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1989年 6月 - 末日聖徒イエス・キリスト教会

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1989年 6月 - 末日聖徒イエス・キリスト教会
●
大 管長会 メッセー ジ
聖徒 の道
1989年6月
B・ヒ
号
ズ ラ・タ
開 拓者 の遺 産
フ ト・ベ
ン ク レ ー,ト
ン ソ ン,ゴ
ー マ ス・S・モ
十 二 使 徒 定 員 会:ハ
ワ ー ド・W・ハ
K・パ
ッ カ ー,マ
ト ム・ペ リ ー,デ
ー ビ ン・J・ア
ビ ッ ド・B・ヘ
ズ・E・フ
ル,ラ
ァ ウ ス ト,二
ッ セ ル・M・ネ
ク ス,M・ラ
ウ ィ リ ア ム・R・ブ
P・リ
ー,キ
編 集 長:ヒ
ミ ス・レ
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イ ノル ズ
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ア イ ザ ッ ク・C・フ
ァー ガ ソ ン
10
S・デ
ング
18
ル ワ ー ス・ヤ
ロ
霊的な知 識につ いて
テ リー・シ
父 を知 らない私
ク ロ ー
田 国の民 に福音 を伝え る
マ ー ビ ン・K・ガ
ェ ン クス
ド・パ
ー ナ ー
ー
25
ド
26
ドナ ー
zs
家庭訪 問メッセ ージ
それだ からあな たがた も
完全な者 とな りなさ い
36
ッ ク,
青少年 のペー ジ
ータ ー
ッチ ェル
オー カー
ド ニ ー・N・マ
ング ー 一 そ の 若 き 日 々
ン ソン
ョ ー ジ・
ン・レ ム リ ン
ど も の べ 一 ジ:
ェ リ ー・ク
シ ドニ ー・ス
断食 の捧げ もの
■
フ ト・ヘ
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人 生の勝 利者
ケ ン トラ・カ
ス ル・フ
37
ェイ ア
リー
ィ レ ク タ ー:M・マ
デ ザ イ ナ ー:シ
制 作:シ
ー マ ス・L・ピ
ソ ン
ビ ッ ド・ミ
デ ィ エ ー ン・ウ
ア ー ト・デ
ョセ フ・B・
コッ ト
ー ン・R・ク
ィル コック ス
ラ イ ア ン・K・ケ
編 集 主 幹 補 佐=ア
編 集 主 幹 補 佐/こ
ー
ノッ ク
教 会 機 関 誌 デ ィ レ ク タ ー:ト
編 集 副 主 幹:デ
ック スウェ
リ ン・H・オ
ラ ー ド,ジ
ー ス・W・ウ
イ ド・
シ ュ ト ン,L・
イ ト,ジ ェ ー ム
ラ ッ ド フ ォ ー ド,ジ
ュ ー・W・ピ
編 集 主 幹:ブ
ン タ ー,ボ
一 ル・A・マ
ワ ー ス リ ン,リ チ ャ ー ド・G・ス
顧 問=ヒ ュ ー・W・ピ
ノ ッ ク,ジ
ー ド ン・
すべ ての教会 員の受 け継ぎ
教 会の救援 事業
ブ リが ム・ヤ
エ ス ラ・タ
ンソ ン
ル ソ ン,ダ
ッ セ ル・バ
□
キ リス トを思 う
本書 は「エ ンサ イン」「ニ ュ ーエ ラ」「フ レ ン ド」の
記事 を抜粋 した,末 日聖徒 イエス・キ1リ ス ト教会 の
公式 刊行物 です 。本書 は以下 の言 語で 出版 されて い
ます 。月間一 イタ リア語,英 語,オ ランダ 語,サ
モア 語,ス ウェ ーデ ン語,ス ペイ ン語,中 国語,韓
国語,デ ンマー ク語,ド イツ 語,ト ンが 語,日 本 語,
フ ィンラ ンド語,フ ランス語,ボ ル トが ル語,ノ ル
ウェ ー語。 隔月 刊
イン ドネ シア語,タ イ語,タ
ヒチ 語。季 刊
ア イスラ ン ド語 。
大 管 長 会:エ
もくじ
サ ト・カ
ワサキ
ック
ク ドナ ル ド,レ
ジ ナ ル ド・
」・ク
リ ス テ ン セ ン,ジ ェ ー ン・ア ン・ケ
ン プ,
テ ィ モ シ ー・シ ェ パ ー ド,ス テ ィ ー ブ ン・デ イ
モルモ ンメッセ ージ
42
指導者 に関す るメッセ ージ
43
も しこの教会 を知 らなか ったら
ラ ッ セ ル・C・テ
赤 いコー ト
ビ バ・メ
45
イ・ギ
イラー
ャ メ ル・ウ
47
ィル コ ックス
トン
配 送 部 長:ジ
ョ イ ス・ハ
ンセ ン
子ども のペー ジ
聖 徒 の 道1989年6月
号 第33巻 第6号
発行 所
末 日 聖 徒 イ エ ス・キ リ ス ト教 会
雲 のは しら
〒106東 京 都 港 区 南 麻 布5-10-30
ク リス テ ィ ー・モ
z
ンソン
電 話03-440-2351
印刷所
株式会 社
定
年 間 予 細/温 外 予 約2,200円(送
¥年 予 約1,㈹0円(送
料 共)
価
精 興社
聖 霊のた まもの
5
え いゆ うた ち:グ リー ン・フ レイクー一 黒 人開 た く者
b
おもち ゃば こ:か いた く しゃパ ズル
8翻
料 共)
普 通 号150円,大
会 号350円
InternationalMagazinePBMA8906JA
PrintedinTokyo,Japan.
■}.用
駒圏 。_,
皿.
騒礪圏醗1
■
認幽 騒
Copyrightゥ1989bytheCorporationofthe
預
PresidentoftheChurchofJesusChristofLatterdaySaints.Allrightsreserved.
● 定 期 講 読 は,「聖
し込 み に な る か,ま
た は 現 金 書 留 か 郵 便 振 替(口
接 郵 送 い た し ます 。 ●「聖
徒 の 道」の
座
2
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蟹
瞬1
:
お
申 し込 み 先 … 〒106東 京 都 港 区 南 麻 布5-10-3⑪
管
理 本 部 経 理 課 倉03-440-2351(代
表)●「聖
徒 の 道」
の 配 送 に つ い て の お 問 い 合 わ せ … 〒194東
市 小 川1704-1/末
目聖 徒 イ エ ス・キ
1…
.ゾ」.
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醗
..'1.』
京都 町 田
リ ス ト教 会
圏
μ.
名/末
日聖 徒 イ エ ス・キ
リ ス ト教 会
振 替 口座 番 号
/東 京0-41512)に
て管理 本部 経理課 へ ご送金 いた だ
けれ ば,直
團1
ド
「
徒 の 道 予 約 申 し込 み 用 紙」で お 申
資
垣
雌.、圧 ぎ:
..職.
.
材 管 理 部 配 送 セ ン タ ー 容0427-96-2820
・二.ぎ.
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一
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虐...,く、....尼.
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TheSeimnoMichiispublishedmonthlybyTheChurchof
JesusChrisrofLatter-daySain[s,50EastNoahTemple..
Sal[LakeCiry,U[ah84150.Applicationromailac
secondlasspostageracesispendingatSaltLakeCity,
U[ah.Subscriptionprice$14.00ayear.$ISOpersingle
copy.Thirtydays'noticerequiredforchangeofaddress.
Whenorderingachange,indudcaddresslabelfroma
recentissue;chanKescahnu[hemadeunlessboththeold
addressandthenewareinc/uded.SendU.S.A.anJ
CanadiansubscriptionsandqueriestoChurchMagazines,
50EastNurthTempleScree[,Sal[LakeCiry,U[ah
84150,U.S.A.Subxriptioninformationtelephune
num6er801-240-2947,
POSTMAS7-ERSendaddresschangestoSeitonoMichiat
50EastNorthTemplcStrcc[,Sal[LakcCity,Utah
841iO,U.S.A.
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大 管 長 会 メ ッセ ー ジ
1リ ベ脳 薫爆 う
大 管長
エ ズ ラ・タ フ ト・ベ ン ソ ン
人 格 の 基 と な る 習慣
ジ 麟1擬;勧 綴,
思 い は行 な い の 基 とな り,行 な い
は 習 慣 を形 作 り ます 。 そ し て習 慣 は
体 験 を し ま した 。 そ の 体 験 に つ い て
人 格 を築 き,人 格 は私 た ち の永 遠 の
彼 は こ う書 い て い ます 。
「私 が ま だ 少 年 で13歳 の こ ろ
行 く末 を決 定 す る の で す 。
ベ ン ジ ャ ミ ン王 は この 原 則 を よ く
リ ガ ム・ヤ
,ブ
ン グ ア カ デ ミー に 通 っ て
い た 。 … … そ こ に い た1年
理 解 し て い ま した 。 彼 が偉 大 な説 教
の間 にい
ろ い ろ な こ と を 聞 か さ れ た が,今
の終 わ り近 くで述 べ た 言 葉 が,モ
な っ て は そ の ほ とん ど を忘 れ て し ま
っ た 。 し か し た だ ひ と っ,決
ル
モ ン経 に は次 の よ う に書 か れ て い ま
と
す。
「終 り にの ぞ ん で ,私
して 忘
れ る こ との で き な い話 が あ る 。 … …
は罪 を犯 す
手 段 を み な あ げ て お 前 た ち に話 す こ
ーザー教授 が次 の ような
と はで きな い 。 罪 を犯 す 手 段 方 法 は
話 を し た 。『
皆 さん は 自 分 の行 な い だ
い ろい ろ あ っ て数 え つ くす こ とが で
あ る 日,メ
け で な く,心
の 中 に抱 くそ の 思 い に
きな い ほ ど多 い か らで あ る。」(モ ー
サ ヤ4:29)
対 し て も 責 任 を 問 わ れ る で し ょ う 。』
分 の思 い を治
そ し て最 後 に,自 分 自身 と 自分 の
め る 習 慣 が 身 につ い て い な か った 。
思 い に注 意 し な け れ ば な ら な い と勧
ど う し た ら よ い の だ ろ う か,私
告 して い ます 。(モー サ ヤ4:30参
私 は ま だ 少 年 で,自
はそ
の こ とで ず い ぶ ん 頭 を悩 ま せ た 。
… … そ れ か ら1週
間 か10日
照)
キ リス トは復 活 の 後 に ア メ リカ を
ほ どた っ
とに 思 い 当 た った 。 … … なぜ 自分 の
か らず と記 せ り。 され ど,わ れ 汝 ら
て,メ
思 い に まで 責 任 を問 わ れ る か とい う
に告 ぐ,情 欲 を抱 きて 女 を見 る者 は
と,こ
心 の 中 す で に 姦 淫 し た る な り。 わ れ
の 世 の 生 涯 を 終 え る と き に,
そ の人 の 人 生 は 日々 の 思 い が 集 積 さ
れ た もの に な って い る か らで あ る。
救 い主な らど うな さるだ ろ うか
この 言葉 は私 の 生 涯 を 通 じ て豊 か な祝 福 とな り,様 々 な状
況 の 中 に あ っ て,正
しか ら ぬ思 い を抱 く こ との な い よ う に
汝 ら に命 ず 。 汝 ら慎 み て か くの ご と
き情 欲 を己 が 心 の 中 に抱 か ざ る よ う
にせ よ。」(IIIニ ー フ ァ イ12:27-29)
な ぜ そ の よ う な情 欲 を心 の 中 に 抱 くの で し ょ うか 。 聖 書
力 を与 え て くれ た 。 そ れ は この世 の働 き を終 えた と き に,
に は,「人
私 を形 作 る の は 自分 自 身 の思 い で あ る とい う こ と を肝 に銘
とな り は そ の 心 に思 う そ の ま ま で あ るか らだ」と
書 か れ て い ます 。(欽 定 訳 箴 言23:7)
じて い た か らで あ る。」(「人 々 と福 音 を分 か ち合 う」pp。
62-63)
祝福 の 源 と な る 思 い
人 間 の 心 は 舞 台 に た とえ る こ とが で き ます 。 そ の 舞 台 で
Z
ビ ー レハ聡 。国 いら ⊃ハぐ 玉 → R 「む輿 .
