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ブックオフ・グループ 2008年3月期(第17期)決算および計画 説明資料
ブックオフ・グループ 2008年3月期(第17期)決算および計画 説明資料 ブックオフコーポレーション株式会社 (東証一部 証券コード:3313) 連結 業績実績 単位:百万円 2007/3期 構成比 前年同期比 2008/3期 構成比 前年同期比 売上高 46,224 100.0% 109.5% 50,486 100.0% 109.2% 売上総利益 30,103 65.1% 109.0% 32,708 64.8% 108.6% 販売管理費 26,740 57.8% 108.1% 30,337 60.1% 113.5% 営業損益 3,364 7.3% 117.2% 2,371 4.7% 70.3% 経常損益 3,457 7.5% 116.3% 2,571 5.1% 74.2% 特別利益 52 0.1% 12.9% 1,092 2.2% 2,118.3% 特別損失 △180 △0.4% 50.1% △1,058 △2.1% 589.1% 当期純損益 1,894 4.1% 122.8% 1,045 2.1% 55.0% 2 連結業績要因 単位:百万円、()内は前期比% 2007/3期 2008/3期 売上高 46,224 50,486 (+9.5%) (+9.2%) 粗利率 65.1% 64.8% (△0.3%p) (△0.3%p) 57.8% 60.1% (△0.8%p) (+2.3%p) 7.3% 4.7% (+0.5%p) (△2.6%p) 7.5% 5.1% (+0.5%p) (△2.4%p) 販管費率 営業利益率 経常利益率 摘 要 2007.3期のBO新店+13億円 2008.3期のBO新店+20億円 売上割戻戻入5.2億円を含んでいること を勘案すると実質的な粗利率は63.8% 人件費+1.1%p、販促費(Tポイント関連等) +1.0%p、支払手数料+0.8p(5.2億円) 年度としては粗利率低下と経費率上昇 で利益率悪化 自販機設置手数料2.4億円などの営業 外収益が貢献 3 連結 貸借対照表 2007.3期は在庫が前年比+1,025 2007/3 流動資産 売上9%増 ⇒ 在庫横ばい 構成比 前年同期比 単位:百万円 2008/3 構成比 前年同期比 12,813 50.1% 118.9% 14,542 50.4% 113.5% 6,393 25.0% 118.8% 6,457 25.0% 101.0% 固定資産 12,741 49.9% 113.8% 14,283 49.6% 112.1% 総資産 25,554 100.0% 116.3% 28,825 100.0% 112.8% 流動負債 8,411 32.9% 107.7% 10,880 37.7% 129.4% 固定負債 6,560 25.7% 125.1% 6,846 23.7% 104.4% 負債合計 14,971 58.6% 114.7% 17,726 61.5% 118.4% 株主資本 10,583 41.4% − 11,099 38.5% 104.9% (内少数株主持分) 137 0.5% 111.4% 149 0.5% 108.3% 有利子負債 9,899 38.7% 124.0% 12,783 44.3% 129.1% (内棚卸資産) 自己株式+273を含む (株主資本にはマイナス) ※株主資本に少数株主持分は含まれておりません 4 連結 キャッシュフロー実績 不足分を財務CFでカバー ⇒ 詳細:15ページへ 在庫コントロールの結果、営業CFは改善 ⇒ 詳細:14ページへ 2007/3期 前年同期比 単位:百万円 2008/3期 前年同期比 税金等調整前当期利益 3,339 315 2,605 △734 減価償却費 1,004 166 1,355 351 資産負債の増減 △745 △182 151 896 減損損失 81 △137 249 168 法人税支払等 △1,994 △576 △1,861 133 +1,685 △413 +2,499 814 有形固定資産取得・保証金増減 △1,290 △472 △1,422 △132 無形固定資産の取得 △446 △446 △711 △265 その他 △38 △186 △1,097 △1,058 △1,774 △1,103 △3,230 △1,456 営業活動+投資活動 △89 △1,516 △731 △642 財務活動他 +865 1,759 1,352 487 営業活動 投資活動 5 連結 設備投資実績 単位:百万円 11店舗にて5百万円超のリニューアルを実施 2007/3期 セグメント 上段:資本的支出 下段:差入保証金 2008/3期 前年同期比 合計 上段:資本的支出 下段:差入保証金 BOOKOFF 1,757 2,108 (内・既存店) (427) (466) (内・オンライン) (337) (651) 567 キッズ婦人服 全 社 91.0% 79 67.5% 2,736 117.7% 53 228 91.0% 42 53 67.5% 240 69.2% 114 46.9% 3,371 103.9% 194 347 69.2% 46 79 242 46.9% 2,449 794 オンラインの大型投資は 2008.3期で一巡 11 203 40 合 計 251 254 93 628 前年同期比 175 48 31 その他 117.7% 187 63 ビデオレンタル 2,324 合計 35 2,567 3,243 103.9% 804 6 連結 セグメント別業績 実績 単位:百万円 上場来初の通期黒字化 セグメント BOOKOFF キッズ婦人服 ビデオレンタル その他 全 社 2007/3期 構成比/利益率 前年同期比 2008/3期 構成比/利益率 前年同期比 37,553 81.2% 108.1% 41,077 81.4% 109.4% 4,267 11.4% 113.7% 3,984 9.7% 93.4% 3,448 7.5% 112.8% 3,569 7.1% 103.5% 256 7.4% 115.7% 193 5.4% 75.6% 1,498 3.2% 121.7% 1,585 3.1% 105.8% △46 -3.1% n.a. 67 