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3.2 MEGA PIXELS 3.0X OPTICAL ZOOM 取扱説明書

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3.2 MEGA PIXELS 3.0X OPTICAL ZOOM 取扱説明書
3.2 MEGA PIXELS 3.0X OPTICAL ZOOM
取扱説明書
SD メモリーカードまたはマルチメディアカード*をお使いください。クイックスタートガイド
では、これらのカードのことを「メモリーカード」と称しております。
•
MultiMediaCard は、ドイツ Infineon Technologies AG 社の商標であり、MMCA
(MultiMediaCard Association) へライセンスされています。
はじめに
はじめに
お買い上げありがとうございました。
この Finecam L30 は光学 3 倍ズームレンズを搭載した高性能、高画質のデジタルカ
メラです。
お取り扱いの際はこの取扱説明書をよくお読みいただき、正しい使いかたで、末永く
ご愛用ください。
この取扱説明書の使いかた
はじめにでは 、このカメラや取扱説明書のこと、カメラを扱う上でのご注意など
の大切なことが書かれています。
カメラの準備では、カメラをお使いになる前にしていただきたいことが書かれてい
ます。
基本の操作では、デジタルカメラの基本である「撮る、見る、消す」の操作が書か
れていますので、特に初めてお使いになる方は、こちらをお読みいただいて、デジ
タルカメラの使いかたを覚えてください。
撮影のテクニックでは、ピント合わせがうまくできないときやファインダーを使っ
た撮影のしかたなど、このカメラをさらに使いこなすためのテクニックが書かれて
います。
“ ”カメラモードと“ ”動画モードの機能を使いこなすでは、ストロボ機能や
露出補正など撮影前に設定する機能の使いかたが書かれています。基本の操作や撮
影のテクニックをご理解いただいた方やカメラの操作に慣れている方はこちらをお
読みください。
“ ”再生モードの機能と使いかたでは、画像を見るための機能の使いかたが書か
れています。
“SET UP”セットアップモードの機能と使いかたでは、メモリーカードのフォー
マットや日付の設定など、あると便利な機能や大事な機能の使いかたが書かれてい
ます。
付録では、カメラの仕様が書かれています。
• 本書ではデジタルカメラのことをカメラと称しております。
※ご使用の前に このカメラは高性能 IC を使用した電子機器です。ご使用中に IC の放熱によりカメラ
が熱くなることがあります。故障ではありませんが、長時間皮膚が触れたままになっていると、低温
やけどを起こす恐れがありますのでご注意ください。
2
はじめに
はじめに
目次
はじめに .......................................................................... 2
この取扱説明書の使いかた ...................................................................2
このカメラでできること ......................................................................8
各部の名称 →ボタンやレバーなどの呼び名をご紹介 .............................. 10
カメラの準備 .................................................................. 11
1 電池とメモリーカードを入れる ....................................................... 11
2 電源を ON にする ......................................................................... 13
3 日付と時刻を合わせる ................................................................... 13
基本の操作 ..................................................................... 14
撮影してみましょう(静止画像の撮影)................................................ 14
動画も撮ってみましょう ................................................................... 17
撮った画像を確認する(画像の再生)................................................... 18
不要な画像を消す ............................................................................ 20
画像がいっぱいになったら… ............................................................. 21
パソコンにつなぐ ............................................................................ 22
ビデオケーブルの使いかた ................................................................ 31
撮影のテクニック ............................................................ 32
フォーカスロックを使った撮影のしかた .............................................. 32
ズームボタンを使った撮影(光学ズームと電子ズーム)........................... 33
ファインダーを使った撮影で節電する ................................................. 34
ディスプレイボタンの使いかた .......................................................... 35
“
”カメラモードと“
”動画モードの機能を使いこなす ... 36
ストロボモードを使うときは ?........................................................... 36
[
]近くのものを撮る ................................................................... 39
セルフタイマーを使った撮影は ?........................................................ 41
3
はじめに
はじめに
静止画の画質を選ぶには(画素数)?................................................... 42
動画の画素数を選ぶには ?................................................................. 43
露出補正のしかたは ?....................................................................... 45
ホワイトバランスの決めかた ............................................................. 46
カラー、白黒が選べる ...................................................................... 47
ISO 感度を変えて撮影する................................................................ 48
電子ズームの ON または OFF を選ぶ .................................................. 49
“
”再生モードの機能と使いかた ..................................... 50
[プロテクト]画像を消さないように保護する ....................................... 50
[消去]画像を消す ........................................................................... 51
[スライドショー]画像を自動で次々に表示させる ................................. 53
[プリント]DPOF でプリントの設定をする ......................................... 54
“SET UP”セットアップモードの機能と使いかた ................ 56
[液晶の明るさ]液晶モニターの明るさを変える .................................... 56
[日付設定]カメラに日付を設定する ................................................... 57
[オート OFF]電源を自動で OFF にして節電する................................. 57
[電子音]ボタンを押したときの音量(操作音)を調節する..................... 59
[REC レビュー]撮影直後に画像を確認する ........................................ 60
[ビデオ出力]テレビのビデオ出力方式を選ぶ ....................................... 60
[言語 LANGUAGE]メニューに表示する言語を選ぶ ............................ 61
[フォーマット]メモリーカードを初期化する ....................................... 62
[連番リセット]画像データの名前を 0001 から始める .......................... 63
[設定リセット]設定した機能を初期設定に戻す .................................... 64
付録 ............................................................................. 65
仕様 .............................................................................................. 65
4
安全に関する表示について
はじめに
はじめに
この取扱説明書では、このカメラを安全に使用していただくために、次のような表示をしています。内
容をよくお読みいただき、正しく使用してください。
危険
警告
注意
このマークは、製品を正しくお使いいただけなかった場合に、製品の使用者等が死亡
または重傷を負う危険性が切迫して想定されることを示します。
このマークは、製品を正しくお使いいただけなかった場合に、製品の使用者等が死亡
または重傷を負う可能性が想定されることを示します。
このマークは、製品を正しくお使いいただけなかった場合に、製品の使用者等が傷害
を負う危険および物的損害の発生が想定されることを示します。
