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印刷用簡易PDF版 - 東京都教育委員会

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印刷用簡易PDF版 - 東京都教育委員会
教育庁報第624号PDF版
主な内容
1 東京都議会 平成27年第2回定例会
2 平成27年度に実施する都立高等学校入学者選抜における実施方針について
3 都立専門高校改編基本計画検討委員会報告書について
4 理数イノベーション校の指定について
5 公立小学校の特別支援教室導入について
6 平成27年度「東京ジュニア科学塾(第1回)
」の受講生徒を募集します
7 第7回中学生「東京駅伝」大会の開催について
8 <都立高校生の活躍紹介>都立学校の生徒が都民広場の花壇をつくりました
平成27年度「児童・生徒の学力向上を図るための調査」を実施しました
東京都教育委員会は、7月2日に、平成27年度「児童・生徒の学力向上を図るための調査」を実
施しました。
この調査は、都内全公立小学校第5学年児童、中学校及び中等教育学校第2学年生徒を対象として、
東京都教育委員会が独自に実施しているものです。今後、児童・生徒一人一人の学習状況の改善に役
立てるとともに、各学校における授業改善及び区市町村における学力向上のための施策の充実に役立
てていきます。
PDF 版は、改ページ等の関係で Web 版と文言・記事の順
序等が若干異なる場合があります。ご了承ください。
平成27年7月6日発行
東京都教育庁総務部教育情報課
電話 03-5320-6733
教育庁報第624号PDF版
東京都議会 平成27年第2回定例会
東京都議会平成27年第2回定例会は、平成27年6月9日から24日まで16日間の会期で開催されました。
代表質問は6月16日、一般質問は6月17日に行われました。教育に係る知事及び教育長への質問と答
弁は次のとおりです。
都議会本会議の会議録の速記録は、東京都議会ホームページ(http://www.gikai.metro.tokyo.jp/
record/proceedings/2015-2/)から御覧になることができます。
―――――――――――――― 代表質問 ―――――――――――――――
◇ オリンピック・パラリンピック教育について
5年後に迫った東京五輪が子供たちにとって有意義で価値あるものとなるよう、オリンピック・パラ
リンピック教育をより一層加速すべきと考えるが、所見を伺う。
【教育長】
2020年東京大会が全ての児童生徒に人生の糧となるレガシーとして残るよう、オリンピズムの学習や
スポーツを楽しむことに加え、
国際交流や障害者理解等、
多様な学びの取組を充実することが重要である。
現在、都教育委員会は、推進校を昨年度の300校から600校に拡大し、異文化理解、礼儀・作法や伝統・
文化の学習等、創意工夫を凝らした取組を推進するとともに、学習読本や映像教材の開発を進めている。
さらに、来年度には、これまでの成果を踏まえ、地域の外国人との文化交流やスポーツ大会でのボラン
ティア活動等、児童生徒が主体的に参加、体験できる機会を拡大するなどして、全ての都内公立学校でオ
リンピック・パラリンピック教育を強力に展開していく。
◇ 特別支援学校での障害者スポーツについて
特別支援学校における体育活動では、体験できる競技種目を増やすなど、障害者スポーツの振興にも
資するものとすべきと考える。見解を求める。
【教育長】
2020年のパラリンピックを契機として、より多くの児童生徒が障害者スポーツに親しむようになるた
めには、様々な障害者スポーツを取り入れた体育活動の充実を図ることが重要である。
現在、全ての特別支援学校では、障害の種類や程度に応じて、ゴールボールやハンドサッカーなど、児
童生徒が取り組みやすい競技種目を中心に指導している。
都教育委員会は、障害者スポーツのさらなる振興を図るために、今年度初めて10校をスポーツ教育推
進校に指定し、これまでの競技種目に加え、ブラインドサッカーやボッチャなど、学校での指導事例が少
ない種目についても、指導内容や方法に関する研究を行い、その成果を全ての特別支援学校に普及してい
く。
教育庁報第624号PDF版
◇ 特別支援学校へのパラリンピアン等の派遣について
特別支援学校の生徒や卒業生が、自らの競技能力を高め、より高い目標を目指すために、現在活躍し
ているパラリンピアン等のトップアスリートを学校に派遣し、直接学び、体験する機会を設けるべきと
提案する。所見を求める。
【教育長】
都立特別支援学校において競技能力の高い生徒の育成を図るためには、第一線で活躍するパラリンピア
ン等のトップアスリートから、競技技術や姿勢を直接学ぶことが重要である。
都教育委員会は、今年度、部活動等が盛んで競技能力の高い生徒が在籍する4校を指定して、パラリン
ピアン等を派遣し、生徒が専門的な技術や練習方法とともに、競技をする上での心構えを学べる機会を設
けていく。
さらに、パラリンピアン等からのかけがえのない学びを実践で生かせるよう、対外試合等への参加を支
援することで、生徒の競技能力や目標を実現しようとする意識を高めていく。
◇ がん教育について
二人に一人ががんになる時代において、有効な対策は生活習慣の改善や検診を通じた早期発見、早期
治療のための普及啓発であり、国のモデルとなるようながん教育の実施に向け、都教委主導で本格的に
検討すべきである。見解を求める。
【教育長】
子供たちが生涯を通じ、自らの健康を適切に管理し、改善していく能力を育成することは重要である。
都教育委員会では、学習指導要領及び東京都がん対策推進計画に基づき、各学校で児童生徒の発達段階
に応じ、がん予防のための健康教育を実施している。
国は、現在、がん教育の在り方に関する検討会を設置し、学習指導要領の改訂を視野に入れて、がん教
育の基本的方針、必要な教材の開発、外部人材の活用等について検討を進め、平成29年度以降の全国実
施を目指している。
その動向を把握していくとともに、都教育委員会においても、医療機関、医療関係者等の意見も聞きな
がら、東京の地域性を踏まえ、実施方法等を検討していく。
◇ 他者と議論し、作品を評価する取組について
高校生直木賞のように、共通の作品について、自分の考えを述べ、他者と議論し、評価していく取組
は重要であると考えるが、見解を求める。
【教育長】
高等学校学習指導要領では、国語科の指導内容として、様々な文章を読み比べ、内容や表現の仕方につ
いて感想を述べたり批評したりすることの重要性が示されており、各学校では、こうした指導を通して、
生徒の論理的思考力や表現力を育んでいる。
お話の高校生直木賞は、自らが評価基準を定め、複数の作品を読み比べ、内容等を批評し合う活動であ
教育庁報第624号PDF版
り、このような取組は、思考力を養うとともに、主体的、協働的な態度や、合意形成を図る力を育む効果
があると考えられる。
今後、
都教育委員会は、
このような読書活動に関わる取組を学校や教育研究団体等に紹介するなどして、
生徒が思考力や判断力、表現力等、多様な力を身に付ける教育を推進していく。
◇ 様々な外部人材と連携した取組について
家庭と学校の両方の課題に対応するため、スクールソーシャルワーカーをはじめ、様々な外部人材と
連携した取組が求められる。所見を求める。
【教育長】
子供の健全育成に関する問題の背景や要因は、複雑な場合が多く、学校は、その問題の解決のために、
教職員が組織的に取り組むことに加えて、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーなど多様
