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回転可動工法を用いたアルミニウム合金造旅客上家 -西国立駅乗降場-
回転可動工法を用いたアルミニウム合金造旅客上家 -西国立駅乗降場- 駅乗降場 平成 年 月 日 平成26年10月17日 浅野清隆 飯島建築事務所 回転可動工法を用いたアルミニウム合金旅客上家 西国立駅乗降場 外観(全体) アルミニウム合金造 地上1階 建築物の高さ:3.0m 建築面積: 133m2(柱間隔4.55m) 主要用途 ホ ム上家 ホーム上家 所在地 東京都立川市羽衣町1丁目 竣工 2012年2月 設計者 東日本旅客鉄道㈱ 八王子支社 八王子建築技術センター (株)JR東日本建築設計事務所、SUS(株) 株)J 東 本 築設計 務所、 (株) 構造設計 (株)飯島建築事務所 施工会社 東鉄工業㈱ 外観(ホ ムより) 外観(ホームより) 屋根伏図 N0.1 回転可動工法を用いたアルミニウム合金旅客上家 西国立駅乗降場 夜間工事状況1 夜間工事状況2 夜間工事状況3 N0.2 回転可動工法を用いたアルミニウム合金旅客上家 西国立駅乗降場 施工上のテーマ ・施工時間の制約(実働1:30~4:00) ・夜間工事の日数削減 夜間 事 日数削減 ・工期短縮による工事中の駅の安全性・顧客サービスレベルの向上 可動工法 ・仮囲いの内側で工事を完結させる ・工程の最後に屋根フレームを持ち上げ 後 げ る工法の考案 仮囲い 可動工法 N0.3 回転可動工法を用いたアルミニウム合金旅客上家 西国立駅乗降場 梁・柱接合部の回転機構 ・柱-梁接合部をピン接合 ・ピン接合部を回転軸として屋根フレームを回転させて施工 ピン接合部を回転軸として屋根フレ ムを回転させて施 ・ブロックごとに回転 ⇒梁,斜材は2本並べて配置 柱・梁接合詳細図 柱・梁接合の納まり図 N0.4 回転可動工法を用いたアルミニウム合金旅客上家 西国立駅乗降場 可動工法により決まった構造上の特徴 ・平家建ての独立上家 ・X方向ラーメン構造、Y方向片持ち構造 方向ラ メン構造 方向片持ち構造 ・根巻き形式柱脚 各接合部はピン接合 ・各接合部はピン接合 ・溶接を行わない構造 ⇒柱材は局部曲げを抑えるよう考慮した断面 ピン 柱材断面図 軸組図 N0.5 回転可動工法を用いたアルミニウム合金旅客上家 西国立駅乗降場 回転可動工法を用いたアルミニウム造旅客上家の利点 ・部材の軽量化によって施工時に重機不要となった。 重機不要に伴い夜間工事の日数が削減された。 ・工期短縮によって,一般乗降客に与える影響を最小限に 工期短縮によ て 般乗降客に与える影響を最小限に 抑えることができた。 ・アルマイト加工によって 防食性能が向上した。これ により 将来 塗装修繕費 により,将来の塗装修繕費 の積み立てが不要となった。 夜間工事状況4(完成) N0.6