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平成 27 年度
第 2 回荒川区子ども・子育て会議
次
第
日時:平成 27 年 10 月 16 日(金)
13 時 30 分∼15 時 30 分
会場:あらかわエコセンター2 階環境研修室
次
第
1
開
会
2
議
事
(1)
平成27・28年度新規認可保育所等の利用定員の設定について
(2)
認定こども園の園児募集に係る利用調整の特例的な取扱いについて
(3)
(仮称)荒川区就学前教育プログラムの検討状況について
(4)
放課後子ども総合プランの検証と今後の放課後児童事業の進め方について
(5)
その他
・幼稚園等の平成28年度の募集人数について
・認可保育所等の平成28年度の利用定員について
3
閉
・今後の新設保育園等の整備等について
会
配付資料
資料1
平成27・28年度新規認可保育所等利用定員
資料2−1
認定こども園の園児募集に係る利用調整の特例的な取扱いについて
資料2−2
児童福祉法に基づく保育所等の利用調整の取扱いについて(通知)
資料3−1
(仮称)荒川区就学前教育プログラムの検討状況について
資料3−2
(仮称)荒川区就学前教育プログラムの骨子案
資料4−1
放課後子ども総合プランの検証結果と今後の放課後児童事業の進め方について
資料4−2
荒川区における今後の放課後児童事業の進め方について
資料4−3
荒川区放課後子ども総合プランの検証・評価について(中間のまとめ)【概要】
資料4−4
荒川区放課後子ども総合プランの検証・評価について(中間のまとめ)
参考資料1
平成28年度幼稚園等募集人数一覧(机上資料)
参考資料2
平成28年度認可保育所等一覧(机上資料)
参考資料3
国家戦略特区の規制緩和を活用した都立汐入公園内への保育施設の整備について
参考資料4
日暮里地域における私立認可保育園の整備について
参考資料5
認証保育所の認可化移行等の支援について
資料1
平成27年10⽉16⽇
第2回荒川区子ども・子育て会議
平成27・28年度新規認可保育所等利用定員
1 平成27年11月開設予定認可保育所(1園)
地域
区分
尾久
私立
園名
あい・あい保育園新三河島園
所在地
東尾久1-1-4 3・4F
新規 小計
利用定員(予定)
0歳児 1歳児 2歳児 3歳児
4歳児
以上
定員計
6
12
15
19
38
90
6
12
15
19
38
90
2 平成28年4月移行・開設予定認可保育所(3園)
園名
区分
南千住
私立
コンビプラザ南千住保育園
南千住4-9-1
5
8
10
南千住
私立
太陽の子わかば保育園
南千住5-44-16
3
10
12
25
南千住
私立
ピノキオ幼児舎南千住園
南千住8-4-5 2F
6
7
7
20
14
25
29
新規・移行 小計
所在地
利用定員(予定)
地域
0歳児 1歳児 2歳児 3歳児
9
9
4歳児
以上
定員計
12
44
12
89
資料2−1
平 成 27 年 10 ⽉ 16 ⽇
第 2 回 荒 川 区 子 ど も・子 育 て 会 議
認 定 こど も園 の園 児 募集 に係 る
利 用 調整 の特 例的 な 取扱 いに つい て
【概要】
保育所等の利用調整については、子ども・子育て支援法、児童福祉法等に基づき、指数
等による優先順位をつけた上で、入園したい園の希望順位に利用調整を行っている。
し か し 、認 定 こ ど も 園 に つ い て は 入 園 希 望 者 を 優 先 で き る「 利 用 調 整 の 特 例 的 な 取 扱 い 」
を 適 用 す る こ と が で き る こ と と な っ て お り 、 今 回 、『 保 育 所 型 認 定 こ ど も 園 ワ タ ナ ベ 学 園 』
から特例的な取扱いの適用の申し出があったため、国の指針に基づき荒川区子ども・子育
て会議に付議する。
【認定こども園の利用調整】
平成28年度の取扱い
利用調整
0∼ 2 歳
指数を優先した利用調整
3∼ 5 歳
特例的な利用調整
現行の取扱い
全年齢
指数を優先した利用調整
(入園希望者を優先)
○指数を優先した利用調整
指数等の優先順位
>
入園したい園の希望順位
○特例的な利用調整
入園したい園の希望順位
>
指数等の優先順位
【特例的な利用調整の条件】
条件:①待機児童が0人、またはそれに比較的近い状況で次年度も0人が見込まれる
②特例的な利用調整を適用する認定こども園の利用定員が、地域単独事業による
認可外保育施設(荒川区では認証保育所)の定員を上回っていること
<参考>
資 料 2 − 2 「 児 童 福 祉 法 に 基 づ く 保 育 所 等 の 利 用 調 整 の 取 扱 い に つ い て ( 通 知 )」
(平成27年2月3日府政共生第98号・雇児発0203第3号)
資料2−2
平成27年10⽉16⽇
第2回荒川区子ども・子育て会議
資料2-2 P.1
資料2-2 P.2
資料2-2 P.3
資料2-2 P.4
資料2-2 P.5
資料2-2 P.6
資料2-2 P.7
資料2-2 P.8
資料2-2 P.9
資料2-2 P.10
資料3−1
平成 27 年 10 ⽉ 16 ⽇
第 2 回荒川区子ども・子育て会議
(仮称)荒川区就学前教育プログラムの検討状況について
骨
子
(仮称)荒川区就学前教育プログラムの検討状況について報告する。
1 荒川区における就学前教育の現状と課題
・現在、区では、幼稚園、保育園、こども園のほか、認証保育所、家庭福祉員など様々
な形態の教育・保育施設に多くの乳幼児が在籍している。
・小学校第1学年における児童の不適応状況、また、子育てに不安や孤立感を抱える
保護者の増加や家庭での養育力の低下も指摘されている。こうした中、人格形成の
基礎を培う重要な時期である乳幼児期の教育・保育のより一層の充実が求められて
いる。
・設置主体や施設形態の違いにとらわれることなく、区の子どもたちがどのような教
育・保育施設で育っても、等しく質の高い教育・保育を受けられるよう、区として
の就学前教育の指針となるプログラムを作成する必要がある。
内
2 プログラム作成の基本的考え方
(1) 要領・指針・荒川区の地域特性を踏まえ発展させたカリキュラム
「幼稚園教育要領」、
「保育所保育指針」等を踏まえ、これまでの荒川区の教育・
保育の取組の蓄積を生かし、それらをより具体的に発展させたカリキュラムを作
成する。また、特に大切にしたい視点として、「絵本」や「地域との交流」、
「子どもの貧困・虐待予防」の取組を盛り込み、就学前教育に関わる全ての保育
者の共通理解を深めることを目指す。
容
(2)子どもの発達や学びの連続性を考慮した就学前教育の充実
子どもたちの健やかな成長を保障し生きる力の基礎を培う就学前教育の重要
性を踏まえ、発達や学びの連続性を考慮し、0歳から就学までの発達過程に応じ
て確実に経験させたい内容を明らかにすることで就学前教育の充実を目指す。
(3)保・幼・小の連携と小学校への滑らかな接続
小学校第1学年における児童の不適応状況などの問題もあり、保育園・幼稚
園・こども園と小学校の連携・接続が課題となっている。施設間相互の交流・連
携を一層図るとともに、5歳児後期から小学校1年生前期を接続期と捉え、「接
続期カリキュラム」を明らかにすることで小学校への滑らかな接続を目指す。
(4)家庭との連携・保護者支援の推進
子どものよりよい育ちにとって、家庭との連携は特に重要である。保護者の子
育てへの不安や負担、孤立感を和らげることで親としての成長を支え、子育てに
喜びを感じることができる支援が必要である。本プログラムでは、家庭との連携
を具体的に示すことで、保護者支援・保護者の養育力向上に資することを目指す。
3
検討グループの設置
・プログラム作成にあたっては、学識経験者を監修アドバイザーとし、小学校教諭、
幼稚園教諭、保育士等で構成する乳児グループ、幼児グループ、保・幼・小連携グ
ループの各グループ会議を設置し、内容の検討を行っている。
4
プログラムの検討状況
平成27年2月23日
第1回全体会議開催(作成方針の確認)
4月 8日
第1回チーフ会議開催
6月12日
第2回チーフ会議開催
9月 3日
第2回全体会議(中間報告会)を開催
・この間、月1回各グループ会議を開催し、内容の検討・作成作業を行う。
・11月の成案を目指し、現在、各グループで修正作業を行っている。
5
内
容
(続き)
今後の
予 定
プログラムの骨子案
○ 荒川区就学前教育プログラムの策定にあたって
○ 本プログラムの活用のしかた
○ 荒川区の就学前教育の理念と目指す子ども像
○ 各年齢のカリキュラム
(1)乳児(0∼2歳児)
・発達過程の区分…43日∼6か月未満、6か月未満∼1歳3か月未満、
1歳3か月∼2歳未満、2歳児
・発達過程に沿った「発達の特徴」「保育の中で大切にしたいこと」「家庭と
の連携」
・カリキュラムと実践事例
(2)幼児(3∼5歳児)
・発達過程の区分…3歳児、4歳児、5歳児(各年齢とも5期に区分)
・各年齢の「発達の特徴」「経験させたい保育内容」「家庭との連携」
・各年齢、期ごとのカリキュラムと実践事例
○ 保育園・幼稚園・こども園から小学校への円滑な接続のために
・保育園・幼稚園・こども園・家庭で接続期に育てたいこと、その具体的内容
・入学前の準備
・保・幼・小連携のための交流活動事例
○ 荒川区の特徴的な取組
・絵本のカリキュラム
・地域との交流
・子どもの貧困・虐待防止
平成27年10月29日
11月26日
12月
平成28年 2月
3月
第3回チーフ会議
第3回全体会議、成案
入稿
冊子完成 配布
保育士等を対象にした説明会開催
資料3−2
平成27年10⽉16⽇
第2回荒川区子ども・子育て会議
(仮称)荒川区就学前教育プログラムの骨子案
項目
構成
内容
第1章 荒川区就学前教育プログラムの策定にあたって
1 荒川区における就学前教育の現状と課題
2 本プログラムの基本的な考え方
①荒川区の地域特性を生かしたカリキュラムの具体的な展開
②発達と学びの連続性を考慮した就学前教育の充実
③保・幼・小の連携と小学校への滑らかな接続
④家庭との連携・保護者支援の推進
3 本プログラムの活用のしかた
第2章 荒川区の就学前教育の理念と目指す子ども像 ○現状を踏まえ全ての保育・教育施設における等しく質の高い保育・教育の提供と小学校との連携・接続を図る。
○乳幼児期は、生涯にわたる人間形成の基礎を培う重要な時期である。「幼稚園教育要領」や「保育所保育指
針」等を踏まえつつ、荒川区の保育・教育の蓄積を生かしより具体的に発展させるための指針として作成する。
○0歳児から就学までの発達の連続性を踏まえ、保育・教育を一貫したものと捉える。「遊びを通した学びの芽
生え」が学童期以降の学びの基盤となる。滑らかな接続のために保育者と小学校教師との相互理解が必要。
○各年齢での家庭との連携を具体的に示すことで、保護者支援・保護者の養育力向上に資することを目指す。
○各園独自の保育・教育課程等の作成、及び小学校との連携推進の参考資料として活用が期待される。
人間尊重の精神に基づき、人への信頼感を育み、乳幼児期にふさわしい多様で豊かな生活経験を
積み重ねる中で、生涯にわたる「心豊かにたくましく生きる力」の基礎を培う。
○健やかな体、豊かな心をもつ子ども
○人も自分も大切にできる子ども
○感性豊かで創造性にあふれる子ども 第3章 就学前教育カリキュラム(子どもの発達と確実に経験させたい内容) ○「荒川区子ども・子育て支援計画」基本理念を踏まえ、区の「保育理念」や「教育ビジョン」に基づいて定めた。
○おおむね生後43日∼6カ月未満 「ごっくん ねんね いいきもち」
・発達の特徴
・保育の中で大切にしたいこと
・家庭との連携
・指導計画例(生後43日∼3か月未満、3か月∼6か月未満)
・実践事例
○おおむね6か月∼1歳3か月未満 「おすわり、はいはいからはじめの一歩、世界が広がる」
・発達の特徴
・保育の中で大切にしたいこと
・家庭との連携
・指導計画例(6か月∼9か月未満、9か月∼12か月未満、1歳∼1歳3か月)
・実践事例
○おおむね1歳3か月∼2歳未満 「これなあに なんでもやってみたい」
・発達の特徴
・保育の中で大切にしたいこと
・家庭との連携
・指導計画例(1歳3か月∼1歳7か月未満、1歳7か月∼2歳未満)
・実践事例
○おおむね2歳児 「なんでも ジブンデ やりたいよ」
・発達の特徴
・保育の中で大切にしたいこと
・家庭との連携
・指導計画例(Ⅰ期 4∼5月、Ⅱ期 6∼9月中旬、Ⅲ期9月中旬∼12月、 Ⅳ期 1月∼3月)
・実践事例
・保育指針の発達過程区分による発達の特徴及びそれを踏まえた保育のポイントや指導計画例。(乳児共通)
・運動感覚機能が著しく発達し、特定の大人との情緒的な絆が形成され人に対する基本的信頼感が芽生える。
・一人一人の生理的欲求を満たし安心感と愛着を育むとともに、運動感覚機能の発達を促すよう環境を整える。
・保護者の育児に対する不安等を受け止め支援する。SIDSやSBS等の知識や健康管理の情報を提供する。
・月齢による2区分の指導計画例(ねらい、経験する内容、環境構成、保育者の援助、家庭との連携等)を示す。
・この時期の保育実践事例を写真を添えて示す。(乳児共通)
・「座る」から「歩く」へ、運動機能の発達に伴う活発な探索活動。言葉の芽生え。離乳の開始から完了に至る。
・安全で活動しやすい環境を整え探索活動を保障する。子どもの思いを汲み取り応答し、発語の意欲を育てる。
・行動範囲が広がる反面、人見知りをする時期であることやその意味を伝える。事故予防、離乳食への助言。
・月齢による3区分の指導計画例(ねらい、経験する内容、環境構成、保育者の援助、家庭との連携等)を示す。
・行動範囲が拡大し好奇心や遊びへの意欲が育つ。象徴機能の発達と2語文の獲得。友達への関心を示す。
・一人遊びが十分にできる環境を整える。言葉で十分表現できない思いを言葉にしたり、指さしなどに応える。
・自己主張が出てくる時期。子どもの「イヤ」「ジブンデ」への対応のしかたや、ふれあい遊びを伝える。
・月齢による2区分の指導計画例(ねらい、経験する内容、環境構成、保育者の援助、家庭との連携等)を示す。
・運動機能が伸び、身の回りのことを自分でしようとする意欲が出てくる。言葉を使うことを楽しむ。自我が育ち、
思い通りにならないと癇癪を起したりするが気持ちを受け止めてもらうことで徐々に切り替えられるようになる。
・自我を受け止め、自分でしようとする意欲を大切に、ほめたり、さりげなく援助したりして自信に繋げる。
・「だだこね」も自我の順調な育ちであることを伝え、保護者の気持ちに寄り添いながら共に成長を見守っていく。
・4期区分の指導計画例(ねらい、経験する内容、環境構成、保育者の援助、家庭との連携等)を示す。
(仮称)荒川区就学前教育プログラムの骨子案
項目
構成
○ 3歳児 「だって、自分でできるもん」
・発達の特徴
・経験させたい保育内容
・家庭との連携
・指導計画例(Ⅰ期4∼5月 Ⅱ期6∼8月 幼児夏季保育 Ⅲ期9∼10月 Ⅳ期11∼12月 Ⅴ期1∼3月)
・実践事例 (Ⅰ期4∼5月 Ⅱ期6∼8月 幼児夏季保育 Ⅲ期9∼10月 Ⅳ期11∼12月 Ⅴ期1∼3月)
○ 4歳児 「友達と一緒にやってみよう!おもしろくなるよ」
・発達の特徴
・経験させたい保育内容
・家庭との連携
・指導計画例(Ⅰ期4∼5月 Ⅱ期6∼8月 Ⅲ期9∼10月 Ⅳ期11∼12月 Ⅴ期1∼3月)
・実践事例 (Ⅰ期4∼5月 Ⅱ期6∼8月 Ⅲ期9∼10月 Ⅳ期11∼12月 Ⅴ期1∼3月)
○ 5歳児 「自分が好き! 友達が好き! 仲間と一緒に育ち合い」
・発達の特徴
・経験させたい保育内容
・家庭との連携
・指導計画例(Ⅰ期4∼5月 Ⅱ期6∼8月 Ⅲ期9∼10月 Ⅳ期11∼12月 Ⅴ期1∼3月)
・実践事例 (Ⅰ期4∼5月 Ⅱ期6∼8月 Ⅲ期9∼10月 Ⅳ期11∼12月 Ⅴ期1∼3月)
第4章 接続期カリキュラム
1 保育園・幼稚園・こども園から小学校への円滑な接続のために
①接続期カリキュラムの作成にあたって
②幼児期の教育と児童期の教育」における発達過程に応じた配慮の違い
③教育活動 「学びの芽生え」から「自覚的な学び」への円滑な移行
④幼児期から児童期への接続を捉えた保育・教育課程や指導計画作成についての留意点
2 保育園・幼稚園・こども園と家庭で接続期に育てたいこと、その具体的な内容
・生活上の自立
・精神的な自立
・学びの自立
○接続カリキュラム例
○家庭への発信(入学前にご家庭で心がけていただきたいこと)
3 保・幼・小連携のための交流活動事例
第5章 荒川区の特徴的な取組
1 絵本のカリキュラム
2 地域との交流
3 子どもの貧困・虐待防止に向けて
内容
・保育指針による各年齢の発達の特徴及びそれを踏まえた保育のポイントや指導計画例。(幼児共通)
・運動機能の高まりと基本的生活習慣の形成。語彙数の急激な増加・言葉の発達。ごっこ遊びと社会性の発達。
・経験させたい内容を「健康・生活」「人との関わり」「学びの芽生え」の3つの視点から示す。(幼児共通)
・基本的生活習慣を身に付ける大切さ、子どもの思いを丁寧に受け止める大切さを伝える。
・5期区分の指導計画例、及び3・4・5歳児の夏季保育の指導計画例を示す。
・各期の実践事例、及び夏季保育の実践事例を写真を添えて示す。
・全身のバランスが発達し体の動きが巧みになる。想像力が広がり遊びが発展する。自意識と葛藤の体験。
・保護者がわが子と他児の関わりを安心して見守ることができるよう関わりの中で育つものを具体的に伝える。
・5期区分の指導計画例(ねらい、経験する内容、環境構成、保育者の援助、家庭との連携等)を示す。
・各期の実践事例を写真を添えて示す。
・基本的生活習慣の確立。全身運動が巧みになる。思考力が高まり、自主と協調の態度を身に付けていく。
・子どもの成長の様子を伝えあう。就学に向け家庭と連携し子どもが小学校生活に期待を持てるよう支援する。
・5期区分の指導計画例(ねらい、経験する内容、環境構成、保育者の援助、家庭との連携等)を示す。
・各期の実践事例を写真を添えて示す。
○就学前教育と小学校の教育活動の違い(教育内容や展開方法、学習形態、時程等)を踏まえ、接続期(5歳
児10月∼1年生1学期)に育てたい力を明らかにする。接続期カリキュラム作成に当たって、資料「幼時期の
教育と小学校教育の円滑な接続のあり方に関する調査研究協力者会議報告」を参照した。
○楽しいこと、好きなことに熱中する「遊び」を通して獲得される幼児期の「学びの芽生え」を、小学校での与えら
れた課題を自分の課題として受け止め学習する「自覚的な学び」へと繋ぐ指導計画作成上の留意点を示した。
○「3つの自立」の観点から、5歳児後半の「幼児の姿」「小学校を見通した保育上の配慮」「保護者との連携」、
小学校1年生1学期の「児童の姿」「保育園・幼稚園・こども園での経験を生かした指導の工夫」「保護者との
連携」について具体的内容を明らかにした。
○「接続カリキュラム例」として、5歳児10月から3月までの活動例と配慮事項を示した。
○入学前の準備として、保護者会等で保護者に伝えたいことを具体的に示した。
○交流にあたって、その意義やねらいを相互に明確にすることが大切。幼児・児童、保育者・小学校教員が相互
理解し、滑らかな接続へ繋げることが重要である。そういう視点から、交流活動の充実に向け具体例を示した。
○本区が重点的に取り組んでいる小学校での図書館を活用した教育につながるものとして、保育園・幼稚園・こ
ども園での絵本の取組をさらに充実させる。
○子どもたちが、家庭や園では得られない様々な人とのふれあいを体験することを通して豊かな心を育んでいく
ために地域との交流をさらに推進する。
○荒川区の最優先課題として、子どもの貧困や児童虐待防止に向けて、全就学前施設で共通認識を持ち、意識
を高め取りくんでいく。
資料4−1
平成 27 年 10 ⽉ 16 ⽇
第 2 回荒川区子ども・子育て会議
放課後子ども総合プランの検証結果と今後の放課後児童事業の進め方について
骨
子
平成27年4月から試行実施している放課後子ども総合プラン(以下「総合プラン」
という。)の検証結果の中間のまとめを受け、今後の放課後児童事業の進め方につい
て報告する。
1 総合プランの検証
(1)検証方法
試行実施校について、運営状況の把握と成果や課題を明らかにするため、
①現地視察、②事業実績の調査、③指導員からの状況報告・ヒアリング、
④保護者アンケート、⑤児童の意見ヒアリング等を実施した。
(2)検証結果
運営状況や事業実績を分析した上で、外部委員を含む放課後子ども総合プラ
ン運営委員会において、検証結果を取りまとめた。
運営委員会においては、総合プランの事業について、利用者からも好意的に
受け止められており、概ね問題はないものと評価された。
