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平成26年度経営情報

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平成26年度経営情報
経理経営内容
貸借対照表
科 目
( 資 産の部 )
預け金
余剰資金の運用として他
の金融機関(主に系統金
融機関)へ預けている預
金です。
全 信 組 連 への預け金 比
率は95.4%です。
(単位:千円)
2,288,965
2,463,749
預 け 金
40,614,869
42,107,726
有価証券
71,421,016
73,068,181
国 債
13,068,720
16,370,560
地方債
23,588,180
21,207,682
社 債
25,093,692
26,023,216
株 式
81,030
81,030
9,589,393
9,385,692
貸 出 金
72,615,366
70,694,439
割引手形
1,263,305
1,200,500
手形貸付
1,250,572
2,033,082
未決済為替貸
証書貸付
69,236,920
66,496,619
他の金融機関からの為替
取引において、為替通知
を受信してから銀行間の
資金決済が行われるまで
の間に時間差があり、
その
間、当組合が一時的に立
替えておく勘定です。
当座貸越
864,568
964,236
その他資産
4,548,623
3,988,082
10,574
8,597
922,000
922,000
前払費用
33,716
29,884
未収収益
402,455
407,726
3,000,000
2,500,000
179,876
119,872
3,537,178
3,641,916
建物
492,509
530,708
土地
2,782,484
2,782,484
リース資産
33,945
39,895
建設仮勘定
13,200
73,281
215,039
215,546
45,913
43,885
ソフトウエア
11,170
9,141
その他の無形固定資産
34,743
34,743
396,441
344,990
貸出金
組合員の方々へお使い
いただいている資金です。
現
金
金 額
平成25年度
平成26年度
その他の証券
未決済為替貸
全信組連出資金
未収合併支援金
未収収益
貸出金、預け金、有価証
券などの利息で未受取と
なっているもののうち、決
算において該当年度分の
収益として計上した金額
です。
その他の資産
有形固定資産
その他の有形固定資産
債務保証見返
お客様へのご融資等(代
理貸付)
を保証した場合、
そのお客様に対する求償
権の金額です。
無形固定資産
債務保証見返
貸倒引当金
(うち個別貸倒引当金)
▲5,658,198
(▲4,581,588)
▲5,068,551
(▲4,196,363)
189,810,175
191,284,420
貸倒引当金
ご融資した貸出金のうち、
将来予想される貸出金等
の貸倒れに備え、
あらかじ
め引当(積立)
している金
額です。
資産の部合計
21
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(単位:千円)
科 目
(負債の部)
預金積金
当座預金
普通預金
通知預金
定期預金
定期積金
その他の預金
その他負債
未決済為替借
未払費用
給付補塡備金
未払法人税等
前受収益
払戻未済金
職員預り金
リース債務
その他の負債
代理業務勘定
賞与引当金
役員賞与引当金
退職給付引当金
役員退職慰労引当金
その他の引当金
繰延税金負債
再評価に係る繰延税金負債
債務保証
負債の部合計
(純資産の部)
出資金
普通出資金
優先出資金
その他の出資金
利益剰余金
利益準備金
その他利益剰余金
特別積立金
(目的積立金)
当期未処分剰余金
組合員勘定合計
その他有価証券評価差額金
土地再評価差額金
評価・換算差額等合計
純資産の部合計
負債及び純資産の部合計
金 額
平成25年度
平成26年度
173,382,495
1,547,006
47,667,185
37,822
113,917,034
9,752,367
461,078
583,119
21,120
249,341
32,605
7,500
24,793
6,906
125,808
33,945
81,099
312
96,696
14,850
212,405
67,813
14,742
349,946
403,654
396,441
175,522,477
172,893,246
1,430,143
47,553,776
24,292
113,829,228
9,595,621
460,185
603,473
18,026
241,582
26,875
7,500
34,947
10,582
127,841
39,895
96,221
397
93,751
15,570
216,565
79,413
4,050
825,614
403,654
344,990
175,480,728
3,693,239
1,590,239
1,971,000
132,000
8,863,991
1,342,056
7,521,934
6,690,000
(1,760,000)
831,934
12,557,230
1,191,161
539,305
1,730,467
14,287,698
189,810,175
3,685,284
1,582,284
1,971,000
132,000
9,161,949
1,372,534
7,789,415
6,890,000
(1,910,000)
899,415
12,847,234
2,417,152
539,305
2,956,458
15,803,692
191,284,420
預金積金
お客様からお預かりしてい
る預金です。
未決済為替借
他の金融機関あての為替
取引において、為替通知
を発信してから銀行間の
資金決済が行われるまで
の間に時間差があり、
その
間、その資金を一時的に
お預 かりしておく勘 定で
す。
給付補塡備金
定 期 積 金の各口座の払
込状況に基づき振込まれ
た期末時点における利息
相当額です。
債務保証
代理貸付において、当組
合が債権者に対して負っ
ている保証すべき金額で
す。
純資産の部
資産から負債を引いた部
分です。
組合員勘定合計
組合員の皆様から出資い
ただいた出資金と、
これま
でに蓄えた利益との合計
金額です。
22
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●貸借対照表の注記事項
1 .記載金額は、千円未満を切り捨てて表示しております。なお、以下の注記については表示単位未満を切り捨てて表示しております。
2 .有価証券の評価は、満期保有目的の債券については移動平均法による償却原価法(定額法)、その他有価証券のうち時価のあるものについ
ては事業年度末の市場価格等に基づく時価法(売却原価は主として移動平均法により算定)、時価を把握することが極めて困難と認められ
るものについては移動平均法による原価法又は償却原価法により行っております。なお、その他有価証券の評価差額については、全部純資
産直入法により処理しております。
3 .デリバティブ取引の評価は、時価法により行っております。
4 .土地の再評価に関する法律(平成10年法律第34号)に基づき、事業用の土地の再評価を行っております。
なお、評価差額については、当該評価差額に係る税金相当額を「再評価に係る繰延税金負債」として負債の部に計上し、これを控除した金
