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第11回会議録(PDF:221KB)

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第11回会議録(PDF:221KB)
千 葉 県 教 育 委 員 会 会 議 録
平成26年度第11回会議(定例会)
1
期
日
2
出席委員
3
出席職員
平成26年12月17日(水)
開会
閉会
午前10時15分
午前11時21分
金本 正武
野口 芳宏
京谷 和幸
佐藤 眞理
上西京一郎
瀧本
寛
教
育
長
教
育
次
長
企画管理部
企
画
管
理
部
長
企 画 管 理 部 次 長
教
育
総
務
課
長
企画管理部副参事兼教育総務課
人事給与室長
教
育
政
策
課
長
県 立 学 校 改 革 推 進 課 長
企画管理部副参事兼県立学校改
革推進課特別支援学校整備室長
福
利
課
長
教育振興部
教
育
振
興
部
長
学 校 危 機 管 理 監
教 育 振 興 部 次 長
生
涯
学
習
課
長
指
導
課
長
教育振興部副参事兼指導課学力
向上室長
特 別 支 援 教 育 課 長
教
職
員
課
長
教 育 振 興 部 副 参 事
学 校 安 全 保 健 課 長
文
化
財
課
長
体
育
課
長
-1-
瀧本
梅木
寛(再掲)
弘之
山口
石橋
金子
喜弘
芳継
英孝
池田
川島
大塚
文彦
幸雄
一朗
大木
原
孔男
守
重栖
溝口
石渡
藤田
小川
聡司
敏行
安博
武
哲史
安藤
岡田
奥山
稲葉
平林
永沼
越川
久彦
哲也
慎一
泰
秀介
律朗
均
企画管理部
教育総務課人事給与室人事班長
教育総務課人事給与室人事班副主査
教育総務課文書・情報室副主幹
教育政策課教育立県推進室推進班長
教育政策課主幹兼教育広報室長
財 務 施 設 課 副 課 長
財務施設課主幹兼財務指導室長
財 務 施 設 課 予 算 調 整 室
施設・管理班主査
青柳
村松
八田
小出
長島
荒木
児玉
誠
信郎
学
健司
貴浩
稔
菊雄
斎木
由佳
小川
佐藤
土屋
渡部
貴裕
晴光
俊之
徹
伊世
佐藤
細川
亮
弘行
義浩
朝生
春田
北林
光明
洋平
栄峰
内海
和也
健康福祉部
薬 務 課 麻 薬 指 導 班 主 事
張替
茂雄
事務局
企画管理部教育総務課副課長
同 主 幹 兼 委 員 会 室 長
同 主幹兼文書情報室長
同
委員会室副主幹
同
主 査
同
主 査
内藤
藤谷
秋庭
荒金
齋藤
山口
正寿
誠
良二
誠司
俊介
聖剛
教育振興部
生 涯 学 習 課 副 課 長
指導課学力向上室主席指導主事
指導課学力向上室指導主事
指導課主幹兼教育課程室長
指導課生徒指導・いじめ対策室
主席指導主事
教 職 員 課 管 理 室 管 理 主 事
教 職 員 課 管 理 室 管 理 主 事
学校安全保健課主席指導主事兼
保健班長
学校安全保健課保健班主査
体
育
課
副
課
長
体育課ちばアクアラインマラソン
準備室主幹
4
委員長開会宣告
5
署名人の指名
6
前回会議録の承認
野口
芳宏
委員
事務局職員
-2-
藤谷
誠
7
非公開の決定
本日の案件は、第48号議案から第56号議案の議案9件、報告1及び報告2の報告2
件である。
第49号議案から第56号議案は、教育委員会会議規則第13条第1項第4号「知事又
は議会への申し入れ」に該当することから、非公開により審議する。
8
審議事項等
第48号議案
平成28年度千葉県県立高等学校入学者選抜の日程について
【指導課長】
第 4 8 号 議 案「 平 成 2 8 年 度 千 葉 県 県 立 高 等 学 校 入 学 者 選 抜 の 日 程 」に つ い て 説 明 す る 。
議 案 資 料 1 - 1 ペ ー ジ か ら に な る 。こ の 入 学 者 選 抜 の 日 程 は 、
「県立高等学校管理規則」
第25条を受けて生徒の募集及び入学者の選抜方法等の一部である日程を決定するもので
