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資料編 1 検討体制 2 長岡市都市計画マスタープラン策定委員会設置要綱 3 長岡市都市計画マスタープラン策定委員会委員名簿 4 策定の経緯 5 用語解説 ■ 182 ■ 1 検討体制 ■ 183 ■ 2 長岡市都市計画マスタープラン策定委員会設置要綱 平成19年12月25日 長岡市告示第458号 (設置) 第 1 条 本市は、都市計画法(昭和 43 年法律第 100 号)第 18 条の 2 に規定する市 町村の都市計画に関する基本的な方針(以下「都市計画マスタープラン」という。) を策定するため、長岡市都市計画マスタープラン策定委員会(以下「委員会」と いう。)を設置する。 (任務) 第 2 条 委員会は、次に掲げる事項について検討する。 ⑴ 都市全体及び地域ごとのまちづくりの基本目標及び将来の都市構造に関する事項 ⑵ 土地利用の基本方針及び都市施設等の整備方針に関する事項 ⑶ 将来の都市像実現のための方法に関する事項 ⑷ 前 3 号に掲げる事項のほか、都市計画マスタープランの策定に必要な事項 (組織) 第 3 条 委員会は、次に掲げる者のうちから市長が委嘱する 20 人以内の委員で組織する。 ⑴ 学識経験を有する者 ⑵ 各種関係団体の代表者 ⑶ 各分野の有識者 ⑷ 関係行政機関の職員 ⑸ 前各号に掲げる者のほか、市長が必要と認める者 資料編 (任期) 第 4 条 委員の任期は、委嘱の日から都市計画マスタープランを策定する日までとする。 (委員長及び副委員長) 第 5 条 委員会に委員長及び副委員長各 1 人を置く。 2 委員長及び副委員長は、委員の中から市長が指名する。 3 委員長は、委員会を代表し、会務を統括する。 4 副委員長は、委員長を補佐し、委員長に事故があるときは、その職務を代行する。 (会議) 第 6 条 委員会の会議(以下「会議」という。)は、委員長が招集し、委員長が議長となる。 2 会議は、委員の過半数の出席がなければ、開くことができない。 3 会議の議事は、出席委員の過半数で決し、可否同数のときは委員長が決すると ころによる。 ■ 184 ■ 4 委員長は、会議の運営に必要であると認めるときは、専門的な知識及び経験を有 する者をオブザーバーとして会議に出席させ、その意見を聴くことができる。 (庶務) 第 7 条 委員会の庶務は、都市整備部都市計画課において処理する。 (その他) 第 8 条 この要綱に定めるもののほか、必要な事項は、別に定める。 附 則 1 この要綱は、公表の日から施行する。 2 この要綱は、本市が都市計画マスタープランを策定する日限り、その効力を失う。 ■ 185 ■ 3 長岡市都市計画マスタープラン策定委員会委員名簿 (敬称略、順不同) ● ◎は委員長、○は副委員長 ● 団体名・役職等は委嘱時点のもの ● ( )は途中退任者 氏 名 ◎中出 文平 所 属 団 体 等 長岡技術科学大学 教授 鯉江 康正 長岡大学 教授 佐野 可寸志 長岡技術科学大学 准教授 澤田 雅浩 長岡造形大学 准教授 ○大原 興人 長岡商工会議所 副会頭 平野 保雄 長岡地域商工会連合 会長 松原 亨 長岡産業活性化協議会 会長 高山 榮助 (田井 忠榮) 越後ながおか農業協同組合 代表理事理事長 H20.10.21∼ (越後ながおか農業協同組合経営管理委員会 会長) (H20.1.24∼H20.10.20) 草間 克己 新潟県不動産鑑定士協会 会長 小川 浩司 NPO法人「花いっぱい推進協議会」 会長 八子 淳一 (矢島 善信) (鈴木 隆三) 株式会社ホクギン経済研究所 代表取締役社長 (株式会社ホクギン経済研究所 代表取締役専務) (株式会社ホクギン経済研究所 代表取締役社長) 長岡市開発審査会 委員 平澤 聡 長岡市環境審議会 委員 藤田 君男 長岡市公共交通計画策定委員 (長岡市都市景観審議会 委員) 桑野 