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活動期間 : 2014年4月1日~2015年3月31日

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活動期間 : 2014年4月1日~2015年3月31日
認証番号0009877
活動期間 : 2015年4月1日~2016年3月31日
ネオナイトを使った小学校の環境学習の風景
本社周辺の清掃活動の風景
作成日:2016年6月30日
目次
◆ 目次 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1
◆ 1.組織概要
◆ 2.環境方針
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
2
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
4
◆ 3.環境システム組織図
◆ 4.中長期環境目標
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
5
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
6
◆ 5.環境活動計画取り組み内容
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
◆ 6.2015年度環境目標の実績と目標達成結果
・ ・ ・ ・
8
9
◆ 7.2015年度環境活動達成状況の評価及び今後の取り組み
①日常業務においての取り組み項目
・ ・ ・ ・ ・
10
②事業活動においての取り組み項目
・ ・ ・ ・ ・
12
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
13
③その他の実績
◆ 9.環境関連法規の遵守状況
◆ 10.代表者による全体の評価と見直し
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
14
・ ・ ・ ・ ・ 15
木材除染リサイクル及び
木質バイオマスガス化熱電併給実証プラント
砒素汚染土壌不溶化処理現場
砒素汚染土壌不溶化処理現場
島根原発3号機建設泥排水処理
号機建設泥排水処理
島根原発
島根原発3号機建設泥排水処理
1
1.組織概要
1.組織概要
会社概要
◆ 会社名
◆ 代表取締役
◆ 本社・松江第二工場
松江第一工場
◆ 資本金
◆ 社員数
◆ 売上高
株式会社ネオナイト
寺山 文久
〒690-0026 島根県松江市富士見町1番地7
〒690-0025 島根県松江市八幡町796番地24
1,000万円
21 名
7億1千1百万円
平成5年4月
平成8年11月
平成9年10月
平成18年4月
平成20年11月
平成21年11月
平成22年2月
平成23年1月
平成23年4月
平成25年4月
平成25年11月
平成26年6月
平成27年5月
起業
ネオナイトの製造
排水処理プラントの開発
PCB類分解技術の開発
松江第一工場操業
法人組織化
濃度計量証明事業許可
松江第二工場操業
本社及び分析センター移転
産業廃棄物運搬・処分業許可
松江第一工場移転
指定調査機関許可(土壌調査業)
一般建設業許可
沿革
平成28年3月現在
本社
分析センター
松江第二工場
松江第一工場
事業内容
◆ 環境配慮製品(排水・汚泥・土壌の凝集剤、不溶化剤、放射性セシウム除染剤、分解剤)
◆
◆
◆
◆
の製造・販売
泥排水・汚染水プラント、再生可能エネルギープラントや放射能測定機器類の販売
及びレンタル・リース
水質・土壌・廃棄物・放射性物質調査・分析
環境コンサルティング
一般建設業
ネオナイト(20kg袋)
木質バイオマスガス化熱電併給プラント
ネオナイトリボーンジェネレーター
2
水処理プラント
技術認定
◆
◆
◆
◆
◆
◆
◆
◆
◆
国土交通省
新技術活用促進システム NETIS CG-080027-A
東京都