2
内
容
検証結果を踏まえた総合プランの今後の進め方
運営委員会の検証結果を踏まえ、28 年度から総合プランを本格実施する。おや
つの提供時間等、運営上の課題については引き続き検討する。主な検証・評価の
内容と区の考え方は以下のとおり。
【①総合プランにおける放課後子ども教室について】
安全な居場所の確保、異学年交流、体験の機会の充実が図られており、保護者
の 91.1%が事業に「満足」と感じ、児童の 80.0%が「楽しい」と感じていると評
価された。
引き続き、事業内容の充実に努め、事業を推進していく。また、児童数の推移
を注視しつつ、活動場所の確保に努めていく。
【②総合プランにおける学童クラブについて】
設備・運営基準を遵守するとともに、きめ細かな個別対応により生活の場とし
ての機能を確保しており、保護者の 81.0%が事業に「満足」と感じ、児童の 91.4%
が「楽しい」と感じていると評価された。
引き続き、個別対応の充実に努め、事業を推進していく。
【③放課後子ども教室と学童クラブの連携】
総合プランの運営にあたり、職員が事業の連携を図り、児童が事業の垣根なく
のびのびと遊んでいる様子が見られ、総合プランの取組について、保護者の 61.8%
が「良い取り組みである」と評価している。
児童が垣根なく一緒に遊べるようになったことは総合プランの成果であるた
め、引き続き交流を促進し、連携して事業を推進する。
【④総合プランの開設時間について】
放課後子ども教室の開設時間(午後 5 時まで)については、80.9%の保護者が
「ちょうどよい」と感じており、また、学童クラブの延長利用(午後 7 時まで)
についても、助かると言った声が寄せられるなど評価された。
放課後子ども教室について、適切な開設時間と評価できる。なお、学童クラブの
延長利用については、利用要件やニーズをさらに分析する。
【⑤おやつの提供時間について】
児童は遊べる時間が増えた等と好意的に受け止めている一方、保護者アンケート
では 79.3%が提供時間が「遅い」と感じているなど、理解を得られていない。
児童の意見を踏まえ、遊びの連続性を確保するために午後 5 時としたものであ
るが、提供時間の趣旨について、説明が十分でなかったことも想定されるため、
丁寧に説明をしていくとともに、引き続き検討していく。
内容
(続き)
【⑥事業の区分について】
学童クラブの保護者からは、総合プランの事業がわかりにくい、学童クラブの
生活の場としての役割が低下しているのではとの意見も一部寄せられている。
日々の運営面の改善を図っていくとともに、丁寧に説明をしていく。
※今後の放課後児童事業の考え方の詳細は資料4−2、運営委員会報告書の詳細は
資料4−4のとおり
3
今後の
予 定
総合プラン全校実施を見据えた学童クラブの課題への取組について
これまでの放課後児童事業に関する課題等を整理し、全校実施に向けて、以下
のとおり進めていくこととする。
○ 児童にとっては、放課後に校外の学童クラブに移動するよりも、自校内で過
ごす方が安全であるとの考えから、将来的には校外学童クラブを校内に移設す
る予定であり、今後、校外学童クラブの利用人数は減少することが想定できる。
尾久学童クラブについては、利用児童数の減少が続いている状況等を踏まえ、
経過措置を設け、29年度末で休止とする(休止を見据え、28年度の新1年
生の利用募集は行わない)。
○ 保護者の意見や就労実態等を踏まえ、総合プランにおける学童クラブの利用
要件の見直しを行う。
○ 総合プランの本格実施にあわせ、校外学童クラブも含む 24 か所の学童クラブ
において、延長利用を実施する。
平成27年11月
平成28年 3月
4月
2日
学童クラブ利用申込受付【予定】*28年2月利用承認
にこにこすくーる利用受付
総合プラン本格実施開始
資料4−2
平成 27 年 10 ⽉ 16 ⽇
第 2 回荒川区子ども・子育て会議
荒川区における今後の放課後児童事業の進め方について
荒川区では、これまで放課後支援に係る事業として、
「放課後児童健全育成事業(学童ク
ラブ)」を実施するとともに、児童の安全な居場所と体験の場を提供する「放課後子ども教
室事業(にこにこすくーる)」を実施してきている。
平成 27 年度から区では、「放課後子ども総合プラン(以下「総合プラン」という。)」を
試行実施しており、本格実施に向けて試行実施校の実施状況について、現地視察や保護者
アンケート、指導員からのヒアリングなどを実施して課題を抽出し、外部委員を含む運営
委員会の意見を聴取し、検証を行ってきた。
このたび、荒川区放課後子ども総合プラン運営委員会の総合プランの検証・評価(中間
のまとめ)を受け、区としての今後の放課後児童事業の進め方を取りまとめた。
1
荒川区における放課後児童事業の現状と課題
荒川区では、昭和40年3月から、共働き家庭児童に対し遊びと生活の場を提供する
「放課後児童健全育成事業(学童クラブ)」を開始し、平成27年度現在、区内25か所
で1,200人を超える児童が利用している。共働き家庭を支援するため、保護者の働
き方の多様化に対応し、小 1 の壁の解消に努めていく必要がある。
また、平成19年4月から、全ての児童に対し放課後の安全な居場所を提供し、体験
活動を行う「放課後子ども教室(にこにこすくーる)」を開始し、平成27年度現在、区
内24小学校のうち、17の小学校で開設しており、平成28年度には、全ての小学校
に開設する予定である。児童の放課後の安全な環境を整備するとともに、引き続き活動
場所の確保に努めていく必要がある。
近年、家族形態の変容等により、異学年や家族以外の大人との交流の機会が減少傾向
にあり、また科学技術が急速に進歩している状況等も踏まえると、児童が多くの人と交
流できる機会を提供するとともに、さまざまな体験活動のできる場を提供し、社会性を
身に着け、逞しく生きる力を養成する環境を広く整備していくことが求められている。
同時に、児童が巻き込まれる犯罪等が絶えない社会情勢を受け、児童の安全確保の必
要性はますます高まっている。
このような状況を踏まえ、放課後子ども教室と学童クラブについて、両事業を利用す
る児童が垣根なく一緒に遊び、プログラム等を一緒に楽しむことができる環境を、学校
内の安全な場所で整えていくことが必要である。
資料4-2 P.1
<学童クラブの状況>
地域
施設数
平成 27 年 4 月現在
()は定員
学校内
学校外
南千住
6(380)
2(140)
4(240)
荒川
6(295)
4(175)
2(120)
町屋
4(220)
4(220)
0(0)
尾久
4(200)
1(60)
3(140)
日暮里
5(280)
4(240)
1(40)
計
25(1375)
15(835)
10(540)
平成20∼27年度 学童クラブ登録児童数(各年4月1日現在)
学童クラブ名
20年度
21年度
22年度
23年度
24年度
25年度
単位:人
26年度
27年度
南千住四丁目
32
49
57
58
59
58
58
62
二瑞小
64
65
51
52
48
69
68
59
89
81
91
103
100
78
南千住第一・第二
南千住
71
76
汐入
98
101
75
53
68
65
76
91
汐入小
63
94
77
70
69
64
77
84
三峡小
27
21
25
23
32
27
35
21
二峡小
45
70
79
65
51
43
40
38
荒川三丁目
55
54
47
36
35
44
43
56
峡田
花の木
57
78
67
68
65
53
57
52
九峡小
39
39
34
40
33
36
31
27
四峡小
54
58
70
64
62
65
72
65
五峡小
60
63
37
37
27
51
47
42
大門小
80
83
71
61
51
24
7
16
七峡小
67
53
50
53
62
53
61
49
赤土小
64
70
68
65
60
60
62
59
熊野前
60
64
50
38
38
41
45
45
尾久
41
48
50
38
43
33
24
18
尾久西小
58
59
58
62
59
58
45
38
西尾久
95
80
76
71
61
53
55
58
東日暮里
44
52
51
39
33
38
33
38
三日小
68
53
55
57
61
63
60
60
二日小
34
41
37
42
32
42
40
62
西日暮里二丁目
51
60
58
55
60
65
70
65
六日小
35
31
32
26
29
26
31
30
1,362
1,462
1,364
1,254
1,229
1,234
1,237
1,213
合計
資料4-2 P.2
<放課後子ども教室(にこにこすくーる)の状況>
平成 27 年 4 月現在
地域
開設校数
開設率
学校在籍児童数
南千住
3/6 校
50%
2,855 人
荒川
3/5 校
60%
1,543 人
町屋
4/4 校
100%
1,334 人
尾久
4/4 校
100%
1,458 人
日暮里
3/5 校
60%
1,243 人
計
17/24 校
70%
8,433 人
※学校の在籍児童は 5 月現在
資料4-2 P.3
19∼27年度 放課後子ども教室登録児童数・参加児童数(各年3月現在)
19年度
瑞光小
二瑞小
三瑞小
汐入小
汐入東小
六瑞小
峡田小
二峡小
三峡小
四峡小
五峡小
七峡小
九峡小
尾久小
尾久西小
尾久六
赤土小
大門小
尾久宮前小
一日小
二日小
三日小
六日小
ひぐらし小
計
20年度
21年度
単位:人
22年度
23年度
24年度
25年度
26年度
341
年間登録児童数
50
平日平均利用児童数
27年度
289
75
142
年間登録児童数
51
平日平均利用児童数
年間登録児童数
平日平均利用児童数
年間登録児童数
平日平均利用児童数
年間登録児童数
261
437
518
576
627
617
69
100
105
97
126
170
229
251
254
265
249
58
52
66
79
89
平日平均利用児童数
年間登録児童数
平日平均利用児童数
年間登録児童数
平日平均利用児童数
年間登録児童数
平日平均利用児童数
年間登録児童数
平日平均利用児童数
182
年間登録児童数
63
平日平均利用児童数
228
年間登録児童数
249
255
263
296
315
52
57
63
61
63
平日平均利用児童数
235
79
156
年間登録児童数
67
平日平均利用児童数
123
年間登録児童数
132
120
26
30
27
36
258
272
278
294
272
240
56
55
56
57
平日平均利用児童数
年間登録児童数
124
平日平均利用児童数
年間登録児童数
平日平均利用児童数
年間登録児童数
平日平均利用児童数
340
292
60
55
年間登録児童数
平日平均利用児童数
167
年間登録児童数
48
83
249
197
33
49
287
239
53
68
263
239
44
64
172
153
49
45
49
155
176
177
192
200
224
42
46
50
64
72
92
165
173
171
176
161
147
44
45
40
43
43
38
年間登録児童数
69
86
95
平日平均利用児童数
26
31
42
平日平均利用児童数
年間登録児童数
226
194
173
平日平均利用児童数
121
年間登録児童数
149
平日平均利用児童数
年間登録児童数
平日平均利用児童数
年間登録児童数
81
87
94
94
87
132
平日平均利用児童数
17
26
22
21
22
30
1,169
1,629
2,215
2,534
3,457
3,656
280
387
474
569
736
1,145
年間登録児童数
平日平均利用児童数
年間登録児童数
226
315
550
平日平均利用児童数
※年間登録児童数は各年度3月の数字
※27年度については、年間登録児童数は4月・平日平均利用児童数は4∼7月までの平均
※汐入東小については、22年度は1∼3年のみ対象、23年度より全学年対象
※27年度実績未入力の学校については、28年度開設予定
資料4-2 P.4
<平成27年度 学校別・放課後児童事業の実施状況(平成27年4月1日現在)>
学校
学校名
放課後子ども教室
児童数
開設状況 登録児童数
瑞光小
498
○
289
★ 二瑞小
197
○
142
三瑞小
428
28開設
汐入小
774
28開設
汐入東小
871
○
学童クラブ
設置状況
○
○
617
在籍児童数
学童クラブ別内訳
54
南千住第一二(52)、東日(2)
27
二瑞小(27)
81
南千住四丁目(25)、
南千住第一・二(25)
二瑞小(31)
179
南千住四丁目(30)、
汐入(66)、汐入小(82)
東日(1)
26
汐入(25)、汐入小(1)
六瑞小
87
28開設
15
東日(14)、南千住第一二(1)
峡田小
380
28開設
75
峡田(48)、花の木(23)
六日小(3)、東日(1)
二峡小
319
○
37
二峡小(37)
三峡小
139
○
29
三峡小(21)、東日(7)、峡田(1)
★ 四峡小
357
○
182
○
64
四峡小(64)
五峡小
461
○
235
○
42
五峡小(42)
★ 七峡小
325
○
156
○
49
七峡小(49)
九峡小
163
○
120
○
25
九峡(25)
尾久小
385
○
240
41
熊野前(41)
尾久西小
433
○
183
54
尾久西小(38)、尾久(16)
★ 尾久六小
381
○
239
57
西尾久(57)
赤土小
542
○
239
○
89
赤土小(59)、花の木(28)
熊野前(2)
大門小
191
○
153
○
16
大門小(16)
宮前小
259
○
224
2
尾久(2)
一日小
175
○
147
5
六日小(5)
二日小
152
○
95
○
37
二日小(36)、峡田(1)
三日小
409
○
76
三日小(60)、東日(12)
峡田(3)、二日小(1)
★ 六日小
132
○
20
六日小(20)
28移設
84
西日暮里二丁目(64)
二日小(19)、六日(1)
ひぐらし小
375
○
249
28開設
○
28開設
○
90
28開設
私立等
29
8,433
3,600
★:放課後子ども総合プラン実施校
学校の在籍児童数は平成27年5月1日現在
資料4-2 P.5
1,213
2
放課後子ども総合プランの創設
放課後児童事業に対するさまざまな課題がある中、共働き家庭の「小1の壁」を解消
するとともに、次代を担う人材を育成するための新たな放課後児童事業として、放課後
子ども教室と学童クラブを一体的に整備して実施する「放課後子ども総合プラン(以下
「総合プラン」という。)」が、国の成長戦略において掲げられた。
荒川区の放課後施策において、放課後子ども教室と学童クラブという 2 事業があるが、
両事業は、
「放課後の児童の安全確保と健全育成」という大きな目標は同じであり、両事
業の児童が広く交流し、垣根なく一緒に遊ぶことができるよう、総合的な放課後児童事
業として推進していく必要がある。このため、両事業の推進に向けた考え方を「子ども・
子育て支援計画」の中で定め、総合プランを推進していくこととした。
総合プランは、放課後子ども教室と学童クラブについて、学校内の安全な環境で交流
できる機会を増やし、多様な体験プログラム等に一緒に参加できる環境を整備するもの
であり、子育て支援部と教育委員会が協力し、両事業を効果的に推進していくものであ
る。
3
荒川区における放課後子ども総合プランの基本的な考え方
(1)総合プランの基本理念
○全ての児童に安全な居場所を確保するとともに、放課後子ども教室と学童クラブを一
体型で整備・運営することで、異学年交流や多様な体験活動を提供する。
○事業の実施場所は、学校内での実施を原則とし、全小学校での実施を目指す。
(2)総合プランの実施概要
具体的な活動内容として、多様な体験プログラムやスポーツ活動など、教育的側面も
確保した運営内容とし、放課後子ども教室と学童クラブの児童が、同じ体験プログラム
等に参加し、交流を図ることとした。
家庭学習やお手伝い、家族と過ごす時間を大切にする視点も放課後児童事業の基本的
な考え方として極めて重要であることや、安全上の配慮が必要なことから、全ての児童
に対する体験活動の時間(共通時間)は、午後5時までとし、就労等により家庭で適切
な保護を受けられない児童に対し、おやつ・補食の提供やきめ細かな個別対応などを行
うとともに、就労要件に応じて午後7時まで開所することとした。
(3)総合プランへの移行
学校内に放課後子ども教室と学童クラブを設置している学校については、一体型の総
合プランへ移行する。
学校内に余裕教室等がなく、学童クラブを設置できない学校では、一体型の総合プラ
ン実施までの経過措置として、放課後子ども教室と近隣の学校外学童クラブが連携して
プログラム等を企画・実施する事業(以下「連携型の総合プラン」という。)の実施に努
めるものとした。
資料4-2 P.6
4
総合プランの本格実施に向けた取り組み
放課後子ども教室と学童クラブとの一体型の運営である総合プランの実施にあたって
は、試行的な事業の実施による検証・評価を行い、本格実施へとつなげていくこととし
た。
総合プランの試行実施校については、学童クラブの利用児童数の状況や放課後子ども
教室開設の進捗状況を勘案し、地域バランスを加味した上で、平成 27 年度から新たに、
にこにこすくーるを開設する第二瑞光小学校、第四峡田小学校、第七峡田小学校、既に
にこにこすくーるを開設している尾久第六小学校(近隣の西尾久学童クラブとの連携型
の総合プラン)及び第六日暮里小学校の5校で開始することとした。
5
総合プランの検証
(1)検証方法
試行実施校の検証・評価は、総合プランの本格実施に向けて、試行実施校の事業実績
や運営状況、子どもや保護者の状況などを整理・分析して、試行実施校の成果や課題を
明らかにすることを目的とするものである。
このため、試行実施校について、現地視察や事業実績調査、指導員からの状況報告とヒ
アリング、試行実施校の保護者を対象としたアンケート、児童の意見ヒアリングを実施し
た。
(2)検証体制
本格実施に向けた課題等について検証を行うため、外部委員を含む運営委員会におい
て、利用児童の実績をもとに、運営状況や事業実績を分析した上で、検証結果を取りま
とめた。
(3)試行実施事業の検証・評価
施行実施校の検証項目については、運営委員会で検討し5項目を設定した。検証項目
ごとの具体的な検証・評価については、論点を明確にするために、総合プランの趣旨・
目的に照らして、各項目において現状分析を行い、それに対する評価を示した。
<検証項目>
○ 放課後子ども教室機能の確保
○ 学童クラブ機能の確保
○ 放課後子ども教室と学童クラブの連携
○ 開設時間について
○ 地域、保護者、学校との連携
資料4-2 P.7
(4)検証結果
運営委員会における検証結果の概要は別紙のとおりである。
総合プランの事業については、利用者からも好意的に受け止められており、平成28年
度からの本格実施が適当であると評価された。
6
検証結果を踏まえた総合プランの今後の進め方
総合プランについて、上述のとおり、運営委員会の検証の結果、本格実施が適当である
との評価を受けて、平成28年度から総合プランを本格実施する。
アンケートの結果では、総合プランの取り組みについて、全体の 61.8%が、
「良い取組
である」としているものの、試行実施の開始から間もないという状況もあり、32.2%が「ど
ちらともいえない」としているため、事業趣旨を保護者に丁寧に説明・周知し、実際に子
どもたちがのびのびと遊んでいる様子を見ていただくことにより、「良い取組である」と
の評価に変えていくことも可能であると考える。
今後、多くの理解・評価を得られるよう、事業の丁寧な説明やニーズに対応したきめ細
かな運営面の改善を図っていく。
なお、おやつ・補食の提供時間等、運営上の課題については、引き続き検討する。
主な検証・評価の内容と区の考え方は以下のとおりである。
(1) 総合プランにおける放課後子ども教室について
放課後子ども教室については、次代を担う人材育成の観点から、放課後等に安全な居
場所の確保、異学年交流、体験の機会の充実が図られていると評価された。
具体的には、技術の向上を目指したテニス教室やバドミントン、団体で協力して取り
組むことで社会性を育むドッジボールやサッカーなど、ルールを理解し年長児童が年少
児童に教えるなど、人間形成を育むダンスや将棋などのプログラムを実施しており、保
