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発表テーマ(要旨)一覧
Burkholderia cepacia休止菌体を用いたセロビオースの酸化
セロビオース
微生物変換
セロビオースに、Burkholderia cepacia休止菌体を作用させ還元末端アルデヒド基の
酸化について検討しました。同菌体は効率的にセロビオン酸を生成し、その酸化活性は
菌体の膜画分に存在しました。
ポリビニルアルコール分解酵素の利用技術の開発
村上 洋
木曽 太郎
桐生 高明
微生物酵素
ポリビニルアコール
微生物が生産するポリビニルアルコール(PVA)分解酵素の利用技術を開発しています。
かつて文化財の修復に使用したPVAを安全かつ効果的に除去する方法の開発に成功したほか、
酵素の特性を生かした新たな用途展開にも取り組んでいます。
モノクロロプロパンジオール類の
分解性・腸管吸収性のin vitro評価
モノクロロプロパンジオール(MCPD)
分解性 吸収性 細胞毒性
モノクロロプロパンジオール類は油脂を含む加工食品中などに含まれ、
健康への影響が懸念される物質です。これらの体内での分解性、毒性や吸収性を
試験管内で評価し、体内動態を推定しました。
医療分野をはじめとして、食品や化粧品など身の回りの製品には、ヒトに対する安全性や
機能性が要求されます。安全性・機能性の評価法として製品開発などに
ご利用いただくことができる培養細胞を用いた試験について紹介します。
下廃水処理への適用を指向した微粉化活性炭の調製と吸着性能の向上
佐藤 博文
山内 朝夫
木曽 太郎
靜間 基博
畠中 芳郎
木曽 太郎
山内 朝夫
村上 洋
桐生 高明
活性炭
微粉砕
丸山 純
活性炭
吸着
活性炭吸着法の新しい用途展開
活性炭を用いた吸着技術は、環境汚染対策への応用だけでなく、有用物質の分離・回収や
精製にも活用できます。活性炭の柔軟な材料設計技術を背景にして
活性炭吸着法の新展開を目指し、バイオプロセスでの物質回収を例示します。
種々の溶媒をゲル化・増粘する
アミドアミンオキシド型界面活性剤
渡辺 嘉
福原 知子
市販粉末活性炭(PAC)をもとにして卓上型湿式ボールミルで微粉化活性炭を調製し
性能を調べました。微粉化はPACの細孔構造に変化を及ぼさないが、染料や
下水中の紫外可視吸収成分の吸着量の増大が認められました。
環境に優しい流出油処理剤として応用するために、糖を親水基とした化学分解性
界面活性剤を開発し、海水中で良好な界面物性が保持でき、
重油の生分解性を向上できることを明らかにしました。
駒 大輔
森芳 邦彦
大本 貴士
培養細胞
安全性評価
培養細胞を利用した安全性・機能性評価
流出油処理剤に応用できる化学分解性界面活性剤
山中 勇人
バ
イ
オ
・
化
学
・
ナ
ノ
テ
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分
野
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有
特
定
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大
阪
市
立
工
業
研
究
所
大
阪
府
立
産
業
技
術
総
合
研
究
所
岩﨑 訓
長谷川 貴洋
森田 実幸
化学分解
流出油
小野 大助
川野 真太郎
佐藤 博文
靜間 基博
低分子ゲル化剤
アミドアミンオキシド
懸橋 理枝
水、電解質水溶液、イオン液体、種々の有機溶媒をゲル化・増粘する
山村 伸吾
新規低分子ゲル化剤であるアミドアミンオキシド型界面活性剤を開発しました。
東海 直治
化学構造により、水溶液のゲル化温度および会合体構造を制御できることも明らかにしました。
1/9
発表テーマ(要旨)一覧
ニオイ可視化への検討;ニオイ物質に反応する色素の開発