建設局 新材料・新工法12建総技 第137号
島根県
しまね・ハツ・建設ブランド A0407
島根県
建設技術センター建設技術評価票 STC-2002-0001
島根県
しまねグリーン製品 指令環第762号
山口県
認定リサイクル製品 第285号 第286号
内閣府
福島県
平成23年度除染技術実証試験事業 採択
即適用可能技術として評価を受ける(6社/360社中)
うつくしま、エコ・リサイクル製品 24-82 汚染水用除染剤として唯一の認定
環境省
平成24年度除染技術実証事業 採択(21社/250社中)
放射性セシウム除染処理
平成24年度除染技術実証事業
許可 認証
◆
◆
◆
◆
◆
◆
◆
濃度計量証明事業
島根県 第219号
毒物劇物一般販売業
島根県 指令松保第541号
産業廃棄物収集運搬業
島根県 許可番号3200171130
産業廃棄物処分業 島根県 許可番号3220171130
指定調査業(土壌)
環境省 指定調査機関(汚染土壌) 環2014-6-7
建設業
島根県 許可(般ー27) 第9390号
エコアクション21
認証・登録番号 0009877
有資格者
◆
◆
◆
◆
◆
◆
◆
◆
環境計量士
水質関係第一種公害防止管理者
大気関係第一種公害防止管理者
土壌汚染調査技術管理者
一般毒物劇物取扱責任者
第二種放射線取扱主任者
第三種放射線取扱主任者
◆
◆
◆
◆
◆
◆
◆
電気工事士2種
電気通信主任技術者1種 消防設備士
危険物取扱者
技術士(電気・電子部門)
技術士補(水質管理)
土木施工管理技士1級
電気主任技術者1種
エコアクション21認証・登録範囲
認証登録範囲:(株)ネオナイト本社・松江第二工場、松江第一工場
事業活動:すべての事業活動
3
2.環境方針
基本理念
大量生産、消費・廃棄という利益主導型の社会から循環型社会への転換をはかり、環境
浄化・保全に貢献していきます。㈱ネオナイトは環境とエネルギーの調和した製品開発
をコンセプトに、自然に優しい水・土壌処理ネオナイト工法の普及、日本国内で圧倒的か
つ、再生可能な資源量を有する木質バイオマスを中心にした再生可能エネルギー技術開
発で社会に貢献していきたいと考えています。
行動指針
Ⅰ .環境関連法規等を遵守し、環境汚染の予防に努めます。
Ⅱ .日常業務における行動指針
① 省資源・省エネルギーを推進することによりCO2排出量の削減を図ります。
② ゴミ選別を徹底しリサイクルに努め、ゴミ減量を図ります。
③ 水資源の節水を行い、総排水量の削減に努めます。
④ 事務用品のグリーン購入を推進し、環境負荷の低減に努めます。
Ⅲ . 事業活動における行動指針
① 環境配慮製品「ネオナイト」の開発・製造・販売促進に努めます。
② 製品の原料に島根県産の材料を使用し、地産地消を推進します。
③ 環境研修事業を実施します。
④ 本社周辺の清掃活動を行い、環境美化に貢献します。
Ⅳ . 本方針を全社員へ周知徹底するとともに、環境活動レポートを一般へ公表します。
制定日:2015年4月1日
株式会社ネオナイト
代表取締役 寺山文久
4
3.環境システム組織図
環境最高責任者
環境最高責任者
代表取締役
寺山 文久
環境管理責任者
塔村 正樹
研究開発部
製造部
調査・分析
薬品製造
環境事務局
経営戦略部
プラント技術部
プラントエンジニヤリング
プラント製造・レンタル
営業技術部
プランニング
受注窓口業務
お問合せ
担当者:塔村 正樹
連絡先:0852-38-8025
役割・責任・権限
環境最高責任者
(社長)
・環境経営に関する統括責任
・環境方針の策定、見直しを環境管理責任者へ指示
・環境管理責任者を任命
・環境目標・環境活動計画書を承認
・代表者による全体の評価と見直しを実施
・環境活動レポートの承認
環境管理責任者
・環境経営システムの構築、実施、管理
・環境方針の策定、見直し及び全従業員へ周知徹底
・環境関連法規等の取りまとめ表を承認
・環境目標・環境活動計画書を確認
・環境活動の取組結果を代表者へ報告
・環境活動レポートの確認
環境事務局
・環境負荷の自己チェック及び環境への取り組みの自己チェックの実施