護者の 91.1%が事業に「満足」と感じ、児童の 80.0%が「楽しいと感じている」と評
価された。
満足とする主な理由として、
「学校内にあり、安心、安全」
(50.9%)、
「学童児童や異学
年交流ができる」(16.7%)、「経済的負担がかからない」(15.2%)、「プログラムが多彩で
ある」(9.1%)、「保護者が自分の時間を確保できる」(6.9%)などであった。
評価を受け、放課後子ども教室について、引き続き、プログラム内容の充実に努める
等、事業を推進していく。また、児童数の推移に注視しつつ、活動場所の確保に努めて
いく。
資料4-2 P.8
(2) 総合プランにおける学童クラブについて
学童クラブについては、設備・運営基準の面積は、1.97 ㎡∼4.57 ㎡を確保しており、
1 人当たりの 1.65 ㎡以上という基準を満たし、安全な運営環境を確保している。
また、1 支援の単位を構成する児童数は、24 人∼32 人であり、1 支援の単位当たり 40
人以下とする基準が遵守されている。
職員配置についても、1 支援の単位につき 2 名以上の職員を配置するとともに、特別
な支援が必要な児童について、個別対応ができる職員加配を行う等、基準以上の運営を
している。
また、事業に対し児童の 91.4%が楽しいと感じており、保護者も 81.0%が事業に満足と
しているなど、高い評価を得ている。
満足とする理由として、学校内にあり、安心・安全である(41.6%)、保護者が安心し
て就労できる(36.5%)、にこにこすくーる児童や異学年交流できる(11.2%)、プログラ
ムに参加できる(4.5%)などが挙げられている。
生活の場としての機能が確保されていると評価を受け、総合プランにおける学童クラ
ブについて、きめ細かな個別対応をさらに充実し、事業を適切に推進していく。
(3)放課後子ども教室と学童クラブの連携
総合プランについては、児童が放課後に移動することなく自校で安全に過ごすことが
できる居場所を確保しており、児童が事業や学年の垣根なく一緒に活動する機会が増え
ており、指導員からも児童がのびのびと遊んでいる様子が見られる等と評価されている。
事業運営にあたっては、活動室など、十分な活動スペースをとり、体育館や校庭など
複数の活動場所が選択できる環境を整えている。
また、放課後子ども教室と学童クラブの両方の職員が事業全体を見ながら運営にあた
っており、利用児童の情報共有と連携を図っている。
連携型総合プランについては、活動時間に制限があるものの、土曜日や学校休業中を
中心に事業を進めており、土曜日の事業の参加率が昨年度より高くなっている。
総合プランの活動については、児童からは、たくさん遊べるようになった、たくさん
の友達と遊べるようになった等の声があがっており、また、保護者の 61.8%が「良い取
り組みである」と評価している。
児童が事業の垣根なくのびのびと一緒に遊べるようになったことは、総合プランの成
果であるため、引き続き、交流を促進し、連携して事業を推進していく。
(4)総合プランの開設時間について
開設時間については、放課後子ども教室の開設時間が午後 5 時までであることについ
ては、80.9%の保護者が「丁度よい」と回答し、8 割を超える賛同を得ており、適切な
開設時間と評価できる。
一方で、
「早い」との回答が 17.3%、
「遅い」との回答が 0.8%であり、遅いと回答した
50%が、
「帰りの時間が心配なため」と回答し、早いと回答したうちの 80.9%が「仕事等
により帰宅時間と合わない」と回答している。
放課後子ども教室は、全ての児童を対象に体験活動等を行うことを目的とした事業で
資料4-2 P.9
あり、就労を理由として、午後 5 時以降の帰宅を求める場合は、学童クラブが利用でき
るため、放課後子ども教室の午後 5 時以降の延長の必要性は低いと考えられる。
学童クラブの延長利用(午後 7 時まで)についても、「助かる」と言った声が寄せら
れる等、評価されている。
こうした評価を受け、放課後子ども教室の閉室時間及び学童クラブの延長利用時間に
ついて、適切な時間であると判断し、本格実施においても、当該時間を採用するものと
する。なお、学童クラブの延長利用については、評価はされているが、利用数が少ない
ため、引き続き、利用要件やニーズについて分析していく。
(5)おやつ・補食の提供時間について
おやつ・補食の提供時間については、児童は「おやつよりも友だちと遊べる時間が増
えて良かった」「ゆっくりおやつを食べることができる」など好意的に受け止めており、
のびのび遊んでいる様子が指導員からも報告されているなど、評価を得ている。
一方で、保護者アンケートでは、79.3%が「提供時間が遅い」と感じているなど、理
解を得られていない状況である。
運営委員会においても、遊びの連続性を確保することも大切であるとする一方、地域
特性や学校ごとに状況が異なる中で一律にしなくてもいいのではないか等の意見もある
等、様々な意見があった。
児童の声を踏まえ、遊びの連続性を確保できるよう午後5時としたものであるが、保
護者の理解を得られていないことは、区として大きな課題であると受け止めている。提
供時間の趣旨について、説明が十分でなかったことも想定されるため、総合プランの事
業内容と趣旨について、丁寧に説明していくとともに、利用者である児童の意見を大切
にしながら、引き続き検討していく。
(6)事業の区分について
学童クラブの保護者からは、総合プランの中で放課後子ども教室と学童クラブの事業
内容がわかりにくい、生活の場としての役割が低下しているのではないかとの意見やに
こにこすくーるに優先されていうように感じるなどの意見も一部寄せられており、課題
とされた。
こうした課題について、総合プランの実施にあたり、区として体験プログラムの充実
や児童の交流に大きな比重を置いて運用をしていたため、学童クラブの保護者にとって
は、これまでの環境と変わり、不安に感じていることが想定される。
今後の課題として、子どもの個性や体調に合わせた、静かな環境の提供についてもよ
り配慮する等、日々の運営面の改善を試みていくとともに、そうした取組について、保
護者に丁寧に説明し、不安を取り除いていけるよう努めていく。
資料4-2 P.10
7
総合プラン全校実施を見据えた学童クラブの課題への取組について
放課後子ども総合プランの本格実施及び将来的に全校で一体型の総合プランを実施し
ていくことを想定し、学童クラブの課題等を経過措置も含め整理し、次のとおり進めて
いくこととする。
(1)総合プラン拡大に係る経過措置等について
総合プランについては、自校内で移動することなく安全に過ごせる放課後の事業環
境を整備するという方針のもと、自校内に学童クラブがある場合は、自校内の学童ク
ラブを利用することを原則とし、制度設計をしている。将来的には、全小学校に学童
クラブを整備することを目指し、その際は、校外学童クラブを校内に移設し、全小学
校で一体型の総合プランを実施する。
本格実施に当たっては、現に校外学童クラブを利用している児童について、利用の
継続性を配慮する必要があるため、経過措置を設けた上での移行を図るものとする。
具体的な経過措置については、以下のとおりとする。
①自校に学童クラブがある場合の対応について
現に校外学童クラブを利用している児童については、児童の利用の継続性を考慮し、
3年生までの間は、現在通っている学童クラブを利用できるようにするため、2年間
の経過措置期間を設け、現在学童クラブを利用している児童に限り、経過措置期間中
は校外・校内学童クラブのどちらも選択できるものとする。
<経過措置期間の対応>
*平成 28 年度:新 1 年生は、校内学童クラブのみ選択
*平成 29 年度:新 1、2年生は、校内学童クラブのみ選択
*平成 30 年度:全員が校内学童クラブを選択
②自校の学童クラブが定員超過の場合の対応について
自校内に学童クラブがある場合は自校内の学童クラブを利用することを原則とす
るが、定員超過が見込まれる学校内学童クラブについては、定員超過が解消される
までの間は、校内、校外学童クラブのどちらでも選択できるものとする(学年制限
なし)。
定員超過解消後、その時点で利用している児童については、その後 2 年間の経過
措置期間を設け、経過措置期間中は、校内、校外学童クラブのどちらでも選択でき
るようにする。
<経過措置期間中の対応>
*定員超過解消の翌年度:新 1 年生は、校内学童クラブのみ選択
*定員超過解消の翌々年度:新 1・2年生は、校内学童クラブのみ選択
*定員超過解消の3年後:全員が校内学童クラブを選択
資料4-2 P.11
③校外学童クラブの利用人数が著しく減少した場合の対応について
総合プランの推進に伴い、今後、校外の学童クラブの利用人数は減少していくこと
が想定され、人数が減少した場合には、学童クラブとしての適切な集団の規模を考慮
した上で、休止を検討する必要がある。
近年、尾久学童クラブの利用児童数は減少が続いており、また、総合プランの本格
実施に伴い、利用児童はさらに減少することが見込まれるため、2年間の経過措置期
間ののちに休止することとし、平成28年度の新1年生の利用募集は行わない。
(2)高学年児童の学童クラブの利用について
児童福祉法の改正を受け、一部の学童クラブにおいて高学年の児童の受け入れを開
始している。平成27年度は、児童数や活動場所等を考慮した上で、9つの学童クラ
ブを拠点学童クラブとして指定し、運用している。
総合プランの学童クラブを利用している保護者の中には、新4年生になった場合の
ことを考え、総合プラン実施校内の学童クラブにおいて、高学年の受け入れを求める
声も上がっている。
区としては、全小学校において、自校内で安全に過ごすせる環境を整備することを
目標としているため、全小学校における一体型の総合プランの実施の際には、全学童
クラブで高学年の利用を可能とすることとし、児童数の状況を見ながら、順次、拠点
学童クラブを拡大していくこととする。拡大に当たっては、低学年の児童を含めた利
用調整の必要性が生じないよう、利用状況を見ながら慎重に行うものとする。
なお、尾久地域については、平成29年度末の尾久学童クラブの休止を想定してい
ること等を踏まえ、平成28年度から、尾久西小学童クラブでの高学年受け入れを開
始する。
(3)総合プランにおける学童クラブ利用要件の見直しについて
総合プランにおける学童クラブの利用要件については、保護者の就労が午後5時を
過ぎる場合としていたが、学校休業日で午前8時30分から学童クラブを利用したい
等の声がある。こうした保護者の意見や就労実態等を踏まえ、児童の安全を確保する
ため、利用要件を緩和し、朝早く保護者が家を出る場合についても、学童クラブを利
用できるよう、規定の整備を図る。
(4)学童クラブの開所時間について
試行実施では、総合プラン実施校(連携型の総合プラン実施校を含む)の学童クラ
ブにおいて延長利用を行ってきたが、延長利用における体制やお迎えの状況等につい
ては、特に問題は生じなかった。
本格実施にあわせて、利用する学童クラブ間の公平性を担保するため、校外学童ク
ラブも含む24学童クラブにおいて、延長利用を実施することとする。
なお、学童クラブの朝の開所時間については、夏休み等の長期休業中の朝の受け入
れを早めてほしいなどの要望もあることから、今後、保護者の利用ニーズの把握に努
め、検討を進めていく。
資料4-2 P.12
資料4−3
荒川区放課後子ども総合プランの検証・評価について(中間のまとめ) 【概要】
項
目
検証
平成27年10⽉16⽇
第2回荒川区子ども・子育て会議
●評価 ○課題
評価
1 放課後子ども教室機能の確保 p19
(1)次代を担う人材の育成 p19
○技術向上を目的としたプログラムを実施している。
(例:テニス教室、バドミントン、一輪車、制作、各種検定など)
○団体で協力して取り組むことで社会性を育むプログラムを実施している。
(例:ドッジボール、野球、サッカー、運動会、避難訓練、大縄跳びなど)
○ルールを理解し、年長児童が年少児童に教えるなど人間形成を育むプログラムを実施している。
(例:ダンス、制作、子ども会議、歓迎会、将棋など)
○事業に関する各反応(アンケートより)
・児童の80.0%が楽しいと感じている。
・保護者の91.1%が事業に満足している。
○満足とする主な理由として、学校内にあり安心・安全(50.9%)、学童児童や異学年と交流できる(16.7%)、
経済的負担がかからない(15.2%)、プログラムが多彩である(9.1%)、保護者が自分の時間を確保できる(6.9%)
●これまで実施してきているプログラムをさらに充実させるため、多種多様な体験
メニューを用意している。
●利用者の事業に対する満足度も児童・保護者ともに高い。
●満足とする理由において、プログラムが多彩であることがあげられている。
(2)放課後の安全な居場所の提供 p21
○放課後に移動することなく自校で安全に過ごせる場所を確保している。
○活動室等、十分なスペースをとり、体育館や校庭など複数の活動場所が選択できる環境を整えている。
○半数以上の保護者が満足とする理由として、学校内にあり安全であることをあげている。
○学校から家に一度帰ってからの利用ができないという不満が一部ある。
●放課後子ども教室の安全面が利用者から高く評価されており、放課後の児童の安全
な居場所の確保という役割を果たせている。
●引き続き、児童数の推移を注視しつつ、活動場所の確保に努めていく。
○児童の安全確保を第一とし、現行どおり、家に帰らずに利用することを継続する。
(3)異学年交流や地域の大人との交流 p22
○プログラムの実施にあたり、高学年が低学年に教える様子が見られる。
○学童クラブとにこにこすくーる利用児童が一緒に活動できる機会が増え、事業や学年の垣根なく遊んでいる。
○地域にとけこむ努力をしているが、地域交流の実績は、まだ少ない。
●利用者からは、満足とする理由として、学童の利用児童や異学年と交流できることが
多くあげられており、異学年交流という役割を果たせている。
●児童が事業の垣根なく誰とでも遊べる環境となったことは総合プランの成果である。
○地域との交流については、今後努力が必要である。
(4)体験プログラムの内容 p25
○分野別実施状況
・芸術分野(手芸、各種制作、折紙教室、季節行事など)
・スポーツ分野(ダンス、運動会、ドッジボール、テニス、サッカー、野球、一輪車、バドミントンなど)
・伝統・文化(将棋教室、竹馬、あやとり、千羽鶴、昔遊び(こま、けん玉(今後予定))など)
・体験学習(科学実験、クッキング、子ども会議、虫取り、各種検定など)
○今後増やしてほしいプログラムとして、スポーツや音楽の分野の希望が多い。
(スポーツ(37.4%)、音楽(18.6%)、芸術(17.9%))
●連続した長い時間を確保できるようになり、実施できるプログラムの幅が広がった。
●保護者の91.1%が事業に満足しており、満足とする理由においても、プログラムが
多彩であることがあげられ、体験の機会の提供という役割を果たせている。
○外遊びが少ないとの声も一部あるため、ニーズに即したプログラムの実施に向け、
施設間での情報共有や研修の実施など、努力をしていく必要がある。
2 学童クラブ機能の確保 p26
(1)設備・運営基準の遵守 p26
○主な基準の状況(実態調査)
・面積は、1.97∼4.57㎡を確保している。(基準:一人当たり1.65㎡以上)
・児童数1支援の単位を24∼32人で構成している。(基準:1支援の単位あたり40人まで)は、
・職員配置は、1支援の単位につき2名以上の職員を配置。(基準:1支援の単位あたり2名以上)
●新たに定められた基準を遵守または基準以上の運営を行っている。
○主な個別対応の実施状況(指導員からヒアリング)
・連絡帳等によるきめ細かな支援や体調に合わせた配慮を実施している。
・出欠管理や帰宅指導等による綿密な安全確保を実施している。
・おやつの時間に一日の振り返りを行い、落ち着いて家庭につなぐための時間を確保している。
○事業に対する反応(アンケートより)
・児童の91.4%が楽しいと感じている。
・保護者の81.0%が事業に満足している。
○満足している理由として、学校内にあり安心安全である(41.6%)、保護者が安心して就労できる(36.5%)、
にこにこすくーる児童や異学年児童と交流できる(11.2%)、プログラムに参加できる(4.5%)等が挙げられている
●学童クラブとしてこれまで実施してきたきめ細かな個別対応を継続してきており、
事業運営について利用者の評価を得ている。
●保護者が安心して就労できると感じており、就労支援としての役割を果たせている。
●満足している理由として、学校内で安全であること、にこにこすくーる児童と交流
できること、プログラムに参加できることが挙げられており、「自校内で安全に活動
、交流促進、人材育成」という総合プランの役割を果たしていると評価できる。
○「にこにこすくーるに優先されている感がある」とする意見も一部あるため、総合プラン
の目的について、より丁寧に説明し、理解を求めていく。
○共通プログラムを実施する中においても、学童クラブの家庭の代わりという役割を
意識し、これまで以上に丁寧な個別対応を行っていく。
(2)生活の場としての機能の確保 p27
荒川区放課後子ども総合プランの検証・評価について(中間のまとめ) 【概要】
項
目
検証
●評価 ○課題
評価
(3)おやつの提供 p30
○おやつの提供等に関する検証
・保護者アンケートでは79.3%が「遅い」と回答している。
・指導員からは、午後5時以降の提供になり落ち着いて準備・提供ができるようになったとの意見がある。
・子どもたちからは、おやつの時間になると外遊び中の児童を呼び戻すことになるため、「おやつの時間がもった
いない」「いろんな友達とたくさんの時間遊びたい」との声があったため、提供時間を変更したことにより、子ども
たちがのびのびと遊んでいる様子が見られるとの指導員の声が寄せられている。
○児童の声を踏まえ、遊びの連続性を確保するため、おやつの提供時間を午後5時と
したが、遅いと感じる保護者が8割弱と多いことは、大きな課題である。
○提供時間変更の是非については、実際に利用する子どもの意見を大切にする必要も
あるため、今後も継続して検証していく必要がある。
○アンケートの自由意見等を見ると、提供時間の区の考え方について説明が十分で
なかったことが想定されるため、丁寧に説明し補足していく必要がある。
○おやつの提供時間については、「遅いと感じるが、遊びの連続性を確保することも大
切である。」 「地域特性や学校ごとに状況が異なる中で、一律にしなくても良いので
はないか」と考える。
○おやつ(補食)の提供方法等については課題が残るが、今後も引き続き検討を継続
することが必要である。
3 放課後子ども教室と学童クラブとの連携 p32
○日々の活動において、両事業の児童は、事業の垣根なく、のびのびと遊んでいる様子が見られる。
●児童の交流が促進された。家庭の状況に関係なく、広くたくさんの児童が一緒に遊
べるようになったことは、総合プランの成果である。
○学童クラブの職員と放課後子ども教室の職員が、事業全体をみて運営し、利用児童の情報共有を図っている。
●より幅の広い視点での指導が可能となった。
○総合プランの活動について、利用者の61.8%が「よい取組である」としており、必要ないとした保護者は4.7%であり少ない ●総合プランの活動について、61.8%の保護者の評価を得ており、事業自体に概ね
が、どちらともいえないとした保護者が、32.2%であった。
問題はないと評価できる。
○一方で、学童クラブの保護者から、生活の場としての役割が低下したのではないかとの意見も寄せられている。
○学童クラブ保護者の反応は、総合プランの実施にあたり、区として、共通プログラム
の実施に大きな比重をおいたことが要因と考えられるため、今後の課題として、子ど
もの個性や体調にあわせた「静」の環境にも、より配慮していく等、日々の運営面の
改善を試みていく必要がある。
4 開設時間について p37
○子ども教室の開設時間に関する反応(アンケートより)
・子ども教室の開設時間について、保護者アンケートでは、ちょうどよいとの回答が80.9%であった。
早いとの回答は17.3%、遅いとの回答が0.8%であった。
・遅いと回答したうちの50.0%が、帰り時間が心配なためとしている(残り50%は未回答)。
・早いと回答したうちの80.0%が、仕事等により帰り時間と合わないためとしている。
●8割を超える賛同を得ており、適切な開設時間と評価できる。
○子ども教室は、全ての児童を対象に体験活動を行うこと目的とした事業であり、就労