取り扱い上のご注意 〈カメラ使用上のご注意〉
警告
注意
• カメラや電池が熱くなる、煙が出る、焦げ臭いなどの異常を感じたときは、速やか
に電池を取り出してください。火災や火傷の原因となります。(電池を取り出す際、
火傷には十分ご注意ください。)
• カメラを分解、改造しないでください。高電圧がかかり感電する恐れがあります。
• ストロボ撮影時、ストロボを人の目(とくに乳幼児)に近づけて撮影しないでくだ
さい。目の近くでストロボを発光すると視力障害を起こす危険性があります。
• カメラで、太陽や強い光源を直接見ないでください。視力障害を起こす危険性があ
ります。
• 移動しながらの撮影はおやめください。特にファインダーを覗きながら移動すると
事故の原因になります。
• 撮影時は被写体に気をとられすぎずに、周囲の状況にも十分注意をはらってくださ
い。
• 海岸やほこりの多い所での撮影後は、カメラをよく清掃してください。潮風は金属
を腐食し電子回路の断線ショートの原因となり、発煙・発火を起こすこともありま
す。また砂ぼこりは内部機構の作動不良を起こします。
• 寒いところから急に暖かい室内に持ち込むと、レンズがくもることがあります。し
ばらくするとくもりは消えますが、繰り返し行うとレンズやボディ内部に水滴が生
じます。水滴は電子回路の断線、ショートの原因となり、発煙・発火を起こすこと
もあります。急激な温度変化はできるだけ避けてください。
• カメラは精密な電子機器です。電子回路の断線による発煙・発火や機構の破損の原
因となる落下や衝撃は避けてください。
• 海外旅行や結婚式など大切な撮影のときは、前もって作動の確認、またはテスト撮
影をして正常に記録されていることを確認してから使用してください。
• このカメラは防水機構になっていませんので、雨天や水中では使用できません。万一水に濡れてしまっ
たときは、早めに当社サービスステーションにお持ちいただき、点検を受けてください。
• レンズなどを指紋などで汚すとカメラの精度に影響を及ぼしますので十分注意してください。もし汚れ
た場合はむやみに拭かず、セーム皮や市販の眼鏡拭き用紙などで軽く拭く程度にしてください。また、
ゴミやホコリはブロアーで吹き飛ばすかレンズ刷毛で払うようにしてください。
• 本体の汚れを落とすときは、柔らかな布などで拭いてください。ベンジンやシンナーなどの有機溶剤は
本体破損の原因になりますので、絶対に使用しないでください。
• 撮影や再生直後など、カードアクセス LED が点滅しているときは、SD メモリーカードまたはマルチメ
ディアカードを取り出さないでください。
• 強力な電磁波を発生させる場所(テレビやスピーカーのすぐ近くなど)では、画像が乱れて記録された
り、再生画像が乱れることがあります。
• 太陽に直接カメラを向けて撮影しないでください。カメラの CCD を損傷します。
5
はじめに
はじめに
• カメラを落下させたときは、外観に異常がなくても、内部が破損していたり、はずれている場合があり
ます。必ず当社サービスステーションにお持ちいただき、点検を受けてください。
• カード着脱部の内部には触れないでください。故障の原因となります。
〈マイクロコンピューターの保護回路について〉
このカメラは外部の強力な静電気に対して、内部のマイクロコンピューターを保護するための安全回路
を内蔵しています。この安全回路の働きにより、極めてまれにカメラが作動しなくなることがあります。
このような場合はカメラの電源を OFF にし、一旦電池を取り出して、もう一度入れ直してからご使用く
ださい。
本製品の機能をフルに活用していただくためにも、アクセサリー類は当社製品のご使用をおすすめしま
す。市販されている他社製品、あるいは自作の製品を使用して生じた事故や故障については、当社では
保証いたしかねます。
著作権について
あなたが、実演や興行・展示物などを撮影したものは、個人で楽しむなどの他は、著作権法上、権利者
に無断で使用できません。なお、実演や興行・展示物などのうちには、個人で楽しむなどの目的であっ
ても、撮影を制限している場合がありますのでご注意ください。
ためし撮りと撮影内容の補償について
必ず事前に試し撮りをし、画像が正常に記録されていることを確認してください。万一本機や記録媒体
(SD メモリーカードまたはマルチメディアカード)の不具合により、撮影画像の記録やパソコンへの読
み込みが行われなかった場合の記録内容の補償についてはご容赦ください。
電波障害自主規制について
この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会 (VCCI) の基準に基づくクラス B 情報技術装置で
す。この装置は、家庭環境で使用することを目的としていますが、この装置がラジオやテレビジョン受
信機に近接して使用されると、受信障害を引き起こすことがあります。取扱説明書に従って正しい取り
扱いをしてください。
• 航空機の機内や病院など、使用を禁止された場所ではカメラの電源を OFF にしてください。電子機器
などに影響を与え事故の原因となります。
〈カメラの保管について〉
注意
• カメラは湿気やほこりのある場所や防虫剤のあるタンス、実験室のように薬品を扱
うところを避け、風通しのよいところに保管してください。電子回路の断線、
ショートの原因となり、発煙・発火を起こすこともあります。
• 熱い場所(夏の海辺、直射日光下の車内など)に長時間置いておくとカメラや SD メモリーカードまたは
マルチメディアカード、電池等の性能を低下させ、故障の原因となりますので放置しないでください。
• カメラを長期間使わないときは電池を取り出しておいてください。電池の液漏れなどによる事故を防ぎ
ます。
〈液晶モニターについて〉
注意
6
• 液晶モニターの画面を強くこすったり、強く押したりすると故障やトラブルの原因
になります。もしホコリやゴミなどが付着した場合は、ブロアーブラシで吹き払っ
てください。汚れがひどいときは、柔らかい布やセーム皮などで軽く拭き取ってく
ださい。また、ベンジンやシンナーなどの有機溶剤は絶対に使用しないでください。
• 万一液晶モニターが破損した場合、ガラスの破片などでケガをする恐れがあります
ので十分ご注意ください。
• 液晶モニターの破損により中の液晶が皮膚に付着した場合、すみやかに付着物を拭
き取り、水で流し、石鹸でよく洗浄してください。また目に入った場合、きれいな
水で最低 15 分間洗浄した後、すみやかに医師の診断を受けてください。
• 液晶モニターの特性上、一部の画素で常時点灯あるいは常時点灯しない画素が存在することがあります
が故障ではありません。また記録される画像には何ら影響ありません。
• 屋外では日差しの加減で液晶モニターが見えにくくなる場合があります。
はじめに
はじめに
〈電池・使用上のご注意〉
• 電池は一般に、低温になるにしたがって一時的に性能が低下します。寒冷地での使用の前後はカメラを
防寒具や衣服の内側に入れるなどして保温してください。なお低温のために性能の低下した電池は、常
温に戻ると回復します。
• 電池の+-極が汗や油などで汚れていると、接触不良をおこす原因になります。乾布でよく拭いてから
使用してください。
• 長期の旅行などには、予備の新しい電池を用意してください。
• 電池の+-を間違えて入れるとカメラは作動しません °
• 金属製のピンセットのような導電性のあるもので電極に触れないでください。電池
の消耗を早めるだけでなく、ショートして危険です。
注意
警告
• 電池を廃棄する場合は、接点にテープを貼るなど絶縁してください。廃棄後他の金
属と接触すると、破裂、発火の原因となります。
• 次のようなことは絶対にしないでください。電池が破裂し火災、けがや周囲を汚損
する原因となります。
①このカメラで指定されている電池以外は、使用しないでください。
② 電池の極性(+と-)を逆に入れないでください。
③ 電池を火の中に入れたり、充電ショート、分解、加熱は絶対にしないでください。
④ アルカリ電池は充電禁止です。絶対に充電しないでください。
• 電池は幼児の手の届かないところに置いてください。万一電池を飲み込んだ場合、
電池が壊れて電池の液で胃、腸などが損傷する恐れがありますので、直ちに医師と
相談してください。
SD ロゴは商標です。
Microsoft および Windows は、
米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です。
Macintosh および Mac OS、
QuickTimeTM および QuickTime ロゴは、Apple Computer, Inc. の登録商標です。
MultiMediaCardTM は、ドイツ Infineon Technologies AG 社の商標であり、MMCA (MultiMediaCard
Association) へライセンスされています。
• 全ての会社名、ブランド名または商品名は、それらの所有者の登録商標または商標です。
•
•
•
*
7
はじめに
はじめに
このカメラでできること
撮る
見る
パソコンにつなぐ
付属の USB ケーブルでカメラとパ
ソコンをつないでください。OS に
よっては、USB ドライバのインス
トールが必要です。この場合は
USB ドライバをインストールして
からカメラとパソコンをつないで
ください。手順を間違えると USB
ドライバが正しくインストールで
きません。詳しくは 22 ページをご
覧ください。
ハードディスクや
CD-R に保存する
壁紙にする
E メールに画像
を付けて送る
レタッチソフトで
加工する
デジタルプリント プリンタ
する
プリント取扱店
※従来の写真と同様にデジタルプリントはプリ
ント取扱店で出来ます。サービス内容につい
て、詳しくは、お店にお問合せください。
8
はじめに
はじめに
システムマップ
メール
メール
プリンタ
パソコン
ノート
パソコン
USB ケーブル
(付属品)
カードリーダー
カードアダプタ
デジタルカメラ
メモリー
カード
Finecam L30
ビデオ
ケーブル
(付属品)
プリンタ
プリント取扱店
デジタルプリント
AC アダプター(別売り)
9
はじめに
はじめに
各部の名称
→ボタンやレバーなどの呼び名をご紹介
2
1
3
4
9
5
6
7
8
10 11
12 13 14 15 16 17 18 19
20
27
21
22
23
24
26
10
25
1. シャッターボタン → 15 ページ
2. モード切替ダイヤル → 17 ページ
3. セルフタイマー LED(赤)
4. POWER スイッチ→ 13 ページ
5. 端子カバー
6. USB 端子→ 25 ページ
7. ビデオ出力端子
8. レンズ/レンズバリア
9. ストロボ発光部→ 36 ページ
10.警告 LED(赤)→ 16 ページ
11.スタンバイ LED(緑)→ 15 ページ
12.ファインダー→ 34 ページ
13. ボタン
14.メニューボタン → 20 ページ
15.ディスプレイボタン→ 35 ページ
16. (マクロモード)ボタン→ 39 ペー
ジ
17. (ストロボモード)→ 36 ページ
18. ボタン
19. ボタン
20.ズームボタン→ 33 ページ
(広角)
(望遠)
21.カードアクセス LED(橙)→ 16
ページ
22.カードカバー → 11 ページ
23.ストラップ取り付け部
24.電源入力端子
25.電池カバー → 11 ページ
26.三脚取り付け穴
27.液晶モニター
カメラの準備
1 電池カバー
電池カバーを開けます。
2
付属品の単 3 形電池を入れます。
カメラの準備
1 電池とメモリーカードを入れる
電池カバーをスライドさせてカバーを開きます。
電池の向きにご注意ください。
電池カバーを閉めます。
3
① 電池カバーを閉めます。
② 電池カバーをスライドしてロックします。
4
カードカバーを開けます。
5
メモリーカードを入れます。
メモリーカードはラベル面を液晶モニター側に向け
て差し込みます。
差し込むときは、「カチッ」と音がして止まるとこ