・環境目標、環境活動計画書原案の作成
・環境活動の実績集計・環境関連法等取りまとめ表の作成
・環境関連法規等取りまとめ表に基づく遵守評価の実施
・環境関連の外部コミュニケーションの窓口
・環境活動レポートの作成
部門担当者
・自部門に関連する環境活動計画の実施及び達成状況の報告
・自部門に必要な手順書の作成及び手順書による実施
・自部門の想定される事故及び緊急事態への対応のための手順書作成
試行・訓練を実施、記録の作成
全社員
・環境方針の理解と環境への取り組みの重要性を自覚
・決められたことを守り、自主的・積極的に環境活動へ参加
・担当業務の問題点の発見、是正、予防処置
5
4.中長期環境目標
2015年度までの中長期目標は下記の通りです。2016年度以降の中長期目標は、2015年度実績把握し決定する。
◇ 日常業務における目標
単位
2012年度実績
目標基準
2013年度
目標
2014年度
目標
2015年度
目標
kg‐CO₂
26,781
26,514
26,245
50,955.3
%(削減率)
―
△1.0
△2.0
190.27
kWh
20,836
20,628
20,419
41,672
%(削減率)
―
△1.0
△2.0
100.00
ℓ
3,799
3,761
3,723
7,598
%(削減率)
―
△1.0
△2.0
100.00
ℓ
894
885
876
1,788
%(削減率)
―
△1.0
△2.0
100.00
kg
55
54.5
53.9
53.4
%(削減率)
―
△1.0
△2.0
△3.0
ℓ
949
939
930
920
%(削減率)
―
△1.0
△2.0
△3.0
kg
%(削減率)
―
762
(実績)
685.8
△10
609.6
△20
可燃ごみ
kg
%(削減率)
―
528
(実績)
475.2
△10
422.4
△20
不燃ごみ
kg
%(削減率)
―
234
(実績)
210.6
△10
187.2
△20
環境目標項目
1.二酸化炭素削減
電気
省
エ
ネ
ル
ギ
ガソリン
軽油
ー
LPG
灯油
2.一般廃棄物の削減
省
資
源
3.化学物質使用量
4.水使用量の削減
5.グリーン製品の購入
使用量の記録と適正な管理を目標とする
g
㎥
305
302
299
296
%(削減率)
―
△1.0
△2.0
△3.0
割合
50.3%
52%
53%
54%
※二酸化炭素排出量の算定に用いた電力の二酸化炭素排出係数は、中国電力の平成21年度の排出係数
0.628kg‐CO₂/kWhを用いました
6
4.中長期環境目標
◇ 事業活動における目標
環境目標項目
1.島根県産の材料購入
2.環境配慮製品ネオナイトの製造・販売
単位
2012年度実績
目標基準
2013年度
目標
2014年度
目標
2015年度
目標
kg
4,500
4,950
5,400
5,850
%(増加率)
―
10.0
20.0
30.0
t
15.4
16.9
18.5
20.0
%(増加率)
―
10.0
20.0
30.0
3.環境配慮製品の開発・改良・製造
3年計画で新製品の開発1製品を目標とする。作業時間の短縮と
効率化を目指す。
4.環境研修事業の実施
年に1度を実施目標とする。
5.社会貢献活動
会社周辺の清掃活動を月に1回行う。
7
5.環境活動計画取り組み内容
環境活動計画の取り組み内容と実施状況は下記のとおりです
環境目標
取組み内容
実施状況
①空調の温度管理(冷房28±1℃、暖房20±1℃)
△
②クールビズ・ウォームビズの実施
○
電力使用量の削減 ③空調機のフィルターの定期清掃を実施する
○
④不要な電力のスイッチオフ、照明消灯を心がける
△
⑤省エネルギー型照明器具への変更を検討する
―
①不必要なアイドリング及び急発進・急加速を控える
△
△
省エネルギー 燃料使用量の削減 ②タイヤの空気圧等、定期的な車両点検をおこなう
③走行ルートの最適化等により燃料消費量削減に努める
○
④車内温度の適温化を心がける
○
⑤低燃費車の購入を検討
―
○
