Comments
Description
Transcript
日本、韓国、イタリア、カナダの大都市圏の若者調査より 本、韓国
第84回 日本社会学会大会 2011年9月17日関西大学(千里山キャンパス)一般研究報告(3)(16時20分~18時20分)第3学舎A303 日本、韓国、イタリア、カナダの大都市圏の若者調査より 本、韓国、イタリア、 ナダ 大都市圏 若者調査 り ○国立女性教育会館 聖心女子大学 放送大学 早稲田大学 酒 岩 宮 土 井 上 本 屋 計 史 真 珠 みち子 淳 二 ・科学研究費・基盤B「若者のキャリア形成過程におけるジェンダー格差の国際比較(2006-08) ・科学研究費・基盤B「若者のキャリア形成過程と支援に関する国際比較研究」(2009-11) 多く 先進国 は成人期 多くの先進国では成人期への移行は長期化。 移行は長期化 • • • • 教育期間の長期化 両親との同居期間の長期化 経済的独立の困難 キャリア形成の遅延 学校を卒業し、労働市場に参入し、結婚し、親となる、という複 学校を卒業し 労働市場に参入し 結婚し 親となる という複 数の段階を順次にたどるという伝統的な移行パターンにしたが うのではなく、個別化。 (2)調査研究の目的 本研究は、先進国の若者の初期キャリア形成過程を、日本、韓 国、イタリア、カナダの大都市圏の若年者に対するアンケート 調査から比較・対照。 キャリア形成過程およびそこに見られるジェンダー差の検討。 キャリア形成過程およびそこに見られるジェンダ 差の検討 若者の初期キャリア形成を支援するためのあり方を考える。 2 図 日本・男女別・若年層(15 24歳)失業率 [「労働力調査」4月] 日本・男女別・若年層(15-24歳)失業率 12.0 10.0 2003年 12.0% 男性 15 24歳 男性・15~24歳 2003年 女性・15~24歳 9.5% 男女計・全年齢 8.0 60 6.0 2003年 5 5% 5.5% 4.0 2.0 0.0 3 対象国 日本(東京大都市圏)、韓国(ソウル大都市圏)、イタリア(ミラ ノ県) カナダ(トロント大都市圏) ノ県)、カナダ(トロント大都市圏) 各国とも地域差が大きいと考えられるが各国の大都市圏 は 各国を代表する先進的地域でもあり 今後の変化の方 は、各国を代表する先進的地域でもあり、今後の変化の方 向性も示唆するという点で、適切な地域と考えられる。 ミラノは、人口ではイタリア第2位で首都ではないが、イタリ は 人 はイタリ 第2位 首都 はな が イタリ ア経済の中心地であり、ヨーロッパ経済市場の重要拠点で ある 。 トロントは、首都ではないが、カナダ最大の都市で経済の中 心地。都市圏の人口は北米で4番目。 4 国 2007~2010年において、各国25~30 歳の男女を含 む大都市の若年者を対象に、共通の質問項目を用いた アンケート調査を各国のカウンターパートにおいて実施。 調査を各 カウ タ パ お 実施 対象地域 [人口] 調査法 調査時期 サンプルサイズ (25~30歳) 男性 女性 郵送法/住民基本台帳より 東京都大都市圏 (東京都・埼玉県・神 層化二段抽出法 2007年11~12月 日 本 387 583 奈川県・千葉県) (配布数5000、有効回収率 [約3500万人] 19.4%) ソウル大都市圏 395 428 (ソウル市・インチョン 韓 国 インターネット(Web)調査 2008年3~4月 市・京畿道) (560) (558) [約1200万人]] [約 ミラノ県 CATI イタリア (ミラノ市・ミラノ県内) 2007年11月 516 484 (コンピュータ電話調査) [約380万人] トロント大都市圏 160 229 カナダ (グレーター・トロント) インターネット(Web)調査 2010年3月 (488) (513) [約590万人] ※韓国は調査対象年齢が ※韓国は調査対象年齢が25~34歳で( 歳 ( )内 )内の数値。本報告におては、25~30歳のみ対象 数値 本報告 お は 歳 対象 ※カナダは調査対象年齢が18~34歳で( )内の数値。