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BrightStor ARCserve Backup for Windows ® ® リリース サマリ r11.5 D01167-2J 本書及び関連するソフトウェア プログラム(以下「本書」)は、お客様への情報提供のみを目的とし、Computer Associates International, Inc.(以下「CA」)は本書の内容を予告なく変更、撤回することがあります。 CA の事前の書面による承諾を受けずに本書の全部または一部を複写、譲渡、変更、開示、複製することはできません。本書 は、CA が知的財産権を有する専有の情報であり、アメリカ合衆国及び日本国の著作権法並びに国際条約により保護されてい ます。 上記にかかわらず、社内で使用する場合に限り、ライセンスを受けるユーザは本書の、合理的な範囲内の部数のコピーを作成 できます。ただし CA のすべての著作権表示およびその説明を各コピーに添付することを条件とします。ユーザの認可を受け、 本ソフトウェアのライセンスに記述されている守秘条項を遵守する、従業員、法律顧問、および代理人のみがかかるコピーを利 用することを許可されます。 本書のコピーを作成する上記の権利は、本製品に対するライセンスが完全に有効となっている期間内に限定されます。いかな る理由であれ、そのライセンスが終了した場合には、ユーザは CA に複製したコピーを返却するか、あるいは複製したコピー を破棄したことを文書で証明する責任を負います。 準拠法により認められる限り、CA は本書を現状有姿のまま提供し、商品性、特定の使用目的に対する適合性、他者の権利に 対する不侵害についての黙示の保証を含むいかなる保証もしません。また、本書の使用が直接または間接に起因し、逸失利 益、業務の中断、営業権の喪失、業務情報の損失等いかなる損害が発生しても、CA は使用者または第三者に対し責任を負 いません。CA がかかる損害について明示に通告されていた場合も同様とします。 本書及び本書に記載された製品は、該当するエンドユーザ ライセンス契約書に従い使用されるものです。 本書の制作者は Computer Associates International, Inc. です。 本書は、48 C.F.R.Section 12.212、48 C.F.R. Section 52.227-19(c)(1)及び(2)、または、DFARS Section252.227.7013(c)(1)(ii)、 または、これらの後継の条項に規定される「制限された権利」のもとで提供されます。 © 2005 Computer Associates International, Inc. 本書に記載された全ての製品名、サービス名、商号およびロゴは各社のそれぞれの商標またはサービスマークです。 目次 第 1 章: 新機能 5 BrightStor ARCserve Backup r11.5 SP1 の新機能...................................................................................................... 5 Data Protection Manager サポート......................................................................................................................... 5 Windows 2003 R2 サポート ................................................................................................................................... 6 File System Agent for FreeBSD.............................................................................................................................. 6 Universal Serial Bus (USB) ストレージ デバイス サポート................................................................................ 7 BrightStor ARCserve Backup r11.5 の新機能 ............................................................................................................. 7 スマート リストア...................................................................................................................................................... 8 [リストアの最適化]オプション ................................................................................................................................ 8 Disk Staging Option................................................................................................................................................ 9 Microsoft SharePoint Portal Server サポート........................................................................................................ 11 Window XP および Windows 2003 での OBDR(One Button Disaster Recovery)サポート............................... 11 VSS 増分/差分バックアップ サポート.................................................................................................................. 12 64 ビットのサポート ............................................................................................................................................... 13 Windows Virtual Server 2005 および Virtual PC 2004 のサポート ..................................................................... 14 ユーザ プロファイル ユーティリティ .................................................................................................................... 14 NEC CLUSTERPRO/ExpressCluster クラスタのサポート ................................................................................... 14 第 2 章: 既存機能の変更点 17 BrightStor ARCserve Backup r11.5 SP1 の変更内容................................................................................................ 17 既存機能の拡張................................................................................................................................................... 17 BrightStor ARCserve Backup r11.5 の変更内容 ....................................................................................................... 17 既存機能の拡張................................................................................................................................................... 18 サポートされない機能........................................................................................................................................... 20 第 3 章: 当リリースで修正された機能 21 BrightStor ARCserve Backup r11.5 SP1 で修正された機能 ..................................................................................... 21 BrightStor ARCserve Backup r11.5 で修正された機能............................................................................................. 36 目次 iii 第 1 章: 新機能 このマニュアルでは、新機能や拡張された機能の概要を説明し、ユーザが変更点を把 握して BrightStor ARCserve Backup の強力な新機能を活用する手助けをします。 BrightStor ARCserve Backup により、分散環境における包括的なデータ保護を実現で きます。この製品は、確かなウイルスなしのバックアップとリストア操作を実現します。オ プションとエージェントをさまざまに組み合わせることで、ワークグループ全体のデータを 保護し、アプリケーションおよびデータ ファイルのオンライン バックアップおよびリストア、 デバイスおよびメディアの高度な管理、およびシームレスな惨事復旧などの広範な機能 を提供します。 本章では、BrightStor® ARCserve® Backup for Windows r11.5 SP1 および r11.5 の新 機能について説明します。 BrightStor ARCserve Backup r11.5 SP1 の新機能 今回リリースされた BrightStor ARCserve Backup for Windows では、以下の機能がサ ポートされています。 Data Protection Manager サポート Windows 2003 R2 サポート File System Agent for FreeBSD Universal Serial Bus (USB) ストレージ デバイス サポート Data Protection Manager サポート BrightStor ARCserve Backup には Microsoft Data Protection Manager(DPM)サポート が含まれています。 DPM は Windows Server 2003 Service Pack 1 および Microsoft .NET Framework 1.1 Service Pack 1 がインストールされた Windows Server 2003(Standard または Enterprise Edition)および Windows Storage Server 2003 (Standard または Enterprise Edition)上で稼動します。 新機能 5 BrightStor ARCserve Backup r11.5 SP1 の新機能 以下のサポートが提供されています。 DPM サーバの完全な保護 DPM サーバの惨事復旧を実装するための手動の手順 選択的に保護する機能 DPM データベース DPM レプリカ DPM サーバ、および DPM サーバで保護されている製品サーバにデータを回復 する機能 DPM レプリカの個々のファイルおよびディレクトリを選択的に回復する機能 Windows 2003 R2 サポート BrightStor ARCserve には Windows 2003 R2 用の VSS サポートが提供されていま す。 これには、以下のアプリケーションとサービス ライタの保護、および回復が含まれ ます。 Active Directory Application Mode(ADAM ライタを使用) Distributed File System(DFS 複製サービス ライタを使用) File Service Resource Manager(FSRM ライタを使用) File System Agent for FreeBSD BrightStor ARCserve Backup Agent for FreeBSD は、FreeBSD 特有の機能に加え、基 本的なバックアップおよびリストア機能を提供します。 File System Agent for FreeBSD では、FreeBSD バージョン 4.11、5.3、および 5.4 をサポートしています。 FreeBSD 特有の機能には、以下のようなものがあります。 6 リリース サマリ FreeBSD アクセス コントロール リスト(5.3 および 5.4)のバックアップおよびリスト ア 拡張属性(5.3 および 5.4)のバックアップおよびリストア ファイル システム フラグ(4.11, 5.3 and 5.4)のバックアップおよびリストア 固有属性フラグのバックアップおよびリストア Fast File System のバックアップおよびリストア サポート バーチャル ホストのバックアップおよびリストア サポート VINUM 論理ボリューム のバックアップおよびリストア サポート BrightStor ARCserve Backup r11.5 の新機能 Universal Serial Bus (USB) ストレージ デバイス サポート BrightStor ARCserve Backup では、BrightStor ARCserve Backup サーバに接続されて いる以下のタイプの Universal Serial Bus (USB)ストレージ デバイスを検出できます。 テープ ドライブ メディア チェンジャ USB リムーバブル ドライブ USB ストレージ デバイスをお使いの BrightStor ARCserve Backup サーバに接続した 後は、すべてのバックアップおよびリストア操作にそれらを使用することができます。 BrightStor ARCserve Backup r11.5 の新機能 ここでは、BrightStor ARCserve Backup の強力な新機能を理解し、十分に活用できるよ う、BrightStor ARCserve Backup に追加された新機能の概要について説明します。今 回リリースされた BrightStor ARCserve Backup for Windows では、以下の機能がサ ポートされています。 スマート リストア [リストアの最適化]オプション Disk Staging Option ファイル システム デバイス容量管理 マルチ ストリーミング SnapLock™ サポート コマンド ライン サポート Microsoft SharePoint Portal Server サポート Window XP/2003 での OBDR (One Button Disaster Recovery) VSS 増分/差分バックアップ サポート 64 ビットのサポート Windows Virtual Server 2005 および Virtual PC 2004 のサポート ユーザ プロファイル ユーティリティ NEC CLUSTERPRO/ExpressCluster 環境のサポート 新機能 7 BrightStor ARCserve Backup r11.5 の新機能 スマート リストア スマート リストアは、メディア エラーが発生した場合でもリストア ジョブが中断なく続行 できるように、BrightStor ARCserve Backup が行う自動化処理です。 