額を、「土地再評価差額金」として純資産に計上しております。
合併前中ノ郷
合併前葛飾商工
合併前城北
計
再評価を行った年月日
平成14年 3 月31日
平成10年 3 月31日 平成10年 3 月31日
当該事業用土地の再評価前の帳簿価額
1,175百万円
149百万円
316百万円
1,640百万円
当該事業用土地の再評価後の帳簿価額
1,797百万円
388百万円
399百万円
2,584百万円
同法律第3条第3項に定める再評価の方法
土地の再評価に関する法律施行令(平成10年政令第119号)第2条第4号に定める「地価税法第16条に規定する地価税の課税価格の計算の基
礎となる土地の価額を算定するために国税庁長官が定めて公表した方法により算定した価額に合理的な調整を行って算定する方法」により
算出しております。同法律第10条に定める再評価を行った事業用土地の決算期における時価の合計額と当該事業用土地の再評価後の帳簿価
額の合計額との差額 △51百万円
5 .有形固定資産(リース資産を除く)の減価償却は、定率法(ただし、平成10年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備を除く)について
は定額法)を採用しております。また、主な耐用年数は次のとおりであります。
建 物 3年~50年 その他 2 年~39年
6 .無形固定資産の減価償却は、定額法により償却しております。自社利用のソフトウエアについては、当組合内における利用可能期間(5年)
に基づいて償却しております。
7 .所有権移転外ファイナンス・リース取引に係る「有形固定資産」中のリース資産は、リース期間を耐用年数とした定額法によっております。
なお、残存価額については、零としております。
8 .貸倒引当金は、当組合が定める償却・引当基準に則り、次のとおり計上しております。
破産、特別清算等、法的に経営破綻の事実が発生している債務者(以下 「 破綻先 」 という)に係る債権、それと同等の状況にある債務者(以
下 「 実質破綻先 」 という)の債権及び現状、経営破綻の状況にはないが,経営難の状態にあり、経営改善計画等の進捗状況が芳しくなく、
今後、経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者(以下「破綻懸念先」という)の債権の一部については、下記直接減額後の帳簿
価額から、担保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額を引当てております。
また、現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる債務者に係る債権については、債権額から担保の
処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額のうち債務者の支払能力を総合的に判断し必要と認める額を引当ててお
ります。上記以外の債権については、一定の種類毎に分類し、過去の一定期間における各々の貸倒実績から算出した貸倒実績率に基づき引
当てております。全ての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業店の協力の下に融資部(資産査定部署)が資産査定を実施しており、
その査定結果により上記の引当を行っております。なお、破綻先、実質破綻先及び破綻懸念先の一部に対する担保・保証付債権等について
は、債権額から担保の評価額及び保証による回収が可能と認められる額を控除した残額を取立不能見込額として債権額から直接減額してお
り、その金額は88百万円であります。
9 .賞与引当金は、
従業員への賞与の支給に備えるため、従業員に対する賞与の支給見込額のうち、当事業年度に帰属する額を計上しております。
10.役員賞与引当金は、役員への賞与の支払いに備えるため、役員に対する賞与の支給見込額のうち、当事業年度に帰属する額を計上しており
ます。
11.退職給付引当金は、従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、必要額を計上し
ております。なお、当組合は、複数事業主(信用組合等)により設立された企業年金制度(総合型厚生年金基金)を採用しております。当
該企業年金制度に関する事項は次のとおりです。
(1)制度全体の積立状況に関する事項(26年3月31日現在)
年金資産の額
336,481百万円
年金財政計算上の数理債務の額と
最低責任準備金の額との合計額
323,166百万円
差 引 額
13,315百万円
(2)制度全体に占める当組合の掛金拠出割合
自25年4月1日 至26年3月31日
1.225%
(3)補足説明
上記(1)
の差引額の主な要因は、年金財政計算上の過去勤務債務残高29,865百万円であります。本制度における過去勤務債務の償却方法は
期間18年の元利均等償却であり、
当組合は当期の計算書類上、特別掛金27百万円を費用処理しております。
なお、上記(2)
の割合は当組合の実際の負担割合とは一致しておりません。
12.役員退職慰労引当金は、役員への退職慰労金の支払いに備えるため、役員に対する退職慰労金の支給見込額のうち、当事業年度末までに発
生していると認められる額を計上しております。
13.睡眠預金払戻損失引当金は、負債計上を中止した預金について、預金者からの払戻請求に備えるため、将来の払戻請求に応じて発生する損
失を見積もり、必要と認める額を計上しております。
14.消費税及び地方消費税の会計処理は、税込方式によっております。
15.貸出金のうち、破綻先債権額は165百万円、延滞債権額は10,563百万円であります。なお、破綻先債権とは、元本または利息の支払い
の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又は利息の取立又は弁済の見込が無いものとして未収利息を計上しなかった貸
出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」という。)のうち、法人税法施行令(昭和40年政令第97号)第96条第1
項第3号のイからホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定する事由が生じている貸出金であります。
また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払いを
猶予した貸出金以外の貸出金であります。
23
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16.貸出金のうち、3か月以上延滞債権額は16百万円であります。
なお、3か月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払いが約定支払日の翌日から3か月以上遅延している貸出金で破綻先債権及び延滞債権に
該当しないものであります。
17.貸出金のうち、貸出条件緩和債権は1,633百万円であります。
なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権
放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3か月以上延滞債権に該当しないものであります。
18.破綻先債権額、延滞債権額、3か月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は12,378百万円であります。