緬ハ いわ」
ー ザ ー教 授 が 言 わ ん と した こ
訪 れ,こ う言 わ れ ま し た。
「見 よ,昔 の人 々 は汝 ら姦 淫 す べ
。騒 哩)聴 姻旧柘e 瑠暴硬 ミ餐 区 い︾ 「一
恥ム h 。髄ム? 斜市 唾セ掻 ミ餐 区 い︾ ⊃恥ムh
自分 の 人 生 を 大 き く変 え る ひ とつ の
告 冒9… 与6861/冥(ρ
彰 百
亘
を
・ソ雰品 写1澹 。・y喜 翠Q禦2博
(字q晶R「く
Gマ21啄4吸
墾1窄R2尋[再¥ヨ
¢幸 ⊂L》 溺 鉢 逗 ⑦ 曾 ,臥93鰹
曾 皐…
万21暑(∂ フ04季
Y(∂ 仔 目`昂・判Y!Σ
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尋R具4羅21王`髪:2/確2(9ε:9f粥
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開拓者の遺産
すべ で の
教会員 の
受け継ぎ
ス イノルズ/
勾
/
/
私 雲
責鶴;議 二
思
籍 鯖 素二
実二
驚
移 り住 ん で い る教 会 員 は数 多 くい ます 。 そ の地 で2世,3
父 親 は 生 粋 の ス コ ッ トラ ン ド人 で し た 。 ジ ョ ゼ は ス コ ッ ト
世 と言 わ れ る人 もい れ ば,移
ラ ン ド生 ま れ で,私
とい う人 もい ます 。 多 くの 人 が 先 祖 の 地 の 習 慣 や もの の 考
きつ すい
た ち が 家 族 で ス コ ッ トラ ン ドに滞 在 し
ち こ ち の 古 城 を 案 内 し て くれ ま し た 。 そ ん
な と き よ く 自 慢 気 に,「ど
は な い だ ろ う」と
う だ い,ア
メ リ カ に は こん な お 城
ド の 歴 史 上 の 人 物 を よ く知 っ て い ま す し,自
え方 を守 り続 けて い ま す が,同 時 に,新
カ月
し い地 の規 範 や伝
統 も取 り入 れ て い る よ うで す 。 教 会 の改 宗 者 の 中 に も,改
宗 と は開 拓 者 が 残 した 遺 産 を 自分 の 一 部 と し て取 り入 れ る
言 った ものです。
ジ ョ ゼ は 今 ア メ リ カ に 帰 化 し て い ま す が,ス
り住 ん で まだ 数 週 間,数
コ ッ トラ ン
分 も同 じス コ
こ とだ と い う こ と を理 解 して い る人 が た くさ ん い ます 。
現 在 の 大 半 の 教 会 員 は,19世
紀 にユ タ へ 旅 した 開 拓 者 た
ッ トラ ン ド人 の 血 を 引 い て い る の だ と い う 強 い 帰 属 意 識 を
ち と は直 接 的 な 関 係 を持 っ て い ませ ん 。 しか し,私 た ち は
持 っ て い ま す 。 ス ペ イ ン 系 の 母 親 に よ く似 た そ の 風 貌 か ら
初 期 の 開 拓 者 か ら学 べ る こ とが 数 多 くあ ります 。 そ の こ と
は,と
て も ス コ ッ トラ ン ド人 に は 見 え ま せ ん が,彼
のス コ
を否 定 す る末 日聖 徒 は お そ ら くい な い で し ょ う。 質 素 な生
ッ トラ ン ド人 と し て の 誇 り に 疑 い を さ し は さ む 人 は だ れ も
活,シ
オ ン建 設 の た め の犠 牲,ど
こ に住 ん で も美 と平 和 を
い ませ ん 。
作 り出 す こ との 大 切 さ な ど につ い て,私
た ち は 開拓 者 か ら
。
騒 哩ロ嘩 掴回 柘eミ トく 隊HD い〆ミト ハト
。圃 ⊥I R¥ い グ、
ミ伴 醒 「細 駆麗」
て い た こ ろ,あ
6
ジ ョ ゼ の よ う に,先 祖 の 地 を離 れ,文 化 の異 な る異 国 に
{≧」Eゴ19」ヲ6861/興(0義
讃
乙
。4季 てへ}(1劉219ア
⑦ 聾¥⑦
者 學
薪 目 母 脅 剃 寧1「挫`〉 母 当}團2型く
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皐 豊と(列 ×6歩・×
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晃 最 目手4つ 培 迎2々考 瑳(り:22妊 醇瞥 ↓ 中 ⑦ 窮 獲`測
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翠(へ).つ 踵 重像 車(ラ 終 母 辱 陛!濠 享 資4
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一
教会 の救援事業
断 食 の捧 げも の
教 会 員 に よ る 献 金 や 特 別 な 断 食 は,
困 っ て い る人 々 に と っ て ど の よ う な
助 け に な っ て い る だ ろ うか 。
ア イ ザ ッ ク・C・フ
工
ァー ガ ソ ン
チ オ ピ ア北 部 の 段 々 に な っ た 山 腹 と形 の ふ ぞ ろ い な
1985年 の1月
に行 な わ れ た この 特 別 な 断食 の す ぐあ とに,
谷 合 い は,今 で は す っか り干 上 が り,灰 色 が か っ て
教 会 指 導 者 は,エ
チ オ ピ ア や 隣 接 す る ア フ リ カ諸 国 の 苦 し
い ます 。 か つ て こ こが 緑 豊 か な肥 沃 な土 地 で あ っ た こ と は
む 犠 牲 者 た ち に食 糧 や テ ン ト,医 療 物 資 を 配 給 す る事 業 に
想 像 す らつ き ませ ん 。 雨 季 に北 部 へ 移 動 す る遊 牧 民 が 家 畜
協 力 で き る,信 頼 の置 け る 団体 を い くつ か 選 び 出 し ま し た。
を放 牧 して い た広 大 な 緑 地 の な ご り と して,わ
そ し て,1985年
ず か に低 木
が 目 に つ く程 度 で す 。 干 ば つ の た め 牧 草 地 に は草1本
くな り,た
もな
くさ ん の 家 畜 が死 に ま した 。 残 され た放 浪 者 た
ち は,仕 方 な く広 大 な土 地 を小 さ な 農 園 と交 換 した り,国
の 後 半 か ら1986年 に か け て,赤 十 字 国 際 委
員 会 や カ ト リ ッ ク救 援 事 業 会 お よ びCARE(米
発 送 協 会)が,教
国援助物 資
会 の 用 意 した 救 援 物 資 を 送 り届 け て くれ
ま し た。
の 援 助 を受 け る た め に手 放 し た り して き ま し た。 水 が な い
た め に,こ の 国 の貴 重 な表 土 が 失 わ れ,そ
へ の希 望,さ
れ と と も に繁 栄
人々の自立を助ける
らに は生 存 の 希 望 さ え もが失 わ れ て し ま っ た
ので す。
し か し,人 々 の 自立 を助 け る とい う福 祉 に対 す る教 会 の
し か し こ こエ チ オ ピ ア の ウ ェ ロ 州 ゲ ドバ ー に は希 望 が あ
考 え方 か ら,教 会 幹 部 た ち は それ らの 資 金 の 一 部 を,長 期
ります 。エ チ オ ピ ア の 首 都 ア ジス アベ バ の北 方560キ ロ の 所
にわ た る 自立 促 進 の た め の事 業 に まわ す べ きで あ る と決 定
に あ る この 谷 合 い で は,干
し ま した 。 そ こで,献
ば つ に脅 か され なが ら も,教 会
かんがい
金 の一 部 は ゲ ドバ ー で行 な わ れ て い
が 着 手 した 小 規 模 の 灌 概 事 業 が 行 な わ れ て い ま す 。 これ は
る よ うな ほ か の い くつ か の事 業 に まわ され て い ま す 。 エ チ
教 会 員 の献 金 を資 金 と した 博 愛 精 神 に基 づ く慈 善 事 業 の 一
オ ピ ア,チ
環 と して行 な わ れ て い る も の で す 。(他の事 業 に 関 す る詳 細
ガ ー ナ な どで行 な わ れ て い る事 業 の ほ とん ど は,将 来 の干
は,添 付 の 記 事 を 参 照)
ば っ に備 え た灌 漸 と農 業 の促 進 に重 点 が 置 か れ て い ます 。
1985年,ア
メ リカ とカ ナ ダ の 教 会 員 に 特 別 な 断食 を要 請
ャ ド,ニ ジ ェ ー ル,カ
ま た1985年11月
に行 な わ れ た2度
イ ジ ェ リア,
目の特別 な断食 によって
す る2通 の 書 簡 が 大 管 長 会 よ り出 され ま し た。 そ の 断 食 に
献 金 さ れ た お金 は,現 在 そ の ほか の ア フ リカ の地 域 で の事
よ っ て献 金 さ れ るお 金 は「飢 饅 に よ る犠 牲 者 や そ の ほ か の
業 と,困 窮 す る ほ か の 国 々 の た め に使 わ れ て い ま す 。
原 因 で 飢 えや 貧 困 に苦 しむ ア フ リ カ の人 々 お よ び そ の ほ か
の 地 域 の人 々 の た め に使 わ れ る」こ
とに な っ て い ま し た 。
ゲ ドバ ー の事 業 は ア フ リケ ア(ワ
を置 くボ ラ ン テ ィ ア組 織)の
シ ン トンD.C.に
指 示 の 下 に,1985年
本部
の半 ばに
さ ら に大 管 長 会 は こ の書 簡 の 中 で,「捧 げ られ た基 金 は す べ
始 ま り,山 か ら流 れ 出 る水 を,1,000エ
て … …教 会 員 で あ る な し を問 わ ず飢 え や貧 困 に あ え ぐ人 々
用 水 と して 引 く とい う も の で す 。そ れ は,何 百 万 とい う人 々
を助 け る た め に使 わ れ る」と 約 束 し ま した 。 援 助 を し た い
を飢 餓 に 苦 し ませ,何
と望 ん だ 聖 徒 た ち の 献 金 は,1,100万
年 に か け て の ア フ リカ の 大 干 ばつ に対 処 す る た め に教 会 が
ドル に も上 り ま し た。
ー カ ー もの谷 へ 灌 概
十 万 人 もの命 を奪 っ た1984年 か ら85
着 手 した もの で す 。(12ペ
10
メ ル ー ン,ナ
ージに続 く)
エ チ オ ピ ア に お け る灌 概 事 業 の 完 成 は,こ の 事 業 を後 援
した人 々 に とっ て も,ま た事 業 の 完 成 の た め に大 きな 努 力
コ ス トの 技 術 を使 っ た 点 で大 成 功 で す 。」
エ チ オ ピ ア の 農 務 大 臣 は,近
くに 乳 製 品 の 共 同 組 合 を 開
を払 っ て き た1,650軒 もの農 家 に と っ て も,ま さ に夢 の 実 現
くた め に資 金 を提 供 す る な ど し て,こ
と言 え るで し ょ う。こ の夏 に事 業 が 完 了 す る と,農 家 の 人 々
の ほ ど を見 せ て い ます 。 す で に乳 牛 な どの 家 畜 を 飼 い始 め
は この事 業 に ひ と り当 た り20万 日分 以 上 もの 労 力 を提 供 し
ま した 。 農 民 た ち も ま た 熱 意 を も っ て この 事 業 に あ た っ て
い ます 。 この ダ ム が 完 成 し な い う ち に仮 の 水 路 が 掘 られ,
た こ と に な り ます 。
こ こで は犠 牲 は珍 しい こ とで は あ りませ ん 。 山 の家 か ら
2,3時
の事 業 に対 す る 自 信
間 も歩 い て 来 て,1日10時
間 半 もの 労 働 を し,ま
40エ ー カ ー もの 土 地 に水 が 供 給 され ま し た。 農 民 た ち は す
ぐに パ パ イ ヤ,グ ア バ,バ
ナ ナ 園 な ど を は じめ,い
ろい ろ
た徒 歩 で 帰 宅 す る人 もい ます 。 一 般 の 人 々 は,平 均 し て1
