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別表1 長官指定告示物品の使用目的の細目と定義 細 目 定 義 長官指定
別表1 長官指定告示物品の使用目的の細目と定義 細 清 目 定 義 長官指定告示物品名 澄 酒類の精製工程において、酒類中に存在する 活性炭、フィチン酸、寒天、ゼラチン、 混濁物質、及び混濁物質の生成要因となる原 アルギン酸ナトリウム、カラギナン、 因物質を除去し、酒類の透明度を向上させた ベントナイト、活性白土、ケイソウ土、 り、混濁の発生を予防することをいう。 微小繊維状セルロース、小麦粉、グル テン、卵白、柿タンニン、タンニン、 二酸化ケイ素、ポリビニルポリピロリ ドン、木材チップ、コラーゲン、パパ イン、プロテアーゼ、ペクチナーゼ、 ヘミセルラーゼ、キトサン、エンドウ たんぱく、β-グルカナーゼ、カゼイ ン又はカゼインナトリウム 酸 化 防 止 酒類の貯蔵工程及び精製工程において、酸素 エリソルビン酸、エリソルビン酸ナト の影響を取り除いて品質劣化を防止し、酒質 リウム、L-アスコルビン酸、L-ア を本来の品質に保持することをいう。 スコルビン酸ナトリウム、ピロ亜硫酸 カリウム、二酸化硫黄又は窒素 酒 質 保 全 酒類の貯蔵工程において、酒質を劣化させる ウレアーゼ、DL-酒石酸水素カリウ 物質の生成防止又は酒質を劣化させる物質の ム、L-酒石酸水素カリウム、アラビ 除去により、酒質の保持と安定化を図ること アガム、クエン酸又はカルボキシメチ をいう。 ルセルロースナトリウム 再発酵防止 酒類の精製工程において、再発酵(雑菌の繁 ソルビン酸又はソルビン酸カリウム 殖を含む)を抑え、酒質の保持を図ることを いう。 酸 度 調 整 酒類の製造又は精製工程において、正常な酸 炭酸カルシウム、炭酸カリウム、炭酸 度の範囲に調整して品質の維持を図ることを 水素ナトリウム、炭酸ナトリウム又は いう。 アンモニア 酒 質 矯 正 酒類の精製工程において、味、香り、色等に イオン交換樹脂又は活性炭 異常を来した酒質を矯正することをいう。 副 剤 長官指定告示物品の機能を安定的かつ効果的 DL-リンゴ酸、DL-リンゴ酸とピ に発揮させる目的で、長官指定告示物品と共 ロ亜硫酸ナトリウムの混合物、乳糖、 存させる必要最小限度の物品をいう。 - 1 - デキストリン又はグァーガム 別表2 長官指定告示物品又はその製剤及び副剤の規格並びに試験方法 細目 種 類 柿タンニン(液状 のもの) 柿タンニン(粉末 のもの) 清 タンニン酸を添加 した柿タンニン (液状のもの) 項 目 成 分 規 格 濁度が低下すること 力 130以上 〃 〃–9 鉄 溶 出 Feとして溶出量0.05μg/mℓ以下 〃 〃–11 〃 重 金 属 Pbとして1.0μg/mℓ以下 〃 〃–12 〃 ひ 素 As2O3として1.0μg/mℓ以下 〃 〃–13 〃 細 菌 火落菌が検出されないこと 〃 〃–14 〃 価 国税庁所定分析法 231-7 による 〃 清澄効果 濁度が低下すること 力 500以上 〃 〃-2 〃 鉄 溶 出 Feとして溶出量0.05μg/mℓ以下 〃 〃-3 〃 重 金 属 Pbとして5.0μg/g以下 〃 〃-4 〃 ひ 素 As2O3として2.0μg/g以下 〃 〃-5 〃 細 菌 火落菌が検出されないこと 〃 〃-6 〃 価 清澄効果 濁度が低下すること 力 130以上 価 国税庁所定分析法 231-1 による 国税庁所定分析法 231-7 による 〃 〃-9 〃 〃 〃-10 〃 鉄 溶 出 Feとして溶出量0.05μg/mℓ以下 〃 〃-11 〃 重 金 属 Pbとして1.0μg/mℓ以下 〃 〃-12 〃 ひ 素 As2O3として2.0μg/mℓ以下 〃 〃-13 〃 細 菌 火落菌が検出されないこと 〃 〃-14 〃 清澄効果 濁度が低下すること 力 500以上 価 タンニン酸 効能書の値±20%以内 澄 験 方 法 清澄効果 タンニン酸 効能書の値±20%以内 タンニン酸を添加 した柿タンニン (粉末のもの) 試 国税庁所定分析法 231-1 による 〃 〃-2 〃 〃 〃-10 〃 鉄 溶 出 Feとして溶出量0.05μg/mℓ以下 〃 〃-3 〃 重 金 属 Pbとして5.0μg/g以下 〃 〃-4 〃 ひ 素 As2O3として2.0μg/g以下 〃 〃-5 〃 細 菌 火落菌が検出されないこと 〃 〃-6 〃 - 2 - 