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改訂版 - 九州大学施設部

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改訂版 - 九州大学施設部
九州大学(伊都)総合研究棟(理学系)他施設整備事業
実施方針
(改訂版)
平成24年12月19日
国立大学法人
九州大学
はじめに
国立大学法人九州大学(以下「大学」という。)は、九州帝国大学として1911年に創設さ
れ、創造性に富み人間性豊かで優秀な人材を多数輩出するとともに、中核的な研究・教育拠点とし
て、世界に冠たる優れた研究業績を積み重ねてきた。
21世紀は高度知識社会の時代といわれており、科学技術、学術文化の飛躍的発展と次代を担う
優れた研究者や高度専門職業人の育成が強く求められている。また、大学において蓄積された科学
技術や学術文化、多様な資料や施設などの開放を通じて、地域社会との交流を深めることも強く求
められるようになっている。
大学では、以上のような時代の変化、諸課題に対応するために、大学改革によって国際的・先端
的学術拠点としての大学構築を進めるとともに、それに相応しい研究・教育施設の整備、新しいス
タイルのキャンパス生活を実現するため、現在、福岡市西区及び糸島市に新天地を求め、伊都キャ
ンパスを建設している。
このうち、今回は、総合研究棟(理学系)他を九州大学伊都キャンパスに配置し、整備を行う予
定である。
大学は、九州大学(伊都)総合研究棟(理学系)他施設整備事業の実施に当たり、財政負担の縮
減並びに民間の資金、経営能力及び技術的能力の活用を図るため、「民間資金等の活用による公共
施設等の整備等の促進に関する法律」(平成11年7月30日法律第117号、その後の改正を含
む。以下「PFI法」という。)に基づく事業として実施することを予定している。
PFI法に基づく特定事業の選定及び当該特定事業を実施する民間事業者(以下「選定事業者」
という。)の選定を行うに当たって、「民間資金等の活用による公共施設等の整備等に関する事業
の実施に関する基本方針」(平成24年3月27日閣議決定。以下「基本方針」という。)、「P
FI事業実施プロセスに関するガイドライン」(平成13年1月22日、その後の改正を含む。)
等に則り、本事業の実施方針として定めたので、ここに公表する。
<
目
1
次
>
特定事業の選定に関する事項 ...................................................1
(1) 事業内容に関する事項 .......................................................1
(2) 特定事業の選定方法等に関する事項 .........................................12
2 民間事業者の募集及び選定に関する事項 .......................................13
(1) 民間事業者の募集及び選定に係る基本的な考え方 .............................13
(2) 民間事業者の募集及び選定の手順及びスケジュール(予定) ...................13
(3) 民間事業者の募集及び選定の手続等 .........................................14
(4) 入札参加者が備えるべき要件等 .............................................15
(5) 提案書の審査及び落札者の選定に関する事項 .................................22
(6) 審査結果及び評価の公表方法 ...............................................22
(7) 民間事業者を選定しない場合 ...............................................22
(8) 提案書の取扱い ...........................................................23
3 選定事業者の責任の明確化等事業の適正かつ確実な実施の確保に関する事項 .......24
(1) 予測される責任及びリスクの分類と官民間での分担 ...........................24
(2) 提供されるサービス水準 ...................................................24
(3) 選定事業者の責任の履行に関する事項 .......................................24
(4) 大学による事業の実施状況の監視 ...........................................24
4 立地並びに規模及び配置に関する事項 .........................................27
(1) 立地に関する事項 .........................................................27
(2) 土地に関する事項 .........................................................27
5 事業計画又は事業契約の解釈について疑義が生じた場合の措置に関する事項 .......28
(1) 紛争が生じた場合の基本的な考え方 .........................................28
(2) 管轄裁判所の指定 .........................................................28
6 事業の継続が困難となった場合における措置に関する事項 .......................28
(1) 選定事業者の責めに帰すべき事由により事業の継続が困難となった場合 .........28
(2) 大学の責めに帰すべき事由により事業の継続が困難となった場合 ...............28
(3) いずれの責めにも帰さない事由により本事業の継続が困難となった場合 .........28
(4) 融資機関(融資団)と大学の協議 ...........................................29
7 法制上及び税制上の措置並びに財政上及び金融上の支援等に関する事項 ...........29
(1) 法制上及び税制上の措置に関する事項 .......................................29
(2) その他の支援に関する事項 .................................................29
8 その他特定事業の実施に関し必要な事項 .......................................29
(1) 情報公開及び情報提供 .....................................................29
(2) 入札に伴う費用負担 .......................................................29
(添付資料1)事業方式の概要(案)
(添付資料2)リスク分担表(案)
(添付資料3)プロジェクトスペース部分の運営業務(案)
(添付資料4)生活支援施設の運営業務(案)
(添付資料5)民間付帯事業(案)
(添付資料6)VE提案要領(案)
(添付資料7)事業計画地案内図・位置図、施設概要等
(様 式 1)実施方針に関する説明会参加申込書 ※
(様 式 2)実施方針に関する質問書 ※
(様 式 3)実施方針に関する意見書 ※
(様 式 4)個別対話参加申込書 ※
※
本実施方針と分けて「Word版」を公表
1 特定事業の選定に関する事項
(1) 事業内容に関する事項
1) 事業名称
九州大学(伊都)総合研究棟(理学系)他施設整備事業(以下「本事業」という。)
※ 本事業は、本施設に係る「本施設事業」及び民間付帯施設等に係る「民間付帯事業」によ
り構成される。
2) 事業に供される公共施設等の種類等
① 公共施設等の種類
ア 教育研究施設 / 総合研究棟(理学系)、講義棟
イ 福利施設
/ 生活支援施設
※ 上記ア、イを総称して「本施設」という。以下同じ。
② 公共施設等の立地
ア 所在地等
a 所在地
/ 福岡県福岡市西区元岡744番地(九州大学伊都キャンパス構内)
b 敷地面積
/ 1,996,569.06㎡
c 前面道路
/ 幅員約36m(県道桜井・太郎丸線)
イ 地域・地区等
a 区域
/ 市街化区域
b 用途地域
/ 第一種中高層住居専用地域
c 防火指定
/ 指定なし
d 形態規制
ⅰ 建ぺい率 /
ⅱ 容積率
60%
/ 100%
ⅲ 斜線制限 / 指定なし
ⅳ その他
e 開発協議
/ 第二種15m高度地区
/ 大学は、開発行為等適合・開発行為非該当証明申請書を福岡市へ提
出し許可を受ける。
3) 公共施設等の管理者等の名称
国立大学法人 九州大学総長
有川 節夫
4) 事業目的
本事業は、分断状態にある教育研究環境の早期解消等を目的とした伊都キャンパス統合移転
整備事業の一環であり、第Ⅲステージの開始となる重要な理学系の移転整備事業である。なお、
本事業により全学教育から工学系に至るアカデミックゾーンの骨格整備が完了する。
理学研究院・理学府・理学部では、人類が培ってきた知を継承し、新たな知の創造を目指し
研究を遂行し、問題解決能力をもち、国際的に広い場で活躍する人材を育成する教育を実施し
ている。
数理学研究所・数理学府では、社会的課題解決や産業界等との連携による新技術の研究開発
を目的としたアジア初の産業数学の研究所(MI研究所)の設立等、産業数学の研究推進、学
(1)
術的数学と役立つ数学双方の研究人材育成等を行っている。
システム生命科学府では高度の専門性をもち、異分野を理解し学祭領域を開拓し、国際的に
活躍する専門家や研究者を育成することを目指している。
以上の経緯を受けて、本事業では、理学部系の移転に伴って必要となる、九州大学(伊都)
総合研究棟(理学系)他(以下「本施設」という。)の施設整備、維持管理・運営等を行う。
本事業の主な特徴のひとつは、民間事業者の経営的視点、創意工夫等の活用を最大限に図る
ため、選定事業者が、大学からプロジェクトスペース部分を使用貸借(無償)し、学内の研究
者又は学外の研究者等に研究・実験スペース等を提供(賃貸等)する運営業務を行うことであ
る。
5) 施設概要
① 基本方針
<本施設事業>
ア 本施設のうち教育研究施設は、理学部等の教育研究に必要となる施設であり、総合研究
棟(理学系)及び講義棟により構成される。
イ 本施設のうち福利施設は、伊都キャンパス構内での活動や生活を支援するための拠点と
なる施設であり、生活支援施設(食堂・軽食喫茶・購買等)により構成される。
<民間付帯事業>
ウ 本施設に含まれない民間付帯施設は、入札参加者の提案(任意)による。
② 建設予定地
九州大学伊都キャンパス構内(詳細は「添付資料7」による。)
③ 規模等(詳細は「添付資料7」による。)
<本施設事業>
ア 施設名称 / 総合研究棟(理学系)
構造階数 / SRC造・地上10階建て
延べ面積 / 51,190㎡
建設場所 / 理学系地区(ウエスト2号館の東側、伊都図書館の北側)
※1 総合研究棟(理学系)は、部局専用スペース部分、競争的研究スペース部分及びプロ
ジェクトスペース部分により構成される。
※2 構造階数は、大学の設計どおりとする。
※3 延べ面積は、本施設の完成・引渡し期日を遵守するとともに、入札説明書等において
提示する要求水準書の要件を満たすことを前提として、上記に示す延べ面積内であれば、
入札参加者による提案を可とする。ただし、入札参加者の提案(VE提案)による延べ
面積は、変更設計の業務後にあっても、提案面積の±0.5%の範囲内で納めるものと
する。
※4 延べ面積は、実施設計図書の配布段階において変更となる場合がある。
イ 施設名称 / 講義棟・生活支援施設
構造階数 / RC造・地上3階建て
延べ面積 /
1,910㎡
(2)
建設場所 / 理学系地区(伊都図書館の東側、総合研究棟(理学系)の南側)
※1 講義棟・生活支援施設は、講義棟及び生活支援施設(食堂・軽食喫茶・購買等)によ
り構成される。なお、講義棟と生活支援施設を一体(1棟)とするか別棟とするかは、
入札参加者の提案による。
※2 構造階数は、大学の設定どおりとする。ただし、SRC造でもよいものとし、講義棟
と生活支援施設を別棟とする場合は、それぞれを地上2階建てとする。
※3 講義棟・生活支援施設の(合計)延べ面積は、入札説明書等において提示する要求水
準書の要件(250席以上等)を満たすことを前提として、上記に示す延べ面積内であ
れば、入札参加者による提案を可とする。ただし、入札参加者の提案による延べ面積は、
実施設計の業務後にあっても、提案面積の±0.5%の範囲内で納めるものとする。
<民間付帯事業(民間付帯施設の施設整備を伴う場合)>
ウ 施設名称 / 民間付帯施設(入札参加者の提案(任意))
構造階数 /
-
延べ面積 /
-
建設場所 / 本施設と別棟とする。理学系地区(伊都図書館の東側、総合研究棟(理
学系)の南側、講義棟・生活支援施設の西側)又は(総合研究棟(理学
系)のピロティ(1階の東南隅))
※ 構造階数は入札参加者の提案によるものとし、延べ面積についても、大学が提示する事
業計画地の範囲内であれば、入札参加者の提案によるものとする。
6) 事業概要
特定事業を実施する民間事業者(以下「選定事業者」という。)は、PFI法に基づき、新
たに本施設及び民間付帯施設(入札参加者の提案(任意))の施設整備(設計(VE提案によ
る変更設計を含む)・建設)、維持管理・運営業務及びこれらを実施する上で必要となる業務
(民間付帯施設の施設整備を伴わない民間付帯事業を含む)を行う。
特定事業の選定を行った場合は、選定事業者が行う具体的な業務の範囲について、要求水準
書等において提示することになるが、現段階で大学が想定している選定事業者が行う主な業務
の範囲は、以下のとおりとする。
① 事業内容
<本施設事業>
ア 本施設の施設整備業務
a 事前調査業務(大学が提示する以外の地質調査等を含む)及びこれらを実施する上で
必要となる業務
b 総合研究棟(理学系)に係る設計(VE提案による変更設計)業務及びこれらを実施
する上で必要となる業務
c 講義棟・生活支援施設に係る設計(基本設計・実施設計)業務及びこれらを実施する
上で必要となる業務
d 建設工事及びこれらを実施する上で必要となる業務
e 工事監理業務
(3)
f 周辺家屋影響調査業務及びその対策業務
g 電波障害調査業務及びその対策業務
h 各種申請等の業務
i 移転業務(特殊な研究実験設備等を除く)
j 備品等調達業務(特殊な研究実験設備等を除く、ただし、厨房機器及び食堂ホール部
分の机・椅子については、選定事業者の提案に基づくとともに、備品等調達業務に含め
る)
※1 プロジェクトスペース部分において、入居者が選定事業者に支払う施設使用料を充
当する施設整備業務のインフィル部分、生活支援施設において、利用者が選定事業者
等に支払う利用料金等を充当する施設整備業務のインフィル部分の一部(厨房、食品
倉庫、従事者控室等の使用貸借(無償)部分)については、大学が選定事業者に支払
うサービス購入費(入札金額)に含めることなく、選定事業者単独の支出・収入区分
とする。詳細は「添付資料3」の5費用等、「添付資料4」の5費用等による。
※2 プロジェクトスペース部分において、入居者が選定事業者に支払う施設使用料を充
当する施設整備業務のインフィル部分とは、専有(ネット)面積2,300㎡におい
て、原則として、建築工事にあっては床・壁・天井の仕上(下地を含む)、設備工事
