタ ファイナンス ニュージーランド株式会社(ニュージーランド)設立
トヨタ クレジット カナダ株式会社(カナダ)設立
トヨタ リーシング タイランド株式会社(タイ)設立
トヨタ クレジット プエルト・リコ株式会社(プエルト・リコ)設立
トヨタ ファイナンシャル サービス(UK)株式会社〔現トヨタ ファイナンシャル サービス
(UK)No.2株式会社〕(英国)設立
トヨタ クレジット アルゼンチン株式会社(アルゼンチン)設立
バンコ トヨタ ブラジル株式会社(ブラジル)設立
株式会社トヨタアカウンティングサービス(日本)設立
トヨタ バンク ポーランド株式会社(ポーランド)設立
トヨタ ファイナンシャル サービス サウス アフリカ株式会社(南アフリカ)設立
トヨタ ファイナンシャル サービス チェコ有限会社(チェコ)設立
主にトヨタ自動車株式会社が保有する販売金融子会社株式の現物出資により、
トヨタファイナンシャルサービス株式会社設立(資本金585億円)
トヨタファイナンシャルサービス証券株式会社(日本)設立
トヨタ ファイナンシャル サービス アメリカ株式会社(米国)設立
トヨタアセットマネジメント株式会社(日本)の株式取得(持株比率50%)
トヨタ ファイナンス フィンランド株式会社(フィンランド)の株式取得(持株比率100%)
トヨタ サービス デ ベネズエラ株式会社(ベネズエラ)設立
トヨタ サービス デ メキシコ株式会社〔現トヨタ ファイナンシャル サービス メキシコ株式会
社〕(メキシコ)設立
Seabanc GE キャピタル株式会社〔現UMW トヨタ キャピタル株式会社〕(マレーシア)の株式取得
(持株比率49%)
トヨタ ファイナンシャル サービス デンマーク株式会社(デンマーク)設立
トヨタ ファイナンシャル サービス ハンガリー株式会社(ハンガリー)設立
トヨタ ファイナンシャル サービス フィリピン株式会社(フィリピン)設立
和潤企業株式会社(台湾)の株式取得(持株比率33.3%)
和運租車株式会社(台湾)の株式取得(持株比率33.3%)
UMW トヨタ キャピタル株式会社(マレーシア)の株式追加取得(持株比率70%)により子会社化
トヨタ ファイナンシャル セービング バンク株式会社(米国)設立
トヨタ コンパニーア フィナンシェラ デ アルゼンチン株式会社(アルゼンチン)設立
トヨタ モーター ファイナンス チャイナ有限会社(中国)設立
トヨタ ファイナンシャル サービス スロバキア有限会社(スロバキア)設立
トヨタ ファイナンシャル サービス証券USA株式会社(米国)設立
トヨタ ファイナンシャル サービス コリア株式会社(韓国)設立
トヨタファイナンスカードサービス株式会社(日本)設立
PT KDLC バンクバリ ファイナンス株式会社〔現PT トヨタ アストラ ファイナンシャル サービ
ス株式会社〕(インドネシア)の株式取得(持分比率50%)
57年10月
62年8月
63年4月
63年11月
平成元年7月
2年2月
5年10月
8年1月
10年7月
10年9月
11年1月
11年7月
12年3月
12年4月
12年6月
12年7月
12年8月
13年4月
13年10月
13年12月
14年1月
14年7月
14年8月
14年12月
15年7月
16年5月
16年11月
17年1月
17年2月
17年11月
18年2月
― 46 ―
3
事業の内容
・当社グループは、当社、国内外の連結子会社51社および関連会社7社で構成され(平成19年3月31日
現在)、親会社であるトヨタ自動車株式会社の製品に関する販売金融サービスを中心に事業展開して
いる。当社グループの提供する金融サービスは、自動車ローンおよびリースの提供、販売店への資
金の貸付、保険仲介等の「販売金融事業」並びにクレジットカード事業、証券業等の「その他の金
融事業」である。
・販売金融事業については、日本においては、トヨタファイナンス株式会社が、北米地域においては
トヨタ
モーター
においては、トヨタ
クレジット株式会社およびトヨタ
ファイナンシャル
クレジット
カナダ株式会社が、欧州地域
サービス(UK)株式会社およびトヨタ
有限会社などが、その他地域においてはトヨタ
ファイナンス
クレジットバンク
オーストラリア株式会社などが展
開しており、現在、世界31カ国で顧客への販売金融サービスの提供を行っている。
・その他の金融事業については、トヨタファイナンス株式会社等においてクレジットカード事業を、
トヨタファイナンシャルサービス証券株式会社において投資信託・社債の販売等を実施している。
・当社の主な事業内容は、これら金融事業の企画・戦略の立案、関係各社の収益管理・リスク管理、
金融事業の効率化推進等である。
(関係会社系統図)
― 47 ―
4
関係会社の状況
名称
住所
資本金又は
出資金
主要な事業
の内容
議決権の所有
割合(%)
関係内容
(親会社)
トヨタ自動車㈱
※2
愛知県豊田市
(百万円)
397,049
自動車の
製造・販売
被所有
100
役員の兼任…有
資金の借入
(連結子会社)
トヨタ自動車
製品にかかる販売
金融
所有
トヨタ モーター
クレジット㈱ ※1※2※3
Torrance,
California, U.S.A.
(千米ドル)
915,000
トヨタ クレジット
プエルト・リコ㈱
Rio Piedras,
Puerto Rico
(米ドル)
トヨタ モーター
インシュアランス
Torrance,
California, U.S.A.
(米ドル)
トヨタ ファイナンシャル
セービング バンク㈱
Henderson,
Nevada, U.S.A.
(米ドル)
トヨタ クレジット
カナダ㈱ ※1
Markham,
Ontario, Canada
(千加ドル)
トヨタ ファイナンシャル
サービス メキシコ㈱
Mexico city,
Mexico
(千メキシコ・
ペソ)
491,368
トヨタ自動車製品
にかかる販売金融
100
役員の兼任…有
(100)
トヨタ サービス
ベネズエラ㈱
Caracas, Venezuela
(百万ボリバル)
10,709
トヨタ自動車製品
にかかる販売金融
100
役員の兼任…有
(100)
Sao Paulo, Brazil
(千ブラジル・
レアル)
81,670
トヨタ自動車製品
にかかる販売金融
100
役員の兼任…無
(100)
サービス㈱
※1
デ
バンコ トヨタ
ブラジル㈱
トヨタ
クレジットバンク㈲
※1
Cologne, Germany
100 役員の兼任…有
(100)
50,000
トヨタ自動車製品
にかかる販売金融
100
役員の兼任…有
(100)
10,000
トヨタ自動車関連
の保険代理店業務
100
役員の兼任…有
(100)
トヨタ自動車販売
店向け
設備融資等
100
役員の兼任…無
(100)
500
60,000
(千ユーロ)
トヨタ自動車製品
にかかる販売金融
100
役員の兼任…有
30,000
トヨタ自動車製品
にかかる販売金融
1,000
トヨタ自動車製品
にかかる販売金融
(千英ポンド)
94,000
トヨタ自動車製品
にかかる販売金融
(千ユーロ)
トヨタ自動車製品
にかかる販売金融
100
役員の兼任…無
(100)
(千ユーロ)
100
役員の兼任…有
トヨタ
リーシング㈲
Cologne, Germany
トヨタ ファイナンシャル
サービス(UK)㈱ ※1
Burgh Heath,
Epsom, Surrey,
United Kingdom
トヨタ ファイナンス
フィンランド㈱
Vantaa, Finland
トヨタ ファイナンシャル
サービス デンマーク㈱
Copenhagen, Denmark
(千デンマーク・
クローネ)
190,000
トヨタ自動車製品
にかかる販売金融
80.1
役員の兼任…無
(80.1)
トヨタ バンク
ポーランド㈱
Warsaw, Poland
(千ポーランド・
トヨタ自動車製品
ズローチ)
にかかる販売金融
71,000
100
役員の兼任…有
(100)
トヨタ リーシング
ポーランド㈲
Warsaw, Poland
(千ポーランド・
トヨタ自動車製品
ズローチ)
にかかる販売金融
9,000
100
役員の兼任…無
(100)
トヨタ ファイナンシャル
サービス ハンガリー㈱
Budapest, Hungary
(千ハンガリー・
フォリント)
1,870,000
10,092
― 48 ―
トヨタ自動車製品
にかかる販売金融
100
役員の兼任…無
(100)
100
役員の兼任…有
51
役員の兼任…有
(51)
名称
住所
資本金又は
出資金
主要な事業
の内容
トヨタ自動車製品
にかかる販売金融
トヨタ ファイナンス
オーストラリア㈱ ※1※2
Sydney,
New South Wales,
Australia
(千豪ドル)
120,000
トヨタ ファイナンス
ニュージーランド㈱
Auckland,
New Zealand
(千ニュージーラン
トヨタ自動車製品
ド・ドル)
にかかる販売金融
11,000
トヨタ リーシング
タイランド㈱ ※1
Bangkok, Thailand
トヨタ ファイナンシャル
サービス フィリピン㈱
Makati City,
Philippines
(百万タイ・
バーツ)
6,000
トヨタファイナンス㈱
東京都
※1※2※3
江東区
(千フィリピン・
ペソ)
500,000
100
役員の兼任…有
資金の貸付
トヨタグループ会
社への資金調達支
援
100
役員の兼任…有
トヨタ自動車製品
にかかる販売金融
70
役員の兼任…有
800,000
トヨタ自動車製品
にかかる販売金融
100
役員の兼任…有
(百万ウォン)
20,000
トヨタ自動車製品
にかかる販売金融
100
役員の兼任…有
資本金又は
出資金
主要な事業
の内容
16,500
Selangor Darul
Ehsan,
Malaysia
(千マレーシア・
リンギット)
87,000
トヨタ ファイナンシャル
サービス コリア㈱
その他
中国
北京
Seoul, Korea
78.9
役員の兼任…有
(0.2)
トヨタ自動車製品
にかかる販売金融
(百万円)
UMW
ファイナンス
100
役員の兼任…無
(45.5)
役員の兼任…有
(千ユーロ)
トヨタ モーター
チャイナ㈲ ※1
役員の兼任…有
60
Amsterdam,
Netherlands
キャピタル㈱
100
関係内容
トヨタ自動車製品
にかかる販売金融
トヨタ モーター
ファイナンス(ネザーランズ)㈱
トヨタ
トヨタ自動車製品
にかかる販売金融
議決権の所有
割合(%)
908
(千元)
26社
名称
住所
議決権の所有
割合(%)
関係内容
(持分法適用関連会社)
トヨタ ファイナンシャル
サービス サウス アフリカ㈱
Johannesburg,
South Africa
(千南アフリカ・
ランド)
645,000
トヨタ自動車製品
にかかる販売金融
和潤企業㈱
台湾
台北市
(千台湾ドル)
1,317,139
トヨタ自動車製品
にかかる販売金融
33.2
役員の兼任…有
和運祖車㈱
台湾
台北市
(千台湾ドル)
264,218
トヨタ自動車製品
にかかる販売金融
33.2
役員の兼任…有
その他
33.3
役員の兼任…有
(33.3)
4社
(注) 1
*1:特定子会社に該当する。なお、(連結子会社)その他に含まれる会社のうち特定子会社に該当する
会社は、トヨタ ファイナンシャル サービス アメリカ㈱及びトヨタ ファイナンシャル サービス
(UK)No.2㈱である。
2 *2:有価証券報告書を提出している。
3 議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数。
4 *3:トヨタ モーター クレジット㈱及びトヨタファイナンス㈱については売上高(連結会社相互間
の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えているが、有価証券報告書を提出してお
り、又所在地別セグメントの売上高に占める当該連結子会社の売上高(セグメント間の内部売上高又は
振替高を含む)の割合が、100分の90を超えている為、主要な損益情報等の記載を省略している。
当中間連結会計期間において、重要な関係会社の異動はない。
― 49 ―
5
従業員の状況
(1) 連結会社の状況
平成19年9月30日現在
事業の種類別セグメントの名称
従業員数(人)
販売金融
6,658
その他の金融
915
その他
144
7,717
(1,506.0)
(注) 従業員数については、就業人員(トヨタファイナンシャルサービス株式会社グループからグループ外への出
向者は除き、グループ外からの出向者を含む。)であり、臨時雇用者数(パートタイマー、人材会社からの
派遣社員を含む。)は当中間連結会計期間の平均人員を( )内に外数で記載している。
合計
(2) トヨタファイナンシャルサービス株式会社の状況
平成19年3月31日現在
従業員数(人)
平均年齢(歳)
平均勤続年数(年)
平均年間給与(千円)
78
38.5
1.7
9,092
(4.1)
(注) 1 従業員数については、就業人員(トヨタファイナンシャルサービス株式会社から社外への出向者を除き、
社外からトヨタファイナンシャルサービス株式会社への出向者を含む。)であり、臨時雇用者数(人材会
社からの派遣社員を含む。)は、年間の平均人員を( )外数で記載している。
2 平均年間給与額は、基準外賃金及び賞与を含む。
3 従業員数が前事業年度に比べ13名増加したのは、主として当社子会社等の新規設立・業容拡大に伴う管
理業務増加、戦力安定化のための派遣社員から契約社員への転換制度導入などによるものである。
(3) 労働組合の状況
トヨタファイナンシャルサービス株式会社の企業集団には労働組合はない。
また労使間に特記すべき事項はない。
― 50 ―
第2 事業の状況
1
業績等の概要
(1) 業績
当連結会計年度(平成18年4月1日から平成19年3月31日まで)
当事業年度のわが国経済は、原油価格の上昇など不安定要素を抱えながらも、堅調な輸出や雇用
の改善、さらには旺盛な企業の設備投資に支えられ、緩やかな景気回復が持続した。海外において
は、欧州経済が順調に回復し、アジアも中国を中心に高い経済成長を達成したが、米国経済につい
ては、ガソリン価格の高騰や利上げ効果の浸透により、成長鈍化の兆しが見え始めた。
わが国の金融市場では、世界的な金融引締めの影響を受け、株価が昨年5月以降調整したが、そ
の後は上昇に転じ、今年2月には日経平均が6年来高値となる18,200円台まで回復した。日銀のゼ
ロ金利政策解除に伴い利上げが2回実施され、短期金利は上昇したものの、物価上昇の可能性は低
いとの見方から、長期金利は逆に低下した。為替レートについては、内外金利差の拡大に伴い、主
要通貨に対して総じて円安傾向が続いた。
この様な状況の中、当社グループは、昨年に続き、「Growth,Efficiency&Change」をスローガン
に、中長期経営計画の主要課題である「トヨタ・グローバル・ビジョン2010達成に向けた金融面で
の強力なサポート」、「カスタマー・ファーストの徹底」、「新興国への事業展開」、「利益成長
のための新たな取組み」、「ローコスト・ビジネスモデルへの転換」などに着実に取組んできた。
中核である販売金融事業においては、世界各地域の販売統括会社・ディストリビューター・販売
店との連携を強化すると共に、お客様にイージーペイメントを訴求する残価設定型商品や若者向け
長期ローンに加え、保険やメンテナンスをセットにしたパッケージ型ローン、「タンドラ向けリー
ス」、「オーリス
キーフォーキー」など、地域特性や顧客ニーズに対応した商品の提供に努めた。
日本においても、「レクサス
オーナーズ
リース」や「らくちんカローラクレジット」など需要
創造型の金融サービス提供に取組んだ。その結果、好調なトヨタ車・レクサス車の販売にも支えら
れ、グローバルな新規融資件数は254万件(前事業年度比11.3%増)と過去最高を更新することがで
きた。また、中古車やフリート金融への取組みも強化し、顧客基盤の拡大や長期的な視点でのトヨ
タ車販売のサポートにも取組んでいる。
当社グループの営業地域は、トヨタ自動車㈱のグローバルな事業展開に合わせて拡大し、世界31
の国・地域で金融サービスを提供している。特に成長著しい新興国での事業に積極的に取組み、中
国では当事業年度中に北京から広州・天津・深圳・上海まで営業地域を拡大、本年末までには東
莞・南京・蘇州・杭州などへも進出し、トヨタ車マーケットの60%以上をカバーする体制の早期実
現に取組んでいる。また、インドネシアでは開業1年で営業拠点を7支店を含む14拠点に拡大、ロ
シアでは新会社設立準備事務所を開設し、営業準備を進めている。今後も、経営資源の配分や地域
特性に十分な注意を払いながら、他地域への進出も検討していく所存である。
― 51 ―
一方、欧米・豪州・日本などの主要市場では、過剰流動性を背景とした銀行などとの競争の激化、
インターネットの普及などによるお客様の行動変化など、自動車金融を取巻く環境は大きく変わり
つつある。こうした変化に対応し、長期的な成長を図るためには、お客様との関係をより密接にす
る必要があると考え、「Customer
for
Life」プロジェクトを推進している。日本や米国等でのク
レジットカードの発行や、ポーランドでのe―Bankingサービスの開始は、その一環である。
日本では、トヨタファイナンス㈱の発行するTS
CUBIC
CARDの有効会員数が、トヨタ販売店を中
心とした会員獲得活動に加え、昨年10月に発行したJOMOカードライトの貢献により、600万人を超え
た。また、小額決済市場への事業展開を積極的に推進すべく、QUICPay加盟店の開拓に注力するとと
もに、QUICPay発行枚数もこの1年間で100万枚を超えた。なお、TS
CUBIC
CARDは、コールセン
ターの顧客対応が高く評価され、日経ビジネス誌による「2006年版アフターサービス満足度ランキ
ング」調査のクレジットカード部門で首位を獲得した。
証券事業では、トヨタファイナンシャルサービス証券㈱の顧客口座数が8万、預り資産が4,000億
円を超え、「長期資産形成サービス」に特化した事業モデルが成果をあげつつあり、当事業年度に
おいて初の黒字化を達成した。
また、トヨタアセットマネジメント㈱での公募株式投信の純資産額も年度末で1,770億円と、年間
で350億円拡大した。世界的な投信評価会社であるリッパー社より国内株式投資信託部門の年間最優
秀会社に選ばれるなど、商品開発や運用成績において成果をあげることができた。
一方、事業規模の拡大や商品の多様化に伴い、内部統制、特にリスク管理体制の充実にも努めた。
グループ横断的なリスク管理の実効性を担保するため、「エンタープライズ・リスク・コミッ
ティ」と「リスク統括責任者」を設け、一元化されたガバナンスの下に各リージョンおよび各子会
社が活動・報告を行うことなど、リスク管理体制を強化した。グローバル内部監査体制の充実、米
国企業改革法第404条への確実な対応、コンプライアンス活動の強化と併せ、多種多様なビジネスリ
スクに適宜適切に対応すべく、経営基盤の整備を図っている。
また、業務の効率化を実現するため、あらゆるレベルで業務プロセスを見直し、集約化等による
コスト削減活動に取組んでいる。資金調達においても、調達コストの削減を図るため、グローバル
なトレジャリー機能の一元化に着手した。業務遂行に極めて重要な影響を及ぼすシステムインフラ
については、グループ間で可能な限りプラットフォームの共通化を進めると同時に、トヨタファイ
ナンス㈱の次世代システムへの切替に向けたプロジェクト(仮称:NGS)を立ち上げた。今後も継続
してコスト低減に取組み、圧倒的なコスト競争力を持つ金融サービス会社を目指していく所存であ
る。
― 52 ―
以上の結果、当社グループの連結決算としては、売上高は融資残高の増加などにより1.2兆円(前
連結会計年度比30.8%増)となったが、デリバティブ評価損益の影響などにより、経常利益は1,433
億円(前連結会計年度比11.1%減)、当期純利益は974億円(前連結会計年度比3.6%減)となった。
当社の単独決算については、前事業年度に実施したトヨタクレジットカナダ㈱からの配当を見合わ
せたため、売上高は6,811百万円(前事業年度比3%減)、経常利益は2,759百万円(前事業年度比
24.5%減)となった。また、トヨタファイナンシャルサービス証券株式の減損処理に伴い特別損失
8,398百万円を計上した結果、税引前当期純損失は5,688百万円、当期純損失は6,468百万円となった。
また、所在地別セグメントの業績は、次のとおりである。
①日本
売上高は1,458億円と、前連結会計年度に比べて170億円(13.2%)の増収となり、営業利益は124
億円と、6億円(5.3%)の増益となった。
②北米地域
売上高は8,965億円と、前連結会計年度に比べて2,281億円(34.1%)の増収となったが、営業利
益は825億円と、310億円(△27.3%)の減益となった。融資残高は順調に増加したものの、融資利
鞘の縮小やデリバティブ評価損の計上などが減益要因である。
③欧州地域
売上高は1,447億円と、前連結会計年度に比べて308億円(27.1%)の増収となり、営業利益は179
億円と、19億円(12.5%)の増益となった。増益は、融資残高の増加などによるものである。
④その他地域
売上高は966億円と、前連結会計年度に比べて255億円(35.9%)の増収となり、営業利益は124億
円と、16億円(14.9%)の増益となった。増益は、アジアなどでの融資残高の増加などによるもの
である。
(注) 上記の金額には消費税等を含まない。
当中間連結会計年度(平成19年4月1日から平成19年9月30日まで)
当中間期のわが国経済は、個人消費の伸び悩みはあったものの、海外経済の拡大を背景とした好
調な外需に牽引され、緩やかながらも息の長い景気の拡大基調が続いた。米国経済はサブプライム
住宅ローン問題により住宅投資に影響が見られたが、個人消費と設備投資に支えられ、堅調さを維
持した。ユーロ圏経済も新興国等への輸出に牽引され堅調に推移、アジア経済も中国を中心に高成
長を維持した。
― 53 ―
わが国金融市場では、株価が世界経済の拡大基調に支えられ年初より堅調に推移したが、サブプ
ライム住宅ローン問題による金融市場の混乱を受けた8月の世界同時株安の後は軟調に推移、長期
金利も日銀の利上げ観測の後退から低下基調を辿った。また、為替レートは円キャリー取引の巻き
戻しにより円高が進行した。
このような環境下、当社グループは昨年に続き、「Growth,Efficiency,Ch
ange」をスローガンに、今期の重点施策である「海外での販売金融事業の拡大」、「抜本的な
業務プロセスの改善」、「グループ統合リスク管理・資金調達の推進」、「需要創造型自動車金融
への取組み」、「国内金融事業の基盤強化」等に取組んでいる。
海外での販売金融事業の拡大として、特に成長著しい新興国での事業拡大に積極的に取組んでい
る。本年9月には、他自動車メーカーに先駆けてロシアに販売金融会社を設立し、更に現在、ベト
ナムでの営業準備を進めている。また、トヨタ車販売台数が好調な中国やインドネシアでは、営業
地域の拡大に積極的に取組み、顧客数を着実に伸ばしている。特に中国では、設立時目標であった
トヨタ車マーケットの60%以上をカバーする体制を実現した。
また、世界各地域の販売統括会社やディストリビューター、販売店との連携を一層強化し、イー
ジーペイメントを訴求する残価型商品などお客さまのニーズや地域特性に対応した商品・サービス
の提供に努めている。更に、中古車やフリート金融、保険など自動車周辺事業への取組みを強化し、
バリューチェーンの拡大による自動車販売事業へのサポートと当社グループの収益力向上を目指し
ている。
一方、お客さまへのより良いサービスの提供や収益力向上に向け、業務の効率化やIT活用によ
る“ローコストオペレーションの構築”に取組んでいる。新たに“オペレーショナル ファンクショ
ナルコミッティ”を立上げ、改善活動の定着のための仕組みづくりやグローバル企業である強みを
活かしたインフラの共通化、効率的業務プロセスの横展などを進めている。特に米国や欧州では、
Webを活用したペーパーレス化や現地販売会社とのシステム共有化などにより、“ローコスト オ
ペレーション”を推進している。更に、資金調達においても調達コストの削減を図るため、オラン
ダのファンディングビークルを中心にグローバル トレジャリー機能を強化し、グループの最適資金
調達の推進に努めている。
また、グローバルな地域展開や業容拡大、商品の多様化に伴う潜在的ビジネスリスク管理強化を
目的に設置した「エンタープライズ リスク コミッティ」と「リスク統括責任者」の運営が軌道に
乗り始めた。米国のサブプライム問題に端を発したグローバルな金融不安に対し、流動性管理や貸
倒リスク・延滞状況などグループ全体のリスク状況を適宜把握し、適切な対応を行なった結果、当
社グループへの影響は軽度に留まっている。当社は、今後も経済や市場環境変化に適宜対応すべく、
更なるリスク管理を徹底し、経営基盤の強化を図っていく所存である。
― 54 ―
国内の金融事業では、自動車販売台数が伸び悩む中、需要創造型の自動車金融へ積極的に取組ん
でいる。残価型ローン・リースの促進やTS CUBIC CARDのポイントをローン返済に充当
する「使ってバックプラン」などのお客さまにクルマをご購入頂きやすい商品・サービスを開発、
提供している。また、名古屋駅前のミッドランド スクエア内に「トヨタ ファイナンシャル プラ
ザ」を開設し、トヨタファイナンスやトヨタFS証券が提供する金融商品を総合的にお客さまに提