本報告におては、25~30歳のみ対象 5 人口割合(%) (日本2009 他2008年) (日本2009、他2008年) 日 本 韓 国 イタ イタリア カナダ 15歳 未満 13.3 17.4 14.0 16.8 65歳 以上 22.7 10.3 20.1 13.7 離婚率‰ (人口1000人比) 日本 韓 国 韓 国 イタリア カナダ 2.01 (2009年) 2 36 (2008年) 2.36 0.85 (2007年) ( 年) 2.21(2005年) 25~29歳の未婚率(%) 歳 未婚率( ) 男性 71.4(2005年) 71.1(2000年) 79.6(2001年) ( 年) 53.3(2001年) 合計特殊 出生率 1.37 (2008年) 1 19 (2008年) 1.19 1.41 (2008年) 1.66(2007年) 女性 平均初婚年齢(歳) (日韓2009年、伊2007年,加 2004) 男性 59.1(2005年) 40.1(2000年) 58.5(2001年) ( 年) 38.9(2001年) 15-24歳の 失業率 (2009年) 9.1 98 9.8 25.4 15.3 社人研「人口統計資料集(2011) 」 OECD database 韓国統計庁「2011統計で見る韓国女性の生き方」 30.4 31.6 32.8 30.0 女性 28.6 28.7 29.7 28.8 25~29歳 労働力率(%) (韓国2007年、他2008年) 男性 94.4 77 7 77.7 80.8 90.5 女性 76.1 68 2 68.2 63.7 81.6 男女差 18.3 95 9.5 17.1 8.9 JILPT「データブック国際労働比較2011」 UNECE Statistical Division Database 6 40.0 35.0 30.0 Italy, 27.9 25.0 20.0 15.0 Canada, 14.8 10.0 Korea, 9.8 J Japan, 9 9.2 2 5.0 2010 2008 2006 2004 2002 2000 1998 1996 1994 1992 1990 1988 1986 1984 1982 1980 0.0 data extracted on 25 Jul 2011 06:27 UTC (GMT) from OECD.Stat 7 100% 5.8% 14.7% 90% 80% 26 6% 26.6% 9.5% 17.5% 28 0% 28.0% 35.0% 70% 30.6% 50% 94.0% 84.8% 40% 71.1% 62.8% 無回答 離死別 27.5% 60% 30% 22.7% 88 6% 88.6% 事実婚 (カナダ) 既婚 70.8% 未婚 53 8% 53.8% 44.1% 20% 10% 0% 男性(387) 女性(583) 男性(395) 女性(428) 男性(516) 女性(484) 男性(160) 女性(229) 日本 本 韓国 イタ イタリア カ ダ カナダ 8 未婚者に着目 ①親との同居率 • 親との同居率 • 別居意向 • 現職の雇用形態と親との同居率 ②職業キャリア • 現職の就業形態 転職回数(転職経験な を含む) • 転職回数(転職経験なしを含む) • 転職回数と現職の雇用形態 9 100% 10.3% 90% 80% 25.4% 44.6% 7.5% 19.5% 40.8% 51.2% 70% 43.6% 別居 60% 50% 89.7% 40% 30% 74 6% 74.6% 55.4% 92.5% 80.5% 同居 59.2% 48.8% 20% 56.4% 10% 0% 男性(267) 女性(360) 男性(335) 女性(303) 男性(484) 女性(427) 男性(84) 女性(101) 日本 n.s. 韓国 n.s. イタリア n.s. カナダ n.s. Χ2検定(n.s.有意なし、 * P.>.05、 ** P.>.01 *** P.>.001 N.A.