にあっては当該インフィル部分内に設置する一般設備(照明、空調、換気、防災設
備、コンセント、分電盤、給排水引込み等)を想定している。なお、これらには、本
施設の完成・引渡し後に、本事業とは別途に、研究者等が入居後に設置する間仕切
り、二次側の設備、実験機器等を含まないものとする。
※3 生活支援施設において、利用者が選定事業者等に支払う利用料金等を充当する施設
整備業務のインフィル部分の一部(厨房、食品倉庫、従事者控室等の使用貸借(無
償)部分)とは、選定事業者が大学から使用貸借(無償)する厨房、食品倉庫、従事
者控室等の食堂・軽食喫茶に係わる専用部分において、原則として、建築工事の床・
壁・天井の仕上(下地を含む)のみを想定しており、設備工事を含むその他すべての
施設整備業務は、施設整備業務のスケルトン部分と見なす(大学が選定事業者に支払
うサービス購入費(入札金額)に含まれる)ものとする。
※4 移転業務の内容(移転備品等リストを含む)、備品等調達業務の内容(調達備品等
リストを含む)については、入札説明書等の公表において提示する。
※5 本事業とは別途に大学が行う移転業務、備品等調達業務は、原則として、本施設の
完成・引渡し日(平成27年9月30日)までの平成27年7月から8月にかけて行
い、学生及び教職員等の移転は、原則として、本施設の完成・引渡し日(平成27年
9月30日)までの平成27年9月に行うので、選定事業者は、当該業務の円滑な実
施に協力(スケジュール調整を含む)するものとする。
※6 選定事業者の業務範囲外である特殊な研究実験設備等の移転業務、備品等調達業務
に伴う本施設との取り合い・接続等は、原則として、本事業とは別途に大学が行う移
転業務、備品等調達業務の範囲内とし、選定事業者の業務範囲外とする。ただし、当
該取り合い・接続等において問題が生じないよう、設計・建設における調整業務(設
(4)
計図・総合図(レイアウト図を含む)・施工図・現場施工段階等)は、選定事業者の
業務範囲内とする。
※7 具体的な設計条件等は、要求水準書等において提示する。
イ 本施設の維持管理業務
a 建物保守管理業務(点検・保守・修繕・更新その他の一切の保守管理業務を含む)
b 設備保守管理業務(設備運転・監視・点検・保守・修繕・更新その他の一切の保守管
理業務を含む)
c 外構保守管理業務(点検・保守・修繕・更新その他一切の保守管理業務を含む)
d 清掃業務(建築物内部及び外部・ガラスの清掃業務)
※1 プロジェクトスペース部分において、入居者が選定事業者に支払う施設使用料等を
充当する維持管理業務の全部、生活支援施設において利用者が選定事業者等に支払う
利用料金等を充当する維持管理業務の一部(厨房、食品倉庫、従事者控室等及び購買
等の用に供する売り場等の使用貸借(無償)部分)については、大学が選定事業者に
支払うサービス購入費(入札金額)に含めることなく、選定事業者単独の支出・収入
区分とする。詳細は「添付資料3」の5費用等、「添付資料4」の5費用等による。
※2 施設整備業務のうち備品等調達業務で調達する備品等については、建物保守管理業
務、設備保守管理業務、外構保守管理業務、清掃業務の対象としない。
※3 維持管理業務にかかる光熱水費は、選定事業者の業務の範囲外とし、大学が負担す
る。
※4 大規模修繕(大規模修繕とは、大学が自らの事由により別途発注する大規模な修繕
をいう。)については、本施設事業の事業期間中の実施は予定していない。なお、入
札説明書等(主に要求水準書)に示す機能を維持するために行う修繕・更新は、その
規模に係わらずすべて選定事業者が行う業務の範囲とする。
※5 具体的な業務内容等は、要求水準書等において提示する。
ウ 本施設の運営業務
a プロジェクトスペース部分の運営業務(詳細は「添付資料3」による。)
※1 民間事業者の経営的視点、創意工夫等の活用を最大限に図るため、選定事業者は、
大学から当該プロジェクトスペース部分を使用貸借(無償)し、学内の研究者又は学
外の研究者等に研究・実験スペース等を提供(賃貸等)する運営業務を行う。なお、
選定事業者が使用貸借(無償)したプロジェクトスペース部分について、構成員又は
協力会社に一括賃貸(一括転貸)し、学内の研究者又は学外の研究者等に賃貸(再転
貸)することを認めるものとする。
※2 入居者が選定事業者に支払う施設使用料等を充当する運営業務の全部については、
大学が選定事業者に支払うサービス購入費(入札金額)に含めることなく、選定事業
者単独の支出・収入区分とする。詳細は「添付資料3」の5費用等による。
※3 入居者が選定事業者から賃借する部分の光熱水費は、当該入居者の負担とする。
※4 具体的な業務内容等は、要求水準書等において提示する。
b 生活支援施設の運営業務(詳細は「添付資料4」による。)
(5)
※1 民間事業者の経営的視点、創意工夫等の活用を最大限に図るため、選定事業者は、
大学から当該生活支援施設の一部(厨房、食品倉庫、従事者控室等及び購買等の用に
供する売り場等)を使用貸借(無償)し、学生及び教職員等に福利厚生サービス(食
堂・軽食喫茶・購買等)を提供する運営業務を行う。なお、選定事業者が使用貸借
(無償)した当該生活支援施設の一部について、構成員又は協力会社に一括賃貸(一
括転貸)することを認めるものとする。
※2 利用者が選定事業者等に支払う利用料金等を充当する運営業務の全部については、
大学が選定事業者に支払うサービス購入費(入札金額)に含めることなく、選定事業
者単独の支出・収入区分とする。詳細は「添付資料4」の5費用等による。
※3 選定事業者が大学から使用貸借(無償)する部分の光熱水費は、選定事業者の負担
とする。
※4 具体的な業務内容等は、要求水準書等において提示する。
<民間付帯事業>
エ 民間付帯事業(入札参加者の提案(任意)とし、独立採算型事業とする。)
a 民間付帯施設の施設整備業務
b 民間付帯施設の維持管理業務
c 民間付帯事業の運営業務
d 民間付帯施設の解体撤去業務
(詳細は「添付資料5」による。)
<民間付帯施設の施設整備を伴う場合>
※1 民間事業者の経営的視点、創意工夫等の活用を最大限に図るため、建設場所を本施
設と別棟とし、選定事業者は、民間付帯施設の施設整備業務を行い、大学から土地を
賃借(有償、ただし、オープンテラス等に移動可能な椅子・テーブルを設置する場合
については、使用貸借(無償)できるものとする)し、維持管理業務とともに、学生
及び教職員等に福利厚生サービスを提供する運営業務を行う。また、民間付帯事業
(民間付帯施設の施設整備を伴う場合)の事業期間終了時に当該民間付帯施設の解体
撤去業務を行う。ただし、大学と選定事業者の協議が整えば、民間付帯事業(民間付
帯施設の施設整備を伴う場合)の事業期間終了時における民間付帯施設の大学への無
償譲渡、選定事業者から構成員又は協力会社への地位の譲渡及び事業継続等を認める
こともある。なお、民間付帯事業(民間付帯施設の施設整備を伴う場合)の事業期間
は、事業契約締結の日から、入札参加者が提案する年の3月(ただし平成40年3月
以降)までとする。また、選定事業者が賃借(有償)した土地について、構成員又は
協力会社に一括賃貸(一括転貸)することを認めるものとする。
<民間付帯施設の施設整備を伴わない場合>
※2 民間事業者の経営的視点、創意工夫等の活用を最大限に図るため、選定事業者は、
大学から総合研究棟(理学系)、講義棟・生活支援施設等のうち大学が提示する範囲
内の一部(例えばATM、自動販売機等を設置する専用部分)を賃借(有償)し、学
生及び教職員等に福利厚生サービス(例えばATM、自動販売機等によるサービス)
(6)
を提供する運営業務を行う。なお、民間付帯事業(民間付帯施設の施設整備を伴わな
い場合)の事業期間は、事業契約締結の日から平成40年3月31日までとする。ま
た、選定事業者が賃借(有償)した総合研究棟(理学系)、講義棟・生活支援施設等
の一部について、構成員又は協力会社に一括賃貸(一括転貸)することを認めるもの
とする。
<共通>
※3 民間付帯事業は、選定事業者が独立採算型事業として行うものであり、当該民間付
帯事業にかかるすべての業務(施設整備業務、維持管理・運営業務、解体撤去業務
等)は、利用者が選定事業者等に支払う利用料金等を充当するものとし、大学が選定
事業者に支払うサービス購入費(入札金額)に含めることなく、選定事業者単独の支
出・収入区分とする。詳細は「添付資料5」の6費用等による。
※4 民間付帯事業にかかる光熱水費は、選定事業者の負担とする。
※5 具体的な業務内容等は、要求水準書等において提示する。
② 選定事業者の収入
ア 大学の選定事業者に対する支払(サービス購入費)は、選定事業者が実施する施設整備
の初期投資に係る対価と、維持管理・運営業務のサービスに係る対価からなる。なお、当
該支払は、本施設事業のみを対象とするものであり、民間付帯事業は対象としない。
イ 施設整備の初期投資に係る対価について、大学は、総合研究棟(理学系)の一部分及び
講義棟・生活支援施設の一部分について、当該本施設の整備期間中及び引渡し後速やかに、
選定事業者に対し、PFI法第10条第1項にいう公共施設等の管理者等と選定事業者が
締結した事業契約(以下「事業契約」という。)に定める額を、前払い及び完成払いに準
じた方式により支払う。
上記の残額に相当する施設整備の初期投資に係る対価について、大学は、総合研究棟
(理学系)の一部分(上記の残額に相当)及び講義棟・生活支援施設の一部分(上記の残
額に相当)について、当該本施設の供用開始から本施設事業の事業期間中に、選定事業者
に対し、事業契約に定める額を割賦方式により支払う。
ウ 維持管理・運営業務のサービスに係る対価について、大学は、本施設の供用開始から本
施設事業の事業期間中に、選定事業者に対し、事業契約に定める額を平準化して支払う。
エ
ただし、下記の項目については、大学が選定事業者に支払うサービス購入費(入札金
額)に含めることなく、選定事業者単独の支出・収入区分とする。
a プロジェクトスペース部分において入居者が選定事業者に支払う施設使用料を充当す
る施設整備業務のインフィル部分、生活支援施設において利用者が選定事業者等に支払
う利用料金等を充当する施設整備業務のインフィル部分の一部(厨房、食品倉庫、従事
者控室等の使用貸借(無償)部分)
b プロジェクトスペース部分において入居者が選定事業者に支払う施設使用料等を充当
する維持管理業務の全部、生活支援施設において利用者が選定事業者等に支払う利用料
金等を充当する維持管理業務の一部(厨房、食品倉庫、従事者控室等及び購買等の用に
供する売り場等の使用貸借(無償)部分)
(7)
c プロジェクトスペース部分において入居者が選定事業者に支払う施設使用料等を充当
する運営業務の全部
d 生活支援施設において利用者が選定事業者等に支払う利用料金等を充当する運営業務
の全部
※ 具体的な支払方法等は、入札説明書及び事業契約書(案)において提示する。
7) 事業方式
① 本施設事業は、PFI法に基づき実施するものとし、選定事業者は、本施設を設計・建設
した後、大学に当該本施設の所有権を引渡し、本施設事業の事業期間中に係る維持管理・運
営業務を実施するBTO(Build Transfer Operate)方式とする。
なお、プロジェクトスペース部分において、選定事業者は、大学から当該プロジェクトス
ペース部分を使用貸借(無償)し、学内の研究者又は学外の研究者等に研究・実験スペース
等を提供(賃貸等)する運営業務を行う。
また、生活支援施設において、選定事業者は、大学から当該生活支援施設の一部(厨房、
食品倉庫、従事者控室等及び購買等の用に供する売り場等)を使用貸借(無償)し、学生及
び教職員等に福利厚生サービス(食堂・軽食喫茶・購買等)を提供する運営業務を行う。
② 民間付帯事業(民間付帯施設の施設整備を伴う場合)は、入札参加者の提案(任意)によ
るものとし、建設場所を本施設と別棟とし、選定事業者は、民間付帯施設を設計・建設した
後も当該民間付帯施設を自ら所有するとともに、大学から土地を賃借(有償、ただし、オー
プンテラス等に移動可能な椅子・テーブルを設置する場合については、使用貸借(無償)で
きるものとする)し、民間付帯事業(民間付帯施設の施設整備を伴う場合)の事業期間中に
係る維持管理・運営業務を行い、民間付帯事業(民間付帯施設の施設整備を伴う場合)の事
業期間終了時に当該民間付帯施設を解体撤去するBOO(Build Own Operate)方式とする。
ただし、大学と選定事業者の協議が整えば、民間付帯事業(民間付帯施設の施設整備を伴う
場合)の事業期間終了時における民間付帯施設の大学への無償譲渡、選定事業者から構成員
又は協力会社への地位の譲渡及び事業継続等を認めることもある。
また、民間付帯施設において、選定事業者は、学生及び教職員等に福利厚生サービスを提
供する運営業務を行う。
なお、民間付帯事業(民間付帯施設の施設整備を伴う場合)の事業期間は、事業契約締結
の日から、入札参加者が提案する年の3月(ただし平成40年3月以降)までとする。
③ 民間付帯事業(民間付帯施設の施設整備を伴わない場合)は、入札参加者の提案(任意)
によるものとし、選定事業者は、大学から総合研究棟(理学系)、講義棟・生活支援施設等
のうち大学が提示する範囲内の一部(例えばATM、自動販売機等を設置する専用部分)を
賃借(有償)し、民間付帯事業(民間付帯施設の施設整備を伴わない場合)の事業期間中に
係る運営業務を行う方式とする。なお、民間付帯事業(民間付帯施設の施設整備を伴わない
場合)の事業期間は、事業契約締結の日から平成40年3月までとする。
④ 土地は、本施設事業の実施に必要な範囲を選定事業者に無償で貸与する。また、民間付帯
事業(民間付帯施設の施設整備を伴う場合)に必要とする土地については、「国立大学法人
九州大学不動産管理規程」(平成16年4月1日)に基づき、民間付帯施設の供用開始であ
(8)
る平成27年10月から民間付帯事業(民間付帯施設の施設整備を伴う場合)の事業期間終
了までの間、大学が選定事業者に有償にて貸し付けるものとする。
※ 本施設、民間付帯施設の事業方式の概要は、「添付資料1」を参照すること。
8) 事業期間
本施設事業の事業期間は、事業契約締結の日から平成40年3月31日までの約14.7年
間(設計・建設約2.2年間、維持管理・運営12.5年間)とする。
また、民間付帯事業(民間付帯施設の施設整備を伴わない場合)の事業期間は、事業契約締
結の日から平成40年3月31日までとし、民間付帯事業(民間付帯施設の施設整備を伴う場
合)の事業期間は、事業契約締結の日から、入札参加者が提案する年の3月(ただし平成40
年3月以降)までとする。
9) 事業スケジュール(予定)
日
平成25年 7月
程
平成25年 8月~平成27年 9月
内
容
選定事業者との事業契約の締結
施設整備業務(設計、建設、移転、備品等
調達等)の期間
平成27年 9月
本施設の完成・引渡し
※ 本施設の完成・引渡し及び民間付帯施設の完
民間付帯施設の完成
成は、平成27年9月30日とする。
本施設事業の維持管理・運営業務の期間
平成27年10月~平成40年 3月
民間付帯事業(民間付帯施設の施設整備を
伴わない場合)の運営業務の期間
民間付帯事業(民間付帯施設の施設整備を
平成27年10月~平成[※]年 3月
伴う場合)の維持管理・運営業務の期間
※ 入札参加者が提案する年(最短平成40年)
(終期は入札参加者の提案による)
本施設事業の事業契約の完了
平成40年 3月
民間付帯事業(民間付帯施設の施設整備を
伴わない場合)の事業契約の完了
民間付帯事業(民間付帯施設の施設整備を
平成[※]年 3月
伴う場合)の事業契約の完了(施設の解体
※ 入札参加者が提案する年(最短平成40年)
撤去)
10) 事業に必要と想定される根拠法令等
PFI法及び「民間資金等の活用による公共施設等の整備等に関する事業の実施に関する基
本方針」(平成12年3月13日総理府告示第11号、その後の改正を含む。以下「基本方
