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第72期 報 告 書
第 72 期 報告書 北海道中央バス株式会社 株主の皆様へ 株主の皆様には、平素より格別のご高配を賜り、厚くお礼申しあげます。 ここに第72期報告書をお届けするにあたり、一言ご挨拶を申しあげます。 当連結会計年度におけるわが国経済は、消費増税に伴う駆け込み需要の反動減等の影響があった ものの、企業業績の向上を背景に、雇用・所得環境が改善し個人消費が底堅く推移する等、回復基 調が続きました。道内の経済においても、アジアを中心とした外国人観光客の増加により、観光は 好調さを維持する等、緩やかに回復しております。 このような経営環境の中、当社グループは、地域社会に密着した営業活動を積極的に展開すると ともに、収支改善や経営体質の強化等に取り組んでまいりました結果、別掲のとおりの業績となり ました。 当社グループを取り巻く環境は、少子高齢化が加速し、生産年齢人口の減少による人手不足が深 刻化し、幅広い業種で人材確保が難しい状況でありますが、バス乗務員等の人員確保を重要な経営 課題として捉え、その対策に積極的に取り組んでまいります。 乗合運送事業では、利用者ニーズの的確な把握に努めるとともに、過疎化が進む地方の生活路線 の維持に関し、 「交通政策基本法」を踏まえ、関係自治体等と協議をしながら、地域公共交通の役割 を果たしてまいります。 貸切運送事業では、安全に係わるコストを反映した新運賃・料金制度に基づき、適正な運賃・料 金を収受し、安定した事業基盤の確立を目指してまいります。 ※このグループ五訓は中央バスグループの 統一社是です。 また、増加する外国人観光客の受入れ体制をより一層整備・充実するとともに、当社グループ内 外の各種情報を収集・分析し、関連する事業において収益基盤の強化に役立ててまいります。さら に、平成28年3月の新函館北斗駅までの北海道新幹線開業により、道内への観光客の増加が見込ま れます。関係自治体・地域等と連携を図りながら、地域の観光振興への関わりをしっかり持ち経営 にあたってまいります。 目 次 株主の皆様へ………………………………… 2 安全輸送と環境への取り組み…………… 11 中央バスグループの概要…………………… 3 関連事業のご案内………………………… 12 営業の概況…………………………………… 4 会社概要…………………………………… 13 連結財務諸表………………………………… 7 株主優待制度のご案内…………………… 14 なお、平成27年6月26日開催の株主総会終了後の取締役会において、執行役員制度を導入する こととし、経営の意思決定の迅速化と業務執行の効率化を図ってまいります。 これからも北海道の地域に根ざした企業集団として、 「地域社会との絆」を大切にしながら、安 全・安心なサービス・商品を提供し、地域社会の発展に貢献するべく弛まぬ努力を重ねてまいります。 株主の皆様におかれましては、今後とも一層のご支援、ご協力を賜りますようお願い申しあげます。 平成27年7月 個別財務諸表………………………………… 9 代表取締役社長 1 2 牧野 和夫 中央バスグループの概要 営業の概況 バス事業 公衆浴場業 湯めごこち 南郷の湯 建設業 介護福祉事業 サービス付き高齢者向け住宅 「マイラシーク塩谷」 清掃・警備業 物品販売業 北海道中央バスグループ 旅客自動車運送事業 乗合運送事業は、札幌市内線では、利用者増加に対応した運行便数の増回、都市間高速バス では、一部路線における女性専用車の運行、また、外国人利用客が増加している定期観光バス では、外国語対応を強化する等、様々な需要喚起策を実施いたしました。さらには、「お客様 ご意見・ご要望デスク」に寄せられた意見等を踏まえ、利便性向上に引き続き努めました。こ HOKKAIDO CHUO BUS GROUP 不動産事業 自動車教習所 中央バス自動車学校 れらのほか、小樽市敬老優待乗車制度の事業者負担の軽減等による増収があったものの、消費 増税に伴う平成26年3月の乗車券の駆け込み購入の反動減、プリペイドカード乗車券の発売終 了等の影響により減収となりました。 