ろまで差し込んでください。
• メモリーカードにシールなどを貼らないでくださ
い。取り出せなくなることがあります。
切り欠き
11
カメラの準備
メモリーカードを取り出すときは
カメラの準備
メモリーカードを軽く一回押すと少し飛び
出しますので、指でつまんで取り出してく
ださい。
ライトプロテクト(書込禁止)スイッチ ※ SD メモリーカードのみ
ライトプロテクト
スイッチ
下げると
ロックされる
SD メモリーカードにはライトプロテクト
スイッチがついています。
このスイッチを下にスライドするとカード
へのデータ書込が禁止され、カードに保存
されている画像などのデータが保護されま
す。
なお、この状態のカードを使って撮影や消
去などはできません。
液晶モニターには“ライトプロテクト”と
表示されます。
リチウム電池 (CR-V3) もお使いになれます。
付属の単 3 形アルカリ電池のほかに、2 本のニッケル水素電池(充電可)やリチウム電池
(CR-V3) もご利用になれます。
• オプションの CR-V3 と比べ、単 3 形アル
カリ電池 / ニッケル水素電池を利用する
と記録容量や再生時間が短くなります。
• リチウム電池 (CR-V3) は充電できませ
ん。
• 電池の“ + ”と“ - ”極をよく確認し、
正しい方向に入れてください。
12
カメラの準備
POWER スイッチを ON にします。
カメラの準備
2 電源を ON にする
バッテリー残量表示の見かたと電池交換の目安
電池の容
量は十分
です。
半分使った
状態です。
残り少ない状態
です。早めに電
池を交換してく
ださい。
カメラは作動しま
せん。電池を交換
してください。
3 日付と時刻を合わせる
はじめてご使用になるときは、日付と時刻を必ず合わせてください。電池を抜いて、長時
間放置すると日付や時刻がリセットされます。新しい電池に交換したときは、日付や時刻
が合っているか確認してください。
1 モード切替ダイヤルを“SET UP”に合わせます。
セットアップのメニューが表示されます。
2 日付や時刻を設定します。
1
2
•
3
または
を押して[日付設定]
を選び、 を押します。
ボタンと
ボタンを使って
日付や時刻を設定します。
または
を押すと「年
月
日
時
分」のように項目の
移動ができます。
全ての設定が終わったら、 を押
して、設定完了です。
13
基本の操作
(初めてデジタルカメラをお使いになる方へ)
撮る→見る→いらない画像を消す
これがデジタルカメラの基本操作です。
まずは試し撮りなどをして、このカメラの使いかたを覚えてください。
撮った画像を、パソコンで加工したり、デジタルフォトプリントしたりと、
デジタルカメラならではの楽しみ方もお試しください。
基本の操作
撮影してみましょう(静止画像の撮影)
1 モードを“
”カメラモードにします。
モード切替ダイヤルを“ ”に合わ
せ、カメラの電源を ON にします。
日付は起動後に約 3 秒表示されます。日付が正
しいか確認してください。
2 構図を決めます。
液晶モニタを見ながら被写体の構図を
決めます。
• カメラぶれに注意してください。
カメラぶれ→ 40 ページ
構えかた → 16 ページ
ファインダーを使った撮影で節電→ 34 ペー
ジ
ボタンと
ボタンを押すと構図の拡
大または縮小ができます。
ズームボタンを使った撮影→ 33 ページ
14
基本の操作
3 露出とピントを合わせます。
シャッターボタンを半押しして露出と
ピントを合わせます
シャッターボタンの半押し→ 16 ページ
露出とピントが合ったとき
露出とピントが合っていないとき
スタンバイ LED と合焦マークが点滅
します。
• シャッターボタンを半押しし直したり、
フォーカスロックを使って再び露出とピント
を合わせてください。
基本の操作
スタンバイ LED と合焦マークが点灯します。
4 撮影します。
シャッターボタンをさらに押し込む
と、撮影できます。
スタンバイ LED が消灯しましたら撮影完了で
す。
15
基本の操作
構えかた
肩の力は抜きます
カメラは両手で持つようにしま
しょう。
レンズ、ストロボ、ファインダー
に指がかからないように注意して
ください。
脇を軽く締めます
基本の操作
撮影後の LED の表示
撮影後に警告 LED(赤)とカードアクセス LED(橙)が点滅している場合は、次のこと
をお知らせしています。
カードアクセス LED(橙)
警告 LED
(赤)
撮影後、カードアクセス LED が点滅しているときは、メモリーカードに画像を記録して
います。このときに、カードカバーを開けたり、メモリーカードを取り出したりしないで
ください。データがこわれる可能性があります。(点滅中でも撮影はできます)
撮影後、警告 LED が点滅しているときは、ストロボ充電中です。消灯するまで次の撮影
はお待ちください。
シャッターボタンの半押し
押していない状態
半押しの状態
押し込んだ状態
(撮影開始)
16
シャッターボタンを押すと、ボタンを
押しきる迄の途中で止まるところがあ
ります。この状態を半押しといい、カ
メラは露出とピントを決めて撮影のた
めの準備をします。この状態からさら
に押し込むと撮影が行われ保存されま
す。
基本の操作
動画も撮ってみましょう
1 モードを“
”動画モードにします。
2 構図を決めて、ピントを合わせます。
① 液晶モニターを見ながら構図を決
めます。
② シャッターボタンを半押ししてピ
ントを合わせます。
基本の操作
モード切替ダイヤルを“ ”に合わ
せて、電源を ON にします。
• 撮影中の露出は周囲の明るさに合わせてカ
メラが調節します。
• 合焦マーク(緑):ピントが合ったときに点
灯します。(点滅中はピントが合っていませ
んが、撮影はできます。)
撮影できる残りの
総秒数
3 撮影します。
シャッターボタンをさらに押し込む
と、動画撮影が始まります。
• 合焦マーク(赤)
:動画撮影中に点灯します。
撮影秒数をカウント表示
• もう一度シャッターボタンを押すと、撮影
が終わります。
• メモリカードがいっぱいになると、動画撮
影は自動的に終わります。
17
基本の操作
撮った画像を確認する(画像の再生)
モード切替ダイヤルを“ ”に合わ
せて、電源を ON にします。
最後に撮った画像が液晶モニターに現れます。
基本の操作
または
を押すと、記録されてい
る画像が確認できます。
を押す:順方向
を押す:逆方向
静止画のときの操作
ズームボタンを押すと画像の拡大縮小
ができます。
ボタンを押す:拡大
ボタンを押す:縮小(元のサイズに戻る)
• 画像が拡大されたら、 、 、 、 を押し
て画像中の表示したい部分まで移動してくだ
さい。
18
基本の操作
動画のときの操作
1
を押すと動画の再生が始まります。
2
を押すと再生を停止します。
動画再生中の画面
基本の操作
動画の画面
19
基本の操作
不要な画像を消す(画像の消去)
1
2
3
モード切替ダイヤルを“ ”に合わ
せて、電源を ON にします。
を押して消去する画像を
または
選択します。
メニューボタンを押します。
モードメニュー画面が表示されます。
基本の操作
4
5
または
を押して[消去]を選び
ます。
を押します
6 [1 コマ消去]または[全消去]を選択
し、 を押します。
7
8
を押して[実行]を選び
または
ます。
を押すと、画像が消去されます。
液晶モニターには消えた画像の次に保存され
ている画像が現れます。
• プロテクトされている画像は消去できませ
ん。→ 50 ページ
9
20
メニューボタンを押すと、消去の作業
は終了です。
基本の操作
画像がいっぱいになったら…
基本の操作
メモリーカードに画像を記録できなくなると、
「カードが一杯です」のメッセージが液晶モニター
に表示されます。
このときは新しいメモリーカードに差し替えるか、
パソコンに画像を保存してからメモリーカードにあ
る画像を消してください。
パソコンに画像を保存する場合は、付属の USB ケーブルを使います。詳しくは 25 ページを
ご覧ください。また、メモリーカードにある画像を全て消す場合は「全消去」と「フォー
マット」の 2 通りがあります。「全消去」は 52 ページ、「フォーマット」は 62 ページをご覧
ください。
21
基本の操作
パソコンにつなぐ
カメラとパソコンをつなぐと、撮った画像をパソコンで見たり、コピーして加工したり、E
メールで送ることができます。
まずはお使いのパソコンの環境や OS をご確認ください。
Windows 98/98SE がプリインストールされているパソコンをお使いの場合
USB ドライバーをインストールします。
基本の操作
↓
カメラとパソコンをつなぎます。
ご注意
この手順は必ず守ってください。先に USB ケーブルをつなぐと正しく USB ドライバーがインストール
されません。もし先につないでしまった場合は、 30 ページの「ドライバーの削除と対処法」にて、そ
のときの状況に合う対処法を行ってください。
Windows Me/2000/XP*1、Mac OS 9.0 ~ 9.2/10.0 ~ 10.3*2 がプリインス
トールされているパソコンをお使いの場合
*1: Windows2000 は Professional、Windows XP は HomeEdition および Professional に限りま
す
*2: Mac OS は X サーバーを除きます。
カメラとパソコンをつなぎます。
• USB ドライバーのインストール
は必要ありません。
※上記以外の OS または、上記の OS でもアップグレードされた場合は動作保証いたしません。
また、どのパソコンにも以下の装備が必要です。
• USB 端子が標準で装備されていること。
(カメラとつなぐときに必要です。)
• CD-ROM ドライブが装備されていること。(インストール時に必要です。)
22
基本の操作
USB ドライバーをインストールする
USB ドライバーはカメラに付属している CD-ROM に収録されています。
1 パソコンの電源を入れてパソコンを起動します。
2 付属の CD-ROM をパソコンの CD-ROM ドライブにセットします。
Windows 98/98SE をお使いの場合
1 [マイコンピュータ]から[Cd_43(D:)
]のフォルダーをダブルクリッ
クして開いてください。
基本の操作
• (D:)はパソコンによって違うアルファベットが入ります。
2 [ Setup(.exe)]のファイルをダブルクリックすると、インストール
が始まります。ガイドに従ってインストールを行ってください。
23
基本の操作
3 「InstallShield Wizard Complete」のメッセージが表示されたら、
「Finish」をクリックし、ウイザードを終了してください。その後パソ
コンを再起動してインストール完了です。
基本の操作
ご注意
インストールに失敗した場合は、 30 ページの「ドライバーの削除と対処法」の手順に従ってアンインス
トールし、再度インストールを行ってください。
24
基本の操作
USB ケーブルをパソコンに接続する
• USB 端子の大きさ
をご確認ください。
カメラ側の USB 端
子は小さい方、パ
ソコン側は大きい
方です。
USB ポートへ
付属 USB ケーブル
USB ポートへ
USB ポートへ
カメラ
止まるところまで
押し込む
パソコン
2 カメラの電源
を ON にして、
次の内容を確
認できました
ら接続完了で
す。
基本の操作
1 付属の USB
ケーブルでカ
メラとパソコ
ンを接続しま
す。
接続後のカメラの状態
液晶モニターに[PC モード]が表示されます。
ご注意
カメラの液晶モニターに[PC モード]が表示されてい
ても、パソコンに[リムーバブルディスク]や[名称
未設定]のアイコンが表示されない場合は、USB ケー
ブルが確実に接続されているか、ご確認ください。
25
基本の操作
接続後のパソコンの状態
Windows の場合:
[マイコンピュータ]に新しい[リムーバブルディスク]のアイコンが表
示されます。.