針」という。)の他、下記に掲げる関連の各種法令等によることとする。
① 国立大学法人法
② 国立大学法人九州大学会計規則及び関連する会計規程等
③ 都市計画法
④ 建築基準法
⑤ 消防法
⑥ 労働安全衛生法
⑦ その他関係法令、条例等
※ 上記に関するすべての関連施行令・規則等についても含むものとし、また本事業を行うに
当たり必要とされるその他の関連法令及び公共条例等についても遵守すること。
(9)
11) 事業期間終了時の措置
選定事業者は、本施設事業の事業期間の終了時に、本施設の維持管理・運営業務を入札説明
書等において提示する良好な状態で大学に引継ぐこと。
また、選定事業者は、民間付帯事業(民間付帯施設の施設整備を伴う場合)の事業期間の終
了時に、民間付帯施設を解体撤去すること。ただし、大学と選定事業者の協議が整えば、民間
付帯事業(民間付帯施設の施設整備を伴う場合)の事業期間終了時における民間付帯施設の大
学への無償譲渡、選定事業者から構成員又は協力会社への地位の譲渡及び事業継続等を認める
こともある。
12) 実施方針の公表及び実施方針に関する説明会(現地見学会を含む)
大学は、実施方針の公表後、本事業に対する民間事業者の参入促進に向け、実施方針に関す
る説明会(現地見学会を含む)を開催し、事業の内容、募集及び選定に関する事項、支援措置
に関する事項等について大学の考え方を提示する。実施方針に関する説明会(現地見学会を含
む)は、以下の要領で行う。
① 日時及び場所
ア 開催日時 : 平成24年11月 1日(木)14時00分~16時00分
イ 開催場所 : 九州大学伊都キャンパス構内センター地区ビッグオレンジ
福岡県福岡市西区元岡744番地(九州大学伊都キャンパス構内)
※ 説明会当日は、実施方針を配布しないので、大学のホームページからダウンロードして
持参すること。
② 申込方法等
ア 説明会の参加申込は、「様式1 実施方針に関する説明会参加申込書」に記入の上、平
成24年10月31日(水)の15時までに、電子メールで提出すること。ファイル形式
は、Microsoft Word(97~2003)とし、参加申込の詳細は「様式1」に記載している。
イ 宛
先 : 国立大学法人九州大学施設部施設企画課工事契約係
ウ アドレス : [email protected]
③ 当日連絡先等
ア 連 絡 先 : 国立大学法人九州大学施設部施設企画課工事契約係
イ 電
話 : (092)642-2214・2215
13) 実施方針に関する質問・意見の受付、実施方針に関する質問回答・意見の公表
大学は、実施方針の内容に関して、質問・意見の受付並びに質問回答・意見の公表を以下の
要領で行う。
① 受付期間
平成24年11月 2日(金)~11月 7日(水)17時まで
② 提出方法等
ア 実施方針に関して質問・意見がある場合は、その内容を簡潔にまとめ、「様式2 実施
方針に関する質問書」、「様式3 実施方針に関する意見書」に記入の上、電子メールで
提出すること。ファイル形式は、Microsoft Word(97~2003)とし、記入方法の詳細は
「様式2」、「様式3」に記載している。なお、電話及びファクスによる直接の質問は受
(10)
け付けない。
イ
入札説明書等の検討の参考とするため、特に、事業方式の概要(案)、リスク分担表
(案)、プロジェクトスペース部分の運営業務(案)、生活支援施設の運営業務(案)、
民間付帯事業(案)、VE提案要領(案)等に関する積極的な意見を求める。なお、質問
・意見者の特殊な技術、ノウハウ等に係り、質問・意見者の権利、競争上の地位その他正
当な利益を害するおそれがあると考える内容については、該当する質問・意見を公表しな
い。
ウ 宛
先 : 国立大学法人九州大学施設部施設企画課工事契約係
エ アドレス : [email protected]
③ 質問回答・意見の公表方法
質問回答・意見は、質問・意見者の特殊な技術、ノウハウ等に係り、質問・意見者の権利、
競争上の地位その他正当な利益を害するおそれがあるものを除き、平成24年11月21日
(水)までに、大学のホームページにおいて公表する。
④ ヒアリング
大学が必要と判断した意見等については、当該意見等を提出した民間事業者等を対象とし
て、その内容及び趣旨等を正確に確認する範囲でヒアリングを行い、実施方針に関する質問
回答・意見の公表に反映させる。
14) 実施方針に関する個別対話
大学と民間事業者の意思疎通を十分に確保し、民間事業者の意見を聴取し、必要に応じて特
定事業の選定や入札説明書等に反映することを目的として、大学と民間事業者の意思の疎通を
図るための個別対話(以下「個別対話」という。)を実施する。
① 日時及び場所(予定)
ア 開催日時 : 平成24年12月 6日(木)、12月 7日(金)
※1 参加申込の状況に応じて変更する場合がある。
※2 時間は大学が決定する。
イ 開催場所 : 九州大学箱崎キャンパス構内事務局第二庁舎5階第四会議室
福岡県福岡市東区箱崎6丁目10番1号(九州大学箱崎キャンパス構
内)
※ 参加申込の状況に応じて変更する場合がある。
※ 個別対話当日は、実施方針等を配布しないので、大学のホームページからダウンロード
して持参すること。
② 参加資格
本事業の入札参加者となることを予定している民間事業者とし、参加人数は3名以内とす
る。なお、入札参加グループの組成を予定している複数社で出席することも可とし、この場
合の参加人数は合計で5名以内とする。
③ 申込方法等
ア 個別対話の参加申込みは、「様式4 個別対話参加申込書」に記入の上、平成24年1
1月22日(木)から12月4日(火)の15時までに、電子メールで提出すること。フ
(11)
ァイル形式は、Microsoft Word(97~2003)とし、参加申込の詳細は「様式4」に記載し
ている。
イ 宛
先 : 国立大学法人九州大学施設部施設企画課工事契約係
ウ アドレス : [email protected]
④ 日時及び場所の確定等
個別対話の開催日時や開催場所等については、参加申込のあった民間事業者すべてに、別
途連絡する。
⑤ 個別対話の位置付け等
個別対話は、大学と民間事業者の意思疎通を図る場であり、民間事業者の提案内容そのも
のに係わる話題が出てくる場合も考えられることから、民間事業者ごとに個別に行うものと
する。なお、民間事業者の特殊な技術、ノウハウ等に係わることなく、民間事業者の権利、
競争上の地位その他正当な利益を害するおそれがないとして、当該民間事業者の承諾を得た
内容について、実施方針(改訂版)と同時に公表する。
15) 実施方針(改訂版)の公表
大学は、実施方針に関する民間事業者等からの質問及び意見並びに個別対話等を踏まえ、特
定事業の選定までに、実施方針の内容を見直し、実施方針(改訂版)を策定する。なお、実施
方針(改訂版)は、平成24年12月19日(水)までに、大学のホームページにおいて公表
する。
(2) 特定事業の選定方法等に関する事項
1) 選定方法
本事業について、係る業務の質が担保され、かつ施設利用者等に対するサービスの向上が図
られることを前提とした上で、大学が従来型の手法により自ら実施した場合に比べて、PFI
事業により実施することが財政資金の効率的かつ効果的な活用が図られることが見込まれる場
合に限り、本事業をPFI法第6条に基づき特定事業として選定する。
2) 選定基準・手順
以下の手順により客観的評価を行い、評価の結果を公表する。
① コスト算出による定量的評価
② 選定事業者に移転されるリスクの検討
③ PFI事業として実施することの定性的評価
④ 以上①~③を見込んだVFM(Value for Money)の検討による総合的評価
3) 選定結果の公表
前項の規定に基づき本事業を特定事業と選定した場合は、評価の内容と合わせて、大学のホ
ームページにおいて公表する。なお、特定事業の選定を行わないものとした場合にあっても、
同様に公表する。
(12)
2 民間事業者の募集及び選定に関する事項
(1) 民間事業者の募集及び選定に係る基本的な考え方
本事業は、施設の整備段階から維持管理・運営段階の各業務を通じて、選定事業者に効率的・
効果的かつ安定的・継続的なサービスの提供を求めるものであり、民間事業者の幅広い能力・ノ
ウハウを総合的に評価して選定する必要があることから、民間事業者の募集及び選定に当たって
は、施設の整備及び維持管理・運営に係る対価の額並びに施設の整備及び維持管理・運営能力そ
の他の条件により選定(いわゆる「総合評価一般競争入札」(「国立大学法人九州大学会計規
則」(平成16年4月1日)第42条第2項))を行う予定である。
なお、落札者の選定は二段階により実施し、第一段階は競争参加資格確認審査、第二段階は提
案内容審査を行う。
(2) 民間事業者の募集及び選定の手順及びスケジュール(予定)
民間事業者の募集及び選定に当たっての手順及びスケジュールは、以下のとおりである。
日 程
(平成25年)
1月中旬
内
容
特定事業の選定・公表
1月中旬
入札公告・入札説明書等の公表、総合研究棟(理学系)の一般設計図書の
配布
1月下旬
入札説明書等に関する説明会
1月下旬
入札説明書等に関する質問(1回目)の受付
2月中旬
入札説明書等に関する質問回答(1回目)の公表
2月下旬~4月上旬 参加表明書、競争参加資格確認申請書の受付(随時受付)
-
競争参加資格確認審査の結果の通知
(申請書の受付から一定の日数以内)
-
競争参加資格がないと認めた理由説明請求の受付
(結果の通知から一定の日数以内)
-
競争参加資格がないと認めた理由の回答
(請求の受付から一定の日数以内)
3月中旬
総合研究棟(理学系)の実施設計図書の配布
4月上旬
入札説明書等に関する質問(2回目)の受付
4月上旬
入札説明書等に関する個別対話(VE・民間付帯事業提案を含む)の参
加申込の受付
4月中旬
入札説明書等に関する個別対話(VE・民間付帯事業提案を含む)
4月中旬
入札説明書等に関する質問回答(2回目)の公表及び入札説明書等に関
する個別対話(VE・民間付帯事業提案を含む)に関する回答の配布
5月中旬
入札書及び提案書の受付
5月下旬
入札書の開札
5月下旬
プレゼンテーション・ヒアリング・落札者の選定
6月上旬
落札者の決定・公表
6月上旬
落札者との基本協定書の締結
7月下旬
選定事業者との事業契約書の締結
(13)
(3) 民間事業者の募集及び選定の手続等
1) 入札公告及び入札説明書等の公表並びに説明会
大学は、本事業を特定事業として選定した場合は、本事業の入札公告を官報に掲載するとと
もに、実施方針に関する民間事業者等からの質問及び意見等並びに個別対話等を踏まえ、入札
説明書等(入札説明書、様式集、要求水準書、落札者決定基準、基本協定書(案)、事業契約
書(案)等)を公表する。
なお、本事業は、平成6年4月15日にマラケシュで作成された政府調達に関する協定(W
TO政府調達協定)の対象であり、「国立大学法人九州大学政府調達事務取扱規程」(平成1
6年4月1日)、「国の物品等又は特定役務の調達手続の特例を定める政令」(昭和55年1
1月18日政令第300号)等に基づいて実施する。
2) 入札説明書等に関する質問の受付、入札説明書等に関する質問回答の公表
大学は、入札説明書等の内容に関して、質問を受け付け、質問者の特殊な技術、ノウハウ等
に係り、質問者の権利、競争上の地位その他正当な利益を害するおそれがあるものを除き、公
表する。なお、具体的な日程等は、入札説明書等において提示する。
3) 参加表明書及び競争参加資格確認申請書の受付、競争参加資格確認審査の結果の通知
大学は、本事業に応募を予定する民間事業者に対して、参加表明書及び競争参加資格確認申
請書の提出を求めるものとする。競争参加資格確認審査の結果は、当該書類に関する申請者に
通知する。なお、参加表明書及び競争参加資格確認申請書の提出方法・時期、必要書類の詳細
等は、入札説明書等において提示する。
4)
入札説明書等に関する個別対話(VE・民間付帯事業提案を含む)の参加申込の受付、入札
説明書等に関する個別対話(VE・民間付帯事業提案を含む)、入札説明書等に関する個別対
話(VE・民間付帯事業提案を含む)に関する回答の配布
大学と民間事業者の意思疎通を十分に確保し、民間事業者による入札説明書等の解釈を明確
化するとともに総合研究棟(理学系)に対するVE・民間付帯事業提案の協議・検討等を目的
として個別対話を実施する。なお、具体的な日程等は、入札説明書等において提示する。
5) 入札書及び提案書の受付
大学は、競争参加資格確認審査の通過者(以下「入札参加者」という。)に対し、入札説明
書等に基づき本事業に関する提案内容を記載した入札書及び提案書の提出を求める。提案書の
審査に当たって、大学が必要であると判断した場合は、入札参加者に対して個別にヒアリング
を行うこともある。なお、提案書の提出方法・時期、必要書類の詳細等は、入札説明書等にお
いて提示する。
6) 落札者の選定・決定及び公表
大学は、提案書の審査により落札者を選定・決定し、入札参加者に通知するとともに、大学
のホームページにおいて公表する。
7) 落札者との基本協定の締結
大学は、選定事業者との事業契約書の締結に先だって、事業に係る基本協定書を落札者と締
結する。
(14)
8) 選定事業者との事業契約の締結
大学は、落札者により組成された選定事業者と事業契約書を締結する。
ただし、本施設事業の事業期間の終了時から民間付帯事業(民間付帯施設の施設整備を伴う
場合)の事業期間の終了時までの取扱い、民間付帯事業(民間付帯施設の施設整備を伴う場
合)の事業期間の終了時の取扱い、民間付帯事業(民間付帯施設の施設整備を伴う場合)の事
業期間の終了後の取扱いについては、選定事業者の提案に基づいて、大学と選定事業者が協議
をし、事業契約において規定するものとする。
(4) 入札参加者が備えるべき要件等
1) 入札参加者の構成等
① 入札参加者は、単独企業(以下「入札参加企業」という。)又は複数の企業によって構成
されるグループ(以下「入札参加グループ」という。)とし、入札参加者は、特別目的会社
に必ず出資する者であること。なお、入札参加グループを構成する企業(以下「入札参加グ
ループの構成員」という。)の中から応募手続を代表して行う企業(以下「代表企業」とい
う。)を定めるものとする。
② 入札参加グループは応募に当たり、入札参加グループの構成員のそれぞれが本事業の遂行
上果たす役割を参加表明書及び競争参加資格確認申請書の提出時において明らかにすること。
③ 入札参加者は、入札参加企業又は入札参加グループの構成員以外の者で、事業開始後、選
定事業者から直接業務を受託し、又は請け負うことを予定している者(以下「協力会社」と
いう。)についても、参加表明書及び競争参加資格確認申請書の提出時において協力会社と
して明らかにすること。
④ 入札参加者及び協力会社には、設計に当たる者、建設に当たる者、工事監理に当たる者、
維持管理に当たる者、運営に当たる者が必ず含まれていること。
2) 入札参加者及び協力会社の参加要件
入札参加者及び協力会社のいずれも、以下の要件を満たすこと。
① 「国立大学法人九州大学契約事務取扱規程」(平成16年4月1日)第5条及び第6条の
定めに該当しない者であり、かつ同規定第4条に規定する資格を有する者であること。
② 「会社更生法」(平成14年12月13日法律第154号)に基づき更生手続開始の申立
てをしていない者、「民事再生法」(平成11年12月22日法律第225号)に基づき再
生手続開始の申立てをしていない者、「会社法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法
律」(平成17年7月26日法律第87号)により、なお従前の例によることとされる会社
の整理に関する事件に係る同法による改正前の商法(明治32年3月9日法律第48号)第
381条第1項の規定による会社の整理開始の申立てがなされていない者又は整理開始を命
ぜられていない者、「破産法」(平成16年6月2日法律第75号)に基づき破産手続開始