なみ 平成18年度市政モニター 五味 由紀子 JSTイノベーションサテライト新潟 奥野 賢 (田宮 強志) (山岸 守) 新潟県土木部都市局 都市政策課長 H21.10.1∼ (H20.10.21∼H21.9.30) (H20.1.24∼H20.10.20) H20.1.24∼H20.3.31 H20.10.21∼ H21.4.1∼ (H20.4.1∼H21.3.31) (H20.1.24∼H20.3.31) ■オブザーバー 氏 名 鈴木 義朗 (甲田 和彦) (塚田 清嗣) 所 属 団 体 等 新潟県長岡地域振興局 企画振興部地域振興・災害復興支援課長 ■ 186 ■ 備 考 H22.4.1∼ (H20.4.1∼H22.3.31) (H20.1.24∼H20.3.31) 資料編 福原 淳一 (上石 茂美) 備 考 4 策定の経緯 (1)長岡市都市計画マスタープラン策定委員会 開 催 日 検討内容等 第1回 (諮 問) 平成20年1月24日(木) ・長岡市都市計画マスタープランの策定について ・策定にあたっての論点について 第2回 平成20年3月24日(月) ・長岡市の土地利用について ・市総合計画における土地利用構想について ・商業系土地利用について 第3回 平成20年5月7日(水) ・大規模集客施設の立地規制について 第4回 平成20年10月21日(火) ・商業系土地利用について ・「近隣型」「地域型」商業集積の配置方針について ・大規模遊休地と地区計画について 第5回 平成20年12月1日(月) ・大規模遊休地と地区計画について ・工業系土地利用について 第6回 平成21年1月22日(木) ・工業系土地利用について ・住居系土地利用について 第7回 平成21年3月24日(火) ・住居系土地利用について 第8回 平成21年5月28日(木) ・分野別方針について 第9回 平成21年7月31日(金) ・テーマ別方針について 第10回 平成21年10月23日(金) ・全体構想について 第11回 平成21年11月30日(月) ・地域別構想について 第12回 平成22年5月27日(木) ・都市づくりの進め方について 第13回 平成22年8月9日(月) ・長岡市都市計画マスタープラン(素案)について 第14回 平成22年10月13日(水) ・長岡市都市計画マスタープラン(案)について 答 申 平成22年10月18日(月) ・長岡市都市計画マスタープラン(案)について (2)長岡市都市計画審議会 開 催 日 内 容 平成20年10月20日(月) ・長岡市都市計画マスタープランの策定について(報告) (1)都市計画マスタープランとは (2) マスタープラン策定の手順(審議会の役割を含む) (3)検討項目と策定スケジュール 平成22年8月26日(木) ・長岡市都市計画マスタープラン(素案)について(報告) (1)素案の説明 (2) これまでの検討状況について 平成22年11月25日(木) ・長岡市都市計画マスタープラン(案)について(意見照会) 平成22年11月25日(木) ・長岡市都市計画マスタープラン(案)について(答申) ■ 187 ■ (3)市議会 開 催 日 内 容 会派別説明 平成21年12月4日(金) 平成21年12月9日(水) 平成21年12月10日(木) ・長岡市都市計画マスタープランの検討状況について 議員協議会 平成22年8月12日(木) ・長岡市都市計画マスタープラン(素案)について 議員協議会 平成22年10月29日(金) ・長岡市都市計画マスタープラン(案)について (4)市民参加の記録 開 催 日 平成20年8月18日 (月) から9月9日 (火) 山古志地域・小国地域: 平成21年9月24日 (木) ・25日 (金) 川口地域: 平成22年6月4日 (金) 第1回 地域別 意 見 交換会 第2回 地域別 意 見 交換会 内 容 平成21年8月18日 (火) から9月7日 (月) 山古志地域・小国地域: 開催内容:地域の現状や問題点の把握 