メディアまたは テープ ドライブのエラーやハードウェア問題により、リストア ジョブが失敗することがあり ます。 この場合、BrightStor ARCserve Backup は、直ちに環境をスキャンして、リストア されているバックアップ セッションの重複コピーを検索します。 この機能は、Disk Staging Option または tapecopy を使用してバックアップを実行するときに利用できま す。 バックアップの重複またはクローンが存在する場合は、BrightStor ARCserve Backup が、コピーされたセッションを使用して、リストア ジョブを自動的に完了させま す。 [リストアの最適化]オプション BrightStor ARCserve Backup が重複したバックアップ セッションを検出した場合(1 つ のセッションがテープ メディアにあり、もう 1 つのセッションがファイル システム デバ イスにある場合)、[リストアの最適化]オプションにより、ファイル システム デバイスにあ るセッションのデータからリストアするように BrightStor ARCserve Backup を設定します。 この機能は、Disk Staging Option または tapecopy を使用してバックアップを実行する ときに利用できます。 ほとんどの場合、ファイル システム デバイスからデータをリストアする方が、テープ メ ディアからリストアするより高速です。 ただし、高速読み取り機能のあるテープ メディア やライブラリを使用している場合、[リストアの最適化]オプションを無効にすることを検討 した方がよい場合もあります。 [リストアの最適化]オプションはすべてのリストア操作に適用されるグローバル設定で、 デフォルトで有効になっています。 [リストアの最適化]オプションを無効にするには、 [リストアの最適化]チェック ボックスのチェックを外します。 8 リリース サマリ BrightStor ARCserve Backup r11.5 の新機能 Disk Staging Option Disk Staging Option を使うと、ステージング エリアと呼ばれる一時的なデータ ストレー ジ領域にデータをバックアップし、恒久的なストレージ メディアにデータを移行(コピー) し、後でステージング エリアからデータをパージできます。必要なら、ステージング デ バイスから直接データをリストアすることもできます。 ファイル システム デバイスへのバックアップは、通常、テープ メディアへのバックアッ プより高速です。バックアップが高速であると、バックアップ ウィンドウも小さくなります。 さらに、ファイル システム デバイスにジョブを同時にストリーミングすることで、バック アップ ウィンドウをさらに小さくすることができます。 BrightStor ARCserve Backup では、複数のジョブを同時に FSD へマルチ ストリーミン グ可能です。ベース製品では、ジョブごとに最大 2 ストリームまで同時に書き込むこと ができます。Disk Staging Option のライセンスを取得すると、同時に処理可能なストリー ム数は(各ジョブおよび各ステージング グループに対して) 32 まで増加できます。 また、Disk Staging Option は、リストア ウィンドウのサイズを小さくします。テープのロー ドとシークによる遅延がないので、データをディスクからリストアする方がテープからリスト アするより一般的に高速です。データをステージング デバイスにバックアップする場合 は、テープ メディアにデータがコピーされた後でも、データがステージング デバイスに 残るよう、ポリシーを作成できます。2 つの場所に存在する(デバイスとテープ)データを リストアする必要がある場合は、オフサイトのボールトで保存されているテープからデー タを取得する代わりに、データをステージング エリアから直接リストアすることで、リストア ウィンドウを軽減します。 Disk Staging Option は、ステージング ポリシーを定義することで、バックアップ デス ティネーションを柔軟に変更できます。たとえば、テープ ライブラリが無効になっている 場合は、別のファイル システム デバイスやライブラリを使用してバックアップ ジョブを 行うことができます。同様に、ファイル システム デバイスが容量のしきい値に達してい るか無効になっている場合は、テープ ライブラリを使用してバックアップ ジョブを行うこ とができます。 注: ジョブが作成された後で、バックアップのデスティネーションを変更することはできま せん。 さらに、ステージングには、以下の特長があります。 ファイル システムの容量管理 マルチ ストリーミング SnapLock サポート コマンド ライン サポート 新機能 9 BrightStor ARCserve Backup r11.5 の新機能 ファイル システム デバイス容量管理 Disk Staging Option を使用すると、ファイル システム デバイスの容量しきい値を指定 できます。 このしきい値は、総使用量、またはディスクの総使用容量の割合(%)として 指定できます。 この機能には、以下の利点があります。 BrightStor ARCserve Backup がディスクの総容量を消費しないように、ファイル シ ステム デバイスへ書き込んでいるときに使用ディスク容量がしきい値を超えると、 バックアップ ジョブは失敗します。 全体的なバックアップの成功率を上げるには、BrightStor ARCserve Backup がデー タの移行に失敗した場合にオンホールドの代わりのジョブを作成する、またはディス クがいっぱいになっている状態で最終のデスティネーションにデータをバックアップ する代わりのジョブを作成するよう、ステージング ポリシーを定義できます。 フル バックアップ、増分バックアップ、および差分バックアップを実行できます。 マルチ ストリーミング Disk Staging Option を使用すると、同じファイル システム デバイスに複数のジョブが 同時にバックアップされ、バックアップに要する時間が短縮されます。マルチストリーミン グを使用すると、バックアップ ジョブを実行しながらデータのリストアができます。 BrightStor ARCserve Backup ベース製品では、2 つのジョブを同時にストリームできま す。それ以上のジョブをストリームするには、Disk Staging Option のライセンスを取得す る必要があります。Disk Staging Option のライセンスを取得すると、32 個までのジョブ をステージング デバイスに転送することができます。 SnapLock サポート SnapLock™ は、消去および再書き込みができない WORM(Write Once Read Many) データ セキュリティを提供する、Network Appliance のテクノロジです。 SnapLock は、 ONTAP™ バージョン 6.4.1 以降をサポートする Network Appliance の NAS (Network Attached Storage)デバイスで利用できます。 SnapLock 保護を使用してデータをバックアップすると、指定した保持期限が経過する まで、バックアップ データをパージまたは上書きすることができなくなります。 この機能 により、データ保持に関する規制で定められている要件に確実に準拠することができま す。 コマンド ライン サポート BrightStor ARCserve Backup では、グラフィカル ユーザ インターフェース(GUI)また はコマンド ライン ユーティリティを使用して、ステージング デバイス ジョブのバックアッ プを作成することができます。 テープへのコピーに失敗した場合、クエリ ツールを使用 して、ステージング デバイス上のファイルとセッションの内容を分析することができます。 パージ ツールを使用して、ステージング デバイスからセッションをパージし、ステージ ング デバイスのデータを削除したり空き容量を増やすことが可能です。 10 リリース サマリ BrightStor ARCserve Backup r11.5 の新機能 Microsoft SharePoint Portal Server サポート BrightStor ARCserve Backup Windows Agent for Microsoft SharePoint は、Microsoft SharePoint Portal Server 2003 および Microsoft Windows SharePoint Services データ を効率的にバックアップおよびリストアするために、BrightStor ARCserve Backup ととも に動作します。このエージェントにより、BrightStor ARCserve Backup は、サーバとの データの送受信方法の一貫性を保ちやすくなります。 Agent for Microsoft SharePoint は、バックアップとリストア操作を可能にする、以下のよ うな、多くの機能を提供します。 Microsoft SharePoint Portal 2003 と Microsoft Windows SharePoint Services の バックアップおよびリストア機能を提供します。 Microsoft SQL Server および MSDE/WMSDE データベースのバックアップおよ びリストア機能をサポートします。 インデックスの検索、逆互換性ドキュメント ライブラリ、Microsoft SharePoint Portal 2003 インストールでのシングル サインオン データベースの保護を提供します。 SharePoint データベースで、データベース全体、差分、ファイルおよびファイル グ ループの差分、トランザクション ログ バックアップをサポートします。データベース 以外のデータ(検索インデックス)では、完全なバックアップのみがサポートされま す。 データベースの内容では、完全、増分、差分バックアップがサポートされます。 注: 外部コンテンツでは、フルバックアップのみがサポートされます。 内部および外部コンテンツを代替の場所にリストアできます。 Window XP および Windows 2003 での OBDR(One Button Disaster Recovery)サポート Disaster Recovery Option は、Windows XP および Windows 2003 での OBDR(One Button Disaster Recovery)をサポートするようになりました。 従来の惨事復旧では、シス テムの復旧には、ブート CD とフロッピー ディスクが必要でした。 BrightStor ARCserve Backup の OBDR サポートと OBDR 対応のハードウェアを使用すると、1 台のテープ ド ライブを使用して、システムを復旧できます。 OBDR は、ASR(Windows Automated Systems Recovery)テクノロジを使用します。 OBDR のユーザ インターフェースが変更され、エラーの記録と高速復旧速度も向上し ました。 Disaster Recovery Option と Disk Staging Option との統合 Disaster Recovery Option は、Disk Staging Option と統合されます。バックアップを移 行またはパージすると、惨事復旧情報の更新が自動的に開始され、Machine Specific Recovery の情報を最新に保ちます。 新機能 11 BrightStor ARCserve Backup r11.5 の新機能 StorageTek ACSLS の惨事復旧 惨事復旧は、StorageTek ACSLS テープ ライブラリを使った、Windows 2003 バックアッ プ サーバのローカル復旧をサポートします。 Windows Small Business Server 2003 の惨事復旧 Windows Small Business Server 2003 の惨事復旧を使用すると、Microsoft SharePoint および Exchange データを含む、Windows Small Business Server 2003 のデフォルト 構成をバックアップおよびリストアできます。 Windows XP および Windows 2003 の DRScarSession ユーティリティのサポート DRScanSession ユーティリティは、ローカルの惨事復旧処理用に、Windows 2000、 Windows XP、Windows 2003 でサポートされています。 これを使用すると、サーバの バックアップを含むテープ メディアから、ローカルのバックアップ サーバを復旧できま す。 VSS 増分/差分バックアップ サポート BrightStor ARCserve Backup r11.5 では、バックアップで選択できる 2 つの方法が追加さ れました。 増分バックアップ - 最後のフル バックアップまたは増分バックアップ以後に変更が あったファイルのみをバックアップします。 各バックアップ後に、バックアップ ファイル は、変更されない限りは次の増分バックアップ ジョブ中にバックアップされないようマー クされます。 この方法を使用したバックアップ ジョブの処理には通常より時間がかかり ません。 ただし、増分バックアップからファイルをリストアするには、最新のフル バック アップと後続のすべての増分バックアップのジョブの両方を供給する必要があります。 差分バックアップ - 最後のフル バックアップ以後に変更があったファイルのみをバック アップします。 差分バックアップ ジョブは、バックアップされたとしてファイルをマークし ないため、最後の差分ジョブでバックアップされたファイルが再度バックアップされます。 この方法を使用したバックアップ ジョブの処理には通常より時間がかかります。 ただし、 差分バックアップからファイルをリストアするには、最新のフル バックアップと最新の差 分バックアップのみの供給で済みます。 12 リリース サマリ BrightStor ARCserve Backup r11.5 の新機能 64 ビットのサポート BrightStor ARCserve Backup は、さまざまな Windows 64 ビット オペレーティング シス テムにインストールできるようになりました。 以下の 64 ビット Windows プラットフォームが サポートされています。 Intel Itanium (IA64) ファミリ AMD Athlon64 および、Opteron、Intel Xeon EM64T を含む x64 ベースのシステム 以下の BrightStor ARCserve Backup Agents and Options は、64 ビット Windows プラッ トフォームでサポートされています。 64 ビット ネイティブ Client Agent for Windows Agent for VSS Snap-Shot Agent for Open Files Through Windows-on-Windows (WOW64) BrightStor ARCserve Backup Server(ネイティブの Client Agent for Windows が 必要) BrightStor ARCserve Backup Portal 対応 BrightStor ARCserve Backup Manager and Cross-Platform Management サーバ管理 Enterprise Module Disk Staging Option Tape Library Option Storage Area Network (SAN) Option 診断ツール Agent for Microsoft SQL Server 64 ビットと 32 ビット Windodws プラットフォームのアーキテクチャの違いにより、64 ビット オペレーティング システムのエレメントは、32 ビット アプリケーションからはアクセスでき ないものがあります。 これらのエレメントには、Windows システム レジストリ、システム状 態バックアップに含まれるシステム設定ファイル、Volume Shadow Copy Service ライタ が含まれます。 これらの制限を克服し、BrightStor ARCserve Backup サーバが Windows の 64 ビット バージョンで実行されている場合にバックアップおよびリストア操作を成功させるには、 64 ビット マシン上の BrightStor ARCserve Backup サーバとともに、64 ビット バージョ ンの BrightStor ARCserve Backup Client Agent をインストールする必要があります。 新機能 13 BrightStor ARCserve Backup r11.5 の新機能 Windows Virtual Server 2005 および Virtual PC 2004 のサポート BrightStor ARCserve Backup は、Windows Virtual Server 2005 をサポートするようにな りました。 ファイル システムおよびクライアント エージェントは、Windows Virtual Server 2005 および Virtual PC 2004 をサポートします。 