ある。
議案資料1-3ページを御覧いただきたい。主な内容を説明する。来年度実施する平成
28年度県立高等学校入学者選抜については、前期選抜及び後期選抜の制度は変わらない
ので、日程についても大きな流れに変更はない。主な選抜の日程については、前期選抜を
平成28年2月9日及び2月10日に、後期選抜を平成28年2月29日に実施する。
なお、本年4月の教育委員会会議で決定した改善による変更点が2点ある。1点目は、
前期選抜等の結果の発表から後期選抜等の出願までの期間をこれまでの1日から2日とし
たことである。2点目は、日程と直接関わるわけではないが、平成28年度選抜から専門
学科及び普通科から改編した学校を除く、総合学科の前期選抜枠並びに地域連携アクティ
ブスクールの一期入学者選抜枠の上限を100%に拡大した。したがって、平成28年度
選抜からは後期選抜等を実施しない学科等が生じることが考えらる。
なお、入学者選抜の具体的な方法等を定めた選抜要項については、平成27年6月の教
育委員会会議でお諮りする予定である。ただし、日程については中学校及び高等学校にお
いて、計画的で円滑な学校運営が図れるようできるだけ早く決定する必要があるので、今
回、先立って提案するものである。
この入学者選抜の日程が議決されたら、関係機関に周知するとともに報道発表する。
《質疑》
【委員長】
この日程とあわせて、特に変更のあった部分については、もれなく周知していただきた
い。
第48号議案は、原案どおり可決する。
報告1 県 立 特 別 支 援 学 校 ス ク ー ル バ ス 運 行 業 務 委 託 の 入 札 に つ い て
【財務施設課副課長】
県立特別支援学校スクールバス運行業務委託の入札について報告する。
報告資料1ページを御覧いただきたい。本年9月に学校が執行した入札で、不正の疑い
があるとの情報が県教育委員会に寄せられたため、教育庁物品・委託等入札調査委員会に
おいて、学校教職員や入札参加事業者からの事情聴取等の調査を行ってきた。その結果、
情報漏えい等の不正行為は認められなかったが、入札に関する事務処理において予定価格
の設定等について課題があるとの調査結果が、11月21日に開催された入札調査委員会
-3-
で報告された。このことを受けて、県教育委員会では参考資料にあるとおり、各県立学校
長あて文書により予定価格の適正な設定について徹底を図るとともに、12月2日に各県
立特別支援学校の事務職員に対し、また、12月3日に開催された公立学校事務長会理事
会を通じて、各県立学校にそれぞれ予定価格の設定に係る適正な事務処理について徹底を
図ったところである。
今後とも、様々な機会を通じて適正な入札事務について教職員に徹底させ、このような
疑義を招かないよう努めてまいりたい。
《質疑》
【委員長】
スクールバスについては、子どもに大きく影響するものであり、大変心配していたのだ
が、結果的には安心している。入札事務は大変神経を使うものであるが、今後は疑義のな
いよう、気を付けて事務を進めていただきたい。
報告1は終了。
報告2 ボ ー ト 転 覆 事 故 の 国 土 交 通 省 事 故 調 査 委 員 会 の 調 査 結 果 に つ い て
【体育課長】
報告資料5ページを御覧いただきたい。平成24年12月26日に発生したボート転覆
事故について、平成25年7月17日の教育委員会会議において事故原因の検証結果と再
発防止策について報告をさせていただいた。安全管理の徹底については、関係団体へ文書
で通達するとともに、再発防止策及び事故発生時の対応策を記載した安全マニュアルの策
定を、千葉県ボート協会に指導している。当該事故については、国土交通省の事故調査委
員会が調査を行っていたが、この度、船舶事故調査官から「運輸安全委員会設置法第二条
第5項の規定に該当しないため、船舶事故にはあたらない」との連絡があったので報告す
る。