基本の操作
• 表示される( )内のアルファベットはお使いのパソコンにより異なります。
• Windows XP の場合は、次のウィンドウが表示されます。
Macintosh の場合:デスクトップに[名称未設定]もしくは[Untitled]のアイコンが表示
されます。.
26
基本の操作
パソコンで画像を見る
パソコンに画像を見るためのソフトウェアがインストールされている必要があります。(動画
の再生には QuickTime6.3 以上のインストールが必要です。
)
Windows をお使いの場合
このアイコンをダブ
ルクリックします。
基本の操作
1 [マイコンピュータ]に新しい[リムーバブルディスク]のアイコンが
表示されます。ダブルクリックしてウインドウを開いてください。
• 表示される( )内のアルファベットはお使いのパソコンにより異なります。
• Windows XP の場合は、次のウィンドウが表示されます。
この項目を選ぶと、画像ファイ
ルの入ったフォルダーが開きま
す。
リムーバブルディスク
2 フォルダー[DCIM]
内の[100KC BOX]を
開き、見たい画像ファ
イルをフォルダーの中
から選んでダブルク
リックしてください。
このフォルダーはプリ
静止画 / 動画
同じファイル名はでき
ません。画像を一つ削
除するとそのファイル
名は欠番となります。
ント(DPOF)設定を
行うと作られます。
(54 ページ)
• フォルダー[100KCBOX]の 100 には、100 ~ 999 の数字が入ります。→連番リセット 63
ページ
27
基本の操作
Macintosh をお使いの場合
1 デスクトップに[名称未設定]もしくは[Untitled]のアイコンが表示
されます。ダブルクリックしてウインドウを開いてください。
基本の操作
[名称未設定]もしくは[Untitled]
静止画 / 動画
同じファイル名はでき
ません。画像を一つ削
除するとそのファイル
名は欠番となります。
2 フォルダー[DCIM]内
の[100KC BOX]を開
き、見たい画像ファイ
ルをフォルダーの中か
ら選んでダブルクリッ
クしてください。
このフォルダーはプリ
ント(DPOF)設定を
行うと作られます。
(54 ページ)
• フォルダー[100KCBOX]の 100 には、100 ~ 999 の数字が入ります。→連番リセット 63
ページ
ご注意
• パソコンからメモリーカードの画像データを削除しないでください。必ずカメラ側で行っ
てください。
• 同一フォルダー内に同じファイル名はできません。カメラで画像を一つ削除すると、その
ファイル名は欠番となります。
• パソコンが省エネルギー設定によるスリープ機能から復帰しても、通信状態が復帰できな
いことがあります。
• 画像のサイズを変えたり、回転するなど画像を加工するときは、その前にパソコンにコ
ピーすることを忘れないでください。メモリーカードの画像を直接加工すると、カメラで
再生ができなくなります。
• パソコンからメモリーカードをフォーマットしないでください。カメラで使用できなくな
るおそれがあります。
※長時間お使いになる場合は、別売りの AC アダプターをおすすめいたします。
28
基本の操作
USB ケーブルの取り外しかた
パソコンから USB ケーブルを取り外すときは以下の方法で取り外してください。
*[Kyocera E:]が表示されない場合は、異なる装置を選択していますので、[キャンセ
ル]をクリックして操作「2」に戻り、別の[USB ディスク]を選択してください。
•“E”はパソコンによって異なるアルファベットが入ります。
4 メッセージが表示されるので[OK]をクリックします
5 USB ケーブルをパソコンとカメラから取り外します。
基本の操作
Windows Me をお使いの場合
1 デスクトップの右下にあるタスクバーの[ハードウエアの取り外し]アイコン
をダブルクリックします。
2 [USB ディスク]を選択して[停止]をクリックします。
3 [Kyocera E:]* を選択して[OK]をクリックします。
Windows 2000 をお使いの場合
1 デスクトップ右下にあるタスクバーの[ハードウエアの取り外し]アイコンを
ダブルクリックします。
2 [USB 大容量記憶装置デバイス]を選択して[停止]をクリックします。
3 [Kyocera Finecam L30 USB device]を選択して[OK]をクリックします。
*[Kyocera Finecam L30 USB device]が表示されない場合は、異なる装置を選択してい
ますので[キャンセル]をクリックして操作「2」に戻り、別の[USB 大容量記憶装置
デバイス]を選択してください。
4 [‘USB 大容量記憶装置デバイス’は安全に取り外すことができます]とメッ
セージが表示されるので[OK]をクリックします。
5 USB ケーブルをパソコンとカメラから取り外します。
Windows 98/98SE をお使いの場合
カメラの電源を切り、USB ケーブルを取り外してください。
Windows XP をお使いの場合
1 デスクトップ右下にあるタスクバーの[ハードウエアの安全な取り外し]アイ
コンをダブルクリックします。
2 [USB 大容量記憶装置デバイス]を選択して[停止]をクリックします。
3 [Kyocera Finecam L30 USB device]* を選択して[OK]をクリックします。
*[Kyocera Finecam L30 USB device]が表示されない場合は、異なる装置を選択してい
ますので[キャンセル]をクリックして操作「2」に戻り、別の[USB 大容量記憶装置
デバイス]を選択してください。
4 デスクトップ右下にあるタスクバーの[ハードウエアの取り外し]アイコンに
[‘USB 大容量記憶装置デバイス’は安全に取り外すことができます。]とポッ
プアップメニューが表示されるので、[ハードウエアの安全な取り外し]ダイア
ログの[閉じる]をクリックします。
5 USB ケーブルをパソコンとカメラから取り外します。
29
基本の操作
Mac OS をお使いの場合
デスクトップ上の[名称未設定]もしくは[Untitled]のフォルダーをドラッグしてゴミ箱に
入れてください。
[安全に取り外すことができます]などのメッセージが表示されているか、
「名称未設定」もしくは[Untitled]などのアイコンがディスプレイ上から消えていることを
確認してから USB ケーブルを取り外してください。
パソコンとカメラをつないだときのご注意
• パソコンが サスペンド・レジューム機能、またはスリープ機能から復帰しても、通信状態
が復帰できないことがあります。
基本の操作
• 画像に加工を加える場合は(たとえばサイズを変更したり回転する場合)、加工前にパソコ
ンにコピーをとり、オリジナルの画像ファイルに加工を加えないようご注意下さい。
メモリーカードのデータに直接加工を加えると、カメラで画像を見ることができなくなり
ます。
• パソコンからメモリーカードをフォーマットしないでください。カメラで使用できなくな
るおそれがあります。
• メモリーカードの画像データをパソコンから削除または移動しないでください。メモリー
カードの画像データの消去はカメラから行ってください。
ドライバーの削除と対処法
Window98/98SE のパソコンでは、ドライバーをインストールする前に USB ケーブルをつ
ないでしまうと、ドライバーが正しくインストールされません。
その場合は、次のチャートで状況に合う対処法を行ってください。
ドライバーをインストールする前に USB ケーブルをつなぎ、カメラの電源を ON にしま
したか ? それとも OFF のままですか ?