なお、15. から18. に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額であります。
19.有形固定資産の減価償却累計額 2,474百万円
20.貸借対照表に計上した有形固定資産のほか、リース契約により使用している重要な固定資産として、信組共同オンライン装置・ATM 等が
あります。
21.手形割引により取得した商業手形の額面金額は1,200百万円であります。
22.理事及び監事との間の取引による理事及び監事に対する金銭債権総額 19百万円
23.担保に提供している資産は、次のとおりであります。
東京都水道料金収納取扱い等、手形交換・為替取引、当座貸越、及び日本銀行歳入復代理店取引のために、その他資産3百万円及び預け金1,503
百万円を、担保として提供しております。
24.出資1口当たり純資産額 374円20銭
25.金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
当組合は、預金業務、融資業務および市場運用業務などの金融業務を行っております。このため、金利変動による不利な影響が生じな
いように、資産及び負債の総合的管理(ALM)をしております。
(2)金融商品の内容及びそのリスク
当組合が保有する金融資産は、主として事業地区内のお客様に対する貸出金です。また、有価証券は、主に債券、投資信託及び株式で
あり、満期保有目的、純投資目的及び事業推進目的で保有しております。
これらは、それぞれ発行体の信用リスク及び金利の変動リスク、市場価格の変動リスクに晒されております。一方、金融負債は主とし
てお客様からの預金であり、流動性リスクに晒されております。
(3)金融商品に係るリスク管理体制
① 信用リスクの管理
当組合は、貸付規程及び信用リスクに関する管理諸規定に従い、貸出金について、個別案件ごとの与信審査、与信限度額、信用情
報管理、保証や担保の設定、問題債権への対応など与信管理に関する体制を整備し運営しております。
これらの与信管理は、各営業店のほか融資部により行われ、また、定期的に経営陣による常勤理事会を開催し、審議・報告を行っ
ております。有価証券の発行体の信用リスクに関しては、財務部において、信用情報や時価の把握を定期的に行うことで管理して
おります。
② 市場リスクの管理
(ⅰ)金利リスクの管理
当組合は、ALM によって金利の変動リスクを管理しております。ALM に関する規則及び要領において、リスク管理方法や
手続等の詳細を明記しており、
ALM 委員会において決定された ALM に関する方針に基づき、
理事会において実施状況の把握・
確認、今後の対応等の協議を行っております。日常的には財務部において金融資産及び負債の金利や期間を総合的に把握し
ギャップ分析や金利感応度分析等によりモニタリングを行い、ALM 委員会へ定期的に報告しております。
(ⅱ)価格変動リスクの管理
有価証券を含む市場運用商品の保有については、理事会の監督の下、有価証券運用規程に従い行われております。このうち、
財務部では、市場運用商品の購入を行っており、事前審査、投資限度額の設定のほか、継続的なモニタリングを通じて、価
格変動リスクの軽減を図っております。これらの情報は、財務部を通じ、理事会及び ALM 委員会において定期的に報告さ
れております。
(ⅲ)市場リスクに係る定量的情報
当組合において、主要なリスク変数である金利リスクの影響を受ける主たる金融商品は、
「預け金」、
「有価証券」のうち債券
及び投資信託、「貸出金」、及び「預金積金」であります。当組合では、これらの金融資産及び金融負債について市場リスク
量を VaR により月次で計測し、取得したリスク量がリスク限度額の範囲内となるよう管理しております。当組合の VaR は「モ
ンテカルロ法」(保有期間1年、信頼期間99%、観測期間5年)により算出しており、平成27年3月31日現在で当組合の市場リ
スク量は、全体で4,193百万円です。
なお、当組合では基準月末のバランスシートをベースとして、基準日以降の日毎の市場金利とボラティリティをスライドす
ることにより現在価値の変化パターンを複数捉える方法となっています。ただし VaR は過去の相場変動をベースに統計的に
算出した一定の発生確率での市場リスク量を計測しており、通常では考えられないほど市場環境が激変する状況下における
リスクは捕捉できない場合があります。
③ 資金調達に係る流動性リスクの管理
当組合は、ALM 委員会を通して、適時に資金管理を行うほか、資金調達手段の多様化、市場環境を考慮した長短の調達バランス
の調整などによって、流動性リスクを管理しております。
(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額
の算定においては一定の前提条件等を採用しているため、異なる前提条件等によった場合、当該価額が異なることもあります。
なお、金融商品のうち預け金、貸出金、預金積金については、簡便な計算により算出した時価に代わる金額を開示しております。
26.金融商品の時価等に関する事項
平成27年3月31日における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額は、次のとおりであります。なお、時価を把握することが極めて困難
と認められる非上場株式等は、次表には含めておりません。また、重要性の乏しい科目については記載を省略しております。
24
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(単位:百万円)
貸借対照表
時価
差額
計 上 額
(1) 預 け 金 (*1)
42,107
42,289
182
(2) 有価証券
72,987
73,214
227
満期保有目的の債券
3,172
3,400
227
その他有価証券
69,814
69,814
(3) 貸 出 金 (*1)
70,694
△ 5,068
貸倒引当金 (*2)
65,625
68,291
2,666
金融資産計
180,720
183,794
3,074
(1) 預金積金 (*1)
172,893
173,171
278
(2) 借 用 金
金融負債計
172,893
173,171
278
(*1) 預け金、貸出金、預金積金の「時価」には、「簡便な計算により算出した時価に代わる金額」が含まれております。
(*2) 貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しております。
(注1)金融商品の時価等の算定方法
金融資産
(1)預け金
満期のない預け金については、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額を時価としております。満期のある預け金につ
いては、市場金利で割り引くことで現在価値を算定し、当該現在価値を時価とみなしております。
(2)有価証券
債券は取引所の価格又は取引金融機関から提示された価格によっております。投資信託は、公表されている基準価格によっております。
(3)貸出金
貸出金は、以下の①〜②の合計額から、貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除する方法により算定し、その算出
結果を簡便な方法により算出した時価に代わる金額として記載しております。
① 6カ月以上延滞債権等、将来キャッシュ・フローの見積りが困難な債権については、その貸借対照表の貸出金勘定に計上している額