を理由として午後5時以降の帰宅を求める場合は、就労支援を目的として午後7時ま
で開所する学童クラブ事業が利用できるため、子ども教室の午後5時以降の延長の
必要性は低いと考えられる。
○学童クラブの延長利用(19時まで・お迎えを要件)については、助かった等の声があるものの、学童クラブ登録児童の
うち17∼27%が延長利用登録している。
○学童クラブの延長利用は、就労支援としての役割を果たしていると考えられるものの、
利用要件やニーズについて、さらに分析する必要がある。
5 地域・保護者・学校との連携 p38
○開設初年度であり、事業協力員の確保は進んでいない状況にある。
○地域との連携について、さらなる努力が必要である。
○学童クラブの保護者の中には総合プランを不満とする声もあり、自由意見の中には、「総合プランの内容がわかり
にくい、事業の区別がわかりにくい」などの意見もある。
○新規事業に係る保護者への説明が不足していることも想定されるため、事業目的や
事業内容を、より丁寧に周知していく必要がある。
○学校との連携については、毎週・毎月の計画を企画する際の相談・調整を綿密に行うとともに、児童個人の日々の
状況等について、担任と情報交換をし合っている。
●引き続き、きめ細かな調整・綿密な連絡体制を構築していく必要がある。
6 総合評価 p41
●全体の61.8%が「良い取組である」としており、「必要ない」とした保護者は、全体の4.7%と少なく、取組への反対は極めて少ない。総合的に勘案すれは、平成28年度からの本格実施が適当である。
○事業開始から間もないという状況もあり、事業自体の評価について、32.2%が「どちらともいえない」としている保護者も多い状況である。事業趣旨を丁寧に説明し、実際に児童がのびのびと遊んで
いる様子を見ていただくことで、理解を深めていただけるよう努めることが必要である。
資料4−4
平成 27 年 10 ⽉ 16 ⽇
第 2 回荒川区子ども・子育て会議
荒川区放課後子ども総合プランの検証・評価について
(中間のまとめ)
平成27年8月
荒川区放課後子ども総合プラン運営委員会
<目次>
はじめに…………………………………………………………………………………3
第1章 試行事業の具体的な内容 ……………………………………………………4
1
2
3
4
試行事業の運営内容……………………………………………………………4
運営上の主な特徴及び変更点…………………………………………………7
総合プランにおける放課後子ども教室と学童クラブの事業内容の違い…8
総合プランのイメージ…………………………………………………………9
第2章 試行実施校の実績……………………………………………………………10
1
2
3
4
5
総合プランの登録人数 ………………………………………………………10
学童クラブ延長利用登録人数 ………………………………………………10
総合プラン利用実績 …………………………………………………………11
学童クラブ延長利用実績 ……………………………………………………13
総合プランのプログラム内容 ………………………………………………14
第3章 試行実施事業の検証・評価…………………………………………………19
1
2
3
4
5
6
放課後子ども教室機能の確保【検証項目1】 ……………………………19
学童クラブ機能の確保【検証項目2】 ……………………………………26
放課後子ども教室と学童クラブの連携【検証項目3】 …………………32
開設時間について【検証項目4】 …………………………………………36
地域、保護者、学校との連携【検証項目5】 ……………………………38
総合評価 ………………………………………………………………………41
<資料>
・荒川区放課後子ども総合プラン運営委員会等設置要綱 ………………………42
・放課後子ども総合プラン試行実施校アンケート集約結果 ……………………44
はじめに
荒川区では、区内の小学校等に通う児童の放課後支援に係る事業として、昭和 40 年 3 月
から共働き等の家庭の児童に対し遊びと生活の場を提供する「放課後児童健全育成事業(学
童クラブ)」を実施するとともに、平成 19 年 4 月から全ての児童の安全な居場所と体験の
場を提供する「放課後子ども教室事業(にこにこすくーる)」を実施している。
放課後子ども教室と学童クラブは、対象や役割は異なるが、放課後の児童の安全確保・
健全育成を目指すという面で共通している事業である。限りある財源・施設という条件の
中で放課後児童事業の質の充実・量の拡充をかなえるため、また、異なる事業の利用児童
が垣根なく遊べる環境をつくるためには、両事業の機能を有機的・効果的に組み合わせ、
総合的な放課後児童事業とするための方策を検討する必要がある。
その方策として、区では、平成 27 年度から「放課後子ども総合プラン(以下「総合プラ
ン」という。)」として新たな事業展開を試みることとした。
本委員会は、この総合プランの試行実施校の実施状況について、現地視察や保護者アン
ケート、指導員からのヒアリングなどを実施して課題を抽出し、検証・評価を行ってきた。
本報告書は、学校授業日の放課後や学校休業日など試行実施の開始からこれまでの状況
を踏まえ、区における今後の放課後事業の進め方の検討に資するため、検証・評価の結果
を「中間のまとめ」として取りまとめたものである。
資料4-4 P.3
第1章
試行事業の具体的な内容
1 試行事業の運営内容
(1)実施時間
① 放課後子ども教室(にこにこすくーる)
月曜日∼金曜日
授業終了後から午後 5 時まで
土曜日
午前 9 時から午後 5 時まで
学校休業日(夏休み等)
午前 9 時から午後 5 時まで
*家庭での手伝いや学習時間等を確保するため 5 時までとする。
② 学童クラブ
月曜日∼金曜日
授業終了後から午後 6 時まで
土曜日
午前 9 時から午後 5 時まで
学校休業日(夏休み等)
午前 9 時から午後 5 時まで
*繰上げ利用(利用要件有)承認児童は、午前 8 時 30 分から受入
*延長利用(利用要件有)承認児童は午後7時まで
(2)対象児童
① 放課後子ども教室
・総合プラン実施校に在学の全ての児童(要登録)
② 学童クラブ
・荒川区内に居住する小学生(荒川区に住民登録し居住していること)で、保護者
の勤務時間が 4 時間以上、勤務の終了時間(通勤時間含む)が午後 5 時(4 年生以
上は午後 6 時)を超える日が週 3 日以上(※1)あること。
・原則、放課後子ども総合プランを実施する小学校に通う児童(※2)で、午後 5
時を超えて学童クラブを利用する日が週 3 日以上あること。また、正当な理由なく
保育料を 2 か月以上滞納していないこと。
・二瑞小及び四峡小学童クラブは小学校 1∼3 年生、七峡小及び六日小学童クラブは
小学校1∼6 年生(高学年利用の拠点学童クラブ)。
※1:おやつの提供時間や1日の運営の流れ等(後述)を踏まえ、保護者の就労要件
について、帰宅時間が午後 5 時を超える者とした。
※2:「放課後に移動することなく、自校内で過ごすことで、安全・安心な環境をつ
くる」ことが総合プランの目的のため、小学校内で放課後子ども教室も学童ク
ラブも運営できる環境を整えた。そのため、事業の対象児童は、原則として「総
合プランを実施する小学校に通う児童」とした。
(3)利用者負担
①放課後子ども教室:保険料実費負担分(年額 800 円)
②学 童 ク ラ ブ:保育料月額 4,000 円(おやつ代除く)
延長保育料月額 1,000 円
資料4-4 P.4
(4)一日の運営の流れ
<イメージ(学校授業日の場合)>
総合プラン
時 間
14:00
過ぎ
放課後子ども教室登録児
学童クラブ登録児
来室
来室
出席カードなどで出席確認(出席 連絡帳提出
表に○)
(連絡のない欠席児の所在確認)
交
流
学童クラブ室・放課後子ども教室活動拠点・校庭・図書室等
【学童クラブ独自の行事の時は別活動】
静養スペース
【共通プログラム】自由遊び、集団活動
の確保
①知的活動、②創作活動、③スポーツ活動、
④外部講師によるプログラム(サッカー、ダンス、将棋、
読み聞かせ等)
放課後子ども教室 最終帰宅
17:00
おやつ・補食、自由学習等
集団帰宅
18:00
19:00
【延長利用】
自由学習・遊び等
保護者のお迎えにより帰宅
資料4-4 P.5
<イメージ(学校休業日の場合)>
時 間
8:30
9:00
総合プラン
放課後子ども教室登録児
学童クラブ登録児
来室(繰上げ承認児童)
来室
連絡帳提出 (連絡のない欠席児の所
在確認)
来室
(9:30)
学童クラブ室・放課後子ども教室活動拠点、校庭・体育館等
【学童クラブ独自の行事の時は別活動】
静養スペース
交
【サマースクール・プール参加】
の確保
流
【共通プログラム】自由遊び、集団活動、学習等
12:00
13:00
13:30
14:00
16:30
17:00
(午前の部参加児帰宅)
昼食
(午後の部参加児童来室)
休養(静かに過ごす)
午睡(学童低学年夏休みのみ)
学童クラブ室・放課後子ども教室活動拠点、校庭・体育館等
【学童クラブ独自の行事の時は別活動】
静養スペース
【共通プログラム】自由遊び、集団活動
の確保
①知的活動、②創作活動、③スポーツ活動、
交 ④外部講師によるプログラム(サッカー、ダンス、将棋、読み
流 聞かせ等)
放課後子ども教室最終帰宅 (土曜日は学童帰宅)
おやつ・補食、自由学習等
18:00
19:00
集団帰宅(延長なし)
【延長利用 登録児童のみ】
自由学習・遊び等
保護者のお迎えにより帰宅
資料4-4 P.6
2
運営上の主な特徴及び変更点
(1)学校内での安全な環境の整備
児童が放課後に学校外に移動することなく安全に過ごせるよう、放課後子ども教室
も学童クラブも、学校内に整備し、放課後における事業が自校内において完結するこ
とを目指していく。
(2)共通プログラムの実施
全ての児童に対し、体験の場を提供するとともに、児童の交流を促進するため、午
後5時までは、原則として両事業の利用児童に対し共通の体験プログラム等を提供す
る。
共通プログラムの実施にあたっては、事業協力員や外部講師等を活用し、次代を担
う人材育成に資する活動内容とする。
ただし、学童クラブの利用児童については、静かに過ごしたい等、児童の状況によ
り学童クラブ室で過ごすことも選択できることとする。
(3)利用時間の延長
保護者の就労支援を強化し、共働き等の家庭の児童の安全な環境を提供するため、
学童クラブを利用する保護者等で午後6時以降、就労等の状況により、保育の必要性
がある児童については、お迎えを条件として、午後6時以降午後 7 時までの延長利用
を開始した。
(4)おやつ・補食の提供
放課後子ども教室と学童クラブの一体的運営における、おやつの時間により活動が
分断されてしまうという課題及び児童の「たくさんの友達とできるだけ多くの時間遊
んでいたい」という声を踏まえ、放課後子ども教室と学童クラブの利用児童が一緒に
活動できるように、遊びの連続性を確保するために、おやつ・補食の提供時間を午後
5時とした。
おやつ・補食の時間は、落ち着いてゆったりと過ごし、学童クラブの利用児童がみ
んなで一緒に1日の振り返りをすることで、家庭へつなぐ時間と位置付けている。
総合プランでは、おやつ・補食の時間が変更になったが、今後、夕食に影響が出な
いようなメニューに変更するなど補食的な要素を取り入れるなど、提供方法について
は工夫が必要であると考えている。
資料4-4 P.7
3
総合プランにおける放課後子ども教室と学童クラブの事業内容の違い
総合プラン
放課後子ども教室
学童クラブ
利用対象
実施校に在学の児童
実施校に在学で、放課後家庭で適
切な保護が受けられない児童
開設時間
平日:授業終了後∼午後 5 時
平日:授業終了後∼午後 6 時
*午後 7 時までの延長利用あり
学校休業日:午前 9 時∼午後 5 時 学校休業日:午前 9 時∼午後 6 時
*午前 8 時 30 分からの繰り上げ
利用あり
*午後 7 時までの延長利用あり
事業の特徴
・家庭での約束による自由な利用 ・担当職員は、児童の出欠管理や
・職員は、遊び・体験活動が安全
生活面の支援・体調管理等をき
に行えるよう見守りを行う
め細かく対応
・連絡帳で児童の状況などを保護
者と確 認
・保護者会や個人面談等を実施
・専用室、独自事業(誕生会など)
及びおやつ・補食あり
定員
なし
職員体制
児童の出席状況に応じ見守りに必 国の基準に基づき利用児童数に
要な職員を配置
応じて配置(支援の単位ごとに放
課後児童支援員 2 名以上)
利用料
無料(保険料等の実費は別途必要) 有料(月 4,000 円)
あり
資料4-4 P.8
4
総合プランのイメージ
資料4-4 P.9
第2章
1
試行実施校の実績
総合プランの登録人数(平成 27 年 4 月 1 日)
名称
学校在籍数
二瑞小
197 人
放課後子ども教室
登録人数
学童登録人数
合計
在籍児童登録率
59 人
201 人
―
二瑞小 27 人
169 人
86%
142 人
182 人
65 人
247 人
69%
七峡小
325 人
156 人
48 人
204 人
63%
30 人
120 人
―
六日小 20 人
110 人
83%
55 人
239 人
六日小
四峡小
357 人
132 人
90 人
尾久六小
239 人
379 人
連携型総合プランは、学童登録も可能であるため、239
63%
人の中に学童登録児童も含む。
2
学童クラブ延長利用登録人数(平成 27 年 4 月 1 日)
学童在籍数
登録人数
登録率
二瑞小
59 人
12 人
20%
四峡小
64 人
11 人
17%
七峡小
48 人
13 人
27%
六日小
30 人
5人
17%
西尾久
55 人
10 人
18%
資料4-4 P.10
3
総合プラン利用実績(平成27年4月∼7月)
二瑞小 (学校在籍数 197名)
月
放課後子
ども教室
学童
合計
登録数 登録率
(人)
(%)
開設
日数
(日)
参加人数(人)
1年
2年
3年
4年
平均参加数
5年
6年
計
(月∼金)
(人)
参加率
(月∼金)
(%)
平均参加数
(土)
(人)
参加率
(土)
(%)
4月
142
72.1
25
213
176
307
203
186
213
1298
60
42.3
9
6.5
5月
148
75.1
23
224
162
232
168
102
126
1014
55
37.3
4
2.7
6月
148
75.1
26
246
161
248
148
190
123
1116
50
33.8
4
2.9
7月
149
75.3
26
202
151
213
102
179
53
900
40
27.1
3
2.0
4月
59
―
25
418
411
206
―
―
―
1035
47
80.1
11
18.2
5月
58
―
23
385
350
162
―
―
―
897
47
81.0
10
17.6
6月
59
―
26
441
401
191
―
―
―
1033
46
77.9
6
9.7
7月
60
―
26
434
383
203
―
―
―
1020
45
4月
201
―
―
631
587
513
203
186
213
2333
107
5月
206
―
―
609
512
394
168
102
126
1911
6月
207
―
―
687
562
439
148
190
123
2149
7月
209
―
―
636
534
416
102
179
53
1920
75.7
8
13.1
―
20
―
102
―
14
―
96
―
10
―
85
―
11
―
四峡小 (学校在籍数 357名)
月
放課後子
ども教室
学童
合計
登録数 登録率
(人)
(%)
開設
日数
(日)
参加人数(人)
1年
2年
3年
4年
平均参加数
5年
6年
計
(月∼金)
(人)
参加率
(月∼金)
(%)
平均参加数
(土)
(人)
参加率
(土)
(%)
4月
182
51.0
25
347
250
210
322
0
18
1147
53
29.0
10
5.4
5月
204
57.1
23
483
267
184
269
2
179
1384
73
35.9
13
6.4
6月
219
61.3
26
531
318
243
311
22
207
1632
72
33.0
11
4.9
7月
219
61.3
26
432
279
190
259
18
66
1244
55
25.1
9
4.0
4月
65
―
25
484
416
345
―
―
―
1245
58
88.6
9
13.5
5月
64
―
23
444
363
305
―
―
―
1112
60
93.2
8
11.9
6月
60
―
26
500
359
326
―
―
―
1185
53
87.5
8
12.5
7月
59
―
26
462
332
321
―
―
―
4月
247
―
―
831
666
555
322
5月
268
―
―
927
630
489
6月
279
―
―
1031
677
569
7月
278
―
―
894
611
511
1115
50
0
18
2392
111
―
84.2
19
6
―
9.3
269
2
179
2496
133
―
21
―
311
22
207
2817
125
―
19
―
259
18
66
2359
105
―
15
―
七峡小 (学校在籍数 325名)
月
放課後子
ども教室
学童
合計
登録数 登録率
(人)
(%)
開設
日数
(日)
参加人数(人)
1年
2年
3年
4年
平均参加数
5年
6年
計
(月∼金)
(人)
参加率
(月∼金)
(%)
平均参加数
(土)
(人)
参加率
(土)
(%)
4月
156
48
25
376
226
293
227
18
27
1167
53
34.1
13
8.2
5月
172
52.9
23
490
296
305
245
6
19
1361
71
41.3
17
9.7
6月
178
54.8
26
654
342
304
209
94
44
1647
72
40.5
15
8.6
7月
178
54.8
26
582
308
293
268
87
90
1628
72
40.2
14
7.6
4月
49
―
25
411
346
142
18
0
0
917
42
85.1
10
20.9
5月
48
―
23
387
273
127
15
0
0
802
41
86.3
11
23.3
6月
48
―
26
460
329
147
20
0
0
956
42
87.2
9
18.2
7月
48
―
26
446
312
144
21
0
0
923
40
83.7
10
4月
205
―
―
787
572
435
245
18
27
2084
95
―
23
―
5月
220
―
―
877
569
432
260
6
19
2163
112
―
28
―
6月
226
―
―
1114
671
451
229
94
44
2603
114
―
24
―
7月
226
―
―
1028
620
437
289
87
90
2551
112
―
24
―
資料4-4 P.11
20.3
六日小 (学校在籍数 132名)
月
放課後子
ども教室
学童
合計
登録数 登録率
(人)
(%)
開設
日数
(日)
参加人数(人)
1年
2年
3年
4年
5年
平均参加数
6年
計
(月∼金)
(人)
参加率
(月∼金)
(%)
平均参加数
(土)
(人)
参加率
(土)
(%)
4月
90
68.2
25
136
236
70
155
43
6
646
30
33.5
3
3.3
5月
91
68.9
23
148
213
65
110
23
12
571
31
34.4
2
1.5
6月
92
70.2
25
184
262
58
110
31
26
671
30
32.8
2
2.5
7月
95
72.5
26
181
225
54
90
37
13
600
27
28.2
3
2.9
4月
30
―
25
282
120
89
0
45
0
536
24
81.3
6
20.0
5月
29
―
23
235
123
85
0
36
0
479
25
87.7
4
14.5
6月
29
―
26
281
137
95
0
46
0
559
25
84.8
5
15.5
7月
29
―
26
297
116
94
0
42
0
549
24
80.9
4
14.7
4月
120
―
―
418
356
159
155
88
6
1182
54
―
9
―
5月
120
―
―
383
336
150
