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平成27年度環境省広報誌(電子書籍)企画・制作業務仕様書

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平成27年度環境省広報誌(電子書籍)企画・制作業務仕様書
(別添2)
平成27年度環境省広報誌(電子書籍)企画・制作業務仕様書
1.業務目的
環境に関する国の施策や、各主体による環境保全活動をはじめとする環境関係情報
を幅広く発信する広報用 Web 版電子書籍(以下、「電子書籍」という。)を企画・制
作し、国民の環境行政に対する理解を深めるとともに、環境保全活動への参加を促す
ことを目的とする。なお、電子書籍の名称は「エコジン」とする。
(1)訴求対象
電子書籍の訴求対象は、以下の層を中心とする。
・本格的な環境保全活動に携わっていないものの、環境問題に関心を有する層
・環境行政担当者、マスコミ、NGO、企業の環境・CSR担当など環境保全に携わ
っている層
その他、環境問題に関心を有しない層が環境情報に触れ、環境保全活動に関心を持
つ機会となるように、初心者向けの内容も掲載する。
(2)発行形態等
・発行形態:電子書籍(環境省ホームページに掲載)
・発行回数:年間6回
・誌面規格:全ページカラー、1号当たり36ページ(表紙を含む。)
(3)誌面構成
以下の誌面構成を基本とし、総ページ数は36ページとする。各コーナーのペー
ジ数については、下記2.(1)に定める環境省担当者との編集会議を通じて、各
コーナーのページ数の増減を行いうるものとする。
① 表紙(1ページ)特集のテーマにふさわしいものとする。
② 目次(1ページ)デザイン性のあるものとする。
③ 第1特集(10ページ程度)
④ 第2特集(4ページ程度)
⑤ 環境問題に取り組む著名人のインタビュー・紹介(4ページ程度)
⑥ 最新の環境省施策等の紹介(4ページ程度)
⑦ 企業・NPO・教育機関等の紹介(4ページ程度)
⑧ 地方自治体の紹介(2ページ程度)
⑨ 「初心者向け」の内容案(5ページ程度)
⑩ 動画コンテンツ(3分程度、1ページ)(仕様は別紙1のとおり)
など、環境に関する複数コーナー
※前年度以前に作成した電子書籍は以下の URL を参照。
(参考)
http://www.env.go.jp/guide/info/ecojin/index.html
-1-
2.業務内容
(1)電子書籍企画業務
電子書籍の編集方針、年間計画、各号及び年間の制作スケジュール、その他必要な
事項を企画すること。なお、企画にあたっては、以下の「電子書籍の基本コンセプト」
及び「編集方針」に則ったものとし、特に特集記事、連載記事、その他紙面のバラン
ス等を考慮した全体構成案を環境省の施策や制度、時事的な話題等のテーマを基に、
一般国民の興味・関心を惹くよう作成する。
電子書籍の年間編集方針、年間計画、年間の制作スケジュールについては、環境省
担当者との編集会議(年7回程度)を通じて、当該年度初号発行前に定めること。また、
各号制作にあたり、必要な項目については、事前に環境省担当者との編集会議を通じ
て決定すること。
○電子書籍の基本コンセプト
「国民の環境行政に対する理解を深めるとともに、環境保全活動への参加を促す」
① 国民の環境行政に対する理解と、環境保全活動への意欲を増進させるために効果
的な情報を収集し、広く国民に提供する。
② 環境省の政策や見解を伝達するにとどまらず、環境施策の背景となる社会状況や
環境省以外の外部からの意見や実例も紹介する。
○編集方針
① 上記基本コンセプトを踏まえつつ、伝えるべき内容・情報量により、各コーナーの
ページ数はフレキシブルに対応する。(各号の全体ページは36ページとする。)
② 上記基本コンセプト①については図や写真などを用いて、初心者にもわかりやすい
内容も掲載する。
③ 上記基本コンセプト②については環境省施策や施策活用事例として企業・団体の紹
介、最新技術の紹介などを盛り込むことによって施策にアクセスすることを身近に
感じられる内容とする。
(2)電子書籍制作業務