ニオイ可視化
色素
脱臭剤用の寿命インジケーターとしてニオイを簡便に視覚化できる色素の開発を目指し、
アルデヒド等のニオイ物質に対して色彩変化を示す色素を合成しました。
この色素はニオイ物質の種類に応じて反応性が異なることが確認されました。
マイクロ波を用いたインクジェット染色物の固着処理技術
山下 怜子
喜多 幸司
インクジェットプリント
マイクロ波
インクジェットプリンターによって着色された繊維やフィルム上の染料インクを
マイクロ波照射によって簡便に固着させる技術を開発しました。マイクロ波法では、
従来の熱伝導加熱に比べて、短時間で高い固着率が得られました。
反応系内で酸化と還元の両方が起こる有機反応
吉村 由利香
大江 猛
レドックスニュートラル反応
有機半導体
水野 卓巳
系内で酸化と還元の両方が起こるレドックスニュートラルと呼ばれる新しい有機反応を
開発しました。酸化剤も還元剤も不要で、副生成物は水だけです。
この反応を利用して、有機半導体の原料となる複素環化合物を合成することが可能です。
三原 正稔
中井 猛夫
ナノ粒子
ナノインク
ナノ粒子・ナノインク技術の応用
ナノ粒子やナノインクの応用は分野を超えて広がっており、用途の変化に応じて、求められる
性能も低温焼結性や高導電性から透明性や光輝度性などへと変わってきています。これまでの
取り組みとして、LED用電極、高分子改質、光沢塗料、バイオイメージングをご紹介します。
タンニン酸
真球状多孔質シリカナノ粒子
タンニン酸の水溶液に種々の官能基を有するシランカップリング剤を添加するだけで
真球状の多孔質シリカナノ粒子を極短時間で合成できることを見いだしました。
官能基の種類や合成条件がナノ粒子の形状に及ぼす影響について報告します。
SiCの拡散接合における接合界面構造のTEM観察
SiCは優れた高温構造材料ですが、大型、複雑形状の構造物を得るには
優れた接合技術の開発が必要です。拡散接合を施したSiC接合界面部から
FIBを用いてTEM試料を作製し、微細構造観察を行った結果を報告します。
柏木 行康
松川 公洋
長谷川 泰則
特異な形状(らせん状)をもつナノカーボンのカーボンナノコイル(CNC)と、
アルミナとの複合材について、摩擦摩耗特性を評価しました。
CNCを少量添加することで耐摩耗性が大きく向上することがわかりました。
天然物を利用した真球状多孔質シリカの
新規合成方法の開発
斉藤 大志
ナノカーボン
耐摩耗部材
カーボンナノコイルを活用した新規な耐摩耗部材の開発
バ
イ
オ
・
化
学
・
ナ
ノ
テ
ク
分
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レ
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有
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講
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大
阪
市
立
工
業
研
究
所
大
阪
府
立
産
業
技
術
総
合
研
究
所
道志 智
熊本 成美(大阪府立大学)
堀内 悠(大阪府立大学)
松岡 雅也(大阪府立大学)
セラミックス
TEM
尾崎 友厚
長谷川 泰則
津田 大(大阪府立大学)
森 茂生(大阪府立大学)
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発表テーマ(要旨)一覧
多層フィルムを用いた熱可塑性CFRPの開発
CFRTP
多層フィルム
複数の樹脂材料からなる多層フィルムを用いて熱可塑性炭素繊維強化複合材料
(CFRTP)シートを作製しました。作製したCFRTPの曲げ物性測定を行った結果、