110
59
12
1050
56
―
6
―
6月
121
―
―
465
399
153
110
77
26
1230
55
―
7
―
7月
124
―
―
478
341
148
90
79
13
1149
51
―
7
―
尾久六小 (学校在籍数 379名)
月
放課後子
ども教室
西尾久
学童
登録数 登録率
(人)
(%)
開設
日数
(日)
参加人数(人)
1年
2年
3年
4年
5年
平均参加数
6年
計
(月∼金)
(人)
参加率
(月∼金)
(%)
平均参加数
(土)
(人)
参加率
(土)
(%)
4月
239
63.1
25
345
420
276
163
115
125
1444
65
27.3
19
7.9
5月
265
69.9
23
461
318
245
111
96
105
1336
69
26.0
20
7.5
6月
266
70.2
26
547
405
330
129
111
72
1594
69
25.9
20
7.4
7月
270
71.2
26
458
439
356
131
144
99
1627
69
25.7
25
9.4
4月
58
―
25
390
294
351
―
―
―
1035
48
82.5
8
12.9
5月
57
―
23
335
245
296
―
―
―
876
47
66.8
8
13.3
6月
57
―
25
405
289
355
―
―
―
1049
46
80.2
11
18.9
7月
27
―
26
399
290
374
―
―
―
1063
47
81.7
10
16.7
※連携型総合プランは、学童登録も可能であるため、にこにこすくーる登録児童数の中に学童登録児童も含む。
実施日
尾久六
連携
参加人数(人)
放課後 学童
実施内容
合計
4月
25日 (土)
14
6
5月
9日 (土)
23
10
20 合同でゲーム会を実施した。
33 合同で公園で外遊びを実施した。
6月
1日 (月)
42
41
83 運動会の振替休日に、合同で遠足を実施。伝承遊びやゲームを行った。
6月
20日 (土)
10
11
21 合同で昼食会と室内遊びを実施した。
7月
4日 (土)
15
11
26 合同で壁面制作(花火)に取り組んだ。
7月
31日 (金)
61
30
91 合同で校庭でリレーを実施その後、多目的室で遊んだ。
資料4-4 P.12
4
学童クラブ延長利用実績(平成27年4月∼7月)
平成27年4月分
クラブ名
学童クラブ
在籍数
延長利用児童数
1年
2年
3年
4年
5年
6年
延長利用
登録率
計
延長利用
実施日数
延長利用
延人数
平均
利用人数
利用率
二瑞小
59
8
3
1
―
―
―
12
20%
21
93
4
36.9%
四峡小
65
4
5
2
―
―
―
11
17%
21
63
3
27.3%
七峡小
49
5
5
2
1
0
0
13
27%
21
112
5
41.0%
六日小
30
4
0
1
0
0
0
5
17%
21
40
2
38.1%
西尾久
58
7
3
0
10
17%
21
72
3
34.3%
261
28
16
6
51
20%
21
380
18
35.5%
合計
―
―
1
―
0
0
平成27年5月分
クラブ名
学童クラブ
在籍数
延長利用児童数
1年
2年
3年
延長利用
登録率
4年
5年
6年
延長利用
実施日数
延長利用
延人数
平均
利用人数
利用率
計
二瑞小
59
7
2
0
―
―
―
9
15%
18
82
5
50.6%
四峡小
64
4
2
1
―
―
―
7
11%
18
61
3
48.4%
七峡小
48
5
5
2
1
0
0
13
27%
18
72
4
30.8%
六日小
29
4
0
1
0
0
0
5
17%
18
38
2
42.2%
西尾久
58
7
3
0
10
17%
18
76
4
42.2%
258
27
12
4
44
17%
18
329
18
41.5%
合計
―
―
1
―
0
0
平成27年6月分
クラブ名
学童クラブ
在籍数
延長利用児童数
1年
2年
3年
延長利用
登録率
4年
5年
6年
延長利用
実施日数
延長利用
延人数
平均
利用人数
利用率
計
二瑞小
59
5
2
0
―
―
―
7
12%
22
93
4
60.4%
四峡小
60
4
2
1
―
―
―
7
12%
22
75
3
48.7%
七峡小
48
5
5
2
1
0
0
13
27%
22
74
3
25.9%
六日小
29
4
0
1
0
0
0
5
17%
22
42
2
38.2%
西尾久
57
7
4
0
11
19%
22
114
5
47.1%
253
25
13
4
43
17%
22
398
18
42.1%
合計
―
―
1
―
0
0
平成27年7月分
クラブ名
学童クラブ
在籍数
延長利用児童数
1年
2年
3年
4年
5年
6年
延長利用
登録率
計
延長利用
実施日数
延長利用
延人数
平均
利用人数
利用率
二瑞小
60
5
2
0
―
―
―
7
12%
22
83
4
53.9%
四峡小
59
4
2
1
―
―
―
7
12%
22
64
3
41.6%
七峡小
48
5
5
2
1
0
0
13
27%
22
69
3
24.1%
六日小
29
4
0
1
0
0
0
5
17%
22
33
2
30.0%
西尾久
57
8
4
0
12
21%
22
122
6
46.2%
253
26
13
4
44
17%
22
371
17
38.3%
合計
―
―
1
―
0
0
資料4-4 P.13
5
総合プランのプログラム内容
二瑞小
曜日
出席人数
時間
放課後子ども教室 45
14:00 ∼
学童 48
15:00∼
月曜 合計 93
16:00∼
体育館
前半 低学年
ドッヂビー
後半 高学年
バドミントン
校庭
雨のため
使用なし
にこにこルーム
学習
ぬりえ
トランプ
野球盤
読書
将棋
17:00∼
クラブ室
14:00 ∼
学童 40
15:00∼
火曜 合計 97
16:00∼
学童 51
15:00∼
水曜 合計 115
16:00∼
サッカー
前半 低学年
バドミントン
ドッジボール
一輪車
後半 高学年
竹馬
バスケットボール
野球
学習
ぬりえ
トランプ
野球盤
読書
将棋
学習
読書
ぬりえ
お絵かき
おりがみ
学童 46
15:00∼
木曜 合計 95
16:00∼
前半 低学年
ボールあそび
後半 高学年
バドミントン
雨のため
使用なし
学習
ぬりえ
トランプ
野球盤
読書
将棋
学童 48
15:00∼
金曜 合計 97
16:00∼
前半 低学年
ドッジボール
後半 高学年
バスケットボール
雨のため
使用なし
学習
ぬりえ
トランプ
野球盤
読書
将棋
学習
読書
ぬりえ
お絵かき
おりがみ
学童 9
9:00∼
合計 13
10:00∼
ダンス教室
サッカー
バドミントン
一輪車
竹馬
野球
学習
ぬりえ
トランプ
野球盤
読書
将棋
12:00∼
延長保育
受付
読書
使用なし
15:00∼
学習
読書
ぬりえ
お絵かき
おりがみ
学童保護者会
昼食
13:00∼
14:00∼
ラッキーパズル検
定・大型積木
ツイスター
カプラ
プラレール
ままごと
学習
読書
ぬりえ
お絵かき
おりがみ
おやつ
11:00∼
土曜
一輪車
竹馬
なわとび
バドミントン
延長保育
18:00∼
8:30∼
ラッキーパズル検
定・大型積木
ツイスター
カプラ
ままごと
おやつ
17:00∼
放課後子ども教室 4
一輪車
竹馬
なわとび
バドミントン
延長保育
18:00∼
14:00 ∼
ラッキーパズル検
定
大型積木
ツイスター
プラレール
ままごと
学習
読書
ぬりえ
お絵かき
おりがみ
おやつ
17:00∼
放課後子ども教室 49
一輪車
竹馬
なわとび
バドミントン
延長保育
18:00∼
14:00 ∼
ラッキーパズル検
定・大型積木
カプラ
プラレール
ままごと
おやつ
17:00∼
放課後子ども教室 49
一輪車
竹馬
なわとび
バドミントン
延長保育
18:00∼
14:00 ∼
ピロティ
おやつ
17:00∼
放課後子ども教室 64
ラッキーパズル検
定
ツイスター
カプラ
プラレール
ままごと
学習
読書
ぬりえ
お絵かき
おりがみ
18:00∼
放課後子ども教室 57
プレイルーム
受付
サッカー
バドミントン
一輪車
読書
読書
あやとり
おりがみ
おやつ
ボードゲーム 等
16:00∼
資料4-4 P.14
ボールあそび
ドンジャラ
一輪車
竹馬
なわとび
バドミントン
四峡小
曜日
出席人数
時間
放課後子ども教室 63
14:00 ∼
学童 53
15:00∼
月曜 合計 116
16:00∼
体育館
4:00∼4:45
ボールあそび
フラフープ
バドミントン
校庭
雨のため
使用なし
にこにこルーム
ボールあそび
17:00∼
クラブ室
14:00 ∼
学童 56
15:00∼
火曜 合計 116
16:00∼
おやつ
延長保育
ボールあそび
フラフープ
バドミントン
ボールあそび
一輪車
固定遊具
虫取り
ボールあそび
17:00∼
学童 52
15:00∼
水曜 合計 123
16:00∼
おやつ
延長保育
ボールあそび
フラフープ
バドミントン
雨のため
使用なし
ボールあそび
17:00∼
14:00 ∼
学童 52
15:00∼
木曜 合計 123
16:00∼
おやつ
延長保育
使用なし
雨のため
使用なし
ボールあそび
17:00∼
おやつ
延長保育
放 課 後 子 ど も 教 室
14:00 ∼
67
15:00∼
金曜 合計 120
16:00∼
使用なし
ボールあそび
一輪車
固定遊具
虫取り
ボールあそび
17:00∼
8:30∼
学童 6
9:00∼
合計 13
10:00∼
宿題
本読み
ブロック
カードゲーム
本読み
工作
おやつ
18:00∼
放課後子ども教室 7
宿題
本読み
ブロック
カードゲーム
本読み
工作
18:00∼
学童 53
宿題
本読み
ブロック
カードゲーム
本読み
工作
18:00∼
放課後子ども教室 71
宿題
本読み
ブロック
カードゲーム
本読み
工作
18:00∼
放 課 後 子 ど も 教 室
14:00 ∼
71
宿題
本読み
ブロック
カードゲーム
本読み
工作
18:00∼
放課後子ども教室 60
プレイルーム
延長保育
ボールあそび
学習
本読み
工作
昼食
昼食
ボールあそび
本読み
工作
11:00∼
土曜
12:00∼
使用なし
13:00∼
14:00∼
15:00∼
16:00∼
ドッジボール
サッカー
鬼ごっこ
虫取り
資料4-4 P.15
おやつ
ボードゲーム 等
使用なし
七峡小
曜日
出席人数
時間
体育館
4:00∼4:45
校庭
放課後子ども教室 100 14:00 ∼
学童 40
15:00∼
月曜 合計 140
16:00∼
雨のため
使用なし
サッカー
にこにこルーム
制作
学習
ぬりえ
折り紙
17:00∼
クラブ室
ジェンガ
将棋
ぬりえ
マンカラ
ボードゲーム
14:00 ∼
学童 42
15:00∼
火曜 合計 116
16:00∼
放課後子ども教室 87
延長保育
タスケ
ドッジボール
サッカー
鬼ごっこ
虫取り
タスケ
制作
読書
ぬりえ
おえかき
おやつ
18:00∼
延長保育
14:00 ∼
15:00∼
水曜 合計 134
16:00∼
雨のため
使用なし
ラケット競技
制作
読書
ぬりえ
おえかき
18:00∼
15:00∼
木曜 合計 111
16:00∼
ボードゲーム
雨のため
使用なし
野球・キックベース
制作
読書
ぬりえ
おえかき
ジェンガ
将棋
人生ゲーム
ぬりえ
ボードゲーム
17:00∼
おやつ
18:00∼
延長保育
放課後子ども教室 75
14:00 ∼
学童 44
15:00∼
金曜 合計 119
16:00∼
ドッジボール
タスケ
ドッジボール
サッカー
鬼ごっこ
虫取り
制作
読書
ぬりえ
おえかき
ジェンガ
将棋
人生ゲーム
ぬりえ
マンカラ
17:00∼
おやつ
18:00∼
延長保育
放課後子ども教室 12
8:30∼
学童 7
9:00∼
合計 19
10:00∼
12:00∼
工事のため
使用なし
使用なし
13:00∼
14:00∼
15:00∼
16:00∼
ブロック
LaQ
レゴ
プラレール
人形あそび
ブロック
LaQ
レゴ
プラレール
人形あそび
学習
ジェンガ
将棋
人生ゲーム
ぬりえ
マンカラ
11:00∼
土曜
チャレンジタイム
ブロック
LaQ
レゴ
プラレール
人形あそび
延長保育
14:00 ∼
学童 42
ジェンガ
ブロック
LaQ
レゴ
プラレール
人形あそび
おやつ
17:00∼
放課後子ども教室 69
ジェンガ
将棋
人生ゲーム
マンカラ
ボードゲーム
17:00∼
学童 47
ブロック
LaQ
レゴ
プラレール
人形あそび
おやつ
18:00∼
放課後子ども教室 74
プレイルーム
昼食
ビデオタイム
ボードゲーム
ドッジボール
サッカー
鬼ごっこ
虫取り
資料4-4 P.16
おやつ
ボードゲーム等
使用なし
六日小
曜日
出席人数
放課後子ども教室 38
時間
体育館
校庭
テニス教室
雨のため
使用なし
14:00 ∼
クラブ室
学童 25
15:00∼
月曜 合計 63
16:00∼
人形あそび
ドンジャラ
読書
将棋
制作
17:00∼
おやつ
18:00∼
延長保育
放課後子ども教室 44
14:00 ∼
学童 24
15:00∼
火曜 合計 68
16:00∼
放課後子ども教室 19
学童 24
水曜 合計 43
放課後子ども教室 39
サッカー教室
サッカー
バレーボール
一輪車
人形あそび
おままごと
読書
将棋
制作
17:00∼
おやつ
18:00∼
延長保育
14:00 ∼
15:00∼
16:00∼
サッカー
色鬼
バスケット
大縄
ドッジボール
雨のため
使用なし
人形あそび
おままごと
読書
将棋
制作
17:00∼
おやつ
18:00∼
延長保育
14:00 ∼
学童 24
15:00∼
木曜 合計 63
16:00∼
人形あそび
ドンジャラ
読書
将棋
制作
17:00∼
おやつ
18:00∼
延長保育
放課後子ども教室 33
14:00 ∼
学童 24
15:00∼
金曜 合計 57
サッカー教室
使用なし
一輪車
16:00∼
人形あそび
おままごと
ドンジャラ
読書
制作
17:00∼
おやつ
18:00∼
延長保育
放課後子ども教室 3
8:30∼
学童 5
9:00∼
合計 8
使用なし
雨のため
使用なし
ランチルーム
学習
レゴ
ゲーム盤
トランプ
買い物ごっこ
学習
学習
レゴ
ゲーム盤
トランプ
買い物ごっこ
学習
学習
レゴ
ゲーム盤
トランプ
買い物ごっこ
ブロック
LaQ
レゴ
プラレール
人形あそび
ワールドルーム
テニス教室
風船バレー
学習
学習
レゴ
ゲーム盤
トランプ
買い物ごっこ
学習
学習
レゴ
ゲーム盤
トランプ
買い物ごっこ
学習
学習
将棋教室
受付
人形あそび
ドンジャラ
10:00∼
ロッカールーム
学習
11:00∼
土曜
12:00∼
使用なし
昼食
13:00∼
14:00∼
サッカー
15:00∼
うんてい
16:00∼
人形あそび
おままごと
おやつ
読書 等
資料4-4 P.17
使用なし
使用なし
受付
学習
尾久六小(西尾久学童クラブとの連携型)
放課後子ども教室
曜日
出席人数
体育館
校庭
放課後子ども教室 68 14:00 ∼
雨のため
使用なし
15:00∼
月曜 学童 39
16:00∼
使用なし
17:00∼
多目的室
ボードゲーム
カードゲーム
読書 等
学習
ぬりえ・人生ゲーム
レゴ・けん玉 等
ふれあい館利用
テーブル卓球大会
おやつ
制作
ボーリング
読書
18:00∼
放課後子ども教室 74
延長保育
14:00 ∼
15:00∼
火曜 学童 46
使用なし
水曜 学童 54
放課後子ども教室 73
木曜 学童 42
放課後子ども教室 67
七夕紙芝居
16:00∼
バドミントン
サッカー
読み聞かせタイム
おやつ
17:00∼
バスケットボール
制作
ボーリング
読書
延長保育
14:00 ∼
15:00∼
ダンスサークル
ドッヂビー
16:00∼
ダンスサークル
サッカー
雨のため
使用なし
土曜
おやつ
18:00∼
延長保育
14:00 ∼
15:00∼
バドミントン
サッカー
16:00∼
バスケットボール
雨のため
使用なし
ボードゲーム
カードゲーム
読書
学習
制作 等
学習・ぬりえ
人生ゲーム・レゴ 等
ふれあい館利用
おやつ
17:00∼
ボーリング
読書
18:00∼
延長保育
14:00 ∼
16:00∼
スポッチャクラブ
サッカー
一輪車
ボードゲーム
カードゲーム
読書
学習
制作 等
ジャングルジム
学習
ぬりえ・人生ゲーム
レゴ・けん玉 等
ふれあい館利用
おやつ
ボーリング
読書
18:00∼
延長保育
8:30∼
読書
9:00∼
学童 12
学習
ぬりえ・人生ゲーム・レ
ゴ
ふれあい館利用
ボーリング
読書
17:00∼
放課後子ども教室 32
ボードゲーム
カードゲーム
読書
学習
制作 等
17:00∼
15:00∼
金曜 学童 49
学習
ぬりえ
ボードゲーム
カードゲーム
読書 等
18:00∼
放課後子ども教室 78
西尾久
学童クラブ
時間
10:00∼
サッカー
一輪車
11:00∼
バスケットボール
12:00∼
使用なし
ボードゲーム
カードゲーム
読書
学習
制作 等
学習
昼食
昼食
13:00∼
ボードゲーム
カードゲーム
読書
学習
制作 等
14:00∼
15:00∼
16:00∼
資料4-4 P.18
学習
ぬりえ・人生ゲーム
レゴ。けん玉 等
ふれあい館利用
ぬりえ・人生ゲーム
レゴ・けん玉 等
ふれあい館利用
おやつ
読書
けん玉 等
第3章
1
試行実施事業の検証・評価
放課後子ども教室機能の確保【検証項目1】
【事業目的と内容】
○全ての児童を対象に、さまざまな体験プログラムを提供することで、次代を担う人材育
成を図る。日々のプログラムについては、実施の目的を意識して企画・運営を行う。
○登下校の安全を確保するため、ランドセル置き場をつくり、学校から一度家に帰ること
なく利用できる環境を整えるとともに、特に低学年児童については、授業の時間割を把
握する等により、来室の安全を把握・管理する。
○校庭を使った遊びが多いこと、帰宅時の安全確保や、家庭での時間を大切にすることも
考慮し、午後5時までの利用時間とする。
○放課後子ども教室は、学童クラブとは異なり児童の自由な活動の見守りを主眼とするた
め、事業目的を明確にして運営を行う。
(1)次代を担う人材を育成するという役割を果たしているか
検証
○次代を担う人材を育成するため、施設を工夫して活用し、目的をもってプログラムを企
画・運営している。また、季節行事を取り入れる等、飽きさせない工夫をしている。
<具体的なプログラム内容>
①目的別実施状況
・個人の技術向上を目的とするプログラムを実施(ダンス、制作、テニス、バドミントン、
なわとび、一輪車、各種検定等)
・児童が団体で協力して取り組むことで社会性を育むプログラムを実施(ドッジボール、野
球、サッカー、ダンス、プラレール遊び、ブロック遊び、大型積木、大縄跳び、ミニ運
動会、避難訓練等)
・ルールや作成手順を理解している年長児童が年少児童に手ほどきをすることで人間形成
を育むプログラムを実施(ダンス、制作、子ども会議、歓迎会、折り紙教室、将棋、オセ
ロ等)
②分野別実施状況
・芸術(手芸(しぼり染め)、各種制作(ストロービーズ、プラ板、ブーメラン、母の日の
プレゼント、季節行事制作等)、折り紙教室、レゴ、カプラ、ブロック)
・伝統・文化(将棋教室、竹馬、千羽鶴制作、あやとり、ドンジャラ)
・スポーツ(ダンス、運動会、わなげ、ドッジボール、テニス、サッカー、野球、キック
ベース、一輪車、ドッヂビー、フラフープ、バドミントン)
・学習(宿題タイム、読書)
・体験(科学実験、クッキング、子ども会議、虫取り、各種検定)
資料4-4 P.19
③学校別実施状況
実施校名
二瑞小
四峡小
七峡小
六日小
尾久六小
特色あるプログラム内容
ダンス教室、ドッジボール、制作(ストロービーズ)、映画会、避
難訓練、竹馬、なわとび、バドミントン、ラッキーパズル検定、
千羽鶴制作、野球盤、大型積木、カプラ、ツイスター、ドンジャ
ラ、低学年ドッジビー、竹ダンス、七夕行事
一年生歓迎会、ミニ運動会、制作(風船ムニュムニュ、プラ板)
避難訓練、子ども会議、ドッジボール、フラフープ、バドミント
ン、一輪車、読書
手芸(しぼり染め)、クッキング(プリン、みたらし団子)、科学タ
イム(液体実験)、親子交流プログラム(ゲーム、ドッジボール)
