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食育だより - さくらの郷みらい保育園

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食育だより - さくらの郷みらい保育園
No.5
さくらの郷みらい保育園
平成24年7月31日
梅雨が明け一日一日と日差しが強くなり日ごとに暑くなってきて、いよいよ夏本番ですね!園ではそんな暑さにも負けない子供たちが元気
いっぱいに遊んでいます。古くは、万葉集にも「夏やせ」という言葉が出てくるほど、昔から「夏バテ」に悩まされてきました。夏バテは、身体の
消化機能を低下させて食欲不振に陥らせてしまいます。ビタミン・ミネラルの摂取不足が心配されますので、食事には注意してあげて下さい。
食事をおいしく食べるには冷たい炭酸飲料などはなるべく控え、太陽の光をたっぷり浴びた夏野菜を食べて暑い夏を乗り切りましょう♪♪
~おはしについて~
~おいしい夏野菜をたくさん食べよう~
8月4日は、「8と4」から箸の日です。お箸は、昔から『神様が降りてくる神聖な
通り道』とされています。ですから、『亡くなった人の御膳に供えるご飯には、
箸を立てる』のです。お箸は大切な、料理を食べる道具です。正しい箸の持
ち方をすると、手指に負担がかからず、食べ物がはさみやすいため食事が
食べやすくなります。日本の食卓に欠かせない箸。正しい持ち方と使い方は、
食事マナーの一つです。無理せずに、少しずつ練習や見直しなどご家庭でも
できるといいですね。
《お箸選びのポイント》
「持ちやすい、子どもの小さな手にあったもの」が子どものお箸選びのポイン
トとなります。お箸の長さの目安としては、親指と人差し指の先を広げた1.5
倍くらい」。材質は竹など滑りにくい素材の物がよいでしょう。
《正しい箸の持ち方》
1.箸の片方(固定ばし)を、親指の根元に挟みます。
2.薬指を軽く曲げて第一関節を下に添え、親指と薬指で支えます。
3.もう片方の箸(作用ばし)は親指のはらで挟み、中指の第一関節で支えま
す。
4.作用ばしの支えをしっかりさせるために、小指を薬指に添わせます。
1
2
3
4
夏野菜には水分とビタミンがたっぷりあります。夏の暑い時期に旬を
迎える夏野菜には、暑さで弱る胃を刺激して消化を助け、身体にこも
る熱をとる働きがあります。また、夏の果物も利尿・整腸・発汗作用
に優れています。少し、夏野菜の作用についてご紹介をいたします。
【キュウリ】
①利尿作用②余分な熱をとる③余分な塩分をとる④喉を潤す
※たっぷりの水分が利尿作用を発揮し、むくみを解消してほてった体
を冷やしてくれます。
【ナス】
①余分な熱をとる②血のめぐりを良くする③化膿や腫れを治める
※油との相性はとても良く、色々な料理と相性が良い野菜です。身
体の熱をとり、血のめぐりを良くする効果があります。
【トマト】
①食欲増進②余分な熱をとる③のどを潤す
※水分が沢山含まれていて、栄養価が高い健康食品です。ビタミン
たっぷりで血圧を低下させたりイライラを鎮める作用もあります。
【スイカ】
①体を冷やす②のどを潤す③利尿作用④むくみをとる⑤酒毒をとる
※甘味と水分で夏の疲れをとってくれます。利尿作用や身体を冷や
す効果があり、子ども達も大好きです♪
他にも野菜はピーマン・レタス・枝豆・さやいんげん・とうもろこし・冬
瓜など、果物は、メロン・梨などが旬を迎えます!!
食育だより
パンの耳よりな話
~夏の水分補給~
≪砂糖の話≫
パンの材料のひとつに『砂糖』があります。
砂糖は、パンに甘味をつけるだけでなく、イースト菌の栄養分としての
大きな役割があります。
砂糖はイースト菌によって、炭酸ガスとアルコールに分解されます。
この炭酸ガスが、パンをふっくらと膨らませ、アルコールはパン生地の
熟成にともなって、あのパン独特の”香り”と”風味”を作り出します。ま
た、パンの色づきを良くし、表面(皮)を早く焼き上げるので、生地中の
水分の逃げる量が少なくなり、パサつかない、柔らかな生地ができる
のです。
パンに使われる糖類は、一般には上白糖が使われますが、三温糖、
はちみつ、黒砂糖なども使われます。
使用する砂糖の量も、パンの種類によって異なります。
それぞれのパンのレシピで、割合(グラム数)が決まっているようです
が、食パンやピザ生地やブレッチェンのようなシンプルなパンより、お
菓子パン(あんぱん・グリームパン・ジャムパンなど)や、クロワッサン、
デニッシュ、ブリオッシュのようなパンの方が、量が多く使われるようで
す。
甘いパンは、口当たりがよく、おいしいので、ついつい、手が出てしま
いますが、知らず知らずに糖分も多く摂ることになるので、バランスを
考えながら、食べましょう。
園長
飯野 慰子
沢山汗をかく夏は体内の水分が失われ、熱中症などになってし
まう危険があります。上手に水分補給して水分とミネラルの不
足には注意して下さい。暑さから、冷たい飲み物を一気に飲む
ことや、糖分の多いジュースなどを沢山飲むことは、食欲を落と
し味覚形成にもよくありません。水分補給の飲み物は麦茶など
糖分の少ないものがお勧めです。
また、果物では90%以上が水分のスイカは、糖質と少量のリン
ゴ酸・カロチンを含みます。冷やした新鮮な果物で、しっかりと
水分補給をしていけるといいですね。
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