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≪研究テーマ≫ 氷や雪を使った商品で お金儲けできないだろうか
≪研究テーマ≫ 氷や雪を使った商品で お金儲けできないだろうか 飯田真司 (弘前大学教育学部附属小学校6年) 飯田理司 (弘前大学教育学部附属小学校4年) 弘前大学 森先生 1 研究テーマについて 2 ∗ ●選んだ理由 ∗ 日本では、もみじの葉っぱや落ち葉を集めてお金儲けしている人 たちがいると聞きました。そこで、僕たちは、弘前にたくさんある雪 や氷を使ってお金儲けできないかと思いました。 ∗ ●考えたこと ∗ 弘前には、雪で困っている人がたくさんいる 逆に ∗ 雪や氷を使った商品を作れば、助からないだろうか 研究内容 ∗ ●実施したこと ∗ (1)会社とは何か? ∗ (2)なぜ葉っぱは売れるのか? ∗ ∗ (3)雪や氷の商品を考える 3 実施したこと 4 ∗ (1)小学生がおこした会社:ハルカファミリーのしくみを例に、会 社とは何かを考えた。 ∗ (2)葉っぱビジネス(徳島県の会社:いろどり)のしくみを例に、会 社とは何かを考えた。 実施したこと 5 ∗ (3)自分たちがつくる「雪の商品」を考えた ①まず、雪や氷を使った商品やサービスを考えた 雪や氷で「何をつくるのか?」それとも「何かに利用するのか?」 ②そして、商売の方法や可能性について考えた 誰に対して、いつ(春夏秋冬)売るのか? 6 森先生に教えてもらったり、 自分たちで考えたことを発表したり・・・ 商品開発・・・雪の結晶の作り方を調べ、 自分たちで作ろうとしたが・・・ 雪むろりんごや雪むろ人参についても調べた 雪の降る寒い日に雪の結晶を集め、 接着剤で固めたが・・・失敗 雪を利用したイベントに目を向けて取り組むことに 7 イベントの内容を考え、 それを成功させるために・・・ 8 ∗ あそびんぴっく~雪であそぼう~ ∗ ∗ ∗ ∗ ∗ ∗ ∗ ∗ ●雪のサイエンスショー ●雪上運動会 ●雪上相撲大会 ●雪上サッカー ●雪上PK(ストラックアウト) ●そりリレー大会 ●雪上・・・ テレビで「世界一受けたい授業」に出演していた 松延先生と鉄腕ダッシュに出ているTOKIOに来て もらいたいと手紙を出した。 「世界一受けたい授業」の 9 ~松延先生から届いた返事!!~ ∗ 松延先生、 ∗ こんにちは。僕たちは、青森県弘前市に住む、弘前大学教 育学部附属小学校5年生の飯田真司と3年生の飯田理司で す。 実は、お願いがあってメールを出しました。 ∗ ∗ 僕たちは今、弘前大学の「科学者発見プロジェクト」に選ば れて先生と一緒に雪のイベントを考えています。 ∗ 青森県は雪が多いところです。地元ではこの雪に困っている こともたくさんあります。そこで僕たちは、この雪を活用して、お 金もうけにつながる商売ができないだろうかと考えました。研 究をしていくうちに、街が元気になるために何かできないか、 真剣に考えるようになりました。商売繁盛すれば人や街が元 気になると考えています。 ∗ ∗ ∗ ようやく青森県にも新幹線が開通して、東京から多くの人が 来ることができるようになりました。弘前は、来年、築城400年 を迎えます。弘前城は桜がきれいなところですが、多くの人が この弘前城に来て何かイベントができないか考えています。 ∗ ∗ 飯田真司さん 飯田理さん ∗ ∗ メールをありがとうございます。 今年は雪はどうですか? 弘前はもう雪景色でしょうか。 ∗ ∗ ∗ 「科学者発見プロジェクト」のホームページをみましたよ。 「氷や雪を使った商品でお金もうけできないだろうか。」 いいアイデアだと思います。 ∗ ∗ ∗ ∗ そして、「世界一受けたい授業 校外学習 雪中偏」 とても面白いですね。先生もとっても興味があります。 「雪中編」って、名前がとても気に入りました。 スケジュールがあえば、飯田さんたちに会いに行きたい です。 ∗ ただ、先生は東京に住んでいるので、弘前まで行ったり (新幹線かな)、 泊まったりしなければなりません。どんな実験をするか わかりませんが、 いろいろな費用がかかります。 先日、世界一受けたい授業のテレビで松延先生の科学の実 験を観ました。弘前城公園の雪の中で雪まつりのイベントの 時に、雪を使って、実験ができないか、「世界一受けたい授業、 校外学習、雪中編」ができないかと考えました。家族で行って みたくなる、大きなイベントができれば街も元気になるように思 います。多くの人が弘前に来て、弘前の街を知ってもらい、地 元の商品を買ってくれると街がもっともっと元気になると思いま す。雪のイベントに合わせて、雪の結晶を商品にすることも考 えています。 ∗ ∗ 飯田さんたちと一緒にイベントを考えていらっしゃる先生 と相談してみてください。 素敵なイベントができるといいですね。 ∗ がんばってね! ∗ ∗ 世界一受けたい授業に出て、楽しい実験を教えてくださる松 延先生が、弘前に来て楽しい実験を紹介してくれれば、きっと もっと多くの人が弘前に来てくれると思います。 ぜひ、協力していただければと思い、メールを出しました。 よろしくお願いします。 ∗ ∗ 弘前大学教育学部付属小学校5年 飯田真司 弘前大学教育学部付属小学校3年 飯田理司 ∗ ∗ ∗ 研究を通してわかったことや 次に取り組みたいこと ①商品をつくることの難しさ・・・でもがんばればできる!ことがわかった ②雪のイベントを考えることで、弘前のまちが元気になることも感じた こんな雪の結晶キーホルダーをつくって イベントと一緒に売りたい 10 ありがとうございました。