地域の将来イメージについて 開催場所:長岡地域7地区、合併地域10地域 (計17会場) 参加者数:683名 開催内容:地域の将来像について 開催場所:長岡地域7地区、合併地域10地域 平成21年10月29日 (木) ・30日 (金) (計17会場) 参加者数:499名 川口地域: 平成22年7月9日 (金) 平成22年9月21日 (火) から9月30日 (木) 意見箱 設置等 平成22年9月21日 (火) から10月4日 (月) 意 見 募 集 ながおか市民センター、 市役所情報ラウンジ、 都市計画課、各支所に意見箱を設置。 あわせて、市ホームページでも意見募集。 (5)長岡市都市計画マスタープランの公表(公告)及び通知 期 日 内 容 平成22年11月30日(火) ・長岡市都市計画マスタープランの公表(公告) 平成22年11月30日(火) ・新潟県知事に通知 ■ 188 ■ 資料編 地域別 説明会 開催内容:長岡市都市計画マスタープラン(案) について 開催場所:長岡地域7地区、合併地域10地域 (計17会場) 参加者数:198名 5 用語解説 あ行 アクセス 目的地に到着するための交通手段。 暗きょ 下水道などで使用されている地中に埋設された塩化ビニル製やコンクリート 製の水路。このほか、農地で水はけを良くするため、地中に埋設する水路。 インフラ(都市基盤) 道路・公園・上下水道・河川などの公共施設。 NPO 「Non Profit Organization」の略語。非営利での社会貢献活動や慈善活動を行う 市民団体のこと。 延焼遮断帯 市街地に大火が発生した際に周辺に火災が広がらないよう、道路・河川・鉄道、 公園などの公共施設をはじめ、耐火建築物などによって、建物の延焼を遮断す る帯状の不燃空間。 か行 街区 道路や水路などで周囲を囲まれた一団の宅地や画地のこと。 街路 都市内における道路の総称。都市計画では、法に基づき定められた道路のこと。 買回品 その商品を買うために複数の店を見て回り、価格や仕様、デザインなどを比 較して決める商品。ファッション性の高い衣料品、電化製品、家具など。 家族類型 世帯の家族構成を分類する方法。 国勢調査では、世帯主と親族関係にあって世帯員のいる「核家族世帯」、世帯 人員が1人の「単独世帯」、どれにも属さない「その他の世帯」に大きく3つに 分類される。 本マスタープランでは、国勢調査の調査方法に基づき「核家族世帯」のうち「夫 婦と子供の世帯」、「夫婦のみの世帯」、「ひとり親と子の世帯」に細かく分類し ている。 ■ 189 ■ 河道 河川の水が流れるところ。 灌漑(かんがい) 田畑などの農地に外部から人工的に水を供給すること。 環境アセスメント 大きな工場や広い道路のバイパスなどの計画策定にあたり、周辺環境に及ぼ す影響がどの程度なのか、あらかじめ調査・検討・分析・予測すること。 管きょ 地中に埋設した円形断面の水路。 道路等に降った雨水、灌漑(かんがい)用水、家庭や事業所・工場などの汚 水を排水するために用いられる。 幹線道路 主要幹線道路:国道や県道など、市町村間や地域間を結ぶ道路。 都市内幹線道路:市街地の骨格となる道路。円滑に通行するため、幅員が広 く歩道が整備されたゆとりのある国・県道や市道。 かん養 山林や田畑に降った雨水が、水路や河川に直接流れ込まないで、地面にしみ 込み地下水として供給されること。砂層などの透水性の高い地層には浸透しや すい。 既成市街地 既に住宅地や商業地、工業地などに造成され、建物が既に立地し市街地を形 成しているところ。 供給・処理施設 日常生活に欠かせない上水道、ガス、電力、通信などの供給施設をはじめ、 下水道(雨水・汚水)、家庭・事業所などから出される排水や廃棄物を処理する 施設。 狭あい道路 狭くゆとりのない道路。(一般的に幅員が4m以下の道路) 建ぺい率 建築基準法第 53 条に基づく建物の制限のひとつ。建築物の建築面積の敷地面 積に対する割合のこと。