1 カメラの電源を ON にした場合
①「ドライバーの削除」を行ってください。
②ドライバーを再インストールしてください。(23 ページ)
• 23 ページの手順でインストールを進めると、途中で「プログラムの保守」のウィン
ドウが表示されます。
ここでは「修復 (P)」を選んで、インストールを進めてください。
2
30
カメラの電源が OFF のままの場合
USB ケーブルを外してから、ドライバーをインストールしてください。(23
ページ)
基本の操作
ドライバーの削除
1
2
基本の操作
3
4
パソコンの電源を入れ、Windows を起動します。
付属の USBケーブルで、カメラの USB端子とパソコンのUSB端子をつなぎま
す。
カメラにメモリーカードを挿入し、カメラの電源を ON にします。
パソコンの[デバイスマネージャ]を開きます。
①[マイコンピュータ]を右クリックし、[プロパティ]を選びます。
②システムのプロパティが表示されたら、[デバイスマネージャ]のタブを
クリックします。
5 [その他のデバイス]を選択し、“?”マークのついた[? Kyocera Finecam
L30]の[削除]をクリックします。
6 デバイス削除の確認画面が出たら、
[OK]をクリックします。
7
カメラの電源を OFF にして、USB ケーブルを取り外してからパソコンを再起
動してください。パソコンが再起動したらアンインストールの完了です。
ビデオケーブルの使いかた
付属のビデオケーブルを使うと、テレビにつないで画像をみることができます。
1
2
3
4
5
接続する前に、カメラの電源を OFF にしてください。
ビデオケーブルの黒い端子をカメラのビデオ出力端子に接続します。
ビデオケーブルの黄色い端子をテレビのビデオ入力端子に接続します。
テレビのチャンネルをビデオ入力に合わせます。
テレビにカメラの画像が表示されます。
31
撮影のテクニック
基本の操作で撮影のしかたをマスターしたら、撮影のテクニックでこのカメ
ラをさらに使いこなしましょう
フォーカスロックを使った撮影のしかた
フォーカスロックは、ピントを合わせたい被写体が液晶モニターの中央にないとき
や、中央からずらした構図を作りたいときに便利な撮影のしかたです。
また、ピントが合いにくい被写体を撮影するときにもお使いいただけます。
1 ピントを合わせたい被写体にフォーカスフレームを合わ
せ、シャッターボタンを半押します。
撮影の
テクニック
スタンバイ LED が点灯したらピント合わせは完了です。
ピントと露出が固定されます。(フォーカスロック、AE
ロック)
2 シャッターボタンを半押ししたまま写したい構図にカメ
ラをずらし、シャッターボタンをさらに押し込んで撮影
します。
• フォーカスロックと AE ロックは、シャッターボタン
から指を離すと解除されます。
32
撮影のテクニック
ピントの合いにくい被写体
次のような被写体はピントが合いにくいのでフォーカスロックを利用して、等距離
にある別の被写体に一度ピントを合わせて撮影してください。
• 低コントラストの被写体
• 繰り返し同じパターンのもの
• 暗い被写体
• 水平線など横線だけの被写体
• 非常に明るい被写体や光沢のある被写体
• ファインダー内やその周辺に強い光源がある場合、および太陽光など強い光が画面内に入
る場合
• ファインダー内中央付近に距離の違う 2 つ以上の被写体がある場合
• 動いている被写体
運動会や学芸会など被写体に近づけないときの撮影や花をクローズアップして構図を決める
ときにはズームボタンを使うと便利です。
を押して拡大し、
の縮小も使って
調節して構図を決めます。
また、このカメラには光学ズームに加えて、
電気的に制御して拡大する電子ズームがあ
ります。画質が劣化しますが、光学ズーム
と組み合わせで拡大率を大きくすることが
できます。
最大に拡大される
まで押す
撮影の
テクニック
ズームボタンを使った撮影(光学ズームと電子ズーム)
使いかたは、まず
を押して光学ズーム
拡大が最大になるまでズームします。一旦
ボタンから指を離し、再び押すと電子ズー
ムが始まります。
• マクロモード[
]のときは、光
学ズームはできません。電子ズームのみ
です。
押し直す
33
撮影のテクニック
ファインダーを使った撮影で節電する
撮影時の電池の消費を抑えたいときは、液晶モニターを消してファインダーを使った撮影を
おすすめします。
DISP.
MENU
撮影の
テクニック
34
ディスプレイボタンを 1 回押すと、液晶
モニターが消えます。
カメラぶれ(40 ページ)や視野率(65 ページ)、パ
ララックス(40 ページ)に注意して撮影してくだ
さい。
撮影のテクニック
ディスプレイボタンの使いかた
モード切替ダイヤルが
モードまたは
モードで撮影できる状態のときに、ディスプ
レイボタンを押すと、次のように液晶モニターを OFF にすることができます。
撮影の
テクニック
液晶モニター ON
液晶モニター OFF
35
“ ”カメラモードと“ ”動画
モードの機能を使いこなす
このカメラには撮るための機能が多く用意されています。
周囲の状況に合わせた撮影や作品づくりに、このカメラの機能を活用してく
ださい。
ストロボモードを使うときは ?
このカメラには、周囲の明るさを判断してストロボが必要か不要かを決める自動発
光の機能がついています。
しかし、ストロボは周囲が暗いとき以外にも便利な使いかたがあります。周りが明
るくても発光させる、薄暗くても発光させないなど撮影の場面に合わせたストロボ
モードの使いかたをご説明します。
ストロボの光が届く距離
ISO:AUTO
/
レンズ前面から
約 60cm~2.5m(広角時)
36
ズーミングの状態と ISO の感度によって違いがあり
ます。撮影のときは次の距離を参考にしてくださ
い。(ISO → 48 ページ )
“
”カメラモードと“
”動画モードの機能を使いこなす
ストロボ機能の種類
自動発光モード(初期設定)
カメラが周囲の明るさを判断してストロボの発光が必要か不要かを決めます。
赤目軽減自動発光モード
ストロボ光で人の瞳が赤く写ること、これを赤目現象(→赤目現象とは)といいます。この
モードではストロボが撮影直前と撮影時の 2 回発光して赤目に写るのを軽減させます。
• 1 回目の発光では撮影は行われずに、2 回目の発光のとき撮影されます。1 回目の発光後、カ
メラを動かしたり、人物が動かないように注意してください。
発光禁止モード
周囲の明るさに関係なくストロボを発光させないモードです。夕暮れや室内の雰囲気を画像
に残したいときはこちらをお使いください。なお、このモードでは明るさによってシャッ
タースピードが遅くなることがありますので、撮影時には三脚などでカメラを固定してカメ
ラぶれを防いでください。
強制発光モード
周囲の明るさに関係なくストロボを発光させるモードです。強い日差しの下や逆光下で人物
撮影をするときは被写体が暗くなりがちです。このようなとき、被写体も背景もキレイに撮
ることができます。
/
夜景ポートレートモード
夜景をバックに人物を撮影する場合、シャッタースピードを遅くしてストロボも発光させる
と夜景も人物もキレイに撮ることができます。シャッタースピードが遅くなるので撮影時に
は三脚などでカメラを固定してカメラぶれを防いでください。
37
“
”カメラモードと“
”動画モードの機能を使いこなす
ストロボモードのつづき
赤目現象とは
眼球に入った光の反射(眼底反射)によって起こる、瞳が赤く写る現象です。
設定のしかた -[ ]に設定する場合
1 電源を ON にしてモード切替ダイヤルを“
合わせます。
”に
2 ストロボボタンを押します。液晶モニターに[
が表示されたら設定完了です。
]
ストロボボタンを押す毎にストロボモードのアイコンが
切り替わります。
• このモードは電源を OFF にすると、初期設定の[
/
38
]自動発光に戻ります。
“
[
”カメラモードと“
”動画モードの機能を使いこなす
]近くのものを撮る
花やコインなど小さな被写体に近づいて撮るときはマクロモードをお使いくださ
い。最短で約 20cm(レンズ前面から)までカメラを近づけて撮影できます。
約 20 cm
約 60 cm
カメラ
設定のしかた ー[
標準
]に設定する場合
1 電源を ON にしてモード切替ダイヤルを“
たは“ ”に合わせます。
”ま
2 マクロボタンを押します。液晶モニターに
[
]が表示されたら設定完了です。
/
マクロ
• マクロモードでは、ズーミングができません。広角に固定されま
す。(電子ズームはお使いいただけます。)
• このモードは電源を OFF にすると、通常撮影に戻ります。
39
“
”カメラモードと“
”動画モードの機能を使いこなす
カメラぶれにご注意ください
カメラぶれとは、撮影時にカメラが揺れて
しまうことで、これにより画像がブレるこ
とがあります。これはシャッタースピード
が遅くなるときやマクロ撮影のときに起こ
りやすく、特にマクロ撮影のときは被写界
深度が極端に浅くなるので、シャッターボ
タンを押す行為で起こるカメラの小さな揺
れが画像に影響してしまいます。
このような場合はカメラを三脚で固定する
と効果的にカメラぶれを防ぐことができま
す。また、マクロ撮影の場合はこれに加え
てセルフタイマーの[
]2 秒を使うと
より効果的です。
パララックスってなに ?