な野 菜 畑 を 作 る た め に土 地 を耕 し ま した 。 以 前 な ら,野 菜
カ 月 に5日 か ら8日 間働 い て い ま す 。 労 働 者 に は報 酬 と し
の成 育 期 の 水 不 足 を恐 れ て この よ う な危 険 はあ えて 冒 さ な
て食 糧 が 与 え ら れ る こ とに な っ て お り,1日
か った で し ょ う。
の仕 事 に対 し
3キ ロ の穀 物 が 支 給 され て い ます 。
七 十 人 第 二 定 員 会 の会 員 で あ り,英 国,ア
建 設 時 間 を短 縮 し,労 働 力 削 減 の た め に 高 度 の技 術 や近
フ リカ,ア イ
ル ラ ン ド地 域 の 地 域 会 長 会 の一 員 で あ る ア レ クサ ン ダ ー・
て 現 地 で 手 に入 る資 材 や 器 具 を使 い,現 地 人 の手 に よ る 完
B・モ
リ ソ ン長 老 は,こ の 事 業 に つ い て こ う語 って い ます 。
「基 本 的 に,こ の 計 画 は,食 糧 に関 す る 限 り3つ の 村 に 住
成 を 目指 し て い ます 。 そ れ は彼 ら に 自立 心 を養 わ せ,自 分
む1万 人 の 将 来 の 生 活 を保 証 す る もの で す。 さ ら に,子 孫
た ち の もの を 自分 た ち で作 りあ げ た とい う誇 り を持 た せ る
代 々 に わ た り,た
た め で す 。 この 方 法 は また,事 業 費 を安 く抑 え る の に も役
す る食 糧 を か つ て な い ほ ど大 量 に,ま
立 ち ま した 。
で きる の で す。」世界 中 の 団 体 が,今
代 設 備 を 導 入 す る こ と もで き ま した が,こ
結 果 的 に は,24キ
の事業 で はあ え
ロ にわ た る運 河 を掘 り,川 上 に水 路 変
とえ 雨 が 降 ら な くて も自分 た ち の 必 要 と
助 を呼 び か け て い ます が,季
た種 類 も豊 富 に栽 培
年 もま た大 量 の食 糧 援
節 を 問 わ ず 長 期 に わ た って 水
更 用 ダ ム を建 設 す る た め の用 地 整 理 の ほ とん ど を現 地 の 農
を供 給 す る とい う教 会 の事 業 は,一 時 的 な食 糧 援 助 よ り も
民 た ち が 行 な い ま し た。 ま た,こ
ず っ と意 義 深 い も の で す 。
の設 備 は,現 地 の人 々 が
楽 に維 持 し て い け る よ う,簡 単 な技 術 が 取 り入 れ ら れ て い
ます。
危 機 にあ た って
長 期 にわ た る 自立 を 目指 して
貧 困 に あ え ぐ人 々 を援 助 す る新 しい 方 法 と して,1985年
に全 教 会 的 な 規 模 で 断 食 が行 な わ れ ま した が,教
エ チ オ ピア政 府 は,谷 に蓄 え られ た 水 を年 間 を通 して い
ま で も常 に 危 機 に瀕 し た人 々 に援 助 の手 を差 し伸 べ て き ま
つ で も使 え る こ との価 値 を す ぐ認 識 し,こ の 事 業 を手 本 と
した 。 第 二 次 世 界 大 戦 後 に は,戦 争 で傷 つ い た ヨー ロ ッパ
して,ほ か の 慈 善 事 業 機 関 に も協 力 を要 請 して い ます 。 政
の市 民 に何 トン もの 食 糧 や 衣 服,医
府 の あ る指 導者 は こ う語 っ て い ます 。「これ は非 常 に 重 要 な
の人 た ち の 多 く は会 員 で は あ り ませ ん で し た。 ま た1954年
事 業 で す 。 ぜ ひ ほ か の 方 々 に も,こ の よ うな 事 業 を行 な っ
に,教 会 はユ タ州 の 合 同教 会 イ オ ニ ア人 救 済 運 動 に加 わ り,
薬 品 を送 り ま し た。 そ
て い た だ きた い と思 い ま す。この事 業 は,長 期 にわ た る人 々
ギ リシ ャの 貧 困者 に援 助 を与 え ま した 。 そ の寄 贈 物 資 の 大
の 自立 を 図 る も の で す 。 今 まで の2倍
半 は,福 祉 プ ロ グ ラ ム の倉 庫 か ら出 し た もの で す 。また1906
も3倍 も生 産 を増 や
せ る よ うに な り ます し,地 元 住 民 の 労 働 力 を活 用 し,低 い
12
会 は これ
年 に は,飢 謹 に 苦 し む 中 国 人 を助 け る た め に,扶 助 協 会 の
(16ペー ジに続 く)
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こう した ステ ーキ部 で は,集 団訓練 の機会 を
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技 術 を磨 き,適 当な仕 事 につ ける よ うに援 助 を
た ち は,オ リエ ンテー シ ョ ンセミ ナー を開 い た
教 会 は,北 ア メ リカ西 部地 域会 長会 とカ リフ
ォル ニ アの 福祉事 業部 と協 力 し,末 日聖徒 のア
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率 や不完 全就 業率 は依 然 と して 高 いま まで す。
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た め に,ま た職 業技 術 が不十 分 な ため に,失 業
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してい ます 。 しか し言葉 の 問題 や文 化 の違 いの
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劉
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穀 物 貯 蔵 庫 か ら麦 が 送 られ ま した 。 こ う し て過 去20年 間,
教 会 は危 機 に瀕 し た世 界 中 の人 々 に,幾 度 とな く援 助 を与
え続 け て き ま した 。
よ う な場 合 に 限 られ て い ます 。
(1)自 然 災 害 な ど に よ り,人 命 を脅 か し,即 座 に 救 助 を必
要 とす る重 大 な 緊 急 事 態 が発 生 した 場 合 。
主 は困 って い る人 々 に援 助 を与 え る こ とに 関 し,教 会 に
(2)貧 困 や 病 気,危
険 な 環 境 な どが慢 性 的 に続 い て お り,
対 し て次 の よ うに は っ き り と勧 告 して い ま す。
「す べ て の人 に 対 して … … 汝 の 腹 中 を慈 愛 に あ ふ れ しむ
自立 心 を 向上 させ る こ とに よ っ て 改 善 可 能 な 場 合 。 こ う し
べ し。」(教 義 と聖 約121:45)ア
て の み賄 わ れ ます 。
ル マ 書 の1章
に あ る よう
た事 業 の 資 金 は,そ の 目 的 で 捧 げ られ る 会 員 の献 金 に よ っ
に,ニ ー フ ァイ の 民 は この 原 則 に添 っ た 生 活 を し て い ま し
しか し,一 組 織 と し で の教 会 も,こ れ らす べ て の 必 要 と
た。「各 々 み な そ の財 産 の 多 い 少 い に応 じ て,貧 乏 な者 や 病
され る援 助 を行 な うの に は限 界 が あ り ます 。 そ こで 指 導 者
気 に か か っ て い る者 や 苦 し ん で い る者 た ち に施 し を した 。
… … そ し て,こ の よ うに 栄 え て い た と き,か れ ら は着 る物
人 道 的 な事 業 に積 極 的 に参 加 す る よ う勧 め て い ます 。 現 金
の な い者,飢
や 物 品 を提 供 す る だ け に と ど ま らず,可
えて い る者,渇
い て い る 者,病 気 を して い る
た ち は,会 員 が 市 民 と して それ ぞ れ の地 域 で 信 頼 性 の 高 い
養 の足 らな い者 な どを追 い 払 わ ず … …教 会 員 で あ る
と非 教 会 員 で あ る との差 別 な く誰 に も同 じ よ う に惜 し まず
て い る技 術 を提 供 し た い と考 え て い る教 会 員 もた くさ ん い
物 を施 し た。」(ア ル マ1:27,30)
る はず で す。地 域 社 会 は,教 会 員 が 提 供 で き る こ う し た様 々
者,栄
苦 しみ に は地 理 的 に も政 治 的 に も国境 は あ りませ ん 。 教
な奉 仕 を求 め て い ます 。さ らに,教 会 は世 界 中 で 苦 し む人 々
会 が 行 な っ て い る人 道 的 な援 助 は,宗 教 や 政 治 形 態 に 関 係
を助 け る た め 壷
こ,専 門 機 関 と協 力 し て い ます 。 こ う し て,
な く,同 胞 に対 す る私 た ち の義 務 の ひ とつ で す 。 管 理 監 督
私 た ち が 奉 仕 す る機 会 は ます ま す 増 え て い ま す。
会 の 第 二 副 監 督 を務 め る グ レ ン・L・ペ
イ ス監 督 は,エ
チ
最 近 の例 と し て は,デ
ュー イ・ピ
ー タ ー セ ン兄 弟 とバ ト
オ ピア を訪 れ た と きの報 告 書 に こ の よ う に記 して い ます 。
「我 々 の 送 っ た物 資 は,現 地 の 政 情 と は関 係 な く,た くさ
リシ ア 姉 妹 が 自発 的 に数 カ 月 間 の 奉 仕 を 申 し 出,ナ
ん の人 々 に役 立 っ て い ます 。 十 二 使 徒 評 議 員 会 会 員 のM・
した 。 ユ タ州 バ ウ ン テ フ ル 出 身 の ピー タ ー セ ン夫 妻 は,教
ラ ッセ ル・バ
会 が 後 援 す る救 済 事 業 で あ る ア フ リ ケ ア の ボ ラ ン テ ィア と
ラ ー ド長 老 と私 が 現 地 を 訪 れ た と き に 出 会 っ
イジ ェ
リア で 器 材 を設 置 し,現 地 の 人 々 に井 戸 の 掘 り方 を教 え ま
た の は,共 産 主 義 者 で もマ ル ク ス主 義 者 で も,ま た資 本 主
して働 い て い ます 。 営 利 を 目的 と し な い 私 設 の組 織 で は,
義 者 で もあ り ませ ん で し た。 そ こに い た の は飢 え た人 た ち
こ う し た教 会 員 の積 極 的 な協 力 を 求 め て い ま す 。
で あ り,皆,神
の息 子 娘 で し た。」物質 的 な援 助 を与 え る こ
とか ら さ らに 一 歩 進 ん で,「あ
らゆ る 国 民,あ
らゆ る血 族,
教 会 は私 た ち に,愛
の奉 仕 を無 条 件 に行 な う と い う模 範
を示 して い ます 。 私 た ち は一 人 一 人 教 会 員 と して,報 酬 を
あ ら ゆ る 国語 の 民,お よび あ ら ゆ る人 々」(モ ー サ ヤ15:28
期 待 す る こ とな く,人 々 に奉 仕 の 業 を続 け て い か な け れ ば
参 照)に
な り ませ ん 。 み ず か ら進 ん で 人 々 に仕 え,助
福 音 を宣 べ伝 え る に つ れ て,イ
エ ス・キ
リス トの
け を与 え る と
福 音 は人 間 の 作 っ た境 界 を超 越 す る も の で あ る こ とが よ く
きに,私
理 解 で きる こ とで し ょ う。
こ とが で き るの で す 。 □
た ち は福 音 が 教 え る キ リス トの よ う な精 神 を持 つ
自分の時問や才能を提供する