案している。更に、小額決済市場への事業展開を推進すべく「クイックペイ」への取組みを一層強
化し、お客さまの利便性向上と加盟店開拓の推進に努めている。「クイックペイ」の発行枚数も200
万枚を超えており、着実に会員数を拡大している。
トヨタFS証券が展開している資産形成サービスでは、トヨタらしさの訴求と市場環境を反映し
た「トヨタグループ世界債券ファンド」を投入し、お客さまより大変好評を頂いている。
これらの活動を通し、当中間期のローン/リース新規融資件数は、過去最高の138万件となり、当
社グループ全体で1,300万人(カード会員633万人を含む)を超えるお客さまとお取引頂いている。
当中間期の業績については、融資残高の順調な増加などにより、売上高は7,590億円(前年同期比
29.2%増)、営業利益は634億円(同13.7%増)、経常利益は701億円(同10.8%増)、中間純利益は447
億円(同3.5%増)となった。
また、所在地別セグメントの業績は、次のとおりである。
①日本
売上高は858億円と、前中間連結会計期間に比べて167億円(24.2%)の増収となり、営業利益は
75億円と、6億円(9.7%)の増益となった。
②北米地域
売上高は5,311億円と、前中間連結会計期間に比べて1,203億円(29.3%)の増収となり、営業利
益は420億円と、68億円(19.5%)の増益となった。営業利益の増加は、デリバティブ評価損の縮小
などによるものである。
③欧州地域
売上高は858億円と、前中間連結会計期間に比べて179億円(26.5%)の増収となったが、営業利
益は83億円と4億円(4.6%)の減益となった。営業利益の減少は、融資残高の増加はあったものの、
融資利鞘が縮小したことなどによるものである。
― 55 ―
④その他地域
売上高は631億円と、前中間連結会計期間に比べて196億円(45.1%)の増収となり、営業利益は
91億円と、30億円(50.5%)の増益となった。営業利益の増加は、中南米の融資残高の増加などに
よるものである。
(注) 上記の金額には消費税等を含まない。
2
営業実績
当連結会計年度の営業実績を主な取引種類別に示すと、以下の通りとなる。
(1) 取扱残高
取引種類別
金額(百万円)
リース
前年同期比(%)
603,242
+8.1
割賦金融
6,728,554
+18.0
営業貸付金等
2,709,649
+13.0
賃貸資産
2,397,267
+26.7
12,438,714
+17.9
合計
(注) 1 上記取扱高は各金融債権の期末残高(賃貸資産については資産期末残高)を記載している。
2 上記の金額には消費税等は含まない。
(2) 売上高実績
取引種類別
金額(百万円)
前年同期比(%)
リース
594,335
+34.3
割賦金融
412,055
+39.4
営業貸付金等
115,488
+37.9
その他
154,049
+0.2
1,275,928
+30.8
合計
(注) 1
上記の金額には消費税等は含まない。
― 56 ―
当中間連結会計期間の営業実績を主な取引種類別に示すと以下のとおりである。
(1) 取扱残高
取引種類別
金額(百万円)
リース
前年同期比(%)
715,292
+21.7
割賦金融
7,184,480
+15.4
営業貸付金
2,732,969
+13.3
賃貸資産
2,553,780
+13.7
13,186,523
+15.0
合計
(注) 1 上記取扱高は各金融債権の中間期末残高(賃貸資産については資産中間期末残高)を記載している。
2 上記の金額には消費税等は含まない。
(2) 売上高実績
取引種類別
金額(百万円)
前年同期比(%)
リース
354,581
+28.4
割賦金融
254,623
+34.5
営業貸付金
69,089
+26.9
その他
80,778
+19.6
759,073
+29.2
合計
(注) 1
3
上記の金額には消費税等は含まない。
対処すべき課題
当社グループの最も重要な使命は、世界中でトヨタ車・レクサス車を一人でも多くのお客様に買っ
ていただけるよう、顧客本位の金融サービスを提供することであり、トヨタ・グローバル・ビジョン
2010の達成に向けて、主体的に貢献していく所存である。特に国内においては、少子高齢化の進行な
ど社会構造の変化が、自動車市場に影響を与える中、トヨタ自動車㈱や販売店との連携を深め、お客
様のライフスタイルに合わせた需要創造型の自動車金融サービスを一層強化すると共に、個人のお客
様に身近で健全な総合金融サービスを提供することで、トヨタ車・レクサス車ユーザーの皆様との関
係強化と新規のお客様との関係構築を図ることが、喫緊の課題と認識している。
また、世界的な過剰流動性や銀行等ダイレクトレンダーの攻勢により、世界各国で収益環境は一段
と厳しくなってきている。このような変化に対応した次世代型の自動車金融モデルを追求し、競争力
のある商品・サービスとローコスト・オペレーションの徹底により、更なる利益成長を目指す所存で
ある。
一方、経営体制面においても、人材育成や統合リスク管理、内部監査、コンプライアンス体制の一
層の充実に努め、名実ともに世界NO.1の自動車金融会社を目指していきたいと考えている。
― 57 ―
4
事業等のリスク
当社及び当社グループの経営成績および財政状態に影響を及ぼす可能性のあるリスクについて、投
資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると考えられる主な事項を以下に記載している。本項に
おいては、将来に関する事項が含まれているが、当該事項は本書の提出日現在において判断したもの
である。
(1)
財政状態、経営成績およびキャッシュフローの状況の異常な変動
①
売上関連
トヨタ車およびレクサス車の販売減少に伴い、当社グループの融資件数が減少する可能性があ
る。
ディストリビューターと契約する特別プログラムの内容が変化することにより、費用が増加す
る可能性がある。
現地の商業銀行など他金融機関との融資レートの競争により、利鞘が縮小するリスクがある。
②
売上原価関連
リスクヘッジのためデリバティブを使用しているが、デリバティブは各期末において時価評価
され、その結果生じる評価損益が損益計算書に計上されるため、損益計算書に計上される売上原
価がデリバティブ評価損益の影響を強く受ける可能性がある。
格付け機関による当社グループの格付け変更や展開国・地域における市場金利の上昇により、
資金調達コストが上昇するリスクがある。
デリバティブ取引においてカウンターパーティが倒産することにより、債権を回収できないリ
スクがある。
当社グループが契約しているクレジットサポートアグリーメントあるいは保証・コンフォート
レターの履行リスクがある。
③
販売費および一般管理費関連
中古車価格の下落などの要因により、残価損に関係する費用が増加するリスクがある。また、
融資先の信用力の悪化により、与信関係費用が増加するリスクがある。
既存のシステムの障害あるいは新しいシステムの導入の際に生じる業務リスクがある。
窃盗・詐欺・情報漏洩・事務ミスなど、故意または過失による人為的事故により、損失が発生
するリスクがある。
④
為替リスク
当社グループは、現在、海外30カ国・地域で販売金融事業を展開している。各国・地域におけ
る売上、費用、資産など現地通貨建ての項目は、連結財務諸表作成のために円換算されている。
換算時の為替レートの変動により、現地通貨における価値が変わらなかったとしても、円換算後
の価値が影響を受ける可能性がある。
⑤
販売金融以外のビジネス
当社グループは、法令その他の条件の許す範囲内で、販売金融以外の分野に業務範囲を広げて
いる。例えば、トヨタファイナンシャルサービス証券㈱を設立し証券事業に参入するなど、当社
グループの業務の拡充を目指している。当社グループは、拡大された業務範囲に関するリスクに
ついては、限定的な経験しか有していないことがあるため、適切なリスク管理システムを構築す
ると共に、リスクに見合った自己資本を維持していかなければ、当社グループの業績および財政
状態に悪影響を与える可能性がある。
― 58 ―
⑥
外部リスク
当社グループが展開する国・地域における政治・経済・規制等の変化が各国・地域の経済政策
や金融・財政政策に与える影響により、当社グループの業績と財政状態に悪影響を及ぼす可能性
がある。
当社グループが展開している国・地域における戦争・テロ・騒乱などの政治リスクや震災など
の自然災害リスクにより、当該国・地域の経済が低迷するリスクや当社グループが資金の流動性
を確保することが困難となる可能性がある。
(2)
特定の取引先・製品・技術等への依存
大規模な販売店など特定の法人に対しクレジットエクスポージャーを保有しており、その法人の
信用力が大幅に低下するかあるいは倒産した場合に、与信関係費用が増加する可能性がある。
(3)
特有の法的規制・取引慣行・経営方針
銀行免許を保有している当社グループ子会社等に対する自己資本比率規制の基準および算定方法
の変更が行われるリスクがある。
当社グループが展開している国・地域における税制の変更や負債比率規制、資本規制などの変更
により、当社グループの業績および財政状態に悪影響を与える場合がある。
(4)
重要な訴訟事件等の発生
将来起こりうる訴訟事件等に伴う偶発債務の履行リスクがある。
5
経営上の重要な契約等
特記事項なし
6
研究開発活動
特記事項なし
7
財政状態及び経営成績の分析
(1)
重要な会計方針および見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき
作成している。この連結財務諸表の作成に当たっては、経営者による会計方針の選択・適用、資
産・負債、収益・費用の報告金額および開示に影響を与える見積りを必要としている。経営者は、
これらの見積りについて、過去の実績や現状を勘案し合理的に判断しているが、見積り特有の不確
実性があるため、実際の結果は、これらの見積りと異なる場合がある。
当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、第5「経理の状況」の連結財務諸表
の「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載している。
― 59 ―
(2)
財政状態
当連結会計年度末の総資産は13兆2,176億円と、前連結会計年度末に比べて2兆542億円の増加と
なった。流動資産は1兆4,811億円増加して10兆4,255億円、固定資産は5,677億円増加して2兆
7,705億円となった。流動資産の増加は、融資件数の増加に伴う割賦債権の増加などによるものであ
り、固定資産の増加は、好調なリース販売を背景に賃貸車両が増加したことなどによるものである。
当連結会計年度末の負債の合計は12兆2,709億円と、前連結会計年度末に比べて1兆9,313億円の
増加となった。流動負債は1兆1,149億円増加して6兆722億円、固定負債は8,163億円増加して6兆
1,987億円となった。流動負債および固定負債の増加は、資金需要の増加に伴い、社債やコマーシャ
ルペーパーの残高が増加したことなどによるものである。
当連結会計年度末の純資産は9,466億円と、前連結会計年度末の資本の部および少数株主持分の合
計額に比べて1,229億円の増加となった。この増加は、当期純利益974億円に加え、為替換算調整勘
定が245億円増加したことなどによるものである。
(3)
経営成績
[業績等の概要]参照
― 60 ―
第3 設備の状況
1
設備投資等の概要
トヨタファイナンシャルサービス㈱の企業集団では、顧客とのリース取引に応じるため取得する賃
貸資産(車両運搬具、工具器具備品及び機械装置等)が主な対象であり、当連結会計年度の設備投資額
は1,287,482百万円(内所有権移転外ファイナンスリース資産が33,708百万円、オペレーティングリー
ス資産が1,253,773百万円)である。また、賃貸資産以外の設備投資額は16,859百万円であり、主にソ
フトウェアに係るものである。
なお、リース終了に伴い通常行われる資産の除売却を除き、当連結会計年度において重要な設備の
除却、売却等はない。
― 61 ―
2
主要な設備の状況
当企業集団における主たる設備の状況は、次のとおりである。
(1) 賃貸資産の状況
(平成19年9月30日現在)
区分
帳簿価額(百万円)
所有権移転外ファイナンス・リース資産
オペレーティング・リース資産
合計
構成比(%)
122,074
4.8
2,431,705
95.2
2,553,780
100.0
(注) 1 上記は帳簿価額である。
2 上記のオペレーティング・リース資産は主にリース用の車両である。
(2) 社用設備及び賃貸目的以外の事業用設備の状況
1)
トヨタファイナンシャルサービス株式会社の状況
重要なものはない。
2)
国内子会社の状況
(平成19年3月31日現在)
帳簿価額(百万円)
事業の種類別
主な設備
従業員数
主な子会社
セグメントの
の内容 建物及び 車両
(人)
(所在地)
土地(面
工具器具 建設仮 ソフト
名称
合計
構築物 運搬具 積千㎡)
備品
勘定
ウェア
トヨタファイ
ナンス㈱
販売金融
―
1,426
業務施設
609
10
236
― 10,000 10,857
(―)
(758)
( 東 京 都 江 東 その他金融
区)
(注) 1 上記の子会社には、上表のほか、端末機器を中心にオペレーティング・リース取引に係る賃借資産があ
り、年間賃借料は162百万円である。
2 従業員数の( )は、臨時従業員数を外書している。
3)
海外子会社の状況
(平成19年3月31日現在)
帳簿価額(百万円)
事業の種類別
従業員数
主な設備
主な子会社
セグメントの
(人)
の内容 建物及び 車両
(所在地)
土地(面 工具器具 建設仮 ソフト
名称
合計
構築物 運搬具 積千㎡)
備品
勘定
ウェア
トヨタ モー
ター クレ
―
3,039
ジット㈱
販売金融
業務施設
352
20
(―) 2,158
170
7,529 10,230
(470)
(Torrance,
(※89)
California,
U.S.A.)
(注) 1 上記の子会社には、上表のほか、土地を中心にオペレーティング・リース取引に係る賃借資産があり、
年間賃借料は2,456百万円である。
2 上表の(※
)は賃借中の土地(単位:千㎡)であり、外数である。
3 従業員数の( )は、臨時従業員数を外書している。
― 62 ―
3
設備の新設、除却等の計画
(1) 新設等
当企業集団における次連結会計年度(自
平成19年4月1日
至
平成20年3月31日)の賃貸資産の
設備投資計画額は、1,364,996百万円である。
また、賃貸資産以外の設備投資計画額は14,116百万円であり、主にソフトウェアに係るものであ
る。
(2) 除却および売却
リース終了に伴い通常行われる資産の除売却を除き、次連結会計年度において重要な設備の除却、
売却等の計画はない。
― 63 ―
第4 トヨタファイナンシャルサービス株式会社の状況
1
株式等の状況
(1)
株式の総数等
①
株式の総数
種類
②
発行可能株式総数(株)
普通株式
4,680,000
計
4,680,000
発行済株式
種類
発行数(株)
上場金融商品取引所名
又は登録認可金融商品
取引業協会名
内容
普通株式
1,570,500
非上場
―
計
1,570,500
―
―
(注) 1
発行済株式は、全て議決権を有している。
(2) 新株予約権等の状況
該当事項なし
(3) ライツプランの内容
該当事項なし
(4) 発行済株式総数及び資本金等の推移
年月日
平成15年9月26日
(注1)
平成16年7月15日
(注2)
発行済株式
総数増減数
(株)
発行済株式
総数残高
(株)
資本金増減額
資本金残高
(百万円)
(百万円)
資本準備金
増減額
(百万円)
資本準備金
残高
(百万円)
150,000
1,500,500
7,500
75,025
7,500
75,025
70,000
1,570,500
3,500
78,525
3,500
78,525
(注1) 株主割当1,350,500:150,000
発行価格
資本組入額
150,000株
100,000円
50,000円
(注2) 株主割当1,500,500:70,000
発行価格
資本組入額
70,000株
100,000円
50,000円
― 64 ―
(5) 所有者別状況
(平成19年9月30日現在)
株式の状況(1単元の株式数1株)
区分
政府及び
地方公共
団体
金融機関
―
―
―
―
―
―
―
株主数
(人)
所有株式数
(株)
所有株式数
の割合(%)
証券会社
外国法人等
その他の
法人
個人
その他
単元未満
株式の状況
(株)
計
個人以外
個人
1
―
―
―
1
―
―
1,570,500
―
―
―
1,570,500
―
―
100.00
―
―
―
100.00
―
(6) 大株主の状況
氏名又は名称
トヨタ自動車株式会社
(平成19年9月30日現在)
所有株式数 発行済株式総数に対する
(株)
所有株式数の割合(%)
住所
愛知県豊田市トヨタ町1番地
計
―
1,570,500
100
1,570,500
100
(7) 議決権の状況
①
発行済株式
(平成19年9月30日現在)
区分
株式数(株)
議決権の数(個)
内容
無議決権株式
―
―
―
議決権制限株式(自己株式等)
―
―
―
議決権制限株式(その他)
―
―
―
完全議決権株式(自己株式等)
―
―
―
完全議決権株式(その他)
普通株式1,570,500
単元未満株式
―
発行済株式総数
1,570,500
総株主の議決権
②
1,570,500
―
権利内容に何ら限定のない当社にお
ける標準となる株式
―
―
―
―
1,570,500
―
自己株式等
(平成19年9月30日現在)
自己名義
他人名義 所有株式数 発行済株式総数
所有株式数 所有株式数
の合計
に対する所有
(株)
(株)
(株)
株式数の割合(%)
所有者の氏名
又は名称
所有者の住所
―
―
―
―
―
―
計
―
―
―
―
―
― 65 ―
(8) ストックオプション制度の内容
該当事項なし
2
自己株式の取得等の状況
〔株式の種類等〕
該当事項なし
(1) 株主総会決議による取得の状況
該当事項なし
(2) 取締役会決議による取得の状況
該当事項なし
(3) 株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容
該当事項なし
(4) 取得自己株式の処理状況及び保有状況
該当事項なし
3
配当政策
当社は、配当については、財務体質の強化、金融事業の新規展開に必要な内部留保を確保しつつ、
業績に裏付けされた利益の配分を年1回行うことを基本方針としている。これらの利益の配分の決
定機関は、株主総会である。
第7期(平成19年3月期)は、この方針に沿って今後の事業展開に必要な内部留保の充実を図る
ため、当事業年度の配当金は無配とした。
4
株価の推移
当社株式は非上場であるため、該当事項はない。
― 66 ―
5
役員の状況
(平成19年9月30日現在)
役名
取締役社長
取締役
取締役
職名
代表取締役 尾
エグゼク
ティブバイ
鶴
スプレジデ
ント
エグゼク
ティブバイ
足
スプレジデ
ント
任期
所有株式数
(株)
英
昭和43年4月 トヨタ自動車販売株式会社
(現 トヨタ自動車株式会社) 入社
平成11年6月 トヨタ自動車株式会社
取締役
就任
〃 12年7月 トヨタファイナンシャルサービス
株式会社
取締役社長(現任)
〃
〃 12年7月 トヨタファイナンシャルサービス
証券株式会社
取締役社長
〃
〃 12年8月 トヨタ ファイナンシャル サービス
アメリカ株式会社
外 昭和20年12月26日生
取締役社長
〃
〃 13年6月 トヨタファイナンス株式会社
取締役(現任)
〃
〃 16年4月 トヨタ ファイナンシャル サービス
アメリカ株式会社
取締役会長(現任)
〃
〃 17年1月 トヨタ モーターファイナンス
チャイナ有限会社
取締役会長(現任)
〃
〃 17年3月 トヨタ ファイナンシャル サービス
コリア株式会社
取締役会長(現任)
〃
(注)2
なし
伸
昭和46年4月 トヨタ自動車販売株式会社
(現 トヨタ自動車株式会社) 入社
平成16年1月 トヨタファイナンシャルサービス
株式会社
エグゼクティブバイスプレジデント
(現任)
就任
一 昭和23年9月1日生
〃 16年1月 トヨタファイナンシャルサービス
証券株式会社
取締役
〃
〃 16年6月 トヨタファイナンシャルサービス
株式会社
取締役(現任)
〃
(注)2
なし
昭和46年4月 トヨタ自動車工業株式会社
(現 トヨタ自動車株式会社) 入社
平成13年6月 蒲郡海洋開発株式会社
常務取締役
就任
〃 17年4月 トヨタファイナンシャルサービス
博 昭和24年4月1日生
株式会社
エグゼクティブバイスプレジデント
(現任)
〃
〃 17年6月 トヨタファイナンシャルサービス
株式会社
取締役(現任)
〃
(注)2
なし
氏名
﨑
見
立
生年月日
略歴
― 67 ―
役名
職名
氏名
生年月日
略歴
昭和48年4月 日本銀行
任期
所有株式数
(株)
(注)2
なし
(注2)
なし
入行
〃 53年6月 ハーバード大学大学院博士課程
(修士号取得)
平成7年5月 日本銀行 岡山支店長
就任
〃 9年5月 日本銀行
取締役
エグゼク
ティブバイ
平
スプレジデ
ント
野
英
治 昭和25年9月15日生
考査役
〃
〃 9年11月 日本銀行 審議役
(国会・政策広報担当)
〃 10年4月 日本銀行 調査統計局参事
〃
〃
〃 11年5月 日本銀行
国際局長
〃
〃 14年6月 日本銀行
理事
〃
〃 18年6月 トヨタファイナンシャルサービス
株式会社
取締役・
エグゼクティブバイスプレジデント
(現任)
〃
〃 19年6月 トヨタファイナンス株式会社
取締役(現任)
〃
昭和56年4月 野村證券株式会社
平成12年2月 トヨタ自動車株式会社
取締役
取締役
取締役
シニアバイ
スプレジデ 藤
ント
―
―
浦
木
井
西
下
入社
〃
〃 13年4月 トヨタファイナンシャルサービス
株式会社
〃
〃 13年6月 トヨタファイナンシャルサービス
証券株式会社
常務取締役
就任
〃 13年12月 トヨタファイナンシャルサービス
証券株式会社
専務取締役
〃
〃 19年6月 トヨタファイナンシャルサービス
株式会社
取締役(現任)
〃
幹
雄 昭和33年2月26日生
德
昭和41年4月 トヨタ自動車工業株式会社
(現 トヨタ自動車株式会社) 入社
平成8年6月 トヨタ自動車株式会社
取締役
就任
〃 13年6月 トヨタ自動車株式会社
常務取締役
〃
一 昭和17年5月3日生 〃 15年6月 トヨタ自動車株式会社
専務取締役
〃
〃 17年6月 トヨタファイナンシャルサービス
株式会社
取締役(現任)
〃
〃 17年6月 トヨタ自動車株式会社
取締役副社長(現任)
〃
(注)2
なし
光
昭和43年4月 トヨタ自動車工業株式会社
(現 トヨタ自動車株式会社) 入社
平成9年6月 トヨタ自動車株式会社
取締役
就任
〃 13年6月 トヨタ自動車株式会社
常務取締役
〃
男 昭和21年1月1日生 〃 15年6月 トヨタ自動車株式会社
専務取締役
〃
〃 17年6月 トヨタファイナンシャルサービス
株式会社
取締役(現任)
〃
〃 17年6月 トヨタ自動車株式会社
取締役副社長(現任)
〃
(注)2
なし
― 68 ―
役名
職名
任期
所有株式数
(株)
(注)2
なし
昭和45年4月 トヨタ自動車販売株式会社
(現 トヨタ自動車株式会社) 入社
平成12年6月 トヨタファイナンス株式会社
取締役
就任
〃 12年6月 トヨタ自動車株式会社
取締役
〃
〃 12年7月 トヨタファイナンシャルサービス
株式会社
武 昭和22年11月18日生
取締役(現任)
〃
〃 15年6月 トヨタ自動車株式会社
常務役員
〃
〃 16年6月 トヨタ自動車株式会社
専務取締役(現任)
〃
〃 16年7月 トヨタファイナンスフィンランド
株式会社
取締役会長
〃
(注)2
なし
昭和51年4月 トヨタ自動車工業株式会社
(現 トヨタ自動車株式会社) 入社
平成16年6月 トヨタ自動車株式会社
常務役員(現任)
就任
昭和27年7月15日生 〃 18年6月 トヨタファイナンシャルサービス
株式会社
取締役(現任)
〃
〃 18年6月 トヨタファイナンス株式会社
取締役(現任)
〃
(注)2
なし
昭和60年6月 米国トヨタ自動車販売株式会社
入社
平成5年1月 米国トヨタ自動車販売株式会社
グループ副社長
就任
〃 9年4月 トヨタ モーター クレジット
株式会社
取締役
〃
〃 9年6月 米国トヨタ自動車販売株式会社
上級副社長
〃
昭和23年9月2日生
〃 12年10月 トヨタ モーター クレジット
株式会社
取締役社長(現任)
〃
〃 15年6月 トヨタファイナンシャルサービス
株式会社
取締役(現任)
〃
〃 16年4月 トヨタ ファイナンシャル サービス
アメリカ株式会社
取締役社長(現任)
〃
(注)2
なし
氏名
生年月日
略歴
昭和59年4月 トヨタ自動車株式会社
取締役
取締役
取締役
取締役
―
―
―
―
豊
鈴
田
木
伊地知
章
入社
平成12年6月 トヨタ自動車株式会社
取締役
就任
〃 13年6月 トヨタファイナンシャルサービス
株式会社
取締役(現任)
〃
男 昭和31年5月3日生
〃 14年6月 トヨタ自動車株式会社
常務取締役
〃
〃 15年6月 トヨタ自動車株式会社
専務取締役
〃
〃 17年6月 トヨタ自動車株式会社
取締役副社長(現任)
〃
隆彦
ジョージ E.
