Comments
Description
Transcript
2.62 MB
00_0344201302805.docx ㈱ダイケン様 事報 2016/05/04 16:55:00 1/7 0 00_0344201302805.docx ㈱ダイケン様 事報 2016/05/04 16:55:00 2/7 株主の皆様には、ますますご清栄のこととお喜び申しあげます。 平素は格別のご支援を賜り厚くお礼申しあげます。 さて、当社第68期事業年度(平成27年3月1日から平成28年2月 29日まで)における事業の概況をご報告申しあげます。 当事業年度におけるわが国経済は、政府、日本銀行による経済・金 融政策を背景に、企業収益や雇用、所得環境の改善の兆しがあるもの の、経済情勢は、平成27年10∼12月期の国内総生産(GDP)が年 率換算で1.4%減と2四半期ぶりのマイナス成長となりました。ま た、中国やアジア新興国経済の下振れ等といった不確実性の高まり や、金融資本市場の変動による影響等のリスクも存在しており、先行 きは依然として不透明な状況となっております。 需要先である建設業界全般におきまして、住宅ローン減税の拡充や 省エネ住宅ポイント制度の実施に加え、住宅取得資金にかかる贈与税 の非課税措置の拡充等、政府による各種施策が実施されましたが、新 設住宅着工戸数はほぼ横ばいの状況となりました。一方、相続税の税 制改正を背景に賃貸住宅の建設に対する需要は底堅く、堅調に推移し ました。 建築金物業界では、当業界におけるシェア確保のための企業間競争などから依然として厳しい状 況が続いております。 このような中、当社は、北関東地域の営業力の強化を図るため、高崎駐在所の新設を行いました。 また、住宅メーカーやアパートメーカーへの取引強化を図り、従来の営業活動に加え、新規顧客開 拓に積極的に取り組んでまいりました。 また、代理店での製品説明会の実施及び自社工場の見学会開催や設計事務所等に対しPRを積極 的に実施いたしました。また、リフォーム関係の展示会にも積極的に参加するとともに、官庁関係、 デベロッパーへの自社製品採用依頼に努めてまいりました。 以上の結果、当事業年度の売上高につきましては、前事業年度比1.3%減の107億70百万円とな りました。利益面では、製造経費や販売管理費の軽減に取り組みましたが、円安に伴う原材料費の 高騰や高止まりしている運搬費等の影響を販売価格へ完全に転嫁できなかったこと、また、業界自 体が未だデフレから脱却できていないため、価格競争が続いていることもあり、営業利益は前事業 年度比30.6%減の4億98百万円、経常利益は前事業年度比30.5%減の4億96百万円となりました。 当期純利益は、保険解約益などが発生したため、前事業年度比19.4%減の3億49百万円となりま した。 セグメントの業績は、次のとおりであります。 (セグメント売上高):当事業年度(自 平成27年3月1日 至 平成28年2月29日) セグメントの名称 金額(千円) 前年同期比(%) 構成比(%) 建 築 関 連 製 品 10,626,065 98.7 98.7 不 動 産 賃 貸 143,945 100.9 1.3 合計 10,770,011 98.7 100.0 (建築関連製品) 建築関連製品につきましては、省エネや温暖化対策等の規制がますます厳しくなることで、製 品市場は環境志向が高まっていることから、ハウスメーカーをはじめ建築ユーザー向けに庇や高 付加価値型点検口の需要が堅調でありました。 しかしながら、エクステリア関連では、賃貸集合住宅の堅調な新築需要があったものの、分譲 マンションの新築着工戸数が低迷している影響もあり、自転車置場ルーフ、ラックにおいて、企 業間競争が激化しております。 こうした中、集合住宅向けのごみ収集庫が堅調に推移しましたが、自転車置場の減少を補うま でに至りませんでした。 その結果、売上高は106億26百万円(前事業年度比1.3%減)、セグメント利益(営業利益)は7億 21百万円(前事業年度比22.9%減)となりました。 (不動産賃貸) 不動産賃貸関連につきましては、収益の主力でありますワンルームマンションについて、雇用 や企業業績の状況が好転する兆しにより入居率に若干の回復が見られました。学生向けの単身者 世帯の入居増加が厳しい状況が続いていた中、来期4月に入居予定の近隣企業の独身寮や各種学 校等の学生寮向けの新規契約が増加したため、居室内設備更新や改装による営繕費用等の支出が 先行しました。 その結果、売上高は1億43百万円(前事業年度比0.9%増)、セグメント利益(営業利益)は65百 万円(前事業年度比4.4%減)となりました。 株主の皆様におかれましては、今後とも一層のご理解をいただき、ご支援ご鞭撻を賜りますよう お願い申しあげます。 