4.2% 黒字化 3,726 8.1% 117.3% 4,255 8.4% 114.2% 225 6.0% 114.5% 129 3.0% 57.4% △1,338 n.a. 106.8% △2,003 n.a. 149.7% 上段:売上高 下段:営業損益(全社セグメントは営業損益のみ) 7 連結 各種経営指標 項 目 2007/3期 2008/3期 前年同期比 売上高経常利益率 7.5% 5.1% △2.4%p 売上高営業利益率 7.3% 4.7% △2.6%p 純資産比率 41.4% 38.5% △2.9%p 自己資本純利益率 19.8% 9.8% △10.0%p 使用総資本経常利益率 14.6% 9.5% △5.1%p 使用総資本回転率(年間) 1.95回 1.86回 △0.09回 総資産有利子負債比率 38.7% 44.3% +5.6%p 売上総利益率 65.1% 64.8% △0.3%p 売上高販売管理費率 57.8% 60.1% +2.3%p 一株あたり株主資本 571.38円 615.48円 +44.10円 一株あたり純利益 104.99円 57.41円 △47.58円 8 単独 業績 実績 単位:百万円 2007/3期 構成比 前年同期比 2008/3期 構成比 前年同期比 売上高 31,302 100.0% 120.1% 35,199 100.0% 112.5% 売上総利益 21,522 68.8% 118.1% 25,164 71.5% 116.9% 販売管理費 18,836 60.2% 118.4% 22,692 64.5% 120.5% 営業損益 2,686 8.6% 116.5% 2,472 7.0% 92.0% 経常損益 2,705 8.6% 114.0% 2,593 7.4% 95.9% 特別損益 △51 △0.2% n.a. 281 0.8% n.a. 当期純損益 1,522 4.9% 100.9% 1,410 4.0% 92.6% 9 2009年3月期(連結)計画 当期はV字回復 特殊要因を除くと実質的には営業利益、経常利益ともに約3割増 単位:百万円 2008/3期 構成比 3000 2009/3期(計画) 前年比 構成比 前年比 2500 売上高 50,486 100.0% 109.2% 56,500 100.0% 111.9% 売上総利益 32,708 64.8% 108.6% 36,160 64.0% 110.6% 販売管理費 30,337 60.1% 113.5% 33,760 59.8% 111.3% 2,371 4.7% 70.3% 2,400 4.2% 101.2% 営業外収益 417 0.8% 159.7% 400 0.7% 96.0% 営業外費用 △ 216 △0.4% 128.9% 200 0.4% △92.5% 経常利益 2,571 5.1% 74.2% 2,600 4.6% 101.1% 特別利益 1,092 2.2% 2118.3% 0 0.0% 0.0% 特別損失 1,058 2.1% △589.1% 200 0.4% 18.9% 税金等調整前純利益 2,605 5.2% 78.0% 2,400 4.2% 92.1% 当期純利益 1,045 2.1% 55.0% 1,200 2.1% 114.8% 営業利益 2,600百万円 2,571百万円 売上割戻 519百万 2000 2,052百万円 +約3割 1500 実質的 経常利益 1000 500 0 2008年3月期 2008年3月期(実質的) 2009年3月期 10 2009年3月期(連結) 計画の前提 前期の実質経常利益は20.5億円 ⇒ 当期計画は26億円(前年比+27%) (2008.3期は従来のポイントカード廃止による売上割戻引当の戻入益5.2億円が利益を押し上げ) ○出店 ・集客力の高い“中古劇場”を5館新設 ・ブックオフ15店舗、リユース業態22店舗の出店を計画(全体的に上期前倒し) ○ブックオフ ・ゲームの販売力強化、定期的な全体セール、Tカードなど販売促進強化により、 既存店売上前年比は平均104%を維持 ・サービス券廃止とBY在庫圧縮、在庫適正配分化を背景に粗利率は向上するも、 粗利率の低いゲームの売上構成比上昇を見込み、連結粗利率の前提は64.0%(前期並み) ○本部 ・コンプライアンス体制整備は前期中に完了。当期は通期でコストが発生するのみ ・前期の一時的費用(内部統制立ち上げ、調査委員会等)は剥落 ○ブックオフオンライン ・リアル店舗網を背景とした会員数増とリピーター促進により、 4Qでの単月黒字化達成、2010年3月期に通期黒字化を目指す 11 2009年3月期経常利益(連結)計画 要因別 08/3期 新店 割戻引当 戻入分 既存店 底上げ ▲519 +270 07/3期 新店 +394 ▲4 契約期間満了等 による閉店(※) 実質 ライン +560 +160 ▲252 2,571 オンライン 赤字縮小 ▲500 09/3期 新店 ▲80 その他 本部 コンプラ対策費用 2,600 2,052 2008年3月期 実績 (※) ・中古劇場大井町阪急館 (2008/3/31 契約満了による閉店) ▲143 ・町田中央通り店 (2008/8/末 店舗建替えによる休業) ▲109 2009年3月期 2009 計画 12 販売管理費への施策 対粗利益比率でコントロール。PA労働生産性は既に反転向上 PA人件費 対粗利益比率 (対粗利比率) 30% (比率前年差) +3.0% 【ブックオフ単体決算より算出】 25% +2.5% 20% +2.0% 15% PA人件費率 前年同期差(右目盛) +1.5% PA法定福利費率 前年同期差(右目盛) 10% +1.0% 5% +0.5% 0% +0.0% -5% PA法定福利費 △0.5% 生産性向上で 法定福利費をカバー PA人件費 -10% △1.0% 2006.3期 通期 2007.3期 通期 2008.3期 通期 1Q 2Q 3Q 4Q 13 連結キャッシュフローの状況 営業CFは前年比8億円増。