ユーザ プロファイル ユーティリティ ユーザ プロファイル ユーティリティを使用すると、BrightStor ARCserve Backup 管理 者がユーザ プロファイルを管理し、BrightStor ARCserve Backup にアクセスできるよう になります。 BrightStor ARCserve Backup をインストールすると、デフォルトで caroot ユーザ プロ ファイルが設定され、管理者グループに割り当てられます。 管理者グループは、特定 の BrightStor ARCserve Backup ドメインで実行されるすべての BrightStor ARCserve Backup の機能を制御します。 ユーザ プロファイル ユーティリティを使用すると、BrightStor ARCserve Backup サー バ管理者は以下のことを実行できます。 ユーザの追加 ユーザの削除 ユーザ パスワードの変更 ユーザのグループへの割り当て NEC CLUSTERPRO/ExpressCluster クラスタのサポート BrightStor ARCserve Backup は、CLUSTERPRO/ExpressCluster 対応アプリケーション として、あるいは CLUSTERPRO/ExpressCluster 非対応アプリケーションとして、クラス タ環境でインストールおよび環境設定できます。 BrightStor ARCserve Backup はフォールトトレラントなアプリケーションであり、フェール オーバやクラスタ環境に存在するデータのバックアップとリストアをサポートしています。 NEC Cluster Server (CLUSTERPRO/ExpressCluster)を使用すると、Windows ベース の複数のサーバを相互に接続し、可用性の高い単一のシステムとしてネットワーク クラ イアントに認識させることができます。 BrightStor ARCserve Backup では、NEC CLUSTERPRO/ExpressCluster バージョン 7.0 SE および LE がサポートされていま す。 14 リリース サマリ BrightStor ARCserve Backup r11.5 の新機能 BrightStor ARCserve Backup での NEC CLUSTERPRO/ExpressCluster のサポートで は、以下の利点があります。 以下のような NEC CLUSTERRPO/ExpressCluster の実行サポートおよび高可用 性機能の活用 クラスタの特定のノードから別のノードへ BrightStor ARCserve Backup サービ スを自動的にフェールオーバする BrightStor ARCserve Backup のフェールオーバ発生時に、クラスタの特定の BrightStor ARCserve Backup ノードから別のノードへジョブをフェールオーバ できる フェールオーバ後にジョブを再開できる BrightStor ARCserve Backup を SAN プライマリ サーバとして Active/Passive クラスタにインストールし、フェールオーバ時にメンバ サーバの バックアップを継続して実行できる NEC クラスタ管理ツールを使用できる NEC クラスタ ノードのデータ バックアップおよびリストア機能 Disaster Recovery Option を使用した NEC CLUSTERPRO/ExpressCluster ノード の惨事保護機能 詳細については、「Disaster Recovery Option ユーザ ガイド」を 参照してください。 新機能 15 第 2 章: 既存機能の変更点 BrightStor ARCserve Backup r11.5 SP1 には、r11.5 で利用できるすべての機能に加え て、複数の拡張された機能、新しく追加された機能が含まれていて、バックアップとリスト アのパフォーマンスを最大限に発揮できます。この章では、このリリースに含まれる既存 機能の向上に関する情報を説明します。 BrightStor ARCserve Backup r11.5 SP1 の変更内容 このセクションでは、既存機能に対する以下の拡張について説明します。 既存機能の拡張 BrightStor ARCserve Backup r11.5 SP1 for Windows の以下の機能が拡張されていま す。 拡張されたパス サポート Informix 10 サポート 拡張されたパス サポート 今回リリースされた BrightStor ARCserve Backup では、ファイル パス サポートは 256 バイトから 512 バイトに増加されています。 注: 長いパス名は BAB r11.5 SP1 と共に使用可能になります。 以前のバージョンに はパス名の制限がまだあります。 Informix 10 サポート BrightStor ARCserve Backup は HP-IA64 上の Informix 10 をサポートするようになり ました。 BrightStor ARCserve Backup r11.5 の変更内容 このセクションでは、以下の内容について説明します。 既存機能の拡張 サポートされていない機能 既存機能の変更点 17 BrightStor ARCserve Backup r11.5 の変更内容 既存機能の拡張 BrightStor ARCserve Backup r11.5 for Windows の以下の機能が拡張されています。 マージ ユーティリティ スキャン ユーティリティ GroupWise およびクラスタ オブジェクトのサポート DLTWorm サポート 脆弱性への対応強化 バックアップ マネージャ [グローバル操作] オプション マージ ユーティリティ マージ ユーティリティを使用して、メディアの情報をデータベースにマージすることがで きます。 マージ ユーティリティでは、以下をマージすることができます。 シングル セッション。 以下のいずれかの範囲のタイプを使用した、セッション範囲。 特定の開始セッションから特定の終了セッションまで。 特定の開始セッションからメディアの終わりまで。 スキャン ユーティリティ スキャン ユーティリティを使用すると、メディアに書き込まれているバックアップ セッショ ンに関する情報を得ることができます。 バックアップするために選択した各ソースは、個 別のセッションとしてメディアに保存されています。 スキャン ユーティリティを使用する と、以下の情報を取得できます。 1 つのセッションまたはメディア全体。 以下のいずれかの範囲のタイプを使用した、セッション範囲。 特定の開始セッションから特定の終了セッションまで。 特定の開始セッションからメディアの終わりまで。 GroupWise およびクラスタ オブジェクトのサポート BrightStor ARCserve Backup r11.5 では、クライアント エージェントが Novell NetWare GroupWise およびクラスタ オブジェクトをバックアップし、リストアする機能が向上されま した。 18 リリース サマリ BrightStor ARCserve Backup r11.5 の変更内容 DLT Worm サポート DLTWorm サポートは、DLTWork テープを作成できる現在の BrightStor ARCserve Backup WORM 機能を向上させたものです。 既存の DLTWorm サポートには、 BrightStor ARCserve Backup WORM 機能を使用する前に、DLTWorm テープを生成 する Quantum ソフトウェア「DLTSage xTalk」が必要です。 BrightStor ARCserve Backup r11.5 の DLTWorm 機能では、WORM として特定のライブ ラリを指定できます。 これに従って、テープ エンジンは、標準の DLT テープを DLTWorm に変換します。 次の BrightStor ARCserve Backup モジュールは、DLTWorm の機能から影響を受け ます。 バックアップ マネージャ デバイス マネージャ ジョブ パッケージング タスク メディア プール TapeCopy コマンド ライン TapeEngine チェンジャ クロス プラットフォーム 脆弱性の修正 BrightStor ARCserve Backup r11.5 の更新により、以下の脆弱性が修正されました。 BrightStor ARCserve/Enterprise Backup ディスカバリ サービス SERVICEPC リ モート バッファ オーバーフローの脆弱性 BrightStor ARCserve/Enterprise Backup UDP Probe リモート バッファ オーバーフ ローの脆弱性 BrightStor ARCserve/Enterprise Backup Agent for SQL バッファ オーバーフロー の脆弱性 BrightStor ARCserve/Enterprise Backup デフォルト バックドア アカウントの脆弱性 BrightStor ARCserve Backup ホーム ディレクトリのアクセスは、管理者以外には制 限されるようになりました。 内部データで 3DES 暗号化が使用されています。 既存機能の変更点 19 BrightStor ARCserve Backup r11.5 の変更内容 バックアップ マネージャ [グローバル操作] オプション バックアップ マネージャ [グローバル操作] オプションは、バックアップを実行する前 に、ファイルのアクセス時間をリセット (Windows ファイル システムのみ) できるよう変 更されました。 このオプションを使用して、バックアップされるファイルを[アクセス時間] がどのように扱うかを確立します。 このオプションを有効にすると、バックアップされるすべてのファイルの[アクセス時 間]がバックアップが実行される前の現在の値にリセットされます。 このオプションを無効にすると、バックアップされるすべてのファイルの[アクセス時 間]がバックアップ完了時の新しい値に更新されます。 サポートされない機能 BrightStor ARCserve Backup r11.5 では、以下の機能は、現時点でサポートされていま せん。 20 リリース サマリ BrightStor ARCserve Backup コマンド ライン ユーティリティは、OLO および IOMEGA をサポートしません。 Disk Staging Option は、以下のエージェントおよびオプションではサポートされませ ん。 SAP agent for Windows Multi-Stripping SQL HW VSS Serverless Backup Option NAS 第 3 章: 当リリースで修正された機能 以下のセクションでは、今回リリースされた BrightStor ARCserve Backup for Windows r11.5 SP1 および r11.5 で修正された内容について説明します。 以下のセクションの 各項目には、修正番号と修正の概要が述べられています。 以下のセクションにある[Txxxxxx]または[Qxxxxxx](ここで xxxxxx はテスト修正番号 または発行済み修正番号)で始まる項目は、すべて今回の更新で修正されたものです。 以下のどのセクションにも含まれていないテスト修正を受信した場合は、コンピュータ・ア ソシエイツのテクニカル サポートに連絡し、修正を再度適用する方法を確認してくださ い。 BrightStor ARCserve Backup r11.5 SP1 で修正された機能 以下のセクションでは、このリリースで修正された不具合について説明します。 [T2D2348] BrightStor ARCserve Backup が強化され、BrightStor ARCserve Backup バージョン 9.01 以降の Client Agent for NetWare を使用して NetWare NDS セッションをマージ、スキャン、または比較したときに、ファイル ヘッダまたはト レーラのシグネチャが無効であることを示すエラーが表示されることがなくなりました。 BrightStor ARCserve Backup Client Agent for NetWare バージョン 9.0 以降を使 用して作成されたテープでは、スキャン、マージ、および比較がすべて正常に実行 されます。 BrightStor ARCserve Backup バージョン 7.0 の Client Agent for NetWare で作 成されたテープでは、レジストリの以下の場所に DWORD 値 OldNDSSession を 作成し 1 に設定する必要があります。 HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥ComputerAssociates¥BrightStor ARCserve Backup¥Base¥Task¥Common [T3D3017] BrightStor ARCserve Backup では、[イベント ログでメッセージ ログ を有効にする]設定が有効でも、重複なしでメッセージが正しく記録されるようになり ました。 [T3D3022] BrightStor ARCserve Backup が更新され、バックアップ オプション内 で[オープン ファイルの再試行]オプションおよび[ファイル サイズを推定しない] オプションが両方選択されている場合でも、[オープン ファイルの再試行]の処理 が正しく実行されるようになりました。 [T3D3026] バックアップ ジョブの完了後に Client Agent がバックアップ ドライブ のルートに接続し続けることがなくなり、Client Agent を再起動しなくてもバックアッ プ ドライブをフォーマットできるようになりました。 当リリースで修正された機能 21 BrightStor ARCserve Backup r11.5 SP1 で修正された機能 22 リリース サマリ [T3D3055] BrightStor ARCserve Backup が更新され、同一ジョブ内でクオータ情 報のある 2 つ以上のドライブを確実にリストアできるようになり、追加ドライブのク オータ情報が正確にリストアされるようになりました。 [T3D3059] コンピュータ名の長さが 3 文字よりも少ない場合でも、BrightStor ARCserve Backup エージェント管理 GUI にログ ファイルからジョブの詳細が表 示されるようになりました。 [T3D3063][T245203] すべてのメッセージが BrightStor.log に確実に記録される ようになりました。 [T16C349] BrightStor ARCserve Backup が更新され、EXABYTE Mammoth2 テープ ドライブで「E3801 セッション ヘッダ シグネチャが無効です。」のエラーで ジョブが失敗することがなくなりました。 [T36A109] 多数のデータ ファイルを含む表領域のある Oracle インスタンスを バックアップできるようになりました。 [T36A166] データベース名に使用されている文字に関係なく、Agent for Microsoft SQL ですべての Microsoft SQL データベースが表示されるようになり ました。 [T245032] ジョブの修正時に、BrightStor ARCserve Backup のマネージャ ツリー に確実にソースが表示されるようになりました。 [T245033] BrightStor ARCserve Backup が更新され、「E11033: ファイル スキャ ンを実行せずにボリュームがバックアップされました。セッションをマージできませ ん。」のエラーを発生させることなく、ファイル スキャンを行わないように指定して バックアップされたテープを確実にマージできるようになりました。 [T245057] ディスク上のパーティションの 1 つを削除および再作成したときに、 BrightStor ARCserve Backup テープ エンジンでディスクのレイアウトが変更されな くなりました。 以前までは、対象パーティションにファイル システム デバイスが存 在していた場合、テープ エンジンでディスク全体のレイアウトが 1 つのパーティ ションに変更されていました。 [T3D3050][T3D3052] 523284 バイトを超える大きさの単一エントリが対象レジスト リに含まれていても、アクティビティ ログに W3422 や W3404 の警告を発生させ ることなく Windows XP および Windows Server 2003 で正常にシステム状態を バックアップできるようになりました。 [T245065] [ジョブ完了後に再試行]オプションの選択時に、BrightStor ARCserve Backup によってオープン ファイルに対する再試行が確実に行われるようになりま した。 [T245157][T245150][T245158][T245067] BrightStor ARCserve Backup が更 新され、マネージャを閉じたときに確実に BrightStorMgr.exe プロセスが閉じられ るようになりました。 