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3. 問題 ー) 2) 3)
人体機 能学演習 第 5回 1.演 習 目標 1)呼 吸気量 の各分画 について説 明 できる。 2)安 静時 の 呼吸数 、毎分換気 量 、毎分肺胞換気 量 について説 明できる。 3)呼 吸 の化 学 的調節 について説 明できる。 2.実 習 1)安 静時 の呼吸数 (回 /分 )の 測 定 胸郭や腹壁 の動きから、安静 時 1分 間の各 自の呼吸数 を測 定する。 2)息 こらえ時間 の測定 通 常 の 呼吸および 15秒 間 (1回 /秒 )の 過 換 気 の後 の′ こらえ時 間を測 定す る。 自、 呼吸条件 の違 い により、息 こらえ時 間 が異なることから、呼 吸 の化 学 的調節 につい て考察する。 3.問 題 1)ス パ イロメー ター による呼吸気 量 の測 定 曲線 を描 き、呼吸気 量 の各 分画 (1回 換気 量 、予備 吸気 量 、予備 呼気 量 、肺 活 量)に 相 当す る部 分 にそれぞれ の名 称を記入 せ よ。 2)下 記 の肺 活 量 (VC)の 予測値 か ら、各 自の肺 活 量 の 予測値 を計 算 せ よ (1)、 また 式から肺 活 量 は年齢 、性別 、身長 に関係 することがわか る。 このことから、正 常 の肺活 量を決 定する3つ の 因子を推 定 せ よ(2)。 男性 VC(ml)=(27.63-0.H2× 年齢 )× 身長 (cm) 女性 VC(ml)=(21.78-0.101× 年齢 )× 身長 (cm) 3)1回 換気 量を 500ml、 死腔 を 150mlと し、各 自の安静 時 の 呼吸数 (回 /分 )か ら毎 分換気 量 (1)お よび 毎分肺胞換気量 (2)を 計算 せよ。 21 参 考 吸 Ⅳ 1_概 RespiratiOn 要 肺 の 機 能 llカ ス交換 に あ るのて ,各 種 の 肺 疾 患に よ り、この 機 構 の と こか が 障害 され ると ,肺 気 量 ,換 気 量 に 変化 が あ らわれ る。 従 って ,肺 機 能障 害 の 141質 ,程 度 ,機 構 を 知 るに は 各種 の 呼 吸機 能検 査を行 な う必 要 があ る。 この うち臨床 的 に よ く用 い られ ,簡 便 で 重要 な意 義を もつ もの か ,レ スヒ ロ メー ター を 用 い た 換灸t機 能検 査 で あ る。 こ こで は レ ス ピロメー ター を 用 い ,肺 気 量 の 各 分 画 お よび 換負t量 を 測定 す る ことに よ り ,肺 の カ ス交 換機 能 に つい て 考察 する。 測定 器 具 等 レ ス ヒ 曰メー ター ,ノ ー ズ ク リッ プ ,マ ウ ス ヒー ス 11)ベ ネディク トー ロス型 レス ピ ロ メー ターの構造 と原理 図 IV-1は ベ ネデ ィク トー ロス (B enedict― Roth)型 の レスピロメー ターの構造であ る。 この 装 置 は内 筒 (ベ ル bell)の と,水 を貯えた筒 ① か らな ってい る。 内筒 には ゴム 管 Dが 接続 され , そ の 他 端は マ ウス ピース を介 して被 験者 の 回 吸気積 算 腔 につ なが る。 鼻 を ノーズ ク リップで閉 じ ると ,被 験者 の 呼吸 はす べ てこの 開鎖回路 マ ウ スピ ー ス 内で 行われ る。そ孵 :被 験者 の 呼吸 に伴 って内筒 は 上下す る。 内筒 は滑車③ を介 し て記録 ペ ン④ と結 び 付 い てい る。 記録紙 は電 動 キ モ グラ フ◎上 に貼 って あ チ ャート ロ ー ル差し り,一 定 の 時間 (速 度 H,M)で 回転す る。 したが って吸気 は上 向 き,呼 気 は 下向 き に 記 録 され ,図 Ⅳ -3の よ う な呼 吸曲線 (ス パ イ ログ ラム )が 描 か れ る。 この 型の ベ ルの 容量 は 13.5′ ,横 断 面積 は414c`で あ るので ,記 録 紙上 の l nllllの 動 きは 41.4記 の ガ スの 出入 りに 相 当す る。 また記 録紙上 の 縦線 の 間隔 (301BIll)は 速 図 Ⅳ ‐1 ベ ネデ ィク トー ロス 型 レス ピ ロ メー ター 度 H(30mD/sec)と M(180111m/min)の と ( 13.5′ き , それ ぞれ 1秒 間 と10秒 間 に 相 当す る。 ) 22 ベンチ0ク ラフペ ン、 ⊃は ベルの動きを 1/10に 縮小 して,吸 息 の際 に持 ち上 げ られ ,呼 息 の 際 に は 動かないので,任 意の時間の換気量の累計を示す。ベ ンチロクラフペ ンを1壬 意の位置に動かす要領は図 -2を 参 照 す る こ と。 Aの 部 分 を つ まん で 矢 印 の 方 向 に ひ っば り左 右 に 回 せ は 吸 気 積 算 用 ベ ン ー の 位 置 を 自由 に 変 え られ る。 〃 ││ヽ 1 1卜 吸気積算用 ベ ンチ ロクラフベ ン○ に接続 した鎖 3.実 車 ^ヽ ベ ルに接続 した鎖 図 Ⅳ -2 消 普通 の 呼吸 気記録用 ペ ンの に 接 続 した鎖 ベ ンチ ログラフペ ンの移動操作 施 方 法 (1)記 録紙を ` 巻きとり円筒、 ○ にセロテー プで 貼 り ,ス イッチ① を 180 mm/min(M)に 入 れ ,円 滑 に 記録紙が 巻 きとれ ることを確認 した 後 ,ス イ ッチを 切 る。 (2)マ ウスピース取 り付金具の コック⑪ を回 してベ ル内の 空気 と外 界 と通 す る よ う に す る。 ベルを 数回上下 して 内部 の 空 気 と室内 空気 を入れ 換え た 後 ,ベ ルを 約 2/3持 ち上 げ た 位 置 に保 ち , コ ックを回 して ,ベ ルの内部と外 界 とを遮断す る。 {3)被 験者 に坐位 または立位で な るべ く楽な姿勢を と らせ る。 マ ウ ス ピー スの 外 側を 歯と唇 の 間 に 正 し くくわえさせて ,ノ ー ズ ク リッ プで 鼻を抑え ,日 で 換気 を 行 なわせ る。 (マ ウ ス ピー スは 切 れ 目 の 入 った方 を 上 傾1に す る。) (4)被 験者の呼吸が平 静 に な るの を 待 って ,コ ッ クを切 り換え ,ベ ルの 中 の ガ ス を呼 吸 させ る と 同 時 に スイッチを入れ て記 録紙を 巻き取 らせ る。 (5)数 回安静換気を行 なわせ 1呼吸 基準 位が 安定 した ことを 確 か め る。 16)安 静換気 に続 いて ,そ のま ま徐々に 最大 限 まで 呼 出 を行 なわ せ る。 呼 出 の 終 わ るのを 待 って 安 静換 気 に もどらせる。 (7)ス パ イログラムの上で 安静呼気位が ほぼ もとの 呼吸 基準 に 復 す るの を 待 って 最大 限 まで 深吸 気 を行 なわせ る。 (8)深 吸気位 に達 した ら,記 録紙 の ス ピー ドを30mm/sec(H)に 上 げ る。 続 い て で きるだ け 速 や か に一 気 に 最大 呼出位 まで 呼出 を行なわせ る。記 録紙 の スピー ドを 再び 180mrn/min(M)に 落 と す。 (9)ベ ンチ ログラフベ ンを動か して ,ス パ ィログラムの しゃまにな らない位 置にす る。 40 立位 で 安静換気を行 なわせ ,ベ ンチ ログラフペ ンで 描記 させ るが ,ベ ンが 記録 紙 線 にか か るわ ず か 前 (数 秒前 )か ら次 の 縦線 まで (lo秒 間 )被 験 者 に 最大 換気 を行 なわせ る。 この 場合 の 1回 換 23 1/3∼ 1/2,換 気回 数 は 10秒 間 に 12∼ 17日 を 標準 とす る。 (11)ベ ンチ ロ ク ラフペ ンか次 の縦線 にかか るまで ,す なわ ち ,10秒 F。3最 大 換 気 を 行 なわ せ た 後 , レ と被験 者との 回路 を 遮 断 し ,被 験 者 は マ ウ ス ピー ひ安静換気 に もとらせ ,コ ンクを回 してべ ′ 再 々 気量 は肺 活 量 の /― ズ クリ ノプを (ま すす。マ ウス ピースは水洗後, 消毒 174入 りの ポ リお けに 浸けてお く。 12 レ内 の 温度を読み記録す る。 ス イ ッチを切 り,レ スピロメー ターに 付 い て い る温 度 計で べ ′ oo 技験者の 年令 ,4男 │,身 長 ,体 重 を記録す る。 以上 スパ イ ログラムの記録 は図 -3の 左か ら右 に向かって示 され る。 努力肺活 量 最大 吸 気 位 1回 換 気 量 基 準位 機 有L 的 残 気 最大 呼気 位 量 図 IV-3 4.計 スパ イログラム記録順序 (左 → 右) 算 方 法 (1)ス パ イ ロ グ ラムの 計算 13.5′ の ベ ネディクトー ロス 型 レ ス ビ ロ メー タ ー に お い て は ,ベ ルが l 41.4記 の 空気の 出入 りlr_相 当す る。 すなわ ち , スバ .