(貸倒引当金控除前の額)。
② ①以外は、貸出金の種類ごとにキャッシュ・フローを作成し、元利金の合計額を市場金利(LIBOR,SWAP)で割り引いた価額を
時価とみなしております。
金融負債
(1)預金積金
要求払預金については、決算日に要求された場合の支払額(帳簿価額)を時価とみなしております。定期預金の時価は、一定の金額帯
および期間帯ごとに将来キャッシュ・フローを作成し、元利金の合計額を一種類の市場金利(LIBOR,SWAP)で割り引いた価額を
時価とみなしております。
(注2)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品は次のとおりであり、金融商品の時価情報には含まれておりません。
(単位:百万円)
区
分
貸借対照表計上額
非 上 場 株 式(*1)
81
(*1)非上場株式については、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから時価開示の対象とはしてお
りません。
(注3)金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額
(単位:百万円)
1年以内
1年超 5年以内
5年超 10年以内
10年超
預 け 金(*)
22,955
19,152
貸 出 金(*)
9,509
10,899
13,895
36,389
合 計
32,465
30,051
13,895
36,389
(*)預け金、貸出金のうち期間の定めがないものは含めておりません。また、有価証券については30. に記載しております。
(注4)借用金及びその他の有利子負債の決算日後の返済予定額
(単位:百万円)
1年以内
1年超 5年以内
5年超 10年以内
10年超
預金積金(*)
145,773
27,119
借
用
金
合 計
145,773
27,119
(*)預金積金のうち、要求払預金は「1年以内」に含めております。
27.有価証券の時価、評価差額等に関する事項は次のとおりであります。これらには「国債」、「地方債」、「社債」及び「その他の証券」が含ま
れております。以下30. まで同様であります。
(1)売買目的有価証券に区分した有価証券はありません。
(2)満期保有目的の債券
[時価が貸借対照表計上額を超えるもの]
貸借対照表計上額
時価
差額
社 債
200百万円
201百万円
1百万円
そ
の
他
1,672
1,940
267
小 計
1,872
2,142
269
[時価が貸借対照表計上額を超えないもの]
貸借対照表計上額
時価
社 債
百万円
百万円
そ
の
他
1,300
1,258
小 計
1,300
1,258
合 計
3,172
3,400
(注)時価は当事業年度末における市場価格等に基づいております。
差額
百万円
△ 41
△ 41
227
25
2707-016-01_中ノ郷.indd 25
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(3)子会社、子法人等株式及び関連法人等株式はありません。
(4)その他有価証券で時価のあるもの
[貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの]
貸借対照表計上額
取得原価
債 券
58,726百万円
55,814百万円
国 債
13,996
13,178
地 方 債
19,901
18,977
社 債
24,828
23,658
そ
の
他
5,005
4,513
小 計
63,732
60,327
[貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの]
貸借対照表計上額
債 券
4,674百万円
国 債
2,373
地 方 債
1,305
社 債
995
そ
の
他
1,407
小
計
6,081
合
計
69,814
取得原価
4,714百万円
2,402
1,312
1,000
1,420
6,135
66,463
差額
2,912百万円
818
924
1,169
492
3,404
差額
△ 39百万円
△ 28
△6
△4
△ 13
△ 53
3,351
(注)貸借対照表計上額は、当事業年度末における市場価格等に基づく時価により計上したものであります。
28.当期中に売却した満期保有目的の債券はありません。
29.当期中に売却したその他有価証券は次のとおりであります。
売 却 価 額
売 却 益
売却損
22,377百万円
303百万円
17百万円
30.その他有価証券のうち満期があるもの及び満期保有目的の債券の期間毎の償還予定額は次のとおりであります。
1年以内
1年超 5年以内
5年超 10年以内
10年超
債 券
301百万円
5,064百万円
39,151百万円
19,084百万円
国 債
299
5,671
10,399
地 方 債
298
16,093
4,815
社 債
301
4,466
17,386
3,868
そ
の
他
805
913
2,370
3,888
合
計
1,107
5,977
41,521
22,972
31.当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、顧客から融資実行の申し出を受けた場合に、契約上規定された条件について
違反がない限り、一定の限度額まで資金を貸し付けることを約する契約であります。これらの契約に係る融資未実行残高は、7,859百万円
であります。これらは原契約期間が1年以内のもの又は任意の時期に無条件で取消可能なものであります。
なお、これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、融資未実行残高そのものが必ずしも当組合の将来のキャッシュ・
フローに影響を与えるものではありません。これらの契約の多くには、金融情勢の変化、債権の保全、その他相当の事由があるときは、当
組合が実行申し込みを受けた融資の拒絶又は契約極度額の減額をすることができる旨の条件が付けられております。また、契約時において
必要に応じて不動産・有価証券等の担保を徴求するほか、契約後も定期的に予め定めている当組合内手続きに基づき顧客の業況等を把握し、
必要に応じて契約の見直し、与信保全上の措置等を講じております。
32.繰延税金資産及び繰延税金負債の主な発生原因の内訳は、それぞれ以下のとおりであります。
繰延税金資産
貸倒引当金損金算入限度超過額
824百万円
繰越欠損金
602 〃
有価証券有税評価減
100 〃
退職給付引当金損金算入額
60 〃
土地有税評価減
39 〃
その他
95 〃
小 計
1,721 〃
評価性引当額(△)
1,613 〃
繰延税金資産合計
108 〃
繰延税金負債
その他有価証券評価差額
933 〃
繰延税金負債合計
933 〃
825百万円
繰延税金負債の純額
26
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経理経営内容
資金運用収益
お客様からお預かりした
資金(預金)
を、貸出金・
有 価 証 券・預け金 等で
運用して受け取った利息
や配当金による収益の額
です。
役務取引等収益
為替手数料や国債・投資
信託などの手数料による
収益です。
損益計算書
(単位:千円)
科 目
平成25年度
平成26年度
経常収益
3,528,237
3,154,350
資金運用収益
2,770,545
2,693,049
貸出金利息
1,705,414
1,642,457
預け金利息
