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2013(平成25)年度 福山市立鞆中学校生徒指導規程
福山市立鞆中学校
第1章 総則
第1条 この規程は,本校の教育目標を達成するものである。このため,生徒が安全で安心し
て自主的・自律的に充実した学校生活を送るという観点から必要な事項を定めるものである。
第2章 校内生活について
【遅刻・欠席・早退について】
第1条 遅刻,欠席,早退については次のように定める。
(1) 始業時間は8時30分。チャイムが鳴り始めた時に自分の席についていなければ遅刻
とする。各授業におけるチャイム着席も同様とする。
(2) 遅刻,欠席がある場合には,必ず保護者が8時20分までに学校に連絡をすること。病
院へ行くなど事前に早退することが分かっている場合も同様である。
(3) 体調不良等で授業に遅れる,保健室で休む場合は,本人が必ず授業担任に授業前に申
し出ること。
第2条 遅刻等についての指導は次のように行う。
(1) 8時35分までに連絡のない生徒は,学年担任が家庭に確認を行う。
(2) 朝の SHR 中に登校した場合には,その場で理由を聞き,指導を行う。授業遅刻も同様
である。遅刻が続くようであれば家庭に連絡し指導協力を仰ぐ。
(3) 一時間目以降に登校し遅刻した場合は,職員室に報告させ,指導した後,授業教室に
行かせる。
(4) 連絡なく教室にいない生徒がいた場合は,学習係に職員室への連絡を行わせる。職員室
にいる教職員で該当生徒の所在を確認し,指導した後,教室に戻す。場合によっては別
室指導を行う。
【登下校について】
第3条 登下校については次の事を指導する。社会の一員として,交通ルールを守り,登下校
すること。
(1) 徒歩通学について
交通規則及び通学路を守り,通学途中の安全に注意する。
(2) 自転車通学について
自転車通学に関する規定は,次の通りとする。
①旧鞆平保育所から西の生徒(平地区)及び校区外の生徒であること。
②通学に使用する自転車のハンドルは正常なものであること。また,ベル,ライト,反
射板等破損なく正常に機能するものを装備していること。
③ヘルメットは必ず着用すること。
④2人乗りをしないこと。
⑤学校から中道の入口(ファミリーマート前)の間は乗車せず押して歩くこと。
⑥登下校時は,道路の端を通行すること。
⑦自転車は所定の自転車置き場に置き,鍵をかけること。
第4条 登下校について違反があった場合には,次の指導を行う。
(1) 自転車通学での違反について,1回目は1カ月間自転車通学禁止,2回目は3カ月間自
転車通学禁止,3回目は違反した日から1年間自転車通学禁止,その後,違反した場合
は自転車通学を禁止にする。違反を行った場合には,本人への事実の確認・反省文・宣
誓文の記入及び指導をした後,保護者連絡をする。
(2) 自転車通学以外の生徒が自転車で登下校した場合,1ヶ月間自転車を預かることとす
る。違反を行った場合には,本人への指導及び事実・反省・宣誓の文章の記入,保護者
連絡をする。また,自転車返却の際は,原則,保護者に来校してもらい返却することと
する。
【身なり・服装について】
第5条 校内外の学習活動及び登下校(休日,放課後を含む)の際は,学校指定の制服を正し
く着用すること。
(1)男子制服について
①冬服(11月1日~4月30日)は,学生服,長袖白色カッターシャツ,黒長ズボン
とする。
②合服(5月1日~6月30日,10月1日~10月30日)は,長袖白色カッター
シャツ,黒長ズボンとする。
③夏服(7月1日~9月30日)は,白色ポロシャツ(学校指定のもの),黒長ズボン
とする。
④ズボンは,標準型とする。ずらしてはかないこと。
⑤カッターシャツ及びポロシャツはきちんとズボンに入れること。
⑥ポロシャツはすべてのボタンを留めること。
⑦靴は白色のものとし,学校指定のものとする。
⑧ソックスは,白・黒・紺色としワンポイント・ラインは認める。ただし,儀式,受験
の際には白色ソックスで統一する。また,短いソックスは禁止する。
⑨ベルトは黒系統で装飾不可とし,ウエストの位置にきちんとすること。
⑩カッターシャツ,ポロシャツの下に色シャツを着ないこと。
⑪名札およびルームバッジなどは指定の部位につけること。
(2)女子制服について
①冬服(11月1日~4月30日)は,紺色イートンW型,スカート(ベストを着用し
てもよい)とする。
②合服(5月1日~6月30日,10月1日~10月30日)は,白色長袖ブラウス
(丸襟),紺色ベスト,スカートとする。
③夏服(7月1日~9月30日)は,白色ポロシャツ(学校指定のもの),スカートと
する。
④スカートの長さは,膝がかくれる程度とする。
⑤ブラウス及びポロシャツはきちんとスカートに入れること。
⑥ブラウス及びポロシャツはすべてのボタンを留めること。
⑦靴は白色のものとし,学校指定のものとする。
⑧ソックスは,白・黒・紺色としワンポイント・ラインは認める。ただし,儀式,受験
の際には白色ソックスで統一する。また,短いソックスは禁止する。
⑨ストッキングをはく場合は,ペールオレンジ色のみとする。
⑩ブラウス,ポロシャツの下に色シャツを着ないこと。
⑪名札およびルームバッジなどは指定の部位につけること。