単一樹脂材料で作製したCFRTPと比較して物性が向上することが確認できました。
奥村 俊彦
金型長寿命化のための低型締力射出成形と型開き挙動
射出成形
型締力
射出成形金型の型締力を低く設定すれば金型ダメージを低減し、
長寿命化を図ることができます。本研究では、型締力の設定に対する型締力や
型開き量を計測することによって、成形不良を招かない最適な型締力について検討しました。
大塚 恵子
高耐熱性材料であるマレイミド樹脂は、航空宇宙・電子材料分野で
主に使用されていますが、靱性に劣るという欠点を持っています。
当研究室では、高耐熱性で靱性にも優れたマレイミド樹脂を開発しました。
木村 肇
米川 盛生
ポリ乳酸
耐熱性
分子の長さ・形が揃い、接着性、耐熱性に優れた新しいポリ乳酸
門多 丈治
新しいタイプの重合触媒を用いた新合成法を開発し、長さ、形の揃ったユニークな構造の
ポリ乳酸の合成に成功しました。多分岐化することで柔軟で接着力に優れた
生分解性接着剤となり、末端構造の工夫によって耐熱分解性が300℃以上に向上します。
平野 寛
岡田 哲周
ポリフェノール
タンパク質
キノン架橋ゼラチンを用いた生体組織用接着剤
山内 朝夫
カテキンなどのポリフェノールを使って、タンパク質系接着剤を改良しました。
キノン架橋と呼ばれる架橋を施すことでゼラチンの耐水性を高めました。
天然成分のみの配合であるため、生体安全性の高い接着剤として利用できます。
渡辺 嘉
畠中 芳郎
粘着剤
易剥離
光分解性架橋剤を用いた易剥離粘着剤の開発
新規な植物油ポリオールの合成と可逆反応部位をもつ
ネットワークポリマーの作製
自己修復性材料は様々な産業分野での応用が期待されていますが、表面摩擦が大きく、
触感が悪いという欠点があります。低摩擦表面のハードコーティングでありながら、
自己修復性を示すハイブリッド材料を開発しましたので、最近の成果を紹介します。
プ
レ
ゼ
ン
有
特
定
講
演
大
阪
市
立
工
業
研
究
所
大
阪
府
立
産
業
技
術
総
合
研
究
所
舘 秀樹
陶山 寛志
(大阪府立大学高等教育
推進機構)
植物油
チオール-エン反応
植物油にチオール-エン反応により新規な植物油ポリオールを合成し、続いて
フラン官能基を導入しました。さらにマレイミド誘導体との反応により柔軟なポリマーから
剛性を有するポリマーまで作り分けが可能であることが明らかとなりました。
低摩擦表面を有する
自己修復ハードコーティングの開発
山田 浩二
マレイミド樹脂
高耐熱性
高耐熱性で靱性にも優れたマレイミド樹脂
架橋部位と分解部位を一つの分子内に有する光分解性架橋剤を用いて、粘着剤への
応用を試みました。光照射により、導入された光分解性架橋剤の光分解が起こり、
粘着剤の凝集力が低下することで、易はく離が可能となることがわかりました。
泊 清隆
高
分
子
(
加
工
・
材
料
)
分
野
井上 陽太郎
舘 秀樹
自己修復
コーティング
松川 公洋
渡瀬 星児
御田村 紘志
3/9
発表テーマ(要旨)一覧
高性能塗布型有機トランジスタと
論理回路・センサへの応用
有機トランジスタ
塗布法
フレキシブルデバイス等への応用が期待される有機トランジスタについて、
開発を行った高移動度有機結晶膜の塗布法とパターニング手法、及び有機論理回路や
RFIDタグへの応用、温度センサと駆動回路への応用等について紹介します。
宇野 真由美
中山 健吾
車 溥相
金岡 祐介
電解析出法による酸化チタン膜の作製
電解析出
色素増感太陽電池
本研究室では、低コスト、低環境負荷な製膜プロセスとして、水溶液からの電解析出
(電析)法による、様々な金属酸化物膜作製について研究しています。
ここでは、酸化チタン膜の電析と色素増感太陽電池への応用について紹介します。
千金 正也
谷 淳一
品川 勉
シリコン系断熱材料を基板に施した
有機太陽電池における温度上昇抑制効果