178,041
164,617
有価証券利息配当金
850,208
849,093
36,880
36,880
111,111
108,215
受入為替手数料
56,934
55,963
その他の役務収益
54,177
52,251
519,128
321,157
国債等債券売却益
505,695
303,035
国債等債券償還益
6,573
63
その他の業務収益
6,859
18,058
127,452
31,927
117,696
3,342
9,755
28,585
3,212,643
2,734,745
資金調達費用
212,960
201,818
預金利息
192,228
183,778
19,507
16,774
その他の受入利息
役務取引等収益
その他業務収益
償却債権取立益
過年度において貸倒れと
して償却した貸出金や利
息を回収した金額です。
その他経常収益
償却債権取立益
資金調達費用
事 業 活 動に必 要な資 金
を調達するために要した
費 用です 。主に、お客 様
へお支払いした預金利息
です。
給付補塡備金繰入額
定期積金の給付補塡備金
(利息相当額)の所要不
足額を期末に繰り入れた
ものです。
貸倒引当金繰入額
将来予想される貸出金等
の貸倒れに備え、貸倒引
当金を積み増す場合に使
用します。
その他の経常収益
経常費用
給付補塡備金繰入額
借用金利息
その他の支払利息
1,224
1,262
80,181
81,121
支払為替手数料
19,963
20,308
その他の役務費用
60,217
60,813
47,892
18,151
国債等債券売却損
40,254
17,810
国債等債券償還損
579
1
その他の業務費用
7,058
339
2,289,677
2,366,751
人件費
1,495,871
1,523,772
物件費
739,689
790,190
54,116
52,788
581,931
66,902
440,433
39,627
8,705
4,428
132,792
22,847
315,594
419,604
役務取引等費用
その他業務費用
経費
税金
貸出金償却
貸出金およびそれに準ず
る債権を償却する場合に
使用します。
なお、過年度に個別に引
当していた額を相殺して
表示しています。
2
その他経常費用
貸倒引当金繰入額
貸出金償却
その他の経常費用
経常利益
27
2707-016-01_中ノ郷.indd 27
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科 目
特別利益
固定資産処分益
特別損失
固定資産処分損
税引前当期純利益
法人税、
住民税及び事業税
法人税等調整額
法人税等合計
当期純利益
繰越金
(当期首残高)
当期未処分剰余金
剰余金処分計算書
項 目
当期未処分剰余金
剰余金処分額
普通出資に対する配当金
優先出資に対する配当金
利益準備金
特別積立金
目的積立金
(経営合理化積立金)
優先出資消却積立金
繰越金
(当期末残高)
(単位:千円)
平成25年度
平 成 2(単位:千円)
6年度
10,147
10,147
6,075
6,075
319,667
10,101
4,789
14,890
304,776
527,158
831,934
7,272
7,272
412,331
9,163
1,962
11,125
401,205
498,209
899,415
(単位:千円)
平成25年度
平成26年度
831,934
333,725
63,827
39,420
30,477
50,000
50,000
(50,000)
100,000
498,209
899,415
423,464
63,633
19,710
40,120
50,000
50,000
(50,000)
200,000
475,950
法人税等調整額
税効果会計の適用により
計上される法人税、住民
税 及び 事 業 税の調 整 額
です。
当期未処分剰余金
「当期純利益」
と
「繰越金
(当期首残高)」
との合計
額です。
利益準備金
法 令により、出 資の総 額
に達するまで毎事業年度
の剰余金より積み立てる
ことが義務付けられてい
るものです。
●損益計算書の注記事項
1. 記載金額は、千円未満を切り捨てて表示しております。
2. 出資1口あたりの当期純利益 11円98銭
報酬体系について
1.対象役員
当組合における報酬体系の開示対象となる
「対象役員」は、
理事全員及び監事全員
(非常勤を含む)
をいいます。対象役員に対する報酬等は、
職務執行の対価として支払う
「基
本報酬」及び「賞与」、
在任期間中の職務執行及び特別功労の対価として退任時に支払う
「退職慰労金」で構成されております。
(1)
報酬体系の概要
【基本報酬及び賞与】
非常勤を含む全役員の基本報酬及び賞与につきましては、
総代会において、
理事及び監事全員それぞれの支払総額の最高限度額を決定しております。
そのうえで、
各理事の
基本報酬額につきましては役位や在任年数等を、
各理事の賞与額については前年度の業績等をそれぞれ勘案し、
当組合の理事会において決定しております。
また、
各監事の
基本報酬額及び賞与額につきましては、
監事の協議により決定しております。
【退職慰労金】
退職慰労金につきましては、
在任期間中に毎期引当金を計上し、
退任時の総代会で承認を得た後、
支払っております。
なお、
当組合では、
全役員に適用される退職慰労金の支
払いに関して、
主として次の事項を規程で定めております。
a.決定方法 b.支払手段 c.決定時期と支払時期
(2)
役員に対する報酬 (単位:百万円)
区 分
理 事
監 事
合 計
当期中の報酬支払額
87
12
99
総会等で定められた報酬限度額
130
30
160
注1.上記は、
協同組合による金融事業に関する法律施行規則第15条別紙様式第4号「附属明細書」における役員に対する報酬です。
2.支払人数は、
理事9名、
監事3名です。
3.上記以外に支払った役員賞与金は以下のとおりであります。
役員賞与金
理事に対するもの 監事に対するもの
12百万円
2百万円
(3)
その他
「協同組合による金融事業に関する法律施行規則第69条第1項第6号等の規定に基づき、
報酬等に関する事項であって、
信用協同組合等の業務の運営又は財産の状況に重
要な影響を与えるものとして金融庁長官が別に定めるものを定める件」
(平成24年3月29日付金融庁告示第23号)第3条第1項第3号及び第5号に該当する事項はありません。
2.対象職員等
当組合における報酬体系の開示対象となる
「対象職員等」は、
当組合の職員であって、
対象役員が受ける報酬等と同等額以上の報酬等を受ける者のうち、
当組合の業務及び
財産の状況に重要な影響を与える者をいいます。
なお、
当年度において、
対象職員等に該当する者はいませんでした。
注1.対象職員等には、
期中に退任・退職した者も含めております。
2.「同等額」は、
当年度に対象役員に支払った報酬等の平均額としております。
3.当組合の職員の給与、
賞与及び退職金は当組合における
「給与規程」及び「退職金規程」に基づき支払っております。
なお、
当組合は、
非営利・相互扶助の協同組合組織
の金融機関であり、
業績連動型の報酬体系を取り入れた自組合の利益を上げることに動機づけされた報酬となっていないため、
職員が過度なリスクテイクを引き起こす報酬体
系はありません。
4.当組合には、
連結子法人等はございません。
28
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「経営者責任に関する確認書」及び「法定監査の状況」
