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放射線治療を受けられる方へ

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放射線治療を受けられる方へ
放射線治療を受けられる方へ
がん治療についてのパンフレット
患者さん、ご家族、住民の皆さんへ
地域がん診療病院
〒629−0197 京都府南丹市八木町八木上野25
TEL:0771-42-2510(代)FAX:0771-42-2096
http://www.nantanhosp.or.jp
がん治療の種類
がん治療の種類 〜三大療法〜
がん治療の種類
〜三大療法〜
〜三大療法〜
がんの治療方法には、「外科療法」、「化学(抗がん剤)療法」、
があり、これをがんの三大療法と呼んでいます。我が国ではこれ
がんの治療方法には、「外科療法」
、「化学(抗がん剤)療法」、「放射線療法」があり、
治療の中心でしたが、化学療法や放射線療法も近年めざましく進
がんの治療方法には、「外科療法」、「化学(抗がん剤)療法」、「放射線療法」
これをがんの三大療法と呼んでいます。我が国ではこれまで手術ががん治療の中心でし
があり、これをがんの三大療法と呼んでいます。我が国ではこれまで手術ががん
どの療法が一番効果的か、さまざまな検査を行いながら総合的に
治療の中心でしたが、化学療法や放射線療法も近年めざましく進歩しています。
たが、化学療法や放射線療法も近年めざましく進歩しています。どの療法が一番効果的
提供しています。
どの療法が一番効果的か、さまざまな検査を行いながら総合的に判断し患者様に
か、さまざまな検査を行いながら総合的に判断し患者さんに提供しています。
提供しています。
放射線療法は体にやさしい治療です
放射線療法は体にやさしい治療です
放射線療法は体にやさしい治療です
放射線療法は体を切らずにがんだけを狙って治療します。
放射線療法は体を切らずにがんだけを狙って治療します。
放射線療法は体を切らずにがんだけを狙って治療します。
放射線治療のメリットは、手術のように病巣を取り除くことなく、組織や機能を残し
放射線治療のメリットは、手術のように病巣を取り除くことなく、組織や機能を
放射線治療のメリットは、手術のように病巣を取り除くことなく
たまま治療が出来るところにあります。治療そのものに痛みを伴わず、患者さんの身体
残したまま治療が出来るところにあります。治療そのものに痛みを伴わず、患者
残したまま治療が出来るところにあります。治療そのものに痛み
様の身体的負担も少ない治療法です。
的負担も少ない治療法です。
様の身体的負担も少ない治療法です。
放射線とは?
放射線とは?
放射線とは?
放射線は宇宙ができた時から存在しており、生物は常に放射線にさらされてきま
した。それにもかかわらず生物が存在しているのは、生物には放射線に対する耐
放射線は宇宙ができた時から存在しており、生物は常に放射線に
放射線は宇宙ができた時から存在しており、生物は常に放射線にさらされてきまし
久性があることの証明です。放射線は、空間を伝わるエネルギーの一種で、発生
した。それにもかかわらず生物が存在しているのは、生物には放
する方法等によって幾つかの種類があります。自然界に在る放射線は、放射線を
た。それにもかかわらず生物が存在しているのは、生物には放射線に対する耐久性があ
放出する物質から放射される場合がほとんどです。これらの放射線は目には見え
久性があることの証明です。放射線は、空間を伝わるエネルギー
ることの証明です。放射線は、空間を伝わるエネルギーの一種で、発生する方法等に
ず、体に感じることもできません。そのため、自分でも気づかないうちに被ばく
する方法等によって幾つかの種類があります。自然界に在る放射
する恐れがあります。 しかし、放射線治療で用いられる放射線は放射線治療装
よって幾つかの種類があります。自然界に在る放射線は、放射線を放出する物質から放
放出する物質から放射される場合がほとんどです。これらの放射
置の中で電気的、人工的に造られるもので、放射線治療の照射中以外に発生しま
射される場合がほとんどです。これらの放射線は目には見えず、体に感じることもでき
ず、体に感じることもできません。そのため、自分でも気づかな
せんので無駄な被ばくをする事はありません。放射線治療の目的部位以外に放射
線があたることもありません。
する恐れがあります。 しかし、放射線治療で用いられる放射線
ません。そのため、自分でも気づかないうちに被ばくする恐れがあります。しかし、放
置の中で電気的、人工的に造られるもので、放射線治療の照射中
射線治療で用いられる放射線は放射線治療装置の中で電気的、人工的に造られるもの
せんので無駄な被ばくをする事はありません。放射線治療の目的
で、放射線治療の照射中以外に発生しませんので無駄な被ばくをする事はありません。
線があたることもありません。
放射線治療の目的部位以外に放射線があたることもありません。
放射線治療とは?