平成28年5月 代表取締役社長 藤 岡 洋 一 1 00_0344201302805.docx ㈱ダイケン様 事報 ■ 2016/05/04 16:55:00 3/7 製品分類別の売上高 (単位:千円) 期 品 別 目 前事業年度 当事業年度 平成26年3月 1 日から 平成27年3月 1 日から 4,571,129 1,871,464 6,442,593 3,265,656 1,057,557 10,765,807 142,711 10,908,519 4,484,491 1,994,375 6,478,866 3,073,790 1,073,409 10,626,065 143,945 10,770,011 ( 平成27年2月28日まで ) ( 平成28年2月29日まで ) 建 築 金 物 外 装 用 建 材 建 材 エ ク ス テ リ ア そ の 他 小 計 不 動 産 賃 貸 計 合 計 ■ 対前期増減 △86,638 122,911 36,272 △191,866 15,851 △139,741 1,233 △138,508 主要品目及び売上構成比率 売 上 構 成 比 率 区 分 主 要 品 目 前事業年度 当事業年度 1 日から 平成27年3月 1 日から (平成26年3月 平成27年2月28日まで) (平成28年2月29日まで ) % 建 建 築 金 物 築 関 外 装 用 建 材 連 建 製 品 エ ク ス テ リ ア そ の 他 小 不 動 産 賃 貸 計 合 点 検 口 ド ア ハ ン ガ ー ハ ン ガ ー レ ー ル カ ー テ ン レ ー ル ピ ッ ト マット・グレーチング 型 鋼 そ の 他 建 築 金 物 外 装 パ ネ ル 金 属 製 笠 木 目 隠 し パ ネ ル そ の 他 外 装 用 建 材 材 自 転 車 置 場 物 置 ガ レ ー ジ ホ ー ム タ ン ク 門 扉 その他エクステリア 施 工 ホームセンター向け商品 そ の 他 計 不 動 産 賃 貸 計 % 41.9 41.7 17.2 18.5 59.1 60.2 29.9 28.5 9.7 10.0 98.7 1.3 100.0 98.7 1.3 100.0 2 00_0344201302805.docx ㈱ダイケン様 事報 ■ 2016/05/04 16:55:00 4/7 貸 借 対 照 表 (単位:千円) 資 科 流 産 資 部 負 前事業年度末 当事業年度末 (平成27年2月28日) (平成28年2月29日) 目 動 の 産 科 8,754,472 9,229,903 流 債 負 債 3,053,123 2,899,230 現金及び預金 2,741,183 3,594,041 支 形 591,733 254,639 受 1,344,417 1,040,056 電子記録債務 ― 1,306,886 取 手 形 払 手 927,347 1,260,425 買 掛 金 1,553,769 517,368 金 2,222,567 1,841,318 未 払 金 186,821 206,795 商 品 7,572 5,938 未 用 135,386 128,220 製 品 718,135 704,682 未払法人税等 228,248 205,081 電子記録債権 売 掛 払 費 原 材 料 386,489 379,017 賞 与 引 当 金 197,163 163,878 仕 掛 品 241,625 255,629 役員賞与引当金 23,000 21,000 貯 蔵 品 26,458 25,756 繰延税金資産 112,705 95,145 他 28,207 28,302 貸 倒 引 当 金 △2,237 △413 そ 固 の 定 資 産 有形固定資産 5,803,017 5,406,713 4,612,354 4,543,907 物 2,060,809 2,018,956 物 29,066 23,945 機械及び装置 357,045 車 両 運 搬 具 12,518 建 構 築 工具、器具及び備品 土 地 建 設 仮 勘 定 104,074 2,045,900 2,938 361 124,891 ソフトウェア 107,689 119,959 電 話 加 入 権 13,848 1,624 そ の 他 137,000 95,360 260,873 254,570 役員退職慰労引当金 90,775 100,775 繰延税金負債 76,835 55,496 そ 93,262 98,298 そ 固 の 定 負 の 他 債 他 負 債 合 計 純 資 3,313,996 3,153,800 産 の 部 314,564 株 主 資 本 11,067,408 11,322,128 9,565 資 481,524 本 金 481,524 130,614 資 本 剰 余 金 250,398 250,398 2,045,900 249,802 資 本 準 備 金 249,802 125,348 無形固定資産 その他資本剰余金 596 596 利 益 剰 余 金 10,390,620 10,646,080 利 益 準 備 金 120,381 120,381 その他利益剰余金 10,270,239 10,525,699 3,811 3,307 