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TSUBASA共同化システムとフィンテックへの取り組み [PDF 424KB]
TSUBASA共同化システムと フィンテックへの取り組み T&Iイノベーションセンター株式会社 代表取締役 (株)千葉銀⾏ 参与 森本 昌雄 Ⅰ.略歴 昭和56年 平成 5年 平成17年 平成19年 平成20年 平成21年 平成22年 平成23年 平成24年 平成28年 *千葉銀⾏システム部システム開発室 第三次オンラインスタート(開発担当チーフ) *システム部⻑ システムに関する共同検討会 TSUBASAプロジェクト開始 *執⾏役員システム部⻑ *取締役 (事務・システム部⾨担当) *取締役常務執⾏役員( 〃 ) 基幹システム共同化決定・開発着⼿(プロジェクト責任者) *千葉銀⾏ 参与 (フィンテック、システム共同化担当) T&Iイノベーションセンター(株)設⽴ 代表取締役会⻑ (千葉、第四、中国、伊予、東邦、北洋銀⾏と⽇本アイ・ビー・エムの共同出資会社) 1 Ⅱ.TSUBASA共同化システムの構成 チャネル チャネル接続 勘定系 共同化DBシステム 営業店システム AIX 営業店 ⾃⾏ATM 預 ⾦ ⼊出 ⼒ I/F 為 替 センター カット 融 資 外為 業務共通 CIS (チャネル統合 ゲートウェイ) SAIL AIX 周辺DB 全銀 統合ATM CAFIS 既存 既存 サブシステム群 サブシステム群 既存 サブシステム群 取引ログ ディレード <DISK装置> 対外系業務 融資⽀援 DB2 DB <DISK装置> v3700 IMS 元帳 ⽬的別 DB 他 データ連携 <銀⾏個別採⽤> ・振込管理 ・インターネット・バンキング ・融資業務管理 ・テレバン ・カード即時発⾏ ・SWIFT ・融資アシスト etc… CRM 基本 DB ⾃動機 コンビニATM (セブン、Enet/LANs) サブシステム バッチ系 対外チャネル接続 TIMES 全銀RC 対外系 オンライン関連バッチ IMS MQ FINEACE 統合ATM /CAFIS ANSER ANSER ファイル転送 FT IMS 対外系バッチ バッチファイル バッチファイル BZF 勘定系バッチ 還元帳票 情報元帳 情報系バッチ I/Fファイル 基本情報 個別バッチ TSUBASAの範囲 ⻩⾊ :メインフレーム オレンジ:サーバー 2 参考:開発アウトソースの範囲 ・システム企画、開発における開発アウトソースの範囲は、下図の 部分となる。 ・従来は引入れ要員を使用して銀行が開発していたが、アウトソース後はアウトソース先で責任をもって設計・開発・試験を行うとともに、 開発工程全般の開発管理、品質管理を行う。 業 務 開発工程 ユーザー支援 企画・検討 ユーザーニーズの把握・調整、案件管理 企画・管理 オンライン開発 共通バッチ開発 業務共通開発 個別バッチ開発 端末開発 (ATM・BTS等) 設計 開発 テスト 部門システムの導入・支援 本番提供準備・運用 本部LANシステムの運用 開発工程全般の進捗・問題管理・システムリスク管理、総務 要件 検討 要件検討 レビュー・承認 レビュー・承認 銀行受入試験 設計 開発 業務確認試験 設計 開発 業務確認試験 評価・判定 開発 銀行受入試験 障害・性能試験 評価・判定 営業店端末・ATMなどの設計 評価・判定 分散開発 (CRM、行内LAN等 各種サブシステム) 要件検討 設計 開発 業務確認試験 評価・判定 システム管理 要件検討 設計 開発 障害・性能試験 評価・判定 本番稼働確認 本番稼働確認 運用手順の変更 は、運用アウトソース部分。 3 Ⅲ.TSUBASA共同化システムの構造 ●TSUBASAプロジェクトの特徴 開発当初だけでなく稼働後も個別開発を可能としている。 なお、共同化すればするほどコスト削減できる。 → 個別の開発が困難な、既存の共同化とは異なる 千葉個別 第四個別 中国個別 TSUBASA共同化⽤拡張 千葉銀⾏ベースシステム ← ⾃由度を最初から確保 ← 今後、⻑期間にわたり利⽤するための拡張および 3⾏が追加すべきとした機能を追加 ← 勘定系だけでなく、情報系・バッチなど全てを提供 4 T&I イノベーションセンター(株)について フィンテックに関する調査・研究業務 フィンテックを活⽤した⾦融サービスの企画・ 開発・販売業務 5