放射線療法とは放射線を照射することにより、がん細胞内のDNAにダメージを与
え、がん細胞を死滅させる治療です。
放射線はがん細胞のような細胞分裂の活発な細胞ほど殺傷しやすい性質があるため、
正常な細胞にはあまり影響を与えずにがん細胞を殺傷することができます。
また正常な細胞は放射線によるダメージからの回復ががん細胞よりも大きいため、放
射線の量を小分けにして照射することで正常細胞を回復させつつ、がん細胞をたたいて
いきます。
め、放射線の量を小分けにして照射することで正常細胞を回復させつつ、がん細
胞をたたいていきます。
放射線治療による効果の模式図
● 放射線治療による効果の模式図
●
放射線
時間
正常細胞
正常細胞・がん細胞両方傷つく
がん細胞
正常細胞回復
がん細胞回復できず
放射線
放射線
時間
正常細胞・がん細胞両方傷つく
正常細胞回復
がん細胞回復できず
がん細胞死滅
放射線治療の方法
放射線治療の方法
一般的に放射線治療には、大きくわけて2種類の方法があります。体の外から放射線を
あてる外部照射と、体の中から放射線をあてる内部照射という方法です。
一般的に放射線治療には、大きくわけて2種類の方法があります。 体の外か
ら放射線をあてる外部照射と、体の中から放射線をあてる内部照射という方法
です。
外部照射
一般的に放射線治療と言うと、ほとんどの場合は外部照射の事を指します。
外部照射装置にはいくつかの種類があります。
今回、当院に導入されたELEKTA Synergyというリニアック装置を使用し、様々な
部位へ画像誘導(IGRT)を用いた高精度な治療を行っていきます。
内部照射
内部照射では、直接患部に放射線を発生する針などを穿刺して照射を行う方法と、管
等を用いて一時的に放射線の線源を通し、患部に照射する方法があります。
今回当院には外部照射用治療装置のみの導入となりますが、放射線治療医
が患者さんの病状をしっかりと把握し、1人1人最適な治療法を選択させて
いただきます。
今回当院には外部照射用治療装置のみの導入となりますが、放射線
治療医が患者様の病状をしっかりと把握し、1人1人最適な治療法
を選択させていただきます。
放射線治療のスタッフ
放射線治療のスタッフ
放射線治療が始まりますと、当院スタッフとも長いお付き合いとなります。治療を最後
放射線治療が始まりますと、当院スタッフとも長いお付き合いとなりま
まで完了するため、治療中できるかぎり患者さんの負担を減らすべく努力してまいります
す。治療を最後まで完了するため、治療中できるかぎり患者様の負担を減
らすべく努力してまいりますので、お気軽にお声がけください。
ので、お気軽にお声がけください。
あなたのからだの診察所見や検査結果をもとに、放射線治療の
方針を決定します。治療期間中は定期的にあなたを診察し、病
気の状態や副作用の有無を確認し適切な処置を行います。必要
す。
に応じて他の科の医師とも相談のうえ最適な治療を行います。
治療期間を通して、あなたやあなたの家族と一緒
あなたのからだの診察所見や検査結果をもとに、
放射線治療の方針を決定します。治療期間中は定
期的にあなたを診察し、病気の状態や副作用の有
無を確認し適切な処置を行います。必要に応じて
他の科の医師とも相談のうえ最適な治療を行いま
医師
に、治療が無事に、安全に、大きな副作用なく終
了できるようお手伝いさせていただき ます。副作
治療期間を通して、あなたやあなたのご家族と一緒に、治療
用以外の色々な問題や悩みに関しても、あなたの
治療期間を通して、あなたやあなたの家族と一緒
治療期間を通して、あなたやあなたの家族と一緒
に、治療が無事に、安全に、大きな副作用なく終
味方となりサポートさせていただきます。医師に
に、治療が無事に、安全に、大きな副作用なく終
が無事に、安全に、大きな副作用なく終了できるようお手伝い