1,065,314 737,914 投資有価証券 580,440 541,641 関係会社株式 20,000 20,000 破産更生債権等 ― 847 保 険 積 立 金 390,805 107,816 他 84,087 78,476 貸 倒 引 当 金 △10,020 △10,867 純資産合計 11,243,493 11,482,816 14,557,490 14,636,616 負債純資産合計 14,557,490 14,636,616 投資その他の資産 そ の 資 産 合 計 自 固定資産圧縮積立金 1,065 997 別途積立金 7,500,000 7,500,000 繰越利益剰余金 2,769,174 3,024,701 △55,134 △55,874 176,085 160,687 176,085 160,687 己 株 式 評価・換算差額等 その他有価証券評価差額金 (注) 記載金額は千円未満を切り捨てて表示しております。 3 部 前事業年度末 当事業年度末 (平成27年2月28日) (平成28年2月29日) 目 動 の 00_0344201302805.docx ㈱ダイケン様 事報 ■ 2016/05/04 16:55:00 5/7 損 益 計 算 書 (単位:千円) 科 目 売 上 売 上 売 上 原 総 利 ( 業 平成27年3月1日から 平成28年2月29日まで ) ( 高 10,908,519 10,770,011 7,349,667 7,431,332 3,558,852 3,338,678 2,840,896 2,840,177 益 717,956 498,501 営 業 外 収 益 36,437 40,027 営 業 外 費 用 39,668 41,674 714,724 496,854 経 利 当事業年度 平成26年3月1日から 平成27年2月28日まで 価 販 売 費 及 び 一 般 管 理 費 営 前事業年度 常 益 利 益 特 別 利 益 ― 87,926 特 別 損 失 4,400 ― 税 引 前 当 期 純 利 益 710,323 584,781 法 人 税 、 住 民 税 及 び 事 業 税 281,723 218,095 法 人 当 税 期 等 純 調 整 利 額 益 △5,082 17,245 433,682 349,441 ) (注) 記載金額は千円未満を切り捨てて表示しております。 ■ キャッシュ・フロー計算書 (単位:千円) 科 目 ( 前事業年度 当事業年度 平成26年3月1日から 平成27年2月28日まで 平成27年3月1日から 平成28年2月29日まで ) ( 営業活動によるキャッシュ・フロー 456,842 783,448 投資活動によるキャッシュ・フロー △377,093 164,681 財務活動によるキャッシュ・フロー △82,873 △94,944 現金及び現金同等物に係る換算差額 1,447 △327 △1,678 852,858 現金及び現金同等物の期首残高 2,007,862 2,006,183 現金及び現金同等物の期末残高 2,006,183 2,859,041 現金及び現金同等物の増減額(△は減少) ) (注) 記載金額は千円未満を切り捨てて表示しております。 4 00_0344201302805.docx ㈱ダイケン様 事報 2016/05/04 16:55:00 6/7 パーソナルからパブリックスペースまで 街と人の本当の暮らしやすさを支える ダイケンの景観創造商品 毎日の暮らしを快適に維持し続けるために、そこには常に最新の技術と工夫があります。 普段はあまり気にかけない「問題がなくて当然なもの」への配慮こそ、本当の意味での 快適さを支えているといえます。 ダイケンでは現場からのフィードバックをもとに、より優れた製品の研究・開発を行っ ております。 あらゆるシーンでの「あたりまえ」を実現するダイケンの商品ラインナップを、ぜひ ご活用ください。 5 自転車ルーフ&ラック ドアハンガー「ニュートン」 アルミ 庇「RSバイザー」 ゴミ収集庫「クリーンストッカー」 00_0344201302805.docx ㈱ダイケン様 事報 ■ 会社の概要(平成28年2月29日現在) 商 設 立 年 月 資 本 従 業 員 ■ 本 号 日 金 数 株式会社ダイケン 昭和23年3月26日 481,524,000円 302名 2016/05/04 16:55:00 7/7 ■ 役 員(平成28年5月25日現在) 代表取締役社長 常 務 取 締 役 取 締 役 取 締 役 取 締 役 社 外 取 締 役 常 勤 監 査 役 社 外 監 査 役 社 外 監 査 役 藤 松 田 北 北 有 小 阿 橋 岡 井 淵 川 脇 田 畑 部 田 洋 浩 敦 淳 真 芳 幸 光 一 治 司 二 昭 紀 三 孝 正 拠 点 紹 介(平成28年5月25日現在) 社 〒532-0033 大阪市淀川区新高2-7-13 札 幌 支 店 〒004-0801 札幌市清田区里塚一条1-9-1 東 京 支 