引き続き、関係団体と連携を図り、安全については十分に注意して事業を推進してまい
りたい。
《質疑》
【委員】
直接この件に関してではないが、今後、2020年東京オリンピック・パラリンピック
に向けて、千葉県においても合宿や強化事業等が行われると思う。そのような中で、より
一層、各団体に安全面を徹底させ、子どもたちがスムーズに練習できるような環境をしっ
かりと整備して、このような事故が二度と起こらないようにしていただきたい。
【委員】
この事故については、千葉県内だけでなく他県の選手も一緒に参加していたと思う。千
葉県ボート協会等を通じて、事故への対応について、他県の関係者とはどのような連携を
取っているのか。
【体育課長】
御指摘いただいたとおり、今回の件については、県の競技力向上推進本部事業というこ
とで、千葉県内に加えて、関東近県からも高校生が参加して行われていた。この事故を受
け、県内においては、県として各競技団体に対し、今までにもあった留意事項に加えて、
-4-
改めて注意事項を通知したところである。また、県のボート協会から他県のボート関係者
に対して、特に連絡はしていないのだが、今回転覆したボートに乗っていた生徒のほとん
どが県外の生徒だったこともあり、県外の各団体それぞれが事故について重大に受け止め
て、対応をしていると伺っている。
【委員】
より安全な体制を、今後つくっていっていただきたい。
【委員長】
この事故が起きた時、学校の教育活動の一環として考えるのか、または、そうでないの
か と い う こ と が 非 常 に 気 に な っ た と こ ろ で あ る 。子 ど も た ち や 、引 率 者 そ の 他 の 関 係 者 が 、
県をまたがって集まる事業というのは難しいものだ。今後の競技力向上に係る取組におい
て、学校が責任を持つ範疇での努力と、外部の各種団体を含めた部分での努力というもの
を、しっかりと連携させて進めていくことが大事であろう。ぜひ、その点を留意していた
だきたい。
報告2は終了。
委員報告
【委員長】
11月27日に県庁本庁舎5階の大会議室において、国体千葉県選手団解団式が行われ
た。教育次長、教育振興部長、体育課長と共に出席したので報告する。始めに私から主催
者挨拶を申し上げ、続いて、団旗の返還を受けた。また、この解団式では優秀競技団体表
彰、優秀選手表彰、さらに優秀監督表彰も行われた。
【委員】
12月3日午前に、県立柏高校を視察したので報告する。今回の目的は、来年度から進
学指導重点校になる同校の実情、取組、実態を視察することであった。
学校の概要としては、昭和45年に創立され、現在約980名の生徒が在籍している。
普通科と理数科があり、現在、文部科学省よりスーパーサイエンスハイスクールとして2
度目の指定を受けている。環境としては、住宅地と農地に囲まれて、非常に閑静な立地に
ある。最寄りの駅はJR北柏駅で、学校まで約2.6kmの距離にあり、約98%の生徒
が駅から自転車で通学している。
実際にいろいろな授業を拝見したが、来年度から進学指導重点校になるということもあ
り、学力向上に向けた様々な取組を行っていた。例えば、週3日の7限授業の実施、少人
数授業、課題探究型授業等、様々な視点で生徒の能力を伸ばそうと熱心に取り組んでいる
と感じた。生徒の知的好奇心を育むということにも、相当、力を入れていると見受けられ
た。
理数科においては、独特の校外学習やアメリカへの海外派遣研修等の活動が活発に行わ
れ、生徒が積極的に参加していることに、大いに頼もしさを感じた。そのような活動を通
じて、大学への進学実績も成果を上げている。
一 方 で 、生 徒 の 部 活 動 へ の 加 入 率 は 8 5 % と 高 く 、学 校 行 事 に も 積 極 的 に 参 加 し て い る 。
そのような前向きな行動力も、素晴らしい素養だと思う。教員も大変だと思うが、生徒も
そういった中で、自分の時間をいかに作っていくのかということを学ぶ機会でもあるので
