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【ライフシミュレーション】必要保障額の算定方法
「必要保障額」は、入力いただいた内容および以下の基準に基づき、生計の担い手(世帯主)が
万一のときに、残された家族がその後の生活を維持するために必要な資金を算定したものです。
Ⅰ 必
要
資
Ⅱ 準 備 済 み 資 金
金
(1+2+3+4+5)
=
必要保障額
1.遺族生活資金
2.お子様の教育資金
3.お子様の結婚資金
(6+7)
-
6.金融資産
7.退職金
4.借入金返済資金
5.緊急予備資金
上記の各項目は、以下のとおり計算しています。
1.遺族生活資金
[(1)家族の生活資金 +(2)配偶者の生活資金 -(3)遺族年金など]
残された家族が、その後の生活を維持するために必要な資金です。現在の月間生活費をもとに家族・配偶者の
必要生活資金を以下のとおり算定し、それらの合計額から受給可能な公的年金(遺族年金など)の金額を差し
引いた金額です。
(1) 家 族 の 生 活 資 金
現在から末子が就職するまでの間の配偶者(夫または妻)とお子様の生活資金
(月々の生活資金が現在の月間生活費の70%になるものとして計算しています。)
「月間生活費 ※1 × 70% × 12ヵ月」の末子が就職するまでの合計額
(2) 配 偶 者 の 生 活 資 金
末子が就職してから、配偶者(夫または妻)の平均余命までの生活資金
(月々の生活資金が現在の月間生活費の50%になるものとして計算しています。)
※1
「月間生活費 ×
50% × 12ヵ月」の
末子が就職してから、配偶者(夫または妻)の平均余命までの合計額
※1「月間生活費」は、将来の家族構成に応じて以下のとおり計算しています。
・本人の結婚:現在の月間生活費+7万円 ※既婚の場合、当加算はありません。
・出産:
・就職:
誕生したお子様を含めた未就職のお子様の人数に応
就職したお子様を除いた残りの未就職のお子様の人
じて、以下の金額を加算。
数に応じて、以下の金額を減算。
現在の月間生活費+3万円(未就職のお子様が1人)
現在の月間生活費-1万円(未就職のお子様が2人)
+2万円(未就職のお子様が2人)
-2万円(未就職のお子様が1人)
+1万円(未就職のお子様が3人)
-3万円(未就職のお子様が0人)
【例】月間生活費が20万円の場合
現在
▲
3人目
23万
25万
26万
25万
23万
20万
a
(3) 遺
族
年
b(a+3万)
金
な
c(b+2万)
d(c+1万)
e(d-1万)
f(e-2万)
…
▲
2人目
…
▲
1人目
…
△
3人目
…
△
2人目
…
△
1人目
…
…
月間生活費: 20万
(△:出産 ▲:就職)
f-3万
ど
万一の場合、残された家族が受給する公的年金の合計額
①配偶者の老齢基礎年金 + ②遺族基礎年金 + ③遺族厚生年金
+ ④中高齢の寡婦加算 + ⑤経過的寡婦加算
・①はご本人の死亡に関係なく、配偶者が受給可能な年金です。②~⑤はご本人の死亡により、残された
家族が受給する年金です。当提案書では、保険料の免除期間・猶予期間を考慮せず、全期間の保険料を
納付されたものとして計算しています。
・厚生年金へ加入している場合は、20歳から厚生年金に加入しているものとして計算しています。
・厚生年金へ加入していない場合は、③~⑤が受給できないため、①・②の合計額を「(3)遺族年金な
ど」の金額としています。
・①~⑤の年金受給額は、平成27年10月時点の公的年金の年金額および受給要件などが今後も変わらない
ものとして計算しています。
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① 配偶者の老齢基礎年金
年
金
額 780,100円
年 金 受 給 者 65歳以上の方 ※当提案書では配偶者(夫または妻)
年 金 受 給 期 間 65歳から平均余命まで
②遺 族 基 礎 年 金
年
金
額 780,100円 + 子の加算額 ※2
年 金 受 給 者 ①18歳未満の子がいる配偶者
②18歳未満の子(本人の死亡時に配偶者がいない場合)
年 金 受 給 期 間 ①現在から末子が18歳になるまで
②現在から18歳になるまで
※2 「子の加算額」は、お子様1人につき224,500円です。ただし、3人目以降は1人につき74,800円となりま