敷地内における空地を確保し、建物の過密化を防止す る市街地環境の保全、防火上の安全性を高めるための規制。 クリーンエネルギー 太陽光、地熱、風力などを利活用した地球環境にやさしいエネルギー。 ■ 190 ■ 資料編 既存ストック 公園、上下水道、河川などをはじめ、既に整備がなされている公共施設。こ の他にも、住宅団地や工業団地のほか、既存の建物なども含まれる。 グリーンファクトリー 産業活動において、必要なもの(エネルギー・水・原材料等)の消費や、副 次的に発生するもの(排出物・排水・排気等)を抑制する自然環境にやさしい 工場。 高次 次元の高いこと。程度や水準の高いこと。 交通安全施設 ガードレール、照明灯、信号機など、交通事故を未然に防ぐための施設。 高度地区 長岡市では、日照、採光、通風などを確保し、暮らしやすい住環境を実現す るため、昭和 48 年に住居系の用途地域において、3 種類の高度地区を定めている。 晴天日の少ない冬期間を除いた2月から 10 月までの太陽の南中高度を考慮し、 敷地の北側境界上の一定の高さから、斜線によって建築物の高さの最高限度を 制限している。これによって、建築基準法で定めている北側斜線制限を強化し ている。 合流式下水道 家庭や事業所からの雑排水(汚水)と道路や宅地に降った雨水(雨水)を流 す方法は、合流式と分流式の2つに分類される。合流式とは、汚水と雨水を同 じ管を用いて排水する下水道の方法。早くから下水道事業に取り組んできた大 都市などで最も多く採用されている。一方、分流式は、汚水と雨水を別の管を 用いて排水する下水道の方法。 克雪住宅 落雪・融雪屋根などを機能を備えた雪下ろしの負担が少ない住宅。 国定公園 都道府県が自然の景勝地において、一定の区域を定め、自然環境の保全、利 用促進を図るため、自然公園法に基づき環境省が指定する自然公園。 国立公園 環境省が国を代表する自然の景勝地において、一定の区域を定め、自然環境 の保全、利用促進を図るため、自然公園法に基づき環境省が指定する自然公園。 さ行 左岸バイパス 信濃川左岸を南北方向に結ぶ重要な幹線道路の通称。 広域的な交通軸として各地域との連携強化を図るため、小千谷市の国道 117 号から燕市の国道 116 号を結ぶ延長約 50km の幹線道路。正式名称は、「信濃川 流域広域幹線道路」。 里山 集落や人里に近接した山、田んぼ、雑木林、小川など昔からある日本の田舎。 ■ 191 ■ 産学官連携 新製品の開発や新たな事業の創出につなげるため、民間企業(産)、大学など 高度な教育機関(学)、国・県・市の試験研究機関など(官)が連携すること。 自然公園 環境省が指定する国立公園や国定公園をはじめ、都道府県が指定する自然公 園のこと。土地の所有者などに関わらず区域を定めている。 市街地開発事業 一定の広がりのある区域を面的に開発する事業のこと。 宅地造成、建築物の立地を単体で施行するだけではなく、地権者で構成され る組合などが事業主体となって、総合的な土地利用計画に基づいて、道路や公 園などの都市施設とあわせて整備を行う。土地区画整理や市街地再開発など 8 つの事業が、都市計画法で定められている。 市街地再開発事業 既存の建物や施設が集積している区域において、建築物を取り壊したり、修復・ 建て替えなどを通じて、市街地環境の改善を図ること。事業種別については、 「権 利変換方式」を行う第 1 種、「収用方式(管理処分方式)」による第 2 種がある。 長岡市においては、昭和 61 年に城内地区、平成 17 年に大手通中央西地区、 平成 18 年には大手通中央東地区において、市街地再開発事業を進めている。 市街化区域 都市計画法第 7 条で定められた「区域区分」のうち、既に市街地を形成して いる区域、概ね 10 年以内に優先的かつ計画的に市街化を図る区域。 市街化調整区域 都市計画法第 7 条で定められた「区域区分」のうち、無秩序な市街化の拡大 を抑制し、農林漁業に必要な用地の確保、都市に必要な自然環境を保全する区域。 