ボースト
― 69 ―
役名
取締役
職名
―
常勤監査役
―
監査役
―
氏名
藤
田
泰
生年月日
略歴
昭和49年4月 株式会社東海銀行
(現 株式会社三菱東京UFJ銀行)
入社
平成14年5月 株式会社ユーエフジェイ銀行
(現 株式会社三菱東京UFJ銀行)
常務執行役員
就任
〃 15年10月 トヨタファイナンシャルサービス
株式会社
顧問
〃
久 昭和25年4月9日生
〃 16年6月 トヨタファイナンス株式会社
専務取締役
〃
〃 18年6月 トヨタファイナンス株式会社
取締役副社長
〃
〃 19年6月 トヨタファイナンシャルサービス
株式会社
取締役(現任)
〃
〃 19年6月 トヨタファイナンス株式会社
取締役社長(現任)
〃
昭和56年4月 トヨタ自動車工業株式会社
(現 トヨタ自動車株式会社) 入社
平成17年6月 トヨタファイナンシャルサービス
証券株式会社
遠 藤
薫 昭和33年3月24日生
取締役
〃
〃 18年6月 トヨタファイナンシャルサービス
株式会社
常勤監査役(現任)
〃
昭和39年4月 トヨタ自動車工業株式会社
(現 トヨタ自動車株式会社) 入社
平成4年9月 トヨタ自動車株式会社
取締役
就任
〃 9年6月 トヨタ自動車株式会社
常務取締役
〃
〃 11年6月 トヨタ自動車株式会社
渡 辺 捷 昭 昭和17年2月13日生
専務取締役
〃
〃 13年6月 トヨタ自動車株式会社
取締役副社長
〃
〃 17年6月 トヨタファイナンシャルサービス
株式会社
監査役(現任)
〃
〃 17年6月 トヨタ自動車株式会社
取締役社長(現任)
〃
― 70 ―
任期
所有株式数
(株)
(注)2
なし
(注)3
なし
(注)4
なし
役名
職名
氏名
監査役
―
山
口
千
監査役
―
池
嶋
豊
生年月日
略歴
昭和47年4月 トヨタ自動車販売株式会社
(現 トヨタ自動車株式会社) 入社
平成13年6月 トヨタファイナンシャルサービス
株式会社
取締役
就任
〃 13年6月 トヨタファイナンス株式会社
秋 昭和24年12月25日生
専務取締役
〃
〃 15年6月 トヨタファイナンシャルサービス
株式会社
監査役(現任)
〃
〃 15年6月 トヨタ自動車株式会社
監査役(現任)
〃
昭和36年3月 ロー・ビンガム・アンド・ラッキー
会計事務所
入所
〃 41年1月 プライス ウォーター ハウス
会計事務所と合併
〃 58年6月 上記事務所が設立した
青山監査法人に 引き続き勤務
〃 59年7月 青山監査法人 代表社員(プライス
ウォーターハウス・パートナー)
就任
平成10年6月 青山監査法人 代表社員(プライス
ウォーターハウス・パートナー)
退任
就任
光 昭和12年12月4日生 〃 10年7月 青山監査法人 顧問
〃 12年3月 青山監査法人 顧問
退任
〃 12年4月 帝塚山大学 経営情報学部
教授(現任)
就任
〃 12年7月 トヨタファイナンシャルサービス
株式会社
監査役(現任)
〃
〃 15年4月 学校法人 帝塚山学園
理事
〃
〃 17年3月 SRIスポーツ株式会社
監査役(現任)
〃
〃 18年4月 学校法人 帝塚山学園
常務理事(現任)
〃
計
(注) 1 監査役 渡辺 捷昭、池嶋 豊光は、会社法第2条16号に定める社外監査役である。
2 平成19年6月15日開催の定時株主総会の終結の時から2年間
3 平成18年6月19日開催の定時株主総会の終結の時から4年間
4 平成17年6月17日開催の定時株主総会の終結の時から4年間
5 平成16年6月21日開催の定時株主総会の終結の時から4年間
― 71 ―
任期
所有株式数
(株)
(注)5
なし
(注)5
なし
―
6
コーポレート・ガバナンスの状況
(1)会社機関の内容
①
会社機関の基本説明
当社は、経営方針等の重要事項に関する意思決定機関および監督機関として取締役会、業務執
行機関として代表取締役、監査機関として監査役会、という会社法上規定されている株式会社の
機関制度を基本としている。
本書の提出日現在、取締役会は取締役12名で構成され、当社の業務執行を決定し、取締役の職
務の執行を監督している。
また、当社は、監査役制度を採用しており、監査役会は、監査役4名(うち社外監査役2名)で
構成されている。
海外部門では、当社および地域統括本部(後述)のトップで構成する「グローバル・マネジメ
ント・コミッティ」を設置し、当社取締役会で決定した基本方針に基づき、海外の経営に関する
重要事項を協議決定している。また、当社グループ全体の統合的なリスク管理を推進する「エン
タープライズ・リスク・コミッティ」、グローバルなITへの取組みについて協議する「ITステア
リング・コミッティ」を設置するとともに、販売金融会社の実務責任者で構成し、重要な機能ご
とに当社グループ横割のスタンダード確立を目指す「ファンクショナル・コミッティ」を定期的
に開催し、マネジメント・コミッティへの提案・報告等を行わせている。
更に、米州、欧州・アフリカ、アジア・オセアニアの三極に「地域統括本部」を設け、傘下の
販売金融会社の経営管理の充実を図っている。
一方、国内部門では、経営に関する重要事項を協議決定する機関として、当社および国内金融
子会社等のトップで構成する「国内マネジメント・コミッティ」を設置し、マネジメント体制の
充実を図っている。
更に、社外有識者から成る「アドバイザリー・コミッティ」で、国内金融事業の事業戦略・計
画について提言を受けている。
②
監査役監査および内部監査の状況
監査役監査および内部監査に、会計監査人による会計監査を加えた3つの監査機能は、財務報
告に対する信頼性向上のため、定期的にあるいは必要に応じて随時、会合をもち、それぞれの監
査計画と結果について情報共有を図りながら、効果的かつ効率的な監査を実施している。
― 72 ―
③
会計監査の状況
会計監査人はあらた監査法人であり、業務を執行した公認会計士は以下の通りである。
大塚
啓一
稻留
修
(あらた監査法人)
(あらた監査法人)
監査継続年数については、7年以内であるため、記載を省略している。
監査業務に係る補助者の構成は、監査法人の選定基準に基づき決定されている。具体的には、
公認会計士および会計士補を主たる構成員とし、その補助者も加えて構成されている。
④
社外取締役および社外監査役と当社との人的関係、資本的関係又は取引関係その他の利害関係
社外取締役制は採用しておらず、また社外監査役は全員、当社と特別な利害関係はない。
(2)内部統制システムの状況
当社は、金融事業に内在するリスクを未然に防止するため、グループ各社に対し社内組織・規程
の整備、役職員の教育、報告・チェック機能の強化等を求めるとともに、効果的・効率的な内部監
査を推進するグローバル内部監査体制を構築した。具体的には、監査体制を当社、地域統括本部、
各子会社等の3レベルに区分し、グループ全体で56名程度の内部監査人により全子会社等の内部監
査を実施しているが、各レベルにて責任を分担するとともに、状況に応じて、各レベル間で協力し
て監査やトレーニングを実施することにより、監査の充実を図っている。
・子会社等監査
:各子会社等の内部監査を子会社および地域統括本部が協力して行う監査
・ジョイント監査:対象会社に当社および他拠点からメンバーを招集し実施する監査
・親会社監査
:当社が親会社として子会社、地域統括本部の内部統制および監査体制
をチェックする監査
また、米国企業改革法第404条に基づく内部統制の評価・監査への対応として、主要子会社に対し、
財務報告に影響する可能性のある業務処理体制・基準・手順の整備・文書化・評価等を実施させて
いる。
(3)リスク管理体制の状況
当社、地域統括本部、子会社等の各レベルで地域別に各種リスクを管理するとともに、リスクマ
ネジメント面では、ビジネスリスク全般を監視し、リスク管理の基本方針等を検討・提案する「エ
ンタープライズ・リスク・コミッティ」の下に、市場リスクやクレジットリスク等の「ファンク
ショナル・コミッティ」を設置して、様々なリスクを管理するとともに、管理手法の高度化やグ
ローバル展開に取り組んでいる。
― 73 ―
(4)役員報酬の内容
当社の取締役に対する報酬の内容は、年間報酬総額121百万円(うち、社外取締役0)である。また、
監査役に対する報酬の内容は、年間報酬総額19百万円(うち、社外監査役6百万円)である。
(5)監査報酬の内容
当社があらた監査法人と締結した公認会計士法(昭和23年法律第103号)第2条第1項に規定する業
務に基づく報酬は、24百万円である。なお、公認会計士法(昭和23年法律第103号)第2条第1項に規
定する業務以外の業務に対する報酬はない。
(6)取締役の定数
当社の取締役は13名以内とする旨定款に定めている。
(7)取締役の選任の決議要件
当社の取締役の選任は、株主総会において議決権を行使することができる株主の議決権の3分の
1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨を定款で定めている。
― 74 ―
第5 経理の状況
連結財務諸表及び中間連結財務諸表並びに財務諸表及び中間財務諸表の作成方法について
(1) トヨタファイナンシャルサービス株式会社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び
作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号。以下「連結財務諸表規則」という。)に基づき
作成している。
なお、前連結会計年度(平成17年4月1日から平成18年3月31日まで)は、改正前の連結財務諸表
規則に基づき、当連結会計年度(平成18年4月1日から平成19年3月31日まで)は、改正後の連結財
務諸表規則に基づいて作成している。
(2) トヨタファイナンシャルサービス株式会社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方
法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号。以下「財務諸表等規則」という。)に基づき作成して
いる。
なお、前事業年度(平成17年4月1日から平成18年3月31日まで)は、改正前の財務諸表等規則に
基づき、当事業年度(平成18年4月1日から平成19年3月31日まで)は、改正後の財務諸表等規則に
基づいて作成している。
(3) トヨタファイナンシャルサービス株式会社は、継続開示会社に該当しないため、「企業内容等の
開示に関する内閣府令(昭和48年大蔵省令第5号)」に基づき、連結キャッシュ・フロー計算書は作
成していない。
(4) トヨタファイナンシャルサービス株式会社の中間連結財務諸表は、「中間連結財務諸表の用語、
様式及び作成方法に関する規則」(平成11年大蔵省令第24号。以下「中間連結財務諸表規則」とい
う。)に基づいて作成している。
なお、前中間連結会計期間(平成18年4月1日から平成18年9月30日まで)は、改正前の中間連
結財務諸表規則に基づき、当中間連結会計期間(平成19年4月1日から平成19年9月30日まで)は、
改正後の中間連結財務諸表規則に基づいて作成している。
(5) トヨタファイナンシャルサービス株式会社の中間財務諸表は、「中間財務諸表等の用語、様式及
び作成方法に関する規則」(昭和52年大蔵省令第38号。以下「中間財務諸表等規則」という。)に基
づいて作成している。
なお、前中間会計期間(平成18年4月1日から平成18年9月30日まで)は、改正前の中間財務諸
表等規則に基づき、当中間会計期間(平成19年4月1日から平成19年9月30日まで)は、改正後の
中間財務諸表等規則に基づいて作成している。
(6) トヨタファイナンシャルサービス株式会社は、継続開示会社に該当しないため、「企業内容等の
開示に関する内閣府令(昭和48年大蔵省令第5号)」に基づき、中間連結キャッシュ・フロー計算書
は作成していない。
― 75 ―
1
連結財務諸表等
(1) 連結財務諸表
①
連結貸借対照表
前連結会計年度
(平成18年3月31日)
区分
注記
番号
当連結会計年度
(平成19年3月31日)
構成比
(%)
金額(百万円)
構成比
(%)
金額(百万円)
資産の部
Ⅰ
流動資産
1 現金及び預金
187,259
185,795
2 営業債権
8,655,726
10,041,447
3 有価証券
2,605
3,882
4 繰延税金資産
5 その他
6 貸倒引当金
61,990
258,753
△121,285
流動資産合計
Ⅱ
59,460
160,590
8,944,357
△126,336
80.1
10,425,532
78.9
固定資産
(1) 有形固定資産
※1
1 賃貸資産
1,892,801
2,397,267
2 建物及び構築物
1,495
1,568
3 機械装置及び運搬具
1,431
1,792
4 工具器具備品
5,433
6,973
5 土地
0
0
6 建設仮勘定
0
170
有形固定資産合計
1,901,162
17.0
2,407,772
18.2
(2) 無形固定資産
1 ソフトウェア
21,616
2 その他
22,966
500
無形固定資産合計
22,116
374
0.2
23,340
0.2
(3) 投資その他の資産
1 投資有価証券
2 繰延税金資産
3 その他
投資その他の資産合計
固定資産合計
Ⅲ
※2
160,342
207,781
10,066
12,002
109,020
119,610
279,429
2.5
339,394
2.6
2,202,709
19.7
2,770,508
21.0
繰延資産
1 社債発行費
16,149
21,587
197
―
2 社債発行差金
繰延資産合計
資産合計
16,346
0.2
21,587
0.1
11,163,413
100.0
13,217,628
100.0
― 76 ―
前連結会計年度
(平成18年3月31日)
区分
注記
番号
当連結会計年度
(平成19年3月31日)
構成比
(%)
金額(百万円)
構成比
(%)
金額(百万円)
負債の部
Ⅰ
流動負債
1 支払手形及び買掛金
9,533
16,198
2 短期借入金
865,023
952,310
3 1年以内返済予定の
長期借入金
142,189
216,279
4 1年以内償還予定の社債
1,487,623
1,937,037
5 コマーシャル・ペーパー
1,993,858
2,363,695
6 未払法人税等
18,811
16,552
7 繰延税金負債
1,199
2,628
8 賞与引当金
1,492
1,507
9 役員賞与引当金
―
63
10 販売促進引当金
2,311
2,111
11 債務保証損失引当金
2,165
2,567
12 前受収益
176,630
210,811
13 その他
256,413
350,447
流動負債合計
Ⅱ
4,957,253
44.4
6,072,210
45.9
固定負債
1 社債
4,282,614
5,110,518
2 長期借入金
645,278
580,898
3 繰延税金負債
361,062
448,438
4 退職給付引当金
5 その他
固定負債合計
負債合計
少数株主持分
4,306
4,749
89,162
54,163
5,382,424
48.2
6,198,768
46.9
10,339,677
92.6
12,270,979
92.8
8,238
0.1
―
―
資本の部
Ⅰ
資本金
78,525
0.7
―
―
Ⅱ
資本剰余金
159,900
1.4
―
―
Ⅲ
利益剰余金
550,791
4.9
―
―
Ⅳ
その他有価証券評価差額金
7,090
0.1
―
―
Ⅴ
為替換算調整勘定
19,188
0.2
―
―
815,496
7.3
―
―
11,163,413
100.0
―
―
資本合計
負債、少数株主持分
及び資本合計
※5
― 77 ―
前連結会計年度
(平成18年3月31日)
区分
注記
番号
当連結会計年度
(平成19年3月31日)
構成比
(%)
金額(百万円)
構成比
(%)
金額(百万円)
純資産の部
Ⅰ
株主資本
1 資本金
―
―
78,525
2 資本剰余金
―
―
159,900
3 利益剰余金
―
―
648,206
―
―
886,631
評価・換算差額等
1 その他有価証券評価
差額金
2 繰延ヘッジ損益
株主資本合計
―
―
6,255
―
―
△344
3 為替換算調整勘定
―
―
43,783
6.7
Ⅱ
評価・換算差額等合計
Ⅲ
―
―
49,694
0.4
少数株主持分
―
―
10,322
0.1
純資産合計
―
―
946,648
7.2
負債純資産合計
―
―
13,217,628
100.0
― 78 ―
②
連結損益計算書
前連結会計年度
(自 平成17年4月1日
至 平成18年3月31日)
区分
Ⅰ
売上高
Ⅱ
売上原価
注記
番号
売上総利益
Ⅲ
販売費及び一般管理費
Ⅳ
営業外収益
※1
営業利益
1 固定資産売却益
2 為替差益
3 持分法による投資利益
4 償却債権取立益
5 その他
Ⅴ
百分比
(%)
金額(百万円)
※2
当連結会計年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
975,654
100.0
1,275,928
100.0
585,763
60.0
871,074
68.3
389,891
40.0
404,854
31.7
239,859
24.6
281,724
22.1
150,031
15.4
123,129
9.6
20,947
1.6
720
0.0
143,356
11.2
2,300
0.2
416
0.0
145,240
11.4
47,071
3.7
339
468
―
5,109
1,284
861
11,790
12,771
1,351
百分比
(%)
金額(百万円)
14,766
1.5
1,735
営業外費用
1 固定資産処分損
291
2 為替差損
1,645
3 その他
1,634
経常利益
Ⅵ
607
―
3,571
0.4
161,225
16.5
3,006
0.3
113
特別利益
1 在外子会社の会計方針
変更による累積的影響額
Ⅶ
※3
3,006
2,300
※4
805
―
24
―
748
―
特別損失
1 在外子会社の会計基準
変更による累積的影響額
2 過年度役員退任慰労
引当金繰入額
3 ソフトウェア仮勘定
除却損
4 過年度損益修正損
※5
―
税金等調整前当期純利益
法人税、住民税及び
事業税
1,578
0.1
162,653
16.7
416
36,686
21,059
法人税等還付額
―
58,845
法人税等調整額
23,809
60,496
6.2
999
0.1
684
0.1
101,157
10.4
97,484
7.6
少数株主利益
当期純利益
― 79 ―
84,856
③
連結剰余金計算書
前連結会計年度
(自 平成17年4月1日
至 平成18年3月31日)
区分
注記
番号
金額(百万円)
(資本剰余金の部)
Ⅰ 資本剰余金期首残高
159,900
Ⅱ 資本剰余金期末残高
159,900
(利益剰余金の部)
Ⅰ 利益剰余金期首残高
449,672
Ⅱ 利益剰余金増加高
1 当期純利益
101,157
101,157
38
38
Ⅲ 利益剰余金減少高
1 役員賞与
Ⅳ 利益剰余金期末残高
550,791
― 80 ―
④
連結株主資本等変動計算書
当連結会計年度(自
平成18年4月1日
至
平成19年3月31日)
株主資本
資本金
平成18年3月31日残高(百万円)
資本剰余金
78,525
利益剰余金
159,900
株主資本合計
550,791
789,217
△69
△69
97,484
97,484
連結会計年度中の変動額
役員賞与
当期純利益
株主資本以外の項目の
連結会計年度中の変動額(純額)
連結会計年度中の変動額合計
(百万円)
平成19年3月31日残高(百万円)
─
─
97,414
97,414
78,525
159,900
648,206
886,631
評価・換算差額等
その他
繰延ヘッジ
有価証券
損益
評価差額金
平成18年3月31日残高(百万円)
7,090
―
為替換算
調整勘定
評価・換算
差額等合計
19,188
26,279
少数株主
持分
純資産合計
8,238
823,735
連結会計年度中の変動額
役員賞与
△69
当期純利益
株主資本以外の項目の
連結会計年度中の変動額(純額)
97,484
△835
△344
24,594
23,414
2,083
25,498
連結会計年度中の変動額合計
(百万円)
△835
△344
24,594
23,414
2,083
122,913
平成19年3月31日残高(百万円)
6,255
△344
43,783
49,694
10,322
946,648
― 81 ―
連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項
前連結会計年度
(自 平成17年4月1日
至 平成18年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
1 連結の範囲に関する事項
(イ)連結子会社の数 51社
主要な連結子会社名は、「第1
企業の概況 4 関係会社の状況」
に記載しているため、省略した。
(イ)連結子会社の数 51社
主要な連結子会社名は、「第1
企業の概況 4 関係会社の状況」
に記載しているため、省略した。
2
(イ)持分法適用の非連結子会社数
(イ)持分法適用の非連結子会社数
項目
持分法の適用に関する事
項
0社
7社
(ロ)持分法適用の関連会社数
主要な会社名
・トヨタアセットマネジメント㈱
・トヨタ ファイナンシャル
サービス サウス アフリカ㈱
・和潤企業㈱
・和運租車㈱
・PT トヨタ アストラ ファイナ
ンシャル サービス㈱
(ハ)持分法を適用していない非連結子
会社及び関連会社はない。
(ニ)持分法適用会社のうち、決算日が
連結決算日と異なる会社について
は、各社の事業年度に係る財務諸表
を使用している。
3
連結子会社の事業年度等
に関する事項
連結子会社の決算日が連結決算日
(3月31日)と異なる会社は次のとおり
である。
決算日
会社名
12月31日 バンコ トヨタ ブラジル㈱
トヨタ サービス デ
メキシコ㈱
トヨタ ファイナンシャル
サービス ハンガリー㈱
トヨタ モーター
ファイナンス チャイナ㈲
他合計7社
連結財務諸表作成にあたってこれら
の会社については、連結決算日現在で
実施した仮決算に基づく財務諸表を使
用している。
4
在外子会社及び在外関連
会社の会計処理基準に関す
る事項
原則として在外子会社及び在外関連
会社の連結にあたっては、所在地国の
会社法及び会計処理基準に準拠して作
成された財務諸表を採用している。こ
れらの国との会計処理基準の主要な差
異は、米国及びその他の諸国の会計処
理基準に準拠したリース会計及び「5
会計処理基準に関する事項」で述べた
事項である。
― 82 ―
0社
(ロ)持分法適用の関連会社数
7社
主要な会社名
・トヨタ ファイナンシャル
サービス サウス アフリカ㈱
・和潤企業㈱
・和運租車㈱
(ハ)持分法を適用していない非連結子
会社及び関連会社はない。
(ニ)持分法適用会社のうち、決算日が
連結決算日と異なる会社について
は、各社の事業年度に係る財務諸表
を使用している。
連結子会社の決算日が連結決算日
(3月31日)と異なる会社は次のとおり
である。
決算日
会社名
12月31日 バンコ トヨタ ブラジル㈱
トヨタ ファイナンシャル
サービス メキシコ㈱
トヨタ ファイナンシャル
サービス ハンガリー㈱
トヨタ モーター
ファイナンス チャイナ㈲
他合計7社
連結財務諸表作成にあたってこれら
の会社については、連結決算日現在で
実施した仮決算に基づく財務諸表を使
用している。
同左
項目
5
会計処理基準に関する事
項
前連結会計年度
(自 平成17年4月1日
至 平成18年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
(イ)重要な資産の評価基準及び評価方
法
①有価証券
その他有価証券
時価のあるもの
…決算期末日の市場価格等に
基づく時価法
(評価差額は全部資本直入
法により処理し、売却原価
は主として個別法(海外連
結子会社)により算定して
いる)
時価のないもの
…主として総平均法による原
価法
②デリバティブ
…時価法
(ロ)重要な減価償却資産の減価償却の
方法
①有形固定資産
トヨタファイナンシャルサービ
ス株式会社及び国内連結子会社
(a) 賃貸資産
リース期間を償却年数と
し、リース期間満了時の処分
見積価額を残存価額とする定
額法によっている。なお、
リース資産の処分損失に備え
るため、減価償却費を追加計
上している。
(b) その他
主として法人税法に規定す
る方法と同一の定率法によっ
ている。
海外連結子会社
主として定額法によってお
り、リース資産の処分損失に備
えるため減価償却費を追加計上
している。
②無形固定資産
定額法によっている。
なお、自社利用のソフトウェア
については、社内における見込利
用可能期間(主として5年)に基づ
く定額法を採用している。
(イ)重要な資産の評価基準及び評価方
法
①有価証券
その他有価証券
時価のあるもの
…決算期末日の市場価格等に
基づく時価法
(評価差額は全部純資産直
入法により処理し、売却原
価は主として個別法(海外
連結子会社)により算定し
ている)
時価のないもの
…同左
― 83 ―
②デリバティブ
…同左
(ロ)重要な減価償却資産の減価償却の
方法
①有形固定資産
トヨタファイナンシャルサービ
ス株式会社及び国内連結子会社
(a) 賃貸資産
同左
(b) その他
同左
海外連結子会社
同左
②無形固定資産
同左
項目
前連結会計年度
(自 平成17年4月1日
至 平成18年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
③繰延資産の処理方法
トヨタファイナンシャルサービ
ス株式会社及び国内連結子会社
社債発行差金については社債
の償還期間にわたり均等償却し
ており、新株発行費、社債発行
費については支出時に全額費用
処理している。
海外連結子会社
社債発行費、社債発行差金は
社債の償還期限にわたり均等償
却している。
(ハ)重要な引当金の計上基準
①貸倒引当金
債権の貸し倒れによる損失に備
えるため、一般債権については貸
倒実績率等により計上している。
この他に保証業務から生ずる債
権の貸し倒れによる損失に備える
ため、主たる債務者の債務不履行
の可能性及び、その結果としての
保証履行に伴う求償債権に対する
回収不能額を過去の実績率により
見積もり、計上している。
(追加情報)
保証業務における主たる債務者の
債務不履行の可能性に対する回収
不能見込額について、従来すべて
貸倒引当金に含めて計上していた
が、保証債務に対する引当金であ
ることをより厳密に開示するた
め、債務保証損失引当金を新設し
区分掲記することとした。この結
果、従来の方法に比し貸倒引当金
は2,165百万円減少し、債務保証
損失引当金が同額多く計上されて
いる。また、これによる損益に与
える影響はない。
②賞与引当金
トヨタファイナンシャルサービ
ス株式会社及び国内連結子会社
は、従業員賞与の支出に備えるた
めに、次回賞与支給見込額のうち
当連結会計年度対応分について計
上している。
(ハ)重要な繰延資産の処理方法
トヨタファイナンシャルサービ
ス株式会社及び国内連結子会社
社債発行費については支出時
に全額費用処理している。
― 84 ―
海外連結子会社
社債発行費は社債の償還期限
にわたり均等償却している。
(ニ)重要な引当金の計上基準
①貸倒引当金
債権の貸し倒れによる損失に備
えるため、一般債権については貸
倒実績率等により計上している。
この他に保証業務から生ずる債
権の貸し倒れによる損失に備える
ため、主たる債務者の債務不履行
の可能性及び、その結果としての
保証履行に伴う求償債権に対する
回収不能額を過去の実績率により
見積もり、計上している。
②賞与引当金
同左
項目
前連結会計年度
(自 平成17年4月1日
至 平成18年3月31日)
─────────────
③退職給付引当金
従業員の退職給付に備えるた
め、当連結会計年度末における退
職給付債務及び年金資産の見込額
に基づき計上している。
数理計算上の差異は、その発生
時における従業員の平均残存勤務
期間以内の一定の年数による定額
法により翌連結会計年度から費用
処理することとしている。
過去勤務債務は、その発生時に
おける従業員の平均残存勤務期間
以内の一定の年数による定額法に
より発生した連結会計年度から費
用処理することとしている。
④販売促進引当金
クレジットカード事業を営む国
内連結子会社は、その特定会員の
カード利用に伴うポイント還元費
用の負担に備えるため、当該子会
社所定の基準により将来使用され
ると見込まれる金額を計上してい
る。
⑤債務保証損失引当金
保証業務から生じる損失に備える
ため、主たる債務者の債務不履行
により将来発生すると見込まれる
損失見込額を、過去の実績率によ
り見積り、計上している。
― 85 ―
当連結会計年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
③役員賞与引当金
役員に対して支給する賞与の支
出に充てるため、支給見込額に基
づき当連結会計年度に対応する金
額を計上している。
(会計方針の変更)
当連結会計年度より「役員賞与
に関する会計基準」(企業会計基
準委員会 平成17年11月29日 企
業会計基準第4号)を適用してい
る。
この結果、従来の方式に比べ
て、営業利益、経常利益及び税金
等調整前当期純利益が、それぞれ
63百万円減少している。
なお、セグメント情報に与える
影響は、当該箇所に記載してい
る。
④退職給付引当金
同左
⑤販売促進引当金
同左
⑥債務保証損失引当金
同左
項目
前連結会計年度
(自 平成17年4月1日
至 平成18年3月31日)
(ニ)重要な外貨建の資産または負債の
本邦通貨への換算の基準
外貨建金銭債権債務は、連結決算
日の直物為替相場により円貨に換算
し、換算差額は損益として処理して
いる。なお、在外子会社等の資産及
び負債は、連結決算日の直物為替相
場により円貨に換算し、収益及び費
用は期中平均相場により円貨に換算
し、換算差額は少数株主持分及び資
本の部における為替換算調整勘定に
含めて計上している。
(ホ)重要なリース取引の処理方法
国内連結子会社は、リース物件の
所有権が借主に移転すると認められ
るもの以外のファイナンス・リース
取引については、通常の賃貸借取引
に係る方法に準じた会計処理によっ
ている。
(へ)重要なヘッジ会計の方法
①ヘッジ会計の方法
国内連結子会社は繰延ヘッジ処
理によっている。なお、特例処理
の要件を満たしている金利スワッ
プについては特例処理によってい
る。米国連結子会社については、
公正価値ヘッジ処理によってい
る。
②ヘッジ手段とヘッジ対象
当連結会計年度にヘッジ会計を
適用したヘッジ手段とヘッジ対象
は以下のとおりである。
ヘッジ手段…為替予約、通貨ス
ワップ、金利ス
ワップ、イン
デックスノート
スワップ
ヘッジ対象…借入金、営業債権
及び社債
③ヘッジ方針
資金調達及び営業債権に係る金
利及び為替リスクをヘッジする目
的でデリバティブ取引を行ってい
る。
④ヘッジ有効性評価の方法
・事前テスト
比率分析もしくは回帰分析等の
統計的手法
・事後テスト
比率分析
(ト)消費税等の会計処理
消費税及び地方消費税の会計処理
は税抜方式によっている。
― 86 ―
当連結会計年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
(ホ)重要な外貨建の資産または負債の
本邦通貨への換算の基準
外貨建金銭債権債務は、連結決算
日の直物為替相場により円貨に換算
し、換算差額は損益として処理して
いる。なお、在外子会社等の資産及
び負債は、連結決算日の直物為替相
場により円貨に換算し、収益及び費
用は期中平均相場により円貨に換算
し、換算差額は純資産の部における
為替換算調整勘定及び少数株主持分
に含めて計上している。
(ヘ)重要なリース取引の処理方法
同左
(ト)重要なヘッジ会計の方法
①ヘッジ会計の方法
同左
②ヘッジ手段とヘッジ対象
同左
③ヘッジ方針
同左
④ヘッジ有効性評価の方法
同左
(チ)消費税等の会計処理
同左
項目
前連結会計年度
(自 平成17年4月1日
至 平成18年3月31日)
6
連結子会社の資産及び負
債の評価に関する事項
連結子会社の資産及び負債の評価方
法は、部分時価評価法によっている。
7
連結調整勘定の償却に関
する事項
8
のれん及び負ののれんの
償却に関する事項
連結調整勘定の償却については、重
要性のないものについては発生した連
結会計年度に償却することとしてい
る。
―――――
9
利益処分項目等の取扱に
関する事項
連結剰余金計算書は、連結会計年度
中に確定した利益処分に基づいて作成
している。
― 87 ―
当連結会計年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
同左
―――――
のれん及び負ののれんの償却につい
ては、重要性のないものについては発
生した連結会計年度に償却することと
している。
(追加情報)
当連結会計年度から内閣府令第56
号「財務諸表の監査証明に関する内閣
府令」(平成18年4月26日)により、
改正後の「連結財務諸表の用語、様式
及び作成方法に関する規則」(昭和51
年大蔵省令第28号)を適用している。