の申立てがなされていない者であること。
なお、「会社更生法」に基づき更生手続開始の申立てをした者、「民事再生法」に基づき
再生手続開始の申立てをした者又は「会社法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律」
(15)
に基づき会社整理開始の申立てをした者又は整理開始を命ぜられた者にあっては、手続開始
の決定がなされた後に文部科学省の審査を受けた一般競争参加資格の再認定を受けている者
であること。
③ 参加表明書及び競争参加資格確認申請書の提出期限の日から入札書の開札が終了するまで
の期間に、文部科学省又は大学から「建設工事の請負契約に係る指名停止等の措置要領につ
いて」(平成18年1月20日付17文科施第345号文教施設企画部長通知)に基づく指
名停止措置、又は「国立大学法人九州大学における物品購入等契約に係る取引停止等の取扱
要領」(平成16年9月1日)に基づく取引停止措置を受けていないこと。
④ 大学が本事業について、導入可能性調査業務及びアドバイザリー業務を委託した株式会社
佐藤総合計画並びに株式会社佐藤総合計画が本アドバイザリー業務において提携関係にある
石井法律事務所、株式会社山下設計、株式会社総合設備設計又はこれらの者と資本関係若し
くは人的関係において関連がある者でないこと。「資本関係若しくは人的関係において関連
がある者」とは、次の規定に該当する者をいう。以下同じ。
ア 資本関係
次のいずれかに該当する二者の場合。ただし、子会社又は子会社の一方が更正会社又は
再生手続が存続中の会社である場合は除く。
a 親会社と子会社の関係にある場合
b 親会社を同じくする子会社同士の関係にある場合
※ 子会社の定義は、会社法(平成17年7月26日法律第86号)の定義を適用する。
イ 人的関係
次のいずれかに該当する二者の場合。ただし、下記bについては、会社の一方が更生会
社又は再生手続が存続中の会社である場合は除く。
a 一方の会社の役員が、他方の会社の役員を現に兼ねている場合
b 一方の会社の役員が、他方の会社の管財人を現に兼ねている場合
ウ その他入札の適正さが阻害されると認められる場合
その他上記ア又はイと同視しうる資本関係若しくは人的関係があると認められる場合
⑤ 大学が九州大学新キャンパス理学系地区基本設計業務を委託したシーザー・ペリ&アソシ
エイツジャパン株式会社又はこれらの者と資本関係若しくは人的関係において関連がある者
でないこと。
⑥ 大学が本事業について、総合研究棟(理学系)の設計業務を委託した山下設計・西日本技
術開発・ペリクラークペリアーキテクツジャパン設計共同体(株式会社山下設計、西日本技
術開発株式会社及びペリクラークペリアーキテクツジャパン株式会社)、株式会社総合設備
設計又はこれらの者と資本関係若しくは人的関係において関連がある者でないこと。
⑦ 外部の学識経験者及び大学の職員から構成される「(伊都)総合研究棟(理学系)他のP
FI事業に係る審査委員会」(以下「審査委員会」という。)の委員が属する企業又はその
企業と資本関係若しくは人的関係において関連がある者でないこと。
入札参加者(上記(4)1)①に示す入札参加者をいう。)又はこれらの者と資本関係若しく
は人的関係において関連がある者が、本事業の落札者決定公表までの間において、審査委員
(16)
会の委員への接触や他の入札参加者への謀議などにより、審査に影響を及ぼすおそれのある
不正若しくは悪質な行為を行ったと審査委員会が判断した場合には、当該入札参加者は本事
業への入札参加資格を失う。
⑧ 最近1年間の国税(法人税、消費税及び地方消費税)を滞納していない者。
⑨ 入札参加者及び協力会社のいずれかが、他の入札参加者又は協力会社となっていないこと。
また、入札参加者及び協力会社のいずれかと資本関係若しくは人的関係において関連がある
者が他の入札参加者及び協力会社になっていないこと。
⑩ 警察当局から、暴力団員が実質的に経営を支配する建設業者又はこれに準ずるものとして、
文部科学省発注工事等からの排除要請があり、当該状態が継続している者でないこと。
3) 入札参加者及び協力会社の資格等要件
入札参加者及び協力会社のうち設計、建設、工事監理、維持管理及び運営の各業務に当たる
者は、それぞれ以下の要件を満たすこと。
なお、複数の要件を満たす者は当該複数の業務を実施することができるものとし、また、同
一業務を複数の者で実施する場合には当該複数のすべての者が要件のすべてを満たすこと。
ただし、建設と工事監理については、これを兼務することはできないものとする。また、資
本関係若しくは人的関係において関連がある場合も同様とする。
① 設計に当たる者は、以下の要件を満たすこと。
ア 文部科学省又は大学において平成23・24年度設計・コンサルティング業務に係る一
般競争(指名競争)参加資格の認定を受けていること。
イ 経営状況が健全であること。なお、「健全であること」とは、手形交換所による取引停
止処分及び主要取引先から取引停止を受けていない者並びに経営状態が著しく不健全でな
い者を指す。
ウ 不正又は不誠実な行為がないこと。
エ 「建築士法」(昭和25年5月24日法律第202号)第23条の規定に基づく一級建
築士事務所の登録を行っていること。
オ 平成9年度以降に担当者(相当程度の責任をもって業務に従事した者)として、下記a
・bに示す各担当業務に従事し当該業務が完了した新営建物の設計の実績を有する管理技
術者(※1)及び主任担当技術者(※2、建築分野・設備分野)を専任で配置できること
(※3)。なお、同じ技術者が複数の役割及び分野を担当することを妨げるものではない。
海外の実績についても条件を満たしていれば実績として認めるものとする。また、記載を
求める管理技術者及び各主任担当技術者は、原則としてそれぞれ1名であること。ただし、
参加表明書及び競争参加資格確認申請書の提出時点において、管理技術者及び各主任担当
技術者を決定できないことにより複数名の候補者をもって競争参加資格確認申請書を提出
することは差し支えないが、いずれの候補者についても下記に示す設計の実績を有してい
なければならない。
※1「管理技術者」とは、「国立大学法人九州大学設計業務委託契約要項」(平成23年
7月1日改正)第14条の定義による。
※2「主任担当技術者」とは、管理技術者の下で各担当業務における担当技術者を総括す
(17)
る役割を担う者をいう。
※3「管理技術者」及び「主任担当技術者」について、建築分野を担当する者は一級建築
士とする。また、設備分野を担当する者は一級建築士又は建築設備士とする。
a 建物用途(下記のいずれかの用途のもの)
学校、公共施設
b 建物規模
鉄筋コンクリート造又は鉄骨鉄筋コンクリート造、地上2階建以上かつ延べ面積
1,300㎡以上
※ a・b に示す要件を同時に満たす設計業務(いわゆる「同一のプロジェクト」)にお
ける、設計実績が必要となる。
② 建設に当たる者は、以下の要件を満たすこと。
ア 文部科学省又は大学において建築一式工事及び建築一式工事以外の一般競争参加者の資
格を有し、各担当工事において「一般競争参加者の資格」(平成13年1月6日文部科学
大臣決定)第1章第4条で定めるところにより算定した平成24年度の点数(一般競争
(指名競争)参加資格認定通知書の記2の点数)が以下の点数以上であること。なお、複
数の要件を満たす者は当該複数の工事を実施することができるものとし、また、同一工事
を複数の者で実施する場合には当該複数のすべての者が要件のすべてを満たすこと。
a 建築一式工事
1,175点
(ただし、建築一式工事に当たる者が複数ある場合は、うち1社が満たせばよいことと
し、その他の者は975点とする)
b 電気工事
900点
c 管工事
900点
イ 提案内容に対応する「建設業法」(昭和24年5月24日法律第100号)の許可業種
につき許可を有しての営業年数が5年以上ある者であること。ただし、相当の施工実績を
有し、確実かつ円滑な共同施工が確保できると認められる場合においては、許可を有して
の営業年数が5年未満であっても同等として取扱うことができるものとする。
ウ 平成9年度以降に元請として、下記a・bに示す各担当工事を実施し完成・引渡しが完
了した新営工事の施工の実績を有すること(建築一式工事における実績を含む。共同企業
体の構成員としての実績は、出資比率が20%以上の場合のものに限る。)。なお、同一
工事を複数の者で実施する場合には当該複数のすべての者が要件のすべてを満たすこと。
a 建物用途(下記のいずれかの用途のもの)
大学校舎、研究施設、病院
b 建物規模
鉄骨鉄筋コンクリート造又は鉄骨造、地上5階建以上かつ延べ面積5,000㎡以上
※ a・b に示す要件を同時に満たす建設工事(いわゆる「同一のプロジェクト」)における、
施工実績(企業)、施工経験(担当者)が必要となる。
エ 以下に示す基準を満たす監理技術者又は主任技術者を当該工事に専任で配置できること。
なお、同じ技術者が複数の役割及び分野を担当することを妨げるものではない。また、記
(18)
載を求める監理技術者又は主任技術者は、原則としてそれぞれ1名であること。ただし、
参加表明書及び競争参加資格確認申請書の提出時点において、監理技術者又は主任技術者
を決定できないことにより複数名の候補者をもって競争参加資格確認申請書を提出するこ
とは差し支えないが、いずれの候補者についても下記に示す施工の経験を有していなけれ
ばならない。
a 建築一式工事
ⅰ
一級建築施工管理技士又はこれと同等以上の資格を有する者であること。なお、
「これと同等以上の資格を有する者」とは、一級建築士の免許を有する者又は国土交
通大臣若しくは建設大臣が一級建築施工管理技士と同等以上の能力を有すると認定し
た者をいう。
ⅱ 平成9年度以降に元請として、2(4)3)②ウのa・bに示す基準を満たす新営工事
の各担当工事に従事し完成・引渡しが完了した新営工事の施工の経験を有する者であ
ること。(共同企業体の構成員としての実績は、出資比率が20%以上の場合のもの
に限る。)
ⅲ 監理技術者にあっては、監理技術者資格者証及び監理技術者講習修了証を有する者
又はこれに準ずる者であること。なお「これに準ずる者」とは、以下の者をいう。
・ 平成16年2月29日以前に交付を受けた監理技術者資格者証を有する者
・ 平成16年2月29日以前に監理技術者講習を受けた者であって、平成16年3月
1日以降に監理技術者資格者証の交付を受けた者である場合には、監理技術者資格者
証及び指定講習受講修了証を有する者
b 電気工事
ⅰ 一級電気工事施工管理技士又はこれと同等以上の資格を有する者であること。なお、
「これと同等以上の資格を有する者」とは、技術士(「技術士法」(昭和58年4月
27日法律第25号)による第二次試験のうち、技術部門を電気電子部門、建設部門
又は総合技術監理部門(選択科目を「電気電子部門」又は「建設部門」に係るものと
する者に限る。)に合格した者)又は国土交通大臣若しくは建設大臣が一級電気工事
施工管理技士と同等以上の能力を有すると認定した者をいう。
ⅱ 平成9年度以降に元請として、2(4)3)②ウのa・bに示す基準を満たす電気工事
の新設工事に従事し完成・引渡しが完了した新営工事の施工の経験を有する者である
こと。(建築一式工事における実績を含む。共同企業体の構成員としての実績は、出
資比率が20%以上の場合のものに限る。)
ⅲ 監理技術者にあっては、上記建築一式工事と同じ。
c 管工事
ⅰ 一級管工事施工管理技士又はこれと同等以上の資格を有する者であること。なお、
「これと同等以上の資格を有する者」とは、技術士(「技術士法」(昭和58年4月
27日法律第25号)による第二次試験のうち、技術部門を機械部門(選択科目を
「流体工学」又は「熱工学」とする者に限る。)、上下水道部門、衛生工学部門又は
総合技術監理部門(選択科目を「流体工学」、「熱工学」、「上下水道部門」又は
(19)
「衛生工学部門」に係るものとする者に限る。)に合格した者)、「技術士法施行規
則の一部を改正する省令」(平成15年8月18日文部科学省令第36号)による改
正前の技術士(「技術士法」による第二次試験のうち、技術部門を機械部門(選択科
目を「流体機械」又は「暖冷房及び冷凍機械」とする者ものに限る。)、水道部門又
は総合技術監理部門(選択科目を「流体機械」、「暖冷房及び冷凍機械」、「水道部
門」又は「衛生工学部門」に係るものとする者ものに限る。)に合格した者)又は国
土交通大臣若しくは建設大臣が一級管工事施工管理技士と同等以上の能力を有すると
認定した者をいう。
ⅱ 平成9年度以降に元請として、2(4)3)②ウのa・bに示す基準を満たす管工事の
新設工事に従事し完成・引渡しが完了した新営工事の施工の経験を有する者であるこ
と。(建築一式工事における実績を含む。共同企業体の構成員としての実績は、出資
比率が20%以上の場合のものに限る。)
ⅲ 監理技術者にあっては、上記建築一式工事と同じ。
③ 工事監理に当たる者(「建築基準法」(昭和25年5月24日法律第201号)第5条の
4第2項の規定に基づき設置するものとする。)は、以下の要件を満たすこと。
ア 2(4) 3)①アに同じ。
イ 2(4) 3)①イに同じ。
ウ 2(4) 3)①ウに同じ。
エ 2(4) 3)①エに同じ。
オ 平成9年度以降に担当者(相当程度の責任をもって業務に従事した者)として、下記a
に示す各担当業務に従事し当該業務が完了した新営工事の工事監理の実績を有する管理技
術者及び主任担当技術者(建築分野・電気設備分野・機械設備分野)を専任で配置できる
こと。なお、同じ技術者が複数の役割及び分野を担当することを妨げるものではない。海
外の実績についても条件を満たしていれば実績として認めるものとする。また、記載を求
める管理技術者及び各主任担当技術者は、原則としてそれぞれ1名であること。ただし、
参加表明書及び競争参加資格確認申請書の提出時点において、管理技術者及び各主任担当
技術者を決定できないことにより複数名の候補者をもって競争参加資格確認申請書を提出
することは差し支えないが、いずれの候補者についても下記に示す工事監理の実績を有し
ていなければならない。
a 建物規模
鉄骨鉄筋コンクリート造又は鉄骨造、地上5階建以上かつ延べ面積5,000㎡以上
④ 維持管理に当たる者は、以下の要件を満たすこと。
ア 文部科学省競争参加資格(全省庁統一資格)又は大学において平成24年度に九州沖縄
地域の「役務の提供等」のA、B又はCの等級に格付けされている者であること。
イ 平成9年度以降に元請として、下記aに示す維持管理業務を実施した維持管理の実績を
有すること(共同企業体の構成員としての実績は、出資比率が20%以上の場合のものに
限る。)。
a 建物規模
(20)
延べ面積5,000㎡以上
⑤ 運営に当たる者の資格等要件は問わない。
4) 競争参加資格確認基準日
競争参加資格確認の基準日は、参加表明書及び競争参加資格確認申請書の提出期限の日とす
る。
5) 入札参加グループの構成員及び協力会社の変更等
① 競争参加資格の確認後は、入札参加グループの構成員及び協力会社の変更は、原則として
認めない。ただし、やむを得ない事情(合併、倒産等)が生じ、入札参加グループの構成員
及び協力会社を、提案書の提出期限の日までに変更(構成員及び協力会社の削除及び追加又
は予定業務の変更を含む。)しようとする者にあっては、大学と事前協議を行い、大学の承
諾を得るとともに、変更後において前記 1)から 3)に示す競争参加資格を満たすことが確認
できる場合に限り、入札参加グループの構成員及び協力会社の変更をすることができる。な
お、この場合においては、速やかに、入札参加グループの構成員及び協力会社の変更届を大
学に提出すること。
② 競争参加資格の確認の特例
ア 競争参加資格があると確認された入札参加グループのうち、提案書の提出期限の日から
開札日までにおいて前記 1)から 3)に示す競争参加資格を満たさない構成員及び協力会社