BrightStor ARCserve Backup r11.5 SP1 で修正された機能 [T245140] HP C5713A (40x6 AL)、HP DAT72x6 AL、および HP C1557A (24x6 AL)デバイス内のドライブがクリーニング中のとき、BrightStor ARCserve Backup のログに「ライブラリ内のドライブはオフラインです。」という Tape Alert メッ セージが表示されなくなりました。 [T245145] Tape Alert をサポートしているチェンジャで Tape Alert を有効にした 場合、クリーニング テープが疲弊状態になったとき、ドライブのクリーニング処理の 完了直後に通知されるようになりました。 [T245182] 非共有ディスクのディスク シグネチャを変更することなく、共有ディスク からバックアップされたフォルダを非共有ディスクにリストアできるようになりました。 [T369167] WORM (Write Once Read Many)メディアのサポート メッセージが、 中国語(簡体字)、フランス語、ドイツ語、イタリア語、および日本語の Windows NT 4.0 および Windows 2000 の BrightStor ARCserve Backup ベース製品に追加さ れました。 [T1A5205] BrightStor ARCserve Backup が更新され、アプリケーション エラーを 発生させずに BrightStor ARCserve Backup と VC++ .NET の両方を実行してい るマシンを確実にシャットダウンできるようになりました。 [QO66651][T146370] BrightStor ARCserve Backup が更新され、BrightStor ARCserve Backup 代替データベースとして Microsoft SQL Server を使用している 場合でもテープが保存セットから再利用セットへ誤って移動されることがなくなりまし た。 [T16C512] BrightStor ARCserve Backup が更新され、セッションのリストア後に Exchange のバックアップをテープに追加した場合でも、エラー メッセージを表示さ せることなく同じ(またはより古い)セッションを確実にリストアできるようになりました。 [T3D3015][T3D3019] BrightStor ARCserve Backup が更新され、複数のプロ セッサがあり Microsoft Service for UNIX 3.0 がインストールされているマシンでも メッセージ エンジン サービスが確実に開始されるようになりました。 [T36A079][T36A080][T36A104] Disaster Recovery Option が更新され、 Windows 2000 Server SP4 および Windows 2000 Advanced Server SP4 の日本語 バージョンがサポートされるようになりました。 [T245115] BrightStor ARCserve Backup が更新され、メディア プールの再利用 セットおよび保存セット スロット内のテープが確実に認識されるようになりました。 以前までは、ローテーション ジョブによって特定のメディア プールの再利用セット からテープがマウントされたとき、ジョブが完了しなくなっていました。 [T245116] ノードが 3 つあるジョブで、2 番目のノードが Agent for Microsoft SQL Server に対して行われ、この 2 番目のノードのバックアップ中にテープがス パンする場合でも BrightStor ARCserve Backup でこのジョブを正常にバックアップ できるようになりました。 以前までは、3 番目のノードを検索するとき、検証の途中 で「E3841 セッション番号が見つかりません。(メディア=testmedia, セッション=22, エラー=EARLY WARNING)」のエラーでジョブは失敗していました。 当リリースで修正された機能 23 BrightStor ARCserve Backup r11.5 SP1 で修正された機能 [T245120] バックアップ マネージャの[デスティネーション]タブに、メディア プー ルのステータスが確実に正しく表示されるようになりました。 [T245123] 長い Active Directory DNS 名が設定され NTFRS レプリカ ルート値 が ¥¥?¥ のプレフィックスで設定されているとき、システム状態のバックアップ ジョ ブで誤って以下のエラーおよび警告が生成されることがなくなりました。 W3301 ディレクトリが見つかりません。 (ディレクトリ=¥, エラー=The filename, directory name, or volume label syntax is incorrect.) E3322 先頭ファイルの検索で、予期しない戻り値が発生しました。 後続のファ イルをバックアップできません。(ファイル=¥¥?¥c:¥windows¥sysvol¥domain¥*.*, EC=ネットワーク パスが見つかりません。) [T245149][T245148] [上書き - 同名のメディア、ブランク メディアのみ]バック アップ オプションが有効なとき、同じメディア名の 2 つのバーコード テープにス パンするジョブ内のデータを BrightStor ARCserve Backup で確実にバックアップ できるようになりました。 [T245185] BrightStor ARCserve Backup で、ジョブ スケジューラ ウィザードから サブミットされたジョブを正常に実行できるようになりました。 [T245198] [デバイス グループ環境設定]ダイアログ ボックスを使用して、テープ ライブラリ RAID グループの名前を GROUP0 から正常に変更できるようになりま した。 以前までは、テープ エンジンが再起動したとき、名前は自動的に GROUP0 にリセットされていました。 [T326113] Disaster Recovery ウィザードに、テープ情報が正しく表示されるように なりました。 [T1A5295] Agent for Open Files が更新され、「the process cannot access the file because another process is accessing the file.」というメッセージが生成されることなく オープン ファイルを確実にバックアップできるようになりました。さらに、バックアップ およびリストア ジョブの速度が改善されました。 [T146388][T31A320] BrightStor ARCserve Backup アプリケーション エージェン トおよび BrightStor Enterprise Backup アプリケーション エージェントのバッファ オーバフロー コードが、セキュリティの脆弱性が回避されるように強化されました。 適用される製品は以下のとおりです。 BrightStor ARCserve Backup v9.01 BrightStor ARCserve Backup Version 9 Agent for SQL for Windows BrightStor ARCserve Backup Version 9 Agent for Oracle for Windows BrightStor ARCserve Backup Version 9 Agent for SAP R/3 for Windows このテスト修正は、QO70770 に優先されます。 24 リリース サマリ BrightStor ARCserve Backup r11.5 SP1 で修正された機能 [T31A288] BrightStor ARCserve Backup Universal Agent および BrightStor Enterprise Backup Universal Agent のバッファ オーバーフロー コードが、セキュリ ティの脆弱性が回避されるように更新されました。 以下の製品を使用するすべて のシステムに、このセキュリティ更新を直ちに適用することを強くお勧めします。 BrightStor ARCserve Backup v9.01 BrightStor ARCserve Backup v9.01 Client Agent for Windows BrightStor ARCserve Backup v9.01 Network Attached Storage (NAS) Option for Windows BrightStor ARCserve Backup v9.01 Agent for Oracle for Windows BrightStor ARCserve Backup v9.01 Agent for SAP R/3 for Windows [T31A261] このサービス パックでは、BrightStor ARCserve Backup ディスカバリ サービスのバッファ オーバフローによるセキュリティの脆弱性に対処しています。 このセキュリティ更新は、BrightStor ARCserve Backup for Windows v9.0 ベース製 品、および BrightStor ARCserve Backup のいずれかのエージェントがインストー ルされたすべての Windows システムに適用する必要があります。 [T3F8085] BrightStor ARCserve Backup が更新され、Microsoft SQL Server で 1500 を超えるデータベースを正常にバックアップできるようになりました。 [T16C408] BrightStor ARCserve Backup が強化され、特定のバックアップ セッ ションのデータをリストアまたは検証するときに「ファイル ヘッダ シグネチャまたは ストリーム シグネチャが無効です」という内容のエラー メッセージが表示されなくな りました(バックアップ セッションは、ファイル システムまたはデータベースのバック アップです。バックアップ ジョブには、複数のセッションを含めることができます)。 以前までは、あるバックアップ ジョブの最初のセッションの実行中に 1000 のその 他のバックアップ セッションが開始して完了すると、バックアップ中のデータ破損の 問題が発生していました。 セッション 1 がまだ実行されている状態で新規のバッ クアップ セッション(セッション 1001)が開始すると、このセッション 1 の破損が発 生していました。 [T1A5182] リストア ジョブで誤ってログ ファイルに「ファイルをスキップします。無 効としてマークされています。 (ファイル=<ファイル パス名>)」のエラーが生成され ることがなくなりました。 [T352094] データのバックアップ時に、暗号化セッション パスワードを作成できる ようになりました。 [T3D3023] BrightStor ARCserve Backup が更新され、シンボル テーブル ファイ ルが含まれるようになりました。 [T3D3018] NetApp Ontap 6.4.x 上でのリストア ジョブで、[ベース ディレクトリを 作成しない]オプションが有効なとき、リストア デスティネーションとしてボリュームの ルートからのフル パスの階層が作成されないようになりました。 さらに、増分および差分バックアップ ジョブで、ボリュームのルートにリストア シン ボル テーブル ファイルが作成されなくなりました。 当リリースで修正された機能 25 BrightStor ARCserve Backup r11.5 SP1 で修正された機能 26 リリース サマリ [T369134] BrightStor ARCserve Backup が更新され、以下の問題が修正されまし た。 2 番目のインスタンスのデータベースを最初のインスタンスの同名のデータ ベースと混同することなく、2 つの Microsoft SQL Server インスタンスからの データベースを単一のジョブでバックアップできるようになりました。 Microsoft SQL データを復旧情報の複製先にリストアできるようになりました。 [T1A5143] Image Option を使用して特定の複数のファイルをリストアするとき、指 定したファイルがすべてリストアされなかった場合にエラー メッセージが表示される ようになりました。 [T245178] リストア ジョブでファイルを置換できないとき、置換できなかったファイ ルと同じディレクトリに ACT$xxxx ファイルまたは SYT$xxxx ファイルが作成され ます。 以前までは、ファイルが WINDOWS¥System32¥CatRoot 下にある場合、マ シンの再起動後にドライバのデジタル シグネチャが消え、ACT$xxxx ファイルが 見つからなかったという内容のエラーが dberr.log に記録されていました。 現在で は再起動後にデジタル シグネチャが消えないようになりました。 [T245184] BrightStor ARCserve Backup が更新され、システムの再起動後(フル リストア ジョブの実行中、ファイルがアクティブで置換できなかった場合)、リストア ジョブが実行された時間ではなく、正しいタイム スタンプがリストアされたファイルに 確実に反映されるようになりました。 [T1A5296][T245191] 日本語の文字を含むファイル名をグループに追加するとき、 これらの名前がが Agent for Open Files 設定(ofawin.exe)で文字化けしなくなりま した。 [T245170][T245177] catalog.wci ディレクトリが空、または(差分バックアップ ジョ ブで)このディレクトリにバックアップ対象の変更ファイルがなく、かつファイル サイ ズを推定する設定になっている場合でも、BrightStor ARCserve Backup で確実に catalog.wci ディレクトリがバックアップできるようになりました。 [T245171] BrightStor ARCserve Backup r11.1 Oracle Agent for Linux を使用して データをバックアップしているときに、「Computer Associates Licensing - 3BAL Component not licensed」というメッセージが誤って表示されなくなりました。 BrightStor ARCserve Backup r11.5 SP1 で修正された機能 [T46B066] BrightStor ARCserve Backup が更新され、以下の暗号解読の問題が 修正されました。 グローバル暗号化を使用してローカル ファイル システム ドライブと共にバッ クアップされた Oracle データベースを正常にリストアできるようになりました。 グローバル暗号化を使用して、あるサーバのファイル システム ドライブ(C な ど)と、別なノードのデータベース エージェントからバックアップを行っても、 「E3482 データの復号化に失敗しました」のエラーを発生させずにデータベー ス エージェント セッションをリストアできるようになりました。 「AE0322 暗号化ライブラリの実行に失敗しました。 ジョブを中止します。」およ び「E3482 データの復号化に失敗しました。(EC:27)」のエラーを発生させるこ となく、Client Agent for Windows を使用してバックアップされたデータをリスト アできるようになりました。以前までは、データベース エージェントを使用してこ のデータをリストアすると、これらのエラーが発生していました。 属性を保持した状態で Linux データを正しくリストアできるようになりました。 以前までは、データに無意味なランダムな文字がリストアされ、属性は保持され ていませんでした。 [T16C514] BrightStor ARCserve Backup が更新され、バックアップが複数のテー プにスパンする場合に確実にサーバレス バックアップおよびリストア ジョブを実行 し、ワールド ワイド名がすべてゼロでも確実にリストア ジョブを実行できるようになり ました。 さらに、BrightStor ARCserve Backup で CISCO サーバレス ソリューショ ンがサポートされるようになりました。 [T16C515] Windows 2003 SP1 がインストールされた Windows 2003 マシンで、 VSS バックアップ ジョブが実行できるようになりました。 [T1A5232] BrightStor ARCserve Backup が更新され、Windows イベント ビュー アに「Ofant.exe - エントリ ポイントが見つかりません; プロシージャ エントリ ポイン ト setEUCStatus がダイナミック リンク ライブラリ service.dll から見つかりませんで した。」のエラーが生成されることがなくなりました。 [T1A5259] Agent for Open Files をインストールしてマシンを再起動したとき、ログ オン ダイアログ ボックスが非アクティブ状態になることがなくなりました。 [T245122] 長い Active Directory DNS 名が設定され NTFRS レプリカ ルート値 が ¥¥?