―――――
連結財務諸表作成の基本となる重要な事項の変更
前連結会計年度
(自 平成17年4月1日
至 平成18年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
―――――
(貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準等)
当連結会計年度から「貸借対照表の純資産の部の表示
に関する会計基準」(企業会計基準委員会 平成17年12
月9日 企業会計基準第5号)及び「貸借対照表の純資
産の部の表示に関する会計基準等の適用指針」(企業会
計基準委員会 平成17年12月9日 企業会計基準適用指
針第8号)を適用している。
これによる損益に与える影響はない。
なお、従来の「資本の部」の合計に相当する金額は
936,670百万円である。
連結財務諸表規則の改正により、当連結会計年度にお
ける連結財務諸表は、改正後の連結財務諸表規則により
作成している。
前連結会計年度において「資産の部(又は負債の
部)」に表示していた「繰延ヘッジ損失(又は繰延ヘッ
ジ利益)」は、当連結会計年度から税効果調整後の金額
を「評価・換算差額等」の内訳科目の「繰延ヘッジ損
益」として表示している。
なお、前連結会計年度の繰延ヘッジ損失について、当
連結会計年度と同様の方法によった場合の金額は2,538
百万円である。
(役員賞与に関する会計基準)
当連結会計年度より「役員賞与に関する会計基準」
(企業会計基準第4号 平成17年11月29日)を適用して
いる。
これにより、従来の方法と比較して営業利益、経常利
益及び税金等調整前当期純利益がそれぞれ63百万円減少
している。
なお、セグメント情報に与える影響は、当該箇所に記
載している。
(金融商品に関する会計基準)
当連結会計年度より、「金融商品に関する会計基準」
(企業会計基準第10号 平成18年8月11日)及び「繰延
資産の会計処理に関する当面の取扱い」(実務対応報告
第19号 平成18年8月11日)を適用している。これによ
り、従来、繰延資産として計上していた国内子会社の社
債発行差金を社債から直接控除しており、その金額は、
129百万円である。
なお、平成18年3月31日に終了する連結会計年度の連
結貸借対照表に計上した社債発行差金は、「繰延資産の
会計処理に関する当面の取扱い」(企業会計基準実務対
応報告第19号 平成18年8月11日)の経過措置に基づき
従前の会計処理を適用し、社債の償還期間にわたり均等
償却を行うとともに未償却残高を社債から直接控除して
いる。
― 88 ―
前連結会計年度
(自 平成17年4月1日
至 平成18年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
(車両リースの会計処理に関する取扱い)
国内連結子会社において、従来、リース車両に係る初
期直接費用は契約時に一括費用計上していたが、当該取
引の増加に伴い重要性が増してきたこと及び収益・費用
の対応をより適正に図るため、繰延経理を行い、リース
期間にわたって均等配分している。これにより営業利
益、経常利益及び税金等調整前当期純利益がそれぞれ
3,235百万円増加している。
なお、セグメント情報に与える影響は、当該箇所に記
載している。
追加情報
前連結会計年度
(自 平成17年4月1日
至 平成18年3月31日)
――――――――――
当連結会計年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
(デリバティブ取引関係)
取引の時価等に関する事項において、前連結会計年度
までその他に含めて表示していた支払米ドル受取豪ドル
の通貨スワップ取引について、当連結会計年度より区分
して表示している。
なお、前連結会計年度のその他に含まれている支払米
ドル受取豪ドルの契約額等は140,515百万円、契約額等
のうち1年超は140,515百万円、時価は△8,455百万円、
評価損益は△8,455百万円である。
― 89 ―
注記事項
(連結貸借対照表関係)
※1
前連結会計年度
(平成18年3月31日)
有形固定資産の減価償却累計額
565,752百万円
※2 関連会社に対するものは、次のとおりである。
投資有価証券(株式)
8,076百万円
3 保証債務
トヨタ販売店及びレンタリース店が一般顧客に割
賦販売等を行うに当たり、連結子会社がトヨタ販売
店及びレンタリース店に対して保証業務として債務
保証を行っている。
また、連結子会社以外のトヨタグループ会社が
行った資金調達に対し、債務保証を行っている。
連結子会社の営業上の債務保証
1,424,002百万円
トヨタ モーター
マニュファクチュアリング
45,199百万円
フランス㈱
その他
42,160百万円
計
1,511,362百万円
4 当座貸越契約及び貸出コミットメントに係る貸出
未実行残高
4,158,366百万円
なお、上記当座貸越契約及び貸出コミットメント
においては、信用状態等に関する審査を貸出実行の
条件としているものが含まれているため、必ずしも
全額が貸出実行されるものではない。
※5 当社の発行済株式総数は、普通株式1,570,500株
である。
当連結会計年度
(平成19年3月31日)
※1 有形固定資産の減価償却累計額
750,862百万
円
※2 関連会社に対するものは、次のとおりである。
投資有価証券(株式)
12,081百万円
(うち、共同支配企業に対する投資の金額 9,825百万
円)
3 保証債務
トヨタ販売店及びレンタリース店が一般顧客に
割賦販売等を行うに当たり、連結子会社がトヨタ販
売店及びレンタリース店に対して保証業務として債
務保証を行っている。
また、連結子会社以外のトヨタグループ会社が
行った資金調達に対し、債務保証を行っている。
連結子会社の営業上の債務保証
1,507,573百万円
トヨタ モーター
マニュファクチュアリング
47,120百万円
フランス㈱
その他
63,404百万円
計
1,618,098百万円
4 当座貸越契約及び貸出コミットメントに係る貸
出未実行残高
4,394,132百万円
なお、上記当座貸越契約及び貸出コミットメン
トにおいては、信用状態等に関する審査を貸出実行
の条件としているものが含まれているため、必ずし
も全額が貸出実行されるものではない。
― 90 ―
(連結損益計算書関係)
前連結会計年度
(自 平成17年4月1日
至 平成18年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
※1 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額 ※1 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額
は、次のとおりである。
は、次のとおりである。
従業員給与・手当
46,921百万円
従業員給与・手当
51,517百万円
貸倒引当金繰入額
62,332百万円
貸倒引当金繰入額
84,431百万円
減価償却費
4,174百万円
減価償却費
4,684百万円
退職給付費用
5,080百万円
退職給付費用
5,255百万円
賞与引当金繰入額
1,391百万円
賞与引当金繰入額
1,388百万円
販売促進引当金繰入額
1,853百万円
販売促進引当金繰入額
1,834百万円
※2 売上原価には、デリバティブ関連損益が4,368
※2 売上原価には、デリバティブ関連損益が19,412
百万円(益)含まれている。
百万円(損)含まれている。
※3 累積的影響額は、英国の連結子会社がボリューム ※3 累積的影響額は、ドイツにある連結子会社のス
ボーナスに係る会計処理を変更したことによる期首
ウェーデン支店がリース資産の減価償却方法を変更
剰余金修正額である。
したことによる期首剰余金修正額である。
※4 累積的影響額は、オランダ及びオーストラリアの
連結子会社が「国際財務報告基準」へ会計基準を変
更したことによる期首剰余金修正額、及び、英国及
びフィリピンの連結子会社が退職給付会計基準変更
により、退職給付会計に係る会計処理を変更したこ
とによる期首剰余金修正額である。
※5 過年度損益修正損は、米国の連結子会社がデリバ
ティブ取引のヘッジ会計に係る会計処理を修正した
ことによる期首剰余金修正額である。
― 91 ―
(連結株主資本等変動計算書関係)
当連結会計年度(自
1
平成18年4月1日
平成19年3月31日)
発行済株式に関する事項
株式の種類
前連結会計年度末
普通株式(株)
2
至
1,570,500
増加
減少
―
―
自己株式に関する事項
該当事項なし
3
新株予約権等に関する事項
該当事項なし
4
配当に関する事項
該当事項なし
― 92 ―
当連結会計年度末
1,570,500
(リース取引関係)
前連結会計年度
(自 平成17年4月1日
至 平成18年3月31日)
1
当連結会計年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
リース物件の所有権が借主に移転すると認められる 1 リース物件の所有権が借主に移転すると認められる
もの以外のファイナンス・リース取引(借手側)
もの以外のファイナンス・リース取引(借手側)
① リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相
① リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相
当額及び期末残高相当額
当額及び期末残高相当額
取得価額
相当額
(百万円)
工具器具備品
4,712
減価償却累
計額相当額
(百万円)
2,426
期末残高
相当額
(百万円)
取得価額
相当額
(百万円)
2,285
工具器具備品
未経過リース料期末残高が有形固定資産の期末残
高等に占める割合が低いため、支払利子込み法によ
り算定している。
9,020
減価償却累
計額相当額
(百万円)
3,769
期末残高
相当額
(百万円)
5,251
未経過リース料期末残高が有形固定資産の期末残
高等に占める割合が低いため、支払利子込み法によ
り算定している。
② 未経過リース料期末残高相当額
1年内
964百万円
1年超
1,321百万円
②
合計
2,285百万円
未経過リース料期末残高が有形固定資産の期末残
高等に占める割合が低いため、支払利子込み法によ
り算定している。
未経過リース料期末残高相当額
1年内
1,788百万円
1年超
3,462百万円
合計
5,251百万円
未経過リース料期末残高が有形固定資産の期末残
高等に占める割合が低いため、支払利子込み法によ
り算定している。
③ 支払リース料及び減価償却費相当額
支払リース料
924百万円
減価償却費相当額
924百万円
③
支払リース料及び減価償却費相当額
支払リース料
1,956百万円
減価償却費相当額
1,956百万円
④ 減価償却費相当額の算定方法
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とす
る定額法によっている。
④
減価償却費相当額の算定方法
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とす
る定額法によっている。
2 オペレーティング・リース取引(借手側)
未経過リース料
1年内
1,805百万円
1年超
5,163百万円
合計
2
オペレーティング・リース取引(借手側)
未経過リース料
1年内
1,992百万円
1年超
5,338百万円
合計
6,969百万円
― 93 ―
7,331百万円
前連結会計年度
(自 平成17年4月1日
至 平成18年3月31日)
3
当連結会計年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
リース物件の所有権が借主に移転すると認められる 3 リース物件の所有権が借主に移転すると認められる
もの以外のファイナンス・リース取引(貸手側)
もの以外のファイナンス・リース取引(貸手側)
① リース物件の取得価額、減価償却累計額及び期末
① リース物件の取得価額、減価償却累計額及び期末
残高
残高
取得価額
(百万円)
賃貸資産
ソフトウェア
減価償却
累計額
(百万円)
取得価額
(百万円)
期末残高
(百万円)
108,817
63,183
45,633
10,465
7,138
3,327
賃貸資産
ソフトウェア
② 未経過リース料期末残高相当額
1年内
17,343百万円
1年超
38,611百万円
②
合計
55,955百万円
未経過リース料期末残高及び見積残存価額の残高
の合計額が営業債権の期末残高等に占める割合が低
いため、受取利子込み法により算定している。
合計
期末残高
(百万円)
211,277
101,478
109,798
9,790
7,052
2,737
未経過リース料期末残高相当額
1年内
40,502百万円
1年超
85,816百万円
合計
126,319百万円
未経過リース料期末残高及び見積残存価額の残高
の合計額が営業債権の期末残高等に占める割合が低
いため、受取利子込み法により算定している。
③ 受取リース料及び減価償却費
受取リース料
18,921百万円
減価償却費
14,716百万円
4 オペレーティング・リース取引(貸手側)
未経過リース料
1年内
358,553百万円
1年超
498,559百万円
減価償却
累計額
(百万円)
③
4
857,112百万円
― 94 ―
受取リース料及び減価償却費
受取リース料
39,724百万円
減価償却費
31,000百万円
オペレーティング・リース取引(貸手側)
未経過リース料
1年内
481,451百万円
1年超
593,753百万円
合計
1,075,205百万円
(有価証券関係)
前連結会計年度
(自 平成17年4月1日
至 平成18年3月31日)
1 その他有価証券で時価のあるもの(平成18年3月31日)
取得原価
(百万円)
連結貸借対照表
計上額(百万円)
差額
(百万円)
(連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの)
①株式
42,560
54,066
11,506
―
―
―
6,547
6,590
42
③その他
12,535
13,511
976
小計
61,643
74,169
12,525
2,067
△66
②債券
国債・地方債
社債その他
(連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの)
①株式
2,134
②債券
国債・地方債
社債その他
③その他
6,154
6,053
△101
66,121
65,378
△742
22,694
4,563
△18,130
小計
97,105
78,064
△19,041
合計
158,749
152,233
△6,515
2 その他有価証券のうち満期があるもの及び満期保有目的の債券の今後の償還予定額
(平成18年3月31日)
1年超
5年超
10年超
1年以内
5年以内
10年以内
(百万円)
(百万円)
(百万円)
(百万円)
①債券
国債・地方債等
社債
その他
②その他
合計
58
2,885
1,214
1,872
5,169
18,156
4,635
44,321
―
16,192
―
―
―
―
―
―
5,227
37,234
5,850
46,194
― 95 ―
当連結会計年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
1 その他有価証券で時価のあるもの(平成19年3月31日)
取得原価
(百万円)
連結貸借対照表
計上額(百万円)
差額
(百万円)
(連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの)
①株式
44,093
53,655
9,562
6,270
6,293
22
94,196
94,708
512
―
―
―
144,561
154,658
10,097
17,727
17,530
△197
516
516
0
②債券
国債・地方債
社債その他
③その他
小計
(連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの)
①株式
②債券
国債・地方債
6,558
6,526
△32
③その他
社債その他
16,438
16,410
△27
小計
41,241
40,983
△257
合計
185,802
195,641
9,839
2 当連結会計年度中に売却したその他有価証券(平成19年3月31日)
売却額(百万円)
売却益の合計額(百万円)
売却損の合計額(百万円)
9,565
1,183
109,538
3 その他有価証券のうち満期があるもの及び満期保有目的の債券の今後の償還予定額
(平成19年3月31日)
1年超
5年超
1年以内
10年超
10年以内
5年以内
(百万円)
(百万円)
(百万円)
(百万円)
①債券
国債・地方債等
1,612
1,596
1,242
2,203
945
16,706
3,477
21,669
―
―
―
―
②その他
1,090
14,527
―
―
合計
3,648
32,830
4,720
23,873
社債
その他
― 96 ―
(デリバティブ取引関係)
前連結会計年度
(自 平成17年4月1日
至 平成18年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
1 取引の状況に関する事項
1 取引の状況に関する事項
(1) 取引の内容
(1) 取引の内容
同左
為替予約取引、通貨スワップ取引、金利スワッ
プ取引、金利オプション取引及びインデックス
ノートスワップ取引を利用している。
(2) 取引に対する取組方針
(2) 取引に対する取組方針
リスクヘッジを目的としており、トレーディン
同左
グ目的での取引は行っていない。
(3) 取引の利用目的
(3) 取引の利用目的
同左
為替予約取引及び通貨スワップ取引は、主に外
国通貨建の負債及び営業債権についてあらかじめ
決められた条件で決済する目的で利用しており、
金利スワップ取引及び金利オプション取引は、市
場金利の変動リスクを回避するために利用してい
る。
(4) 取引に係るリスクの内容
(4) 取引に係るリスクの内容
同左
為替予約取引、通貨スワップ取引、インデック
スノートスワップは為替相場の変動によるリスク
を有しており、金利スワップ取引、金利オプショ
ン取引、通貨スワップ取引及びインデックスノー
トスワップは市場金利の変動によるリスクを有し
ている。
なお、当企業集団の取引の契約先は信用力の高
い金融機関に分散しており、信用リスクは極めて
少ないものと認識している。
(5) 取引に係るリスクの管理体制
(5) 取引に係るリスクの管理体制
同左
デリバティブ取引の実行及び管理については、
取引権限及び取引限度等について定めた社内ルー
ルに従い、資金担当部門が承認権限者の承認を得
て行っている。
(6) 「取引の時価等に関する事項」に係る補足説明等
(6) 「取引の時価等に関する事項」に係る補足説明等
同左
「取引の時価等に関する事項」における契約額
等は、デリバティブ取引自体における名目的な契
約額又は取引決済上の計算上の想定元本であり、
当該金額自体がデリバティブ取引の市場リスク又
は信用リスクの量を表すものではない。
― 97 ―
2 取引の時価等に関する事項
(1) 通貨関連
区分
取引の種類
契約額等
(百万円)
前連結会計年度末
(平成18年3月31日)
契約額等の
時価
うち1年超
(百万円)
(百万円)
評価損益
(百万円)
契約額等
(百万円)
当連結会計年度末
(平成19年3月31日)
契約額等の
時価
うち1年超
(百万円)
(百万円)
評価損益
(百万円)
為替予約取引
売建
25,838
―
25,644
193
45,084
―
44,603
480
買建
206,394
―
207,202
807
141,280
―
138,827
△2,453
支払米ドル
受取スイスフラン
368,438
368,438
7,086
7,086
454,127
390,286
30,959
30,959
支払米ドル受取ユーロ
388,822
279,699
68,282
68,282
335,475
211,668
71,541
71,541
支払米ドル受取日本円
217,318
217,318
△1,068
△1,068
390,396
390,396
1,037
1,037
支払米ドル受取英ポンド
305,600
229,077
1,642
1,642
250,855
186,760
29,754
29,754
通貨スワップ取引
市場取
引以外
の取引
支払米ドル受取豪ドル
その他
合計
―
―
―
―
317,656
280,234
17,494
17,494
693,630
537,751
△48,107
△48,107
622,542
451,582
△32,237
△32,237
2,206,043
1,632,285
260,681
28,835
2,557,420
1,910,928
301,980
116,576
前連結会計年度末
1 時価の算定方法
主として将来キャッシュ・フローを
見積もり、それを適切な市場利子率
で割引く方法等により算定してい
る。
2
1
ヘッジ会計が適用されているデリバ
ティブ取引も含めて記載している。
当連結会計年度末
時価の算定方法
同左
2
同左
(2) 金利関連
区分
取引の種類
契約額等
(百万円)
前連結会計年度末
(平成18年3月31日)
契約額等の
時価
うち1年超
(百万円)
(百万円)
評価損益
(百万円)
契約額等
(百万円)
当連結会計年度末
(平成19年3月31日)
契約額等の
時価
うち1年超
(百万円)
(百万円)
評価損益
(百万円)
金利スワップ取引
市場取
引以外
の取引
受取固定・支払変動
3,156,499
2,705,781
△32,610
△32,610
3,677,818
3,000,016
224
224
受取変動・支払固定
6,383,452
4,124,934
71,592
71,592
6,745,958
4,490,250
23,364
23,364
受取変動・支払変動
186,309
120,391
△1,694
△1,694
181,462
120,052
△1,674
△1,674
買建キャップ
69,859
4,169
654
654
118,127
40,552
859
859
売建キャップ
―
―
―
―
2,948
2,948
95
95
37,942
10,726,31
5
7,653,818
22,870
22,870
オプション取引
合計
9,796,117
6,955,278
37,942
前連結会計年度末
1 時価の算定方法
主として期末日現在の金利等を基に
将来予想されるキャッシュ・フロー
を現在価値に割引く方法等により算
定している。
2
1
ヘッジ会計が適用されているデリバ
ティブ取引も含めて記載している。
2
― 98 ―
当連結会計年度末
時価の算定方法
同左
同左
(退職給付関係)
1 採用している退職給付制度の概要
一部の国内連結子会社は、退職金制度の一部について確定拠出年金制度を採用し、残額については退職一時
金を充当している。また、一部の海外子会社は確定給付型の制度を設けており、他の一部の海外子会社は確定
拠出型の制度を設けている。
2 退職給付債務に関する事項
前連結会計年度
当連結会計年度
(平成18年3月31日)
(平成19年3月31日)
イ 退職給付債務
△7,252百万円
△8,723百万円
ロ 年金資産
2,892百万円
3,859百万円
ハ 未積立退職給付債務(イ+ロ)
△4,360百万円
△4,863百万円
ニ 会計基準変更時差異の未処理額
―百万円
―百万円
ホ 未認識数理計算上の差異
53百万円
113百万円
ヘ 未認識過去勤務債務
―百万円
―百万円
ト 連結貸借対照表計上額純額(ハ+ニ+ホ+ヘ)
△4,306百万円
△4,749百万円
チ 前払年金費用
―百万円
―百万円
リ 退職給付引当金(ト−チ)
△4,306百万円
△4,749百万円
米国連結子会社の従業員は、確定給付型の制度である米国トヨタ自動車販売㈱年金制度に参加している。年
間給与額の比率に基づいて計算した米国連結子会社の負担に属する年金資産額は、前連結会計年度は28,413
百万円であり、当連結会計年度は31,599百万円である。
3 退職給付費用に関する事項
前連結会計年度
(自 平成17年4月1日
至 平成18年3月31日)
イ 勤務費用
4,693百万円
ロ 利息費用
212百万円
ハ 期待運用収益
△154百万円
ニ 会計基準変更時差異の費用処理額
―百万円
ホ 数理計算上の差異の費用処理額
24百万円
ヘ 過去勤務債務の費用処理額
21百万円
ト その他
282百万円
チ 退職給付費用
5,080百万円
(注) 退職給付費用には、複数事業主制度に関するものが含まれている。
「ト その他」は、確定拠出年金への掛金支払額である。
当連結会計年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
4,812百万円
352百万円
△230百万円
―百万円
21百万円
21百万円
277百万円
5,255百万円
4 退職給付債務等の計算の基礎に関する事項
イ 退職給付見込み額の期間配分方法
ロ 割引率
ハ 期待運用収益率
ニ 過去勤務債務の額の処理年数
ホ 数理計算上の差異の処理年数
ヘ 会計基準変更時差異の処理年数
前連結会計年度
(自 平成17年4月1日
至 平成18年3月31日)
主として勤務期間基準
2.0%∼5.3%
7.0%
16年
(発生時の従業員の平均
残存勤務期間以内の一
定の年数による定額法
により、発生年度から
費用処理することとし
ている。)
5年∼16年
(発生時の従業員の平均
残存勤務期間以内の一
定の年数による定額法
により、翌連結会計年
度から費用処理するこ
ととしている。)
―
― 99 ―
当連結会計年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
同左
2.0%∼ 5.3%
7.0%
16年
(同左)
13年∼16年
(同左)
―
(ストック・オプション等関係)
当連結会計年度(自
平成18年4月1日
至
平成19年3月31日)
該当事項はない。
(税効果会計関係)
1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
前連結会計年度
(平成18年3月31日)
繰延税金資産
貸倒引当金
残価損引当金
税務上の繰越欠損金
リース取得手数料
その他
繰延税金資産小計
評価性引当金
繰延税金資産合計
繰延税金負債
償却資産
その他
繰延税金負債合計
繰延税金資産(負債)の純額
2
当連結会計年度
(平成19年3月31日)
34,616百万円
10,765百万円
7,226百万円
9,654百万円
19,134百万円
40,083百万円
9,942百万円
6,766百万円
6,001百万円
44,035百万円
81,397百万円
△4,333百万円
77,064百万円
106,829百万円
△6,635百万円
100,193百万円
△325,619百万円
△44,179百万円
△369,799百万円
△292,735百万円
△388,817百万円
△88,449百万円
△477,267百万円
△377,073百万円
法定実効税率と税効果会計適用後の法人税率の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因と
なった主要な項目別の内訳
前連結会計年度
(平成18年3月31日)
法定実効税率
(調整)
在外子会社税率差異
在外子会社における税率変更によ
る期末繰延税金資産の減額修正
在外子会社における特定車両を取
得した場合の税額控除
情報通信機器等を取得した場合等
の税額控除
その他
税効果会計適用後の法人税等の負
担率
当連結会計年度
(平成19年3月31日)
40.0%
△1.7%
△0.6%
△0.3%
△0.3%
0.1%
37.2%
法定実効税率
(調整)
在外子会社税率差異
在外子会社における税率変更によ
る期末繰延税金資産の減額修正
在外子会社における特定車両を取
得した場合の税額控除
在外子会社の未認識税務利益
その他
税効果会計適用後の法人税等の負
担率
― 100 ―
40.0%
△3.5%
△2.0%
△1.8%
△0.8%
0.5%
32.4%
(セグメント情報)
事業の種類別セグメント情報
前連結会計年度(自 平成17年4月1日 至 平成18年3月31日)
連結会社は、リース取引、割賦金融、卸売金融、保険仲介等の「販売金融事業」以外に、一部でクレジット
カード事業、証券業等の「その他の金融事業」を営んでいるが、当連結会計年度については、全セグメントの
売上高(営業収益)の合計、営業利益及び全セグメントの資産の金額の合計額に占める「販売金融事業」の割合
がいずれも90%を超えているため、事業の種類別セグメント情報の記載を省略している。
当連結会計年度(自 平成18年4月1日 至 平成19年3月31日)
連結会社は、リース取引、割賦金融、卸売金融、保険仲介等の「販売金融事業」以外に、一部でクレジット
カード事業、証券業等の「その他の金融事業」を営んでいるが、当連結会計年度については、全セグメントの
売上高(営業収益)の合計、営業利益及び全セグメントの資産の金額の合計額に占める「販売金融事業」の割合
がいずれも90%を超えているため、事業の種類別セグメント情報の記載を省略している。
― 101 ―
所在地別セグメント情報
前連結会計年度(自
平成17年4月1日 至
平成18年3月31日)
計
(百万円)
消去
又は全社
(百万円)
連結
(百万円)
日本
(百万円)
北米
(百万円)
欧州
(百万円)
その他
(百万円)
122,686
668,274
113,684
71,008
975,654
―
975,654
6,105
174
125
138
6,543
(6,543)
―
128,792
668,449
113,810
71,146
982,197
(6,543)
975,654
営業費用
116,990
554,821
97,870
60,280
829,963
(4,339)
825,623
営業利益
11,801
113,627
15,940
10,865
152,234
(2,203)
150,031
Ⅰ 売上高及び営業損益
売上高
(1) 外部顧客に対する
売上高
(2) セグメント間の内部
売上高又は振替高
計
Ⅱ 資産
(注)
1,718,022 7,416,891 1,157,452
887,422 11,179,789
(16,376) 11,163,413
1 国又は地域の区分の方法は、地理的近接度による。
2 日本以外の区分に属する主な国又は地域
北米………………米国、カナダ
欧州………………ドイツ、英国
その他……………タイ、オーストラリア
3 資産のうち、消去又は全社の項目に含めた全社資産の金額は、11,884百万円であり、その主なも
のは、当社の関係会社株式及び資金(現金及び預金)等である。
― 102 ―
当連結会計年度(自
平成18年4月1日 至
平成19年3月31日)
計
(百万円)
消去
又は全社
(百万円)
日本
(百万円)
北米
(百万円)
欧州
(百万円)
その他
(百万円)
連結
(百万円)
139,473
895,471
144,336
96,646
1,275,928
─
1,275,928
6,343
1,097
363
37
7,842
(7,842)
─
145,816
896,569
144,700
96,684
1,283,771
(7,842)
1,275,928
営業費用
133,384
814,010
126,773
84,204
1,158,372
(5,573)
1,152,798
営業利益
12,432
82,559
17,927
12,479
125,398
(2,269)
123,129
Ⅰ 売上高及び営業損益
売上高
(1) 外部顧客に対する
売上高
(2) セグメント間の内部
売上高又は振替高
計
Ⅱ 資産
(注)
1,837,721 8,846,741 1,401,819 1,185,224 13,271,506
(53,878) 13,217,628
1 国又は地域の区分の方法は、地理的近接度による。
2 日本以外の区分に属する主な国又は地域
北米………………米国、カナダ
欧州………………ドイツ、英国
その他……………タイ、オーストラリア
3 資産のうち、消去又は全社の項目に含めた全社資産の金額は、10,671百万円であり、その主なも
のは、当社の関係会社株式等である。
4 会計方針の変更
(1)「連結財務諸表作成の基本となる重要な事項の変更」に記載のとおり、当連結会計年度より
「役員賞与に関する会計基準」(企業会計基準第4号 平成17年11月29日)を適用している。この
変更に伴い、従来の方法によった場合に比べて、「日本」の営業費用は63百万円増加し、営業利
益が同額減少している。
(2)「連結財務諸表作成の基本となる重要な事項の変更」に記載のとおり、当連結会計年度より
契約時に一括費用計上していたリース車両に係る初期直接費用について、当該取引の増加に伴い
重要性が増してきたこと及び収益・費用の対応をより適正に図るため、繰延経理を行い、リース
期間にわたって均等配分している。この変更に伴い、従来の方法によった場合に比べて、「日