な人材と連携することが必要である。
例えば、スクールカウンセラーとスクールソーシャルワーカーのそれぞれの専門性を生かして、子供と
その家庭への支援を行ったことにより、不登校が解決するなどの成果を上げている学校も多くある。
今後、都教育委員会は、こうした優れた事例をまとめた資料の配布や、区市町村の担当者を対象とした
連絡会の開催を通して、多様な人材による支援の成果の共有化を図り、子供の健全育成を行う上での問題
解決に取り組んでいく。
◇ 都立高校における発達障害教育について
都は、小中学校において、発達障害支援教育の充実に向けた取組を進めているが、都立高校において
も、発達障害がある生徒一人一人の障害に応じた指導・支援を行う体制の整備に、早急に取り組むべき
だが、見解を伺う。
【教育長】
現在、都立高校には、障害の状態や入学前に受けた特別な指導・支援の状況が異なる、発達障害の生徒
が在籍しており、今後は、それぞれの生徒に応じた適切な指導・支援を行う体制を、強化していく必要が
ある。
そのため、都教育委員会は、本年度策定する「東京都発達障害教育推進計画(仮称)
」の中に、小・中
学校、高校の各段階に応じて、発達障害の児童・生徒一人一人が、その能力を最大限伸ばすことができる、
必要な施策を盛り込むことを検討している。
本計画に、都立高校における指導体制の整備や指導内容の充実について示すことにより、発達障害の中
学生や保護者が、安心して進路を選択できるとともに、入学後も必要な指導・支援が受けられるようにし
ていく
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◇ 特別支援教育に対する教員の育成について
都立高校において発達障害がある生徒に、適切に指導・支援を行うには、教員が実践的に学べる仕組
みの構築など、資質と専門性の向上が不可欠だが、特別支援教育に対する教員の育成について、見解を
伺う。
【教育長】
全ての都立高校においては、特別支援教育コーディネーターとして指名した教員が特別支援教育に関す
る校内委員会を運営するなど、体制の整備を図っており、今後は、一層、特別支援教育への教員の理解を
深め、専門性を向上させることが重要である。
そのため、教員の職層や役割などに応じて、発達障害についての理解や実践につながる研修を充実して
いくとともに、センター的機能を有する特別支援学校の教員が、その経験やノウハウを高校の教員に伝え
るなどして、発達障害教育の充実を図っていく。
さらに、心理学等の専門家から、教員が助言を受ける実践的な研究を行うなど、都立高校の教員全体の
発達障害に関する理解の促進や専門性の向上を目指していく。
◇ 少人数学級に係る政府の対応に対する見解について
少人数学級の推進について、安倍首相は、
「小学校一年生、二年生では、実現しているわけだが、更に
35人学級の実現に向けて鋭意努力していきたい」と答弁したことなどは重要である。
こうした政府の対応について、知事の所見を伺う。
【教育長】
義務教育については、教育の機会均等や全国的な教育水準の維持の観点から、国の責任が大きいと考え
ており、引き続き国の動向を注視していく。
◇ 少人数学級の拡大について
国に対し、35人学級の推進を求めるとともに、都自ら、小学校三年生から順次少人数学級を進めるべ
きだが、見解を伺う。
【教育長】
都教育委員会は、小一問題及び中一ギャップの解決のため、小学校第一学年、第二学年及び中学校第一
学年において35人学級編制を可能としている。
なお、義務教育における今後の学級編制の在り方は、教育の機会均等や全国的な教育水準維持の観点か
ら、国の責任が大きいと考えている。
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────────────── 一般質問 ───────────────
◇ 国旗及び国歌の指導について
2020年大会が開催されることを踏まえ、例えば、中学校や高等学校の部活動の大会などにおいても国
旗及び国歌の指導を行う必要があると考えるが、見解を伺う。
【教育長】
2020年に向けて、諸外国と交流する機会がますます増えることから、国際社会においては、国と国と
が互いの主権を尊重して成り立っていることを、児童・生徒が理解することは極めて重要である。
このため、学校においては、我が国と同様に諸外国の国旗と国歌の意義を児童・生徒に理解させるとと
もに、これを尊重する態度を育て、国際社会において尊敬され信頼される人間を育成していく。
さらに、学校以外においても、学校教育との関連を図り、児童・生徒の理解が深められるよう、中学生
や高校生のスポーツ大会における国旗、国歌の指導の充実に向け、東京都の中学校や高等学校の体育連盟
などに働き掛けを行っていく。
◇ 都立高校改革について
ひら
東京の子供達が社会の大きな変化に立ち向かい未来を切り拓いていけるよう、従来の枠組みを超え、
大胆な高校改革を進め、都民の期待に応えていく必要があると考えるが、都教育委員会の所見を伺う。
【教育長】
都教育委員会は、生徒を真に社会人として自立した人間に育成することを目的として、一人一人の潜在
能力を顕在化し伸ばす教育の実践を進めてきた。
一方で、近年のグローバル化の進展やICТ技術の進歩、また、若年者の就業問題等、教育をめぐる社
会状況には様々な課題や問題が浮上している。これらに正面から向き合い、より良い都立高校を目指して
いくためには、教育方法の向上や教育環境の整備など、中長期的視点に立った広範な取組が必要である。
このため、都立高校改革の新たな実施計画を本年度策定し、これまでの枠組みにとらわれず、学校の改
編も含め、社会が求める人材の育成を一層強化する、更なる改革に取り組んでいく。
◇ 教員の海外派遣研修報告会について
せっさたくま
平成26年度から始まった教員の海外派遣研修について、海外の教育関係者と切磋琢磨する機会を増や
すなど、その内容を充実していくべきと考えるが、都教育委員会の所見を伺う。
【教育長】
昨年度は、139名の教員が、オーストラリアとアメリカでホームステイをしながら、大学で最新の英語
教授法を学び、現地の学校で授業を実践するなどして指導力を向上させてきた。しかしその一方で、現地
の教員や学生との交流の機会が限られ、授業の工夫等、議論を深める時間が十分確保できないといった今
後の課題も見えてきた。
このため、今年度は、現地校の教員と議論する時間を設けたり、アジア各国から留学している教員たち
教育庁報第624号PDF版
と同じクラスで授業を受けたりするなど、情報交換や交流の機会を増やして実施することとしている。
今後、こうした改善の取組の評価や検証を行い、海外派遣研修の内容や方法を更に充実させ、教員の指
導力向上に取り組んでいく。
◇ 教員の海外派遣研修報告会について
シンポジウム形式の教員海外派遣研修報告会について、今後は外国人の教育関係者を参加させるなど
して、国際化時代の教育の在り方を議論すべきと考えるが、都教育委員会の所見を伺う。
【教育長】
昨年度の研修の報告会は、本年四月に、学校関係者300人を集めて実施した。ここでは、研修の成果を
広く普及し、各学校における英語の授業に還元することを目的として、派遣者が学んだ様々な指導と評価
の方法や、帰国後に行った授業の成果等について報告が行われた。
また、学校におけるグローバル人材育成の取組にも役立てるために、大使館やJICAの職員、外国人
指導者を交えてシンポジウムを行い、生徒が身に付ける力や英語教育が果たす役割等について、活発に議
論を行ったところである。