< 構図のズレ >
ファインダーから
覗いたときの構図
/
40
実際に撮影した
画像
パララックス(視差)とは、ファイン
ダーを覗いたときの構図と実際に撮った
画像の構図がずれてしまうことで、特に
マクロ撮影のときに注意が必要です。
ファインダーでマクロ撮影をする場合
は、このパララックスを予測してカメラ
をずらして撮影します。(どれほどずれ
るかは被写体との距離によって違うの
で、試し撮りなどで確認してください。
)
また、液晶モニターを使うと、このパラ
ラックスは起こりませんので、こちらを
使って撮影することをおすすめします。
“
”カメラモードと“
”動画モードの機能を使いこなす
セルフタイマーを使った撮影は ?
自分(撮影者)も一緒に写りたいときはこのモードをお使いください。シャッター
ボタンを押してから 10 秒後または 2 秒後にシャッターが切れます。
[ 表示なし ]
(初期設定)通常撮影
[
]
10 秒のセルフタイマーが設定できます。
[
]
2 秒のセルフタイマーが設定できます。*
*セルフタイマー [
] は、マクロ撮影でお使いになると、カメラぶれ防止にも効果があります。
設定のしかた -[
]に設定する場合
3
または
を押して[セルフタイマー]を選
び、 を押します。
4
または
します。
5[
を押して[10 秒]を選び、
を押
/
1 電源を ON にしてモード切替ダイヤルを“ ”または“ ”に合わせ
ます。
2 メニューボタンを押して
/
モードメニュー画面を表示させます。
]が表示されたら、設定完了です。
• このモードは撮影後に設定が解除されます。続けてセルフタイマー撮影をするときは、再
度設定をしてください。
• カメラは三脚などで固定してください。
41
“
”カメラモードと“
”動画モードの機能を使いこなす
静止画の画質を選ぶには(画素数)?
画素数(画質)とは、画像を作り上げている一つ一つの点(ドット)の数をいいま
す。この点の数が多いほど画像の解像度は上がりますが、画像ファイルの容量は大
きくなるので撮影できる枚数は少なくなります。
撮った画像を何に使うのか、目的に合わせて選んでください。
静止画
[S] スーパーファイン
2560 × 1920
[F] ファイン
2560 × 1536(初期設定)
[N] ノーマル
1024 × 768
[E] エコノミー
640 × 480
設定のしかた -[
]に設定する場合
1 電源を ON にしてモード切替ダイヤルを“
”に合わせます。
2 メニューボタンを押して、 モードメニュー画面を表示させます。
/
3
または
します。
4
または
を押して[ノーマル]を選び、
を押します。
5[
を押して[画質]を選び、
を押
]が表示されたら、設定完了です。
• このモードは電源を OFF にしても設定を保持していますので、撮影シーンや被写体により
設定を元に戻すなどの操作が必要です。
42
“
”カメラモードと“
”動画モードの機能を使いこなす
動画の画素数を選ぶには ?
撮った動画を何に使うのか、目的に合わせて選んでください。
動画
[320]320 × 240(初期設定)
[160]160 × 120
設定のしかた -[160]に設定する場合
1 電源を ON にしてモード切替ダイヤルを“
モードメニュー画面を表示させます。
3
または
押します。
4
または
を押して[160 × 120]を選び、
を押します。
を押して[画素数]を選び、
を
5 [160]が表示されたら、設定完了です。
/
2 メニューボタンを押して、
”に合わせます。
• このモードは電源を OFF にしても設定を保持していますので、撮影シーンや被写体により
設定を元に戻すなどの操作が必要です。
43
“
”カメラモードと“
”動画モードの機能を使いこなす
画質 / 画素数による撮影枚数
カメラ
モード
(静止画)
動画
モード
画質 / 画素数
ファイル容量 *1
メモリーカードに保存
できる枚数 *2
スーパーファイン
800K
約 18 枚
ファイン
600K
約 24 枚
ノーマル
200K
約 73 枚
エコノミー
100K
約 147 枚
320 × 240
約 240 秒 *3
160 × 120
約 320 秒 *3
*1 被写体によって違いがあります。あくまでも目安の容量です。
*2 16 MB メモリカードを使用した場合の数値です。あくまでも目安の枚数です。
*3 メモリーカードの容量いっぱいまで撮影した場合です。被写体によって違いがあります。あくまでも目
安の数値です。
画素数や画質を選ぶときの目安
キレイにプリントしたいときや画像の質を重視するときは、大きい画素数を選び、メールに
添付するときは小さい画素数にしてファイルの容量を少なくします。
/
44
“
”カメラモードと“
”動画モードの機能を使いこなす
露出補正のしかたは ?
露出補正は、明るさを調節したいときに使います。0.3EV おきに「+」または
「-」に最大 2.0EV までの補正ができます。
明るく
暗く
(初期設定)
設定のしかた -[+0.3]に設定する場合
1 電源を ON にしてモード切替ダイヤルを“
2 メニューボタンを押して、
”に合わせます。
モードメニュー画面を表示させます。
3
または
押します。
4
または
を押して補正値[+0.3]を選び、
を押します。
を
/
を押して[露出補正]を選び、
5 [+0.3]が表示されたら、設定完了です。
• 設定した補正値は、撮影後もそのまま変わりません。
(例えば +0.3 に設定したら、それ以後
撮影した画像は全て +0.3 になります。
)
• 電源を OFF にすると、初期設定(± 0.0)に戻ります。
露出補正を使う目安
このモードは被写体とその背景の明るさが極端に違うために、適正な露出が得られない場合
や、意図的にアンダーやオーバーの画像を撮りたいときに使います。
* 被写体とその背景の明るさが極端に違う場面は、例えば、ステージ上でスポットライトが当たっている
場面や雪景色の中の人物撮影などがあります。
45
“
”カメラモードと“
”動画モードの機能を使いこなす
ホワイトバランスの決めかた
被写体の色は光源によって変化し、特に白は光源に影響されやすいものです。その
白を白く見せるための調整をホワイトバランスといいます。
ホワイトバランスの種類
[表示なし]
AUTO(初期設定)
[
]
太陽光
[
]
タングステン
[
]
曇天
[
]
蛍光灯
設定のしかた - [
周囲の状況に合わせて自動でホワイトバランス
を設定します。
光源を指定できるので、被写体などの色に影響
されることなく撮影ができます。
]に設定する場合
1 電源を ON にしてモード切替ダイヤルを“
”に合わせます。
2 メニューボタンを押して、 モードメニュー画面を表示させます。
または
を押して[ホワイトバランス]を選
び、 を押します。
4
または
します。
/
3
5[
を押して[蛍光灯]を選び、
を押
]が表示されたら、設定完了です。
• このモードは電源を OFF にすると、初期設定の AUTO に戻ります。
46
“
”カメラモードと“
”動画モードの機能を使いこなす
カラー、白黒が選べる
モノクロのフィルムで撮影した写真と同じような色合いが選べます。
カラー(初期設定)
白黒
* アイコンの表示はどちらもありません。
設定のしかた -[白黒]に設定する場合
1 電源を ON にしてモード切替ダイヤルを“
”に合わせます。
2 メニューボタンを押して、 モードメニュー画面を表示させます。
3
4
または
を押して[カラーモード]を選び、
を押します。
または
ます。
を押して[白黒]を選び、
を押し
/
5 画面が白黒になったら設定完了です。
• このモードは電源を OFF にすると、初期設定のカラーに戻ります。
47
“
”カメラモードと“
”動画モードの機能を使いこなす
ISO 感度を変えて撮影する
[ISO]は、フィルムの ISO 感度に相当する光に対する敏感さを表しています。
このモードでは[AUTO]、[ISO200]があり、数字が増えるほど画像の質は荒くな
りますが、光に対する感度が高くなり、暗いところでの撮影や高速シャッターでの
撮影ができます。また、ストロボ光の届く距離も通常より少し長くなります。
[表示なし]
AUTO(初期設定):
周囲の状況に合わせた ISO 感度をカメラが設定
します。
[ISO200]
200:
ISO200 に固定します。
設定のしかた -[ISO200]に設定する場合
1 電源を ON にしてモード切替ダイヤルを“ ”に合わせます。
2 メニューボタンを押して、 モードメニュー画面を表示させます。
3
または
ます。
を押して[ISO]を選び、
を押し
4
または
ます。
を押して[200]を選び、
を押し
/
5 [ISO200]が表示されたら、設定完了です。
• ISO 感度を 200 に設定すると、画像にノイズが含まれることがあります。
48
“
”カメラモードと“
”動画モードの機能を使いこなす
電子ズームの ON または OFF を選ぶ
構図を決めるとき、 ボタンで最大に拡大した後、 ボタンを押し直すと電子
ズームが始まります。(→ 33 ページ)この電子ズームを使用禁止にするときは、こ
こで[OFF]に設定します。
ON (初期設定)
電子ズームが使えます。
OFF
電子ズームは使用禁止です。
• アイコンの表示はどちらもありません。
設定のしかた -[OFF]に設定する場合
1 電源を ON にしてモード切替ダイヤルを“ ”に合わせます。
2 メニューボタンを押して、 モードメニュー画面を表示させます。
3
または
を押して[電子ズーム]を選び、
を押します。
4
または
ます。
を押し
/
を押して[OFF]を選び、
5 メニューが消えたら、設定完了です。
• このモードは電源を OFF にしても設定を保持していますので、撮影シーンや被写体により
設定を元に戻すなどの操作が必要です。
49
“
”再生モードの機能と使いかた
撮った画像を確認できるのがこの再生モードです。
[プロテクト]画像を消さないように保護する
大切な画像を間違えて消さないように保護(プロテクト)することができます。
• SD メモリーカードをライトプロテクトしている場合、この操作はお使いいただけません。
ライトプロテクト→ 12 ページ
プロテクトのしかた
1 電源を ON にしてモード切替ダイヤルを “
2
または
を押してプロテクトしたい画像を選びます。
3 メニューボタンを押して、
4
” に合わせます。