観光・旅行事業 I T サービス業 ニセコアンヌプリ国際スキー場 小樽天狗山スキー場 いこいの湯宿 いろは コストを反映した新運賃・料金制度 飲食業 保険代理店業 この結果、売上高は21,276百万 グループ16社 北海道中央バス株式会社 不動産 観光 飲食 公衆 浴場 ニセコバス株式会社 バス 株式会社泰進建設 建設 介護 福祉 中央バス観光開発株式会社 不動産 観光 藤信建設株式会社 建設 バス 空知中央バス株式会社 バス 勝井建設工業株式会社 警備 株式会社中央バス 自動車学園 建設 中央バス商事株式会社 教習所 物品 販売 株式会社シィービーツアーズ 旅行 中央ビルメンテナンス 株式会社 清掃 札幌第一観光バス株式会社 の適用もあり、前年並みの売上高を 確保しました。 ワインカフェ・ワインショップ小樽バイン はなまるうどん 札幌南郷店 長崎ちゃんぽん リンガーハット バス 貸切運送事業は、減車の影響がありましたが、平成26年4月から開始された安全に係わる 中央バスビジネスサービス 株式会社 砂川ハイウェイオアシス管理 株式会社 不動産 円(前連結会計年度比0.5%減)、バ ス燃料費の減少等により営業利益は 570百万円(同13.9%増)となり ました。 中央バス総業株式会社 物品 販売 中央振興株式会社 保険 代理 IT 3 4 営業の概況 営業の概況 建設業 観光事業 建設業は、受注高では民間工事で大きく減少しましたが、繰越工事の進捗により完成工事高 は増加しました。 この結果、売上高は10,325百万円(前連結会計年度比11.4%増)となりましたが、受注 競争の激化により利益率が低下し、営業利益は181百万円(同51.6%減)となりました。 ニセコアンヌプリ国際スキー場は、ニセコ地区の良質な雪質に対する世界的な人気の高まり や円安効果等により、外国人スキー客が増加しました。小樽天狗山スキー場は、イベント開催 効果や外国人観光客の増加により来場者が増加しました。ホテルニセコいこいの村は、イン ターネット販売の強化により外国人宿泊客が増加しましたが、道内団体宿泊客が減少しました。 この結果、売上高は864百万円(前連結会計年度比7.2%増)となりましたが、スキー場施 設の大型補修の発生により、117百万円の営業損失(前連結会計年度は44百万円の営業損失) となりました。 清掃業・警備業 清掃業・警備業は、低価格競争が続く中、新規契約の獲得等により前年並みの売上高を確保 しました。 この結果、売上高は2,737百万円(前連結会計年度比0.1%増)となりましたが、人件費の 増加等により、営業利益は63百万円(同7.6%減)となりました。 不動産事業 その他の事業 飲食業は、消費増税による消費の冷え込みや天候不順の影響等により、減収となりました。 介護福祉事業は、平成26年1月から運営を開始した複合型サービス事業所の収益が寄与し、増 収となりました。旅行業は、企画商品の集客不振等により、減収となりました。 この結果、売上高は3,812百万円(前連結会計年度比15.4%減)、営業利益は66百万円 (同22.2%減)となりました。 不動産事業は、テナントの解約等により賃貸収入が減少しましたが、仲介収入が増加しました。 この結果、売上高は859百万円(前連結会計年度比1.2%増)、修繕費の増加等により営業 利益は373百万円(同1.2%減)となりました。 ニセコアンヌプリ国際スキー場 5 マイラシーク塩谷 6 連結財務諸表 連結財務諸表 連結貸借対照表 科目 (単位:千円) 前連結会計年度 当連結会計年度 流動資産 13,155,158 8,041,506 4,762,413 受取手形及び売掛金 3,929,278 4,028,908 有価証券 100,000 2,299,857 たな卸資産 214,989 267,301 繰延税金資産 136,790 154,996 その他 736,408 245,876 △ 固定資産 3,815 △ 6,048,925 2,361,697 2,209,451 未払費用 454,330 449,274 未払消費税等 179,652 526,074 未払法人税等 421,255 127,552 前受金 526,178 313,587 賞与引当金 189,010 185,206 建物及び構築物 機械及び装置 車両運搬具 工具器具及び備品 土地 建設仮勘定 無形固定資産 6,236 − 53,447 2,178,094 19,750,515 20,587,567 固定負債 4,018,183 4,092,101 