しょうへい
今後は、派遣先の指導者や留学生、在京の外国人等を新たに 招聘 し、それぞれの視点からグローバル
化に対応した教育の在り方や具体的方策等を幅広く議論し提案する機会とするなど、研修成果の更なる拡
大を図るとともに、国際交流を深める場にもしていく。
◇ 不登校・中途退学対策検討委員会における検討内容について
都立高校における中途退学対策として、未然防止、就労支援、都立高校補欠募集制度の周知等による
再就学に向けた取組が重要である。都教育委員会は、不登校・中途退学対策の検討会を立ち上げたが、
中途退学対策に関する検討内容について伺う。
【教育長】
不登校や中途退学は、児童・生徒の生活の乱れや学習の遅れを招き、社会から孤立した若者を生むこと
にもつながる重大な問題である。
とりわけ、中途退学した者には、学校との関係が途絶えることにより、社会的自立に向けた支援を十分
に受けることが難しいといった状況がある。
このため、本年五月に設置した、不登校・中途退学対策検討委員会では、中途退学の未然防止対策はも
とより、都立高校補欠募集制度を活用した再就学の促進や、ハローワーク等関係機関と連携した就労支援
など、中途退学者の再チャレンジを可能とする支援策等について、検討していく。
◇ 高校における基礎学力定着の取組について
生徒が基礎的な学力を身に付けられれば、中退防止につながる。都立高校生の基礎学力を定着できる
よう、個々の習熟度に応じたきめ細かい教育に力を入れていくべき。都教育委員会の所見を求める。
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【教育長】
生徒一人一人に対して、基礎学力の定着を図ることは、生徒が自信と希望を持ち、進路実現に向けた意
欲的な学校生活を送ることにつながり、中途退学防止の有効な方策となる。
そのため都立高校では、学業不振の生徒に対する指導として、習熟度別の少人数指導や個別相談・補充
指導などを実施し、基礎学力の定着に学校全体で組織的に取り組んでいる。
今後、都教育委員会は、こうした学校の取組を一層推進するとともに、義務教育段階を含めて、つまず
いた箇所を明らかにし、基礎学力を確実に定着させるための科目の開発や、学び直しを行うための放課後
の補充指導の一層の充実について検討していく。
◇ チャレンジスクールについて
不登校や中途退学者を多く受入れているのが、チャレンジスクールである。単位制により自分のペー
スで学習ができ、希望者が増え、選考倍率が高くなっており、チャレンジスクールを増やすべきである。
都教育委員会の所見を伺う。
【教育長】
チャレンジスクールは、小・中学校で不登校を経験した生徒や、高校を長期欠席等で中途退学した生徒
などを主に受け入れ、学校生活を継続するためのきめ細かな対応を行い、社会的に自立できる力を育成し
ている。
具体的には、学び直しのための基礎的な学習や体験的な活動などを取り入れるとともに、精神科医を学
校医に任用するなど、教育相談体制の充実を図っている。生徒や保護者からは、このような取組が評価さ
れ、入学者選抜の応募倍率は高い状況が続いている。
こうした状況を踏まえ、今後、都教育委員会は、チャレンジスクールの適正な受入規模等について検討
を行っていく。
◇ 小・中学校の道徳教育の推進について
小・中学校における今後の道徳教育の推進について、都教育委員会の決意を伺う。
【教育長】
道徳教育は、人が一生を通じて追求すべき人格形成の根幹に関わるものであり、同時に、民主的な国家・
社会の持続的発展を根底で支えるものでもある。
そのため、都教育委員会は、小・中学校における道徳の授業の公開により、家庭や地域と一体となった
道徳教育を推進するとともに、自己の生き方について考えを深める道徳教育教材集を開発して、全児童・
生徒に配布するなど、全国に先駆けて独自の取組を展開してきた。
今後、都教育委員会は、道徳の教科化に向けて、国の動向を注視しつつ、二十一世紀を生きる子供たち
に、日本人としての自覚と誇りを育み、思いやりや規範意識、公正・公平な態度や公共の精神などを身に
付けさせる道徳教育を、一層推進していく。
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◇ 「人間と社会(仮称)
」の取組状況について
都立高校では、来年度から全都立高校で新教科「人間と社会(仮称)
」を全面実施すると聞いている。
この教科の現在の取組状況について伺う
【教育長】
この教科は、思いやりや規範意識等の道徳的な価値を深め、よりよく判断する力を培い、社会との関わ
りの中で、自らの生き方を考え行動する力を育成することを狙いとしている。
現在、各都立高校では、自他の尊重や社会連帯等の資質・能力を育成する授業を、都独自の教科書を用
いて試行的に行っている。また、推進校20校で、事例に基づく話合いや体験活動の指導について研究を
行っている。さらに、各校の指導が円滑に行われるよう中核となる教員を対象として年4回の研修会を実
施している。
今後、道徳心の育成に関する新たなテーマを加えて教科書を充実するとともに、研究を踏まえた指導資
料を作成するなど新教科の全面実施に向けて万全な体制を整えていく。
◇ 教育への公的投資について
文科省は、教育への公的投資は格差の改善や将来の公的支出の抑制等の効果があり、学歴が低いほど
貧困率が高いこと等を示している。教育格差の是正を始めとした、子供の教育への公的投資は、重要な
意義、社会全体への効果があると思うが、知事の認識を伺う。
【知事】
1 貧困の連鎖を断ち切るためには、教育の分野でも、機会の平等を保障することが必要だと考えてい
る。
2 親の経済状態にかかわらず、将来、子供が自らの生き方を選択し、自立できるように、機会の平等
を保障するための セーフティーネットを構築することは、まずは、国家の責任である。
3 都としては、子供たちの誰もが、能力や適性を発揮できるよう基礎・基本の徹底による学力の習得・
向上や、教育への、福祉の専門人材の活用など、昨年取りまとめた「東京都長期ビジョン」に既に、
様々な施策を位置付けている。今後とも、これらの施策に取り組んでいく。
◇ 福祉関係機関との連携について
学習支援について文部科学省は福祉や教育の関係機関が連携して包括的に進めるよう通知を出してい
る。都教育委員会は、この通知をどう受け止め、どう連携を進めるのか、見解を伺う。
【教育長】
都教育委員会は、次代を担う子供の育ちを支援するため、教育と福祉等との関係機関による連携・協力
を着実に進めてきた。
具体的には、児童・生徒や家庭の様々な課題の解決を支援するため、スクールソーシャルワーカーの配
置を拡大してきている。
また、子供と家庭を一体的に捉え、総合的に支援するため、教育相談センターを子供家庭総合センター
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に設置し、福祉保健及び警察の各相談機関と連携して問題の解決を図っている。
今後とも、福祉関係機関との連携については、関係法令の趣旨を踏まえながら、適切に対応していく。
◇ 登下校中の児童生徒の安全確保について
都は平成26年度から、区市町村が通学路へ設置する防犯カメラの補助事業を開始した。この取組は、
児童の安全を強化に向けた世界に誇れる取組であると考える。今後の進め方について見解を伺う。
【教育長】
都教育委員会は区市町村教育委員会に対し、公立小・中学校が家庭、地域と連携して取り組む、通学路
における児童生徒の見守り活動への支援を実施してきた。
また、こうした地域における見守り活動を補完する目的で、都は、区市町村が通学路に設置する防犯カ