す。②の場合は、1人目のお子様には「子の加算額」はなく、年金額は780,100円となります。
③遺 族 厚 生 年 金
年
金
額
(A:平成15年3月以前の被保険者期間分+B:平成15年4月以降の被保険者期間分)
× 3/4 ×(300/全加入月数)※3
※4 ×乗率a ※6
A:平均標準報酬月額 ×平成15年3月以前の被保険者月数
※5
※6
B:平均標準報酬額 ×乗率b ×平成15年4月以降の被保険者月数
①配偶者(妻)
年 金 受 給 者 ②18歳未満の子(本人の死亡時に配偶者がいない場合)
③55歳以上の配偶者(夫)
①現在から平均余命まで(ただし、夫の死亡時に子がいない30歳未満の妻は
5年間のみの有期年金となります。)
年 金 受 給 期 間 ②現在から末子が18歳になるまで
③60歳から平均余命まで(ただし、55歳以上60歳未満の間でも、18歳未満の
子がいる場合は、末子が18歳になるまでの期間も受給できます。)
※3 当シミュレーションでは、「被保険者期間」を一律300月として計算しています。そのため計算過程で
(300/全加入月数)を乗じています。
※4 「平均標準報酬月額」は、「平均標準報酬額」×10/12として計算しています。
※5 「平均標準報酬額」は、厚生年金保険法などに基づき、上限を995,000円、下限を98,000円としています。
※6 「乗率a・b」は、それぞれ厚生年金保険法などにより定められた乗率を用います。乗率は、ご本人の生
年月日によって異なります。
④中高齢の寡婦加算
年
金
額 585,100円
年 金 受 給 者 18歳未満の子がいない40歳以上65歳未満の配偶者(妻)
40歳から65歳になるまで
年 金 受 給 期 間 (18歳未満の子がいる場合、末子の年齢が18歳以上となってから妻が65歳に
なるまでの期間は受給できます。)
⑤経 過 的 寡 婦 加 算
年
金
額 厚生年金保険法などにより定められた年金額
(妻の生年月日により異なります。)
年 金 受 給 者 昭和31年4月1日以前に生まれた65歳以上の配偶者(妻)
年 金 受 給 期 間 65歳から平均余命まで
・年金に関する実際の取扱については、最寄りの社会保険事務所または社会保険労務士などに相談く
ださい。
・配偶者(夫または妻)の平均余命は、「平成25年簡易生命表」(厚生労働省大臣官房統計情報部編)
の統計値を用いて計算しています。
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2.お子様の教育資金
お子様の教育資金の算出には以下の統計値を用いています。
幼稚園~
「平成24年度子どもの学習費調査」(文部科学省)
高校までの教育資金
「平成22年度国立大学の授業料、入学料及び検定料の調査」
授 業 料 な ど 「平成25年度私立大学入学者に係る初年度学生納付金平均額
の調査」(文部科学省)
大学の教育資金
住居・光熱費 「平成24年度学生生活調査」
(独立行政法人日本学生支援機構)
3.お子様の結婚資金
お子様の結婚資金の算出には以下の統計値を用いています。
158万円(お子様1人あたり)
結 婚 援 助 資 金
※親・親族からの平均援助額
「結婚トレンド調査2014」
(結婚情報誌「ゼクシィ」(リクルート発行)調べ)
男性:30歳、女性:29歳
平 均 結 婚 年 齢
※ただし、お子様の現在年齢が男性29歳以上、女性28歳以上の場合、「現在年齢+2歳」
で結婚するものとして計算しています。
「平成25年人口動態統計」(厚生労働省)
4.借入金返済資金
入力いただいた「借入金額・借入時年齢・借入期間・返済方法・年利率」から、借入金返済資金の総額を
計算しています。
5.緊急予備資金
入力いただいた緊急時に備えて準備する金額です。(例:葬儀費用など)
6.金融資産
入力いただいた「現在の預貯金およびその他の金融資産」と「年間積立額」の合計額です。「年間積立額」
は、入力いただいた「積立をする最終年齢」まで、毎年同額を積み立てるものとして計算しています。
7.退職金
入力いただいた「入社時年齢」から「退職予定年齢」まで、毎年同額が上乗せされるものと仮定して計算
しています。上乗せされる金額は、「定年時の予定退職金」を「入社時年齢」から「退職予定年齢」まで
の経過年数で按分した金額です。
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