平成21年度 豊岡市事務事業評価シート（事務事業） シート①

平成21年度 豊岡市事務事業評価シート（事務事業）
事務事業名・コード
9065003
分野別
政策
施策
基本施策
担当部・課
奨学金貸与事業
9 未来を拓く人を育む
0 健やかで心豊かな子どもを育むまちづくり
6
5
教育委員会教育総務課
課長
大谷 均
予
算
費
目
会計
款
項
目
連絡先
シート①
1.一般会計
10.教育費
1.教育総務費
2.事務局費
0796-23-1117（内線2701）
対象（誰を・何を）
意図（どういう状態にしたいのか）
事
業 進学の意思と能力を持ちながら、経済的
目 理由等で就学の困難な大（短）学生、高校 有為な人材の育成を図るため、奨学金を貸与する。
的 生、高等専門学校生
奨学金に係る事務処理
事 ・奨学生募集、受付：4月に中学校に募集周知依頼、市広報・市ＨＰ・ＦＭラジオ放送等で周知、申請受付
業 ・奨学生選考委員会の開催：選考資料の作成、開催通知、選考委員会の開催、奨学生決定通知
の ・奨学金貸与事務（4、7、10、1月） 高校生：9,900円／月・大学生：44,650円／月
内 ・償還金納付書作成、送付
容 ・未納償還金徴収事務
・選考委員会の開催、報酬事務
奨学基金条例、豊岡市奨学金規則、奨学生選考委員会規程、豊岡市交通
根拠法令・要綱等
無
法的義務
遺児奨学金規則
総コスト
(単位：千円)
平成20年度決算
1,854
平成21年度決算
4,782
平成22年度予算
5,319
事業にかかるコスト
事業費
国県支出金
（財源内訳）
地方債
その他
378
21
558
従事人数
概算
一般財源 人件費 正職 嘱託･臨時
378
1,476 0.18 0.00
21
4,761 0.58 0.00
558
4,761 0.58 0.00
事業の現状・課題・問題点
・就学の意思（能力）を持ちながら、経済的理由で就学が困難な者に対し、広く就学の機会を設けおり、奨学金申請件
数は、この数年、募集定員以下の件数で推移していたが、21年度は、不況により、定員の２倍の応募があった。償還
対象者で滞納者が増える傾向にあることから、滞納に関する取組を検討・強化する必要がある。
・経済的な不況により今後も、申込者が増加することが考えられるため、公平・公正な選考を実施するため、さらなる選
考基準の検討が必要である。また、奨学生本人に対して、卒業後の返還意識を高める啓発を強化する必要がある。
１次評価（担当部課評価）の内容・評価結果を踏まえた事業展開
・償還滞納者を出さないため、申込・貸付時の段階から返還に対する理解を得ておくなど早期の対
策を講じる。
（申込み時に学生自身に理由書を記入してもらう。決定時、返還前など機会があるごとに文書を送
付し理解を得る。近況報告の提出の義務付ける、奨学金のしおり作成。）
・選考は、学業、人物、経済状況を総合して判断することにしており、平成21年度から新たに作文を
選考基準に加え、人物の公正な評価に努めた。
外部評価（事務事業評価委員会）の内容
１次評価
B
外部評価
総
合
評
価
２次評価（最終評価）の内容
庁内の滞納対策部会において、関係課と情報共有し、効果的な業務の遂行ができるように検討す
る必要がある。
最終評価
B
今後の展開（評価結果を受け今後どうするか）
庁内の滞納対策部会において、関係課と情報共有し、効果的な業務の遂行ができるように検討するこ
と。
方向性
改善
2/2
平成21年度 豊岡市事務事業評価シート(事務事業を構成する業務)
№
9065003
1
業務名
業務内容
奨学金募集・受付。審議委員会開催業務。奨学金貸与（支
給）、償還金納付書作成、送付事務。委員報酬関係事務
進学の意思と能力を持ちながら、経済的理由等で就学の困難
な大（短）学生、高校生、高等専門学校生
対象
目的
有為な人材の育成を図るため、奨学金を貸与する。
事業費
H20決算額
378
実施内容・結果
1
次
評
価
法定受託・
法的義務該当
奨学金事業
H21決算額
21
H22予算額
558
無
主な支出内容
報酬 18
給付金 0
報償費(委員謝礼)
2
需用費(食糧費) 1
年間従事人数
正職 臨時等
0.58
0.00
概算
人件費
奨学金貸与事
業
(単位：千円,人)
業務単位
フルコスト
4,761
0.53
本庁
0.01
城崎総合支所
0.01
竹野総合支所
0.01
日高総合支所
0.01
出石総合支所
0.01
但東総合支所
4,782
豊岡市奨学金
①奨学生募集、受付事務（4月に中学校に募集周知依頼、市ＨＰ・教委会だより・ＦＭラジオ放送等で周知）
申請受付（受付件数 Ｈ19：11件、Ｈ20：7件、Ｈ21：29件）
②選考委員会の開催（関係資料の作成）
決定件数（決定件数 Ｈ19：11件、Ｈ20：7件、Ｈ21：18件）
③奨学金給与事務（4、7、10、1月）
高校生： 9,900円／月 大学生：44,650円／月
④償還金納付書作成、送付（7、12月）
⑤未納償還金徴収事務（随時） 平成21年度末現在の過年度滞納 18人 3,738,968円
豊岡市交通遺児奨学金
①申請・受付・審査・給付事務 （給付件数 Ｈ19：1件、Ｈ20：1件、Ｈ21：0件）
関与必要性
4
奨学金は、寄附による基金で運営しているものであり、市が直接関与していく必要がある。
有効性
4
効率性
3
総合評価
(現状･問題点)
B
経済的理由などで就学が困難な生徒に対して、就学の機会を保障する意義は大きい。特に、経済不況下においては、
重要性はますます増大している。
奨学金システムを活用し、効率的な管理を行なっている。
滞納処理については、市関係課とも情報交換を行い、適正な対応を検討していく必要がある。
償還滞納者が増える傾向にあるが、対応職員数も少なく、その対応に多くの時間を費やすことができない状況となって
いる。
滞納者に対しては、マニュアルを作成し、事務局各課とも連携し、計画的、継続的に返還催促を行っていく。
また、奨学生本人に対しても受付時に、卒業後の返還意識を高めるための働きかけ、取組みを行う。
改善方針(今後)
2次評価
B
庁内の滞納対策部会において、関係課と情報共有し、効果的な業務の遂行
ができるように検討する必要がある。
※２次評価欄は、１次評価と２次評価の結果が異なる
場合または特にコメントを付す必要があると判断した
場合に記入しています。