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【電話会議質疑録】メルシャン完全子会社化に関する発表について ≪日時

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【電話会議質疑録】メルシャン完全子会社化に関する発表について ≪日時
【電話会議質疑録】メルシャン完全子会社化に関する発表について
≪日時≫
2010 年 8 月 27 日(金)15:30-15:40
≪スピーカー≫ KH 代表取締役社長 三宅占二、常務取締役 小林弘武
【略語表記】
KH:キリンホールディングス、ME:メルシャン
Q:ME の企業としての信頼回復を目指しての完全子会社化ということだが、ME での事業
面での足元影響を踏まえ、今後の取り組みをどう考えているか。また、他の子会社、持分
法適用会社についてのガバナンスで変化するところはあるか。
A:ME 第三者委員会の最終報告書を受け、役員の処分決定がなされた。直接の関与ではな
いが監督責任ありという理由で、ME が独自に決定したもの。今回の事件は、ME の企業価
値を大いに毀損し、市場への影響も大きかった。KH としても、ME と一緒に企業統治を回
復すべく、全力を挙げて取り組む。完全子会社化は、少数株主への利益にもなる判断だと
考えている。
2点目の質問について。ME の社内調査委員会や第三者委員会の中間報告が出ている中、手
をこまねいていたわけではない。その間、グループの内部統制を総点検してきた。きちん
としたガバナンスを回していく体制を築くことが重要。100%子会社かどうか、上場会社か
どうか、新しくグループ入りした企業かどうかを問わない。ガバナンスのあり方をしっか
り見直すため、KH でも第三者委員会を立ち上げた。同委員会では、ME 第三者委員会の最
終報告も踏まえたうえで、我々として見直すべき点などにつき検討してもらっている。11
月を目処に報告書を受領する。
Q:メルシャンのワイン事業に支障は出ているか。
A: ワイン事業は、この第 2 四半期、1998 年以来の黒字となった。キリンマーチャンダイ
ジングとの連携も奏効し、現在業績としては順調である。
以
上
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