イ 潔 (そ の と きの 温度 で )に 相 当 す る。 したが って h V=力 ロ グラムに お いて mm上 下 す る こ と は lmmの 高 さの 差 は 41.4 mmの 差 が み られ た と き は , ×41.4記 の 空気 の 出入 りが あ った こ とに な る。 肺生 f甲 学 にお いて 肺 気 量分 画 ,換 気 諸 量 は 37℃ 1水 蒸気 ´ 飽 和状 態 で大 伎t圧 の 下 で の 容 積 (BTPs:body temperature,ambient pressure, Saturated with water vapor)と して 表 わす 約束 に な ってい るの で ,こ の 値 に 換算 しな けれ ばな らな い 。 温 度 t℃ ,大 気圧 Pm m Hg,そ の ときの飽 和水蒸気圧 PH20 mmHgと す れ は ,呼 気 は ほぼ 水 蒸 ││"に よ り 11状 態 に あ るとみ なす こ とがで き るか ら “Boyle Charlesの 法 員 気で飽不 V=力 刈か 現 半 ×― とな る。 たた し,470は 37℃ にお け る飽 不 :]水 蒸気圧で あ る。 =謂 , ― さ らに ,こ の場合 の大気圧 Pを 760mmHgと して 計算 して も,そ の た め に 生 す る誤 差 は問 題 24 に な らな い は と小 さい。 したか って ∨ … 範器 ―× 場キ ユ H× こす るた湖 こ上 力 いの × は れ か しめ 各嗣 肝 牲 デ 絆 こ とが で き る。 これ を BTPS「 actOrと い い 表 Ⅳ -1に 示 した。 を帥 樽 こつ い て 求 め る 結 局 ,肺 気 量 の 各分 画は ,次 式 か ら計 算 され る。 V三 カ×414× BTPs factOr(記 ) 12}肺 活 量 (VC)の 予測値 の計算 肺 活 量は イ li令 ,141別 ,身 長 に 関 係 す るの で ,測 定 して 得 られ た そ の 値 その もの を評 価 す るよ りは ,そ れ を 健康 予測値 に 対す る百分比 と して 表現 す べ きで あ る。 ル漬1値 を 算出 す るた め の 計 算式 は い ろ い ろ 報告 され て い るが ,一 般 に Baldw inら の 計 算式か 用 い られ て い る。 VC(6)〔 =(27.63-0.H2× VC(♀ )(櫂 〕 =(21.78-0.101× rlz〕 たた し,Htは 身長 表 IV-l ATPSか 一℃ P Hp llull Hg 2 70 75 80 86 92 98 105 3 11.2 6 7 8 9 0 l C BTPs faCtOr 174 168 164 159 153 149 143 138 5 120 128 6 13.6 7 9 145 155 165 07 0 17.5 02 1 187 196 4 8 133 28 23 18 13 )× Ht 年令 )× Ht (cm) の換 算 の た め の 係 数 A 一℃ A B ら BTPsへ `11令 B (BTPS factOr) C PHρ lnlllHg BTPs faCtOr 22 23 24 25 26 27 28 29 30 19 8 21 1 22 4 23.8 25.2 26.7 28.3 30.0 31 8 .091 31 32 33.7 35,7 039 33 34 35 36 37 37.7 39 9 42 2 44.6 47.0 026 25 .085 .080 ,075 ,068 ,063 ,057 .051 045 032 020 014 007 000 │`l T秒 量 お よ ひ T秒 率 の 計算 最 大 吸 気 位 か らで き るた け 、速 や か に 呼 出 させ た と き の 肺 活 量 を 努 力 肺 活 量 と い い 、 この 際 に 特 定 の 時 間 T秒 間 に 呼 出 し うる量 を T秒 量 と い う。 また T秒 量 の 努 力 肺 活 量 に 対 す る百 分 率 を T秒 率 と呼 ぶ 。 T秒 率 = T秒 量 × 10()(%) 努力肺 活量 05秒 .l秒 ,3秒 率 を 求 め る 。正 常 値 は それ それ 58∼ 11' 最 大 換 気 量 (MVV)の 66%、 8()∼ 85t/0、 97∼ 991も で あ る。 計算 最 大 換 気 量 は 1分 間 に 呼 吸 で き る空 気 の 最 大 量 で あ り 、肺 、 胸 部 の フ イ ゴ運 動 を 行 う能 力 の 指 標 と な る。 