有機太陽電池
断熱材
米川 穣
シリコン系断熱材料を施した基板を用いて、P3HTとPCBMからなるバルクヘテロ型
有機太陽電池を作製しました。その結果、作製した有機太陽電池では、温度上昇に伴う
光電変換効率の低下を抑制することに成功しましたので報告します。
田中 剛
櫻井 芳昭
有機薄膜太陽電池
電解析出
有機薄膜太陽電池ブロック層の電解析出による形成
渡辺 充
有機薄膜太陽電池(OPV)は作製方法が簡便かつ軽量などの利点から注目されています。
一般的なOPVでは透明電極と活性層の間にブロック層を形成しますが、
ここでは低コストかつ環境負荷の小さい電解析出により行いました。
エネルギー準位をチューニングした
サブナフタロシアニン有機半導体分子の合成
電
子
・
電
池
・
セ
ン
サ
分
野
玉井 聡行
サブナフタロシアニン色素
有機薄膜太陽電池
有機ドナー材料とアクセプター材料の分子軌道エネルギー準位の繊細な関係が
電子移動効率を左右します。そこで、有機薄膜太陽電池のドナー材料として必要な
光吸収特性とエネルギー準位の条件を満たす新しい色素材料を分子設計、合成しました。
高尾 優子
森脇 和之
松元 深
水野 卓巳
有機太陽電池
効率的合成
有機太陽電池用アクセプター材料の効率的合成法
プ
レ
ゼ
ン
有
特
定
講
演
大
阪
市
立
工
業
研
究
所
大
阪
府
立
産
業
技
術
総
合
研
究
所
伊藤 貴敏
有機薄膜太陽電池用アクセプター材料として、一般的にフラーレン誘導体が
岩井 利之
利用されています。フラーレン誘導体の従来合成法では高温・長時間を必要としましたが、
新しく開発した原料を利用することにより、室温・短時間で各種フラーレン誘導体が合成できました。
非鉛BiFeO3強誘電体薄膜を使った
圧電MEMS振動発電デバイスの特性
振動発電
MEMS
非鉛BiFeO3強誘電体薄膜を搭載した圧電MEMS振動発電デバイスを開発しています。
モノのインターネット(IoT)の発展により今後大きな需要が見込まれる
自給電型センサモジュールなどへの応用が期待できます。
高分子圧電材料P(VDF-TrFE)を用いた
MEMS超音波センサの受信感度向上
自律移動ロボットの物体検知装置として、MEMS超音波センサが注目されています。
MEMS超音波センサは小さいために感度が小さいという課題があります。
高分子圧電材料のP(VDF-TrFE)を用いて受信感度を向上したので報告します。
村上 修一
佐藤 和郎
中嶋 隆勝
長瀧 敬行
中出 卓男
吉村 武(大阪府立大学)
藤村 紀文(大阪府立大学)
MEMS超音波センサ
高分子圧電材料
田中 恒久
村上 修一
宇野 真由美
4/9
発表テーマ(要旨)一覧
電磁界シミュレータによる人工磁性体の設計
EMC(電磁両立性)
電磁界シミュレーション
形状や配列で電磁界応答を操作できる素子として人工磁性体があります。
スプリットリング共振器型の人工磁性体をノイズ抑制デバイスへ適用するため、
電磁界シミュレータを用いて形状・材料設計を行った結果を報告します。
積層型歪抵抗薄膜を用いた高温オイルレス圧力センサの作製
伊藤 盛通
松本 元一
積層型歪抵抗薄膜
高温オイルレス圧力センサ
近年、自動車等のエンジン燃焼圧やサニタリー用圧力センサ等、小型の
高温オイルレス圧力センサの開発が求められています。今回、新規積層型歪抵抗薄膜を用いた
圧力センサを作製した結果、出力電圧の向上が見られたので報告します。
リチウム電池の高性能化、および、
全固体電池開発;電池開発評価センター
佐藤 和郎
小栗 泰造
リチウムイオン二次電池
全固体電池
関西のリチウム電池の世界シェアーが近年急激に低下しています。高性能化リチウム電池や
次世代電池の開発は、関西復権のキーの一つと言えます。当研究所では、リチウム電池の
試作・評価を始め、次世代電池である全固体電池の開発研究を行っています。