モードメニュー画面を表示させます。
または
を押して[プロテクト]を選び、
を押します。
5 [実行]を選び、
6[
を押します。
]が表示されたら、設定完了です。
プロテクトした画像は、全消去では残りますが、フォーマット
すると消去されますのでご注意ください。
[全プロテクト]全ての画像を保護する
全ての画像を一度に保護(プロテクト)するには、
[全プロテクト]を使用します。
また、全ての画像の保護を解除するには、
[全アンプロテクト]を使用します。
50
“
”再生モードの機能と使いかた
[消去]画像を消す
• 消去した画像は、元に戻すことはできませんので、注意して操作してください。
• プロテクトされた画像は消せません。
• SD メモリーカードをライトプロテクトしている場合、この操作はお使いいただけません。
ライトプロテクト→ 12 ページ
1コマの消去のしかた
1 電源を ON にしてモード切替ダイヤルを“
2
または
”に合わせます。
を押して消去したい画像を選びます。
3 メニューボタンを押して、
モードメニュー画面を表示させます。
4
または
ます。
5
または
を押して[1コマ消去]を選び、
を押します。
6
または
を押して[実行]を選び、
て画像を消去します。
を押して[消去]を選び、
を押し
を押し
• 続けて作業をするときは、6 の操作を繰り返します。
7 作業の終了は、メニューボタンを 2 回押します。
51
“
”再生モードの機能と使いかた
全消去のしかた
1 電源を ON にしてモード切替ダイヤルを“
2 メニューボタンを押して、
”に合わせます。
モードメニュー画面を表示させます。
3
または
します。
4
または
を押して[実行]を選び、
と、全消去は完了です。
を押して[全消去]を選び、
を押
を押す
画像が全消去され、「画像がありません」の画面に変わります。
• 画像が表示された場合、その画像はプロテクトされているこ
とが考えられます。
52
“
”再生モードの機能と使いかた
[スライドショー]画像を自動で次々に表示させる
画像を一定間隔で撮影した順に表示させます。
設定のしかた
1 電源を ON にしてモード切替ダイヤルを“
2 メニューボタンを押して、
3
4
”に合わせます。
モードメニュー画面を表示させます。
または
を押して[スライドショー]を選び、
を押します。
または
を押して[3 秒]または[10 秒]を
選択し、 を押すと、スライドショーが始まりま
す。
5 スライドショーを終わらせるときは、
を押します。
• メニューボタンを押しても終了できます。
53
“
”再生モードの機能と使いかた
[プリント]DPOF でプリントの設定をする
DPOF とは、デジタルカメラで撮影した画像を家庭用プリンタやプリント取扱店で
プリントするための規格です。
プリントする枚数の指定や日付の印字指定などの簡単な設定ができます。ご使用の
プリンタ、プリント取扱店が DPOF サービスに対応しているかご確認ください。
この機能については、お使いの DPOF 対応プリンタの取扱説明書も合わせてお読
みになってください。
• SD メモリーカードをライトプロテクトしている場合、この操作はお使いいただけません。
ライトプロテクト→ 12 ページ
プリント取扱店
DISP.
MENU
設定のしかた
1 電源を ON にしてモード切替ダイヤルを“ ”に合わせます。
2
または
を押してプリント設定をしたい画像を選びます。
3 メニューボタンを押して、 モードメニュー画面を表示させます。
4
5
6
54
または
押します。
を押して[プリント]を選び、
を
または
を押して[プリント枚数]を選び、
を押します。
または
す。
を押して枚数を決め、
を押しま
“
”再生モードの機能と使いかた
7
または
押します。
8
または
を押して[あり]または[なし]を
選び、 を押します。
9
または
を押して[実行]を選び、
たら、DPOF 設定は完了です。
を押して[日付印字]を選び、
を
を押し
55
“SET UP”セットアップモードの
機能と使いかた
日付の設定やメモリーカードのフォーマットなど、あると便利で大切な機能
がこのモードに集められています。
[液晶の明るさ]液晶モニターの明るさを変える
液晶モニターの明るさを調節します。
設定のしかた
1 電源を ON にしてモード切替ダイヤルを“SET UP”に合わせます。
2 [液晶の明るさ]を選び、
3
を押します。
または を押して明るさを選び、
ら、設定完了です。
を押した
+を選ぶと明るく、-を選ぶと暗くなります。
SET UP
56
“SET UP”セットアップモードの機能と使いかた
[日付設定]カメラに日付を設定する
“日付と時刻を合わせる”
(13 ページ)をご覧ください。
[オート OFF]電源を自動で OFF にして節電する
このカメラは、電源の切り忘れを防いで電池の消費を少なくするため、電源を ON
にしたまま放置しておくと数分後に電源が自動で OFF になるオート OFF 機能が付
いています。ここでは電源が OFF になるまでの時間が設定できます。
[1 分]
[3 分](初期設定)
[6 分]
カメラが使用されないでいると、1 分後、3 分後、6 分後に電
源が OFF になります。
* 再生モードとセットアップモードのときは、1 分後にオート OFF されます。
設定のしかた -[1分]に設定する場合
1 電源を ON にしてモード切替ダイヤルを“SET UP”に合わせます。
2
または
を押して[オート OFF]を選び、
を押します。
3
または
を押して[1 分]を選び、
たら、設定完了です。
SET UP
を押し
57
“SET UP”セットアップモードの機能と使いかた
〈“
/
” 撮影モードでお使いのときのご注意〉
“
/
”撮影モードでお使いのとき、“オート OFF”で設定した時間(または“しな
い”
)により、カメラは次のように作動します。
[オート OFF]を[1 分]、[3 分]
、[6 分]のいずれかに設定したとき
カメラを設定時間以上放置すると、カメラは 2 分間、休止の状態になります。
この間シャッターボタンを半押しするか他のボタンを押すと、撮影できる状態に戻りますが、
2 分を越えると電源が OFF になります。
1分
3分
6分
電源 ON で撮影モードになっていて、カメラが放置されている状態。
休止の状態。カメラは、レンズが出た状態で止まっているが、シャッターボタン
の半押しや他のボタンを押すことで撮影できる状態に戻る。
電源 OFF の状態。
SET UP
58
“SET UP”セットアップモードの機能と使いかた
[電子音]ボタンを押したときの音量(操作音)を調節する
[ON]
電子音(操作音)を ON にします。(起動音も ON になります。
)
[OFF]
電子音(操作音)を OFF にします。
(起動音も OFF になります。)
設定のしかた -[OFF]に設定する場合
1 電源を ON にしてモード切替ダイヤルを“SET UP”に合わせます。
または
します。
3
または
を押して[OFF]を選び、
たら、設定完了です。
を押して[電子音]を選び、
を押
を押し
SET UP
2
59
“SET UP”セットアップモードの機能と使いかた
[REC レビュー]撮影直後に画像を確認する
撮影直後、撮った画像を数秒間、表示させることができます。
[OFF]
撮影後の画像表示はありません。
[ON]
撮影後、画像が表示されます。
設定のしかた -[OFF]に設定する場合
1 電源を ON にしてモード切替ダイヤルを“SET UP”に合わせます。
2
3
または
を押して[REC レビュー]を選び、
を押します。
または
を押して[OFF]を選び、
たら、設定完了です。
を押し
[ビデオ出力]テレビのビデオ出力方式を選ぶ
テレビのビデオ出力方式は、NTSC(エヌティーエスシー)方式と PAL(パル)方
式の 2 種類が選べます。テレビの送受信方式は国によって違いますので、旅先でカ
メラをテレビにつなぐときは、その国の出力方式を設定してください。
• 日本国内では NTSC です。
設定のしかた -[PAL]に設定する場合
SET UP
60
1 電源を ON にしてモード切替ダイヤルを“SET UP”に合わせます。
2
または を押して[ビデオ出力]を選び、 を押します。
3
または を押して[PAL]を選び、 を押したら、設定完了です。
“SET UP”セットアップモードの機能と使いかた
[言語 LANGUAGE]メニューに表示する言語を選ぶ
[日本語]
[ENGLISH](英語)
[FRANCAIS ](フランス語)
[DEUTSCH](ドイツ語)
[ESPANOL](スペイン語)
[中文](中国語、簡体字)
設定のしかた -[ENGLISH]に設定する場合
1 電源を ON にしてモード切替ダイヤルを“SET UP”に合わせます。
2
または
を押して[言語 LANGUAGE]を選
び、 を押します。
3
または
を押して[ENGLISH]を選び、
押したら、設定完了です。
SET UP
を
61
“SET UP”セットアップモードの機能と使いかた
[フォーマット]メモリーカードを初期化する
新しいメモリーカードを使う前や画像を含む全てのデータを消したいときにお使い
ください。
フォーマットのしかた
1 電源を ON にしてモード切替ダイヤルを“SET UP”に合わせます。
2
3
または
を押して[フォーマット]を選び、
を押します。
または
を押して[実行]を選び、
と、フォーマットを始めます。
を押す
4 フォーマットが完了するとセットアップモードメ
ニュー画面に戻ります。
• プロテクトした画像も消えますのでご注意ください。
SET UP
62
“SET UP”セットアップモードの機能と使いかた
[連番リセット]画像データの名前を 0001 から始める
このカメラで撮影した画像は連続した番号が順にファイル名に付けられ、それらは
「100KCBOX」というフォルダーに保存されています。
連番リセットを実行すると、
「100KCBOX」の次に「101KCBOX」というフォル
ダーが作られ、以降撮影される画像のファイル名も新しく「0001」から番号が付
けられます。
撮影シーンごとにフォルダーを変えたいときなどに連番リセットは便利です。
新しいフォルダー
100KCBOX
101KCBOX
KIF_0001.JPG
KIF_0001.JPG
KIF_0002.JPG
KIF_0002.JPG
..