メラの補助を昨年度から開始し、22区市町村で設置が行われた。
今後も、都教育委員会は、公立小・中学校が取り組む、通学路における見守り活動を推進するとともに、
防犯カメラの設置が円滑に進むよう、関係機関との調整や先行事例の紹介等により、区市町村教育委員会
を支援し、児童生徒のより一層の安全対策を進めていく。
◇ 性に関する健康教育について
インターネット等を通じ様々な情報が簡単に入手できる状況にあり、医学的に正しい知識が必要であ
る。医師や看護師、専門家による出前授業などで、性に関する健康教育を実施する必要があると考える
が見解を伺う。
【教育長】
高等学校における性に関する指導では、
生徒が性や生命の大切さについて正しい知識と意識を身に付
け、適切に行動できるようにすることが重要である。
このため、都教育委員会では、都立高校からの要望に応じて産婦人科医を派遣し、生徒・教職員への講
演、教職員からの個別相談についての対応、教職員への研修等を実施することにより、学校が行う健康相
談や保健指導等の学校保健活動を、専門的な視点から支援している。
今後とも、全校の養護教諭等を対象とした産婦人科医の講演会や、学校関係者との連絡会等を通じて、
派遣事業について一層の周知を図ることにより、取組校を拡大するなど、産婦人科医派遣を更に充実させ
ていく。
◇ 性同一性障害等に関する教員研修について
性同一性障害等に関して、教員を対象にした研修を実施すべきであると考えるが、都教育委員会の見
解を伺う。
【教育長】
性同一性障害等の児童・生徒が自分らしさを発揮し、生き生きと学校生活を送ることができるようにす
るためには、教員が、研修等を通して、このような人権課題についての正しい理解と認識を深める必要が
教育庁報第624号PDF版
ある。
これまで都教育委員会は、学校が、性同一性障害等の児童・生徒の心情に配慮し、適切な対応を図るこ
とができるようにするため、通知文を発出するとともに、教員からの相談に対して具体的な指導や助言を
行ってきた。
しょうへい
今後は、教員研修等において、医療や心理の専門家等を講師として 招聘 するとともに、研修内容等を
まとめた指導資料を作成・配布するなどして、性同一性障害等の児童・生徒に対し、よりきめ細かな支援
ができる教員を育成していく。
◇ 全ての子供たちの英語力を伸ばすための取組について
世界で活躍できる人間を創ることも大切である。同時に、全ての子供たちが英語を身近に感じること
も大切である。全ての子供たちが、英語の基礎を学ぶことについてもしっかりとした取組が必要と考え
るが、知事の所見を伺う。
【知事】
1 「世界一の都市・東京」を目指す上で、ニューヨークやシンガポールなどほかの大都市と比べたと
き、東京の最大の課題は英語力である。
2 次代を担う若者には、言葉のバリアフリーを実現し、実生活や仕事の場面で、苦手意識なくコミュ
ニケーションできる英語力を身に付けてほしいと考えている。
3 私は、英語の習得には、基礎的な内容を、学校の授業でしっかりと身に付けることが基本だと考え
ている。
4 そのために、東京都においては、在京の外国人や専門性の高い外部人材を活用して、学校における
実践的な外国語教育や、異文化理解を推進していく。
5 また、子供たちのために、新たに英語村を開設し、東京にいながら英語しか使えない場所での生活
を体験できるようにする。
6 こうした学びの機会を十分に活用することで、東京の子供に英語力を身に付けさせ、国際都市・東
京を支える人材として育てていきたいと考えている。
◇ 進学指導推進校の今後の取組等について
足立区の進学指導推進校は、当初の目標、期待に遠く及んでいないのが実情であり、更なる取組の充
実が求められる。足立区全体の学力を向上させていくという観点から足立区における進学指導推進校の
今後の取組と他校への普及について伺う。
【教育長】
平成22年度に都教育委員会が進学指導推進校に指定した江北高校では、これまで個々の教員の授業力
の向上や組織的な進学指導の体制づくりに取り組み、直近数年間では大学進学実績も向上している。
同校では、更に改善を図るため、昨年度、英語科を対象に予備校等による進学指導コンサルティングを
受け、組織体制や指導方法に関し改善を進めてきた。今後は、その成果を他の教科にも活用し、学校全体
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の指導力を強化していく。
また、都教育委員会は、江北高校を含む進学指導推進校など36校から成る進学指導研究協議会を通じ
て、進学指導の優れた取組を他の都立高校にも積極的に情報提供し、都立高校全体の指導力の向上を図っ
ていく。
◇ エンカレッジスクールについて
エンカレッジスクールでは、人気が上がり、入れない子供が多く存在し、この学校で頑張ろうとした
子供たちの志を奪うことにつながる結果になってしまうことも多いと聞いている。この状況に対する都
教育委員会の認識と今後の取組について伺う。
【教育長】
エンカレッジスクールは、小・中学校で十分能力を発揮できなかった生徒のやる気を育て、頑張り励ま
し、応援する全日制の高校であり、都教育委員会は、平成15年度から現在までに5校を指定した。
各学校は指定後、小・中学校の学び直しを含め、きめ細かな学習や体験活動、生活指導を重視した教育
を展開し、中途退学者を大きく減少させてきた。このような取組が生徒や保護者から評価されたことが、
入学者選抜の高い応募倍率に現れていると考えている。
今後、都教育委員会は、地域バランスなどを考慮して、エンカレッジスクールの適正な受入規模等につ
いて検討を行っていく。
◇ 中途退学者等への支援について
中退防止と中退者の就職支援について区市町村とも連携して強化していくべきと考えるが、所見を伺
う。
【教育長】
都教育委員会は、平成25年度から、区部と市部の2地区において、中途退学者等への支援を目指した
モデル事業を実施している。
モデル事業では、地区内のハローワーク、地元区市の就労支援部署、若者の自立支援に実績のあるNP
Oなどからなる「都立高校生進路支援連絡協議会」を設置し、地域におけるネットワーク形成に努めると
ともに、都立高校が実施するキャリア教育や中途退学者等への支援の在り方などについて協議を行ってき
ている。
今後とも、
この連絡協議会での検討の成果を踏まえ、
地元の自治体や企業等との連携を一層深めながら、
中途退学の未然防止はもとより中途退学者や進路未決定者への進路支援の取組を推進していく。
◇ 小学校教員の英語教育の指導力向上について
小学生の英語力の向上のためには、小学校の教員の指導力を向上させることが最も重要である。今後
の取組について、都教育委員会の所見を伺う。
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【教育長】
平成23年度から小学校第五・第六学年に導入された外国語活動に対応し、都教育委員会は、教育課程
を編成していくための基準を策定するとともに、区市町村教育委員会と連携を図り、小学校外国語活動を
円滑に実施していくための教員研修を実施してきている。
現在、国では、次期学習指導要領の改訂を視野に、児童・生徒の英語力を更に高めていくため、平成
32年度から小学校三・四年生に外国語活動、五・六年生に教科としての英語を新たに導入する検討を進
めている。
今後、小学校から高校に至る英語教育をより充実していくためには、教員の指導力向上は喫緊の課題で
あり、都教育委員会は、国の動向も踏まえ、教授法や英語力に係る研修を一層充実させていく。