教 会 救 済 事 業 小 委 員 会 幹 部 書 記 。 ユ タ州 バ ウ ンテ フ ル,ミ
*ア イ ザ ッ ク・C・フ
ァー ガ ソ ン:教 会 福 祉 事 業 部 の一 員 。
ュ ラ ー パ ー クス テ ー キ部 所 属 。
一 般的 に言 って
,教 会 が 後 援 す る人 道 的 な 事 業 は,次 の
16
能 な場 合 は事 業 の
た め に時 間 や 才 能 を も捧 げ る と よい で し ょ う。 自分 の持 っ
離
雛
雛
ジ
`懇 ⋮
鋸灘
.灘灘
襯 鍵麟
鑛1鞭
雛齢
同
轟
プ 雛 磁 論3鞭 鴉 齋 三
獺
に導 い た人 物,米
国 南 西 部 の 多 くの 市 町 村 の 開 拓 を指 導 し
の と き,母 の ナ ビー・ハ
ウ・ヤ
た。 それ か ら は大 工,家
具 師,塗 装 工,ガ
ラ スエ な ど
た と きす ぐ に役 立 ち ま した 。
に都 市 を建 設 す る こ と に な っ
ング は,妻
と8人
独
立
簸
慶
-,
リガ ム の 父 ジ ョ ン・ヤ
評
の概 略 を説 明 し た もの で す。
・
論
が,こ れ らの 技 術 は,後
ヤ ン グ の若 い こ ろ と,彼 が ど の よ う な経 験 を通 して偉 大 な
1800年 当 時,ブ
ング が 結 核 で 死 亡 し ま し
の技 術 を 身 につ け る た め に見 習 い と し て 雇 わ れ ま し た
た人 物 を 思 い 浮 か べ ます 。以 下 の 記 事 は,改 宗 者 ブ リガ ム・
指 導 者 とな っ て い っ た か,そ
縫
羅
覇
鯖
の 子 供 と共 に,マ サ チ ュ ー セ ッツ 州 ホ プ キ ン トン に住 ん で
い ま した 。 そ の こ ろ ジ ョ ン は,バ ー モ ン ト州 ホ ワ イ テ ィ ン
1817年,16歳
に な っ た ブ リ ガ ム は,父
の 許 し を 得・糠
ガ ム に住 む い と こか ら1通 の 手 紙 を受 け取 りま した 。 当地
て 自活 を 始 め ま した 。 そ し て,一 生 懸 命 に働 き,丹 念 に 仕
に安 い土 地 が あ る の で,購
事 を す る,腕
入 して 家 を構 えて は ど うか とい
う もの で した 。 そ の 年 の後 半,ジ
ョ ン は妻 子 を ホ ワイ テ ィ
ンガ ム に転 居 さ せ ま し た。1801年6月1日,ブ
リガ ム・ヤ
ン グ はそ こで 生 まれ た の で す 。
1802年,ヤ
ン グ ー 家 は ニ ュ ー ヨー ク州 の シ ャ ー バ ー ンに
移 り,そ こで4年
間 を暮 ら し ま した 。 さ ら にふ た りの子 供
が 生 まれ,子 供 は全 部 で11人 とな りま した が,そ
の中 のひ
と り,娘 の ナ ビ ー が 死 亡 し ま した 。
の い い 職 人 とな り ま し た。 ブ リガ ム の 作 っ た
い す は 今 で も残 っ て い ま す 。 仕 事 を 捜 し に ポ ー トバ イ ロ ン
に 移 り住 み,そ
こ で ミ リ ア ム・ワ
ー ク ス と知 り合 い ま し た 。
ふ た り は1824年10月5日
に 結 婚 し,ふ
ま し た。
一方
,父
ン グ と ブ リ ガ ム の 兄 弟 た ち は,ニ
の ジ ョ ン・ヤ
ュ ー ヨ ー ク 州 メ ン ド ン に 移 り住 み ま し た 。 メ ン ド ン に 来 て
ー ル とバ イ レ ー ト姉 妹 に 出 会 い ,ふ
良 い土 地 が ほ か に あ る よ う に思 わ れ た 時代 だ っ た の で す 。
結 ぶ ことになるので す。
金 銭 上 の 必 要 に 加 え て,性 格 的 に も じっ と し て い られ な い
区画 の地 所 を 買 い,木
を切 り倒 し,
土 地 を開 拓 して は ま た さ らに 良 い 地 へ と移 っ て行 くの で し
た。 しか し,ジ
ョン はひ と りで は あ り ませ ん で した 。 大 抵
何 人 か の 兄 弟 姉 妹 とそ の 家 族 が 共 に周 辺 の 土 地 に 移 り,し
ば ら くの 間 居 を定 め,再 び 新 し くや り直 し た の で す 。
ブ リガ ム の家 は決 して 豊 か で は あ り ませ ん で し た。 靴 で
す らぜ い た く品 と見 な され て い ま し た 。 あ る と き,思 い が
け ず ブ リガ ム は1足 の靴 を手 に入 れ ま し たが,素
て い た の で,特
メ ン ド ン で,メ
の フ ィ ニ ア ス・ハ
ブ リガ ム・ヤ
講趨
ソ ジ ス トの 巡 回 牧 師 を し て い た 兄
ウ・ヤ
ン グ が,た
また ま同 じメ
薦
う 言 い ま し た 。rぜ ひ あ な た に 読 ん で い た だ き
亘
麟
た い 本 が あ り ます
嬬
。」
「ほ う
,ど ん な 本 で す か 。」フ ィ ニ ア ス は
講
尋 ね ま した 。
地 元 で そ の よ う な本 の うわ さが あ
を知・て
い た フ・ニ
ア ス は言
『
譲
の 啓 示 が 書 か れ て い る書 物 で す 。」麟
・・と
懸
ズ謬 .
駐
「モ ル モ ン経 と呼 ば れ て い る ・神 か ら
会 へ 行 く と き も,集 会 所 の 近 くまで 靴 を持 っ て い き,集 会
の 問 だ け は い て,集 会 が 終 わ る と脱 ぐの で した 。
ンボ
た り と終 生 の 親 交 を
∠
暮繋 讐 発
曇旛 霧 杢
弊 宏
立調
足 に慣 れ
別 な と きの た め に し まっ て お き ま し た。 教
リガ ム は と う
と う メ ン ド ン に 移 り ま し た 。 そ こ で ヒ ー バ ー・C・キ
た ち は休 む こ とな く新 開 地 を切 り開 き ま した 。 常 に もっ と
た ち だ っ た ジ ョ ン は,一
た りの 子 供 が 生 ま れ
共 に 暮 ら す よ う に 何 度 も 言 わ れ,1828年,ブ
そ れ か ら数 年 間,一 家 は あ ち こ ちへ 転 々 と し ま し た。 男
墜
擁
お うせ い
ら読 み 方 を教 わ りま した 。 ま た,生
まれ つ き研 究 心 が 旺盛
踏
た.「ほ う灘
の轄
です
「そ う呼 ぶ 人 も い ます」と 青 年 は
罐
講
。螺
磁・、
顯
を
で,周 囲 の 出 来 事 や 周 りの世 界 を鋭 く観 察 し ま し た。14歳
18
答 え,続
け て こ う 言 い ま し た 。「証 人
欝.
灘
瓢
ン グ が受 け た正 式 の学 校 教 育 は,巡 回教 師
か ら教 え を受 け た わ ず か11日 間 だ け で し た。 しか し母 親 か
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リガ ム は今 度 は ひ と りで 伝 道 に 出 か
指 導 者 と な る の にふ さわ しい 資 質 を培 っ て き ま した 。 た と
け ま し た。 以 前 兄 とふ た りで 教 え を説 い た こ との あ る カ ナ
え ば,聖 徒 た ち が ミズ ー リ州 フ ァ ー ウエ ス トか ら追 わ れ た
春 が 来 る とす ぐ,ブ
ダ の ラ フパ フ に行 き,改 宗 者 の 一 行 と落 ち合 い,一 行 を960
と き の こ とで す 。 彼 は兄 弟 た ち の所 に行 っ て,所 持 品 を す
キ ロ離 れ た カ ー トラ ン ド まで 導 き ま し た 。 それ か ら歩 い て
べ て 質 に 入 れ る よ う に頼 み ま し た。 そ し て次 の よ う に言 っ
メ ン ド ン に帰 っ た の で す。
た の で す 。「そ う し て くれ た ら,何 もな く,自 分 の力 で は行
1833年 の 秋,ブ
リガ ム とキ ン ボ ー ル 兄 弟 は各 自の 地 所 を
け な い 聖 徒 た ち を一 緒 に連 れ て 行 くこ とが で きる。 共 に フ
売 り払 い,予 言 者 が い る カ ー トラ ン ドに移 り ま し た。 ふ た
ァー ウ エ ス トを出 た い と願 っ て い る教 会 員 を ひ と り とし て
りが カ ー トラ ン ドに到 着 す る と,多
置 き去 りに した く はな い。」すば ら し い こ と に,ブ
くの 男 た ち が 冬 の 出稼
ぎ に ク リー ブ ラ ン ドに行 く と こ ろで した 。 し か し ブ リガ ム
呼 び か け に人 々 は皆 従 い ま し た。 貧 し い人 々 で さ え,金 や
は こ う言 い ま した 。「私 は行 か な い。予 言 者 の も と に い る た
家 畜,馬
め に来 た の だ か ら,私
貧 しい 聖 徒 た ち を援 助 した の で す 。
は こ こに残 る つ も りだ。」カー トラ ン
ドに は仕 事 の 口 が あ ま り あ り ませ ん で し た が,と
きに は い
くらか の 大 工 仕 事 を し ま し た 。
車 な ど の共 有 財 産 をす べ て 抵 当 に入 れ て,さ
話 し合 い を す る と き はい つ で も,ブ
ブ リガ ム は組 織 的 に聖 徒 た ち を 援 助 した ば か りで な く,
リ ガ ム は大 工 道 具 を置
レ ー ト・キ ン ボ ー ル,そ
の 子 供 た ち を馬 車 に乗 せ,フ
てなか ったのです。
リガ ム は メ ア リー・ア
ン・エ
ン ジ ェ ル と結 婚
し ま し た。 メ ア リー は先 妻 の ふ た りの 娘 を育 て る か た わ ら,
6人 の子 供 を も う け ま し た。 下 の ふ た りの 男 の子 は後 に教
会 幹 部,す な わ ち ブ リガ ムJr.は 十 二 使 徒 定 員 会 会 長,ジ ョ
ン・Wは
父 の 第 一 副 管 長 を務 め ま し た。
試練の時
そ の 同 じ年(1834年),ミ
ズ ー リ州 ジ ャ ク ソ ン郡 に 住 む末
日聖 徒 た ち は,暴 徒 の 迫 害 を受 け て い ま した 。 予 言 者 は シ
オ ン の 陣 営 部 隊(200人 の義 勇 兵 か ら成 る小 さ な軍)を
して,聖
組織
徒 た ち の 救 助 に 向 か い ま し た。 ブ リガ ム と兄 の ジ
ョセ ブ もそ の陣 営 に加 わ りま し た 。 しか し,ミ ズ ー リ州 政
ず,予 言 者 は義 勇 兵 を解 散 して カ ー トラ ン ドに送 り返 し ま
し た。1,600キ ロ に も及 ぶ 長 く過 酷 な行 軍 を通 して,人 々 は
躍
府 に聖 徒 た ち の 要 求 を認 め て も らお う とす る試 み は成 功 せ
い ろい ろな こ と を学 び,信 仰 と従 順 を試 され ま し た。 ジ ョ
セ ブ・ヤ
ン グ は後 に,こ ん な に 厳 しい信 仰 の試 し は経 験 し
た こ とが な い と語 っ て い ます 。
予 言 者 に献 身 し た ブ リガ ム は,幾 度 も予 言 者 を擁 護 す る
こ とに な り ま し た。 教 会 の指 導 者 の 中 に背 教 が起 こ り,予
な兄 弟 た ち と同 様,心
リガ ム は ほ か の 忠 実
を揺 るが す こ と は あ りませ ん で し た。
背教 し た暴 徒 が ジ ョセ フ を待 ち 伏 せ て 殺 そ う と謀 っ た こ と
が 何 度 か あ りま した が,そ
の と きに も ブ リガ ム は予 言 者 の
命 を守 る た め に あ ら ゆ る手 を尽 く した の で す 。
こ の試 しの 日々 を 通 し て,ブ
リガ ム は将 来 教 会 の
景 「
言 者 に 反 対 す る者 が 出 た と きに も,ブ
ァー
ウ エ ス トか ら30キ ロ離 れ た イ リ ノイ 州 クイ ン シ ー ま で運 び