4,780,495 4,688,309 154,786 276,771 380,212 358,016 3,029,218 2,960,970 3,711,741 4,655,129 280,884 295,136 175,939 183,297 10,699,930 10,701,805 2,195 1,008 5,459,514 3,482,781 5,028,701 長期貸付金 19,066 20,027 長期前払費用 34,878 33,436 繰延税金資産 87,119 81,446 269,344 322,437 △ 4,830 1,951,725 3,866,166 その他 工事損失引当金 その他 173,580 投資有価証券 完成工事補償引当金 1,313 115,937 投資その他の資産 支払手形及び買掛金 26,220,662 23,732,619 有形固定資産 資産合計 6,088,681 流動負債 11,758,040 現金及び預金 貸倒引当金 当連結会計年度 (平成26年3月31日現在)(平成27年3月31日現在) 負債の部 資産の部 貸倒引当金 前連結会計年度 科目 (平成26年3月31日現在)(平成27年3月31日現在) 27,023 36,887,778 △ 繰延税金負債 退職給付に係る負債 役員退職引当金 その他 553,294 559,222 負債合計 10,106,864 10,141,026 純資産の部 株主資本 26,223,174 26,930,870 資本金 2,100,000 2,100,000 資本剰余金 751,101 751,101 利益剰余金 24,554,783 25,264,031 △ 1,182,709 △ 1,184,261 その他の包括利益累計額 389,077 718,569 その他有価証券評価差額金 712,794 1,092,395 自己株式 退職給付に係る調整累計額 少数株主持分 26,535 37,978,703 7 △ 323,717 △ 373,825 連結損益計算書(要旨) ( 科目 前連結会計年度 )( 当連結会計年度 ) 平成25年4月 1 日から 平成26年3月31日まで 平成26年4月 1 日から 平成27年3月31日まで 36,003,965 32,322,224 3,681,740 2,325,328 1,356,411 130,727 3,913 1,483,225 715,311 819,752 1,378,784 562,770 △ 80,235 896,250 9,917 886,333 36,801,185 33,305,371 3,495,814 2,360,911 1,134,902 143,028 8,020 1,269,910 73,946 102,966 1,240,890 379,028 △ 12,841 874,703 20,075 854,628 売上高 売上原価 売上総利益 販売費及び一般管理費 営業利益 営業外収益 営業外費用 経常利益 特別利益 特別損失 税金等調整前当期純利益 法人税、住民税及び事業税 法人税等調整額 少数株主損益調整前当期純利益 少数株主利益(控除) 当期純利益 連結キャッシュ・フロー計算書(要旨)(単位:千円) (単位:千円) 連結株主資本等変動計算書 当期首残高 資本剰余金 2,100,000 751,101 前連結会計年度 )( 当連結会計年度 平成26年4月 1 日から 平成27年3月31日まで 3,286,017 2,029,681 投資活動によるキャッシュ・フロー △ 972,083 △ 1,829,689 財務活動によるキャッシュ・フロー △ 147,807 △ 2,166,126 52,559 現金及び現金同等物の期首残高 4,243,430 6,409,557 現金及び現金同等物の期末残高 6,409,557 6,462,117 当連結会計年度(平成26年4月1日から平成27年3月31日まで) (単位:千円) その他の包括利益累計額 自己株式 株主資本 合計 24,554,783 △1,182,709 26,223,174 利益剰余金 147,432 現金及び現金同等物の増減額 退職給付に その他 係る調整 有価証券 累計額 評価差額金 712,794 △ 323,717 ) 平成25年4月 1 日から 平成26年3月31日まで 