高橋 雅也
山本 真理
小林 靖之
池田 慎吾
固体電解質
イオン伝導率
全固体リチウム電池に関する産技研での取り組み
近年、革新的蓄電池として硫化物系固体電解質を用いた全固体リチウム電池の開発が
精力的に行われています。本発表では、産技研で実施した硫化物系固体電解質の作製と
その評価について報告します。
銅-スズ合金めっき構造体の作製と
リチウムイオン二次電池への応用
筧 芳治
電
子
・
電
池
・
セ
ン
サ
分
野
園村 浩介
長谷川 泰則
稲村 偉
リチウムイオン二次電池負極
繊維へのめっき
不織布の個々の繊維に無電解めっきを施すことによって銅-スズ合金の微小構造体を
作製しました。この構造体は、リチウムイオン二次電池の負極として働き、
平板負極に比べて優れた充放電サイクル特性を示しました。
電析法による金属空気二次電池用正極触媒の作製
金属空気二次電池の実用化には、正極の開発が急務です。
今回、当所で開発した貴金属触媒製造技術である電解処理法を用いて、
金属空気二次電池用の正極触媒の作製を試み、その特性を評価したので、報告します。
藤原 裕
小林 靖之
池田 慎吾
金属空気二次電池
貴金属触媒
プ
レ
ゼ
ン
有
特
定
講
演
大
阪
市
立
工
業
研
究
所
大
阪
府
立
産
業
技
術
総
合
研
究
所
西村 崇
斉藤 誠
中出 卓男
5/9
発表テーマ(要旨)一覧
軸付電着ダイヤモンド砥石の機上形状計測技術の開発
電着ダイヤモンド砥石
機上形状計測
電着ダイヤモンド砥石を用いて高精度な研削加工を行うには、砥石形状を測定して
ツルーイングする必要があります。本研究では、レーザを用いた電着ダイヤモンド砥石の
形状測定法について検討した結果を報告します。
超純水を用いた焼結ダイヤモンド(PCD)の
高能率放電加工技術の開発
渡邊 幸司
南久
柳田 大祐
焼結ダイヤモンド(PCD)
超純水
柳田 大祐
焼結ダイヤモンド(PCD)の放電加工速度の向上を目的として、加工液に超純水を用いた
PCDの放電加工の可能性について検討しました。その結果、電解の影響を小さくして、
比較的高能率にPCDを放電加工できることがわかりました。
南久
渡邊 幸司
非晶質めっき
クロムめっき
非晶質Cr-C合金めっきの機械的特性
林 彰平
本研究所で開発中の非晶質Cr-C合金めっきは高い硬さを示し、
優れた機械的特性が期待されます。そこで、硬さおよび摩擦摩耗特性に対する
熱処理の影響について評価し従来のクロムめっきと比較しました。
中出 卓男
森河 務
PVD
電気めっき
チャンネル型微細溝を有した硬質厚膜の形成と膜特性の評価
3次元ネットワーク状のチャンネル型微細溝を有するPVD硬質厚膜の開発を行いました。
高い保油性を示す本開発膜は、摩擦摩耗試験および円筒深絞り試験において、
耐摩耗性の向上と優れた耐焼き付き性を示しました。
小畠 淳平
三浦 健一
四宮 徳章
森河 務
耐硫化性
耐食性
装飾・電子材料用の新規な環境適応型合金めっき皮膜
野呂 美智雄
装飾・電子材料用途としての適用を想定したスズ-パラジウム-銀合金めっき皮膜を
開発しました。この合金めっき皮膜は耐硫化性および耐食性が高いため、
審美性があり信頼性の高いめっき皮膜です。
河野 宏彰
鉛フリーはんだ
高温変形構成式
高温での機械的特性に優れる低Ag鉛フリーはんだ合金の開発
本研究では、高温での機械的特性に優れる低Agはんだ合金の開発を目指しています。
高温変形構成式を活用した革新的手法による合金設計に取り組んでおり、
合金設計手法とはんだ合金の開発状況について報告します。
金
属
(
加
工
・
材
料
)
分
野
プ
レ
ゼ
ン
有
特
定
講
演
大
阪
市
立
工
業
研
究
所
大
阪
府
立
産
業
技
術
総
合
研
究
所
濱田 真行
上杉 徳照(大阪府立大学)
瀧川 順庸(大阪府立大学)