い て 聞 き に行 き ま した 。 予 言 者 の話 を聞 き逃 す こ と は決 し
1834年,ブ
らに
み ず か ら奉 仕 の 模 範 を示 し ま した 。 ま ず,自 分 の 妻 とバ イ
しか し何 を して い て も,予 言 者 が 人 々 に説 教 を した り,
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リガ ム の
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して くれ て い た こ とを知 り,う れ し く思 い
妻 は,「き っ と,こ れ が夫 を支 持 す る こ とな
ま し た。 また,息 子 も同様 の誘 惑 を何 度 も
の よね」と 酉 っ て くれ ます。 そ んな と き,
受 け,そ の よ うな経 験 を積 み重 ね なが ら も
教 義 と聖 約25章5節
… 助.画.…r__紅_翫__
雛
も
信 仰 を保 ち続 け て きた に違 い な い と思 い ま
め は,汝 の夫 … … を,苦 難 の時 に慰 め の 言
し た。
葉 を以 て優 し き心 に て い た わ る た め に あ
もっ
蜘
建 具 業 を 自営 して い る私 に とっ て は,毎
り」との聖 句 が 思 い 出 され ます 。ジ ョセ フ・
日が ま るで時 間 との戦 い で す。 けれ ど も,
ス ミス も この よ う に,妻 で あ るエ マ・ス
家 族 の協 力 の おか げで 安 息 日に は教 会 へ 行
ス に助 け られ た ので はな い で し ょうか。 こ
ミ
{
t
る臥
あ
仕 事 の打 ち合 わせ の とき に,
くこ とが で き ます 。 また,担 当 ユニ ッ トへ
の よ うに,さ
相手 の 方か らコー ヒー を勧 め られ ま
の訪 問 や 片道2時 間 ほ どか か る ス テ ー キ部
平安 な温 か い気 持 ち を感 じる こ とが で きま、
りげな い言 葉 に よ って互 い に
す。
した。 失礼 の ない よ うに丁 重 にお 断 わ りす
で の神 権殺 員会 の と きな ど は,妻 に運 転 し
る と,「息子 さん と同 じ よ うに教 会 の関 係 で
て も らい,私
飲 ま ない ん です ね」と 言 わ 払
この とき,子 供 た ち に安 心 して留 守 を任 せ
る こ とを心 か ら感 謝 します 。(え ん ど う・い
られ る の も,祝 福 の ひ とつ で す。
さ お1945年
び っ く りし
ま した。 そ の方 は長 男 の友 人 の父 親 だっ た
ので す 。息 子 が 教 会 の 戒 め を きちん と説 明
_幣」L_誌
簸
欝
懸
一一
よ
灘i瞬菰
が滝 川支 部 で 初 め
て の結 婚祝 賀会 が 行 な わ れ ま した。
新 郎 の原 田幸 治郎 兄 弟 と新 婦 の葛 西幸 子姉
妹 はふ た り とも帰 還 宣 教 師 で,弘 前 支部 で
出 会 い まし た。子 供 の ころか らの なつ か し
い溜1皮 部 で 祝 賀会 を した い とい う新 郎 の
希 望 で,こ の た び の会 が 計 画 され ま した。
しか し,こ の よ うな小 さな 支部 で結 婚 祝
賀会 とい う大 きな こ とが はた して で きる だ
ろ うか との不安 な気 持 ちが,会 員 た ち の心
っ たい どん な
した。 系 図 探 求 や その ほ か の教 会活 動 の紹
こ とを す る ん だ」と い っ た,戸 惑 い や 問 い
介 な ど も含 め,会 の プ ロ グ ラム は出席 者 か
合 わ せ の電話 も どん どんか か って き ます。
らの共 感 を得 る こ とが で き,「こ れ こそ本 当
200人 以 上 もの 出 席 者 に よ っ て ホ テ ル な ど
の祝 賀会 で す ね」と 喜 ばれ ま した。
で豪 華 に行 な わ れ る一般 の 結婚 披露 宴 と比
今 思 う と,あ れ だ け の人 数 で祝 賀会 を成
較 して み れ ば;確 か にそ の とお りです 。 会
功 に終 わ らせ る こ とが で きたの が,と て も
場 で あ る公 民 館 も今 で は葬 祭 に使 われ る こ
不 思 議 で す 。 ひ とつ に は,こ の機 会 を通 し
とが ほ とん どです 。 で も館 長 さ ん は,公 民
て,教 会 の す ば ら しい教 え をひ と りで も多
館 が で きて初 めて の 結 婚 祝賀 会 とい う こ と
くの人 に知 って も らい た い とい う気 持 ち が
で,喜 んで 協 力 して くれ ま した。
会 員 たち の 心 に あ ふ れて いた か らだ と思 い
支 部 長 の陣 頭 指 揮 の下 に,料 理 の搬 入,
ます 。 支 部 の 会員 一 人 一 人 が無 意 識 の うち
会 場 作 り,音 響 幾器 の設 置,駐 車 場 のi整i哩,
に宣 教 師 にな っ て い たの です 。
そ して リハ ー サ ル と,あ ら ゆ る仕事 をす べ
こう した 経験 を積 み重 ね て い く こと に よ
て教 会 員 の手 で行 な い ま した 。会 員 た ちが
って,教 会 員 が,個 人 と して ま た支部 全体 と
力 を合 わ せ て,こ れ ほ ど真 剣 にひ とつ の事
して も大 き く成 長 で き る もの と確 信 して い
柄 に取 り組 ん だ こ とはか っ て あ りませ ん で
ます 。 兄 弟姉 妹 が 心 をひ とつ に して 働 くと
した 。
きに,神 様 も共 に働 いて くだ さ る こ とを証
い よい よ当 日,祝 賀会 は盛 大 に催 され ま
し ます 。(はら だ・よ しゆ き1933年
至
旭
川
「大変 で し ょ うがや りま し ょ う」と い う力
目バス停
離菟懸繊賜 鰯
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粍
北
12
教 会
線
至
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川
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箪野蓬 ・
齢 町バス槻
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、
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鈴木 ●
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の 出席 者 か ら,「今 ど き会 費 無 料 で 酒 な レ,
ーカ ル
そば 健
●
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支 部長 宅 に届 き まし た。 しか し教 会 員 以外
しか も公 民 館 で手 作 りパ ー テ ィー な んて,
鵜
匹
道
教 会 で は小 さす ぎ るの で,公 民 館 で 行 な
無 料 と渓 ま り ま した。 出 席 の返 事 が 連 日,
豫 顯罵
国
会員 全 員で す。
サ イ ダー,料 理 は教 会 員 の手 作 り,会 費 は
罵粍
I
る こ とに な りま した。 もち ろん発 起 人 は教
会場 は禁 酒禁 煙 とし,飲 み物 はジ ュー ス,
●全 国各 地 の ワ ー ド 部/
●
支部 をご 紹 介 す る コー
ナ ー です 。
舞
93丁
さ っそ く準 備 を進 め
う こ とに な りま した。 教 会 の標 準 に従 って
生 まれ)
手
にわ い て き ま した。 そん な と き,支 部 長 の
強 い言 葉 に励 ま さ礼
生 まれ,大 祭 司 グ ル ー プ リー
ダ ー)
車 中,私 が妻 に「す まん な」と 言 う と,
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87年9月23日,我
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この小 さ い家 族 に も神 の愛 が 注 が れ て い
は車 中で 疲 れ た体 を休 め ます 。
本 当 に で きる のか」と か,「い
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は自分 の考え を変え る必要が あった のです。
擁欝
っ とあった ので し
た。
壕
分 の 考 え が い か に幼 稚 で あ っ た
とご と
識 を得 て,誤 っ た 知 識 が 訂 正 さ れ る ま で,そ の ま ま で した 。
私 た ち は霊 的 な 生 活 を 向 上 させ る 途 上 で,福 音 につ い て 断
しこ の 世 に 誤 っ た行 な い が
存 在 し な け れ ば,賢 明 な 天 父 は そ の 子 ら が 持 っ て い る 自 由
意 志 を取 りあ げ ら れ る で しょ う 。
私 の 科 学 的 な 知 識 が 不 完 全 だ っ た よ う に,自 分 の 霊 的 な
知識 にも補足や修 正の必要 な ことがよ くあ ります。謙遜 に
祈 り を 込 め て 霊 的 な 知 識 の 源 で あ る 天 父 に 尋 ね る な ら ば,
私 た ち が 求 め て い る 知 識 や 理 解 力 は 増 して い く で し ょ う 。
め ぐ み
「わ が 恩 恵 は汝 ら に伴 い ,… … 理 論 と原 理 と,教 義 … …
は更 に 完 全 に教 え らる 。 ま た 天 に も 地 に も 地 の 下 に も 関 わ
り あ る こ と … … も また 然 り。」(教 義 と 聖 約88:78-79)□
嚇
こ と に気 づ き ます 。 つ ま り,も
ととも
のよう な
・
に 救 い の計 画 が 理 解 で き る よ う に な る につ れ,次
,
`ク
ロ ー ド・バ ー ナ ー ド
に な る と,負 傷 し た 姉 妹 が 新 し い 生 活 を通 して 力 を 得,成
長 した 姿 を,私 た ち は 目 に す る で しょ う 。 ま た,時
縄
しか し,時 が た ち,試 練 や 苦 難 の 目 的 が 理 解 で き る よ う
曜
沸
pゴ
の世 に 正 義 は な い と 言 っ た り し ます 。
託灘
構
華譲
婆 懸
酔 った運転 手が罪 のない人 をはね て死亡 させた からとい っ
・
に
・羅 。 ・。周
財Nり
しま っ て い る の を 見 て,絶 望 的 な 気 持 ち に な っ た り,酒
窟
庭 で幼い子供 を抱 えている姉 妹が交 通事故 で体が麻 痺 して
一
ー 裟
な 憶 測 に陥 っ て し ま う こ と が何 度 も あ り ま す 。 そ し て,家
謬
,
じよ う に,未 熟
「
搬讐
片 的 な 知 識 や 理 解 しか 持 た な い た め に,同
知 .
饗蒸
霧漁
父
で 正 しい と 思 っ て い た の で す 。 これ は,私 が も っ と 深 い 知
を
く み す か ら の 断 片 的 な 乏 し い知 識 に基 づ い て理 解 し,そ れ
智 婁漁
ら
か が わ か り ま す 。 自 然 界 に つ い て の 観 察 結 果 を,こ
難
難
あれ か ら15年 を 経 て,自
26
箋
いう ことで した。姉 は喜
ほ か に 知 ら な け れ ば な ら な い こ と が,も
て,こ
/礎 、
が
は が っ か り しま した 。 地 球 の 法 則 に 対 す る 私 の理 解
は 不 完 全 で,私
︾ 嚇婆輔
び,私
蘇
動 くの は風 に吹 か れ る せ い だ,と
.