了できるようお手伝いさせていただき
ます。副作
聞きにくいこともなんでもご相談ください。
了できるようお手伝いさせていただき
ます。副作
させていただきます。副作用以外の色々な問題や悩みに関して
も、あなたの味方となりサポートさせていただきます。医師に聞
きにくいこともなんでもご相談ください。
用以外の色々な問題や悩みに関しても、あなたの
用以外の色々な問題や悩みに関しても、あなたの
味方となりサポートさせていただきます。医師に
看護師
味方となりサポートさせていただきます。医師に
聞きにくいこともなんでもご相談ください。
聞きにくいこともなんでもご相談ください。
看護師
看護師
毎日の照射を行う大切な役目を担っています。治
療方針に従って、治療する部位の皮膚に印をつ
毎日の照射を行う大切な役目を担っています。治
毎日の照射を行う大切な役目を担っています。治
け、病気の部分だけに確実に放射線を照射しま
毎日の照射を行う大切な役目を担っています。治療方針に従っ
療方針に従って、治療する部位の皮膚に印をつ
療方針に従って、治療する部位の皮膚に印をつ
す。治療の正確な記録も作成し、安全に治療が行
け、病気の部分だけに確実に放射線を照射しま
け、病気の部分だけに確実に放射線を照射しま
て、治療する部位の皮膚に印をつけ、病気の部分だけに確実に
えるように治療装置の日々の点検・保守もおこな
す。治療の正確な記録も作成し、安全に治療が行
す。治療の正確な記録も作成し、安全に治療が行
っています。
えるように治療装置の日々の点検・保守もおこな
放射線を照射します。治療の正確な記録も作成し、安全に治療
えるように治療装置の日々の点検・保守もおこな
っています。
診療放射線技師
診療放射線技師
っています。
診療放射線技師
が行えるように治療装置の日々の点検・保守もおこなっています。
チームで
チームで
関わらせて
関わらせて
いただきます。
いただきます。
看護師
看護師
チームで
医師
関わらせて
医師
いただきます。
医師
患者様
患者様
患者様
患者さん
診療
診療
放射線技師
看護師
放射線技師
診療
放射線技師
放射線治療の進め方
放射線治療の進め方
放射線治療の進め方
放射線治療の進め方
 放射線治療には大きく分けて「診察」「治療計画」「放射線の照射」、そ
 放射線治療には大きく分けて「診察」「治療計画」「放射線の照射」、そ
放射線治療の進め方
して「経過観察」のステップがあります。放射線治療は外来通院治療、入
放射線治療の進め方
して「経過観察」のステップがあります。放射線治療は外来通院治療、入
院治療どちらも可能ですが、治療部位や体の状態、目的(手術と併用、薬と
◦ 放射線治療には大きく分けて「診察」
「治療計画」
「放射線の照射」、そして「経過観察」
 放射線治療には大きく分けて「診察」「治療計画」「放射線の照射」、そ
院治療どちらも可能ですが、治療部位や体の状態、目的(手術と併用、薬と
放射線治療の進め方
併用、あるいは単独放射線治療ということもあります)によって異なります
して「経過観察」のステップがあります。放射線治療は外来通院治療、入
併用、あるいは単独放射線治療ということもあります)によって異なります
のステップがあります。放射線治療は外来通院治療、入院治療どちらも可能ですが、
ので、放射線治療医や主治医とご相談ください。
ので、放射線治療医や主治医とご相談ください。
院治療どちらも可能ですが、治療部位や体の状態、目的(手術と併用、薬と
併用、あるいは単独放射線治療ということもあります)によって異なります
治療部位や体の状態、目的(手術と併用、薬と併用、あるいは単独放射線治療という
ので、放射線治療医や主治医とご相談ください。
こともあります)によって異なりますので、放射線治療医や主治医とご相談ください。
1.診察
放射線治療棟の診察室にて診察を行います。