東 健司(大阪府立大学)
レーザ積層造形法を用いたシリコロイ®の造形
高珪素ステンレス鋼であるシリコロイ®は、高強度、高耐食性、耐焼き付き性といった
複数の優れた特性を持っています。レーザ積層造形法で造形し、レーザ照射条件の影響や
機械的性質について調査した結果について報告します。
たたら製鉄実習に対する成分分析支援事例
府立堺工科高校では長年たたら製鉄実習を実施してきました。高校にある設備では
鉧(けら)などの製品の品質評価の手法に限りがあります。しかしながら、
産技研の持つ分析ノウハウを活かすことにより、製品の成分分析を行うことができました。
ステンレス
析出硬化系
柴田 顕弘
中本 貴之
武村 守
木村 貴広
たたら製鉄
成分分析
榮川 元雄
6/9
発表テーマ(要旨)一覧
ファイバーレーザを用いたアルミニウムと銅の異種金属溶接
レーザ溶接
異種金属溶接
ファイバーレーザを用いてアルミニウムと銅の異種金属溶接を行い、引張試験および
断面観察等により溶接結果を評価しました。その結果、明らかになった溶接条件と
溶接強度の関係と引張試験時の破断メカニズムについて報告します。
萩野 秀樹
山口 拓人
武村 守
長瀧 敬行
マグネシウム
摩擦攪拌プロセス
摩擦攪拌プロセスによる新規マグネシウム系素形材の創製
マグネシウムに対し、摩擦攪拌装置で強ひずみ加工を加えながら各種の金属元素を攪拌部に
添加することにより、金属間化合物が微細分散した超微細な金属組織を得ることができました。
得られたマグネシウム系素形材の金属組織の特徴とその材料特性について発表します。
放電プラズマ焼結法を用いて金属系放熱材料の創成を行いました。Al/ダイヤモンド系で
550W/mK超、Cu/ダイヤモンド系で650W/mK超、Ag/ダイヤモンド系で710W/mK超の、
いずれも世界最高値を達成しました。持続型固液共存状態でのAl系放熱材料のSPS成形方法は、
Al/SiC系,Al/AlN系,及び,Al/cBN 系にも適用可能です。
Mg合金板
EBSD
圧縮から引張への反転負荷を受けるMg合金圧延板において双晶変形が、
板厚ひずみに及ぼす影響を調査しました。その結果、双晶活動時には
活動しない時に比べてより大きな板厚ひずみが発生することが明らかとなりました。
渡邉 博行
長岡 亨
福角 真男
放電プラズマ焼結
放熱材料
放電プラズマ焼結法(SPS)による金属系放熱材料の開発
マグネシウム合金圧延板の反転負荷における
双晶活動と板厚ひずみ
木元 慶久
金
属
(
加
工
・
材
料
)
分
野
水内 潔
田中 基博
内田 壮平
浜 孝之(京都大学大学院)
鈴木 智貴(京都大学大学院)
浦谷 政翔(京都大学大学院)
田中 努
藤本 仁(京都大学大学院)
宅田 裕彦(京都大学大学院)
マグネシウムの組織制御による強度と減衰能の改善
マグネシウムは振動減衰能に優れていると思われてきましたが、材料強度を向上させると
低下してしまいます。そこで、特性を支配する材料因子を検討し、この知見を利用して
Mg-Ca合金の組織制御を行ったところ、強度と振動減衰能の両方が改善できました。
マグネシウム
振動減衰
渡辺 博行
長岡 亨
木元 慶久
福角 真男
プ
レ
ゼ
ン
有
特
定
講
演
大
阪
市
立
工
業
研
究
所
大
阪
府
立
産
業
技
術
総
合
研
究
所
7/9
発表テーマ(要旨)一覧
摩擦摩耗特性に及ぼす湿度の影響
トライボロジー
雰囲気
温度・湿度が摩擦摩耗特性に影響することから、近年、試験条件の項目の中で
雰囲気の重要性が高まっています。本研究では、温度を一定とした場合の
摩擦摩耗特性に及ぼす湿度の影響について調査した結果を報告します。
道山 泰宏
繊維製床敷物
摩耗指数
繊維製床敷物の摩耗指数と物理的耐久性との関係
国内で消費される素材や表面形態が異なる繊維製床敷物について、