ル
婁メ
母 の 説 明 で は,地 球 は 始 終 自 転 して い る け れ ど も,雲
避騰
轟
鯨
塵
吻
諾 傭
讐 鱒
〆㌔
卿
正
直 な と こ ろ,私
に は父 親 が い た とい う実 感 が あ りま
せ ん。 父 は まだ健 在 で す が,私
に は ま っ た くと言 っ
て い い ほ ど父 を知 る機 会 が あ りま せ ん で した 。
覚 えて い る こ と と言 え ば,し
ば ら く家 を 空 け た あ とで 夜
ひ ょっ こ り帰 って くる父 と,泣 い て い る母 の 姿 で し た。 父
の こ とで 記 憶 に残 っ て い る の は,家
に はほ とん どい なか っ
た とい う こ とだ け で す 。
父 の そ う した 行 動 が 原 因 で,母
が ひ ど く体 を こわ し入 院
す る よ う に な っ て か ら は,父 に対 して は,次 第 に た だ混 乱
と動 揺 の気 持 ち を感 じ るだ け とな りま した 。
あ る 日,母
を慰 め よ う と病 院 へ 行 っ て帰 っ て くる と,父
が 私 に会 い に き ま し た。 父 は す で に別 の 女 性 と一 緒 に生 活
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ッス ン をす る婚 約 中 の ふ た り も向 こ うか らや っ て 来 ま し た。
強 く呼 び か けた1974年 に は,メ キ シ コで 働 く宣 教 師 の 内,
そ して,宣 教 師 た ち を家 の 中 へ招 き入 れ る と,い す を 円 く
メ キ シ コ人 は25パ ー セ ン トしか い ませ ん で し た が,1988年
並 べ ま し た。 祈 りが 終 わ る と,女 性 の 方 が 別 室 か らモ ル モ
に は95パ ー セ ン トに な り ま し た。エ ル サ ル バ ドル で は,100
ン経 を持 っ て き ま し た 。
「お 祈 りは続 け て い らっ し ゃ い ま す か 。」パ ラー ダ長 老 の
パ ー セ ン トの 宣 教 師 が 中 央 ア メ リカ か ら召 され て い ま す。
質 問 に そ の女 性 は う な ず き ま す 。「モル モ ン経 も毎 日読 ん で
い ます か 。」ニ ー フ ァ イ 第 三 書 の11章 を 読 む の が 宿 題 で し
ドル人 で す。
た。 はい,と 答 え たふ た りに,長 老 は こ う言 い ま し た。「そ
で は あ りま せ ん 。 た とえ ば,コ
れ はす ば ら しい 。 これ か ら も毎 日読 ん で,モ
で は,ま だ5分5分
ル モ ン経 に つ
い て 祈 り続 け て くだ さい 。 聖 霊 の 力 に よ っ て こ の記 録 が 確
か な もの で あ る こ とが 必 ず わ か り ます 。」
き ょう は救 い の計 画 に つ い て の レ ッ ス ンで す 。 パ ラー ダ
長 老 は 自分 の ボ ー ル ペ ン を 分 解 し ま し た 。「私 た ち の 肉 体
は,ち
ょ う ど こ の ボ ー ル ペ ン の外 側 の よ うな もの で す 。 そ
して,私
た ち の霊 とい うの は,イ
ン ク の入 っ て い る こ の 内
あ ら ゆ る地 域 で み な,こ の よ うな 高 い比 率 だ とい う わ け
ス タ リカ・サ
ンホ セ 伝 道 部
の割 合 で す。 マ ー ビ ン・ア ー ノ ル ド伝
道 部 長 は こ う言 っ て い ま す 。「できれ ば,ラ テ ン系 の人 が100
パ ー セ ン トに な れ ば い い の で す が 。 で も,い ず れ そ うな る
こ とで し ょ う。」
しか しな が ら,そ の よ う な傾 向 が だ ん だ ん と定 着 し,現
在 は大 き く進 展 して い ま す 。1987年 に は メ キ シ コ と中央 ア
メ リ カ か ら1,300入 の 男 女 が伝 道 に 召 され ま し た。地 元 出 身
側 の よ うな も ので す 。」この簡 単 な視 覚 教 材 を使 っ て,パ ラ
ー ダ 長 老 は死 と復 活 の こ と も説 明 し ま した 。 女 性 か ら質 問
の宣 教 師 の 数 の増 加 に伴 って,伝
道 部 の 数 も増 加 し て い ま
す 。1974年 に は メ キ シ コ に は5つ
の伝 道 部 し か あ り ませ ん
が 出 る と,パ ラ ー ダ 長 老 は印 が び っ し り とつ い た聖 典 か ら,
で し た。 しか し,1988年
聖 句 を引 用 し て答 え ます 。
バ プ テ ス マ の数 も上 昇 を続 け て い ま す 。 メ キ シ コ・モ
さ て,今 度 は サ ー ベ ドラ長 老 が 教 え る番 に な り ま し た。
ふ た りの宣 教 師 は,こ
こで は何 の 違 和 感 もな い様 子 で す 。
に は14に もな っ て い ます 。 さ ら に,
レー 伝 道 部 だ け を取 りあ げ て み て も,1987年
ンテ
に は1カ 月 に
475人 が バ プ テ ス マ を受 け た こ と も あ り ます 。メ キ シ コ と中
言 葉 や 文 化 の 違 い に悩 ま され る こ と は あ り ませ ん 。 そ れ ま
央 ア メ リカ の改 宗 者 のバ プ テ ス マ は,昨 年 は世 界 最 高 の4
で 外 で洗 濯 を して い た この女 性 の母 親 も中 に入 っ て,レ
万 人 に も達 し ま し た。
ッ
ス ン を少 し聞 い て い ます 。 外 で はお ん ど りが 鳴 き始 め,め
ん ど りが 数羽,開
け放 した ドア の 向 こ う を歩 い て い き ます 。
窓 か ら はそ よ風 が や さ し く吹 き込 み,奥
の 寝 室 の ドア の役
地 元 出 身 の宣 教 師 に は,明
らか に有 利 な点 が い くつ か 見
られ ま す 。言 葉 や文 化 の壁 が な い た め に,普 通 そ の 国 の 人 々
を外 国人 よ り は るか に よ く理 解 す る こ とが で き ま す 。 ま た,
目 を して い る カ ー テ ンが ひ らひ ら揺 れ て い ま す。 レ ッス ン
場 合 に よ っ て は,法 律 的 政 治 的 な事 情 で,ア
は滞 りな く済 み ま し た。 宣 教 師 た ちが 帰 り支 度 を 始 め る と,
師 の入 国 で き る数 が 制 限 さ れ る こ と も あ り ます 。 さ ら に,
母 親 が に っ こ り笑 い なが ら,握 手 を求 め にや っ て 来 て こ う
外 国 人 を派 遣 す る こ とが 得 策 で は な い,あ
メ リカ人 宣 教
るいは不可能で
言 い ま し た。「明 日 は,あ の ふ た りを連 れ て 教 会 へ 行 け る と
あ る と考 え られ る地 域 で も,ラ テ ン系 の宣 教 師 な ら働 け る
思 い ます よ。」
場 合 もあ り ます 。
エ ル サ ル バ ドル が そ の 良 い 例 で す 。1980年 に は,国 の 政
「私 た ち は 自 立 し な く て は な り ま せ ん」
ス ペ ンサ ー・W・キ
状 不 安 の た め伝 道 部 が 閉 鎖 され,宣 教 師 た ち は ほ か の 地 域
ン ボ ー ル大 管 長 は1974年 に,世 界 の
国 々 が「自
国 で働 くに十 分 な数 の 宣 教 師 を み ず か らの 力 で
出 し」,さ
ら に「自 国 で必 要 とす る数 を は るか に 上 回 る 数 の
宣 教 師 を送 り出 し」て,世
界 の ほか の 国 々 を助 け て い た だ
きた い,と 言 わ れ ま した 。(「エ ン サ イ ン」1974年10月
pp.13-14参
宣 教 師 が,数
出身)と
照)現 在,そ
号,
の呼 び か け に こ た え て働 い て い る
千 人 い ます 。 パ ラー ダ長 老(エ
サ ー ベ ドラ長 老(メ
キ シ コ 出 身)も
に割 り当 て られ ま した 。 そ の 内 の大 部 分 はア メ リカ人 宣 教
師 で した 。1984年 に伝 道 部 が 再 開 され ま した が,そ
れ以後
ア メ リカ 人 宣 教 師 はひ と り も戻 る こ とな く,1地 元 出 身 の長
老 や 姉 妹 た ち が 何 の 問 題 もな く働 い て い ます 。
「今 ,私 た ち は,自 分 た ち の 力 で伝 道 で き る よ う に心 が
け て い ます 。」こ う語 る の は,フ ラ ン ク リ ン・ヘ ン リ ケス 伝
ル サ ルバ ドル
道 部 長 で す 。 実 は伝 道 部 長 自身 もエ ル サ ル バ ドル 人 な の で
そ う した 宣 教
す 。「こ こ で は 目下 の と こ ろ,必 要 な数 だ け の宣 教 師 を,地
師 の ひ と りで す 。
メ キ シ コ で も中 央 ア メ リカ で も,そ の 理 想 を実 現 す る よ
うな 出 来 事 が た くさ ん起 きて い ま す 。 キ ンボ ー ル 大 管 長 が
30
6人 が 近 隣 諸 国 か ら召 さ れ て い るほ か は,全 部 エ ル サ ルバ
元 の ス テー キ部 が 送 り出 して くれ て い ます 。 さ らに,グ
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テ マ ラ や ホ ン ジ ュ ラ ス や コ ス タ リカ で 働 い て い る エ ル サ ル
バ ドル 人 宣 教 師 もい ます 。」
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「と て も 幸 せ だ 。 お や す み な さ い」
ッス ンが 始 ま り ます 。「先 週,7人
エ ズ ワ ル ド・ロ ペ ス 長 老 と そ の 同僚 は,1カ
モ ンテ レ ー の 近 くで,あ
月前 にこの
る家 を間 違 って 訪 問 し て し ま い ま
した 。 別 の家 を探 して い た の で す が,間 違 え た先 の メ ン ド
ー サ 家 族 が 宣 教 師 の教 え に興 味 を 示 し て くれ た た め,こ こ
ま した が,そ
家 族 に バ プ テ ス マ を施 し
の き っか け は通 りで そ の家 族 の子 供 た ち と仲
良 くな っ た こ とで す 。 子 供 た ち が 玄 関 で 『長 老,こ
は 』 と言 っ て あ い さ つ を し て くれ れ ば,親
んに ち
た ち に会 うの は
で も教 え る こ とに な りま した 。 メ ン ドー サ 姉 妹 は,実 は10
ず っ と簡 単 に な り ま す よ。」
「夜 ,家 に帰 る と き に は疲 れ きっ て い ま す 。 で す から,
年 前 にバ プ テ ス マ を受 け て い た の で す が,夫
日記 は ほ と ん ど短 い もの ば か りで す 。こん な感 じで す 。『非
の理 解 が な か
った た め に,教 会 へ は ほ とん ど出 席 で きな か っ た の で す 。
常 に疲 れ た 。 今 日 は とて もい い 一 日だ っ た。 す ぐに で も福
と こ ろが 今 度 は,夫
音 を受 け入 れ て くれ そ う な家 族 を見 つ け た。 家 庭 集 会 が12
て,夫
も喜 ん で 話 を 聞 い て くれ ま し た。 そ し
もふ た りの 子 供 もバ プ テ ス マ を受 け た の で す 。
あ っ た 。 とて も幸 せ だ 。』」
メ ン ドー サ 家 の 隣 に住 む 主 婦 ヘ ル ナ ン デ ス さん は,レ
ッ
ス ン の最 中 に偶 然 訪 ね て 来 ま した 。 そ れ が きっ か け で彼 女
も,夫 や ふ た りの 子 供 と共 に,バ
「伝 道 中 に 学 び ま し た」
プ テ ス マ を受 け ま した 。
外 は真 っ暗 に な り ま し た。 集 会 場 に は だ れ もい ませ ん。
ま た も うひ と り,近 所 に 住 む 主 婦 ロペ ス さ ん も,み ん な が
電 気 も消 え て い ま す 。 で も,ス テ ー キ部 長 の部 屋 だ け は ま
何 を して い る の か様 子 を見 に き ま した 。 そ の結 果,5人
だ 明 か りが つ い て い ます 。 モ ン テ レー・モ
の
レロスス テーキ
めい
子 供 とひ と りの 姪 と一 緒 にバ プ テ ス マ を受 け る こ とに な り
部 の ア ドル フ ォ・イ バ ー ラ ス テ ー キ部 長 は,ま だ23歳 で す 。
ま した 。 夫 も も うす ぐバ プ テ ス マ を受 け る予 定 で す。 間 違
副 ス テ ー キ部 長 は,ひ
っ て 一 軒 の家 を訪 問 した こ と を きっ か け に,ロ ペ ス長 老 と
3人 と も帰 還 宣 教 師 で す。
同僚 は これ まで14人 をバ プ テ ス マ に 導 き ま した 。 しか も,
み な こ の1カ 月 の うち に起 こっ た こ とで す。 ほか に も こ の
14人 に続 く人 た ちが,ま
だ まだ た くさん い る ので す 。
最 近 バ プ テ ス マ が あ っ て か ら ま だ1週
ん が,今 朝,長
うひ と りが25歳 で,
は,伝 道 中 に ど ん な こ とを学 ん だ の で し ょ うか 。
イバ ー ラ ス テー キ部 長 は こ う答 え ま した 。「イ エ ス・キ リ ス
トを よ り深 く知 る よ うに な り ま し た。 また,奉
間 もたってい ませ
老 た ち は ヘ ル ナ ン デ ス 家 族 を訪 問 して い ま
愛 す る こ と,そ
仕 す る こ と,
して 人 々 の 心 を動 か す こ とを学 び ま した 。」
さ ら に,指 導 力 も身 に つ け ま し た 。1「私は,監 督 長 老 に 召 さ
す 。 ヘ ル ナ ンデ ス兄 弟 は,長 い す に座 っ て ロペ ス 長 老 の 肩
れ る ま で は,面 接 な ど一 度 も し た こ とが あ りませ ん で し た。
に腕 を 回 して こ う言 い ま した 。「私 た ち は こ の宣 教 師 を,自
最 初 の面 接 に は3時 間 もか け て し まい ま した 。 で も,す
分 の息 子 の よ うに心 か ら愛 して い ます 。」兄弟 は,最 初 長 老
に こつ が の み込 め ま した よ。」ステ ー キ 部 長 は笑 い な が ら言
た ち に会 っ た と き,失 業 中 で し た。 しか し,一 緒 に断 食 し
い ま した 。
祈 っ た結 果,そ
の 翌 週,あ
る石 油 会 社 に採 用 が 決 ま っ た の
ぐ
第 一 副 ス テ ー キ 部 長 の ア ドル フ ォ・レ イ エ イ ス兄 弟 は,
20歳 の 年 にバ プ テ ス マ を受 け ま し た 。1年
です。
後 に宣 教 師 に な
3人 が話 を して い る と,ほ か の 家 族 もや っ て来 ま した 。
り,巡 回 宣 教 師 を18カ 月 間 務 め ま した 。「こ の ス テー キ部 長
小 さ い居 間 は人 で い っ ぱ い に な りま す。 お 互 い に抱 き合 っ
会 の召 し を受 けて か ら も,同 胞 の た め に仕 え る とい う点 で
た り笑 い な が らあ い さ つ を して い る と,だ れ か が,こ
で バ プ テ ス マ を 受 け た の は何 人 い る の か,と
れま
は,伝 道 中 と ま っ た く同 じで す 。 現 在 私 た ち に与 え られ て
数 え始 め ま し
い る責 任 は,宣 教 師 の 責 任 と は少 し違 い ます。 で も,自 分
た。 別 の 人 が 部 屋 へ 入 っ て 来 る た び に,元 気 な 声 が 響 き ま
す 。「彼 もバ プ テ ス マ を受 けた ん だ よ。」近 所 の 人 を全 部 バ
1プ テ ス マ に 導 こ う と
,皆 は楽 し そ うに話 し て い ます 。1年
も した ら み ん な で そ ろ って 神 殿 へ 旅 行 し よ う と い う声 も聞
こえ て きま す 。
の 時 間 を主 に 捧 げ る こ とに は何 ら変 わ りあ りませ ん 。」
第 二 副 ス テ ー キ部 長 のパ ブ ロ・モ
ラ シ配 り を す る必 要 は ほ とん
レ ノ兄 弟 は,こ
う語 り
ま す。「私 は改 宗 者 で す 。私 が 今,主 と教 会 につ い て 知 っ て
い る こ とは す べ て,伝 道 中 に学 び ま し た。」
現 在 こ の ス テ ー キ 部 は,27人
ロ ペ ス長 老 と同僚 に は,チ
の宣 教 師 を送 り出 し て い ま
す 。 イ バ ー ラ ス テ ー キ部 長 は,宣 教 師 の 家 族 に も大 きな 祝
どあ りませ ん 。 通 りで あ い さつ を した 人 に は,い ず れ レ ッ
福 が も た ら され る様 子 を 目 に し て き ま した 。 た と え ば,教
ス ン を教 え る こ とに な り ます 。 家 の 前 で 新 聞 を読 ん で い る
会 員 で は な か っ た親 た ち が バ プ テ ス マ を受 け た 例 や,あ
人 が い れ ば,間
り活 発 で はな か っ た 親 た ち が 教 会 へ 戻 って きて,神 殿 へ 行
もな く福 音 につ い て レ ッス ンが 始 ま りま す 。
車 を洗 っ て い る人 を見 か け れ ば,す
ぐに教 会 に つ い て 紹 介
し ます 。 お 休 み会 員 の 家 で母 親 と子 供 に会 え ば,即 座 に レ
34
この3人
と りが31歳,も
くよ う に な っ た例,刺
ま
激 を受 け た 弟 や妹 た ち が 伝 道 へ 出 る
例 な ど もあ り ます 。 ま た,家 族 が 祝 福 に満 た され,さ
らに
覇
。
.食畢 皐 Ω.μ?