社会資本ストック 道路・公園・上下水道・公共交通など、これまでに整備されてきた公共的な資産。 循環型社会 限りある資源を効率に活用し、できるだけ環境に負荷をかけない社会づくり を進めること。 しゅん渫(しゅんせつ) 河川等の底面に堆積した土砂を浚って(さらって)取り去る土木工事。 商圏 商業施設に来店する消費者を呼び込む、地理的な居住範囲。 商圏は、その地域に住む人々の生活行動に加え、店舗の業態や売り場面積、駐車 場規模、さらには店舗周辺の道路事情や競合店の状況などにより形成される。 ■ 192 ■ 資料編 市街地 住宅・商店・工場などがまとまって立地しているところ。 食料生産基盤 米・野菜・果物など、人が食べる農作物を生産する施設が整った農地。 浸透ます 降った雨水を集めて、地面に浸透させる「ます」。 水洗化率 下水道の管や処理施設が整備されている区域において、家庭や事業所からの 排水管を下水道管に接続している戸数の割合。 水路 ○放水路 都市部に降った雨水を排水する大規模な排水路。 ○用悪水路 小規模な「かんがい用」や「排水用」の水路。 ○用水路 農業(灌漑・かんがい)、工業、水道(飲料・生活・消防)、水車や発電機 の動力など、主に社会経済活動に必要な水を用水と呼んでいる。この用水を 河川などの水源から離れた場所に導くため、人工的に造られた水路。 スマートインターチェンジ 一般的なインターチェンジより簡易な構造で、建設コストが安価なETC専 用のインターチェンジ。 生産年齢人口 年齢別人口のうち、労働力の中心となる 15 歳以上 64 歳までの人口。 た行 大規模集客施設 映画館、アミューズメント施設、展示場などの集客施設で、建築物の床面積 の合計が1万 m2 を超えるもの。(例:ショッピングセンターなど) 大規模遊休地 市街地にある1ha 以上のまとまった空き地や農地。 湛水(たんすい) 降雨などによって、宅地や道路に雨水が一時的にたまり、水はけが悪い状況。 地区計画制度 住民が主体となって考えを出し合いながら、土地利用、道路・公園の配置、 建物の建て方などのまちづくりのルールを、きめ細かく定める都市計画の制度。 ■ 193 ■ 治山対策 山林が有している保水能力(雨水などが地面に染み込み、土壌に蓄える力) を維持するとともに、地滑りなどの土砂災害を未然に防止するため、植林など を行い山を保全すること。 駐車場管理システム 駐車場の位置、満空情報、料金、営業時間などの情報を提供するシステム。 地理情報システム(GIS) 利用者が地図情報をはじめ、さまざまな付加情報(土地、道路、施設などの情報) について、インターネット等を通じて検索・表示でき、また、提供を受けるこ とができるシステム。 低炭素社会 日常生活や産業活動が盛んに行われる中で、地球温暖化の要因ともなってい る、二酸化炭素の排出を抑えた社会づくりを進めること。 道路の美装化 周辺の街なみと調和した道路整備を行うこと。(例:ブロック舗装、デザイン 性の高い照明灯の設置など) 都市計画基礎調査 都市計画法第6条に定めている「都市計画に関する基礎調査」。人口、産業、 土地利用をはじめ、建物現況、都市施設、市街地整備の状況等について、5年 ごとに調査及び解析を行い、都市の現況及び発展の動向を把握するもの。 都市計画審議会 長岡市が都市計画を定めるときに、都市計画法に基づき計画案を調査・審議 する機関のこと。 都市計画は、都市の将来の姿を示すものであり、市民生活に大きな影響を及 ぼすため、都市計画を定めようとするときは、長岡市だけで判断するのではなく、 学識経験者や議会の議員、関係する国・新潟県などで構成される審議会の調査・ 審議を経て、都市計画を定めている。 審議委員は、「長岡市都市計画審議会条例」に基づき、29 名以内で構成されて いる。 