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平成26年春の全国交通安全運動千葉県実施要綱
平成26年春の全国交通安全運動千葉県実施要綱 運 動 名 期 間 目 的 スローガン 重 点 目 標 平成26年 春の全国交通安全運動 1 運動期間:平成26年4月6日(日)から4月15日(火)までの10日間 2 交通事故死ゼロを目指す日:4月10日(木) 入学シーズンを迎え、子どもの交通事故が増えることが懸念されます。また、 依然として高齢者が関係する死亡事故の割合が高く、中でも歩行中の事故が多く発 生しています。そこで、入園・入学して間もない園児・児童や高齢者に交通ルール の理解と交通マナーを習慣付けるとともに、県民一人ひとりが交通ルールの遵守と 交通マナーを実践し、交通事故防止の徹底を図ることを目的に実施します。 ~ 事故のない 明るい未来は 君の手で ~ 1、子どもと高齢者の交通事故防止 2、自転車の安全利用の推進 (特に、自転車安全利用五則の周知徹底) 3、全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい 着用の徹底 4、飲酒運転の根絶 運動の重点目標と推進事項 1 子どもと高齢者の交通事故防止 子どもやその保護者及び交通事故に遭いやすい高齢者に対し、参加・体験・実践型の交通安教育等の推進に よる交通安全意識の高揚を図るとともに、職場・家庭・地域ぐるみで子どもと高齢者に対する保護意識の醸成 を図り、交通事故を防止します。 ○通園・通学時間帯における街頭での、幼児・児童に対する交通安全 指導・誘導・保護活動の徹底 ○入園・入学時期を捉えた交通安全教育及び広報啓発活動の促進 ○高齢者自身による身体機能の変化を認識した安全行動の実践、及び 高齢者に対する保護活動の徹底 ○夕暮れ時や夜間における歩行中・自転車乗車中での明るい目立つ色の 服装の着用、反射材用品等の活用の推進 サン ○道路利用者による「3・ライト運動」の実践(最終項参照) 2 自転車の安全利用の促進(特に、自転車安全利用五則の周知徹底) 自転車利用者の交通安全意識の高揚を図り、車両としての交通ルールの遵守と交通マナーの向上を促進する ことにより、自転車乗車中の交通事故防止と自転車利用者による危険・迷惑行為の防止を図ります。 ○「自転車安全利用五則」を活用した自転車利用者に対する交通ルール・マナーの周知と街頭指導等の強化 によるルールを遵守した安全利用の促進 ・自転車通行方法(車道の左側通行や路側帯通行は道路の左側部分に限る等)の周知と、歩道通行時に おける歩行者優先の徹底 ・二人乗り・傘差し・携帯電話使用・ヘッドホン使用などの危険性の周知徹底 ・夜間における前照灯の点灯徹底、夕暮れ時の早めの点灯及び反射材用品等 の積極的な活用の促進 ・交差点等における信号遵守、一時停止、安全確認の徹底 ・幼児・児童への乗車用ヘルメット着用と幼児用座席に乗車させた幼児に 対するシートベルトの着用推進 ○自転車の点検整備の励行と各種保険制度(TSマーク等)の普及啓発 3 全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底 平成25年中、四輪乗車中に亡くなられた方は45人で、そのうち24人の方(53.3%)がシートベル ト非着用でした。また、昨年の着用率調査結果では、一般道路における後部座席でのシートベルトの着用率 が37.3%と前年に比べ大幅に低下(前年50.5%)していることから、全席シートベルト着用に向け 運転者 た啓発活動を展開し、交通事故発生時における被害の防止・軽減を図ります。 ○後部座席を含めた全ての座席のシートベルト着用の徹底 ○シートベルトとチャイルドシートの着用の必要性と着用効果に関する正しい 理解の促進 ○チャイルドシートの安全性能に関する情報提供 ○体格に合ったチャイルドシートの使用と座席への正しい取付け方法の周知 4 飲酒運転の根絶 運転者を始め広く県民に対し、飲酒運転の悪質性・危険性、交通事故の悲惨さを訴えて、 「飲酒運転は絶対 しない、させない、許さない」という規範意識の確立を図るとともに、地域、職場、家庭、飲食店等、県民 総ぐるみで飲酒運転の根絶を目指します。 ・交通事故被害者等の声を反映した啓発活動等を通じての、飲酒運転を絶対に許さない 環境づくりの促進 ・飲食店等における運転者への酒類提供禁止の徹底及びハンドルキーパー 運動の促進 ・飲酒運転の悪質性・危険性の理解や、飲酒運転行為を是正させるための 運転者教育等、飲酒運転根絶に向けた取組の促進 運動の推進方法 1 子どもと高齢者の交通事故防止 家庭で ○家族とともに、近所の交通上の危険な箇所について話し合い、通行方法を確認しましょう。 ○子どもや高齢者が出かける際は、交通事故に遭わないよう交通安全の「ひとこえ」をかけましょう。特 に、早朝や夕方、夜間の外出の際には、運転者に自身の存在を知らせるため、明るい服装を選び、一つ 職場で でも多く反射材等を身に着けるように促しましょう。 ○朝礼、研修会などで、子どもと高齢者の行動特性や歩行者保護の大切さについての教育を行い、子どもや 高齢者の近くでは、減速、徐行するなど「思いやり」を持った運転をするように指導しましょう。 学校で ○交通ルールの遵守と交通マナー実践の必要性を理解させ、交通安全の意識を高めましょう。 ○交通安全教育指導者マニュアルを活用した交通安全教育を行いましょう。 ○通学路等の安全な通行を確保するため、危険個所を把握し、保護・誘導活動を行いましょう。 地域で ○危険な横断などを見かけたら、思いやりの気持ちをもって声をかけたり、手をさしのべたりして、地域 全体で子どもや高齢者を守りましょう。 ○町内会などの各種会合の際には、高齢者の交通安全について話し合いましょう。 ○スクールゾーンや通学路等を通行する際や、街頭で子どもや高齢の歩行者・電動車いす利用者・自転車 利用者を見かけたら、スピードを落とすなどの思いやりを持った運転を 運転者は しましょう。また、運転者から見て、右側からの横断者との事故が多いので、 道路の右側にも注意を向けましょう。 ○高齢運転者は、高齢運転者標識(高齢者マーク)を表示するよう努め、 ゆとりのある運転を実践しましょう。 ○高齢者マークを表示した自動車に対して思いやりのある運転を心がけ ましょう。 2 自転車の安全利用の促進(特に、自転車安全利用五則の周知徹底) ○夕暮れ時や夜間に外出する際は、明るく目立つ色の服装や反射材等の着用を家族全員で心がけるとともに、 道路の横断方法や自転車の安全な乗り方などの基本的ルールについて、よく話し合いましょう。 家庭で ○自転車も「車両」であることを認識するとともに、自転車安全利五則の理解を家族全員で深めましょう。 ○自転車による交通事故が招く責任の重さなどについて話し合うとともに、自転車の安全確保と自転車事故被 害者の救済に資するための各種保険(TSマーク等)の加入に努めましょう。 ○自転車を運転する時には、夕暮れ時にはライトを早めに点灯させるとともに、子どもが自転車に乗るときは ヘルメットを着用させましょう。 ○幼児二人同時乗用自転車等、幼児等を自転車に同乗させる際には、シートベルトの着用にも努めましょう。 職場で ○自転車の特性や事故実態を理解させるための安全教育を推進しましょう。 ○夕暮れ時から夜間にかけての重大事故が多発していることを周知し、事故防止を図りましょう。 ○自転車通勤者等に対して、自転車安全利用五則の遵守を促すとともに、点検整備を励行しましましょう。 学校で ○ホームルーム等で自転車安全利用五則や携帯電話使用、ヘッドホン使用等の禁止規定(千葉県道路交通法施 行細則)を説明し、自転車の安全利用を促しましょう。 ○自転車の安全確保と自転車事故被害者の救済に資するための各種保険制度を普及啓発しましょう。 ○自転車の前照灯を早めに点灯するよう指導しましょう。 地域で ○危険な自転車の運転を見かけたら、地域ぐるみで交通安全の「ひとこえ」をかけ合いましょう。 ○各種行事・会合や家族向け広報媒体(回覧板、チラシ)を活用し、自転車の早めのライト点灯と反射材の必 要性についての啓発に努めましょう。 ○交差点での信号遵守、一時停止、安全確認を徹底しましょう。 運転者は ○二人乗り、傘差し、携帯電話使用、ヘッドホン使用、飲酒等による運転の危険性を 再認識し、安全な利用を心掛けましょう。 ○歩道を通行する時は歩行者を優先しましょう。 ○夜間等は、早めに前照灯を点灯しましょう。 ○自転車は車両の仲間であり、車道の左側通行が原則で歩道は例外であること、 路側帯通行は道路の左側部分に限られること等を徹底しましょう。 3 全 ての座 席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着 用 の徹 底 家庭で ○シートベルトやチャイルドシート着用の必要性と効果について家族で話し合い、正しい着用の実践と その習慣づけを図りましょう。 ○自動車で出かける家族にシートベルトやチャイルドシートの着用と安全運転の「ひとこえ」をかけま しょう。 職場で ○研修会や各種行事等の機会をとらえ、着用効果事例の紹介等をすることで、シートベルトやチャイルド シートの必要性と効果についての啓発に努め、職場全体で着用の推進を図りましょう。 学校で ○出勤、退社時にシートベルト着用状況を確認するなどして、着用の徹底を図りましょう。 ○シートベルトやチャイルドシートの着用の必要性と効果を伝え、車に同乗するときは、必ず着用するよ う指導しましょう。 地域で ○各種会合や行事等において、着用効果事例の紹介をする等、シートベルトやチャイルドシートの必要性 と効果について啓発に努め、地域全体で着用の徹底を図りましょう。 運転者は ○シートベルト着用の必要性と効果を認識し正しい着用を習慣づけましょう。 ○後部座席のシートベルト着用について同乗者に徹底しましょう。 ○子どもを同乗させるときは、体格に合ったチャイルドシートを正しく着用 する習慣をつけましょう。 4 飲 酒 運 転 の 根 絶 家庭で ○飲酒運転による事故の悲惨さと責任の重大さなどを家族で話し合いましょう。 また、飲酒運転の車に同乗しないことを家族で約束しましょう。 ○飲酒が予想される会合等に車で出かけないよう声をかけましょう。 ○車で出かける際に、二日酔いでないか確認しましょう。 職場で 学校で ○朝礼、研修会などの機会を活用し、飲酒運転防止の指導を徹底しましょう。 ○飲酒を伴う会合等には、帰宅方法を確認する等して車を運転しないよう指示を徹底しましょう。 ○自動車運送事業者の営業所等においては、アルコール検知器による酒気帯びの有無を確認しましょう。 ○幼稚園、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校の段階に応じた飲酒運転防止教育を進めていきまし ょう。 ○飲酒運転事故被害者や遺族の手記を朗読するなど、心に響く教育を推進しましょう。 地域で ○各種会合、行事等あらゆる機会に飲酒運転の根絶を呼びかける等、飲酒運転根絶の環境づくりに努めま しょう。 ○飲酒を伴う会合等には車を運転していかないようお互いに声をかけ合いましょう。 ○酒類販売業者等と協力して、車を運転して帰る者には絶対に酒類を提供しないように しましょう。また、ハンドルキーパー運動の推進を図りましょう。 運転者は ○「これくらいなら」 、 「少しの距離だから」という安易な気持ちは捨て、飲酒運転は絶対にしないように しましょう。 ○飲酒を伴う会合には、車で出かけないようにしましょう。また、飲酒運転の車に同乗してはいけません。 ○飲酒した翌日にもアルコールの影響があることを認識し、飲酒量・飲酒時間に配慮しましょう。 ◇ 「高齢者交通安全いきいきキャンペーン2014」参加者募集中 ◇ このキャンペーンは高齢者の皆様の交通安全を目的とし、参加申し込みをされた方が、指定期間中に交通人身事 故の当事者(加害者・被害者の双方を含む)とならなかった場合、抽選で100名の方に「交通安全賞」として 3千円相当の商品券等(予定)を贈呈するものです。 参加者の方は、夜間の交通事故防止のため、一つでも多くの反射材を身につけてください。 ★ キャンペーン内容 ★ 1、参 加 対 象 者:県内に居住する65歳以上の方 2、申 込 期 間:平成26年1月20日(月)から平成26年7月31日(木)まで 3、無事故認定期間:平成26年8月1日(金)から平成26年12月31日(水)まで 4、申 込 先:各警察署及び千葉、流山免許センターの窓口 5、参 加 費:無料 6、問い合わせ先:各警察署交通課または千葉県警察本部交通部交通総務課高齢者対策係 ※詳細については申し込みをされる窓口で御確認ください。