はないかと感じた。勉強にも、部活動にも、学校行事にも積極的に参加するためには、相
当 効 率 良 く 時 間 を 使 っ て い か な い と 、な か な か 充 実 し た 生 活 を 送 る こ と が で き な い だ ろ う 。
-5-
そのような時間の使い方を、学ぶことができる学校ではないかと感じた。
以上のことから、一言で申すと、非常に模範的な高校だという感想を持った。校長をは
じめ、先生方も真摯に生徒の指導に取り組んでいると感じたし、生徒についても、授業態
度や、廊下ですれ違った時の雰囲気等は非常に真面目であった。そのようなことから、一
つだけ注文をすると、決して今できていないということではないのだが、もう少し殻を破
って、夢を持って生きて行くような生徒の育成に、より力を入れていただけたらと思う。
素晴らしい資質を持った生徒たちが、もっともっと力強く羽ばたいていけるような、より
素晴らしい学校になることを期待したい。
先生方の話では、卒業生の中で、将来教員を目指す生徒が多いということだった。それ
は、生徒たちが、この学校の先生方に対してリスペクトを持っているからであろう。教職
に就きたいという生徒が多いということは、先生方の熱意がとても高いレベルにあるとい
うことを裏付けているのではないか。
また、個人的な感想ではあるが、自転車で毎日2.6kmの距離を往復するということ
は、気持ちを切り替える上で、非常に良い効果があると思う。生徒たちは、通学時に自然
に囲まれた中で自転車を漕ぎながら、今日は学校でどんなことをしようか、行事にどうい
うふうに参加していこうかと、きっと純粋に考えていると思う。もしも、繁華街を通って
いくのであれば、いろいろなものに目が行ってしまって、言い方は悪いかもしれないが、
考えもボヤーッっとしてしまい学校生活に集中しにくいことがあるだろう。私は、自転車
を漕いでいる時間も学校生活の一部であり、集中できる時間だと思う。そういった部分も
いろいろな所で良い影響を与えているのではないかと感じた。
理数科については、先ほども申した通り、非常に魅力的な取組をしており素晴らしいと
感じたのだが、今年は、高校生理科発表会で最優秀賞を受賞した生徒もいるということだ
った。もちろん、その生徒の努力や才能が実を結んだ結果なのだろうが、そういう生徒が
入学し、この学校が才能を成長させてくれる環境だったということも一因だったと思われ
る。また、生徒の中に、重度の身体障害者がいた。その生徒に先生が一人付いて、学校生
活を真摯にサポートしていた。いろいろな見方があるかもしれないが、非常に重度の障害
を持ちながら、勉強したいという希望や、生きていくことへの希望を学校の環境としてし
っかりと提供できているということに、非常に感銘を受けたところである。
【委員】
同 じ く 1 2 月 3 日 の 午 後 に 、県 立 東 葛 飾 高 校 を 視 察 し た の で 報 告 す る 。今 回 の 視 察 で は 、
同校の実情と、平成28年4月に開校する併設型の中高一貫教育校の準備状況を知るとい
うことが目的であった。授業参観については、5教科の授業を拝見した。その中で、私が
感銘を受けたのは、家庭科基礎の授業である。被服の授業で、男女ともに熱心に自分の衣
服を裁断したり、ミシンを使って縫い合わせたりしていた。男子も一生懸命取り組んでい
て、これからの男女共同参画社会に向けて、非常に明るい材料に思えた。また、海図を活
用した地理の授業を参観した。日本は海に囲まれて生活している割には、海に関する知識
や体験等が乏しいと思う。海に関する学習を、もっと大きく教育の中に取り入れて行くべ
きではないかと日頃から感じていたので、個人的に、この授業をもっと受けていたいと感
じた。きちんと知ることで、どのように考えていくかということが広がっていくのではな
いかと思った。
現在、同校では、東葛リベラルアーツ医療系関係講座というものが始まっており、近隣
の大学の先生や医師会の先生等を講師として、月に一回位のペースで授業を行ったり、医
