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履修ガイド
サービス創造学部 履 修 ガ イド 2016 はじめに 大学における学修は、自らの責任において毎年の学修計画を立て、卒業に必要な単位を 満たしていく事になり、中学校、高校での学びとは違います。 この「履修ガイド」は、サービス創造学部における履修、試験、単位修得、卒業までの 諸注意等を解説しています。大学では、「履修ガイド」や告示・掲示の見落とし、間違っ た解釈等による手続きミス、期日遅れ等が原因で、学生の不利益となることや、さらには 卒業ができなくなってしまう事が例年見受けられます。 卒業するためには、綿密な履修計画と確実な諸手続、そして、皆さんの積極的な取り組 みが必要となりますので、「履修ガイド」や告示・掲示及び配布書類を熟読するよう心が けてください。 不明な事がある場合は、必ず学部事務課に来課し、相談してください。 1.サービス創造学部の人材育成 本学部では、次のような人材の育成を目的としています。 (1) サービス経済化社会を先取りする多様なサービス分野で活躍し、将来、管理 者や経営者になり得る人材 (2) サービス分野で社会が求める新たなサービスを創造し、それを起業化できる 人材 2.サービス創造学部の3つの学び 本学部における3つの学びとは、科目区分とは別に、 「学問から学ぶ」 「企業から学ぶ」 「活動から学ぶ」に分類されます。この3つの学びによってサービスを多面的に捉え、 複合的な効果を実現することを目的としています。 3.公式サポーター企業 本学部は、各サービス分野でわが国を代表する次の企業と密接な連携協力体制を構築 しています。これを「公式サポーター企業」と呼称します。公式サポーター企業の方は、 企業見学の受け入れ、ゲストスピーカーとして授業に参加、プロジェクト実践の支援、 インターンシップの受け入れなど、みなさんに現実性と臨場感のある魅力的な教育を提 供する大きな役割を果たしてくれます。 公式サポーター企業の方は、みなさんを一人の大人として接しますので、失礼のない 態度を心がけてください。 【公式サポーター企業一覧】 旅行・ホテル・交通 食品・飲食サービス ファッション 小売・流通・物流 情報サービス スポーツ・エンターテインメント・ メディア 健康サポート 経営サポート・資産運用 生活サポート (2016 年 3 月 1 日現在、50 音順) ㈱エイチ・アイ・エス(H.I.S.) ㈱カヌチャベイリゾート 加森観光㈱ ㈱ジェイティービー(JTB) 常盤興産㈱ ㈱第一寶亭留 ㈱帝国ホテル 日本航空㈱(JAL) 富士屋ホテル㈱ リゾートトラスト㈱ ㈱伊藤園 クオルス㈱ タリーズコーヒージャパン㈱ ㈱トランジットジェネラルオフィス ㈱ホットランド(築地銀だこ) ㈱萬珍樓 米屋㈱ クロスプラス㈱ ㈱サマンサタバサジャパンリミテッド ㈱ユミカツラインターナショナル ㈱エイムクリエイツ(丸井グループ) 加賀電子㈱ 佐川急便㈱ ㈱サークル K サンクス ㈱資生堂 ㈱ニトリホールディングス ミニストップ㈱ ヤマト運輸㈱ ㈱三技協 ㈱ロケーションバリュー イオンエンターテイメント㈱ ㈱ASPE(千葉ジェッツ) ジェフユナイテッド㈱(ジェフユナイテッド市原・千葉) (公財)千葉県文化振興財団 千葉テレビ放送㈱ ㈱千葉ロッテマリーンズ 東映㈱ (公財)日本オペラ振興会 ぴあ㈱ ㈱ベイエフエム ㈱ホリプロ MOONEYES (医)鉄蕉会亀田メディカルセンター セントラルスポーツ㈱ ㈱ルネサンス ㈱青山財産ネットワークス 三光ソフランホールディングス㈱ スターツコーポレーション㈱ テンプスタッフ㈱ ㈱日本政策金融公庫 ㈱ハウスメイトパートナーズ ㈱三井住友銀行 アビリティーズ・ケアネット㈱ ㈱ウェルシィ ㈱サン・ライフ 綜合警備保障㈱(ALSOK) ㈱ポピンズ サービス創造学部の基本コンセプト サービス創造とは、便利さ、快適さ、楽しさなどを生み出し、人や社会の幸福に貢献する活動です。 私たちの暮らしは、多様なサービス業によって支えられており、現代はまさにサービス社会だと言え ましょう。サービス社会では、サービス業界に限らず、ビジネスに関するすべての活動にサービス創 造が求められており、その成功はサービス創造の視点や発想の優劣に大きく関わっています。 こうした時代の要請に応じて、サービス創造学部は、あらゆるビジネスの活動にサービス創造の視 点を織り込み、豊かなサービスマインドと高度のサービス思考力を備え、他者と協働しながら新たな ビジネス社会において活躍する人材の育成をめざします。 つまり・・・ Q:サービス創造ってなに? A: 「便利さ」 「快適さ」 「楽しさ」といった「目に見えない価値」を生み出すことです。 Q:サービス創造は、サービス業界にだけ必要なの? A:サービス業界の企業だけでなくメーカーでも大事なことです。なぜなら、すべての製品は消費者 が「便利」で、 「快適」で、「楽しい」生活を送るために生み出されるからです。 例えば・・・「便利さ」-サービスの場合:お掃除サービスを頼んで部屋をきれいにしてもらう -製品の場合:お掃除ロボットのおかげで掃除が楽になった 「快適さ」-サービスの場合:マッサージを受けると体が癒される -製品の場合:マッサージ機能付きソファで家でも気軽に体がほぐせる 「楽しさ」-サービスの場合:遊園地で思いっきり楽しんだ -製品の場合:携帯用ゲーム機でいつでもどこでも遊べる Q:サービス創造はどれくらい重要? A:ビジネスで成功するための“鍵”になります。お客様に今よりもっと便利で、快適で、楽しい気 持ちになってもらうことこそ、ビジネスでなすべきことだからです。 Q:学部で何を学ぶの? A:大きくは「サービスマインド」と「サービス思考力」の2つです。 Q: 「サービスマインド」って? A:サービス創造=便利さ・快適さ・楽しさを生み出す大切さを理解する気持ちです。 Q: 「サービス思考力」って? A: 「便利さ・快適さ・楽しさ」を生み出すためのチカラです。具体的にはアイデアの発想力、アイデ ア実現のための計画力、アイデア実現のための実行力などです。 Q:サービスマインドやサービス思考力をどうやって身に付けるの? A:普通の大学と違うのは「学問」だけではない点です。 「企業」や「活動」からも積極的に学び、理 論だけでなく、その理論を活かすチカラを身に付けます。これを本学では「3つの学び」と呼ん でいます。 「学問から学ぶ」:サービス創造のアイデアを発想するベースの知識を学びます。具体的には、 マーケティング、経営学、経済学、財務会計、情報などの分野です。 「企業から学ぶ」 :サービス創造を実現するには現場を知る必要があります。そこで、学部に協 力してくれる「公式サポーター企業」の方々から現場の話をたくさん聞きま す。加えて4週間程度のインターンシップに参加したりします。 「活動から学ぶ」 :サービス創造のアイデアがあれば、実現するための学内プロジェクトを自主 的に立ち上げることも可能で、それも単位として認められます。教員や公式 サポーター企業のサポートを受けながら、学生自身がプロジェクトを企画・ 実行します。 2016 年度学事暦 月 日 曜日 商経学部 2 土 4 月入学式・新入生オリエンテーション開始 6 水 新入生オリエンテーション終了 7 木 春学期授業開始 30 土 特別教育活動日 1 日 本学園創立記念祝日 2 月 7 月 18 日海の日の振替休講日 15 日 体育祭 18 月祝 27 水 春学期授業終了 28 木 春学期定期試験開始 3 水 春学期定期試験終了 4 木 夏季休暇開始(9/21(水)まで) 18 木 春学期追試験開始 19 金 春学期追試験終了 25 木 春学期再試験開始 26 金 春学期再試験終了 9 金 9 月卒業者発表 21 水 9 月学位記授与式及び 10 月入学式・夏季休暇終了 23 金 秋学期授業開始 10 月祝 29 土 瑞穂祭開始 31 月 瑞穂祭終了 1 火 10 月 10 日体育の日の振替休講日(瑞穂祭片付け) 26 月 授業終了 27 火 冬季休暇開始 7 土 冬季休暇終了 10 火 授業開始 13 金 3 月 20 日春分の日の振替休講日(平成 29 年度大学入試センター試験設営準備) 14 土 休講日(平成 29 年度大学入試センター試験日) 28 土 秋学期授業終了 30 月 秋学期定期試験開始 4 土 秋学期定期試験終了 13 月 秋学期追試験開始 14 火 秋学期追試験終了・秋学期再試験開始 15 水 秋学期再試験終了 18 土 秋学期卒業再試験【4年生のみ】(2/21(火)まで) 4 土 3 月卒業者発表 20 月祝 4 5 7 月曜日通常授業日(海の日) 8 9 10 11 月曜日通常授業日(体育の日) 12 1 2 3 3 月学位記授与式(春分の日) 履 修 ガ イ はじめに ド - 目 次 - (10)履修できない科目・・‥・・・………・ 9 1.サービス創造学部の人材育成 (11) 履修登録方法・流れ‥‥‥‥‥‥ 9 2.サービス創造学部の3つの学び 5.試験………………………………‥‥・ 10 3.公式サポーター企業 (1)試験の種類・・・・・・・・・・・・・‥・・・・・・・ 10 (2)受験資格………………………‥‥・・ 10 サービス創造学部の基本コンセプト (3)定期試験の欠席………………‥‥・・ 11 2016 年度学事暦 (4)試験時間………………………‥‥・・ 11 (5)受験上の注意…………………‥‥・・ 11 公式サポーター企業一覧 Ⅰ.学部基本事項・・・・・・・・・・・・・・・‥・・・・・・ 1 (6)不正行為………………………‥‥・・ 12 1.授業………………………………‥‥・ 1 6.成績………………………………‥‥ 13 (1)2学期制(セメスター制)・・・・・・・ 1 (1)成績評価・成績表記・・・・・・・・・……・ 13 (2)授業時間・・・・・・・・・・・・・・・‥・・・・・・・ 1 (2)GPA(成績平均点制度)………… 13 (3)教室……………………………‥‥・・ 1 (3)成績発表・通知……………‥‥・… 14 (4)授業出欠管理(出欠管理システム)… 2 (4)成績に関する問い合わせ…‥‥…・・ 14 (5)授業の欠席・・・・・・・・・・・・・‥・・・・・・・ 2 7.単位認定制度・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 15 (6)休講…………………………………‥ 4 8.派遣学生・派遣留学生・・・・・・・・・・・・・・ 16 (7)補講…………………………………‥ 4 9.学籍………………………………‥・… 17 (8)オフィスアワー・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4 (1)修業年限と在学年限………‥・・・…・ 17 2.授業科目・・・・・・・・・・・・・・・‥・・・・・・・‥ 5 (2)休学(学則第31条・32条)…………・ 17 (1)開講期・・・・・・・・・・・・・・・‥・・・・・・・… 5 (3)復学(学則第31条)………………・・・・ 17 (2)配当年次・・・・・・・・・・・・・・・‥・・・・・・・ 5 (4)退学(学則第39条)………………・・・・ 17 (3)授業科目の種類・・・・・・・・・‥・・・・・・・ 5 (5)除籍(学則第40条)………………・・・・ 17 (4)シラバス(講義概要)・・・・‥・・・・・・ 5 (6)転部・転学科(学則第24条)………・・ 18 (5)授業評価アンケート・・・・‥・・・・・・・・ 5 (7)再入学(学則第23条第 2 項)‥‥・・・ 18 3.単位制・・・・・・・・・・・・・・・‥・・・・・・・‥‥ 6 10.