=)曾.∩票 丑 £趣!⑦ 豊愚 ⑦ 謂 趾=?醜ll醒⑦ 里8罐豆 こL嬰餌`2胆
〉身》
餌 雛 ≡}`寧1蜘罐 亘 曾 〉 ユ つ 壬犀喜9α 互 藝`(η ヨ9@21>翼
⑦謂 曝
`Ω⑫ 箪1-6〈z:障!「⊆2。
食 睾、りユ しk♀麗2騨
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`〈2rレ レ乙` 一 り1添/`詞 く ζ;一蕉 一 τ=仁/≦
日`(;ム4乙(二`国
菊(`国
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亜`rl壬`り1ζ ≡ζ;。
乙`〈 壬 く盈 りr((`つ 日
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2胆 α セし:臼
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⑦ 卑 訂C5¥.∩5γ(Ψ
口∠ 障6〔)坦
α レ:臼
21哩 由;0レ。.食
皐、りユ つ 口
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糠 ⑦ 一6シ〈4甥ll段 目罐 夏`2K∋ ♀
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去 母(汐 薯 留 …
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普(ρG4マ(0禦」04季
把1塗戸 図 ⑦ 型日罐 恵 壬1量⑦YOOO`9ε ⑦ 中 翼 喜1丑笛 。
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幸 ユ 〈へつ 題2々 県 率`享1譲
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睾kりユ 皐 鯉 μ 董 睡 Ω ⊆ 甲(〕團 卑 こ 餌 畏 古ξ再kり宗12僻 暑`μ 食 鞘 り
峯O呈 呈92罪1
〉圓21暴
翠`}諏
一評 髪
ξ}濠算
昇;着誕 一4ふ/
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田】;珍
国
ユ つo晦 認 ≠聯 ⑦ 型目准 亘 ⑦ 首 用 蟹 餌 こ αrl/(乙(節 中 砥 〔/≦=¥ズ
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罪
甲
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里日罐 菖 ⑦ 皆FR雲;印{
2々`翠 憎:晦 孝 一.4× 随).6呈92「。4Q.Ω
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評 獲」。 享 翠 くへ}》!襲21¢f(ρ2(毫
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皐 霧 ξ字嬰(汐着 遽 ギ ー 委 ×4-y髪
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毒 猶 由拝1彰 腿:¥⑦ 噸 罐 耳
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身 海2を粥 翻`つ
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、
㊥ 家庭 訪問 メッセー ジ ㊧
それ だか らあ なた がた も
完全 な 者 とな りな さ い
目的:完
キ
リ ス ト は 弟 子 た ち に,ご
者 と な る よ う に,と
48;IIIニ
全 を 目指 し τ努 力 す る。
自 分 と御 父 の よ う に 完 全 な
は,完
全 な 者 に な ら な け れ ば な り ま せ ん 。 し か し,現
世 で
命 じ ら れ ま し た 。(マ タ イ5:
完 全 に な れ る人 はだ れ もい ませ ん 。 そ れ が で きた の は主 イ
照)し
エ ス だ け で す 。 主 はす べ て の人 に勝 る お 方 で す 。 イ エ ス は
ー フ ァ イ12:48参
か し,こ
の戒 め は とて も
む ず か し く思 え る か も し れ ま せ ん 。 自 信 を な く し て し ま う
神 の 御 子 で し た。 … …
人 も い る で し ょ う 。 ま た,自
己 の 完 成 の むず か し さ に 思 い
ひ と つ の 過 程 で す 。」(「年
悩 ん だ 末 に,奉
分 を美 化 す る こ とに心 を奪 わ
400)
仕 よ り も,自
れ て し ま う よ う な人 もい ま す 。
『キ リ ス ト に よ り全 くな る 』 と は,
度 講 話1976」1977年,pp399-
完 全 な 日 を 過 ご す と い う 監 督 の チ ャ レ ン ジ を 受 け 入 れ て,
み もと
モ ロ ナ イ は 次 の よ う に 教 え て い ま す 。「キ リ ス トの 御 許 に
来 て キ リス トに よ っ て 全 くな れ 。 す べ て 神 の み こ こ ろ に背
こ の過 程 が 実 際 に どの よ うな もの か を学 ん だ人 々 が い ます 。
あ る 若 者 は,朝
く こ と を 捨 て よ 。 … … 勢 い と 心 と力 と を つ く し て 神 を 愛 す
こ と を 学 び ま し た 。 ま た,病
る な ら ば … … あ な た た ち は こ の 恵 み を 受 け て キ リ ス トに よ
び を 感 じ た 夫 婦 も い ま し た 。(『 完 全 な 日 』「聖 徒 の 道」1989
り全 く な る 。」(モ
年4月
主 を 愛 し,主
て 全 く な る」こ
ロ ナ イ10:32)
に 仕 え,戒
め を 守 る 人 は,「キ
リス トに よ っ
とが で き ま す 。 そ し て 逆 境 の 中 に あ っ て も,
号,pp.10-14参
私 た ち は 主 の 助 け に よ り,少
う か ら始 め て,明
そ し て 恵 み に 恵 み を 受 け,階
な り ま す 。(ガ ラ テ ヤ6:2;モ
ル マ33:23参
私 た ち は,完
ョ セ ブ・ス
ー サ ヤ18:8-10;24:
1.IIニ
べ て の 面 で完 全 に な る よ うに 求 め ら
れ て い る わ け で も あ り ま せ ん 。 ブ ル ー ス・R・マ
ッ コ ンキ
ー 長 老 は こ う述 べ て い ま す
。「日 の 栄 の 王 国 に 救 わ れ る に
謹
ょ う か ら 始 め」る
こ とで す 。 □
ー フ ァ イ31:19-20を
に つ い て,こ
れ は私 た ち に も言 え る こ
と で す 。 力 と方 法 以 上 に 働 く こ と は 求 め ら れ て い な い の で
す 。 ま た 今 す ぐ に,す
長
訪 問 教 師へ の提 案
に 急 ぐ こ と な く… … 与 え ら れ た る 力 と方 法 以 上 に 働 く こ と
義 と聖 約10:4)こ
段 を 一 歩 ず つ 昇 りつ め,成
言 者 ジ
め を得 る こ とが で きま す 。 主
は あ る と き ジ ョセ ブ・ス ミ ス に こ う 勧 告 さ れ ま し た 。「汝 更
な か れ 。」(教
日 は も っ と よ く戒 め に 従 う よ う に し ま す 。
全 な 人 間 に な る の で す 。」私 た ち に 求 め ら れ て い る の
は,「き
全 な 者 に な る と い う 点 に お い て,予
ミ ス の 例 か ら,慰
し,完
照)
し ず つ 完 全 に な っ て い くの
で す 。 マ ッ コ ン キ ー 長 老 は 次 の よ う に 述 べ て い ま す 。「き ょ
平 安 と力 を 感 じ る こ と が で き る の で す 。 重 荷 に 耐 え る 力 が
か の 人 の 重 荷 を 軽 くす る 助 け も で き る よ う に
気 の 会 員 を見 舞 っ て大 き な喜
照)
強 め ら れ,ほ
14-15,21;ア
36
聖 典 を 読 む と そ の 日 一 日 が 楽 し く過 ご せ る
読 み,完
全 な 者 と な る過 程
の 箇 所 に は どの よ うな こ とが 書 か れ て い
るか 話 し合 う。
2.何
か の 戒 め に つ い て,前
た と い う 経 験 が あ れ ば,そ
も,同
よ り も よ く従 え る よ う に な っ
れ を話 す 。 訪 問 先 の姉 妹 に
じ よ う な 経 験 に つ い て 話 し て も ら う 。(「家 庭 の
夕 ベ ア イ デ ア 集」pp.7-23,55-70参
照)
四
a
{…}目'9三生
ジ6861/聴(0靱
誼
L」
峯2々…
長譲9房
ユ4一
〃 ×4畔
濠z`1ユ
悪Q駆
國 畢 ユ 誰9召
鐸{算2勲}つ
由1<字
翠 つ21士
9くぴ宗 騨 セ1翠1(∂4(勾騒 妥 甥II但Q4つ
マ 厚 網 願 重1(ρ老`翠{器
羽,媒 薬 £≠
焼(汐?(盈 馨鐸
くへ9(}}2
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→`04つ2々
詠 ⑦ 認 ツ 轟21壬
冨 ⑦ 隈 冒`募
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ご 評(∂藩 琴21弱 暫4つ
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…
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撫艶二
藩
叢饗 濁 葦
嬬 鷺 コ灘暫
樗
一
4
早・繊
謬
重
7
で成 長 し ま した 。 高 校 時 代 は,ジ
ュ ニ ア・
オ リ ン ピ ッ ク で優 勝 し,大 学 時代 に はユ タ
大 学 の 女 子 チ ー ム を率 い て,初 の 全 国 優 勝
を果 た し ま した 。
学 生 大 会 へ の 出 場 資 格 が な くな っ て か ら
は,ダ イ ア ン は プ ロ の全 国 ツ ア ー に参 加 す
る決 心 を し ま し た。 自分 の選 手 生 活 が ほ と
ん ど終 わ っ て い た こ と は知 っ て い ま し た が,
ス ポ ッ トラ イ トを浴 び る一 瞬 の 緊 張 や ス ポ
ー ツ の楽 し さ を,で き る だ け 長 く味 わ っ て
い た い と思 った の で す 。
ダ イ ア ン は,全 国 ツ ア ー の た め に跳 馬 の
練 習 に取 り組 ん で い ま し た。 跳 馬 は これ ま
M1
で 何 千 回 とな く経 験 して い ま し た。 ダ イ ア
7距哲 轟
ン は い つ もの よ うに助 走 に入 り,い つ もの
よ う に踏 み 台 を け っ て 跳 び上 が り ま し た。
こ こ ま で は以 前 の とお りだ っ た の で す 。 と
弥
嬉
"
こ ろが,そ
の あ とが 違 っ て い ま した 。 体 を
無、
回 転 させ て,い
岬
女 は首 の骨 を折 っ て し ま っ た の
讐
ノ
た瞬 間,彼
つ も よ り少 し遠 くへ 着 地 し
で す 。 この 事 故 の た め に ダ イ ア ン は6カ 月
近 く入 院 し,残 る生 涯 車 い す で 生 活 す る こ
鍵
と を余 儀 な くさ れ ま し た。
蜘盟
蝉
事 故 が起 きた の は,1981年12月15日
た。 ダ イ ア ン は,ち
でし
ょ う ど ク リス マ ス を迎
え る そ の 月 の 下 旬 か ら翌 年 に わ た る5カ 月
間'入 院 生 活 を送 っ て い ます 。 そ の 間,体
島耳肥
%艦
綿 竜
畦
。,隔
陽 ゾ
楓 畷 誰
魂
麹 臨、
'》
操 の で きな くな っ た これ か ら の人 生 に つ い
読
幽坤
・
・編 臨.