LPG使用量の削減 ①冬季以外は給湯を停止している
②湯温の低温設定を徹底する
×
〇
灯油使用量の削減 ①設定温度の適温化を心がける
②定期的な使用量の確認を行う
〇
△
一般廃棄物の削減 ①文書の電子化に取り組みペーパーレスを心がける
②マイ箸・マイカップ運動を行っている
○
廃棄物の削減
○
リサイクルの促進 ①分別ボックス設置による資源ゴミのリサイクルに心がける
②リサイクル資源を業者へ販売する
△
①節水のよびかけによる意識の向上をはかる
○
節水
水使用量の削減 ②月に一回漏水点検の実施
△
③作業時に使用の際は出しっぱなしを防止する
〇
○
化学物質使用量 適正管理 ①PRTR法対象の化学物質使用量の記録管理を行う
②薬品庫の施錠管理の徹底
〇
環境配慮
グリーン購入 ①グリーン製品の優先購入
○
地産地消の促進 ①製品に使用した島根県産材料の使用量を記録する
○
○
環境配慮 ①新規顧客に対する技術提案を行う
△
製品の販売 ②定期的に得意先を訪問する
事業活動
③インターネットによる製品情報の発信
○
における項目
○
環境研修事業 ①小学校での出前授業を実施
②技術研修会の実施
○
社会貢献 ④会社周辺の清掃を月に一回実施
〇
※評価欄 ○:よく出来た △:あと少し ×:できなかった -:取組みなし
8
6.201
6.2015
2015年度環境目標の実績と目標達成結果
年度環境目標の実績と目標達成結果
環境目標項目の過去の実績、2015年度目標及び実績は下記の通りです
2013年度
実績
環境目標項目
1.二酸化炭素削減
2015年度
目標
目標達成
判定
〇
25,466
電気
kWh
21,708
ガソリン
ℓ
3,342
軽油
ℓ
689
LPG
kg
72.6
灯油
ℓ
804
kg
762
471
609.6
435
〇
可燃ごみ
kg
528
173
422.4
201
〇
不燃ごみ
kg
284
298
187.2
234
×
g
802
536
―
1,274
―
1,2-ジクロロエタン
g
513
378
―
513
―
N,N-ジメチルホルムアミド
g
119
40
―
34
―
硝酸銀
g
46
46
―
312
―
エチレンジアミン四酢酸
g
15
0
―
5
―
ペルオキソ二硫酸カリウム
g
8
34
―
45
―
ポリ塩化ビフェニル
g
22
0
―
0
―
水素化ホウ素ナトリウム
g
29
23
―
337
―
アルフッソン
g
10
21
―
14
―
ノルマルヘキサン
g
30
0
―
0
―
pクレゾール
g
10
0
―
14
―
㎥
330
割合
61.0%
kg
11,500
t
24
ー
2.廃棄物の削減
省
資
源
3.化学物質使用量
4.水使用量の削減
5.グリーン購入
6.地産地消
7.環境配慮製品ネオナイトの販売
210
▲36.36%
69.0%
+8.0ポイント
14,500
+26.09%
37.1
+54.58%
※CO2排出係数 電気:1kWhにつき0.628kg‐CO2
※評価欄 ○:目標達成 △:目標やや未達 ×:目標未達
9
50,955.3
2015年度
実績
目標比
40,171.11
▲21.16%
39,161
▲6.03%
6,128.21
▲19.34%
492.88
▲72.43%
18.8
▲64.79%
0
▲100.00%
kg‐CO₂
省
エ
ネ
ル
ギ
化
学
物
質
使
用
量
2014年度
実績
前年度比
36,029
+41.48%
34,436
+58.63%
5,311
+58.92%
552
▲19.88%
21.9
▲69.83%
224
▲72.14%
41,672
7,598
1,788
53.4
920
296
54%
5,850
20
282
▲4.73%
62%
+8ポイント
11,500
+96.58%
33.751
+68.76%
〇
〇
○
〇
○
〇
○
○
○
7.201
7.2015
2015年度環境活動達成状況の評価及び次年度の取り組み
①【日常業務においての取り組み項目】
Ⅰ.二酸化炭素排出量削減
総括評価と課題