本」の営業費用は3,235百万円減少し、営業利益が同額増加している。
― 103 ―
海外売上高
前連結会計年度(自
平成17年4月1日 至
平成18年3月31日)
北米
Ⅰ
海外売上高(百万円)
Ⅱ
連結売上高(百万円)
欧州
668,274
113,684
その他
71,008
計
852,967
975,654
Ⅲ
連結売上高に占める
68.5
11.7
7.3
海外売上高の割合(%)
(注) 1 国又は地域の区分の方法は、地理的近接度による。
2 各区分に属する主な国又は地域は以下のとおり。
北米………………米国、カナダ
欧州………………ドイツ、英国
その他……………タイ、オーストラリア
3 海外売上高は、当社及び連結子会社の本邦以外の国又は地域における売上高である。
当連結会計年度(自
平成18年4月1日 至
平成19年3月31日)
北米
Ⅰ
海外売上高(百万円)
Ⅱ
連結売上高(百万円)
87.4
欧州
896,569
144,700
その他
96,684
計
1,137,954
1,275,928
Ⅲ
連結売上高に占める
70.3
11.3
7.6
海外売上高の割合(%)
(注) 1 国又は地域の区分の方法は、地理的近接度による。
2 各区分に属する主な国又は地域は以下のとおり。
北米………………米国、カナダ
欧州………………ドイツ、英国
その他……………タイ、オーストラリア
3 海外売上高は、当社及び連結子会社の本邦以外の国又は地域における売上高である。
― 104 ―
89.2
関連当事者との取引
1 前連結会計年度(自 平成17年4月1日
(1) 親会社及び法人主要株主等
属性
会社等
の名称
住所
資本金又
は出資金
(百万円)
事業の
内容
又は職業
至 平成18年3月31日)
議決権等
の所有
(被所有)
割合(%)
関係内容
役員の
兼任等
業務上
の関係
取引の
内容
資金の
借入
(注1)
トヨタ
親会社 自動車
株式会社
愛知県
豊田市
自動車の
397,049
製造・販売
(被所有)
直接
100
兼任
クレジッ
ト ・ サ
7人 ポ ー ト の
クレジッ
供与
ト ・ サ
ポート料
の支払
(注2)
取引金額
(百万円)
88,140
科目
期末残高
(百万円)
長期
借入金
111,064
1年以内
返済長期
借入金
7,000
支払手形
709 及 び 買 掛
金
377
取引条件及び取引条件の決定方針等
(注1) 資金の借入については、借入利率は市場金利を参考に合理的に決定している。
(注2) クレジット・サポート料の支払については、子会社発行の社債・CP等の期中平均残高に基づき算定し
ている。
(2) 役員及び個人主要株主等
該当事項はない。
(3) 子会社等
該当事項はない。
2 当連結会計年度(自 平成18年4月1日
(1) 親会社及び法人主要株主等
記載すべき重要なものはない。
至 平成19年3月31日)
(2) 役員及び個人主要株主等
記載すべき重要なものはない。
(3) 子会社等
記載すべき重要なものはない。
(企業結合等関係)
当連結会計年度(自
平成18年4月1日
至
平成19年3月31日)
該当事項はない。
― 105 ―
(1株当たり情報)
前連結会計年度
(自 平成17年4月1日
至 平成18年3月31日)
1株当たり純資産額
当連結会計年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
519,214円80銭 1株当たり純資産額
1株当たり当期純利益金額
596,196円14銭
64,366円76銭 1株当たり当期純利益金額
62,072円31銭
なお、潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額につ
なお、潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額につ
いては、潜在株式を発行していないため記載していな いては、潜在株式を発行していないため記載していな
い。
い。
(注) 算定上の基礎
1. 1株当たり純資産額
前連結会計年度
(平成18年3月31日)
項目
当連結会計年度
(平成19年3月31日)
連結貸借対照表の純資産の部の合計額(百万円)
─
946,648
普通株式に係る純資産額(百万円)
─
936,326
─
10,322
普通株式の発行済株式数(株)
─
1,570,500
1株当たり純資産の算定に用いられた普通株式の数(株)
─
1,570,500
差額の内訳(百万円)
少数株主持分
2. 1株当たり当期純利益金額
前連結会計年度
(自 平成17年4月1日
至 平成18年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
101,157
97,484
当期純利益(百万円)
普通株主に帰属しない金額(百万円)
69
(うち利益処分による役員賞与金)
(69)
普通株式に係る当期純利益(百万円)
期中平均株式数(株)
― 106 ―
─
(─)
101,088
97,484
1,570,500
1,570,500
(重要な後発事象)
前連結会計年度
(自 平成17年4月1日
至 平成18年3月31日)
当連結会計年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
―――――
─────
― 107 ―
⑤
連結附属明細表
社債明細表
会社名
トヨタファイナン
ス㈱
海外子会社
銘柄
発行年月日
前期末残高
(百万円)
普通社債
(注)1
2002年∼
2007年
560,000
ミディアムターム
ノート
(注)1
2004年∼
2005年
6,000
普通社債
(注)1
(注)2
(注)3
1997年∼
847,193
2007年 [3,541百万
当期末残高
(百万円)
利率
(%)
担保
償還期限
719,870
(50,000)
0.34
∼
2.07
なし
2007年
∼
2020年
6,000
(4,000)
0.23
∼
1.49
なし
2007年
∼
2017年
0.75
∼
7.00
なし
2007年
∼
2016年
5,268,991
0.00
(1,709,586)
∼
米ドル [23,755百万
15.25
米ドル
3,237百万
豪ドル
6,233百万
豪ドル
203百万
ニュージーラン
1,402百万
なし
2007年
∼
2047年
―
―
1,052,693
(172,643)
米ドル [4,260百万
米ドル
3,502百万
スイスフラン 4,478百万
スイスフラン
399百万
カナダ・ドル 17,000百万
バーツ]
8,000百万
バーツ]
ミディアムターム
ノート
(注)1
(注)2
(注)4
1998年∼
4,357,044
2007年 [21,638百万
ド・ドル ニュージーラン
ド・ドル
英ポンド
1,574百万
英ポンド
1,455百万
カナダ・ドル
1,761百万
カナダ・ドル
554百万
シンガポール・
314百万
ドル シンガポール・
ドル
2,400百万
香港ドル
2,299百万
香港ドル
5,003百万
ユーロ
4,221百万
ユーロ
1,440百万
メキシコペソ
3,652百万
メキシコペソ
9,529百万
アイスランド 12,595百万
クローネ
アイスランド
クローネ
400百万
マレーシア
400百万
リンギット]
マレーシア
リンギット
1,620百万
113百万
ニュートルコ
リラ
492百万
ノルウェー
クローネ
501百万
南アフリカ
ランド
13百万
スイスフラン]
合計
(注) 1
―
―
1年内に償還が予定される金額を(
7,047,555
(1,936,229)
)内に付記している。
5,770,238
― 108 ―
―
2
外国において発行された社債及びミディアムタームノートについて外貨建てによる金額を[ ]内に付
記している。
3 海外子会社トヨタ モーター クレジット㈱、トヨタ クレジット カナダ㈱、トヨタ リーシング タイラ
ンド㈱の発行しているものを集約している。
4 海外子会社トヨタ モーター クレジット㈱、トヨタ クレジット カナダ㈱、トヨタ モーター ファイナ
ンス(ネザーランズ)㈱、トヨタ ファイナンス オーストラリア㈱、トヨタ ファイナンス ニュージーラ
ンド㈱、トヨタ クレジットバンク㈲、UMWトヨタ キャピタル㈱の発行しているものを集約している。
5 連結決算日後5年内における償還予定額は、次のとおりである。
1年以内
(百万円)
1,869,585
1年超2年以内
(百万円)
2年超3年以内
(百万円)
1,523,501
1,337,701
― 109 ―
3年超4年以内
(百万円)
626,202
4年超5年以内
(百万円)
790,372
借入金等明細表
区分
前期末残高
(百万円)
当期末残高
(百万円)
平均利率
(%)
返済期限
短期借入金
865,023
952,310
3.02
―
1年以内に返済予定の長期借入金
142,189
216,279
2.72
―
長期借入金(1年以内に返済予定
のものを除く。)
645,278
580,898
3.02
1,993,858
2,363,695
5.00
3,646,349
4,113,183
その他の有利子負債
コマーシャル・ペーパー
(1年内返済予定)
合計
2008年∼2027年
―
―
―
(注) 1 平均利率は、当連結会計年度末における利率および残高より加重平均した利率である。
2 長期借入金の連結決算日後5年内における返済予定額は、次のとおりである。
1年超2年以内
(百万円)
長期借入金
2年超3年以内
(百万円)
149,785
(2) その他
該当事項はない。
― 110 ―
113,403
3年超4年以内
(百万円)
86,316
4年超5年以内
(百万円)
10,273
2 財務諸表等
(1) 財務諸表
① 貸借対照表
前事業年度
(平成18年3月31日)
区分
注記
番号
当事業年度
(平成19年3月31日)
構成比
(%)
金額(百万円)
構成比
(%)
金額(百万円)
(資産の部)
Ⅰ
流動資産
1 現金及び預金
2 売掛金
※1
1,642
174
2,236
2,737
―
10
210
210
31
27
7,000
71,047
111
177
3 前渡金
4 繰延税金資産
5 未収収益
6 1年以内回収予定の関係
会社長期貸付金
7 未収入金
8 その他
39
流動資産合計
Ⅱ
11,271
23
4.0
74,408
27.6
固定資産
(1) 有形固定資産
※2
1 建物
2 車両運搬具
3 工具器具備品
4 土地
有形固定資産合計
65
275
9
27
32
233
0
0
107
0.1
536
0.2
(2) 無形固定資産
1 ソフトウェア
42
2 ソフトウェア仮勘定
24
無形固定資産合計
67
103
7
0.0
110
0.0
(3) 投資その他の資産
1 投資有価証券
802
779
2 関係会社株式
159,127
150,728
3 関係会社出資金
38,660
43,073
4 関係会社長期貸付金
71,047
0
61
97
5 繰延税金資産
6 その他
116
295
投資その他の資産合計
269,816
95.9
194,973
72.2
固定資産合計
269,991
96.0
195,620
72.4
281,263
100.0
270,028
100.0
資産合計
― 111 ―
前事業年度
(平成18年3月31日)
区分
注記
番号
当事業年度
(平成19年3月31日)
構成比
(%)
金額(百万円)
構成比
(%)
金額(百万円)
(負債の部)
Ⅰ
流動負債
1 買掛金
※1
377
462
―
882
7,000
71,000
161
387
2 短期借入金
3 1年以内返済予定の関係
会社長期借入金
4 未払金
5 未払費用
6 未払法人税等
219
237
1,123
175
13
11
137
155
0
―
7 預り金
8 賞与引当金
9 その他
流動負債合計
Ⅱ
9,033
3.2
73,310
27.2
固定負債
1 関係会社長期借入金
111,064
42,000
121
153
34
49
2 退職給付引当金
3 役員退任慰労引当金
固定負債合計
111,219
39.6
42,202
15.6
負債合計
120,253
42.8
115,513
42.8
78,525
27.9
―
―
(資本の部)
Ⅰ
資本金
Ⅱ
資本剰余金
1 資本準備金
資本剰余金合計
Ⅲ
※3
78,525
78,525
―
27.9
―
―
利益剰余金
3,950
利益剰余金合計
3,950
1.4
―
―
8
0.0
―
―
資本合計
161,009
57.2
―
―
負債資本合計
281,263
100.0
―
―
Ⅳ
1 当期未処分利益
その他有価証券評価
差額金
― 112 ―
―
前事業年度
(平成18年3月31日)
区分
注記
番号
当事業年度
(平成19年3月31日)
構成比
(%)
金額(百万円)
構成比
(%)
金額(百万円)
(純資産の部)
Ⅰ
株主資本
1 資本金
―
―
78,525
29.1
2 資本剰余金
資本準備金
―
資本剰余金合計
―
78,525
―
78,525
29.1
3 利益剰余金
その他利益剰余金
繰越利益剰余金
Ⅱ
―
利益剰余金合計
―
―
△2,517
△1.0
株主資本合計
―
―
154,532
57.2
―
―
△16
―
―
△16
―
―
―
純資産合計
―
―
154,515
57.2
負債純資産合計
―
―
270,028
100.0
評価・換算差額等
その他有価証券評価
差額金
評価・換算差額等合計
Ⅲ
△2,517
新株予約権
― 113 ―
△0.0
②
損益計算書
前事業年度
(自 平成17年4月1日
至 平成18年3月31日)
区分
Ⅰ
売上高
1 受取配当金
注記
番号
当事業年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
百分比
(%)
金額(百万円)
※1
2 受取手数料
3 融資収益
2,266
―
4,256
―
499
―
4 関係会社受取配当金
―
1,235
5 関係会社受取手数料
6 関係会社融資収益
―
―
Ⅱ
売上原価
1 支払手数料
営業外費用
1 支払利息
2 雑損失
3 その他
経常利益
100.0
5,285
290
6,811
100.0
709
―
436
―
―
877
253
1,130
16.6
5,680
83.4
2,861
42.0
2,819
41.4
90
1.3
―
1,145
16.3
5,876
83.7
※1
営業利益
Ⅳ 営業外収益
1 受取利息
2 受取配当金
3 為替差益
4 雑収入
5 その他
Ⅴ
7,022
※1
2 金融費用
3 関係会社支払手数料
4 関係会社金融費用
売上総利益
Ⅲ 販売費及び一般管理費
1 役員報酬
2 従業員給与手当
3 賞与引当金繰入額
4 退職給付引当金繰入額
5 役員退任慰労引当金
繰入額
6 旅費交通費
7 会議費
8 広報費
9 調査費
10 減価償却費
11 その他
百分比
(%)
金額(百万円)
130
963
122
39
―
1,072
139
35
9
15
179
―
247
191
26
499
196
154
244
―
33
970
2,409
34.3
3,466
49.4
0
137
82
―
11
3.3
8
47
24
9
―
43
0.6
129
19
2
3,655
52.1
231
※1
31
11
0
― 114 ―
150
2.2
2,759
40.5
前事業年度
(自 平成17年4月1日
至 平成18年3月31日)
区分
Ⅵ
注記
番号
当事業年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
百分比
(%)
金額(百万円)
百分比
(%)
金額(百万円)
特別利益
1 投資有価証券売却益
特別損失
1 過年度役員退任慰労
引当金繰入額
2 投資有価証券売却損
3 固定資産除却損
114
114
1.6
―
―
Ⅶ
4 子会社株式評価損
税引前当期純利益又は税
引前当期純損失(△)
法人税、住民税
及び事業税
過年度法人税等
法人税等調整額
当期純利益又は当期純損
失(△)
前期繰越利益
当期未処分利益
24
―
―
―
11
37
―
24
0.3
3,745
53.3
1,406
8,447
124.0
△5,688 △83.5
798
15
△134
8,398
―
1,287
18.3
2,457
35.0
△18
779
△6,468 △94.9
1,493
―
3,950
―
― 115 ―
11.4
③
利益処分計算書
前事業年度
株主総会承認日
(平成18年6月19日)
区分
注記
番号
金額(百万円)
Ⅰ
当期未処分利益
3,950
Ⅱ
次期繰越利益
3,950
― 116 ―
④
株主資本等変動計算書
当事業年度(自
平成18年4月1日
至
平成19年3月31日)
株主資本
資本剰余金
資本金
資本準備金
平成18年3月31日残高(百万円)
78,525
事業年度中の変動額合計(百万円)
平成19年3月31日残高(百万円)
資本剰余金合計
78,525
78,525
―
―
―
78,525
78,525
78,525
株主資本
利益剰余金
株主資本合計
その他利益剰余金
利益剰余金合計
繰越利益剰余金
平成18年3月31日残高(百万円)
3,950
3,950
161,000
△6,468
△6,468
△6,468
事業年度中の変動額合計(百万円)
△6,468
△6,468
△6,468
平成19年3月31日残高(百万円)
△2,517
△2,517
154,532
事業年度中の変動額
当期純損失
評価・換算差額等
その他
有価証券
評価差額金
平成18年3月31日残高(百万円)
純資産合計
評価・換算
差額等合計
8
8
161,009
△25
△25
△25
事業年度中の変動額合計(百万円)
△25
△25
△6,493
平成19年3月31日残高(百万円)
△16
△16
154,515
事業年度中の変動額
当期純損失
株主資本以外の項目の
事業年度中の変動額(純額)
△6,468
― 117 ―
重要な会計方針
項目
1
有価証券の評価基準及び
評価方法
2
固定資産の減価償却の方
法
3 引当金の計上基準
前事業年度
(自 平成17年4月1日
至 平成18年3月31日)
当事業年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
(1) 子会社株式及び関連会社株式
…移動平均法による原価法
(2) その他有価証券
時価のあるもの
…決算日の市場価格等に基づく
時価法(評価差額は全部資本直
入法により処理し売却原価は移
動平均法により算定)
時価のないもの
…移動平均法による原価法
(1) 有形固定資産のうち建物(附属設備
を除く。)は定額法により、建物付
属設備、車両運搬具、工具器具備
品は定率法により減価償却してい
る。
なお、主な耐用年数は以下のとお
りである。
・建物……………3年から47年
・車両運搬具……6年
・工具器具備品…3年から20年
(2) 無形固定資産のうち、ソフトウェ
ア(自社利用分)については、社内
における利用可能期間(5年)に基
づく定額法により減価償却してい
る。
(1) 子会社株式及び関連会社株式
同左
(2) その他有価証券
時価のあるもの
…決算日の市場価格等に基づく
時価法(評価差額は全部純資産
直入法により処理し売却原価は
移動平均法により算定)
時価のないもの
…移動平均法による原価法
(1) 有形固定資産のうち建物(附属設備
を除く。)は定額法により、建物付
属設備、車両運搬具、工具器具備
品は定率法により減価償却してい
る。
なお、主な耐用年数は以下のとお
りである。
・建物……………3年から47年
・車両運搬具……3年から6年
・工具器具備品…3年から20年
(2) 無形固定資産のうち、ソフトウェ
ア(自社利用分)については、社内
における利用可能期間(5年)に基
づく定額法により減価償却してい
る。
(1) 賞与引当金は、従業員に対して支 (1) 賞与引当金は、従業員に対して支
給する賞与の支出に充てるため、
給する賞与の支出に充てるため、
支給見込額基準により計上してい
支給見込額基準により計上してい
る。
る。
(2) 退職給付引当金は、従業員の退職 (2) 退職給付引当金は、従業員の退職
給付に備えるため、当事業年度末
給付に備えるため、当事業年度末
における退職給付債務の見込額に
における退職給付債務の見込額に
基づき、当事業年度末において発
基づき、当事業年度末において発
生していると認められる額を計上
生していると認められる額を計上
している。
している。
― 118 ―
項目
4
その他財務諸表作成のた
めの重要な事項
前事業年度
(自 平成17年4月1日
至 平成18年3月31日)
(3) 役員退任慰労引当金は、役員の退
任慰労金の支出に備えるため、役
員退任慰労金規定に基づく当期末
要支給額を計上している。
(会計処理の変更)
役員退任慰労引当金は、従来、支出
時の費用として処理していたが、当事
業年度より「役員退任慰労金内規」に
基づく当期末要支給額を役員退任慰労
引当金として計上する方法に変更し
た。
この変更は、当事業年度に「役員退
任慰労金内規」の整備改定を行ったこ
とにより、また、近年の役員退任慰労
金の引当金計上が会計慣行として定着
しつつあることを踏まえ、将来の支出
時における一時的負担の増加を避け、
期間損益の適正化及び財務内容の健全
化を図るため、役員退任慰労金を役員
の在任期間に亘って合理的に費用配分
したことによる。
この変更により、当事業年度の発生
額9百万円は販売費及び一般管理費
へ、過年度分相当額24百万円は特別損
失に計上している。
この結果、従来と同一の方法を採用
した場合と比べ、営業利益及び経常利
益は9百万円、税引前当期純利益は34
百万円減少している。
消費税等の会計処理は税抜処理に
よっている。
― 119 ―
当事業年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
(3) 役員退任慰労引当金は、役員の退
任慰労金の支出に備えるため、役
員退任慰労金規定に基づく当期末
要支給額を計上している。
同左
会計処理方法の変更
前事業年度
(自 平成17年4月1日
至 平成18年3月31日)
当事業年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
(貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準)
当事業年度より、「貸借対照表の純資産の部の表示に関
する会計基準」(企業会計基準第5号 平成17年12月9
日)及び「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計
基準等の適用指針」(企業会計基準適用指針第8号 平
成17年12月9日)を適用している。
これまでの資本の部の合計に相当する金額は154,515
百万円である。
なお、当事業年度における貸借対照表の純資産の部に
ついては、財務諸表等規制の改正に伴い、改正後の財務
諸表等規則により作成している。
―――――――――――――
表示方法の変更
前事業年度
(自 平成17年4月1日
至 平成18年3月31日)
当事業年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
役員報酬は、販売費及び一般管理費の合計額の100分
の5を超えたため、区分掲記をすることとした。な
お、前期の役員報酬は99百万円である。
為替差益は営業外収益の合計額の100分の5を超えた
為、区分掲記をすることとした。なお、前期の為替差
益はない。
前期まで区分掲記していた会議費は、販売費及び一
般管理費の合計額の100分の5以下となったため、その
他に含めて表示することとした。
(売上高に係る表示)
前事業年度まで、売上高に表示していた受取配当金、
受取手数料及び融資収益は、当事業年度よりそれぞれ関
係会社受取配当金、関係会社受取手数料及び関係会社融
資収益として表示している。
(売上原価に係る表示)
前事業年度まで、売上原価に表示していた支払手数料
及び金融費用は、当事業年度よりそれぞれ関係会社支払
手数料及び関係会社金融費用として表示している。
(販売費及び一般管理費に係る表示)
前事業年度まで区分掲記していた役員報酬及び調査費
は、販売費及び一般管理費の合計額の100分の5以下と
なったため、その他に含めて表示することとした。な
お、当事業年度の役員報酬は141百万円、調査費は123百
万円である。
会議費は、販売費及び一般管理費の合計額の100分の
5を超えたため、区分掲記をすることとした。なお、前
事業年度の会議費は22百万円である。
(営業外収益に係る表示)
雑収入は、営業外収益の100分の10を超えたため、区
分掲記をすることとした。なお、前事業年度の雑収入は
11百万円である。
― 120 ―
注記事項
(貸借対照表関係)
※1
※2
※3
4
前事業年度
当事業年度
(平成18年3月31日)
(平成19年3月31日)
関係会社に対する債権・債務
※1 関係会社に対する債権・債務
売掛金
2,236百万円
売掛金
2,737百万円
買掛金
377百万円
買掛金
462百万円
減価償却累計額129百万円が有形固定資産から控 ※2 減価償却累計額125百万円が有形固定資産から控
除されている。
除されている。
授権株式数
普通株式 4,680,000株
※3 ――――――――
発行済株式総数
普通株式 1,570,500株
配当制限
4 ――――――――
商法施行規則第124条第3号に規定する資産に時
価を付したことにより増加した純資産額は8百万
円である。
(損益計算書関係)
前事業年度
(自 平成17年4月1日
至 平成18年3月31日)
※1
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
(6)
(7)
関係会社との取引
受取手数料
受取配当金
支払手数料
融資収益
従業員給与手当
金融費用
支払利息
当事業年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
4,256百万円
2,266百万円
709百万円
499百万円
455百万円
436百万円
31百万円
※1 関係会社との取引
(1) 支払利息
(株主資本等変動計算書関係)
当事業年度(自
1
平成18年4月1日
至
平成19年3月31日)
自己株式に関する事項
該当事項なし
(有価証券関係)
前事業年度
(平成18年3月31日)
子会社株式及び関連会社株式で時価のあるものはな
い。
当事業年度
(平成19年3月31日)
同左
― 121 ―
128百万円
(税効果会計関係)
前事業年度
当事業年度
(平成18年3月31日)
(平成19年3月31日)
1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別 1 繰延税金資産の発生の主な原因別の内訳
繰延税金資産
の内訳
未払事業税等
23百万円
繰延税金資産
賞与引当金損金算入限度超過額
62百万円
未払事業税等
107百万円
退職給付引当金繰入額否認
61百万円
退職給付引当金繰入額否認
61百万円
役員退任慰労引当金繰入額否認
19百万円
賞与引当金損金算入限度超過額
48百万円
未払費用否認
123百万円
未払広報費否認
14百万円
子会社株式評価損
3,359百万円
その他
48百万円
その他有価証券評価差額金
11百万円
繰延税金資産合計
278百万円
その他
5百万円
繰延税金負債
繰延税金資産合計
3,667百万円
その他有価証券評価差額金
5百万円
評価性引当金
△3,359百万円
繰延税金負債合計
5百万円
繰延税金資産の純額
272百万円
繰延税金資産の純額
307百万円
2
法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担 2 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担
率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原
率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原
因となった主要な項目別の内訳
因となった主要な項目別の内訳
法定実効税率
(調整)
交際費等永久に損金に算入されな
い項目
住民税等均等割額
外国税額控除別表四加算額
過年度法人税等
外国税額控除
その他
税効果会計適用後の法人税等の負
担率
40.0%
税引前当期純損失を計上しているため、記載を省略
している。
0.8%
0.1%
5.8%
0.4%
△14.5%
1.7%
34.3%
― 122 ―
(1株当たり情報)
前事業年度
(自 平成17年4月1日
至 平成18年3月31日)
1 1株当たり純資産額
当事業年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
102,521円16銭 1
2 1株当たり当期純利益金額
1株当たり純資産額
1,564円68銭 2
なお、潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額に
ついては、潜在株式が存在しないため、記載をしてい
ない。
98,386円26銭
1株当たり当期純損失金額
4,118円80銭
なお、潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額に
ついては、1株当たり当期純損失金額であり、また、
潜在株式が存在しないため、記載をしていない。
(注) 算定上の基礎
1 1株当たり純資産額
前事業年度末
平成18年3月31日
当事業年度末
平成19年3月31日
純資産の部の合計額(百万円)
―
154,515
純資産の部の合計額から控除する金額(百万円)
―
―
普通株式に係る期末の純資産額(百万円)
―
154,515
1株当たり純資産額の算定に用いられた期末の普通株式の
数(株)
―
1,570,500
前事業年度
(自 平成17年4月1日
至 平成18年3月31日)
当事業年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
2,457
△6,468
―
―
2,457
△6,468
1,570,500
1,570,500
2 1株当たり当期純利益金額又は1株当たり当期純損失金額
当期純利益又は当期純損失(△)(百万円)
普通株主に帰属しない金額(百万円)
普通株式に係る当期純利益又は当期純損失(△)(百万円)
期中平均株式数(株)
― 123 ―
⑤
附属明細表
有価証券明細表
有価証券の金額が資産の総額の100分の1以下であるため、財務諸表等規則第124条の規定
により記載を省略している。
有形固定資産等明細表
資産の種類
前期末残高 当期増加額 当期減少額 当期末残高
(百万円)
(百万円)
(百万円) (百万円)
当期末減価
償却累計額
又は償却
累計額
(百万円)
当期償却額
(百万円)
差引当期末
残高
(百万円)
有形固定資産
建物
94
241
46
288
13
7
275
車両運搬具
23
25
5
43
16
6
27
119
221
11
329
96
19
233
0
―
―
0
―
―
0
237
488
63
662
125
33
536
ソフトウェア
220
95
―
316
213
35
103
ソフトウェア
仮勘定
24
7
24
7
―
―
7
245
103
24
323
213
35
110
0
―
0
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
―
繰延資産計
―
―
―
―
―
―
―
工具器具備品
土地
有形固定資産計
無形固定資産
無形固定資産計
長期前払費用
繰延資産
引当金明細表
区分
賞与引当金
役員退任慰労引当金
前事業年度末
残高
(百万円)
当事業年度
増加額
(百万円)
当事業年度
減少額
(目的使用)
(百万円)
当事業年度
減少額
(その他)
(百万円)
当事業年度末
残高
(百万円)
137
155
137
―
155
34
15
―
―
49
― 124 ―
(2) 主な資産及び負債の内容
①
現金及び預金
内訳
金額(百万円)
現金
0
当座預金
1
普通預金
172
計
174
預金
②
売掛金
相手先
金額(百万円)
トヨタ モーター クレジット㈱
2,016
トヨタファイナンス㈱
221
トヨタ モーター ファイナンス(ネザーランズ)㈱
153
トヨタ ファイナンス オーストラリア㈱
123
トヨタ クレジット カナダ㈱
116
トヨタ クレジットバンク㈲
38
トヨタ クレジット プエルト・リコ㈱
28
トヨタ ファイナンシャル サービス(UK)㈱
27
トヨタ ファイナンス ニュージーランド㈱
11
計
2,737
売掛金の発生及び回収並びに滞留状況
前事業年度繰越高 当事業年度発生高 当事業年度回収高 次事業年度繰越高
(A)
(百万円)
(B)
(百万円)
2,236
③
5,285
(C)
(百万円)
(D)
(百万円)
4,747
(C)
×100
(A)+(B)
63.1
滞留期間(日)
(A)+(D)
2
(B)
365
172
1年以内回収予定の関係会社長期貸付金
相手先
金額(百万円)
トヨタファイナンス㈱
PT
2,737
回収率(%)
トヨタ アストラ
71,000
ファイナンシャル サービス㈱
計
47
71,047