放射線治療医があなたの体の状態を診察し、病気の種類や種々の検査結果(X線写真
やCT・MRIなど)をもとにして、あなたの病気に対し最もよい治療方法(体のどの部
位に、どの放射線を使って、どのくらいの放射線量を処方するのか)を決定します。基
本的には毎週水・金曜日に行っています。
決定します。基本的には毎週火曜日に行っています。
2.治療計画
2.治療計画
CT シミュレータと呼ばれる機器と治療計画装置を使い、どのように放射線を当
CTシミュレータと呼ばれる機器と治療計画装置を使い、どのように放射線を当てれ
てれば副作用が少なく、且つ治療効果があるかを検討し照射部位を決めます。照
ば副作用が少なく、且つ治療効果があるかを検討し照射部位を決めます。照射部位や方
射部位や方法が決まると「位置決め」撮影をします。そして次から正確に照射が
法が決まると「位置決め」撮影をします。そして次から正確に照射が行えるように、治
行えるように、治療部位もしくはその関連する場所の皮膚に印をつけさせていた
療部位もしくはその関連する場所の皮膚に印をつけさせていただきます。又、部位に
だきます。又、部位によっては体を動かさないようにする固定具やマスクをつけ
よっては体を動かさないようにする固定具やマスクをつけていただくこともあります。
ていただくこともあります。この行為は慎重に行いますので30分~1時間くら
この行為は慎重に行いますので30分~1時間くらいかかります。
いかかります。
CT シミュレータ
シミ レータ
シェル(固定具)
○治療計画のポイント・注意点
○治療計画のポイント・注意点
治療計画における作業は、ベッドに寝てから体もしくは関連した部分に印を付けるまで
治療計画における作業は、ベッドに寝てから体もしくは関連した部分に印を付け
は連続して行います。照射範囲を表からわかるように皮膚へ印を付けるというのが目的
るまでは連続して行います。照射範囲を表からわかるように皮膚へ印を付けると
です。そのため少し時間がかかりますが、この間はできるだけリラックスしていただい
いうのが目的です。そのため少し時間がかかりますが、この間はできるだけリラ
て動かないようお願いいたします。体の痛みやその日の体調などで、長時間同じ姿勢が
ックスしていただいて動かないようお願いいたします。体の痛みやその日の体調
などで、長時間同じ姿勢が保てない場合には、前もって遠慮なくおっしゃってく
保てない場合には、前もって遠慮なくおっしゃってください。できるだけ楽になるよう
ださい。できるだけ楽になるように工夫もしくは、計画日自体の日程変更など対
に工夫もしくは、計画日自体の日程変更など対応させていただきます。この時に付けた
応させていただきます。この時に付けた体の印が、これから始まる放射線治療に
体の印が、これから始まる放射線治療において非常に重要なものですので、ご自身で消
おいて非常に重要なものですので、ご自身で消してしまったり、書いたりはしな
してしまったり、書いたりはしないでください。皮膚に付けた印が人目にふれたり、イ
いでください。皮膚に付けた印が人目にふれたり、インクが衣服や布団について
ンクが衣服や布団について汚れてしまうことがあるかもしれません。申し訳ありません
汚れてしまうことがあるかもしれません。申し訳ありませんがご理解のほどよろ
がご理解のほどよろしくお願いします。
しくお願いします。
3.放射線の照射
3.放射線の照射
治療を受けられる方は受付にて来院確認をされた後、着替えをしていただき、待
合ホールの椅子にてお待ちください。準備ができ次第、担当技師がお呼びいたし
治療を受けられる方は受付にて来院確認をされた後、着替えをしていただき、待合ホー
ます
ルの椅子にてお待ちください。準備ができ次第、担当技師がお呼びいたします
受付
更衣室
次に、放射線治療室にお入りいただき治療台に寝ていただきます。必要に応じ体