(3)防寒着について
①冬服時,寒い時には上着の下に,白・黒・紺・灰色の V 字か丸首のセーター(カーデ
ィガン可)を着用することができる。
②防寒着については,12月1日~修了式までの期間でマフラー,ネックウォーマー,
手袋,上着を着用してもよい。ただし,華美でないものに限る。
③防寒着については,校舎内では着用しない。校舎内ではロッカーの中にたたんで入
れておくこと。
④衣替えの時期,防寒着着用の時期については気候その他を見て変更することがある。
第6条 頭髪については,中学生らしく清潔で自然な髪型にすること。特異な髪形にしない。
(1)男子
①前髪は眉毛が見え,目にかからないこと。後ろ髪は襟にかからないこと。横は耳が出
ることとする。
②脱色,染色,ウェーブ,パーマ等の処理をしない。
③整髪料はつけない。
④そり込み,ライン等を入れない。
(2)女子
①襟にかかる場合は調髪し,肩にかかる場合には黒,紺,茶色のゴムでくくる。一つ結
びの場合,後頭部の上,横で結ばない。
②前髪は眉毛が見え,目にかからないこと。
③脱色,染色,ウェーブ,パーマ等の処理をしない。
④整髪料はつけない。
第7条 次の事を禁止する。
(1)口紅(色つきやにおい付きのリップクリームを含む),マスカラなどの化粧類
(2)マニキュア等,爪や体への装飾
(3)ピアス,指輪,ネックレス,ブレスレット,カラーコンタクト,ミサンガ等の装飾品
(4)眉を剃る,抜く。
第8条 身なり・服装について違反があった場合には,次の指導を行う。
(1)その場で直せるものはすぐに直させる。状況に応じて家庭に連絡をする。
(2)その場で直せないものについては,家庭に連絡し,直す指導を行う。場合によっては,
特別な指導を行う。
(3)名札がない場合は,仮ネームを付けさせる。
(4)長い髪の場合は,その場で指導し,いつまでに散髪し直すことができるか確認する。直
す期間は1週間以内を原則とする。また,指導内容を家庭に連絡する。
(5)外させた装飾品については,学校で預かり,必ず家庭に連絡した上で保護者へ返す。
(6)眉を剃ったり抜いている生徒については,それ以上加工しない指導を行う。
【持ち物について】
第9条 学校での学習活動や部活動に必要でないものは不要物とみなし,校内への持ち込みを
禁止する。(携帯電話,タブレット等通信機器,ポータブルミュージックプレーヤー,ゲー
ム機等)
(1)かばんについては通学かばん(学校指定)を使用し,通学かばんに入りきらない場合
はナップサック(学校指定)を使用すること。ただし,学校行事などの時には,ナッ
プサックのみの通学も認める。
(2)かばんや筆箱などの学用品に飾り(キーホルダー,シール等)を付けないことを原則
とするが,他人のカバンと見分けるための目印として着用する場合,華美で大きすぎ
ないものに限り,一つだけ認める。
(3)部活動で必要な道具を持参する場合,上記のかばん以外の使用も認める。ただし,華美
でないこと。
(4)所持品には学年,組,名前を明記すること。
(5)お茶なら水筒に入れて持ってきてもよい。
第 10 条 不要物持ち込みがあった場合には,次の指導を行う。
(1)不要物を学校で預かり,本人への指導及び事実・反省・宣誓の文章の記入,保護者連絡
をする。預かった不要物は保護者に来校してもらい,保護者に返却する。
(2)菓子類,タバコ,ライター類は没収したうえで廃棄する。
第3章 校外生活について
第1条 法律や社会のルールを守り,中学生として相応しい生活を送ることとする。
(1)鞆地区以外の外出は,保護者の許可を得ること。
(2)映画・興業物は,保護者同伴以外の時は禁止する。
(3)食堂・喫茶店への出入りは,保護者同伴以外の時は禁止する。
(4)夜間外出や危険を伴う場所への出入りはしない。外泊は禁止する。
第4章 特別な指導について
第1条 「社会で許されないことは学校でも許されない」との認識に基づき,生徒が校内及び
校外で問題行動をおこした場合には反省させ,よりよい学校生活を送るために指導す
る。
第2条 特別な指導とは,教室を離れ,別室で学習をしながら自己の行動を振り返らせる指導で
ある。
第3条 次の問題行動を起こした生徒で,教育上必要と認められる場合は,特別な指導を行う。
(1)法令・法規等に違反する触法行為
①喫煙,飲酒等
②窃盗,万引き等
(2)本校の規則等に違反する行為
①授業妨害,指導不服従等
②対教師暴力,暴言等
③生徒間暴力,恐喝等
④器物損壊等
第4条 特別な指導の内容は次のとおりである。
(1)指導と説諭
(2)振り返りと反省(事実・反省・宣誓の文章の記入)
(3)別室での課題学習
(4)奉仕活動等
第5条 特別な指導の期間は,数時間から数日を目安とするが,生徒の状況等によって期間の短
縮や延長も考慮する。
第6条 特別な指導終了後,学校長に学校生活の努力目標等を約束させた上で,教室での学習を
再開させる。また,事後1週間程度,経過観察等を行う。
第5章 附則
第1条 本規程の施行は,次の通りとする。
・2011年(平成23年) 10月14日
・2012年(平成24年)
4月 1日
・2013年(平成25年)
4月 1日
より施行
より施行
より施行
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