― 125 ―
④
関係会社株式
銘柄
金額(百万円)
トヨタ ファイナンシャル サービス アメリカ㈱
55,722
トヨタファイナンス㈱
30,000
トヨタ ファイナンシャル サービス(UK)㈱
17,937
トヨタ リーシング タイランド㈱
13,155
トヨタ ファイナンス オーストラリア㈱
12,163
トヨタ クレジット カナダ㈱
5,805
トヨタファイナンシャルサービス証券㈱
3,601
その他10社
12,343
計
⑤
150,728
関係会社出資金
銘柄
金額(百万円)
トヨタ クレジットバンク㈲
32,435
トヨタ モーター ファイナンス チャイナ㈲
10,637
計
⑥
43,073
買掛金
相手先
金額(百万円)
トヨタ自動車㈱
462
計
⑦
462
1年以内返済予定の関係会社長期借入金
相手先
金額(百万円)
トヨタ自動車㈱
71,000
計
⑧
71,000
関係会社長期借入金
相手先
金額(百万円)
トヨタ自動車㈱
42,000
計
42,000
― 126 ―
(3) その他
該当事項なし
― 127 ―
3
中間連結財務諸表等
(1) 中間連結財務諸表
①
中間連結貸借対照表
区分
注記
番号
前中間連結会計期間末
当中間連結会計期間末
(平成18年9月30日)
(平成19年9月30日)
金額(百万円)
構成比
(%)
金額(百万円)
構成比
(%)
前連結会計年度の
要約連結貸借対照表
(平成19年3月31日)
金額(百万円)
構成比
(%)
資産の部
Ⅰ 流動資産
1 現金及び預金
293,426
290,489
185,795
2 営業債権
9,224,227
10,632,742
10,041,447
3 有価証券
8,783
16,565
3,882
241,081
385,873
320,744
△121,212
△129,884
△126,336
4 その他
5 貸倒引当金
流動資産合計
9,646,306
78.7
11,195,786
78.9
10,425,532
78.9
Ⅱ 固定資産
(1) 有形固定資産
1 賃貸資産
2 その他
有形固定資産
合計
(2) 無形固定資産
※1
2,246,569
2,553,780
2,397,267
9,037
10,453
10,504
2,255,606
18.4
2,564,234
18.1
2,407,772
18.2
21,427
0.2
22,399
0.2
23,340
0.2
(3) 投資その他の
資産
1 投資その他の
資産
投資その他の
資産合計
309,588
309,588
2.5
379,242
2.7
339,394
2.6
固定資産合計
2,586,622
21.1
2,965,876
20.9
2,770,508
21.0
17,874
0.2
21,618
0.1
21,587
0.1
Ⅲ 繰延資産
資産合計
379,242
12,250,803 100.0
― 128 ―
339,394
14,183,281 100.0
13,217,628 100.0
区分
注記
番号
前中間連結会計期間末
当中間連結会計期間末
(平成18年9月30日)
(平成19年9月30日)
構成比
(%)
金額(百万円)
構成比
(%)
金額(百万円)
前連結会計年度の
要約連結貸借対照表
(平成19年3月31日)
構成比
(%)
金額(百万円)
負債の部
Ⅰ 流動負債
1 支払手形及び
買掛金
13,774
19,234
16,198
892,020
961,920
952,310
157,691
219,290
216,279
1,636,367
2,330,900
1,937,037
2,260,314
2,669,342
2,363,695
1,476
1,512
1,507
7 役員賞与引当金
―
―
63
8 販売促進引当金
2,242
2,152
2,111
2,498
2,746
2,567
─
293
─
505,441
589,063
580,438
2 短期借入金
3 1年以内
返済予定の
長期借入金
4 1年内償還
予定の社債
5 コマーシャル
ペーパー
6 賞与引当金
9 債務保証損失
引当金
10 利息返還損失
引当金
11
その他
流動負債合計
5,471,826
44.7
6,796,456
47.9
6,072,210
45.9
Ⅱ 固定負債
1 社債
2 長期借入金
3 退職給付引当金
4 利息返還損失
引当金
5 その他
固定負債合計
負債合計
4,771,610
5,166,624
5,110,518
641,359
658,642
580,898
4,846
5,168
4,749
─
562
─
481,991
559,381
502,602
5,899,807
48.1
6,390,378
45.1
6,198,768
46.9
11,371,633
92.8
13,186,834
93.0
12,270,979
92.8
― 129 ―
区分
注記
番号
前中間連結会計期間末
当中間連結会計期間末
(平成18年9月30日)
(平成19年9月30日)
金額(百万円)
構成比
(%)
金額(百万円)
構成比
(%)
前連結会計年度の
要約連結貸借対照表
(平成19年3月31日)
金額(百万円)
構成比
(%)
純資産の部
Ⅰ 株主資本
1 資本金
78,525
0.6
78,525
0.5
78,525
0.6
2 資本剰余金
159,900
1.3
159,900
1.1
159,900
1.2
3 利益剰余金
593,929
4.9
692,938
4.9
648,206
4.9
832,354
6.8
931,364
6.5
886,631
6.7
1 その他有価証券
評価差額金
7,264
0.1
8,356
0.1
6,255
0.1
2 繰延ヘッジ損益
△448
0.0
△701
0.0
△344
0.0
31,204
0.2
46,086
0.3
43,783
0.3
38,020
0.3
53,741
0.4
49,694
0.4
Ⅲ 少数株主持分
8,795
0.1
11,342
0.1
10,322
0.1
純資産合計
879,170
7.2
996,447
7.0
946,648
7.2
株主資本合計
Ⅱ 評価・換算差額等
3 為替換算
調整勘定
評価・換算
差額等合計
負債純資産合計
12,250,803 100.0
― 130 ―
14,183,281 100.0
13,217,628 100.0
②
中間連結損益計算書
(自 平成18年4月1日
至 平成18年9月30日)
構成比
金額(百万円)
(%)
(自 平成19年4月1日
至 平成19年9月30日)
構成比
金額(百万円)
(%)
前連結会計年度の
要約連結損益計算書
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
構成比
金額(百万円)
(%)
587,475 100.0
759,073 100.0
1,275,928 100.0
403,675
68.7
537,239
70.8
871,074
68.3
183,799
31.3
221,833
29.2
404,854
31.7
128,006
21.8
158,399
20.9
281,724
22.1
55,793
9.5
63,434
8.3
123,129
9.6
20,947
1.6
720
0.0
143,356
11.2
2,300
2,300
0.2
416
416
0.0
145,240
11.4
47,071
3.7
当中間連結会計期間
前中間連結会計期間
区分
注記
番号
Ⅰ 売上高
Ⅱ 売上原価
※2
売上総利益
Ⅲ 販売費及び
一般管理費
※1
営業利益
Ⅳ 営業外収益
1 償却債権取立益
5,968
6,737
12,771
2 為替差益
1,076
463
5,109
3 その他
1,422
8,467
1.5
3,696
10,897
1.4
3,065
Ⅴ 営業外費用
1 固定資産処分損
252
2 その他
701
経常利益
425
954
0.2
63,306
10.8
3,762
607
4,188
0.5
70,144
9.2
113
Ⅵ 特別利益
1 在外子会社の
会計方針変更
による累積的
影響額
※3
―
―
Ⅶ 特別損失
1 過年度損益
※4
修正損
税金等調整前中間
(当期)純利益
法人税、住民税
及び事業税
416
416
0.1
62,890
10.7
―
―
70,144
9.2
11,359
13,040
21,059
法人税等還付額
20,844
167
58,845
法人税等調整額
28,808
少数株主利益
中間(当期)純利益
19,323
3.3
359
43,207
12,004
24,878
3.3
0.1
533
0.0
684
0.1
7.3
44,732
5.9
97,484
7.6
― 131 ―
84,856
③
中間連結株主資本等変動計算書
前中間連結会計期間(自
平成18年4月1日
至
平成18年9月30日)
株主資本
資本金
平成18年3月31日残高(百万円)
資本剰余金
78,525
利益剰余金
159,900
株主資本合計
550,791
789,217
△69
△69
43,207
43,207
中間連結会計期間中の変動額
役員賞与(注)
中間純利益
株主資本以外の項目の中間連結
会計期間中の変動額(純額)
中間連結会計期間中の変動額合計
(百万円)
平成18年9月30日残高(百万円)
―
―
43,137
43,137
78,525
159,900
593,929
832,354
評価・換算差額等
平成18年3月31日残高(百万円)
その他
有価証券
評価差額金
繰延ヘッジ
損益
7,090
―
為替換算
調整勘定
評価・換算
差額等合計
19,188
26,279
少数株主
持分
8,238
純資産合計
823,735
中間連結会計期間中の変動額
役員賞与(注)
△69
中間純利益
株主資本以外の項目の中間連結
会計期間中の変動額(純額)
中間連結会計期間中の変動額合計
(百万円)
平成18年9月30日残高(百万円)
43,207
174
△448
12,015
11,740
557
12,297
174
△448
12,015
11,740
557
55,435
7,264
△448
31,204
38,020
8,795
879,170
(注) 平成18年6月の定時株主総会における利益処分項目である。
― 132 ―
当中間連結会計期間(自
平成19年4月1日
至
平成19年9月30日)
株主資本
資本金
平成19年3月31日残高(百万円)
資本剰余金
78,525
利益剰余金
159,900
株主資本合計
648,206
886,631
44,732
44,732
中間連結会計期間中の変動額
中間純利益
株主資本以外の項目の中間連結
会計期間中の変動額(純額)
中間連結会計期間中の変動額合計
(百万円)
平成19年9月30日残高(百万円)
―
―
44,732
44,732
78,525
159,900
692,938
931,364
評価・換算差額等
平成19年3月31日残高(百万円)
その他
有価証券
評価差額金
繰延ヘッジ
損益
6,255
△344
為替換算
調整勘定
43,783
評価・換算
差額等合計
49,694
少数株主
持分
10,322
純資産合計
946,648
中間連結会計期間中の変動額
中間純利益
株主資本以外の項目の中間連結
会計期間中の変動額(純額)
中間連結会計期間中の変動額合計
(百万円)
平成19年9月30日残高(百万円)
44,732
2,101
△357
2,303
4,046
1,019
5,066
2,101
△357
2,303
4,046
1,019
49,798
8,356
△701
46,086
53,741
11,342
996,447
― 133 ―
前連結会計年度(自
平成18年4月1日
至
平成19年3月31日)
株主資本
資本金
平成18年3月31日残高(百万円)
資本剰余金
78,525
利益剰余金
159,900
株主資本合計
550,791
789,217
△69
△69
97,484
97,484
連結会計年度中の変動額
役員賞与
当期純利益
株主資本以外の項目の
連結会計年度中の変動額(純額)
連結会計年度中の変動額合計
(百万円)
平成19年3月31日残高(百万円)
―
―
97,414
97,414
78,525
159,900
648,206
886,631
評価・換算差額等
平成18年3月31日残高(百万円)
その他
有価証券
評価差額金
繰延ヘッジ
損益
7,090
―
為替換算
調整勘定
19,188
評価・換算
差額等合計
26,279
少数株主
持分
8,238
純資産合計
823,735
連結会計年度中の変動額
役員賞与
△69
当期純利益
株主資本以外の項目の
連結会計年度中の変動額(純額)
連結会計年度中の変動額合計
(百万円)
平成19年3月31日残高(百万円)
97,484
△835
△344
24,594
23,414
2,083
25,498
△835
△344
24,594
23,414
2,083
122,913
6,255
△344
43,783
49,694
10,322
946,648
― 134 ―
中間連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項
項目
1
連結の範囲に関す
る事項
前中間連結会計期間
(自 平成18年4月1日
至 平成18年9月30日)
(イ)連結子会社の数 51社
主要な連結子会社名
トヨタ モーター ク
レジット㈱
トヨタ ファイナン
シャル セービング
バンク㈱
トヨタ クレジット
カナダ㈱
トヨタ クレジット
プエルト・リコ㈱
トヨタ モーター イ
ンシュアランス
サービス㈱
トヨタ サービス デ
メキシコ㈱
トヨタ サービス デ
ベネズエラ㈱
バンコ トヨタ ブラ
ジル㈱
トヨタ クレジット
バンク㈲
トヨタ リーシング
㈲
トヨタ ファイナン
シャル サービス
(UK)㈱
トヨタ ファイナン
ス フィンランド㈱
トヨタ ファイナン
シャル サービス デ
ンマーク㈱
トヨタ バンク ポー
ランド㈱
トヨタ ファイナン
シャル サービス ハ
ンガリー㈱
トヨタ モーター
ファイナンス(ネ
ザーランズ)㈱
トヨタ ファイナン
ス オーストラリア
㈱
トヨタ ファイナン
ス ニュージーラン
ド㈱
トヨタ リーシング
タイランド㈱
トヨタ ファイナン
シャル サービス
フィリピン㈱
UMW トヨタ キャピ
タル㈱
トヨタ モーター
ファイナンス チャ
イナ㈲
当中間連結会計期間
(自 平成19年4月1日
至 平成19年9月30日)
(イ)連結子会社の数 53社
主要な連結子会社名
トヨタ モーター ク
レジット㈱
トヨタ ファイナン
シャル セービング
バンク㈱
トヨタ クレジット
カナダ㈱
トヨタ クレジット
プエルト・リコ㈱
トヨタ モーター イ
ンシュアランス
サービス㈱
トヨタ ファイナン
シャル サービス メ
キシコ㈱
トヨタ サービス デ
ベネズエラ㈱
バンコ トヨタ ブラ
ジル㈱
トヨタ クレジット
バンク㈲
トヨタ リーシング
㈲
トヨタ ファイナン
シャル サービス
(UK)㈱
トヨタ ファイナン
ス フィンランド㈱
トヨタ ファイナン
シャル サービス デ
ンマーク㈱
トヨタ バンク ポー
ランド㈱
― 135 ―
トヨタ リーシング
ポーランド㈲
トヨタ ファイナン
シャル サービス ハ
ンガリー㈱
トヨタ モーター
ファイナンス(ネ
ザーランズ)㈱
トヨタ ファイナン
ス オーストラリア
㈱
トヨタ ファイナン
ス ニュージーラン
ド㈱
トヨタ リーシング
タイランド㈱
トヨタ ファイナン
シャル サービス
フィリピン㈱
UMW トヨタ キャピ
タル㈱
前連結会計年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
(イ)連結子会社の数 51社
主要な連結子会社名
は、「第1企業の概況
4関係会社の状況」に
記載しているため、省
略した。
項目
前中間連結会計期間
(自 平成18年4月1日
至 平成18年9月30日)
当中間連結会計期間
(自 平成19年4月1日
至 平成19年9月30日)
前連結会計年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
トヨタ モーター
ファイナンス チャ
イナ㈲
トヨタ ファイナン
シャル サービス コ
リア㈱
トヨタファイナンス
㈱
ほか
トヨタファイナン
ス㈱
当中間連結会計期間よ
り、トヨタ バンク ロシア
㈱及びティー アイ ビー
エイチ㈱を新規設立により
連結の範囲に含めることと
した。
2
持分法の適用に関
する事項
(イ)持分法適用の非連結子
会社数
0社
(ロ)持分法適用の関連会社
数
7社
主要な会社名
・トヨタ ファイナン
シャル サービス サ
ウス アフリカ㈱
・和潤企業㈱
・和運租車㈱
ほか
(イ)持分法適用の非連結子
会社数
0社
(ロ)持分法適用の関連会社
数
7社
主要な会社名
・トヨタ ファイナン
シャル サービス サ
ウス アフリカ㈱
・和潤企業㈱
・和運租車㈱
・トヨタ アストラ
ファイナンシャル
サービス㈱
(イ)持分法適用の非連結子
会社数
0社
(ロ)持分法適用の関連会社
数
7社
主要な会社名
・トヨタ ファイナン
シャル サービス サ
ウス アフリカ㈱
・和潤企業㈱
・和運租車㈱
(ハ)持分法を適用していな
い非連結子会社及び関
連会社はない。
(ニ)持分法適用会社のう
ち、中間決算日が中間
連結決算日と異なる会
社については、各社の
中間会計期間に係る中
間財務諸表を使用して
いる。
(ハ)持分法を適用していな
い非連結子会社及び関
連会社はない。
(ニ)持分法適用会社のう
ち、中間決算日が中間
連結決算日と異なる会
社については、各社の
中間会計期間に係る中
間財務諸表を使用して
いる。
(ハ)持分法を適用していな
い非連結子会社及び関
連会社はない。
(ニ)持分法適用会社のう
ち、決算日が連結決算
日と異なる会社につい
ては、各社の事業年度
に係る財務諸表を使用
している。
― 136 ―
項目
3
連結子会社の中間
決算日(決算日)等
に関する事項
前中間連結会計期間
(自 平成18年4月1日
至 平成18年9月30日)
当中間連結会計期間
(自 平成19年4月1日
至 平成19年9月30日)
前連結会計年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
連結子会社の中間決算日
が中間連結決算日(9月30
日)と異なる会社は次のと
おりである。
連結子会社の中間決算日
が中間連結決算日(9月30
日)と異なる会社は次のと
おりである。
連結子会社の決算日が連
結決算日(3月31日)と異な
る会社は次のとおりであ
る。
中間
決算日
6月30日
中間
決算日
会社名
バンコ トヨタ
ブラジル㈱
トヨタ サービ
ス デ メキシ
コ㈱
トヨタ ファイ
ナンシャル
サービス ハン
ガリー㈱
トヨタ モー
ター ファイナ
ンス チャイナ
㈲
他合計7社
中間連結財務諸表作成に
あたってこれらの会社につ
いては、中間連結決算日現
在で実施した仮決算に基づ
く中間財務諸表を使用して
いる。
4
在外子会社及び在
外関連会社の会計
処理基準に関する
事項
原則として在外子会社及
び在外関連会社の連結にあ
たっては、所在地国の会社
法及び会計処理基準に準拠
して作成された財務諸表を
採用している。これらの国
との会計処理基準の主要な
差異は、米国及びその他の
諸国の会計処理基準に準拠
したリース会計及び「5会
計処理基準に関する事項」
で述べた事項である。
会社名
バンコ トヨタ
ブラジル㈱
トヨタ ファイ
ナンシャル
サービス メキ
シコ㈱
トヨタ ファイ
ナンシャル
サービス ハン
ガリー㈱
トヨタ モー
ター ファイナ
ンス チャイナ
㈲
他合計8社
中間連結財務諸表作成に
あたってこれらの会社につ
いては、中間連結決算日現
在で実施した仮決算に基づ
く中間財務諸表を使用して
いる。
同左
6月30日
― 137 ―
決算日
会社名
バンコ トヨタ
ブラジル㈱
トヨタ ファイ
ナンシャル
サービス メキ
シコ㈱
トヨタ ファイ
ナンシャル
サービス ハン
ガリー㈱
トヨタ モー
ター ファイナ
ンス チャイナ
㈲
他合計7社
連結財務諸表作成にあ
たってこれらの会社につい
ては、連結決算日現在で実
施した仮決算に基づく財務
諸表を使用している。
12月31日
同左
項目
5
会計処理基準に関
する事項
前中間連結会計期間
(自 平成18年4月1日
至 平成18年9月30日)
当中間連結会計期間
(自 平成19年4月1日
至 平成19年9月30日)
前連結会計年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
(イ)重要な資産の評価基準
及び評価方法
①有価証券
その他有価証券
時価のあるもの
中間決算期末日の
市場価格等に基づ
く時価法(評価差
額は全部純資産直
入法により処理
し、売却原価は主
として個別法(海
外連結子会社)に
より算定してい
る)
時価のないもの
主として総平均法
による原価法
②デリバティブ
時価法
(ロ)重要な減価償却資産の
減価償却の方法
①有形固定資産
トヨタファイナンシャ
ルサービス株式会社及
び国内連結子会社
(a) 賃貸資産
リース期間を償却
年数とし、リース
期間満了時の処分
見積価額を残存価
額とする定額法に
よっている。な
お、リース資産の
処分損失に備える
ため、減価償却費
を追加計上してい
る。
(イ)重要な資産の評価基準
及び評価方法
①有価証券
その他有価証券
時価のあるもの
同左
(イ)重要な資産の評価基準
及び評価方法
①有価証券
その他有価証券
時価のあるもの
決算期末日の市場
価格等に基づく時
価法(評価差額は
全部純資産直入法
により処理し、売
却原価は主として
個別法(海外連結
子会社)により算
定している)
時価のないもの
同左
②デリバティブ
同左
(ロ)重要な減価償却資産の
減価償却の方法
①有形固定資産
トヨタファイナンシャ
ルサービス株式会社及
び国内連結子会社
(a) 賃貸資産
同左
― 138 ―
時価のないもの
同左
②デリバティブ
同左
(ロ)重要な減価償却資産の
減価償却の方法
①有形固定資産
トヨタファイナンシャ
ルサービス株式会社及
び国内連結子会社
(a) 賃貸資産
同左
項目
前中間連結会計期間
(自 平成18年4月1日
至 平成18年9月30日)
(b) その他
主として法人税法
に規定する方法と
同一の定率法に
よっている。
海外連結子会社
主として定額法に
よっており、リース
資産の処分損失に備
えるため減価償却費
を追加計上してい
る。
②無形固定資産
定額法によっている。
なお、自社利用のソフ
トウェアについては、
社内における見込利用
可能期間(主として5
年)に基づく定額法を
採用している。
③繰延資産の処理方法
トヨタファイナンシャ
ルサービス株式会社及
び国内連結子会社
社債発行費について
は支出時に全額費用
処理している。
海外連結子会社
社債発行費は社債の
償還期限にわたり均
等償却している。
当中間連結会計期間
(自 平成19年4月1日
至 平成19年9月30日)
(b) その他
主として法人税法
に規定する方法と
同一の定率法に
よっている。
(会計方針の変更)
法人税法改正に伴い、当
中間連結会計期間より、平
成19年4月1日以降に取得
した有形固定資産につい
て、改正後の法人税法に基
づく減価償却の方法に変更
している。
これによる営業利益、経
常利益、税金等調整前中間
純利益、及びセグメント情
報への影響額は軽微であ
る。
(追加情報)
法人税法改正に伴い、平
成19年3月31日以前に取得
した資産については、改正
前の法人税法に基づく減価
償却の方法の適用により取
得価額の5%に到達した連
結会計年度の翌連結会計年
度より、取得価額の5%相
当額と備忘価額との差額を
5年間にわたり均等償却
し、減価償却費に含めて計
上している。
これによる営業利益、経
常利益、税金等調整前中間
純利益、及びセグメント情
報への影響額は軽微であ
る。
海外連結子会社
同左
②無形固定資産
同左
③繰延資産の処理方法
トヨタファイナンシャ
ルサービス株式会社及
び国内連結子会社
同左
海外連結子会社
同左
― 139 ―
前連結会計年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
(b) その他
主として法人税法
に規定する方法と
同一の定率法に
よっている。
海外連結子会社
同左
②無形固定資産
同左
(ハ)重要な繰延資産の処理
方法
トヨタファイナンシャ
ルサービス株式会社及
び国内連結子会社
同左
海外連結子会社
同左
項目
前中間連結会計期間
(自 平成18年4月1日
至 平成18年9月30日)
(ハ)重要な引当金の計上基
準
①貸倒引当金
債権の貸倒れによる損
失に備えるため、一般
債権については貸倒実
績率等により計上して
いる。
この他に保証業務から
生ずる債権の貸倒れに
よる損失に備えるた
め、保証履行に伴う求
償債権等未収債権に対
する回収不能見込額を
過去の実績率により見
積り、計上している。
②賞与引当金
トヨタファイナンシャ
ルサービス株式会社及
び国内連結子会社は、
従業員賞与の支出に備
えるために、次回賞与
支給見込額のうち当中
間連結会計期間対応分
について計上してい
る。
③役員賞与引当金
──────
当中間連結会計期間
(自 平成19年4月1日
至 平成19年9月30日)
(ハ)重要な引当金の計上基
準
①貸倒引当金
債権の貸倒れによる損
失に備えるため、一般
債権については貸倒実
績率等により計上して
いる。
この他に保証業務から
生ずる債権の貸倒れに
よる損失に備えるた
め、主たる債務者の債
務不履行の可能性及
び、その結果としての
保証履行に伴う求償債
権に対する回収不能額
を過去の実績率により
見積り、計上してい
る。
②賞与引当金
同左
前連結会計年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
(ニ)重要な引当金の計上基
準
①貸倒引当金
同左
③役員賞与引当金
役員に対して支給する
賞与の支出に充てるた
め、支給見込額に基づ
き当中間連結会計期間
に対応する金額を計上
している。
③役員賞与引当金
役員に対して支給する
賞与の支出に充てるた
め、支給見込額に基づ
き当連結会計年度に対
応する金額を計上して
いる。
(会計方針の変更)
当連結会計年度より
「役員賞与に関する会
計基準」(企業会計基
準委員会 平成17年11
月29日 企業会計基準
第4号)を適用してい
る。
この結果、従来の方式
に比べて、営業利益、
経常利益及び税金等調
整前当期純利益が、そ
れぞれ63百万円減少し
ている。
なお、セグメント情報
に与える影響は、当該
箇所に記載している。
― 140 ―
②賞与引当金
トヨタファイナンシャ
ルサービス株式会社及
び国内連結子会社は、
従業員賞与の支出に備
えるために、次回賞与
支給見込額のうち当連
結会計年度対応分につ
いて計上している。
項目
前中間連結会計期間
(自 平成18年4月1日
至 平成18年9月30日)
④退職給付引当金
従業員の退職給付に備
えるため、当連結会計
年度末における退職給
付債務及び年金資産の
見込額に基づき、当中
間連結会計期間末にお
いて発生していると認
められる額を計上して
いる。
数理計算上の差異は、
その発生時における従
業員の平均残存勤務期
間以内の一定の年数に
よる定額法により翌連
結会計年度から費用処
理することとしてい
る。
過去勤務債務は、その
発生時における従業員
の平均残存勤務期間以
内の一定の年数による
定額法により発生した
連結会計年度から費用
処理することとしてい
る。
⑤販売促進引当金
クレジットカード事業
を営む国内連結子会社
は、その特定会員の
カード利用に伴うポイ
ント還元費用の負担に
備えるため、当該子会
社所定の基準により将
来使用されると見込ま
れる金額を計上してい
る。
⑥債務保証損失引当金
保証業務から生じる損
失に備えるため、主た
る債務者の債務不履行
により将来発生すると
見込まれる損失見込額
を、過去の実績率によ
り見積り、計上してい
る。
当中間連結会計期間
(自 平成19年4月1日
至 平成19年9月30日)
前連結会計年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
④退職給付引当金
同左
④退職給付引当金
従業員の退職給付に備
えるため、当連結会計
年度末における退職給
付債務及び年金資産の
見込額に基づき計上し
ている。
数理計算上の差異は、
その発生時における従
業員の平均残存勤務期
間以内の一定の年数に
よる定額法により翌連
結会計年度から費用処
理することとしてい
る。
過去勤務債務は、その
発生時における従業員
の平均残存勤務期間以
内の一定の年数による
定額法により発生した
連結会計年度から費用
処理することとしてい
る。
⑤販売促進引当金
同左
⑤販売促進引当金
同左
⑥債務保証損失引当金
同左
⑥債務保証損失引当金
同左
― 141 ―
項目
前中間連結会計期間
(自 平成18年4月1日
至 平成18年9月30日)
当中間連結会計期間
(自 平成19年4月1日
至 平成19年9月30日)
前連結会計年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
⑦利息返還損失引当金
⑦利息返還損失引当金
将来の利息返還による
損失に備えるため、過
去の返還実績及び最近
の返還状況を考慮し、
当中間連結会計期間末
における将来返還見込
額を計上している。
(追加情報)
「消費者金融会社等の
利息返還請求による損
失に係る引当金の計上
に関する監査上の取扱
い」(日本公認会計士
協会 平成18年10月13
日 業種別委員会報告
第37号)が公表され、
その重要性が増したこ
とから、当中間連結会
計期間より利息返還損
失引当金を流動負債お
よび固定負債として計
上している。これによ
り税金等調整前中間純
利益が843百万円減少
している。
(ニ)重要な外貨建の資産ま
たは負債の本邦通貨へ
の換算の基準
同左
⑦利息返還損失引当金
──────
(ニ)重要な外貨建の資産ま
たは負債の本邦通貨へ
の換算の基準
外貨建金銭債権債務
は、中間連結決算日の
直物為替相場により円
貨に換算し、換算差額
は損益として処理して
いる。なお、在外子会
社等の資産及び負債
は、中間決算日の直物
為替相場により円貨に
換算し、収益及び費用
は期中平均相場により
円貨に換算し、換算差
額は純資産の部におけ
る為替換算調整勘定及
び少数株主持分に含め
て計上している。
― 142 ―
──────
(ホ)重要な外貨建の資産ま
たは負債の本邦通貨へ
の換算の基準
外貨建金銭債権債務
は、連結決算日の直物
為替相場により円貨に
換算し、換算差額は損
益として処理してい
る。なお、在外子会社
等の資産及び負債は、
連結決算日の直物為替
相場により円貨に換算
し、収益及び費用は期
中平均相場により円貨
に換算し、換算差額は
純資産の部における為
替換算調整勘定及び少
数株主持分に含めて計
上している。
項目
前中間連結会計期間
(自 平成18年4月1日
至 平成18年9月30日)
(ホ)重要なリース取引の処
理方法
国内連結子会社は、
リース物件の所有権が
借主に移転すると認め
られるもの以外のファ
イナンス・リース取引
については、通常の賃
貸借取引に係る方法に
準じた会計処理によっ
ている。
(へ)重要なヘッジ会計の方
法
①ヘッジ会計の方法
国内連結子会社は繰延
ヘッジ処理によってい
る。なお、特例処理の
要件を満たしている金
利スワップについては
特例処理によってい
る。米国連結子会社に
ついては、公正価値
ヘッジ処理によってい
る。
②ヘッジ手段とヘッジ対
象
当中間連結会計期間に
ヘッジ会計を適用した
ヘッジ手段とヘッジ対
象は以下のとおりであ
る。
ヘッジ手段
為替予約、通貨ス
ワップ、金利スワッ
プ、インデックス
ノートスワップ
ヘッジ対象
借入金、営業債権及
び社債
③ヘッジ方針
資金調達及び営業債権
に係る金利及び為替リ
スクをヘッジする目的
でデリバティブ取引を
行っている。
④ヘッジ有効性評価の方
法
・事前テスト
比率分析もしくは回
帰分析等の統計的手
法
・事後テスト
比率分析
当中間連結会計期間
(自 平成19年4月1日
至 平成19年9月30日)
(ホ)重要なリース取引の処
理方法
同左
前連結会計年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
(ヘ)重要なリース取引の処
理方法
同左
(へ)重要なヘッジ会計の方
法
①ヘッジ会計の方法
同左
(ト)重要なヘッジ会計の方
法
①ヘッジ会計の方法
同左
②ヘッジ手段とヘッジ対
象
同左
②ヘッジ手段とヘッジ対
象
当連結会計年度にヘッ
ジ会計を適用したヘッ
ジ手段とヘッジ対象は
以下のとおりである。
ヘッジ手段
為替予約、通貨ス
ワップ、金利スワッ
プ、インデックス
ノートスワップ
ヘッジ対象
借入金、営業債権及
び社債
③ヘッジ方針
同左
③ヘッジ方針
同左
④ヘッジ有効性評価の方
法
同左
④ヘッジ有効性評価の方
法
同左
― 143 ―
項目
前中間連結会計期間
(自 平成18年4月1日
至 平成18年9月30日)
(ト)消費税等の会計処理
消費税及び地方消費税
の会計処理は税抜方式
によっている。
当中間連結会計期間
(自 平成19年4月1日