(以下「欠格構成員等」という。)を含む入札参加グループは、提案書の提出期限の日ま
でであれば、参加表明書及び競争参加資格確認申請書を取り下げることができる。
イ 上記アの取り下げを行った入札参加グループの欠格構成員等を除く残余の構成員及び協
力会社は、提案書の提出期限の日までであれば、入札公告に定める期限に係わらず、当該
欠格構成員等に代わる構成員及び協力会社を補充した上で、入札参加グループとしての競
争参加資格の確認の申請を行うことができる。
ウ 上記イに係わらず、上記アの取り下げを行った入札参加グループの欠格構成員等を除く
残余の構成員及び協力会社は、提案書の提出期限の日までであれば、入札公告に定める期
限に係わらず、当該欠格構成員等に代わる構成員及び協力会社を補充せず、入札参加グル
ープとしての競争参加資格の確認の申請を行うことができる。
エ 上記イ及びウの申請は、構成員及び協力会社の一部が指名停止を受けたこと以外の理由
により申請を行った場合には、これを却下する。
オ 上記アからウまでの取り下げ及び確認の申請があることをもって、入札公告に定める入
札及び開札の日時を変更することは行わない。
6) 特別目的会社の設立等
入札参加者は、本事業に係る入札の結果、落札者として選定・決定された場合には、本事業
を実施する株式会社として特別目的会社を設立する。なお、入札参加企業又は入札参加グルー
プの構成員は、当該会社に対して出資するものとする。また、その出資比率の合計は、全体の
50%を超えるものとする。
すべての出資者は、事業契約が終了するまで特別目的会社の株式を保有するものとし、大学
の事前の書面による承諾がある場合を除き、譲渡、担保権等の設定その他の一切の処分を行っ
(21)
てはならない。
ただし、本施設事業の事業期間の終了時から民間付帯事業(民間付帯施設の施設整備を伴う
場合)の事業期間の終了時までの取扱い、民間付帯事業(民間付帯施設の施設整備を伴う場
合)の事業期間の終了時の取扱い、民間付帯事業(民間付帯施設の施設整備を伴う場合)の事
業期間の終了後の取扱いについては、選定事業者の提案に基づいて、大学と選定事業者が協議
をし、事業契約において規定するものとする。
(5) 提案書の審査及び落札者の選定に関する事項
1) 提案書の審査に関する基本的な考え方
① 提案書の審査は、外部の学識経験者及び大学の職員で構成する審査委員会で行うものとし、
審査委員会で定める落札者決定基準及び審査委員会の委員は、入札説明書等において提示す
る。
② 審査委員会において、提案書を内容とする価格以外の要素と価格を総合的に審査し、総合
評価落札方式により落札者を選定する。
2) 審査手順に関する事項
審査は、以下の手順により行うものとする。
① 競争参加資格確認審査
ア 入札参加者の構成等の適格審査
イ 入札参加者及び協力会社の参加要件の適格審査
ウ 入札参加者及び協力会社の資格等要件の適格審査
② 提案内容審査
ア 入札金額の適格審査
イ 基礎項目の適格審査
ウ 加点項目(事業計画、施設整備業務、維持管理業務、運営業務、民間付帯事業)の審査
エ 基礎項目の適格審査、加点項目の審査及び入札金額から、総合評価値を求めて落札者を
選定する。
(6) 審査結果及び評価の公表方法
審査の結果及び評価は、大学のホームページにおいて公表する。
(7) 民間事業者を選定しない場合
民間事業者の募集、評価及び選定に係る過程において、入札参加者がいない、あるいは、いず
れの入札参加者も財政負担の縮減等の達成が見込めない等の理由により、本事業をPFI事業と
して実施することが適当でないと判断された場合には、民間事業者を選定せず、特定事業の選定
を取り消す。
特定事業の選定を取り消す場合には、この旨を速やかに公表する。
(22)
(8) 提案書の取扱い
1) 著作権
提案書の著作権は、入札参加者に帰属する。
ただし、本事業において公表及びその他大学が必要と認める場合には、大学は提案書の全部
又は一部を使用できるものとする。
また、契約に至らなかった入札参加者の提案書については、PFI法第8条に基づく客観的
評価の公表(審査講評の公表)以外には入札参加者に無断で使用しない。なお、提出を受けた
書類等は返却しない。
2) 特許権等
提案内容に含まれる特許権、実用新案権、意匠権、商標権等の日本国の法令に基づいて保護
される第三者の権利の対象となっている事業手法、工事材料、施工方法、維持管理方法等を使
用した結果生じた責任は、原則として提案を行った入札参加者が負う。
(23)
3 選定事業者の責任の明確化等事業の適正かつ確実な実施の確保に関する事項
(1) 予測される責任及びリスクの分類と官民間での分担
1) 責任分担の考え方
本事業における責任分担の考え方は、適正にリスクを分担することにより、より低廉で質の
高いサービスの提供を目指すものであり、選定事業者が担当する業務については、選定事業者
が責任をもって遂行し、業務に伴い発生するリスクについては、原則として選定事業者が負う
ものとする。ただし、大学が責任を負うべき合理的な理由がある事項については、大学が責任
を負うものとする。
2) 予測されるリスクと責任分担
大学と選定事業者の責任分担は、原則として「添付資料2 リスク分担表(案)」によるも
のとし、意見招請等の結果を踏まえ、必要な事項については、入札説明書等において提示する。
(2) 提供されるサービス水準
本事業において実施する業務の要求性能及びサービス水準等は、要求水準書において提示する。
(3) 選定事業者の責任の履行に関する事項
選定事業者は、事業契約書(案)に基づき作成された事業契約書に従い、誠意をもって責任を
履行する。
1) 入札保証金は、免除する。
2) 契約保証金は、免除する。
ただし、選定事業者は施設整備業務の履行を確保するため、事業契約締結の日から本施設の
工事完成の日までを期間として、施設整備費相当(ただし、本項において、金利支払額を含ま
ず、消費税及び地方消費税を含むものとする。)の100分の10以上について、大学又は選
定事業者を被保険者とする履行保証保険契約を締結し、事業契約締結後、速やかに当該履行保
証保険契約に係る保証証券を大学の契約担当者に提出すること。なお、選定事業者を被保険者
とする履行保証保険契約が建設に当たる者によって締結される場合は、その保険金請求権に、
事業契約に定める違約金支払責務を被担保債務とする質権を大学のために設定するものとする。
(4) 大学による事業の実施状況の監視
1) モニタリングの実施
大学は、選定事業者が定められた業務を確実に遂行し、要求水準書に規定した要求水準を達
成しているか否かなどを確認すべく、事業の実施状況についてモニタリングを実施する。
2) モニタリングの時期
① 基本設計・実施設計・VE提案による変更設計時
ア 総合研究棟(理学系)は、事業契約締結からVE提案による変更設計完了までの間
イ 講義棟・生活支援施設は、事業契約締結から基本設計・実施設計完了までの間
ウ 民間付帯施設は、事業契約締結から基本設計・実施設計完了までの間
大学は、選定事業者によって行われた設計が、大学の要求した性能並びに提案書に適合す
(24)
るものであるか否かについて確認を行う。
② 建設(工事施工)時
ア 建設着手から建設完了までの間
選定事業者は、「建築基準法」に規定されている工事監理者を設置し、工事監理を行い、
定期的に大学から工事施工、工事監理の状況の確認を受ける。また、選定事業者は、大学
が要請した場合には、工事施工の事前説明及び事後報告を行うとともに工事現場での施工
状況の確認を受ける。
③ 建設(工事施工)完成時
ア 建設完了(平成27年9月)
選定事業者は、施工記録を用意して、現場で大学の確認を受ける。この際、大学は、施
設の状態が事業契約書に定められた水準を満たしているか否かについて確認を行う。
確認の結果、事業契約書において定められた水準を満たしていない場合には、大学は補
修又は改造を求めることができる。
なお、同時に並行して、移転業務及び備品等調達業務の確認等を行う。
④ 施設供用開始後(維持管理・運営段階)
ア 本施設事業は、維持管理・運営着手(平成27年10月)から本施設事業の業期間終了
(平成40年3月)までの間
イ 民間付帯事業(民間付帯施設の施設整備を伴わない場合)は、運営着手(平成27年1
0月)から民間付帯事業(民間付帯施設の施設整備を伴わない場合)の業期間終了(平成
40年3月)までの間
ウ
民間付帯事業(民間付帯施設の施設整備を伴う場合)は、維持管理・運営着手(平成
27年10月)から民間付帯事業(民間付帯施設の施設整備を伴う場合)の事業期間終了
(平成[※]年3月)までの間
※ 入札参加者が提案する年の3月(ただし平成40年3月以降)
大学は、維持管理・運営段階について、定期的に業務の実施状況を確認する。
⑤ 財務の状況に関するモニタリング
ア 本施設事業は、事業契約締結から本施設事業の業期間終了(平成40年3月)までの間
イ 民間付帯事業(民間付帯施設の施設整備を伴わない場合)、事業契約締結から民間付帯
事業(民間付帯施設の施設整備を伴わない場合)の業期間終了(平成40年3月)までの
間
ウ 民間付帯事業(民間付帯施設の施設整備を伴う場合)は、事業契約締結から民間付帯事
業(民間付帯施設の施設整備を伴う場合)の事業期間終了(平成[※]年3月)までの間
※ 入札参加者が提案する年の3月(ただし平成40年3月以降)
選定事業者は、毎事業年度、公認会計士による監査を経た財務の状況について、大学に報
告しなければならない。
⑥ 事業契約終了時
ア 本施設事業は、本施設事業の業期間終了時(平成40年3月)
イ 民間付帯事業(民間付帯施設の施設整備を伴わない場合)、民間付帯事業(民間付帯施
(25)
設の施設整備を伴わない場合)の業期間終了時(平成40年3月)
ウ 民間付帯事業(民間付帯施設の施設整備を伴う場合)は、民間付帯事業(民間付帯施設
の施設整備を伴う場合)の事業期間終了時(平成[※]年3月)
※ 入札参加者が提案する年の3月(ただし平成40年3月以降)
大学は、本施設事業の事業期間終了に当たり、本施設の維持管理・運営の状況等について
検査する。なお、その状況が事業契約書で定めた条件に適合しない場合は、修補を求めるこ
とがある。また、選定事業者は、民間付帯事業(民間付帯施設の施設整備を伴う場合)の事
業期間終了時に、当該民間付帯施設を解体撤去すること。ただし、大学と選定事業者の協議
が整えば、民間付帯事業(民間付帯施設の施設整備を伴う場合)の事業期間終了時における
民間付帯施設の大学への無償譲渡、選定事業者から構成員又は協力会社への地位の譲渡及び
事業継続等を認めることもある。
3) モニタリングの方法
モニタリングの具体的な方法については、入札説明書等において提示する。
4) モニタリングの費用の負担
大学が行うモニタリングにかかる費用は、大学の負担とする。
5) 選定事業者に対する支払額の減額等
大学は、モニタリングの結果、事業契約書で定められた要求水準が達成されていないことが
判明した場合には、選定事業者に対して支払額の減額措置又は修復勧告を行う。なお、減額の
考え方等は、入札説明書等において提示する。
(26)
4 立地並びに規模及び配置に関する事項
(1) 立地に関する事項
施設概要については、「添付資料7」による。
(2) 土地に関する事項
土地は、本施設事業の実施に必要な範囲を選定事業者に無償で貸与する。また、民間付帯事業
(民間付帯施設の施設整備を伴う場合)に必要とする土地については、「国立大学法人九州大学
不動産管理規程」(平成16年4月1日)に基づき、民間付帯施設の供用開始である平成27年
10月から民間付帯事業(民間付帯施設の施設整備を伴う場合)の事業期間終了までの間、大学
が選定事業者に有償にて貸し付けるものとする。
(27)
5 事業計画又は事業契約の解釈について疑義が生じた場合の措置に関する事項
(1) 紛争が生じた場合の基本的な考え方
事業計画又は事業契約の解釈について疑義が生じた場合、その他事業契約に関して紛争が生じ
た場合には、大学と選定事業者は誠意をもって協議するものとし、協議が整わない場合は、事業
契約に定める具体的な措置に従う。
(2) 管轄裁判所の指定
事業契約に関する紛争については、福岡地方裁判所を第一審の専属管轄裁判所とする。
6 事業の継続が困難となった場合における措置に関する事項
事業の継続が困難となる事由について、選定事業者の責めに帰す場合、大学の責めに帰す場合、
いずれの責めにも帰さない不可抗力等の事由による場合に分けて、それぞれの措置を事業契約書に
おいて規定するものとする。基本的な考え方は次のとおりである。
(1) 選定事業者の責めに帰すべき事由により事業の継続が困難となった場合
1) 選定事業者の提供するサービスが事業契約に定める要求水準を下まわる場合、その他事業契
約書で定める選定事業者の責めに帰すべき事由により債務不履行又はその懸念が生じた場合、
大学は、選定事業者に対して、修復勧告を行い、一定期間内に修復策の提出・実施を求めるこ
とができるものとする。選定事業者が当該期間内に修復をすることができなかったときは、大
学は事業契約を解約することができるものとする。
2) 選定事業者が倒産し、又は選定事業者の財務状況が著しく悪化し、その結果、事業契約に基
づく事業の継続的履行が困難と合理的に考えられる場合、大学は事業契約を解約することがで
きるものとする。
3) 前各号の規定により大学が事業契約を解約した場合、大学は事業契約書に定めるところに従
い、大学が負うべき債務の放棄あるいは損害賠償の請求を行うことができるものとする。
(2) 大学の責めに帰すべき事由により事業の継続が困難となった場合
1) 大学の責めに帰すべき事由に基づく債務不履行により事業の継続が困難となった場合、選定
事業者は、事業契約を解約することができるものとする。
2) 前号の規定により選定事業者が事業契約を解約した場合、大学は、選定事業者に生じる損害
を賠償するものとする。
(3) いずれの責めにも帰さない事由により本事業の継続が困難となった場合
1) 不可抗力その他大学又は選定事業者の責めに帰すことのできない事由により事業の継続が困
難となった場合、大学と選定事業者は、事業継続の可否について協議を行う。
2) 一定の期間内に協議が整わないときは、それぞれの相手方に事前に書面によるその旨の通知
をすることにより、大学及び選定事業者は、事業契約を解約することができるものとする。
3) 前号の規定により事業契約が解除される場合、大学は、選定事業者に生じる損害について賠
償することを基本とするが、具体的な内容については入札説明書において提示するものとする。
4) また、不可抗力の定義についても、入札説明書において提示するものとする。
(28)
(4) 融資機関(融資団)と大学の協議
事業の継続性をできるだけ確保する目的で、大学は、選定事業者に対し資金供給を行う金融機
関等の融資機関(融資団)と協議を行い、当該融資機関(融資団)と直接協定を締結することが
ある。
7 法制上及び税制上の措置並びに財政上及び金融上の支援等に関する事項
(1) 法制上及び税制上の措置に関する事項
現時点では、本事業に関する法制上及び税制上の措置等は想定していない。
(2) その他の支援に関する事項
その他の支援については、以下のとおりとする。
1) 選定事業者による事業実施に必要な許認可等に関し、大学は必要に応じて協力を行う。
2) 法改正等により、その他の支援が適用される可能性がある場合には、大学と選定事業者で協
議を行う。
8 その他特定事業の実施に関し必要な事項
(1) 情報公開及び情報提供
「行政機関の保有する情報の公開に関する法律」(平成11年5月14日法律第42号)に基
づき情報公開を行う。また、情報提供は、適宜、大学のホームページを通じて行う。
(2) 入札に伴う費用負担
入札参加者の入札にかかる費用については、すべて入札参加者の負担とする。
(29)
(添付資料1)
事業方式の概要(案)
(30)
(添付資料2)
リスク分担表(案)
(本施設事業/共通)
段
階
リスクの種類
No.
