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平成 28 年 9月 4日(日)
-シリーズ- 「尾駮の駒・牧の背景を探る」 六ヶ所村 青 森 県 「 “尾駮の駒”にみる、王朝歌人の心象風景と かん ば 日本在来馬・悍馬の実態」 平成 28 年 9月 4日(日) (午前 10 時 30 分~午後3時 50 分まで) 「雅楽・みちのく楽舎」による ◇基調講演① (11:00~ 60 分) 「“尾駮の駒”を歌語までに高めた ◇オープニングアクト (10:40~ 15 分) らんりょうおう 管絃舞楽 王朝歌人の東北心象風景」 左方の舞「蘭 陵 王 」 富山大学・聖徳大学名誉教授 ◇民俗郷土芸能「倉内神楽」 (13:00~ 15 分) ◇パネルディスカッション (14:25~ 60 分) ◇エンディングアクト (15:35~ 15 分) 山口 博 氏 ◇基調講演② (13:20~ 60 分) 「日本前近代の馬 -尾駮の駒によせて-」 國學院大学・和洋女子大学講師 朗詠・管絃演奏 かしん 近藤 好和 氏 こんじゅのは 「嘉辰」&「胡飲酒破」 「尾駮の牧」 歴史研究会 推奨! 「おぶちの牧」弁当、 ご賞味あれ! ◇六ヶ所村文化交流プラザ・ スワニー(大ホール) ◇入場料 無料 電話 0175-72 -2477 ◇主催/ 六ヶ所村「尾駮の牧」歴史研究会 <ホームページアドレス obuchinomaki.com> -松- 1,500 円 ◇会長携帯№:090-3752-0935 〈協賛〉六ヶ所村まちづくり協議会・㈱北商物産・トーヨー工業㈱・(有)平成運送 〈後援〉六ヶ所村・六ヶ所村教育委員会・一般財団法人 六ヶ所村文化振興公社(協賛)・六ヶ所村立郷土館・21 六ヶ所村を考える会 青森県文化財保護協会・公益財団法人 馬事文化財団・一般財団法人 賀茂県主同族会・賀茂競馬保存会・青森市教育委員会 八戸市教育委員会・弘前市教育委員会・十和田市教育委員会・三沢市教育委員会・七戸町教育委員会・野辺地町教育委員会 六戸町教育委員会・おいらせ町教育委員会・東北町教育委員会・横浜町教育委員会・東奥日報社・デーリー東北新聞社 六ヶ所村「尾駮の牧」歴史研究会 「六ヶ所村 歴史フォーラム 2016」開催実施要項 1.目 的 当会設立以来の研究テーマである、当地が“尾駮の牧”の比定地であり、平安時代、馬の交易によ って京の都とつながっていたのではないかという歴史的背景へ、より具体的且つ学術的に近づくため、 村外の著名な講師陣をお招きし、その専門的な立場から意見を述べてもらい、その学術的研鑽を、後 世への知的財産として蓄積することを目的として開催する。併せて、当村の薫り高い歴史文化の新た な側面を、村内外へ情報発信することを目的とする。 2.発表の要旨 今フォーラムも、シリーズ化した「尾駮の駒・牧」の背景に迫るべく、特にも今年のテーマは、王 朝歌人が数多くの陸奥(みちのく)の歌枕を生み出したとされる中で、“尾駮の駒”が歌語にまで高め られ定着したその背景と、時の“尾駮の駒”と日本在来馬との関係を考察するべく、日本前近代の馬 と馬具がどのような位置づけにあったのか、またその特質・特性を探るべく、古代文学研究の立場と 歴史学研究のそれぞれの立場から詳細に検証してもらい、その実態に迫って見るものである。 そこで、基調講演①「 “尾駮の駒”を歌語にまで高めた王朝歌人の東北心象風景」では、古代、陸 奥(みちのく)は東国に含まれ、当時の王朝人の東国観は冷酷であった。しかし、そう見下す反面、数 多くの歌枕に見るように「陸奥の奥ゆかしくぞ思ほゆる」との憧憬の念も抱いていた。歌語にまで高 められた「尾駮の駒」が、王朝歌人の心象風景に定着した理由とは…? また、基調講演②「日本前近代の馬-尾駮の駒によせて-」では、馬という動物の生物学的特性を 導入とし、人類の馬使用の歴史のなかで日本前近代の馬と馬具がどのような位置づけにあったのかを 探る。特に日本在来馬は小型であるとよくいわれるが、馬という種全体で考えれば、けっして小型で はなく気性の荒い悍馬(かんば)であったことを、文献や絵画資料などを通じて詳細に報告してもらう。 そして最後に、パネルディスカッションとして、テーマ「尾駮の駒・牧の背景を探る -“尾駮の 駒”にみる、王朝歌人の心象風景と日本在来馬・悍馬の実態-」として、王朝歌人が歌語にまで高め た背景と日本在来馬・悍馬の実態についてディスカッションする。 3.開催日時 4.会 場 5.入 場 料 6.主 催 者 平成28年 9月 4日(日) 午前10時30分~午後3時50分まで 六ヶ所村文化交流プラザ・スワニー「大ホール」 無 料 六ヶ所村「尾駮の牧」歴史研究会 7.主な日程と内容 10:30 ~ 10:35 :35 ~ :40 10:40 ~ 10:55 (10:55~11:10) 11:00 ~ 12:00 (12:00~13:00) 13:00 ~ 13:15 13:20 ~ 14:20 (14:20~14:25) 14:25 ~ 15:25 (15:25~15:35) 15:35 ~ 15:50 「六ヶ所村 歴史フォーラム 2016」 1.主催者挨拶 2.来賓祝辞 3.オープニングアクト(15 分) 管絃舞楽・左方の舞「蘭陵王 (らんりょうおう)」 〔 休憩 5 分 〕 4.基調講演①(60 分) 研究テーマ「“尾駮の駒”を歌語にまで高めた王朝歌人の東北心象風景」 (富山大学・聖徳大学名誉教授:山口 博 氏) 〔 昼食 60 分 〕 5.民俗郷土芸能「倉内神楽」(15 分)〔倉内神楽保存会〕 6.基調講演②(60 分) 研究テーマ「日本前近代の馬-尾駮の駒によせて-」 (國學院大学、和洋女子大学講師:近藤 好和 氏) 〔 休憩 5 分 〕 7.パネルディスカッション(60 分)※内、質疑応答 15 分 〔 休憩 10 分 〕 8.エンディングアクト(15 分) 朗 詠「嘉辰(かしん)」 管絃演奏「胡飲酒破(こんじゅのは)」