これ │ま 、 ベ ンチ ロ ク ラ フ ベ ンの 記録 か ら算 出 す る。 ベ ンチ ロ ク ラ フペ ンは 、 ベ ル の 動 きを 1/10に して 積 算 して お り 、また 10秒 間 の 換 気 量 (‖ の を 測定 した の で 、最 大 換気 量 は 次 式 か ら計 算 され る。 MVV= h X41 4X10X6XBTPS factor (′ /min) 100() 15' 最 大 換 気 量 (MVV)の 予 測 値 の 計 算 下 記 の 計 算 式 に よ って 求 め られ る。 MVV8(′ /min)=(86.5-0522× MVV♀ (′ /min)=(71.3-0.473× 年 令 )× 体 表 面 積 (llf) 年 令 )× 体 表 面 積 (ボ ) ただ し、体表面積 は図 Ⅳ ‐4に 従 つて求 める。 26 ″ 。. H1'17■ 5郡 :2∞ 費 : 郵 Hl [悸 翌 lll 巨 卜 : ‖ 蒙 llヵ 計 Ⅲ 夢 ::: i::」 L71 16三 三 1減 1150 豪I(5 夢HO 151 三] lヽ 0 llЮ │∵ ぃ 1 暮 ‐ 060580・ 58■ 図Ⅳ 巨1 [:; 65 巨∬ :H' ill [` 1・ [Ю L01 ] [“ 潤 [30 五 J 「バ 濡 二 許 身 長 卜l(o 11 Iliコ :蹴 ]濯 -90 : ■ 35 .( ヒ k` -4 体表面積 [Ю L!5 体 重 体表面積 の 求 め方 身長 (cm)ぉ よび体 重 (k9)に 定規を合わせて中 奇 の スケ ールの 交わるところが体表面積 (ピ )と なる。 5.実 験 結 果 の ま と め (1)被 験 者 の デ ー タ,お 6.考 よび 潰1定 結果を次 ベ ー ジの 表 に ま とめ る。 察 (1)各 測定値 と予測 値な らびに正常 値 との比較 を行 うことに各自の換気機能につ いて考察せよ。 7.参 考練 習問題 (1)呼 吸運 動の 調節機序につい て述べ よ。 (2)ボ ー ア効果につい て述べ よ。 {3)呼 吸 によ る血液 pHの 調節 機序 につい て述べ よ。 27 IV 呼 吸 実習年 月 日 班 氏 長 齢 度 身 年 温 学生番号 名 Cm kg 体重 m 体 表 面積 'C BTPS factOr (1)各 分画の肺気量 ベ ネデ ィク ト・ ロス ① 一 回換気量 輛1) 電子 (TV)(ml) ② 予備吸気量 輛1) (IRV)(ml) ③ 最大吸気量 (ml) (IC)(ml) ④ 予備呼気量 (ml) (ERV)(ml) ⑤ 肺 (VC)(ml) 活 量 輛1) (2)肺 活量 の予測値 お よび予測値 に対す る実測値 の百分率 予測値 (ml): 百分率 :(実 測値 /予 測値 )x100(%) (3)時 間肺 活 量 ベ ネデ ィク ト・ ロス 電子 ② l秒 量 (ml) l秒 率 (%) FEVl.0% ③ 努力肺活量 (ml) FVC(ml) ① (4)最 大換気量 (MVVl(1/分 FEVl.0(ml) ) 電子 レス ピロメ ー タ ー (5)最 大換気量の予測値および予測値 に対する実測値 の百分率 予測値 (1/分 ): 百分率 :(実 測値/予 測値 )x100(%) X 28 人体機 能学演習 第 5回 演習年 月 日 平成 年 月 実習結果 :1安 静 時 の呼吸数 : 日 学 生番 号 氏名 回 /分 2′ 日、 こらえ時 間 :通 常呼 吸後 : ___秒 、 過換気 後 : 秒 考察 :過 換気 による息こらえ時間 の変化 の機構 につ いて考察せ よ。 問題 1ス パ イロメー ター による肺気 量 の測 定 曲線を描 き、肺 気 量 の各分 画 (1回 換気 量 、予 備 吸気量 、予備 呼気 量 、肺活量 )に 相 当する部 分 にそれ らの名 称 を記 入せ よ。 問題 2下 記 の肺活量 (VC)の 予測値から、各 自の肺活量の予測値を計算せよ(1)、 また式 から肺活量は年令 、性別、身長に関係することがわかる。このことから肺活量を決定 する3つ の因子を推定せよ(2)。 男性 VC(ml)=(27.63-0.H2x年 齢)x身 長(cm) 女性 VC(ml)=(21.78-0.101x年 齢)x身 長(cm) (1) (2) 問題 31回 換気量を 500ml、 死腔 を 150mlと し、各 自の安静 時 の 呼吸数 (回 /分 )か ら毎 分 換気量 (1)お よび 毎分肺胞換気量 (2)を 計算 せ よ。 (1) (2) [質 問、意 見など]