在庫コントロール効果も顕在化 当期の投資CFは特殊要因解消で△20億円程度を想定 棚卸資産増 1,025 連結キャッシュフロー 百万円 3,000 2,499 2,098 2,000 1,000 1,685 1,461 1,090 +1,427 +834 0 -1,000 棚卸資産増 81 +944 △89 △119 -627 △731 -671 -1,209 -2,000 オンライン投資 337 -3,000 営業CF -1,774 オンライン投資652 関係会社株式426 投資CF -3,230 -4,000 2004.3期 2005.3期 2006.3期 2007.3期 2008.3期 14 資金の調達方針 前期は運転資金(流動資産)見合いの調達を推進 【期末の当座貸越枠未使用残25億円(前期末比+21億円)】 百万円 14,000 財務バランス (上から) 在庫 売掛金 現預金 12,000 10,000 長期借入 (含・1年内) 短期借入 6,457 8,000 +44 6,393 有形固定 資産 6,000 911 4,000 2,000 - 8,963 8,919 520 4,760 4,707 4,131 980 2007.3期末のB/S 3,820 5,183 +2,840 2008.3期末のB/S CFの改善が見込まれることもあり、当期も借入にて対応の方針 15 前期は財務的にも体質改善を推進 ⇒ 出店加速へ 店舗の再編や前倒しの減損処理を実施 (単位:百万円) 2007.3期 2008.3期 特別損失合計 店舗撤退損失 180 1,058 27 367 店舗撤退損失引当金 44 内 容 前年比 +879 +340 BO原宿196、BO札幌南一条27、阪急豊中20、BL桑名14 +44 BK緑園24 固定資産除却損 58 146 減損損失 81 249 +168 BO白金台89、BO寺田町29、BO鶴岡みどり7、BO鴻巣天神20、B's北越谷46 投資有価証券評価損 14 225 +211 上場有価証券104、BOカナダ121 その他 27 +88 +27 閉店(41店) 減損 今期出店したBO白金台を 前倒しで減損処理 店舗の再編を推進 損失額は一部の大型店に集中 不採算:9店+7店 リプレイス:7店+2店 業態変更:1店+1店 FC等へ移管:7店+1店 賃貸契約満了:1店+5店 (店舗数:「BO+リユース業態他」で表記) BOカナダ (バンクーバー店を運営) 当社保有株式の全額を 減損処理 他の海外法人は 問題なし 16 連結経常利益の四半期別構成比 大型新店・中古劇場新設加速により「上期減益・下期増益」を計画 四半期別連結経常利益の構成比(百万円、%) 売上割戻戻入 +519を含む 1Q 2005.3期 2006.3期 2007.3期 2008.3期 1Q 2009.3期 180 (計画) 0% 725 2Q 322 728 614 830 767 538 717 2Q 470 20% 3Q 通期 経常利益 4Q 512 539 952 2,511 1,085 2,966 776 29 3,467 1,095 1,287 2,571 2H 1,950 40% 60% 上期における新店の影響△403 (前期比△239) 2,600 80% 100% 17 2009年3月期 ブックオフグループの今後の方向性 ブックオフコーポレーション株式会社 代表取締役社長 佐藤弘志 18 ブックオフグループの成長戦略 1.在庫問題打破 バックヤード在庫を減らし、ロス率改善(+1%p) 在庫をコントロールしながらも売上向上(104.2% 4Q既存店前年比) 2. 在庫増に頼らない 売上成長施策を展開 ゲーム販売強化、Tポイントアライアンス企業との連携、販売促進 ツールの活用・・・ 3. 出店戦略の転換 10年後にも競争力を持つ店舗の出店へ 都市型大型店・『中古劇場』の2本柱による出店 ⇒ 出店「数」増は減速、出店「売場面積」増は加速 4.オンライン事業 今期単月黒字化、来期通期黒字化(年間経常利益1∼2億円)へ 5.潜在市場 リユース書籍の潜在市場と その他リユース業態(『中古劇場』)の潜在市場 6.社会的使命 『捨てない』ライフスタイルを選ぶ人にインフラを提供する 7.現場のパワー 19 1.在庫問題打破 我々がぶつかっていた壁(2007年11月中間決算資料より) 「在庫問題」を最大の問題と認識し、 昨秋より全社プロジェクトに着手 中間決算説明会で 当時「我々がぶつかっていた壁」 として問題点を説明 問題を分析し、克服するために 第4四半期から、在庫移動プロジェクト 直営店全店で稼動 20 1.在庫問題打破 在庫を全社で最適化へ(廃棄削減) 販売量から逆算して商品陳列量をコントロールする 以前までのオペレーション 現在のオペレーション 買取が多い店舗では、過剰な陳列 売上獲得に必要な原価から逆算し が廃棄を招き、粗利が低下傾向 て、商品陳列数量を決定 販売 商品陳列 商品数 販売 仕入︵ 買取︶ 余剰分 廃棄 商品陳列 仕入︵ 買取︶ 商品数 商品の推移 不足店へ 商品の推移 21 1.在庫問題打破 4Qから 直営全店で稼動 全社在庫の最適配置を通じ、粗利向上・売上拡大を実現 在庫移動の考え方 買取過剰店舗 販売注力店舗 販売に必要分以上は、不足店 自店の販売に必要な原価を 舗に出荷 自店舗買取分 必要原価 余剰在庫 他店からの入庫で確保 在庫移動 他店入庫分 自店舗買取分 必要原価 必要原価 廃棄減少 売上原価の確保 ① 粗利率の向上 ② ② 販売機会の拡大 販売機会の拡大 22 1.在庫問題打破 在庫問題を克服することに成功 廃棄損などのロス率を低下へ 第4四半期 対前年同期ロス率に対し 1%p低下 1.05 1.00 0.95 年間在庫回転率 (販売冊数/在庫冊数) (←左目盛) (12ヶ月移動平均) 02年3月を1とした指数 06年8月 在庫増が 反転 07年9月 ロス率は02年 3月の2.3倍 2.3 2.1 1.9 0.90 ロス率 反落 回転率 反転 0.85 08/03 下期 店舗における売上対ロス金額率 (廃棄損・評価損・棚卸損) (→右目盛) (12ヶ月移動平均)02年3月を1とした指数 1.5 1.3 1.1 0.9 20 02 20 /03 02 20 /06 02 20 /09 02 20 /12 03 20 /03 03 20 /06 03 20 /09 03 20 /12 04 20 /03 04 20 /06 04 20 /09 04 20 /12 05 20 /03 05 20 /06 05 20 /09 05 20 /12 06 20 /03 06 20 /06 06 20 /09 06 20 /12 07 20 /03 07 20 /06 07 20 /09 07 20 /12 08 /0 3 0.80 1.7 23 1.