卒業・・・……………………………‥・・ 18 (1)単位制とは・・・・・・・・・・・・・・・‥・・・・・ 6 (1)卒業要件………………………‥・・・・ 18 (2)単位修得のための学修時間・‥・・・・・ 6 (2)卒業予定者発表………………‥・・・・ 18 (3)各授業科目の単位数・・・・・・・‥・・・・・ 6 (3)9月卒業………………‥・・・・・・・・・・ 19 (4)単位の認定・・・・・・・・・・・・・・・‥・・・・・ 6 (4)卒業見込・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 19 4.履修………………………………‥‥・ 7 (5)学位………………………………‥・・ 19 (1)履修登録とは・・・・・・・・・・・・・‥・・・・・ 7 11.ウェルカムシート・・・・・・・・・・・・・・・・・ 19 (2)履修単位数の上限・・・・・・・・・‥・・・・・ 7 12.ダブル・ディグリーのプログラム・・・ 19 (3)標準修得単位数・・・・・・・・・‥・・・・・‥ 7 13.教務事務……………・・…………・・・・ 20 (4)クラス指定・・・・・・・・・‥・・・・・……… 7 (1)教務事務取扱部署……………・・・・・ 20 (5)再履修・・・・・・・・・・・・・・・‥・・・・・・・… 8 (2)事務取扱時間……………・・・・・…・・ 20 (6)履修修正及び履修取消・‥・・・・・・・… 8 (3)証明書……………………………・・・・ 20 (7)他学部履修・・・・・・・・・‥・・・・・……… 8 (4)告示・掲示……………………・・・・・・ 20 (8)コードシェアリング科目・・・・・……・ 8 (5)問い合わせ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 20 (9)定員設定科目・・・・・・‥・・・・・………・ 8 Ⅱ.学部固有事項・・・・・・・・・・・・・・・‥・・・・・・ 21 1.カリキュラム・ポリシー…………‥‥・ 21 (1)本学のカリキュラム・ポリシー・・・・ 21 (2)学部のカリキュラム・ポリシー・・・・ 21 2.ディプロマ・ポリシー・………‥‥・・ 23 (1)本学のディプロマ・ポリシー・・・…・ 23 (2)学部のディプロマ・ポリシー・・・・・・ 23 3.学部の履修登録・・・・…………………‥ 24 (1)履修登録の日程・・・・・……………‥ 24 (2)履修登録の流れ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 24 (3)履修のための条件・・・・‥・・・・・・・‥ 24 (4)履修登録上の注意・・・・・・・・・・・・・… 25 (5)履修予定科目シートの記入後の 再確認・・・・・・・‥・・・・・・・・・・・・・・・・・ 25 (6)履修エラーの内容・・・・・・・・・・・・・・・・ 25 (7)履修修正及び履修取消・・・・・‥・・・・・ 26 (8)履修単位数の目安・・・・・・・・・‥・・・・・ 26 (9)履修登録確認表・・・・・・・・…・‥・・・・・ 27 4.教育課程・・・・・・・・・・・・・・・・・・・……・・ 28 (1)科目の区分・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 28 (2)科目の概要・・・・・・・・・・・・・・・‥・・・・・ 28 (3)資格取得について・・・・・・・・・・・・・・・・ 30 (4)授業科目配当表・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 32 (5)ステップアップ科目について 34 (6)「フィットネス」の履修について・・ 34 (7)「サービス業界インターンシップ」 の履修について・・・・・・・・・・・・・・・・・ 36 (8)集中授業の履修について 36 (9)研究科目の履修について・・・・・・・・・ 36 (10)資格取得等による単位認定・・・・・・・ 36 (11)海外研修・海外文化研修1・2に 37 ついて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 37 (12)モーニングクラス・・・・・・・・・・・・・・ 37 (13)資格取得コース・・・・・・・・・・・・・・・・ 37 (14)ラーニングパス(LP)・・・・・・・・・・ 37 おわりに Ⅰ.学部基本事項 1.授業 (1) 2学期制 (セメスター制) 本学の1年間は、春学期と秋学期の2学期から構成され、授業は、原 則として週1回(科目によっては隔週又は週2回)開講され、春学期が 15 週、秋学期が 15 週にわたってそれぞれ開講されます。 この学期完結の授業形態が2学期制(セメスター制)です。それぞれ の学期(セメスター)で授業期間や定期試験期間などが学事暦に定めら れていますので、学事暦をよく確認してください。 ○各学期の期間 ・春学期:4月1日~9月下旬 ・秋学期:9 月下旬~3 月 31 日 ※上記期間は、授業回数を15回と定めている関係等から、学則で 定められている期間と異なります。 (2) 授業時間 授業は1時限あたり 90 分で行われ、授業時間は、下表のとおりです。 時 (3) 教室 限 時 間 1 9:00 ~ 10:30 2 10:40 ~ 12:10 昼休み 12:10 ~ 13:10 3 13:10 ~ 14:40 4 14:50 ~ 16:20 5 16:30 ~ 18:00 6 18:10 ~ 19:40 7 19:50 ~ 21:20 授業の教室は、授業時間割表に記載されています。 教室番号の意味は、次のとおりです。 ・教室番号が4桁の場合:(例) 1 ↑ 号館 ↓ ・教室番号が3桁の場合:(例) 4 1 01 ↑ ↑ 階 教室番号 ↓ ↓ 2 1 教室は、授業期間中、履修者数やその他の事情で変更になる場合が あります(特に学期の初めは注意してください) 。 また、教室の変更は、3号館1階ホールの電光掲示板または本学の Web 掲示サービスでお知らせします。 - 1 - (4) 授業出欠管理 (出欠管理シス テム) 大学では、授業の出欠確認は、授業担当教員に一任されていますが、 特に必修科目等、授業への出席が重視される科目では、必ず出欠が確認 され、その確認方法は、出席カードが配付・回収される方法や出欠管理 システムの端末を利用した方法等があります。 出欠管理システムの端末を利用した出欠確認の場合、学生証が必要に になりますので、授業に出席する際は、必ず学生証を持参して授業に臨 んでください。 また、所属する学部が特定した必修科目や出席を調査する科目の場 合、その授業の欠席回数(原則として1ヶ月に数回以上欠席の場合)に よって、保証人に対し、出欠状況を知らせる通知が出され、注意喚起が 行われることとしていますので、授業には毎回出席するようにしてくだ さい。 (5) 授業の欠席 大学では、授業の欠席の取扱いは、授業担当教員に一任されています ので、個人の理由により授業を欠席する(した)場合は、次の授業時に 授業担当教員に直接報告し、担当教員の指示に従ってください。 その場合、欠席届出の定められた様式の用紙はありませんので、次頁 の見本を参照して各自で作成し、授業担当教員に提出してください。 但し、病気などで1週間以上授業を欠席する場合、医師の診断書等、 休まざるを得ない事情を証明する書類を添えて、教務課に欠席届(教務 課備付)を提出してください。 - 2 - 授業欠席届の提出 インフルエンザ等、感染症ですか? No Yes 1週間以上の欠席ですか? Yes No 欠席した授業担当の先生 より欠席届提出の指示が ありましたか? Yes No 教務課窓口 自分で欠席届を 不 学生課に連絡 (本館2階) 作成し、先生へ 要 すること。 直接提出する。 (047-373-3933) ※診断書など、 必ず、先生に 証明する書類を 確認すること。 添付すること。 平成 ※用紙の大きさは【A4 版】とする。 年 月 日 授業欠席届(見本) 授 業 欠 席 届 先生 学科 番 印 氏名 私は、次の事由により欠席 します のでお届けいたします。 しました 科目 日時 平成 年 (添付書類: 月 日( ) 第 時限 ) 理由 (注)ゼミ旅行、フィールドワークの場合は「理由」の欄に担当教員名 を記入すること。 - 3 - (6) 休講 大学または担当教員のやむを得ない事情で授業が休講となる場合があり ます。休講は、原則として電光掲示板(3号館1階ホール)でお知らせす ると同時に、本学Webサイトの「WWW 学生サービス:掲示(Web)」 においても休講情報を公開しています。 また、休講掲示等の連絡がなく、授業開始時刻から 30 分経過しても担 当教員が教室に来ない等、授業が開始されない場合は、学部事務課まで問 い合わせてください。 ※自然災害時等の休講 台風や暴風・豪雨等の自然災害等により、交通機関等に支障が出ると 予想される場合には、安全面の確保を優先し、緊急的な措置として、授 業を休講とする場合があります。 このような場合は、本学ホームページのトップページに「お知らせ」 が出されますので、それを確認し、その指示に従ってください。 (7) 補講 シラバスに掲載している授業計画が休講等により行われなかった場合、 それを補う措置として、補講を行います。 補講が行われる曜日・時限は、原則として、次のとおりです。 ・休講した翌週の平日の6時限、または土曜日の4、5時限 なお、補講の実施日時は、電光掲示板(3号館1階ホール)及びWeb サイトでお知らせします。 ※自然災害時等の休講の場合の補講 上記「(6) 休講」で記載のとおり、自然災害時等の休講における補講 は、授業担当教員の判断により実施の有無が決定されますので、必ず授 業担当教員に確認し、その指示に従ってください。 (8) オフィス アワー 各学部に所属する専任教員は、オフィスアワーという時間を設けていま す。オフィスアワーとは、教員が授業を担当する時間以外に、学生の個人 指導や相談にあたる時間のことです。 オフィスアワーでは、専任教員が授業の学修についての質問、学生生活 全般、資格取得、就職活動等、様々な相談に応じますので、積極的にこの 時間を活用してください。 なお、オフィスアワーの時間帯は、学期の初めに3号館1階ホールの各 学部別の掲示板等でお知らせします。 - 4 - 2.授業科目 (1) 開講期 授業科目は、開講される期間別に次のとおり分けられます。 セメスター科目 (15 週) 春学期または秋学期のいずれかの学期で授業 が行われ、成績が評価される科目 夏季休暇、春季休暇等、ある一定の期間に集 中的に授業が行われ、成績が評価される科目 集中科目 (2) 配当年次 授業科目にはそれぞれ配当年次が定められています。これは授業科目を 系統的に学修するために、履修できる年次の配当を定めているものです。 自分の在籍年次より下位に配当されている科目の履修は認められます が、上位の年次に配当されている科目の履修は認められません。 (3) 授業科目の 種類 授業科目には、次のとおり3種類の区分があります。 必 修 卒業するために必ず単位を修得しなければならない 科目 選 択 必修科目以外の科目 選択必修 (4) シラバス (講義概要) 選択科目のうち、特定の分野または科目の中から所定 の単位を修得しなければならない科目 ※所定の単位数を越えて修得した単位については、選 択科目の単位数として算入されます。 開講されている授業科目が、実際にどのような授業を行うのか、その情 報を提供しているものが「シラバス(講義概要)」です。シラバスには、各 授業科目の講義内容や到達目標、準備学修等の指示、授業計画、評価方法、 履修上の注意、教科書、参考文献が掲載されています。 学生は、時間割作成、履修登録、授業、試験など、常にシラバスの内容 を確認するよう心がけてください。 なお、シラバスは、本学 Web サイトの 「在学生・保護者の方へ」→ 「シラバス・時間割」 (http://www.cuc.ac.jp/current/syllabus/index.html)から閲覧でき ます。 (冊子での配付は行われません。) (5) 授業評価 アンケート 本学では、学生の授業における満足度を高め、教育の質的向上を図るた め、各セメスター末の授業時間中に、履修学生を対象とした授業評価アン ケートを実施しています。 このアンケート調査は、その結果に基づき、授業の内容や方法の改善、 学生の授業満足度の向上など、授業をより良くするためのものですので、 その実施に協力してください。 - 5 - 3.単位制 (1) 単位制とは 大学では単位制が採用されています。単位制とは、授業科目ごとに一定 の基準により、単位数が決められており、その授業科目を履修し、授業に 出席し、定期試験やその他の評価方法により合格した場合、所定の単位が 認定される制度です。 大学における学修の達成度は、修得された単位数をもとに判定されます。 卒業するためには、所定の単位数(124単位以上)を修得することが必 要です。 (2) 単位修得の 各授業科目の単位数は、1単位の授業科目を 45 時間の学修を必要とす ための学修 る内容をもって構成することを標準としています。本学では、授業の方法 時間 に応じて、当該授業による教育効果及び授業時間外に必要な学修を考慮し、 下表の基準により、それぞれの単位数が定められています。 講義・演習 授 業 15 時間 授業外(事前・ 事後)の学修 30時間 45時間:1単位 実験・実習・実技・外国語 授 業 30 時間 授業外(事前・ 事後)の学修 15 時間 45時間:1単位 ※各授業科目の授業外の学修については、シラバスに記載の「準備学修 の指示」等を確認してください。 (3) 各授業科目の 単位数 授業の方法、開講期ごとの授業時間数及び単位数は、次のとおりです。 授業の方法 講 義 演 習 開講期 時間数 単位数 セメスター(週 1 回授業) 2 時間×15 週=30 時間 2 セメスター(週 1 回授業) 2 時間×15 週=30 時間 1 実験・実習 実技・外国 語 ※1授業1コマ(90 分)は、単位算出上、2時間として換算します。 (4) 単位の認定 履修した科目の単位は、原則として、試験に合格したときに初めて認定 されます。試験の方法は、筆記試験、レポート、論文、作品の提出、実技・ 実習等がありますが、授業科目によっては、平常の成績をもって試験の成 績に代えることがあります。 なお、単位の認定に際して、試験を受験していた場合であっても、授業 出席数の不足、受講態度の不良、中途での受講放棄等の場合には、担当教 員の判断によりその科目の単位は認定されませんので注意してください。 - 6 - 4.履修 (1) 履修登録とは 履修登録とは、学期の初めに、その学期の学修計画に基づき決定した授 業科目を登録する手続きのことです。所定の期日までに履修登録を行わな いと授業に出席し、試験を受験しても単位を修得することができません。 この手続きは、学期の初めに行う最も重要な手続きです。 事前に行われる履修ガイダンスに出席し、履修ガイドやシラバスをよく 確認し、自己の学修計画にしたがって各自の責任で履修登録を行ってくだ さい。 (2) 履修単位数の 上限 各学部・学科において、各学期に履修できる単位数には上限が設定され ています。 これは、履修登録できる科目数を制限することによって、学生自身が各 学期ごとに計画的な履修を行い、4年間で卒業できるようにしてもらうた めです。 また、履修単位数の上限に含まれない科目等については、各学部・学科 によって異なります。 さらに、前学期の成績(GPA等)の状況により、履修単位数の上限を 緩和する制度を有している場合があります。 それらの詳細は、24 ページに記載されていますので、そちらを参照し てください。 (3) 標準修得単位 数 上記(2)に記載の履修単位数の上限と同様に、各学部・学科において、そ の学期に修得することが望ましい標準修得単位数が設定されています。 この標準修得単位数にしたがって単位を修得することによって、4年間 で無理なく卒業ができるようになりますので、履修登録の際の参考にして ください。 なお、標準修得単位数については、26 ページに記載されていますので、 そちらを参照してください。 (4) クラス指定 実習科目や語学科目等、各学部・学科において定める授業科目の中には クラス指定の科目が存在します。それらの科目は、授業科目の性質から、 適正人数(少人数等)で授業を行うためにクラス指定をする必要があると 学部・学科において判断しているためです。 クラス指定のある科目は、原則として、指定されたクラス以外での履修 は認められず、学生は所定のクラスに所属し、指定された曜日・時限の授 業を受講してください。 ただし、2年次以上のクラス指定の科目の曜日・時限が、下位学年の再 履修科目の曜日・時限と重複する場合は、学部事務課に相談する等をして 履修する科目を決定してください。 なお、クラス決定の方法についても、各学部・学科により異なりますの で、オリエンテーション等において確認するようにしてください。 - 7 - (5) 再履修 再履修とは、不合格になった科目を翌年度、翌学期等以降に再び履修す ることをいいます。 再履修しなけ ればならない 科目 再履修科目の クラス指定 再履修科目の 優先履修 (6) 履修修正及び 履修取消 不合格になった科目が卒業の要件となる必修科目の場 合、再履修して単位を修得しなければなりません。選 択必修科目や選択科目の場合、同分野の他の科目で必 要単位を満たすことができます。 再履修者のクラスが指定されている場合は、必ずその クラスで履修しなければなりません。クラスが指定さ れていない場合は、どのクラスでも履修できます。 再履修者のクラス指定については、学部事務課におい て確認をしてください。 再履修科目と在籍する年次の配当科目が授業時間割上 重なっている場合は、原則として、配当年次の低い再 履修科目を優先して履修してください。 履修登録完了後の修正(科目の追加、変更、削除等)及び取消は、各学 部・学科において定められた期間に限り、履修の修正及び履修取消を行う ことができ、当該期間以外での履修登録の追加や変更等を行うことはでき ません。 履修修正及び履修取消は、学生個人の責任において行いますが、履修修 正は履修登録と同じWebで行い、履修取消は、履修を取り消す科目を記 した申請書を学部事務課の窓口に提出することとなっています。 なお、履修修正及び履修取消に関する詳細は、オリエンテーションでの 説明又は各学部掲示板に掲示されるお知らせにより確認してください。 (7) 他学部履修 本学では、原則として、商経学部と政策情報学部との間で、当該学部が 定める科目に限り、当該学部が決めた単位数を上限に、他学部履修をする ことができますが、それ以外の学部(サービス創造学部、人間社会学部及 び国際教養学部)との他学部履修は認められません。 (8) コードシェア リング科目 授業科目の中には、所属学部に関わりなく、2学部以上の学生が共通に 履修できる科目のことをコードシェアリング科目(コードシェア科目)と いい、配当しています。 (9) 定員設定科目 定員設定科目とは、定員数を設けて履修を受け付ける科目です。主に、 コンピュータを利用する科目や機材を使用する科目、一般教養科目等、授 業実施上必要な場合に定員を設ける場合があります。定員設定科目で履修 希望者が定員を超えた場合は、選考試験や抽選等で履修者を決定します。 定員設定科目については、ガイダンス、告示、配布書類等で指示します。 - 8 - (10) 履 修 で きな い科目 (11) 履修登録方 法・流れ 履修できない科目は下表のとおりです。 カリキュラムが 異なる科目 カリキュラムが改正されたことによって、入学年度によ り開講される授業科目や卒業要件が異なりますので、自 分が入学した年度の教育課程表をよく確認し、履修する ことができない異なる入学年度のカリキュラム科目を誤 って履修しないよう注意してください。 単位修得済み科 目 一度単位を認定された科目(単位修得済みの科目)は、 再度履修することができません。 同一名称科目 授業担当教員や開講時限が異なっていても、同一名称の 科目は重複して履修することはできません。また、体育 実技等の同一種目の場合も重複履修することはできませ ん。 履修登録は、Webで行います。その方法・流れは次のとおりです。 Campus Square for Web にアクセス ログイン(ユーザーID とパスワードはネットワーク利用ガイダンスで配付) 電話番号、住所の確認・修正 予備登録が必要な場合 (定員設定科目の場合) 予備登録が不要な場合 Web 予備登録 Web 履修登録(正規履修) 登録完了・自己判定 ログアウト ※履修登録は、学内及び学外からアクセスが可能で、一度履修登録を 行っても履修登録期間内であれば何回でも変更することができます。 ただし、履修登録期間を過ぎてからの Web 上での登録はできません。 - 9 - 5.試験 (1) 試験の種類 履修した科目について単位の認定を受けるためには、原則、試験を受け なければなりません。試験の方法は、筆記試験、レポート・論文・作品の 提出、実技、実習等がありますが、平常授業時の成績等を試験に代えるこ ともあります。 また、筆記試験には、学事暦に定められた期間に行われる下表に掲げる 種類の試験があります。 定期試験 各学期に終了する科目について行われます。 各学期に終了する科目について、定期試験当日にやむ を得ない事由(忌服、傷病、感染症、交通機関の遅れ 追試験 等)のため受験できなかった者に対し、その欠席事由 が、事由を証明する書類等の提出により正当と判断さ れた場合に行われます。 学期に終了する科目について、定期試験等の結果、不 合格となった科目に対し、授業担当教員が必要と認め 再試験 た場合に行われることがあります。なお、再試験実施 の有無、受験に該当する学生の条件及び再試験を受験 できる科目等は、学部・学科により異なります。 上記のいずれの試験の場合も、Webまたは掲示板にお知らせが出ます ので、それを必ず確認して受験するようにしてください。 なお、追試験及び再試験については、所定の手続きが必要です。 ※ 平常授業時に行われる試験について 授業担当教員が学修上必要と認めた場合、平常授業時間内に随時試験 を行います。試験の方法、時期等については、直接授業担当教員から指 示があります。 注1:平常授業時の試験に関する取次ぎ等は、教務課及び学部事務課 では一切行いません。 注 2:平常授業時に行われる試験は追試験の対象となりませんので、 やむを得ない事由により受験できなかった場合の措置は、事前に 授業担当教員に確認しておいてください。 (2) 受験資格 次のいずれかに該当する者は、試験の受験資格がありません。 ア.履修登録をしていない者 イ.学生証を所持していない者 ウ.追・再試験については、所定の受験料の納入及び手続を行ってい ない者 - 10 - (3) 試験の欠席 やむを得ない事由により、学事暦に定める期間に実施される定期試験を 欠席した場合、試験欠席届及び欠席を証明する書類(証明書等)を提出す ることにより次のとおり取り扱われます。 欠席の事由 提 届出書類 父母、祖父母、兄 弟、姉妹に不幸が あった場合 書 類 添付書類 提出先 取扱い 教務課 (本館 2 階) 欠席事由が正 当であると判 断される場合 に追試験を実 施する。 会葬礼状等 傷病 学校保健安全法 第 18 条に定め られた感染症に かかった場合 ※1 出 試験欠席届 交通機関の遅れ 就職採用試験 (会社訪問、説明 会を除く) 診断書又は医療機 関の発行する領収 書 感染症名及び医師 の診断により出席 停止を必要とした 期間が記載された 診断書 交通機関の発行す る遅延証明書 社印付きの採用試 験通知書 ※学校保健安全法第 18 条に定める感染症。詳細については文部科学省 HP を参照して ください。 注1:上記の取扱いは、平常授業中に実施される試験及び追・再試験は除きます。 注2:平常授業中に実施される試験の欠席については、欠席の事由を証明する書類を授 業期間内に授業担当教員に直接提出し、その取扱いについて授業担当教員の指示 を受けてください。