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合流式下水道緊急改善事業 事業評価シート(PDF形式

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合流式下水道緊急改善事業 事業評価シート(PDF形式
(様式3)
合流式下水道緊急改善事業
事業評価シート
評価実施年月:平成 27 年 11 月
1. 対象事業
さいたま市合流式下水道緊急改善事業
2. 実施主体名称
さいたま市
3. 計画期間
平成 17 年度∼平成 25 年度
4. 対象事業の進捗状況
下記の内容について、計画通りに実施した。
①汚濁負荷量の削減、公衆衛生上の安全確保
・9 箇所の雨水吐における遮集量を対策前の 3Q から 5.4Q∼7.2Q に増大
・鴻左 4 雨水吐流域において増補管(桜木 7 号幹線)を整備
・7 箇所に貯留施設を整備(合計貯留量 21,200m3)
②きょう雑物の削減
・きょう雑物除去施設を設置(雨水吐室 23 箇所)
5. 目標の達成状況と達成の見通し
【改善目標】
①汚濁負荷量の削減
・分流式下水道を想定した年間放流負荷量 573,835kg/年(削減率 90.9%)以下にする。
②公衆衛生上の安全確保
・雨水吐からの年間平均放流回数を 17 回以下にする。
③きょう雑物の削減
・全ての吐口にきょう雑物除去施設を設置し、きょう雑物の流出を極力防止する。
【目標に対する達成状況】
改善項目
評価指標
対策前
改善目標
事後評価
緊急改善事業
合流式下水道改善率
0%
100%
100%
①汚濁負荷量の削減
年間 BOD 放流負荷量
(削減率)
625t/年
(90.1%)
574t/年以下
(90.9%以上)
538t/年
(91.5%)
②公衆衛生上の安全確保
未処理下水の放流回数
平均 34 回
スクリーン設置箇所数
0 箇所
③きょう雑物の削減
平均 17 回
平均 17 回
(半減)
(半減達成)
23 箇所
23 箇所
6. 対象事業の整備効果の発現状況等
①汚濁負荷量の削減
・分流式下水道を上回る汚濁負荷削減効果を発揮している。
②公衆衛生上の安全確保
・目標とする年間放流回数の半減を達成している。
③きょう雑物の削減
・スクリーンの設置によりきょう雑物の流出を極力防止している。
7. 事業の効率化に関する取り組み状況
・荒川左岸南部流域下水道との調整により遮集量を 3.0Q から 3.5Q に増加することによって、個別の吐
口対策の規模を縮小し、事業の効率化を図った。
・雨水貯留施設である「公園 2 号幹線」と「堀の内貯留池」を一体構造として整備した。
・下水道技術開発プロジェクト「SPRIT21」の開発技術であるスクリーンを採用した。
8. 今後の方針
・緊急改善事業は対策施設の整備が完了し目標は達成。
・今後も引き続き、整備した施設の適正な維持管理を行うと共に継続的に水質調査を行い放流先となる公
共用水域の水質保全に努める。
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