店 〒130-0024 東京都墨田区菊川1-12-5 名 古 屋 支 店 〒491-0822 愛知県一宮市丹陽町伝法寺五輪ヶ淵4360-9 大 阪 支 店 〒532-0033 大阪市淀川区新高2-7-13 盛 岡 営 業 所 〒020-0066 岩手県盛岡市上田2-12-31 (工藤第2ビル3F-A) 仙 台 営 業 所 〒983-0034 仙台市宮城野区扇町5-11-26 埼 玉 営 業 所 〒331-0812 さいたま市北区宮原町2-1-1 (仲屋ビル1F) 千 葉 営 業 所 〒285-0852 千葉県佐倉市青菅1042-12 神奈川営業所 〒220-0023 横浜市西区平沼1-5-7 静 岡 営 業 所 〒422-8036 静岡市駿河区敷地2-9-20 岡 山 営 業 所 〒709-0614 岡山市東区竹原2186 広 島 営 業 所 〒730-0806 広島市中区西十日市町2-19 (パレ 本1F) 福 岡 営 業 所 〒812-0888 福岡市博多区板付1-3-6 東京西出張所 〒207-0015 東京都東大和市中央4-962-12-101 室 蘭 工 場 〒050-0074 北海道室蘭市中島町4-15-3 成 田 工 場 〒286-0225 千葉県富里市美沢11-1 千 葉 工 場 〒285-0852 千葉県佐倉市青菅1042-12 十 三 工 場 〒532-0021 大阪市淀川区田川北2-5-67 兵 庫 工 場 〒675-2101 兵庫県加西市繁昌町534-1 (加西工業団地内) 岡 山 工 場 〒709-0614 岡山市東区竹原2186 津 山 工 場 〒708-0844 岡山県津山市瓜生原757-2 (津山中核工業団地内) 6 01_0344201302805.docx ㈱ダイケン様 事報 2016/04/15 10:17:00 1/1 株 事 業 年 度 期末配当金受領株主 確 定 日 中間配当金受領株主 確 定 日 定 時 株 主 総 会 株主名簿管理人 特別口座の口座管理機関 同 連 絡 先 上場証券取引所 公 告 方 法 主 メ モ 毎年3月1日から翌年2月末日まで 2月末日 8月31日(中間配当を実施する場合) 毎年5月 三菱UFJ信託銀行株式会社 三菱UFJ信託銀行株式会社 大阪証券代行部 〒541-8502 大阪市中央区伏見町三丁目6番3号 TEL. 0120-094-777(通話料無料) 東京証券取引所 JASDAQ(スタンダード) 電子公告により行う 公告掲載 http://www.daiken.ne.jp/ir/koukoku.html (ただし、電子公告によることができない事故、その他のやむ を得ない事由が生じたときは、日本経済新聞に公告いたしま す。) 株式に関するお手続きについて 証券会社でお取引をされている株主様 お手続き お問い合わせ先 お取引のある証券会社 住所・氏名等のご変更、単元未満株式の買取請求、配当金受 取り方法のご指定、相続に伴うお手続き等 未払配当金のお支払いにつきましては、株主名簿管理人であ る三菱UFJ信託銀行株式会社 大阪証券代行部が承ります。 お手続き内容 留意事項 特別口座に記録されている株式をお持ちの株主様 お手続き お問い合わせ先 三菱UFJ信託銀行株式会社 大阪証券代行部 〒541-8502 大阪市中央区伏見町三丁目6番3号 TEL. 0120-094-777(通話料無料) 手続用紙のご請求方法 ●音声自動応答電話によるご請求 TEL. 0120-244-479(フリーダイヤル) ●インターネットによるダウンロード http://www.tr.mufg.jp/daikou/ お手続き内容 留意事項 特別口座から一般口座への振替請求、住所・氏名等のご変 更、単元未満株式の買取請求、配当金受取り方法のご指定、 相続に伴うお手続き等 ①特別口座では、株式の売却はできません。売却するには、 証券会社に口座を開設したうえで株式の振替手続きが必 要となります。 ②配当金の受領方法として株式数比例配分方式はお選びいた だけません。 特別口座について 株券電子化前に証券保管振替機構(ほふり)を利用されていなかった株主様のご所有株式は、 三菱UFJ信託銀行株式会社に開設された口座(特別口座)に記録されています。 特別口座の詳細につきましては、上記三菱UFJ信託銀行株式会社 大阪証券代行部にお問い 合わせください。 ニュースメール配信サービスのご案内 当社では、ホームページにニュースリリースや新しいコンテンツが掲載された際に、ご登録者 の皆様にそのタイトルとURLを電子メールにてお知らせするサービスを行っております。 (ニュースメール配信サービス) ご希望の株主様には、こちらのサービスの送信先メールアドレス(携帯電話のメールアドレス 不可)を、当社ホームページ(http://www.daiken.ne.jp/)または、ディア・ネットサービ ス(https://www.dirnet.jp/)から簡単にご登録(無料)いただけます。 http://www.daiken.ne.jp