◇ 情報モラル教育の充実について
小学校の早い段階から、学校と家庭が連携した情報モラル教育を充実させていく必要があると考える
が、見解を伺う。
【教育長】
議員御指摘のとおり、携帯電話やスマートフォンなどから情報を発信する際のルールやマナーについて
は、小学校の早い段階から、学校と家庭が連携して指導していくことが大切である。
そのため、都教育委員会は、児童が保護者と一緒に、インターネットに関わるトラブルの防止をテーマ
に学ぶセーフティ教室を開催するとともに、小学三年生の児童と保護者に向け、啓発リーフレットを作
成・配布するなど、情報モラル教育を推進してきた。
こうした取組に加え、今後は、都教育委員会が指定する推進校などで、教員と児童、保護者の三者が共
に情報モラルについて話し合い、実効性のあるルールづくりを行うとともに、その成果を指導資料にまと
め、全公立学校の教員を対象とする講習会等で普及していく
◇ 都立高校での主権者教育の取組について
都教育委員会は、法改正を踏まえ、今後どのように、都立高校における主権者教育に取り組んでいく
のか。所見を伺う。
【教育長】
現在、各都立高校では、公民科の「現代社会」や「政治・経済」の授業で、議会制度や選挙制度の仕組
みなど国民主権の考え方や主権者としての政治参加の在り方について学んでいる。
また、
都や区市の選挙管理委員会事務局や、
未成年者への主権者教育を推進するNPO団体と連携して、
模擬選挙等の体験学習を実施している学校もある。
今後、
都教育委員会は、
こうした優れた実践事例を各都立高校に周知するとともに、
国の動向を踏まえ、
政治や選挙への関心を高め、積極的に社会に参画する人材の育成に向け、都立高校における主権者教育の
充実を図っていく。
教育庁報第624号PDF版
◇ 日本語指導の一層の充実について
学校現場の声を踏まえ、教授方法や関連情報の提供、実践的な研修の実施により、日本語指導を一層
充実していくことが必要であると考えるが、都教育委員会の取組について伺う。
【教育長】
都教育委員会は、日本語指導が必要な児童・生徒が、日本語を学ぶためのテキストである「たのしいが
っこう」や、教員が指導する上で参考となる「日本語指導ハンドブック」を配布するとともに、ホームペ
ージに掲載するなどして、各学校が活用できるようにしている。
また、日本語指導が必要な児童・生徒が、基本的な日常会話に加え、学習活動に必要な日本語を身に付
けることができるよう、教科指導に関する教員研修を、年間四回実施している。
今後とも、都教育委員会は、区市町村教育委員会と連携し、小・中学校における日本語指導の課題等を
把握するとともに、優れた指導事例に関する情報の提供や研修の充実など、教員の指導力を高める取組を
推進していく。
◇ 都立高校の在京外国人生徒募集枠について
現在、在京外国人生徒対象枠を持つ都立高校は、多摩地域からのアクセスが必ずしも良くなく、多摩
の各地からアクセスの良い場所に在京外国人生徒対象枠を設置すべきと思うが、都教育委員会の見解を
伺う。
【教育長】
東京のグローバル化の進展に伴い、都内居住の外国人生徒が近年増加していることから、これらの生徒
に対し、高等学校教育の機会の提供など、教育環境を整備していくことが必要である。
このため、都教育委員会は、平成26年度は、国際高校、飛鳥高校及び田柄高校の3校で65名の募集枠
を設け、平成25年度と比べ、定員を10名増やして入学者選抜を実施したところである。
今後とも、都内の中学校における日本語指導が必要な在京外国人生徒数の動向、募集枠を設置する3校
の入学者選抜の応募状況、応募生徒の居住地の状況等を総合的に勘案し、引き続き、募集枠の在り方につ
いて検討を進めていく。
◇ 生徒の相談体制と対応について
生徒が妊娠した場合、養護教諭等学校内で相談することも多いと聞く。都立学校における実際の支援
の内容、支援のための学校内外の連携など実態を把握し、生徒に寄り添った支援ができるようにするこ
とが重要。妊娠した生徒の相談体制と対応について伺う。
【教育長】
都立高校においては、日頃から生徒の不安や悩みなどに対応するため、担任、養護教諭、スクールカウ
ンセラーをはじめとして全教職員が、生徒の健康観察などに努め、教育相談を行うとともに、学校外の相
談機関を生徒に周知するなどして相談体制の充実を図っている。
生徒から妊娠の相談を受けた場合には、本人の意向や状況を的確に把握し、不安や悩みに寄り添い、保
教育庁報第624号PDF版
護者と連携するなど、きめ細かな対応を行うとともに、生徒の健康を第一に考えて、学校生活や授業等へ
の参加について配慮を行っている。
今後とも都教育委員会は、各学校に対し、生徒一人一人の状況を踏まえ、本人や保護者からの相談や要
望等に適切に対応できるよう指導・助言を行っていく。
教育庁報第624号PDF版
平成 27 年度に実施する都立高等学校入学者選抜における実施方針について
東京都教育委員会は、平成 26 年度に実施した都立高等学校入学者選抜の採点誤りに関する再発防止
策・改善策の取組状況及び平成 27 年度に実施する都立高等学校入学者選抜における実施方針について、
別紙「平成 27 年度に実施する都立高等学校入学者選抜における実施方針について」のとおり取りまと
めましたのでお知らせします。
以下の資料は、東京都教育委員会ホームページに掲載しています。
資料 1:採点・点検の日数増の成果と課題
資料 2:マークシート方式の導入の成果と課題
資料 3:2 系統による採点・点検方式の成果と課題
資料 4:平成 27 年度に実施する都立高等学校入学者選抜における実施方針
資料 5:平成 27 年度に実施する都立高等学校入学者選抜における採点・点検方法(イメージ)
参考資料:平成 26 年度に実施した入学者選抜における学校別の採点の誤り件数(A3 版)プレス資料
(ホームページアドレス:
http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/buka/soumu/choho/624/pr150611f.html)
<問合せ先>
教育庁都立学校教育部高等学校教育課
電話 03-5320-6745
教育庁報第624号PDF版
平成27年度に実施する都立高等学校入学者選抜における実施方針について
平成26年度に実施した選抜における採点誤りに関する主な再発防止・改善策
2
マークシート方式の導入の主な成果と課題
資料2 参照
+
①
●
②
●
学力検査翌日から合格発表日の前日までの日数の増加
3日間から4日間に1日増
1日目:採点日 2日目:採点日
3日目:合否判定
○
4日目:発表準備
〔
成
果
〕
○ 「デジタル採点」
「紙による採点・点検」の2系統による採点後の照合の結果、
正しくマークされている解答を、OMRが誤って読み取るという異常はなか
った。
マークシート方式の導入
マークシート方式モデル実施校(20校)で実施
記号選択式問題
記述式問題
「デジタル採点」「紙による採点・点検」の2系統
「デジタル採点」での2系統
〔
課
題
〕
OMR(マークシートを読み取る機械)による読み取りにかかった時間は短
時間であった。
●
受検者のマークの仕方によるエラーがあったことから、受検者がマークシート
方式の解答に十分に慣れた状態で受検できるようにすることが必要である。
●
記述式問題については、「デジタル採点が適したもの」と「紙による採点・点
検後に採点結果を入力する方法が適したもの」があるため、効率的な採点とな
るよう改善する必要がある。
③ 2系統による採点・点検方式の導入
採
点
点
検
採 点
点
検
採
点
点