¥ のプレフィックスで設定されているとき、システム状態のバックアップ ジョ ブで誤って以下のエラーおよび警告が生成されることがなくなりました。 W3301 ディレクトリが見つかりません。 (ディレクトリ=¥, エラー=The filename, directory name, or volume label syntax is incorrect.) E3322 先頭ファイルの検索で、予期しない戻り値が発生しました。 後続のファ イルをバックアップできません。(ファイル=¥¥?¥c:¥windows¥sysvol¥domain¥*.*, EC=ネットワーク パスが見つかりません。) 当リリースで修正された機能 27 BrightStor ARCserve Backup r11.5 SP1 で修正された機能 [T245124] BrightStor ARCserve Backup が更新され、[実行前/後の処理オプ ショ]ダイアログ ボックスに設定されている、優先する共有/マシン ノード用の実行 前/後コマンドが保存時に確実に保存され、正しく実行されるようになりました。 [T245129][T245131] レジストリ値 Every reboot 「SOFTWARE¥ComputerAssociates¥BrightStor ARCserve Backup¥Base¥SNMP」 が、システムの再起動ごとに以下のキーに挿入されなくなりました。 HKEY_LOCAL_MACHINE¥CurrentControlSet¥Services¥SNMP¥Parameters¥Extension Agents [T245144] Tape Alert をサポートしているデバイスで Tape Alert を有効にしたと き、クリーニング テープが疲弊状態になった場合に正しく通知されるようになりまし た。 [T245146] IBM Ultrium-TD1 FW=16E0 ドライブのある NEC LL0101H-0A FW=0002 ライブラリのスロット内で手動で交換されたテープが BrightStor ARCserve Backup で正しく認識されるようになりました。 この修正を有効にするに は、以下のキーに DWORD 値 DoorShutInit を作成し、1 に設定します。 HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥ComputerAssociates¥BrightStorARCserve Backup¥Base¥TapeEngine¥CHANGER_CFG 28 リリース サマリ [T31A315][QO69236] BrightStor ARCserve Backup で、NEC Cluster Server (CLUSTERPRO/ExpressCluster) r4.2、バージョン 7.0 SE および LE がサポート されるようになりました。 このサポートおよび NEC Cluster Server 環境における BrightStor ARCserve Backup の環境設定の詳細については、「管理者ガイド」を参 照してください。 [T31A311] BrightStor ARCserve Backup が強化され、Active/Passive 環境で CLUSTERPRO/ExpressCluster がサポートされるようになりました。 [T36A235] BrightStor ARCserve Backup データベースに Microsoft SQL Server を使用している場合に、ローテーション ジョブのサブミット時にメディア プール定 義がゼロにリセットされなくなりました。 [T36A244] BrightStor ARCserve Backup が更新され、Agent for Microsoft SQL Server におけるバッファ オーバーフロー条件が原因の潜在的なセキュリティ脆弱 性が解決されました。 [T3F8101] BrightStor ARCserve Backup が更新され、Agent for Microsoft Exchange Server におけるバッファ オーバーフロー条件が原因の潜在的なセキュ リティ脆弱性が解決されました。 [T3F8110] フォルダ フィルタが有効な状態でのドキュメント レベルのバックアップ 処理で、フィルタのパラメータに定義されているとおりに正しくユーザのメールボック スがバックアップされるようになりました。 [T46B039] ジョブの実行前コマンドの終了コードが -1 でも、BrightStor ARCserve Backup のバックアップ ジョブが正常に実行されるようになりました。 BrightStor ARCserve Backup r11.5 SP1 で修正された機能 [T245161] BrightStor ARCserve Backup が更新され、NEC チェンジャにおけるリ ストア ジョブの速度が向上しました。 以前までは、各セッションの完了時にテープ がホーム スロットに返されていたため、リストア ジョブが遅くなっていました。 この 動作が修正されました。 [T3F8081] 多数のデータベースのある Microsoft SQL サーバを参照するとき、 BrightStor ARCserve Backup ですべてのデータベースを正しく表示できるようにな りました。 さらに、フル バックアップ ジョブでこれらのサーバにあるデータベース がすべて正常にバックアップされるようになり、RPC サーバが失敗することがなくな りました。 [T31A229] このサービス パックでは、BrightStor ARCserve Backup ディスカバリ サービスのバッファ オーバーフローによるセキュリティ脆弱性が解決されました。 このセキュリティ更新は、BrightStor ARCserve Backup for Windows r11.1 ベース 製品、および BrightStor ARCserve Backup のいずれかのエージェントがインス トールされたすべての Windows システムに適用する必要があります。 [T367143] BrightStor ARCserve Backup が強化され、ドキュメント レベルのバック アップ ジョブが誤ってエラー 8535 で失敗することがなくなりました。 [T245156] Multilingual/Multilanguage User Interface がインストールされている Windows 2003 の英語版上で BrightStorMgr.exe を実行したとき、[予定表]ダイ アログ ボックスの曜日列の名前にある日本語文字が正しく表示されるようになりま した。 [T1A5279] BrightStor ARCserve Backup NDMP NAS Option が更新され、不定 期に例外が発生して失敗することがなくなり、リストア処理の最後に誤ったスパン条 件を生成しなくなりました。 さらに、NAS バックアップからディレクトリを確実にリスト アでき、DAR リストアを正常に実行できるようになりました。 [T245159][T3D3045] BrightStorMgr.exe プロセスが CPU 使用率を 100% 近 く占有することがなくなりました。 さらに、マネージャをシャットダウンして再度起動し たとき、マネージャが正常に開くようになりました。 [T245160] 21 以上のパーティションのある Windows 2003 または Windows XP で惨事復旧フル バックアップ ジョブを正常に実行できるようになりました。 [T245166][T245167] BrightStor ARCserve Backup が更新され、Client Agent を 使用しない比較ジョブで、スキップされたファイルが正しくレポートされ正しいジョブ ステータスが記録されるようになりました。 [T245162] 最初または 2 番目のバイトに 0 の文字が含まれている名前の Lotus Notes サーバで、「指定したドライブとディレクトリにアイテム 1 の notes.ini ファイ ルは見つかりません。」のエラーを発生させることなくセットアップ ウィザードを使用 できるようになりました。 [T245164] ジョブを実行する度に RDS.EXE プロセスのメモリ使用量が増加する ことがなくなりました。 当リリースで修正された機能 29 BrightStor ARCserve Backup r11.5 SP1 で修正された機能 [T245165] BrightStor ARCserve Backup が更新され、ジョブの最後にテープが巻 き戻されるよう指定できるようになりました。 これを指定するには、以下のレジストリ キーに DWORD 値 DisableLazyRewind を作成し、1 に設定します。 HKEY_LOCAL_MACHINE¥Software¥CA¥BrightStor ARCserve Backup¥Base¥TapeEngine¥CONFIG 30 リリース サマリ [T245168] 日本語の Windows サーバ上で、Client Agent を介して UNIX また は Linux マシンのソースを表示している場合、ソース ツリーの親ディレクトリを展 開したときにディレクトリ名がバックアップ マネージャに正しく表示されるようになり ました。 [T245173] BrightStor ARCserve Backup が更新され、エラー 1326 「Failed to establish connection」を drcfgdll.log に生成させることなく、惨事復旧情報を復旧 情報の複製先にコピーできるようになりました。 [T245176][T245174] BrightStor ARCserve Backup が更新され、Client Agent を 使用して別の場所にリストアされたイベント ログを確実に開くことができるようになり ました。 [T245179][T245192] テープ エンジンでエラーを発生させることなく、グループか らチェンジャ スロットを削除および追加できるようになりました。 [T245180] 修正されたジョブに対して[メディアをイジェクトしない]オプションが選 択されたとき、これが[グローバル オプション]ダイアログ ボックスの[操作]タブに 正確に表示されるようになりました。 [T245188] 日本語バージョンの BrightStor ARCserve Backup でテクニカル サ ポートおよび eNews へのリンクを参照するときに、戻る矢印を使用できるようになり ました。 [T245194] ca_devmgr -format コマンドを使用して、MTF テープをフォーマットで きるようになりました。 さらに、owritesameblaankany オプションが指定された ca_backup コマンドで、「W3831: Unable to find any Computer Associates media.」 のエラーを発生させることなく MIF テープに書き込めるようになりました。 [T245196] エラーを示す終了ステータス コードを生成することなく、 ca_backup.exe -waitForJobStatus コマンドの複数のプロセスを並列に実行できるよ うになりました。 [T245195] 日本語環境で、ジョブ ステータス レポートの印刷プレビューにある日 付が、YYYY/MM/DD の形式で表示されるように更新されました。 [T16C549][T16C587][QO75067] BrightStor ARCserve Backup が更新され、正 常に完了したリストア ジョブの後、[追加]オプションが指定してあるバックアップ ジョブでテープの有効なデータが上書きされなくなりました。 以前まではこれが原 因で、特定のセッションのリストアが「E3802 ファイル ヘッダ シグネチャが無効で す。」のエラーで失敗していました。 BrightStor ARCserve Backup r11.5 SP1 で修正された機能 [T36B202]属性を保持した状態で Linux データを正しくリストアできるようになりま した。 以前までは、データに無意味なランダムな文字がリストアされ、属性は保持さ れていませんでした。 [T245199] BrightStor ARCserve Backup が更新され、完全インベントリを開始す ることなく確実に C9264CB-VS80 にメディアをロードできるようになりました。 [T1A5285] BrightStor ARCserve Backup が強化され、Agent for Open Files と Symantec AntiVirus が両方インストールされているマシンへファイルをリストアする ときのパフォーマンスが向上しました。 [T31A337] 非共有ディスクのディスク シグネチャを変更することなく、共有ディス クからバックアップされたフォルダを非共有ディスクにリストアできるようになりまし た。 [T31A305] BrightStor ARCserve Backup Universal Agent Service for Windows および BrightStor Enterprise Backup Universal Agent Service for Windows にセ キュリティの脆弱性が見つかりました。 以下の製品を使用するすべてのシステムに、 このセキュリティ更新を直ちに適用することを強くお勧めします。 BrightStor ARCserve Backup r11.1 BrightStor ARCserve Backup r11.1 Client Agent for Windows BrightStor ARCserve Backup r11.1 for Windows Agent for Oracle BrightStor ARCserve Backup r11.1 for Windows Agent for Microsoft Exchange Premium Add-on BrightStor ARCserve Backup r11.1 for Windows Enterprise Option for SAP R/3 for Oracle BrightStor ARCserve Backup r11.1 for Windows NDMP NAS Option [T367144][T36A293] BrightStor ARCserve Backup が更新され、「E8601 エー ジェントに接続できません。」のエラーを発生させることなく、スラッシュ(/)文字を含 む名前の Lotus Notes サーバ上でデータを正常にリストアできるようになりました。 [T46B074] バックアップ ジョブで、C: のルートおよび <BAB ホーム>¥TEMP ディレクトリに複数の cst*.tmp ファイルが作成されることがなくなりました。 [T46B041] バックアップ ジョブにジョブ レベルの実行前/後コマンドを設定し、実 行前コマンドで特定の終了コードを受信した場合にのみジョブが実行されるように 指定した場合、ジョブは指定された終了コードが返されたときにのみ実行されるよう になりました。 終了コードが受信されなかった場合、ジョブは失敗します。 [T146382] BrightStor ARCserve Backup が強化され、Tape RAID Option が有効 な場合でもスケジュールされたジョブが確実に開始されるようになりました。 [T245203] Tape Alert が有効なとき、多数のスロットのあるライブラリの完全インベ ントリをテープ エンジンで正常に実行できるようになりました。 当リリースで修正された機能 31 BrightStor ARCserve Backup r11.5 SP1 で修正された機能 [T245200][QO75044] Sony SDX-800V がターゲット デバイスとして指定されて いるバックアップ ジョブでセッションをスパンしているとき、「ファイル トレーラ シグ ネチャが無効です。 (シグネチャ=2be62572)」のエラーが発生することがなくなりま した。 [T16C416] BrightStor ARCserve Backup が強化され、Windows Backup Exec で フォーマットされたテープが使用できるようになりました。 [T36A287][T36A294] ドイツ語バージョンの Windows 2000 Professional SP1 の CD-ROM で、Disaster Recovery ブート キットの作成がサポートされるようになりま した。 [T1A5289] 停止コード C2 のランダム システム クラッシュが発生することなく、 Agent for Open Files をインストールできるようになりました。 [T2D2481] -mTargetPool スイッチを初回と後続のテープコピーに指定して、連続 したテープコピー ジョブを正常に実行できるようになりました。 以前までは、初回 のテープコピー ジョブからターゲット テープを削除または消去しないと、後続の テープコピー ジョブが失敗していました。 [T31A335] Agent for Microsoft Exchange Server が更新され、ドキュメント レベル (特にユーザ メールボックス レベル)を参照するときのパフォーマンスが向上しま した。 