営業活動によるキャッシュ・フロー 株主資本 資本金 ( 科目 少数株主 その他の 持分 包括利益 累計額合計 389,077 168,661 純資産 合計 26,780,913 当期変動額 剰余金の配当 当期純利益 自己株式の取得 △ 145,380 △ 145,380 854,628 854,628 △ 1,551 △ 188,236 純資産合計 26,780,913 27,837,676 当期変動額合計 負債及び純資産合計 36,887,778 37,978,703 当期末残高 - - 2,100,000 751,101 709,247 △ 854,628 1,551 株主資本以外の項目の 当期変動額(純額) 168,661 △ 145,380 △ 379,600 △ 50,108 329,491 19,575 1,551 349,066 1,551 707,695 379,600 △ 50,108 329,491 19,575 1,056,762 25,264,031 △1,184,261 26,930,870 1,092,395 △ 373,825 718,569 188,236 27,837,676 8 個別財務諸表 個別財務諸表 貸借対照表 科目 (単位:千円) 第71期 第72期 科目 (平成26年3月31日現在)(平成27年3月31日現在) 負債の部 流動負債 買掛金 未払金 未払費用 未払消費税等 未払法人税等 前受金 預り金 その他 固定負債 長期借入金 繰延税金負債 退職給付引当金 役員退職引当金 その他 負債合計 純資産の部 株主資本 資本金 資本剰余金 資本準備金 利益剰余金 利益準備金 その他利益剰余金 土地圧縮積立金 その他資産圧縮積立金 特別償却準備金 配当準備積立金 別途積立金 繰越利益剰余金 自己株式 評価・換算差額等 その他有価証券評価差額金 純資産合計 負債及び純資産合計 資産の部 流動資産 5,883,756 5,913,040 現金及び預金 3,728,051 2,209,033 売掛金 1,185,002 1,123,054 有価証券 100,000 2,299,857 貯蔵品 120,342 94,455 77,028 75,494 30,000 30,000 646,119 81,728 繰延税金資産 短期貸付金 その他 貸倒引当金 △ 固定資産 有形固定資産 建物 2,788 △ 583 21,883,404 24,357,400 17,065,543 17,876,045 3,218,487 3,172,133 構築物 676,328 640,204 機械及び装置 386,490 360,122 3,630,296 4,558,643 車両運搬具 工具器具及び備品 124,372 120,102 9,027,373 9,023,832 建設仮勘定 2,195 1,008 無形固定資産 62,053 122,598 51,783 114,307 電話加入権 8,661 6,835 施設利用権 1,535 1,454 土地 ソフトウェア その他 投資その他の資産 74 − 4,755,807 6,358,756 投資有価証券 3,155,387 4,676,759 関係会社株式 1,523,634 1,543,181 長期前払費用 23,053 26,688 その他 68,169 119,425 貸倒引当金 資産合計 △ 14,437 27,767,161 △ 7,298 30,270,441 9 第71期 第72期 (平成26年3月31日現在)(平成27年3月31日現在) 3,261,133 666,999 96,644 282,222 64,780 292,000 156,912 615,554 1,086,021 2,959,022 − 420,918 1,893,152 148,377 496,575 6,220,156 3,370,159 571,782 145,751 273,887 299,903 66,935 95,267 569,683 1,346,946 4,504,787 1,400,000 623,260 1,820,634 157,146 503,747 7,874,947 20,838,112 2,100,000 751,101 751,101 18,719,674 525,000 18,194,674 975,602 