電子書籍は、隔月刊とし、年6回発行する(6・7月号、8・9月号、10・
11月号、12・1月号、2・3月号、4・5月号を予定)。
なお、毎号の制作に係る具体的な業務は以下のとおりとする。
① 各号制作においては、必要に応じて現地に取材をし(年6回程度)、必要となる
出演者への謝金(1回あたり 18,100 円)を支払うこと。
② 各号制作の作業状況等の進捗を環境省に報告する。
③ 電子書籍は、環境省ホームページに掲載する電子書籍をブラウザで閲覧するための
フレーム及び電子書籍ファイル並びに PDF ファイルを作成する。(仕様は、別紙1
のとおり。)
-2-
(3)環境省 WEB トップページ用バナーの作成業務
環境省 WEB トップページに置くバナーを作成する。
仕様は以下のとおり。
サイズ:横170ピクセル×縦70ピクセル
ファイル形式:JPG 形式もしくは GIF 形式
(4)電子書籍の普及について
国民の各層に普及させるための具体的方策を環境省担当者と調整の上、実施す
る。
(5)効果測定について
読者の関心事項や掲載記事の感想を把握し、次号以降の編集作業に反映するため
の方策を環境省担当者と調整の上、実施する。
3.成果物
(1)電子書籍はそれぞれの各号について以下に示した日以前に提出するものとし、納品
物は掲載用電子書籍ファイル、PDF ファイル、環境省 WEB トップページ用バナーを収
納した電子媒体(CD-R または DVD-R)一式とする。
6・7月号
:5月中最終となる平日
8・9月号
:7月中最終となる平日
10・11月号:9月中最終となる平日
12・1月号
:11月中最終となる平日
2・3月号
:平成28年1月中最終となる平日
4・5月号
:平成28年3月中最終となる平日
※ただし、6・7月号については、環境省主催「エコライフ・フェア」会場を取材し
た記事を掲載するよう努めること。掲載する場合には、成果物の提出は6月 15 日と
する。
参考
エコライフ・フェア HP:<http://ecolifefair.env.go.jp/>
(2)業務結果報告書は、6部(A4版15貢程度)及び業務結果報告書の電子データを
収納した電子媒体を平成28年3月31日までに提出するものとし、仕様は別紙2に
よること。
(3)納品場所
環境省大臣官房政策評価広報課広報室
4.業務実施期間
契約締結日から平成28年3月31日まで
-3-
5.著作権の扱い
(1)成果物に関する著作権、著作隣接権、商標権、商品化権、意匠権及び所有権(以下
「著作権等」という。)は、環境省が保有するものとする。
(2)成果物に含まれる請負者又は第三者が権利を有する著作権物等(以下、「既存著作
物」という。)の著作権等は、個々の著作者等に帰属するものとする。
(3)納入される成果物に既存著作物等が含まれる場合には、請負者が当該既存著作物の
使用に必要な費用の負担及び使用許諾契約等に係る一切の手続きを行うものとする。
6.情報セキュリティの確保
請負者は、下記の点に留意して情報セキュリティを確保するものとする。
(1)請負者は、請負業務の開始時に請負業務に係る情報セキュリティ対策とその実施
方法及び管理体制について環境省担当官に書面で提出すること。
(2)請負者は、環境省担当官から要機密情報を提供された場合には、当該情報の機密
性の格付けに応じて適切に取り扱われるための措置を講ずること。
また、請負業務において請負者が作成する情報については、環境省担当者からの
指示に応じて適切に取り扱うこと。
(3)請負者は、環境省情報セキュリティポリシーに準拠した情報セキュリティ対策の
履行が不十分と見なされるとき又は請負者において請負業務に係る情報セキュリ
ティ事故が発生したときは、必要に応じて環境省担当官の行う情報セキュリティ対
策に関する監査を受け入れること。
(4)請負者は、環境省担当官から提供された要機密情報が業務終了等により不要にな
った場合には、確実に返却し又は廃棄すること。
また、請負業務において請負者が作成した情報についても、環境省担当者からの
指示に応じて適切に破棄すること。
(5)情報システムを構築・改良する業務にあっては、請負者は、環境省情報セキュリ