細目 種 類 タンパク質を主成 分とするもの 多糖類を主成分と するもの プロテアーゼを主 成分とするもの 清 ペクチナーゼを主 成分とするもの 項 澄 成 分 規 格 試 験 方 法 清澄効果 濁度が低下すること 全 窒 素 効能書の値±20%以内 〃 〃-16 〃 鉄 溶 出 Feとして溶出量0.05μg/mℓ以下 〃 〃-17 〃 重 金 属 Pbとして5.0μg/g以下 〃 〃-18 〃 ひ 素 As2O3として2.0μg/g以下 〃 〃-19 〃 細 菌 火落菌が検出されないこと 〃 〃-20 〃 清澄効果 濁度が低下すること アルギン酸又 効能書の値±20%以内 はカラギナン 国税庁所定分析法 231-15による 国税庁所定分析法 231-21による 〃 〃-22 〃 鉄 溶 出 Feとして溶出量0.05μg/mℓ以下 〃 〃-23 〃 重 金 属 Pbとして5.0μg/g以下 〃 〃-24 〃 ひ 素 As2O3として2.0μg/g以下 〃 〃-25 〃 細 菌 火落菌が検出されないこと 〃 〃-26 〃 清澄効果 濁度が低下すること 力 表示力価を下回らないこと 〃 〃-28 〃 鉄 溶 出 Feとして溶出量0.05μg/mℓ以下 〃 〃-29 〃 重 金 属 Pbとして5.0μg/g以下 〃 〃-30 〃 ひ 素 As2O3として2.0μg/g以下 〃 〃-31 〃 細 菌 火落菌が検出されないこと 〃 〃-32 〃 価 国税庁所定分析法 231-27による 清澄効果 濁度が低下すること 力 表示力価を下回らないこと 〃 〃-34 〃 鉄 溶 出 Feとして溶出量0.05μg/mℓ以下 〃 〃-35 〃 重 金 属 Pbとして5.0μg/g以下 〃 〃-36 〃 ひ As2O3として2.0μg/g以下 〃 〃-37 〃 〃 〃-38 〃 細 二酸化ケイ素を主 成分とするもの 目 価 素 菌 5 10 /g以下 国税庁所定分析法 231-33による 清澄効果 濁度が低下すること 鉄 Feとして50μg/mℓ以下 〃 〃-40 〃 重 金 属 Pbとして2.0μg/mℓ以下 〃 〃-41 〃 ひ 素 As2O3として1.0μg/mℓ以下 〃 〃-42 〃 細 菌 火落菌が検出されないこと 〃 〃-43 〃 分 - 3 - 国税庁所定分析法 231-39による 細目 種 類 その他のおり下げ 剤 酒 質 保 全 ウレアーゼを主成 分とするもの 項 目 成 分 規 格 試 験 方 法 清澄効果 濁度が低下すること 国税庁所定分析法 231-44による 鉄 溶 出 Feとして溶出量0.05μg/mℓ以下 〃 〃-45 〃 重 金 属 Pbとして5.0μg/g以下 〃 〃-46 〃 ひ 素 As2O3として2.0μg/g以下 〃 〃-47 〃 細 菌 火落菌が検出されないこと 〃 〃-48 〃 効 能 効能書の効能を有すること 国税庁所定分析法 231-49による 鉄 溶 出 Feとして溶出量0.05μg/mℓ以下 〃 〃-50 〃 重 金 属 Pbとして5.0μg/g,mℓ以下 〃 〃-51 〃 ひ 素 As2O3として2.0μg/g,mℓ以下 〃 〃-52 〃 細 菌 火落菌が検出されないこと 〃 〃-53 〃 既存添加物名簿に 効 能 効能書の効能を有すること 国税庁所定分析法 231-54による 掲載されている指 〃 〃-55 〃 酸化防 定告示物品又はこ 酒質への影響 使用により、色、香、味等に異 常を来さないこと 止、酒 れらを使用した製 質保全 剤 鉄 溶 出 Feとして溶出量0.05μg/mℓ以下 〃 〃-56 〃 、再発 重 金 属 Pbとして10μg/g,mℓ以下 〃 〃-57 〃 酵防止 、酸度 ひ 素 As2O3として2.0μg/g,mℓ以下 〃 〃-58 〃 調整又 細 菌 火落菌が検出されないこと 〃 〃-59 〃 は酒質 矯正 上記以外の長官指 ─── 国税庁所定分析法 231-60による 定告示物品 長官指定告示物品 酒質への影響 使用により、色、香、味等に異 国税庁所定分析法 231-61による の機能を安定的か 常を来さないこと つ効果的に発揮さ 鉄 溶 出 Feとして溶出量0.05μg/mℓ以下 〃 〃-62 〃 せるために共存さ 副剤 せる必要最小限度 重 金 属 Pbとして10μg/g,mℓ以下 〃 〃-63 〃 の物品 ひ 素 As2O3として2.0μg/g,mℓ以下 〃 〃-64 〃 細 菌 火落菌が検出されないこと - 4 - 〃 〃-65 〃