受付
更衣室
次に、放射線治療室にお入りいただき治療台に寝ていただきます。必要に応じ体位保
次に、放射線治療室にお入りいただき治療台に寝ていただきます。必要に応じ体
位保持のための固定具等を用い体の固定を行います。その後レーザー光による正
持のための固定具等を用い体の固定を行います。その後レーザー光による正確な位置合
確な位置合わせを行い完了したら実際の照射を行っていきます。
わせを行い完了したら実際の照射を行っていきます。
治療台
固定具
<治療室には患者さん以外は入ることができません>
治療室では患者さんは一人になりますが、治療の様子は、カメラ
<治療室には患者様以外は入ることができません>
を通して操作室の診療放射線技師が見ておりますのでご安心くださ
い。又、マイクを通して会話もできますので、なにか不具合がござ
治療室では患者様は一人になりますが、治療の様子は、
いましたら合図をしていただくか、声でお知らせください。
カメラを通して操作室の診療放射線技師が見ております
のでご安心ください。又、マイクを通して会話もできま
<治療時間は一つの部位につき約10分間です>
すので、なにか不具合がございましたら合図をしていた
<治療時間は一つの部位につき約1
0分間です>
だくか、声でお知らせください。
第一回目の治療では再度体に印を書いたり、位置確認用
<治療時間は一つの部位につき約10分間です>
第一回目の治療では再度体に印を書いたり、位置確認用のレント
のレントゲン写真を撮影したりしますので30分程かか
第一回目の治療では再度体に印を書いたり、位置確認用
ゲン写真を撮影したりしますので30分程かかります。二回目以降は
ります。二回目以降は10分程度で終了します。(治療内
のレントゲン写真を撮影したりしますので30分程かか
10分程度で終了します。
(治療内容によっては少し長くなることも
容によっては少し長くなることもあります。)実際、放射
ります。二回目以降は10分程度で終了します。(治療内
あります。)実際、放射線が照射されているのは数秒から数分程度
線が照射されているのは数秒から数分程度です
。
容によっては少し長くなることもあります。)実際、放射
です。
線が照射されているのは数秒から数分程度です。
10分
10分
<放射線の照射による痛みは全くありません>
<放射線の照射による痛みは全くありません>
<放射線の照射による痛みは全くありません>
体に放射線があたっても、痛みは全くありません。又、
体に放射線があたっても、痛みは全くありません。又、放射線照
体に放射線があたっても、痛みは全くありません。又、
放射線照射中には照射装置自体が動いて体の近くを通る
射中には照射装置自体が動いて体の近くを通ることがありますが、
放射線照射中には照射装置自体が動いて体の近くを通る
ことがありますが、患者様には絶対あたらないように設
患者さんには絶対あたらないように設計されています。万が一接触
ことがありますが、患者様には絶対あたらないように設
計されています。万が一接触してもただちに装置が停止
計されています。万が一接触してもただちに装置が停止
してもただちに装置が停止する安全装置が搭載されていますのでご
する安全装置が搭載されていますのでご安心ください。
する安全装置が搭載されていますのでご安心ください。
安心ください。
<治療中は動かないようにしてください>
<治療中は動かないようにしてください>
<治療中は動かないようにしてください>
治療中に体が動きますと、治療部位に十分に放射線が
治療中に体が動きますと、治療部位に十分に放射線が
治療中に体が動きますと、治療部位に十分に放射線があたらない
あたらないで、周りの正常な臓器に影響を及ぼすこと
あたらないで、周りの正常な臓器に影響を及ぼすこと