都市計画提案制度 土地の所有者や NPO 法人などのまちづくり団体等が、一定の条件のもとで、 本マスタープランを除く全ての都市計画(土地利用・道路等)の決定又は変更 案を提案できる制度。 ■ 194 ■ 資料編 都市計画区域 都市計画法第 5 条に基づき、新潟県が自然的及び社会的条件、人口規模、交 通量などに関する現況及び将来見通しを勘案して、一体的な都市として総合的 に整備、開発及び保全する必要がある区域を都市計画区域として定めている。 長岡市には、長岡、栃尾、川口の 3 つの都市計画区域がある。このうち、長岡 都市計画区域は、長岡市と見附市で構成されている。 特別用途地区 都市計画法第 8 条で定めている「地域地区」のひとつ。その地区の特性にふ さわしい土地利用の増進、環境の保全などを図るため、用途地域を指定してい る地区に重ねて特別用途地区を定めている。 長岡市では、長岡、栃尾、川口都市計画区域の準工業地域全域に、大規模集 客施設制限地区。栃尾都市計画区域に特別工業地区を指定している。 都心地区 JR長岡駅周辺の中心市街地から千秋が原・古正寺地区にかけての市街地の 通称(長岡市総合計画の位置付け)。長岡市内の商業・業務・福祉・医療など高 度な都市機能が集積している地区。 土地区画整理事業 不整形な土地を交換又は分合することにより、街区や区画を整理すると同時 に、道路、公園、上下水道などの公共施設を整備する開発手法の一つ。 な行 長岡東西道路 長生橋上流で信濃川両岸を結ぶ重要な幹線道路。 隣接の柏崎圏との連携強化と、信濃川横断部における交通混雑の解消を図る ために計画された、国道8号から国道 17 号を結ぶ延長約 10km の幹線道路。 農業基盤整備 水田、用水、農道などを整備すること。(一般的には、ほ場整備やかんがい排 水事業のこと)。 21 世紀新潟県都市政策ビジョン 新潟県が、平成15年度に策定した都市計画制度の枠組みにとらわれないで、 今後の都市づくりの方針を示したもの。 このビジョンは、新潟県における都市づくりの目標を明らかにした「基本構 想」、今後10年間のうち平成17年度までの具体的な施策の方向や展開を明ら かにした「基本計画」で構成されている。 は行 パークアンドライド 自宅から自家用車で最寄りの駅またはバス停まで行き、車を乗り換え、バス や鉄道等の公共交通機関を利用して目的地に向かうこと。 配水管路のブロック化 地震や事故で断水する区域を最小限に抑えるため、給水区域を小さなブロッ クに分割して、複数の箇所から給水ができるようにすること。 バスロケーションシステム バスの走行位置や運行状況について、バス停の表示板、携帯電話やパソコン などを通じて、利用者に情報を提供するシステム。 ■ 195 ■ 花いっぱい運動 平成4年に開催した「第35回全日本花いっぱい長岡大会」を契機に、市民 の皆さんが主体となり、花づくりを通して、豊かなまちづくり・人づくりにつ なげていく活動。市民参加による花と緑の手づくりイベント、花いっぱい運動 に取り組んでいる団体のコンクールなどを実施している。 バリアフリー 高齢者や障害者が社会生活に参加する上で、生活の支障となる物理的な障害 や精神的な障壁を取り除くための施策、具体的に障害を取り除いた状態のこと。 風致地区 優れた都市景観の保全を図るため、市街地内外における美しい自然景観を維 持・保全するために創設された都市計画の制度。 保存すべき風致の度合により、第1種から第3種までに区分し、建築物の建築、 宅地の造成、木竹の伐採等の行為を制限している。風致とは、 「おもむき」や「あ じわい」を意味している。長岡市では、金峰神社周辺の蔵王地区、悠久山公園 周辺の悠久山地区を指定している。 布設替え(ふせつがえ) 老朽化した上下水道の管などを取り替えること。 へんなかツーリズム 小国地域で行われているグリーンツーリズム(農山漁村などでの長期滞在型 休暇)の通称。「へんなか」とは、ぬくもりを求めて人が集う場をイメージして おり、小国地域の方言で囲炉裏のこと。 