在庫問題打破 第4四半期において、在庫減らしながらの売上増に成功 在庫を増やすことで成長する過去のモデルからの脱却 バックヤード在庫を中心に大幅に減らしながらも 2008年3月 第4四半期 既存店前年売上 104.2% 120.0% 在庫増にリンクして 売上が向上 115.0% 110.0% 既存店売上高 前年同月比(←左目盛) (6ヶ月移動平均) 在庫は増やし続けたが 売上成長は鈍化 06年8月 指数1.35 在庫増傾向 が反転 105.0% 1.38 1.33 棚の高さを上 げ在庫を増や し始めた 1.28 棚と在庫の 適正な 比率へ 1.23 1.18 1.13 100.0% 95.0% 在庫を大幅に圧縮 売場の効率化へ 02年11月 指数=1 04年3月 東証2部上場 売場面積当り 在庫点数(→右目盛) (6ヶ月移動平均) 02年11月を1とした指数 08/03 下期 1.03 0.98 20 02 20 /03 02 20 /06 02 20 /09 02 20 /12 03 20 /03 03 20 /06 03 20 /09 03 20 /12 04 20 /03 04 20 /06 04 20 /09 04 20 /12 05 20 /03 05 20 /06 05 20 /09 05 20 /12 06 20 /03 06 20 /06 06 20 /09 06 20 /12 07 20 /03 07 20 /06 07 20 /09 07 20 /12 08 /0 3 90.0% 1.08 24 1.在庫問題打破 加工済バックヤード在庫の大幅な圧縮 廃棄損引当を含め、前期にて大幅な削減 400 379 350 4月での削減分は 08年3月期に 在庫廃棄損引当済 312 289 300 250 08年3月期引当済の 廃棄を全て行うと、 在庫高は約60百万円 200 150 119 100 50 0 07年3月末 07年9月末 08年3月末 08年4月末 直営BOOKOFF店舗 バックヤード加工済在庫高(百万円) 25 1.在庫問題打破 在庫の全社最適化の思想が浸透 今ままでは、仕入れの多い店(買取の多い店)が、 店舗で買った在庫を出し切るために 廃棄を行っていた 買取の多い店 買取の多い店 在庫の廃棄(粗利率低下) 在庫の廃棄(粗利率低下) 買取の少ない店 買取の少ない店 商品不足(販売機会のロス) 商品不足(販売機会のロス) 商品不足が恐くてセールが打てない 商品不足が恐くてセールが打てない 在庫移動の導入 全社の在庫量が見えてきた 今までは個店管理だったため セールなども個店の需給調整に任せていた 3月(引越しなどで買取が多い時期)に全体在庫調整のための全社で本のセールを敢行 3月(引越しなどで買取が多い時期)に全体在庫調整のための全社で本のセールを敢行 前年同月比既存店売上高 108.2% 前年同月比既存店売上高 108.2% 26 1.在庫問題打破 当期我々が学んだこと 中古業の 持続可能な成長 三本の脚のうち 一本でも折れると、 持続可能な成長は出来ない 二度と 「バックヤード在庫の増」 「ロス率の増」を起こさない バックヤード 在庫増抑止 売上 増加 ロス率の 抑制 ・現施策の更なる進化徹底 ・在庫増に頼らない 売上向上施策を拡充 ・三本脚の状況を月次で監視 27 2. 在庫増に頼らない 売上成長施策を展開 中古CD・DVD・ゲームソフトへの注力 ソフト商材へ単品管理システムの導入 PDAを活用した簡易システムを開発 CD、DVD、ゲームなどの CD、DVD、ゲームなどの 買取価格は紙リストをめくって 買取価格は紙リストをめくって 調べていた 調べていた (問題点)時間がかかる・ (問題点)時間がかかる・ 買取価格間違いが起こる 買取価格間違いが起こる 大型店には単品管理POSを導入 大型店には単品管理POSを導入 中小型店にはPDAを活用した 中小型店にはPDAを活用した 簡易査定システムを導入 簡易査定システムを導入 (今期中にFC店を含め導入完了予定) (今期中にFC店を含め導入完了予定) 約1/3の時間での買取・計算可能 商品買取の増加 【参考データ】単品POS導入店舗の買取前年同月比推移 店舗名 2299岡山西長瀬 2300四日市日永 2301桑名中央店 23102号東岡山店 2311四日市阿倉川店 2315岡山妹尾店 2326松阪川井町店 2338鈴鹿白子店 2341岡山東古松店 2052八王子堀之内店 2137西五反田店 2263武蔵境連雀通り店 7ヶ月目 8ヶ月目 9ヶ月目 10ヶ月目 11ヶ月目 12ヶ月目 86.1% 68.7% 112.7% 140.3% 141.9% 142.1% 99.4% 98.6% 91.8% 95.7% 93.6% 101.8% 39.1% 62.9% 60.9% 60.9% 56.8% 79.6% 96.4% 96.8% 92.0% 90.9% 140.0% 115.6% 167.5% 94.6% 147.7% 113.5% 100.6% 110.5% 83.5% 106.2% 96.0% 78.1% 112.5% 91.5% 114.5% 99.9% 122.6% 108.4% 106.0% 119.6% 128.3% 102.3% 92.3% 93.0% 83.2% 80.1% 79.3% 138.5% 154.2% 95.2% 114.3% 125.3% 115.5% 101.9% 107.1% 125.5% 134.9% 140.1% 117.9% 140.4% 114.9% 148.2% 149.0% 172.7% 171.5% 164.0% 149.9% 28 2. 在庫増に頼らない 売上成長施策を展開 既存店売上向上へのアクション(中古ゲーム) 「ニンテンドーDSLite」など家庭用テレビゲーム一次流通市場の 好調を背景に従来注力しなかったゲーム部門の強化を推進 ①市場価格を意識した売買価格の改訂 ・簡易査定システム稼動によりさらに効率化促進へ ②売場の拡大 ③VMD強化 → 「分かりやすく」「活気のある」売場へ 29 2. 