..
.
KIF_0003.JPG
..
..
.
• 作成できるフォルダーは「100KCBOX」~「999KCBOX」です。フォルダー番号をリセッ
トして「100KCBOX」に戻す場合は、メモリーカードを入れずに連番リセットを行い、
フォーマット済みのメモリーカードを入れて撮影してください。
連番リセットのしかた
1 電源を ON にしてモード切替ダイヤルを“SET UP”に合わせます。
3
または
を押して[連番リセット]を選び、
を押します。
または
を押して[実行]を選び、
たら、リセットは完了です。
を押し
SET UP
2
63
“SET UP”セットアップモードの機能と使いかた
[設定リセット]設定した機能を初期設定に戻す
設定したモードやメニューを初期設定に戻したいときは、このモードをお使いくだ
さい。
設定リセットのしかた
1 電源を ON にしてモード切替ダイヤルを“SET UP”に合わせます。
2
3
SET UP
64
または
を押して[設定リセット]を選び、
を押します。
または
を押して[実行]を選び、
たら、設定リセットは完了です。
を押し
付録
付録
仕様
形式 :
記録、再生、消去一体型デジタルスチルカメラ
記録媒体 :
SD メモリーカード、マルチメディアカード (MMC)
撮影枚数の目安と記録画素数
(16 MB SD メモリーカード使用時、同一モードで撮影された場合 ):
スーパーファイン
ファイン
ノーマル
エコノミー
動画
動画
2560 × 1920 ( 書き込み )
2048 × 1536
1024 × 768
640 × 480
320 × 240
160 × 120
約 18 枚
約 24 枚
約 73 枚
約 147 枚
約 240 秒
約 320 秒
画像形式 :
JPEG 標準準拠 (Exif ver2.2)、DCF 準拠
(Design rule for Camera File system)、DPOF 対応
有効画素 :
317 万画素
撮像素子 :
1/2.7 正方画素 インターレース読み出し方式 CCD
総画素数 334 万画素
レンズ :
f = 5.8mm ~ 17.4mm (35 mm カメラで 38 mm ~ 115 mm 相当 )
3 倍ズームレンズ、F2.8 ~ 4.7
撮影範囲 :
(CCD から )
約 64.5 cm*2 ~∞
露出制御/測光方式 :
評価測光
制御方式 :
プログラム AE
露出補正 :
+2.0 EV ~ -2.0 EV (1/3 ステップ )
絞り :
自動
自動露光範囲 :
LV6 ~ LV16
ホワイトバランス :
自動、太陽光、タングステン、曇天、蛍光灯
シャッター :
CCD 電子シャッター、絞り羽根独立プログラム電子シャッ
ター併用方式(2 秒~ 1/2000 秒)
焦点調整 :
ビデオフィードバック方式オートフォーカス
ファインダー :
実像式ズームファインダー
視野率 : 78% 以上 (3 m)
倍率 : 約 0.3 倍 ( 広角 ) ~ 約 0.8 倍 ( 望遠 )
ストロボ :
内蔵式、充電時間約 10 秒(新品電池、常温、当社測定基準に
よる)
撮影範囲 約 64.5 cm*2 ~ 2.5 m ( 広角時、AUTO)
*1: レンズ前面から約 20 cm の距離
*2: レンズ前面から約 60 cm の距離
付録
マクロモード : 約 24.5 cm*1 ~ 64.5 cm*2 ( 広角固定 )
65
付録
カメラモード :
付録
66
ストロボモード(自動発光モード、赤目軽減自動発光モード、
強制発光モード、発光禁止モード、夜景ポートレートモード)、
マクロモード、セルフタイマー、画質(スーパーファイン、
ファイン、ノーマル、エコノミー)
、露出補正、カラーモード
(カラー、白黒)、ホワイトバランス(自動、太陽光、タングス
テン、曇天、蛍光灯)
、感度(AUTO、ISO 200)
、電子ズーム
の ON/OFF、録画レビューの ON/OFF
動画モード :
セルフタイマー、画素数
再生モード :
プロテクト、全プロテクト、1 コマ消去 (1 枚ずつ )、全消去
( フォルダ ¥DCIM¥ のすべての画像を消去 )、スライドショー、
DPOF 設定
セットアップモード :
明暗調整、日付、メモリーカード初期化、自動電源オフ設定機
能と時間設定(カメラが自動的にオフになるまでの時間)、電
子音と REC レビューの ON/OFF、ビデオ出力方式の選択、表
示言語設定(日本語、英語、フランス語、ドイツ語、スペイン
語、中国語)、連番リセット、設定リセット
その他 :
PC モード ( 接続時に表示 )
液晶モニター :
1.5 形、12 万画素 TFT カラー液晶モニター内蔵
モニター画素数 : 494 × 242 画素
付録
< ディスプレイ >
液晶モニター表示 :
電池残量、カメラモードと動画モード設定状況 ( セルフタイ
マーモード、ストロボモード、マクロモード、ホワイトバラン
スモード、AE モード、フォーカス、感度 )、記録可能枚数、残
りの動画録画可能秒数、電子ズーム ( × 1.3 / × 1.6 / × 2.0 / ×
3.2)、日付 ( 電源 ON 時にのみ 3 秒間表示 )、フォーカスフレー
ム、SD メモリーカード書込保護状況 ( 書込保護有効時のみ表
示 )、記録画像 ( 静止画、動画 )、再生モード時の設定 ( 保護、
消去、すべて消去、スライドショー、DPOF 設定 )、セット
アップモード時 ( 液晶の明るさ、日付、初期化、オート OFF、
表示言語、連番リセット、設定リセット )
セルフタイマー LED
( 赤 ):
セルフタイマー動作、撮影完了
カードアクセス LED
( 橙 ):
カードまたは内蔵メモリーアクセス中
スタンバイ LED ( 緑 ):
合焦表示
警告 LED ( 赤 ):
ストロボ充電中
< 入力、出力 >
入出力コネクタ :
外部電源入力端子、USB 端子、ビデオ出力端子
< バッテリー電源 >
電源 :
単 3 形アルカリ乾電池、リチウム電池 (CR-V3)、単 3 形ニッケ
ル水素電池 ( 充電可 )、単 3 形ニッケル電池使用可能。外部電
源として専用 AC アダプター
バッテリー容量 :
録画可能枚数 ( ストロボ 50% 使用、2048 × 1536 モード ) 液
晶モニター ON 時約 70 画像、液晶モニター OFF 時約 80 画像、
連続再生時間約 50 分間 ( 液晶モニター使用 )
( これらの値は新品電池、常温、付属の単 3 形アルカリ乾電池
使用、当社測定基準による )
< その他 >
動作温度 :
0 ℃~ 45 ℃
サイズ :
111 ( 幅 ) × 55 ( 高さ ) × 33 ( 奥行き ) mm ( 突起部含まず )
重量 :
約 160 g ( メモリーカードと電池を除く )
付録
* 仕様・外観の一部を予告なく変更することがありますので、ご了承ください。
67
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