監査の状況
監事の監査報告書謄本
監査法人の監査報告書謄本
当組合は、協同組合による金融事業に関する法律第5条の8第3項に規定する「特定信用組合」に該当しませんので、会計
監査人による会計監査の義務付けはありませんが、新日本有限責任監査法人による監査を受けております。
29
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経理経営内容
業務純益
項 目
平成25年度
平成26年度
業務純益
460
670
経費の内訳
平成26年度
1,495
1,523
1,204
1,235
44
45
246
243
739
790
事務費
292
324
固定資産費
129
163
事業費
89
78
人事厚生費
24
17
有形固定資産償却
81
82
無形固定資産償却
2
3
120
120
54
52
2,289
2,366
人件費
報酬・給料・手当
退職給付費用
その他
物件費
その他
税金
経費合計
その他業務収益の内訳
平成26年度
国債等債券売却益
505
303
国債等債券償還益
6
0
その他の業務収益
6
18
519
321
その他業務収益合計
役務取引の状況
平成26年度
2,557
2,491
資金運用収益
2,770
2,693
資金調達費用
212
201
役務取引等収支
30
27
役務取引等収益
111
108
役務取引等費用
80
81
471
303
その他業務収益
519
321
その他業務費用
47
18
3,059
2,821
1.64%
1.53%
資金運用収支
その他業務収支
業務粗利益
業務粗利益率
注)1. 資金調達費用における、金銭の信託運用見合費用は
ありません。
2. 業務粗利益率=
業務粗利益
×100
資金運用勘定計平均残高
受取利息および支払利息の増減
(単位:百万円)
平成25年度
項 目
(単位:百万円)
平成25年度
科 目
(単位:百万円)
平成25年度
項 目
粗利益
(単位:百万円)
(単位:百万円)
項 目
平成25年度
平成26年度
受取利息の増減
▲83
▲77
支払利息の増減
▲32
▲11
職員1人当り預金・貸出金残高
(単位:百万円)
区 分
平成25年度
平成26年度
職員1人当り預金残高
875
843
職員1人当り貸出金残高
366
344
(単位:百万円)
平成25年度
平成26年度
111
108
受入為替手数料
56
55
区 分
その他の受入手数料
50
48
1店舗当り預金残高
9,125
9,099
その他の役務取引等収益
3
3
1店舗当り貸出金残高
3,821
3,720
80
81
19
20
その他の支払手数料
2
1
その他の役務取引等費用
58
59
科 目
役務取引等収益
役務取引等費用
支払為替手数料
1店舗当り預金・貸出金残高
平成25年度
(単位:百万円)
平成26年度
30
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主要な経営指標の推移
区 分
(単位:百万円)
平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度
経常収益
3,332
3,970
3,987
3,915
3,528
3,154
経常利益
677
140
571
375
315
419
当期純利益
531
268
314
350
304
401
179,803
175,687
175,073
174,266
173,382
172,893
貸出金残高
87,857
85,853
82,026
75,997
72,615
70,694
有価証券残高
54,822
59,346
60,534
63,648
71,421
73,068
総資産額
197,508
190,611
190,896
191,421
189,810
191,284
純資産額
12,831
12,405
13,019
14,472
14,287
15,803
自 己 資 本 比率( 単 体 )
14.00%
14.39%
15.03%
15.69%
16.70%
16.42%
出資総額
3,856
3,800
3,712
3,698
3,693
3,685
うち普通出資額
1,753
1,697
1,609
1,595
1,590
1,582
うち優先出資額
2,103
1,971
1,971
1,971
1,971
1,971
預金積金残高
出資総口数
42,960,868口 39,205,309口 37,454,967口 37,160,313口 37,060,789口 36,901,698口
うち普通出資口数
35,064,868口 33,949,309口 32,198,967口 31,904,313口 31,804,789口 31,645,698口
7,896,000口
5,256,000口
5,256,000口
5,256,000口
5,256,000口
5,256,000口
出 資 に 対 する 配 当 金
97
109
107
103
103
83
うち普通出資に対する配当金
79
70
68
64
63
63
うち優先出資に対する配当金
18
39
39
39
39
19
192人
192人
197人
192人
198人
205人
うち優先出資口数
職員数
注)1.残高計数は期末日現在のものです。
2.平成21年度は城北信用組合と合併(平成21年10月13日)
しております。
総資産利益率
区 分
平成25年度 平成26年度
総 資 産 経常 利 益 率
総 資 産 当期 純 利 益 率
注)総資産経常(当期純)利益率=
総資金利鞘等
(単位:%)
0.16
0.16
区 分
0 .2 2
0 .2 1
経常(当期純)利益
×100
総資産(債務保証見返除く)平均残高
区 分
預貸率
預証率
期中平均
期 末
期中平均
期 末
(単位:%)
1.49
1 . 46
資 金 調 達 原 価 率(B)
1.42
1.47
総資金利鞘(C)
=
(A)
−
(B)
0.07
△0 . 0 1
40.97
40.88
39.64
42.26
注)
1. 預貸率=
貸出金
×100
(預金積金+譲渡性預金)
2. 預証率=
有価証券
×100
(預金積金+譲渡性預金)
資金運用収益
資金運用勘定計平均残高
×100
(資金調達費用−金銭信託等運用見合費用+経費)
2. 資金調達原価率=
×100
資金調達勘定計平均残高
平成25年度 平成26年度
42.17
41.88
37.51
41.19
平成25年度 平成26年度
資 金 運 用 利 回 (A)
注)1. 資金運用利回=
預貸率・預証率
(単位:%)
組合員の推移
区 分
個 人
法 人
合 計
(単位:人)
平成25年度 平成26年度
38,754
4,348
43,102
38,424
4,307
42,731
31
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資金運用勘定・資金調達勘定の平均残高等
(単位:百万円)
平成25年度
科 目
資金運用勘定
貸出金
(うち金融機関貸付金)
平成26年度
平均残高
利 息
185,646
2,770
1.49
183,819
2,693
1.46
73,794
1,705
2.31
71,097
1,642
2.31
(500)
利回
(%) 平均残高
(5)
1.14
利 息
(500)
利回
(%)
(5)
1.08
預け金
45,289
178
0.39
42,996
164
0.38
有価証券