一般廃棄物の不燃ごみが目標達成できませんでしたが、その他の項目については、目標の見直しも行った
こともあり、目標達成することができました。
次年度より、消費量が多く、環境に著しい影響がある項目をピックアップし、また、プラス面の項目も意識し、
目標設定するものと外すものの検討を行っていきます。
1. 電力使用量の削減
評価と課題
今年度より、第一工場の稼働状況を加味して目標設定したことにより、目標達成できました。
第一工場は、未だフル稼働ではないこともあり、今後の受注量増加によって、電力使用量も
増加していくことが考えられます。受注動向を見ながら、目標値を決定し、節減できるよう
取り組んでいきます。
2.燃料使用量の削減
評価と課題
営業活動を行う事によって、生産活動をフルに行う事ができることから、広範囲な展開が必要と
なっています。その中でも、特にエコドライブに気をつけながら、より効率の良い営業展開を図るよう、
取り組んでいきます。営業以外の部門においても、効果のある外出を心掛け、燃料節約に取り組みます。
3.LPG使用量の削減
評価と課題
目標を達成することができましたが、使用量が少ないこともあり、節減意識を持ちながら、次年度は
目標から外すこととします。
4.灯油の使用量の削減
評価と課題
暖冬傾向であったこともあり、前年度の残分で乗り切ることができました。使用量も少ないことから、
次年度は、節約の意識づけを残し、目標から外すこととします。
Ⅱ.廃棄物の削減
評価と課題
廃棄物については、可燃ごみは目標達成できましたが、不燃ごみは目標未達となりました。しかし、
分別管理については、収集業者から徹底されているとの評価を受けています。この分別管理の意識を徹底し、
さらに削減できるよう取り組んでいきます。
排出量も多くないことから、分別管理の意識づけを徹底し、次年度は目標から外すこととします。
引き続き、ペーパーレス化に取り組んでいきます。
10
①【日常業務においての取り組み項目】
Ⅲ.化学物質使用量の適正管理
評価と課題
薬品の管理は、使用数量が少ないとはいえ、充分注意しないといけないこともあり、より正確に在庫数
量の把握を行い、適切な管理が行えたと考えます。また、施錠管理を徹底し、紛失等発生しないよう
厳格な管理を行っていきます。次年度より目標管理の観点からは、外すこととします。
Ⅳ.水使用量の削減
評価と課題
節水を心掛け、目標達成することができました。この節水意識は残し、目標管理は次年度より外す
こととします。
引き続き、漏水点検の実施や使用量推移を監視は行っていきます。
Ⅴ.グリーン購入
評価と課題
グリーン購入を意識して、目標達成することができました。
環境にプラスとなるものなので、目標管理を残し、引き続きグリーン製品の優先購入を行っていきます。
11
②【事業活動においての取り組み項目】
Ⅰ.地産地消 島根県産ゼオライトの使用
Ⅱ.環境配慮製品(ネオナイト)の開発・製造・販売
評価と課題
前年度より引き続いて受注をいただいた現場が、堅調に推移したこともあり、目標としていた販売量を
達成することができました。環境にやさしい製品づくりを目指して、新規受注先の開拓を行い、さらなる
拡販につなげれるよう、営業活動を行っていきます。
また、環境にやさしい活動として、島根県産のゼオライトの使用とネオナイト販売は、次年度も目標管理
を行い、内外にPRを行っていきます。
Ⅲ.環境配慮製品(ネオナイト)の開発
● 製品の安全性試験の実施
清流でしか生息できない天然鮎の稚魚を使用して、凝集剤の鮎への影響を確かめる安全性試験を
実施しました。試験の結果、製品の安全性が高い事が実証できました。
引き続き、より安全性の高い製品づくりを目標に、日々研究開発を続けて行きます。
実施日:平成27年6月
実施者:研究開発部
Ⅳ.環境研修事業の実施
今年度も技術研修会を実施しました。建設工事現場における環境対策(仮設水処理編:コストと安全性
の両立)をテーマに講習を行いました。JICAからの訪問団の受け入れも行い、海外での水処理普及促
進に向けて、研修を行いました。また、関東圏域で木質バイオマス発電に関する説明会も開催しました。