で、周りの正常な臓器に影響を及ぼすことがあります。 痛みなどで
があります。
があります。
体の姿勢を保つことが困難な場合は、前もって治療スタッフにお知
痛みなどで体の姿勢を保つことが困難な場合は、前も
痛みなどで体の姿勢を保つことが困難な場合は、前も
らせください。
って治療スタッフにお知らせください。
って治療スタッフにお知らせください。
<放射線治療には副作用があります>
<放射線治療には副作用があります>
動かないで
動かないで
ください
ください
心配なさら
痛みなどで体の姿勢を保つことが困難な場合は、前も
って治療スタッフにお知らせください。
<放射線治療には副作用があります>
<放射線治療には副作用があります>
治療が始まると、治療している部位によって副作用が
<放射線治療には副作用があります>
起こります。脱毛したり、皮膚が赤くなったり、のど
治療が始まると、治療している部位によって副作用が起こりま
治療が始まると、治療している部位によって副作用が
が痛くなったりと様々ですが、一過性であることが多
起こります。脱毛したり、皮膚が赤くなったり、のど
す。脱毛したり、皮膚が赤くなったり、のどが痛くなったりと様々
が痛くなったりと様々ですが、一過性であることが多
いです。治療が終われば次第に治まります。心配なさ
ですが、一過性であることが多いです。治療が終われば次第に治ま
いです。治療が終われば次第に治まります。心配なさ
らないでください。
ります。心配なさらないでください。
心配なさら
ないで下さい
心配なさら
ないで下さい
らないでください。
<決められた回数の治療が必要です>
<決められた回数の治療が必要です>
<決められた回数の治療が必要です>
放射線治療は決められた回数の治療を終えて初めて一
放射線治療は決められた回数の治療を終えて初めて一
定の効果がでてきます。途中でやめてしまうと効果が
放射線治療は決められた回数の治療を終えて初めて一定の効果が
定の効果がでてきます。途中でやめてしまうと効果が
表れないばかりか、その後の治療に支障をきたす恐れ
でてきます。途中でやめてしまうと効果が表れないばかりか、その
表れないばかりか、その後の治療に支障をきたす恐れ
がありますので、決められた回数の治療を可能な限り
がありますので、決められた回数の治療を可能な限り
後の治療に支障をきたす恐れがありますので、決められた回数の治
全部お受けください。病気の種類によっても様々です
全部お受けください。病気の種類によっても様々です
療を可能な限り全部お受けください。病気の種類によっても様々で
が、多くの場合30回前後の治療を一ヵ月半くらいの
が、多くの場合30回前後の治療を一ヵ月半くらいの
すが、多くの場合30回前後の治療を一ヵ月半くらいの期間をかけて
期間をかけて治療します。
期間をかけて治療します。
治療します。
4.経過観察
治療中の患者さんは必要に応じて、放射線治療診察室にて放射線治療医が診察にあた
らせていただきます。治療開始後に体の症状で何か変わったことがありましたら、どの
ようなことでも専門医にお話しください。
放射線治療終了後にお願いしたいこと
治療終了後も一ヵ月くらいは治療中と同じよう気をつけて生活をしてください。放射線
治療の効果は治療期間中に現れることもありますが、終わってしばらくしてから現れ
ることもあります。又、終わってしばらくしてから副作用が現れることもあります。
“治った”という自己判断で診察をお受けにならなかったり、“治らないから”と諦めて
治療に来られないということがないようにしてください。又、治療期間中に消さないよ
うにしていただいた体の印は、全ての治療が終われば消していただいて構いませんが、
治療後は皮膚が弱っている場合が多いので無理に落とさずに(擦り洗いなどせずに)自
然に消えるのを待ちましょう。石鹸やシャンプーを使用するのは、治療終了後2~3週