療系に進むために必要なことを集中的に講義している。今後どのように進展していくのか
楽しみなところである。
また、平成28年4月に開校する中高一貫校については、県内の公立校では千葉中学・
-6-
高校に続いて2校目となる。私たちは、千葉中学も視察させていただいた。その際には、
生活指導や授業内容等について、いくつか疑問に感じた部分もあった。新しい中学校は、
地域の期待も非常に高いようなので、志願者も相当な数になると見込まれている。より良
い中高一貫校にするために、千葉中学校の先生との連携を深めながら素晴らしい学校にし
ていただきたい。
【委員長】
今回の視察については、私からも一言感想を申し上げる。流行に終わってもらっては困
るということだ。単に、進学校や中高一貫校を増やすということではなく、本当の意味で
の中学校教育というものを、もっと追求し充実させていかなければならない。全国的に行
われているからというだけの、流行で終わってしまっては元も子もない。ぜひ地に足のつ
いた学校教育の充実に向けて、しっかりと取り組んでいただきたい。
【教育長】
11月11日に受け付けた「公正かつ適正」な教科書採択を求める請願への対応につい
て説明する。教育委員の皆様には、事前にお目通しをいただいているところである。
本 請 願 は 、 実 教 出 版 高 等 学 校 用 日 本 史 教 科 書 「 高 校 日 本 史 A 」「 高 校 日 本 史 B 」 に 対 し
て、県教育委員会が県議会議員から対策を要求され、各種会議で取り上げたり、採択まで
の経過で追加資料の要求やヒアリングを実施した結果、採択校が激減したとして、検定済
の教科書の選定に対して県教育委員会が介入することは、教育基本法で禁じている「不当
な支配」に当たり、公正かつ適正な採択を指示している文部科学省の通知等にも違反して
いるとするものである。その上で、平成27年度使用高等学校及び県立特別支援学校教科
用図書の採択に関して、8項目について説明を求めている。
平成27年度使用高等学校及び県立特別支援学校教科用図書の採択については、教育長
専決により処理の上、9月の定例教育委員会会議において報告した。また、同会議におい
て、県立高等学校の教科書採択についての請願を付議し、不採択としたところである。
また、これらの8項目はいずれも、教育委員会の施策の方向性を導くような内容ではな
い。さらにそれぞれの項目は、当該教科書を使用するに当っての留意点を示した通知に関
わることなど、教育委員会会議及び定例県議会においてすでに説明の済んでいるものや、
選定に際しての圧力など県教育委員会が事実を把握していないものなどである。
以上のことから、本請願の取扱いについて検討した結果、請願の可否としてお諮りしな
いこととした。
委員報告終了
委員長選挙
【委員長】
委員長の任期が12月24日で終わるので、次期委員長を決定したいと思う。
委員長選出については、千葉県教育委員会行政組織規則第3条「委員長は、教育委員会
の 会 議 に お い て 選 挙 す る 。」 の 規 定 に 従 い 、 選 挙 を 行 う 。
選挙の方法についてであるが、教育長は委員長を兼ねられないので、教育長を除く指名
推選ということでよろしいか。
-7-
【委員】
よい。
【委員長】
御賛同をいただいたので、指名推選により委員長選挙を行う。どなたかに推薦をお願い
したいと思うが、いかがか。
【委員】
今後、教育委員会制度が大きく変わっていこうという大事な時期でもあり、経験が豊富
で、実績をお持ちの金本委員に、引き続き委員長を引き受けていただきたい。私は金本委
員を推薦する。
【委員】
私も賛成である。今後も一致団結して、現体制のままスムーズに教育委員会を運営して
いけたらと考える。
【委員長】
た だ 今 、委 員 よ り 私 を 委 員 長 に 推 薦 す る と の 提 案 が あ っ た 。他 の 委 員 の 方 々 は い か が か 。