除く 10 100% 7 6% 7.6% 14.6% 90% 28.1% 5 8% 5.8% 16.1% 24.1% 12.9% 14.3% 無回答 80% 40.6% 70% わからない 36.5% 41.5% 60% 39.7% 30.6% 47.1% 50% 87.1% 40% 30% 20% 47.4% 43.9% 41.3% 51.8% 85.7% 別居したくな い 54.5% 別居したい 28 8% 28.8% 10% 0% 男性(126) 男 ( ) 女性(172) ( ) 男性(171) 男 ( ) 女性(211) ( ) 男性(419) 男 ( ) 女性(380) ( ) 男 男性(31) ( ) 82% 80% 68% 87% 97% 96% 76% 日本 χ2=8.5* 韓国 n.s. イタリア n.s 女性(49) ( ) 86% ←現在同居者のうち、 カナダ n.s. 別居経験が一度もな い人の割合(%) Χ2検定(n.s.有意なし、 * P.>.05、 ** P.>.01 *** P.>.001 N.A.除く 11 100% 90% 79.5% 79.8% 78.9% 80% 50% 72.9% 69.0% 72.3% 70% 60% 83 % 83.5% 79.3% 84.9% 84 9% 87.9% 54.0% 52.2% 48.9% 70.0% 66.7% 40.4% 40% 30% 20% 10% 男性 女性 χ2=11.4*** χ2=8.4** 日本 男性n.s. 女性n.s. 韓国 男性n.s. 女性n.s. イタリア 男性n.s. 非常 常用(10) 常用(50) 常 非常用(3) 非 常用(47) 常 週35時間未 未満(33) 週35時間以 以上(86) 週35時間未 未満(29) 週35時間以 週 以上(158) 非正 正規(48) 正規(178) 正 非正 正規(44) 正規(173) 正 非正 正規(113) 正規(203) 正 非正 正規(38) 正規(178) 正 0% 女性n.s. カナダ Χ2検定(n.s.有意なし、 * P.>.05、 ** P.>.01 *** P.>.001 N.A.除く 12 100% 7.5% 2.7% 90% 80% 16.2% 4.0% 5.0% 19.5% 19.0% 15.6% 12 6% 12.6% 23 4% 23.4% 20.2% 9.1% % 6.3% 5.5% 15.6% 34.2% 70% 非正規(日韓)、 雇用者・週35時 間未満(伊)、 非常用(加) 60% 50% 40% 30% 自営 その他 自営・その他 76.5% 76.3% 85.5% 74.8% 63.0% 68 4% 68.4% 78.1% 正規(日韓)、 正規(日韓) 雇用者・週35時 間以上(伊)、 常用(加) 61.0% 20% 10% 0% 男性(241) 女性(330) 男性(226) 女性(238) 男性(231) 女性(141) 男性(55) 女性(64) 日本 χ2=27.3*** 韓国 n.s. イタリア χ2=7.5* カナダ n.s. Χ2検定(n.s.有意なし、 * P.>.05、 ** P.>.01 *** P.>.001 N.A.除く 13 100% 90% 80% 14.4% 20.7% 8.9% 14.3% 70% 23.3% 23.7% 24.8% 43.6% 46.6% 12.4% 20 4% 20.4% 20% 2回 10.0% 19.0% 11.7% 17.2% 12.7% 17.2% 18 2% 18.2% 53.4% 3回以上 回以 22.7% 40% 30% 46 9% 46.9% 17.7% 60% 50% 26.0% 17.6% 44.5% 10% 43.8% 48.6% 7.8% 1回 39.6% 25.5% 18.5% 28.1% 0回 0% 男性(236) 女性(328) 男性(226) 女性(238) 男性(249) 女性(154) 男性(55) 女性(64) 日本 χ2=9.1* 韓国 χ2=41.5*** イタリア n.s カナダ n.s. Χ2検定(n.s.有意なし、 * P.>.05、 ** P.>.01 *** P.>.001 N.A.