間たってからにしましょう。(場合によっては刺激になり炎症を引き起こすこともあり
ます)最初は手のひらでなでるように洗い、皮膚に変化がなければ徐々にタオルなどを
使ってみてください。
治療が終わり、何も変わったことがなくても経過観察が重要ですので、必ず定期的に
主治医もしくは専門医の指示に従って診察をお受けください。
放射線治療期間中の日常生活
治療中の日常生活は普段通りしていただいて結構ですが、気をつけていただきたい点が
ございますので具体的にご紹介させていただきます。
休息は十分に取ってください
放射線治療を受け始めてからしばらくすると、少し体が疲れやす
くなることがあります。もし、疲れを感し始めましたら充分な休息
や睡眠をとられますようお願いいたします。治療中の運動について
は専門医にお尋ねください。
入浴の際
入浴の際
入浴の際
一般的には治療中でも入浴していただいて構わないの
ですが、できるだけぬるめのお湯にしてください。体
一般的には治療中でも入浴していただいて構わないのですが、で
一般的には治療中でも入浴していただいて構わないの
を洗うときは治療部位を強く擦らないよう優しくお手
ですが、できるだけぬるめのお湯にしてください。体
きるだけぬるめのお湯にしてください。体を洗うときは治療部位を
を洗うときは治療部位を強く擦らないよう優しくお手
入れしてください。また入浴剤、温泉、サウナはでき
強く擦らないよう優しくお手入れしてください。また入浴剤、温
入れしてください。また入浴剤、温泉、サウナはでき
泉、サウナはできればお控えいただくほうがよいでしょう。
ればお控えいただくほうがよいでしょう。
ればお控えいただくほうがよいでしょう。
食事について
食事について
食事について
食事は栄養があるバランスのとれた食事にしましょう。食欲がな
食事は栄養があるバランスのとれた食事にしましょ
食事は栄養があるバランスのとれた食事にしましょ
い時は、栄養補助食品も取り入れるとよいかと思います。
う。食欲がない時は、栄養補助食品も取り入れるとよ
う。食欲がない時は、栄養補助食品も取り入れるとよ
いかと思います。
いかと思います。
おわりに
おわりに
この冊子をお読みいただいて、放射線治療がどのようなものかご理解いただけましたで
おわりに
しょうか? この冊子をお読みいただいて、放射線治療がどのようなものかご理解いただけ
あなたの病気を治すために、放射線治療医、放射線技師、看護師ができる限りお手伝い
ましたでしょうか?
この冊子をお読みいただいて、放射線治療がどのようなものかご理解いただけ
あなたの病気を治すために、放射線治療医、放射線技師、看護師ができる限り
をさせていただきます。
ましたでしょうか?
お手伝いをさせていただきます。
安心して放射線治療を受けていただけるよう、スタッフ一同全力でサポートさせていた
安心して放射線治療を受けていただけるよう、スタッフ一同全力でサポートさ
あなたの病気を治すために、放射線治療医、放射線技師、看護師ができる限り
だきますので一緒に頑張っていきましょう。
せていただきますので一緒に頑張っていきましょう。
お手伝いをさせていただきます。
わからないことがあれば遠慮なくお尋ねください。話にくい時は紙などに書い
わからないことがあれば遠慮なくお尋ねください。話にくい時は紙などに書いてお持ち
安心して放射線治療を受けていただけるよう、スタッフ一同全力でサポートさ
てお持ちください。
お持ちください。
お持ちください
ください。
せていただきますので一緒に頑張っていきましょう。
わからないことがあれば遠慮なくお尋ねください。話にくい時は紙などに書い
てお持ちください。
お持ちください。
お持ちください
一緒に頑張りましょう
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