在庫増に頼らない 売上成長施策を展開 既存店売上向上へのアクション(中古ゲーム) 直営店導入実績:売上前年比137%・買取前年比140% 大森駅東口店の実績750万円は業界最大手「TVパニック」「わんぱく」を 運営するネステージ全600店中2番手に相当(導入後2ヶ月で達成) 店舗名 大森駅東口店 川崎モアーズ店 町田中央通り店 西五反田店 西川口駅東口店 仙台駅西口店 横浜伊勢佐木モール店 多摩永山店 国道1号多摩川大橋店 荻窪駅北口店 吉祥寺駅南口店 上記以外直営284店 総合計 単位:千円 2008年1月実績 売上 買取 7,582 3,663 6,729 2,963 6,667 2,152 6,496 2,811 6,230 1,930 6,162 2,451 5,963 1,967 5,784 2,275 5,730 1,884 5,488 2,071 5,156 1,665 396,578 140,600 464,573 166,437 売上 211% 137% 187% 143% 126% 161% 128% 201% 240% 130% 137% 対前年比 買取 261% 191% 210% 179% 132% 176% 169% 240% 229% 130% 140% 粗利 150% 112% 183% 124% 125% 147% 107% 188% 140% 123% 今後DVD部門への横展開と加盟店へのノウハウの展開を進めていく 30 2. 在庫増に頼らない 売上成長施策を展開 既存店売上向上へのアクション 今ある武器とマス広告を組合わせ、客層拡大と利用頻度向上を狙う 施策毎の狙いとする主な効果 Tカード 客層の 客層の 拡大 拡大 利用頻度 利用頻度 の向上 の向上 モバイル VMD(書評等) − − ・相互送客 ・DM送付 ・ポイント利用 ・ダイレクト →CS向上 メール(携帯) ・飽きない店内 ・DM送付 マス広告 折込チラシ ・新たな 需要喚起 ・新たな 需要喚起 ブックオフを忘れさせない という効果は存在する 31 2. 在庫増に頼らない 売上成長施策を展開 既存店売上向上へのアクション(Tカード) “他社で貯めたティーポイントを単価の低いBOOKOFFで使う” モデルを確立し、T会員の新規利用と利用頻度を向上させる Tカード導入に関してお客様の反応は良い Tカード導入に関するお客様の反応 いろんなお店で使えるように なるので便利だ 58.4% 旧BOカードのサービス券管 理が面倒だったので便利だ 10.4% ブックオフ以外の業態(スタ イル/スポーツ等)でポイント 制度が開始して便利だ 5.0% 買取でもレシートがもらえる ようになったので便利だ 3.8% 前のブックオフ会員カードの 方が良かった 19.2% 0% 10% 20% N=317 30% 40% 50% 60% 07年10月以降加盟 加盟企業:41社 加盟企業:41社 店舗数:28,545店舗 店舗数:28,545店舗 会員数:約2,800万人 会員数:約2,800万人 32 2. 在庫増に頼らない 売上成長施策を展開 既存店売上向上へのアクション(Tカード) 定期的なアライアンス共同キャンペーンにより アライアンス間の相互送客を活性化させる GOGOクーポンキャンペーン GOGOクーポンキャンペーン クーポン回収状況(北海道地区6店舗) 15,289 クーポン 利用顧客数 新規顧客 の割合 2,289人 既存 1,760人 (76.9%) 新規 (参考) 3月度利用 T会員数 529人 529人 (23.1%) (23.1%) 413人 (2,922) •Tカード保有者だが、Tカードを提示せずクーポ ンのみ使用したため、新規割合が算出できず •BOでTカード使用できることを知らないため、新 規割合は高いと想定できる •苫小牧店/北見西富店/札幌川下店/帯広西5条店/千歳サーモ ン橋店/函館大川店を対象 •10月∼2月に利用があったお客様を既存顧客と定義 33 2. 在庫増に頼らない 売上成長施策を展開 既存店売上向上へのアクション(Tカード) Tカードの顧客情報を利用したダイレクトマーケティングにより 広告宣伝費の効率的活用と来店促進を図る お客様への アプローチ方法 Tポイントシステム ブックオフ DM DM 対象 購買履歴 購買履歴 DB DB 対象選定 会員DB 会員DB Tサイトメール Tサイトメール (携帯/PC) (携帯/PC) 送客 POSクーポン POSクーポン 対象選定の方法(例) 年齢、性別、住所、家族構成、職歴・・・・ BO利用有無、利用時期、利用頻度・・・ 34 2. 在庫増に頼らない 売上成長施策を展開 モバイルブックオフの効果 メール告知による客数の向上・客単価の高い顧客の来店促進 お客様とのダイレクトマーケティング が可能 お客様とのダイレクトマーケティングが可能 お客様とのダイレクトマーケティングが可能 囲い込みにより、リピーターが増加 囲い込みにより、リピーターが増加 囲い込みにより、リピーターが増加 セールの効果も最大にできる セールの効果も最大にできる セールの効果も最大にできる セール告知の効果について 全品10%オフ 全品20%オフ 売上 客数 売上 客数 モバイルメール 告知あり 102.1% 105.9% 199.7% 155.4% モバイルメール 告知なし 98.1% 106.5% 165.0% 145.0% ※1月のセールを行わない同曜日平均との比較 モバイルメール告知により、客数の向上・客単価の高い顧客の来店促進が可能 モバイルメール告知により、客数の向上・客単価の高い顧客の来店促進が可能 35 3. 出店戦略の転換 都市型大型店・中古劇場の2つの柱に集中投資 重要度 小 中 大 年間出店計画 ミドルリスク 重要度の高い 出店 『中古劇場』 都市型大型店 チャレンジング な出店 ・(将来)利益大 ・(現在)投資大 (出店数:少) ミドルリスク の出店 (出店数:多) 08年3月期 2店出店 ・秋葉原 ・渋谷 リユース複合店『中古劇場』 ローリスク の出店 (出店数:多) リスク 小 中 大 08年3月期 5館出店予定 36 3. 出店戦略の転換 都市型大型店が利益を牽引している 利益上位30店舗が全利益の45%をたたき出す 直営店舗利益専有率 (08年3月期実績) 首都圏・駅前立地・複合店の 利益専有率が高い 100 位∼310 位 210店舗 13% 61 ∼100 位 30店舗 45% 40店舗 20% 1∼30 位 現状利益を支えている 「都市型」「駅前型」「大型」 30店舗 22% の出店にシフト 31 ∼60 位 経常利益上位30店舗中 東京・神奈川・千葉 駅前立地 21店舗 70% 19店舗 63% 出店「数」は減速 出店「坪数」は加速 37 3. 