検
採 点
点
検
記号選択式問題
記述式問題
1
〔
成
果
〕
〔
課
題
〕
●
得
点
の
照
合
得
点
の
確
定
2系統による採点・点検方式の主な成果と課題
資料3 参照
〔
成
果
〕
○
〔
課
題
〕
● 部分点のある記述式問題の採点について、都教育委員会が規定した基準どおり
に採点できなかったことにより、誤字・脱字等の表記に関わる採点の誤りが増
加した。
平成25年度に実施した選抜における採点の誤りのうち、大半を占めていた
「誤答を正答として採点した」
「合計点を誤って算出した」などの『単純ミス』
は大きく減少した。
齟齬があった場合
採点・点検の日数増の主な成果と課題
○
3
再採点
再点検
資料1 参照
採点・点検期間が1日伸びたこと、生徒を登校させないことで業務に集中でき
た。
生徒を登校させないこととした1・2日目の採点日の中で全教科の合計得点
が確定できず、3日目の合否判定及び4日目の発表準備や在校生の教育活動
に影響が出た学校があった。特に記述式問題では、デジタル採点、従来の紙
による採点・点検どちらも相当の時間を要した。
平成27年度に実施する都立高等学校入学者選抜における実施方針
①
共通問題を使用する全ての学校において、原則、マークシート方式を導入
②
部分点のある記述式問題の採点の誤りを防止するため、2系統による採点・点検から誤字・
脱字等の表記の確認に特化した系統を加えた3系統に変更。また、誤字・脱字の取扱いなど、
採点基準の詳細については、各学校で受検者の実態に応じて適切に定める形に変更
③
記号選択式問題においても思考力をみることができる出題となるよう一層工夫し、マーク
シート方式で解答する問題を増加
資料4・5
参照
1
教育庁報第624号PDF版
都立専門高校改編基本計画検討委員会報告書について
東京都教育委員会は、平成 26 年 8 月公表の都立専門高校改編基本構想検討委員会報告書を受け、
同月、都立専門高校改編基本計画検討委員会を設置し、検討を進めてまいりました。
このたび、その検討結果を、報告書として取りまとめましたのでお知らせします。
1 都立専門高校改編基本計画検討委員会報告書
概要 「都立専門高校改編基本計画検討委員会報告書について(概要)
」のとおり
2 今後の展開
本報告書を踏まえ、検討結果を今後の計画などに反映させてまいります。
本文「都立専門高校改編基本計画検討委員会報告書」は、東京都教育委員会ホームページに掲載し
ています。
(ホームページアドレス:
http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/buka/soumu/choho/624/pr150625a.html)
<問合せ先>
教育庁都立学校教育部高等学校教育課
電話 03-5320-6759
別 紙 1
都立専門高校改編基本計画検討委員会報告書について(概要)
教育庁報第624号PDF版
都立専門高校改編基本構想検討委員会での検討状況
<専門高校の課題>
(課題1)志望倍率などに現れる魅力の不足
(課題2)普通科と比較して高い中途退学率
(課題3)専門性を生かして進路選択する生徒の割合の低迷
(課題4)産業界や進学先での活躍に必要な能力の育成の不足
平成26年8月
<専門高校の改善の方向性>
課題を解決するに当たっては、ニーズを踏まえ、専門高校の魅力をより一層高め、生徒が集まる高校としてい
く必要がある。
このためには、基礎学力の定着や専門性向上のための取組を推進し、さらに産業界等の協力を得ることにより
専門高校での教育を充実していく。一方、これらの魅力の向上に加え、既存学科の規模の見直しや、必要な学科
の設置を検討していく。
都立専門高校改編基本計画検討委員会の概要
1 学習内容の改善
(1)農業
ア 農業分野での産業現場における実習やインターンシップの充実
イ 企業や商店街等の地域と連携した課題研究等の充実
ウ 生産・加工・流通を一体的に行う事業活動を視野に入れた実践的経営学習の導入
エ 資格取得の推進
※1 一定程度の専門性を高めた生徒に
オ アグリマイスター制度 ※1の導入
アグリマイスターの称号を授与する制度
(2)工業
ア 産業界との連携によるデュアルシステムやインターンシップの推進
イ ものづくり産業を引き継ぐ志をもつ人材を育成するため外部人材の積極的な活用
ウ 産業界や地域と連携した課題研究等の充実
エ ものづくりへの興味・関心を高める新たな工業科目の導入
(3)商業
ア 実践的経営学習の導入
イ 大学や産業界の外部人材の積極的な活用
ウ ジョブシャドウィングやインターンシップの拡充
エ 商店街や地域と連携した課題研究等の充実
オ 地域と連携した模擬株式会社の拡充
(4)家庭・福祉
ア 保育・調理などにおける実践的な学習の拡充
イ 資格取得に向けた上級学校への接続
(5)産業
ア 地域産業や商店街を含む産業界などと連携した学習の充実
イ ものづくりと経営を総合的に考えられる人材の育成
ウ 中途退学率の高い学校における中途退学者の減少
それぞれ詳細を検討した上で実施するなど、
計画的に取組を推進し、専門高校の学習内容を改善
2
学科改編等
(1)工業
ア
中途退学において一定の成果が得られた練馬工業
を参考としたエンカレッジスクールの新たな指定
イ
企業で実践的な学習ができるデュアルシステム科
の追加設置
ウ
分かりやすい学科名の実現に向けた学科の再編
(2)商業
ア
商業科への入学希望や卒業後の進路希望、就職状
況の変化を踏まえた、規模の見直し
(3)家庭・福祉
ア
保育や調理などの生活産業を担う人材の育成に向
けて、家庭に関する学科の設置
イ
介護などの超高齢社会に必要な人材の育成に向け
て、福祉に関する学科の設置
専門高校が役割を果たしていくために必要な
学科改編等を推進
教育庁報第624号PDF版
理数イノベーション校の指定について
理数教育の推進に向けて、下記のとおり、理数イノベーション校を指定しましたので、お知らせします。
1 理数イノベーション校について
理数イノベーション校とは、大学や研究機関と連携して最先端の実験・講義を通して、理数に秀で
た生徒の能力を一層伸長するとともに、科学技術系人材育成の拠点として東京都の理数教育をけん引
する学校である。東京都教育委員会は、理数イノベーション校として都立高等学校及び都立中等教育
学校を 3 校指定し、将来、科学技術で世界をリードする人材を育成する。
2 指定校
都立富士高等学校
都立八王子東高等学校
都立南多摩中等教育学校
3 指定期間
平成 27 年4月1日から平成 30 年3月 31 日まで
4 指定校の取組内容
(1) 科学的に探究する能力や態度、課題を解決する能力、論理的思考力、科学的な感性・創造性を
育成するための探究活動を実施
(2) 理数に秀でた生徒の能力の一層の伸長を図るための大学や研究機関との連携
(3) 生徒の理数能力を発見し、創造力・問題解決能力の育成を図るための専門家による指導
(4) 科学の祭典(
「高校生科学の甲子園東京都大会」及び「研究発表会」
)への参加
(5) 各種科学コンテストや各種科学オリンピック等への参加
<問合せ先>
教育庁指導部高等学校教育指導課
電話 03-5320-6845
教育庁報第624号PDF版
公立小学校の特別支援教室導入について
東京都教育委員会は、平成22年11月に作成した東京都特別支援教育推進計画第三次実施計画に基づ
き、教員が巡回して発達障害教育を実施する特別支援教室の全公立小学校への導入を目指し、平成24年
度から3か年かけて、モデル事業を実施してきました。
このモデル事業の成果を踏まえ、平成28年度からの順次導入に向けて、東京都教育委員会では保護者