教務課及び学部事務課での取次ぎ等は一切行いません。 注3:添付書類は原本を提出してください。なお、原本の返却が必要な場合は、提出時 に教務課の職員に申し出てください。 (4) 試験時間 学事暦に定める期間に実施される試験の試験時間は、各学部・学科又は 授業科目(授業担当教員)において異なります。 定期試験に関する告示に掲載されますので、Web又は掲示板で必ず確 認してください。 (5) 受験上の注意 ・試験監督者の指示に従ってください。 ・試験科目によっては、試験室の座席が1人置きに指定されている場合があ りますので、事前に告示等により確認し、適宜着席してください。 ただし、試験監督者の指示により変更することがあります。 ・試験開始後に遅刻した者は、受験できないことがあります。 ・試験開始後の途中退室はできません。 ・受験時には、学生証を必ず持参し、机上の見やすいところに置いてくださ い。なお、忘れた場合は、教務課で指示を受けてください。 - 11 - ・学生証、筆記用具(ペンケースを除く)、その他試験で使用を許可された 物以外は、すべてカバン等の中に入れ、椅子の下に置いてください。(携 帯電話等は電源を切ってカバン等の中に入れてください) また、試験中の物の貸し借りは認めません。 ・試験中に不正行為を行った場合は、受験を停止し、当該学期に履修登録し たすべての科目について無効とします。 (6) 不正行為 定期試験の不正行為 【受験停止・退場】 ・試験場において試験監督者の指示に従わなかった者は、受験停止とな り、退場となります。 【不正行為の対象となる行為】 ・次のいずれかに該当する者は、定期試験における不正行為の対象とな り、当該学期の全履修科目の成績を0点とします。 ① カンニングペーパー等を使用した者 ② 所持品、身体、机及び壁等に書込みをした者 ③ 答案を見せた者及び見て書き写した者 ④ 私語及び動作等で連絡した者及び連絡を受けて答案を書いた者 ⑤ 使用が許可されていない物を使用した者 ⑥ 受験停止及び退場に該当する不正行為を再度行った者 ⑦ 受験を依頼した者及び依頼されて受験した者 ⑧ 答案を交換した者 ⑨ 処分に該当する不正行為を再度行った者 ⑩ その他処分に該当すると思われる不正行為者 注1:上記不正行為は、定期試験、追試験及び再試験に適用します。 注2:携帯電話・スマートフォンの他、通信機能を備えたウェアラブル端 末等を時計の代わりとして使用するケースがみられます。 この行為は、不正行為の対象となる行為⑤に該当しますので、試験 時は必ず電源を切り、カバン等の中へ入れてください。 レポート課題の不正行為 ① レポート作成に当たって、他のレポート等の盗作、盗用及び他人と の共同作成は、不正行為とみなします。 ② 定期試験に代わるレポート課題は、必ず指定された時間に、指定さ れた場所で、レポート提出票と共に提出をしてください。レポートは、 試験答案と同じであるため、提出時間を経過した場合は、受け付けら れません。 - 12 - 6.成績 (1) 成績評価・ 成績表記 成績評価及び成績表記は、次のとおりです。 判定 合格 点数 不合格 認定 編入学 時認定 100 ~90 89 ~80 79 ~70 69 ~60 59 ~0 試験 欠席 S A B C F X T T S A B C 記載しない T T 成績通知書 (評語) 成績証明書 (評語) 注1:試験欠席には、授業期間を通じ出席不良、試験の未受験又はレポート未提出等 のため、成績評価ができないものも含みます。 注2:「T」(単位認定、編入学時認定及び再入学時単位認定)は、単位認定制度等 により認定を受けた授業科目及び編入学生が入学時に入学前に他の大学等によ り修得した単位を包括的又は個別に認定した授業科目について表記されます。 (2) GPA (成績平均点数 制度) 本学では、一定期間の履修及び学修状況をより明確に把握するために、 GPA(Grade Point Average:成績平均点数制)による成績・単位修 得状況評価を行っています。 GPAは、それぞれの評価に設定されたグレードポイント(GP)に単 位数を乗じた成績点数の和を、総履修単位数で除することによって算出さ れますので、一旦履修した科目については、途中で放棄することなく、確 実に単位を修得するようにしてください。 なお、GPA は、成績優秀者の選考、給費生の継続給費、卒業代表者選 考の基準となる他、派遣留学生の選抜やSA選考の基準等に使用される場 合があります。 GPAの算出方法 GPAの具体的な算出方法等は、次のとおりです。 判定 合格 成績評価 グレードポイ ント(GP) 不合格 認定 編入学 時認定 S A B C F X T T 4.0 3.0 2.0 1.0 0 0 - - ・GPAの算出方法 (取得単位×グレードポイント)の総和 GPA= 総履修単位数 注:総履修単位数には、成績評価が「T」(認定)及び卒業要件外科目(自 由科目等)の単位数は含まれません。 - 13 - 【GPAの算出例】 科目名 単位数 評価 単位数×グレードポイント 哲学 2 B 2×2=4 憲法 2 F 2×0=0 ○○学概論 2 S 2×4=8 △△総論 2 A 2×3=6 ××経済学 2 X 2×0=0 英語 1 C 1×1=1 11 - 19 合 計 ・GPAの算出 19 GPA= =1.73 ※小数点第 3 位を切り捨て 11 上記の方法により算出された GPA によって、下表のとおり評価を行い ます。 【総合評価】 GPA 総 合 評 価 3.50 ~ 4.00 特に優れている成績 3.00 ~ 3.49 優れている成績 2.00 ~ 2.99 良好な成績 1.00 ~ 1.99 合格と認められる最低限の成績 0 ~ 0.99 合格に達しない、一層の努力が必要な成績 注:総合評価は、履修科目全体の学修成果について評価したものであり、 卒業要件単位の充足状況について評価したものではありません。 (3) 成績発表・ 通知 成績発表・通知は、下表のとおり行います。 秋学期成績 学生 保証人 1~3年: 1~4年:9月下旬 全学年: 3月下旬 1~3 年: (窓口等配付) 9 月下旬 (窓口配付) 3 月下旬 サービス創造 (郵送) (郵送) 4年9月卒業者: ※留学生 4年3月卒業者: ※留学生は 8月下旬 2月下旬 は除く 除く (窓口等配付) (窓口等配付) ※1:4年生の9月・3月卒業留年者への成績発表は、学生・保証人共に1~3年生と 同時期に配付されます。 ※2:4年生の 9 月及び3月卒業者の保証人宛に成績通知は行いません。 区分 学部 (4) 成績に関す る問い合わ せ 春学期成績 学生 保証人 試験を受験した科目の成績評価について、問い合わせ期間を設定してい ます。授業担当教員に成績評価の確認を依頼する場合は、学部において定 める所定の期間内に、学部が掲出する告示の内容にしたがって、手続を行 ってください。 なお、期間外の申し出や電話及びメール等による問い合わせには一切応 じません。 - 14 - 7.単位認定制度 本学の学則では、次のとおり単位認定の制度を規定しています。 第14条 次に掲げる学修については、本学における授業科目の履修 とみなし、学長の承認により所定の単位を与えることができる。 (1) 技能審査の認定に関する規則(昭和42年文部科学省告示第 237号)による文 部科学大臣の認定を受けた技能審査の合格に係る学修 (2) アメリカ合衆国のエデュケーショナル・テスティング・サー ビスが実施するTOEFL及びTOEICにおいて、本学が大 学教育に相当する水準を有すると認める所定の成績を修めた 学修 (3) 大学設置基準第 29 条第1項の規定により大学が単位を与え ることのできる学修を定める件の9に該当すると本学が認めた 学修 第15条 本学への入学前又は入学後に、次の各号により修得した単 位等を、教育上有益と認めるときは、本学における授業科目の履 修とみなし、単位を認定することができる。 (1) 本学に入学する前に大学又は短期大学において修得した授業 科目についての修得単位(科目等履修生としての修得単位を含 む。) (2) 国内外の他の大学又は短期大学との協議により当該他の大 学等における学修 (3) 短期大学又は高等専門学校の専攻科における学修 (4) その他文部科学大臣が別に定める学修 2 前項により認定する単位数は、編入学、転入学及び学士の学位を 有する者が入学する場合を除き、合わせて 60 単位を超えないもの とする。 これらの単位認定に関する制度については、オリエンテーション内のガ イダンス、告示等によりお知らせしますので、該当する者は、そこで確認 してください。 - 15 - 8.派遣学生・派遣 留学生 【派遣学生】 国内の他の大学・短大等で本学と協定を結んでいる大学等での学修を 行う学生を派遣学生と位置づけています。 派遣学生が学修することができる国内の他の大学等には、以下のもの があります。 ① 千葉県私立大学(短期大学を含む)及び放送大学間の単位互換 *協定大学(26大学) 敬愛大学 和洋女子大学 麗澤大学 明海大学 千葉工業大学 秀明大学 中央学院大学 淑徳大学 帝京平成大学 神田外語大学 千葉経済大学 東京情報大学 国際武道大学 聖徳大学 川村学園女子大学 江戸川大学 東京基督教大学 城西国際大学 東京成徳大学 清和大学 二松学舎大学 愛国学園大学 日本橋学館大学 三育学院大学 植草学園大学 放送大学 *短期大学(5短期大学) 千葉経済大学短期大学部 千葉敬愛短期大学 昭和学院短期大学 清和大学短期大学部 聖徳大学短期大学部 ② 和洋女子大学との単位互換 注 1:上記各大学等において、開放されている授業科目等については、 各協定校の募集要項に掲載されますので、教務課で参照してく ださい。 注 2:上記協定校は、変更になる場合があります。 【派遣留学生】 海外の大学等で本学と協定を結んでいる大学等での学修を行う学生 を派遣留学生と位置づけています。派遣留学生が学修することができる 海外の大学等には、以下のものがあります。 (平成 27 年度実績) *交換留学 国・地域名 中国 韓国 台湾 大 学 名 上海立信会計学院 全南国立大学校、漢陽大学校 国立中正大学、国立台北商業大学、東呉大学 *海外語学研修 国 名 中国 韓国 オーストラリア イギリス アメリカ カナダ 大 学 名 上海立信会計学院 漢陽大学校 サザンクロス大学 ハイランド&アイランド大学パースカレッジ ハワイ大学カピオラニ校、ウォッシュバン大学 バンクーバーアイランド大学 学修言語 中国語 韓国語 英語 英語 英語 英語 これら海外の大学での学修を希望する者は、国際センターが掲示等に より募集を行いますので、そちらを確認してください。 派遣学生及び派遣留学生のいずれの場合も、各大学での学修を本学で の学修とみなし、各学部・学科が定める授業科目の単位を認定します。 本制度における単位認定についての概要は、各募集要項を参照してく ださい。 - 16 - 9.学籍 (1) 修業年限と 在学年限 修業年限とは、入学してから卒業するまでに必要な最低修学年数で、通 算4年と定められています。(学則第 36 条) 在学年限とは、本学に在籍することができる期間で、上限を通算8年(16 学期)と定めています。(学則第 37 条) 修業年限 (2) 休学 (学則第 31 条 ・32 条) 通算4年(8学期) 在学年限 通算8年(16 学期)以内 疾病その他やむを得ない事由により、引き続き2か月以上出席すること ができない者は、保証人連署の上、願い出て、各学部の教授会での審議を 経て、学長の許可により休学することができます。(学則第31条) 休学できる期間の単位は、1学期又は1年以内ですが、1学期中に休学 の理由が消滅しない場合は、保証人連署で翌学期までの休学期間延長を学 長に願い出ることができます。 ただし、休学期間は、継続して2年、通算して4年を超えることはでき ず、休学期間は、上述の在学期間には算入しません。