除く 14 100% 90% 94.4% 87.5% 93.1% 88.1% 80% 85.8% 84.6% 82 1%80.7% 82.1% 79.3% 74.6%76.6% 70.7% 71.3% 73.3% 70% 60% 48.5% 45.8% 50% 40% 30% 20% 10% 日本 χ2=84.6*** 韓国n s 韓国n.s. イタリアn s イタリアn.s. 3回以上(48) 2回(18) 2 1回(15) 1 0回(29) 0 3回以上(82) 2回(57) 2 1回(28) 1 0回 回(134) 3回以上 上(158) 2回(67) 2 1回(82) 1 回(136) 0回 3回以上(96) 2回(66) 2 1回 回(115) 0回 回(261) 0% カナダn s カナダn.s. Χ2検定(n.s.有意なし、 * P.>.05、 ** P.>.01 *** P.>.001 N.A.除く 15 100% 6.6% 90% 14.6% 80% 16.5% 47 4% 47.4% 38.8% 46.7% 53.2% 3 2% 70% 57.6% 60% 50% 非正規 93 4% 93.4% 40% 85.4% 30% 83.5% 52.6% 61.2% 53.3% 46.8% 20% 42 4% 42.4% 正規 10% 男性 χ2=40.1*** 女性 χ2=42.8*** 3回以上(66 6) 2回(47 7) 1回(67 7) 0回(139 9) 3回以上(30 0) 2回(19 9) 1回(48 8) 0回(122 2) 0% 回数別男女差 0回χ2=6.2* 1回χ2=8.0** 2回 n.s ns 3回以上 n.s. 日本 Χ2検定(n.s.有意なし、 * P.>.05、 ** P.>.01 *** P.>.001 N.A.除く 16 100% 90% 13.5% 19.5% 80% 32.1% 26.9% 20.0% 22.0% 20.5% 21.7% 70% 60% 非正規 50% 40% 86.5% 80.5% 30% 67.9% 73.1% 80.0% 78.0% 79.5% 78.3% 20% 正規 10% 男性n.s. 女性n.s. 韓国 3回以上(1 106) 2回((39) 1回((41) 0回((40) 3回以上((52) 2回((28) 1回((41) 0回((96) 0% 回数別男女差 0回 n.s. 1回 n.s. 2回 n.s ns 3回以上 n.s. Χ2検定(n.s.有意なし、 * P.>.05、 ** P.>.01 *** P.>.001 N.A.除く 17 100% 90% 10.2% 12.5% 18.8% 20.8% 21.7% 25.0% 20.0% 80% 41.2% 70% 週35時間 未満 60% 50% 40% 89.8% 87.5% 81.3% 79.2% 78.3% 75.0% 80.0% 30% 58.8% 20% 週35時間 以上 10% 男性n.s. 女性n.s. イタリア 3回以上(3 34) 2回(2 25) 1回(1 12) 0回(4 46) 3回以上(4 48) 2回(3 32) 1回(1 16) 0回(8 88) 0% 回数別男女差 0回 n.s. 1回 n.s. 2回 n.s ns 3回以上 χ2=4.0* Χ2検定(n.s.有意なし、 * P.>.05、 ** P.>.01 *** P.>.001 18 100% 0.0% 90% 0.0% 5.0% 20.0% 9.1% 12.5% 80% 17.9% 40.0% 70% 60% 50% 非・常用 100.0% 40% 100.0% 95 0% 95.0% 80.0% 90 9% 90.9% 87.5% 30% 82.1% 60.0% 常用 20% 10% 男性n.s. 女性n.s. カナダ(25‐30歳) 3回以上(2 28) 2回(1 11) 1回((5) 0回(1 16) 3回以上(2 20) 2回((7) 1回(1 10) 0回(1 13) 0% 回数別男女差 0回 n.s. 1回 n.s. 2回 n.s ns 3回以上 n.s. Χ2検定(n.s.有意なし、 * P.>.05、 ** P.>.01 *** P.>.001 N.A.