ティポリシーに準拠したシステムを構築すること。
(6)ホームページの構築・運営等を含む業務(イベント等の周知のためのホームペー
ジ含む)にあたっては、環境省 Web サーバ(www.env.go.jp)内での運用を原則と
し、利用するアプリケーション等の都合により別途のサーバ環境を利用する場合で
あっても、ドメイン名は政府機関の属性型ドメインとなる「*.go.jp」を利用する
こと。
(7)請負者は、請負業務の終了時に、本業務で実施した情報セキュリティ対策を報告
-4-
すること。
(参考)環境省情報セキュリティポリシー
http://www.env.go.jp/other/gyosei-johoka/sec-policy/full.pdf
7.その他
(1)請負者は、本仕様書に疑義が生じたとき、本仕様書により難い事由が生じたとき、
あるいは本仕様書に記載のない細部については、環境省担当官と速やかに協議しそ
の指示に従うこと。
(2)ホームページ作成に当たっては、「環境省ウェブサイト作成ガイドライン」に基
づくこと。なお、「環境省ウェブサイト作成ガイドライン」は以下の URL において
公開している。
http://www.env.go.jp/other/gyosei-johoka/web_gl/
-5-
(別紙1)
電子書籍ファイル等の作成に係る仕様
環境省ホームページに掲載する電子書籍を指定のブラウザで閲覧するためのフレーム及び
電子書籍ファイル等を下記のとおり作成し、納品する。
〇電子書籍等の仕様
電子書籍ファイルは swf 形式とし、電子書籍及び電子書籍閲覧用フレームをマッチングし
たものを作成する。
①電子書籍の機能等は以下のとおりとする。
ア.本文中、記事等に関連 Web サイトへのリンク情報を適宜設ける。
イ.本文中、記事等に則した動画を作成し、クリップとして埋め込む。動画はイメージ映像
と音楽、テロップ等で構成する。ファイル形式は Flash Video とし、サイズは 300kbps(320
×240)の映像ファイルとする。動画の埋め込みは1号につき1ヶ所以上とする。
ウ.PDF ファイルは Adobe Reader の音声読み上げ可能なアクセシビリティ機能を有する
こと。
②電子書籍閲覧用フレームの仕様は以下のとおりとする。
ア.表示は見開き2ページとする。
イ.誌面を前ページ及び次ページにめくる機能並びに最初及び最後のページへ移動する機能
を有すること。
ウ.全ページを自動再生する機能を有すること。
エ.拡大・縮小及びページ内移動の機能を有すること。また、拡大表示時は、ナビゲーショ
ン機能を有すること。
オ.印刷機能は、ページ毎または見開きでの印刷ができるようにすること。また、PDF ボタ
ンを設置し、PDF からの印刷機能もあわせ有すること。
カ.目次を作成し、目次項目から該当する本文へ移動する機能を有すること。
キ.アンケートページへのリンク機能を有すること。
ク.操作説明機能を有すること。
ケ.フレームのデザインは、環境省と協議の上、決定すること。
③動作環境は以下のとおりとする。
<Windows>
・OS:Windows XP 以降
・ブラウザ:Microsoft Internet Explorer 7 以降、Firefox 4.0 以降
・Flash Player:Ver.8 以降
<Macintosh>
・OS:Mac OS X10.5 以降
・ブラウザ:Safari 3 以降、Firefox 4.0 以降
・Flash Player:Ver.8 以降
-6-
(別紙2)
1.報告書の仕様及び記載事項
報告書の仕様は、「環境物品等の調達の推進に関する基本方針」(平成 27 年 2 月 3 日閣議
決定。以下「基本方針」という。)の「印刷」の判断の基準を満たすこと。
なお、「資材確認票」(基本方針 198 頁、表3参照)及び「オフセット印刷の工程におけ
る環境配慮チェックリスト」(基本方針 199 頁、表4参照)を提出するとともに、印刷物
にリサイクル適性を表示する必要がある場合は、以下の表示例に参考に、裏表紙に表示す
ること。