468,020 33,978 393,000 13,800,000 2,524,074 △ 732,663 708,891 708,891 21,547,004 27,767,161 21,310,520 2,100,000 751,101 751,101 19,193,634 525,000 18,668,634 1,025,439 462,392 14,912 393,000 13,800,000 2,972,890 △ 734,215 1,084,973 1,084,973 22,395,494 30,270,441 損益計算書(要旨) 科目 売上高 売上原価 売上総利益 一般管理費 営業利益 営業外収益 営業外費用 経常利益 特別利益 特別損失 税引前当期純利益 法人税、住民税及び事業税 法人税等調整額 当期純利益 (単位:千円) 第71期 ( )( ) 平成26年4月 1 日から 平成27年3月31日まで 22,152,004 20,556,990 1,595,013 909,503 685,510 91,301 − 776,812 688,125 887,965 576,972 396,224 △ 97,210 277,958 21,505,153 20,026,095 1,479,058 902,271 576,786 134,523 1,621 709,688 338,284 99,312 948,659 251,971 77,348 619,339 株主資本等変動計算書 第72期(平成26年4月1日から平成27年3月31日まで) 資本剰余金 資本金 当期首残高 第72期 平成25年4月 1 日から 平成26年3月31日まで 2,100,000 資本 準備金 751,101 資本 剰余金 合計 751,101 (単位:千円) 株主資本 利益剰余金 その他利益剰余金 利益 利益 剰余金 準備金 土地圧縮 その他資産 特別償却 配当準備 別途 繰越利益 合計 積立金 圧縮積立金 準備金 積立金 積立金 剰余金 525,000 975,602 468,020 33,978 393,000 13,800,000 評価・換算差額等 自己 株式 その他 有価証券 評価 差額金 株主 資本 合計 2,524,074 18,719,674 △ 732,663 20,838,112 708,891 評価・ 換算 差額等 合計 純資産 合計 708,891 21,547,004 当期変動額 剰余金の配当 △ 145,380 △ 145,380 土地圧縮積立金の積立て 49,837 △ 145,380 △ 145,380 △ 49,837 - - - その他資産圧縮積立金の積立て 23,357 △ 23,357 - - - その他資産圧縮積立金の取崩し △ 28,985 28,985 - - - - 特別償却準備金の積立て 677 特別償却準備金の取崩し △ 19,742 △ 当期純利益 677 - - 19,742 - - - 619,339 619,339 619,339 619,339 自己株式の取得 △ 1,551 △ 1,551 株主資本以外の項目の当期変動額(純額) 当期変動額合計 当期末残高 - - - - 2,100,000 751,101 751,101 525,000 49,837 △ 5,628 △ 19,065 1,025,439 462,392 10 14,912 - - 393,000 13,800,000 △ 1,551 376,081 376,081 376,081 472,407 376,081 376,081 848,489 2,972,890 19,193,634 △ 734,215 21,310,520 1,084,973 448,815 473,959 △ 1,551 1,084,973 22,395,494 安全輸送と環境への取り組み 関連事業のご案内 安全輸送に関する取り組みについて 「運輸安全マネジメント」の導入以来、定期的な評価を受けながら、「安全方針」や「輸送安全管理規程」 などの見直しを行ってまいりました。また、現在、二つ星の評価をいただいております、日本バス協会の 「貸切バス事業者安全性評価認定制度」 (セーフティバス)について三つ星への更新申請を行い、審査を受け ているところであります。 