至 平成19年9月30日)
(ト)消費税等の会計処理
同左
前連結会計年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
(チ)消費税等の会計処理
同左
(チ)当中間連結会計期間か
ら連結納税制度を適用
している。
中間連結財務諸表作成の基本となる重要な事項の変更
前中間連結会計期間
(自 平成18年4月1日
至 平成18年9月30日)
(貸借対照表の純資産の部の表示
に関する会計基準等)
当中間連結会計期間から「貸借
対照表の純資産の部の表示に関す
る会計基準」(企業会計基準委員
会 平成17年12月9日 企業会計
基準第5号)及び「貸借対照表の
純資産の部の表示に関する会計基
準等の適用指針」(企業会計基準
委員会 平成17年12月9日 企業
会計基準適用指針第8号)を適用
している。
これによる損益に与える影響はな
い。
なお、従来の「資本の部」の合計
に相当する金額は870,823百万円で
ある。
当中間連結会計期間
(自 平成19年4月1日
至 平成19年9月30日)
──────
中間連結財務諸表規則の改正に
より、当中間連結会計期間におけ
る中間連結財務諸表は、改正後の
中間連結財務諸表規則により作成
している。
前連結会計年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
(貸借対照表の純資産の部の表示
に関する会計基準等)
当連結会計年度から「貸借対照
表の純資産の部の表示に関する会
計基準」(企業会計基準委員会
平成17年12月9日 企業会計基準
第5号)及び「貸借対照表の純資
産の部の表示に関する会計基準等
の適用指針」(企業会計基準委員
会 平成17年12月9日 企業会計
基準適用指針第8号)を適用して
いる。
これによる損益に与える影響はな
い。
なお、従来の「資本の部」の合計
に相当する金額は936,670百万円で
ある。
連結財務諸表規則の改正によ
り、当連結会計年度における連結
財務諸表は、改正後の連結財務諸
表規則により作成している。
前連結会計年度において「資産
の部(又は負債の部)」に表示し
ていた「繰延ヘッジ損失(又は繰
延ヘッジ利益)」は、当連結会計
年度から税効果調整後の金額を
「評価・換算差額等」の内訳科目
の「繰延ヘッジ損益」として表示
している。
なお、前連結会計年度の繰延
ヘッジ損失について、当連結会計
年度と同様の方法によった場合の
金額は2,538百万円である。
前中間連結会計期間において
「資産の部(又は負債の部)」に
表示していた「繰延ヘッジ損失
(又は繰延ヘッジ利益)」は、当
中間連結会計期間から税効果調整
後の金額を「評価・換算差額等」
の内訳科目の「繰延ヘッジ損益」
として表示している。
なお、前中間連結会計期間の繰
延ヘッジ利益について、当中間連
結会計期間と同様の方法によった
場合の金額は2,392百万円である。
(役員賞与に関する会計基準)
当中間連結会計期間より「役員
賞与に関する会計基準」(企業会
計 基 準 第 4 号 平 成 17 年 11 月 29
日)を適用している。
なお、当中間連結会計期間にお
ける損益への影響はない。
(役員賞与に関する会計基準)
当連結会計年度より「役員賞与
に関する会計基準」(企業会計基
準第4号 平成17年11月29日)を
適用している。
これにより、従来の方法と比較
して営業利益、経常利益及び税金
等調整前当期純利益がそれぞれ63
百万円減少している。
なお、セグメント情報に与える
影響は、当該箇所に記載してい
る。
― 144 ―
前中間連結会計期間
(自 平成18年4月1日
至 平成18年9月30日)
(金融商品に関する会計基準)
当中間連結会計期間より、「金
融商品に関する会計基準」(企業
会計基準第10号 平成18年8月11
日)及び「繰延資産の会計処理に
関する当面の取扱い」(実務対応
報告第19号 平成18年8月11日)
を適用している。これにより、従
来、繰延資産として計上していた
国内子会社の社債発行差金を社債
から直接控除しており、その金額
は、112百万円である。
なお、平成18年3月31日に終了
する連結会計年度の連結貸借対照
表に計上した社債発行差金は、
「繰延資産の会計処理に関する当
面の取扱い」(企業会計基準実務
対応報告第19号 平成18年8月11
日)の経過措置に基づき従前の会
計処理を適用し、社債の償還期間
にわたり均等償却を行うとともに
未償却残高を社債から直接控除し
ている。
当中間連結会計期間
(自 平成19年4月1日
至 平成19年9月30日)
──────
前連結会計年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
(金融商品に関する会計基準)
当連結会計年度より、「金融商
品に関する会計基準」(企業会計
基準第10号 平成18年8月11日)
及び「繰延資産の会計処理に関す
る当面の取扱い」(実務対応報告
第19号 平成18年8月11日)を適
用している。これにより、従来、
繰延資産として計上していた国内
子会社の社債発行差金を社債から
直接控除しており、その金額は、
129百万円である。
なお、平成18年3月31日に終了
する連結会計年度の連結貸借対照
表に計上した社債発行差金は、
「繰延資産の会計処理に関する当
面の取扱い」(企業会計基準実務
対応報告第19号 平成18年8月11
日)の経過措置に基づき従前の会
計処理を適用し、社債の償還期間
にわたり均等償却を行うとともに
未償却残高を社債から直接控除し
ている。
(車両リースの会計処理に関する
取扱い)
国内連結子会社において、従
来、リース車両に係る初期直接費
用は契約時に一括費用計上してい
たが、当該取引の増加に伴い重要
性が増してきたこと及び収益・費
用の対応をより適正に図るため、
繰延経理を行い、リース期間にわ
たって均等配分している。これに
より営業利益、経常利益及び税金
等調整前当期純利益がそれぞれ
3,235百万円増加している。
なお、セグメント情報に与える
影響は、当該箇所に記載してい
る。
追加情報
前中間連結会計期間
(自 平成18年4月1日
至 平成18年9月30日)
当中間連結会計期間
(自 平成19年4月1日
至 平成19年9月30日)
──────
──────
― 145 ―
前連結会計年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
(デリバティブ取引関係)
取引の時価等に関する事項にお
いて、前連結会計年度までその他
に含めて表示していた支払米ドル
受取豪ドルの通貨スワップ取引に
ついて、当連結会計年度より区分
して表示している。
なお、前連結会計年度のその他
に含まれている支払米ドル受取豪
ドルの契約額等は140,515百万円、
契約額等のうち1年超は140,515百
万円、時価は△8,455百万円、評価
損益は△8,455百万円である。
注記事項
(中間連結貸借対照表関係)
前中間連結会計期間末
(平成18年9月30日)
※1 有形固定資産の減価償却累計
額
638,819百万円
2 保証債務
トヨタ販売店及びレンタリー
ス店が一般顧客に割賦販売等
を行うに当たり、連結子会社
がトヨタ販売店及びレンタ
リース店に対して保証業務と
して債務保証を行っている。
また、連結子会社以外のトヨ
タグループ会社が行った資金
調達に対し、債務保証を行っ
ている。
連結子会社
の営業上の 1,484,236百万円
債務保証
当中間連結会計期間末
(平成19年9月30日)
※1 有形固定資産の減価償却累計
額
843,700百万円
2 保証債務
トヨタ販売店及びレンタリー
ス店が一般顧客に割賦販売等
を行うに当たり、連結子会社
がトヨタ販売店及びレンタ
リース店に対して保証業務と
して債務保証を行っている。
また、連結子会社以外のトヨ
タグループ会社が行った資金
調達に対し、債務保証を行っ
ている。
連結子会社
の営業上の 1,562,383百万円
債務保証
前連結会計年度末
(平成19年3月31日)
※1 有形固定資産の減価償却累計
額
750,862百万円
2 保証債務
トヨタ販売店及びレンタリー
ス店が一般顧客に割賦販売等
を行うに当たり、連結子会社
がトヨタ販売店及びレンタ
リース店に対して保証業務と
して債務保証を行っている。
また、連結子会社以外のトヨ
タグループ会社が行った資金
調達に対し、債務保証を行っ
ている。
連結子会社
の営業上の 1,507,573百万円
債務保証
トヨタモー
ターマニュ
ファクチュ
46,129
アリング
フランス㈱
その他
48,575
計
1,578,941
トヨタファ
イナンシャ
ルサービス
30,659
サウスアフ
リカ㈱
その他
59,917
計
1,652,960
トヨタモー
ターマニュ
ファクチュ
47,120
アリング
フランス㈱
その他
63,404
計
1,618,098
3
当座貸越契約及び貸出コミッ
トメントに係る貸出未実行残
高
4,156,506百万円
なお、上記当座貸越契約及び
貸出コミットメントにおいて
は、信用状態等に関する審査
を貸出実行の条件としている
ものが含まれているため、必
ずしも全額が貸出実行される
ものではない。
3
当座貸越契約及び貸出コミッ
トメントに係る貸出未実行残
高
4,586,845百万円
なお、上記当座貸越契約及び
貸出コミットメントにおいて
は、信用状態等に関する審査
を貸出実行の条件としている
ものが含まれているため、必
ずしも全額が貸出実行される
ものではない。
― 146 ―
3
当座貸越契約及び貸出コミッ
トメントに係る貸出未実行残
高
4,394,132百万円
なお、上記当座貸越契約及び
貸出コミットメントにおいて
は、信用状態等に関する審査
を貸出実行の条件としている
ものが含まれているため、必
ずしも全額が貸出実行される
ものではない。
(中間連結損益計算書関係)
前中間連結会計期間
(自 平成18年4月1日
至 平成18年9月30日)
※1
販売費及び一般管理費のうち
主要な費目及び金額は、次の
とおりである。
従業員
25,265百万円
給与・手当
貸倒引当金
35,697
繰入額
減価償却費
2,154
退職給付
2,710
費用
賞与引当金
1,414
繰入額
販売促進
引当金
923
繰入額
賃借料
13,077
※2 売上原価には、デリバティブ
関連損益が14,305百万円(損)
含まれている。
※4
当中間連結会計期間
(自 平成19年4月1日
至 平成19年9月30日)
前連結会計年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
※1
販売費及び一般管理費のうち
主要な費目及び金額は、次の
とおりである。
従業員
28,634百万円
給与・手当
貸倒引当金
51,037
繰入額
退職給付
2,296
費用
賞与引当金
1,472
繰入額
販売促進
引当金
904
繰入額
※1
※2
売上原価には、デリバティブ
関連損益が10,336百万円(損)
含まれている。
※2
過年度損益修正損は、米国の
連結子会社がデリバティブ取
引のヘッジ会計に係る会計処
理を修正したことによる期首
剰余金修正額である。
― 147 ―
販売費及び一般管理費のうち
主要な費目及び金額は、次の
とおりである。
従業員
51,517百万円
給与・手当
貸倒引当金
84,431
繰入額
減価償却費
4,684
退職給付
5,255
費用
賞与引当金
1,388
繰入額
販売促進
引当金
1,834
繰入額
売上原価には、デリバティブ
関連損益が19,412百万円(損)
含まれている。
※3 累積的影響額は、ドイツにあ
る連結子会社のスウェーデン
支店がリース資産の減価償却
方法を変更したことによる期
首剰余金修正額である。
※4 過年度損益修正損は、米国の
連結子会社がデリバティブ取
引のヘッジ会計に係る会計処
理を修正したことによる期首
剰余金修正額である。
(中間連結株主資本等変動計算書関係)
前中間連結会計期間(自
1
株式の種類
前連結会計年度末
普通株式(株)
2
平成18年4月1日
至
平成18年9月30日)
発行済株式に関する事項
1,570,500
増加
減少
―
―
当中間連結会計期間末
1,570,500
自己株式に関する事項
該当事項なし
3
新株予約権等に関する事項
該当事項なし
4
配当に関する事項
該当事項なし
当中間連結会計期間(自
1
株式の種類
前連結会計年度末
普通株式(株)
2
平成19年4月1日
至
平成19年9月30日)
発行済株式に関する事項
1,570,500
増加
減少
―
―
当中間連結会計期間末
1,570,500
自己株式に関する事項
該当事項なし
3
新株予約権等に関する事項
該当事項なし
4
配当に関する事項
該当事項なし
前連結会計年度(自
1
平成18年4月1日
株式の種類
前連結会計年度末
普通株式(株)
2
至
平成19年3月31日)
発行済株式に関する事項
1,570,500
増加
減少
―
―
自己株式に関する事項
該当事項なし
3
新株予約権等に関する事項
該当事項なし
4
配当に関する事項
該当事項なし
― 148 ―
当連結会計年度末
1,570,500
(リース取引関係)
前中間連結会計期間
(自 平成18年4月1日
至 平成18年9月30日)
1
リース物件の所有権が借主に移
転すると認められるもの以外の
ファイナンス・リース取引(借手
側)
(1) リ ー ス 物 件 の 取 得 価 額 相 当
額、減価償却累計額相当額及
び中間期末残高相当額
取得価額
相当額
(百万円)
有形
固定
資産
その
他
5,644
当中間連結会計期間
(自 平成19年4月1日
至 平成19年9月30日)
1
リース物件の所有権が借主に移
転すると認められるもの以外の
ファイナンス・リース取引(借手
側)
(1) リ ー ス 物 件 の 取 得 価 額 相 当
額、減価償却累計額相当額及
び中間期末残高相当額
減価償却 中間期末
累計額
残高
相当額
相当額
(百万円) (百万円)
2,973
2,671
未経過リース料中間期末残高
が有形固定資産の中間期末残高
等に占める割合が低いため、支
払利子込み法により算定してい
る。
(2) 未経過リース料中間期末残高
相当額
1年内
1,009百万円
1年超
1,661百万円
合計
2,671百万円
未経過リース料中間期末残高
が有形固定資産の中間期末残高
等に占める割合が低いため、支
払利子込み法により算定してい
る。
(3) 支払リース料及び減価償却費
相当額
支払リース料
558百万円
減価償却費相当額 558百万円
(4) 減価償却費相当額の算定方法
リース期間を耐用年数とし、
残存価額を零とする定額法に
よっている。
2 オペレーティング・リース取引
(借手側)
未経過リース料
1年内
2,018百万円
1年超
6,275百万円
合計
8,293百万円
取得価額
相当額
(百万円)
有形
固定
資産
その
他
11,945
前連結会計年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
1
リース物件の所有権が借主に移
転すると認められるもの以外の
ファイナンス・リース取引(借手
側)
(1) リ ー ス 物 件 の 取 得 価 額 相 当
額、減価償却累計額相当額及
び期末残高相当額
減価償却 中間期末
累計額
残高
相当額
相当額
(百万円) (百万円)
3,642
8,303
取得価額
相当額
(百万円)
工具
器具
備品
同左
9,020
減価償却
期末残高
累計額
相当額
相当額
(百万円)
(百万円)
3,769
5,251
未経過リース料期末残高が有
形固定資産の期末残高等に占め
る割合が低いため、支払利子込
み法により算定している。
(2) 未経過リース料中間期末残高
相当額
1年内
2,569百万円
1年超
5,760百万円
合計
8,330百万円
同左
(2) 未経過リース料期末残高相当
額
1年内
1,788百万円
1年超
3,462百万円
合計
5,251百万円
未経過リース料期末残高が有
形固定資産の期末残高等に占め
る割合が低いため、支払利子込
み法により算定している。
(3) 支払リース料及び減価償却費
相当額
支払リース料
1,307百万円
減価償却費相当額 1,307百万円
(4) 減価償却費相当額の算定方法
同左
(3) 支払リース料及び減価償却費
相当額
支払リース料
1,956百万円
減価償却費相当額 1,956百万円
(4) 減価償却費相当額の算定方法
同左
2
オペレーティング・リース取引
(借手側)
未経過リース料
1年内
2,190百万円
1年超
7,133百万円
合計
9,323百万円
― 149 ―
2
オペレーティング・リース取引
(借手側)
未経過リース料
1年内
1,992百万円
1年超
5,338百万円
合計
7,331百万円
前中間連結会計期間
(自 平成18年4月1日
至 平成18年9月30日)
3
リース物件の所有権が借主に移
転すると認められるもの以外の
ファイナンス・リース取引(貸手
側)
(1) リース物件の取得価額、減価
償却累計額及び中間期末残高
取得価額
(百万円)
賃貸資産 106,318
無形固
定資産
9,986
当中間連結会計期間
(自 平成19年4月1日
至 平成19年9月30日)
3
リース物件の所有権が借主に移
転すると認められるもの以外の
ファイナンス・リース取引(貸手
側)
(1) リース物件の取得価額、減価
償却累計額及び中間期末残高
減価償却 中間期末
累計額
残高
(百万円) (百万円)
62,505
43,813
7,011
2,974
取得価額
(百万円)
賃貸資産
9,759
3
リース物件の所有権が借主に移
転すると認められるもの以外の
ファイナンス・リース取引(貸手
側)
(1) リース物件の取得価額、減価
償却累計額及び期末残高
減価償却 中間期末
累計額
残高
(百万円) (百万円)
233,56
111,489 122,074
3
無形固
定資産
前連結会計年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
7,266
2,492
取得価額
(百万円)
賃貸資産 211,277 101,478 109,798
ソフト
ウェア
(2) 未経過リース料中間期末残高
相当額
(2) 未経過リース料中間期末残高
相当額
9,790
17,158百万円
1年内
44,237百万円
1年内
1年超
37,434百万円
1年超
93,083百万円
1年超
合計
54,592百万円
合計
減価償却費
4 オペレーティング・リース取引
(貸手側)
未経過リース料
137,321百万円
4
85,816百万円
126,319百万円
未経過リース料期末残高及び
見積残存価額の残高の合計額が
営業債権の期末残高等に占める
割合が低いため、受取利子込み
法により算定している。
(3) 受取リース料及び減価償却費
受取
23,080百万円
リース料
減価償却費
2,737
40,502百万円
合計
同左
7,391百万円
7,052
(2) 未経過リース料期末残高相当
額
1年内
未経過リース料中間期末残高
及び見積残存価額の残高の合計
額が営業債権の中間期末残高等
に占める割合が低いため、受取
利子込み法により算定してい
る。
(3) 受取リース料及び減価償却費
受取
9,325百万円
リース料
減価償却
期末残高
累計額
(百万円)
(百万円)
(3) 受取リース料及び減価償却費
受取
39,724百万円
リース料
18,378百万円
オペレーティング・リース取引
(貸手側)
未経過リース料
減価償却費
4
31,000百万円
オペレーティング・リース取引
(貸手側)
未経過リース料
1年内
434,903百万円
1年内
514,405百万円
1年内
481,451百万円
1年超
592,533百万円
1年超
623,945百万円
1年超
593,753百万円
合計
1,027,437百万円
合計
1,138,350百万円
― 150 ―
合計
1,075,205百万円
(有価証券関係)
1
前中間連結会計期間末(平成18年9月30日)
その他有価証券で時価のあるもの
取得原価
(百万円)
中間連結貸借対照表計上額
(百万円)
(1) 株式
差額
(百万円)
45,493
56,131
10,637
3,653
3,692
38
80,709
81,423
714
(3) その他
14,259
14,220
△39
合計
144,116
155,467
11,350
(2) 債券
①国債・地方債
②社債その他
2
当中間連結会計期間末(平成19年9月30日)
その他有価証券で時価のあるもの
取得原価
(百万円)
中間連結貸借対照表計上額
(百万円)
(1) 株式
差額
(百万円)
62,035
75,162
13,126
6,015
6,041
26
(2) 債券
①国債・地方債
②社債その他
(3) その他
22,272
合計
3
118,140
118,033
208,356
106
22,431
159
221,775
13,418
前連結会計年度末(平成19年3月31日)
その他有価証券で時価のあるもの
取得原価
(百万円)
(1) 株式
連結貸借対照表計上額
(百万円)
差額
(百万円)
61,821
71,186
9,365
6,786
6,809
22
100,755
101,235
479
(3) その他
16,438
16,410
△27
合計
185,802
195,641
9,839
(2) 債券
①国債・地方債
②社債その他
― 151 ―
(デリバティブ取引関係)
デリバティブ取引の契約額等、時価及び評価損益の状況
対象
物の 取引の種類
種類
前中間連結会計期間末
当中間連結会計期間末
(平成18年9月30日)
(平成19年9月30日)
契約額等
時価 評価損益 契約額等
時価 評価損益
(百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円) (百万円)
前連結会計年度末
(平成19年3月31日)
契約額等
時価 評価損益
(百万円) (百万円) (百万円)
為替予約
208,428 208,405
△23
147,121 144,777
239
186,364 183,430 △1,973
取引
スワップ
2,045,327 126,454 126,454 2,644,645 237,605 237,605 2,371,056 118,549 118,549
取引
スワップ
11,484,85
金利
10,092,665 29,771 29,771
2,737
2,737 10,605,239 21,915 21,915
取引
9
オプション
117,788
988
988
82,460
415
415
121,075
955
955
取引
14,359,08
385,536 240,998 13,283,736 324,850 139,447
合計
12,464,210 365,620 157,191
7
通貨
ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引も含めて記載している。
― 152 ―
(セグメント情報)
事業の種類別セグメント情報
前中間連結会計期間(自 平成18年4月1日 至 平成18年9月30日)
連結会社は、リース取引、割賦金融、卸売金融、保険仲介等の「販売金融事業」以外に、一部でクレ
ジットカード事業、証券業等の「その他の金融事業」を営んでいるが、当中間連結会計期間については、
全セグメントの売上高(営業収益)の合計、営業利益の合計額に占める「販売金融事業」の割合がいずれも
90%を超えているため、事業の種類別セグメント情報の記載を省略している。
(事業セグメントの分類方法の変更)
当社は従来、クレジットカード事業について、「販売金融事業」としていたが、前連結会計年度より、
「その他の金融事業」に含めることとした。この変更は、クレジットカード事業の拡大に伴い、事業セグ
メントの分類見直しを行ったことによるものである。なお、当該変更後の分類により開示した場合の前中
間連結会計期間における事業の種類別セグメント情報の記載内容に変更はない。
当中間連結会計期間(自 平成19年4月1日 至 平成19年9月30日)
連結会社は、リース取引、割賦金融、卸売金融、保険仲介等の「販売金融事業」以外に、一部でクレ
ジットカード事業、証券業等の「その他の金融事業」を営んでいるが、当中間連結会計期間については、
全セグメントの売上高(営業収益)の合計、営業利益の合計額に占める「販売金融事業」の割合がいずれも
90%を超えているため、事業の種類別セグメント情報の記載を省略している。
前連結会計年度(自 平成18年4月1日 至 平成19年3月31日)
連結会社は、リース取引、割賦金融、卸売金融、保険仲介等の「販売金融事業」以外に、一部でクレ
ジットカード事業、証券業等の「その他の金融事業」を営んでいるが、前連結会計年度については、全セ
グメントの売上高(営業収益)の合計、営業利益の金額の合計額に占める「販売金融事業」の割合がいずれ
も90%を超えているため、事業の種類別セグメント情報の記載を省略している。
― 153 ―
所在地別セグメント情報
前中間連結会計期間(自
平成18年4月1日 至
平成18年9月30日)
日本
(百万円)
北米
(百万円)
欧州
(百万円)
その他
(百万円)
計
(百万円)
消去又は
全社
(百万円)
連結
(百万円)
65,662
410,748
67,618
43,446
587,475
―
587,475
3,431
71
257
74
3,834
(3,834)
―
69,093
410,820
67,875
43,520
591,310
(3,834)
587,475
62,227
375,641
59,081
37,410
534,361
(2,678)
531,682
営業利益
6,866
35,179
8,794
(注) 1 国又は地域の区分の方法は、地理的近接度による。
2 日本以外の区分に属する主な国又は地域
北米………米国、カナダ
欧州………ドイツ、英国
その他……タイ、オーストラリア
6,109
56,949
(1,155)
55,793
売上高
(1) 外部顧客に対する
売上高
(2) セグメント間の
内部売上高又は振替高
計
営業費用
当中間連結会計期間(自
売上高
(1) 外部顧客に対する
売上高
(2) セグメント間の
内部売上高又は振替高
計
平成19年4月1日 至
平成19年9月30日)
日本
(百万円)
北米
(百万円)
欧州
(百万円)
その他
(百万円)
計
(百万円)
消去又は
全社
(百万円)
連結
(百万円)
79,133
531,066
85,818
63,055
759,073
─
759,073
6,669
104
52
100
6,927
(6,927)
─
85,803
531,170
85,870
63,156
766,000
(6,927)
759,073
78,271
489,127
77,482
53,963
698,844
(3,205)
695,638
営業利益
7,531
42,043
8,388
(注) 1 国又は地域の区分の方法は、地理的近接度による。
2 日本以外の区分に属する主な国又は地域
北米………米国、カナダ
欧州………ドイツ、英国
その他……タイ、オーストラリア
9,193
67,156
(3,722)
63,434
営業費用
― 154 ―
前連結会計年度(自
平成18年4月1日
売上高
(1) 外部顧客に対する
売上高
(2) セグメント間の
内部売上高又は振替高
計
営業費用
至 平成19年3月31日)
日本
(百万円)
北米
(百万円)
欧州
(百万円)
139,473
895,471
144,336
その他
(百万円)
計
(百万円)
96,646 1,275,928
37
7,842
消去又は
全社
(百万円)
連結
(百万円)
─ 1,275,928
6,343
1,097
363
145,816
896,569
144,700
96,684 1,283,771
(7,842)
(7,842) 1,275,928
─
133,384
814,010
126,773
84,204 1,158,372
(5,573) 1,152,798
営業利益
12,432
82,559
17,927
12,479
125,398
(2,269) 123,129
(注) 1 国又は地域の区分の方法は、地理的近接度による。
2 日本以外の区分に属する主な国又は地域
北米………米国、カナダ
欧州………ドイツ、英国
その他……タイ、オーストラリア
3 会計方針の変更
(1)「連結財務諸表作成の基本となる重要な事項の変更」に記載のとおり、当連結会計年度より「役
員賞与に関する会計基準」(企業会計基準第4号 平成17年11月29日)を適用している。この変更に
伴い、従来の方法によった場合に比べて、「日本」の営業費用は63百万円増加し、営業利益が同額減
少している。
(2)「連結財務諸表作成の基本となる重要な事項の変更」に記載のとおり、当連結会計年度より契約
時に一括費用計上していたリース車両に係る初期直接費用について、当該取引の増加に伴い重要性が
増してきたこと及び収益・費用の対応をより適正に図るため、繰延経理を行い、リース期間にわたっ
て均等配分している。この変更に伴い、従来の方法によった場合に比べて、「日本」の営業費用は
3,235百万円減少し、営業利益が同額増加している。
― 155 ―
海外売上高
前中間連結会計期間(自
平成18年4月1日 至
平成18年9月30日)
北米
Ⅰ 海外売上高
(百万円)
Ⅱ 連結売上高
(百万円)
Ⅲ 連結売上高に占める
海外売上高の割合
410,820
Ⅱ 連結売上高
(百万円)
Ⅲ 連結売上高に占める
海外売上高の割合
前連結会計年度(自
(百万円)
Ⅱ 連結売上高
(百万円)
522,216
7.4
88.9
その他
85,870
計
63,156
680,197
759,073
70.0
11.3
8.3
89.6
至 平成19年3月31日)
北米
Ⅰ 海外売上高
43,520
11.6
欧州
531,170
(%)
平成18年4月1日
計
平成19年9月30日)
北米
(百万円)
67,875
69.9
平成19年4月1日 至
Ⅰ 海外売上高
その他
587,475
(%)
当中間連結会計期間(自
欧州
欧州
896,569
144,700
その他
96,684
計
1,137,954
1,275,928
Ⅲ 連結売上高に占める
(%)
70.3
11.3
7.6
海外売上高の割合
(注) 1 国又は地域の区分の方法は、地理的近接度による。
2 各区分に属する主な国又は地域は以下のとおり。
北米………米国、カナダ
欧州………ドイツ、英国
その他……タイ、オーストラリア
3 海外売上高は、当社及び連結子会社の本邦以外の国又は地域における売上高である。
― 156 ―
89.2
(1株当たり情報)
前中間連結会計期間
(自 平成18年4月1日
至 平成18年9月30日)
当中間連結会計期間
(自 平成19年4月1日
至 平成19年9月30日)
前連結会計年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
1株当たり純資産額 554,202円46銭
1株当たり純資産額 627,255円71銭
1株当たり純資産額 596,196円14銭
1株当たり
27,511円86銭
中間純利益金額
なお、潜在株式調整後1株当たり
中間純利益金額については、潜在株
式がないため記載していない。
1株当たり
中間純利益金額
28,482円78銭
なお、潜在株式調整後1株当たり
中間純利益金額については、潜在株
式がないため記載していない。
1株当たり
62,072円31銭
当期純利益金額
なお、潜在株式調整後1株当たり
当期純利益金額については、潜在株
式を発行していないため記載してい
ない。
(注) 算定上の基礎
1.1株当たり純資産額
項目
前中間連結会計期間末
(平成18年9月30日)
当中間連結会計期間末
(平成19年9月30日)
879,170
996,447
946,648
870,374
985,105
936,326
8,795
11,342
10,322
1,570,500
1,570,500
1,570,500
1,570,500
1,570,500
1,570,500
中間連結貸借対照表(連結
貸借対照表)の純資産の部
の合計額(百万円)
普通株式に係る純資産額
(百万円)
差額の内訳(百万円)
少数株主持分
普通株式の発行済株式数
(株)
1株当たり純資産の算定に
用いられた普通株式の数
(株)
前連結会計年度末
(平成19年3月31日)
2.1株当たり中間(当期)純利益
前中間連結会計期間
当中間連結会計期間
前連結会計年度
(自 平成18年4月1日 (自 平成19年4月1日 (自 平成18年4月1日
至 平成18年9月30日) 至 平成19年9月30日) 至 平成19年3月31日)
中間(当期)純利益(百万円)
43,207
44,732
97,484
普通株主に帰属しない金額
(百万円)
―
―
―
普通株式に係る中間(当期)
純利益(百万円)
43,207
44,732
97,484
1,570,500
1,570,500
1,570,500
期中平均株式数(株)
(重要な後発事象)
前中間連結会計期間
(自 平成18年4月1日
至 平成18年9月30日)
当中間連結会計期間
(自 平成19年4月1日
至 平成19年9月30日)
前連結会計年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