リサイクル適性の表示:印刷用の紙にリサイクルできます
この印刷物は、グリーン購入法に基づく基本方針における「印刷」に係る判断の基準にし
たがい、印刷用の紙へのリサイクルに適した材料[Aランク]のみを用いて作製していま
す。
なお、リサイクル適性が上記と異なる場合は環境省担当官と協議の上、基本方針
(http://www.env.go.jp/policy/hozen/green/g-law/kihonhoushin.html)を参考に適切な
表示を行うこと。
2.電子データの仕様
(1)Microsoft 社 Windows7 SP1 上で表示可能なものとする。
(2)使用するアプリケーションソフトについては、以下のとおりとする。
・文章;ワープロソフト Justsystem 社一太郎(2011 以下)、又は Microsoft 社 Word
(ファイル形式は Word2010 以下)
・計算表;表計算ソフト Microsoft 社 Excel(ファイル形式は Excel2010 以下)
・画像;BMP形式又はJPEG形式
( 3 ) ( 2 ) に よ る 成 果 物 に 加 え 、 「 PDFファイル形式」による成果物を作成する
こと。
(4)以上の成果物の格納媒体はコンパクトディスクとする。事業年度及び事業名称等を
収納ケース及びコンパクトディスクに必ずラベルにより付記すること。
(5)文字ポイント等、統一的な事項に関しては環境省担当官の指示に従うこと。
3.その他
成果物納入後に請負業者の責めによる不備が発見された場合には、請負業者は無償で
速やかに必要な措置を講ずること。
-7-
別添3
平成 27 年度環境省広報誌(電子書籍)企画・制作業務に係る
提案書作成・審査要領
環
境
省
本書は、平成 27 年度環境省広報誌(電子書籍)企画・制作業務に係る提案書
の作成、審査等の要領を提示するものである。
Ⅰ
提案書作成要領
1.提案書の構成及び作成方法
以下に「平成 27 年度環境省広報誌(電子書籍)企画・制作業務に係る提案書
の評価基準表」(以下「評価基準表」という。)から「評価項目」及び「要求要
件」を転載する。
評価項目
大項目
中項目
要求要件
小項目
0 仕様書の遵守
仕様書に規定する業務の目的や作業事項に反し、
又は矛盾する提案がないこと。
1 業務の基本方針
仕様書を踏まえ、本業務の実施に当たっての基本
方針を記述すること。
2 業務の実施方法
電子書籍の基本コンセプト・編集方針及び現行の「
2.1 仕様書 2.(1)の業務内容
エコジン」の構成も参考にしつつ、全体の構成案に
ついて各コンテンツの趣意も含めて年間計画を提
案すること。
電子書籍の基本コンセプト・編集方針に則った特集
2.2 仕様書 2.(1)の業務内容
(特集記事例)
記事例「地球温暖化」について特集の表紙・扉(特
集記事に入る前の第1ページ)・誌面内容の構成案
及びデザイン見本の提案をすること。
2.3 仕様書2.(4)の業務内容
幅広い国民各層へ電子書籍を普及させるための具
体的方策を提案すること。
-8-
2.4 仕様書2.(5)の業務内容
3 業務の実施計画
読者の関心事項等を把握し、次号以降の編集作業に
反映させる方策を提案すること。
仕様書に係る事項を作業工程表にまとめること。
4 業務の実施体制
業務の実施体制について、主たる従事者やその他の
4.1 執行体制、役割分担等
従事者の氏名・役職、従事者の役割分担、従事
者数、内・外部の協力体制等を表にまとめること。
業務に従事する者の類似業務(電子書籍企画・制作
4.2 従事者の実績、能力、資格等 に関する業務)の実績、本業務に関係する能力の資
料、資格等を明示すること。業務に従事する者の業
務従事期間中における本業務以外の手持ち業務の
状況を記載すること。
5 組織の実績
当該機関において電子書籍企画・製作に関する業務
実績があれば、業務名、それぞれの概要等を記載す
ること。
6 組織の環境マネジメントシステ ISO14001、エコアクション21、KES、エコステージ、地方公共
ム認証取得状況
団体による認証制度のうち、第三者による環境マネ
ジメントシステム認証取得の有無、有の場合は認証