「安全最優先」の理念の下、より“安全・安心なバス”を目指し、事業用バス「総合 安全プラン2009」の目標を踏まえ、事故防止重点目標を数値で明確にし、輸送の安全に関する目標の達成 に向け取り組んでおります。 平成25年度から、従来の事故防止対策に加え、「車内人身事故防止」「交差点右左折時の車外人身事故防 止」を、最重点取組み実施2項目に設定し、重点的な事故防止対策を実施しておりますが、平成26年度に おいては、年度当初に設定した事故防止目標の一部を達成することができませんでした。平成27年度には、 「安全方針」に“人命尊重”を新たに明示し、事故防止最重点取組み実施2項目を始めとした事故防止策をさら に強力に推進することにより、安全風土の定着を図るとともに、輸送の安全性のさらなる向上に努めてまい ります。 環境への取り組みについて ●グリーン経営認証の取得 ●ペイントバスやステッカーでPR 記営業所が交通エコロジー・モビリティ財団 下 による「グリーン経営認証」を取得しています。 北海道中央バス ニセコバス 札幌第一観光バス 空知中央バス 「BUS DE ECO.」(バスでエコ)と車体に塗 装されたペイントバスを運行しているほか、社 内公募により決定したキャッチフレーズ「身近 なバスで…エコライフ」のステッカーを車体に 掲出し、バスが地球環境にやさしい乗り物であ ることを広くPRしています。 真栄営業所、西岡営業所、石狩営業所、 大曲営業所 本社営業所 本社営業所 深川営業所 小樽天狗山ロープウエイ・小樽天狗山スキー場 小樽のシンボル的存在の小樽天狗山。日本の代表的な観光地の魅力を評価する「ミシュラン・グリーンガイド・ ジャポン」にも1つ星で紹介されました。通年、ロープウエイを運行しており、山頂からは箱庭のような市街を 一望でき、夜景は「北海道三大夜景」と言われる絶好のビューポイントです。また、冬はスキー場として市民や スキーヤーに親しまれております。山頂には、全国の天狗の面を集めた「天狗の館」や、鼻をなでると願い事が 叶うという伝説の「鼻なで天狗」 、草原を滑走する「天狗山スライダー」 、 「スキー資料館」 、 「リス公園」 、 「展望レ ストラン」などがあります。四季を通じてお楽しみいただける天狗山で想い出に残るひとときをお過ごしください。 ■所在地:小樽市最上2丁目16番15号 ■お問い合わせ先:0134−33−7381 ニセコアンヌプリ国際スキー場・いこいの湯宿 いろは ニセコでは最大級の規模を誇るゲレンデがあり、世界に誇るパウダースノーを楽しむことができます。また、 ゴンドラは夏から紅葉が見ごろの秋にかけて運行しており、登山やトレッキングが楽しめます。スキー場に隣 接するホテルニセコいこいの村を全面改装し、平成27年6月に「いこいの湯宿 いろは」としてリニューアル オープンしました。和と洋が調和したモダンな雰囲気を楽しむことができ、地元食材を使った四季折々の料理 をご用意。全室にWi-fiも完備し、様々な旅のニーズにお応えします。皆様のご来館をお待ちしております。 ■所在地:虻田郡ニセコ町字ニセコ485番地・477番地 ■お問い合わせ先:0136−58−2080(ニセコアンヌプリ国際スキー場) 0136−58−3111(いこいの湯宿 いろは) ワインカフェ・ワインショップ 小樽バイン 小樽市の歴史的建造物に指定されている店舗で、時代の流れを感じながら旬の地場食材を使ったパスタやピザ 等の美味しいメニューと道産ワインが楽しめます。また、ショップではオリジナルワインほか、お土産を販売 しております。落ち着いた雰囲気の中で、くつろいだ時間をお過ごしください。 ■所在地:小樽市色内1丁目8番6号(日銀金融資料館斜め向かい) ■お問い合わせ先:0134−24−2800 湯めごこち 南郷の湯・はなまるうどん 札幌南郷店 建物の外観は明治45年建造の当社本社をイメージし、ゆったりとした落ち着いた雰囲気で、バリアフリーと なっております。敷地内には本場讃岐うどんを手軽にお楽しみいただける「はなまるうどん札幌南郷店」があ ります。本場讃岐のうどんが、一杯130円から。スタッフ一同、笑顔で、皆様のご来店をお待ちしています! ■所在地:札幌市白石区南郷通14丁目北3番地 ■お問い合わせ先:011−846−4126(南郷の湯) 011−846−8700(はなまるうどん) 長崎ちゃんぽん リンガーハット 昭和49年、長崎県宿町の1号店開店以来、現在では、全国約500店舗を展開する長崎ちゃんぽんの専門店です。 