出店戦略の転換 出店「数」増は減速 ・ 出店「売場面積」増は加速 2008/3期(実績) 2008/3期(実績) 出店売場面積 出店売場面積5,400坪 5,400坪 2009/3期(計画) 2009/3期(計画) 出店売場面積 出店売場面積5,500坪 5,500坪 出店数 46店 出店数 46店 出店数 37店 出店数 37店 うちブックオフの出店売場面積 2008/3期(実績) 2008/3期(実績) 3,900坪 3,900坪 出店数 26店 出店数 26店 1店舗あたり平均 150坪 1店舗あたり平均 150坪 2009/3期(計画) 2009/3期(計画) 2,800坪 2,800坪 出店数 15店 出店数 15店 1店舗あたり平均 1店舗あたり平均 186坪 186坪 1店舗あたり 坪数が 1.2倍 うちリユース業態出店売場面積 2008/3期(実績) 2008/3期(実績) 1,500坪 1,500坪 出店数 20店 出店数 20店 1店舗あたり平均 75坪 1店舗あたり平均 75坪 2009/3期(計画) 2009/3期(計画) 2,700坪 2,700坪 出店数 22店 出店数 22店 1店舗あたり平均 1店舗あたり平均 122坪 122坪 1店舗あたり 坪数が 1.6倍 38 3. 出店戦略の転換 中古劇場の出店加速 前期までの『中古劇場』出店 2000年度 大井町阪急(2008年3月閉館) 千葉祐光 多摩永山 2004年度 仙台泉古内 国道1号多摩川大橋 2005年度 広島大手町 札幌川沿 横浜瀬谷南台 高松栗林(2007年3月閉館) 2006年度 2号神戸長田 171号尼崎西昆陽 町田中央通り 2007年度 横浜東戸塚オリンピック 成田イオンモール 年間2∼3館の出店 既存店11館 1館あたり平均 売上高 627百万円 経常利益 74百万円 経常利益率 11.8% 今期5館出店 (過去最高出店数) イオンモール鈴鹿(4月出店) 高崎上大類(4月出店) 川崎モアーズ 川越小仙波 他1館(契約交渉中) 『中古劇場』の出店余地は60館と推定 商圏:30万人想定 39 3. 出店戦略の転換 都市型大型店の出店 ターミナル駅に都市型大型店を今期2店出店 (仮)渋谷店 8月オープン予定 売場面積:430坪 1∼4階の4層 BOOKOFFとBINGO(アメカジ古着) を出店予定 秋葉原店 4月28日オープン 売場面積:331坪 1∼6階の6層 新品のゲームソフト等取扱い開始 低層階をゲーム、DVDを中心とし 誘客を図る 40 出店戦略の 転換 新店初日売上の上位店舗 初日売上初の1千万円突破 店名 順位 オープン日 坪数 初日 1 2396 秋葉原駅前店 2日目 売上金額 第1週 合計 第2週 合計 平均 2008年4月26日 331 11,773,363 5,085,082 39,075,675 26,498,964 3,785,566 2 A店 2006年7月29日 280 6,853,602 4,351,093 21,058,372 11,765,000 1,680,714 3 B店 2007年7月11日 153 6,755,019 2,945,783 18,893,202 10,853,324 1,550,475 4 C店 2007年2月10日 293 6,582,765 3,413,497 19,228,641 9,968,380 1,424,054 5 D店 2006年10月21日 186 6,563,851 2,924,806 16,820,599 10,126,932 1,446,705 6 E店 2007年11月10日 315 4,366,332 2,034,601 13,441,913 8,466,789 1,209,541 7 F店 2008年1月1日 226 3,464,410 2,061,222 13,777,357 7,017,426 1,002,489 8 G店 2007年11月23日 175 2,220,790 1,599,374 6,958,697 2,609,999 372,857 9 H店 2007年9月28日 200 2,069,480 1,196,534 6,097,135 3,814,758 544,965 10 I店 2007年11月17日 125 2,015,466 1,332,198 6,618,517 2,890,381 412,912 11 J店 2006年4月15日 124 2,012,635 1,232,850 5,566,388 2,942,239 420,320 4,732,347 676,050 12 2397 高崎上大類店 2008年4月26日 159 1,904,996 1,272,988 6,499,332 13 2394 アクロスプラザ久喜店 2008年4月19日 126 1,808,488 1,106,135 5,232,070 14 K店 2006年9月9日 112 1,745,550 939,505 5,025,061 2,916,710 416,673 15 L店 2006年4月22日 146 1,502,261 957,388 4,532,248 3,706,660 529,523 2009/3期出店新店 3店舗が上位15位にランクイン 41 3. 出店戦略の転換 大型店出店への支援体制が新規稼動 ロジスティクスセンターがセントラルキッチンに 豊富な商品量 豊富な商品量 分業による生産性の向上 分業による生産性の向上 秋葉原駅前店への 出荷点数 1日約1万点 毎朝トラックで搬入 店舗では棚に並べるだけの 店舗では棚に並べるだけの 状態で入荷 状態で入荷 加工済み出荷 1度に70枚研磨できるディスク研磨機 1度に70枚研磨できるディスク研磨機 42 値札を付けた状態で、部門別に出荷 値札を付けた状態で、部門別に出荷 3. 