―――――――
―――――――
―――――――
― 157 ―
(2) その他
該当事項はない。
― 158 ―
4
中間財務諸表等
(1) 中間財務諸表
①
中間貸借対照表
区分
注記
番号
前中間会計期間末
当中間会計期間末
(平成18年9月30日)
(平成19年9月30日)
構成比
(%)
金額(百万円)
前事業年度の
要約貸借対照表
(平成19年3月31日)
構成比
(%)
金額(百万円)
構成比
(%)
金額(百万円)
資産の部
Ⅰ 流動資産
1 現金及び預金
2 売掛金
3 1年以内回収
予定の関係会社
長期貸付金
4 その他
※2
流動資産合計
660
415
174
2,511
4,217
2,737
32,500
38,547
71,047
2,046
2,730
449
37,718
13.7
45,911
18.4
74,408
27.6
110
0.1
485
0.2
536
0.2
47
0.0
98
0.1
110
0.0
Ⅱ 固定資産
(1) 有形固定資産
(2) 無形固定資産
※1
(3) 投資その他の
資産
1 関係会社株式
2 関係会社
出資金
3 関係会社
長期貸付金
4 その他
159,127
151,521
150,728
38,660
49,242
43,073
38,547
―
―
1,043
1,622
1,172
投資その他の
資産合計
237,378
86.2
202,386
81.3
194,973
72.2
固定資産合計
237,537
86.3
202,970
81.6
195,620
72.4
資産合計
275,256 100.0
― 159 ―
248,882 100.0
270,028 100.0
区分
注記
番号
前中間会計期間末
当中間会計期間末
(平成18年9月30日)
(平成19年9月30日)
構成比
(%)
金額(百万円)
前事業年度の
要約貸借対照表
(平成19年3月31日)
構成比
(%)
金額(百万円)
構成比
(%)
金額(百万円)
負債の部
Ⅰ 流動負債
1 買掛金
415
510
462
―
―
882
32,500
38,500
71,000
4 賞与引当金
174
151
155
5 その他
970
1,640
811
2 短期借入金
3 1年以内返済
予定の関係会社
長期借入金
流動負債合計
34,059
12.4
40,803
16.4
73,310
27.2
Ⅱ 固定負債
1 関係会社
長期借入金
78,564
49,695
42,000
134
171
153
3 役員退任慰労
引当金
41
56
49
固定負債合計
78,740
28.6
49,922
20.1
42,202
15.6
112,799
41.0
90,725
36.5
115,513
42.8
78,525
28.5
78,525
31.5
78,525
29.1
2 退職給付引当金
負債合計
純資産の部
Ⅰ 株主資本
1 資本金
2 資本剰余金
資本準備金
78,525
資本剰余金合計
78,525
78,525
28.5
78,525
78,525
31.5
78,525
29.1
3 利益剰余金
繰越利益
剰余金
利益剰余金合計
株主資本合計
5,429
1,142
△2,517
5,429
2.0
1,142
0.5
162,479
59.0
158,192
63.5
△2,517 △1.0
154,532
57.2
Ⅱ 評価・換算差額等
その他有価証券
評価差額金
評価・換算
差額等合計
△23
△35
△16
△23 △0.0
△35 △0.0
△16 △0.0
純資産合計
162,456
59.0
負債純資産合計
275,256 100.0
― 160 ―
158,156
63.5
248,882 100.0
154,515
57.2
270,028 100.0
②
中間損益計算書
(自 平成18年4月1日
至 平成18年9月30日)
百分比
金額(百万円)
(%)
(自 平成19年4月1日
至 平成19年9月30日)
百分比
金額(百万円)
(%)
前事業年度の
要約損益計算書
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
百分比
金額(百万円)
(%)
3,878 100.0
7,081 100.0
6,811 100.0
当中間会計期間
前中間会計期間
区分
注記
番号
Ⅰ 売上高
Ⅱ 売上原価
売上総利益
Ⅲ 販売費及び
一般管理費
※3
営業利益
543
14.0
624
8.8
1,130
16.6
3,334
86.0
6,456
91.2
5,680
83.4
1,347
34.7
1,449
20.5
2,861
42.0
1,987
51.3
5,006
70.7
2,819
41.4
Ⅳ 営業外収益
※1
76
2.0
16
0.2
90
1.3
Ⅴ 営業外費用
※2
44
1.1
174
2.5
150
2.2
2,019
52.2
4,849
68.4
2,759
40.5
―
―
―
―
8,447 124.0
2,019
52.2
4,849
68.4
△5,688 △83.5
602
15.5
1,315
18.6
798
11.7
―
―
経常利益
Ⅵ 特別損失
税引前中間
(当期)純利益
又は中間(当期)
純損失(△)
法人税、住民税
及び事業税
※4
過年度法人税等
△47 △1.1
△25 △0.4
法人税等調整額
△14 △0.3
△100 △1.5
中間(当期)
純利益
又は中間(当期)
純損失(△)
1,478
38.1
― 161 ―
3,660
51.7
△18 △0.2
△6,468 △94.9
③
中間株主資本等変動計算書
前中間会計期間(自
平成18年4月1日
至
平成18年9月30日)
株主資本
資本剰余金
資本金
資本準備金
平成18年3月31日残高(百万円)
78,525
78,525
―
―
―
78,525
78,525
78,525
中間会計期間中の変動額合計
(百万円)
平成18年9月30日残高(百万円)
資本剰余金合計
78,525
株主資本
利益剰余金
株主資本合計
その他利益剰余金
利益剰余金合計
繰越利益剰余金
平成18年3月31日残高(百万円)
3,950
3,950
161,000
中間会計期間中の変動額
1,478
1,478
1,478
中間会計期間中の変動額合計
(百万円)
中間純利益
1,478
1,478
1,478
平成18年9月30日残高(百万円)
5,429
5,429
162,479
評価・換算差額等
その他
有価証券
評価差額金
平成18年3月31日残高(百万円)
純資産合計
評価・換算
差額等合計
8
8
161,009
中間会計期間中の変動額
中間純利益
株主資本以外の項目の中間
会計期間中の変動額(純額)
中間会計期間中の変動額合計
(百万円)
平成18年9月30日残高(百万円)
1,478
△31
△31
△31
△31
△31
1,446
△23
△23
162,456
― 162 ―
当中間会計期間(自
平成19年4月1日
至
平成19年9月30日)
株主資本
資本剰余金
資本金
資本準備金
平成19年3月31日残高(百万円)
78,525
78,525
―
―
―
78,525
78,525
78,525
中間会計期間中の変動額合計
(百万円)
平成19年9月30日残高(百万円)
資本剰余金合計
78,525
株主資本
利益剰余金
株主資本合計
その他利益剰余金
利益剰余金合計
繰越利益剰余金
平成19年3月31日残高(百万円)
△2,517
△2,517
154,532
中間会計期間中の変動額
3,660
3,660
3,660
中間会計期間中の変動額合計
(百万円)
中間純利益
3,660
3,660
3,660
平成19年9月30日残高(百万円)
1,142
1,142
158,192
評価・換算差額等
その他
有価証券
評価差額金
平成19年3月31日残高(百万円)
純資産合計
評価・換算
差額等合計
△16
△16
154,515
中間会計期間中の変動額
中間純利益
3,660
株主資本以外の項目の中間
会計期間中の変動額(純額)
△19
△19
△19
中間会計期間中の変動額合計
(百万円)
△19
△19
3,640
平成19年9月30日残高(百万円)
△35
△35
158,156
― 163 ―
前事業年度の株主資本等変動計算書(自
平成18年4月1日
至
平成19年3月31日)
株主資本
資本剰余金
資本金
資本準備金
平成18年3月31日残高(百万円)
78,525
事業年度中の変動額合計(百万円)
平成19年3月31日残高(百万円)
資本剰余金合計
78,525
78,525
―
―
―
78,525
78,525
78,525
株主資本
利益剰余金
株主資本合計
その他利益剰余金
利益剰余金合計
繰越利益剰余金
平成18年3月31日残高(百万円)
3,950
3,950
161,000
事業年度中の変動額
△6,468
△6,468
△6,468
事業年度中の変動額合計(百万円)
当期純損失
△6,468
△6,468
△6,468
平成19年3月31日残高(百万円)
△2,517
△2,517
154,532
評価・換算差額等
その他
有価証券
評価差額金
平成18年3月31日残高(百万円)
純資産合計
評価・換算
差額等合計
8
8
161,009
事業年度中の変動額
当期純損失
株主資本以外の項目の
事業年度中の変動額(純額)
△6,468
△25
△25
△25
事業年度中の変動額合計(百万円)
△25
△25
△6,493
平成19年3月31日残高(百万円)
△16
△16
154,515
― 164 ―
中間財務諸表作成の基本となる重要な事項
項目
1
資産の評価基準及
び評価方法
2
固定資産の減価償
却の方法
前中間会計期間
(自 平成18年4月1日
至 平成18年9月30日)
有価証券
子会社株式及び関連会社
株式
…移動平均法による原価
法
その他有価証券
時価のあるもの
…中間決算日の市場価格
等に基づく時価法(評
価差額は全部純資産直
入法により処理し、売
却原価は移動平均法に
より算定)
時価のないもの
…移動平均法による原価
法
(1) 有形固定資産のうち建
物(附属設備を除く。)
は定額法により、建物
附属設備、車両運搬
具、工具器具備品は定
率法により減価償却し
ている。
なお、主な耐用年数は
以下のとおりである。
・建物
…3年から47年
・車両運搬具
…3年から6年
・工具器具備品
…3年から20年
当中間会計期間
(自 平成19年4月1日
至 平成19年9月30日)
有価証券
子会社株式及び関連会社
株式
…移動平均法による原価
法
その他有価証券
時価のあるもの
…中間決算日の市場価格
等に基づく時価法(評
価差額は全部純資産直
入法により処理し、売
却原価は移動平均法に
より算定)
時価のないもの
…移動平均法による原価
法
(1) 有形固定資産のうち建
物(附属設備を除く。)
は定額法により、建物
附属設備、車両運搬
具、工具器具備品は定
率法により減価償却し
ている。
なお、主な耐用年数は
以下のとおりである。
・建物
…3年から47年
・車両運搬具
…3年から6年
・工具器具備品
…3年から20年
(会計方針の変更)
法人税法改正に伴い、当
中間会計期間より、平成19
年4月1日以降に取得した
有形固定資産について、改
正後の法人税法に基づく減
価償却の方法に変更してい
る。
これによる営業利益、経
常利益及び税引前中間純利
益への影響額は軽微であ
る。
― 165 ―
前事業年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
有価証券
子会社株式及び関連会社
株式
…移動平均法による原価
法
その他有価証券
時価のあるもの
…決算日の市場価格等に
基づく時価法(評価差
額は全部純資産直入法
により処理し、売却原
価は移動平均法により
算定)
時価のないもの
…移動平均法による原価
法
(1) 有形固定資産のうち建
物(附属設備を除く。)
は定額法により、建物
附属設備、車両運搬
具、工具器具備品は定
率法により減価償却し
ている。
なお、主な耐用年数は
以下のとおりである。
・建物
…3年から47年
・車両運搬具
…3年から6年
・工具器具備品
…3年から20年
項目
3
4
引当金の計上基準
その他中間財務諸
表(財務諸表)作成
のための基本とな
る重要な事項
前中間会計期間
(自 平成18年4月1日
至 平成18年9月30日)
(2) 無形固定資産のうち、
ソフトウェア(自社利
用分)については、社
内における利用可能期
間(5年)に基づく定額
法により減価償却して
いる。
(1) 賞与引当金は、従業員
に対して支給する賞与
の支出に充てるため、
支給見込額基準により
計上している。
(2) 退職給付引当金は、従
業員の退職給付に備え
るため、当事業年度末
における退職給付債務
の見込額に基づき、当
中間会計期間末におい
て発生していると認め
られる額を計上してい
る。
(3) 役 員 退 任 慰 労 引 当 金
は、役員の退任慰労金
の支出に備えるため、
役員退任慰労金規定に
基づく中間期末要支給
額を計上している。
消費税等の会計処理は税抜
処理によっている。
当中間会計期間
(自 平成19年4月1日
至 平成19年9月30日)
(追加情報)
法人税法改正に伴い、平
成19年3月31日以前に取得
した資産については、改正
前の法人税法に基づく減価
償却の方法の適用により取
得価額の5%に到達した事
業年度の翌事業年度より、
取得価額の5%相当額と備
忘価額との差額を5年間に
わたり均等償却し、減価償
却費に含めて計上してい
る。
これによる営業利益、経
常利益及び税引前中間純利
益への影響額は軽微であ
る。
(2) 無形固定資産のうち、
ソフトウェア(自社利
用分)については、社
内における利用可能期
間(5年)に基づく定額
法により減価償却して
いる。
(1) 賞与引当金は、従業員
に対して支給する賞与
の支出に充てるため、
支給見込額基準により
計上している。
(2) 退職給付引当金は、従
業員の退職給付に備え
るため、当事業年度末
における退職給付債務
の見込額に基づき、当
中間会計期間末におい
て発生していると認め
られる額を計上してい
る。
(3) 役 員 退 任 慰 労 引 当 金
は、役員の退任慰労金
の支出に備えるため、
役員退任慰労金規定に
基づく中間期末要支給
額を計上している。
(1) 消費税等の会計処理は
税抜処理によってい
る。
(2) 当中間期から連結納税
制度を適用している。
― 166 ―
前事業年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
(2) 無形固定資産のうち、
ソフトウェア(自社利
用分)については、社
内における利用可能期
間(5年)に基づく定額
法により減価償却して
いる。
(1) 賞与引当金は、従業員
に対して支給する賞与
の支出に充てるため、
支給見込額基準により
計上している。
(2) 退職給付引当金は、従
業員の退職給付に備え
るため、当事業年度末
における退職給付債務
の見込額に基づき、当
事業年度末において発
生していると認められ
る額を計上している。
(3) 役 員 退 任 慰 労 引 当 金
は、役員の退任慰労金
の支出に備えるため、
役員退任慰労金規定に
基づく当期末要支給額
を計上している。
消費税等の会計処理は税抜
処理によっている。
中間財務諸表作成の基本となる重要な事項の変更
前中間会計期間
(自 平成18年4月1日
至 平成18年9月30日)
(貸借対照表の純資産の部の表示
に関する会計基準)
当中間会計期間より、「貸借対
照表の純資産の部の表示に関する
会計基準」(企業会計基準等5号
平成17年12月9日)及び「貸借対
照表の純資産の部の表示に関する
会計基準等の適用指針」(企業会
計基準適用指針第8号 平成17年
12月9日)を適用している。
これまでの資本の部の合計に相
当 す る 金 額 は 162,456 百 万 円 で あ
る。
なお、当中間会計期間における
中間貸借対照表の純資産の部につ
いては、中間財務諸表等規則の改
正に伴い、改正後の中間財務諸表
等規則により作成している。
当中間会計期間
(自 平成19年4月1日
至 平成19年9月30日)
―――――――――――
― 167 ―
前事業年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
(貸借対照表の純資産の部の表示
に関する会計基準)
当事業年度より、「貸借対照表
の純資産の部の表示に関する会計
基準」(企業会計基準等5号 平
成17年12月9日)及び「貸借対照
表の純資産の部の表示に関する会
計基準等の適用指針」(企業会計
基準適用指針第8号 平成17年12
月9日)を適用している。
これまでの資本の部の合計に相
当 す る 金 額 は 154,515 百 万 円 で あ
る。
なお、当事業年度における貸借
対照表の純資産の部については、
財務諸表等規則の改正に伴い、改
正後の財務諸表等規則により作成
している。
注記事項
(中間貸借対照表関係)
前中間会計期間末
(平成18年9月30日)
※1 減価償却累計額139百万円が
有形固定資産から控除されて
いる。
※2 仮払消費税等及び仮受消費税
等の表示
仮払消費税等と仮受消費税等
は相殺し、相殺後の金額は流
動資産の「その他」に含めて
表示している。
当中間会計期間末
(平成19年9月30日)
※1 減価償却累計額167百万円が
有形固定資産から控除されて
いる。
※2 仮払消費税等及び仮受消費税
等の表示
仮払消費税等と仮受消費税等
は相殺し、相殺後の金額は流
動資産の「その他」に含めて
表示している。
前事業年度末
(平成19年3月31日)
※1 減価償却累計額125百万円が
有形固定資産から控除されて
いる。
※2
―――――――――
当中間会計期間
(自 平成19年4月1日
至 平成19年9月30日)
前事業年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
(中間損益計算書関係)
前中間会計期間
(自 平成18年4月1日
至 平成18年9月30日)
※1
営業外収益のうち主なもの
為替差益
※2
※3
※1
営業外収益のうち主なもの
受取利息
6百万円
雑収入
9百万円
※1
営業外費用のうち主なもの
支払利息
154百万円
為替差損
18百万円
※3 減価償却実施額
有形固定資産
57百万円
無形固定資産
15百万円
※2
72百万円
営業外費用のうち主なもの
支払利息
24百万円
雑損失
19百万円
減価償却実施額
有形固定資産
10百万円
無形固定資産
23百万円
※2
※3
※4
(中間株主資本等変動計算書関係)
前中間会計期間(自
1
平成18年4月1日
至
平成18年9月30日)
至
平成19年9月30日)
自己株式に関する事項
該当事項なし
当中間会計期間(自
1
平成19年4月1日
自己株式に関する事項
該当事項なし
前事業年度(自
1
平成18年4月1日
至
平成19年3月31日)
自己株式に関する事項
該当事項なし
― 168 ―
営業外収益のうち主なもの
受取配当金
47百万円
雑収入
9百万円
為替差益
24百万円
受取利息
8百万円
営業外費用のうち主なもの
支払利息
129百万円
雑損失
19百万円
減価償却実施額
有形固定資産
33百万円
無形固定資産
35百万円
特別損失のうち主なもの
子会社株式
8,398百万円
評価損
(有価証券関係)
前中間会計期間末
(平成18年9月30日)
子会社株式及び関連会社株式で時価
のあるものはない。
当中間会計期間末
(平成19年9月30日)
同左
前事業年度末
(平成19年3月31日)
同左
(1株当たり情報)
中間連結財務諸表を作成しているため、記載を省略している。
(重要な後発事象)
前中間会計期間
(自 平成18年4月1日
至 平成18年9月30日)
1 子会社増資の引受
① 当社は、平成18年6月19日
の取締役会において、連結子会
社であるトヨタ モーター
ファイナンス チャイナ有限公
司が実施する増資を引き受ける
ことを決議し、平成18年11月29
日の中国当局の認可に基づき、
払込を以下の通り実施した。
② 引き受ける増資額、引受後
の持分比率、及び払込期日
増資金額:
3億元
引受後の持分比率:
100.0%
払込期日:平成18年12月6日
③ 平成18年12月6日に実施し
た親会社からの借入により増資
引受資金の一部を充当してい
る。
当中間会計期間
(自 平成19年4月1日
至 平成19年9月30日)
前事業年度
(自 平成18年4月1日
至 平成19年3月31日)
―――――――――――
―――――――――――
(2) その他
該当事項はない。
<上記の社債以外の社債に関する情報>
未定。
― 169 ―
「参照方式」の利用適格要件を満たしていることを示す書面
会社名
トヨタ ファイナンス オーストラリア リミテッド
代表者の役職氏名
業務執行取締役 ロス・ペイジ・スプリンガー
1
当社は1年間継続して有価証券報告書を提出しております。
2
当社は一の格付機関により既に発行した社債券のいずれかに特定格付が付与され、かつ、
他の格付機関により既に発行した社債券又はその募集若しくは売出しに関し法第4条第1
項に規定する届出をしようとする社債券のいずれかに特定格付が付与されている(これら
の格付が公表されている場合に限る。)。
(1)格付が付与されている社債券(すでに発行されていたもの)の名称
2009 年 7 月 27 日満期 7.61%利付ニュージーランドドル建社債
格付AAA
(格付を付与し、公表している格付機関名
スタンダード・アンド・プアーズ・レ
ーティングズ・サービシズ)
(2)格付が付与されている社債券(すでに発行されていたもの)の名称
2009 年 7 月 27 日満期 7.61%利付ニュージーランドドル建社債
格付Aaa
(格付を付与し、公表している格付機関名
ムーディーズ・インベスターズ・サー
ビス・インク)
─ 170 ─
事業内容の概要及び主要な経営指標等の推移
1.事業内容の概要
トヨタ ファイナンス オーストラリア リミテッド(以下「TFA」という。)及びTFAが支配
する会社からなる経済的主体(以下「グループ会社」と総称する。)の主な業務は、以下のとおり
である。
・トヨタ、レクサス及び日野の新車のディーラーによる購入並びに転売のための中古車(製造元を
問わない。)の購入のための融資
・リース、分割払購入、消費者融資及び商業融資の形態による自動車購入のための融資
・自動車ディーラーに対する在庫融資枠及び商業融資の提供
・オペレーティング・リース及びフリート管理サービスの提供
・製造者/工場期間外保証商品(トヨタ モーター コーポレーション オーストラリア リミテッド
が顧客に対して、対価を得て製造者による製品保証を延長する商品)及び期間外保証保険(顧客
と保険会社との間で締結される保険の商品であり、保険会社が、合意された期間、製造者/工場
期間外保証商品に類似の補償/給付を行ってリスクの引受を行うもの)の管理及び運営
TFAの親会社、TFAの子会社及びその他のTFAとの間で直接的な株式保有の関係を有する
会社の事業とTFAの事業との関係は、以下のとおりである。
─ 171 ─
TFAの事業、製品及び顧客の系統図
企業組織
100%
トヨタファイナンシャル
サービス株式会社
トヨタ自動車株式会社
国際的金融
サービス
持株会社
100%
54.55%
配当
トヨタ ファイナンス
100%
配当
45.45%
トヨタ ファイナンス
ニュージーランド
リミテッド
クレジット・サポート・
アグリーメント
配当
オーストラリア
リミテッド
自動車及び関連部品
製造・販売会社
トヨタ モーター
コーポレーション
オーストラリア リミテッド
100%
100%
ティーエフエヌズィー
ティーエフエー
(ホールセール)
リミテッド
(ホールセール) プロプライ
アタリー リミテッド
(TFAW)
販売経路
ディーラー営業
フリート営業
地域事務所
アカウント・
マネージャー
顧客ダイレクト
販売
顧客販売
センター
製品 消費者融資
事業用車両融資
オペレーティング・リース(管理及び非
管理)
ファイナンス・リース
ノベーティッド・ファイナンス・
リース(管理及び非管理)
分割払購入
法人向け及び
ディーラー融資
- 在庫融資
- 見返り融資枠
- 資本融資
- チャージ・プラン
- 一般目的融資枠
トヨタ保険
- 保険
トヨタ・
- 保証
エクストラ・ケア - ロードサイド・
サービス
顧客
ディーラー(トヨタ及びトヨタ以外)
ビジネス(個人業主、パートナーシップ、企業)
個人顧客
─ 172 ─
2.主要な経営指標等の推移
次の表は、表示された期間及び日付現在のグループ会社の主要な経営指標の推移を示すものであ
る。
決算期
2003 年
3 月 31 日
終了
12 ヶ月間
2004 年
3 月 31 日
終了
12 ヶ月間
2005 年
3 月 31 日
終了
12 ヶ月間
2006 年
3 月 31 日
終了
12 ヶ月間
2007 年
3 月 31 日
終了
12 ヶ月間
(注 10)
(注 10)
(注 10、11)
(注 10)
(注 10)
利息及び類似収益
千豪ドル
259,286
282,639
311,111
367,941
394,355
営業による純収益
千豪ドル
94,309
103,349
104,764
129,371
128,900
税引後利益
千豪ドル
14,874 (注 1)
38,374 (注 2)
43,106 (注 3)
32,977 (注 4)
44,609 (注 5)
資本金
千豪ドル
120,000
120,000
120,000
120,000
120,000
発行済株式総数
株
120,000,000
120,000,000
120,000,000
120,000,000
120,000,000
純資産額
千豪ドル
330,725
364,451
402,390
423,315
459,074
総資産額
千豪ドル
3,789,567
4,169,882
4,637,609
5,045,196
5,382,532
1 株当たり純資産額
豪ドル
2.756
3.037
3.353
3.528
3.826
1 株当たり利益(注 6)
豪ドル
0.124
0.320
0.359
0.275
0.372
自己資本比率(注 7)
%
8.727
8.740
8.677
8.390
8.529
%
4.497
10.529
10.712
7.790
9.717
千豪ドル
(233,575)
(356,422)
(320,722)
(371,669)
(303,899)
千豪ドル
(7,272)
(5,916)
(11,825)
(8,807)
(10,743)
千豪ドル
220,538
388,731
314,060
392,354
310,964
現金及び現金同等物
千豪ドル
2
16,503
(1,984)
9,894
6,216
従業員数(注 9)
人
306
318
337
343.5
369
自己資本利益率
(注 8)
営業活動による正味
キャッシュ・フロー
投資活動による正味
キャッシュ・フロー
財務活動による正味
キャッシュ・フロー
(注 1)
営業活動以外からの収益 2,249 千豪ドル(関連会社からの純利益の配分)を含む。
(注 2)
営業活動以外からの収益 2,414 千豪ドル(関連会社からの純利益の配分)を含む。
(注 3)
営業活動以外からの収益 2,718 千豪ドル(関連会社からの純利益の配分)を含む。
(注 4)
営業活動以外からの収益 3,092 千豪ドル(関連会社からの純利益の配分)を含む。
(注 5)
営業活動以外からの収益 3,389 千豪ドル(関連会社からの純利益の配分)を含む。
(注 6)
税引後利益を発行済株式総数で除したものである。
(注 7)
純資産を総資産で除したものである。
(注 8)
税引後利益を純資産で除したものである。
(注9)
期末日現在のTFA及びTFAが支配する会社の正規従業員相当の従業員の調整後員数。正規従業員相当の従業員の調
整後員数は、産休中、社外出向中及び非常勤の従業員を含む。
(注10) 本表に含まれる2007年3月31日に終了した事業年度に関する財務情報は、国際財務報告基準と同等のオーストラリアにお
ける基準(以下「AIFRS」という。)に従い作成されている。
比較対象として本表に含まれている 2005 年 3 月 31 日及び 2006 年 3 月 31 日に終了した事業年度の財務情報は、AIF
RSに従い作成されている。
比較対象として本表に含まれている 2004 年 3 月 31 日までに終了した期間の財務情報は、先のAGAAPに従い作成さ
れている。AGAAPは、いくつかの点でAIFRSと異なっている。
─ 173 ─
(注11) 比較対象として本表に含まれている2005年3月31日に終了した事業年度の財務情報は、AIFRSの適用に関する経過規
定に従い修正再表示されている。グループ会社は、2005年4月1日以降、AASB第132号「金融商品-開示及び表示」及
びAASB第139号「金融商品-認識及び測定」の適用を受けるためだけにAASB第1号に基づく免除規定を使用して
いる。
─ 174 ─
決算期
2006年
9月30日現在
又は同日に
終了した
6ヶ月間
2007年
9月30日現在
又は同日に
終了した
6ヶ月間
利息及び類似収益
千豪ドル
184,303
191,249
216,194
営業による純収益
千豪ドル
66,016
63,829
67,833
税引後利益(注2)
千豪ドル
14,109 (注3)
21,856 (注4)
22,333 (注5)
資本金
千豪ドル
120,000
120,000
120,000
発行済株式総数
株
120,000,000
120,000,000
120,000,000
純資産額
千豪ドル
412,333
434,961
462,198
総資産額
千豪ドル
4,948,998
5,127,154
5,424,979
1株当たり純資産額
豪ドル
3.436
3.625
3.852
1株当たり利益(注6)
豪ドル
0.118
0.182
0.186
自己資本比率(注7)
%
8.332
8.483
8.520
自己資本利益率(注8)
%
3.422
5.025
4.832
千豪ドル
(292,814)
(80,505)
(32,944)
千豪ドル
(4,500)
(4,322)
(791)
千豪ドル
307,140
76,808
38,260
現金及び現金同等物
千豪ドル
7,842
1,875
10,741
従業員数(注9)
人
337
354
381
営業活動による正味
キャッシュ・フロー
投資活動による正味
キャッシュ・フロー
財務活動による正味
キャッシュ・フロー
(注1)
2005年
9月30日現在
又は同日に
終了した
6ヶ月間
グループ会社は、2007年9月30日に終了した6ヶ月間について未監査の中間財務書類を作成した。本表に含まれる財務情
報は、国際財務報告基準(以下「IFRS」という。)と同等のオーストラリアにおける基準(以下「AIFRS」という。)に従い
作成されている。
(注2)
6ヶ月間の法人税費用は、税引前利益合計の30%を基礎として、恒久的差異について調整することにより見積られている。
(注3)
グループ会社の関連会社からの純利益の配分を含まない。持分法による会計処理が事業年度末にのみ行われていたため、
実際の税金費用は事業年度末にのみ算出される。
2006年9月30日以前に終了した各6ヶ月間に関する中間財務書類の半期の収益の数値にはグループ会社の関連会社からの
純利益の配分が含まれていなかった。2007年9月30日に終了した6ヶ月間に関する中間財務書類中の数値は、グループ会
社の関連会社からの純利益の配分が持分法により計上された初めての半期の収益の数値である。比較対象としての2007
年9月30日に終了した6ヶ月間に関する中間財務書類中の数値は、グループ会社の関連会社からの純利益の配分の持分法
による計上を反映するため修正されている。
(注4)
関連会社からの純利益の配分1,106千豪ドルを含む。
(注5)
関連会社からの純利益の配分1,369千豪ドルを含む。
(注6) 税引後利益を発行済株式総数で除したものである。
(注7) 純資産を総資産で除したものである。
(注8) 税引後利益を純資産で除したものである。
(注9)
期末日現在のTFA及びTFAが支配する会社の従業員数。正規従業員相当の従業員の調整後員数は、産休中、社外出向中及
び非常勤の従業員を含む。
(注10) 2005年9月30日に終了した6ヶ月間に関する中間財務書類は、TFAが初めてAIFRSに従い作成した財務書類である。これら
─ 175 ─
の財務書類の作成にはオーストラリア会計基準審議会(以下「AASB」という。)第1号「AIFRSの適用初年度」が適用され
ている。
2005年3月31日以前はTFAの財務書類は先のAGAAPに従い作成されていた。AGAAPは一定の事項につきAIFRSと異なっている。
経営陣は、TFAの2005年9月30日に終了した6ヶ月間に関する中間財務書類を作成する際に、AIFRSに従い、先のAGAAP財務
書類に適用されていた会計、評価及び連結方法を修正した。グループ会社は、2005年4月1日以降、AASB第132号「金融商
品-開示及び表示」及びAASB第139号「金融商品-認識及び測定」の適用を受けるためだけにAASB第1号に基づく免除規
定を使用している。
─ 176 ─
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