の名称を記載し、証明書の写しを添付すること。た
だし、開札時において認証期間中であること。
提案書は、上記評価項目に基づき、次に従って作成すること。
1)
「1.はじめに」の項を冒頭に設け、
「本書は、平成 27 年度環境省広報誌(電
子書籍)企画・制作業務に係る仕様書に基づき、その実施方法等に関する提
案を行うものである。本業務の実施に当たっては、同仕様書を遵守し、本提
案書をその実施計画書と位置づけて行うものとする。」と必ず記載すること。
このため、提案書の作成に当たっては、仕様書に反し、又は矛盾する事項
がないか十分に点検すること。なお、提案書が仕様書に反し、又は矛盾する
と認められたときは、評価項目「0 仕様書の遵守」に基づき、当該提案書は
不合格となる。
2)
「はじめに」以下は、上記評価項目に従い「業務の基本方針」から「組織の
環境マネジメントシステム認証取得状況」までの各評価項目を目次とし、そ
-9-
れぞれの要求要件に基づき提案書を作成すること(別添4様式参照)。記述上
の必要性に応じ、各評価項目内を細分化して目次立てすることは差し支えな
い。
3)提案書に詳細に記載するよりも添付資料を参照した方がわかりやすい事項
については、提案書中に「△については、別添資料○参照」と記載して、資
料添付を行うことは差し支えない。ただし、添付資料が大部にわたる場合は、
必ずその要点を提案書中に記載すること。
「評価項目」及び「要求要件」との
関係が容易にわかり難い添付資料は、添付されなかったとみなすことがある。
4)提案書は、難解な専門用語には注釈を付すなど、専門家以外でも理解でき、
審査可能なように平易な記述に努めること。
2.提案書様式、提出部数等
提案書は、別添4様式に従い作成すること。記載上の必要に応じて様式を変
更しても差し支えないが、様式の変更は必要最小限にとどめること。
提案書は、添付資料を含めて綴じ込んだ一式を6部提出すること。
環境省から連絡が取れるよう、提案書上に連絡先(電話番号、FAX番号及
びメールアドレス)を記載すること。
3.提案書に関するヒアリングについて
環境省が入札者に説明を求めることがある。この場合、入札者は(時間・場
所は環境省と入札者との調整の上で指定する)、環境省に対し、自らの提案書の
内容について説明を行わなければならない。
この際、説明者は原則として本業務を請け負った場合における実施責任者に
あたる者とする。説明の時間は約15分とし、その後、適宜質疑応答を行うも
のとする。説明に当たっては、必要に応じて提案書の要点を示す要約版資料を
用意しても差し支えないが、当該要約版資料は審査対象とはしない。
4.留意事項
落札した者が提出した提案書は、仕様書とともに原則としてそのまま契約書
に添付され、平成27年度環境省広報誌(電子書籍)企画・制作業務の実施計
画書になるものであり、確実に実施可能な内容として作成すること。提案書に
従った履行がなされない場合は、債務不履行として契約解除及び損害賠償請求
の事由となる。
- 10 -
Ⅱ
提案書の審査及び落札決定の方法
1.落札方式及び得点配分
1)落札方式
次の要件を満たしている者のうち、2)によって得られた総合評価点の最
も高い者を落札者とする。
① 入札価格が予定価格の範囲内であること。
② 「評価基準表」中、必須とされた評価項目の基礎点をすべて獲得している
こと。
2)総合評価点の計算方法
総合評価点=技術点+価格点
技術点=基礎点+加点 (満点200点)
*技術点は、環境省に設置する提案書審査委員会の各委員の採点結果
の平均値を算出し、小数点第三位以下を切り捨てたものとする。
価格点=100×(1-入札価格÷予定価格)
*価格点は、上記式により数値を算出し、小数点第三位以下を切り捨
てたものとする。
2.提案書審査(技術点の採点)の手順
1)入札資格を有する者から提出された提案書について、
「評価基準表」に基づ
き、必須とされた項目の基礎点に係る評価を提案書審査委員会の各委員が行
う。各委員の評価結果を同委員会で協議し、委員会において各必須項目毎に
基礎点の獲得の可否を判断する。すべての必須項目の基礎点を獲得した提案