ヨーロッパ規格の摩耗指数(WI)と構造因子との関係ならびにJISに規定された
摩擦を伴う動的荷重試験による厚さ減少率との関係について検討を行いました。
分
析
・
評
価
分
野
山本 貴則
辻 創(一般財団法人カケン
テストセンター)
木村 裕和(信州大学)
振動試験の条件適正化を目指した内容品の
ガタ振動調査および蓄積疲労スペクトルの活用
振動試験の条件適正化を図るために、ガタが内容品の振動に及ぼす影響を調べ、
内容品に注目した疲労評価の重要性を報告します。また蓄積疲労スペクトルの活用により、
輸送と等価な試験条件の導出や輸送環境の分析が可能なことがわかりました。
2種類の打切りデータを含む試験結果の統計解析
衝撃試験では与える衝撃値を段階的に上げます。試料が最初の衝撃で破損すると
「その値未満」、最後まで破損しないと「その値以上」という情報しか得られず、
統計解析が困難となります。これらの打切りデータの活用方法を報告します。
電球形LEDランプのJNLA試験
電球形LEDランプはJNLA登録事業者で測定された全光束、消費電力の表示が
義務付けられています。大阪市立工業研究所はH27年3月に登録され、4月より
電球形LEDランプの全光束、消費電力等を評価するJNLA試験を行っています。
遺伝子解析法を用いた動物毛の同定方法の検討
製品やその製造工程で発生する可能性のある動物毛異物について、遺伝子解析法を
用いて同定を行うことを目的として、動物毛からの鋳型DNAの調製及びPCRによる
増幅について検討し、その結果を報告します。
ポリフェノールを使用した生ゴミ用消臭剤の開発
植物抽出物に含まれる生理活性物質であるポリフェノール(カテキン、タンニン、
ケルセチンなど)を用い“防臭性”と“消臭性”とを併せ持つ生ゴミ用防臭・消臭剤を
開発し、良好な生活環境の維持に貢献します。
可燃性液体の引火点測定
燃料、潤滑油、塗料、化粧品などの身近な液体の製品の多くは可燃性液体が
含まれているため、製品化には引火点の測定が必要です。現在JISには
4種類の引火点測定方法が定められており、これらの測定方法についてご説明いたします。
輸送包装
振動試験
津田 和城
打切りデータ
統計解析
堀口 翔伍
中嶋 隆勝
LED
測光
北口 勝久
齋藤 守
西﨑 陽平
室 哲雄
同定
遺伝子解析法
プ
レ
ゼ
ン
有
特
定
講
演
大
阪
市
立
工
業
研
究
所
大
阪
府
立
産
業
技
術
総
合
研
究
所
増井 昭彦
井川 聡
ポリフェノール
生ゴミ用消臭剤
喜多 幸司
陰地 威史
引火点
危険物
東海 直治
山村 伸吾
懸橋 理枝
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発表テーマ(要旨)一覧
有機材料分析における顕微赤外イメージングと
傾斜切削装置の応用
顕微赤外分光分析
傾斜切削
顕微FT-IRを用いた混合物や積層体の分析においては,材料の分布の境界が可視像では
わかり辛いため,その構成や分布を正確に知ることは従来法では困難でした。今回は,
本課題解決に有用なFPA検出器による成分分布の可視化と試料の切削・面出しについて
ご紹介します。
樹脂材料中の微量金属元素を定量するための溶液化技術
樹脂材料に合目的的な物性を発現させるには微量金属元素の含有率を制御する必要があり、
そのための精密定量技術が必須です。当研究室では、微量金属の定量に
不可欠な溶液化法を開発し、分析サービスから技術移転や指導まで対応しています。
平野 寛
山田 浩二
東 青史
籠 恵太郎
微量金属
溶液化
分
析
・
評
価
分
野
河野 宏彰
野呂 美智雄
プ
レ
ゼ
ン
有
特
定
講
演
大
阪
市
立
工
業
研
究
所
大
阪
府
立
産
業
技
術
総
合
研
究
所
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