わなげ大会、じゃんけん大会、避難訓練、将棋、サッカー、ドッ
ジボール、野球、一輪車、タスケ、折り紙、カプラ、ボードゲー
ム、LaQ、ツイスター
クッキング(ピザ)、避難訓練、テニス教室、にこ学 FC、制作(ア
イロンビーズ、びっくりへび、母の日、ブーメラン)、将棋、ドミ
ノ、オセロ、一輪車、バスケットボール、サッカー、バレーボー
ル、うんてい、風船バレー、大縄跳び、折り紙教室
クッキング(おもちパン)、読み聞かせ、なぜなにタイム、映画会、
ゴミ0運動、記録会(大縄、紙飛行機など)、ミニチャレ(空缶積
み、おはじきつかみ)折り紙検定、将棋タイム、ハンドメイドク
ラブ、トレーニングキッズ、制作(時間割表、メモホルダー)
★にこすクラブ(西尾久学童クラブとの連携プログラム)
○事業に対する利用者の反応
・児童の 80.0%が「楽しい」と感じている。
・保護者の 91.1%が事業内容に「満足」している。
*児童の様子
・児童の 80.0%が「楽しい」と感じている。
資料4-4 P.20
*保護者の満足度
・保護者の 91.1%が事業に「満足」している。
どちらかというと不満
<保護者としてにこにこすくーるの事業に満足しているか>
6.7%
不満 1.1%
未回答 1.1%
満足
どちらかというと満足
48.0%
43.1%
プログラムが多彩である
満足の理由
(回答 2つまで、回答者数
9.1%
338人)
その他
0.8%
学校内にあり安心・安全である
50.9%
学童の児童や
異学年の児童と
交流できる
16.7%
地域の人と触れ合うことが
できる 0.5%
経済的負担が
かからない
15.2%
保護者が自分の時間を
確保できる 6.9%
○満足とする主な理由として、
「学校内にあり安心・安全である」
(50.9%)、
「学童児童や異
学年の児童と交流できる」(16.7%)、「経済的負担がかからない」(15.2%)、「プログラムが
多彩である」(9.1%)、「保護者が自分の時間を確保できる」(6.9%)であった。
評価
○これまで実施してきている放課後子ども教室のプログラムを、さらに充実させるために、
多種多様な体験なメニューを用意するほか、実施回数も増やす工夫をしている。
○プログラムの実施においては、異学年交流を意識して運営し、社会性を育む機会を設け
ている。
○利用者の事業に対する満足度も、児童・保護者もともに高い。
○質・量ともに充実を図っており、アンケートの満足とする理由においてもプログラムが
多彩であることが理由として挙げられる等、利用者の評価も得ているため、引き続き充
実していくことで、次代を担う人材育成の役割が果たせることが見込まれる。
○今後は、長期休業中など、長い時間をかけることができる機会をとらえ、外部の講師等
を活用したより専門性の高いプログラムを実施していくことが期待される。
(2)放課後の安全な居場所を提供するという役割を果たしているか
検証
○放課後に学校外に移動することなく自校内で安全に過ごすことができる居場所を確保し
ている。
資料4-4 P.21
○ランドセル置き場や活動室等、十分な広さをとっているほか、学校と調整の上、体育館
や校庭等、複数の活動場所が選択できる環境を整えている。
<主な活動場所>
実施校
主な活動場所
二瑞小
にこにこルーム、プレイルーム、校庭、体育館、
ピロティ
四峡小
トレーニングルーム(にこにこルーム)、
プレイルーム、校庭、体育館
七峡小
にこにこルーム、プレイルーム、体育館、校庭
六日小
ランチルーム、ワールドルーム、ロッカールーム、
校庭、体育館
尾久六小
多目的室、体育館、校庭、パソコンルーム
○満足の理由として、50.9%の保護者が、
「学校内にあり安全である」ことを理由としてあ
げている。
○一方で、
「学校から家に一度帰ってからの利用ができない」ということが不満という意見
もある。
評価
○アンケート結果から、放課後子ども教室の安全面が利用者から評価されていることがわ
かり、放課後の児童の安全な居場所の確保という事業の役割を果たすことができている
と評価できる。
○利用児童数の推移を注視しつつ、引き続き、学校内の安全な活動場所を確保に努めてい
く必要がある。
○保護者から「放課後子ども教室を、学校から一度家に帰ってから利用したい」との意見
もあるが、行き帰りの児童の安全面や有事の際の居所把握を考慮すると、現行の「授業
終了後そのまま利用」を継続することが望ましい。
(3)異学年交流や地域の大人との交流を図ることができているか
検証
○異学年交流を図るためのプログラムの実施状況
・一年生歓迎会やじゃんけん大会などのプログラムを行っている。
・じゃんけん大会は年齢に関係のない内容のため、低学年も参加しやすく、学年の垣根
なく遊んでいる様子が見られる。
・制作プログラムでは、高学年が低学年に作り方を教える様子が見られる。
・共通プログラムの実施により、学童クラブ利用児童との交流も促進されている。
○異学年交流における安全配慮
・ドッジボール等は、必要に応じて低学年・高学年に分かれて実施するなど、体格の違
資料4-4 P.22
う異学年が一緒に遊ぶ上での安全配慮を行っている。
○地域や保護者との交流を図るためのプログラムの実施状況
・制作等を中心に、地域の事業協力員の協力により運営しているプログラムがある。
・親子交流プログラムでは、総合プランの見学と地域交流を兼ねて開催している。
・開設間もない放課後子ども教室の中では、地域の大人との交流事業の開催実績がまだ
少ない施設もある。
・地域の文化祭や子どもまつりなどに参加するなど、地域にとけこむ努力をしている。
<地域交流・異学年交流事業の実施状況>
実施校名
プログラム内容
二瑞小
ドッジボール、制作
四峡小
一年生歓迎会、制作
七峡小
親子交流プログラム、じゃんけん大会
六日小
尾久六小
地域文化祭に出品する作品作り、
テニス教室、将棋教室、制作
ゴミ 0 運動、ハロウィンパレード、地域施設との
交流、制作、公園あそび
○保護者の満足度
保護者の 91.1%が事業に「満足」しており、満足としている理由のうち、「学童の児童
や異学年の児童と交流できる」は「学校内にあり安心・安全である」に次いで2番目に
多い。
○指導員からのは、
「両事業の児童が一緒に遊ぶ機会が増え、事業や学年の垣根なく遊んで
いる。」という意見がある。
評価
○地域の方に事業協力員として事業運営のサポートを得て、制作活動を行うほか、外部の
指導員を招いてのテニス教室等を実施するなど工夫を凝らしており、地域の大人との交
流が図られている。
○日常的に異学年交流を意識した運営を行っており、利用者からも異学年交流や学童児童
との交流について、評価を得ている。児童が家庭の状況に関係なく、垣根なく誰とでも
遊べる環境となったことは総合プランの成果である。
○地域との交流については、実施のない施設もあるため、今後地域間で実施方法や事業協
力員の獲得策について情報共有を図るなど、努力が必要である。
資料4-4 P.23
(4)体験プログラムの内容は適切であるか
検証
○体験プログラムについては、各校で工夫を凝らして企画・実施している。
○ダンスなどの運動系プログラムや、クッキングや実験などを取り入れたプログラムを行
っている。
○プログラムの企画にあたっては、目的を意識するとともに、季節行事や大会・検定を取
り入れる等、飽きさせない工夫をしている。
○学童クラブのおやつ時間によりプログラムが中断されることがないため、外遊びでのド
ッジボールの試合など、時間におわれることなく取り組むことができるようになった。
○子どもたちからは、「長く遊べて楽しい、よかった」などの意見がある。
<特色あるプログラム>
分野
実施プログラム(主な実績)
芸術
・手芸(しぼり染め)
・各種制作(ストロービーズ、プラ板、ブーメラン、母の
日のプレゼント、季節行事制作等)
・折り紙教室
・レゴ
・カプラ
・ブロック
スポーツ
・ダンス
・運動会
・わなげ
・ドッジボール
・テニス
・サッカー
・野球
・キックベース
・一輪車
・ドッヂビー
・フラフープ
・バドミントン
伝統・文化
・将棋教室
・竹馬
・千羽鶴制作
・凧あげ
・あやとり
・昔遊び(こま、けん玉)
学習
・自主学習(宿題タイム)
・読書
資料4-4 P.24
体験学習
・科学実験
・クッキング
・子ども会議
・虫取り
・各種検定
○今後増やしてほしいプログラムとして、「スポーツ」(37.4%)が一番多く、次に「音楽」
(18.6%)、「芸術」(17.9%)となっている。
○校庭等の状況にもよるが、「外遊びが少ない」との意見もある。
評価
○活動する時間をより多く確保できるため、実施できるプログラムの幅が広がっている。
○保護者の 91.1%が事業に「満足」しており、満足とする理由においても「プログラムが
多彩であること」があげられ、体験の機会の提供という役割を果たせている。
○「外遊びが少ない」との声も一部あるため、ニーズに即したプログラムの実施に向けて、
施設間での情報共有や研修などを活用し、さらなる充実の努力をしていく必要がある。
凧作り体験
プラレールであそぼう
資料4-4 P.25
2
学童クラブ機能の確保【検証項目2】
【事業目的と内容】
○保護者への就労支援をより強化するため、利用時間を午後 7 時までに延長した。
○児童の健全育成が適切な環境下でなされるよう、子ども・子育て支援新制度により法定
化された設備・運営の基準を遵守した運営を行う。
○総合プランになっても、生活の場としての機能を確保し、個別対応を継続した。
○一体型の運営として活動場所にも配慮し、体験プログラムに参加しやすい環境を整えた。
○時間に追われることなくのびのびと外遊び等ができるよう、おやつ・補食の時間につい
て午後 5 時とした。
(1)設備・運営基準に基づく運営がされているか
検証
区条例に定める学童クラブの設備・運営基準の主な内容及びその実施状況は下表のとお
りである。
<主な基準の内容と実施状況>
基準の内容
実施状況
ア
遊び・生活の場としての機能、静養する
ための機能を備えた専用区画を設置し、
区画の面積は、児童一人につき、おおむ
ね 1.65 ㎡とする。
全ての実施校において、一人 1.65 ㎡以上
の面積が確保されていた。
・二瑞小:1.97 ㎡/人
・四峡小:1.97 ㎡/人
・七峡小:2.41 ㎡/人
・六日小:4.57 ㎡/人
・西尾久学童:1.70 ㎡/人
イ
放課後児童支援員を、支援の単位ごとに
2人以上配置する(うち1人を除き、補
助員の代替可)。また、放課後児童支援員
は、保育士、社会福祉士等であって、都
道府県知事が行う研修を修了したものと
する。
一の支援の単位を構成する児童の数(集
団の規模)は、おおむね 40 人以下とする。
全ての実施校において、支援の単位ごとに
2人以上の職員が配置されていた。
資格証の確認を行い、資格要件も適正であ
った。
ウ
全ての実施校において、1支援の単位あた
りの児童数は 40 名以下であった。
・二瑞小:59 名(2 単位)
・四峡小:64 名(2 単位)
・七峡小:48 名(2 単位)
・六日小:30 名(1 単位)
・西尾久学童:59 名(2 単位)
資料4-4 P.26
エ
オ
開所時間は、学校休業日は1日8時間以
上、それ以外の平日は1日3時間以上を
原則とする。開所日数は、原則として年
間250日以上とする。
全ての実施校において、基準以上の開所が
されていた。
・平日:放課後∼午後 7 時
・学校休業日:午前 8 時 30 分∼午後 7 時
・開所日数:315 日(予定)
非常災害対策、虐待等の禁止、秘密保持、 全ての実施校において、運営規程で定める
事故発生時の対応等の実施
とともに訓練・情報共有がなされていた。
※参考データ
実施校名
二瑞小
四峡小
七峡小
六日小
西尾久学童
面積(㎡)
116.79
126.26
115.83
137.30
100.54
登録児童(定員)
59(60)
64(60)
48(60)
30(60)
59(60)
(平成 27 年 4 月 1 日現在)
1 人当たりの面積(定員換算)
1.97(1.95)
1.97(2.10)
2.41(1.93)
4.57(2.28)
1.70(1.67)
評価
○十分な活動面積を有し、適正な児童数及び職員配置を保つ等、設備・運営基準に基づく
運営がなされており、学童クラブの「生活の場」としての機能を十分に備えていると評
価できる。
○アンケートの自由意見として「学童クラブの部屋は、静かに過ごす部屋として、体を動
かす部屋と分けて、安心して過ごせる環境を用意してほしい」などの保護者の意見もあ
る。使用状況や活動内容をみながら、学童クラブ室は静かに過ごせるよう、子どもの活
動内容や体調にあわせた配慮や工夫をしていくことがより求められる。
(2)生活の場としての機能の確保ができているか
検証
①社会性や基本的生活習慣を身に付けるための取組
・来室時や帰宅時のあいさつを、指導員から積極的に行い、見本を示している。
・来室時や外遊び後の手洗いの励行、うがいの声掛けを行っている。
・脱いだ靴をそろえる等基本生活習慣の徹底を行っている。
・集団生活(活動)のルールを守る等の取り組みを行っている。
・児童もそのような習慣が身についてきていると指導員から報告がある。
主な取り組み
取り組みの成果
・来室時等のあいさつの奨励
・挨拶をすることが身についてきてい
・手洗いや、うがいなど基本的生活習 る。
慣の徹底
・来室時や外遊びの後には手洗いうがい
・帰りの会でのルールの確認、児童か をする習慣が身についてきている。
らの良かったこと悪かったことの発表 ・ルールの確認、児童の相互理解が進み
相手を思いやる気持ちが育まれている。
資料4-4 P.27
②きめ細かな個別対応の実施
実施している主な個別対応
ア
イ
ウ
エ
連絡帳等によるきめ細かな生活支援
や体調にあわせた配慮
出欠管理や帰宅指導等による綿密な
安全確保
おやつ・補食の時間を利用した家庭
的雰囲気の醸成
総合プランでの実施状況
継続実施
継続実施
午後 5 時以降は、たくさん体を動かした後
のクールダウンの時間とするとともに、一
日の振り返りをし、落ち着いて過ごすこと
で家庭へつなぐ時間とし、これまで以上に
落ち着いた環境となっている
誕生日会や個人面談等の学童クラブ
継続実施
独自の事業の実施
○事業に対する利用者の反応
・児童の 91.4%が「楽しい」と感じている。
・保護者の 81.0%が「満足」と感じている。
*児童の様子
・児童の 91.4%が「楽しい」と感じている。
資料4-4 P.28
*保護者の満足度
・保護者の 81.0%が事業に「満足」している。
<保護者として学童クラブの事業に満足しているか>
どちらかというと不満
10.3%
不満 6.0%
未回答 2.6%
満足の理由
満足
どちらかというと満足
42.2%
38.8%
にこすくのプログラムに
参加できる 4.5%
(回答 2つまで、回答者数 94人)
学校内にあり安心・安全である
41.6 %
にこすくや
異学年の児童と
交流できる
11.2%
地域の人と触れ合うことが
できる 2.2%
その他
2.8%
保護者が安心して
就労できる
36.5 %
保育料の額
1.1%
○満足とする主な理由として、
「学校内にあり安心・安全である」
(41.6%)、
「保護者が安心
して就労できる」
(36.5%)、
「にこにこすくーる児童や異学年の児童と交流できる」
(11.2%)、
「プログラムに参加できる」(4.5%)であった。
○不満の理由の「その他」が 34.0%であるが、その中には、
「にこにこすくーるが優先され
ていると感じる」といった意見もある。
評価
○総合プランになっても、これまで実施してきた学童クラブとしてのきめ細かな個別対応
資料4-4 P.29
を継続しており、事業運営に係る利用者の評価も得ている。
○保護者が安心して就労できると感じており、就労支援としての役割を果たせている。
○満足している理由として、「学校内にあり安心・安全である」こと、「放課後子ども教室
(にこにこすくーる)児童と交流できる」こと、
「プログラムに参加できる」ことなどが
あげられており、
「自校内で安全に活動、交流促進、人材育成」という総合プランの役割
を果たせていると評価できる。
○「にこにこすくーるが優先されていると感じる」とするその他の意見を真摯に受けとめ、
総合プランの事業目的について、より丁寧に説明し、利用者の理解を深めていく必要が
ある。
○共通プログラムを実施する中においても、学童クラブが「家庭の代わり」であるという
役割を意識し、これまで以上に丁寧な個別対応を行っていく必要がある。
(3)おやつ・補食の提供時間や内容等は適切か
検証
<保護者の意見と児童の意見>
○利用者アンケートの結果、おやつの提供時間について、「遅い」が 79.3%、「丁度良い」
が 17.2%となっている。
○理由としては、「夕食に影響がでてしまう」58.7%が一番多く、そのうち、「夕飯を食べ
る量が少なくなった」児童の割合は 37.0%となっている。
<17時のおやつの提供時間についてどう思うか>
回答
割合
早い
0
0.0%
遅い
92
79.3%
丁度良い
20
17.2%
未回答
4
3.4%
遅いと思う理由
夕食に影響が出てしまう
おやつの時間までに
お腹が空いてしまう
その他
58.7%
28.3%
13.0%
遅いと回答のうち、児童の反応
夕食を食べる量が
少なくなった
37.0%
以前と変わらない
32.6%
その他
未回答
3.3%
27.2%
○保護者の意見として、「以前の時間に戻してほしい」との意見がある一方で、「おやつの
リズムをつかめてきたので丁度いい」
「帰宅時間が遅いので(午後5時の提供は)ありが
たい」などの意見もある。
○一方で、指導員による児童へのヒアリングでは、「おやつを食べる時間がもったいない」
「たくさん遊べるからいい」「量が減ったのでお腹がすく」という意見がある。
○おやつの提供時間が「遅い」と回答した 79.3%のうち、学童クラブ事業の内容に「満足・
どちらかといえば満足」が 80.4%となっている。
○子どもたちからは、「おやつの時間がもったいない」「たくさん遊びたい」などの意見も
ある。
資料4-4 P.30
学童クラブ事業に
<指導員の意見>
○指導員のヒアリングにおいては、
「午後5時以降の提供になり落ち着いて準備・提供がで
きるようになった」との意見がある。
○これまでは、おやつの時間になると遊びの途中に児童を呼び戻している状況であったた
め、子どもたちからは、
「ゆっくり遊びたい」等の意見があったが、おやつ・補食の提供
時間を午後 5 時としたことで、「のびのびと遊んでいる様子が見られる」と報告がある。
○時間が変更になったことにより、学童によっては、夕食に影響が無いように、おやつを
補食としてのメニュー内容にするなど、工夫して対応している。
評価
○おやつ・補食については、継続した活動時間を確保し、実施できるプログラムの幅を広
げるため、また、一日の振り返りをし、ゆったりした環境で家庭につなぐ時間とするた
め、午後 5 時の提供としたが、「遅い」と感じている保護者が 79.3%と多いことは、大
きな課題であり、真摯に受けとめる必要がある。
○指導員は、運営時間中に児童の最も身近にいる存在であり、児童の状況をきめ細かに把
握している者であるため、今後も意見交換をしながら、おやつ・補食の提供について、
検討を重ねていく必要がある。
○また、保護者アンケートの自由意見欄等を見ると、提供時間変更の趣旨について、説明・
理解が十分でなかったことが想定される。正確に目的と内容、現状を理解してもらえる
よう、丁寧に説明していく必要がある。
○おやつ・補食の提供時間は、午後5時では遅いと感じるが、各学校施設の使用可能時間
等に応じたプログラムに合わせて、提供時間を考えてもいいのではないか。
○おやつ・補食の提供方法等については、運営上の課題として今後も検討を継続すること
が必要であると考える。その際には、原則は午後 5 時とした上で、児童の遊びの時間の
連続性を確保することや実施校ごとの条件も視野に入れることが重要である。
資料4-4 P.31
3
放課後子ども教室と学童クラブの連携【検証項目3】
【事業目的と内容】
○午後5時までの時間に実施する体験プログラムに、放課後子ども教室と学童クラブの児
童が一緒に参加し、交流できる機会を設ける。
○保護者の就労状況等の家庭の状況に関わらず、児童が事業の垣根なくのびのびと遊べる
環境を整える。
○放課後子ども教室と学童クラブの指導員が、相互に情報共有を図り、総合プラン全体を
みて仕事をすることで、指導の幅を広げる。
○共通プログラムの実施にあたっては、企画の段階から指導員が連携して実施する。