書を合格(基礎点を付与)とし、それ以外の提案書は不合格とする。
2)合格した提案書について、各委員毎に評価項目の加点部分の評価を行い、
基礎点と合計した採点結果を記入する。各委員の採点結果を委員会で確認し、
事実誤認等があれば各委員において訂正する。確定した各委員の採点結果の
技術点について、その平均値を算出する。
3.落札決定
Ⅱ.2.による技術点に、当該提案書に係る入札価格に基づく価格点を加算し、
総合評価点を算出する。各提案書の総合評価点を比較し、最も高い数値を得た
提案書の提出者を落札者とする。
- 11 -
(別添4)
平成27年
支出負担行為担当官
環境省大臣官房会計課長
月
日
殿
住所
商号又は名称
代表者氏名
平成27年度環境省広報誌(電子書籍)企画・制作業務
の提案書の提出について
標記の件について、別添のとおり提出します。
なお、書類の提出にあたり、暴力団排除に関する誓約事項に誓約します。
- 12 -
印
別添4
平成27年度環境省広報誌(電子書籍)
企画・制作業務に係る提案書
提案書作成責任者
( 作成注 )所属 、氏名 、電話番号 、FAX番号 、メールアドレスを記載して下さい 。
はじめに
本書は、平成27年度環境省広報誌(電子書籍)企画・制作業務に係る仕様書に
基づき、その実施方法等に関する提案を行うものである。本業務の実施に当たって
は、同仕様書を遵守し、本提案書をその実施計画書と位置づけて行うものとする。
1.業務の基本方針
(作成注)
仕様書を踏まえ、業務の実施に当たっての基本方針を記述すること。
(※)A4版1枚以内とする。
2.業務の実施方法の提案
(1)仕様書2(1)年間計画を作成・提案すること。
(作成注)
電子 書籍の 基 本コンセ プト・編集方針及び 現行の「エコジ ン」の構成 も参考に
しつつ、全体の構成案について各コンテンツの趣意も含めて年間計画を提案す
ること。
(※)A4版4枚以内とする。
( 2 )仕様書2( 1 )特集記事例「 地球温暖化 」について 、表紙デザイン1ページ 、
扉1ページ、誌面内容1ページを作成し、別途デザイン見本を添付すること。
(作成注)
電 子 書 籍 の 基 本 コン セ プ ト ・ 編集 方 針に 則っ た 特集 記 事例 「地 球 温暖 化」に つ い
て特集の表紙・扉(特集記事に入る前の第1ページ)・誌面内容の構成案及びデザイ
ン見本の提案をすること。
(※)A4版10枚以内とする。
- 13 -
(3)仕様書2 .(4)電子書籍の普及について提案すること。
(作成注)
幅広い国民各層へ電子書籍を普及させるための具体的方策を提案すること。
(※)A4版2枚以内とする。
(4)仕様書2 .(5)効果測定について提案すること。
(作成注)
読 者 の 関 心事 項 等を 把握 し、次 号以 降の 編集 作業に反 映させる 方策を提案 す
ること。
(※)A4版2枚以内とする。
3.業務の実施計画
(作成注)
業務スケジュールを以下の作業工程表にフロー図で示すこと。
時
期
内
容
(※)A4版1枚以内とする。
4.業務実施体制
(1)執行体制、役割分担等
(作成注)
業務の実施体制について、主たる従事者やその他の従事者の氏名・役職、従
事者の役割分担、従事者数、内・外部の協力体制等を表にまとめること。
(※)A4版2枚以内とする。
- 14 -
(2)従事者の実績、能力、資格等
(作成注)業務に従事する者の類似業務(電子書籍企画・製作に関する業務)の実
績、本業務に関係する能力の資料、資格等を明示すること。業務に従事する者の
業務従事期間中における本業務以外の手持ち業務の状況を記載すること。
氏
名
専 門 分 野
所 有 資 格
主な手持ち業務の状況(平成
業務名
業務内容
所属・役職
年
月
日現在
件)
履行期間
年 月~
年
月
類似業務の経験
(※)従事者の人数分作成すること。
(※)主な手持ち業務の欄は契約金額が 500 万円以上のものを対象とし、業務内容
の欄は概要を記入する。
5.組織の実績
業務名
発注機関
(名称、所在地)
(受託者名)
(受託形態)
履行期間
業務の概要
技術的特徴