の皆様に特別支援教室の導入と運営について理解を深めていただくためのリーフレットを作成しました
ので、お知らせします。
<問合せ先>
教育庁都立学校教育部特別支援教育課
電話 03-5320-6753
教育庁報第624号PDF版
教育庁報第624号PDF版
在籍学級
特別支援教室
指導の工夫
巡回指導教員が拠点校から各小学校に出向き、在籍学級担
任との相談の上、児童の障害の状態に応じた指導を実施し
ます。
指導対象児童は、週に1~8時間、校内に設置された
特別支援教室へ特別な指導を受けに行きます。
在籍学級担任
助言
校内の「在籍学級」と「特別支援教室」を移動します。
指導
連携
児童の行動観察
巡回指導教員は、特別支援教室で指導するとともに、
在籍学級での支援も行います。
巡回指導教員
指導を受けている児童だけでなく、学級全体の状況を観察します。
巡回指導教員【注 1】
特別支援教室での指導対象児童については、保護者との
合意に基づいて、各小学校の校長が申請し、区市町村教
育委員会が決定します。
特別支援教室の導入を円滑に行うため、新規に特別支援教室専門員の配置及び臨床発達心理士等の巡回を行います。
新規
特別支援教室専門員(非常勤)
【注 2】
新規
巡回指導教員や特別支援教育コーディネーター、在籍学級担任等との連
絡調整及び個別の課題に応じた教材の作成、児童の行動観察や記録を行
います。
特別支援教室で行う指導とは…
指導事例
【注 3】
児童の行動観察を行い、障害の状態を把握し、巡回指導教員・在籍学級
担任等に指導上の配慮について助言します。
通常の学級に在籍する発達障害等(高機能自閉症、アスペルガー症候群、注意欠陥多動性障害、学習障害等)で、通常の学級での学習に
おおむね参加でき、一部特別な指導を必要とする児童に対し、障害の状態に応じて行う「自立活動」や「教科の補充指導」です。
高機能自閉症・アスペルガー症候群
学習場面で現れる
課題【例】
臨床発達心理士等 (巡回)
◆コミュニケーションがうまく図れない。
◆相手の立場になって考えることが難しい。
◆ロールプレイ等で、適切な会話ができるよう
にするための指導
◆物語の登場人物の気持ちを考えるなどの指導
注意欠陥多動性障害
(ADHD)
学習障害
◆注意を集中し続けることが難しい。
◆音読が苦手である。
◆授業中に席を離れてしまったり、質問が終わらないうち
に出し抜けに答えてしまったり、他の人がしていること
を邪魔してしまう。
◆書くことが苦手である。
◆必要な情報を少なくし、いくつかの情報の中から必要な
ものに注目できるようにするための指導
◆順番に人の話を聞くなど、ルールに従って行動できるよ
うにするための指導
(LD)
◆計算が苦手である。
◆自分に合った学習方法を習得し、その方法を取り入れ
て、国語や算数等の学習ができるようにするための指導
【注1】 これまでの通級指導学級の担当教員が「巡回指導教員」という名称に変わります。
【注2】 特別支援教室専門員は、特別支援教室導入校に配置します。
【注3】 臨床発達心理士等とは、「臨床発達心理士」、「特別支援教育士」、「学校心理士」のいずれかの資格取得者であり、特別支援教室導入校を巡回します。
教育庁報第624号PDF版
平成 27 年度「東京ジュニア科学塾(第1回)
」の受講生徒を募集します
東京都教育委員会は、平成27年度「東京ジュニア科学塾(第1回)
」を実施します。
つきましては、下記のとおり受講生徒を募集しますので、お知らせします。詳細は、募集案内を御覧
ください。
1 事業概要
東京都から未来の科学技術を担う人材を輩出するため、東京都内の公立中学校(中等教育学校前期
課程を含む)の1年生と2年生が科学に関する専門家等による指導を受ける「東京ジュニア科学塾」
を実施します。
2 募集対象及び募集人員
東京都の公立中学校1年生・2年生384人
•応募に当たっては、いくつかの条件があります。条件については、募集案内でご確認ください。
3 応募方法
受講を希望する生徒は、保護者の了承を得てから、
【様式1①】受講申請書に必要事項を記入し、
「東
京都教育庁指導部義務教育指導課」に直接、提出してください。
なお、締切りと提出方法は、受講申込書で御確認ください。
4 その他
東京ジュニア科学塾は、年間3回実施する予定です。第2回は10月10日(土)に、第3回は12月
13日(日)に開催します。各回の開催日の2か月~1か月前に、改めて受講生徒を募集いたします。
<問合せ先>
教育庁指導部義務教育指導課
電話 03-5320-7792
教育庁報第624号PDF版
中学校1年生と2年生の皆さん
~東京ジュニア科学塾(第1回)の御案内~
講義① 「きみは宇宙の謎に迫れるか?」
<講師>
国立天文台 准教授
柏川
伸成 先生
大望遠鏡で撮られた画像を見ながら、宇宙はど
すばる望遠鏡(上)と
撮影された画像(左)
こまで広がっているのか、宇宙の果てには何があ
<提供>国立天文台
るのかなど、宇宙の謎について考えます。
講義② 「昆虫などの生き物や自然に学ぶ
ものづくり」
<講師>
東京農業大学
タマムシ(左)と
タマムシの発色機構を利用
した金属(上)
<提供>長島
孝行 先生
教授
長島
孝行
先生
「ハチの巣の構造をまねたロケットのボディー
や新幹線のドアは、軽量でありながら非常に強い」
など、生き物の機能性を良質に利用した新しいもの
づくりについて学びます。
日
時 平成 27 年8月1日(土)
<集合 14 時 10 分>
14 時 30 分から 16 時 30 分まで
場
所 国立オリンピック記念
青少年総合センター
カルチャー棟1階小ホール
≪交通≫
・小田急線「参宮橋駅」徒歩約 7 分
・地下鉄千代田線「代々木公園駅」徒歩約 10 分
参加対象 次の(1)から(3)の全ての条件を
満たす生徒が参加できます。
(1) 都内の公立中学校又は中等教育学校前期課程に在籍する1年生又は2年生
(2) 科学の専門家による指導を受ける意欲がある生徒
(3) 保護者が必ず送迎できる生徒 *必ず公共交通機関を使用してください。
募集定員
384 名(定員を満たすまで、先着順に申込みを受け付けます。
)
申込方法 【様式1①】の受講申込書に記載した方法でお申し込みください。
受講に係る費用
問合せ先
◆
受講は無料です。(通塾に要する交通費は、自己負担とします。)
東京都教育庁指導部義務教育指導課 東京ジュニア科学塾担当
所在地 〒163-8001 新宿区西新宿二丁目8番1号
電話 03-5320-6841
ファクシミリ 03-5388-1733
東京ジュニア科学塾は、年間3回実施する予定です。第2回は 10 月 10 日(土)に、第3回は 12 月 13 日(日)に
開催します。各回の開催日の2か月~1か月前に、改めて受講生徒を募集します。
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【様式1①】
<東京都教育庁指導部義務教育指導課 扱い>
東京ジュニア科学塾【第1回:平成27年8月1日(土)】
受講申込書
1
ファクシミリによる申込み・・・この申込書に必要事項を記入の上、送信してください。
ファクシミリ番号(03)5388-1733
2
電子メールによる申込み・・・次のAかBの方法で送信してください。
A 必要事項を記入したこの申込書の電子データを電子メールに添付し、送信してください。
このとき、件名を「東京ジュニア科学塾(第1回)参加希望」としてください。
送信先の電子メールアドレス [email protected]
B 電子メールの本文に、