除く 19 100% 0.0% 6.1% 90% 11.1% 26.7% 80% 17.1% 18.2% 33.3% 27.8% 70% 60% 50% 非・常用 100.0% 93 9% 93.9% 40% 88.9% 73.3% 30% 82.9% 81.8% 66.7% 72.2% 常用 20% 10% 男性n.s. 女性n.s. カナダ(20‐34歳) 3回以上(5 54) 2回(2 22) 1回(1 12) 0回(4 41) 3回以上(3 36) 2回(1 15) 1回(1 15) 0回(3 33) 0% 回数別男女差 0回 n.s. 1回 n.s. 2回 n.s ns 3回以上 n.s. Χ2検定(n.s.有意なし、 * P.>.05、 ** P.>.01 *** P.>.001 20 初期キャリア形成の状況を確認。 • 親との同居率の高さ • 就業形態と親との同居率の関係 • ジェンダー差 • 標準的な雇用への道 キャリア形成 具体 な経過 、各国 教育 雇用シ テ キャリア形成の具体的な経過は、各国の教育・雇用システ ムの違いを反映し、各国ごとに違い(特徴)がある。 具体的な若者の支援およびその政策化は、各国の特徴を 反映した形で行われることが必要。 政策的含意 21 <関連文献> 関連文献 岩上真珠(編),2009,『若者のキャリア形成過程におけるジェンダー格差 の国際比較-労働、教育家族政策より』科学研究費基盤(B)報告書. Ito Peng & Mami Iwakami ,2011,”Good Work: Early Career Formation of Young People in Japan and Canada” (Presentation at Asian Institute Munk School of Global Affairs, Affairs Toronto University, 03 March 2011) 岩上真珠(編),近刊,『不透明な時代のキャリア形成(仮)』新曜社. 岩 真珠(編),近刊,『不透明な時代 キャリア形成(仮)』新曜社 <謝辞> 【イタリア・カウンターパート】 トレント大学社会学部 Prof. Dr. Carlo BUZZI Prof. Dr. Francesca SARTORI f Dr. Pierangelo l PERI Prof. Dr. Enzo Lonel 【韓国・カウンターパート】 韓国女性政策研究院 Dr. Park Seon-young 【カナダ・カウンターパート】 大学社会学部 トロント大学社会学部 Prof. Dr. Ito Peng Dr Merissa Moiser Dr. 22 100% 90% 87 7% 87.7% 82.9% 94.0% 93.0% 74.6% 80% 73.3% 70% 68.0% 56.8% 60% 63.3% 52.1% 50% 46.3% 42.1% 40% 26.5% 30% 20% 23.5% 12.5% 4.4% 10% 男性 女性 男性 女性 男性 女性 χ2=96.2*** χ2=105.9*** χ2=70.1*** χ2=79.3*** χ2=50.5*** χ2=22.9*** 日本 本 韓 韓国 イタリア タ 男性 n.s. その他(4 41) 現在の地域(6 現 60) その他(3 36) 現在の地域(4 現 48) その他(2 25) 現在の地域(40 現 01) その他(3 37) 現在の地域(44 現 41) その他(3 34) 現在の地域(26 現 69) その他(4 49) 現在の地域(28 現 86) その他(9 98) 現在の地域(26 現 68) その他(6 68) 現在の地域(19 現 91) 0% 女性 n.s カナダ ダ Χ2検定(n.s.有意なし、 * P.>.05、 ** P.>.01 *** P.>.001 N.A.除く 23 80.0% 75.4% 70.0% 61.0% 60.0% 59.8% 55.6% 51.9% 50.0% 40.0% 30.0% 20 0% 20.0% 10.0% 0.0% Canadian European Asian Other single origins Multiple origins (Ito Peng & Mami Iwakami ,2011より) 24