圃場(ほじょう) 作物を栽培する田畑、農地のこと。 ま行 見える化 まちづくりの情報をこれまでの「見る」から、目的や成果をわかりやすく手 に取って「見える」「見せる」ようにすること。 モータリゼーション 自家用自動車が市民・事業者に広く普及し、徒歩や自転車などの移動手段から、 自動車による移動が中心となった社会のこと。 最寄品 野菜・魚・肉などの食品、日用雑貨品、化粧品、雑誌など、身近な店舗において、 手ごろな価格で少量づつ高い頻度で購入する商品。 ■ 196 ■ 資料編 道の駅 全国の国道や県道などに設置された、ドライバーのための休憩施設。道路や 地域の情報提供、地域の特産物の販売などのサービスを提供している。 や行 遊水機能 河川の流れる能力を超えた際に、下流域に堤防の決壊などを未然に防止する ため、上流域の田畑などを活用し、一時的に貯留させる機能。 ユニバーサルデザイン すべての人のためにデザインすること。年齢や障がいの有無などにかかわら ず、できるだけ多くの人が利用できるように、製品、建物、空間をデザインす ること。 優良田園住宅 農山村地域や都市近郊、その他良好な自然環境を形成している地域において、 地域の創意工夫を活かし、個性豊かな地域づくりを促進するため、市町村が定 める「優良田園住宅の建設の促進に関する基本方針」に基づき建設する、優良 な戸建ての住宅のこと。 容積率 建築基準法第52条に基づく建物の制限。建物の延べ面積の敷地面積に対す る割合のこと。建物の密度を規制することにより、道路等の公共施設の整備状 況に即した密度に抑制するための基準。 用途地域 住宅地、商業地、工業地などが適正に配置された、合理的な土地利用を図る ために定める都市計画のひとつ。 都市計画法に基づく用途地域は、住居系が7種類、商業系が2種類、工業系 が3種類、計12種類で区分されている。用途地域が指定されることによって 建築行為を行う場合、具体的な建築制限がかかることになり、都市計画では、 この仕組みを通じて、建物用途の混在を防止し、良好な市街地の形成を図る。 ら行 老齢人口 65 歳以上の人口。都市計画をはじめ、社会保障などの分析に用いられる。 ライフライン 電気、ガス、上・下水道、電話など、日常生活に欠かせない基盤となる施設。 ■ 197 ■ その他 商業集積地(3類型) ○近隣型商業集積 日常生活の買い物需要を担う商業施設がまとまった場所。 生鮮食料品や日用雑貨品などの最寄品を提供する、食品スーパーや地域の商 店街など。 ○地域型商業集積 最寄品のほか、一部の買回り品を扱う商業施設がまとまった場所。 生鮮食料品や日用雑貨品のほか、衣料品、電化製品、家具なども提供する、 総合スーパーやホームセンターなど。 近隣型商業集積よりも規模が大きく、広範囲からの買い物需要を担ってい る。 ○広域型商業集積 最寄品から買回り品まで全ての買い物需要を扱う大規模な商業施設。 ショッピングセンター、百貨店、専門店など。中越地域全体の広域商圏を担っ ている。 住宅地区分(5 類型) ○にぎわい住宅地 JR長岡駅周辺の中心市街地など 商業・医療・行政など高度な都市機能が集積し、まちなかのサービスを 享受できる住宅地。多様なライフスタイルに合わせた住まい方ができる。 地域の中心部 地域の中心部では、地域に密着した商業・生活サービス施設が身近にあり、 生活利便性の高い住宅地。 ○いきいき住宅地 地場産業を担う工場と住宅が混在した住宅地。住宅と職場が近く、職住が 近接した住まい方ができる。 ○うるおい住宅地 市街地の郊外部など、主に戸建住宅が立地する住宅地。ゆとりとうるおい のある住まい方ができる。 ○農村集落 市街化調整区域などにおける農村集落。田園に囲まれ豊かな自然環境とと もに生活ができる。 ■ 198 ■ 資料編 ○まちなか住宅地 「にぎわい住宅地」周辺や古正寺地区など、まちのにぎわいを支える住宅地。 戸建住宅のほか、共同住宅も多く立地し、多様なライフスタイルが実現できる。 MEMO