リスクの内容
負担者
大 学
入札説明書等リ
1
スク
入札説明書等の誤り及び内容の変更に関するもの
資金調達リスク
2
選定事業者の事業の実施に必要な資金調達に関するもの
契約リスク
3
選定事業者と契約が結べない、又は契約手続に時間を要する場
合
○
国又は大学の事業の実施に必要な資金手当に関するもの
○
本事業に直接的影響を及ぼす大学に係わる政策の変更
○
事業に直接的影響を及ぼすもの法令等の新設・変更
○
政治・行政リ 4
スク
5
制度関連リスク
法 制 度 リス 6
ク
7
許 認 可 リス 8
ク
9
○
○
上記以外の法令等の新設・変更
大学が取得すべき許認可の遅延に関するもの
○
○
○
11 法人の利益に係る法人税の新設・変更に関するもの
税 制 度 リス 12 上記以外の法人税の新設・変更に関するもの
ク
建物所有に関する税制の新設・変更に関するもの(大学への所
13
有権移転前)
14 その他事業に影響を及ぼす税制の新設・変更に関するもの
○
○
○
○
○
○
社会リスク
共通
15 調査・工事による騒音・振動・地盤沈下等による場合
第 三 者 賠償
選定事業者が善意の管理者としての注意義務を怠ったことによ
リスク
16
る損害の場合
住 民 対 応リ 17 事業内容等、事業そのものに関する住民反対運動、訴訟
スク
18 調査・工事に係わる住民反対運動、訴訟
○
○
○
○
環 境 問 題リ
有害物質の排出・漏洩、工事に伴う水枯れ、騒音、振動、大気
19
スク
汚染、水質汚濁、光・臭気に関するもの
土地の瑕疵
債
務
不
履
行
リ
ス
ク
20 土壌地下水汚染等、土地の瑕疵に関するもの
大 学 側 起因
21 大学の指示、債務不履行、国の不承認によるもの
の場合
物価リスク
金利リスク
天災、暴動等自然的又は人為的な事象のうち、通常の予見可能
な範囲を超えるもの
○
○
○
○
○
25 開業前のインフレ・デフレ
○
26 開業後のインフレ・デフレ
○
27 金利変動
△
(31)
○
○
選定事業者の提供するサービスの品質が要求水準書に示すレベ
22
ルを満たさなかった場合
選 定 事 業者
側 起 因 の場
合
23 選定事業者の事業放棄、破綻によるもの
不可抗力リスク 24
○
○
選定事業者が取得すべき許認可の遅延に関するもの
10 消費税及び地方消費税の範囲変更及び税率変更に関するもの
事業者
△
△
※
△
○
※
(本施設事業/計画設計段階・建設段階)
段
階
リスクの種類
No.
リスクの内容
負担者
大 学
選定事業者の指示・判断の不備、変更による工事請負契約の
発注者責任リス 28 変更
ク
29 大学の指示の不備、変更による工事請負内容の変更
30 大学が実施した測量・調査・設計に関するもの
計画設計段階
測量・調査・設 31 選定事業者が実施した測量・調査・設計に関するもの
計リスク
地質障害、地中障害物及び埋蔵文化財調査により新たに必要
32
となった費用の負担及び工期の延長
設計変更リスク
VE提案リスク
入札リスク
用地取得リスク
設計変更リスク
工事遅延リスク
建設コストリス
ク
33 大学の提示条件・指示の不備、変更に関するもの
事業者
○
○
○
○
○
○
34 選定事業者の指示・判断の不備によるもの
○
35 VE提案内容、VE提案による変更設計内容
○
36 VE提案による変更設計が影響を及ぼす部分
○
37 落札時の応募コストの負担
○
38 建設に要する資材置き場の確保に関すること
△
39 建設予定地の確保に関するもの
○
40 大学の提示条件・指示の不備、変更に関するもの
○
○
41 選定事業者の指示・判断の不備によるもの
○
42 選定事業者に起因する工事遅延・未完工による開業の遅延
○
43 大学側に起因する工事遅延・未完工による開業の遅延
○
44 大学側の指示による工事費の増大
○
45
建設段階
上記以外(ただし、不可抗力による場合は除く。)の工事費
の増大
○
工事監理リスク 46 工事監理に関するもの
○
要求性能不適合
47 要求性能不適合(施工不良を含む。)
リスク
○
施設損傷リスク 48 使用前の工事目的物や材料他、関連工事に関して生じた損害
○
大学が別途発注する業務(特殊な研究設備等の移転・備品調
49 整等/使用前の工事目的物や材料他、関連工事に関して生じ
た損害)
○
選定事業者が発注する業務(一般的な備品等の移転とし、
移転・備品等調 50 特殊な研究設備等の移転・備品調整等を除く/使用前の工
達リスク
事目的物や材料他、関連工事に関して生じた損害)
51 大学の提示条件・指示の不備、変更に関するもの
52 選定事業者の指示・判断の不備によるもの
(32)
○
○
○
(本施設事業/維持管理・運営段階)
段
階
リスクの種類
No.
リスクの内容
負担者
大 学
支払遅延・不能
53 大学の支払遅延・不能に関するもの
リスク
○
瑕疵担保リスク 54 瑕疵担保期間中に発見された施設の隠れた瑕疵の担保責任
○
計画変更リスク 55 用途の変更等、大学側の責による事業内容の変更
○
空室リスク
56 プロジェクトスペース部分の空室
○
未収リスク
57 プロジェクトスペース部分の施設使用料等の未収
維持管理・運営段階
維持管理コスト
リスク
58
大学の責めによる事業内容・用途の変更等に起因する維持管
理費の増大
59
上記以外(ただし、不可抗力による場合は除く。)の要因に
よる運営費用の増大(物価、金利変動によるものは除く。)
60
大学及び第三者に起因する事故及び火災等災害による施設の
損傷
○
※
○
○
○
○
施設損傷リスク 61 選定事業者に起因する事故及び火災等災害による施設の損傷
62
事業者
○
選定事業者が適切な維持管理業務を実施しなかったことに起
因する施設の損傷
○
要求水準不適合
63 要求仕様不適合
リスク
○
選定事業者の維持管理業務、運営業務等の不備による情報漏
セキュリティー 64 洩、事故発生等
リスク
65 上記以外のもの
○
○
終了時
施設の性能リス
本施設事業終了時の維持管理・運営業務の引継ぎ(入札説明
66
ク
書等に示す良好な状態であること)
○
本施設事業終了手続に伴う諸費用の発生に関するもの、事業
会社の清算手続に伴う評価損益等
○
終了手続リスク 67
(民間付帯事業/全段階)
段
階
リスクの種類
No.
リスクの内容
負担者
大 学
共通 全段階
(
民間付帯事業
民間付帯事業に係る施設整備、維持管理・運営、解体撤去(
68 資金調達、運営に当たる者の募集及び管理、事業期間終了時
の原状回復等を含む。)
)
凡例:リスク負担者:○主分担・△副分担
※印のリスク分担及びその他のリスク分担の詳細は、入札説明書等において提示する。
(33)
事業者
○
(添付資料3)
プロジェクトスペース部分の運営業務(案)
1 設置の目的
総合研究棟(理学系)のプロジェクトスペース部分において、民間事業者の経営的視点、創
意工夫等の活用を最大限に図るため、選定事業者は、大学から当該プロジェクトスペース部分
を使用貸借(無償)し、学内の研究者又は学外の研究者等に研究・実験スペース等を提供(賃
貸等)する運営業務を行う。
なお、選定事業者が使用貸借(無償)したプロジェクトスペース部分について、構成員又は
協力会社に一括賃貸(一括転貸)し、学内の研究者又は学外の研究者等に賃貸(再転貸)する
ことを認めるものとする。
2 プロジェクトスペース部分の概要
(1) 設置場所は、総合研究棟(理学系)のプロジェクトスペース部分
(2) 対象面積は、専有(ネット)面積2,300㎡
※ 専有(ネット)面積は、実施設計図書の配布段階において変更となる場合がある。
3 運営業務の範囲
(1) 入居者の募集及び選定業務
(2) 選定事業者と入居者との契約管理業務(賃貸借契約の締結、入居者への利用方法等の説明
・物件の引渡、契約条件の変更、契約の更新、契約の解除、入居者からの苦情の受付・相談
・トラブル対応、契約に違反する入居者への対応、その他一切の契約管理業務)
(3) 各種料金等徴収管理業務(施設使用料・共益費の計算及び徴収、敷金・保証金・預り金等
の計算及び徴収(ただし、学外の研究者等に限るものとする)、光熱水費の計算及び徴収、
物件に係わる必要経費の支払等の収支管理)
(4) 入居者退去時の原状回復の確認業務
(5) 上記を実施する上で必要となる業務
4 入居者の募集方法等
(1) 入居資格
1) プロジェクトスペース部分への入居者は、原則として、学内の研究者、又は大学の研究
資源・人的資源の活用を目的とした研究プロジェクトないし研究プロジェクトの立ち上げ
を計画する学外の研究者等とする。
2) 次のいずれにも該当しないこと。なお、入居後に該当することが明らかになった場合は、
退去を命ずることができる。
① 国立大学法人法第22条第1項各号に該当する業務規定の範囲内のものでない場合
② 騒音、振動、塵埃、視覚的不快感、悪臭、電磁波又は危険物等を発生又は使用する等
(34)
周囲に迷惑を及ぼす場合
③ 公序良俗に反する用途その他大学の品位を損なうような用途に使用する場合
④ 大学の静かな環境の下での教育研究活動の実施に支障が生じるような用途に使用する
場合
⑤ 上記のほか、その用途により公共性、公益性を損なうおそれがある用途に使用する場
合
(2) 入居期間
入居資格を満たす期間内とし、原則として最長で3年間とするが、研究プロジェクトが
延長又は継続する場合においては、入居の更新申請ができる。
(3) 施設使用料等
選定事業者が定める。ただし、施設使用料・共益費の合計額は、学内研究者にあっては
18,000円/年・専有(ネット)㎡(税込み)以下とし、学外研究者等にあっては特段
の制約を設けない。なお、入居者の類型や貸室の条件等によって施設使用料・共益費の合計
額を変えることも可能とするが、この場合であっても、学内研究者の施設使用料・共益費の
合計額は18,000円/年・専有(ネット)㎡(税込み)以下とする。
また、施設使用料・共益費の合計額は、1円単位でも良いものとする。
(4) その他経費
入居者は、光熱水費、電話代、通信費等の実費を負担するとともに、退去の際に発生す
る居室の原状回復費用を負担する。
(5) 入居者募集手続
プロジェクトスペース部分への入居者募集は、選定事業者が実施する。
(6) 入居者選定
入居者の選定は、上記4(1)から(4)の他、大学が提示する基準に基づき選定事業者が実
施し、大学がこれを承認する。なお、大学は、係る承認について、大学が提示する基準に基
づいている限り、これを拒まない。なお、大学が提示する基準等の詳細は、入札説明書等に
おいて提示する。
(7) 募集時期
入居状況に応じて随時募集する。
5 費用等
本業務に係るすべての費用(支出:施設整備費のインフィル部分、維持管理費の全部、運営
費の全部)並びに入居者から受け取る施設使用料等(収入)は、選定事業者単独の支出・収入
区分とする。
また、大学は、プロジェクトスペース部分の運営業務における収益の向上を図るため、選定
事業者に対して、入居希望者情報の積極的な開示、あるいは空室補充への積極的な協力(情報
の収集・開示、入居候補者へのPR、入居者の斡旋等を含む)を行う。
さらに、選定事業者が最良・最善の方策を講じていると認められるにも係わらず収益を確保
できない場合には、当該プロジェクトスペース部分の供用開始2年経過後を条件として、選定
(35)
事業者は大学に、施設使用料・共益費の改定の協議を申し入れられるものとする。ただし、こ
の場合、施設使用料・共益費を上げることは認めない。
なお、急激な社会状況の変化により、施設使用料等(施設使用料・共益費)の見直しが合理
的と判断される場合においては、大学と選定事業者の協議により、施設使用料等(施設使用料
・共益費)を上げることを認めるものとする。
6 入居補償等
大学は、毎月ベース(1か月の間に1日でも入居者がいた場合には空室とみなさない)の入
居率(以下「実行入居率」という。)が、下記の算定式で求められる入居率(以下「補償入居
率」という。)を下まわる場合は、補償入居率から実行入居率を差し引いた入居率((以下
「差分入居率」という。)に相当する施設使用料・共益費を補償する。
なお、選定事業者の提案する施設使用料・共益費が、入居者の類型(例えば学内研究者と学
外研究者)や貸室の条件等によって異なっている場合は、差分入居率に相当する施設使用料・
共益費の取扱いについては、当該提案に基づいて、大学と選定事業者で協議して定めるものと
する。
また、上記5の規定により、施設使用料・共益費を改定する場合であっても、補償入居率を
算定する場合には、提案時の施設使用料・共益費を使用する、
補償入居率 %=16.3 %×(18.8 千円/年・㎡-提案施設使用料・共益費 千円/年・㎡)
※ 補償入居率は、少数点以下を切り捨てるとともに、最小で(下限値を)0%とし、最大で
(上限値を)85%とする。
※ 提案施設使用料・共益費は、学内研究者を対象とする提案施設使用料・共益費によるもの
とする。
※ なお、上記の補償入居率の算定式は、大学が現段階で想定している内容であり、実施方針
に関する民間事業者等からの質問及び意見並びに個別対話等を踏まえ、今後、加筆・修正す
る場合は、入札説明書等の公表において提示する予定である。
(36)
(参考資料)全学共用スペースの運営等
1 全学共用スペースの需要(理学系地区・工学系地区)
伊都キャンパスにおけるレンタルスペースのニーズとして、現計画に於いて想定しているスペー
スの面積(2,300㎡:専有部分のみ)と同等以上のニーズは十分あると考えられるが、空室リ
スク等を回避するため、2,300㎡程度が妥当と考える。
その他周辺の学外施設として、福岡市により整備された「福岡市産学連携センター」があり、主
に九州大学の研究者と連携を図り新事業創出に取り組む中小・ベンチャー企業などに対しスペース
をレンタルしている。入居状況については、100%であり、九州大学関係者が34%、企業が6
6%を占めている。
2 全学共用スペースにおける競争的研究スペースとプロジェクトスペースの位置付け
・ 競争的研究スペース
独創的な研究及び教育に関する優れた取り組みを効率的かつ円滑に進めるための拠点形成の場
として、「伊都キャンパス全学共用スペース規程」に基づくスペース。
施設使用料等:10,000円/㎡・年
(大学の委員会が必要と認めた場合、減額、免除の措置あり)
・ プロジェクトスペース(イノベーションフロア)(計画)
世界最高水準の教育研究拠点形成の場として新たに創出するスペース。
(外部資金等を伴う比較的大規模なプロジェクトを想定)
施設使用料等:施設整備費用のインフィル部分を施設使用料等により本施設事業の事業期間内
で回収することを前提に、一定範囲内(学内研究者の場合)で事業者が提案
(学内研究者にあっては、近隣施設との競争性を確保するため、近隣の最低賃料
である18,000円/年・㎡以下を条件とする。)
(37)
3 プロジェクトスペースの施設使用料等設定のイメージ
(入居率)
入居率85%
事業者が収益を期待できる範囲(大学による試算)
事業者による空室リスク負担範囲
大学による空室リスク負担範囲
(施設使用料等)