【委員】
賛同する。
【委員長】
ただ今、全員の委員から私を推薦していただいた。微力ではあるが、引き続き、委員長
をお引き受けさせていただく。
それでは、簡単ではあるが挨拶申し上げる。
今、改めて責任の重さを感じ、身の引き締まる思いをしている。力不足ではあるが、引
き続き皆様の御協力をいただきながら、千葉県教育の発展のため、尽くしてまいりたいと
思う。そこで、次の3つの問題意識を提示させていただきたいと思う。
1点目として、平成27年4月に第2期千葉県教育振興基本計画を策定し、その根幹と
なる千葉県教育の目指す姿、及び今後5年間に実施すべき重点的取組内容をしっかりと教
育施策に反映させていく努力をしてまいりたい。
2点目として、子どもが安心かつ安全に学び、通うことができる学校づくりを進めてま
いりたい。そして、この千葉に生まれた子どもたちが、誇りを持って千葉に根ざして、県
民を支え、県の発展に貢献できる、そうした人材を育成していくような学校教育を推進し
てまいりたい。そのためには、心の成長を伴った真の学力の向上、志と目的意識をしっか
り持った若者の育成を目指すべきである。また、地域の活性化に貢献し、地域・保護者の
理解・協力を得られる学校運営の充実を図ること、いじめ問題や暴力問題などの生徒指導
上の様々な問題にも真正面から向き合ってまいりたい。
3点目として、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律が、平
成27年4月に施行される。そのことに伴って、新しい教育委員会制度への移行の取組が
大きな課題となると思う。しかし、学校教育は日々進行しており待ってはくれない。私た
ちは制度の改革に際し、浮足立つことなく、教育委員会会議を含めて、今後ますます教育
委員会の活性化と充実に取り組めるよう、皆様と一致協力しながら進めていくことを心が
けたい。
委員の皆様、事務局の皆様の御協力を、是非、お願いしたい。
-8-
続いて、委員長職務代理者について、諮る。
委 員 長 職 務 代 理 者 の 指 定 に つ い て は 、 千 葉 県 教 育 委 員 会 行 政 組 織 規 則 第 4 条 で 、「 委 員
長 の 推 薦 に 基 づ き 、 教 育 委 員 会 が 行 う 。」 と 規 定 さ れ て い る 。
ついては、野口委員を委員長職務代理者に推薦させていただくが、皆さんいかがか。
【委員】
賛同する。
【委員長】
全員、異議なしということなので、野口委員にお願いしたい。
それでは、一言御挨拶願いたい。
【委員】
引き続き、委員長職務代理者の職を引き受けさせていただく。職務代理を行う事態が生
じた場合には、誠実に務めてまいりたい。
委員長選挙終了
<傍 聴 ・ 報 道
退出>
第49号議案
第50号議案
千葉県教育委員会組織条例の一部を改正する条例の原案について
教育長の職務に専念する義務の特例及び勤務時間に関する条例の原案に
ついて
教育総務課長からの説明後、協議を行い、原案どおり可決した。
第51号議案
千葉県薬物の濫用の防止に関する条例の原案について
学校安全保健課長からの説明後、協議を行い、原案どおり可決した。
第52号議案
専決処分の申し入れについて
教育総務課長からの説明後、協議を行い、原案どおり可決した。
第53号議案
専決処分の申し入れについて
財務施設課副課長からの説明後、協議を行い、原案どおり可決した。
第54号議案
専決処分の申し入れについて
財務施設課副課長からの説明後、協議を行い、原案どおり可決した。
第55号議案
専決処分の申し入れについて
教職員課長からの説明後、協議を行い、原案どおり可決した。
第56号議案
専決処分の申し入れについて
教職員課長からの説明後、協議を行い、原案どおり可決した。
9
委員長閉会宣告
-9-
平成27年1月21日
署名人
- 10 -
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