○放課後子ども教室は、家庭における児童の健全育成にも配慮し、午後5時までとした上
で、原則として自由な活動の見守りとする。また、学童クラブでは、小1の壁を解消す
るため、午後7時までの利用時間とし、おやつの提供や個別対応など、生活の場を確保
する。
(1)両事業が連携し、効果的に運営されているか
① 一体型総合プラン
検証
○両事業に参加する児童が、午後5時までの共通時間に、一緒になって活動するプログラ
ムが用意されており、異学年交流や地域との交流などが行われ、日々の活動において、
両事業の児童は垣根なくのびのびと遊んでいる様子が見られる。
○放課後子ども教室と学童クラブの職員が、事業全体をみて日々の運営を行っており、両
事業の児童の指導を行うなど、情報を共有しながら連携を図っている。
○指導員からのヒアリングでは、これまでの併設・一体的運営の際には、別々の事業であ
り運営も別々という認識だったが、総合プランになり、お互い情報を共有することがで
き、これまで以上に協力して運営することができるようになったとの声がある。
○複数の職員が、個々の得意分野を活かしプログラムの企画や子どもの対応をしている。
<保護者アンケートの結果>
○総合プランの活動について保護者全体の 61.8%が「良い取り組み」としており、「必要
ない」とした保護者は 4.7%であり少ない。
○一方で、保護者全体の 32.2%が「どちらともいえない」としている。
○学童クラブの保護者から、
「生活の場としての役割が低下したのではないか」との意見も
ある。
資料4-4 P.32
評価
○学童クラブの児童が共通プログラムに参加しやすい環境を整えたことで、児童の交流が
促進された。家庭の状況に関係なく、広くたくさんの児童が一緒に遊べるようになった
ことは、総合プランの成果と評価できる。
○放課後子ども教室の保護者よりも、学童クラブの保護者の方が、「良い取り組みである」
と回答した割合が低い理由としては、「にこにこすくーるが優先となっている感がある」
といった意見もあったことも勘案すると、総合プランの実施にあたり、区として「人材
育成のための共通プログラムの充実」に運営の比重を大きく置いたことが要因と考えら
れる。今後の課題として、子どもの個性や体調にあわせた「静」の環境にも、より配慮
していくなど、日々の運営面の改善を試みていく必要がある。
○指導員が担当児童だけを指導・見守るのではなく、全体をみて児童対応を行うようにな
り、より幅の広い視点で児童の指導ができるようになった。子どもにとっても、複数の
職員と関われることは、より児童の可能性を広げることに繋がると考えられる。
○保護者の 61.8%が「良い取り組み」であるとしており、
「必要ない」とした保護者は 4.7%
と極めて少なく、概ね問題ない。また、
「どちらともいえない」とする保護者も 32.2%と
多いため、理解を求めていく必要がある。
② 連携型総合プラン
検証
○尾久六にこにこすくーるは、近隣の西尾久学童クラブ(西尾久ふれあい館内)との連携型
の総合プランを実施している。
○学校授業日は、放課後に十分な活動時間が確保できないことから、4 月から夏休み前ま
での期間は、月に 1、2回程度、土曜日に、制作活動や遠足などの校外活動などの連携
事業を実施している。
資料4-4 P.33
○夏休み期間は、両事業の児童が一緒に活動する時間を確保できるため、水遊びや校外活
動を実施した。
○指導員のヒアリングにおいて、
「土曜日に事業を行うことで、土曜日の出席人数が昨年度
より増加した。」「児童の遊びの幅が広がり、普段の活動とは異なる表情が見られる」な
どの意見がある。
評価
○学校授業日については、放課後からの活動時間に制限があることから、移動に時間がか
かってしまうことを考慮して、土曜日を中心に連携事業を企画してきているが、安全面
を考えると、現状の実施方法が適切であると考える。
○今後、土曜日や長期休業中など比較的時間の取れる日に、連携する事業内容を企画する
ことで、安全に安心して連携した運営を行っていくことを期待する。
(2)両事業のニーズにあった対応をしているか
検証
<異なる点>
○放課後子ども教室は、放課後の安全・安心な「居場所」であり、学童クラブは、家庭的
な要素を持つ「生活の場」であるという事業の違いを念頭に、利用時間の見直しを行う
とともに、事業の違いを念頭に日々の運営を行っている。
・放課後子ども教室は、保護者の就労に関わらず利用でき、体験の場としての事業であ
るため、その役割は午後 5 時までの時間で十分に果たせるため、午後 5 時までの開所
としている。
・学童クラブは、保護者の就労により保育が必要な児童が利用をしており、午後 7 時ま
での開所とした。午後 5 時以降はおやつを食べ、ゆっくりと過ごし一日の振り返りを
する等、家庭につなぐ時間としている。
○事業の大きな違いとして、学童クラブは児童の出欠や生活面・体調等の相談を、連絡帳
を通して保護者と密に確認しあう等、きめ細かな個別対応を実施しているほか、専用室
や独自の事業、おやつの提供がある等、より家庭に近い環境となっている。
<共通する点>
○総合プランでは、放課後から午後 5 時までの間に両事業の児童が参加できる共通プログ
ラムを用意し、児童は自分の好きなプログラムに参加し、児童が自分自身でどのように
過ごすかを選択できるようになっている。
○両事業とも、児童の安全な放課後を目指すものであり、児童の垣根なくみんなと遊びた
いと感じている。
<保護者の反応>
○保護者アンケートの自由意見では、
「にこにこすくーると学童クラブの違いが判りづらい」
という意見や「学童クラブの生活の場としての役割が低下したのではないか」との意見
もある。
資料4-4 P.34
○「学童クラブは、家庭の代わりに安心して過ごせる場所で、学童クラブのニーズは学童
クラブで対応するべきである」との意見もある。
評価
○午後 5 時までの時間帯は体験活動ができ、外で思い切り体を動かす時間とし、学童クラ
ブの利用時間の延長も新たに開始するなど、以前より事業の違いを明確にしたものであ
る。ただし、この事業の違いについても、新たな事業に関する目的や趣旨の説明が十分
でなかったことが考えられるため、わかりづらいとの意見を真摯に受け止め、今後、情
報発信の仕方を検討する等、保護者にとってわかりやすい説明に努めていく必要がある。
○運営する指導員は、両事業の役割を明確にし、意識しながら日々の運営をしており、学
童クラブの児童の連絡帳での保護者とのきめ細かな情報共有や保護者会の実施、学童ク
ラブ独自の誕生会など、これまでと同様の学童クラブ事業についても、維持・継続して
いる。生活の場としての役割が低下したと感じられる方がいるという状況については、
前述のとおり、プログラムの充実に力を入れていることも要因と考えられるため、今後
の課題として、より学童クラブの家庭的雰囲気を大切にした運営に努めていく必要があ
る。
○放課後子ども教室については、学童クラブと連携して事業を行っており体験活動の場と
しての役割を十分に果たせている。
○保護者全体の 61.8%が、事業を一体的に運営する総合プランについて、「良い取り組み
である」としており、事業の制度設計自体に大きな問題はないものと評価できる。
受付の様子
宿題タイム
室内自由あそび
体育館あそび
資料4-4 P.35
4
開設時間について【検証項目4】
【事業目的と内容】
○放課後子ども教室は、安全な居場所、体験活動の場であり、家庭での時間を大切にする
という観点から午後 5 時までに見直しを図った。
○保護者の就労を支援し、共働き家庭児童の安全な環境を図るため、学童クラブについて
は、午後 7 時までの延長利用を開始した。
(1)開設日・開設時間は適切であるか(ニーズに適合しているか)
検証
<開設時間の状態>
○放課後子ども教室の開設時間
・学校授業日 放課後∼午後5時
・学校休業日 午前9時∼午後5時(土曜日を含む)
○六日小にこにこすくーるについては、平成 27 年度から開設時間を午前9時から午後6時
までを、午前9時から午後5時までに変更した。
○学童クラブの休業日は、日曜・祝日、年末年始であり、にこにこすくーるの休業日は、
日曜、祝日、年末年始のほか、入学式、卒業式等、学校と調整をして決めている。
○学童クラブの開設時間
・学校授業日 放課後∼午後5時、午後7時まで延長利用(就労要件有)
・学校授業土曜日 放課後∼午後5時
・学校休業日 午前9時∼午後6時、午後7時まで延長利用(就労要件有)
・学校休業土曜日 午前9時∼午後5時
・学校休業日 午前 8 時 30 分受入(就労要件有)
○学童クラブの延長利用
各学童クラブ登録児童のうち、17∼27%が午後7時まで延長利用の登録をしている。
<保護者の反応>
○放課後子ども教室の開設時間について、保護者アンケートでは、
「早い」との回答は 17.3%、
「遅い」との回答が 0.8%、「丁度よい」との回答が 80.9%であった。
○「遅い」と回答した 50%が帰り時間が心配なため、「早い」と回答したうちの 80%が仕
事の帰り時間とあわないためと回答している。
○学童クラブの延長利用(午後7時まで・お迎えを要件)については、
「助かった」等の声
があるが、利用者数は少ない。
○総合プランの学童クラブの利用要件が、保護者の就労が午後5時すぎまでの就労要件と
しているが、就労状況が要件に合わず、学童クラブを利用したかったが利用できなかっ
たので放課後子ども教室を利用しているといった声も寄せられている。
資料4-4 P.36
<にこにこすくーるの17時までの開設時間についてどう思うか>
未回答
1.1%
早い
17.3%
遅い
0.8%
丁度良い
80.9%
評価
○放課後子ども教室・学童クラブともに、開設日・開設時間に大きな不満はあがっていな
い。
○放課後子ども教室の開設時間について、アンケート結果からは、午後5時までの開設時
間について、80.9%が「丁度良い」と回答しており、適切な開設時間と評価できる。
○一方で、
「午後6時までに戻してほしい」という保護者の意見もあるが、学校からは、
「午
後5時で良いのではないか」という意見もある。
○冬場の午後6時となると暗くなり危険性も高くなることから、就労に関係なく利用でき
る放課後子ども教室については、自宅に保護者がいる家庭もあることから、家庭で夕飯
の支度を一緒に手伝うとか、宿題を見てもらう時間とすることも必要であり、家庭にお
ける児童の健全育成を図るためにも午後5時までとすることがふさわしいと考える。
○仕事の帰り時間を理由として、開設時間を早いとする回答があるものの、放課後子ども
教室は、全ての児童を対象に体験活動を行うこと目的とした事業であり、午後5時以降
の帰宅を求める場合は、就労支援を目的として午後 7 時まで開所する学童クラブ事業が
利用できるため、子ども教室において午後5時以降の延長の必要性は低いと考えられる
が、安全確保の観点から、広く検討を求めたい。
○学童クラブの延長利用は、就労支援としての役割を果たしていると考えられるものの、
利用要件やニーズについて、さらに分析する必要がある。
資料4-4 P.37
5
地域、保護者、学校との連携【検証項目5】
【事業目的と内容】
○地域の方の協力を得て事業を実施するにあたり、事業協力員として登録していただき、
運営を行う。
○保護者との信頼関係が築くために、情報共有を適切に行っている。
○事業内容の企画の段階から、学校と活動場所の調整や情報共有を図りながら、円滑な
運営を行っている。
(1)地域の協力を得て事業を実施しているか
検証
<事業協力員>
○六日小にこにこすくーる(平成 22 年度事業開始)の事業協力員の登録は 33 名で、26 年度
は、延べ 60 名が活動を行った。主な活動内容としては、将棋、テニス教室などである。
○尾久六小にこにこすくーる(平成 24 年度事業開始)の事業協力員の登録は 3 名で、26 年
度は、延べ 56 名が活動を行った。主な活動内容としては、日常の制作やあそびの補助で
ある。
○上記2校については、事業協力員の活動が定着してきているが、その他の3校の総合プ
ランについては、事業協力員の募集のチラシを保護者等への配布をしているが、現在、
事業協力員の登録がない状況である。開設初年度であり、まだ地域との連携は十分でな
い状況にある。
評価
○六日小及び尾久六小はこれまでの実績もあり、事業協力員の活動が定着しているが、新
規開設校においては、募集を開始したばかりで協力員がいないが、今後、PTA や町会関係
者等、地域団体に向けて周知活動や勧誘活動を積極的に行っていくことで、地域との連
携について、さらなる努力が必要である。
○今後、地域の方の協力を得た事業運営の実施に向けて期待する。
(2)保護者との信頼関係を築いているか
検証
【学童クラブ】
・毎日、連絡帳に来室した確認印を押印する。
・児童が、保護者からの連絡なく来室しない場合は保護者に出席確認の連絡をする。
・児童の様子を把握し、連絡帳や電話等で保護者に伝え、対応を考える。
・月のおたよりや保護者会で児童の様子を伝える。
資料4-4 P.38
【放課後子ども教室・学童クラブ共通】
・けがや友人間のトラブル等が発生した時は、保護者に電話で経過を伝える。
・その後の様子を、保護者と連絡を取り合って把握する。
・電話連絡ができない場合には、手紙(学童は連絡帳)で経過を伝える。
○指導員からのヒアリングでは、
「きめ細やかに対応する事を心掛けている」との結果であ
った。
○アンケート結果は、学童クラブ保護者の 42.2%が「満足」、
「どちらかというと満足」が
38.8%であった。一方で、「不満」が 6.0%、「どちらかというと不満」が 10.3%であっ
た。
○学童クラブの一部の保護者の中には、不満の理由として、
「おやつの提供時間が遅すぎる」
「にこにこすくーるに合わせる活動に不満」「学習時間が無くなった」「にこにこすくー
るが優先され、学童児童が我慢している感がある先生の目が行き届かなくなってしまっ
たように感じる」
「総合プランの内容がわかりにくい、事業の区別がわかりにくい」など
の自由意見があった。
評価
○学童クラブ児童については、連絡帳等を通じて、きめ細やかな個別対応を実施している
など保護者との信頼関係が構築できていると考えられる。
○アンケート結果では、学童クラブ保護者の 81.0%が「満足」と回答しており、評価でき
るが、「不満」のある保護者も 16.3%いることから、その点については今後、改善して
いくことが求められる。
○新規事業に係る保護者への説明が不足していることも想定されるため、事業目的・事業
内容を、より丁寧に周知していく必要がある。
○引き続き、きめ細かな調整・綿密な連絡体制を構築していく必要がある。
資料4-4 P.39
(3)学校との情報共有・連携は十分にされているか
検証
○学校との連携については、毎週・毎月・年間の計画を企画する段階での相談・調整を綿
密に行っている。
○児童個人の日々の状況等について、担任の先生方と情報交換を図るなど、きめ細かな対
応をしている。
評価
○学校の施設利用についても綿密な打ち合わせのもと、円滑な運営ができており学校との
連携は、十分に図ることができている。
○連携を図りながら、円滑な運営ができているが、引き続き、きめ細かな調整・綿密な連
絡体制を構築していく必要がある。
(4)学校と調整しながら活動場所を確保できているか
検証
○学校と事前に使用できる場所の調整等、打合せを行っている。
○毎日の使用場所の確認を、時間を決めて行っている。
○急な授業の変更、事業の変更も調整を行い事業に影響の出ないようにしている。
評価
○日ごろから、学校と綿密な打ち合わせを行い、活動場所等の確保することができており、
円滑な事業運営の実施につながっている。
○今後も、活動場所等について、学校と連携を図りながら事業を展開していくことを期待
する。
校庭を使用してのサッカー
体育館を使用してのドッジボール
資料4-4 P.40
6
総合評価
○放課後子ども総合プランについては、保護者アンケートの結果、総合プランの取組につ
いて、全体の 61.8%が「良い取組である」としており、「必要ない」とした保護者は、
全体の 4.7%と少なく、取り組みへの反対は極めて少ないと評価できる。
○試行実施の開始から間もないという状況もあり、32.2%が「どちらともいえない」とし
ていることから、今後、保護者の理解を深める努力を求めたい。
○昨今の子どもを被害者とする痛ましい事件の発生を考えると、子どもたちが放課後にい
きいきと安全に過ごすことができる環境の整備に取り組むことが何よりも重要である。
○おやつ・補食の提供方法等については運営上の課題が残るが、今後も引き続き検討を継
続することが必要であり、保護者への丁寧な説明に努め理解を得るべきである。
○放課後子ども教室・学童クラブを利用する全ての児童が、それぞれの事業の役割に沿っ
て豊かな放課後を過ごすことができるよう、運営上の課題について改善に努める必要が
ある。
○4 月から夏休みまでの短い検討期間ではあるが、制度上の課題については検証・評価を
行うことができたことから、総合的に勘案すれば、平成28年度からの本格実施が適当
であると考える。
資料4-4 P.41
荒川区放課後子ども総合プラン運営委員会等設置要綱
平成27年
3月31日
27荒子児第2787号
(副
区
長
決
定)
(目 的)
第1条
この要綱は、全ての児童が放課後等を安全・安心に過ごし、多様な体験・活動を行うことがで
きるようにするため、荒川区放課後子ども総合プラン事業(以下「プラン」という。)及び荒川区放
課後子ども教室事業(以下「教室」という。)を実施している小学校(以下「プラン実施校」または
「教室実施校」)に設置する運営委員会(以下「校区委員会」という。)、荒川区における総合的な放
課後対策について検討する荒川区運営委員会(以下「区委員会」という。)の組織及び運営に関し、
必要な事項を定めることを目的とする。
(組織)
第2条
第1条の目的を達成するため、次の委員会を設置する。
(1)
校区委員会は、
「プラン実施校」または「教室実施校」ごとに設置する。
(2)
区委員会は、区に設置する。
(構成)
第3条
第2条に規定する委員会は、次の各項に掲げる委員の中から選出する。
(1)校区委員会
①
実施校の児童の保護者の代表
②
実施校の地元町会並びに関係団体の代表
③
実施校の教職員
④
子育て支援部の職員
⑤
教育委員会事務局の職員
⑥
その他区長が必要と認める者
(2)区委員会
①
子育て支援部長
②
教育部長
③
小学校長会会長
④
小学校副校長会会長
⑤
荒川区青少年育成地区委員会連絡協議会会長
⑥
荒川区立小学校PTA連合会代表
(所掌事項)
第4条
校区委員会は、次の各号に掲げる事項に関する情報交換、協議及び検討を行う。
(1)
事業の円滑な運営と内容の充実を図るために必要な事項、実施方法等
(2)
事業運営の現状と課題等
(3)
その他委員長が必要と認める事項
資料4-4 P.42
2
区委員会は、次の各号に掲げる事項に関する情報交換、協議及び検討を行い、事業の改善及び充実
等について区に報告する。
(1) 総合的な放課後対策
(2)
教育委員会と福祉部局の具体的な連携方策
(3)
小学校の余裕教室等の活用方策と好評
(4)
プランの活動プログラムの企画・充実
(5)
プランの安全管理
(6)
ボランティア等の地域の協力者の人材確保方策
(7)
プランの広報活動
(8)
プラン実施後の検証・評価
(任 期)
第5条
委員の任期は、原則として就任の日から翌年の3月31日までとする。ただし、委員長が必要
と認める場合には任期を延長することができるものとする。
2
職制による委員については、任期中にその職にあるものとする。
(組 織)
第6条
各委員会に次の役員を置く。
(1)委員長
1人
(2)副委員長
2人以内
2 役員は、委員の互選により選出する。
(役員の職務等)
第7条
委員長は、各委員会を代表し、会務を統括する。
2 副委員長は、委員長を補佐し、委員長に事故あるときはその職務を代理する。
(事務局)
第8条
各委員会に事務局を置く。
(1)校区委員会の事務局は、教室運営事業者の事務室とする。
(2)区委員会の事務局は、荒川区子育て支援部児童青少年課とする。
(その他)
第9条
この要綱に定めるもののほか、各委員会の運営に必要な事項は、委員長が定める。
資料4-4 P.43
【放課後子ども総合プラン試行実施校アンケート集約結果】 平成27年7月実施
回収率
55.0%
578 /
1051 回答数/対象児童数 <学校別登録児童数と回答数>
全校児童数
にこすく登録数
学童登録数
未登録
回答数
回答率
二瑞小
197
148
27
22
127
64.5%
二瑞小学校外
32