65,641
850
1.29
68,803
849
1.23
175,134
212
0.12
173,688
201
0.11
174,980
211
0.12
173,533
200
0.11
資金調達勘定
預金積金
注)1. 資金運用勘定は無利息預け金の平均残高(25年度13百万円、
26年度213百万円)
を、
それぞれ控除して表示しております。
2. 資金調達勘定における、金銭の信託運用見合額はありません。
資金調達
預金種目別平均残高
(単位:百万円、
%)
種 目
平成25年度
金額
構成比
平成26年度
金額
構成比
流
動
性
預
金
49,572
28.33
50,474
29.09
定
期
性
預
金
125,407
71.67
123,058
70.91
金
−
計
174,980
そ
の
他
の
預
合
−
100.00
−
−
173,533
100.00
定期預金種類別残高
(単位:百万円)
項 目
平成25年度
平成26年度
固
定
金
利
定
期
預
金
112,982
112,958
変
動
金
利
定
期
預
金
−
−
そ
の
他
の
定
期
預
金
935
871
計
113,917
113,829
合
預金者別預金残高
(単位:百万円、
%)
平成25年度
区 分
金額
平成26年度
構成比
金額
構成比
個
人
155,325
89.59
154,618
89.43
法
人
18,057
10.41
18,274
10.57
一
般
法
人
17,954
10.35
18,199
10.53
金
融
機
関
20
0.01
5
0.00
金
83
0.05
70
0.04
計
173,382
100.00
172,893
100.00
公
合
財形貯蓄残高
(単位:百万円)
項 目
財
形
貯
蓄
残
高
平成25年度
平成26年度
9
7
32
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資金運用
貸出金業種別残高・構成比
業 種 別
製造業
建設業
電気、
ガス、熱供給、
水道業
情報通信業
運輸業、
郵便業
卸売業、
小売業
金融業、
保険業
不動産業
物品賃貸業
学術研究、
専門・技術サービス業
宿泊業
飲食業
生活関連サービス業、娯楽業
教育、
学習支援業
医療、
福祉
その他のサービス
その他の産業
小 計
個人(住宅・消費・納税資金等)
勤労者
合 計
(単位:百万円、
%)
平成25年度
金 額
構成比
平成26年度
金 額
構成比
13,266
1,987
253
643
2,951
4,446
1,249
13,936
8
−
1,558
304
6
116
91
4,173
209
45,196
27,419
−
72,615
11,621
2,259
214
425
3,267
4,479
1,236
13,257
4
16
1,497
409
13
87
117
4,357
222
43,480
27,214
−
70,694
18.3
2.7
0.4
0.9
4.1
6.1
1.7
19.2
0.0
−
2.1
0.4
0.0
0.2
0.1
5.7
0.3
62.2
37.8
−
100.00
16.4
3.2
0.3
0.6
4.6
6.3
1.8
18.8
0.0
0.0
2.1
0.6
0.0
0.1
0.2
6.2
0.3
61.5
38.5
−
100.00
(注)農業、林業、漁業、鉱業、砕石業、砂利採取業は該当がなく、
掲載しておりません。
貸出金金利区分別残高
貸出金使途別残高
(単位:百万円)
(単位:百万円、
%)
平成25年度
平成26年度
金額 構成比 金額 構成比
区 分
平成25年度
平成26年度
固定金利貸出
22,021
20,621
変動金利貸出
50,594
50,073
運転資金
32,757
45.11 31,807
44.99
その他貸出金
−
−
設備資金
39,858
54.89 38,887
55.01
合 計
72,615
70,694
合 計
区 分
72,615 100.00 70,694 100.00
注1)固定金利貸出は、ご融資の返済が全て終るまで貸出金利は変わ
りません。変動金利貸出は、ご融資の返済中でも金融情勢によ
り基準となる金利と連動して貸出金利が変わります。
貸出金種類別平均残高
科 目
(単位:百万円、
%)
平成25年度
金 額
構成比
平成26年度
金 額
構成比
割引手形
1,205
1.63
1,126
1.59
手形貸付
1,874
2.54
1,453
2.04
証書貸付
69,989
94.84
67,769
95.32
当座貸越
726
0.99
749
1.05
73,794
100.00
71,097
100.00
合 計
33
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有価証券の時価情報
満期保有目的の債券
時価が貸借対照表
計上額を超えるもの
時価が貸借対照表
計上額を超えないもの
(単位:百万円)
平成25年度
平成26年度
種
類
国
債
地 方 債
短期社債
貸借対照表計上額 時 価 差 額 貸借対照表計上額 時 価 差 額
債
200
205
5
200
201
1
そ の 他
1,071
1,171
99
1,672
1,940
267
小
計
1,271
1,376
105
1,872
2,142
269
国
債
地 方 債
短期社債
社
そ の 他
2,900
2,521
△ 378
1,300
1,258
△ 41
小
2,900
2,521
△ 378
1,300
1,258
△ 41
4,171
3,898
△ 273
3,172
3,400
227
社
債
計
合 計
(注) 1.時価は、当事業年度末における市場価格等に基づいております。
2.
「社債」には、政府保証債、公社公団債、金融債、
事業債が含まれます。
3.上記の「その他」は、外国証券及び投資信託等です。
その他有価証券
(単位:百万円)
株
式
債
権
49,455
47,938
1,517
58,726
55,814
2,912
債
11,363
11,086
276
13,996
13,178
818
債
15,192
14,729
462
19,901
18,977
924
債
22,899
22,122
777
24,828
23,658
1,169
他
3,617
2,590
1,027
5,005
4,513
492
小
計
53,073
50,529
2,544
63,732
60,327
3,404
株
式
債
権
12,094
12,139
△ 44
4,674
4,714
△ 39
債
1,704
1,710
△5
2,373
2,402
△ 28
債
8,395
8,429
△ 33
1,305
1,312
△6
地
方
短 期 社 債
社
そ
の
国
貸借対照表計上額が
取得原価を超えないもの
地
方
貸借対照表計上額 取得原価 差 額 貸借対照表計上額 取得原価 差 額
社
債
1,994
1,999
△5
995
1,000
△4
他
1,999
2,048
△ 48
1,407
1,420
△ 13
計
14,094
14,187
△ 93
6,081
6,135
△ 53
67,168
64,717
2,451
69,814
66,463
3,351
小
の
短 期 社 債
そ
合 計
平成26年度
類
国
貸借対照表計上額が
取得原価を超えるもの
平成25年度
種
(注)1.貸借対照表計上額は、当事業年度末における市場価格等に基づいております。
2.