(学則32条第2・3 項) (3) 復学 (学則第 31 条) 休学期間が満了し、休学の理由が消滅した場合は、保証人連署の上、願 い出て、各学部の教授会での審議を経て、学長の許可により復学すること ができます。 ただし、復学は、休学した学年とし、時期は学期の始めとします。 (4) 退学 (学則第 39 条) 疾病その他やむを得ない事由により退学を希望する者は、保証人連署の 上、その理由を付して願い出て、各学部の教授会での審議を経て、学長の 許可により退学することができます。 その際、理由が疾病である場合は医師の診断書を添えなければなりませ ん。 なお、退学希望日の属する学期に納入すべき学生納付金が完納されてい ない場合、退学は許可されません。 (5) 除籍 (学則第 40 条) 次のいずれかに該当する者は、除籍となります。 (1) 学費の納付を怠り、督促してもなお納付しない者 (2) 学則第37条に定める在学年限を超えた者。但し、学長が所定の年 限を超えて在学することもやむを得ないと認めた者は除く。 (3) 学則第32条第2項に定める休学期間を超えてなお修学できない者 (4) 長期間にわたり行方不明の者 (5) 当該年度の入学許可者のうち、入学意思のない者 - 17 - (6) 転部・転学科 (学則第 24 条) 転部とは、現在所属する学部から他の学部に移籍することを言い、転学 科とは、現在所属する学部の学科から同じ学部の他の学科に移籍すること を言います。 転部・転学科を志望する者は、学年の始めに限り願い出により、教授会 の議を経て、学長により、希望の学部・学科の相当年次に転部・転学科が 許可されることがあります。 ただし、転部は、商経学部と政策情報学部間にのみ適用され、転学科は、 商経学部の3学科間のみで認められている制度です。 なお、転部・転学科を希望する者は、転部・転学科を希望する前年度の 1月までに学部事務課まで申し出て、説明を受けてください。 (7) 再入学 (学則第 23 条 第 2 項) 本学を退学又は除籍になった者で、本学への再入学を希望する者は、所 定の手続きを経て、各学部・学科が定める試験を受験し、合格すれば再入 学することができます。 再入学を希望する者は、再入学を希望する学期の3ヶ月前までに学部事 務課に申し出て、必要書類等を受領して、説明を受けてください。 10.卒業 (1) 卒業要件 本学に4年(3年次編入学した者は2年)以上在学(休学期間を除く。) し、以下に掲げる所属する学部の卒業要件(2016年度入学生の卒業要件) を充足し、124単位以上修得した者は卒業が認定されます。 区 分 単 位 数 サービス企業科目群 専門科目群 サービス創造科目 選択必修科目2単位を含め6単位以上 18単位以上(必修2単位、選択必修2単位 を含む。) アカデミックコモン科目 36単位以上(必修8単位を含む。) 小 計 60単位以上 コモンベーシックス科目群 16単位以上 研究科目群 4単位以上(必修科目4単位を含む。) 合 計 124単位以上 ※卒業要件科目の詳細は、28ページからの「4.教育課程」を参照してく ださい。 (2) 卒業予定者 発表 卒業予定者の発表は、全学部共通で以下のとおりです。 【3月卒業予定者発表】 当該年度3月上旬(学事暦に記載の日程) :大学掲示板に告示により 発表する。 【9月卒業予定者発表】 当該年度9月下旬(学事暦に記載の日程) :大学掲示板に告示により発 表する。 ※いずれの場合も、通知等による発表は行いません。 ※電話等での問い合わせには一切応じません。 - 18 - (3) 9月卒業 卒業は、修業年限を満たし、かつ、卒業に必要な単位を修得した学期末 で卒業が認定されます。 したがって、所属する学部に4年以上在学し、3月に卒業できなかった 者で、翌春学期末までに卒業要件を充足した者は、9月末(学位記授与式 日)付けで卒業の認定を受けることになります。 この場合、9月卒業を希望する・しないにかかわらず、9月卒業対象者と なりますので、諸手続の日程(成績通知表の交付日や成績疑点の受付期間 等)を学事暦により、十分注意してください。 (4) 卒業見込 下記のいずれの要件を満たしている場合には、卒業見込みとし、証明書 を発行することができます。 【1年後の卒業見込対象者】 要件1 7セメスター在学者 要件2 72単位以上、単位修得していること ① 【半年後の卒業見込対象者】 要件1 8セメスター以上在学者 要件2 98単位以上、単位修得していること ② (5) 学位 本学に4年(3年次編入学生にあっては2年)以上在学し、前述の卒業 要件を充足し、124単位以上修得した者は卒業とし、学士の学位記を次の 通り授与します。 学 部 学 サービス創造学部 11.ウェルカム シート 科 サービス創造学科 学 位 学士( 経 営 学 ) サービス創造学部では、全学部生・一般の方を対象に、特定科目におい て、授業に参加できる「ウェルカムシート」という制度があります。各回 ごとの参加が可能ですが、単位の認定はありません。対象科目及び申込方 法は、各学期のはじめに学部別掲示板に掲出されます。 12.ダブル・ディ グリーのプロ グラム 本学では、本学と中国上海立信会計学院の双方の学位を4年間で取得す るダブル・ディグリーのプログラムを2014年度からスタートしました。 本プログラムは、所属学部の正規課程と上海立信会計学院への約1年間 の留学、さらに、両大学からの学位を取得するために必要な教育支援を行 う日中交流学院の講座を受講し、所定の卒業要件を満たすことで、本学の 学位と上海立信会計学院より「双学位※」が授与されるものです。 詳細は、4月にガイダンスで説明しますので、参加希望者は必ずガイダ ンスに出席してください。 ※「双学位」とは、中国における日本の学士に相当する学位のこと。 - 19 - 13.教務事務 (1) 教務事務取 扱部署 教務関係の事務取扱は、次のとおり、本館2階の教務課及び学部事務 課において行います。 教務課 履修、定期試験等に関すること、証明書発行、各種欠席 届受付、科目等履修生、単位互換に関すること等、全学 部に共通する内容の事務 成績、学部独自の内容に関すること等 学部事務課 (2) 事務取扱時 間 上記事務室の窓口取扱時間は、次のとおりとなっていますので、時間を 厳守してください。また、電話やメール等による問い合わせの時間も窓口 時間と同じです。 区 分 時 間 月曜日~金曜日 9:00~17:00 土曜日 9:00~15:00 ※日曜日及び授業が行われる日以外の祝日は休業となり、窓口取扱は 一切行いません。 ※学事暦に記載以外の特別な行事による休業や履修期間等の窓口取扱 時間の変更については、Web及び掲示板に告示等でお知らせしま すので、注意してください。 (3) 証明書 成績及び卒業見込等、教務関係の諸証明書は、その種類に応じて、学生 課の窓口横に設置されている証明書自動発行機又は教務課で交付します。 証明書自動発行機で発行できる証明書以外の窓口での発行は、発行機で 「証明書交付願」を購入し、必要事項を記入して申し込んでください。 証明書の種類によって交付に要する日数がかかるものや、証明書の申込 みが集中する時期には、所定以上の日数を要することもありますので、時 間に余裕をもって申し込んでください。 (4) 告示・掲示 学部からのお知らせについては、原則として告示又は掲示により行いま す。告示又は掲示は、3号館1階ホールの学部別掲示板に掲出されるか、 又は、以下のとおり本学Webサイトにアクセスすると見ることができま す。 本学Webサイト(http://www.cuc.ac.jp)→「在学生・保護者の方へ」 → 「各学部・大学院からのお知らせ(Web掲示板)」 → 「サービス創造学部に関する告示・案内」 (5) 問い合わせ ・原則として、行事予定、休講、その他授業や試験・成績等についての電 話での問い合わせには、一切応じません。 ・教員の個人情報(住所、電話番号及びメールアドレス等)に関する問い 合わせには、一切応じません。 - 20 - Ⅱ.学部固有事項 (学びのガイド) 1.カリキュラム ・ポリシー (1) 本 学 の カ リ キュラム・ポ リシー 本学は、現実社会における課題解決のための知識や能力を身につけると いう目標を実現するため、次のような特徴のあるカリキュラムを編成し実 施します。 【基礎から応用】 専門分野を効率的に学ぶために、基礎・応用・発展の順番で習得でき るように、また、高い倫理観、幅広い一般教養と深い専門知識をバラン スよく習得できるように科目を配置します。 【学部横断的教育】 学部にかかわらず本学の学生が学ぶべき科目については学部横断的 に開講します。 【少人数教育】 学問的議論やきめ細かな教育のために、1 年次から 4 年次まで少人数 演習(ゼミ)を実施します。 【社会との連携】 現実社会における課題をより深く理解し、大学教育と社会の繋がりを 明確にするために、企業、自治体、非営利組織、地域との連携を深めま す。 【アクティブラーニング】 学生が能動的に動き、経験と知識を融合した学習を促進するために、 討論型の授業や課題解決型演習などのアクティブラーニングを取り入 れます。 【キャリア教育】 就職に備えて、キャリア教育を実施します。キャリア形成や資格取得 だけでなく、さまざまな講義科目、演習科目、ゼミなどを通じて社会人 基礎力を高めるように科目を編成します。 (2) サ ー ビ ス 創 【教育課程編成・実施の方針】 造学部のカ 「サービス創造学部」は、新たなサービスを創造する人材の育成をめざ リキュラム・ ポリシー しています。そのために学生たちには、サービスを学問から理解するばか りでなく、実践や活動を通じて実際に新たなサービスを創造する力を身に つけることが求められます。そうした基本理解に基づき「サービス創造学 部」は、学生たちに「学問から学ぶ」・「企業から学ぶ」 ・「活動から学ぶ」 機会を提供することが必要と考えカリキュラムを設計しました。これまで の大学教育は、どちらかと言えば主に学生に「学問から学ぶ」ことを求め てきたように思われます。しかし、サービスを創造する人材にとって重要 なことは、 「知っている」ことと同時に、 「企画・行動できる」ことでしょ う。「サービス創造学部」は、「学問から学ぶ」ことを重視しながらも、実 際の「企業から学ぶ」、 「活動から学ぶ」機会をふんだんに学生たちに提供 します。ここが「サービス創造学部」の教育にとって変えることのできな - 21 - い重要なポリシーです。 ・ 「学問から学ぶ」については、経営学、マーケティング、経済学、 財務会計、情報の基礎科目を設置しました。これらの学問から学んだ 体系的知識や問題意識は、新たなサービスを創造する人材にとっての 意思決定や行動にあたっての重要な手がかりになると思われます。 ・ 「企業から学ぶ」については、帝国ホテル、JTB、資生堂、加賀電 子、千葉ロッテマリーンズなど先進的なサービスを提供し続ける 50 社を超える「公式サポーター企業」から学生が多くのことを学びます。 具体的に「公式サポーター企業」は、 「サービス企業セミナー」や「サ ービス創造実践」などへゲストスピーカーを派遣していただくととも に、企業留学と呼ぶ「サービス業界インターンシップ」、各種学生プ ロジェクトの指導を通して、実際の企業現場の発想や現実を学生に伝 えてくれます。学生ばかりでなく教職員も、これら企業の厳しい現実 に接し、緊張感を持って学習や教育を行います。 ・ 「活動から学ぶ」については、「プロジェクト・マネジメント入門」 でプロジェクトの進め方について学習し、「プロジェクト実践」にお いてサービスの視点から学生が主体となってプロジェクト活動を行 います。この活動には、教職員ばかりでなく、「公式サポーター企業」 や「本学同窓会」メンバーなどもコーディネーターやメンターとして かかわることが予定されています。 このほか「サービス創造学部」のカリキュラムの特徴として次の諸点 があげられます。 ・ サービス創造科目を拡充し、選択必修科目の「サービスマネジメン ト論」、「サービスマーケティング論」をはじめとする基幹科目のほか に、展開科目として各業界の「サービス論」を多数設置しました。 ・ 通常必修科目と考えられている語学科目は、選択科目として設置さ れています。これは、「学生が語学学習を必要と考えるときが、最も教 育効果が高い」、 「語学科目を 1 年次必修科目にすると科目単位を取得 することが目的になる傾向の強い」などの考え方に基づくものであり ます。 ・ 職業観や勤労観を培い、社会人として必要な資質能力の形成や希望 する就職を実現するための様々なスキルを学ぶことを目的に「キャリ ア意識育成実践」「業界研究」「企業研究」などを設置し、初年時から 学ぶことができます。 - 22 - 2.ディプロマ・ ポリシー (1) 本学 のデ ィ プロマ・ポ リシー 本学は、実学教育の大学です。実学教育のエッセンスは、現実社会におい て課題を解決するための知識や能力を身につけることにあります。本学は、 この教育目標に到達し、所定の単位を修得した学生に学位を授与します。 ■専門知識・技能の習得 ・専門的な知識・技能を備え、課題解決に活用できる。 ・幅広い一般教養を身につけている。 ・社会の一員として、高い倫理観をもって行動できる。 ■社会人基礎力 ・主体的に行動し、課題解決にあたり、チームワークを発揮できる。 (2) サー ビス 創 造学部のデ ィプロマ・ ポリシー 「サービス創造学部」は、新たなサービスを創造する人材の育成をめざ しています。知識ばかりの人材でも、意気込みだけの人材でもなく、サー ビスについての知識とともに、「日本のサービスを変えたい」・「世界のサ ービスを創造したい」という熱意を持ち、状況を判断でき、他者と協働す ることのできる人材の育成をめざしています。そのため、「サービス創造 学部」の学生には、「学問から学ぶ」・「企業から学ぶ」・「活動から学ぶ」 ことが求められています。これまでの教育は、「他者と同じことを学び」・ 「他者と同じように発想し」 ・ 「他者と同じように行動する」人材の育成を してきたように思われます。大量生産を中心とする高度経済成長期にこう した人材像は求められてきましたが、 「ものづくり」から「サービス創造」 への変化、 「知識産業」への転換という経済社会では、 「他者と異なること を体験から学び」・「他者と異なる発想をし」 ・「他者と異なる行動をする」 人材が求められています。「サービス創造学部」の特徴は、こうした時代 の変化の理解に基づき、新しい学びの機会を学生たちに提供することで す。「サービス創造学部」は、3 つの学びを通じて新しい時代の、新しい サービスを創造できる人材を社会に送り出すことを、学部の社会的使命と 考えています。 また卒業要件単位になる正規科目以外にも、学生たちの活動を記録した 「学生活動レコード」を導入しています。この制度は、学生の自己申告に より、教員がそれらを認定し、学部が記録として蓄積・保存するものであ り、就職先への情報提供などの際に活用するものです。これによって、正 規科目の成績だけでは把握することのできない学生の多様な側面を明らか にできるとともに、学生たちの主体的な活動をモチベートできるでしょう。 「サービス創造学部」は、 「成績表」と「学生活動記録」によって、学生評 価を社会に責任を持って提示し、社会に責任を持って送り出せると確信し ています。 - 23 - 3.学部の履修登録 (1) 履修登録の 日程 履修登録は、年に 2 回、セメスターごとに行われます。 詳しい履修登録日程表は、掲示、告示等で発表します。 春学期→3月下旬(2年次以降) 秋学期→9月中旬 4月上旬(1年次) (2) 履修登録の 流れ 履修登録は、フローチャートのとおり進んでいきます。各手続きの具 体的な説明をよく読んで、間違いのないように手続きを進めてください。 前学期成績通知表受取 受取時期については、14 ページ参照 ↓ 履修関係書類の受取 春学期:3月下旬又は4月上旬 秋学期:9月中旬 時間割、履修予 定科目シート等 ↓ 学びガイダンスに出席 ↓ 履修予定科目シートに記入 時間割とシラバスを参照し、自分の1週間の時間 割を履修予定科目シートに記入する。 ↓ Web にて履修登録手続 ↓ 履修登録科目を Web にて登録する。登録方法の詳 細は、 「Web 履修登録マニュアル」を参照してく ださい。 ↓ 登録完了ボタンの押下 これにより、履修登録科目が全て単位修得できた 場合の全修得単位数が計算される。 注意!このボタンを押下しないと履修登録手続をしたこと とみなされません。 ↓ 履修登録確認表の出力 Web 上で履修登録を確認し、 「履修登録状況」フ ァイルをコンピュータに保存する。 ↓ 履修登録完了 (3) 履修のため の条件 ア.履修制限単位数について a.1~3年生・・・1セメスターに履修できる単位数の上限を 22 単 位としています。なお、前学期GPAが 3.0 を越 えた場合には、26 単位まで履修制限単位数が緩 和されます。 b.4年生・・・・・・・1セメスターに履修できる単位数の上限を、26 単位としています。 ※a及びbの共通事項として、次の科目は履修制限単位数から除外 する科目です。 「サービス業界インターンシップ1~4」、 「海外研 修」、「海外文化研修1・2」 - 24 - イ.予備登録科目について 予備登録科目とは、定員数を設けて履修を受け付ける科目です。 主にコンピュータを利用する科目や、機材を使用したりする科目な ど、授業実施上必要な場合に定員を設ける場合があります。 予備登録科目については、掲示、告示等で指示します。 予備登録科目で履修希望者が定員を超えた場合は、選考試験や抽 選等で履修者を決定します。 (4) 履修登録上 の注意 ア.履修予定科目シートには、その学期に履修する、全ての科目名を 記入してください イ.予備登録科目(定員設定科目)は、抽選のうえ履修者を決定しま す。 ウ.履修予定科目シートは、丁寧に記入してください。 エ.Web にて登録を行ってください。 オ.登録手続きの不備で履修登録されていない科目の授業に出席して も単位を修得できません。 (5) 履修予定科目 シートの記入 後の再確認 履修予定科目シートに記入し、履修登録する前に、再度次の点を確認 してください。 ・履修予定科目シートには、学期に履修する科目すべてを記入してい ますか。 ・時間割に科目あるいは曜日時限の重複はありませんか。 ・上級年次の科目を記入していませんか。 ・単位修得済みの科目を再度記入していませんか。 ・クラス指定の科目は、その指定通り記入していますか。 (6) 履修エラーの 内容 Web による履修登録時には、次のようなエラーが考えられます。 エラーとなった科目は登録されません。このようなケアレスミスによっ て履修登録ができないケースがありますので十分に注意してください。 履修登録などは、手続き方法や手続き期限が決まっています。その期 限内や指定日時に手続きをしないと履修登録ができなかったり、希望す る授業を受けられないこともあります。 ! エラー1 上級年次の履修科目を登録しようとした。 履修できる年次を確認してください。 ! エラー2 エラー2 学期制限単位数を超えて登録しようとした。 履修登録できる単位数については、24 ページを参照してください。 ! エラー3 エラー3 過去に単位修得済みの科目を登録しようとした。 担当教員が異なっても同一名称の単位 修得済科目は登録できません。 - 25 - (7) 履修修正及び 履修取消 ! エラー4 エラー4 予備登録科目が登録されなかった。 定員が設定された科目は、予備登録期 間中に Web にて手続後、抽選を行いま す。抽選に漏れた場合、当学期履修は できません。 ! エラー5 エラー5 履修登録を確認せず、登録していない授業に出席、 試験も受けた。 履修登録されていない授業に出席し、 試験を受けても無効となります。 履修登録完了後の修正(科目の追加、変更、削除等)及び取消(削除) は、各学部・学科において定められた期間に限り、履修の修正及び履修 取消を行うことができ、当該期間以外での履修登録の追加や変更等を行 うことはできません。 履修修正及び履修取消は、履修登録と同様にWebにて学生個人の責 任において行われます。 履修修正及び履修取消に関することは、オリエンテーションでの説明 又は各学部掲示板に掲示されるお知らせにより確認してください。 (8) 履修単位数の 目安 4年間で卒業するための目安として、標準修得単位数を次ページの表 のとおりとしています。 【標準修得単位数(履修単位数の目安) 】 学 年 セメスター 修得可能単位数 標準単位数 1 22 20 2 44 38 3 66 56 4 88 74 5 110 92 6 132 110 7 158 120 8(卒業) 184 124 1 2 3 4 注(1)単位数は、すべて通算単位数です。 (2)1学期の履修制限単位数は、原則として、1~3年次は 22 単位、 4年生は 26 単位としています。なお、履修制限単位数は、諸条 件によって変動することがあります。詳しくは 24 ページを参照 してください。 (3)5セメスター終了後の夏季休暇期間中の集中講義にて、 「サービス 業界インターンシップ1~4」では最大4単位を修得できます。 - 26 - (9) 履修登録確 認表 ア.Web にて履修予定科目シートに沿って入力後、 「履修登録確認表」 ボタンを押し、印刷するか、 「履修データ出力」ファイルをコンピュ ータに保存します。 イ. 「履修登録確認表」あるいは「履修データ出力」ファイルに記載さ れた科目が、その学期の履修科目となりますので、誤りがないか入 念に確認してください。 ウ.この確認作業を怠ると、授業に出席し、試験を受けても、その科 目の単位は認められません。 エ. 「履修登録確認表」あるいは「履修データ出力」ファイルは、大切 に保管してください。 オ. 「履修登録確認表」と共に表示される判定結果を必ず確認してくだ さい。「判定結果(詳細)」の「判定結果」欄を全て○印にすること で卒業要件を満たしたことになります。 - 27 - 4.教育課程 (1) 科目の区分 サービス創造学部の科目区分は、サービス企業科目群、専門科目群、 コモンベーシックス科目群、研究科目群に大別されます。これらの科目 区分をバランスよく学ぶことにより、 「学問から学ぶ」、 「企業から学ぶ」 、 「活動から学ぶ」の3つの学びを身につけます。 (2) 科目の概要 ア.サービス企業科目群 サービス企業科目群は、セミナー科目と実践科目で構成されてお り、「企業から学ぶ」に該当します。 ① セミナー科目 セミナー科目に配置されている「サービス企業セミナー」、 「サ ービス創造実践」では、公式サポーター企業を中心に実務家をゲ ストスピーカーとして招聘します。前者においては、現場での様々 な経験に基づく具体的な話をいただきながら、当該企業ならびに それを取り巻く業界の実態や特徴についての理解と関心を深めて いきます。また、後者においては、当該企業が実際に提供してい るサービスの特徴あるいはサービスの効用を高めるための努力や 工夫についての話を通じて、サービス創造の基礎を学びます。 様々な業界の現状に触れることは、将来の進路を考える上での きっかけとなります。また、多くの業界を知ることによって、各 業界における今日的な動向を理解することができ、ひいては、新 しいサービス創造へと発展することができるものと考えられます ので、より多くのセミナー科目に参加することを推奨します。 セミナー科目は、9科目(12 単位)配置され、 「サービス企業 セミナー1」「サービス企業セミナー2」 「サービス企業セミナー 3」は選択必修科目です。 ② 実践科目 実践科目は、3つの学びのうちの「活動から学ぶ」に該当しま す。設定した課題を解決する道筋を検討するために専門科目で学ん だ知識を用いて、皆さんが主体的に考察したり、活動したりします。 