0
32
0
15
46.9%
四峡小
357
219
59
79
154
43.1%
四峡小学校外
1
0
1
0
1
100.0%
七峡小
325
178
48
99
206
63.4%
六日小
131
92
20
19
70
53.4%
六日小学校外
8
0
8
0
5
62.5%
合 計
1051
637
195
219
578
55.0%
回答数
578
371
116
91
回答率
55.0%
58.2%
59.5%
41.6%
設 問 【アンケートⅠ】
(全児童対象)
回答件数・割合
六日小
二瑞小
四峡小
七峡小
4校計
割合
75
142
155
206
578
−
1 1年生
27
29
38
54
148
25.6%
2 2年生
13
24
32
30
99
17.1%
3 3年生
12
33
14
25
84
14.5%
4 4年生
13
10
25
46
94
16.3%
5 5年生
10
19
26
16
71
12.3%
6 6年生
0
27
20
35
82
14.2%
163
314
351
454
1282
−
1 学童・にこすくに参加
65
106
105
133
409
31.9%
2 塾や習い事
33
77
96
109
315
24.6%
3 家族と過ごす
22
38
68
63
191
14.9%
4 兄弟(姉妹)と過ごす
13
20
16
35
84
6.6%
5 自宅で一人で過ごす
8
23
22
25
78
6.1%
6 公園などで過ごす
7
26
24
59
116
9.0%
7 友達の家で過ごす
6
17
14
17
54
4.2%
8 その他
9
7
6
13
35
2.7%
75
142
155
206
578
−
1 にこにこすくーるに登録
51
99
95
126
371
64.2%
2 学童クラブに登録
22
34
30
30
116
20.1%
3 どちらも登録していない
2
9
30
50
91
15.7%
【アンケートⅠ】
問1.お子さんの学年
【アンケートⅠ】
問2.放課後の過ごし方(3つまで)
【アンケートⅠ】
問3.学童またはにこにこすくーるに登録しているか
資料4-4 P.44
設 問 【アンケートⅡ】
(にこにこすくーる登録児童対象)
回答件数・割合
六日小
二瑞小
四峡小
七峡小
4校計
割合
51
99
95
126
371
−
1 週6日
1
0
0
2
3
0.8%
2 週4∼5日
10
25
25
39
99
26.7%
3 週3日
6
9
10
21
46
12.4%
4 週1∼2日
31
50
46
55
182
49.1%
5 未回答
3
15
14
9
41
11.1%
52
98
95
126
371
−
1 とても楽しいと感じているようだ
14
23
23
48
108
29.1%
2 楽しんでいるようだ
30
47
50
62
189
50.9%
3 あまり楽しくなさそうだ
5
17
10
7
39
10.5%
4 つまらなそうだ
0
4
0
2
6
1.6%
5 登録だけで利用したことがない
2
2
8
6
18
4.9%
6 その他
0
5
3
0
8
2.2%
7 未回答
1
0
1
1
3
0.8%
51
99
95
126
371
−
1 満足
30
38
38
72
178
48.0%
2 どちらかというと満足
18
39
51
52
160
43.1%
3 どちらかというと不満
2
18
4
1
25
6.7%
4 不満
1
2
0
1
4
1.1%
5 未回答
0
2
2
0
4
1.1%
96
139
173
231
639
−
1 学校内にあり安心・安全である
47
74
84
120
325
50.9%
2 学童の児童や異学年の児童と交流できる
11
19
46
31
107
16.7%
3 地域の人と触れ合うことができる
1
0
1
1
3
0.5%
4 プログラムが多彩である
17
13
6
22
58
9.1%
5 保護者が自分の時間を確保できる
6
10
10
18
44
6.9%
6 経済的負担がかからない
13
22
24
38
97
15.2%
7 その他
1
1
2
1
5
0.8%
【アンケートⅡ】
問1.にこにこすく-るへの参加状況
【アンケートⅡ】
問2.児童はにこにこすく-るをどのように感じているか(1つ)
【アンケートⅡ】
問3.保護者としてにこにこすく-る事業に満足しているか
【アンケートⅡ】
問4.満足している理由(2つまで)
資料4-4 P.45
設 問 【アンケートⅡ】
(にこにこすくーる登録児童対象)
回答件数・割合
六日小
二瑞小
四峡小
七峡小
4校計
割合
12
32
11
5
60
−
1 安心・安全に対する不安
0
1
2
1
4
6.7%
2 学童の児童や異学年の児童と交流の不足
2
1
1
1
5
8.3%
3 地域の人と触れ合いの不足
2
1
0
0
3
5.0%
4 プログラム内容に不満
3
10
4
2
19
31.7%
5 保険料の負担
0
2
0
0
2
3.3%
6 その他
5
17
4
1
27
45.0%
51
99
95
126
371
−
1 早い
20
11
20
13
64
17.3%
2 遅い
1
0
2
0
3
0.8%
3 丁度良い
30
86
71
113
300
80.9%
4 未回答
0
2
2
0
4
1.1%
20
11
21
13
65
−
1 保護者の帰り時間と合わない
11
9
19
13
52
80.0%
2 夕食の時間など家事の時間がとれない
2
2
0
0
4
6.2%
3 習い事の開始時間と合わない
0
0
0
0
0
0.0%
4 その他
7
0
2
0
9
13.8%
1
0
2
1
4
−
1 帰り時間が心配
1
0
1
0
2
50.0%
2 家族の時間がとれない
0
0
0
0
0
0.0%
3 家庭学習の時間がとれない
0
0
0
0
0
0.0%
4 その他
0
0
0
0
0
0.0%
5 未回答
0
0
1
1
2
50.0%
51
99
95
126
371
−
【アンケートⅡ】
問5.不満の理由(2つまで)
【アンケートⅡ】
問6.17時までの開設時間についてどう思うか
【アンケートⅡ】
問7.早いと思われる理由(1つ)
【アンケートⅡ】
問8.遅いと思われる理由(1つ)
【アンケートⅡ】
問9.「放課後子ども総合プラン」の活動をどのように思うか
1
良い取り組みだと思う
32
56
68
102
258
69.5%
2
どちらともいえない
14
40
24
22
100
27.0%
3
必要ない
4
3
2
2
11
3.0%
1
0
1
0
2
0.5%
5 未回答
資料4-4 P.46
設 問 【アンケートⅡ】
(にこにこすくーる登録児童対象)
回答件数・割合
六日小
二瑞小
四峡小
七峡小
4校計
割合
60
106
124
187
477
-
20
35
30
68
153
32.1%
7
19
18
34
78
16.4%
13
15
28
26
82
17.2%
4 地域の大人と交流できるから
0
1
1
2
4
0.8%
5 テレビゲームなどで遊ぶ時間が減るから
3
14
12
10
39
8.2%
12
20
30
41
103
21.6%
7 保護者が自分の時間を確保できるから
1
1
2
3
7
1.5%
8 その他
4
1
3
3
11
2.3%
78
137
143
195
553
−
1 特になし
7
24
14
8
53
9.6%
2 スポーツ
27
55
53
72
207
37.4%
3 音楽
12
21
28
42
103
18.6%
4 芸術
16
16
27
40
99
17.9%
5 伝統文化
9
18
21
28
76
13.7%
6 その他
7
3
0
5
15
2.7%
【アンケートⅡ】
問10.良い取り組みだと思う理由(2つまで)
1 色々な体験活動ができるから
2 安心できるから
3 他の学年の子どもと交流できるから
6 子供が楽しんで参加してるから
【アンケートⅡ】
問11.今後、増やしてほしいプログラム(2つまで)
資料4-4 P.47
設 問 【アンケートⅢ】
(学童クラブ利用児童対象)
回答件数・割合
六日小
二瑞小
四峡小
七峡小
4校計
割合
22
34
30
30
116
−
1 週6日
3
3
2
5
13
11.2%
2 週4∼5日
17
25
25
23
90
77.6%
3 週3日
1
6
3
2
12
10.3%
4 未回答
1
0
0
0
1
0.9%
22
34
30
30
116
−
1 17:30
5
13
11
11
40
34.5%
2 18:00
14
13
16
16
59
50.9%
3 18:00以降のためお迎え
2
3
2
3
10
8.6%
4 未回答
【アンケートⅢ】
問1.学童クラブへの参加状況
【アンケートⅢ】
問2.学童クラブの帰りの時間(1つ)
1
5
1
0
7
6.0%
【アンケートⅢ】
問3.帰宅時間はどのように決めているか(1つ)
22
34
30
30
116
−
1 子どもが一人で、安全に帰宅できる時間
0
8
1
1
10
8.6%
2 家族で一緒に過ごす時間を考えるから
0
0
1
0
1
0.9%
3 保護者の在宅(帰宅)時間に合わせるから
20
24
27
28
99
85.3%
4 その他
1
2
1
0
4
3.4%
5 未回答
1
0
0
1
2
1.7%
22
34
30
30
116
−
1 とても楽しいと感じているようだ
2
6
15
12
35
30.2%
2 楽しんでいるようだ
16
26
13
16
71
61.2%
3 あまり楽しくなさそうだ
0
1
1
0
2
1.7%
4 つまらなそうだ
0
0
0
0
0
0.0%
5 仕方なしに行っているようだ
2
1
1
2
6
5.2%
6 その他
1
0
0
0
1
0.9%
7 未回答
1
0
0
0
1
0.9%
22
34
30
30
116
−
1 満足
5
15
13
16
49
42.2%
2 どちらかというと満足
8
15
13
9
45
38.8%
3 どちらかというと不満
3
4
2
3
12
10.3%
4 不満
5
0
2
0
7
6.0%
5 未回答
1
0
0
2
3
2.6%
【アンケートⅢ】
問4.児童は学童クラブをどのように感じているか(1つ)
【アンケートⅢ】
問5.保護者として学童クラブの事業に満足しているか
資料4-4 P.48
設 問 【アンケートⅢ】
(学童クラブ利用児童対象)
回答件数・割合
六日小
二瑞小
四峡小
七峡小
4校計
割合
26
53
50
49
178
−
1 学校内にあり安心・安全である
10
21
22
21
74
41.6%
2 にこすくや異学年の児童と交流できる
4
1
9
6
20
11.2%
3 地域の人と触れ合うことができる
1
0
1
2
4
2.2%
4 にこすくのプログラムに参加できる
2
4
2
0
8
4.5%
5 保育料の額
1
0
1
0
2
1.1%
6 保護者が安心して就労できる
8
26
12
19
65
36.5%
7 その他
0
1
3
1
5
2.8%
19
8
9
11
47
−
1 安心・安全に対する不安
7
1
1
0
9
19.1%
2 にこすくや異学年の児童と交流の不足
1
0
0
1
2
4.3%
3 地域の人と触れ合いの不足
0
0
1
0
1
2.1%
4 開設時間の不満
2
3
1
2
8
17.0%
【アンケートⅢ】
問6.満足している理由(2つまで)
【アンケートⅢ】
問7.不満の理由(2つまで)
4-1
No.4の内 遅い
2
3
1
1
7
-
4-2
No.4の内 早い
0
0
0
0
0
-
5 保険料の負担
2
1
2
6
11
23.4%
6 その他
7
3
4
2
16
34.0%
22
34
30
30
116
−
1 良い取り組みだと思う
8
7
11
17
43
37.1%
2 どちらともいえない
7
20
18
12
57
49.1%
3 必要ない
5
6
0
1
12
10.3%
4 未回答
2
1
1
0
4
1.1%
20
12
21
29
82
−
1 色々な体験活動ができるから
6
5
7
10
28
34.1%
2 安心できるから
1
1
0
1
3
3.7%
3 他の学年の子どもと交流できるから
5
2
7
6
20
24.4%
4 地域の大人と交流できるから
1
1
0
0
2
2.4%
5 テレビゲームなどで遊ぶ時間が減るから
2
0
0
1
3
3.7%
6 子供が楽しんで参加してるから
5
3
7
8
23
28.0%
7 その他
0
0
0
3
3
3.7%
【アンケートⅢ】
問8.「放課後子ども総合プラン」の活動をどのように思うか
【アンケートⅢ】
問9.良い取り組みだと思う理由(2つまで)
資料4-4 P.49
設 問 【アンケートⅢ】
(学童クラブ利用児童対象)
【アンケートⅢ】
問10.おやつの提供時間についてどう思うか
回答件数・割合
六日小
二瑞小
四峡小
七峡小
4校計
割合
22
34
30
30
116
−
1
早い
0
0
0
0
0
0.0%
2
遅い
16
28
28
20
92
79.3%
3
丁度良い
5
3
2
10
20
17.2%
4
未回答
1
3
0
0
4
3.4%
0
0
0
0
0
−
【アンケートⅢ】
問11.早いと思う理由(1つ)
1
夕食までにお腹が空いてしまう
0
0
0
0
0
-
2
遊べる時間が短くなる
0
0
0
0
0
-
3
その他
0
0
0
0
0
-
15
29
28
20
92
−
11
20
11
12
54
58.7%
【アンケートⅢ】
問12.遅いと思う理由(1つ)
1
夕食に影響が出てしまう
2
おやつの時間までにお腹が空いてしまう
3
4
13
6
26
28.3%
3
その他
1
5
4
2
12
13.0%
22
34
30
30
116
−
11
6
9
8
34
29.3%
【アンケートⅢ】
問13.おやつの提供時間が17時となり児童の反応(1つ)
1
夕飯を食べる量が少なくなった
2
夕飯を食べる量が多くなった
0
0
0
1
1
0.9%
3
以前と変わらない
8
12
8
15
43
37.1%
4
その他
3
12
11
6
32
27.6%
5
未回答
0
4
2
0
6
5.2%
22
34
30
30
116
−
【アンケートⅢ】
問14.おやつの選択制について、どのように思うか(1つ)
1
選択制がいい
9
19
15
17
60
51.7%
2
選択制ではなく、全員が食べる方がいい
6
8
5
8
27
23.3%
3
その他
6
5
7
4
22
19.0%
5
未回答
1
2
3
1
7
6.0%
設 問 【アンケートⅣ】
(未登録児童対象)
【アンケートⅣ】
問1.どちらにも登録していない理由(2つまで)
回答件数・割合
六日小
二瑞小
四峡小
七峡小
4校計
割合
3
12
43
80
138
−
1
行きたがらないから
1
1
12
22
36
26.1%
2
友達が参加しなくなったから
0
1
0
0
1
0.7%
3
塾や習い事に通っているから
1
5
18
24
48
34.8%
4
家族と過ごしているから
0
1
5
11
17
12.3%
5
留守番ができるようになったから
1
1
8
14
24
17.4%
6
その他
0
3
0
9
12
8.7%
資料4-4 P.50
アンケート保護者自由意見
1 にこにこすくーるでも出欠の確認をしてほしい。
2 ものすごく楽しんでにこにこすくーるに参加しているので、親として嬉しい。
3 一度帰宅してからも、にこにこすくーるに参加できるようにしてほしい。
4 にこにこすくーるの時間を18時までに戻してほしい。
5 にこにこすくーるの学校休業日の朝の受入れ時間を早くしてほしい。
6 土曜日も含め、プログラムを充実してほしい。
7 プログラムの開始時間を検討してほしい。
8 学童とにこすくの交流が思ったほど無いようなので、合同で遊ぶ機会を増やしてほしい。
9 異学年の児童やにこにこの児童と交流できるのがとても良い。
10 イベント参加は、学童優先にしてほしい。
11
にこにこの子は参加・不参加は自由なのに、毎日利用する学童の子が、イベントに強制参加させられている
感じがする。昨年度までは希望制で、参加しなくても良かったと思う。
12
クッキングのプログラムを増やすなど、もっと公平に参加できるようにしてほしい。
夏休み中は、午前中にも水遊びやスイカ割をやってほしい。
13 低学年が楽しめるボール遊びをさせてほしい。
14 伝統芸能や音楽などにも参加できるとありがたい。
15 高学年も楽しめるプランを考えてほしい。
16 家ではなかなか用意してあげられない工作等を思うようにさせていただき、ありがたい。
17 みんなで一緒にできるゲームやイベントを増やしてほしい。
どちらも利用していない児童は、校庭で遊べなくなり校庭開放が無くなり残念。
18 土曜日の午前に学校授業がある日は、弁当手持ちでとても利用しずらいので、校庭開放にしてしまっても良い
かと思う。
19 四峡小の放課後使用していない教室を使用できるようにしてほしい。
人数が多くなったことにより、学習の時間等落ち着かないようだ。
20 学童の部屋は、静かに過ごす部屋と体を動かす部屋とはっきり分け、安心して過ごせるスペースを確保して欲
しい。
21 「宿題を済ませた子から遊び始める」等のルールをつくってほしい。
22 学習の時間を長くし、宿題の丸付け等対応してほしい。
23 安全面から、体育館での上履き使用も必要だと思う。
24 遊びに夢中になっているので、帰る時間に声掛けしてほしい。
25 安心して仕事がで、安全に帰宅できる。子どもが、短い時間の中、楽しく学びながら生活できていると思う。
26 子供一人では、参加しにくいようです。
27 今年度総合プランになり、4年生の子供が全く行きたがらなくなった。
資料4-4 P.51
28
学童クラブではお茶が出るのに対し、にこにこすくーるではお茶が無い。総合プランならこのようなことも一致さ
せてほしい。
29
活動を一緒にするのに、学童クラブとにこにこすくーるの金額の差が理解できない。
面談も行うこともにこすくとの違いと挙げていたが、一学期は面談がなかった。
30 にこにこすくーるも保育料を払ってもいいのではないか。
31 にこにこすくーるにおやつが無くて残念
32
始まる前は17時おやつで空腹になってしまうのでは?といった心配もあったが、色々ご対応していただいて
大変助かっている。
33
おやつの時間を以前の時間帯(3時半∼4時半)に戻してほしい。
早帰りの対応をしてほしい。
34
おやつが17時なったことによる保護者の負担が大きいので(選択制でのおやつ代の管理等)、保育料と同様
に区で管理していただきたい。
35
学童クラブの学校休業日の朝の受入れ時間を学校に合わせて早くしてほしい。
土曜日も平日と同じ18時(19時)までにしてほしい。
36 校内での預かりはとても安心しています。
37 委託業者により、行われる内容にバラツキがあるのではないか。
38
にこすくはいつでも参加できるのに対し、学童は仕事の時しか保育してもらえない。PTA活動のため会社を休
むと学童は利用できず、にこすくの併用もできない。
39 人数が増えたことにより、安全面での不安がある。
40 保護者への連絡もすぐにいただいてとてもありがたい。
41 指導員の負担が大きく、子供同士のトラブルに目が行き届いていない感じがする。
42 延長保育もパトロールをつけてほしい。
43 延長利用で、18時以降も一人で帰ることができるようにしてほしい。
44
学童クラブとにこにこすくーるの保護者は、利用目的や求めているものが違う。総合プランになり、良くなったと
感じないので、以前のように戻してほしい。
45
安全を優先するあまり、自由がなくなってしまったと感じる。そもそも学童は、家の代わりに安心して過ごせる
場所であるはずだと思う。
46 良くなった点が見当たらない。
47 校庭当番のように保護者に負担がかかるのは、迷惑でしかない。
48
総合プランはとても良いと思いますが、学童とにこにこすくーると2つに分けないで、同じ行動がとれるよう1つ
に統一してほしいです。
49 見た目に違いが分かりにくいので、便利でありがたいサービスですが、線引きは必要だと思う。
50 事前説明が不十分。
51 簡単なアンケートで現状を把握しようとしないで、学童クラブにきて、保護者・子供たちの意見を聞てほしい。
52 学校情報配信システムなど利用し、緊急時等の対応を検討してほしい。
53 学校情報配信メールをもっと頻繁に流してほしい。
資料4-4 P.52
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