「社債」には、政府保証債、公社公団債、金融債、事業債が含まれます。
3.上記の「その他」は、外国証券及び投資信託等です。
34
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有価証券種類別残存期間別残高
区 分
国
債
地
方
債
社
外
債
国
証
券
そ の 他 の 証 券
合
計
平成25年度
平成26年度
平成25年度
平成26年度
平成25年度
平成26年度
平成25年度
平成26年度
平成25年度
平成26年度
平成25年度
平成26年度
(単位:百万円)
1年以内
1年超
5年以内
5年超
10年以内
10年超
0
0
55
0
402
301
400
805
−
−
859
1,107
500
299
766
298
3,652
4,466
1,921
913
−
−
6,840
5,977
6,671
5,671
17,605
16,093
16,657
17,386
1,631
2,370
−
−
42,566
41,521
5,896
10,399
5,160
4,815
4,380
3,868
4,370
3,888
−
−
19,807
22,972
担保種類別貸出金残高及び債務保証見返額(単位:百万円、%) 有価証券種類別平均残高(単位:百万円、%)
区 分
当組合預金積金
有 価 証 券
動
不
小
産
動
産
計
信用保証協会・信用保険
保
証
信
用
合
計
平成25年度
平成26年度
平成25年度
平成26年度
平成25年度
平成26年度
平成25年度
平成26年度
平成25年度
平成26年度
平成25年度
平成26年度
平成25年度
平成26年度
平成25年度
平成26年度
平成25年度
平成26年度
金額
構成比 債務保証見返額
2,785
2,662
47
47
219
197
51,255
50,343
54,306
53,249
8,855
7,959
653
576
8,801
8,910
72,615
70,694
3.84
3.76
0.07
0.07
0.30
0.28
70.58
71.21
74.79
75.32
12.19
11.26
0.90
0.82
12.12
12.60
100.00
100.00
平成25年度
平成26年度
金額 構成比 金額 構成比
区 分
−
−
−
−
−
−
360
311
360
311
−
−
3
2
33
31
396
344
債
12,159
18.52 13,622
19.80
債
20,786
31.67 21,088
30.65
社
債
23,828
36.30 24,586
35.73
株
式
81
0.12
81
0.12
その他証券
8,786
13.39
9,425
13.70
国
地
方
合
計
65,641 100.00 68,803 100.00
注)
なかのごうは、
商品有価証券を保有しておりません。
住宅ローン・消費者ローン残高(単位:百万円、%)
平成25年度
平成26年度
金額 構成比 金額 構成比
区 分
住 宅 ロ ー ン
12,395
消 費 者 ロ ー ン
632
合
計
95.15 12,066
4.85
一 般 貸 倒 引 当 金
個 別 貸 倒 引 当 金
貸 倒 引 当 金 合 計
平成25年度
期末残高
増減額
1,077
4,581
5,658
321
▲ 1,334
▲ 1,013
5.27
13,027 100.00 12,737 100.00
貸倒引当金の内訳
項 目
671
94.73
(単位:百万円)
平成26年度
期末残高
増減額
872
4,196
5,068
▲ 205
▲ 385
▲ 590
注)なかのごうは、特定海外債権を保有しておりませんので
「特定海外債権引当勘定」
に係わる引当は行っておりません。
貸出金償却額
項 目
平成25年度
平成26年度
貸 出 金 償 却 額
8
4
(単位:百万円)
35
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金融再生法開示債権及び同債権に対する保全額
区 分
破産更生債権及び
これらに準ずる債権
危
険
債
権
要
管
理
債
権
不
良
債
権
計
正
常
債
合
権
計
平成25年度
平成26年度
平成25年度
平成26年度
平成25年度
平成26年度
平成25年度
平成26年度
平成25年度
平成26年度
平成25年度
平成26年度
債権額
(A)
6,040
8,488
7,671
2,344
1,515
1,655
15,226
12,488
57,946
58,688
73,172
71,176
(単位:百万円、
%)
担保・保証等 貸倒引当金
保全額
(C)
(D)=(B)+(C)
(B)
2,848
3,192
6,040
4,791
3,697
8,488
5,256
1,389
6,645
1,425
498
1,923
858
517
1,375
934
418
1,352
8,962
5,098
14,060
7,150
4,613
11,763
保全率
(D)/(A)
100.00
100.00
86.62
82.04
90.76
81.69
92.34
94.19
貸倒引当金引当率
(C)/(A−B)
100.00
100.00
57.52
54.19
78.69
57.98
81.39
86.42
1.「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」とは、
破産手続開始、
更生手続開始、再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている
債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権です。
2.「危険債権」とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、
財政状態及び経営成績が悪化し、
契約に従った債権の元本の回収及び利息
の受取りができない可能性の高い債権です。
3.「要管理債権」とは、
「3ヵ月以上延滞債権」及び「貸出条件緩和債権」
に該当する債権です。
4.「正常債権」とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がない債権で、
「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」、
「危険債権」、
「要管理
債権」以外の債権です。
5.「担保・保証等(B)」は、自己査定に基づいて計算した担保の処分可能見込額及び保証による回収が可能と認められる額の合計額です。
6.「貸倒引当金(C)」は、
「正常債権」に対する一般貸倒引当金を控除した貸倒引当金です。
7. 金額は決算後(償却後)の計数です。
リスク管理債権及び同債権に対する保全額
区 分
破
延
綻
先
滞
債
債
権
権
3カ月以上延滞債権
貸出条件緩和債権
合
計
平成25年度
平成26年度
平成25年度
平成26年度
平成25年度
平成26年度
平成25年度
平成26年度
平成25年度
平成26年度
(単位:百万円、
%)
残高
(A)
担保・保証額
(B)
貸倒引当金
(C)
保全率
(B+C)/A
480
165
13,112
10,563
10
16
1,501
1,633
15,103
12,378
327
56
7,777
6,160
8
15
850
919
8,962
7,150
153
109
4,421
4,084
2
1
511
417
5,087
4,611
100.00
100.00
93.03
96.98
100.00
100.00
90.67
81.81
93.02
95.02
1.
「破綻先債権」とは、元本又は利息の支払いの遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込
みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」という。)のうち、法人
税法施行令第96条第1項第3号のイ.会社更生法又は、金融機関等の更正手続の特例等に関する法律の規定による更生手続開始の申立てが
あった債務者、ロ.民事再生法の規定による再生手続開始の申立てがあった債務者、ハ.破産法の規定による破産手続開始の申立てがあった
債務者、ニ.会社法の規定による特別清算開始の申立てがあった債務者、ホ.手形交換所の取引停止処分を受けた債務者、等に対する貸出金
です。
2.
「延滞債権」とは、上記1.および債務者の経営再建又は支援(以下「経営再建等」という。)を図ることを目的として利息の支払いを猶予した
もの以外の未収利息不計上貸出金です。
3.
「3ヵ月以上延滞債権」とは、元本又は利息の支払いが約定支払日の翌日から3ヵ月以上延滞している貸出金
(上記1.および2.を除く)です。
4.
「貸出条件緩和債権」とは、債務者の経営再建等を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の
債務者に有利となる取決めを行った貸出金(上記1〜3を除く)
です。
5.
「担保・保証額(B)」は、自己査定に基づく担保の処分可能見込額及び保証による回収が可能と認められる額です。
6.
「貸倒引当金(C)」は、リスク管理債権区分の各項目の貸出金に対して引当てた金額を記載しており、リスク管理債権以外の貸出金等に対
する貸倒引当金は含まれておりません。
7.「保全率(B+C)/(A)」はリスク管理債権ごとの残高に対し、
担保・保証、
貸倒引当金を設定している割合です。
8.これらの開示額は、担保処分による回収見込額、保証による回収が可能と認められる額や既に引当てている個別貸倒引当金を控除する前
の金額であり、全てが損失となるものではありません。
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