主たる担当者の従事の有無
- 15 -
注1 本様式は、A4版4枚以内に記載すること。
注2 業務名は10件まで記載できるものとする。
注3 発注機関の受注形態欄には、元請受注か下請受注かの区別を記載すること。
注4 業務の概要の欄には、業務内容を具体的かつ簡潔に記載すること。
注5 実 績を 証明す るも のと して、 契約 書の写 し、 注文 ・請書 写し (下請 の場 合の み)を
添付すること。
6.組織の環境マネジメントシステム認証取得状況
認証の有無:
認証の名称:
認証期間:
注1 証明書の写しを添付すること。
注 2 事 業 者 の 経 営 にお ける 主たる事業所 (本社等) において、 取得している もの
に限る。
注 3 申 請 中 の 場 合 は、 その 旨を明記し、 開札前まで に証明書の 写しを提出し たも
のについて加点対象とする。
- 16 -
平成27年度環境省広報誌(電子書籍)企画・制作業務提案書の評価基準表
提案書の目次
提案要求事項
大項目中項目
小項目
細項目
評
価
区
分
(別添5)
得点配分
( ) 内は加点
評価基準
合
計
基
礎
点
加
点
基礎点の観点
加点の観点
基礎点獲
加点の
得の可否
採点
(〇or×)
0.仕様書の遵守
仕様書に規定する業務の目的や
作業事項に反し、又は矛盾する提 必須
案がないこと。
10
10
-
提案書が全体として仕様書を遵守
しており、業務の目的や作業事項
に反し、又は矛盾する内容がない
こと。
-
-
1.業務の基本方針
仕様書を踏まえ、業務の実施に当
たっての基本方針を記述するこ
必須
と。
5
5
-
業務の目的を的確に理解し、妥当
な基本方針であること。
-
-
20
総ページ数の変更がなく、実現可
能な提案がされているかどうか。
・提案内容に独自性や工夫がみら
れるか。
・読者を引きつける構成となってい
るか。
・初心者向けの内容が記載させて
いるか。
適切な提案がなされているかどう
か。
・表紙にインパクトがあるか。
・分かりやすい誌面構成になってい
るか。
・テーマに即したトーンになっている
か。
・平易な表現で分かりやすいか。
・伝えたいポイントが明確か。
・読者を惹きつける表現力がある
か。
2.業務の実施方法
2.1 仕様書2.(1)の業務内容
電子書籍の基本コンセプト・編集
方針及び、現行の「エコジン」の構
成も参考にしつつ、全体の構成案 必須
について各コンテンツの趣意も含
めて年間計画を提案すること。
2.2 仕様書2.(1)の業務内容
(特集記事例)
電子書籍の基本コンセプト・編集
方針に則った特集記事例「地球温
暖化」について特集の表紙・扉(特
必須
集記事に入る前の第1ページ)・誌
面内容の構成案及びデザイン見
本の提案をすること。
30
5
25
2.3 仕様書2.(4)の業務内容
幅広い国民各層へ電子書籍を普
及させるための具体的方策を提 必須
案すること。
15
5
10
2.4 仕様書2.(5)の業務内容
読者の関心事項等を把握し、次
号以降の編集作業に反映させる
方策を提案すること。
25
5
・提案内容に独自性や工夫がみら
幅広い国民各層へ電子書籍を普 れるか。
及させるための具体的方策の提案 ・積極的にアイデアを提案している
がされているかどうか。
か。
・提案内容に独自性や工夫がみら
読者の関心事項等を把握し、次号 れるか。
以降の編集作業に反映させる方策 ・積極的にアイデアを提案している
の提案がされているかどうか。
か。
必須
15
5
10
仕様書に係る事項を作業工程表
必須
にまとめること。
10
5
5
業務の実施体制について、主たる
従事者やその他の従事者の氏
名・役職、従事者の役割分担、従 必須
事者数、内・外部の協力体制等を
表にまとめること。
30
10
20
作業に従事する人員、他社を含め ・効果的、効率的な人員配置、内・
ての作業体制及び役割分担が明 外部の協力体制等が構築されてい
確であること。
るか。
業務に従事する者の類似業務(電
子書籍企画・制作に関する業務)
の実績、本業務に関係する能力
4.2従事者の実績、能力、資格
の資料 資格等を明示すること。業 必須