目的を 達成するためのプロセスを通じてさまざまなことを学ぶこ とができます。 「プロジェクトマネジメント入門」は、プロジェクトを運営する ため目標設定から実施方法などについて、さまざまな事例を通じて 学ぶ科目です。この科目は、ビジネスにおいて不可欠なスキルであ り、学内外でのプロジェクト、インターンシップなどはもちろん、 卒業後の実社会に役立つ科目です。 - 28 - また、実際のプロジェクトを実施するためには、論理的な思考や コミュニケーション能力が不可欠であるだけでなく、プロジェクト の計画・評価に必要な調査あるいはプロジェクトを管理するための 手法が必要になります。それらの基礎を学ぶために、「調査法」「プ ロデュース論」が設けられています。 「プロジェクト実践」は、学問から学び、企業からの学びを手がか りに学内外において学生がプロジェクト活動を行う科目です。活動 の期間に応じて修得単位数が1、2、4単位と変動します。 「サービス業界インターンシップ」は、事前と事後の講習を併せて、 最長4週間程度のインターンシップを、3年次の夏季休暇期間に実 施します。インターンシップを通じて、しっかりと職場の現実を体 験し、それまでに学んだ学問の理解を深め、さらに将来の目標を確 定することが可能となります。 「プロジェクト実践」同様、研修期間 に応じて修得単位数が1~4単位に変動します。 イ.専門科目群 専門科目群は、サービス創造科目とアカデミックコモン科目で構 成され、サービス創造科目は≪入門≫≪基幹≫≪展開≫、アカデミ ックコモン科目は≪入門≫≪基幹≫の区分により、科目がそれぞれ 設定されています。 入門科目では、基幹科目、展開科目へと進む上で必要な基礎的理 論や概念的枠組みを習得します。基幹科目では、基礎科目を拡充し、 それぞれの分野の幹を形成する科目として用意されています。社会 で起きている現実的諸問題の理解と解決に向けた思考法を学びま す。 サービス創造科目に設置されている展開科目では、代表的なサー ビス業界ごとに、それぞれが有する特徴や問題を具体的、実践的な 視点で学び、サービス業界に対する各自の関心や進路に応じた専門 的な知識を修得します。 ① サービス創造科目 サービス創造科目では、サービスに関する理論を≪入門≫≪ 基幹≫≪展開≫の段階に分け、体系的に学ぶことができます。 ≪入門≫では、サービス創造に関する基本的な考え方を「サー ビス創造入門」にて理解します。≪基幹≫では、≪入門≫で学ん だ知識を基として、 「サービスマネジメント論」「サービスマーケ ティング論」等の科目を通じ、より発展的な理論について具体例 を交えた講義を行います。 さらに≪展開≫では、旅行・ホテル・交通・フード・ファッシ ョン・ブライダル・流通・物流・情報・スポーツエンターテイン メント・健康・金融・会計・公共サービスの各業界における特徴 や最新のサービス創造などを学術的に解説し、サービス創造の理 - 29 - 論を実践的に学びます。 サービス創造科目には、≪入門≫≪基幹≫≪展開≫併せて 21 科目(42 単位)が配置されており、≪入門≫における「サービス 創造入門」は必修科目、≪基幹≫における「サービスマネジメン ト論」 「サービスマーケティング論」は選択必修科目となっていま す。 ② アカデミックコモン科目 アカデミックコモン科目は、経営学、マーケティング、財務会 計、情報、経済学の5つの分野で構成されており、各分野とも基 礎を学ぶ≪入門≫と、応用科目としての≪基幹≫に分けて科目を 配当しています。 サービス創造学部では、5つすべての分野の≪入門≫を学ぶこ とを求めています。実社会で求められる広範な基礎学習を修める ことは、将来進路の幅を広げることにもつながります。また、複 数の学問分野を学ぶことによって同じ問題をさまざまな学問的な 視点から複合的に分析することも可能となります。 また、≪基幹≫の科目ではサービス創造学部にふさわしく、経 営革新や消費者行動、企業財務、情報システム、ミクロ経済など について必要十分な科目を用意しており、幅広い学問的なアイデ アや現実問題に出会い、知識を探求することによって、研究を深 めることができます。 なお、専門科目群には≪入門≫で5科目(10 単位)、≪基幹≫ として 31 科目(62 単位)が配置されており、≪入門≫の「経営 学入門」 「マーケティング入門」 「アカウンティング入門」 「情報入 門」は必修科目です。 ウ.コモンベーシックス科目群 コモンベーシックス科目群は、一般教養科目であるリベラルアー ツ科目、外国語を学ぶ語学科目、キャリア教育を目的とした実務能 力養成科目により構成されています。 ① リベラルアーツ科目 本学部では、現代社会を生き抜く上で必要となる一般教養科目 を設置しています。1年次から学ぶことが可能な科目を多く設置 していますので、将来の目的や関心にあわせて履修してください。 「フィットネス」については、公式サポーター企業のひとつであ るセントラルスポーツ㈱と提携し、フィットネスクラブの施設を 利用して授業を実施します。現代社会では適切な健康習慣は必要 不可欠であり、外部のフィットネスクラブを利用することを通じ て単に単位を修得するだけでなく、健康サービスを体感すること や健康習慣のきっかけを作ることも目的とします。 なお、リベラルアーツ科目は 31 科目(63 単位)配置しており、 全て選択科目です。 - 30 - ② 語学科目 外国語については、必修科目ではありません。入学後に実務家 の講義やラーニングパスを通じて外国語の重要性を感じると思い ますので、必要と感じたときに目的をもって学習に臨める方針と しています。 また、在学中に海外研修を希望する学生は、積極的に履修する ことを推奨します。 語学科目は 9 科目(18 単位)配置しており、全て選択科目で す。 ③ 実務能力養成科目 実務能力養成科目では、自分自身を知り、職業観や勤労観を培 い、卒業後の目標設定を行うことや、社会人として必要な資質能 力の形成、希望する就職を実現するための様々なスキルを学ぶこ とを目的とした科目を配置しています。 実務能力養成科目は 12 科目(12 単位)配置しており、全て選 択科目です。 エ.研究科目群(ゼミナール) 1年次の「研究入門 A」 「研究入門 B」では、高校から大学への導 入教育等を目的として 20 名規模のクラスで授業を実施し、大学で 学ぶ意義や技法、友だち作り、レポートの書き方など、大学で学ぶ ために必要なスキルを身につけます。 2年次以降に設置される「研究2」「研究3A」「研究3B」「研究 4A」 「研究4B」は「3つの学び」が総合的に活かされる場であり、 学生は研究だけでなく、教員や学生との人間関係を含めて成長する 貴重な機会です。サービス企業科目群・専門科目群・コモンベーシ ック科目群などを通じて得られた知識を総動員し、担当教員や他の 学生とのコミュニケーションを通じて、 「研究」のテーマを掘り下げ ていきます。また、4年次「研究4A」「研究4B」では卒業研究と して成果物の制作を行います。卒業研究の成果物においては、いわ ゆる卒業論文を執筆することもできますし、ベンチャービジネスの 計画書を企業とのコラボレーションで立案することや、すでに実施 している学生自身の活動を研究としてまとめることも可能です。 なお、研究科目群には、7 科目(12 単位)が配置され、「研究入 門 A」 「研究入門 B」「研究2」が必修科目です。 オ.特別講義 本学部の教授会において、必要と認められた場合には、授業科目 配当表に記載されている科目以外に「特別講義」として授業科目が 開設されます。また、特別講義として開設した授業科目の修得単位 は、科目により卒業要件単位数に加えられる場合があります。 (学則 第9条参照) - 31 - (4) 授業科目配当表 1年 科 目 区 分 2年 必選区分 春 秋 春 セミナ ー科目 選択必修 択 選 択 必 修 サービス創造実践1B(1) サービス創造実践1C(1)集中 サービス創造実践2A(2) プロジェクトマネジメント入門(2) 調査法(2) プロジェクト実践1A(1)★ プロジェクト実践1B(1)★ プロジェクト実践1C(1)★ プロジェクト実践1D(1)★ プロジェクト実践1E(1)★ プロジェクト実践1F(1)★ プロジェクト実践1G(1)★ プロジェクト実践1H(1)★ プロジェクト実践2A(2)★ プロジェクト実践2B(2)★ プロジェクト実践2C(2)★ プロジェクト実践2D(2)★ プロジェクト実践2E(2)★ プロジェクト実践2F(2)★ プロジェクト実践2G(2)★ プロジェクト実践2H(2)★ プロジェクト実践3A(4)★ プロジェクト実践3B(4)★ プロジェクト実践3C(4)★ プロジェクト実践3D(4)★ 実 践 科 サービス企業科目群 選 目 入門 サービス創造科目 サービスマネジメント論(2) サービス産業論(2) 選 展開 必 修 選 択 入門 アカデミックコモン科目 専門科目群 択 企業論(2) 経営戦略論(2) 経営組織論(2) 消費者行動論(2) マーケティング戦略論1(2) 企業財務論(2) 財務分析(2) 簿記入門(2) 情報システム(2) 情報処理(2) プログラミング2(2) ユニバーシティ・アワー1(2) 哲学(2) 心理学(2) 文章表現(2) フィットネス(1)● 社会学(2) メディアコミュニケーションズ(2)● 現代アジア論(2) 日本現代史(2) 統計学(2) エネルギー論(2) 社会保障論(2) 海外研修(2) 海外文化研修1(2)● 海外文化研修2(4)● 英語初級(2)● 英語中級(2)● 中国語初級(2)● 中国語中級(2) ビジネス英語1(2) 英会話初級(2)● 英会話中級(2)● ユニバーシティ・アワー2(2) 倫理学(2) 歴史学(2) 美術(2) 音楽(2) 法学(2) 政治学(2) 保健体育理論(2) ネットワーク社会論(2) 日本の文化(2) 日本現代社会論(2) 国際関係論(2) 生命科学(2) 地球環境論(2) 択 リベラルアーツ科目 コモンベーシックス科目群 択 語学科目 択 養成科目 実務能力 科目群 研 究 選 選 択 必 修 選 択 旅行サービス論(2) 流通サービス論(2) 物流サービス論(2) 健康サービス論(2) 金融サービス論(2) 公共サービス論(2) ファッションサービス論(2) 経済学入門(2) プログラミング1(2) 企業会計制度(2)● 幹 選 サービスマーケティング論(2) サービス人的資源管理論(2) 経営学入門(2) マーケティング入門(2) アカウンティング入門(2) 情報入門(2) 基 選 サービスサイエンス論(2) ホスピタリティマネジメント論(2) ホテルサービス論(2) 交通サービス論(2) フードサービス論(2) ブライダルサービス論(2) 情報サービス論(2) スポーツ・エンターテインメントサービス論(2) 択 選 サービス創造実践1A(1)★ サービス創造実践1D(1) サービス創造実践2B(2)★ プロデュース論(2) サービス創造入門(2) 選択必修 基幹 秋 サービス企業セミナー1(2) ベンチャービジネス論(2) 行動経済学(2) 内部統制評価(2) 業界研究(1)★ 初級キャリア知識実践(1)★ キャリア一般教養1(1)★ 企業研究(1) 中級キャリア知識実践(1)★ キャリア一般教養2(1)★ 英語上級(2) ビジネス英語2(2) キャリア意識育成実践(1)★ 研究入門A(1)・隔週 経営革新論(2) 経営情報論(2) マーケティング戦略論2(2) 広告論(2) マーケティングケースディスカッション1(2) マーケティングコミュニケーション論(2) マーケティングリサーチ(2) ミクロ経済学(2) 管理会計論(2) 企業価値評価(2) 内部監査論(2) 情報ネットワーク・セキュリティ(2) 中小企業論(2)● デザイン論(2) ロジカルシンキング(2) 研究入門B(1)・隔週 研究2(2) 注1.科目名称後の( )内は、単位数を示します。また、「隔週」は隔週開講を、「集中」は、夏季・冬季集中授業期間中に開講する科目を表します。 