又、理科離れしている子供達への環境学習の一環として地元小学校や福島県内での出前授業を実施
しています。
実施日: 平成27年9月11日(金)
場 所: くにびきメッセ
実施日
: 松江市内小学校
平成28年3月10日(木)
場
所
:
講 師 : 研究開発部
実施日: 平成27年10月6日(火)
場 所: フクラシア浜松町
受講者: 自治体・代理店・ゼネコン
実施日: 平成27年10月27日(火)
場 所: 松江第一工場
受講者: JICA訪問団
12
②【事業活動においての取り組み】
Ⅴ.社会貢献
◆ 環境保全活動
毎月第1土曜日を清掃日と定め、本社敷地内及び、近隣地区のごみ拾いを実施する事により地域の
環境美化に努めています。
天候の状況により実施できなかった月もありますが、月一の実施を目標に活動を継続していきます。
実施日: 毎月第一土曜日
場 所 : 本社周辺
参加者: ネオナイト本社職員
③【その他の実績】
一般社団法人中国地域ニュービジネス協議会(略称NBC)において放射性セシウムの除染技術による
環境再生ビジネスが評価され、第21回中国地域ニュービジネス特別賞を受賞しました。
さらに、公益社団法人日本ニュービジネス協議会連合会(略称JNB)においては、第8回新事業創出大賞
アントレプレナー部門特別賞を受賞しました。
第21回ニュービジネス特別賞授賞式
平成25年6月3日 広島市内ホテルにて
第8回新事業創出大賞特別賞授賞式
平成25年10月3日 高知市内ホテル
13
9.環境関連法規の遵守状況
当社に該当する主な環境関連法規は以下の通りで、過去いずれの法規においても違反や訴訟提起はありません
でした。日々環境関連法規の遵守を意識し、年に一度遵守事項について確認を行います。
環境関連法規
遵守するべき事項
担当部署 遵守評価
廃棄物処理法 廃棄物の適切な排出、マニフェストの交付・回収・保管・交付報告 研究
製造 遵守
水質汚濁防止法 有害な化学物質の流出事故時の措置 研究 事故無し
フロン排出抑制法 空調機の適正な廃棄の処理、クフォータ毎の自主点検
毒物及び劇物取締法 盗難/漏洩防止 容器、貯蔵場所に表示
事故・盗難時届出
高圧ガス保安法 高圧ガス容器置場や充填容器は、置場の技術上の基準に従う
容器の定期検査
14
経営
遵守
研究
遵守
プラント
遵守
10.代表者による全体の評価と見直し
◆ 環境活動の取り組み状況
エコアクション21に取組んだことにより、整理整頓に対する意識が高まり、そこからムダ取り意識が芽生
え、業務改善につながってきている。新卒従業員のエコ意識も向上し、環境にやさしい事業活動を行う
自社の状況がより一層明確となった。今後も環境にやさしい企業をめざし、全員で取り組んでいく。
◆ 環境目標の達成について
省資源(不燃ごみ)が目標未達成となった。次年度より、節減意識をのこしつつ、環境負荷の大きいもの、
環境にやさしい活動に絞って目標設定を行っていく。
事業活動の進展によって、環境にインパクトの大きいものを目標設定し、状況を見ながら目標値の見直し
を行っていくこととする。また、一人一人の環境意識の向上により、環境にやさしい活動の活性化を図って
いきたい。
◆ 今後の見直しについて
本業における環境配慮については、既に弊社の製品生産活動自体が環境配慮活動であるため、更
なる研鑽努力により、環境配慮製品として品質向上を図り、社会貢献の一助としたい。
また、事業活動の進展により、環境負荷がいろいろな面で増加していくことが考えられるが、その都
度環境負荷低減に向けて、活動の見直しを行い、環境にやさしい企業を目指していく。
弊社では、木質バイオマスガス化熱電併給プラントなど再生可能エネルギーの事業を展開しており、
特に来年度は全国の自治体、民間団体より、地域分散型の木質バイオマスガス化熱電併給プラント
の建設に関する問い合わせが数多くあり、環境と再生可能エネルギーで環境負荷低減型の事業推
進で、より一層の社会貢献を行って参ります。
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