等
務に従事する者の業務従事期間
中における本業務以外の手持ち
業務の状況を記載すること。
35
10
25
業務に従事する者の類似業務の実
手持ち業務の状況を鑑み、従事者
績、専門分野、本業務に関係する
が本業務に従事する十分な時間が
能力の資料、資格等が明確である
あると認められること。
こと。
当該機関において電子書籍企画・
制作の業務実績があれば、業務
任意
名、それぞれの概要等を記載する
こと。
20
-
20
-
電子書籍企画・制作業務の実績が
1件以上あるか。ある場合を可(4
点)とし、それ以上ある場合は1件
につき4点ずつ加点する。最高点は
20点。
-
5
-
5
-
事業者の経営における主たる事業
所(本社等)において、環境マネジメ
ント認証取得があるか。ひとつでも
あれば加点(5点)
-
60
140
3.業務の実施計画
実施可能で妥当な作業進行予定
表であること。
作業進行予定表が効率的で確実性
があるか。
4.業務の実施体制
4.1執行体制、役割分担等
5.組織の実績
6.組織の環境マネジメントシステム
認証取得状況
ISO14001、エコアクション21、KES、エコ
ステージ、地方公共団体による認証
制度のうち、第三者による環境マ
ネジメントシステム認証取得の有
無、有の場合は認証の名称を記 任意
載し、証明書の写しを添付するこ
と。ただし、開札時において認証
期間中であること。
合計 200
加点合計
基礎点
技術点
基礎点部分の採点は、技術上の基準を満たす場合に、当該基礎点全部を得点とする。
加点部分の採点は、配点5点の場合、技術上の基準に基づき、5.を除き、優;5点、良;3点、可1点、不可;0点の4段階評価とし、配点に応じて係数をかけて得点を算出する。
基礎点がある項目に係る加点部分の「不可;0点」とは、基礎点の基準は満たす(基礎点は得点)が、加点部分の基準をなんら満たさない場合である。
- 17 -
60
(別添6)
◆環境マネジメントシステム認証制度の例◆
事業者が、その事業経営の中で自主的に環境保全に関する取組を進めるにあたり、環境に関する方針や目標を自ら設定し、
これらの達成に向けて取り組み、その取組結果を確認・評価し、改善していくこと(環境保全の取組に係るPDCAサイクル)を
「環境マネジメント」といい、そのための事業者内の体制・手続等の仕組みを「環境マネジメントシステム」(EMS)という。その
主な例は以下のとおりであるが、他にも地方版のEMSや、運送事業者を対象としたグリーン経営認証制度などがある。
全国版EMS
ISO14001
エコアクション21
KES
エコステージ
概要
ISO審査登録機関及び
認定機関で構成。国際
的に認められた第三者
認証制度。1996年に制
定。
環境省が策定した中小
企業にも取り組みやすい
環境マネジメントシステム。
2004年に開始。把握す
べき環境負荷指標を特
定しているほか、環境活
動レポートの作成・公表
を必須要件としている。
中小企業にも取り組
みやすい環境マネジメ
ントシステムとして
2001年に京都で開始。
KESを参考とした地方
版KESが他の自治体
等に広がっているとと
もに、相互認証も行わ
れ、KESの認証取得
事業者は全国に広
がっている。
ISO14001取得前から取
得後も含めた環境マネジ
メントシステム。5段階の
認証ステージがある。エ
コステージ2は
ISO14001の要求事項を
全て含んでおり、エコス
テージ2の認証を取得で
きれば、ISO14001に挑
戦可能なレベルとなる
事務局の母体となる団
体
ISO(国際標準化機構)
持続性推進機構
KES環境機構
エコステージ協会
地方版EMSの例:
北海道環境マネジメントシステムスタンダード(HES),青森環境マネジメントフォーラムAES, いわて環境マネジメントフォーラムIES,みちのくEMS,三重環境マネージ
メントシステム(M-EMS),宝塚環境マネジメントシステム(TEMS), 神戸環境マネジメントシステム(KEMS) 等
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