磯転 灘.織
て思 い め ぐ ら し ま し た。 長 い 間 ス ポ ー ツ に
謡暴
轟
窒 物7・
悔・¥
_撫 習 μ ア戸
親 し ん で き た彼 女 に とっ て,生 活 を変 え る
」
噸
夢
熱
の
亀
蓉
こ とは簡 単 で は あ りませ ん 。
「私 は病 院 に い る のが とて もい や で した 。
ま る で監 獄 に い るみ た い な 気 分 な ん で す」
とダ イ ア ン は語 ります 。 最初 の1カ 月 間,
彼 女 は治 療 処 置 の た め に 身 動 きひ とつ で き
ませ ん で し た。2時
間 お き に看 護 婦 が 来 て,
嶽
輩
懸
匹
重に
, ,
た
ド叢
曜●
"
臆 綴 ・
'
っ て もみ ませ ん で した 。
・羅 麟疋
ξ戸
院 に な る と は,思
醸
け で す 。 ダ イ ア ン は,そ れ ほ ど長 期 間 の 入
講灘
ほ ん の数 セ ン チ体 の 向 き を変 え て くれ る だ
矧
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顎 騨
68
灘.
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皐 ⑦/く ∠ 髪
。4ユ(∂ 曾(ヘユ 蓄9R母
魏`… 孕盈
翠 吾 撃 鵠 彰 濠 譲4つ
4φ
「o .露ユ(04轡
【字》 託 劉 婆121ンY⑦
中習 臼
皐ユ?季`勲
髭
碧 ⑦zk立
嬰 ⑦・く ∠ レ誕
傷4由;φ
事`判
⑦?(へ}G贅
。4季 てへ)
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罪1啄4i拝}壬」。4ユ3劉
享 くへ車`翠1勲4昇
罐 母 象4鴇
蜂 味 ぞ!醸妾`く 字9軍
音 目qつ
弱」。4軍(へ}G呈
6R⑰(∂
⑦ 嬰 暫 甲)冥珊04詠9:f?
q}勲
懲癒 蕪
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製(o聖`gr鯨
條 ← 写1里(∂・く∠ ね 〃
。4ユ 季 翠 ⑦ 騨 匠f(延忍Y(∂)冥 弱
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ソ吾 季q(聖
2に3勲
R溺 婁`勲
葦 珊`阜
暑 季Q(弟 勲 詠 勲 詳 宴4謁
「乖 Ω.(o導 葵 遜 鰺 ぞ:2⑦・く ∠ ン誕 写1稟4士(汐(聖
魁 脅 尋(圏4(∂/(∠2ズ
f傷 ⑦ べ ∠ ン54G粥2々
峯q}蓄
督塚 珊 爲 翠1粒).つ 去 『。9詳 く4(き鼻3`く
率 ⑦2』
皐 喫`寧
るん で す 。 彼 ら は私 が 車 い す に乗 っ て い る こ とを す ぐに忘
勝 る信 仰 を持 っ た 人 を見 た こ とが あ り ませ ん。 ダ イ ア ン は,
れ て し まい ます 。 私 は車 い す に乗 っ て い るの で,相
教 会 が 真 実 で あ り,自 分 が 正 しい こ と を し て い る とい う強
手 との
違 い を強 く感 じ る の で す が,青 少 年 た ち は,私 を 自分 た ち
い 確 信 を持 っ て い ます 。 そ し て,い
と同 じ普 通 の人 で あ る か の よ う に思 っ て い ます」と
を示 して くれ ます 。」
ダイア
ン は語 っ て い ます 。
ダ イ ア ン の話 が 終 わ る と,部 屋 が 暗 くな り ます 。 そ して,
彼 女 の訴 え る メ ッセ ー ジ は,何 が 起 きて も決 して あ き ら
ス ラ イ ドが 上 映 され ます 。 軽 快 な音 楽 に合 わ せ て,陽 気 な
めず,勝 利 を得 る まで 努 力 を続 け る,と い う こ とで す 。「私
体 操 選 手 の ダ イ ア ン が,次
が まだ体 操 選 手 に な りた て の こ ろ,ナ
ィース と
す 。 ス ラ イ ドが 終 わ る と,青 少 年 た ち は興 奮 し な が ら ダ イ
い う少 女 に 出会 い ま した 。 彼 女 はオ リ ン ピ ッ クチ ー ム の 一
員 で あ り,全 国 で も屈 指 の 体 操 選 手 で した 。 彼 女 は私 に い
ア ン を取 り巻 き ま した 。
「私 の 話 を 聞 い て ,も っ と頑 張 ろ う とい う気 持 ち に な っ
くつ か の 大 切 な こ とを教 え て くれ ま した が,今
た とい う人 に 出 会 う と,と て も うれ し くな りま す。 あ る少
ン シ ー・テ
で もそ れ を
々 とス ク リー ン に 映 し 出 され ま
忘 れ て は い ませ ん 。ナ ン シー は最 初 に こ う言 い ま し た 。『失
女 は,4回
敗 を恐 れ ち ゃ だ め よ。 も し,失 敗 した か ら とい っ て や め て
め て 私 の 話 を聞 い た と き,彼 女 は 自殺 を思 い と ど ま り ま し
し ま っ た ら,優 勝 な ん か あ り得 な い わ 。 で も,も
た。2度
ち 上 が っ て取 り組 め ば,い
か ら,決
う一 度 立
つ か 優 勝 す る と きが 来 るわ 。 だ
して あ き らめ な い で 。』」ダ イ ア ン は,そ の 助 言 を
忘 れ な い で,何 度 失 敗 して も決 して く じけ な い こ と を心 に
も私 の話 を聞 き に来 た と話 して くれ ま した 。 初
目 は,学 校 に戻 る こ と を決 心 し,3度
目 は,ク ラ
ス で 一 番 よい 生 徒 に な る こ とを 目標 に し ま した 。 そ して4
度 目 は,彼 女 が そ の 目標 に向 か っ て努 力 し て い る と きだ っ
た の で す」と
ダ イ ア ン は話 し て くれ ま し た。
ダ イ ア ン は人 々 か ら賞 賛 の 言葉 を受 け る と,肩 をす くめ
誓 っ た と言 い ます 。
て,恥 ず か し そ う に笑 み を浮 か べ ます 。 戸 惑 い を見 せ る と
しか し,ダ イ ア ンが 人 生 の 深 刻 な 試 練 を迎 え た と き,そ
の助 言 を実 行 す るの は容 易 な こ とで は あ りませ ん で し た 。
き さ え あ りま す が,こ
れ は人 々 の 前 に 立 つ こ とに 慣 れ て い
と りわ け車 い す の 生 活 を強 い られ る の は,彼 女 に とっ て つ
るダ イ ア ン に は珍 し い こ とで す 。「『あ な た は まっ た く驚 く
ら い こ とで した 。 体 操 選 手 時 代,段
べ き人 だ,信
違 い平 行 棒 で体 を ひ ね
じ られ な い よ うな 人 だ』 と ど こで も葺 わ れ ま
る と き も,単 に遊 び で 逆 立 ち す る と き も,ダ イ ア ンが 一 番
す 。 で も そ うで は あ りませ ん 。 私 の よ う な立 場 に置 か れ た
恐 れ て い た の は,目 が 見 え な くな る か,体 が 麻 痺 し て動 け
ら,決
な くな る こ とで し た。「私 は車 い す が怖 くて,車 い す に乗 っ
す 。 『乗 り越 え る か,死
た人 に話 しか けた り,た だ近 寄 っ た りす る こ と さ え,あ
人 生 で与 え られ る試 練 は,た
り
して 乗 り越 え られ な い と言 う人 に,私
ぬ か,ど
は こ う言 い ま
ち らか しか な い ので す。』
と え 自分 が 望 ん だ もの で な い
ませ ん で した 。 車 い す に乗 っ た 人 を避 け て い た ん で す 。 も
と して も,す べ て 乗 り越 え な くて な りま せ ん 。 た と え ば,
し彼 ら に近 づ い た ら,私
家 族 の だ れ か が 亡 くな っ た ら,そ の状 況 の 中 で 努 力 して 生
も車 い す に乗 る こ と に な っ て し ま
う よ う な気 が して 怖 か っ た の で す 。 ま る で,い
の こ とが 頭 か ら離 れ な か っ た た め に,か
た よ う な もの で した」と
つ も車 い す
えって準備 が整 っ
ダ イ ア ン は語 っ て い ます 。
ダ イ ア ン に とっ て 一 番 よい 備 え に な っ た の は,何
きて い か な け れ ば な りませ ん 。 も し,首 の 骨 を折 っ た ら,
それ を受 け入 れ て 生 き て い くの で す 。 しか し,時 の 経 過 と
癒 しの 過 程 が ど ん な にす ば ら しい も の か を知 るで し ょ うも
ものに
も負 け な い彼 女 の 強 い 霊 性 だ っ た か も しれ ませ ん。 ダ イ ア
人 並 み 外 れ た 能 力 な ど必 要 な い の で す 。」
ダ イ ア ンが 負 け な か っ た よ うに,皆
さ ん も負 け な い で く
ンが 愉 快 な話 を す る と き,永 遠 の観 点 に立 つ こ との 大 切 さ
だ さい 。 そ うす るな ら,い つ か皆 さ ん に も勝 利 を得 る 日が
や,天 父 が 一 人 一 人 の 子 供 た ち に抱 い て お られ る愛 を静 か
来 る はず で す 。 ダ イ ア ン に とっ て,彼 女 の 得 た勝 利 に は特
に力 強 く証 す る と き,彼 女 の 話 に はみ た まが あ ふ れ て い ま
別 な 喜 び が 伴 っ て い る に 違 い あ りませ ん 。 か つ て あ き ら め
す 。 彼 女 は絶 え ず み た ま を受 け て い る の で す 。 姉 の マ リー
て い た もの を,再 び 勝 ち 取 っ た の で す 。
は次 の よ う に語 ります 。「私 の 父 を除 い て,私 は ダ イ ア ン に
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つ で もす ば ら しい模 範
彼 女 は人 生 の勝 利 者 と な っ た の で す 。 □
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