出店戦略の転換 大型店出店への支援体制(ロジスティクスセンター) 圧倒的な商品量で売り先行の都市型大型店へも対応可能 ロジスティクスセンターの役割 • 新店出店の初期商品を供給 • 海外店への商品供給 • 売りが先行する都市型店への 商品供給 月間 100万点の商品供給が可能 (月商1千万円店舗 35店分の商品出荷可能) 今期の都市型大型店 出店計画 今夏 渋谷店(仮名) 秋葉原駅前店と同時に 商品(加工済み)出荷に 対応可能 今下期にはラインの増設 仕入れ強化により、商品 出荷数の更なる増加に対応可 43 3. 出店戦略の転換 不振店舗の積極的な撤退と支援体制 既存店赤字店舗 24店舗 合計経常損実額 143百万円 A店 B店 C店(今上期撤退予定) D店(今上期撤退予定) E店 F店 G店(減損済み) H店(CF黒字) I店(今上期撤退予定) J店(CF黒字) K店 L店(CF黒字) M店 N店(CF黒字) O店 P店(減損済み・CF黒字) Q店(CF黒字) R店(CF黒字) S店(CF黒字) T店 U店 V店(CF黒字) W店(CF黒字) X店(CF黒字) オープン24ヶ月以内 オープン24ヶ月以内 今上期撤退予定 今上期撤退予定 収益改善 対応検討中 減損済み CF黒字 今上期撤退予定 CF黒字 対応検討中 CF黒字 対応検討中 CF黒字 対応検討中 減損済み・CF黒字 CF黒字 CF黒字 CF黒字 今期撤退予定 収益改善 CF黒字 CF黒字 CF黒字 24店舗中 4店舗⇒今期撤退予定 3店舗⇒減損済み 10店舗⇒営業CF黒字 ↓ 残り7店舗 08年3月期経常損失額 △86百万円 ↓ 09/03期 3店舗黒字転換 4店舗経常損失額 44百万円 赤字店舗支援体制 • 改善チームとエリアマネージャーを含めたバックアップ体制 • 損益計画の見直し → 人員配置計画などの見直し 44 4.オンライン事業 ブックオフオンラインの競争優位性 優位性を背景に中古書籍オンラインサイトNo.1へ ①『BOOKOFF』の知名度 ①リアル店舗との相乗効果 リアル店舗900店でブックオフの知名度は98% 中古書籍市場における圧倒的なシェア オンラインのお客さまにBOOKOFF店舗の お買物券を配布→売上向上 ②『中古』の強み ②粗利が高い 書籍は値引き販売ができない。中古の特性 を活かし自由に価格決定ができる 書籍は値引き販売ができない。中古の特性 を活かし自由に価格決定ができる ③『新刊・新品』と『中古』の併売 ③『大人買い』の好調 大型ネット書店・CDショップで新・中の商品 併売サイトは少ない 在庫のない中古を新刊で補完する まとめ買いが好調 45 4.オンライン事業 ブックオフオンライン これまでの施策 ボトルネックを潰す施策を1つづつ展開してきた サイトオープン 07年8月 現象 現象 ボトル ボトル ネック ネック アクション アクション 業績 業績 ∼07年11月 売上 伸び悩み 売上増加 ∼08年1月 ∼08年3月 経費増 経費圧縮 ①人件費 ②広告費 ①人件費 ②広告費 仕入不足 仕入増加 解消 人材派遣 依存 顧客獲得 コスト増 派遣ゼロ 平準化 解消 解消 仕入強化 宅本便 110% 出張買取 センター 400% アルバイト 採用 広告費 平準化 新規採用 12月 40名 1月 40名 (11月実績) 売上:4,500万円/月 営業利益:▲4,000万/月 (1月実績) 売上:10,000万円/月 営業利益:▲3,300万/月 対売比率 12月 16.1% 3月 10.6% (3月実績) 売上:10,200万円/月 営業利益:▲2,500万/月 46 4.オンライン事業 ブックオフオンライン 損益計画 今期第4Qに、月間利益1,000万円を達成する 今期 (百万円) 売上高 営業利益 1Q 330 -72 2Q 395 -51 3Q 485 6 4Q 545 34 来期 4Q 750 66 月利益 1,000万 月商1億を維持 600 月利益 2,000万 400 売上 200 原価 69.0% 粗利 65.0% 人件費 31.8% 11.5% その他 43.6% 広告費 -200 経費 0 66.7% 69.0% 69.0% 営業利益 28.5% 23.9% 22.1% 10.7% 8.3% 7.5% 22.1% 5.1% 40.6% 35.5% 33.0% 33.0% -400 売上に占める割合を各指標毎に記載 47 4.オンライン事業 ブックオフオンライン 収益向上策 前期の経験を踏まえ、確実に収益化につなげる 今期 (百万円) 売上高 営業利益 1Q 330 -72 2Q 395 -51 在庫点数 在庫点数 90万点 アイテム数 アイテム数 40万点 3Q 485 6 4Q 545 34 100万点 50万点 来期 4Q 750 66 150万点 60万点 80万点 倉庫システム改修 会員数 会員数 広告費 広告費 坪数 坪数 20万人 25万人 35万人 45万人 65万人 ①アイテム数を増加 ①アイテム数を増加 倉庫システムを改修 倉庫システムを改修 在庫効率を向上 在庫効率を向上 ②宣伝広告費を投下 ②宣伝広告費を投下 物がある状態を作った 物がある状態を作った 後に、お客様を誘引 後に、お客様を誘引 アクティブ顧客を増加 アクティブ顧客を増加 ③増床に着手 ③増床に着手 広告費大量投下 1,200坪 収益化のポイント 2,000坪 増床に着手 床効率が最大になる 床効率が最大になる オペレーションを見極 オペレーションを見極 めた後に実施 めた後に実施 48 5.潜在市場 リユース書籍の潜在マーケット 日本の新刊書籍市場と潜在リユース書籍市場 新刊とリユース書籍の価格差 新刊:リユース=5:1 (新刊1,000円 ⇒ リユース書籍:200円) 新刊書籍市場 年間1.2兆円 (除・雑誌、含・単行コミック) 潜在リユース書籍市場 年間2,400億円 出店を継続することで 潜在市場を顕在化し、 新刊書籍のリユース率を 50%に引き上げる 日本のリユース書籍市場 2000年 : 630億円 ターゲット : 1000-1200億円 2007年 : 798億円 2000年以降、リユース書籍市場は101億円成長 BOOKOFFの書籍売上は102億円成長 Others その他, 20.7% G, 5.7% T, 5.4% その他, 25.0% 27.0% BOOK OFF, 54.4% 343億円 G BOOK 3.6% T OFF, 6.6% A 3.3% 61.7% 492億円 750∼900億円 BOOKOFF , 75.0% F, 13.8% 49 5.