2.科目名の後ろに「●」と記載がある科目は、春学期と秋学期、両学期で開講する科目を表します。 3.科目名の後ろに「★」と記載がある科目についての開講期及び実施方法については、シラバス及び時間割を確認してください。 4.上記科目以外に「特別講義」として開講する科目がありますので、告示に注意してください。 - 32 - 3年 科 目 区 分 実践科目 サービス企業科目群 セミナー科目 選択必修 サービス創造科目 入門 4年 必選区分 選 択 選 択 必 修 春 サービス企業セミナー2(1) サービス企業セミナー3(1) 秋 春 秋 サービス業界インターンシップ1(1)・集中 サービス業界インターンシップ2(2)・集中 サービス業界インターンシップ3(3)・集中 サービス業界インターンシップ4(4)・集中 選択必修 基幹 択 選 択 必 修 選 択 プロフェッショナル・アカウンティングサービス論(2) 展開 入門 経営学ケースディスカッション(2) 選 択 選 択 養成科目 実務能力 科目群 研 究 択 選 択 必 修 選 択 リベラルアーツ科目 コモンベーシックス科目群 選 語学科目 アカデミックコモン科目 専門科目群 選 基幹 マーケティングケースディスカッション2(2) 小論文実践1(1)★ 小論文実践2(1)★ マナー・面接実践(1)★ ディスカッション実践(1)★ キャリア文書作成実践(1)★ 研究3A(2) 研究3B(2) 研究4A(2) - 33 - 研究4B(2) (5) ステップアッ 次の科目はステップアップ科目として指定しています。 プ科目につい て ①単位修得に関わらず、Aの科目を履修した翌学期以降に、Bの科目が 履修することができる。 A(春学期) B(秋学期) アカウンティング入門 簿記入門 研究入門A 研究入門B 研究入門B 研究2 研究2 研究3A 研究3A 研究3B 研究3B 研究4A 研究4A 研究4B ②Aの科目と同時履修か、単位修得していればBの科目が履修できる。 A(春学期) (6) 「フィット B(秋学期) 企業会計制度 アカウンティング入門 ネス」の履修 企業財務論 財務分析 について 情報入門 情報処理 「フィットネス」は、コモンベーシックス科目群リベラルアーツ科目 の選択科目です。サービス創造学部では、公式サポーター企業の一つで あるセントラルスポーツ㈱と連携し、フィットネスクラブの施設を利用 した体育授業を行います。 授業は、全 15 回開催されますが、第1回目はガイダンス、最終回は まとめとして本学の教室で授業を行い、残りの 13 回(各 90 分以上)は、 履修期間内に指定されたセントラルスポーツの施設を訪ねてフィットネ スをしてください。同じ日に入館・退館を複数回繰り返しても、出席の カウントは1日1回となりますので注意してください。 また、履修期間内は 13 回までの利用となりますが、それ以外の期間 は、1回の利用ごとに 1,000 円(税別)で利用することができます。 ただし、再履修者は有料となります。 (金額はガイダンスでお知らせし ます。 ) 履修期間や利用できるセントラルスポーツの施設等は次のとおりで す。 【履修期間(授業期間)】 履修期間は次のとおりとしますが、詳細な日付は掲示、告示等で 連絡しますので注意してください。 春学期:4 月9日(土)~7月 23日(土) 秋学期:9 月 24日(土)~1 月 28日(土) - 34 - 【利用可能施設】 施設ごとに利用時間や休館日が異なりますので注意してください。 セントラルフィットネスクラブ市川 住 所 千葉県市川市市川 1-3-18 電 話 047-323-2211 4F・5F 交 通 JR総武線市川駅北口徒歩2分、京成線市川真間駅徒歩 3 分 営業時間 平日/8:30~23:30、土曜日/9:00~23:30、日曜・祝日/9:00~20:00 休 館 日 毎週水曜日、及び季節休館 セントラルフィットネスクラブ千葉 セントラルフィットネスクラブ千葉 住 所 千葉県千葉市中央区新町 18-14 電 話 043-243-8800 交 通 JR総武線千葉駅東口徒歩3分 営業時間 平日/10:00~23:00、土曜日/10:00~22:00、日曜・祝日/10:00~19:00 休 館 日 毎週金曜日、及び季節休館 セントラルフィットネスクラブ青砥 セントラルフィットネスクラブ青砥 住 所 東京都葛飾区立石 6-39-8 電 話 03-3838-0781 交 通 京成線青砥駅徒歩1分 営業時間 平日/9:00~23:00、土曜日/9:00~20:00、日曜・祝日/9:00~20:00 休 館 日 毎週木曜日、及び季節休館 セントラルフィットネスクラブ本八幡 セントラルフィットネスクラブ本八幡 住 所 市川市八幡 3-4-1 電 話 047-325-8821 交 通 アクス本八幡地下1階 JR総武線本八幡駅徒歩5分、京成線京成八幡駅徒歩3分 都営新宿線本八幡駅徒歩0分 営業時間 平日/9:00~23:30、土曜日/9:00~22:00、日曜・祝日/9:00~20:00 休 館 日 毎週火曜日、及び季節休館 なお、次の場合には、セントラルスポーツの施設利用ができません。該 当する場合は、教務オフィスに相談してください。 ① 刺青のある者。 ② 法定伝染病患者及びそれに類する感染のおそれのある疫病を有す る者。 ③ 医療機関より、運動を禁止されている者。 ④ インストラクターの指示・指導に従わない者、施設の秩序を乱す 者等、大学及び各施設管理者が不適当と認める者。 - 35 - (7) 「サービス 業界インタ ーンシップ」 の履修につ いて (8) 集中授業の 履修につい て (9) 研究科目の 履修につい て この科目は、3年次配当の科目であり、履修制限単位数には含まれま せん。履修登録は、5月頃に個別に受付をしますので、履修希望者は告 示に注意してください。 集中授業を特定の期間に実施する場合があります。履修希望者は告示 に注意してください。 「研究入門A」 「研究入門B」 「研究2」はそれぞれ必修科目です。 「研 究入門A」 「研究入門B」は学修の基礎を学び、コミュニケーション力 を高めるための科目です。こちらの科目は、春・秋学期ともに隔週で 授業が実施されますので、必ず時間割表を確認してください。 「研究2」では、各教員の専門分野ごとにクラス(ゼミナール)が 設置され、皆さんの興味・関心を持つゼミナールを選んで申込みをし ます。 また、 「研究2」の発展的な内容を学ぶ「研究3A」 「研究3B」 「研 究4A」 「研究4B」は選択科目となりますが、本学部において学問を 究めるまたとない機会となりますので、積極的に履修することをお薦 めします。 (10) 資格取得 等による 単位認定 次の科目は、単位認定しますので、指定された期間(告示にてお知ら せします)に、各合格証書の本書を学部事務課に提出してください。 また、単位認定された科目は、履修登録をすることができません。 ア.「英語初級」 日本英語検定協会主催の実用英語技能検定3級以上合格者、全国 商業高等学校協会主催の英語検定試験2級以上合格者、TOEIC 351 点以上取得者、TOEIC Bridge 131 点以上取得者、TOEFL 36 点 以上取得者を対象とします。 イ.「文章表現」 日本漢字能力検定協会主催の日本漢字能力検定2級以上合格者を 対象とします。 ウ.「簿記入門」 全国商業高等学校協会主催の簿記実務検定試験2級以上合格者、 全国経理教育協会主催の簿記能力検定2級以上合格者、日本商工会 議所主催の簿記検定3級以上合格者を対象とします。 エ.「情報システム」 情報処理推進機構主催のスキルレベル1(IT パスポート)取得者 を対象とします。 - 36 - (11) 海外研修・ 海外文化研 修1・2に ついて 「海外研修」は、下記 A~D のいずれかに該当する場合、履修制限単 位数の除外科目として履修を認め、成績評価します。 A.本学の国際交流提携校におけるプログラムに参加し、そのプロ グラムを修了して、所定の課題を提出した場合。 B.外国の大学が主催する外国語研修プログラム1セメスター分を 修得し、教授会が認めた場合。 C.外国の大学で正規の授業を履修し、修了したもので教授会が認 めた場合。 D.教授会が承認した外国の大学との共同プロジェクトに参加し、 一定の成果を得た場合。 なお、本学との国際交流提携校との交換留学プログラムに 6 ヶ月(又 は1年間)参加した場合は、 「海外文化研修1」 (又は「海外文化研修2」) の履修を認め、成績評価します。 (12) モーニング クラス 正課授業前の 9:00~10:30 の時間帯には、モーニングクラスとして 「資格取得支援プログラム」等を実施します。 プログラムの詳細及び申込み方法については、別途掲示、告示等でお 知らせします。 なお、このプログラムは有料の正課外授業ですので単位修得はできま せん。 (13) 資格取得 コース 全学部の学生を対象としてキャンパスにいながら、資格取得をめざし て専門の勉強が出来るのが「資格取得コース」です。日商簿記2・3級、 宅建、リテールマーケティング検定2級(旧販売士検定)、公務員対策講 座、秘書検定2級、TOEIC の資格講座に加え、IT パスポート試験対策講 座等も開設予定であり、資格取得のサポート体制が整っています。プロ グラムの詳細及び申込み方法については、配布される「2016 資格取得 対策講座総合案内書」を参照してください。 なお、このプログラムは、有料の正課外授業ですので、単位修得はで きません。 (14) ラーニング パス(LP) 本学部では、1年次から4年次までの学修について、定期的に学生と 指導教員が相談しながら設計する「ラーニングパス(LP)」制度を導入し ています。 学生と教員が学期ごとに個別相談する機会を持ち、将来の目標や目的 にふさわしい学修ができるよう、学びの方向性を相談していきます。ま た、成績結果についても、両者で確認し、問題点の洗い出しと今後の課 題について検討します。 実施時期や指導教員については、別途告示及びガイダンス等でお知ら せします。 - 37 - おわりに この「履修ガイド」を一読すると、たくさんの決まり事や手続きがあることがおわかり になったことでしょう。 履修、試験、単位修得から卒業まで、いずれも「知らなかった」、 「見落としていた」で は済まないことが多数あり、重要な事項ばかりです。 最初にも言いましたが、卒業するためには、綿密な履修計画と確実な諸手続、そして、 皆さんの積極的な取り組みが必要となりますので、「履修ガイド」や配布書類を熟読し、 毎日必ず告示・掲示を見る習慣を付けるようにしてください。 また、皆さんに急を要する連絡等が必要な場合、皆さんの携帯電話や自宅に連絡するこ とがあります。携帯電話やスマートフォンを持っている場合は、所属する学部事務課の電 話番号を登録しておいてください。 さらに、皆さんのCUCのメールアドレスに学部事務課から連絡することもあります。 携帯電話等を持っている場合は、CUCアドレスからのメール転送の設定を行ってくだ さい。万が一、自宅の電話番号や携帯電話番号が変わった時は、学生課へ届出し、メール アドレスが変わった場合は、転送設定の変更を行ってください。 なお、メール転送の設定方法は、以下にある情報基盤センターのURLを参照してくだ さい。 情報基盤センターURL:http://nsc.cuc.ac.jp/info/faq/index.html#mail ※不明な事がある場合は、必ず学部事務課に来課し、相談してください。 部署名 学部事務課 電話番号 メールアドレス (サービス創造学部専用) (サービス創造学部専用) 047-373-9752 [email protected] 事務所の場所 本館2階 ※事務取扱時間等は、20 ページを参照してください。 サービス創造学部 履 修 ガ イ ド 2016 年 4 月 1 日発行(非売品) 発行:千 葉 商 科 大 学 〒272-8512 千葉県市川市国府台1-3-1