学内研究者は施設使用料等 18 千円/年・㎡以下
(なお、学外研究者等は制限を設けない。)
施設使用料等 18.8 千円/年・㎡
※ なお、上記の施設使用料等設定のイメージは、大学が現段階で想定している内容であり、実施
方針に関する民間事業者等からの質問及び意見並びに個別対話等を踏まえ、今後、加筆・修正す
る場合は、入札説明書等の公表において提示する予定である。
(38)
(添付資料4)
生活支援施設の運営業務(案)
1 設置の目的
生活支援施設において、民間事業者の経営的視点、創意工夫等の活用を最大限に図るため、
選定事業者は、大学から当該生活支援施設部分の一部(厨房、食品倉庫、従事者控室等及び購
買等の用に供する売り場等)を使用貸借(無償)し、学生及び教職員等に福利厚生サービス
(食堂・軽食喫茶・購買等)のサービスを提供する運営業務を行う。
なお、選定事業者が使用貸借(無償)した当該生活支援施設の一部について、構成員又は協
力会社に一括賃貸(一括転貸)することを認めるものとする。
2 生活支援施設の概要
(1) 設置場所は、生活支援施設
(2) 対象面積は、専有(ネット)面積750㎡(客席数250席以上)
3 運営業務の範囲
(1) 食事の提供、軽食喫茶の提供、購買等の提供
(2) その他(ケイタリング、パーティー、弁当等)
(3) 上記を実施する上で必要となる業務
※ 食堂・軽食喫茶と関連する弁当、パン、菓子等の販売は、(1) 購買等の提供には含まない
ものとし、(2) その他に含むものとする。
4 運営の内容
(1) 営業時間
平日の08:00~19:30を必須とし、これ以外は選定事業者の提案による。
(2) 客席解放
選定事業者が大学から使用貸借(無償)する部分以外の、客席(ホール)、客用便所等部
分等を営業時間以外にも解放するとともに、当該部分の維持管理を行う。
(3) 運営内容
福利厚生(食堂・軽食喫茶・購買等)のサービス提供であること、「国立大学法人法」
(平成15年7月16日法律第112号)の目的に合致すること及び大学の同意を得ること
を条件とする他、必要な行政手続は選定事業者自らが行うこととする。
5 費用等
本業務に係るすべての費用(支出:施設整備費のインフィル部分の一部(厨房、食品倉庫、
従事者控室等の使用貸借(無償)部分)、維持管理費の一部(厨房、食品倉庫、従事者控室等
及び購買等の用に供する売り場等の使用貸借(無償)部分)、運営費の全部)並びに利用者か
(39)
ら受け取る利用料金等(収入)は、選定事業者単独の支出・収入区分とする。
運営費の全部には、生活支援施設の運営業務において必要とする什器備品、看板、展示ケー
ス、レジ、調理器具、食器類、商品陳列棚等にかかる費用を含む。ただし、厨房機器及び食堂
ホール部分の机・椅子については、選定事業者の提案に基づくとともに、本事業の備品等調達
業務に含めるものとする。
(40)
(参考資料)生活支援施設の計画
(41)
(参考資料)生活支援施設における既存施設の利用状況
(42)
(添付資料5)
民間付帯事業(案)
入札参加者の提案(任意)
1 設置の目的
<民間付帯施設の施設整備を伴う場合>
民間事業者の経営的視点、創意工夫等の活用を最大限に図るため、建設場所を本施設と別棟
とし、選定事業者は、民間付帯施設の施設整備業務を行い、大学から土地を賃借(有償、ただ
し、オープンテラス等に移動可能な椅子・テーブルを設置する場合については、使用貸借(無
償)できるものとする)し、民間付帯施設の施設整備業務や維持管理業務とともに、学生及び
教職員等に福利厚生サービスを提供する運営業務を行う。また、民間付帯事業(民間付帯施設
の施設整備を伴う場合)の事業期間終了時に当該民間付帯施設の解体撤去業務を行う。ただし、
大学と選定事業者の協議が整えば、民間付帯事業(民間付帯施設の施設整備を伴う場合)の事
業期間終了時における民間付帯施設の大学への無償譲渡、選定事業者から構成員又は協力会社
への地位の譲渡及び事業継続等を認めることもある。なお、民間付帯事業(民間付帯施設の施
設整備を伴う場合)の事業期間は、事業契約締結の日から、入札参加者が提案する年の3月
(ただし平成40年3月以降)までとする。
また、選定事業者が賃借(有償)した土地について、構成員又は協力会社に一括賃貸(一括
転貸)することを認めるものとする。
<民間付帯施設の施設整備を伴わない場合>
民間事業者の経営的視点、創意工夫等の活用を最大限に図るため、選定事業者は、大学から
総合研究棟(理学系)、講義棟・生活支援施設等のうち大学が提示する範囲内の一部(例えば
ATM、自動販売機等を設置する専用部分)を賃借(有償)し、学生及び教職員等に福利厚生
サービス(例えばATM、自動販売機等によるサービス)を提供する運営業務を行う。なお、
民間付帯事業(民間付帯施設の施設整備を伴わない場合)の事業期間は、事業契約締結の日か
ら平成40年3月31日までとする。
また、選定事業者が賃借(有償)した総合研究棟(理学系)、講義棟・生活支援施設等の一
部について、構成員又は協力会社に一括賃貸(一括転貸)することを認めるものとする。
<参考資料>
http://suisin.jimu.kyushu-u.ac.jp/archive/index.html
「九州大学新キャンパス・マスタープラン2001」を参照のこと。
2 民間付帯施設の概要
(1) 建設場所は、本施設と別棟とする。理学系地区(伊都図書館の東側、総合研究棟(理学
系)の南側、講義棟・生活支援施設の西側))又は(総合研究棟(理学系)のピロティ(1
階の東南隅))
(2) 対象面積は、大学が提示する事業計画地の範囲内であれば、入札参加者の提案によるもの
とする。
(43)
3 事業の範囲
(1) 民間付帯施設の施設整備業務
(2) 民間付帯施設の維持管理業務
(3) 民間付帯事業の運営業務
(4) 民間付帯施設の解体撤去業務
(5) 上記を実施する上で必要となる業務
4 事業の期間
民間付帯事業(民間付帯施設の施設整備を伴わない場合)の事業期間は、事業契約締結の日
から平成40年3月31日までとし、民間付帯事業(民間付帯施設の施設整備を伴う場合)の
事業期間は、事業契約締結の日から、入札参加者が提案する年の3月(ただし平成40年3月
以降)までとする。
5 運営の内容
(1) 営業時間
選定事業者の提案による。
(2) 運営内容
福利厚生サービスのサービス提供であること、「国立大学法人法」(平成15年7月16
日法律第112号)の目的に合致すること及び大学の同意を得ること及び大学の同意を得る
ことを条件とする他、必要な行政手続は選定事業者自らが行うこととする。
民間付帯事業の事業期間中は、運営内容を変更できないものとするが、当該民間付帯施設
の供用開始5年経過後を条件として、選定事業者は大学に、運営内容の変更(運営の中止は
不可)の協議を申し入れられるものとする。ただし、その場合であっても、本項前段の条件
を満たしている必要がある。
6 費用等
民間付帯事業に係るすべての費用(支出:施設整備費の全部、維持管理費の全部、運営費の
全部、解体撤去費の全部等)並びに利用者から受け取る利用料金等(収入)は、選定事業者単
独の支出・収入区分とする。
(44)
(参考資料)民間付帯事業(伊都キャンパスでのニ-ズについてのアンケート)
1 伊都キャンパスの生活状況等に関するアンケ-ト(平成24年10月)
http://shisetsu.jimu.kyushu-u.ac.jp/kigyo/pfi/pfi.html
実施WG等
: 福利厚生WG
対象及び回答数 : 学生(伊都キャンパスの学部生・学府生)567人
(1) 質問事項と回答
(伊都キャンパス周辺に必要と思われる施設について(複数選択可))
回答者全体に
選択項目
回答数
対する割合
娯楽施設
363
64.0% ※ 周辺についての調査だが、キ
ャンパス内も含めた意見とも
飲食店(レストラン等)
362
63.8%
受け取れる。飲食店、コンビ
コンビニ・ス-パ-
250
44.1%
ニ・ス-パ-等は移転時期に
病院・薬局
250
44.1%
合わせて必要な規模を整備し
書店
159
28.0%
ていく予定ですが、書店に関
クリーニング店
118
20.8%
しても、専門書の数や広さ等
アパ-ト等
66
11.6%
十分とは言えず、整備する必
要があると考えます。
自転車修理店
54
9.5%
その他
29
5.1%
無回答
62
10.9%
(キャンパスでの食事について)
回答者全体に
選択項目
回答数
対する割合
主に、大学内の食堂を利用している
260
45.9% ※ 「ほとんど利用しない」は1
2.7%となっており、食事に
主に、学内のコンビニの弁当・パン
37
6.5%
関しては、80%以上の学生
等を利用している
が大学構内の食堂等施設を利
主に、学内の生協の弁当・パン等を
用していると推測できます。
38
6.7%
利用している
主に、配達の弁当を利用している
61
10.8%
上記を適度に利用している
71
12.5%
ほとんど利用していない
72
12.7%
無回答
28
4.9%
(2) アンケートにおける自由意見(抜粋)
・ ファーストフードを食べられるお店があったらいいと思う。
・ 学生が寄り道できるようなファミレスやカフェが欲しい。
・ スーパー等の食料品店が近くに欲しい。
・ コンビニを24時間営業にしてほしい。
・ 大きい本屋があればいいと思う。また、飲食店もあればいいと思う。
・ 伊都キャンパスに巨大な書店を設置すべきである。そして、古本屋を設置するべきである。
・
ドミトリーに住んでいるが、食料を買うのが不便。近くに八百屋があったほうがいいと思
う。
・ スーパー、カラオケ、映画館、古本屋、書店などが増えれば活気づくと思う。
(45)
2 インタ-ネットによる書籍の購入について
インタ-ネットでの研究関連図書の購入方法は、基本的には、指定の書店経由で発注しているの
が現状です。教職員の意見として、実際に現物を見て購入したいとする意見がまだまだ根強い状況
です。また、教科書販売を手掛ける場合も多いことから一定のニ-ズはあるものと考えてます。
3 キャンパス周辺施設について
(1) 伊都キャンパスから主なファーストフード店、スーパー、書店までの距離
1) ファーストフード店)
マクドナルド国道202号線
: 4.1km
ミスタードーナツイオン福岡伊都店
: 4.8km
スターバックスコーヒーイオン福岡伊都店
: 4.8km
2) スーパー
マックスバリュ周船寺西店
: 3.4km
西鉄ストア周船寺店
: 3.3km
マルキョウ高田店
: 3.4km
マルショク今宿店
: 4.1km
3) 書店
未来屋書店福岡伊都店
: 3.9km
積文館書店前原店
: 4.5km
※ 上記の店舗等については、主にJR九大学研都市駅(伊都キャンパスから公共バス約15分、
自転車約25分)を中心とした国道202号線沿いに位置してます。
(46)
(添付資料6)
VE提案要領(案)
総合研究棟(理学系)
1 総則
本施設事業の総合研究棟(理学系)において、入札参加者は、大学が求める機能・性能を低
下させることなく、ライフサイクルコストを縮減し、建築物等の価値を高め、提供するサービ
ス水準の向上を図るため、VE提案を行うことができる。VE提案要領は、本事業の入札参加
者がVE提案を行うに当たり、必要な事項を定めるものである。
2 VE提案に関するスケジュール
VE提案に関するスケジュールは、以下のとおりである。
(略)
3 VE提案の範囲
VE提案の範囲は、総合研究棟(理学系)の部局専用スペース部分のうち各実験室・研究室
等においては、内外装仕上げ、電気・機械設備(熱源・空調等)、施工方法(仮設等)とし、
部局専用スペース部分のうち共用部分(リフレッシュスペース、情報学習室、玄関ホール、便
所等)、競争的研究スペース部分、プロジェクトスペース部分については、平面・立面・断面
・構造計画、内外装仕上げ、電気・機械設備(熱源・空調等)、施工方法(仮設等)及び工事
材料など本施設の実施設計図書に記載のあるものすべてを対象とする。ただし、次に掲げるも
のを除く。
(1) 機能、性能、品質が低下するもの(特に研究・実験に係わるものに留意)
(2) 建設工期(変更設計・計画通知の変更等に要する期間を含む)の延長を伴うもの
(3) 構造耐力上主要な部分に大幅な変更を伴うもの
(4) デザイン、平面計画、立面計画に大幅な変更を伴うもの
(5) 周辺地域に対して工事中の騒音、振動等が増加するもの
(6) 設備計画に大幅な変更を伴うもの
(7) 環境負荷が増大するもの及びリサイクル率が低下するもの
(8) 防災性、安全性の低下をもたらすもの
(9) 維持管理段階における困難さやコストの増大をもたらすもの
(10) その他これらに類するもの
※1 大幅な変更を伴うものとは、総合研究棟(理学系)の設計意図を大きく、あるいは多数
の項目において変えようとするもの等を想定している。
※2 VE提案のイメージについては、後段の「(参考資料)VE提案のイメージ」を参照す
ること。
なお、上記に該当する場合でも、ライフサイクルコストを縮減し、施設の価値を高め、提供
するサービス水準の向上を図るためにより大きな効果が得られると認められるものについては、
この限りではない。
(47)
4 VE提案に関する質問及び回答
VE提案に関する質問の受付及び質問回答の公表は、入札説明書等に関する質問(1回目)
の受付及び質問回答(1回目)の公表として行うので、入札説明書を参照の上、質問を提出す
ること。なお、ここでのVE提案に関する質問とは、VE提案そのものに関する質問でなく、
VE提案の手続等に関する質問であり、当該質問回答の公表は、入札説明書等に関する質問回
答(1回目)の公表と同様に扱う。
5 VE提案書等の提出
VE提案書等の提出は、入札説明書等に関する個別対話(VE・民間付帯事業提案を含む)
の参加申込の受付及び個別対話(VE・民間付帯事業提案を含む)として行うので、入札説明
書を参照の上、個別対話(VE・民間付帯事業提案を含む)の参加申込を提出すること。
6 VE提案に関する採否
(1) 入札参加者から提出されたVE提案書等について、大学において各VE提案の採否を行う。
この時点では、VE提案の優劣の評価や採点等は行わないが、一体として評価することが妥
当と思われるVE提案については1つの提案とみなす。
(2) VE提案採否結果は、入札説明書等に関する個別対話(VE・民間付帯事業提案を含む)
に関する回答の配布として行うので、入札説明書を参照すること。なお、VE提案採否結果
は、その理由を付し、当該VE提案を行った入札参加者に個別に回答するが、VE提案採否
結果に対する不服申立ては受け付けない。
(3) VE提案の採用が認められた入札参加者は、原則としてこれを反映した入札書及び提案書
を提出する。また、その後の検討により、VE提案によりがたいことが判明した場合は、V
E提案辞退書を、大学が指定する様式及び期限に従って提出する。また、VE提案が採用さ
れなかった場合は、大学が示した実施設計図書等により作成した入札書及び提案書を提出す
る。ただし、VE提案書等の提出の有無及びVE提案の採否については入札参加者が備える
べき要件等としない。