この修正を有効にするには、以下のキーに DWORD 値 DisableChaseReferrals を作成し、1 に設定します。 HKEYLOCALMACHINE¥SOFTWARE¥ComputerAssociates¥BrightStorARCserve Backup¥ExchangeDocumentAgent¥Parameters¥ 32 リリース サマリ [T31A336] BrightStor ARCserve Backup が更新され、Exchange データベースの バックアップ処理中に、コマンドが認識されなかったことを示すメッセージが表示さ れることがなくなりました。 以前までは、データ転送中にデータベースでしきい値を 超えるとこのメッセージが表示されていました。 [T36A282] クラスタ内の物理ノードでは、アクティブ サーバ上で環境設定された Agents for Oracle のみが表示されるようになりました。 [T36A292] 「エージェントは、次にバックアップを行なうアーカイブ ログを検出でき ません。」のエラーを発生させることなく、99999 よりも大きいログ シーケンスのアー カイブ ログをバックアップできるようになりました。 [T36A288] SQL サーバがシングル ユーザ モード場合に物理ノード上でコマン ド プロンプトを使用して Microsoft SQL クラスタ内のマスタ データベースをリスト アするとき、Microsoft SQL Server インスタンスがマネージャに確実に表示されるよ うになりました。 [T36A290] BrightStor ARCserve Backup で、Microsoft SQL Server 2005 がサ ポートされるようになりました。 [T36A289] BrightStor ARCserve Backup が強化され、Windows 2003 64 ビット オペレーティング システム上で Agent for Microsoft SQL Server がサポートされる ようになりました。 BrightStor ARCserve Backup r11.5 SP1 で修正された機能 [T31A332][QO75196] BrightStor ARCserve Backup が強化され、長いファイル パスがサポートされるようになりました。 詳細については、Readme ファイルを参照 してください。 [T16C564] Seagate DAT DAT72 仮想テープ ライブラリ上でテープ エンジンを 開始できるようになりました。 [T16C567] BrightStor ARCserve Backup で、テープ エンジンの起動後に IBM Ultrium-TD2 テープ ドライブが IBM Ultrium-TD1 テープ ドライブに変更されな くなりました。また、Network Appliance ファイラに接続されたテープ ライブラリで、 LTO-II テープ(データ容量 400 GB)が LTO-I テープ(データ容量 100 GB)か ら正しく区別されるようになりました。 NAS デバイス環境設定の前に DWORD 値 PreferHighDensityForNetapp を以下のキーに追加し、1 に設定することで、 Network Appliance ファイラで高密度自動選択モードを有効にできます。 HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥ComputerAssociates¥BrightStor ARCserve Backup¥Base¥TapeEngine¥CONFIG [T16C570] Windows および UNIX プラットフォーム間で共有されている StorageTek ACSLS ライブラリの(Windows による)自動環境設定が正常に完了し た後、正しい割り当てドライブが確実に NLODRV.CFG ファイルに保存されるよう になりました。 [T16C576] BrightStor ARCserve Backup が強化され、連続した RAID GFS ロー テーション ジョブが起動できるようになりました。 以前までは、初回の RAID ジョ ブが完了すると、その後のジョブは起動できませんでした。 [T245190] BrightStor ARCserve Backup が更新され、デバイス管理で圧縮設定 をオフにした場合でもメディアのフォーマット中にこの設定がオンに変更されてしま うことがなくなりました。 以前までは、レジストリ設定 FormatWithoutHardwareCompression が 1 に設定されなくても、この設定がオン に変更されていました。 [T16C579][QO74774] 警告やエラーを発生させることなく、Sony SDX 500C また は 700C テープ ドライブ上で複数のシーケンスにスパンするマルチプレキシング バックアップおよびリストア ジョブを実行できるようになりました。 当リリースで修正された機能 33 BrightStor ARCserve Backup r11.5 SP1 で修正された機能 [T16C572] BrightStor ARCserve Backup が更新され、以下の処理が確実に実行 できるようになりました。 フェールオーバなしのクラスタ環境において SAN 環境を正常に設定した後、 [SAN 環境設定]ダイアログ ボックスを閉じて再度開いたとき、環境設定が正 しく保持されます。 さらに、クラスタに追加された物理サーバ名も正しく保持さ れます。 BrightStor ARCserve Backup が強化され、フェールオーバが有効になってい ないクラスタ環境で物理ノード名を表示し、仮想ノード名を表示しないようにレ ジストリ キーを追加できるようになりました。 このためには、以下のキーをレジ ストリに追加します。 HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥ ComputerAssociates¥BrightStor ARCserve Backup¥Base¥Tapeengine¥DisplayPhysicalNodes 34 リリース サマリ [T245192][T245179] BrightStor ARCserve Backup が更新され、[デバイス グ ループ環境設定]ダイアログ ボックスでグループからのチェンジャ スロットの削除 をキャンセルした場合、対象スロットが削除されなくなりました。 さらに、この削除の キャンセル後に、テープ エンジンが確実に起動するようになりました。 [T245184] BrightStor ARCserve Backup が更新され、リストアされたファイルのタ イム スタンプが正確に表示されるようになりました。 以前までは、フル リストアの実 行中にファイルがアクティブで置換できなかった場合、リストアされたファイルのタイ ム スタンプは、リストア ジョブが実行された時刻に変更されていました。 [T2D2482] 64 ビット Client Agent for Windows を使用したデータのバックアップ が、正しく確実に暗号化されるようになりました。 [T36B206] Agent for Open Files コンソールが更新され、ライセンス ステータスが 正確に表示されるようになりました。 [T16C573] バックアップ ジョブが複数のテープにスパンし、ブランク メディアが用 意されなかった場合、ログ ファイル ¥ProgramFiles¥CA¥BrightStorARCserveBackup¥LOG¥Tsk Jobxx.log が急速に大 きくなり、使用可能なすべてのディスク空き容量を使用してしまうことがなくなりまし た。 [T31A339] 大きなデータベース ファイル(500 MB 以上)の Lotus Domino バッ クアップがリストア マネージャに正しく表示されるようになりました。 以前までは、 データベース ファイルは正しく表示されませんでした。また、このファイルをリストア 処理の対象として選択した場合、この選択ファイルと一緒にセッション全体がリスト アされていました。 [T1A5297] デバイス環境設定を実行して EMC Celerra 5.4 を設定し、手動で チェンジャ名を入力した後でも、NAS ファイラに接続されたテープ ライブラリを確 実に表示できるようになりました。 [T16C584] Windows サーバ上のジョブを失敗させることなく、UNIX サーバおよ び Windows サーバから同時にジョブをサブミットできるようになりました。 BrightStor ARCserve Backup r11.5 SP1 で修正された機能 [T36A300] BrightStor ARCserve Backup が更新され、「Backup Agent エラー -(260) Backup Agent は SAP R/3 をサポートしていません。 SAP R/3 Backup Agent を入手してください。」というメッセージを誤って生成することなく、Agent for Oracle がインストールされているマシンに SAP アプリケーション(SAP/R3 以外) をインストールできるようになりました。 [T36A299] システム パスが更新され、Oracle DLL ディレクトリが正しく含まれるよ うになりました。 以前までは、Enterprise Option for SAP R3 for Oracle を環境設定 したとき、BrightStor ARCserve Backup から「'initsid.utl' ファイルをコピーできませ んでした。」のエラーが返されていました。また、SAP R3 インスタンスを展開したと き、BrightStor ARCserve Backup から「システム パスから Oracle DLL を検出でき ません。 Oracle DLL ディレクトリがシステム パスに正しく含まれるように設定してく ださい。」のエラーが返されていました。 [T245087] 「AE0322 暗号化ライブラリの実行に失敗しました。 ジョブを中止しま す。」のエラーを発生させることなく、特定のセッション パスワードを使用して Client Agent for Windows リモート ノードからバックアップされたデータを正常にリストア できるようになりました。 [T245081] BrightStor ARCserve Backup が更新され、現在のテープ ステータス が正確に検出されるようになりました。 以前までは、インベントリでテープ カートリッ ジが書き込み可能であると検出された後に書き込み保護状態に設定された場合、 書き込み保護のテープ ステータスであるにもかかわらずバックアップが正常に完 了してしまいました。 [T245076] BrightStor ARCserve Backup が更新され、スロット内のテープが正確 に検出されるようになりました。 以前までは、スロット内のテープが確実には検出さ れず、「W3831 メディアが見つかりません。」や「W3832 ブランク メディアが見つか りません。」というメッセージがアクティビティ ログに生成されていました。また、 「Error in search for tape for JobID[370]. EC=ENUM_TAPE_EXHAUSTED」という メッセージがテープ ログに生成されていました。 [T245060] BrightStor ARCserve Backup が更新され、Agent for Oracle がインス トールされている場合、Client Agent バックアップ ジョブの完了後に Universal Agent で Oracle データ フォルダのハンドルが保持されることがなくなりました。 [T245054] テープ エンジンの再起動後の自動インベントリ処理中に、チェンジャ スロット内で認識されないフォーマットのテープ(netvault など)がマネージャで例外 を発生させなくなりました。 [T245050] 23 および 24 番目のバイトにマルチバイト文字のある名前の MTF テープからデータをリストアできるようになりました。 [T245028] Image Option のマージ ジョブが、「E11033: ファイル スキャンを実行 せずにボリュームがバックアップされました。セッションをマージできません。」や 「E3841: セッション番号が見つかりません。」というメッセージと共に失敗することが なくなりました。 [T245024] BrightStor ARCserve Backup が更新され、ファイル名にある日本語の 漢字がリストアの照会に一致するようになりました。 当リリースで修正された機能 35 BrightStor ARCserve Backup r11.5 で修正された機能 [T245007] 日本語版サーバ管理ツールの[環境設定]ウィンドウの[Alert]タブで、 テキストは大文字と小文字が区別されるという内容の誤ったコメント文字列が、テキ ストは大文字と小文字が区別されないという内容に修正されました。 [T245002] BrightStor ARCserve Backup が更新され、Unicenter® Network and Systems Management (Unicenter® NSM、以前の Unicenter® TNG) Integration Option (CSTNGX.EXE)は、Unicenter NSM リポジトリのビジネス プロセス ビュー および Unispace にある Windows 2003 マシン上で BrightStor ARCserve Backup 用の管理対象オブジェクトを作成できるようになりました。 [T3D3048] BrightStor ARCserve Backup が更新され、「E3814 セッション/暗号化 パスワードが無効です。」のエラーを発生させることなく、(BrightStor ARCserve Backup 11.0 Windows 環境で実行中の) BrightStor ARCserve Backup v9.01 Client Agent for NetWare で NDS オブジェクトを元の場所にリストアできるように なりました。 [T3D3037] オブジェクト ID の重複を示すエラー E11063 が不必要に生成され ることがなくなりました。 [T3D3029] バックアップ ジョブの完了後にバックアップ ドライブのルートに Client Agent for Windows の接続が保持されることがなくなりました。 以前までは、 バックアップ ジョブの完了後にバックアップ ドライブのルートに Client Agent の接 続が保持され、このエージェントを再起動しない限り該当バックアップ ドライブを フォーマットできませんでした。 [T245125] Windows 2000 Server に対して(より効率的な CD による復旧ではな く)フロッピー ベースの惨事復旧方式(ローカルまたはリモート)を使用する場合は、 インストールされているプログラムの更新方法の詳細について Readme ファイルを 参照してください。 BrightStor ARCserve Backup r11.5 で修正された機能 以下のセクションでは、このリリースで修正された不具合について説明します。 36 リリース サマリ [T245023] BrightStor ARCserve Backup は、[照会単位]オプションで日本語の 漢字のファイル名が正しく表示されるよう改良されました。 [T46B009] マルチ ストリーミングまたはマルチプレキシング バックアップ ジョブ を使用して、ファイル システム バックアップを処理中であるという理由でエージェ ントがジョブを拒否することなく、 NetWare NDS をバックアップできるようになりまし た。 [T46B019] tapecopy ジョブは、IDR スイッチが搭載されていない場合に、ランダ ム テープ ID を作成できるようになりました。 以前は、tapecopy ジョブを実行して ターゲット テープを削除すると、ソース テープ データベース レコードも削除され ました。これは、両方のテープの名前とテープ ID が同じであったためです。 Tapecopy では、ターゲット テープには別のテープ ID が与えられるようになりまし た。 BrightStor ARCserve Backup r11.5 で修正された機能 [T16C516] SAN 設定のユーザ フィールドで、23 文字以上使用できるようになり ました。 [T245074] [バックアップ後にファイルを削除] オプションが有効で、バックアップ 完了前にメディア エラーが生じてテープからファイルをリストアできない場合に、 ファイルがなくなることがなくなりました。 [T2AC193] Windows からログオフしても、Tapecopy ジョブが実行停止されなくな りました。 [T146366] [T3D4050] 画面更新時にメディア プールの選択内容をクリアせず に、[デスティネーション]タブのメディア プールを使用するジョブを変更できるよう になりました。 [T2D2395] [T352124] Windows 2003 server 上で実行中、またはローカル バッ クアップ ジョブにリモート Windows 2003 server が含まれる場合、DHCP データ ベースがローカル バックアップ ジョブによってバックアップされるよう、BrightStor ARCserve Backup は拡張されました。 また、dhcp.mdb ファイルが見つからないこ とは、アクティビティ ログには報告されなくなりました。 [T2D2445] BrightStor ARCserve Backup を Windows 2000 以外の Windows システムにインストールすると、Windows システム オプションにジョブの詳細ログが 表示されるようになりました。 以前は、Windows システムに関わらず、ジョブの詳 細ログに Windows 2000 オプションが表示されていました。 [T36B155] SAN 設定ユーティリティを使用して、プライマリ サーバに複数のメン バ サーバを追加できるようになりました。 以前は、ユーティリティを使用して複数の メンバ サーバを追加すると、メンバ サーバがすべて表示されませんでした。 [T3F8074] Oracle バックアップ ジョブが、次のメッセージを表示して失敗すること がなくなりました。「E8604 バックアップを開始できません。 (DBNAME = XXX, EC = Backup Agent Error (261) 「Backup Agent は要求を処理できません」 [QO67815] (T1A5246) IBM Ultrium テープ ドライブを使用して、マルチプレキシ ング バックアップ ジョブから安全かつ確実にリストアできるようになりました。 [QO66654] (T46B020) BrightStor ARCserve Backup は、Microsoft SQL Server を代替 BrightStor ARCserve Backup データベースとして使用する場合、確実に保 存セットに正しい数のテープが維持され、保存セットから再利用セットに移動される よう拡張されました。 [T16C533] ブランク テープがスロットにある場合でも、デバイス マネージャ イン ターフェースからテープを確実にフォーマットできるようになりました。 [T245126] BrightStor ARCserve Backup は、Client Agent for Windows を使用し てバックアップされたデータをリストアする際のセキュリティを強化するよう拡張され ました。 [T2D2454] (T245126) システム状態のバックアップ中、クライアント エージェント はレジストリ関連ファイルをすべて正しくバックアップするようになりました。 当リリースで修正された機能 37 BrightStor ARCserve Backup r11.5 で修正された機能 [T1A5237] [T1A5238] - 別のプロセスが 32 ビットおよび 64 ビット マシンの ファイルにアクセスしているというエラーが表示されて Agent for Open Files が失敗 することがなくなるよう、BrightStor ARCserve Backup は拡張されました。 [T2D2446] - Client Agent for Windows が 64 ビット マシンで正しく開くことがで きるよう、BrightStor ARCserve Backup は更新されました。 [T1A5229] - Image Option を Windows 2003 (SP1 適用) で使用中に、ボリュー ムが正しくフリーズされるよう、BrightStor ARCserve Backup は更新されました。 [T36A238] - 惨事復旧情報が、Windows 2003 (SP1 適用) で、正しく生成される ようになりました。 [T16C529] - Windows 2003 SP1 適用後に仮想テープ エンジンを開始した後、 エラーで切断されることがなくなるよう、BrightStor ARCserve Backup は更新されま した。 [T146376] - Windows 2003 SP1 で拡張タイプを使用中、ジョブ キューが正しく ロードされるよう、BrightStor ARCserve Backup は更新されました。 [T146354] BrightStor ARCserve Backup と Microsoft SQL Server データベース で複数のテープを一度に消去し、テープがメディア管理で保護されていないという メディア管理エラーが表示された場合、Microsoft SQL Server へのログインが失敗 したという内容のエラー メッセージが表示されることがあります。 特定の環境下で は (ログインの失敗エラーによってエラー コード 18456、18452、または 5 が生成 された場合)、BrightStor ARCserve Backup は Microsoft SQL Server へのログイ ンを再試行するようになりました。 [T16C477] デバイス環境設定は、エラーや失敗を生成することなく、StorageTek ACSLS ライブラリを確実に設定するようになりました。 [T16C501] BrightStor ARCserve Backup 管理による複数のチェンジャのある Tape Library Option の設定中、自動設定オプションを確実に使用できるようになり ました。 [T1A5212] BrightStor ARCserve Backup r11.1 を使用して BrightStor ARCserve 2000 Image Option で行ったバックアップを、確実にリストアできるようになりました。 [T1A5213] Microsoft oplock 関連の多数の問題を解決するよう、BrightStor ARCserve Backup は拡張されました。 38 リリース サマリ Quickbooks や AXIUM などのアプリケーションが、マルチユーザ モードで ファイルを開くことができるようになりました。 エラー メッセージが、Agent for Open Files がインストールされたリモート マシ ン上での破損 .pst ファイルを間違って表すことがなくなりました。 Outlook 2000 で、フォルダを確実にアーカイブできるようになりました。 [T1A5216] クロスプラットフォーム SAN 環境での Windows プライマリ サーバ 上のデバイス マネージャから、テープをインポートおよびエクスポートできるように なりました。 BrightStor ARCserve Backup r11.5 で修正された機能 [T1A5225] BrightStor ARCserve Backup の拡張により、NDMP NAS オプション がタイムアウトすることがなくなるよう、データ送信の SCSI プロトコル タイムアウト 期間が増加されました。 [T1A5228] BrightStor ARCserve Backup の拡張により、EMC Celerra がテープ デバイスを検出できるよう、raw NDMP モード サポートを提供できるようになりまし た。 [T245079] 照会のリストア機能は、NDMP NAS オプションでバックアップされたワ イルドカードや NAS ボリュームに 0x5c という値がある日本語の Shift-JIS 文字 のあるファイル名を、確実に一致させることができるようになりました。 [T2D2387] Tapecopy 処理では、–qMethod FULL オプションを使用してすべての セッションを照会することにより、フル バックアップ Microsoft SQL Server データ ベース セッションを検出できるようになりました。 [T2D2396] ネットワーク共有を使用して、100 GB 以上を NAS デバイスに簡単 にリストアできるようになりました。 [T326180] Windows 2000 Traditional Chinese Advanced Server SP4 統合 CD を 使用して、Disaster Recovery ブート キットを作成できるようになりました。 [T367146] Client Agent からマシンレベル フィルタを設定して、abc.ext や driveletter:*.ext などのファイル パターンを排除できるようになりました。 [T367147] 添付ファイルにタイトルがない場合でも[添付ファイルの除外]フィルタ を使用して、ドキュメント レベルで Microsoft Exchange データを確実にバックアッ プできるようになりました。 [T367148] 少数のメールボックスがバックアップされた後、ブリックレベル バック アップ ジョブが失敗するような状況を防止するため、BrightStor ARCserve Backup は更新されました。 [T367149] ドメイン コントローラ上の Agent for Microsoft Exchange Server を設 定できるようになり、BrightStor ARCserve Backup は正しく ExchVerify.log を生成 するようになりました。 [T36A205] [T36A206] Oracle バックアップ ジョブは、実行終了後にリソースを 正しくリリースするようになりました。 [T36A207] 複数バージョンの Oracle がインストールされたマシン上の Oracle データベースに確実に接続できるようになりました。 [T36A211] Agent for Microsoft SQL Server がマシンにインストールされている場 合、BrightStor ARCserve Backup は、フルバックアップ中に MSDE ライタを正しく スキップするようになりました。 当リリースで修正された機能 39 BrightStor ARCserve Backup r11.5 で修正された機能 40 リリース サマリ [T36A223] リモート Microsoft SQL Server マシンのフル システム バックアップ を、正しく実行できるようになりました。 それまでは、パッチ QO63594 を適用した 後、そのようなジョブは「E8604 はバックアップを開始できませんでした errMsg= [Microsoft][ODBC SQL Server Driver][SQL Server]ユーザ'(null)' のログインは 失敗しました。原因:信頼される SQL Server 接続に関連付けられていません。」と いうエラーが表示されて失敗しました。 [T36B163] Client Agent for Windows を使用して Windows XP マシンをバック アップする時に、マシン全体を選択し、[バックアップ メディア コンテンツのスキャ ン] オプションを有効にできるようになりました。 [T36B182] メッセージ「フィルタリングは Disaster Recovery Option に対するバック アップを無効にします」は「フィルタリングは Disaster Recovery Option に対するバッ クアップを無効にすることがあります」に変更されました。これは、フィルタリングがそ のようなバックアップでは常に無効にされるとは限らないことを示します。 [T3F8079] E3482 データの復号化に失敗しました (EC 27) というエラー メッ セージを生成せずに、ファイル システムとエージェント バックアップ データのミッ クスを暗号化セットのグローバル オプションにリストアできるようになりました。 [T3F8080] ドキュメント レベルのバックアップ中、Exchange Information Store セッ ションへの接続が失われた場合、BrightStor ARCserve Backup は正しく再接続さ れ、ジョブを正しく完了するようになりました。 [T3F8082] Microsoft Exchange Mailbox Store 名に /、#、または : などの特殊文 字が含まれる場合も、Microsoft Exchange Server をドキュメント レベルでバックアッ プできるようになりました。 [T3D3053] Client Agent for Windows をレジストリが 524284 KB 以上の Windows 2003 サーバで使用して、警告メッセージを生成したり、ジョブ ステータス が「不完全」にならずにシステム状態のバックアップ処理を実行できるようになりまし た。 [T16C456] テープ イジェクト オプションやテープのエクスポートが有効にされて いる場合、マルチ ストリーミングの最後でテープがすべて正しくエクスポートされる よう、BrightStor ARCserve Backup は拡張されました。 [T16C462] HP-UHDL オートローダは、必要な時にしか全スロットのインベントリを 実行しなくなりました。 [T16C481] ca_devmgr –v –mediainfo コマンドと、デバイス マネージャ GUI に よってスロット 0 が同一に扱われるよう、BrightStor ARCserve Backup は更新され ました。 [T16C486] 新規セッションが BrightStor ログでエラー メッセージを生成すること なく、メンバ サーバから確実にバックアップできるようになりました。 [T16C487] ブロック サイズ値が間違って設定されたためにバックアップ ジョブが 失敗することがないよう、BrightStor ARCserve Backup はブロック サイズ値を確実 に設定するようになりました。 BrightStor ARCserve Backup r11.5 で修正された機能 [T16C490] デバイス マネージャは、バーコード リーダを使ってハイフンを含む 名前のある (例えば ABC-XYZ) ライブラリのバーコードまたはシリアル番号を正し く表示できるようになりました。 [T16C492] [OK] をクリックすると、GUI からエラー メッセージがすべて正しくクリ アされるよう、BrightStor ARCserve Backup は更新されました。 以前は、テープ エンジンが開始された時にエラー メッセージが表示されてクリアすることができず、 テープ エンジンを起動できませんでした。 [T16C499] BrightStor ARCserve Backup は、マガジンの変更後、ブランクのスロッ トを正しく識別するようになりました。 [T16C503] GFS ローテーション ジョブの開始後、最後のバックアップ ジョブに使 用されたスロットがリリースされるよう、BrightStor ARCserve Backup は更新されまし た。 [T16C504] BrightStor ARCserve Backup は、テープをライブラリから手動で取り 出した後起動されたクイック インベントリ手順の結果を正しく報告できるようになりま した。 [T16C506] Plasmon DVD ジュークボックスは、テープ エンジン起動後にオンライ ンとして表示されるようになりました。 [QO64863] (T16C508) リストア ジョブが問題なく実行された後に同じテープに 追加するバックアップ ジョブが続いた場合、そのバックアップ ジョブがテープ内の 有効なデータを上書きすることがないよう、BrightStor ARCserve Backup は拡張さ れました。 [T1A5210] Windows 2003 Server でのファイル システム デバイスへのバックアッ プ中、BrightStor ARCserve Backup のパフォーマンスが改良されました。 以前は、 そのようなバックアップ ジョブは、CUP リソースを多量に使用していました。 [T1A5222] バックアップ ジョブの最初に、ジョブがランダムに失敗することがなく なりました。 [T1A5224] テープ エンジンは、マガジンの交換後、確実かつ自動的に HP C1557A ライブラリのインベントリを実行するようになりました。 [T245069] [ベース オプションからディレクトリを作成] を使用して、親フォルダを 間違ってリストアすることなくサブフォルダをリストアできるよう、BrightStor ARCserve Backup は更新されました。 [T245070] リストア マネージャの [検索] ダイアログで、日付別に確実に並び替 えることができるようになりました。 [T245078] BrightStorMgr.exe プロセスは、Windows 終了時に停止するようにな りました。 [T245086] BrightStor ARCserve Backup は、メディアを検索できないというメッ セージを間違って生成することなく、スロットにあるテープを検索できるようになりまし た。 当リリースで修正された機能 41 BrightStor ARCserve Backup r11.5 で修正された機能 [T245088] インベントリでテープが書き込み可能であると識別された後でも、書き 込み保護されていることを正しく識別できるよう、BrightStor ARCserve Backup は拡 張されました。 [T245092] 照会のリストア機能は、ワイルドカードと日本語の漢字のあるファイル名 を正しく、かつ確実に一致させることができるようになりました。 [T2D2382] [T2D2384] eTrust 7.0 と 7.1 の実行中でも、バックアップ中にサー バがフリーズすることなく、バックアップ ジョブを実行できるようになりました。 [T2D2391] エラー メッセージが生成されることなく、サイズの大きい .jpeg と .bmp ファイルをリストアできるようになりました。 [T2D2399] BrightStor ARCserve Backup は、DHCP ファイルを正しくバックアッ プできるよう拡張されました。 [T2D2405] 100 ソース セッションのある Tapecopy ジョブを実行できるようになり ました。 [T2D2413] 以下のコマンドの出力が tapecopy ジョブを正しいサイズ (MB) で表 示するよう、BrightStor ARCserve Backup は更新されました。 tapecopy 42 リリース サマリ -d DR -qPastTime 1 -g -fDstMux -eject [T2D2422] テープ セッションを指定しなくても、ca_restore コマンドを使用して複 数のファイルを 1 つのジョブでリストアできるようになりました。 [T2D2411] メディア名に * 文字があるローテーション ジョブの増分バックアップ は、前のメディアに指定通り追加されるようになりました。 [T36B174] カレンダ表示で現在の日付のバックアップ タイプが[増分]や[差分] の代わりに[フル]と表示されることなく、GFS バックアップ ジョブを変更できるよう になりました。 [T36B175] [T36B176] BrightStor ARCserve Backup では、「この製品は現在ラ イセンスが取得されていません。」というメッセージが間違って表示されることがなく なりました。 [T36B177] ca_restore コマンドを使用して、Linux マシンからバックアップされた ファイルをリストアできるようになりました。 [T36B178] メディア名に * 文字のあるローテーション ジョブの週単位のフル バックアップは、ローテーション ジョブで増分バックアップに使用されたテープには 追加されなくなりました。 [T46B008] システム状態のバックアップ操作中、BrightStor ARCserve Backup は 正しく証明書サービスを準備するようになりました。 [T46B014] 除外 *.* フィルタは、指定されたファイルとディレクトリをすべて正しく 除外するようになりました。 BrightStor ARCserve Backup r11.5 で修正された機能 [T46B015] レジストリが 524284 KB 以上の Windows 2003 サーバで、警告メッ セージが生成されることなく、システム状態のバックアップ操作を実行できるようにな りました。 [T46B016] 実行前/後の処理コマンドが終了コード 0 を返さない場合、[ジョブの 開始前に実行するコマンド]および[終了コード 0 でジョブを今すぐ実行]の実行 前/後の処理が選択されているジョブが実行されないようになりました。 [T46B017] マルチ ストリーミング ローテーション ジョブのサブジョブが、サブジョ ブのどれかが実際には翌日まで実行される場合でも、ジョブ全体が終了するまで確 実に実行されるよう、BrightStor ARCserve Backup は拡張されました。 [T46B018] コマンド ca_dbmgr –show poolmedia を使用すると、保存セット内のメ ディアすべてを表示できるようになりました。 [T3D3056] 同一ジョブ内の複数のドライブのクオータ情報をリストアできるようにな りました。 [T3D3057] BrightStor ARCserve Backup は、自動クリーニングが正しく起動され るよう、複数のテープにスパンするジョブのドライブ利用時間を正しく計算できるよう になりました。 [T3D3058] コンピュータ名が 3 文字以内のログ ファイルからのジョブの詳細を 表示できるよう、Agent Management GUI は更新されました。 [T36B167] インベントリ実行中にジョブを変更しても、ジョブからメディア プール名 が削除されることがなくなりました。 [T36B170] コピー ジョブを変更しても、Microsoft Windows Network でマシン名 が 2 回表示されることがなくなりました。 [T367152] どれだけのデータを破棄するか、および破棄ジョブをいつ実行するか を特定するには、[自動廃棄を有効にする]オプションを選択する前に関連オプショ ン (例えば、Bigger than および Older than パラメータ) をすべて設定しなければ ならなくなりました。 [T367154] 組み込み/ディレクトリ パターン フィルタを使ってリモート Windows マシンからファイルをコピーする際に、正しいファイルがコピーされるようになりまし た。 [T31A229] このサービス パックでは、BrightStor ARCserve Backup Discovery Service のバッファ オーバーフローによるセキュリティの脆弱性に対処しています。 このセキュリティ更新は、BrightStor ARCserve Backup for Windows r11.1 ベース 製品、および BrightStor ARCserve Backup のいずれかのエージェント がインス トールされたすべての Windows システムに適用する必要があります。 [T16C458] マルチプレキシング テープからセッションをリストアする際、エラー メッセージ「AE0040 無効なファイル シグネチャ: 0x421761de」を表示しなくなりま した。 当リリースで修正された機能 43 BrightStor ARCserve Backup r11.5 で修正された機能 44 リリース サマリ [T2D2383] Tapecopy –ex コマンドは、データベース照会コマンドをサポートする ようになりました。 [T2D2392] IIS 設定は、システム状態のリストア ジョブ中に正しく保持されるよう になりました。 [T2D2400] BrightStor® ARCserve® Backup Laptops & Desktops からの増加デー タ管理ジョブは、ランダムに失敗することがなくなりました。 [T31A210] システム状態のバックアップ操作のジョブ オプションで指定された バックアップ方式を使用できるよう、BrightStor ARCserve Backup は拡張されまし た。 [T31A211] あらゆる全角漢字を使って[照会単位]を使用できるよう、BrightStor ARCserve Backup は拡張されました。 [T31A212] BrightStor ARCserve Backup は、重複した Alert メッセージを送信す ることがなくなりました。 [T31A214] BrightStor ARCserve Backup マネージャは、識別できないメディア タ イプを問題なく表示できるようになりました。 [T367124] ca_backup コマンドのパラメータ、owritesameblankany がテープ名を間 違って要求することはなくなりました。 [T367138] コピー ジョブは、サポートされた全 Windows プラットフォームで指定 されたファイルとフォルダをすべて確実にコピーできるようになりました。 [T36A176] リモート バックアップ ジョブが変更された時、BrightStor ARCserve Backup は、オプションを一貫してかつ確実に保持できるようになりました。 [T36A195] 診断ウィザード実行後、ジョブが実行された時に BrightStor ARCserve Backup はアクティビティ ログに情報を正しく、かつ確実に記録するよう になりました。 以前は、診断ウィザードではアクティビティ ログ オプションのメッ セージ タイプを「なし」と間違って設定したため、情報が記録されませんでした。 [T36A198] [増分]および[差分]GFS バックアップ ジョブでは、惨事復旧セッショ ンをローカル クラスタ ノードに作成し、含めることはなくなりました。 [T367123] ジョブ マネージャが失敗することなく、Information Store レベル スト レージ グループ バックアップ ジョブを変更、および再サブミットできるようになりま した。 [T367135] BrightStor ARCserve Backup は、すでにサブミットされているジョブを 変更した時に、データベース レベル バックアップ ジョブに選択されたバックアッ プ方式を保持するようになりました。 [T367143] ドキュメント レベル バックアップ ジョブがエラー 8535 で間違って失 敗することがないよう、BrightStor ARCserve Backup は拡張されました。 BrightStor ARCserve Backup r11.5 で修正された機能 [T31A213] 日本語などの全角文字のあるドキュメント レベル バックアップ セッ ションで、マージ処理を確実に実行できるようになりました。また、データベースおよ びリストア マネージャは、全角文字のあるアイテムを正しく表示できるようになりまし た。 [T3F8081] サイズの大きいデータベースのある Microsoft SQL サーバをブラウズ 中、BrightStor ARCserve Backup はデータベースすべてを正しく表示できるように なりました。 さらに、フル バックアップ ジョブはこれらのサーバにあるデータベー スをすべて正しく、かつ確実にバックアップするようになり、RPC サーバが失敗する ことはなくなりました。 [T369182] BrightStor ARCserve Backup は、表領域でのあらゆる日本語文字の 使用をサポートするようになりました。 [T36A180] SAP ITS Web Application 6.20 SAP Portal がインストールされた Agent for Oracle を使用して、データを確実かつ正しくバックアップできるようになり ました。 [T36A187] クロスプラットフォーム バックアップ ジョブからのテープをマージした 時、全セッションの日時が正しく表示されるよう、BrightStor ARCserve Backup は拡 張されました。 [T3F8074] Oracle バックアップ ジョブが、次のメッセージを表示して失敗すること がなくなりました。「E8604 バックアップを開始できません。 (DBNAME = XXX, EC = Backup Agent Error (261) 「Backup Agent は要求を処理できません」 [T3F8073] Oracle SAP バックアップ ジョブは、次のようなエラー メッセージを表 示して失敗することがなくなりました。「E8604 バックアップを開始できません。 (DBNAME = XXX, EC = Backup Agent Error (261) 「Backup Agent は要求を処理 できません」 [T31A194] 惨事復旧バックアップ ジョブの実行中、フィルタリングを使用できるよ う BrightStor ARCserve Backup Disaster Recovery Option は拡張されました。 [T36A177] 日本語バージョンの Windows 2000 での惨事復旧処理中に、USB キーボードが正しく検出されるよう、BrightStor ARCserve Backup は拡張されまし た。 [T16C484] メディア プールでは、テープ エンジンが SAN 環境で再起動された 後、正しいメディアが確実に表示されるようになりました。 この修正は、リモート Microsoft SQL Server データベースに接続した BrightStor ARCserve Backup で の問題に対処するものです。 この修正を有効にするには、文字列値 RemoteDBMachineNameEx を BrightStor ARCserve Backup の以下のレジストリ キーに追加します。 HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥ComputerAssociates¥BrightStor ARCServeBackup¥base¥Database この文字列の値を、Microsoft SQL Server がインストールされたマシン名に設定し ます。 当リリースで修正された機能 45 BrightStor ARCserve Backup r11.5 で修正された機能 [T16C485] 追加オプションが有効にされた GFS ローテーション ジョブが、クロス プラットフォーム SAN 環境で正しく、かつ確実に起動されるよう、BrightStor ARCserve Backup は更新されました。 [T16C473] メンバ サーバにローカル接続されたテープ ドライブのある SAN 環 境にあるチェンジャのドライブがデバイス マネージャで正しく表示されるよう、 BrightStor ARCserve Backup は拡張されました。 以前は、デバイス マネージャで はチェンジャにあるローカル接続されたテープ ドライブが表示されていました。 [T16C475] メンバ サーバからバックアップしているとき、プライマリ サーバのテー プ エンジンは「テープへの E6500 クライアント接続が失敗しました」というメッセージ でランダムに失敗することがなくなりました。 [T16C465] ジョブが失敗して、テープがマルチ ストリーミング ジョブにエクスポー トされても、テープ エンジンは失敗することがなくなりました。 [T16C479] テープ エンジン起動時にバーコード以外のチェンジャでテープのあ るスロットが空であると表示されて不要なインベントリを促さなくなるよう、BrightStor ARCserve Backup は拡張されました。 [T245072] エラーがテープ ログに繰り返し記録されてバックアップ ジョブが停止 しなくなるよう、BrightStor ARCserve Backup は更新されました。 [T16C482] 1 つのライブラリが BrightStor ARCserve Backup に使用され、もう 1 つのライブラリが AS400 に使用されている状態で 2 つの StorageTek 9710 ライ ブラリが ACSLS に管理されている場合に、テープ エンジンが起動後に停止して しまう状態を避けるには、以下の DWORD 値を追加します。 ShareWithAS400 以下のキーの下に追加します。 Software¥ComputerAssociates¥BrightStor ARCserve backup¥Base¥Tapeengine¥Config この値を 1 に設定します。 46 リリース サマリ [T1A5208] このテスト修正は、以下の問題に対処したものです。 HP C5713A ライブラリでマガジンを交換すると、テープ エンジンが自動的に インベントリを実行し、新しいマガジンのテープを検出します。 テープ エンジンは Read Element Status SCSI コマンドで停止することがなく なりました。 IBM 4560SLX ライブラリと HP Ultrium 1-SCSI ドライブで、メディアを位置付 けできるようになりました。 IBM では、ASC テキスト Unsupported Target Descriptor Type Code [04, 07] は Logical Unit Not Ready, task in progress [04, 07]に変更されています。 [T31A207] 両面 Optical Media は、バックアップ マネージャで正しく表示される ようになりました。 BrightStor ARCserve Backup r11.5 で修正された機能 [T16C488] ローテーション ジョブで RAID 1 セットが正しく使用されるようになり ました。 以前は、2 つのテープの RAID セットのテープが 1 つだけ検出された 場合、BrightStor ARCserve Backup ではこの 1 つのテープしかバックアップしま せんでした。 この修正では、1 つのテープしか検出されなかった場合 (例えばもう 1 つのテープがライブラリからエクスポートされた場合)、BrightStor ARCserve Backup が残りのテープを消去してローテーション バックアップ ジョブに新しい RAID セットを作成します。 この修正を有効にするには、DWORD 値 RaidForceToUseBlankSet を以下のレジストリ キーに追加する必要があります。 SOFTWARE¥ComputerAssociates¥BrightStor ARCServe Backup¥Base¥Tapeengine¥CONFIG この値を 1 に設定します。 [T16C497] RAID オプションがインストールされている場合、テープ ライブラリに ブランク テープがある時に GFS ローテーション ジョブが正しく起動するよう、 BrightStor ARCserve Backup は更新されました。 当リリースで修正された機能 47