潜在市場 ブックオフグループで取扱う商品の一次流通市場規模 書籍・ソフトをはるかに凌駕する総合リユース市場でいまだトップシェア企業は存在しない 書籍・CD・DVD・ゲーム (BOOKOFF) 34,497億円 婦人服 (B・STYLE) 63,446億円 子供服・玩具 (B・KIDS) 15,403億円 ジーンズ・カジュアル (B・STYLE、BINGO) 62,537億円 スポーツ用品 (B・SPORTS) 11,445億円 宝飾・アクセサリー (B・Select) 12,421億円 模型・ホビー(B・Hobby) 486億円 中古劇場( 500∼1500坪の大型複合)により、その商圏における 中古劇場(500∼1500坪の大型複合)により、その商圏における 総合リユース市場のトップシェアを獲り続けていく 総合リユース市場のトップシェアを獲り続けていく 50 6.社会的使命 捨てない人のブックオフ 日本最大の店舗網を持つリユースショップ 「BOOKOFFグループ」でリユース(再販売)された商品 書籍販売において、 年間 本 約2億2,000万冊 CD・DVD・ゲーム 約2,000万点 衣類・雑貨等 約1,000万点 もしも もしも 「BOOKOFF」が 「BOOKOFF」が なかったら…? なかったら…? ・販売冊数2.2億冊 ・店舗数907店舗 は、 新刊書店チェーンを含めて NO1 ・販売金額492億円 は、紀伊国屋書店、丸善 TSUTAYAに次ぐ、第4位 一部は廃棄へ・・・? 一部は廃棄へ・・・? 51 6. 社会的使命 捨てない人のブックオフ 本以外のいろいろな商品も『必要がなくなった人』 必要がなくなった人 から『必要な人へ』 必要な人へ 誰もが、気軽に、何でも売りにいける社会インフラを提供する 1,000店舗を超える店舗網を持つ我々が、 日本のリユースの水準を上げていく 52 7.現場のパワー 経常利益25億を達成するために(2008年3月期) 25億達成のために沸きあがってきた現場の力 色々考えているのですが、何か今月今より売上、利 益を生み出すにはどうしたらいいかヒントください。 これしたら100円売上かわるでもいいし、10円利益増 えますよとか。 お客様は満足するし、利益も残る。そんなミラクルな いですか? 永田さんとか三代さんとかなにか隠し持ってる知恵 ないですか? 杉田さんとか西のほうの文化で何かないですか? どんなアクションでもいいのでお願いします。 実行できることはなんでもやりたいです。 スタッフさんの案もほしいです。 教えてください •大竹秀和 ((店舗) BO / 大竹秀和エリア) 2008/3/8(土) 20:00 • 中村潤 ((店舗) BO / 赤津嘉一郎エリア) •小笠原孝子 ((店舗) BO / 小笠原孝子エ 2008/3/10(月) 11:19 リア) 2008/3/13(木) 0:19 買取車にでめっちゃでっかいポスター(セー ル中!!)貼り付けて、駐車場の国道側 聖蹟では売上計画・仕入計画・利益計画・日割り ・朝、朝礼前に売場のエアコンをつけてい ギリギリの所に置いてます。 計画・実績を誰がみてもわかるように壁に大きく ませんか? 張り出ししています。(1月から継続してやってい ドライバーの視界に入りやすく、今日は日 ・休憩中にスタッフルームにストーブをつ 中久しぶりに駐車場満車になりました。 ます)トレーニーの子でも数字の話が出てくるよう けている店舗は休憩回しはスムーズに回 周りに高い建物が無く、視界が無限に広 になりましたし、みんなで売上を絶対達成させよ •冨山隆範 ((営業) 直営事業) 2008/3/11(火) 16:25 して、無駄な時間・灯油代の無駄を無くし がる山形ならではの技でしょうか・・・? うという雰囲気になっています。また利益計画を • トイレットペーパーは、ぜーったい「シングル 芯無し」 ていきましょう。 のせることでスタッフさんの残業を減らすことがで がお得です。 ・朝礼の時間を短縮・また毎日とはいいま きましたし水道高熱費も無駄に使わないようになっ せんが朝礼をやらず、ギャン補充。かなり ているので、継続してやっていこうと思いました 出せますよ☆ ・トイレの便座の暖房、つけっぽにしない ・消耗品を旗艦店はもっさりあったりします よ ・空き段ボールはエリア内に必ずあるはず! 計画達成のための4ヶ条 1.1つの部門のメンバーが全員 自分の部門の目標を知っていること •公文晃 ((店舗) BO必死@赤津 / 公文晃エリア) 2008/3/10(月) 21:14 上田さん •長内友里 ((店舗) BO / 大竹秀和エリア) 2008/3/13(木) 15:36 フロアコントロール東村山店でやります。 • 消耗品についてです。 遠藤さん 3月に発注する予定だった物を頼む前に、近隣店舗で余っているものがないか プロペも精算に時間がかかりすぎていて、改善しました。日に30分 確認しています。 名入りテープ1巻とか…。 退出時間が早くなり、 6万円の削減になりました。 基本的なことではありますが、日割と4か条を必ず意識していきましょう! 絶対に早くあがるべきですよね。 福引き用のサービス券が余っているので、今日から配っていくとか! 今、確認したらラブべりーがゲームコーナーに無かったです。 即、売上に繋がると思います!!!! ラブベリー意外とお店にないと思います。 すぐに発注しましょう。 フィルター掃除は今週中に全店実施でいきましょう。 丸永さん曰く1日1台掃除すれば、スタッフィングが 整って無くてもやれるはずです。 2.部門の数字がメンバー全員に分担 されていて、全員達成意欲をもっていること 吉冨さん フィルター掃除全店コンプリートを集計して下さい。 9日閉店時間までに書き込みお願いします。 皆さん、このメールをトップページに出して エンドレスに3月は、とことん利益を生み出す事を 書き込みしていき共有していきましょう。 3.メンバーは自分の数字に責任を持っていること、 リーダーは数字のチェックを日常的に行っていること 4.目標達成のために常にミーティングにより 衆知を集めていること 53 将来の見通しに対する記述についての注意 本プレゼンテーション資料に記載されている計画、戦略、財務的予測の うち、歴史的事実でないものは、当社が現在入手可能な情報に基づき 判断した将来の見通しに関する記述であり、経営環境等の変化により 内容が大きく変動する可能性があります。 54