なお、入札参加者は、採用が認められなかったVE提案や事前にVE提案として提出すべ
きであった内容を、入札書及び提案書の提出時に改めて提案したり、追加で提案してはなら
ない。入札書及び提案書の提出時に、これらの追加提案等がなされた場合、大学はこれらの
提案を一切評価しない。
(4) 入札書及び提案書の提出後、入札書及び提案書に反映されたVE提案について、審査委員
会において落札者決定基準に示す評価基準に従って評価する。
7 実施設計図書の変更設計
選定事業者は、VE提案の採用が認められ、かつ入札書及び提案書に反映したVE提案に基
づき、事業契約締結後、実施設計図書を変更設計し、また実施設計図書の変更設計により必要
となる建築基準法その他の法令に基づく所定の手続を行う。実施設計図書の変更設計及び実施
設計図書の変更設計により必要となる建築基準法その他の法令に基づく所定の手続の支援は、
実施設計を担当した設計者(以下「設計者」という。)に行わせることとし、変更設計した実
施設計図書を大学に提出し、内容の確認を受けること。
当該設計者は、大学が本事業に先だって、総合研究棟(理学系)の設計業務を委託した山下
(48)
設計・西日本技術開発・ペリクラークペリアーキテクツジャパン設計共同体(株式会社山下設
計、西日本技術開発株式会社及びペリクラークペリアーキテクツジャパン株式会社)、株式会
社総合設備設計となる。
8 費用の負担
VE提案に基づく実施設計図書の変更設計、実施設計図書の変更設計により必要となる建築
基準法その他の法令に基づく所定の手続に要する費用は、入札金額に含めるものとする。なお、
VE提案に基づく実施設計図書の変更設計、実施設計図書の変更設計により必要となる建築基
準法その他の法令に基づく所定の手続に要する費用については、VE提案採否結果に含めて、
大学より入札参加者に指示する。
また、VE提案に要する費用は、入札参加者の負担とする。
9 責任の所在
実施設計図書に関する責任は大学及び設計者が負担し、VE提案内容、VE提案により変更
された変更設計内容及びその変更設計が影響を及ぼす部分についての責任は選定事業者が負担
する。大学が当該VE提案の採用を認めることをもって選定事業者の責任が軽減又は免除され
るものではない。
10 VE提案が実施できない場合
入札書及び提案書に反映されたVE提案が選定事業者の責めに帰すべき事由により工事着工
前又は工事中に実施不可能となった場合は、当該VE提案に係る部分について当初の実施設計
図書に基づいて工事を実施する。その際には、事前に大学に報告し、その確認を受けるものと
する。この場合、当該VE提案を実施した場合の金額又は当該VE提案を実施しなかった場合
の金額のいずれか低廉な額を本件工事費とするとともに、本施設の引渡日を変更することはで
きないものとする。
また、入札書及び提案書に反映されたVE提案が選定事業者の責めに帰すことのできない事
由により工事着工前又は工事中に実施不可能となった場合は、大学及び選定事業者は建設工期
及び工事内容等について協議する。この場合、本件工事費の増額及び本施設の引渡日を変更す
ることはできないものとする。
11 VE提案の内容の保護
VE提案の内容については、VE提案採否結果に係わらず、入札参加者の技術、ノウハウ等
と密接に関連する部分が多いことから、次のとおり保護する。
(1) VE提案採否結果は、当該VE提案を行った入札参加者に個別に回答し、回答は非公表と
する。
(2) VE提案に係る採否の議事録等は非公表とする。
(3) VE提案採否結果に係わらず、そのVE提案が一般的に使用されている状態であると大学
が文書その他のもので合理的に判断できる場合は、大学は無償で当該提案を使用できるもの
とする。ただし、工業所有権等の排他的権利を有する提案については、この限りでない。
(4) 選定事業者の入札書及び提案書に反映されたVE提案は、本事業に関し、大学及び設計者
が無償で使用できるものとする。
12 著作権
(49)
実施設計図書に関する著作権は、大学及び設計者に帰属する。VE提案に基づき変更された
実施設計図書の著作権は、著作権法(昭和15年法律第48号)の定めるところにより、大学、
実施設計者及び選定事業者に帰属する。なお、当該著作権の帰属に係わらず大学が必要と認め
るときには、大学は本施設の運営を目的として実施設計図書(VE提案に基づき変更設計され
た実施設計図書を含む。)の全部又は一部を無償で使用できるものとする。
13 問合せ先
(略)
(50)
(参考資料)VE提案のイメージ
(51)
(添付資料7)事業計画地案内図・位置図、施設概要等
案 内 図
九州大学伊都キャンパス構内
(52)
位 置 図
九州大学(伊都)総合研究棟(理学系)他施設建設場所
※詳細等は入札説明書等において提示する。
(53)
施設概要(総合研究棟(理学系)基本計画図)
(54)
(55)
(56)
(57)
(58)
(様式1)
平成
年
月
日
実施方針に関する説明会参加申込書
(現地見学会を含む)
国立大学法人九州大学施設部施設企画課 御中
平成24年10月25日付で公表のありました「九州大学(伊都)総合研究棟(理学系)他施設整
備事業」の実施方針に関する説明会(現地見学会を含む)に参加を申し込みます。
会
社
名
所
在
地
所 属 ・ 役 職
担 当 者 氏 名
電
話
番
号
ファクス番号
メールアドレス
参
加
者
名
( 3 名 以 内 )
以上 計
名
◆① 日時及び場所
ア 開催日時 : 平成24年11月 1日(木)14時00分~16時00分
イ 開催場所 : 九州大学伊都キャンパス構内センター地区ビッグオレンジ
福岡県福岡市西区元岡744番地(九州大学伊都キャンパス構内)
※ 説明会当日は、実施方針を配布しないので、大学のホームページからダウンロードして持参すること。
② 申込方法等
ア 説明会の参加申込は、「様式1 実施方針に関する説明会参加申込書」に記入の上、平成24年10月31日
(水)の15時までに、電子メールで提出すること。ファイル形式は、Microsoft Word(97~2003)とする。
イ 宛
先 : 国立大学法人九州大学施設部施設企画課工事契約係
ウ アドレス : [email protected]
③ 当日連絡先等
ア 連 絡 先 : 国立大学法人九州大学施設部施設企画課工事契約係
イ 電
話 : (092)642-2214・2215
④ A4版1枚で作成してください。
(59)
(様式2)
平成
年
月
日
実施方針に関する質問書
平成24年10月25日付で公表のありました「九州大学(伊都)総合研究棟(理学系)他施設整備事業」の実施方針について、以下のとおり質問を提
出します。
質問者
(連絡先)
会
社
名
所
在
地
総質問数
所属・役職・氏名
電
話
番
(
号
)
ファクス番号
メールアドレス
< 質 問 >
質問 対象
番号 書類
記入
事例
記入
事例
質問箇所
質問項目
質問内容
頁 行 1 (1) 1) ① ア
a ⅰ
b
①
維持管理業務
7 22 1
1
6 ① イ
②
民間付帯事業のニーズ
- - - - - - - - -
「①、ⅰ」以外は半角で記入してください。
本施設の設備保守管理業務には、昇降機設備の保守管理業務も含まれ
るとの理解でよろしいでしょうか。
民間付帯事業のニーズを把握したいのですが、大学において○○に関
するアンケート調査を実施される予定はないでしょうか。
1
(60)
公表
可否
2
3
4
5
◆ ① 受付期間
平成24年11月 2日(金)~11月 7日(水)17時まで
② 提出方法等
ア 実施方針に関して質問がある場合は、その内容を簡潔にまとめ、本様式に記入の上、電子メールで提出すること。ファイル形式は、Microsoft Word(97~2003)とする
こと。なお、電話及びファクスによる直接の質問は受け付けない。
イ 入札説明書の検討の参考とするため、特に、事業方式の概要(案)、リスク分担表(案)、プロジェクトスペース部分の運営業務(案)、生活支援施設の運営業務
(案)、民間付帯事業(案)、VE提案要領(案)等に関する積極的な質問を求める。なお、質問者の特殊な技術、ノウハウ等に係り、質問者の権利、競争上の地位その
他正当な利益を害するおそれがあると考える内容については、該当する質問を公表しない。
ウ 宛
先 : 国立大学法人九州大学施設部施設企画課工事契約係
エ アドレス : [email protected]
③ 記入方法
:1) 質問番号の欄には、質問の通し番号を記入してください。
2) 対象書類の欄には、実施方針に関する場合は①を、その他に関する場合は②を、それぞれ記入してください。
3) 質問項目の欄、質問箇所の欄には、間違いのないよう正確に記入してください。
4) 質問内容の欄には、1つの質問項目に1つの質問内容とし、分かりやすくかつ簡潔に記入してください。1つの質問項目に複数の質問内容を記入しない
でください。
5) 公表可否の欄には、質問者の特殊な技術、ノウハウ等に係り、質問者の権利、競争上の地位その他正当な利益を害するおそれがあるとして、非公表を希
望する場合は、○印を記入してください。なお、当該質問は回答の対象としません。
6) 記入する欄が足りない場合は、本様式に従って記入欄を追加してください。
(61)
(様式3)
平成
年
月
日
実施方針に関する意見書
平成24年10月25日付で公表のありました「九州大学(伊都)総合研究棟(理学系)他施設整備事業」の実施方針について、以下のとおり意見を提
出します。
意見者
(連絡先)
会
社
名
所
在
地
総意見数
所属・役職・氏名
電
話
番
(
号
)
ファクス番号
メールアドレス
< 意 見 >
意見 対象
番号 書類
記入
事例
記入
事例
意見箇所
意見項目
意見内容
頁 行 1 (1) 1) ① ア
a ⅰ
b
①
維持管理業務
7 22 1
1
6 ① イ
②
民間付帯事業のニーズ
- - - - - - - - -
「①、ⅰ」以外は半角で記入してください。
本施設の設備保守管理業務には、昇降機設備の保守管理業務も含Melの
が適切と考えます。
民間付帯事業のニーズを把握したいので、大学において○○に関する
アンケート調査を実施されることを要望します。
1
(62)
公表
可否
2
3
4
5
◆ ① 受付期間
平成24年11月 2日(金)~11月 7日(水)17時まで
② 提出方法等
ア 実施方針に関して意見がある場合は、その内容を簡潔にまとめ、本様式に記入の上、電子メールで提出すること。ファイル形式は、Microsoft Word(97~2003)とする
こと。なお、電話及びファクスによる直接の意見は受け付けない。
イ 入札説明書の検討の参考とするため、特に、事業方式の概要(案)、リスク分担表(案)、プロジェクトスペース部分の運営業務(案)、生活支援施設の運営業務
(案)、民間付帯事業(案)、VE提案要領(案)等に関する積極的な意見を求める。なお、意見者の特殊な技術、ノウハウ等に係り、意見者の権利、競争上の地位その
他正当な利益を害するおそれがあると考える内容については、該当する意見を公表しない。
ウ 宛
先 : 国立大学法人九州大学施設部施設企画課工事契約係
エ アドレス : [email protected]
③ 記入方法
:1) 意見番号の欄には、意見の通し番号を記入してください。
2) 対象書類の欄には、実施方針に関する場合は①を、その他に関する場合は②を、それぞれ記入してください。
3) 意見項目の欄、意見箇所の欄には、間違いのないよう正確に記入してください。
4) 意見内容の欄には、1つの意見項目に1つの意見内容とし、分かりやすくかつ簡潔に記入してください。1つの意見項目に複数の意見内容を記入しない
でください。
5) 公表可否の欄には、意見者の特殊な技術、ノウハウ等に係り、意見者の権利、競争上の地位その他正当な利益を害するおそれがあるとして、非公表を希
望する場合は、○印を記入してください。
6) 記入する欄が足りない場合は、本様式に従って記入欄を追加してください。
(63)
(様式4)
平成
年
月
日
個別対話参加申込書
国立大学法人九州大学施設部施設企画課 御中
平成24年10月25日付で公表のありました「九州大学(伊都)総合研究棟(理学系)他施設整
備事業」の実施方針に関する個別対話に参加を申し込みます。
会
社
名
所
在
地
所 属 ・ 役 職
担 当 者 氏 名
電
話
番
号
ファクス番号
メールアドレス
対 応 可 能 日
参
加
者
12月 6日
12月 7日
※ 対応可能日に○をしてください,時間帯の希望はできません。
※ 日時を調整させていただく場合があります。
名
( 3 名 以 内 )
(複数社5名以内)
以上 計
名
◆① 日時及び場所(予定)
ア 開催日時 : 平成24年12月 6日(木)、12月 7日(金)
※1 参加申込の状況に応じて変更する場合がある。
※2 時間は大学が決定する。
イ 開催場所 : 九州大学箱崎キャンパス構内事務局第二庁舎4階第四会議室
福岡県福岡市東区箱崎6丁目10番1号(九州大学箱崎キャンパス構内)
※ 参加申込の状況に応じて変更する場合がある。
※ 個別対話当日は、実施方針等を配布しないので、大学のホームページからダウンロードして持参すること。
② 参加資格
本事業の入札参加者となることを予定している民間事業者とし、参加人数は3名以内とする。
なお、入札参加グループの組成を予定している複数社で出席することも可とし、この場合の参加人数は合計で
5名以内とする。また、複数社の場合は、会社名欄に当該複数社を記載の上、代表となる会社に○を付すととも
に、所在地からメールアドレス欄には代表となる会社の内容を記載すること。
③ 申込方法等
ア 個別対話の参加申込みは、本様式に記入の上、平成24年11月22日(木)から12月4日(火)の15
時までに、電子メールで提出すること。ファイル形式は、Microsoft Word(97~2003)とする。
イ 宛
先 : 国立大学法人九州大学施設部施設企画課工事契約係
ウ アドレス : [email protected]
④ 日時及び場所の確定等
個別対話の開催日時や開催場所等については、参加申込のあった民間事業者すべてに、別途連絡する。
⑤ 個別対話の位置付け等
個別対話は、大学と民間事業者の意思疎通を図る場であり、民間事業者の提案内容そのものに係わる話題が出
てくる場合も考えられることから、民間事業者ごとに個別に行うものとする。なお、民間事業者の特殊な技術、
ノウハウ等に係わることなく、民間事業者の権利、競争上の地位その他正当な利益を害するおそれがないとし
て、当該民間事業者の承諾を得た内容について、実施方針(改訂版)と同時に公表する。
(64)
実施方針に関する問合わせ先
九州大学施設部施設企画課企画係
住 所 〒812-8581 福岡市東区箱崎6丁目10番1号
TEL 092-642-2216
E- mai [email protected]
※ 本実施方針の内容に関して、電話及びファクスによる直接の質問・意見は受
け付けない。
(65)
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