当社では、平成23年6月の苫小牧店オープンを皮切りに現在5店舗を運営しております。手ごろな価格であり ながら、国産野菜のみを使用する等、食の安全・安心にも積極的に取り組んでいます。塩風味の白濁スープは、 濃厚でありながら、すっきりとした味わいで、歯ごたえのある中太麺とよく絡みます。是非、ご賞味ください。 (当社直営5店舗) ●アリオ札幌店 ℡:011−733−5122 ●イオン発寒店 ℡:011−668−0855 ●イオン苗穂店 ℡:011−788−1103 ●イオン苫小牧店 ℡:0144−52−1166 ●イオン旭川西店 ℡:0166−46−8266 サービス付き高齢者向け住宅 マイラシーク塩谷 「自分らしく生きる いつまでも安心の“わが家”」をコンセプトに、お住まいになる方が安心して暮らし続けら れるよう、毎日の安否確認や生活相談、専門の調理スタッフによるバランスのとれた食事のほか、併設の事業 所による各種の介護、看護サービス等を提供しております。また、バリアフリー化された建物内には、設備等 を自由に利用できる共同生活スペースを設けており、健康で充実したシニアライフをお過ごしいただけます。 なお、平成28年度には、「マイラシーク」ブランドとして2棟目となる「マイラシーク南郷」を開業予定です。 ■所在地:小樽市塩谷2丁目2番21号(国道5号線沿い) ■お問い合わせ先:0134−64−1185 11 12 会 社 概 要 (平成27年3月31日現在) 株主優待制度のご案内 商 号 北海道中央バス株式会社 株式の状況(平成27年3月31日現在) 設 立 昭和19年1月27日 発行可能株式総数 60,000,000株 金 21億円 発行済株式の総数 31,460,000株 主要な事業内容 旅客自動車運送事業、不動産事業、飲 食業、ホテル業、公衆浴場業 株 従 数 資 本 主 数 1,582名 下記発行基準日の最終の株主名簿に記録された株主の皆様に、ご所有株式数に応じて、株主優待割引券または株主優待乗車 証引換券及び株主優待利用券を発行いたします。 1. 株主優待割引券 ◦株主優待乗車運賃半額券 所有株式数 発行枚数 優待内容 1,000株以上3,000株未満 30枚(年間 60枚) 1,740名 3,000株以上5,000株未満 60枚(年間120枚) バ ス 車 両 数 1,179両 5,000株以上7,000株未満 90枚(年間180枚) 免 許 路 線 粁 5,140粁 業 員 中央バスホームページのご案内 7,000株以上9,900株未満 執 行 役 員 執 行 役 員 執 行 役 員 執 行 役 員 執 行 役 員 平 尾 一 彌 牧 野 和 夫 加 藤 幸 嗣 今 雅 基 児 玉 康 大 森 正 昭 橋 本 雄 二 二階堂 恭 仁 戸 井 宣 夫 岡 田 浩 司 泉 山 利 彦 平 間 俊 一 冨 岡 公 治 森 川 潤 一 柴 久 菊 安 阿 (1)株主優待乗車運賃半額券1枚で、1名様の乗合バス運賃を、バス車内で現金によるお支 払いに限り半額といたします。 (端数は10円単位に切り上げさせていただきます。 ) ・高速バス路線(全区間) ・予約制長距離路線・共同運行路線・定期観光路線・期間限定路線を除く、当社及 び当社グループ会社の乗合バス路線でご使用いただけます。 (2)株主優待乗車運賃半額券15枚で、当社が指定する高速バス路線のみ、当社ターミナル 等の窓口でご購入する場合に限り、普通乗車券1枚または往復乗車券1枚を半額といた 120枚(年間240枚) します。 (端数は10円単位に切り上げさせていただきます。 ) ◦株主優待高速バス路線半額割引券 役 員(平成27年6月26日現在) 代表取締役 会 長 代表取締役 社 長 取 締 役 専務執行役員 取 締 役 専務執行役員 取 締 役 常務執行役員 取 締 役 常務執行役員 取 締 役 常務執行役員 取 締 役 常務執行役員 取 締 役 取 締 役 取 締 役 常勤監査役 監 査 役 監 査 役 下記の(1)または(2)いずれかの方法で優待割引いたします。 田 郷 井 田 部 隆 智 隆 一 所有株式数 発行枚数 優待内容 9,900株以上19,800株未満 2枚(年間4枚) 株主優待高速バス路線半額割引券1枚で、当社が指定する高速バス路線のみ、当社ターミ ナル等の窓口でご購入する場合に限り、普通乗車券1枚または往復乗車券1枚を半額とい たします。 (端数は10円単位に切り上げさせていただきます。 ) 2. 株主優待乗車証 当社株式9,900株以上を所有する株主の皆様に対して、9,900株につき優待乗車証引換券1枚を送付いたします。 乗車証は、引換券と引換えに、下記のとおり発行いたします。 引換券1枚 1路線(または地域市内線)乗車証1枚を発行いたします。 (ただし、高速バス路線を除きます。 ) 引換券2枚 1路線(高速バス路線)乗車証1枚を発行いたします。 引換券4枚 全路線乗車証1枚を発行いたします。 ・当社及び当社グループ会社路線に適用いたします。 ・予約制長距離路線、共同運行路線、定期観光路線、期間限定路線ではご使用になれません。 ただし、高速バス路線のうち、札幌-旭川間、札幌-小樽間、札幌-室蘭間、札幌-苫小牧間、札幌市内各地-新千歳空港間は、当社運行便についてのみご乗車いただけます。 ・乗車証は記名式で、記名者ご本人様のみご使用可能です。 3. 株主優待利用券(1,000株以上ご所有の株主様) ・お食事ご優待券(1,000円相当) 1枚 <使用可能店舗> ワインカフェ小樽バイン、はなまるうどん札幌南郷店、長崎ちゃんぽんリンガーハット (アリオ札幌店・イオン発寒店・イオン苗穂店・イオン苫小牧店・イオン旭川西店) 当社では、ホームページで、路線案内や時 刻表、中央バスからのお知らせ等、様々な 情報を提供しております。是非ご覧ください。 夫 廣 則 徹 三 http://www.chuo-bus.co.jp/ ・小樽天狗山スキー場またはニセコアンヌプリ国際スキー場リフト券(8時間券)ご優待引換券 2枚 ※スキー場リフト券は、夏期間はロープウェイまたはゴンドラ往復乗車券と引換えいたします。 ・定期観光バスご優待券(1,000円相当) 1枚 ・ニセコ温泉郷「いこいの湯宿 いろは」日帰り入浴ご優待券 2枚 4. 発行基準日等 種 類 株主優待割引券または株主優待乗車証引換券 株主優待利用券 13 発 行 基 準 日 交 3月31日 9月30日 3月31日 14 付 時 4月下旬 10月下旬 4月下旬 期 有 効 期 間 5月1日から10月31日まで 11月1日から翌年4月30日まで 5月1日から翌年4月30日まで 株式についてのご案内 毎年4月1日から翌年3月31日まで 株式に関するお手続き・お問い合わせについて 定 時 株 主 総 会 毎年6月 1単 元 の 株 式 数 1,000株 基 定時株主総会の議決権 3月31日 当社の株式に関する住所・氏名等の変更、配当金 振込指定・変更、単元未満株式買取請求及び相続 等のご相談、お手続きは、以下のとおりです。 期 末 配 当 3月31日 事 業 年 準 度 日 公 告 掲 載 方 法 電子公告(下記ホームページに掲載いたし ます。) http://www.chuo-bus.co.jp/ ただし、やむを得ない事由によって電子公 告をすることができない場合は、官報に掲 載して行います。 上 場 取 引 所 札幌証券取引所(証券コード9085) 株主名簿管理人・ 東京都中央区八重洲1丁目2番1号 特別口座管理機関 みずほ信託銀行株式会社 同事務取扱場所 東京都中央区八重洲1丁目2番1号 みずほ信託銀行株式会社 本店証券代行部 郵 便 物 送 付 先 ■ 証券会社に株式を預けている場合 株主様が口座を開設されているお取引証券会社 にお問い合わせください。 ■ 上記以外の場合 特別口座管理機関であるみずほ信託銀行にお問 い合わせください。 ※株券電子化前に「ほふり」 (株式会社証券保管振 替機構)を利用されていなかった株主様のご所 有株式は、みずほ信託銀行の「特別口座」に記 録されました。特別口座についてのご照会及び 住所変更等のお届出は、左記のみずほ信託銀行 フリーダイヤルにお問い合わせください。 〒168−8507 東京都杉並区和泉2丁目8番4号 みずほ信託銀行株式会社 証券代行部 お問い合わせ先 TEL 0120−288−324(フリーダイヤル) (土・日・祝日を除く9:00〜17:00) 北海道中央バス株式会社 本 社 〒047−8601 小樽市色内1丁目8番6号 札 幌 本 部 〒060−0041 札幌市中央区大通東1丁目3番地 電 話 本社総務課 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