「①生徒氏名(ふりがなを付ける)
、②性別、③学校名、④学年、
⑤自宅の郵便番号、⑥自宅の住所、⑦電話番号」の7点を記入し、送信してください。
このとき、件名を「東京ジュニア科学塾(第1回)参加希望」としてください。
送信先の電子メールアドレス [email protected]
3
郵便による申込み・・・この申込書に必要事項を記入し、封書で次の宛先に郵送してください。
宛先
〒163-8001 新宿区西新宿2-8-1
東京都教育庁指導部義務教育指導課 東京ジュニア科学塾担当
◆
申込時期 及び 受講の可否の連絡時期
申込時期
平成27年7月6日(月)までに
申込書や電子メールが到着した場合
平成27年7月7日(火)~7月24日(金)に
申込書や電子メールが到着した場合
【締切 平成27年7月24日(金)必着】
受講の可否の連絡時期
平成27年7月13日(月)までに、郵便にて
自宅に連絡します。
申込書や電子メールの到着後、7日以内に、郵
便にて自宅に連絡します。
※連絡される期日を過ぎても郵便が届かない場合は、東京ジュニア科学塾担当(03-5320-6841)まで、御連絡ください。
東京ジュニア科学塾【第1回:平成27年8月1日(土)】の参加
を希望します。
ふ
生
り
徒
が
な
性
氏 名
別
学校名(学年)
自宅の郵便番号
自宅の住所
電話番号
立
〒
学校
(
-
東京都
(市外局番
)―
―
年)
教育庁報第624号PDF版
第7回中学生「東京駅伝」大会の開催について
東京都教育委員会は、区市町村対抗の中学生「東京駅伝」大会を下記のとおり開催しますので、お知
らせします。
1 趣旨
中学校で行われている授業、部活動、校内マラソン大会等や区市町村単位で行われている陸上競技
大会等をはじめとした様々な取組の現状を踏まえ、より多くの中学生が学校や部活動の垣根を越えて
高い目標に向けて切磋琢磨し、中学校期における健康増進・持久力等の体力向上、公正・協力等の態
度の育成、努力・忍耐力等の精神力の向上に資するため。
2 日程 東京都の公立中学校1年生・2年生384人
平成28年2月7日(日曜日)
開会式:午前9時30分
女子の部:午前10時スタート 男子の部:午後1時スタート
閉会式:午後4時
*大雪や雷雨等の荒天時、安全が確保できない場合は中止とする。中止とした際は、延期しない。
3 大会会場及び競技コース
味の素スタジアム・都立武蔵野の森公園特設周回コース
4 競技形式
区市町村内の中学校から、それぞれ選抜された2年生チームによる区市町村対抗駅伝競走
[男子の部]42.195㎞ 17人(第1区2.195㎞、第2区~第9区2㎞、第10区~第17区3㎞)
[女子の部]
30㎞ 16人(第1区~第10区1.5㎞、第11区~第16区2.5㎞)
5 表彰
(1)団体の部(当日、競技終了後に表彰式を行う。
)
•男女総合優勝
•男子の部
優勝・準優勝・第3位
敢闘賞(第4位~第10位)
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•女子の部
優勝・準優勝・第3位
敢闘賞(第4位~第10位)
(2) 個人の部(後日、該当生徒の所属校で表彰を行う。
)
•男子の部
•女子の部
2.195㎞の部
第1位・第2位・第3位 敢闘賞(第4位~第10位)
2㎞の部
第1位・第2位・第3位 敢闘賞(第4位~第10位)
3㎞の部
第1位・第2位・第3位 敢闘賞(第4位~第10位)
1.5㎞の部
第1位・第2位・第3位 敢闘賞(第4位~第10位)
2.5㎞の部
第1位・第2位・第3位 敢闘賞(第4位~第10位)
参考資料<中学生「東京駅伝」大会結果一覧(第1回から第6回)は、東京都教育委員会ホームペ
ージに掲載しています。
(ホームページアドレス:
http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/buka/soumu/choho/624/pr150625b.html)
<問合せ先>
教育庁指導部指導企画課
電話 03-5320-6887
(参考) 中学生「東京駅伝」大会 結果一覧
開催日
開催場所
大会結果
男女総合
平成22年
第1回
3月21日 (日)
中央区晴海埠頭
特設会場
男子の部
女子の部
男女総合
平成23年
第2回
3月21日 (月・祝)
味の素スタジアム
都立武蔵野の森公園
特設コース
男子の部
女子の部
男女総合
平成24年
第3回
3月20日 (火・祝)
味の素スタジアム
都立武蔵野の森公園
特設コース
男子の部
女子の部
男女総合
平成25年
第4回
3月20日 (水・祝)
味の素スタジアム
都立武蔵野の森公園
特設コース
男子の部
女子の部
男女総合
平成26年
第5回
2月9日 (日)
味の素スタジアム
都立武蔵野の森公園
特設コース
男子の部
女子の部
男女総合
平成27年
第6回
2月8日 (日)
味の素スタジアム
都立武蔵野の森公園
特設コース
男子の部
女子の部
第1位
第2位
第3位
第1位
第2位
第3位
第1位
第2位
第3位
第1位
第2位
第3位
第1位
第2位
第3位
第1位
第2位
第3位
第1位
第2位
第3位
第1位
第2位
第3位
第1位
第2位
第3位
第1位
第2位
第3位
第1位
第2位
第3位
第1位
第2位
第3位
第1位
第2位
第3位
第1位
第2位
第3位
第1位
第2位
第3位
第1位
第2位
第3位
第1位
第2位
第3位
第1位
第2位
第3位
教育庁報第624号PDF版
地区名
記 録
町田市
足立区
八王子市
町田市
足立区
八王子市
町田市
足立区
八王子市
4:09:25
4:10:30
4:13:18
2:22:10
2:23:00
2:23:10
1:47:15
1:47:30
1:50:08
東日本
大震災
により
中止
江戸川区
八王子市
足立区
八王子市
江戸川区
足立区
江戸川区
八王子市
足立区
町田市
八王子市
足立区
町田市
練馬区
江戸川区
八王子市
足立区
町田市
4:16:07
4:16:34
4:18:07
2:22:58
2:23:17
2:24:21
1:52:50
1:53:36
1:53:46
4:14:57
4:15:05
4:15:54
2:21:11
2:21:29
2:22:16
1:52:17
1:52:32
1:53:46
記録的大雪
により
中止
練馬区
足立区
八王子市
八王子市
練馬区
足立区
練馬区
足立区
板橋区
4:15:33
4:16:24
4:17:00
2:22:41
2:22:43
2:23:11
1:52:50
1:53:13
1:54:10
教育庁報第624号PDF版
都立学校の生徒が都民広場の花壇をつくりました
5 月 27 日 農業高校
5 月 27 日 青峰学園
5 月 29 日 園芸高校
5 月 29 日 農芸高校
6 月 2 日 青梅総合高校
6 月 4 日 瑞穂農芸高校
6 月 5 日 南大沢学園
6 月 10 日 志村学園
6 月 15 日 農産高校
5月中旬から6月中旬にかけて、農業系都立高校6校(園芸、農芸、農産、青梅総合、
瑞穂農芸、農業)と特別支援学校3校(青峰学園、南大沢学園、志村学園)の生徒たち
が、議会棟前の都民広場で、毎年恒例となった花壇製作実習を行いました。
各花壇には学校のプレートを立てていますので、都庁へお立ち寄りの際は、生徒たち
が日ごろの実習の成果を発揮してつくった、色彩豊かな花壇を是非御覧ください。
(写真をクリックすると大きな画像を見ることができます。
)
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